JP5815884B2 - 分離装置,内燃機関及び遠心分離機・組立体,及びクランクケースガスからの汚染物質分離の方法 - Google Patents

分離装置,内燃機関及び遠心分離機・組立体,及びクランクケースガスからの汚染物質分離の方法 Download PDF

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Description

この発明は、請求項1の前文部に従っている、内燃機関の運転中に生じたクランクケースガスから液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する為の分離装置に関係している。
この発明はまた、請求項5の前文部に従っている、内燃機関の運転中に生じたクランクケースガスから液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する為の、内燃機関及び遠心分離機・組立体に関係している。
この発明はさらに、請求項14の前文部に従っている、内燃機関の運転中に生じたクランクケースガス中の液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する方法に関係している。
図1は、内燃機関の運転中に生じたクランクケースガスから液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する為の内燃機関及び遠心分離機・組立体を開示している。機関のクランクケースは、汚染されているクランクケースガスを遠心分離機を介して換気するよう配置されている。従って、クランクケースは、内燃機関の異なっている運転状況(即ち、生じるクランクガスの量が異なる結果になる異なった機関負荷及び/又は速度)でクランクケース中に所望のガス圧を維持するよう配置されている調整弁を介して遠心分離機のガス入口に連結されている。
ガス入口は、清浄にされるべきクランクケースガスを遠心ロータの中央部位へと導くよう構成されている。遠心ロータはクランクケースガスから粒子を分離する為の複数の分離円板を備えていて、遠心ロータはロータハウジングの内側の分離空間中に回転可能に配置されている。清浄にされたクランクケースガスは、遠心ロータを取り囲んでいる分離空間の部位に連通するよう構成されているガス出口を介してロータハウジングから排出される。
クランクケースガス中の粒子は複数の分離円板により分離され、そして、遠心ロータからロータハウジングの内側壁上に投げられる。粒子出口が遠心ロータを取り囲んでいる分離空間の部位に連通していて、そこでは、分離された粒子が前記内側壁に沿い流れ落ち、そして、粒子出口を介し分離空間の外へ流れる。分離された粒子は、その後、機関のクランクケースへと導かれる。
示されているシステムは、閉鎖されているクランクケース換気システムとして構成されている。従って、遠心分離機のガス出口からの清浄にされているクランクケースガスは、機関の空気取り入れ口へと連結されている。ガス出口は、エアーフィルタの下流かつターボチャージャーのコンプレッサーの上流で空気取り入れ口に連結されている。
機関及び遠心分離機の通常の運転の間には、遠心ロータを取り囲んでいる分離空間中のガス圧力は、クランクケース中の圧力よりも高い。このような圧力差は、粒子出口の外から機関のクランクケースへの分離された粒子の流れを促進するので、望ましい。清浄にされたクランクケースガスの少量は粒子出口を介してクランクケースへと流れることが出来、粒子出口の外への、そしてクランクケース中への、分離された粒子の吸引により排出を向上させる。
しかしながら、遠心ロータを取り囲んでいる分離空間における圧力がクランクケースにおける圧力よりも小さくなるという危険性が存在している。これは例えば、空気取り入れフィルタ上における圧力低下及び/又はクランクケースと遠心分離機との間の調整弁上における圧力低下のお蔭である。これは、クランクケースへの分離された粒子の流れに反作用する又は阻止する、分離空間とクランクケースとの間の望ましくない差圧という結果になる。それは、粒子出口を介しての遠心分離機へのクランクケースガスの望まれていない流れを生じさせることがある。分離された粒子の不適切な排出は、最終的には、遠心ロータを取り囲んでいる分離空間の内側の清浄にされているガスの汚染を導くことになる。
この発明の目的は、上に記載した危険性を最小にするとともに遠心分離機からの分離された粒子の信頼性のある排出を提供することである。
