JP2020189252A - 油回収装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、エアコンプレッサにより圧縮されたエアは、通常圧力の大気圧状態に比べて含有する水蒸気の凝結により水を発生し易い状態にある。
また、エンジンにより回転駆動されるエアコンプレッサを潤滑するための潤滑油も圧縮エア中に混在する(特許文献1参照)。
つまり、エアコンプレッサによって圧縮された圧縮エアには油分と水分が含まれる。
圧縮エアを供給されるインレットポートおよび圧縮エアを排出するアウトレットポートが設けられた分離室と、前記インレットポートに供給された前記圧縮エアによって分離板
が回転される遠心分離機と、前記遠心分離機によって分離された油水混合液から水分を蒸発させる乾燥室と、を備えている油回収装置。
図1に示されているように、圧縮エア供給装置1はエンジン2に駆動されるエアコンプレッサ3と、大型車両や建設機械における各種アクチュエータの作動動力源である圧縮エアを貯留するエアタンク4と、圧縮エアから油分と水分を分離し、さらに、分離した油水混合液から水分を蒸発させて油分を回収する油回収装置5とを備えており、油回収装置5はエアコンプレッサ3とエアタンク4とを結ぶ空圧回路に介設されている。
回転軸17の上端部にはタービン羽根車20が固定されており、分離室11のタービン羽根車20に対向する位置にはインレットポート14に接続されたノズル21が圧縮エアをタービン羽根車20に噴射するように設置されている。
以下、第二切換弁という)28が介設されている。
乾燥室12の側壁の上部には排気口46が乾燥室12の内外を連通するように開設されている。排気口46の通路面積は絞り24および通気路26の通路面積よりも小さく設定されている。また、排気口46の通路面積は絞り24および通気路26から導入される分離室11の圧力によって乾燥室12の内圧がエンジン2の内圧よりも大きくなるように設定されている。
供給路47には分岐路49の一端が逆止弁48の上流側に接続されており、分岐路49の他端には第三切換弁35の一次側ポートが接続されている。第三切換弁35は常時閉で所定時開の2ポート2位置パイロット切換弁として構成されており、アウトレットポート15の二次側ポートにはドレン弁39のパイロット路42が接続されている。
この際、ウエット圧縮エア50の中に含まれる油分と水分が分離板19の表面に付着する。分離板19に付着した油分と水分を含む油水混合液51は回転する分離板19の遠心力によって粒径を拡大しながら分離板19の最外周に運ばれた後に、外方に放出されて分離室11の側壁内周面に付着する。
分離室11側壁内周面に付着した油水混合液51は、内周面を伝い重力によって分離室11の底部に形成された液溜22に溜まる。
ちなみに、エアタンク4に貯留された浄化圧縮エア52はエアサスペンション、エアブレーキおよび変速機等を作動させる各種アクチュエータに適時に供給される。
この際、乾燥室12の排気口46の通路面積が絞り24および通気路26の通路面積よりも小さく設定されていることにより、乾燥室12の内圧が上昇するので、分離室11と乾燥室12との内圧差は小さく抑制される。分離室11と乾燥室12との内圧差が小さく抑制されることにより、分離室11内から乾燥室12内に移動する油水混合液51が流速を抑制されるので、油水混合液51は噴霧化することなく液状のまま乾燥室12内に移動する。
この際、乾燥室12が加熱管43を流れる高温のウエット圧縮エア50によって加熱されることにより、乾燥室12内の温度は100℃程度になっているので、各乾燥板36をゆっくりと移動する油水混合液51の水分が水蒸気53となって蒸発する。油水混合液51の水分の沸点は油分の沸点よりも低いので、水分だけが水蒸気53となって蒸発する。
蒸発した水蒸気53は排気口46から乾燥室12外に放出される。
レギュレータ30からパイロット圧が印加されると、第一切換弁25が開くと同時に、第三切換弁35が開く。第三切換弁35が開くと、分離室11内の圧力がドレン弁39のパイロット路42に印加するので、ドレン弁39が開く。
ドレン弁39が開くと、油溜37に溜まった油54は乾燥室12の内圧によってドレン口38、ドレン弁39およびドレン路40を経由してエンジン2内に送られる。
この際、ドレン弁39のセット圧力値はレギュレータ30のセット圧力値の上限に設定されているので、ドレン弁39は分離室11の内圧が下降すると直ぐに閉じる。したがって、油溜37に溜まった油54は短時間でエンジン2内に送られることになる。
油溜37に溜まった油54が短時間でエンジン2内に送られることにより、油54と一緒に流入する乾燥室12内の水蒸気53の量は僅かに抑制されるので、エンジン2の内圧には殆ど影響しない。
また、ドレン弁39は通常時は閉じているので、エンジン2のブローバイガスが乾燥室12側に逆流し、ブローバイガスが乾燥室12を経由して大気に放出されることもない。
10…筐体、11…分離室、12…乾燥室、13…仕切壁、14…インレットポート、15…アウトレットポート、
16…遠心分離機、17…回転軸、18…軸受、19…分離板、20…タービン羽根車、21…ノズル、
22…液溜、23…通液路、24…絞り、25…第一切換弁、26…通気路、27…取り入れ管、28…第二切換弁、
29…一次側配管、30…レギュレータ、31〜34…パイロット路、35…第三切換弁、
36…乾燥板、37…油溜、38…ドレン、39…ドレン弁、40…ドレン路、42…パイロット路、43…加熱管、44…一次側配管、45…二次側配管、46…排気口、
47…供給路、48…逆止弁、49…分岐路、
50…ウエット圧縮エア(エアコンプレッサから吐出される圧縮エア)、51…油水混合液、52…浄化圧縮エア(油分と水分を分離された圧縮エア)、53…水蒸気(油水混合液から蒸発した水蒸気)、54…油(油水混合液から水蒸気が蒸発した油)。
Claims (5)
- 圧縮エアを供給されるインレットポートおよび圧縮エアを排出するアウトレットポートが設けられた分離室と、前記インレットポートに供給された前記圧縮エアによって分離板が回転される遠心分離機と、前記遠心分離機によって分離された油水混合液から水分を蒸発させる乾燥室と、を備えている油回収装置。
- 前記分離室に回転自在に支持されて前記分離板が設けられた回転軸と、前記回転軸に設けられたタービン羽根車と、前記インレットポートに供給された前記圧縮エアを前記タービン羽根車に噴射するノズルと、を備えている、
ことを特徴とする請求項1に記載の油回収装置。 - 前記分離室の下方に設置された前記乾燥室と、前記分離室と前記乾燥室とを連通して前記圧縮エア中から分離した油水混合液を前記乾燥室に流す通液路と、前記乾燥室内外を連通する排気口と、前記乾燥室の底部に開設されたドレンと、前記乾燥室の外方に敷設されて前記圧縮エアを供給される加熱管と、を備えている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の油回収装置。 - 前記分離室と前記乾燥室とを連通して前記分離室の内圧を前記乾燥室に導く通気路が設けられており、該通気路の通路面積が前記排気口の通路面積よりも大きい、
ことを特徴とする請求項3に記載の圧縮エア供給装置。 - 前記分離室と前記乾燥室とを連通して前記分離室の内圧を前記乾燥室に導く通気路が設けられ、前記通液路に絞りが設けられており、前記絞りの通路面積が前記通気路の通路面積よりも小さい、
ことを特徴とする請求項3に記載の圧縮エア供給装置。
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