JP5923434B2 - エレベータのブレーキ分解作業装置 - Google Patents

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本発明は、巻上機のモータを制動する電磁ブレーキ装置の分解作業に活用されるエレベータのブレーキ分解作業装置に関する。
一般にエレベータは、乗りかご及び釣り合い重りと、これらの乗りかごと釣り合い重りを連結するワイヤロープと、このワイヤロープを移動させる巻上機と、この巻上機のモータを制動する電磁ブレーキ装置とを備えている。このエレベータが昇降路の上方位置に機械室を備えていない機械室レスエレベータにあっては、巻上機は昇降路に配置されている。
このような電磁ブレーキ装置は、アマチュア等の可動部を有していることから摩耗粉の発生なども考えられ、可動部の固渋などによって巻上機に対する制動がかからない状態が発生しないように定期的な分解、保守作業が必要とされていた。しかし電磁ブレーキ装置は、それを構成するアマチュアを駆動させるコイル部など各部材が数十キロもある重量物である場合も珍しくはない。またピットへの冠水を考慮して巻上機の設置位置を底部とはせずにある程度の高さの部位に設けられることが多いため、このような分解や保守作業は高所で行われるのが一般的であり、分解作業により高所にあるブレーキを安定した場所に移す作業自体も困難である上、落下させてしまう虞もあることから、慎重な作業が要求されている。
なお、特許文献1には、巻上機のモータの上部に保守作業者が乗り込むことができる作業台を備え、この作業台上に例えば電磁ブレーキ装置の取り外したシュー等の部品を載せることができるようにした技術が開示されている。
特開平11−199150号公報
前述した特許文献1に示されるモータの上部に設けた作業台上に、電磁ブレーキ装置から取り外したシュー等の部品を載せるようにしたものにあっても、シュー等の部品が本来配設されている位置から作業台まで、該当するシュー等の部品を移動させる必要があることから、その移動の間に該当するシュー等の部品が落下する虞がある。したがって、特許文献1に示された従来技術にあっても、電磁ブレーキの分解作業に際して慎重な作業が要求される。このようなことから従来技術にあっては、電磁ブレーキ装置の分解作業の能率の向上を見込めない問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、電磁ブレーキ装置の分解作業時に、取り外したブレーキ装置の大きな移動を行わずに分解や保守作業を行うことのできるエレベータのブレーキ分解作業装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るエレベータのブレーキ分解作業装置は、巻上機のモータの上部及び下部のそれぞれに配置され、前記モータを制動する電磁ブレーキ装置を備えたエレベータに設けられ、前記電磁ブレーキ装置の分解作業に際して活用されるエレベータのブレーキ分解作業装置において、前記巻上機は前記電磁ブレーキ装置のそれぞれを前記モータの前面方向にスライド可能に保持するスライド機構を有し、前記スライド機構によって前記モータの前面方向にスライドさせた前記電磁ブレーキ装置の下側に位置するように保持され、前記電磁ブレーキ装置の分解作業に際して前記電磁ブレーキ装置の部品を受けることが可能な分解作業台を備え、前記分解作業台は、当該分解作業台上までスライドさせた前記電磁ブレーキ装置のシューを収容させる切り欠き部を有することを特徴としている。
本発明は電磁ブレーキ装置の分解作業時に、取り外したブレーキ装置の大きな移動を行わずに分解や保守作業を行うことのできるエレベータのブレーキ分解作業装置を提供できる。
