ここでさまざまな図を参照して、実施形態例の詳細な説明がなされる。この説明は可能な実装の詳細な例を提供するが、それらの詳細は例示が意図されており、本出願の範囲を全く制限しないということに注意する必要がある。
図1Aは、1または複数の開示された実施形態が実装されることができる通信システム100の例を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する多重アクセスシステムであることができる。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースを共有することによって、そのようなコンテンツにアクセスできるようにすることができる。例えば、通信システム100では、符号分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)、時分割多重アクセス(TDMA:Time Division Multiple Access)、周波数分割多重アクセス(FDMA:Frequency Division Multiple Access)、直交FDMA(OFDMA:Orthogonal FDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA:Single−Carrier FDMA)などの、1または複数のチャネルアクセス方法を採用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/または102d(一般に、または総称してWTRU102と呼ばれることができる)、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone network)108、インターネット110、ならびに他のネットワーク112を含むことができるが、開示された実施形態が、任意の数のWTRU,基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していると理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102dはそれぞれ、ワイヤレス環境内で動作する、および/または通信するように構成された任意の種類のデバイスであることができる。例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信する、および/または受信するように構成されることができ、ユーザ機器(UE:User Equipment)、移動局、固定または移動加入者ユニット、ポケットベル、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、コンシューマエレクトロニクスなどを含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含むこともできる。基地局114a、114bはそれぞれ、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスでインターフェイスをとるように構成された任意の種類のデバイスであることができる。例えば、基地局114a、基地局114bは、ベーストランシーバ基地局(BTS:Base Transceiver Station)、ノードB、eNode B、ホームノードB、ホームeNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータなどであることができる。基地局114a、基地局114bは、それぞれ単一の要素として示されているが、基地局114a、基地局114bが任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができると理解されるであろう。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部であることができ、RAN103/104/105は、その他の基地局、および/または、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)も含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、特定の地理的領域内(セル(図示せず)と呼ばれることがある)のワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されることができる。セルは、セルセクタにさらに分割されることができる。例えば、基地局114aに関連付けられたセルが、3つのセクタに分割されることができる。したがって、一実施形態では、基地局114aは3つのトランシーバ(送受信機)(例えば、セルのセクタごとに1つ)を含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは多入力多出力(MIMO:Multiple−Input Multiple Output)技術を採用することができ、したがって、セルのセクタごとに複数のトランシーバ(送受信機)を利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェイス115/116/117を経由してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数と通信することができ、エアインターフェイス115/116/117は任意の適切なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光線など)であってよい。エアインターフェイス115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)を使用して確立されることができる。
さらに具体的には、前述したように、通信システム100は多重アクセスシステムであることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの1または複数のチャネルアクセス方式を採用することができる。例えば、RAN103/104/105内の基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)地上波無線アクセス(UTRA:Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができ、この技術は広帯域CDMA(WCDMA(登録商標):Wideband CDMA)を使用してエアインターフェイス115/116/117を確立することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA:High−Speed Packet Access)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High−Speed Downlink Packet Access)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:High−Speed Uplink Packet Access)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上波無線アクセス(E−UTRA:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができ、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)および/またはLTE−アドバンスド(LTE−A:LTE−Advanced)を使用してエアインターフェイス115/116/117を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(例えばワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定基準2000(IS−2000)、暫定基準95(IS−95)、暫定基準856(IS−856)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、エンハンスドデータレートフォーGSMエボリューション(EDGE:Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装することができる。
図1Aの基地局114bは、例えばワイヤレスルータ、ホームノードB、ホームeNode B、またはアクセスポイントであることができ、ビジネスの場所、家庭、車両、キャンパスなどの局所化された領域内でのワイヤレス接続を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)を確立するために、IEEE802.1.1などの無線技術を実装することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aに示されているように、基地局114bは、インターネット110に直接接続することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスすることを必要とされないことがある。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信することができ、コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数に音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP:Voice over Internet Protocol)サービスを提供するように構成された任意の種類のネットワークであることができる。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼び出し制御、請求サービス、モバイルロケーションベースサービス、プリペイドコーリング、インターネット接続、ビデオ配信などを提供すること、および/またはユーザ認証などの高度なセキュリティ機能を実行することができる。図1Aに示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを採用している他のRANと、直接的または間接的に通信できると理解されるであろう。例えば、コアネットワーク106/107/109は、E−UTRAN無線技術を利用することができるRAN103/104/105に接続されることに加えて、GSM無線技術を採用している別のRAN(図示せず)と通信することもできる。
コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能することもできる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS:Plain Old Telephone service)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群における伝送制御プロトコル(TCP:Transmission Control Protocol)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)、およびインターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)などの共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有される、および/または運用されるワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを採用することができる1または複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dの一部または全部は、マルチモード能力を含むことができ、例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なるワイヤレスリンクを経由してさまざまなワイヤレスネットワークと通信するために、複数のトランシーバを含むことができる。例えば、図1Aに示されているWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を採用することができる基地局114a、およびIEEE 802無線技術を採用することができる基地局114bと通信するように構成されることができる。
図1Bは、WTRU102の例を示すシステム図である。図1Bに示されているように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ(送受信機)120、送受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不能メモリ130、取り外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)チップセット136、およびその他の周辺機器138を含むことができる。WTRU102は、実施形態と一致したままで、前述の要素の任意の部分的組合せを含むことができるということが理解されるであろう。また、実施形態は、基地局114aもしくは114b、および/または基地局114aもしくは114bが表すことができるノード(特に、トランシーバ基地局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、進化型ホームノードB(eNodeB)、ホーム進化型ノードB(HeNBまたはHeNodeB)、ホーム進化型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなど、ただしこれらに限定されない)が、図1Bおよび本明細書に記載された要素の一部または全部を含むことができることを企図している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)回路、任意のその他の種類の集積回路(IC:Integrated Circuit)、状態マシンなどであることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102がワイヤレス環境内で動作できるようにする任意のその他の機能を実行することができる。プロセッサ118は、送受信要素122に結合されることができるトランシーバ(送受信機)120に結合されることができる。図1Bはプロセッサ118およびトランシーバ120を別々のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118およびトランシーバ120が電子パッケージまたはチップに一緒に統合されることができるということが理解されるであろう。プロセッサ118などのプロセッサは、統合されたメモリを含むことができる(例えば、WTRU102はプロセッサおよび関連するメモリを含んでいるチップセットを含むことができる)。メモリは、プロセッサ(例えば、プロセッサ118)と統合されたメモリ、または別の方法でデバイス(例えば、WTRU102)に関連付けられたメモリを参照することができる。メモリは、非一時的メモリであることができる。メモリは、プロセッサによって実行されることができる命令(例えば、ソフトウェアおよび/またはファームウェア命令)を含む(例えば、格納する)ことができる。例えば、メモリは、実行されると本明細書に記載された実装の1または複数をプロセッサに実施させることができる命令を含むことができる。
送受信要素122は、エアインターフェイス115/116/117を経由して基地局(例えば基地局114a)に信号を送信、または基地局から信号を受信するように構成されることができる。例えば、一実施形態では、送受信要素122はRF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであることができる。別の実施形態では、送受信要素122は、例えばIR信号、UV信号、または可視光線信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器であることができる。さらに別の実施形態では、送受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および受信するように構成されることができる。送受信要素122は、ワイヤレス信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成されることができると理解されるであろう。
加えて、図1Bでは送受信要素122が単一の要素として示されているが、WTRU102は任意の数の送受信要素122を含むことができる。さらに具体的には、WTRU102はMIMO技術を採用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェイス115/116/117を経由してワイヤレス信号を送信および受信するために、2以上の送受信要素122(例えば複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ(送受信機)120は、送受信要素122によって送信される信号を変調するように構成されること、および送受信要素122によって受信される信号を復調するように構成されることができる。前述したように、WTRU102は、マルチモード能力を備えることができる。したがって、トランシーバ120は、WTRU102が複数のRAT(例えばUTRAおよびIEEE 802.11など)を介して通信できるようにするために、複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(OLED:organic light−emitting diode)表示ユニット)に結合されることができ、これらからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、取り外し不能メモリ130、取り外し可能メモリ132、および/またはプロセッサ118と統合されたメモリなどの任意の種類の適切なメモリからの情報にアクセスすることができ、そのようなメモリにデータを格納することができる。取り外し不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random−Access Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ハードディスク、または任意のその他の種類のメモリストレージデバイスを含むことができる。取り外し可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM:Subscriber Identity Module)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD:Secure Digital)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたは家庭用コンピュータ(図示せず)上などの、WTRU102に物理的に配置されていないメモリからの情報にアクセスすること、およびそのようなメモリにデータを格納することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信することができ、電力をWTRU102内の他のコンポーネントに分配する、および/または電力を制御するように構成されることができる。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスであることができる。例えば、電源134は、1または複数の乾電池(例えばニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136に結合されることもでき、GPSチップセット136は、WTRU102の現在の位置に関する位置情報(例えば経度および緯度)を提供するように構成されることができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそのような情報の代わりに、WTRU102は、エアインターフェイス115/116/117を経由して基地局(例えば基地局114a、114b)から位置情報を受信すること、および/または2以上の近くの基地局から受信される信号のタイミングに基づいてその位置を決定することができる。WTRU102は、実施形態に一致したまま、任意の適切な位置決定の実装によって位置情報を取得することができるということが理解されるであろう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合されることができ、これらの周辺機器138は、追加の特徴、機能、および/またはワイヤードもしくはワイヤレス接続を提供する、1または複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真用またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB:Universal Serial Bus)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンドフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM:Frequency Modulated)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤー、メディアプレーヤー、ビデオゲームプレーヤーモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、実施形態に従うRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。前述したように、RAN103は、エアインターフェイス115を経由してWTRU102a、102b、102cと通信するために、UTRA無線技術を採用することができる。RAN103は、コアネットワーク106と通信することもできる。図1Cに示されているように、RAN103はノードB140a、140b、140cを含むことができ、これらのノードBは、エアインターフェイス115を経由してWTRU102a、102b、102cと通信するために、1または複数のトランシーバをそれぞれ含むことができる。ノードB140a、140b、140cは、RAN103内の特定のセル(図示せず)にそれぞれ関連付けられることができる。RAN103は、RNC142a、142bを含むこともできる。RAN103は、実施形態に一致しながら、任意の数のノードBおよびRNCを含むことができるということが理解されるであろう。
図1Cに示されているように、ノードB140a、140bは、RNC142aと通信することができる。さらに、ノードB140cはRNC142bと通信することができる。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェイスを介してRNC142a、142bそれぞれと通信することができる。RNC142a、142bは、Iurインターフェイスを介して互いに通信することができる。各RNC142a、142bは、それが接続されている各ノードB140a、140b、140cを制御するように構成されることができる。加えて、各RNC142a、142bは、外部ループ電力制御、負荷制御、流入制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化などのその他の機能を実行またはサポートするように構成されることができる。
図1Cに示されたコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW:Media GateWay)144、移動交換局(MSC:Mobile Switching Center)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN:Serving GPRS Support Node)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:Gateway GPRS Support Node)150を含むことができる。前述の各要素はコアネットワーク106の一部として示されているが、それらの要素のいずれかがそのコアネットワークの事業者以外の事業者によって所有されること、および/または運用されることができると理解されるであろう。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェイスを介してコアネットワーク106内のMSC146に接続されることができる。MSC146は、MGW144に接続されることができる。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cと、従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
RAN103内のRNC142aは、IuPSインターフェイスを介してコアネットワーク106内のSGSN148に接続されることもできる。SGSN148は、GGSN150に接続されることができる。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
前述したように、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運用されるその他のワイヤードまたはワイヤレスネットワークを含むことができるネットワーク112に接続されることもできる。
図1Dは、実施形態に従うRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。前述したように、RAN104は、エアインターフェイス116を経由してWTRU102a、102b、102cと通信するために、E−UTRA無線技術を採用することができる。RAN104は、コアネットワーク107と通信することもできる。
RAN104はeNode−B160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104が、実施形態に一致したまま任意の数のeNode−Bを含むことができると理解されるであろう。eNode−B160a、160b、160cは、エアインターフェイス116を経由してWTRU102a、102b、102cと通信するために、1または複数のトランシーバをそれぞれ含むことができる。一実施形態では、eNode−B160a、160b、160cがMIMO技術を実装することができる。したがって、eNode−B160aは、例えば複数のアンテナを使用して、WTRU102aとの間でワイヤレス信号を送信および受信することができる。
各eNode−B160a、160b、160cは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンク内のユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されることができる。図1Dに示されているように、eNode−B160a、160b、160cは、X2インターフェイスを経由して互いに通信することができる。
図1Dに示されているコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME:Mobility Management Gateway)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ166を含むことができる。前述の各要素はコアネットワーク107の一部として示されているが、それらの要素のいずれかがそのコアネットワークの事業者以外の事業者によって所有されること、および/または運用されることができると理解されるであろう。
MME162は、S1インターフェイスを介してRAN104内の各eNode−B160a、160b、160cに接続されることができ、制御ノードとして機能することができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ時の特定のサービングゲートウェイの選択などを行う役割を負うことができる。MME162は、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)とを切り替えるための制御プレーン機能も提供することができる。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェイスを介してRAN104内の各eNode−B160a、160b、160cに接続されることができる。サービングゲートウェイ164は、通常、ユーザデータパケットを、WTRU102a、102b、102cとの間でルーティングおよび転送することができる。サービングゲートウェイ164は、eNode B間ハンドオーバ時のユーザプレーンの固定、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cで使用できる場合のページングのトリガ、WTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および格納などのその他の機能を実行することもできる。
サービングゲートウェイ164はPDNゲートウェイ166に接続されることができ、PDNゲートウェイ166は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cと、従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108の間のインターフェイスとして機能するIPゲートウェイ(例えばIPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むこと、またはそのようなIPゲートウェイと通信することができる。加えて、コアネットワーク107は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運用されるその他のワイヤードまたはワイヤレスネットワークを含むことができるネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eは、実施形態に従うRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、エアインターフェイス117を経由してWTRU102a、102b、102cと通信するためにIEEE 802.16無線技術を採用するアクセスサービスネットワーク(ASN:Access Service Network)であることができる。下でさらに説明されるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の異なる機能エンティティ間の通信リンクが、基準点として定義されることができる。
図IEで示されているように、RAN105は基地局180a、180b、180c、およびASNゲートウェイ182を含むことができるが、RAN105が、実施形態に一致したまま、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含むことができると理解されるであろう。基地局180a、180b、180cはRAN105内の特定のセル(図示せず)にそれぞれ関連付けられることができ、エアインターフェイス117を経由してWTRU102a、102b、102cと通信するために、1または複数のトランシーバをそれぞれ含むことができる。一実施形態では、基地局180a、180b、180cがMIMO技術を実装することができる。したがって、基地局180aは、例えば複数のアンテナを使用して、WTRU102aとの間で無線信号を送信および受信することができる。基地局180a、180b、180cは、ハンドオフのトリガ、トンネルの確立、無線リソースの管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS:Quality of Service)ポリシーの強化などのモビリティ管理機能も提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点として機能することができ、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティングなどの役割を負うことができる。
WTRU102a、102b、102cとRAN105の間のエアインターフェイス117は、IEEE 802.16規格を実装するR1基準点として定義されることができる。加えて、各WTRU102a、102b、102cは、コアネットワーク109との論理インターフェイス(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109との間の論理インターフェイスは、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理に使用されることができるR2基準点として定義されることができる。
各基地局180a、180b、180cの間の通信リンクは、WTRUのハンドオーバおよび基地局間のデータの転送を容易にするためのプロトコルを含んでいるR8基準点として定義されることができる。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182との間の通信リンクは、R6基準点として定義されることができる。R6基準点は、各WTRU102a、102b、102cに関連付けられたモビリティイベントに基づいてモビリティ管理を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
図1Eに示されているように、RAN105はコアネットワーク109に接続されることができる。RAN105とコアネットワーク109との間の通信リンクは、例えばデータ転送およびモビリティ管理能力を容易にするためのプロトコルを含んでいるR3基準点として定義され得る。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA:Mobile IP Home agent)184、認証、認可、アカウンティング(AAA:Authentication, Authorization, Accounting)サーバ186、およびゲートウェイ188を含むことができる。前述の各要素はコアネットワーク109の一部として示されているが、それらの要素のいずれかがそのコアネットワークの事業者以外の事業者によって所有されること、および/または運用されることができると理解されるであろう。
MIP−HAは、IPアドレス管理の役割を負い、WTRU102a、102b、102cが異なるASN間および/または異なるコアネットワーク間をローミングできるようにする。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートの役割を負うことができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの相互作用を容易にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cと、従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。加えて、ゲートウェイ188は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運用されるその他のワイヤードまたはワイヤレスネットワークを含むことができるネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eには示されていないが、RAN105が他のASNに接続されることができ、コアネットワーク109が他のコアネットワークに接続されることができるということが理解されるであろう。RAN105と他のASNの間の通信リンクは、RAN105と他のASNとの間でWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むことができるR4基準点として定義されることができる。コアネットワーク109と他のコアネットワークの間の通信リンクは、ホームコアネットワークと訪問されるコアネットワークの間の相互作用を容易にするためのプロトコルを含むことができるR5基準点として定義されることができる。