この発明の目的は、分離された粒子の為の収集器を備え、粒子出口が前記収集器に連結されていて、そして、前記収集器が前記収集器と前記粒子出口との間に差圧を生じさせるよう連結を介しガス入口と連通するよう構成されていて、それにより、分離された粒子が、遠心分離機の動作中に、前記粒子出口の外へ及び前記収集器の中へと引かれ、前記収集器が、収集されている粒子が前記連結を介し移動され前記遠心分離機の前記ガス入口へと戻ることを阻止するよう、前記収集器の内側に構成されている分離機を備えている、ことを特徴としている、最初に規定されている分離装置により達成される。
このようにして、本願の発明は、動作中に遠心ロータにより発生される確実な差圧の使用を行う。遠心ロータは、遠心ロータを取り囲んでいる分離空間中の圧力よりも低い圧力をガス入口に有している遠心ファンとして働く。この差圧は、収集器中へと分離されている粒子を排出する為に使用されている。清浄にされたガスの小さな量が従って、分離されている粒子を粒子出口の外へ、そして、収集器中へと効率的に引くよう、収集器を介して、粒子出口を通りガス入口へと戻り循環することが出来る。結果として、粒子出口からクランクケースへの前に言及されていたガス流れの代わりに、本願の発明は、粒子出口から遠心分離機のガス入口への循環する提供することが出来る。分離されている粒子のより確実な排出がここでは達成され、そして、分離空間中の清浄にされているガスを汚染する危険性が減少されている。
この発明のもう1つの実施形態においては、前記収集器の内側の前記分離機がサイクロン分離機として構成されている。従って、サイクロン分離機への入口は遠心分離機の粒子出口へと配置されていて、そして、サイクロン分離機のガス出口は遠心分離機のガス入口への連結に配置されている。サイクロン分離機はさらに、内燃機関のクランクケースへと分離されている粒子を排出するよう配置されている。
この発明のさらなる実施形態においては、前記収集器の内側の前記分離機がバッフル分離機(baffle separator)として構成されている。バッフル(baffle)は、例えば、それにより、分離されている粒子が収集器の内側に収集され、そしてそれによりガス入口へと移送されることを阻止している、ラビリンス通路(labyrinth path)を形成して良い。
この発明のさらなる目的は、粒子出口が分離された粒子の為の収集器に連結されていて、そして、前記収集器が前記収集器と前記粒子出口との間に差圧を生じさせるよう連結を介しガス入口と連通するよう構成されていて、それにより、分離された粒子が、遠心分離機の動作中に、前記粒子出口の外へ及び前記収集器の中へと引かれ、前記収集器が収集されている粒子をクランクケースへと排出するよう前記クランクケースに連結されている、ことを特徴としている最初に規定されている、内燃機関及び遠心分離機・組立体により達成される。
この発明の実施形態においては、前記収集器が、前記収集されている粒子が静水圧(hydrostatic pressure)によりクランクケースへと排出されるよう、クランクケースの上方の高さに配置されている。
この発明のさらなる実施形態においては、導管が前記収集器からクランクケースへと前記分離された粒子を導くよう配置されていて、そして、前記導管が前記クランクケースにおけるオイル水準(oil level)の下方に配置されている排出端を含んでいる。液体(油)トラップが、それにより、クランクケースの内側に形成されていて、その中のクランクケースガス(油霧)が悪い方向、即ち、クランクケースから導管を介して収集器へと、さらには遠心分離機中へと、流れるのを阻止する。
この発明のもう1つの実施形態においては、一方向弁が収集器とクランクケースとの間に配置されていて、前記一方向弁は、クランクケースから収集器への流れの方向を阻止するが、収集器からクランクケースへの流れの方向は許容する。
この発明のもう1つの実施形態においては、ポンプが収集器とクランクケースとの間に配置されていて、前記ポンプは、分離された粒子を収集器の外へ、そしてクランクケース中へと排出するよう配置されている。これにより、収集器をポンプにより排出することを可能にしている。
この発明のさらにもう1つの実施形態においては、収集器が、収集された粒子が連結を介し遠心分離機のガス入口へと戻るよう移送されることを阻止するよう収集器の内側に構成されている分離機を備えている。収集器の内側の前記分離機はサイクロン分離機又はバッフル分離機(baffle separator)として構成されていて良い。
この発明のもう1つの実施形態においては、ガス出口が、清浄にされたクランクケースガスを前記内燃機関の空気取入口へと排出するよう配置されている。
この発明の目的はまた:分離された粒子を粒子出口から分離された粒子の為の収集器へと排出し、収集器が収集器と粒子出口との間に差圧を生じさるよう連結を介しガス入口と連通していて、それにより、分離されている粒子が遠心分離機の動作中に粒子出口の外へ収集器中へと引かれる工程と;そして、収集器中の収集されている粒子を収集器に連結されているクランクケースへと排出する工程と、をまた備えていることを特徴とする最初に規定されている方法により達成される。