本発明に係るブレーキ分解作業装置の分解作業対象である電磁ブレーキ装置の設置状態を示す斜視図である。 図1に示す電磁ブレーキ装置の斜視図である。 本発明に係るブレーキ分解作業装置の一実施形態に備えられる分解作業台を示す斜視図である。 本実施形態に係るブレーキ分解作業装置に備えられるアタッチメントを示す斜視図である。 図3に示す分解作業台を、モータの上部に配置された電磁ブレーキ装置の近傍位置に保持させた状態を示す斜視図である。 図3に示す分解作業台及び図4に示すアタッチメントを、モータの下部に配置された電磁ブレーキ装置の近傍に保持させた状態を示す斜視図である。 モータの上部に配置された電磁ブレーキ装置を、分解作業台上までスライドさせた状態を示す斜視図である。 モータの上部に配置された電磁ブレーキ装置を、分解作業台の方向にスライドさせる直前の状態を示す斜視図である。 モータの上部に配置された電磁ブレーキ装置のシューの取り外し時の状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係るエレベータのブレーキ分解作業装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る分解作業装置が配置されるエレベータは、例えば機械室レスエレベータから成り、図示しない乗りかご及び釣り合い重りと、これらの乗りかごと釣り合い重りとを連結する図示しないワイヤロープと、このワイヤロープを移動させる巻上機とを備えている。図1に示すように巻上機のモータ1は、モータブラケット2に固定されている。このモータブラケット2は、昇降路内に配置される図示しないレールや、昇降路を形成する梁などに固定されている。巻上機のモータ1の上部及び下部のそれぞれは、電磁ブレーキ装置3が配置されている。これらの電磁ブレーキ装置3は、これらの電磁ブレーキ装置3の周囲を囲むモータ1の筐体に設けられる図示しないスライド機構を介してモータ1に装着されている。図示しないスライド機構の固定ねじを取り外すと、スライド機構が電磁ブレーキ装置3を保持したまま、モータ1の前面方向にスライドしてモータ1の筐体の外部まで露出させることができる。
本実施形態に係るブレーキ分解作業装置は、巻上機のモータ1の前面方向にスライドさせた電磁ブレーキ装置3の下側に位置するように保持され、電磁ブレーキ装置3の分解作業に際して電磁ブレーキ装置3の部品を受けることが可能な図3に示すような分解作業台5を備えている。
巻上機のモータ1の上部に配置される電磁ブレーキ装置3の分解に際して活用される分解作業台5は、例えば図1に示すモータ1の前面に形成した一対のねじ穴1aを介して、図5に示すようにモータ1に取り付けられ、このモータ1に保持されるようになっている。
また、モータ1の下部に配置される電磁ブレーキ装置3の分解に際して活用される分解作業台5は、例えば図6に示すように、アタッチメント6を介して保持されるようになっている。すなわち本実施形態は、同図6に示すように、モータブラケット2に固定されたアタッチメントブラケット4と、分解作業台5とアタッチメントブラケット4とを連結するアタッチメント6とを備えている。
図2に示すように、モータ1の上部及び下部に配置される電磁ブレーキ装置3のそれぞれは、コア3aと、このコア3aに流れる電流に応じて上下方向に移動するアマチュア3bと、このアマチュア3bに取り付けられ、モータ1を制動するシュー3cとを備え、20kg〜30kgの重量物を構成している。
図3に示すように、分解作業台5は、周側端部に形成した立ち上がり部5aを有し、水平面に沿うように配置される受け部材と、この受け部材に連設され、前述のモータ1に形成したねじ穴1aにそれぞれ適合し、図5に示すボルト7が挿入される一対の穴5dを有し、上下方向に沿って配置される取り付け部材とを含んでいる。
前述の受け部材の立ち上がり部5aは、分解作業台5上に位置する電磁ブレーキ装置3の水平面内の回動を規制する部材を構成している。この立ち上がり部5aが形成された受け部材には、電磁ブレーキ装置3の分解作業に際して用いられる工具、例えば図9に示すソケットレンチ10の先端の挿入を許容させる切り欠き部5bを形成してある。
また図3に示すように、前述した一対の穴5dを有する取り付け部材には、分解作業台5上までスライドさせた電磁ブレーキ装置3のシュー3cを収容させる切り欠き部5cを形成してある。