セルの全帯域幅をサポートすることができるWTRUは、全帯域幅WTRUと呼ばれることができる。帯域幅は、RBの数および/または帯域の中心などの帯域の位置を含むことができる。
WTRUは少なくとも時々、全帯域幅(BW)WTRUに一致する(例えば、少なくとも部分的に一致する)ことができる方法で通信する、振る舞う、または動作することができ、少なくとも時々(例えば、ほかの時に)、低減BW WTRUに一致する(例えば、少なくとも部分的に一致する)ことができる方法で通信する、振る舞う、または動作することができる。例えば、セルの全帯域幅をサポートすることができるWTRUは、それがカバレッジが制限されることができるとき、またはそれがカバレッジ拡張(CE)モードで動作することができるときなどの、特定のときに低減BW WTRUに一致する(例えば、少なくとも部分的に一致する)ことができる方法で通信する、振る舞う、または動作することができる。WTRUは、例えば少なくとも時々、全BW WTRUおよび/または低減BW WTRUであってもよく、またはそのように見なされてもよい。
WTRUは、低減BW WTRUであってもよく、またはそのように見なされてもよいが、低減BW WTRUのように(例えば、少なくとも部分的にそのように)振る舞うまたは動作することができる(または、そのように振る舞うもしくは動作することを必要とするもしくは意図することがある)。低減BW WTRUに一致する(例えば、少なくとも部分的に一致する)ことができる方法で(例えばeNBと)通信する、振る舞う、または動作することができるWTRUは、例えばWTRUが低減BW WTRUに一致する(例えば、少なくとも部分的に一致する)ことができる方法で通信する、振る舞う、または動作することができるときなど、少なくとも時々、低減BW WTRUであってもよく、またはそのように見なされてもよい。
本明細書で開示された例は、eNBおよびセルに適用することができる。本明細書で開示された例は、カバレッジが制限されたWTRUおよび低減帯域幅(BW)WTRUなどのWTRUに適用することができる。低減BW WTRUに適用可能であるとして本明細書で開示された例は、カバレッジが制限されたWTRUに適用することができる。カバレッジが制限されたWTRUに適用可能であるとして本明細書で開示された例は、低減BW WTRUに適用することができる。本明細書で開示された例は、その他の能力または低減能力を持つその他の種類のWTRUに適用することができる。
説明の目的で、PDCCHは、EPDCCHに置き換えられることができ、またその逆も同様であり、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。説明の目的で、PDCCH(またはEPDCCH)は、DL制御チャネルまたは別のDL制御チャネルに置き換えられることができ、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。説明の目的で、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)およびサービングセルは、交換可能なように使用されることができる。説明の目的で、WTRU、WTRU MACエンティティ、およびMACエンティティは、交換可能なように使用されることができる。説明の目的で、eNBおよびセルは、交換可能なように使用されることができる。CEレベルは、反復の数に置き換えられることができ、またその逆も同様であり、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。反復数、反復の数、および反復レベルは、交換可能なように使用されることができる。
「WTRU」は、「少なくともWTRU」に置き換えられることができ、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。「〜が意図される」は、「少なくとも〜が意図される(at least intended for)」または「少なくとも〜が意図される(intended for at least)」に置き換えられることができ、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。
本明細書で開示された例は、RAR、PCH、またはRARもしくはPCHを運ぶことができる物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared CHannel)に関して開示されることができる。そのような例は、限定するものではない。RARは、PCH、PCH PDSCH、またはPDSCHに置き換えられることができ、またその逆も同様であり、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。PDSCHによって運ばれることができるチャネルまたはその他のコンテンツは、別のチャネルまたはコンテンツに置き換えられることができ、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。
eNBおよび/またはWTRUは、WTRUの(例えばセルまたはeNBへの)初期アクセス、(例えばWTRUのULタイミングをリセットするため、またはセルに対して揃えるための)ULタイミングのリセット、および/または(例えばWTRUのタイミングをリセットするため、またはハンドオーバターゲットセルに対して揃えるための)ハンドオーバ時のタイミングのリセットのために、ランダムアクセス手順を使用することができる。WTRUは、電力PPRACHでの物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)プリアンブルシーケンスを送信することができ、電力PPRACHは、構成されたパラメータおよび/または測定に基づくことができ、WTRUは時間−周波数リソースを使用してプリアンブルを送信することができる。eNBによって提供または構成されることができる構成されたパラメータは、初期プリアンブル電力(例えばpreamblelnitialReceivedTargetPower)、プリアンブル形式に基づくオフセット(例えばdeltaPreamble)、ランダムアクセス応答ウィンドウ(例えばra−ResponseWindowSize)、電力ランピング係数(例えばpowerRampingStep)、および/または最大再送信数(例えばpreambleTransMax)のうちの1または複数を含むことができる。PRACHリソース(プリアンブルもしくはプリアンブルのセット、および/またはプリアンブル送信に使用されることができる時間/周波数リソースを含むことができる)は、eNBによって提供または構成されることができる。測定は、経路損失を含むことができる。時間−周波数リソースは、WTRUによって、許容されるセットから選択されること、またはeNBによって選択されてWTRUに信号伝達されることができる。WTRUのプリアンブルの送信の後に、eNBは、プリアンブルを検出することができた場合、ランダムアクセス応答(RAR)によって応答することができる。WTRUが、割り当てられた時間(例えば、ra−ResponseWindowSize)内に、送信されたプリアンブル(例えば、特定のプリアンブルインデックスおよび時間/周波数リソースに対応することができる)のRARを受信することができない、または受信しない場合、WTRUは、別のプリアンブルを後で高電力(例えば、powerRampingStepによる前のプリアンブル送信よりも高い電力)で送ることができ、この送信電力は最大電力によって制限されることができ、この最大電力は、例えば、全体としてWTRU用(例えばPCMAX)またはWTRUのサービングセル用(例えばPCMAX,c)であることができる、WTRUによって構成された最大電力である。WTRUは、eNBからのRARの受信を再び待機することができる。この送信および待機のシーケンスは、eNBがRARを使用して応答することができるまで、またはランダムアクセスプリアンブル送信の最大数(例えばpreambleTransMax)が達せられることができるまで、継続することができる。eNBはRARを送信することができ、1つのプリアンブル送信に応答して、WTRUはRARを受信することができる、
時間/周波数または時間−周波数という用語は、時間および/または周波数を表すために使用されることができる。時間−周波数という用語は、特定の時間および周波数を表すために使用されることができる。
ランダムアクセス手順(例えばランダムアクセス手順のインスタンス)は、コンテンションベースまたはコンテンションフリーであることができる。コンテンションフリー手順は、例えばeNBからの要求によって開始されることができ、例えば、PDCCH指令などの物理層信号伝達を介すること、またはRRC再構成メッセージ(例えばRRC接続再構成メッセージ)などの上位層の信号伝達によることができ、RRC再構成メッセージは、モビリティ制御情報を含むことができ、例えば、ハンドオーバ要求を示すこと、またはハンドオーバ要求に対応することができる。サブフレームn内のPDCCH指令によって開始されることができるコンテンションフリー手順の場合、PRACHプリアンブルは、第1のサブフレーム(またはPRACHに使用できる第1のサブフレーム)n+k2(k2は少なくとも6であることができる)内で送信されることができる。RRCコマンドによって開始される場合、指定されることができる他の遅延が存在することができる(例えば、必要とされる、または許容される最小および/または最大遅延が存在することができる)。WTRUは、例えば初期アクセス、UL同期の復元、および/または無線リンク故障からの回復を含むことができる理由によって、コンテンションベース手順を自律的に開始することができる。特定のイベント(例えば、無線リンク故障からの回復以外のイベント)の場合、そのようなイベントの後にWTRUがPRACHプリアンブルを送信することができるまでにかかる時間に関して、定義されない、または指定されないことがある。
コンテンションフリーランダムアクセス(RA)手順の場合、ネットワークで信号伝達されるPRACHプリアンブルが、例えばWTRUによって使用されることができる。コンテンションベースランダムアクセス手順の場合、WTRUがプリアンブルを自律的に選択することができ、プリアンブル送信に使用できるプリアンブル形式および/または時間/周波数リソースは、eNBによって提供または信号伝達されることができる指示またはインデックス(例えば、prach configIndfex)に基づくことができる。
LTEシステムでは、徐々に高くなる送信電力で送信されるプリアンブルの1つがeNBによって検出されることができる。RARは、その検出された1つのプリアンブルに応答してeNBによって送られることができる。
WTRUは、アイドルモードおよび/または接続モードでP−RNTI(ページング無線ネットワーク一時識別子(RNTI))を使用してマスクされたPDCCH上のDL割り当てについて、PDCCHを(例えば定期的に)監視することができる。P−RNTIを使用するそのようなDL割り当てが検出されることができた場合、WTRUは、割り当てられたPDSCHリソースブロック(RB)を復調することができ、そのPDSCH上で運ばれるページングチャネル(PCH:Paging CHannel)をデコードすることができる。PCHを運ぶことができるPDSCHは、PCH PDSCHであることができる。ページング、ページングメッセージ、ページング情報、およびPCHは、交換可能なように使用されることができる。
アイドルモードでは、特定のページングフレーム(PF:Paging Frame)およびそのPF内のサブフレーム(例えば、WTRUがページングチャネルを監視することができるページング機会(PO:Paging Occasion))が、WTRU ID(例えばWTRU_ID)およびネットワークによって指定されることができるパラメータに基づいて決定されることができる。パラメータは、ページングサイクル(PC:Paging Cycle)長(例えばフレーム単位)を含むことができ、ページングサイクル長は、DRXサイクルおよび別のパラメータ(例えばnB)と同じであることができる。これらのパラメータは共に、セル内に存在することができるPCごとのPFの数およびPFごとのPOの数の決定を容易にすることができる。WTRU IDは、WTRU IMSI、または1024などの数でWTRU IMSIを割った余りであることができる。例えば、POは、WTRU IMSIを1024で割った余りに基づいて決定されることができる。
ページングサイクルごとに複数のPFが存在すること、およびPF内に複数のPOが存在することができ、例えば、ページングサイクルごとに複数のサブフレームが、P−RNTIを使用してマスクされたPDCCHを運ぶことができる。WTRUは、ページングサイクルごとに(例えば1つの)POを監視することができ、そのようなPOは、WTRU IDおよび/または本明細書で開示された1または複数のパラメータに基づいて決定されることができ、それらのパラメータは、システム情報、専用の信号伝達情報などを介してWTRUに提供されることができる。POは、1または複数の特定のWTRU用のページを含むことができるか、またはそれらは、各WTRU、WTRUの一部、またはWTRUのすべてに向けられることができるシステム情報変更ページングを含むことができる。WTRUに固有のページング(例えば、1または複数のWTRUに固有であることができるページング)の場合、WTRU(例えば、アイドルモードにあるWTRU)は、WTRU IDに基づくことができるPCごとに1つのPOを監視することができる。システム情報変更(例えば、発生した変更、または次回のシステム情報変更)を示すことができるページングの場合、WTRU(例えば、アイドルモードまたは接続モードにあるWTRU)は、WTRU IDに基づくこと、または基づかないことができるシステム情報変更期間内の1または複数のPOを監視することができる。
接続モードでは、WTRUは、例えばシステム情報変更に関連するページングを受信することができ、着呼に使用されることができるページングなどのWTRU固有のページングを受信しないことができる。接続モードにあるWTRUは、特定のPO(例えば、そのWTRU IDに基づくことができるPO)を監視しないことができる。周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplexing)の場合、POサブフレームは、サブフレーム0、4、5、および9などの特定のサブフレームを含むことができる。時分割複信(TDD:Time Division Duplexing)の場合、POサブフレームは、サブフレーム0、1、5、および6などの特定のサブフレームを含むことができる。
プリアンブル、制御チャネル、PDSCH(例えばRAR PDSCH)、PUSCH、および/またはPUCCHなどの反復の数は、第1の送信(または受信)を含むことができる。反復の数(例えば、その他の反復)は、第1の送信(または受信)を除外することができる。「含める」は「除外する」に置き換えられることができ、またその逆も同様であり、なおかつ本明細書で開示された例に一致することができる。ダウンリンク制御チャネル、MTC WTRU用のダウンリンク制御チャネル、(E)PDCCH(例えばEPDCCHおよび/またはPDCCH)、PDCCH、および/またはM−PDCCHは、交換可能なように使用されることができる。システム情報、MTC WTRU用のシステム情報、MTC−SIB、M−SIB、および/またはSIBは、交換可能なように使用されることができる。
ランダムアクセス(RA)手順が、提供される、および/または使用されることができる。eNBまたはセルは、カバレッジが制限されたWTRUおよび/または低減能力を持つ(低減帯域幅WTRUなどの)WTRUなどの、能力または制限を持つWTRUをサポートすることができる。WTRUは、カバレッジが制限されること、および/または低減帯域幅であることができる。低減能力は、単一の受信アンテナおよび/またはレシーバチェーンおよび/または低減されたトランスポートブロックサイズのサポートを含むまたは使用する(例えばそれらのみを含むまたは使用する)ことなどの、低減された複雑さを(または、低減された複雑さも)含むことができる。
PRACHリソースは分割されることができ、それによって、プリアンブルであるもしくはプリアンブルを含むことができるリソース(例えば特定のリソース)、ならびに/または時間および/もしくは周波数内のリソースは、カバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUによって使用されることができ、リソース(例えば特定のリソース)の使用は、リソースを使用しているWTRUがカバレッジが制限されることができること、および/またはリソースを使用しているWTRUのカバレッジ制限が特定のレベルであることができることをeNBに示すことができる。
例えば、低減帯域幅WTRUのそれよりも大きい帯域幅(BW)をサポートすることができるeNBおよび/または低減帯域幅WTRUをサポートすることができるeNBは、低減帯域幅WTRUなどの少なくとも特定のWTRUによって使用されることができるPRACHリソースを割り当てることができる。割り当てられるリソースは、帯域幅内に配置されることができ(例えば、RBの数および/または帯域の中心などの帯域の位置)、その帯域幅内で低減帯域幅WTRUは、送信すること、または送信可能であることができる。それらのリソースは、レガシーWTRUまたはその他のWTRUに割り当てられることができるものと同じリソース、異なるリソース、またはそのようなリソースのサブセットであることができる。割り当てられるリソースは、低減帯域幅WTRUによって、または低減帯域幅WTRUのみによって使用されることができるプリアンブルを含むことができる。
PRACHリソース割り当て(例えば、少なくとも特定のWTRUによって使用されることができるリソースに関して)は、プリアンブル(例えば特定のプリアンブル)、時間(例えばサブフレームまたは特定のサブフレーム)、および/または周波数(例えばRBまたは特定のRB)のうちの1または複数の指定を含むことができる。PRACHリソース(例えば、少なくとも特定のWTRUによって使用するためのリソース)は、プリアンブル、時間(例えばサブフレーム割り当て)、および/または周波数(例えばRB割り当て)のうちの少なくとも1または複数によって(例えば特定のWTRUによって使用されないことができるリソースから)区別されることができる。割り当ておよび/または指定は、専用またはブロードキャスト信号伝達などの(例えばeNBによる)信号伝達および/またはシステム情報を介することができる。
PRACHリソースの割り当ておよびランダムアクセスの手順が、カバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUに提供されることができる。カバレッジが制限されたWTRUに(例えばeNBによって)割り当てられることができるPRACHリソースの一部(例えば全部)は、帯域幅が制限されたWTRUによってサポートされることができる帯域幅内に配置されること、または常に配置されることができる。カバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUは、eNBへのPRACH送信のために、1または複数のPRACHリソースから(例えば、カバレッジが制限されたWTRUに割り当てられることができるPRACHリソースから、および/または帯域幅が制限されたWTRUによってサポートされることができる帯域幅内に配置されることができるPRACHリソースから)選択すること、および/またはそのようなPRACHリソースを使用することができる。カバレッジ制限の1または複数(例えば全部)のレベルごとに割り当てられること、または指定されることができるPRACHリソースは、カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることができるWTRUによって使用されることができるサブセット(フルセットを含むことができる)を含むことができる。
eNBは、カバレッジが制限されたWTRU(例えば、eNBがカバレッジが制限されていると決定できるWTRU)を、例えば帯域幅が制限されたWTRUでないという通知または決定が行われるまで、帯域幅が制限されたWTRUと見なすこともできる。eNBは、WTRUが使用した(例えば送信した)可能性のあるPRACHリソースまたはeNBがWTRUから受信した可能性のあるPRACHリソースに基づいて、WTRUのカバレッジが制限されていることを決定することができる。eNBは、それに応じてWTRUと通信することができる。
カバレッジが制限されたWTRUに対して指定または割り当てられることができるPRACHリソースからPRACHを受信することができるeNB、および(例えば、WTRUのサポート可能な帯域幅内の指定によって、または配置によって)帯域幅が制限されたWTRUによって使用されることができるeNBは、PRACHを送信した可能性のあるWTRUを、例えば帯域幅が制限されたWTRUではないという通知または決定が行われるまで、帯域幅が制限されたWTRUと見なすことができる。eNBは、それに応じてWTRUと通信することができる。
PRACHリソースは、カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることが両方ともできるWTRUに対して具体的に割り当てられること、または指定されることができる。カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることが両方ともできるWTRUは、eNBへのPRACH送信のために、それらの割り当てられた、または指定されたPRACHリソースから選択すること、および/またはそのようなPRACHリソースを使用することができる。別々のPRACHリソース(例えば、プリアンブル、時間、および/または周波数のうちの1または複数によって区別されることができる)が、さまざまなレベルのカバレッジ制限に割り当てられること、および/または使用されることができる。例えば、カバレッジ制限の1つのレベル(例えば、ワーストケースのレベル)は、カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることが両方ともできるWTRUによって使用されることができる。
カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることが両方ともできるWTRUに対して指定されること、または割り当てられることができるPRACHリソースからPRACHを受信することができるeNBは、PRACHを送信した可能性のあるWTRUを、カバレッジが制限され、かつ帯域幅が制限されたWTRUと見なすことができる。eNBは、PRACHリソースに基づいて、カバレッジ制限レベルを知ることもできる。eNBは、それに応じてWTRUと通信することができる。
ランダムアクセス応答(RAR)が、提供されること、および/または使用されることができる。WTRUとのランダムアクセス手順の間に、eNBは、例えばWTRUから指示またはメッセージを受信することができるまで、WTRUが低減帯域幅WTRUであるかどうかわからないことがあり、例えば、低減帯域幅内でWTRUに応答するべきかどうかわからないことがある。
eNBは、特定の帯域幅(例えば、特定の数のRBおよび/または中心のRBのセット(中心の6つのRBなど)などの特定の位置)内でPRACHを送信した可能性のある(またはeNBがそこから受信した可能性のある)WTRUを、例えばそのWTRUが低減帯域幅WTRUでないという指示を受信するまで、低減帯域幅WTRUであると見なすことができる。この指示は、WTRUによってメッセージ(例えば、WTRUから来ることができるRRC接続要求などのRRCメッセージまたはWTRU能力メッセージ)内で提供されることができる。
低減帯域幅WTRUであることができるWTRU、またはeNBによって低減帯域幅WTRUであると見なされることができるWTRUなどのWTRUからのPRACHに応答する場合、eNBは、WTRUが受信可能であることができる方法で、ランダムアクセス応答(RAR)を提供することができる。
eNBは、例えばWTRUが低減帯域幅WTRUでないということを知るまたは決定するまで、WTRUが意図される送信を、R RB(例えば中心のR RB)のセット(例えば特定のセット)などの、R RBの特定の最大数(例えば6)および/または位置に制限することができる。eNBは、UL許可(例えば、RA手順のmsg3に対するUL許可)サイズを、Y RB(例えば中心のY RB)のセット(例えば特定のセット)などの、Y RBの特定の最大数(例えば、6RB)および/または位置に制限することができるか、または制限することもできる。Rは、Yに等しくなることができる。RBの位置は、(ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達において(例えばシステム情報内で)、例えばeNBによって)提供されることができる。これは、(例えば、WTRUによって使用されるPRACHリソースに基づいて)カバレッジが制限されることができる、またはカバレッジが制限されていると決定されることができるWTRUの場合に(例えばその場合にのみ)適用することができる。
少なくとも特定の(例えば、帯域幅が制限され、かつ/またはカバレッジが制限された)WTRUに割り当てられること、またはそれに対して指定されること、またはそれによって使用されることができるPRACHリソースからPRACHを受信することができるeNBは、次のうちの1または複数を実行することができる。それらは、帯域幅が制限されたWTRUおよび/もしくはカバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUがRARを受信することができる方法でRARを提供すること、帯域幅が制限されたWTRUが送信することができる帯域幅内のリソース(例えばRA手順のメッセージ3)に対するUL許可を提供すること、ならびに/または、制限帯域幅WTRUに対して、例えばそれが制限帯域幅WTRUではない可能性があるという(明示的、またはそれ以外の)指示を受信することができるまで、DL許可および/もしくはUL許可を提供するかもしくは引き続き提供することである。この指示は、WTRUから来ることができる、RRC接続要求メッセージなどのRRCメッセージまたはWTRU能力メッセージに含まれることができる。
帯域幅が制限されたWTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUがRARを受信することができる方法でRARを提供することは、EPDCCH(またはEPDCCHおよびPDCCHの両方)を使用して、RARを運ぶことができるPDSCHに関する位置および/またはパラメータを示すことができる制御情報(例えばDCI形式)を送ることを含むことができる。帯域幅が制限されたWTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUがRARを受信することができる方法でRARを提供することは、制限帯域幅WTRUがそれを受信することができる帯域幅(例えば、RBの数および/または帯域の中心などの帯域の位置)内でRARを運ぶことができるPDSCHを送信することを含むことができる。帯域幅が制限されたWTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUがRARを受信することができる方法でRARを提供することは、固定された、知られた、もしくは決定された位置内のRAR PDSCH、および/または1もしくは複数の固定された、知られた、もしくは決定されたパラメータ(例えばMCSなどの送信パラメータ)を送信することを含むことができ、それによってDCI形式は(例えばRARに関して)帯域幅が制限されたWTRUまたはカバレッジが制限されたWTRUであることができるWTRUによって、またはそのようなWTRUのために必要とされないこと、または使用されないことができる。固定された、知られた、または決定された位置および/またはパラメータは、eNBによって、ブロードキャストシステム情報などの信号伝達において提供されることができ、かつ/またはPRACHもしくはPRACH送信の関数であることができ、RARは、その送信に対して応答すること、またはそのような応答を含むことができる。
知られた位置、パラメータ、または値は、WTRUおよび/またはeNBによって決定されることができる。「知られた」および「決定された」は、交換可能なように使用されることができる。
DL許可および/またはUL許可を制限帯域幅WTRUに提供することは、EPDCCH(または、EPDCCHおよびPDCCHの両方)を使用してその許可に関連付けられた制御情報(例えばDCI形式)を送ること、帯域幅(例えば、RBの数および/または帯域の中心などの帯域の位置)内で許可されたPDSCHを送信することであって、その帯域幅内で制限帯域幅WTRUがそれを受信することができる、送信すること、および/または帯域幅(例えばRBの数および/または帯域の中心などの帯域の位置)内でULリソースを許可することであって、その帯域幅内で制限帯域幅WTRUが送信することができる、ことのうちの1または複数を含むことができる。
帯域幅が制限されること、および/またはカバレッジが制限されることができるWTRU(または、少なくともWTRU)が意図され得るRARの位置および/または送信パラメータは、PRACH(例えばPRACHリソース)の1または複数のパラメータの関数であることができ、そのPRACHに対する応答をRARは提供する、または含むことができる。位置(例えばRARの位置)は、時間(例えばサブフレーム)および/または周波数(例えば1または複数のRB)であること、またはそれらを含むことができる。PRACHまたはPRACHリソースパラメータは、時間(例えばサブフレームまたはサブフレームセット)、周波数(例えば1または複数のRB)、および/またはプリアンブルであること、またはそれらを含むことができる。
RARは、RARの特定のインスタンスまたは反復であること、またはそれらを表すことができる。カバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRUによって結合されることができるRARの反復は、同じ位置内もしくは異なる位置内にあることができ(例えば、各サブフレームは異なることができ、各RBは同じであること、または異なることができる)、かつ/または同じパラメータもしくは異なるパラメータを使用することができる。
帯域幅が制限されたWTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUは、PRACHを(例えばeNBに)送信することができる。WTRUおよび/またはeNBは、WTRU(または、少なくともWTRU)が意図され得るRARの位置を、例えばWTRUのPRACH送信に応答して、PRACH(例えばPRACHリソース)の1または複数のパラメータに基づいて、決定することができる。例えば、WTRUがPRACHを送信することができるRBは、PRACHに対応することができるRARのRBを、決定することができる(または、WTRUおよび/またはeNBによって使用されて決定することができる)。eNBは、決定された位置内のRARを送信することができ、かつ/またはWTRUは、そのRARを受信すること、もしくは受信しようと試みることができる。WTRUによる決定は、少なくとも構成(例えば、RARの位置および/またはパラメータと、PRACHパラメータおよび/またはPRACHリソースとの間の関係または対応の構成)に基づくことができ、この構成は、eNBによって、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達を介して、またはブロードキャストされ得るシステム情報内で、提供されることができる。
帯域幅が制限されること、および/またはカバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRU(または、少なくともWTRU)が意図されることができるRARの(例えば、固定されること、または知られることができる)位置および/または(例えば、固定されること、または知られることができる)1または複数の送信パラメータは、WTRUの能力(または、低減能力)の関数であることができる。例えば、RARの位置および/または1もしくは複数のRAR送信パラメータは、CEモード、CEレベル、および/または帯域幅制限のうちの少なくとも1つの関数であることができる。CEモードおよび/もしくはCEレベルなどのWTRUの能力(または低減能力)、ならびに/またはWTRUの帯域幅制限は、PRACHに対応することができるRARの位置(例えばサブフレームおよび/またはRB)および/または1または複数の送信パラメータ(例えばMCS)を決定する(または、決定するためにWTRUおよび/またはeNBによって使用される)ことができる。eNBは、決定された位置内のRARを送信することができ、かつ/またはWTRUは、そのRARを受信すること、もしくは受信しようと試みることができる。WTRUによる決定は、少なくとも、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達を介してeNBによって提供されることができる1または複数の能力(または、CEモードまたはCEレベルなどの低減能力)に関する(例えば、RARの位置および/またはパラメータの)構成に基づくことができる。
図2は、WTRUによるプリアンブル送信およびRAR受信の例を示している。WTRUは、206で、PRACH上で、またはPRACHを使用して、プリアンブルを送信することができる。WTRUは、208で、PRACHの少なくとも1つのパラメータに基づいてRARの位置を決定することができる。RARの位置は、RARが送信されることができる、または送信される予定であるサブフレームまたは周波数リソースのうちの少なくとも1つを含むことができる。PRACHパラメータは、サブフレーム、周波数リソース(例えば、この周波数リソース上でプリアンブルが送信される)、またはプリアンブルのうちの少なくとも1つを含むことができる。WTRUは、210で、決定された位置でRARを受信すること、または受信しようと試みることができる。WTRUは、例えばWTRUがCEモードにあるときに、CEを使用して、かつ/またはCEレベルを使用して、反復を伴うプリアンブルを送信することができる。WTRUは、例えばWTRUがCEモードにあるときに、CEを使用して、かつ/またはCEレベルを使用して、RARの反復を受信して結合し、RARを正常に受信および/またはデコードすることができる。RARの反復の位置は、PRACHの少なくとも1つのパラメータおよび/または1もしくは複数の他のPRACHパラメータに基づいて決定されることができる。1または複数のPRACHパラメータとRARの位置(または、例えば反復の位置)の間の関連または対応は、構成(例えば、ランダムアクセス(RA)構成)を介してWTRUに提供されること、および/またはWTRUによって受信されることができる。構成は、ブロードキャストされ得るシステム情報内で提供されること、および/または受信されることができる。
