JP2020189386A - 治具およびロボット取外方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、治具10の設置状態を示す図である。この図1は上下方向を示している。下方向は、重力が働く方向であり、上方向は、重力が働く方向とは逆の方向である。なお、上下方向(鉛直方向)と直交する方向は水平方向である。
以上、本発明の一例として上記実施の形態が説明されたが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
上記実施の形態では、一対のレール22の一端部を壁18に固定するためにレールベース26が用いられた。しかし、レールベース26はなくてもよい。レールベース26がない場合、一対のレール22の一端部は、レールベース26に代わる所定の固定具によって壁18に固定される。なお、上記の可動機構20を、一対のレール22の一端部を壁18に固定する固定具として用いてもよい。
上記実施の形態では、ロボット12が、壁18に吊り下げられた状態で固定される天吊り式のものであった。しかし、ロボット12は、例えば、鉛直方向に延びる壁に固定されるものであってもよい。ロボット12が鉛直方向に延びる壁に固定される場合、一対のレール22からスライダ24が脱落することを防止するために、当該一対のレール22に対してスライダ24を支持するスライダ支持部が設けられていてもよい。
上記実施の形態では、一対のレール22が採用された。しかし、複数対のレール22が採用されてもよい。複数対のレール22が採用される場合、一対のレール22に比べて、より重量が大きいロボット12を搬送し易くなる。この場合、レール支持枠26Aは、互いに同じ方向に沿って並べられる複数対のレール22の一端部を支持するものとして形成されてもよい。また、スライダ本体24Aは、互いに同じ方向に沿って並べられる複数対のレール22上をスライド可能に形成されてもよい。また、スライダ24の連結部24Cは、互いに同じ方向に沿って並べられる複数対のレール22の間の各々に通されるものであってもよく、互いに同じ方向に沿って並べられる複数対のレール22のうち特定のレール22の間に通されるものであってもよい。
上記の実施の形態および変形例1〜3は、矛盾の生じない範囲で任意に組み合わされてもよい。
以上の実施の形態および変形例から把握しうる発明について、以下に記載する。
第1の発明は、壁(18)に固定されたロボット(12)を取り外すために用いられる治具(10)である。治具(10)は、可動機構(20)および少なくとも一対のレール(22)を備える。可動機構(20)は、壁(18)に対して着脱可能であり、ロボット(12)を支持しながら壁(18)から離間する方向に移動させるものである。一対のレール(22)は、ロボット(12)を支持可能なスライダ(24)をスライド可能に案内するものであって、一端部が、壁(18)から離間する方向に配置されたロボット(12)と、壁(18)との間の隙間に挿入された状態で、壁(18)に対して固定されるものである。
第2の発明は、壁(18)に固定されたロボット(12)を取り外すロボット取外方法である。ロボット取外方法は、可動機構装着工程(S1)、ロボット移動工程(S2)およびレール固定工程(S3)を含む。可動機構装着工程(S1)は、ロボット(12)を支持しながら壁(18)から離間する方向に移動させる可動機構(20)を壁(18)に装着する。ロボット移動工程(S2)は、可動機構(20)を用いてロボット(12)を移動させる。レール固定工程(S3)は、壁(18)から離間する方向に配置されたロボット(12)と壁(18)との間の隙間に、ロボット(12)を支持可能なスライダ(24)をスライド可能に案内する少なくとも一対のレール(22)の一端部を挿入し、壁(18)に対して一端部を固定する。
14…工作機械 16…保護カバー
18…壁 20…可動機構
22…一対のレール 24…スライダ
26…レールベース 28…レール支持部材
Claims (16)
- 壁に固定されたロボットを取り外すために用いられる治具であって、
前記壁に対して着脱可能であり、前記ロボットを支持しながら前記壁から離間する方向に移動させる可動機構と、
前記ロボットを支持可能なスライダをスライド可能に案内するものであって、一端部が、前記壁から離間する方向に配置された前記ロボットと、前記壁との間の隙間に挿入された状態で、前記壁に対して固定される少なくとも一対のレールと、
を備える治具。 - 請求項1に記載の治具であって、
前記壁および前記ロボットの各々には、前記ロボットを前記壁に固定するための螺合部材が挿入される固定用孔が形成され、
前記可動機構は、
前記壁および前記ロボットに形成された前記固定用孔に挿入されて、前記壁に固定される棒状部材と、
前記棒状部材に沿って前記ロボットを支持しながら移動可能な可動支持具と、
を有する、治具。 - 請求項1または2に記載の治具であって、
前記一対のレールは、前記一端部から他端部に向かって、前記他端部に向かうほど地平面から離れる傾斜部を有する、治具。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の治具であって、