図4,6に示すように、モータ1の下部に位置する電磁ブレーキ装置3の下側に配置される分解作業台5を保持するアタッチメント6は、図3に示す分解作業台5の取り付け部材に形成した一対の長穴5eのそれぞれに適合し、ボルト8が挿入される一対の穴6aを有する立設部材を含んでいる。また、このアタッチメント6は、前述の立設部材に一体的に設けられ、アタッチメントブラケット4に形成され、ボルト9が挿入される一対のボルト穴のそれぞれに適合する一対の穴6bを有する別の立設部材を含んでいる。
このように構成した本実施形態に係るブレーキ分解作業装置を活用して行われる電磁ブレーキ装置3の例えばシュー3cを取り外す作業について以下に説明する。
巻上機のモータ1の上部に配置される電磁ブレーキ装置3のシュー3cを取り外す際には、分解作業台5の一対の穴5dを、図1に示すモータ1に形成した一対のねじ穴1aのそれぞれに適合させるように分解作業台5を配置した状態で、図5に示すようにボルト7を分解作業台5の穴5dに挿入させ、モータ1のねじ穴1aに螺合させて締結する。これによって、分解作業台5は、モータ1の前面に保持される。
このように分解作業台5をモータ1に保持させた状態で、モータ1の上部に配置された電磁ブレーキ装置3をモータ1の前面方向にスライドさせ、図7に示すように分解作業台5上に所定の隙間を設けた状態で位置させる。この間、電磁ブレーキ装置3のシュー3cは、図8に示すように、分解作業台5の切り欠き部5c内に収容される。そしてこの状態でスライド機構に電磁ブレーキ装置3を固定するボルトを外すと、電磁ブレーキ装置3は分解作業台5上に載せ置かれた状態となる。
この状態において、図9に示すように、ソケットレンチ10の先端を分解作業台5の切り欠き部5bに挿入し、このソケットレンチ10によって電磁ブレーキ装置3のシュー3cを取り付けていた図示しないボルトを取り外す。これにより、モータ1の上部に配置された電磁ブレーキ装置3のシュー3cを分解作業台5が受けることにより、分解作業台5よりも下方に落下させることなく、安全に取り外すことができる。
なお、例えば電磁ブレーキ装置3に新しいシュー3cを取り付ける場合には、前述と逆の動作によって新しいシュー3cを取り付け、このように新しいシュー3cを取り付けた電磁ブレーキ装置3をスライド機構に再びボルトで固定し、スライド機構によってモータ1の上部の元の位置までスライドさせて、配置させることが行われる。その後は、例えば分解作業台5は巻上機のモータ1の前面から取り外される。
また、巻上機のモータ1の下部に配置される電磁ブレーキ装置3のシュー3cを取り外す際には、図6に示すように、アタッチメントブラケット4の一対のボルト穴のそれぞれに、アタッチメント6の一対の穴6bのそれぞれを適合させ、アタッチメントブラケット4のボルト穴、及びアタッチメント6の穴6bにボルト9を挿入し、このボルト9に図示しないナットを螺合させて締結する。これによって、アタッチメント6がアタッチメントブラケット4に固定される。
また、アタッチメント6の一対の穴6aのそれぞれに分解作業台5の一対の長穴5eのそれぞれを適合させ、分解作業台5の長穴5e及びアタッチメント6の穴6aにボルト8を挿入し、このボルト8に図示しないナットを螺合させて締結する。これによって、分解作業台5がアタッチメント6に固定される。
このように分解作業台5を保持させた状態で、モータ1の下部に配置された電磁ブレーキ装置3をモータ1の前後方向にスライドさせ、分解作業台5上に所定の隙間を設けた状態で位置させる。
以下の動作は、前述したモータ1の上部に配置される電磁ブレーキ装置5のシュー3cを取り外すときと同様である。したがって、モータ1の下部に配置された電磁ブレーキ装置3のシュー3cを分解作業台5よりも下方に落下させることなく安全に取り外すことができる。電磁ブレーキ装置3の新しいシュー3cを取り付ける場合も、逆の動作によって行うことができる。