この発明の1つの実施形態においては、収集された粒子が、収集器がクランクケースの上方の高さに位置されていることによる静水圧を介しクランクケースへと排出される。
この発明の一実施形態が、例として、ここに添付されている図面を参照しながら、これから記載される。
図1は、内燃機関及び遠心分離機・組立体を示す図である。 図2は、内燃機関のクランクケースと遠心分離機との間に配置されている、分離後の粒子の為の収集器を有している遠心分離機を含むこの発明の一実施形態を示す図である。 図3は、一方向弁及びポンプが設けられている収集器のもう1つの実施形態を示す図である。
図1は、内燃機関及び遠心分離機・組立体1を示している。ここにおいて、遠心分離機2は、遠心分離機2を介し、汚染されているクランクケースガスを換気するよう構成されているクランクケース4を有している燃焼機関3に対し配置されている。見ることが出来るように、クランクケース4は、燃焼機関3の為の異なった運転条件(例えば、異なった流量による吹き込み率(blow-by flow rates)を与える異なった負荷及び速度条件)の間にクランクケース4中に所望のガス圧力を維持するよう配置されている調整弁6を介し遠心分離機2のガス入口5に連結されている。
遠心分離機2は、複数の分離円板(示されていない)を伴っている遠心ロータ7によりクランクケースガスから油霧及び煤粒子の形状の汚染物質を分離する為に構成されている。遠心ロータ7は、ロータハウジング9の内側の分離空間8中で回転中心線Rの周りに回転するよう配置されている。
見ることが出来るように、ロータハウジング9には、クランクケース4から遠心ロータ7の中央部位へと清浄にされるべきクランクケースガスを導くよう配置されているガス入口5が設けられている。さらに、ロータハウジング9には、ロータハウジング9の外へ清浄にされているクランクケースガスを排出する為のガス出口10が設けられている。ガス出口10は、遠心ロータ7を取り囲んでいる分離空間8の部位と連通するよう配置されている。
ロータハウジング9にはまた、遠心ロータ7を取り囲んでいる分離空間8の部位と連通するとともに、前記分離空間から分離されている粒子を排出するよう配置されている、粒子出口11が設けられている。従って、動作中に複数の分離円板により分離され遠心ロータ7からロータハウジング9の内側壁上に投げられた分離されている粒子は、前記内側壁に沿い流れ落ち、そして、粒子出口11を介しロータハウジング9の外へと流れる。粒子出口11は、分離されている粒子(又は油)を燃焼機関3のクランクケース4へと戻すよう導くよう配置されている導管12に連結されている。
示されている組立体は、いわゆる閉じられているクランクケース換気システムとして構成されていて、そこにおいては、遠心分離機のガス出口10が前記燃焼機関の空気取入口13に連結されている。空気取入口13は、空気取入フィルタ14及びターボチャージャー16のコンプレッサー15を備えている。ターボチャージャー16のコンプレッサー15は、機関の排気ガスにより駆動されるタービン17に連結されている。ガス出口10は、空気取入フィルタ14の下流でコンプレッサー15の上流において空気取入口13に連結されている。
前に述べられている如く、動作状況が、遠心ロータ7を取り囲んでいる分離空間8における圧力をクランクケース4の内側の圧力よりも低くすることを生じさせる可能性がある。この好ましくない圧力差は、空気取入フィルタ14上及びクランクケース4と遠心分離機2との間の導管上の調整弁6上における圧力低下の組み合わせのお蔭である。このような好ましくない圧力差は、粒子出口11を介しての分離されている粒子(又は油)の排出を妨げる。それは、クランクケース4から粒子出口11を介した、分離空間8中への導管12における悪い流れをクランクケースガスに生じさせるかもしれない。分離されている粒子の不適切な排出は、遠心ロータ7を取り囲んでいる分離空間8の内側の清浄にされているガスの汚染を結局のところ導くことになる。
図2は、この発明に従っている、内燃機関及び遠心分離機・組立体1´の実施形態を示している。示されている実施形態は、上に記載されている危険性を減少させる解決を提供するとともに、遠心分離機からの分離されている粒子の確実な排出を提供する。前に記載されている組立体に従えば、この発明の実施形態は、クランクケース4´を有している燃焼機関3´に対し配置された遠心分離機2´を含み、クランクケース4´は遠心分離機2´を介して、汚染されているクランクケースガスを換気するよう構成されている。クランクケース4´は、燃焼機関3の為の異なった運転状況(例えば、異なった流れによる吹き込み率(blow-by flow rate)を与える異なった負荷及び速度条件)の間にクランクケース4´中に所望のガス圧力を維持するよう配置されている調整弁6´を介し遠心分離機2´のガス入口5´に連結されている。