図3Aは、WTRUによるプリアンブル送信およびRAR受信の別の例を示している。WTRUは、302でRA構成を受信する。WTRUは、304で、RA構成に基づいて1または複数のPRACHパラメータを決定する。WTRUは、306で、PRACH上で、またはPRACHを使用して、プリアンブルを送信する。WTRUは、308で、PRACHの少なくとも1つのパラメータに基づいてRARの位置を決定する。RARの位置は、RARが送信されることができる、または送信される予定であるサブフレームまたは周波数リソースのうちの少なくとも1つを含むことができる。PRACHパラメータは、サブフレーム、周波数リソース(例えば、この周波数リソース上でプリアンブルが送信される)、またはプリアンブルのうちの少なくとも1つを含むことができる。WTRUは、310で、決定された位置でRARを受信すること、または受信しようと試みることができる。WTRUは、例えばWTRUがCEモードにあるときに、CEを使用して、かつ/またはCEレベルを使用して、反復を伴うプリアンブルを送信することができる。WTRUは、例えばWTRUがCEモードにあるときに、CEを使用して、かつ/またはCEレベルを使用して、RARの反復を受信して結合し、RARを正常に受信および/またはデコードすることができる。RARの反復の位置は、PRACHの少なくとも1つのパラメータおよび/または1もしくは複数のPRACHパラメータに基づいて決定されることができる。RA構成は、1または複数のPRACHパラメータとRARの位置(または、例えば反復の位置)の間の関連または対応をWTRUに提供することができる。
図3Bは、1または複数のPRACHパラメータ314および1または複数のRARの位置316を含んでいるRA構成の例を示している。RA構成は、1または複数のPRACHパラメータとRARの位置(例えば反復の位置)の間の関連または対応を提供することができる。PRACHパラメータおよび/またはRARの位置は、CEレベルに関連付けられることができる。
図4Aは、WTRUによるプリアンブル送信およびRAR受信の例を示している。WTRUは、402でRA構成を受信することができる。WTRUは、404で、RA構成および/またはCEレベルに基づいてPRACHパラメータを決定することができる。例えば、RA構成は、1または複数のCEレベルに関連付けられることができる1または複数のPRACHパラメータまたはPRACHパラメータのセットを含むことができる。PRACHパラメータは、1もしくは複数のプリアンブル、ならびに/または、1もしくは複数のPRACHの時間リソースおよび/もしくは周波数リソースを含むことができる。WTRUは、プリアンブルを決定することができ、例えば、1または複数のプリアンブルのセットからプリアンブルを選択することができる。WTRUは、1または複数の時間リソースから、サブフレームまたは(例えば反復のための)サブフレームのセットを決定することができる。WTRUは、1または複数の周波数リソースから、1または複数のPRB(例えばPRBのセット)などの周波数リソースを決定することができる。CEレベルは、例えば測定に基づいて、WTRUによって決定されることができる。CEレベルは、開始CEレベルおよび以前に失敗したランダムアクセスの試行回数に従って、WTRUによって決定されることができる。低減BWを使用している可能性があるが、CEモードではない、またはCEモードを使用していない可能性があるWTRUの場合、CEレベルが、404でPRACHパラメータの決定に含められないことができる。
WTRUは、406で、PRACHパラメータに基づいてプリアンブルを送信することができる。例えば、WTRUは決定されたプリアンブルを、決定されたPRACH上で、または決定されたPRACHを使用して送信することができる。WTRUは、決定された周波数リソース(または、周波数ホッピングが1または複数の反復に使用される場合は、複数の周波数リソース)内の決定されたサブフレームまたはサブフレームのセット内で、決定されたプリアンブルを送信することができる。
WTRUは、408で、少なくとも1つのPRACHパラメータおよび/またはCEレベルに基づいてRARの位置を決定することができる。RARの位置は、RARが送信されることができるサブフレームおよび/または周波数リソースのうちの少なくとも1つを含むことができる。反復を伴うRARの場合、位置は複数のサブフレーム(例えばサブフレームのセット)を含むことができる。反復を伴うRARの場合、例えば周波数ホッピングが使用されていれば、位置は複数の周波数位置(例えば周波数位置のセット)を含むことができる。
WTRUは、410で、少なくとも1つのPRACHパラメータおよび/またはCEレベルに基づいて、RARが送信される際の反復の数を決定することができる。一部のWTRU(例えば、低減BWを使用している可能性があるが、CEモードではない、またはCEモードを使用していない可能性があるWTRU)では、この決定が行われないことができる。
WTRUは、412で、必要に応じて決定された数まで反復して、決定された位置でRARを受信すること、または受信しようと試みることができる。WTRUは、1または複数の決定された位置でRARの反復を受信することができ、それらの反復を結合し、RARを正常に受信およびデコードすることができる。WTRUは、412で、決定された反復の数まで、受信および結合することができる。
WTRUがRA応答ウィンドウ内でRARを正常に受信した場合、WTRUは、RARによって割り当てられること、または許可されることができるリソース上で、成功メッセージを送信することができる。成功メッセージは、ランダムアクセスmsg3または別のメッセージであることができる。WTRUがRA応答ウィンドウ内でRARを正常に受信しない場合、WTRUは、ランダムアクセス手順および例えば1または複数のCEレベルで既に行われた試行回数に応じて、停止すること、または再び試行することができる。
図4Bは、1または複数のPRACHパラメータ414および1または複数のRARの位置416を含んでいるRA構成の別の例を示している。RA構成は、1または複数のPRACHパラメータと、RARの位置、例えば反復の位置との間の関連または対応をWTRUに提供することができる。PRACHパラメータおよび/またはRARの位置は、CEレベルに関連付けられることができる。
図5は、例えばeNBまたはセルによる、プリアンブル受信およびRAR送信の例を示している。プリアンブルは、506で、CEレベルに関連付けられたPRACHで、またはそのようなPRACHを使用して受信されることができる。RARの位置および/またはRAR反復の数は、508で、PRACHの少なくとも1つのパラメータに基づいて決定されることができる。RARの位置は、RARが送信されることができる、または送信される予定であるサブフレームまたは周波数リソースのうちの少なくとも1つを含むことができる。PRACHパラメータは、サブフレーム、周波数リソース(例えば、この周波数リソース上でプリアンブルが送信される、または受信される)、またはプリアンブルのうちの少なくとも1つを含むことができる。RARは、510で、決定された位置で、かつ/または決定された反復を使用して、送信されることができる。
RARの位置は、RAR(または、少なくとも1つのRAR)を運ぶことができるPDSCHの位置を表すために使用されることができる。RARの位置は、RAR(もしくは、少なくとも1つのRAR)を含むもしくは運ぶことができる制御チャネルまたは制御情報(例えば、PDCCH、EPDCCH、M−PDCCH、DCI、またはDCI形式のうちの1または複数)の位置を表すために使用されることができ、またはRAR(もしくは、少なくとも1つのRAR)を運ぶことができるPDSCHを示すこと、もしくはそのようなPDSCHに関連付けられることができる。
RARは、RAR(または、少なくとも1つのRAR)を運ぶことができるPDSCHを表すために使用されることができる。RARは、RAR(もしくは、少なくとも1つのRAR)を含むもしくは運ぶことができる制御チャネルまたは制御情報(例えば、PDCCH、EPDCCH、M−PDCCH、DCI、またはDCI形式のうちの1または複数)を表すために使用されることができ、またはRAR(もしくは、少なくとも1つのRAR)を運ぶことができるPDSCHを示すこと、もしくはそのようなPDSCHに関連付けられることができる。
少なくとも1つのRARのトランスポートブロックサイズ(TBS:Transport Block size)が、構成または固定されることができ、RA応答(例えば、プリアンブルの数または特定の数)の数(例えば特定の数)に対応することができる。例えば、応答(例えば実際の応答)の数が、構成または固定されることができるRAR TBSを適用することができるRA応答またはプリアンブルの数(例えば特定の数)よりも少ないことがある場合、パディングが使用されることができる。TBS構成は、eNBから来ることができるブロードキャスト信号伝達などの信号伝達によるものであることができる。1または複数のCEレベルに対して、(例えば固定または構成された)別々のRAR TBSの値が存在することができる。(例えば少なくとも1つの)カバレッジが制限されたWTRUおよび/または帯域幅が制限されたWTRUが意図され得るRARに対して、少なくとも1つのRAR TBSの値が存在することができる。カバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUなどのWTRUは、固定または構成されたTBSを持つRARを受信すること、または受信を予測することができる。eNBは、固定または構成されたTBSを持つ、カバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができる(例えば少なくとも1つの)WTRUが意図され得るRARを送信することができる。
N個のCEレベルが存在することができ、かつ/またはN個のCEレベルのうちの1または複数(例えば、それぞれ)に対して、PRACHリソース(例えば別々のPRACHリソース)が存在することができる。特定のCEレベルに対応することができるリソースを使用してPRACHを送信することができるWTRUは、WTRUおよび/またはWTRUによって使用されるPRACHリソースのCEレベルに対応することができる時間リソースおよび/または周波数リソース(例えばサブフレームおよび/またはRB)内のRARを受信すること、または受信を予測することができる。eNBは、時間リソースおよび/または周波数リソース(例えばサブフレームおよび/またはRB)内でRARを送信することができ、それらのリソースは、特定のCEレベルに対応することができるPRACHをeNBが受信した可能性があるリソースに対応することができる。異なるCEレベルのRARは、同じサブフレームまたは異なるサブフレーム内に存在することができる異なる周波数リソース内に存在することができる。
RARトランスポートブロック(TB:Transport Block)サイズ(例えば可能な、または候補となるTBサイズ)のセットは、固定もしくは(例えばeNBによって)構成されること、および/または(例えばWTRUによって)決定されることができる。WTRUは、例えばRARを監視する、かつ/またはRARを受信しようとする場合に、セット内のTBサイズのうちの1または複数を試行して、RARを正常に受信しようと試みることができる。
RARの候補のセットは、固定もしくは(例えばeNBによって)構成されること、および/または(例えばWTRUによって)決定されることができる。RARの候補は、時間(例えばサブフレーム)、周波数(例えばRB)、TBS、および/またはMCSなどの1もしくは複数の送信パラメータを含むことができる1または複数の特性において異なることができる。WTRUは、例えばRARを監視する、かつ/またはRARを受信しようとする場合に、RARの候補のうちの1または複数を試行して、RARを正常に受信しようと試みることができる。
eNB(例えば、そこからのPRACH送信をそれが受信した可能性のあるWTRUが制限帯域幅WTRUであるかどうか不確かなことがあるeNB)は、制限帯域幅WTRUが受信できる方法で、かつ全帯域幅WTRUが受信できる方法で、RARを送信することができる。
eNBは、(例えば少なくとも1つの)WTRUが意図されることができるRARを運ぶことができるPDSCH(カバレッジ拡張の場合に反復されることができるPDSCH)を送信することができる。eNBは、PDCCHおよびEPDCCHの両方においてRARを運ぶことができるPDSCHのDCI形式を送信することができる。PDCCHは、EPDCCHによって示される位置および/またはパラメータと同じであるPDSCHの位置および/またはパラメータを示すことができる。PDSCHは、制限帯域幅WTRUによって受信されることができる帯域幅内に配置されることができる。DCI形式がRAR PDSCH(例えば、カバレッジが制限されたWTRUおよび/または制限帯域幅WTRUのRAR PDSCH)に必要ではないことがある場合、EPDCCHは送信されないことができる。PDCCHは、構成された、または別の方法で知られた、または決定された位置および/またはパラメータと同じである、PDCCHの位置および/またはパラメータを示すことができる。PDSCHは、制限帯域幅WTRUがサポートすることができる帯域幅内のULリソースに対する許可を提供することができる。
eNBは、例えば同じサブフレーム内の、2つのPDSCH(カバレッジ拡張の場合、そのうちの1または複数は反復されることができる)を送信することができる。PDSCH(例えば、2つのPDSCHのそれぞれ、および/または2つのPDSCHの反復)は、(例えば少なくとも)WTRUが意図されることができるRARを運ぶことができる。
eNBは、PDCCH内の第1のPDSCHのDCI形式を送信することができる。eNBは、EPDCCH内の第2のPDSCHのDCI形式を送信することができる。送信は、同じサブフレーム内にあることができる。第1のPDSCHの位置は、制限帯域幅WTRUによってサポートされることができる帯域幅に制限されないことができる。第2のPDSCHの位置は、制限帯域幅WTRUによってサポートされることができる帯域幅内にあること(または制限されること)ができる。eNBは、第2のPDSCHのDCI形式を送信しないことができる。第2のPDSCHの位置および/またはパラメータは、(例えば、ブロードキャスト信号伝達および/またはシステム情報などのeNBからの信号伝達によって)構成されること、および/または知られること、もしくは決定されることができる。1または複数の(例えば各)PDSCHは、PRACH送信をそれが受信した可能性のあるWTRUが(例えば少なくとも)意図されることができるRARを運ぶことができる。
eNBは、RA手順のメッセージ3を運ぶことができるPUSCHのWTRU送信用であることができる(例えばそれぞれがPUSCH送信に対する)2つのUL許可を提供することができる。2つのUL許可は、同じサブフレーム内のリソースに対するものであることができる。少なくとも1つのUL許可は、制限帯域幅WTRUがサポートすることができる(例えば、送信できる)リソースに対するものであることができる。第1および/または第2の(例えば少なくとも第2の)PDSCHは、制限帯域幅WTRUがサポートすることができるリソースに対するUL許可を含むことができる。
全帯域幅WTRU(例えば、eNBにおけるRARの送信を引き起こした可能性のあるPRACHを送信した可能性のある全帯域幅WTRU)は、(例えば、PDCCH内のDL許可に基づいて)PDCCH内のDCI形式を受信および/またはデコードすること、ならびに第1のPDSCHを受信することができる。全帯域幅WTRUは、第1のPDSCHによって許可されたULリソース内でメッセージ3を運ぶことができるPUSCHを送信することができる。制限帯域幅WTRU(例えば、eNBにおけるRARの送信を引き起こした可能性のあるPRACHを送信した可能性のある制限帯域幅WTRU)は、(例えば、EPDCCH内のDL許可に基づいて、または知られたか決定された位置、および/もしくは知られたか決定されたパラメータに基づいて)EPDCCH内のDCI形式を受信および/もしくはデコードすること、ならびに/または第2のPDSCHを受信することができる。制限帯域幅WTRUは、第2のPDSCHによって許可されたULリソース内のPUSCH内のメッセージ3を送信することができる。
eNBは、WTRUがメッセージ3を送信することができ、かつ/またはeNBが(例えばULリソースを許可された可能性のあるWTRUから)メッセージ3を受信することができるPUSCHに基づいて、WTRUが制限帯域幅WTRUであるかどうかを決定することができる。
PRACH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および/またはPUSCHのうちの1または複数は、例えば複数のサブフレーム内で、例えばカバレッジ拡張技術が使用されることができる場合に、反復されることができる。それらのチャネルのいずれかを送信および/または受信することは、チャネルの1または複数の反復(例えば、チャネルの第1のインスタンスが、チャネルの反復であると見なされることができる)を送信または受信することに置き換えられることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。WTRUまたはeNBがチャネルを正常に受信するために、第1のインスタンスおよびその後の1または複数の後続の反復を含むことができる反復のうちの1または複数は、結合されることができる。
RARは、そのRARが対応することができるPRACH送信のサブフレーム(例えば開始サブフレームまたは終了サブフレーム)および/または周波数(例えばRBまたは開始RB)の指示を含むことができる。
WTRUは、それが制限帯域幅WTRUであるかどうかを、メッセージを介してeNBに通知することができ、そのメッセージは、例えばRRC接続要求メッセージまたはWTRU能力メッセージなどのRRCメッセージであることができる。
WTRUが制限帯域幅WTRUであることの指示が、そのような指示を含むことができる(RRC接続要求または能力メッセージなどの)メッセージ内で受信されないことは、そのWTRUが低減帯域幅WTRUではないことの指示の受信と同じであると見なされることができる。例えば、eNBが、低減帯域幅の指示を含むことができるメッセージをWTRUから受信し、制限帯域幅の指示が含まれていない場合、eNBはWTRUを全帯域幅WTRUである(例えば、制限帯域幅WTRUではない)と見なすことができる。
eNBは、eNBが制限帯域幅の指示を受信するかどうかに基づいて、WTRUの帯域幅能力(例えば、制限されているか制限されていないか)を決定することができる。
RA応答および/またはRA−RNTIが提供されること、および/または使用されることができる。WTRUがRAプリアンブルを送信することができた後に、例えば測定ギャップが発生する可能性に関わらず、WTRUは、RA−RNTIによって識別されることができ、かつRA応答ウィンドウ内で到着することができるランダムアクセス応答(RAR)について、例えばPCellなどのサービングセルのPDCCHを監視することができる。RA応答ウィンドウは、プリアンブル送信の終了および複数の追加サブフレーム(例えば3つの追加サブフレーム)を含むことができるサブフレームなどの特定のサブフレームで開始することができる。RA応答ウィンドウは、ブロードキャスト(例えば、システム情報)信号伝達などの信号伝達を介して(例えばeNBによって)構成または提供されることができる、ra−ResponseWindowSizeのサブフレームなどのサブフレームの長さを持つことができる。
プリアンブルが送信されることができるPRACHに関連付けられたRA−RNTIは、例えば次のように計算されることができる。
RA−RNTI=1+t_id+10*f_id
ここで、t_idはPRACHの第1のサブフレームのインデックスであることができ(例えば0≦t_id<10)、かつ/またはf_idはそのサブフレーム内の、例えば周波数領域の昇順でのPRACHのインデックスであることができる(例えば0≦f_id<6)。WTRUは、送信されたRAプリアンブルに一致することができるRAプリアンブル識別子を含むことができるRARの正常な受信の後に、RARの監視を停止することができる。
カバレッジが制限されたWTRUの場合、プリアンブルおよび/またはRARは反復されることができる。カバレッジが制限されたWTRUのRA−RNTIは、カバレッジが制限されていないWTRUのそれらと衝突する可能性があり、RA応答ウィンドウの定義は、カバレッジが制限されたWTRUに関して不十分であることがある。
eNBは、例えばカバレッジが制限されることができるUEにRARを送信するときに、カバレッジが拡張される方法でRARを送信することができる。カバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUは、カバレッジが拡張される方法でRARを受信することができる。カバレッジが拡張される方法での送信および/または受信は、以下のうちの少なくとも1または複数を含むことができ、ならびに/または、WTRUおよび/もしくはeNBは、以下のうちの少なくとも1もしくは複数に従って、カバレッジが拡張される方法で送信および/もしくは受信を実行することできる。
カバレッジが拡張される方法での送信および/または受信は、RARの反復の送信を含むことができ、そのRARの反復は、RARを運ぶことができるPDSCHの反復、ならびに/または関連するPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復を含むことができる。
カバレッジが拡張される方法での送信および/または受信は、RARの反復の受信および/または結合を含むことができ、そのRARの反復は、RARを運ぶことができるPDSCHの反復の受信および/もしくは結合、ならびに/または関連するPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復の受信および/もしくは結合を含むことができる。
カバレッジが拡張される方法での送信および/または受信は、(例えば、カバレッジが制限されないWTRUまたはカバレッジ拡張(CE)モードではないことができるWTRUによって使用されることができる、またはそのようなWTRUに使用されることができるRA応答ウィンドウに対して)変更および/または拡張されたRA応答ウィンドウの使用を含むことができる。
カバレッジが拡張される方法での送信および/または受信は、RAR PDCCHまたはEPDCCHのRNTI(例えば、カバレッジが制限されたWTRUに固有であることができる(例えば特定のカバレッジ拡張レベルの)CE−RA−RNTI)の送信を含むことができる。
カバレッジが拡張される方法での送信および/または受信は、RAR PDCCHまたはEPDCCHのRNTI(例えば、カバレッジが制限されたWTRUに固有であることができる(例えば特定のカバレッジ拡張レベルの)CE−RA−RNTI)の監視および/または受信を含むことができる。
RA−RNTIまたは新しいRNTIは、例えばカバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUが(例えば少なくとも)意図されるRARのために、RARを運ぶことができるPDSCHに関連付けられたPDCCHおよび/またはEPDCCHに使用されることができる。
RARを運ぶことができるPDSCHに関連付けられたPDCCHおよび/またはEPDCCHは、例えばカバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUが(例えば少なくとも)意図されるRARのために、共通検索空間(例えばPDCCH共通検索空間および/またはEPDCCH共通検索空間)内に配置されることができる。
eNBは、例えばカバレッジが制限されたWTRUによって送信された可能性のあるPRACHプリアンブル、および/またはカバレッジが制限されたWTRUによって送信されたとeNBによって見なされること、もしくは決定されることができるPRACHプリアンブルの受信に応答するときに、RARをカバレッジが拡張される方法で送信することができる。
RA応答ウィンドウは、(プリアンブルの最後の反復のサブフレームであることができる)プリアンブル送信の終了および複数のサブフレーム(例えば3つのサブフレーム)であること、またはそれらを含むことができるサブフレームなどのサブフレームで開始することができる。RA応答ウィンドウの開始および/または長さは、プリアンブル(もしくはPRACH送信)の反復の数(もしくはCEレベル)、RARの反復もしくは予測される反復の数、RARの制御情報を運ぶことおよび/もしくはRA−RNTI(もしくはCE−RA−RANTI)を使用することができるPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復の数、RARの最後のRA−RNTI(もしくはCE−RA−RANTI)PDCCH(もしくはEPDCCH)と、最初のRARとの間にあることができる(例えばサブフレーム単位の)ギャップ、ra−ResponseWindowSize、固定された値もしくは(例えば、ブロードキャスト信号伝達および/もしくはシステム情報信号伝達などのeNB信号伝達によって)構成された値であることができる値(例えばce−ra−ResponseWindowSize)、固定された値もしくは(例えば、ブロードキャスト信号伝達および/もしくはシステム情報信号伝達などのeNB信号伝達によって)構成された値であることができるウィンドウオフセット値、ならびに/またはRARの反復に対するサブフレーム割り当てのうちの少なくとも1または複数の関数であることができる。
プリアンブルおよび/または関連するPDCCH(もしくはEPDCCH)および/またはRARの反復および/または予測される反復は、WTRUによって示されること、および/またはWTRUによってランダムアクセスに使用されるPRACHリソースからeNBによって理解されることができるWTRUのCEモードおよび/またはCEレベルに基づくことができる。ギャップは、固定された値または(例えば、ブロードキャスト信号伝達および/またはシステム情報信号伝達などのeNBの信号伝達によって)構成された値であることができる。
例えば、WTRUがプリアンブルをNrep回送信できる場合、ウィンドウの長さは、Nrep(または2などのNrepの倍数)に、ra−ResponseWindowSizeまたは値(例えばce−ra−ResponseWindowSize)のサブフレームなどの固定または(ブロードキャスト信号伝達および/またはシステム情報信号伝達などのeNBの信号伝達によって)構成された値を加えた値になることができる。オフセットが追加されることができる。例えば、CE応答ウィンドウサイズは、2xNrep+ra−ResponseWindowSize+ウィンドウオフセットになることができる。
RARが送信されることができる(または、送信されると予測されることができる)回数がMrepである場合、ウィンドウの長さは、Mrep(または2などのMrepの倍数)に、ra−ResponseWindowSizeまたは値(例えばce−ra−ResponseWindowSize)のサブフレームなどの固定または構成された値を加えた値になることができる。オフセットが追加されることができる。例えば、CE応答ウィンドウサイズは、2xMrep+ra−ResponseWindowSize+ウィンドウオフセットになることができる。ウィンドウオフセットは、RAR PDSCHに対する許可を示すことができる制御チャネルの最後の反復と、RAR PDSCHの最初の反復(例えば最初の送信)の間の、サブフレーム単位の時間のギャップであることができる。制御チャネルの反復の数をCrepにすることができ、RARの反復の数をRrepにすることができる場合、応答ウィンドウサイズは、それら両方の関数であることができ、それらの間にギャップがあれば、そのギャップのサイズの関数であることができる。例えば、CE応答ウィンドウサイズは、Crep+Rrep+ra−ResponseWindowSize+ウィンドウオフセットになることができる。ra−ResponseWindowSizeは、ce−ra−ResponseWindowSizeまたは別のパラメータもしくは値によって置き換えられることができる。ウィンドウオフセットは、0または正の整数であることができる。
RARの反復に対するサブフレーム割り当ては、eNBによって、例えばブロードキャスト信号伝達などの信号伝達によって、提供または構成されることができる。サブフレーム割り当ては、RARまたは特定のRARが送信されること、および/または予測されることができるサブフレームを示すことができる。例えば、特定のCEモード、CEレベル、BW制限、またはPRACHリソースに対応することができるRARは、特定のサブフレーム内で送信されることができ、または特定のサブフレーム内でのみ送信されることができる。サブフレーム(例えば特定のサブフレーム)は、周期性、その周期性が対応できるSFNの指示(例えば、xが指定されることができ、周期性がSFN mod x=0に対応することができる)、および/または(例えば周期の開始からの)オフセットのうちの少なくとも1または複数によって示されることができる。応答ウィンドウの開始および/または長さは、サブフレーム割り当ての関数であることができる。例えば、サブフレーム割り当てが4サブフレームの周期性を持つことができる場合、応答ウィンドウは、1サブフレームの周期性を持つことができる場合よりも約4倍長くなることができる。
応答ウィンドウサイズは、例えばTDDの場合、各フレーム内のDL(または非UL)サブフレームの数の関数であることができ、セルのシステム情報ブロック(SIB、例えばSIB1)内でブロードキャストされ得るTDD UL/DL構成に基づくことができる。例えばTDDの場合に、RARのためのサブフレームをカウントする、または考慮する場合、サブフレームは、RARが送信されることができるサブフレーム(例えば、DLおよび/または非ULサブフレーム)を指す(またはそれのみを指す)ことができる。
一部のサブフレームがRARを含まないことがある場合(例えば、ULサブフレーム、一部の特殊なサブフレーム、および/またはPBCHを含むことができるサブフレーム)、RARウィンドウのためのサブフレームをカウントする、または考慮するとき、それらのサブフレームはカウントまたは考慮から除外されることができ、ウィンドウの時間はカウントよりも長くなることができる。例えば、RAR応答ウィンドウが100サブフレームであり得、フレーム内の各10サブフレームのうちの2つが除外され得る場合、応答ウィンドウは、カウントされた100サブフレームに対して、実際は100/0.8=125サブフレームの範囲を使用することができる。
ウィンドウの長さは、(例えば、ブロードキャスト信号伝達および/またはシステム情報信号伝達などのeNBの信号伝達によって)構成された新しい値(例えば、CEレベルの関数であることができ、CEレベルのRARの反復を考慮することができるce−ra−ResponseWindowSizeのサブフレーム)になること、またはそのような値に基づくことができる。
WTRUは、例えばWTRUの(例えば現在の)カバレッジ拡張レベルのためであることができるプリアンブルの反復の送信の後に、RA−RNTIおよび/またはCE−RA−RNTIについて、制御チャネル(例えばPDCCHおよび/またはEPDCCH)を監視することができる。WTRUは、RARを運ぶPDSCHを受信することができる。WTRUは、応答ウィンドウ内の監視を実行することができる。WTRUは、制御チャネルを正常に受信することができるまで、制御チャネルのCrepの反復(例えば、Crepの反復の移動するウィンドウ)を結合することができる。WTRUは、例えばRARを正常に受信することができるまで、Rrepを、またはRrepまで(例えば、RARのRrepの反復またはRrepまでの反復の移動するウィンドウ)を結合することができる。WTRUは、WTRUの特性および/またはWTRUが送信に使用した可能性があるPRACHリソースに対応することができるサブフレーム割り当てに対応することができるサブフレーム内のRA−RNTIおよび/またはCE−RA−RNTIについて、制御チャネルを監視すること、またはそのような制御チャネルのみを監視することができる。WTRUの特性は、CEモード、CEレベル、および/または帯域幅制限のうちの1または複数を含むことができる。
WTRUは、例えばWTRUの現在のカバレッジ拡張レベルのためであることができるプリアンブルの反復の送信の後に、固定された、知られた、かつ/または決定された位置内でRARを運ぶことができるPDSCHを監視すること(例えば、受信すること、または受信しようと試みること)ができる。WTRUは、応答ウィンドウ内の監視を実行することができる。WTRUは、例えばWTRUが送信した可能性のあるプリアンブルの指示を含むことができるRARをWTRUが正常に受信することができるまで、Rrepの反復を、またはRrepまでの反復(例えば、RARのRrepの反復またはRrepまでの反復の移動するウィンドウ)を結合することができる。
WTRUは、WTRUの特性および/またはWTRUが送信に使用した可能性があるPRACHリソースに対応することができるサブフレーム割り当てに対応することができるサブフレーム内のRARを運ぶことができるPDSCHを監視すること、またはそのようなPDSCHのみを監視することができる。
カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることが両方ともできるWTRUは、カバレッジが制限されたWTRUに関して本明細書で開示された少なくとも1または複数の例に従って動作することができる。例えば、カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることが両方ともできるWTRUなどのWTRUは、CE−RA−RNTIについて制御チャネルを監視すること、反復されるプリアンブルを送信すること、制御チャネルおよび/もしくはPDSCHの反復を結合すること、反復されるPUSCHおよび/もしくはPUCCHを送信すること、ならびに/または同様のことを行うことができる。
RARに使用されることができるRA−RNTI(例えば、(例えば少なくとも)カバレッジが制限されたWTRUが意図されることができるCE−RA−RNTI)は、レガシーWTRUの場合と同じであると決定されることができる、またはその計算とは異なっている、もしくはオフセットされることができる。