モータ1の下部に配置される電磁ブレーキ装置3を元の位置までスライドさせて配置させた後には、例えばアタッチメント6及び分解作業台5は、アタッチメントブラケット4から取り外される。
なお、上記では電磁ブレーキ装置3の分解作業の一例としてシュー3cの取り外し作業について説明したが、電磁ブレーキ装置3を構成する他の部品の分解作業も、前述の分解作業台5を活用して行うことができる。
以上のように構成した本実施形態に係るブレーキ分解作業装置によれば、前述のように電磁ブレーキ装置3の分解作業に際して、電磁ブレーキ装置3を巻上機のモータ1の前面方向にスライドさせた際に、分解した電磁ブレーキ装置3のシュー3c等の部品を、分解作業台5で受けることができ、分解した部品の落下を分解作業台5によって防ぐことができる。これにより本実施形態は、電磁ブレーキ装置3の分解作業に伴って要求される慎重な作業を少なくすることができ、電磁ブレーキ装置3の分解作業の能率を向上させることができる。
また本実施形態は、シュー3cの分解作業に際して電磁ブレーキ装置3が水平面内において回動しようとすることがあっても、その電磁ブレーキ装置3の回動が分解作業台5の立ち上がり部5aで規制される。これにより、分解作業をより能率良く行うことができる。
また本実施形態は、分解作業台5に電磁ブレーキ装置3のシュー3cが収容される切り欠き部5cを形成してあることから、シュー3cの取り外し、取り付け作業に際してシュー3cが取り外し、あるいは取り付けの邪魔にならず、したがってこのシュー3cの取り外し、取り付け作業を容易に行うことができる。
また本実施形態は、分解作業台5にレンチソケット10が挿入される切り欠き部5cを形成してあることから、シュー3cを含む電磁ブレーキ装置3の部品の取り外し、取り付け作業を、切り欠き部5cに挿入させたレンチソケット10を使用して容易に行うことができる。
なお本実施形態において、スライド機構から電磁ブレーキ装置3を取り外す際、ボルトを緩めると分解作業台5との間に設けられた所定の隙間を縮めるように電磁ブレーキ装置3が下方に移動して電磁ブレーキ装置3と分解作業台5が接触し、この状態でさらにボルトを緩めるとスライド機構から電磁ブレーキ装置3が外れるように構成させておくとより安全に分解作業台5上に電磁ブレーキ装置3を載置させることができる。
逆にスライド機構に電磁ブレーキ装置3を取り付ける際、ボルトを締めると分解作業台5との間に所定の隙間を設けるように電磁ブレーキ装置3が上方に移動させることができるようにすると、安全に分解作業台5上から電磁ブレーキ装置3をスライド機構に戻すことができる。
また本実施形態ではスライド機構から電磁ブレーキ装置3を取り外して分解や保守作業を行う形態について説明したが、電磁ブレーキ3をスライド機構に取付けたまま作業を行う形態であってもよい。その場合、電磁ブレーキ装置3をモータ1の前面方向にスライドさせ、分解作業台5上に所定の隙間を設けた状態で位置させたときに、分解作業台5の立ち上がり部5aで電磁ブレーキ装置3の回動が規制されるように隙間を設定するのがよい。このような構成によれば、電磁ブレーキ装置3の分解、保守作業の負担を大幅に軽減することができる。
また本実施形態では電磁ブレーキ装置3自体をモータ1の前面方向にスライドさせて分解や保守作業を行う形態で説明したが、電磁ブレーキ装置3自体をモータ1の前面方向にスライドさせる前にシュー3cを先に取り外してからコア3aとアマチュア3bをスライドさせる分解や保守作業を行う形態でもよい。この場合、先ず分解作業台5の上面を電磁ブレーキ装置3の下面に面一になるようにモータ1の前面に保持する。その状態で、シュー3cを固定している図示しないボルトを取り外し、シュー3cをモータ1の前面方向にスライドさせて電磁ブレーキ装置3からシュー3cを取り外す。この時、図8に示すように分解作業台5には切り欠き部5cを設けてあるので取り外しが容易になっている。