遠心分離機2´は、複数の分離円板7a´を伴っている遠心ロータ7´によりクランクガスから油霧及び煤の粒子の形状の汚染物質を分離する為に配置されている。遠心ロータ7´は、ロータハウジング9´の内側の分離空間8´中で回転中心線R´の回りを回転するよう配置されている。ロータハウジング9´には、クランクケース4´から遠心ロータ7´の中央部位へと清浄にされるべきクランクケースガスを導くよう配置されているガス入口5´が設けられている。見ることが出来るように、遠心ロータ7´は、互いの上に配置された複数の分離円板7a´の積層を含む。複数の分離円板7a´には軸方向の相互間隙7b´を提供するよう間隔部材が設けられていて、軸方向の相互間隙7b´は遠心ロータ7´の中央部位から半径方向外方へのガスの通過流れの為である。僅かの分離円板7a´のみが相互間隙7b´上に非常に大きな寸法を伴い示されている。しかしながら、実際には遠心ロータ7´は、相互に隣接した複数の分離円板7a´間に形成された薄い相互間隙7b´を伴いより多くの分離円板7a´を含む。相互間隙7b´の高さは典型的にはおおよそ0.2−0.6mmの範囲にある。
動作中には、遠心ロータ7´がクランクケースガスを回転にもたらし、それにより、複数の分離円板7a´間の薄い相互間隙7b´を介して流れている回転しているクランクケースガス中で遠心力により主に油霧の形状の粒子が分離される。相互間隙7b´は、遠心ロータ7´を取り囲んでいる分離空間8´の半径方向の外方部位中へと開いている。清浄にされたクランクケースガスは、分離空間8´のこの外方部位中に排出される。ガス出口10´が、遠心ロータ7´を取り囲んでいる分離空間8´の部位に連通するよう配置されていて、そこにおいては清浄にされたガスがガス出口10´を介しロータハウジング9´の外に導かれる。
回転しているガス上に作用している遠心力は、粒子を複数の分離円板7a´の表面上に付着させる。分離された粒子はその後、遠心ロータ7´の複数の分離円板7a´から静止しているロータハウジング9´の内側壁上へと投げられる。ロータハウジング9´には、遠心ロータ7´を取り囲んでいる分離空間8´の部位に連通するとともに分離空間8´から分離された粒子を排出するよう配置されている粒子出口11´が設けられている。従って、分離された粒子(主に油)は、分離空間8´の外に分離された粒子(主に油)を排出する為に配置されている粒子出口11´へとロータハウジング9´の内側壁に沿い流れ落ちる。
粒子出口11´は、分離された粒子(又は油)を分離された粒子の為の収集器18´へと導くよう配置されている第1出口導管12a´に連結されている。見ることが出来るように、収集器18´は、粒子出口11´と収集器18´との間に差圧を生じさせるようガス入口5´に対し連結5a´を伴い構成されている。既に述べられている如く、動作中に遠心ロータは、粒子出口11´における圧力よりも低い圧力をガス入口5´に生じさせる。従って、入口5´での減少された圧力は、連結5a´を介し収集器18´に連通され、そして、それにより、遠心分離機2´の動作中に、分離された粒子は粒子出口11´の外へ、そして、収集器18´中へと引かれる。さらには、清浄にされたガスの小さな量が粒子出口11´を通り連結5a´を介してガス入口5´へと戻り循環し、分離された粒子が粒子出口11´を通って外へ、そして、収集器18´中へと効率的に引かれる。
示されている実施形態において、収集器18´はサイクロン分離機として構成されている。従って、サイクロン分離機への入口は第1出口導管12a´を介し粒子出口11´へと配置されていて、そして、サイクロン分離機のガス出口は連結5a´を介し遠心分離機のガス入口5´へと配置されている。このようにして、収集器18´は、分離された粒子が連結5a´を介しガス入口5´へと戻るよう運ばれることを阻止するよう構成されている。収集器18´又はサイクロン分離機はさらに、分離された粒子を第2出口導管12b´を介し排出するよう配置されている。結果として、収集器18´中に蓄積した分離された粒子は、第2出口導管12b´を介しクランクケース4´へと戻る。示されている如く、収集器18´は、収集されている粒子が静水圧(hydrostatic pressure)により(即ち、重力により)クランクケース4´へと排出されるような、クランクケース4´の上方の高さに位置されている。さらに、第2出口導管12b´は、クランクケース4´中の油水準Lの下方に位置されている排出端12c´を含む。液体(油)トラップが、それ故に、クランクケース4´の内側に形成されていて、その中のクランクケースガス(油霧)が誤った方向に、即ち、クランクケース4´から第2出口導管12b´を介し収集器18´へと、またさらには、第1出口導管12a´又は連結5a´を介し遠心分離機2´中へと、流れるのを阻止する。