CE−RA−RNTIは、RA−RNTIと同じであること、または異なることができる。eNBによってサポートされることができる1または複数のCEレベル(例えば各CEレベル)に対して、異なるCE−RA−RNTIまたはCE−RA−RNTIのセットが存在することができる。特定のWTRUが(例えば少なくとも)意図されること、または特定のWTRUに関して監視されること、または特定のWTRUによって予測されることができるCE−RA−RNTIは、例えば、CEモード(例えばWTRUのCEモード)、CEレベル(例えばWTRUのCEレベル)、(例えばWTRUの)プリアンブル送信の最初もしくは最後のサブフレーム(例えばフレーム内のそのサブフレームのインデックス)、(例えばWTRUの)プリアンブル送信の最初もしくは最後のサブフレームのフレームのSFN、(例えばWTRUによる、またはWTRUのCEモードもしくはCEレベルに対応することができる)プリアンブルの反復の数、(例えばWTRUの)PRACHもしくはプリアンブル送信の周波数リソースもしくは(例えば、カバレッジが制限されたWTRUなどの特定のWTRUによって使用されることができる周波数リソースのセットの)周波数リソースのインデックス、および/またはRA−RNTIのセットのうちの1または複数の関数であることができる。
例えば、第1のCE−RA−RNTIは、最後のRA−RNTIの後に使用できる第1のRNTIであることができる。第1のCE−RA−RNTI(例えばCE−RA−RNTI1)は、(11+10*f_id_max)であることができ、ここでf_id_maxは、例えばレガシーWTRUのためのサブフレーム内の最高のインデックスのPRACHであることができる。例えば、FDDの場合、サブフレーム内に1つの(例えば1つのレガシー)PRACHが存在することができ、そのためf_id_maxは0になることができる。TDDの場合、eNBによって(例えばインデックス0〜5を使用して)構成された最大6つの(例えば6つのレガシー)PRACHが存在することができ、そのためf_id_maxは構成されたPRACHの数から1を引いた値になることができる。
CE−RA−RNTIは、第1のCE−RA−RNTI、CE−RA−RNTI1、およびプリアンブル送信または第1のPRACH送信の第1のサブフレーム(例えばt_id、ここでt_idは0〜9の整数であることができる)の関数であることができる。例えば、CE−RA−RNTIはCE−RA−RNTI1+t_idであることができる。
CE−RA−RNTIはCElevel x CE−RA−RNTI1+t_idであることができ、ここでCElevelは、RARが意図されることができるWTRUのカバレッジ拡張レベル(例えば、3つのカバレッジ拡張レベルが存在することができる場合、0、1、または2の値)に対応することができる値であることができる。カバレッジ拡張がないことは、カバレッジ拡張レベルと見なされること、または見なされないことができる。
CE−RA−RNTIは、CElevel x(1+t_id+10*f_id)であることができる。
DCI形式は、RARに使用されないことができる。RARを運ぶことができるPDSCHは、WTRUに対して、そのWTRUが(例えば少なくとも)意図されることができる応答をRARが含むことができるかどうかについて、例えばそれがRAR内で送信したプリアンブルをWTRUが検索する必要なしに、(例えばPDSCHのコンテンツおよび/または1または複数のヘッダー内で)示すことができる。
RARを運ぶことができるPDSCHのCRCは、RA−RNTIもしくはCE−RA−RNTI、またはWTRUによって送信された可能性があるPRACHに対応することができるその他の指示を使用してスクランブルされることができる。WTRUは、RA−RNTIもしくはCE−RA−RNTI、またはそのCRCがスクランブルされるのに使用することができるその他の指示が、WTRUのPRACH送信に対応することができる指示に一致しないことがある場合、RARを運ぶことができるPDSCHを破棄することができる。指示は、本明細書に記載された項目のうちの1または複数の関数であることができ、その内、CE−RA−RNTIが関数であることができる。
RARは、それが(例えば少なくとも)意図されることができる応答をRARが含むことができるかどうかの決定においてWTRUを補助することができるRA−RNTIまたはCE−RA−RNTIなどの指示を含むことができる。例えば、指示は、MACヘッダー内またはRARの開始時などの、RAR内の固定された位置に含められることができる。指示は、本明細書に記載された項目のうちの1または複数の関数であることができ、その内、CE−RA−RNTIが関数であることができる。
WTRUは、指示を使用して、RARがそれを(例えば少なくとも)意図されることができるかどうかを決定することができる。WTRUが、RARがそれを(例えば少なくとも)意図されることができると決定できる場合、WTRUは、それがRAR内で送信した可能性があるプリアンブルの指示を検索し、それが(例えば少なくとも)意図されることができる応答を見つけることができる。WTRUが、RARがそれを(例えば少なくとも)意図されることができないと決定できる場合、WTRUはRARを破棄することができ、かつ/またはそれを(例えば少なくとも)意図されることができる応答を含むことができるRARを引き続き検索することができる。
WTRUは、WTRUによって知られること、または決定されることができる位置内で、かつ/または1または複数のパラメータを使用して、例えば本明細書で開示された1または複数の例に従って、そのWTRUが(例えば少なくとも)意図されることができるRARを運ぶことができるPDSCHを監視することができる。WTRUがPDSCHを正常に受信および/またはデコードすることができる場合、WTRUは、PDSCHがRARを含むことができるかどうか(または含むことができること)、ならびに/またはPDSCHが、WTRUが(例えば少なくとも)意図されることができるRARおよび/もしくはWTRUの応答(例えば少なくとも応答)を含むことができるRARを含むことができるかどうか(または含むことができること)を決定することができる。WTRUは、次のうちの少なくとも1または複数に基づいて、決定を行うことができる。それらは、RARが、WTRUが送信した可能性があるプリアンブルまたはプリアンブルの指示を含むことができるかどうか、RARが、特定のRA−RNTIもしくはCE−RNTI、またはRARがWTRUを意図される(または少なくとも意図される)ことができることを示すことができるその他の指示を含むことができるかどうか、である。WTRUは、RARが、WTRUが送信した可能性があるプリアンブルまたはプリアンブルの指示を含むことができる場合、かつ/またはRARが、特定のRA−RNTIもしくはCE−RNTI、またはRARがWTRUを意図される(または少なくとも意図される)ことができることを示すことができるその他の指示を含むことができる場合、RARがWTRUを意図される(または少なくとも意図される)ことができることを決定することができる。
PRACHサブフレームが、提供されること、および/または使用されることができる。カバレッジが制限されたWTRUの場合、WTRUは、50回または100回などの回数、プリアンブルの送信を反復することができる。(例えば各)サブフレーム内のPRACHリソースのセットおよび多数の反復を仮定した場合、プリアンブル選択のためのいくつかのルールにより、例えば(カバレッジが制限されたWTRUまたはカバレッジが制限されないWTRUなどの)他のWTRUのプリアンブル送信とのより多くの衝突が発生することがある。
PRACHリソースは、例えば、すべてのフレームまたは1つおきにすべてのフレームなどのフレームのセット内で定義されることができる。それらのフレーム内の特定のサブフレームは、PRACHリソースのためのサブフレームとして指定されることができる。WTRUは、PRACHプリアンブルを送信すること、および/またはPRACHのサブフレーム内で送信するためにPRACHプリアンブルを選択することができる。
WTRU(例えばカバレッジが制限されたWTRU)は、プリアンブルおよびPRACH周波数リソースを、例えば1つのサブフレーム内で、そのようなプリアンブルおよび周波数リソースのセットまたはプールから選択することができ、複数のサブフレーム内でその送信を反復することができる。別のWTRUが、プリアンブルおよびPRACH周波数リソースを、1または複数のサブフレーム内で(例えば同じセットまたはプールから)選択することができ、そのサブフレーム内で第1のWTRUがその選択されたプリアンブルおよび周波数リソースを送信することができる場合、反復の数によって、衝突の機会が増加されることがある。
PRACHプリアンブルの送信が開始することができる(例えば、WTRUがPRACHプリアンブル送信を開始すること、または反復の前に第1のPRACHプリアンブルの送信を送ることができる)フレームおよび/またはサブフレームは、PRACHプリアンブルが送信されることができるフレームおよび/またはサブフレームのフルセットから低減されたフレームおよび/またはサブフレームのセット(例えばサブセット)であることができる。
1または複数のフレームおよび/またはサブフレームは、(例えば、専用もしくはブロードキャスト信号伝達、ならびに/またはシステム情報信号伝達であることができる信号伝達によるなどのeNBによって、)指定されること、割り当てられること、構成されること、ならびに/またはPRACH開始フレームおよび/もしくは開始サブフレームとして使用されることができる。
1または複数のPRACH開始フレームおよび/または開始サブフレームは、(例えば、ブロードキャスト信号伝達および/またはシステム情報などの信号伝達によるなどのeNBによって、)定義され、指定され、構成されることができる。
開始フレームおよび/または開始サブフレームは、システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)の関数であることができる。
開始フレームおよび/または開始サブフレームは、PRACHリソース(例えばPRACH SFN)が存在できる1または複数(例えば偶数または任意の数)のSFNを決定もしくは識別することができるPRACH構成インデックス、PRACHリソースが存在できる各PRACH SFN内のサブフレーム、および/または送信に使用されることができるプリアンブル形式のうちの少なくとも1つの関数であることができる。
開始フレームおよび/または開始サブフレームは、CEレベルの関数であることができる。開始フレームおよび/または開始サブフレームは、CEレベルの関数であることができる、プリアンブルの反復の数の関数であることができる。開始フレームおよび/または開始サブフレームは、オフセット(例えばフレームオフセットまたはサブフレームオフセット)などの構成された(例えばeNBから信号伝達された)値の関数であることができる。
開始フレームおよび/または開始サブフレームは、FDD動作モードもしくはTDD動作モードおよび/またはTDD UL/DL構成の関数であることができる。
PRACH開始フレームは、カバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUが特定のPRACHプリアンブル(または特定のPRACHプリアンブルの最初の部分)を送信することができるフレーム(例えば第1のフレーム)であることができる。特定のプリアンブルは、WTRUが送信することができる反復されるプリアンブルのセットの第1のプリアンブルであることができる。
PRACH開始サブフレームは、カバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUがPRACHプリアンブル(またはPRACHプリアンブルの最初の部分)を送信することができるサブフレーム(例えば第1のサブフレーム)であることができる。プリアンブルは、WTRUが送信することができる反復されるプリアンブルのセットの第1のプリアンブルであることができる。PRACH開始サブフレームは、PRACH開始フレーム内にあることができる。PRACH開始サブフレームは、PRACH開始フレームの開始(例えばサブフレーム0)からの(例えばサブフレーム内の)オフセットである(またはオフセットによって識別される)ことができる。
例えば、WTRUが、サブフレームX1内で開始するプリアンブル(またはそのようなプリアンブルのみ)を送信し、サブフレームX2、X3、X4、…Xn内で(またはそれらのサブフレーム内で開始して)そのプリアンブルを反復することができる場合、X1はPRACH開始サブフレームであることができる。
カバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUは、開始PRACHサブフレーム内で開始するプリアンブルを送信すること、またはそのようなプリアンブルのみを送信することができる。WTRUは、プリアンブルを、特定のN個の各サブフレーム内で(または特定のN個の各サブフレーム内で開始して)、N回反復することができ、それらのN個のサブフレームは、次のN個のサブフレーム、(例えばWTRUによって)PRACH送信に利用または使用することができる次のN個のサブフレーム、次のN個のPRACHサブフレーム、PRACH開始フレームおよび/もしくは開始サブフレームに基づくことができる、指定される、割り当てられる、もしくは構成されるN個(例えば次のN個)のサブフレームもしくはPRACHサブフレームのセット、ならびに/またはPRACHリソースを含むことができる次のN個のフレームのうちの1または複数(例えばそれぞれ)に含まれる開始サブフレームと同じサブフレームのうちの、1または複数であることができる。
CEモードでのPRACHサブフレームは、非CEモードを使用する場合のPRACHサブフレームと同じであること、または異なることができる。
特定の開始PRACHフレームおよび/または開始PRACHサブフレームで開始するプリアンブルを送信することができるWTRUは、特定のN個の各サブフレーム内で(または特定のN個の各サブフレーム内で開始して)、プリアンブルをN回反復することができ、それらのN個のサブフレームは、特定のPRACH開始フレームおよび/または開始サブフレーム内で最初に送信された可能性があるプリアンブルの反復のために割り当てられること、指定されること、または構成されることができる次のN個のサブフレームまたはPRACHサブフレームであることができる。
カバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUは、PRACHリソースを、PRACH開始フレームおよび/または開始サブフレーム内で、またはPRACH開始フレームおよび/または開始サブフレーム内で送信するために、使用可能なPRACHリソース(例えばプリアンブルおよび/または周波数)から選択すること、またはそのようなPRACHリソースのみから選択することができる。周波数リソースは、1または複数のRBまたはPRBで構成されることができる。WTRUは、プリアンブル送信のその(例えば、その後のN回の)反復のうちの1または複数(例えばそれぞれ)に対して、同じリソース(例えばプリアンブルおよび/または周波数)を使用することができる。WTRUは、PRACH開始フレームおよび/または開始サブフレームであることができない(または、PRACH開始フレームおよび/または開始サブフレームであると見なされることができない)サブフレーム内の(例えば新しい、または別の)PRACHリソースを選択することができない(または、選択可能でないことがある、もしくは選択が許可されないことがある)。PRACHの反復(例えば1または複数の反復)は、例えば周波数ダイバーシティのために、異なるリソース(例えばRBまたはPRB)を含むこと、または使用することができる。反復に使用されることができるリソースは、例えば信号伝達によって(例えば明示的に)識別されること、または周波数ホッピングパターンなどのパターンに基づくことができる。
PRACH開始フレームの反復率(例えばPFrep)は、(例えば、専用信号伝達もしくはブロードキャスト信号伝達および/またはシステム情報などの信号伝達によるなど、eNBによって、)定義されること、割り当てられること、または構成されることができる。PFrepは、CEモードに対して、かつ/または1または複数(例えばそれぞれ)のCEレベル(例えばPFrep(CEレベル))に対して、定義されること、割り当てられること、または構成されることができる。PFrep(CEレベル)の各値は、同じであること、または異なることができる。PFrep(CEレベル)の値は、CEレベルおよび/またはCEレベルに関連付けられることができる反復の数(例えばプリアンブルの反復)の関数であることができる。
PRACH開始フレームは、SFN mod (PFrep) = 0またはSFN mod (PFrep) = フレームオフセットという式を満たすことができる。CEレベルのPRACH開始フレームは、次の式を満たすことができる:SFN mod [PFrep(CEレベル)] = 0またはSFN mod [PFrep(CEレベル)] = フレームオフセット。
PFrepは、例えばCEレベルの場合、送信されることができるPRACHの反復の数の関数であることができる。PFrepは、例えばCEレベルの場合、送信されることができるPRACHの反復の数の次に大きい2の累乗であることができる。例えば、50回の反復を使用することができるCEレベルの場合、PFrepは64になることができる。PRrepは、サブフレーム内の、かつ/またはその(任意の数または偶数の)フレームがPRACHリソースを含むことができる、PRACHリソース(または使用可能なPRACHリソース)の数の関数であることができる。反復の数が2の累乗であることができる場合、PFrepは、送信されることができるPRACHの反復の数であることができる。
開始フレームが与えられると、開始サブフレームは、開始フレームの開始(例えばサブフレーム0)からオフセットされた、開始フレームおよび/または開始サブフレーム(例えば特定のサブフレーム)内のサブフレーム(例えば特定のサブフレーム)であることができる。開始フレームに関連付けられた複数の開始サブフレームが存在することができる。開始フレーム内に、または開始フレームに関連付けられた、複数の開始サブフレームが存在することができる場合、WTRUは、eNBによって(例えばコンテンションフリーRAに対して)指定または構成されることができる開始サブフレームを選択すること、またはランダムに選択することができる。開始フレーム内から選択するための、または開始フレームに関連付けられた、複数の開始サブフレームが存在することができる場合、複数の開始サブフレーム内のPRACHリソースは、プリアンブルおよび/または周波数リソースなどによる何らかの方法で、異なることができる。
例では、開始サブフレームは64フレームごとに反復することができ、4フレーム分オフセットされることができ、例えばそれらはSFN mod 64 = 4を満たすことができる。各フレーム内で使用可能なPRACHサブフレームは、(例えばPRACH構成に従って)サブフレーム1および3であることができる。SFN mod 64 = 4を満たすことができるフレーム内で、WTRUはサブフレーム1または3を開始サブフレームとして(例えばランダムに)選択することができる。
R回の反復(例えばプリアンブルの反復)を伴うCEレベルの場合、PRACH開始サブフレームは、少なくともR個のサブフレーム分離れることができる。
PRACHフレームは、PRACHリソースを含むことができるフレームであることができる。例では、反復(例えばプリアンブルの反復)の数は、例えばCEレベルの場合、Rであることができ、PRACHフレームはF個のフレームごとに発生することができ、PRACHを含むことができるPRACHフレームごとにP個のサブフレームを使用することができる。PRACH開始サブフレームは、例えばCEレベルの場合、R、F、およびPのうちの少なくとも1つに基づくこと、またはそれらの関数であることができる。PRACH開始サブフレームは、少なくともCEIL [(R x F)/P]個のサブフレーム分離れることができる。例えば、R = 100、P = 3、およびF = 2の場合、PRACH開始サブフレームは、少なくともCEIL [(R x F)/P] = CEIL [(100 x 2)/3] = 67個のサブフレーム分離れることができる。PRACH開始サブフレームは、CEIL [(R x F)/P]の関数の値分離れることができる。例えば、PRACH開始サブフレームは、次の10の倍数のサブフレーム分離れる(例えば、CEIL [(R x F)/P]以上の最も近い10の倍数分離れる)(例えば、R=100、P=3、およびF=2の場合、70サブフレーム分離れる)ことができる。別の例では、PRACHサブフレームは、次の2の累乗のサブフレーム分離れる(例えば、CEIL [(R x F)/P]以上の最も近い2の累乗分離れる)(例えば、R=100、P=3、およびF=2の場合、128サブフレーム分離れる)ことができる。別の例では、PRACHサブフレームは、特定のフレーム数の次の倍数分離れる(例えば、CEIL [(R x F)/P]以上の最も近い特定の数の倍数分離れる)ことができる。例えば、特定のフレーム数が4フレームまたは40msであり、R=100、P=3、およびF=2の場合、CEIL [(R x F)/P] = 67であり、PRACHサブフレームは、67より大きい40msの次の倍数分離れる(例えば80ms離れる)ことができる。
PRACH構成インデックスは、PRACHリソースを含むこと、および/または含まないことができるフレームおよび/またはサブフレームを示すことができる。1または複数のPRACH構成インデックスは、CEモードに提供されることができ、例えばCEレベルごとに提供されること、またはすべてのCEレベルに使用されることができる。レガシーPRACH構成インデックスは、CEモードに使用されること、またはCE固有の値が提供されることができない場合に、デフォルトになることができる。
特定のプリアンブルまたはプリアンブルのセットは、特定のサブフレームまたはサブフレームのセット内で、例えばPRACH送信のために(例えばPRACH送信のためのみに)構成されること、および/または使用されることができる。特定の周波数リソースまたは周波数リソースのセットは、特定のサブフレームまたはサブフレームのセット内で、例えばPRACH送信のために(例えばPRACH送信のためのみに)構成されること、および/または使用されることができる。それらなどの割り当ておよび/または使用によって、同じフレーム内の複数の開始サブフレームを有効にすること、または容易にすることができる。
RARは、例えば少なくとも帯域幅が制限されたWTRUに、低減帯域幅内で提供されることができる。帯域幅が制限されたWTRUが意図される(または、少なくとも意図される)ことができるRARの場合、そのRARを運ぶことができるPDSCHが、帯域の中央の6RBなどのRB内に配置されることができるのであれば、一部のサブフレーム(例えば、同期チャネル(例えばPSSおよび/またはSSS)および/または物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を運ぶことができるサブフレーム)内で特殊な処理が使用されることができる。
PSSおよび/またはSSSを運ぶことができるサブフレーム内で、PSSおよび/またはSSSを含むことができるRB内に配置されることができるチャネル(例えばEPDCCHおよび/またはPDSCH、例えば、RARを運ぶことができるPDSCH)の(例えばeNBによる)送信は、PSS信号および/またはSSS信号を含むことができるリソース要素(RE)を使用しないことができる。特定のREを使用しないことは、それらのRE内の送信を省略することを含むことができる。特定のREを使用しないことは、それらのREの前後でのレートマッチングを含むことができる。
チャネル(例えば、RARを運ぶことができるPDSCH)の送信レートが、PSSおよび/またはSSSを含むことができるREなどの特定のREの前後で一致することができる場合、そのチャネルを受信すること、または受信しようと試みることができるWTRUは、そのチャネルの受信および/またはデコーディングにおいてレートマッチングを考慮することができる。
PBCHを運ぶことができるサブフレームは、制限帯域幅WTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどの特定のWTRUのRARを運ぶことができるPDSCHの送信および/または受信に使用されないことができる。eNBは、PBCHを運ぶことができるサブフレーム内のWTRU(例えば、制限帯域幅WTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどの特定のWTRU)が意図されるRAR(および/または反復されるRAR)を送信しないことができる。WTRU(例えば、帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRU)は、EPDCCHのPBCHを運ぶことができるサブフレームを監視しないことができる。RARウィンドウサイズは、カウントまたは考慮からPBCHサブフレームを除外することができる。PBCHサブフレームは、帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUなどの、少なくとも一部のWTRUのRARに使用されないことがあるサブフレームであることができる。
RARメッセージサイズは、例えば、帯域幅が制限されたWTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどの特定のWTRUが意図されることができるRARの場合、サイズが低減されること、および/または制限される(例えばコンパクトRAR)ことができる。
このサイズは、RA手順のメッセージ3に対するUL許可に関連することができるRAR内の要素を低減すること、または除去することによって低減されることができる。
制限帯域幅WTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUは、特定のRF帯域幅および/または特定の数のRBを含むことができる帯域幅内(または以内)で、またはそのような帯域幅内でのみ、送信可能であることができる。RARに応答すること、および/またはRRC接続要求メッセージを含むことができるRAメッセージ3は、リソースが割り当てられること、および/またはその帯域幅(BW)内(または以内)で送信されることができるか、またはそのようなことを必要とすることができる。
例えば、メッセージ3の送信に可能な位置は(例えば6RBに)制限されることができるため、1または複数のUL許可パラメータは、(例えば数ビットに)低減されること、または除去されることができる。
例では、1または複数のULリソースは、事前に定義されること、および/または構成されることができる。それらのULリソースのうちの1または複数は、(例えばメッセージ3の)UL送信に使用するために、例えばRARによって(例えばインデックスによって)動的に選択されることができる。これにより、UL許可のサイズを低減することができる。WTRUは、この選択されたリソースを(例えばメッセージ3の)UL送信に使用することができる。
WTRUは、例えばランダムアクセス(RA)手順の後に、そのUL電力を設定することができる。ULチャネル(例えばPUSCH)用のWTRU送信電力は、開ループ成分(open loop component)および/または閉ループ成分(closed loop component)を含むことができる。ULチャネル用のWTRU送信電力は、(例えばWTRUによって)WTRUの最大電力(例えば、WTRUによって構成される最大出力電力)に制限されることができる。開ループ成分は、少なくとも次のうちの1または複数の関数であることができる:送信帯域幅もしくは送信されるリソースブロックの数、経路損失、および/または1または複数の構成された値。閉ループ成分は、WTRUによって(例えばeNBから)受信されることができる送信電力制御コマンドの関数であることができる。ULチャネル(例えばPUSCH)用のWTRU送信電力は、(例えばRRC接続確立のための)初期RA手順および/またはコンテンションベースのRA手順などのランダムアクセス(RA)手順中にWTRUによって実行される電力ランピングの関数であることができるか、または、そのような関数であることもできる。
PUSCH送信などのULチャネル用のWTRU送信電力のための設定の例は、サブフレームiおよびサービングセルcの場合、次のようになることができる。
この値は、dBm単位であることができる。
PCMAX,cは、WTRUによって構成される最大出力電力であることができる。MPUSCH,cは、送信に対して許可または許容されるリソースブロックの数であることができる。PO_PUSCH,cは、構成された値または構成された値の合計であることができる。αは、構成された値であることができる。PLは経路損失であることができる。ΔTF,cは、MIMOの使用または1または複数のアンテナの使用に関連することができる調整係数であることができる。fcは補正値(例えば、開始補正値、fc(0)、およびWTRUが(例えばeNBから)受信することができる、または受信した可能性がある送信電力制御(TPC)コマンドに対応することができる1または複数のその他の補正値、の合計)であることができる。開始補正値は、RA手順の電力ランピングの関数であることができる。電力ランピングの影響を、TPCコマンドを累積する補正値に含めることは、説明のためであり、制限するものでなくてよい。電力設定に対するRA電力ランピングの影響は、TPCコマンドから分離することができる。TPCコマンドの調整は、電力設定から省略されることができる。
RA手順の間にWTRUが電力ランピングを実行しない場合(例えば、WTRUが最大電力(例えば、PRACH電力の場合はPCMAX,c)で送信すること、または常に送信することができる場合)、fc(0)および/または(PUSCHなどの)ULチャネル用の初期電力に使用する値は、定義されないことができる。UL送信は、PUSCH、PUCCH、およびSRSのうちの1または複数であること、またはそれらを含むことができる。PUSCHは、ULチャネルまたはUL送信の非限定的な例であることができる。PUCCHまたはSRSなどの別のULチャネルまたはUL送信が、本明細書で開示された対象に一致するように使用されることができる。
ランダムアクセス応答(RAR)は、WTRUがfc(0)の値および/または1または複数のチャネル(例えばPUSCH)のためのそのUL電力設定を決定するために使用することができる1または複数のパラメータを含むことができる。PRACHプリアンブル送信の後にWTRUが(例えばPUSCH上で)実行することができるUL送信(例えば第1のUL送信)は、RRC接続(例えばRRC接続確立)要求であること、またはRRC接続要求を含むことができるRA手順のメッセージ3であることができる。RAR(例えば、WTRUがメッセージ3用のリソースに対する許可を受信することができるRAR)は、PUSCH送信に使用するための初期電力の指示を含むことができる。RARは、1または複数のパラメータを含むことができ、それらのパラメータから、PUSCH送信に使用するための初期電力が決定されることができる。RARは、PUSCH送信のための開始補正値fc(0)を含むことができる。RARは、WTRUの、PUSCHおよび/または1または複数のその他の以降のUL送信および/またはDL送信のためのカバレッジ拡張(CE)レベルを含むことができる。RARは、WTRUの、PUSCHならびに/または1または複数のその他の以降のUL送信および/もしくはDL送信に使用するための反復の数、または反復の数に対応する値もしくはインデックスを含むことができる。RARは、例えば最大電力から差し引いてPUSCH電力を決定するために、電力のオフセットまたは差分を含むことができる。
WTRUは、RARに含まれる1または複数のパラメータまたは値に従って、そのUL電力および/またはULの反復(例えばPUSCH電力および/またはPUSCHの反復)を決定することができ、決定された電力および/または反復に従って送信することができる。
例えば、WTRUは、RARに含まれることができる開始補正値fc(0)または電力オフセットに基づいて、その初期および/または以降のPUSCH電力を決定することができ、決定された電力を使用してPUSCHを送信することができる。
WTRUは、例えば次式に従ってUL電力を決定することができる。
PPUSCH,c(i) = min[PCMAX,c(i),openlooppower(i) + fc(i)]
WTRUは、RAR内で受信した可能性のあるfc(0)の値を使用することができる。開ループ電力は、CEレベルの関数であることができ、このCEレベルは、WTRUがRARを正常に受信したRA手順のCEレベル、またはWTRUがRAR内で受信したCEレベルに対応することができる。開ループ電力は、WTRUがRARを正常に受信したPRACH反復の数、またはWTRUがRAR内で受信した反復の数の関数であることができる。閉ループ成分は存在しないことができ、例えば、i>0またはi>=0である場合に、fc(i)は0であること、または存在しないことができる。閉ループ成分は、存在する場合、例えば動的に更新されることができるCEレベルまたは反復の関数であることができる。
WTRUは、PUSCHを最大電力(例えばPCMAX,cまたはPCMAX,c(i))で送信すること、または常に送信することができる。WTRUは、PUSCHなどのチャネルの送信用のRAR内で提供されることができる反復の数またはCEレベルを使用することができ、例えば、反復がレシーバにおいて結合される場合に、最大電力の使用を考慮するため、または補償するために使用することができる。例えば、電力制御計算の開ループ部分および/または閉ループ部分は、RARに含まれること、またはRARにおいて示されることができる、ULチャネルの送信のためのCEレベルまたは反復の数の関数であることができる。
WTRUは、そのPUSCH電力(例えば初期PUSCH電力)を、RARに含まれている初期値に従って設定することができる。WTRUは、その電力を、RAR内で提供される差分またはオフセットだけ、最大値から低減することができる。WTRUは、UL電力を、例えば次式に従って決定することができる:
PPUSCH,c(i)=min[PCMAX,c(i),PUSCHinitial+closedlooppower(i)]
または
PPUSCH,c(i)=min[PCMAX,c(i),PPCMAX,c(i)−Δ+closedlooppower(i)]
閉ループ成分は存在しないことができ、例えばclosedlooppower(i)は0であることができる。初期閉ループ値はゼロであることができ、または差分が閉ループ値に含まれることができる。閉ループ成分は、TPCコマンド(例えば累積されたTPCコマンド)の関数であることができる。閉ループ成分は、RA手順(例えば正常なRA手順)に使用されるCEレベルもしくは反復であることができるCEレベルもしくは反復、および/またはRARに含まれているCEレベルもしくは反復の関数であることができる。閉ループ成分、および/または閉ループ成分に影響を与えることができるCEレベルもしくは反復は、例えば動的に更新されることができる。
サブフレームまたはTTIの関数として示されていない1または複数の値(例えばi)は、サブフレームまたはTTIの関数であることができ、本明細書で開示された対象に一致することができる。例えば、PCMAX,cおよびPCMAX,c(i)は交換可能なように使用されることができる。
サブフレームまたはTTIの関数として示されている1または複数の値(例えばi)は、サブフレームまたはTTIの関数でないことができ、本明細書で開示された対象に一致することができる。