シュー3cを取り外した状態で、モータ1に切り欠いてある図示しないガイドに沿って動作するスライド機構によってコア3aとアマチュア3bをモータ1の前面方向に分解作業台5上までスライドさせる。次に、スライドさせたコア3aとアマチュア3bを分離させるために図9に示すように、分解作業台5に設けてある切り欠き部5bにレンチソケット10を挿入して図示しないボルトを緩めることでコア3aとアマチュア3bを分離することができる。この時、分解作業台5に設けてある立ち上がり部5aがコア3aとアマチュア3bの回動を規制するので分解作業を効率良く行えることができる。シュー3cの取り付けやコア3aとアマチュア3bの組み立ての場合は、逆の動作によって行うことができる
このような構成によれば、電磁ブレーキ装置3の分解、保守作業の負担を大幅に軽減することができる。また、分解作業台5の上面を電磁ブレーキ装置3の下面に面一になるようにモータ1の前面に保持することで、分解作業台5と電磁ブレーキ3の段差による電磁ブレーキ3の落下での電磁ブレーキ3の損傷を防ぐことができ安全に分解や保守作業を行える。
なお、巻上機のモータ1の下部に配置される電磁ブレーキ3の分解や保守作業は図6に示すように、アタッチメントブラケット4にアタッチメント6を取り付け、アタッチメント6に分解作業台5を取り付けることで上記同様に行える。
1 モータ
1a ねじ穴
2 モータブラケット
3 電磁ブレーキ装置
3a コア
3b アマチュア
3c シュー
4 アタッチメントブラケット
5 分解作業台
5a 立ち上がり部
5b 切り欠き部
5c 切り欠き部
5d 穴
5e 長穴
6 アタッチメント
6a 穴
6b 穴
7 ボルト
8 ボルト
9 ボルト
10 レンチソケット(工具)

Claims (5)

  1. 巻上機のモータの上部及び下部のそれぞれに配置され、前記モータを制動する電磁ブレーキ装置を備えたエレベータに設けられ、前記電磁ブレーキ装置の分解作業に際して活用されるエレベータのブレーキ分解作業装置において、
    前記巻上機は前記電磁ブレーキ装置のそれぞれを前記モータの前面方向にスライド可能に保持するスライド機構を有し、
    前記スライド機構によって前記モータの前面方向にスライドさせた前記電磁ブレーキ装置の下側に位置するように保持され、前記電磁ブレーキ装置の分解作業に際して前記電磁ブレーキ装置の部品を受けることが可能な分解作業台を備え
    前記分解作業台は、当該分解作業台上までスライドさせた前記電磁ブレーキ装置のシューを収容させる切り欠き部を有することを特徴とするエレベータのブレーキ分解作業装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータのブレーキ分解作業装置において、
    前記分解作業台を前記モータに保持させたことを特徴とするエレベータのブレーキ分解作業装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のエレベータのブレーキ分解作業装置において、
    前記モータが固定されるモータブラケットと、
    前記モータブラケットに固定されたアタッチメントブラケットと、
    前記分解作業台と前記アタッチメントブラケットとを連結するアタッチメントとを備えたことを特徴とするエレベータのブレーキ分解作業装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータのブレーキ分解作業装置において、
    前記分解作業台は、当該分解作業台上に位置する前記電磁ブレーキ装置の水平面内の回動を規制する立ち上がり部を有することを特徴とするエレベータのブレーキ分解作業装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のエレベータのブレーキ分解作業装置において、
    前記分解作業台は、前記電磁ブレーキ装置の分解に際して用いられる工具の挿入を許容させる切り欠き部を有することを特徴とするエレベータのブレーキ分解作業装置。
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