示されている組立体は、いわゆる閉鎖されているクランクケース換気システムとして構成されていて、その中では遠心分離機のガス出口10´が前記燃焼機関の空気取入口13´に連結されている。空気取入口13´は、空気取入口フィルタ14´及びターボチャージャー16´のコンプレッサー15´を備える。ターボチャージャー16´のコンプレッサー15´は、機関の排気ガスにより駆動されているタービン17´に連結されている。ガス出口10´は、空気フィルタ14´の下流においてコンプレッサー15´の上流で空気取入口13´に連結されている。
この発明は示されている実施形態に限定されず、以下に明らかにされている請求項の範囲内で変化されそして変更されることが出来る。
例えば、第2出口導管12b´には、クランクケース4´から収集器18´への流れの方向は阻止するが、収集器18´からクランクケース4´への流れの方向は許容するよう配置されている一方向弁19´(図3参照)が設けられていることが出来る。一方向弁19´はそれにより、第2出口導管12b´の排出端12c´がクランクケース中の油水準Lの上方に位置しているにしても、クランクケース中のクランクケースガス(油霧)又は油が誤った方向に流れるのを阻止する。さらに、第2出口導管12b´には、分離された粒子を収集器18´の外へ、そしてクランクケース4´中へと、排出する為のポンプ20´が設けられることが出来る。このようなポンプ20´は、収集された粒子を収集器18´からクランクケース4´へと排出する手段として、静水圧(hydrostatic pressure)を使用する代わりとして使用されることが出来る。このようなポンプ20´はまた、(例えば、第2出口導管12b´中における捕えられたごみ又は空気の泡により)第2出口導管12b´が詰り、そして、収集された粒子の排出が阻止された不幸な事象においてもまた使用されることが出来る。これらの状況においては、収集器18´からの分離された粒子の妨害されていない排出を回復する為に、ポンプが圧力をかけ、それにより第2出口導管12b´の詰りを流すことを引き起こすことが出来る。さらに、図3中に示されている弁19´及びポンプ20´は、収集器18´に関して分離して使用されることが出来る。従って、収集器18´の第2出口導管12b´には、ポンプ20´無しで一方向弁19´mのみを設けることが出来るし、その逆も出来る。収集器18´はさらに、遠心分離機中に一体化されることが出来;例えば、ロータハウジング9´の下方部位中に一体化されて良く、それにより外部の第1出口導管12a´及び連結5a´もまたロータハウジング9´中に一体化されることが出来る。
なお、この明細書の記載には以下の発明が含まれている。
[1].
内燃機関の運転中に生じたクランクケースガスから液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する為の遠心分離機(2´)を備えていて、
前記遠心分離機(2´)が、
クランクケースガスから粒子を分離する為の複数の分離円板(7a‘)を伴っている遠心ロータ(7´)と、
その中に遠心ロータ(7´)が回転中心線(R´)の周りを回転するよう配置されている分離空間(8´)を規定しているロータハウジング(9´)と、
清浄にされるべきクランクケースガスを遠心ロータ(7´)の中央部位に導くよう配置されているガス入口(5´)と、
遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外に清浄にされたクランクケースガスを導くよう配置されているガス出口(10´)と、そして、
遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外へと分離されている粒子を排出する粒子出口(11´)と、
を備えている分離装置であって:
分離された粒子の為の収集器(18´)を備え、前記粒子出口(11´)が前記収集器(18´)に連結されていて、そして、前記収集器(18´)が前記収集器(18´)と前記粒子出口(11´)との間に差圧を生じさせるよう連結(5a´)を介し前記ガス入口(5´)と連通するよう構成されていて、それにより、分離された粒子が、前記遠心分離機(2´)の動作中に、前記粒子出口(11´)の外へ及び前記収集器(18´)の中へと引かれる、
ことを特徴としている分離装置。
[2].