初期PUSCH電力設定は、PCMAX,cであることができる。WTRUは、PUSCHの値をPCMAX,cと同じにすることができる値になるように、初期閉ループ値または調整値(例えばfc(0))を決定することができる。
例えば、PPUSCH,c(i)は、次式によって決定されることができる。
PPUSCH,c(i)=openlooppower(i)+fc(i)
または
PPUSCH,c(i)=min[PCMAX,c(i),openlooppower(i)+fc(i)]
WTRUは、電力ランプアップがないこと(例えばPPUSCH-noramp)に基づいて初期PUSCH電力を決定することができる(例えば、最初に決定することができる)。PPUSCH-norampは、openlooppower(0)の値であることができる。openlooppower(0)の値は、PPUSCH-norampであること、またはPPUSCH-norampに設定されることができる。WTRUは、fc(0)を、次式に従って決定することができる:fc(0)=max(0,PCMAX,c−PPUSCH-noramp)。
このfcの開始値を使用して、PUSCH電力の開始値は、PCMAX,cであることができる。fcの値は、TPCコマンドおよび/またはCEレベルもしくは反復に対する調整によって、調整されることができる。fc(0)の値は、RAR内で示されるTPCコマンド(例えばdelta_msg2)などの、RAR内で提供されるパラメータによって調整されることができるか、または調整されることもできる。PPUSCH-norampは、RAR内で示されるTPCコマンドの影響を含むことができる。
fc(0)は、次式に従って決定されることができる。
fc(0)=delta Prampup,c+delta_msg2,c
ここで、delta_msg2,cはRAR内で示されるTPCコマンドであることができる。
delta Prampup,cの値は、次式に従って決定されることができる。
delta Prampup,c=max[0,PCMAX,c−(10・log10(MPUSCH,c(0)+P0PUSCH,c(2)+deltamsg2,c+alpha,c(2)・PL+deltaTF,c(0)+CL)]
ここで、MPUSCH,c(0)は、サービングセルcにおける第1のPUSCH送信のサブフレームに対して有効なリソースブロックの数として表されるPUSCHリソース割り当ての帯域幅であることができ、deltaTF,c(0)は、サービングセルcにおける第1のPUSCH送信の電力調整であることができる。P0PUSCH,c(2)は、初期プリアンブル電力(例えばpreambleIntialReceivedTargetPower)に等しくなることができ、初期プリアンブル電力は、上位層によって構成されることができる値に、上位層によって構成されることができるメッセージ3の差分電力値を足した値であることができる。CLは、PUSCH送信のために、CEレベルまたは反復の数を補償するための調整であることができ、RARに含まれること、またはRAR内で示されることができる。上記式の1または複数の要素は、0であること、または含まれないことができる。メッセージ3の差分電力は、0であること、または存在しないことができる。
上記式は、初期電力を最大電力にすることができるdelta Prampup,cの値に(例えば実質的に)対応することができる。fc(0)および/またはdelta Prampup,cは、ゼロであることができる。
WTRUは、正常なPRACHプリアンブル送信に使用するCEレベルおよび/または反復の数(例えば、WTRUがRARを正常に受信するCEレベルおよび/または反復の数)を、PUSCH送信(例えば、RA手順のメッセージ3に対応することができる第1のPUSCH送信)のためのCEレベルおよび/または反復の数として使用することができる。
初期電力などの送信電力は、CEレベルまたは反復の数に関連付けられることができる。この送信電力は、例えばブロードキャスト信号伝達または上位層の信号伝達などの信号伝達によって、構成されることができる。WTRUは、PUSCH電力(例えば初期PUSCH電力またはメッセージ3のPUSCH電力)をこの値に設定することができ、かつ/またはこの電力を使用して、もしくはこの電力にPUSCHを設定することができる。この電力は、CEレベルの最小電力であることができる。
CEレベルまたは反復の数は、更新されることができる。UL許可および/またはTPCコマンドは、将来のUL送信および/または将来のUL送信電力の決定に適用されることができる調整を含むことができる。例えば、UL許可またはTPCコマンドは、次回のUL送信に使用するためのCEレベルまたは反復の数を含むことができる。WTRUは、PUSCHを(例えば常に)最大電力で送信することができ、または開ループ成分および/もしくは閉ループ成分に基づいて送信電力を調整することができる。WTRUは、UL許可またはTPCコマンドと共に、または別に提供されることができる反復の数を使用してPUSCHを送信することができる。WTRUは、UL許可またはTPCコマンドと共に、または別に提供されることができるCEレベルに対応することができる反復の数を使用してPUSCHを送信することができる。
許可またはTPCコマンドが、サブフレームX内のUL送信、またはサブフレームX内で開始することができるUL送信に対応する場合、WTRUは、示されたCEレベル、反復、または(例えば電力を増加または減少するための)電力調整を、サブフレームX内のUL送信、またはサブフレームX内で開始することができるUL送信に使用することができる。TPCコマンドまたはUL許可は、サブフレームX内のWTRUによるUL送信、またはサブフレームX内で開始することができるUL送信に対応することができるサブフレームのセット内で、(例えばeNBによって)反復されること、および/または(例えばWTRUによって)受信されることができる。
PUSCH電力は、上昇されることができる。例えばWTRUは、複数のPUSCH送信の間、eNBからACKを受信しなかった場合、そのPUSCH電力を上昇させることができる。この数は、例えばeNBによって構成されることができる。WTRUは、複数回の失敗した送信に基づいて、その電力を特定の差分値だけ増やすことができ、これは送信に対するACKの受信の欠如に基づいて決定され得る。この差分値は、例えばeNBによって構成されることができる。失敗した送信の数および/または差分値は、CEレベルおよび/または反復の数の関数であることができる。電力は、1または複数の再送信(例えば各再送信)に対して増やされることができる。送信電力は、最大電力を超えて増やされないことができる。電力の増加は、最大電力が達せられたとき、または増加によって電力が最大電力を超えたときに、停止されることができる。
ULチャネルまたはUL送信に関して本明細書で開示された1または複数の例は、ダウンリンク(DL)チャネルまたはダウンリンク(DL)送信に適用可能であることができる。例えば、UL許可との関連で本明細書で開示された例は、本明細書で開示された主題に一致して、DL許可に適用可能であることができる。例えば、PDSCH受信またはPUCCH送信に使用するためのCEレベルまたは反復の数は、DL許可に含められることができる。
RARの正常な受信は、WTRUが意図されることができるRARの受信であること、またはそのような受信を含むことができる。PRACHまたはプリアンブルの送信は、PRACHまたはプリアンブルの反復の送信を含むことができる。例示および説明の目的で、PRACHおよびプリアンブルは、交換可能なように使用されることができる。
ランダムアクセス(RA)またはRA手順は、例えばPDCCH指令によって要求されること、または初期化されることができる。例えば、WTRUは、要求または指示を(例えばeNBから)受信して、RAまたはRA手順を実行または開始することができる。要求または指示は、PDCCH領域内(例えばダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)内)で送信されることができるPDCCH指令であること、またはそのようなPDCCH指令に含まれることができる。低コストWTRUまたは低減能力WTRUなどのWTRUは、例えば制限された能力(例えば、低減帯域幅および/または制限されたカバレッジ)のために、PDCCH領域内のPDCCHを受信できないことがある。PDCCH領域内のPDCCH指令は、PDCCH領域内のPDCCHを受信できない可能性がある低コストWTRUまたは低減能力WTRUなどの一部のWTRUでは、または一部のWTRUによってサポートされないことがある。
PDCCH指令は、例としてのみ開示され、制限になることはない。RAまたはRA手順を実行または開始するための別の要求が使用されることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。例えば、RA要求はPDCCH指令に対して代替されることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。
PDCCH指令、PDCCH指令を運ぶM−PDCCH、コンテンションフリー(またはコンテンションベース)RAを要求または開始することができるDCI、1または複数のPDCCH指令を運ぶDCI、およびRAを要求または開始することができるDCIは、本明細書では交換可能なように使用されることができる。
CEレベル、反復の数、および反復数は、互いに代替されることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。
RA手順は、個別に、またはグループごとに開始されることができる。RA(例えばコンテンションフリーRAまたはコンテンションベースRA)を示す(または開始する)ことができるDCIまたはPDCCH指令またはRA要求は、M−PDCCHを介して送信されることができる。M−PDCCHは、低コストWTRUまたは低減能力WTRUなどのWTRUによって監視されること、および/または受信されることができるダウンリンク制御チャネルであることができる。
説明の目的で、RAは、RA手順に置き換えられること、およびその逆に置き換えられることができ、その場合でも、本明細書で開示された例に一致することができる。
グループDCIなどのDCIは、1または複数のWTRUでRAを開始するために使用されることができる。DCIは、1または複数のWTRUでRAまたはRA手順を要求または開始することができる1または複数のPDCCH指令を含むことができる。PDCCH指令は、WTRUに関連付けられることができる。PDCCH指令は、複数のWTRUに関連付けられることができる。PDCCH指令がRAを要求または開始した場合、PDCCH指令に関連付けられたWTRU(例えば、そのPDCCH指令を受信するWTRU)は、PRACHプリアンブル(例えば選択された、または割り当てられたPRACHプリアンブル)を送信することができる。割り当てられたPRACHプリアンブルは、例えばeNBによって、上位層の信号伝達などによって構成されることができる。例えば、WTRUは、上位層の信号伝達を介して、コンテンションフリーRAのためのPRACHプリアンブルを使用して構成されることができる。上位層の信号伝達を介して構成されるPRACHプリアンブルは、コンテンションフリーRAのための、WTRU固有のPRACHプリアンブルと見なされることができる。割り当てられるPRACHプリアンブルは、PDCCH指令内で、またはPDCCH指令と共に示されることができる。単独のPRACHプリアンブルが、PDCCH指令が意図される(または意図されることができる)WTRUに対して(例えば各WTRUに対して)示されることができる。
PDCCH指令は、複数のWTRUに対するランダムアクセスを(例えば個別に)開始するために使用されることができる。eNBは、同じPDCCH指令を監視することができるWTRUグループ内のWTRUに対して、ランダムアクセスの開始を示すことができる。例えば、ビットフィールドは、例えばグループ内の、N個のWTRUに関連付けられることができるNビットを含むことができる。ビット(例えば各ビット)は、ランダムアクセス(例えばランダムアクセスを開始するための要求)であるかどうかを示すことができる(例えば、RAの開始でない場合は0、RAの開始である場合は1)。WTRU(例えば各WTRU)は、PDCCH指令に関連付けられた(例えばビットフィールド内の)ビット位置、またはPDCCH指令内のビット位置を使用して示されること、または構成されることができる。PDCCH指令のためのPRACHプリアンブルは、WTRU(例えば各WTRU)のための上位層の信号伝達を介して構成されることができる。RA開始のためのビットフィールド内の各ビットに対応するPRACHプリアンブルインデックスは、PDCCH指令内で送信されることができる。
2つ以上のPDCCH指令は、DCI内で送信されることができる。(例えば各)PDCCH指令は、WTRUに関連付けられることができる。
DCIまたはPDCCHは、1または複数のWTRUでRA手順を開始するための情報を含むことができる。少なくとも一部の情報は、PDCCH指令が対象にすることができるWTRU(例えば各WTRU)のために単独で含まれることができる。少なくとも一部の情報は、PDCCH指令が意図されることができる1または複数のWTRU(例えばすべてのWTRU)に共通であることができる。
RA手順を開始することができるDCIまたはPDCCH指令は、PRACHプリアンブルインデックスを含むことができる。RA手順を開始することができるDCIまたはPDCCH指令は、PRACH送信のためのPRACHマスクインデックスおよび/または時間リソースを含むことができる。RA手順を開始することができるDCIまたはPDCCH指令は、CEレベルおよび/または反復数を含むことができる。RA手順を開始することができるDCIまたはPDCCH指令は、送信(例えば電力)レベルおよび/または電力レベルタイプ(例えば最大電力、またはDL測定に基づく)を含むことができる。RA手順を開始することができるDCIまたはPDCCH指令は、PRACH送信のための周波数リソース(例えばPRBのセット)を含むことができる。RA手順を開始することができるDCIまたはPDCCH指令は、オン/オフインジケータ(例えば、RAを開始する場合はオン、RAを開始しない場合はオフ)を含むことができる。
1または複数のPDCCH指令を運ぶことができるDCIは、RNTIを使用してスクランブルされることができる(例えば、そのCRCはRNTIを使用してスクランブルされることができる)。WTRUは、WTRU固有のRNTI(例えばC−RNTI)などの1または複数のRNTIを使用して構成されること、および/または使用することができる。WTRUは、1または複数のRNTIを使用して、DCIがそれを意図されるかどうかを決定することができる。
RNTIは、1または複数のPDCCH指令を運ぶDCIに使用されることができる。RNTIは、WTRU固有であることができる。RNTIは、複数のWTRUによって使用されることができるRNTIなどの、グループRNTIまたは共通RNTIであることができる。RNTIは、PDCCH指令RNTIと呼ばれることができる。RNTIは、1または複数のPDCCH指令を運ぶDCIに固有であること、または固有でないことがある。
WTRUの場合、PDCCH指令RNTIは、WTRUのC−RNTIであることができる。PDCCH指令は、C−RNTIを使用することができる、WTRU固有のDCI内で送信されることができる。
PDCCH指令RNTIは、WTRU−ID(例えばC−RNTI)、CEレベル、および/またはPRACHプリアンブルインデックスのうちの少なくとも1つの関数であること、またはそのような関数として決定されることができる。C−RNTI、CEレベル、および/またはPRACHプリアンブルインデックスのうちの1または複数は、上位層を介して構成されることができる。
PDCCH指令RNTIは、コンテンションベースRA手順に使用されることができるPRACHプリアンブルおよび/またはリソースの関数であること、またはそのような関数として決定されることができる。例えば、PDCCH指令RNTIは、WTRUがRRC接続の確立に(例えば正常に)使用した最近の(例えば最新の)PRACHプリアンブルおよび/またはPRACHリソースの関数であることができる。PDCCH指令RNTIは、WTRUがPDCCHによって開始されたRA手順(例えばコンテンションベースRA手順)に(例えば正常に)使用した最近の(例えば最新の)PRACHプリアンブルおよび/またはPRACHリソースの関数であることができる。
PDCCH指令RNTIは、WTRUが(例えばRRC接続の確立のための、またはPDCCH指令によって開始された)コンテンションベースRA手順に(例えば正常に)使用した最近の(例えば最新の)PRACHプリアンブルおよび/またはPRACHリソースに関連付けられたRARの時間位置および/または周波数位置の関数であること、またはそのような関数として決定されることができる。PDCCH指令RNTIは、上位層を介して示されることができる。
WTRUがPDCCH指令を監視することができる時間位置および/または周波数位置は、PDCCH指令RNTIの関数として決定されることができる。
指示は、DCIが、ユニキャストトラフィック(例えばPUSCH/PDSCH)のスケジューリングに使用されることが意図されているかどうか、またはDCIが、PDCCH指令に使用されることが意図されているかどうかを決定するために使用されることができる。指示は、DCI内のビットフィールドであることができる。指示は、DCIに使用されるRNTIに基づくことができる。2つ以上のビットフィールドの状態の組合せが、指示として使用されることができる。M−PDCCHの検索空間が、指示として使用されることができる。
WTRUは、RA手順の開始に応答して、例えばPDCCH指令によって、PRACHを送信することができる。
WTRUは、PDCCH指令RNTIを使用してスクランブルされたDCI(例えば、スクランブルされたCRCを含むDCI)について、M−PDCCH検索空間などの検索空間を監視することができる。WTRUは、PDCCH指令RNTIを使用してスクランブルされたDCIを受信すること、および/または正常にデコードすることができる。
RNTIを使用してスクランブルされたDCIは、RNTIを使用してスクランブルされたCRCを含むDCIと同じであること、またはそのようなDCIを表すために使用されることができる。
DCIの受信時に、またはDCIの受信に応答して、WTRUはRAまたはRA手順を開始することができる。
WTRUは、DCIおよび/または構成された情報によって運ばれるPDCCH指令に含まれる情報に基づいて、PRACHを送信することができる。
WTRUは、例えばこの情報から、(i)PRACHプリアンブル、(ii)プリアンブル送信および/もしくはRA手順に使用するためのCEレベルおよび/もしくは反復の数、ならびに/または(iii)プリアンブル送信のための時間リソースおよび/もしくは周波数リソースのうちの1または複数を決定することができる。
WTRUは、決定されたCEレベルまたは反復の数と共に、決定された時間リソースおよび/または周波数リソース内の決定されたプリアンブルを送信することができる。例えば、WTRUは、PDCCH指令内で、またはPDCCH指令によって示されるCEレベルまたは反復の数と共に、またはそのようなCEレベルまたは反復の数を使用してPRACH(またはプリアンブル)を送信することができる。WTRUは、(例えば、コンテンションフリーRAまたはPDCCH指令によって開始されたRAのための)上位層の信号伝達を介して構成されたCEレベルまたは反復の数と共に、またはそのようなCEレベルまたは反復の数を使用してPRACH(またはプリアンブル)を送信することができる。
WTRUは、その現在のCEレベルと共に、またはその現在のCEレベルを使用してPRACH(またはプリアンブル)を送信することができ、その現在のCEレベルは、最近の(例えばその最新の)正常なRA手順のCEレベルであることができる。
WTRUは、以前の(例えば以前の正常な)RA手順のCEレベルまたは反復の数に対応する(または、そのようなCEレベルまたは反復の数から決定された、もしくそのようなCEレベルまたは反復の数に従って決定された)CEレベルまたは反復の数と共に、またはそのようなCEレベルまたは反復の数を使用して、PRACH(またはプリアンブル)を送信することができる。以前のRA手順は、最新の(例えば最新の正常な)コンテンションベース(コンテンションフリー)RA手順であることができる。以前のRA手順は、RRC接続の確立のための、またはPDCCH指令によって開始された、最新の(例えば最新の正常な)コンテンションベース(またはコンテンションフリー)RA手順であることができる。
正常なRA手順は、WTRUがRARを正常に受信した(例えば、それが、それが意図されていたと決定したRARを正常に受信した)RA手順であることができる。
WTRUが、PDCCH指令によって示されたRA手順に使用することができるCEレベルは、前のRA(例えば、前のコンテンションベースRA)に基づいて、(例えばWTRUによって)決定されることができる。例えば、CEレベルは、WTRUが正常に受信した最後の(例えば最新の)RARに関連付けられたPRACHリソースに基づいて決定されることができる。
WTRUは、PDCCH指令内で示されたプリアンブルを送信することができる。WTRUは、コンテンションフリーRAまたはPDCCH指令によって要求されたRAのために、上位層によって構成されたプリアンブルを送信することができる。
WTRUは、PDCCH指令内で、またはPDCCH指令によって示された電力レベルまたは電力タイプ(例えば最大電力、またはDL測定に基づく)を使用して、PRACHを送信することができる。WTRUは、上位層によって構成された電力レベルまたは電力タイプを使用してPRACHを送信することができる。測定に基づく電力が使用される場合、WTRUは、RARが正常に受信されなかった場合に、電力を上昇させて再試行することができる。
WTRUは、PDCCH指令内でもしくはPDCCH指令によって示されたPRACHマスクインデックス、および/または上位層によって構成されたPRACHマスクインデックスに従って、時間リソースおよび/または周波数リソース内で、PRACHを送信することができる。
WTRUは、PDCCH指令内で、またはPDCCH指令によって示された時間リソースおよび/または周波数リソース(例えばPRB)内で、PRACHを送信することができる。
WTRUは、例えばWTRUがPRACH送信に使用している可能性があるCEレベルの場合、RACHまたはコンテンションフリーRACHの上位層によって構成された時間リソースおよび/または周波数リソース内で、PRACHを送信することができる。
PDCCH指令によって示された、または開始されたRAまたはRA手順は、DCIおよび/またはPDCCH指令によって(例えばeNBによって)示された、要求された、かつ/または開始されたRAまたはRA手順であることができる。
WTRUが、PDCCH指令が示したRA手順に使用することができるCEレベル(または反復の数)は、PDCCH指令を運ぶM−PDCCHに使用されるCEレベル(または反復の数)であること、またはそのようなCEレベルに基づくことができる。例えば、CEレベル(または反復の数)は、M−PDCCHに使用される反復の数に基づく(例えば等しい)ことができる。CEレベル(または反復の数)は、M−PDCCHに使用される合計集約レベルの数に基づくことができ、その数は反復のために複数のサブフレームにわたって使用される(E)CCEの数と呼ばれることができる。
WTRUが、それが送信したプリアンブルに応答するRARを正常に受信しない場合、WTRUは、例えばRARが正常に受信されるまで、または試行の最大数が達せられるかもしくは超えられるまで、再試行することができる。
WTRUは、例えばPDCCH指令によって開始されたRAで、1または複数(例えばすべて)のプリアンブル送信試行に対して、同じCEレベルを使用することができる。WTRUは、異なるCEレベル(例えば連続的に高くなるCEレベル)を試行することができ、RA手順のための開始CEレベルは、PDCCH指令を運ぶM−PDCCHに使用されるCEレベルであること、またはそのようなCEレベルに基づくことができる。
開始CEレベルおよびCEレベルは、互いに代替されることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。
カバレッジ拡張を伴う、例えばPDCCH指令を運ぶDCI形式を処理するための手法が提供されること、および/または使用されることができる。
PDCCH指令(例えば1または複数のPDCCH指令を運ぶDCI)は、反復的に送信されることができる。例えば、PDCCH指令は、(例えば、Nrep個のサブフレームまたはTTI内で、またはそれらのそれぞれにおいて)Nrep回送信されることができ、Nrepは反復の数であることができる。Nrepは、PDCCH指令が意図されるWTRUのCEレベルに基づいて決定されることができる。例えば、Nrepは、(例えば、PDCCH指令が意図され得るWTRUの中で)最も多くのカバレッジ拡張を必要としているWTRUのCEレベルに対応することができる。Nrepは、1または複数のPDCCH指令を運ぶDCIに使用されるグループRNTIの関数として決定されることができる。Nrepは、上位層によって構成または提供された値であることができ、かつPDCCH指令を運ぶDCIに固有であることができ、またはすべてのDCIなどの他のDCIの反復数と共通であることができる。
1または複数(たとえばすべて)のDCI形式は、反復数(例えば、それまたはそれらに関連付けられた反復の数)を有することができる。反復数は、例えばWTRUに固有の方法またはセルに固有の方法(例えばシステム情報内などのブロードキャスト)で構成されることができる。WTRUは、DCI形式の反復数(例えば構成された反復数)を使用して、例えばWTRUによって他の目的(例えばデータの送信および/または受信)に使用されているCEレベルに関わらず、そのDCI形式を受信すること、もしくは受信しようと試みること、および/またはデコードすることができる。DCIおよびDCI形式は、互いに代替されることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。
DCI形式の反復の数は、DCI形式が運ぶことができるビットの最大数の関数であることができる。
DCI形式の反復の数は、DCI形式を送信することができるeNBまたはセルによってサポートされる最大CEレベルの関数であることができる。
DCI形式の反復の数は、DCI形式を送信することができるeNBまたはセルによってDCI形式でサポートされる最大CEレベルの関数であることができる。
CEレベルの使用および/またはサポートは、異なるDCI形式では(例えばeNBまたはセルでは)、異なることができる。最大CEレベルの使用および/またはサポートは、異なるDCI形式では(例えばeNBまたはセルでは)、異なることができる。
WTRUが反復を伴うPDCCH指令を受信し、反復の最後の(または最初の)サブフレームがサブフレームnである場合、WTRUは、サブフレームn+k3以降において第1のPRACHリソース(または、示されたPRACHプリアンブル送信に使用できる第1のPRACHリソース)内でPRACHプリアンブルを送信することができ、k3は、少なくとも次のうちの1つであることができる。(i)6などの固定された正の整数、(ii)反復の数に固定された整数を足した値などのCEレベル(またはNrep)の関数として決定される正の整数、および/または(iii)上位層の信号伝達を介して提供される構成された値。
Nrep回の反復を使用して送信されるPDCCH指令の場合、WTRUは、Nrep回の反復よりも少ない反復(例えばNue回の反復)を使用してPDCCH指令を正常に受信することができる。プリアンブル送信の開始を決定するための基準サブフレームnは、Nrep回の反復またはNue回の反復の最後のサブフレーム(または、最後のサブフレームを基準にするサブフレーム)であることができる。
RA手順を開始するためのPDCCH指令は、CEレベルのサブセット内で(または、CEレベルのサブセット内のみで)サポートされることができる。WTRUおよび/またはeNBは、例えばデータの送信および受信のために、通常のカバレッジレベル(例えばCEレベル−0)および1または複数の拡張カバレッジレベル(例えばCEレベル−1、2、3)を含むことができる2つ以上のCEレベルをサポートすることができる。PDCCH指令は、CEレベルのサブセットに(または、CEレベルのサブセットのみに)使用されることができる。例示の目的で、小さい数のCEレベルは、低いカバレッジ拡張(例えば、少ない反復)に対応することができる。
PDCCH指令は、通常のカバレッジ(例えばCEレベル−0)内のWTRUに(または、そのようなWTRUのみに)対しておよび/またはよって使用されることができる。PDCCH指令は、帯域幅制限なしで、通常のカバレッジ内のWTRUに(または、そのようなWTRUのみに)対しておよび/またはよって使用されることができる。
例えばRA手順を開始するためのPDCCH指令は、一部のカバレッジ拡張レベル内のWTRUに使用されること、またはそのようなWTRUによって使用されることができるが、その他のカバレッジ拡張レベル内では使用されないことができる。
例えば、PDCCH指令は、低いカバレッジ拡張レベル(例えば、CEレベル−1またはCEレベル−1およびCEレベル−2)内のWTRUに使用されることができる。PDCCH指令は、WTRUが高いカバレッジ拡張レベル(例えば、CEレベル−3またはCEレベル−2およびCEレベル−3)内にある場合に使用されないことができる。低いカバレッジ拡張レベル内のWTRUは、PDCCH指令を監視すること、および/またはPDCCH指令に応答することができる。高いカバレッジ拡張レベル内のWTRUは、PDCCH指令を監視しないこと、および/またはPDCCH指令に応答しないことができる。低いカバレッジ拡張は高いカバレッジ拡張に対して代替されること、およびその逆が行われることができ、その場合でも本開示に一致することができる。
(例えばeNBおよび/またはWTRUによって)PDCCH指令でサポートされるCEレベルは、事前に定義されること、構成されること、または知られることができる。例えば、PDCCH指令でeNBによってサポートされる、および/またはWTRUによってサポートされることが予測されるCEレベルまたは最高のCEレベルの構成は、ブロードキャストされ得るシステム情報などを介して、上位層の信号伝達を介して(例えばeNBによって)提供されることができる。WTRUは、PDCCH指令でサポートされる、またはサポートされることが予測されるCEレベル内で、またそのようなCEレベルを使用して、PDCCH指令を監視すること、および/またはPDCCH指令に応答することができる。WTRUは、PDCCH指令でサポートされない、またはサポートされることが予測されないCEレベル内で、またそのようなCEレベルを使用して、PDCCH指令を監視しないこと、および/またはPDCCH指令に応答しないことができる。
CEレベルのサブセットに対するPDCCH指令の制限は、コンテンションフリーRAを開始するPDCCH指令のため(またはそのようなPDCCH指令のためのみ)であることができる。コンテンションベースRAを開始するPDCCH指令は、(例えばeNBによって)サポートされるより大きい(例えばすべての)CEレベルのセットで適用可能であることができる。
WTRUが、コンテンションフリーRAに対して(例えばeNBまたはWTRUによって)サポートされていないCEレベルでコンテンションフリーRA手順を示すPDCCH指令を受信した場合、WTRUはコンテンションベースRA手順を開始することができる。
RA手順は、CEレベルの変更に使用されることができる。
コンテンションベースRA手順またはコンテンションフリーRA手順であることができるRA手順を開始するための指示が送信されることができる。この指示は、PDCCH指令内で送信されることができる。PDCCH指令は、WTRUのCEレベルの変更(例えば、より少ない反復を必要とすること、もしくは使用することがあるさらに低いレベル、またはより多くの反復を必要とすること、もしくは使用することがあるさらに高いレベルなどのレベルへの変更)に使用されることができる。
例では、WTRUは、コンテンションベース(またはコンテンションフリー)RA手順を開始することができるPDCCH指令を受信することができる。それに応答して、WTRUはコンテンションベース(またはコンテンションフリー)RA手順を実行することができる。
WTRUは、例えば初期アクセスのために、RRC接続確立の場合と同じ(または同様の)RA手順を実行することができる。
WTRUは、例えば初期アクセスのために、開始CEレベルの決定などの1または複数の態様を除き、RRC接続確立(例えば初期アクセス)の場合と同じ(または同様の)RA手順を実行することができる。
PDCCH指令によって開始されることができるRA手順(例えばコンテンションベースRA手順)のための開始CEレベルは、PDCCH指令内で示されることができる。
WTRUは、開始CEレベルから開始することができ、そのレベルを使用して(例えば、そのレベルに対応する反復を伴って)プリアンブルを送信することができる。WTRUがRARを正常に受信しなかった場合、WTRUは、さらに高い(例えば次に高い)CEレベルを使用して再試行することができる。WTRUは、RARが正常に受信されるまで、またはRA手順がセルおよび/またはWTRUによってサポートされている最高のCEレベルで失敗するまで、連続的に高くなる各CEレベルを試行することができる。次に高いレベルに移動する前に、各レベルで複数回の試行が実行されることができる。同じレベルでの試行は、次第に高くなる電力で実行されることができる。
開始CEレベルの場合、WTRUは、PDCCH指令内で提供された開始CEレベルを使用すること、またはDL測定(例えばRSRP)などに基づいて、自律的に開始CEレベルを選択することができる。
WTRUは、通常モードまたは非カバレッジ拡張に対応する開始CEレベルから開始することができ、例えばPDCCH指令(例えば、CEレベルまたは0などの特定の値に設定された開始CEレベル)またはPDCCH指令の特性(使用されるDCI形式または使用されるRNTIなど)に含まれているそのように実行するための指示に基づいて開始することができる。WTRUは、PDCCH指令によって開始されるコンテンションベースRAの場合、例えば常に、通常モードまたは非カバレッジ拡張に対応する開始CEレベルから開始することができる。
例えばカバレッジを拡張するための反復などの手法を使用することができない通常のカバレッジは、CEレベル−0などのCEレベルと見なされることができる。
RA手順の開始において使用されることができるPDCCH指令は、次の情報のうちの少なくとも1つを含むことができる。(i)CEレベルもしくは開始CEレベル、(ii)PRACHプリアンブルインデックス、(iii)PRACHプリアンブルグループインデックス(例えばこれは、上位層の信号伝達によって提供されるプリアンブルの事前に構成されたグループを選択することができる)、(iv)タイミング前進、(v)プリアンブル送信のための時間リソースおよび/もしくは周波数リソース(例えばサブフレームおよび/もしくはPRB)、ならびに/または(vi)プリアンブル送信のための時間リソースおよび/もしくは周波数リソース(例えばサブフレームおよび/もしくはPRB)のグループ(例えば、上位層の信号伝達によって構成されたグループ)の指示。