前記他端部側を支持するレール支持部材を備える、治具。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の治具であって、
前記隙間に位置する状態で前記壁に固定され、前記一端部を支持するレールベースを備える、治具。 - 請求項5に記載の治具であって、
前記レールベースは、前記壁から離間する方向に沿った回転軸を有し、前記回転軸の周りを回転可能な状態で前記壁に固定される、治具。 - 請求項2に従属する請求項5または6に記載の治具であって、
前記レールベースは、前記壁に形成される複数の前記固定用孔のうち、前記棒状部材が固定される前記固定用孔とは別の前記固定用孔の少なくとも1つに固定される、治具。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の治具であって、
前記スライダを備え、
前記スライダは、前記一対のレールをスライド可能なスライダ本体と、前記ロボットを支持するロボット支持部と、前記ロボット支持部が設けられる支持台と、前記スライダ本体と前記支持台とを連結し、前記一対のレールの間に通される連結部と、を有する、治具。 - 請求項5〜7のいずれかに従属する請求項8に記載の治具であって、
前記レールベースは、前記一対のレールが延びる方向に沿って前記スライダが移動可能な状態で前記一端部を支持するレール支持枠を有する、治具。 - 請求項2に従属する請求項8または9に記載の治具であって、
前記ロボット支持部は、前記ロボットに形成される複数の前記固定用孔のうち、前記棒状部材が挿入される前記固定用孔とは別の前記固定用孔の少なくとも1つに取り付けられる、治具。 - 壁に固定されたロボットを取り外すロボット取外方法であって、
前記ロボットを支持しながら前記壁から離間する方向に移動させる可動機構を前記壁に装着する可動機構装着工程と、
前記可動機構を用いて前記ロボットを移動させるロボット移動工程と、
前記壁から離間する方向に配置された前記ロボットと前記壁との間の隙間に、前記ロボットを支持可能なスライダをスライド可能に案内する少なくとも一対のレールの一端部を挿入し、前記壁に対して前記一端部を固定するレール固定工程と、
を含むロボット取外方法。 - 請求項11に記載のロボット取外方法であって、
前記壁および前記ロボットの各々には、前記ロボットを前記壁に固定するための螺合部材が挿入される固定用孔が形成され、
前記可動機構装着工程は、前記螺合部材を外し、前記壁および前記ロボットに形成された前記固定用孔に前記可動機構の棒状部材を挿入して前記壁に固定し、
前記ロボット移動工程は、前記棒状部材に沿って前記ロボットを支持しながら移動可能な前記可動機構の可動支持具を用いて、前記ロボットを移動させる、ロボット取外方法。 - 請求項11または12に記載のロボット取外方法であって、
前記レール固定工程は、前記一端部を支持するレールベースを前記隙間に配置し、配置した前記レールベースを前記壁に固定することで、前記壁に対して前記一端部を固定する、ロボット取外方法。 - 請求項12に従属する請求項13に記載のロボット取外方法であって、
前記レール固定工程は、前記壁に形成される複数の前記固定用孔のうち、前記棒状部材が固定される前記固定用孔とは別の前記固定用孔の少なくとも1つに前記レールベースを固定する、ロボット取外方法。 - 請求項11〜14のいずれか1項に記載のロボット取外方法であって、
前記壁から離間する方向に配置された前記ロボットを前記スライダに装着するスライダ装着工程と、
前記スライダに前記ロボットが装着された状態で、前記可動機構装着工程で装着された前記可動機構を脱離する可動機構脱離工程と、
を含む、ロボット取外方法。 - 請求項12に従属する請求項15に記載のロボット取外方法であって、
前記スライダ装着工程は、前記壁から離間する方向に配置された前記ロボットに形成される複数の前記固定用孔のうち、前記棒状部材が挿入される前記固定用孔とは別の前記固定用孔の少なくとも1つに、前記スライダのロボット支持部を取り付ける、ロボット取外方法。
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JPH02160483A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-20 | Hitachi Ltd | マニピユレータ |
WO2011086819A1 (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-21 | 三菱重工業株式会社 | 水室内作業装置の設置方法 |
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WO2024042576A1 (ja) * | 2022-08-22 | 2024-02-29 | ファナック株式会社 | ロボット用吊り治具、ロボット用吊り治具セットおよび、ロボットの設置方法 |
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