前記収集器(18´)は、収集されている粒子が前記連結(5a´)を介し移動され前記遠心分離機の前記ガス入口(5´)へと戻ることを阻止するよう、前記収集器の内側に構成されている分離機を備えている、前記[1].に記載の分離装置。
[3].
前記収集器(18´)の内側の前記分離機がサイクロン分離機として構成されている、前記[2].に記載の分離装置。
[4].
前記収集器(18´)の内側の前記分離機がバッフル分離機として構成されている、前記[2].に記載の分離装置。
[5].
内燃機関(3´)の運転中に生じたクランクケースガスから液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する為の、内燃機関及び遠心分離機・組立体(1´)であって、前記機関のクランクケース(4´)が前記遠心分離機(2´)に連結されており、
前記遠心分離機(2´)が、
クランクケースガスから粒子を分離する為の複数の分離円板(7a‘)を伴っている遠心ロータ(7´)と、
その中に運転中に遠心ロータ(7´)が回転中心線(R´)の周りを回転するよう配置されている分離空間(8´)を規定しているロータハウジング(9´)と、
クランクケース(4´)に連結されているとともに清浄にされるべきクランクケースガスを遠心ロータ(7´)の中央部位に導くよう配置されているガス入口(5´)と、
遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外に清浄にされたクランクケースガスを導くよう配置されているガス出口(10´)と、そして、
遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外へと分離されている粒子を排出する粒子出口(11´)と、
を備えており:
分離された粒子の為の収集器(18´)を備え、前記粒子出口(11´)が前記収集器(18´)に連結されていて、そして、前記収集器(18´)が前記収集器(18´)と前記粒子出口(11´)との間に差圧を生じさせるよう連結(5a´)を介し前記ガス入口(5´)と連通するよう構成されていて、それにより、分離された粒子が、前記遠心分離機(2´)の動作中に、前記粒子出口(11´)の外へ及び前記収集器(18´)の中へと引かれ、前記収集器(18´)が収集されている粒子を前記クランクケース(4´)へと排出するよう前記クランクケース(4´)に連結されている、
ことを特徴としている組立体。
[6].
前記収集器(18´)が、前記収集されている粒子が静水圧によりクランクケース(4´)へと排出されるよう、クランクケース(4´)の上方の高さに配置されている、前記[5].に記載の組立体。
[7].
導管(12b´)が前記収集器(18´)からクランクケース(4´)へと前記分離された粒子を導くよう配置されていて、そして、前記導管が前記クランクケース(4)におけるオイル水準(L)の下方に配置されている排出端(12c´)を含んでいる、前記[5].又は[6].に記載の組立体。
[8].
一方向弁が収集器(18´)とクランクケース(4´)との間に配置されていて、前記一方向弁(19´)は、クランクケースから収集器(18´)への流れの方向を阻止するが、収集器(18´)からクランクケース(4´)への分離された粒子の流れの方向は許容する、前記[5].乃至[7].の何れか1つに記載の組立体。
[9].
ポンプ(20´)が収集器(18´)とクランクケース(4´)との間に配置されていて、前記ポンプは、分離された粒子を収集器(18´)の外へ、そしてクランクケース(4´)中へと排出するよう配置されている、前記[5].乃至[8].の何れか1つに記載の組立体。
[10].
収集器(18´)が、収集された粒子が連結(5a´)を介し遠心分離機のガス入口(5´)へと戻るよう移送されることを阻止するよう収集器(18´)の内側に構成されている分離機を備えている、前記[5].乃至[9].の何れか1つに記載の組立体。
[11].
収集器(18´)の内側の前記分離機はサイクロン分離機として構成されている、前記[10].に記載の組立体。
[12].
収集器(18´)の内側の前記分離機はバッフル分離機として構成されている、前記[10].に記載の組立体。
[13].
ガス出口(10´)が、清浄にされたクランクケースガスを前記内燃機関(3´)の空気取入口(13´)へと排出するよう配置されている、前記[5].乃至[12].の何れか1つに記載の組立体。
[14].