コンテンションベースRAの場合、PRACHプリアンブルインデックスは、0またはすべてゼロなどの固定された、知られた値であることができる。この値は、コンテンションベースRAが要求されたこと、または実行されることをWTRUに示すことができる。この値は、WTRUがプリアンブルを選択する必要があることを示すことができる。
WTRUは、例えばコンテンションベースRAの場合に、使用するためのプリアンブルを、WTRUがプリアンブル送信に使用するCEレベルに使用できるプリアンブルのセットから選択することができる。
プリアンブルまたはプリアンブルグループは、PDCCH指令内で示されることができる。WTRUは、例えばコンテンションフリーRAの場合に、示されたプリアンブルを使用すること、または示されたグループからプリアンブルを(例えばランダムに)選択することができる。
WTRUは、WTRUがプリアンブル送信に使用するCEレベルに使用できる、かつ/またはそのようなCEレベルに対応している時間リソースおよび/または周波数リソースに基づいて、プリアンブル送信のための時間リソースおよび/または周波数リソースを選択することができる。対応は、上位層の信号伝達において構成されること、および/または示されることができる。WTRUは、PDCCH指令内で示されたリソースを使用すること、またはPDCCH指令内で示されたリソースのグループから選択することができる。
(例えば、試行のCEレベルに対応する反復を伴って)プリアンブルを送信する1回または複数回の試行の後に、WTRUはRARを正常に受信することができる。WTRUは、例えば1つの特定のプリアンブルがPDCCH指令内で示されなかった場合に、試行ごとにプリアンブルを変更することができる。
WTRUは、例えばRAR内でUL許可を受信し、メッセージをeNBに送信することができる。WTRUは、許可されたリソース上(例えばPUSCH上)でメッセージを送ることができる。このメッセージは、WTRUがRARを正常に受信したことを示すことができる。このメッセージは、例えばコンテンションベースRAの場合に、コンテンション解決の実行に使用されることができる。初期アクセスの場合、このメッセージは、msg3であること、またはmsg3と呼ばれることができ、msg3はRRC接続確立要求であること、またはRRC接続確立要求を含むことができる。PDCCH指令によって開始されたRAの場合、WTRUは既に接続されていることがある。
WTRUは、例えば許可されたリソース上で、メッセージまたは指示を送ることができ、それらのメッセージまたは指示は、正常なRA手順、RA手順の完了、RARの正常な受信、および/または(少なくともWTRUによるRAR受信を通じた)RA手順が正常だったこと、もしくは完了されたことをeNBに示すことができる(もしくはeNBによって解釈されることができる)その他の情報を示すことができる。RA手順のmsg3またはmsg3の変更されたバージョンが、例えば新しい確立の原因と共に使用されることができる。新しいメッセージが使用されることができる。メッセージおよびmsgは、交換可能なように使用されることができる。
WTRUがPRACH送信に使用することができるリソースは、CEレベルに対して一意であることができ、かつ/またはeNBは、RA手順が成功したことを認識すること、または通知されることができる。eNBは、例えばWTRUによって使用されるPRACHリソース、および/またはRA手順の成功に基づいて、WTRUがRA手順の成功を達成するために使用した、または必要としたCEレベルを知ることができる。
正常なRA手順のCEレベル(例えば新しいCEレベル)は、WTRUがRA手順の前に使用していたCEレベルよりも低くする(または高くする)ことができる。
WTRUは、その現在のCEレベルを、正常なRA手順に対応するCEレベル(例えば新しいCEレベル)に変更することができる。この新しいCEレベルは、通常のカバレッジに対応することができる。
WTRUは、PDCCH指令に含まれているタイミング前進を、例えば正常なRARの受信の後のULメッセージ(例えば、RAR内でリソースが許可されたULメッセージ)の送信時に、または送信時に開始して、適用することができる。
WTRUは、その現在のCEレベルを、RA手順を完了させるまで使用し続けることができる。RA手順の結果CEレベルが変更された場合、WTRUは、RA手順を完了させたときに、その新しいCEレベルの使用を開始することができる。
RA手順の完了は、WTRUがRA手順の成功の指示を送信するタイミングに対応することができる。WTRUは、指示を送信するときに、新しいCEレベルを使用することができる。
別の例では、PDCCH指令が、コンテンションフリーRAまたはコンテンションベースRAのいずれかを開始するために使用されることができる。PDCCH指令に関連付けられたDCI内のビットフィールドなどの指示は、PDCCH指令がコンテンションベースRA用であるか、またはコンテンションフリーRA用であるかを示すために使用されることができる。異なるRNTIが、コンテンションベースRA用のPDCCH指令およびコンテンションフリーRA用のPDCCH指令を示すために使用されることができる。異なる検索空間(例えば異なるフォールバックM−PDCCH検索空間)が、PDCCH指令によって示されたRAの種類を示すために使用されることができる。
フォールバック検索空間であることができる検索空間が提供されること、および/または使用されることができる。
検索空間(例えばセルの検索空間)は、特定のCEレベルを持つこと、使用すること、または特定のCEレベルで定義されることができ、この特定のCEレベルは、セルによってサポートされることができる最高のCEレベルであることができる。指示は、RA手順を開始するために、この検索空間内でWTRUに送信されることができる。検索空間は、例えば上位層の信号伝達によって、知られること、または構成されることができる。ブロードキャストされ得るシステム情報内などの、より高いレベルの信号伝達がeNBから来ることができる。
検索空間は、フォールバック制御チャネルであること、またはフォールバック制御チャネルに使用されることができる。検索空間は、フォールバック検索空間と呼ばれることができる。フォールバック制御チャネル、フォールバック検索空間、共通検索空間、およびフォールバックM−PDCCHは、交換可能なように使用されることができる。
フォールバックM−PDCCHは、次のうちの少なくとも1つを使用して構成されることができる:サブバンドまたは周波数位置、時間位置のセット、CEレベル、および反復の数。
特定のサブバンド(例えば、セルのDLシステム帯域幅などのシステム帯域幅の範囲内にあることができる連続するPRBのサブセット)および/または特定の時間位置または時間位置のセット(例えばサブフレームおよび/または無線フレームのサブセット)が、フォールバックM−PDCCHに使用されることができる。
サブバンドの周波数位置および/または時間位置は、ブロードキャスト信号伝達などの上位層の信号伝達において、または物理ブロードキャストチャネル(例えばMIB)を介して示されることができる。サブバンドの周波数位置および/または時間位置は、1または複数のシステムパラメータの関数として(例えばWTRUによって)決定されることができる。システムパラメータは、DLシステム帯域幅、物理セルID、サブフレーム番号、SFN番号、およびMBSFN構成を含むことができる。サブバンドの周波数位置および/または時間位置は、時間と共に変化することができる。例えば、(例えば事前に定義される、または構成される)周波数ホッピングパターンが使用されることができる。
フォールバックM−PDCCHの反復の数は、セル内で構成されたM−PDCCHの反復の最大数と同じであることができる。反復の数は、ブロードキャスト信号伝達などの上位層の信号伝達を介して、または物理ブロードキャストチャネル(例えばMIB)を介して示されることができる。
M−PDCCH WTRU固有の検索空間の一部は、フォールバックM−PDCCHとして使用されることができる。例えば、M−PDCCH WTRU固有の検索空間は、1または複数のCEレベル(例えば反復数)を含むことができる。最高のCEレベルを含むM−PDCCH WTRU固有の検索空間内の1または複数のM−PDCCHの候補は、フォールバックM−PDCCHとして使用されることができる。
WTRUは、フォールバックM−PDCCH用の1または複数のパラメータ(例えば送信および/または受信パラメータ)を決定することができ、それらのパラメータは、サブバンドまたは周波数位置、時間位置のセット、CEレベル、および反復の数のうちの1または複数を含むことができる。WTRUは、受信された構成、システムパラメータ、およびその他の知られた情報のうちの少なくとも1つに基づいて1または複数のパラメータを決定することができる。
WTRUは、少なくとも決定されたパラメータに従って、フォールバックM−PDCCHを監視することができる。WTRUは、RA手順を示すこと、開始すること、または要求することができる少なくともPDCCH指令(またはWTRUのためのPDCCH指令を含んでいるDCI形式)について、フォールバックM−PDCCHを監視することができる。PDCCH指令の正常な受信時または正常な受信に応答して、WTRUはRA手順を開始することができる。
フォールバックM−PDCCHは、例えばWTRUとの通信が現在使用されているCEレベルよりも高い(または低い)CEレベルを必要とすることがある場合に、セルによってサポートされている最高のCEレベルなどの特定のCEレベルでWTRUと通信するために、eNBによって使用されることができる。eNBは、CEレベルの変更を、フォールバックM−PDCCH内のWTRU、またはフォールバックM−PDCCHを使用しているWTRUに示すことができる。eNBは、RA手順を開始するためのPDCCH指令および/または要求を、例えば、より適切なCEレベルまたはより高い(もしくはより低い)CEレベルなどにWTRUのCEレベルを変更可能にするために、WTRUに送信することができる。
ページングが提供されること、および/または使用されることができる。CE情報は、ページングに使用されることができる。eNBが、アイドルモードになることができるWTRUをページングすることができる、またはページングすることになる場合、eNBは、WTRUがカバレッジ拡張(CE)モードになることができるかどうか、および/またはそれがCEモードになることができる場合に、CEレベルが何であるかが、わからないことがある。eNBが、通常のページング手順を使用してCEモードのWTRUをページングすることができる場合、WTRUはこのページングを受信しないことができる。
アイドルモードは、RRCアイドル、ECMアイドル、登録されたEMM、および/または登録解除されたEMM(例えば、これらのモードまたは状態)のうちの1または複数であること、またはこれらを含むことができる。
WTRUは、WTRUのためであること、またはWTRUに関するものであることができるCE情報を、eNBおよび/またはMMEに提供することができる。eNBは、WTRUのためであること、またはWTRUに関するものであることができるCE情報を、(例えばハンドオーバ手順の一部として)別のeNBおよび/またはMMEに提供することができる。MMEは、別のネットワークエンティティによって置き換えられることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。WTRUおよびデバイス(例えば、MTCデバイスまたはLC−MTCデバイスであることができるデバイス)は、交換可能なように使用されることができる。
MMEは、WTRUのためであること、またはWTRUに関するものであることができるCE情報を格納することができる。MMEは、例えばWTRUがアイドルモードになることができる場合など、WTRUをページングするようにeNBに対して要求する場合に、WTRUのためであること、またはWTRUに関するものであることができるCE情報を、eNBへのメッセージに含めることができる。
WTRUのためであること、またはWTRUに関するものであることができるCE情報は、カバレッジ拡張に関するWTRUのモード(例えばCEモードもしくは非CEモード、WTRUのCEレベル、および/またはCEモードをサポートするためのWTRUの能力)のうちの1または複数を含むことができる。CE情報に含まれている情報は、異なるメッセージおよび/または目的によって異なることができる。
カバレッジ拡張に関するWTRUのモードは、WTRUの現在および/または最後(または最新)の知られた、または格納されたモードであることができる。WTRUのCEレベルは、WTRUの現在および/または最後(または最新)の知られた、または格納されたCEレベルであることができる。
CEレベルはCEモードの指示を含むことができる。UEがCEモードになることができないことを示すために、0などの特定の値またはレベルが使用されることができる。例えば、CEモードではないことを示すために0が使用され、CEモードのレベル1、2、および3を示すために1、2、および3がそれぞれ使用されることができる。
例では、WTRUは、CE情報を、アタッチ(例えばATTACH REQUEST)メッセージおよび/または追跡領域更新(TAU:Tracking Area Update)メッセージなどのNASメッセージ内でMMEに提供することができる。
WTRUは、CE情報を、(例えば「ATTACH REQUEST」メッセージ内の)アタッチなどの1または複数のネットワーク登録アクションの間、または(例えば「TRACKING AREA UPDATE REQUEST」メッセージ内の)追跡領域更新(TAU)などのデバイスもしくはWTRUモビリティ管理アクションの間に、MMEに提供することができる。例えば、WTRUは、そのようなCE情報を、前述のメッセージ自体のうちの1もしくは複数、またはそのWTRUもしくはデバイスの、「WTRUネットワーク能力」、「MSネットワーク能力」、「MSクラスマーク2」、「MSクラスマーク3」、「MSネットワーク機能サポート」などの能力もしくはネットワークサポート特徴属性IEのうちの1もしくは複数に含めることができる。
eNBは、CE情報(例えば一部のCE情報)をWTRUから受信すること、および/または1もしくは複数のその他の方法で(例えば、WTRUが使用した可能性がある、特定のCE情報を示すことができるPRACHリソースから)CE情報(例えば一部または一部のその他のCE情報)を決定することができる。WTRUは、1または複数の能力情報要素(IE)またはメッセージ(例えば、WTRU能力IEもしくはメッセージ、ならびに/または、CE情報および/もしくはページングもしくはページング能力に関する情報に固有であることができるIEもしくはメッセージ)内のCE情報を(例えばeNBに)提供することができる。WTRUは、メッセージを自律的に送信することができる。eNBは、S1(例えばS1AP)メッセージ内で、CE情報をMMEに提供することができる。
eNBは、WTRUのため、またはWTRUに関するCE情報を、この情報の決定および/または受信の後に、MMEに提供することができる。eNBは、WTRUのため、またはWTRUに関するCE情報を、この情報の変更または更新の後に、MMEに提供することができる。eNBは、WTRUのため、またはWTRUに関するCE情報を、eNBがWTRUを(例えば、eNBとのRRC接続などのその接続から)解放することができたとき、および/またはWTRUがアイドルモードに移行することができたときに、MMEに提供することができる。
MMEは、CE情報(例えば、それがWTRUのために格納した可能性のあるCE情報)を、例えば特定の手順(例えば、eNBがこの情報を持たないことがある特定の手順)のサポートにおいて、eNBに提供することができる。例えば、MMEは、CE情報(例えば、個別に、または1または複数のIEなどの組み合わせで提供されることができる、情報の1または複数の項目を含むことができるCE情報)を、アイドルモードであるかアタッチされているが接続されないことができるか、またはデタッチされているかアタッチされていないがページング領域内に配置されていることが知られることができる所与のWTRUまたはデバイスのためのページングに関連して、eNBに(例えばS1 PAGINGメッセージと共にまたはS1 PAGINGメッセージ内で)提供することができる。eNBは、それが(例えばMMEから)受信することができるCE情報に一致する方法でWTRUをページングすることができる。
WTRUは、更新されたCE情報を、例えばそのCE情報の構成要素のうちの1または複数が変化し得るとき、またはその他の状況で、eNBおよび/またはMMEに提供することができる。
特定の状況では(例えばWTRUがアイドルモードになることができる場合)、WTRUは、CE情報または更新されたCE情報を提供するために、RA手順を実行してeNBに接続することができる。WTRUは、RRC接続要求を送ることができ、その理由が、WTRUによってモバイル発信信号伝達(mo信号伝達)として示されることができる。
(例えばアイドルモードおよび/または接続モードにおける)CEモードおよび/またはCEレベルの変更は、WTRUがTAUを実行する(例えばトリガする)ための理由になることができる。(例えばアイドルモードおよび/または接続モードにおける)CEモードおよび/またはCEレベルの変更は、WTRUがRA手順を実行するため、および/または接続確立を実行する(もしくは要求する)ため、および/または能力メッセージをeNBに(もしくはeNBと共に)送るための理由になることができる。
WTRUが、例えばアイドルモード(または接続モード)にある間、CEモードに、もしくはCEモードから変化することができ、かつ/またはそのCEレベルを変更することができる場合、WTRUは、eNBに接続し(例えばRRC接続)、例えばRA手順を実行してeNBとのRRC接続を要求および/または確立することができ、この確立の原因はモバイル発信信号伝達(mo信号伝達)であることができる。
WTRUが、例えばアイドルモード(または接続モード)にある間、CEモードに、もしくはCEモードから変化することができ、かつ/またはそのCEレベルを変更することができる場合、WTRUはeNBと共にRA手順を実行することができ(このRA手順は、接続を確立するための手順と同じまたは同様の手順であることができる)、それによってeNBは、WTRUがCEモードになることができるかどうか、および/またはWTRUが必要とすること、もしくは使用することができるCEのレベルを決定することができる。
WTRUが、例えばアイドルモード(または接続モード)にある間、かつ/またはその他の理由で、CEモードに、もしくはCEモードから変化することができ、かつ/またはそのCEレベルを変更することができる場合、WTRUは、WTRUに関するCE情報(例えば更新されたCE情報)を、例えばeNBへのWTRUメッセージおよび/または(例えばeNBを介した)MMEへのWTRUメッセージ(例えばNASメッセージ)の一部として、eNBおよび/またはMMEに提供することができる。WTRUは、1または複数のメッセージを使用して、CE情報をeNBおよび/またはMMEに伝達することができる。WTRUは、NAS手順および/または(例えば「TRACKING AREA UPDATE REQUEST」メッセージ内の)TAUなどのメッセージを使用して、CE情報または更新されたCE情報をMMEに提供することができる。WTRUは、能力メッセージを使用して、CE情報または更新されたCE情報をeNBに提供することができる。
WTRUは、RA手順を実行して、eNBとの接続を確立することができる。
接続確立の後に、WTRUはTAUメッセージであることができるNASメッセージをMMEに送ることができる。このメッセージは、WTRUのモード(CEモードまたは非CEモード)および/またはCEレベルの指示を含むことができる。WTRUは、CEモードをサポートするWTRU能力をTAUメッセージに含めることができる。CEモードサポート能力は、MMEへのATTACHメッセージに(例えば、MMEへのATTACHメッセージのみに)含められることができる。
WTRUは、TAUメッセージ内(例えば「TRACKING AREA UPDATE REQUEST」メッセージ内)のCE情報を、MMEに送信することができる。WTRUが、そのようなメッセージを、例えばCE情報の変更以外の理由で送ることができる場合、WTRUはそのCE情報の全部または特定の部分を含むことができ、例えばWTRUは、最後にWTRUがCE情報をMMEに送信した可能性のあるときから変化した可能性のあるCE情報を含むこと、またはそのようなCE情報のみを含むことができる。
WTRUに関するCE情報が変化することがある場合、eNBは、メッセージ(例えばS1APメッセージ)を送って、CE情報の特定の部分(例えば一部もしくは全部)または少なくとも変更された情報(もしくは変更された情報のみ)を、MMEに提供することができる。
無線リンク故障(RLF)中もしくはRLFからの回復中、またはそれらの後に、WTRUは、例えばCEモードおよび/またはCEレベルを変更した可能性のあるアイドルモードにあるWTRUに関するCE情報を、本明細書に記載された解決策または例のうちの1または複数に従うことなどによって、eNBおよび/またはMMEに提供することができる。WTRUは、例えばRLFまたはRLFをもたらした可能性のある状態が発生した可能性がある前から、CEモードおよび/またはCEレベルが(例えば、それまたはそれらが変化しなかった場合でも)変化した可能性があるかのように動作することができる。
ページングは、CEモードであることができるWTRUに提供されること、および/またはそのようなWTRUによって使用されることができる。eNBが、CEモードをサポートすることができるWTRUをページングすること、またはページングしようとすることができる場合、eNBは、そのWTRUが現在CEモードであるかどうかわからないことがあり、かつ/またはeNBは、そのWTRUの現在のCEレベルがわからないことがある。これは、例えばMMEによって格納されることができるCE情報がCEモードまたはCEレベルの情報を含むことができない場合、またはそのような情報が古いことがある場合に、発生することがある。
eNBは、非CEページングを使用して、または非CEページングとCEページングの両方を(例えば同時に、または順番に)使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。eNBは、最初に非CEページングを使用し、失敗した場合は次にCEページングを使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。eNBは、CEページングを使用して、またはCEページングのみを使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。eNBは、最悪のCEレベル(例えば、最も多くの反復を使用することができるレベル)に(例えば、最悪のCEレベルのみに)CEページングを使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。eNBは、1つのCEレベルにCEページングを使用し、失敗した場合に別の(例えば別のさらに高い)レベルまたは次の(例えば次に高い)レベルにCEページングを使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。eNBは、1または複数の(例えばそれぞれの)CEレベルに(例えば1つずつ、または同時に)CEページングを、例えば成功するまで、または最悪のレベルが失敗するまで使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。eNBは、メッセージ(例えばS1ページングメッセージ)内で例えばMMEからeNBに提供されることができる、WTRUの最後に知られた、または格納されたCEモードおよび/またはCEレベルにCEページングを使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。eNBは、メッセージ(例えばS1ページングメッセージ)内で例えばMMEからeNBに提供されることができる、WTRUのCEモードおよび/またはCEレベルにCEページングを使用して、CEモードをサポートすることができるWTRUなどのWTRUをページングすることができる。非CEページングを使用することは、従来技術のページング手法、またはカバレッジ拡張を必要とすること、もしくは使用することができないWTRUに使用されることができるページング手法を使用することを含むことができる。CEページングを使用することは、反復などのカバレッジ拡張手法を使用したページングを含むことができる。反復の数は、固定されること、構成されること、またはCEレベルの関数であることができる。CEページングを使用することは、PCHを運ぶ、またはDCI形式を使用せずにページングするPDSCHを提供することを含むことができる。
非CEページングとCEページングの両方を使用してWTRUをページングすることができるeNBは、それがWTRUから非CEページングへの応答を受信(例えば正常に受信)した場合および/または受信したときに、CEページング(例えばCEページングの反復)を中止することができる。WTRUからページングへの応答は、PRACHプリアンブルおよび/またはRA手順の少なくとも一部の送信であること、またはそのような送信を含むことができる。eNBによる応答の正常な受信は、応答がそれがページングした可能性があるWTRUから来たことを決定できることを、含むことができる。
非CEページングとCEページングの両方を使用してWTRUをページングすることができるeNBは、eNBが例えばページングが成功したMMEから指示を受信した場合および/または受信したときに、CEページング(例えばCEページングの反復)を中止することができる。ページングが成功したことの指示は、WTRUに対して、ベアラの設定などの処理を実行させるための要求を含むことができる。
WTRU(例えば、CEモードをサポートすることができるWTRU、またはCEモードをサポートすることができるとeNBが知ることができるWTRU)をページングすることができる、またはページングしようとすることができるeNBであって、WTRUの例えば(例えば現在の)CEモードおよび/またはCEレベルを知ることができない、またはそれが不確かであることがあるeNBは、(例えば最初に)非CEページングを使用してWTRUのページングを試行することができる。eNBがWTRUからの応答またはMMEからの(例えばページングの成功に関する)指示を、例えば特定の時間以内に受信(または正常に受信)することができない場合、eNBは、CEページングを使用してWTRUのページングを試行することができる。
eNBは、成功するかすべて失敗するまで、1または複数のCEレベルについてCEページングを試行することができ、または最悪のCEレベル(例えば最悪のCEレベルのみ)を試行することができる。例えばCEレベル(例えば特定のCEレベル)と共に非CEモードまたはCEモードを使用した、eNBによるページングの試行は、MMEからのページング要求に応答したものであることができる。ページング要求は、S1ページングメッセージ内で提供されることができる。MMEは、成功の指示の代わりに、ページング試行の成功の欠如の指示を提供することができる。
eNBは、例えばCEモードのページングを使用して、接続モードのCEモードのWTRUをページングし、それに対してシステム情報変更を通知することができる。eNBは、専用信号伝達を使用して、それらのWTRUに対して変更を直接通知することができる。
CEページングが提供されること、および/または使用されることができる。WTRUは、PDCCHおよび/またはEPDCCHを監視して、それを対象にすることができるPCH(またはページングメッセージ)を運ぶPDSCHが存在することができるかどうかを決定することができる。WTRUは、PCHまたはページングメッセージを運ぶことができるPDSCHを示すことができる、ページングRNTI(例えばP−RNTI)、またはページングRNTI(例えばP−RNTI)を使用して(例えばページングRNTIを使用してスクランブルされたCRCを使用して)マスクされたDCI形式を検索することができる。PCHおよびページングメッセージは、交換可能なように使用されることができる。RNTIを使用すること(例えばRNTIを使用するDCI形式)は、RNTIを使用してマスクされること(例えばRNTIを使用してマスクされているDCI形式)、またはRNTIを使用してスクランブルされたCRC(またはそのCRC)を有すること(例えばそのようなCRCを有するDCI形式)と同じであることができる。
カバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUは、送信を正常に受信すること、および/またはデコードすることを可能にするための送信(例えばPDCCH、EPDCCH、PDSCHなど)の反復を、使用すること、必要とすること、および/または結合することができる。ルールおよび/または手順は、PCHもしくはページングメッセージを運ぶことができるPDSCH、ならびに/またはPCHもしくはページングメッセージを運ぶことができるPDSCHの存在(または次回の存在)を示すことができるDCI形式を運ぶことができるPDCCH(および/またはEPDCCH)に使用されることができる。
CEページングは、PCHもしくはページングメッセージを運ぶことができるPDSCHの存在(または次回の存在)を示すことができるDCI形式を運ぶことができるPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復、ならびに/またはPCHもしくはページングメッセージを運ぶことができるPDSCHの反復などのカバレッジ拡張手法を使用することができる。
CEページングを使用することができるeNBなどのeNBは、例えばカバレッジが制限されることができるWTRUにPCHを送信するときに、カバレッジ拡張の方法でPCHを送信することができる。CEページングを使用すること、またはCEページングに応答することができるカバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUは、カバレッジ拡張の方法でPCHを受信することができる。CEページングは、カバレッジ拡張の方法で、PCHの送信および/または受信を含むことができる。
カバレッジ拡張の方法でのPCHのCEページングおよび/または送信および/または受信は、PCHの反復の送信を含むことができ、その反復の送信は、PCHを運ぶことができるPDSCHの反復の送信ならびに/または関連するPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復の送信を含むことができる。カバレッジ拡張の方法でのPCHのCEページングおよび/または送信および/または受信は、PCHの反復の受信および/または結合を含むことができ、その反復の受信および/または結合は、PCHを運ぶことができるPDSCHの反復の受信および/もしくは結合ならびに/または関連するPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復の受信および/もしくは結合を含むことができる。カバレッジ拡張の方法でのPCHのCEページングおよび/または送信および/または受信は、PCH PDCCHおよび/もしくはEPDCCHのためのRNTI(例えばレガシーP−RNTI)、または例えばカバレッジ拡張レベル(例えば特定のCEレベル)の、カバレッジが制限されたWTRUに固有であることができるRNTI(例えばPCE−RNTI)の送信を含むことができる。カバレッジ拡張の方法でのPCHのCEページングおよび/または送信および/または受信は、PCH PDCCHおよび/もしくはEPDCCHのためのRNTI(例えばレガシーP−RNTI)、または例えばカバレッジ拡張レベル(例えば特定のCEレベル)の、カバレッジが制限されたWTRUに固有であることができるRNTI(例えばPCE−RNTI)の監視および/または受信を含むことができる。
WTRUおよび/またはeNB(CEページングを使用することができるWTRUおよび/またはeNBなど)は、PCHの反復を送信することができ、この送信は、PCHを運ぶことができるPDSCHの反復の送信、ならびに/または関連するPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復の送信を含むことができる。WTRUおよび/またはeNB(CEページングを使用することができるWTRUおよび/またはeNBなど)は、PCHの反復を受信および/または結合することができ、この受信および/または結合は、PCHを運ぶことができるPDSCHの反復の受信および/もしくは結合、ならびに/または関連するPDCCHおよび/もしくはEPDCCHの反復の受信および/もしくは結合を含むことができる。WTRUおよび/またはeNB(CEページングを使用することができるWTRUおよび/またはeNBなど)は、PCH PDCCHおよび/またはEPDCCHのためのRNTI(例えばレガシーP−RNTI)、または例えばカバレッジ拡張レベル(例えば特定のCEレベル)の、カバレッジが制限されたWTRUに固有であることができるRNTI(例えばPCE−RNTI)を送信することができる。WTRUおよび/またはeNB(CEページングを使用することができるWTRUおよび/またはeNBなど)は、PCH PDCCHおよび/またはEPDCCHのためのRNTI(例えばレガシーP−RNTI)、または例えばカバレッジ拡張レベル(例えば特定のCEレベル)の、カバレッジが制限されたWTRUに固有であることができるRNTI(例えばPCE−RNTI)を監視および/または受信することができる。
P−RNTIまたは別のRNTIは、例えばカバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUが意図されるPCHの場合、PCHを運ぶことができるPDSCHに関連付けられたPDCCHおよび/またはEPDCCHに使用されることができる。
PCHを運ぶことができるPDSCHに関連付けられたPDCCHおよび/またはEPDCCHは、例えばカバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUが意図されることができるPCHの場合、共通検索空間(例えば、PDCCH共通検索空間および/またはEPDCCH共通検索空間)内に配置されることができる。
カバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRUは、DRXサイクル(例えばそのDRXサイクルの最初のサブフレーム)の開始時に、PCHを運ぶことができるPDSCHに関連付けられたPDCCHおよび/またはEPDCCHの監視を開始することができる。WTRUは、そのCEレベル(例えば現在のCEレベル)で、P−RNTIまたはPCE−RNTIまたはPCE−RNTIを使用して、PDCCHおよび/またはEPDCCHを監視することができる。