内燃機関(3´)の運転中に生じたクランクケースガス中の液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する方法であって、
内燃機関のクランクケース(4´)から、クランクケースガスから前記粒子を分離する為の複数の分離円板(7a´)を伴っていてロータハウジング(9´)により規定されている分離空間(8´)中に回転中心線(R´)の周りに回転される遠心ロータ(7´)を備えている遠心分離機(2´)へとクランクケースガスを導く工程と、
クランクケース(4´)に連結されているガス入口(5´)を介し遠心ロータ(7´)の中心部位へと清浄化されるべきクランクケースガスを導くとともに、清浄にされたクランクケースガスを遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するよう配置されているガス出口(10´)を介し分離空間(8´)の外へと導く工程と、そして、
分離された粒子が、遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位と連通するよう配置されている粒子出口(11´)を介し分離空間(8´)の外に排出する工程と、
を備えていて:
分離された粒子を粒子出口(11´)から分離された粒子の為の収集器(18´)へと排出し、収集器(18´)が収集器(18´)と粒子出口(11´)との間に差圧を生じさるよう連結(5a´)を介しガス入口(5´)と連通していて、それにより、分離されている粒子が遠心分離機(2´)の動作中に粒子出口(11´)の外へ収集器(18´)中へと引かれる工程と、そして、
収集器(18´)中の収集されている粒子を収集器(18´)に連結されているクランクケース(4´)へと排出する工程と、
をまた備えていることを特徴とする方法。
[15].
収集された粒子が、収集器(18´)がクランクケース(4´)の上方の高さに位置されていることによる静水圧を介しクランクケース(4´)へと排出される、前記[14].に記載の方法。

Claims (14)

  1. 内燃機関の運転中に生じたクランクケースガスから液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する為の遠心分離機(2´)を備えていて、
    前記遠心分離機(2´)が、
    クランクケースガスから粒子を分離する為の複数の分離円板(7a‘)を伴っている遠心ロータ(7´)と、
    その中に遠心ロータ(7´)が回転中心線(R´)の周りを回転するよう配置されている分離空間(8´)を規定しているロータハウジング(9´)と、
    清浄にされるべきクランクケースガスを遠心ロータ(7´)の中央部位に導くよう配置されているガス入口(5´)と、
    遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外に清浄にされたクランクケースガスを導くよう配置されているガス出口(10´)と、そして、
    遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外へと分離されている粒子を排出する粒子出口(11´)と、
    を備えている分離装置であって:
    分離された粒子の為の収集器(18´)を備え、前記粒子出口(11´)が前記収集器(18´)に連結されていて、そして、前記収集器(18´)が前記収集器(18´)と前記粒子出口(11´)との間に差圧を生じさせるよう連結(5a´)を介し前記ガス入口(5´)と連通するよう構成されていて、それにより、分離された粒子が、前記遠心分離機(2´)の動作中に、前記粒子出口(11´)の外へ及び前記収集器(18´)の中へと引かれ、
    前記収集器(18´)が、収集されている粒子が前記連結(5a´)を介し移動され前記遠心分離機の前記ガス入口(5´)へと戻ることを阻止するよう、前記収集器の内側に構成されている分離機を備えている、
    ことを特徴としている分離装置。
  2. 前記収集器(18´)の内側の前記分離機がサイクロン分離機として構成されている、請求項1に記載の分離装置。
  3. 前記収集器(18´)の内側の前記分離機がバッフル分離機として構成されている、請求項1に記載の分離装置。
  4. 内燃機関(3´)の運転中に生じたクランクケースガスから液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する為の、内燃機関及び遠心分離機・組立体(1´)であって、前記機関のクランクケース(4´)が前記遠心分離機(2´)に連結されており、
    前記遠心分離機(2´)が、
    クランクケースガスから粒子を分離する為の複数の分離円板(7a‘)を伴っている遠心ロータ(7´)と、
    その中に運転中に遠心ロータ(7´)が回転中心線(R´)の周りを回転するよう配置されている分離空間(8´)を規定しているロータハウジング(9´)と、
    クランクケース(4´)に連結されているとともに清浄にされるべきクランクケースガスを遠心ロータ(7´)の中央部位に導くよう配置されているガス入口(5´)と、
    遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外に清浄にされたクランクケースガスを導くよう配置されているガス出口(10´)と、そして、
    遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するとともに分離空間(8´)の外へと分離されている粒子を排出する粒子出口(11´)と、
    を備えており:
    分離された粒子の為の収集器(18´)を備え、前記粒子出口(11´)が前記収集器(18´)に連結されていて、そして、前記収集器(18´)が前記収集器(18´)と前記粒子出口(11´)との間に差圧を生じさせるよう連結(5a´)を介し前記ガス入口(5´)と連通するよう構成されていて、それにより、分離された粒子が、前記遠心分離機(2´)の動作中に、前記粒子出口(11´)の外へ及び前記収集器(18´)の中へと引かれ、前記収集器(18´)が収集されている粒子を前記クランクケース(4´)へと排出するよう前記クランクケース(4´)に連結されている、
    ことを特徴としている組立体。
  5. 前記収集器(18´)が、前記収集されている粒子が静水圧によりクランクケース(4´)へと排出されるよう、クランクケース(4´)の上方の高さに配置されている、請求項4に記載の組立体。
  6. 導管(12b´)が前記収集器(18´)からクランクケース(4´)へと前記分離された粒子を導くよう配置されていて、そして、前記導管が前記クランクケース(4)におけるオイル水準(L)の下方に配置されている排出端(12c´)を含んでいる、請求項4又は5に記載の組立体。
  7. 一方向弁が収集器(18´)とクランクケース(4´)との間に配置されていて、前記一方向弁(19´)は、クランクケースから収集器(18´)への流れの方向を阻止するが、収集器(18´)からクランクケース(4´)への分離された粒子の流れの方向は許容する、請求項4乃至6の何れか1項に記載の組立体。
  8. ポンプ(20´)が収集器(18´)とクランクケース(4´)との間に配置されていて、前記ポンプは、分離された粒子を収集器(18´)の外へ、そしてクランクケース(4´)中へと排出するよう配置されている、請求項乃至7の何れか1項に記載の組立体。
  9. 収集器(18´)が、収集された粒子が連結(5a´)を介し遠心分離機のガス入口(5´)へと戻るよう移送されることを阻止するよう収集器(18´)の内側に構成されている分離機を備えている、請求項乃至8の何れか1項に記載の組立体。
  10. 収集器(18´)の内側の前記分離機はサイクロン分離機として構成されている、請求項9に記載の組立体。
  11. 収集器(18´)の内側の前記分離機はバッフル分離機として構成されている、請求項9に記載の組立体。
  12. ガス出口(10´)が、清浄にされたクランクケースガスを前記内燃機関(3´)の空気取入口(13´)へと排出するよう配置されている、請求項4乃至11の何れか1項に記載の組立体。
  13. 内燃機関(3´)の運転中に生じたクランクケースガス中の液体及び/又は固体の粒子の形状の汚染物質を分離する方法であって、
    内燃機関のクランクケース(4´)から、クランクケースガスから前記粒子を分離する為の複数の分離円板(7a´)を伴っていてロータハウジング(9´)により規定されている分離空間(8´)中に回転中心線(R´)の周りに回転される遠心ロータ(7´)を備えている遠心分離機(2´)へとクランクケースガスを導く工程と、
    クランクケース(4´)に連結されているガス入口(5´)を介し遠心ロータ(7´)の中心部位へと清浄化されるべきクランクケースガスを導くとともに、清浄にされたクランクケースガスを遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位に連通するよう配置されているガス出口(10´)を介し分離空間(8´)の外へと導く工程と、そして、
    分離された粒子が、遠心ロータ(7´)を取り囲んでいる分離空間(8´)の部位と連通するよう配置されている粒子出口(11´)を介し分離空間(8´)の外に排出する工程と、
    を備えていて:
    分離された粒子を粒子出口(11´)から分離された粒子の為の収集器(18´)へと排出し、収集器(18´)が収集器(18´)と粒子出口(11´)との間に差圧を生じさるよう連結(5a´)を介しガス入口(5´)と連通していて、それにより、分離されている粒子が遠心分離機(2´)の動作中に粒子出口(11´)の外へ収集器(18´)中へと引かれる工程と、そして、
    収集器(18´)中の収集されている粒子を収集器(18´)に連結されているクランクケース(4´)へと排出する工程と、
    をまた備えていることを特徴とする方法。
  14. 収集された粒子が、収集器(18´)がクランクケース(4´)の上方の高さに位置されていることによる静水圧を介しクランクケース(4´)へと排出される、請求項13に記載の方法。
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