eNBは、固定された、知られた、もしくは決定された位置で、かつ/または1もしくは複数の固定された、知られた、もしくは決定されたパラメータ(例えばMCSなどの送信パラメータ)と共にPCH PDSCHを送信することができ、それによって、例えば帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUが意図される(または少なくとも意図される)ことができるPCH PDSCHに、DCI形式が必要とされないこと、または使用されないことができるようにする。固定された、知られた、または決定された位置および/またはパラメータは、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達において、(例えばシステム情報内で)eNBによって提供されることができる。PCH PDSCHは、PCHを運ぶことができるPDSCHを表すために使用されることができる。
帯域幅が制限されること、および/またはカバレッジが制限されことができるWTRUが意図される(または少なくとも意図される)ことができるPCH PDSCHの位置および/または1または複数の送信パラメータは、WTRUの能力(または、低減能力)の関数であることができる。例えば、PCH PDSCHの位置および/または1または複数のPCH PDSCH送信パラメータは、CEモード、CEレベル、および/またはBW制限のうちの1または複数の関数であることができる。WTRUのCEモードおよび/またはCEレベルおよび/またはBW制限などのWTRUの能力(または低減能力)は、帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUが意図される(または少なくとも意図される)ことができるPCH PDSCHのための、位置(例えばサブフレームおよび/またはRB)および/または1もしくは複数の送信パラメータ(例えばMCS)を決定する(または、決定するためにWTRUおよび/もしくはeNBによって使用される)ことができる。eNBは、決定された位置内のPCH PDSCHを送信することができ、かつ/またはWTRUは、そのPCH PDSCHを受信すること、もしくは受信しようと試みることができる。
例えばWTRUおよび/またはeNBによる、帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUが意図される(または少なくとも意図される)ことができるPCH PDSCHの位置および/または送信パラメータの決定は、少なくとも部分的に、1もしくは複数の能力(または、CEモードもしくはCEレベルなどの低減能力)に対する(例えばPCH PDSCHの位置および/または送信パラメータの)構成に基づくことができ、その構成は、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達を介してeNBによって提供されることができる。例えばWTRUおよび/またはeNBによる、帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUが意図される(または少なくとも意図される)ことができるPCH PDSCHの位置および/または送信パラメータの決定は、少なくとも部分的に、WTRU IMSIまたはWTRU IDなどのWTRUパラメータまたは識別子に基づくことができる。
位置(例えばPCH PDSCHの位置)は、時間(例えばサブフレーム、サブフレームのセット、またはサブフレームのパターン)および/または周波数(例えば1または複数のRB)であること、またはそれらを含むことができる。
PCHまたはPCH PDSCHは、PCHもしくはPCH PDSCHのインスタンスもしくは反復であること、またはそのようなインスタンスもしくは反復を表現することができる。カバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRUによって結合されることができるPCHまたはPCH PDSCHの反復は、同じ位置内または異なる位置内にあることができ(例えば、各サブフレームは異なることができ、各RBは同じであること、または異なることができる)、かつ/または同じパラメータもしくは異なるパラメータを使用することができる。
帯域幅が制限されたWTRUおよび/またはカバレッジが制限されたWTRUなどのWTRUは、(例えばeNBからの)PCH PDSCHを監視すること、受信すること、または受信しようと試みることができる。WTRUおよび/またはeNBは、例えばPCH PDSCHの位置および/またはパラメータと、WTRUの能力または低減能力との間の関係または対応の構成に少なくとも部分的に基づいて、WTRUが意図される(または少なくとも意図される)ことができるPCH PDSCHの位置を決定することができ、その構成は、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達を介してeNBによって提供されることができる。
1または複数のPCH(またはPCH PDSCH)トランスポートブロックサイズは、特定のページング数(例えばWTRUの特定の数)に構成されること、または固定されることができ、かつ対応することができる。例えばページング数(例えば実際のページングの数)が、固定または構成されたトランスポートブロックサイズ(TBS)に対応することができるページング数(例えばページングの特定の数)よりも少ない場合、パディングが使用されることができる。TBS構成は、eNBから来ることができるブロードキャスト信号伝達などの信号伝達によるものであることができる。1または複数のCEレベルに対して、(例えば固定または構成された)別々のPCH(またはPCH PDSCH)TBSの値が存在することができる。カバレッジが制限されたWTRUおよび/または帯域幅が制限されたWTRUが(例えば少なくとも)意図されることができるPCH(またはPCH PDSCH)に対して、1または複数のPCH(またはPCH PDSCH)TBSの値が存在することができる。カバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUなどのWTRUは、固定または構成されたTBSを持つPCH(またはPCH PDSCH)を受信すること、または受信を予測することができる。eNBは、固定または構成されたTBSを持つ、カバレッジが制限されること、および/または帯域幅が制限されることができるWTRUが(例えば少なくとも)意図されることができるPCH(またはPCH PDSCH)を送信することができる。
N個のCEレベルが存在することができ、かつN個のCEレベルごとに、PCH PDSCHリソース(例えば別々のPCH PDSCHリソース)が存在することができる。eNBは、WTRUのCEモードもしくはCEレベルに対応することができる特定の時間リソースおよび/もしくは周波数リソース(例えばサブフレームおよび/またはRB)内で、PCH PDSCHを送信することができ、かつ/またはWTRUは、そのPCH PDSCHを受信すること、もしくは受信を予測することができる。
PCH(またはPCH PDSCH)の1または複数(例えばセット)のトランスポートブロック(TB)サイズ(例えば可能な、または候補となるTBサイズ)は、(例えばeNBによって)固定もしくは構成されること、および/または(例えばWTRUによって)決定されることができる。WTRUは、例えば、PCH(またはPCH PDSCH)を監視する、かつ/または受信しようと試みる場合に、(例えばTBサイズのセット内の)TBサイズのうちの1または複数を試行して、PCH(またはPCH PDSCH)を正常に受信しようと試みることができる。
PCH(またはPCH PDSCH)の候補の1または複数(例えばセット)は、(例えばeNBによって)固定もしくは構成されること、および/または(例えばWTRUによって)決定されることができる。PCH(またはPCH PDSCH)の候補は、時間(例えばサブフレーム)、周波数(例えばRB)、TBサイズ、およびMCSなどの1または複数の送信パラメータを含むことができる1または複数の特性において異なることができる。WTRUは、例えば、PCH(またはPCH PDSCH)を監視する、かつ/または受信しようと試みる場合に、1または複数のPCH(またはPCH PDSCH)の候補を試行して、PCH(またはPCH PDSCH)を正常に受信しようと試みることができる。
PCH(および/またはEPDCCH)は、例えばCEページングのために、複数回(例えばM回)反復されることができる。同じPDCCHが(例えばM回のうちの1または複数(例えばそれぞれ)の回数)反復されることができ、1または複数(例えばそれぞれ)の反復が、共通検索空間(CSS)(例えばPDCCHおよび/またはEPDCCH CSS)などの検索空間内の同じ場所に配置されることができる。
PDCCH(および/またはEPDCCH)の反復の後に続くことができるギャップG(例えば0以上)が存在することができる。Gは、複数のサブフレーム(もしくはPOなどの特定のサブフレーム)および/もしくはフレーム(もしくはPFなどの特定のフレーム)であること、またはそのようなサブフレームおよび/もしくはフレームを含むことができる。対応するPDSCH(例えばPCH PDSCH)は、ギャップの後に続くことができ、かつ/またはP回反復されることができる。Mは、Pに等しいこと、または等しくないことができる。M、G、およびPのうちの1または複数は、CEレベル(例えば、ページングされるWTRUに対して決定されるCEレベルまたはワーストケースのCEレベル)の関数であることができる。例えばページング(例えばCEページング)でDCI形式が使用されること、または必要とされることがない場合、Mおよび/またはGはゼロであることができる。
eNBは、POおよび/またはPFなどの特定のサブフレームおよび/またはフレーム内で、PDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCHの反復を送信することができる。
eNBは、指定または構成されたサブフレームなどの特定のサブフレーム、および/またはDL(例えば任意のDL)サブフレームであることができるサブフレーム、および/または特定の(例えばすべての)特殊なサブフレーム(例えばTDD用)内で、PDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCHの反復を送信することができる。
CEモードのWTRUなどのWTRUのページング(例えばPCH)を運ぶことができる(例えばPDSCHのP回の反復のセットのうちの)第1のPDSCHのサブフレームは、POおよび/またはPFと一致することができ、かつ/またはPDCCHのタイミングに関連付けられることができる。
WTRUをページングするために、eNBは、レガシーWTRUによって、もしくはレガシーWTRUに対して、または別のルールもしくは計算に従ってPOが決定されることができる方法と同じまたは同様の方法で決定されることができるWTRUの開始POに従って、PDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCH(例えばPCH PDSCH)の最初の送信(または反復)を送信することができる。
(例えば特定の)PO(例えば開始PO)および/または(例えば特定の)PF(例えば開始PF)内にあることができるPDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCH(例えばPCH PDSCH)の最初の送信の後に、次のM回またはP回の反復のうちの1または複数(例えばそれぞれ)が、次のPO(例えば、次のM、M−1、P、またはP−1個のPOそれぞれ)においてeNBによって送信されることができる。次のPOは、前のPOと同じPF内または次のPF内にあることができる。
(例えば特定の)PO(例えば開始PO)および/または(例えば特定の)PF(例えば開始PF)内にあることができるPDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCH(例えばPCH PDSCH)の最初の送信の後に、次のM回またはP回の反復のうちの1または複数(例えばそれぞれ)が、次のPFにおいて前の送信と同じPO内でeNBによって送信されることができる。
(例えば特定の)PO(例えば開始PO)および/または(例えば特定の)PF(例えば開始PF)内にあることができるPDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCH(例えばPCH PDSCH)の最初の送信の後に、次のM回またはP回の反復のうちの1または複数(例えばそれぞれ)が、DLであることができる次のサブフレーム(例えば、次のM、M−1、P、またはP−1個のサブフレームそれぞれ)においてeNBによって送信されることができる。
(例えば特定の)PO(例えば開始PO)および/または(例えば特定の)PF(例えば開始PF)内にあることができるPDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCH(例えばPCH PDSCH)の最初の送信の後に、次のM回またはP回の反復のうちの1または複数(例えばそれぞれ)が、DLまたは特殊なサブフレームのいずれかであることができる次のサブフレーム(例えば、次のM、M−1、P、またはP−1個のサブフレームそれぞれ)においてeNBによって送信されることができ、この特殊なサブフレームはTDDに(例えばTDDのみに)適用することができる。
(例えば特定の)PO(例えば開始PO)および/または(例えば特定の)PF(例えば開始PF)内にあることができるPDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCH(例えばPCH PDSCH)の最初の送信の後に、次のM回またはP回の反復のうちの1または複数(例えばそれぞれ)が、この目的のためであることができる次の指定または構成されたサブフレームにおいてeNBによって送信されることができる。サブフレーム構成は、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達を介して、例えばシステム情報内で提供されることができる。システム情報は、1または複数のSIB内で提供されることができる。
サブフレームがDLサブフレームまたは特殊なサブフレームであるかどうかは、システム情報内(例えばSIB1内)でセルによってブロードキャストされることができる、セルのセル固有のTDD UL/DL構成に従って決定されることができる。
CEページングおよび(例えば少なくとも)非CEページング(例えばレガシーページング)に使用されることができるPOおよび/またはPFは、同じまたは異なることができる。CEページングに使用されることができるPOおよび/またはPFは、(例えば少なくとも)非CE(例えばレガシー)ページングに使用されることができるPOおよび/またはPFとは別に構成されること、および/または決定されることができる。
カバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRUは、非CEページングを使用してページングを検索することができ、非CEページングが失敗した場合は、CEページングを使用することができる。例えば、WTRUは、従来技術の計算に従って決定されることができるPO内でP−RNTIによってマスクされることができるPDCCHを監視することができる。WTRUがこの方法で、および/またはPOサブフレーム内の対応するPDSCHにおいてP−RNTIを正常に受信した場合、WTRUは、CEページングを使用しないことができ、例えばそれは、反復されたPDCCHおよび/またはEPDCCHおよび/またはPDSCHを監視しないことができる。WTRUは、それがPO内で受信することができたPCHがそれを意図されることができるかどうかを決定することができ、意図されることができる場合、それに応じてページングに応答することができる。
カバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRUは、例えばそのページングサイクルに対して、開始サブフレーム、開始PF、および/または開始POのうちの1または複数を決定することができる。そのような決定は、POがレガシーWTRUによって、もしくはレガシーWTRUに対して決定されることができる、または新しいルールもしくは計算に従って決定されることができるのと同じまたは同様の方法であることができる。
CEモードのWTRUの場合のページングまたはページングサイクルの開始サブフレームまたは開始POは、チャネルのM回の反復のPDCCH(および/またはEPDCCH)の最初の送信のための、または最初の送信のサブフレームまたはPOであることができる。CEモードのWTRUの場合のページングまたはページングサイクルの開始サブフレームまたは開始POは、チャネルのP回の反復のPCH PDSCHの最初の送信のための、または最初の送信のサブフレームまたはPOであることができる。
カバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRUは、CEページングを使用してページングを検索することができる。PDCCH(および/またはEPDCCH)の開始POおよびM回の反復が存在することができるサブフレームに従って(例えば、eNBの送信に関して説明されているように)、WTRUは、それらのサブフレーム内のPDCCH(および/またはEPDCCH)を監視することができ、それらのサブフレームまたはそれらのサブフレームのサブセットからの信号を1つのPDCCH(および/またはEPDCCH)に結合することができ、それは、そのようなPDCCHをデコードしようと試みることができ、かつ/またはそれは、そのようなPDCCHに関して、それがP−RNTIまたはPCE−RNTIなどのページングRNTIを使用してマスクされることができるかどうかを決定することができる。
WTRUが、WTRUに関するページングが存在することを決定することができる場合、例えばPDCCH(および/またはEPDCCH)がページングRNTI(例えばP−RNTIまたはPCE−RNTI)を使用してマスクされていた、またはマスクされていることがWTRUによって決定された場合、WTRUは対応するPDSCHのP回の反復の受信を開始することができる。
WTRUは、M回の反復の最後からP回の反復の最初まで、サブフレームおよび/またはフレームの特定の数をスキップすることができ、その数はGに従うことができる。
WTRUは、PCH PDSCHを受信するために、PDCCHおよび/またはEPDCCHを監視しないことができる。PCH PDSCHの開始POおよびP回の反復が存在することができるサブフレームに従って(例えば、eNBの送信に関して説明されているように)、WTRUは、それらのサブフレーム内のPDSCH(例えばPCH PDSCH)を監視することができ、それらのサブフレームからまたはそれらのサブフレームのサブセットからの信号を1つのPDSCHに結合することができ、それは、そのPDSCHをデコードおよび/または受信しようと試みることができる。WTRUは、知られた、もしくは決定された位置内で、かつ/または、PCH PDSCHの1または複数の知られたかつ/もしくは決定されたパラメータを使用して、PCH PDSCHを監視することができる。WTRUは、1または複数のPCH PDSCHの候補を監視することができる。
WTRUはPDSCHまたはPDSCHの候補のP回の反復またはP回の反復のサブセットを受信することができ、それら(または、反復の1もしくは複数(例えばそれぞれ)のセット)を1つのPDSCHに結合することができ、それは、そのPDSCHからPCHを(例えば正常に)受信および/またはデコードしようと試みることができる。WTRUがPCHを(例えば正常に)受信および/またはデコードすることができる場合、WTRUは、PCHがWTRUを意図されていたかどうかを決定することができ、意図されていた場合、WTRUはページングに応答することができる。
M、G、およびPのうちの1または複数は、CEレベル(例えばWTRUのCEレベルまたはワーストケースのCEレベル)の関数であることができる。
ワーストケースのCEレベルは、セルまたはeNBによってサポートされる最低または最高のCEレベル(例えば、最高の反復の数を伴うCEレベル)であることができ、そのCEレベルは、セル固有の信号伝達(例えば、物理ブロードキャストチャネル(例えばMIB)または上位層によって信号伝達されるシステム情報(例えばSIB)などを介するブロードキャスト信号伝達)において示されることができる。
Gおよび/またはPは、PDCCH(および/またはEPDCCH)内で示されることができ、そのPDCCHは、P−RNTIまたはPCE−RNTIなどのページングRNTIによってマスクされることができる。Gおよび/またはPは、PDCCH(および/またはEPDCCH)内で示されることができ、そのPDCCHは、P回反復されることができるページングPDSCHに対応することができる。
反復および/またはギャップのサブフレームは、連続するサブフレームではないことができる。反復および/またはギャップのサブフレームは、POサブフレームまたはその他の特定のもしくは指定されたサブフレームであることができる。POサブフレームは、任意のWTRUまたは特定のWTRU(ページングが意図されることができるWTRUなど)などのWTRUのPOサブフレームであることができる。
例えば、CEモードのWTRU(および/またはCEページングのためのeNB)によって使用されることができる反復されるPDCCH(および/またはEPDCCH)および/またはPDSCHは、可能なページング機会(PO)であることができるサブフレーム内で発生することができる。FDDの場合、POサブフレームは、例えばサブフレーム0、4、5、および9などの特定のサブフレームであることができる。(例えばeNBによる)構成に応じて、POのサブフレームのサブセットは、例えば[9]、[4,9]、[0,4,5,9]などの特定のサブセットであることができる。TDDの場合、POサブフレームは、例えばサブフレーム0、1、5、および6などの特定のサブフレームであることができる。(例えばeNBによる)構成に応じて、POのサブフレームのサブセットは、例えば[0]、[0,5]、[0,1,5,9]などの特定のサブセットであることができる。
POまたは開始POの開始サブフレームは、PF内にあることができる。ページングのためのEPDCCHおよび/またはPDSCHの1または複数の反復は、PF内にないことができる。ページングに使用されることができるPDCCH、EPDCCH、および/またはPDSCHのうちの1または複数は、ページングに使用されることができるサブフレームとして構成によって識別されることができるサブフレーム内で送信および/または受信されることができる。この構成は、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達を介して、例えばシステム情報内で提供されることができる。システム情報が、例えば1または複数のシステム情報ブロック(SIB)内で提供されることができる。
ダウンリンク(DL)制御チャネルが、ページングに使用されることができる。例えば、(E)PDCCH共通検索空間(CSS)が、1または複数の(E)PDCCHの候補を含むことができ、ページング用に構成されることができる。帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUなどのWTRUは、(E)PDCCH CSS内の1または複数の(E)PDCCHの候補をデコードおよび/または監視し、P−RNTIまたはPCE−RNTIなどのページングRNTIによってマスクされることができるDCIを受信することができる。1または複数の(E)PDCCHの候補は、(E)PDCCHの候補を監視すること、または(E)PDCCHの候補の監視もしくは受信を必要とすることができるWTRUに知られた時間位置および/もしくは周波数位置内で送信されることができる。CSSは、検索空間の非限定的な例として使用されることができる。(E)PDCCH CSSおよび/もしくは(E)PDCCHの候補の時間位置および/もしくは周波数位置、ならびに/または(E)PDCCH CSSおよび/もしくは(E)PDCCHの候補の監視および/もしくはデコードを有効にすることができる1または複数のパラメータが、WTRUによって受信および/または使用されることができるブロードキャスト信号伝達などの信号伝達を介して提供または構成されることができる。別の検索空間が使用されることができ、開示された主題に一致することができる。
(E)PDCCHの候補、(E)PDCCHリソース、および(E)PDCCH PRBなどの候補、リソース、およびPRBは、互いに交換可能なように使用されること、または置き換えられることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。PRBおよびRBは、交換可能なように使用されることができる。
(E)PDCCHという用語は、EPDCCHおよび/またはPDCCHを表すことができる。(E)CCEという用語は、制御チャネル要素(CCE)および/または拡張制御チャネル要素(ECCE)を表すことができる。
(E)PDCCH候補は、(E)CCE集約レベルおよび反復の数の組み合わせであること、組み合わせを持つこと、および/または含むことができる。例えば、(E)PDCCHの候補は、(E)CCE集約レベルNALおよび反復の数NREPを含むことができる。合計集約レベル(TAL)は、(E)PDCCHの候補に属することができる(E)CCEの合計数に対応することができる。合計集約レベルNTALの(E)CCEの数は、NALおよびNREPの関数として決定されることができる。例えば、NTALはNALとNREPの積であることができる。
大きい合計集約レベル(NTAL)を持つことができる(E)PDCCHの候補は、小さい合計集約レベルを持つことができる(E)PDCCHの候補よりも高いCEレベルをサポートすることができる。高いCEレベルは、低いCEレベルよりも多くの、または優れたカバレッジ拡張を提供することができる。例えば、高いCEレベルは、低いCEレベルよりも優れた信号強度をレシーバで提供することができる。
2つ以上の(E)PDCCHの候補が、例えば2つ以上のCEレベルをサポートするために、異なる合計集約レベルを使用して構成されることができる。WTRUは、構成されることができる(E)PDCCHの候補のサブセットを、監視および/またはデコードすることができる。このサブセットは、構成されることができる1または複数(例えばすべて)の(E)PDCCHの候補を含むことができる。WTRUは、(E)PDCCHの候補を監視および/またはデコードし、ページングRNTIなどのRNTIを使用してマスクされることができるDCIを受信することができる。
WTRUは、WTRUのために、またはWTRUによって使用、構成および/または決定されるCEレベルに関わらず、構成されることができる1または複数(例えばすべて)の(E)PDCCHの候補を監視および/またはデコードすることができる。
(E)PDCCHの候補を監視する場合、WTRUは、第1の(例えば最小の)合計集約レベルを持つ(E)PDCCHの候補から開始することができる。WTRUは、第1の合計集約レベル内でページングRNTIを使用してマスクされることができるDCIをWTRUが受信しない場合に、第2の(例えばより大きい)合計集約レベルを持つ(E)PDCCHの候補に移動することができる。WTRUは、合計集約レベル(例えば特定の合計集約レベル)内でページングRNTIを使用してマスクされることができるDCIをWTRUが受信しない場合、最大合計集約レベルに達するまで、別の(例えばより大きい)合計集約レベルに移動すること、または移動し続けることができる。WTRUは、合計集約レベル(例えば特定の合計集約レベル)内でページングRNTIを使用してマスクされることができるDCIをWTRUが受信した場合、(E)PDCCHの候補の監視を停止することができ、次の、または別の合計集約レベルに移動しないことができる。
WTRUは、WTRUのために、またはWTRUによって使用、構成、および/または決定されるCEレベルに基づいて構成される(E)PDCCHの候補のサブセットを監視することができる。(E)PDCCHの候補の特定のサブセットに関連付けられることができるページングRNTIは、CEレベルに基づいて決定されることができる。WTRUは、(E)PDCCHの候補のサブセット内の1または複数の(E)PDCCHの候補を監視および/またはデコードして、WTRUのために、またはWTRUによって使用、構成、および/または決定されるCEレベルに関連付けられたページングRNTIを使用してマスクされることができるDCIを受信することができる。
WTRUは、(E)PDCCHの候補を監視および/またはデコードするために、第1のCEレベルまたは反復の数を決定および/または使用して、例えば、ページングDCIであることができるDCI、またはページングRNTIによってマスクされることができるDCIを受信することができる。WTRUは、ページングチャネルまたはページングメッセージまたはページング情報を運ぶことができるPDSCHの受信のために、第2のCEレベルまたは反復の数を決定および/または使用することができる。CEレベルは、例えばブロードキャスト信号伝達を介するなどのeNBからの信号伝達を介して、反復の数に関連付けられること、または反復の数に対応するように構成されることができる。CEレベルおよび反復の数は、交換可能なように使用されることができる。第1および第2のCEレベルは、同じであること、または異なることができる。第1および/または第2のCEレベルは、WTRUによって決定されることができる。
WTRUはCEレベル(例えば第1および/または第2のCEレベル)を決定することができ、このCEレベルは、例えばページング受信の1または複数の態様に関して、WTRUのために、またはWTRUによって使用または構成されることができる。例えば、WTRUは、WTRUによって使用される、またはWTRUに知られている最後または最新のCEレベルに基づいて、ならびに/または1もしくは複数の知られている、測定される、かつ/もしくは信号伝達される値もしくは情報に基づいて、(例えばページング受信の1または複数の態様に関して)1または複数のCEレベルを決定することができる。決定されたCEレベルは、ページング(例えばページング受信の1または複数の態様)に固有であることができ、または、ページング(もしくはページング受信)ではなく、もしくはページング(もしくはページング受信)に加えて、その他の手順または目的に適用可能であることができる。ページング受信の態様は、1または複数の(E)PDCCHの候補の監視および/もしくはデコーディング、ページングDCIの受信、ならびに/またはページングチャネルもしくはページングメッセージもしくはページング情報を運ぶPDSCHの受信のうちの1または複数を含むことができるが、これらに限定されない。
(例えば、ページング受信の少なくとも1または複数の態様に関して)WTRUによって決定および/または使用されることができるCEレベルは、WTRUのためのMMEに格納された最後のCEレベルであること、またはそのようなCEレベルに基づくことができる。WTRUのCEレベルは、WTRUのサービングeNBなどのeNBからMMEに信号伝達されることができる。WTRUによって決定および/または使用されることができるCEレベルは、ページングRNTI、システム情報のRNTI、および/またはRA−RNTIなどのうちの1または複数を使用してマスクされることができるDCIの正常な受信に(例えばWTRUによって)使用された最後のCEレベルであること(または、そのようなCEレベルに基づくこと)ができる。WTRUによって決定および/または使用されることができるCEレベルは、ブロードキャスト情報(例えばSIB)を運ぶPDSCH、ページングチャネルもしくはページングメッセージもしくはページング情報を運ぶPDSCH、RARを運ぶPDSCH、ならびに/またはPBCHなどの(例えばそのサービングセル、またはそれがキャンプされているセルからの)DLチャネルの正常な受信に(例えばWTRUによって)使用された最後のCEレベルであること(または、そのようなCEレベルに基づくこと)ができる。
(例えば、ページング受信の少なくとも1または複数の態様に関して)WTRUによって決定および/または使用されることができるCEレベルは、例えばWTRUによって行われたダウンリンク測定(例えばRSRPおよび/またはRSRQ)に関連付けられたCEレベルであること(またはそのようなCEレベルに基づくこと)ができる。ダウンリンク測定は、現在または最新のダウンリンク測定であること、またはそのようなダウンリンク測定に対応することができる。測定は、フィルタ処理された測定であることができる。
(例えば、ページング受信の少なくとも1または複数の態様に関して)WTRUによって決定および/または使用されることができるCEレベルは、ブロードキャスト信号伝達および/またはブロードキャストチャネル(例えばSIB、MTC−SIB、LC−SIB、MIB、および/またはPBCH)から示されることができるCEレベルであること(またはそのようなCEレベルに基づくこと)ができる。例えば、WTRUによって決定および/または使用されることができるCEレベルは、例えばブロードキャスト信号伝達および/またはブロードキャストチャネル(例えばSIB、MTC−SIB、LC−SIB、MIB、および/またはPBCH)から示されることができるページングCEレベル(例えばページングのためのCEレベル)であること(またはそのようなページングCEレベルに基づくこと)ができる。ブロードキャストCEレベルは、(例えばページングのために)一部または全部のWTRUに使用されること、および/またはそのようなWTRUによって使用されることができる。例えば、ブロードキャストCEレベルは、CEモードにある1もしくは複数(例えばすべて)のWTRU、CEモードをサポートする1もしくは複数(例えばすべて)のWTRU、特定のWTRUタイプもしくはカテゴリー(例えば低コストWTRU)の1もしくは複数(例えばすべて)のWTRU、および/または特定の能力もしくは低減能力を持つ1もしくは複数(例えばすべて)のWTRU(例えば低減帯域幅WTRU)のうちの1または複数に(例えばページングのために)使用されること、および/またはそのようなWTRUによって使用されることができる。
(例えば、ページング受信の少なくとも1または複数の態様に関して)WTRUによって決定および/または使用されることができるCEレベルは、そこからWTRUがページングを受信することができるセル(例えば、WTRUがアイドルモードでキャンプされることができるセル)によってサポートされる最大CEレベルであること(またはそのような最大CEレベルに基づくこと)ができる。セルによってサポートされる最大CEレベルは、ブロードキャスト信号伝達(例えばSIB、MIB、および/またはPBCH)などの信号伝達において提供されることができる。WTRUは、信号伝達を受信および/または使用して、ページングのための最大CEレベルおよび/またはCEレベルを決定することができる。
WTRUは、決定されたCEレベルを使用して、集約レベルの数および/または反復の数を決定することができ、その決定を、WTRUが監視および/またはデコードしてページングDCIを受信することができる1または複数の(E)PDCCHの候補に使用することができる。WTRUは、例えばページングDCIを受信するために、決定された集約レベルの数、および/または反復の数に従って1または複数の(E)PDCCHの候補を監視および/またはデコードすることができる。
1または複数の(E)PDCCHの候補が、合計集約レベル(例えば同じ合計集約レベル)を使用して構成されることができる。合計集約レベルは、ページングのためにセル内でサポートされている最大CEレベルなどの、セル内でサポートされているCEレベル(例えば最大CEレベル)に対応することができる。
(E)PDCCHの候補の時間位置および/または周波数位置は、拡張カバレッジモードをサポートすることができるWTRU、および/または拡張カバレッジモードであることができるWTRUなどのWTRUに知られることができる。例えば、(E)PDCCHの候補の構成は、ブロードキャスト信号伝達および/またはブロードキャストチャネル(例えばMIBおよび/またはMTC−SIB)から信号伝達されることができる。
拡張カバレッジおよびカバレッジ拡張は、交換可能なように使用されることができる。拡張カバレッジモードおよびカバレッジ拡張モードは、交換可能なように使用されることができる。拡張カバレッジレベルおよびカバレッジ拡張レベルモードは、交換可能なように使用されることができる。
M回の反復を伴う(E)PDCCHの候補の場合、(E)PDCCHの候補は、M個のサブフレーム内で送信および/または受信されることができる。M個のサブフレームは、M個の連続するサブフレームまたはM個の連続するDLサブフレームであることができる。M個のサブフレームは、ページングに使用されることができるサブフレームのセット内のM個の連続するサブフレームであることができる。ページングに使用されることができるサブフレームは、(例えば、SIBを介するなどのブロードキャスト信号伝達を介して)信号伝達されること、または知られることができる。WTRUの場合、M個のサブフレームの1番目は、WTRU−IDの関数であることができるWTRUのページング機会に対応することができる。WTRUは、M回の反復を結合して、(E)PDCCHの候補をデコードすることができる。WTRUは、M回の反復のサブセット(例えばM回の反復のうちのS回の反復または最初のS個)を結合して、(E)PDCCHの候補をデコードすることができる。WTRUは、(E)PDCCHの候補を正常にデコードするまで、またはM回の反復をすべて結合するまで、反復を結合することができる。WTRUがM回の反復をすべて結合し、(例えばページングのために)DCIを正常に受信しなかった場合、WTRUは、ページングまたはWTRUのための(例えば現在のページングサイクルのための)ページングが存在しないことを決定することができる。WTRUがDCIを正常に受信した場合、WTRUは、ページングメッセージを運ぶことができる対応するPDSCHを受信すること、または受信しようと試みることができる。PDSCHの受信は、PDSCHを受信すること、および/またはPDSCHの受信を結合することを含むことができる。
ページングのための(E)PDCCHの候補の周波数位置は、WTRU−ID(例えばIMSI)および/または物理セルID(PCI)のうちの1または複数の関数として決定されることができる。
ページングのための(E)PDCCHの候補の周波数位置は、LC−MTCおよび/または拡張カバレッジに対して構成されることができる1または複数のダウンリンクサブバンドの構成の関数として決定されることができる。サブバンドは、システム帯域幅内に配置された連続するPRB(例えば6つの連続するPRB)のセットに対応することができる。複数のサブバンドが構成される場合、サブバンドは部分的または完全に重ね合わせられることができる。サブバンドは、周波数領域内で相互に直交することができる。1または複数のサブバンドは、ページングのために(E)PDCCHの候補に使用されることができる。WTRUに使用されることができる、またはWTRUによって使用されることができるサブバンドは、WTRU−ID、PCI、および/またはDLシステム帯域幅のうちの1または複数の関数であることができる。
ページングのための例えば(E)PDCCHの候補および/またはPDSCHのサブバンド構成は、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達において、(例えばセルまたはeNBによって)例えばシステム情報内で(例えば1または複数のSIB内で)提供されることができる。
WTRUは、ページングのために(E)PDCCHの候補および/またはPDSCHに使用するためのサブバンドを、提供されたサブバンド構成、構成されたサブバンドの数、ページングサイクル、PF、PO、SFN、PCI、DLシステム帯域幅、および/またはWTRU−IDのうちの1または複数から決定することができる。WTRUは、PO、POの開始サブフレーム、ならびに/またはPOの(E)PDCCHの候補および/もしくはPDSCHの反復に対応するサブフレームに使用するためのサブバンドを決定することができる。ページングのための(E)PDCCHの候補の周波数位置は、事前に定義されること、または知られることができる。1または複数のダウンリンクサブバンドが構成されている場合、特定のサブバンドインデックス(例えば最初のサブバンド)が、ページングのために(E)PDCCHの候補に使用されることができる。ページングサブバンドのための開始PRBインデックスは、ダウンリンクシステム帯域幅、サブフレーム番号、フレーム番号、物理セルID、および/またはWTRU−IDのうちの1または複数の関数として定義または決定されることができる。WTRU−IDはWTRU IMSIであることができる。
説明の目的で、ページングチャネル、ページングメッセージ、およびページング情報という用語は、交換可能なように使用されることができる。
PDSCHは、ページングメッセージを運ぶことができる。拡張カバレッジモードをサポートするWTRUまたは拡張カバレッジモードであることができるWTRUのためのページングメッセージを運ぶPDSCH(例えばPCH)は、関連する(E)PDCCHからスケジュールされることができる。WTRUは、関連する(E)PDCCHからのページングRNTIを使用してマスクされることができるDCIを監視またはデコードすることができる。ページングメッセージは、1つのWTRUまたは複数のWTRUが意図されることができる。ページングメッセージは、システム情報変更指示を含むことができる。DCIは、システム情報変更指示を含むことができる。例えば、DCI内のビットまたはビットフィールドは、システム情報が変更されているか、または(例えば次のシステム情報変更期間の開始時に)変更される予定であるかどうかを示すことができる。ビットまたはビットフィールドは、「はい」もしくは「いいえ」の指示、または「真」もしくは「偽」の指示であること、またはそのような指示を含むことができる。ビットフィールドは、値タグ(例えばsystemInfoValueTag)であること、または値タグに使用されることができる。
DCIは、次の情報のうちの1または複数を運ぶことができる。DCIは、PDSCHの周波数位置(例えばサブバンドインデックスまたは開始PRB)を運ぶことができる。DCIは、PDSCHの時間位置(例えば開始サブフレーム位置)を運ぶことができる。DCIは、TBSまたはTBSの候補を運ぶことができる。DCIは、変調指令を運ぶことができる。DCIは、関連するPDSCHの反復数(例えばP)を運ぶことができる。
WTRUがページングRNTIを使用してマスクされることができるDCIを受信した場合、WTRUは、PDSCHをデコードおよび/または受信することができる。ページングRNTIは、WTRUを意図されることができる。ページングRNTIは、それが特定の種類のWTRUを意図され、WTRUがその種類である場合、そのWTRUを意図されることができる。例えば、ページングRNTIは、カバレッジ拡張モードをサポートしている、またはカバレッジ拡張モードであるWTRUを意図されることができる。
例えば特定の種類のWTRUのためのページングRNTIは、ページングサイクル、PF、PO、PFごとのPOの数、SFN、WTRU−ID、および/またはページングのために(E)PDCCHの候補に使用されることができる反復の数のうちの1または複数の関数であることができる。これにより、第2のPO内で開始するDCIを検索していることがあるWTRUを混乱させることなく、第1のPOのサブフレーム内で開始するDCIの反復が(例えば同じフレーム内の)第2のPOのサブフレーム内で反復されることができるようになる。
PDSCHは、複数のサブフレーム(例えばP個のサブフレーム)をまたがって反復的に送信されることができる。P個のサブフレームは、ページング送信に使用されるサブフレーム内で継続的または連続的であることができる。P個のサブフレームは、ページング送信に使用されるサブフレーム内で不連続的であることができる。
1または複数のPの値が、1または複数のCEレベルをサポートするために使用されることができる。例えば、P={N1,N2,N3}が使用されることができ、ここでPの値は正の整数であり、かつN1<N2<N3である。CEレベルに従って、異なるPの値が使用されることができる。Pの値は、例えばセルによってサポートされるCEレベルごとに、事前に定義されることができる。例えばセルによってサポートされるCEレベルごとのPの値は、ブロードキャストチャネル(例えばSIB)から示されることができる。ページングメッセージを運ぶPDSCHの送信に使用されることができるCEレベルまたはPの値は、関連する(E)PDCCHから(または関連する(E)PDCCHによって)(例えばDCI内で)示されることができる。Pの3つの値が、例示の目的で使用される。別の値が使用されることができ、その場合でも、本開示に一致することができる。
例えばページングサイクル内の、またはPOに対応する、ページングメッセージを運ぶPDSCHの開始サブフレームは、Pの値に関わらず同じであることができる。例えば、P=N1であるPDSCHおよびP=N2であるPDSCHは、同じ開始サブフレームを持つことができる。終了サブフレームは異なることができる。
WTRUは、最小のPの値(例えばN1)を持つPDSCHの受信を開始することができ、WTRUがページングメッセージを運ぶPDSCHの受信に失敗した場合、最大のPの値(例えばN3)に達することができるまで、次のレベル(例えば次に高いPの値、N2)に移動することができる。WTRUは、あるレベルのP回の反復(例えば、N1、N2、またはN3)をすべて結合する前に、PDSCHの受信に成功した場合、反復の結合を停止することができる。
WTRUは、関連する(E)PDCCHから示された対応するPの値と共にPDSCHを受信することができる。WTRUは、関連する(E)PDCCHから示されたPの値までの反復を結合することによって、PDSCHを受信することができる。WTRUは、P回の反復をすべて結合する前に、PDSCHの受信に成功した場合、反復の結合を停止することができる。WTRUは、現在のCEレベルに関連付けられたPの値と共にPDSCHを受信することができ、現在のCEレベルは、ダウンリンク測定に基づいて決定されることができる。
各Pの値は、特定の(例えば別の、一意の、または異なる)ページングRNTIに関連付けられることができる。WTRUが特定のページングRNTIを使用してマスクされることができるDCIを受信した場合、WTRUは、Pの値をページングRNTIから暗黙的に決定することができる。例えば、第1のP−RNTIは第1のPの値(例えばN1)に関連付けられることができ、第2のP−RNTIは第2のPの値(例えばN2)に関連付けられることができる、などのようになる。例えばPO内のページングまたはそのPOをチェックする場合、WTRUは、1または複数のP−RNTIを使用してスクランブルされたCRCをチェックすることができる。そのようなCRCが検出された場合、WTRUはそのP−RNTIを使用して、PDSCHと共に送信されることができるPの値を決定することができる。P−RNTIとCEレベルの間に、関連性が存在することができる。CEレベルは、Pの値に関連付けられることができる。1または複数の関連性が、ブロードキャスト信号伝達などの信号伝達において、事前に定義される、知られる、または提供されることができる。ページングのためのCEレベルごとのページングRNTIは、eNBまたはセルによってサポートされるCEレベルの数(または最大CEレベル)の関数であることができる。WTRUは、CEレベルごとのページングRNTIを、MIB(例えばPBCH)またはSIBなどにおいてブロードキャスト信号伝達を介して提供されることができる、eNBまたはセルによってサポートされるCEレベルの数(または最大CEレベル)に基づいて決定することができる。
ページングメッセージを運ぶPDSCHの開始サブフレームは、(例えば、PDSCHがP個のサブフレームにわたって反復的に送信される場合)関連する(E)PDCCHの最後のサブフレームの関数として決定されることができる。例えば、関連する(E)PDCCHの最後のサブフレームがサブフレームnである場合、開始サブフレームはサブフレームn+kであることができ、ここで、kは例えばギャップの値Gであることができる。サブフレームnは、特定の(E)PDCCHの候補の最後のサブフレームであることができる。2つ以上の(E)PDCCHの候補で異なる反復の数が使用される場合、サブフレームnは、(E)PDCCHの候補によって異なることができる。サブフレームnは、最大の反復の数を持つことができる(E)PDCCHの候補の最後のサブフレームであることができる。nの値は、WTRUが、ページングRNTIを使用してマスクされることができるDCI、またはPDSCHのスケジューリング情報を運ぶことができるDCIを受信することができる(E)PDCCHの候補に関わらず、同じであることができる。kの値は、(E)PDCCHの候補および/または(E)PDCCHの候補の反復の数に基づいて決定されることができる。
CEモードであることができるWTRUが意図されることができるP−RNTIを使用してマスクされた、またはスクランブルされたDCIを運ぶ(E)PDCCHは、M回の反復を伴って送信されることができる。Mの値は、WTRUのCEレベルとは無関係であることができる。WTRUは、P−RNTIを使用してスクランブルされたDCIを(例えばそのPOで開始して)受信しようと試みるために、EPDCCHの1または複数の反復を、最大M回の反復まで結合することができる。DCIは、反復の数(P)を暗黙的または明示的に識別することができ、この反復の数と共に、PCHを運ぶPDSCHが送信されることができる。WTRUがDCIを正常に受信した場合、WTRUは、ページングを受信するために、PDSCHのP回の反復までを受信および/または結合することができる。WTRUがページングを正常に受信し、そのページングがWTRUを意図される(またはWTRUが、WTRUを意図されるページングがページングメッセージに含まれているということを決定した)場合、WTRUは、例えばランダムアクセス手順の実行および/または着呼のための接続確立の要求によって、応答することができる。WTRUがDCIを正常に受信しなかった場合、WTRUは、WTRU用のページングが存在しないと仮定することができ、例えばその次のPOまでスリープ状態になることができる。WTRUがDCIを正常に受信し、Pの値が、WTRUがPDSCHを受信するために必要であると決定した値よりも小さい場合、WTRUは、例えばバッテリ電力を節約するために、PDSCHの受信を試みないことができる。WTRUがDCIを正常に受信し、P回の反復を結合した後にPDSCHを正常に受信しなかった場合、WTRUは、そのCEレベルが、P回の反復を使用するCEレベルよりも高いということを決定し、その情報を次回以降のPOで使用するために保存することができる。
カバレッジ拡張モードにあるWTRUなどのWTRUは、ページングRNTI(例えばP−RNTI、PCE−RNTI、または別のRNTI)などのRNTIを使用してマスクされた、またはスクランブルされたDCIを運ぶ(E)PDCCHを受信することができる。DCIは、システム情報(例えば1または複数のSIB)が変化したこと、または変化する予定であることの指示を含むことができる。この指示は、ビットまたはビットフィールドの形態であることができる。この指示は、システム情報が変化したこと、または変化する予定であることを示すために、真の値を持つことができる。この指示は、例えば、値または値タグの形態であることができ、WTRUは、その値または値タグを、以前に格納された値または値タグと比較することができる。値または値タグが、以前の値タグまたは格納された値タグと異なる場合、WTRUは、1または複数のSIBが変化したこと、または変化する予定であることを理解または推測することができる。DCIが、システム情報変更に関するまたは関連する指示(例えば正の指示)を含んでいる場合、DCIに関連付けられたPDSCHは存在しないことができ、かつ/またはWTRUは、DCIに関連付けられることができるPDSCHを受信しないこと、もしくは受信しようと試みないことができる。WTRUは、(例えば次のSIB変更期間の開始後に)1または複数のSIBを受信し、例えば指示が、システム情報が更新されていること、または更新される予定であることを示している場合に、更新されたシステム情報を取得することができる。
DCI(例えばページングおよび/またはシステム情報更新のためのDCI)が、システム情報変更(例えばシステム情報変更が発生したこと、または発生する予定であること)を肯定的に示している場合、DCIに関連付けられたPDSCHが存在しないことができる。DCI(例えばページングおよび/またはシステム情報更新のためのDCI)が、システム情報変更を(例えば何も)示していないか、またはシステム情報変更がないことを示している場合、DCIに関連付けられたPDSCHが存在することができる。
1もしくは複数のWTRUをページングもしくは処理するため、かつ/またはシステム情報が更新されたこと、もしくは更新される予定であることを示すために、DCIまたはDCI形式が使用されることができる。この更新は、次のシステム情報変更期間の開始時または開始前に発生することができる。DCI形式は、ページングメッセージまたはページング情報を運ぶことができる関連するPDSCHと共に、またはそのようなPDSCHを伴わずに送信されることができる。DCI形式は、関連するPCHまたはPDSCHが存在することができるかどうかに関する指示を含むことができる。DCI形式が、関連するPCHまたはPDSCHが存在しないことを示している場合、PDSCHに関連している1または複数(例えばすべて)のパラメータ(例えばPDSCHのスケジューリングパラメータ)はDCIに含まれないことができるか、またはそれらのパラメータは固定値(例えばゼロ)であること、もしくは無視されることができる。DCI形式は、CSS内にあることができるPDCCHまたはEPDCCHによって運ばれることができる。例示および説明の目的で、DCIおよびDCI形式は、交換可能なように使用されることができる。システム情報更新(例えばページングメッセージまたはWTRU固有のページングメッセージまたはレコードを使用しないシステム情報更新)のDCI形式は、ページングのため(例えば関連するPCHまたはPDSCHを使用するページングのため)のDCI形式とは別である、または異なることができる。
DCI形式を受信するWTRUは、DCI形式が関連する(例えばページングメッセージを運ぶことができる)PDSCHを示している場合、かつ/またはDCI形式が関連する(例えばページングメッセージを運ぶことができる)PDSCHを伴うDCI形式に対応している場合(例えば、それらの場合にのみ)、関連するPDSCHを受信すること、または受信しようと試みることができる。
DCI形式は、接続モードおよび/またはアイドルモードにあるWTRUによる使用が意図されること、またはそのようなWTRUによって使用されることができる。DCI形式は、カバレッジ拡張モードにあるWTRUおよび/または低減帯域幅WTRUであることができるWTRUによる使用が意図されること、またはそのようなWTRUによって使用されることができる。DCI形式を運ぶことができる制御チャネル(例えばPDCCHおよび/またはEPDCCH)および/またはDCI形式は、M−SI回または最大M−SI回反復されることができる。M−SIの値は、セルによってサポートされる最大CEレベルに対応することができる。M−SIの値は、カバレッジ拡張モードであることができるWTRUおよび/または低減帯域幅WTRUであることができるWTRUによる使用が意図されることができる、かつ/またはそのようなWTRUによって使用されることができるシステム情報(例えばSIB)などのブロードキャスト信号伝達において提供されることができる。M−SIの値は、ページングのためであること、および/またはシステム情報更新を示さないことができるDCIに使用されることができる反復の数とは別であること、および/または異なることができる。M−SIの値は、その接続モードのWTRUによって必要とされることができる最高のCEレベル(または反復の数)に対応するように、eNBによって選択されることができる。WTRUは、最大M−SI回の反復を結合して、DCI形式を受信すること、または正常に受信することができる。
DCI形式は、1または複数のシステム情報更新指示を含むことができる。システム情報更新指示は、次のうちの1または複数の更新を示すことができる。値タグに関連付けられることができるSIBもしくはシステム情報、ETWSに関連付けられることができるSIBもしくはシステム情報、CMASに関連付けられることができるSIBもしくはシステム情報、および/またはEABパラメータに関連付けられることができるSIBもしくはシステム情報。
1または複数のシステム情報更新指示(例えば1もしくは複数の正の指示、または、「はい」もしくは「真」に設定された1もしくは複数の指示)を含むことができるDCI形式のCRCは、システム情報更新指示(例えば正の指示または「はい」もしくは「真」に設定された指示)を含まないことができるDCI形式のCRCをスクランブルするために使用されることができるRNTIとは異なることができるRNTIを使用してスクランブルされることができる。
アイドルモードのWTRUおよび接続モードのWTRUへのシステム情報更新指示のための別のDCI形式および/またはRNTIが存在することができる。
システム情報更新のためのDCI形式のRNTIは、ページング(例えばWTRU固有のページング)のためのDCI形式のRNTIとは異なることができる。別の、または異なるRNTIが、システム情報更新のため(例えばシステム情報更新のためのみ)に、次のDCI形式のうちの1または複数に提供されること、および/または使用されることができる。それらは、正のシステム情報更新および(例えば関連するページングPDSCHを示す)ページングのためのDCI形式、ならびに/またはシステム情報更新もしくは正のシステム情報更新のない(例えば関連するページングPDSCHを示す)ページングのためのDCI形式である。WTRUは、例えばそのPO内の、またはそのPOに従って、RNTIの1または複数を監視することができる。
システム情報更新指示を運ぶことができるPDCCH、EPDCCH、および/またはDCI形式のスケジュールは、ページングメッセージに関連付けられたPDCCH、EPDCCH、および/またはDCI形式のスケジュールとは別であることができる。WTRUは、ページングメッセージを監視するために、PCごとにPOを決定することができる。WTRUは、システム情報更新を監視するために、別のスケジュールを決定すること、および/または使用することができる。システム情報更新のための機会は、システム情報更新機会(SIUO:System Information Update Occasions)と呼ばれることができる。アイドルモードのWTRUは、ページングメッセージについて(例えば、ページングメッセージのためのPDCCH、EPDCCH、DCI形式、および/またはPDSCHについて)、そのPOを監視することができる。アイドルモードおよび/または接続モードのWTRUは、システム情報更新について、SIUOを監視することができる。アイドルモードのWTRUのためのSIUOと接続モードのWTRUのためのSIUOは、異なることができる。WTRUは、そのPO内のページングのためのRNTIを監視することができる。WTRUは、SIUO内のシステム情報更新のためのRNTIを監視することができる。POおよびSIUOが一致する場合、WTRUはページングおよび/またはシステム情報更新のRNTIを監視することができる。
システム情報更新指示の受信の後に、WTRUは、関連するシステム情報または1または複数のSIBを取得することができる。一部のSIB(例えば値タグSIB)の場合、WTRUは、次のシステム情報変更期間の開始まで、SIBの取得を待機することができる。
DCI形式は、eNBによって送信されること、ならびに/またはPDCCHもしくはEPDCCH内のWTRUによって受信されることができる。
システム情報および/またはページング構成は、更新されることができる。ページングのための、かつ/またはページングに関連する構成情報は、ブロードキャスト信号伝達チャネルおよび/またはSIB(例えばMTC−SIB)などのシステム情報内で(または少なくともそれらに含まれて)運ばれることができる。例えばページングのための構成情報は、ページングメッセージを運ぶことができるPDSCHのスケジューリング情報を運ぶために使用されることができる(E)PDCCHの構成情報を含むことができる。例えばページングのための構成情報は、ページングメッセージを運ぶことができるPDSCHのスケジューリング情報を運ぶために使用されることができる(E)PDCCHの反復の数Mを含むことができる。例えばページングのための構成情報は、例えばページングのための(E)PDCCHおよび/またはPDSCH受信に使用されることができる1または複数のパラメータを含むことができる。構成情報は、CEレベル、最大CEレベル、反復の数、および/または反復の最大数を含むことができるが、これらに限定されない。例えばページングのための構成情報は、ページングメッセージを運ぶことができるPDSCHの受信に使用されることができるPDSCH構成および/または1もしくは複数のPの値を含むことができる。
MTC−SIBは、PBCHまたはMIBが低コストWTRUおよび/または拡張カバレッジWTRUのサポートを示している場合に、送信されること、および/または使用されることができる。1または複数のMTC−SIBが存在することができる。MTC−SIBは、特定の種類のWTRUであることができる1または複数のWTRUを対象にすること、そのようなWTRUによって受信されること、および/または使用されることができる。その特定の種類は、次のうちの1または複数であることができる:MTC−WTRU、LC−MTC−WTRU、低減BW WTRU、カバレッジ拡張をサポートするWTRU、および/またはカバレッジ拡張モードにあるWTRU。
第1のMTC−SIB(例えばMTC−SIB−0)は、知られた、または決定された時間位置および/または周波数位置内で送信されることができる。時間位置および/または周波数位置は、MIB(例えばSFN、DLシステム帯域幅)および/または物理セルIDから取得されたシステムパラメータのうちの少なくとも1または複数に基づいて、例えばWTRUによって決定されることができる。
第1のMTC−SIB(例えばMTC−SIB−0)は、システム情報変更の指示(例えばsystemInfoValueTag)を運ぶことができる。第1のMTC−SIBは、第2のMTC−SIB(および/またはその後のMTC−SIB)に関する次の情報のうちの1または複数を運ぶことができる:(i)スケジューリング情報(例えば時間内のスケジュール)、(ii)TBSサイズ、(iii)変調指令、(iv)反復サイクル(または、CEレベルもしくは反復数)、および/または(v)周波数位置。
第1のMTC−SIBは、1または複数のプロパティを含むことができ、例えば第1のMTC−SIBは固定TBSサイズを有することができる。実際のペイロードサイズが固定TBSサイズよりも小さい場合、ゼロパディングが使用されることができる。第1のMTC−SIBは、固定された変調指令を含むことができる。例えば、QPSKが使用されることができる。第1のMTC−SIBは、その後の(例えば第2の)MTC−SIBに関するシステム情報変更指示およびスケジューリング情報に使用されることができる。例えば、第1のMTC−SIBは、その後のMTC−SIBに関するシステム情報変更指示およびスケジューリング情報のみに使用されることができる。第1のMTC−SIBは、周期的に送信されることができる。
カバレッジ拡張モードにあるWTRUのようなWTRUは、例えばWTRUが、ページング信号を監視または受信する前に、システム情報が更新されているかどうか、または更新される予定であるかどうかをチェックする必要がある場合に、第1のMTC−SIBを受信することができる。第1のMTC−SIBが、WTRUのPOの前にシステム情報が更新されているか、または更新される予定であることを示している場合、WTRUはその後の(例えば次のSIB変更期間の開始後の)MTC−SIBを受信して、例えば少なくともページング構成に関連する、更新されたシステム情報を取得することができる。WTRUが、そのPOの前にSIB(例えば、少なくともページングに関連するSIB)を取得できない場合、WTRUは、例えばSIBを正常に受信するまで、ページングのためのそのPOの監視をスキップする(例えば、ページングのための(E)PDCCHの監視をスキップする)ことができる。
P−RNTI(例えばレガシーP−RNTI)を再利用するための手法が、提供されることができる。例えば、CSS内の空間が制限されることがあり、それによってWTRU(例えばレガシーWTRUおよびCEモードのWTRU)をページングすることが困難になることがある。
P−RNTIは、例えばカバレッジが制限されたWTRUおよびカバレッジが制限されないWTRUをページングする際に重なったり衝突したりすることなく、CEページングおよび非CEページングに使用されることができる。
PCHを運ぶことができるPDSCHに関連付けられることができるPDCCHは、共通検索空間(CSS)内で送信されること、および/または受信されることができる。WTRUは、CSS内でP−RNTIを監視することができる。
CEモードのWTRUのためのPDCCHは、M回反復されることができる。同じPDCCHが、M回のうちの1または複数で、反復されることができる。同じPDCCHが、M回のそれぞれで、反復されることができる。反復のうちの1または複数(例えば、場合によってはすべて)は、同じ場所(例えばCSS内の同じ場所)に配置されることができる。PDCCHの反復の後に続くことができるギャップGが存在することができる。対応するPDSCHは、ギャップの後に続くことができ、P回反復されることができる。PおよびMは、同じまたは異なる値であることができる。
PDCCHは、特定の位置と共に、かつ/または特定のパラメータもしくはプロパティ(例えばMCSなど)と共にPCHを運ぶことができる(例えば現在または将来のサブフレーム内の)1または複数のPDSCHを許可すること、または指すことができる。現在のサブフレームは、許可を提供するPDCCHと同じサブフレームであることができる。将来のサブフレームは、許可を提供するPDCCHのサブフレームの後、またはそのようなサブフレームよりも後のサブフレームであることができる。
PDCCHが送信されることができるM個のサブフレーム内に、対応するPDSCHが存在すること、または存在しないことができる。CEモードのWTRUは、PDCCHのM回の反復の後まで、およびそれがPDCCHを(例えばM回の)PDCCHの反復の結合から正常に受信することができた後まで、PDSCHを検索しないことができる。ただし、非CEモードのWTRUおよび/またはレガシーWTRUは、P−RNTIが存在することができるM個のサブフレームのうちの1または複数(例えばそれぞれ)において、対応するPDSCHを検索することができる。これらのサブフレーム内のPDSCHは、非CEモードおよび/またはレガシールールに従って、非CEモードのWTRUおよび/またはレガシーWTRUのページングに使用されることができる。これらのサブフレーム内のPDSCH(例えばすべてのPDSCH)は、同じ位置およびパラメータを含むことができる。これらのサブフレーム内のPDSCHは、ギャップの後にCEモードのWTRUのためにP回反復されることができるPDSCHと同じ位置およびパラメータを含むことができる。
ギャップのサブフレームおよびCEモードのWTRUのためのP個のPDSCHサブフレーム内で、CEモードのWTRUは、P−RNTIを検索しないこと、または予測しないことができる。P−RNTIは、これらのサブフレーム内で、非CEモードのWTRUおよび/またはレガシーWTRUのために使用されることができる。これらのサブフレーム内のP−RNTIを使用することができるPDCCHは、非CEモードおよび/または従来技術の方法で使用されることができる。それらのサブフレーム内で、P−RNTIを使用することができるPDCCHは、サブフレーム間で変化することができ、PDCCHは、異なる位置内にあり、かつ/または異なるパラメータを伴うPDSCHを指すことができる。それらのサブフレーム内でP−RNTIを使用することができるPDCCHは、CEモードのWTRUによって、またはそのようなWTRUのために使用されることができるPDSCHと重なることがある位置で、PDSCHを指さないことができる。
DRXサイクルが提供されること、および/または使用されることができる。DRXサイクルは、CEモードのWTRUに適していないこと、または十分ではないことがある。DRXサイクルおよびページングサイクルは、交換可能なように使用されることができる。
CEモードのWTRUのためのDRXサイクルまたはページングサイクルは、WTRU固有の信号伝達された値と、従来技術のデフォルト値などのデフォルト値のいずれか長い方であることができる。CEモードのWTRUのためのDRXサイクルまたはページングサイクルは、CEモードのDRX値であることができ、このDRX値はセル固有であることができ、システム情報などのブロードキャスト信号伝達において提供されることができる。CEモードのWTRUのためのDRXサイクルまたはページングサイクルは、(例えばCEモードに固有であることができる)WTRU固有の信号伝達された値と、セル固有の値のいずれか短い方または長い方であることができる。CEモードのWTRUのためのDRXサイクルまたはページングサイクルは、WTRU IDおよび/またはIMSIとは無関係であることができる。
CEモードのWTRUのためのDRXサイクルまたはページングサイクルは、デフォルトのDRXサイクルもしくはページングサイクル(例えばその倍数)、レガシーDRXサイクルもしくはページングサイクル(例えばその倍数)、CEレベル、ならびに/またはページングPDCCHおよび/もしくはPDSCH(例えばMおよび/もしくはP)および/もしくはそれらの間のギャップ(例えばG)の反復の数のうちの1または複数の関数であることができる。
ページングは、帯域幅が制限されることができるWTRUに提供されること、および/またはそのようなWTRUによって使用されることができる。WTRUをページングすることができるeNBまたはWTRUをページングしようとすることができるeNBは、WTRUが制限帯域幅WTRUであることができることを知ること、または知らないことができ、WTRUがページングを受信することができる方法でWTRUをページングすること、またはページングする必要があることができる。
制限帯域幅WTRUをサポートすることができるeNBは、制限帯域幅WTRUが(例えば中央のN個のRB(Nは6であることができる)などのN個のRB内または以内の)PDSCHを受信することができる帯域幅内で、特定のWTRU(例えばすべてのWTRUまたは制限帯域幅WTRU)をページングすること、または常にページングすることができる。
制限帯域幅WTRUであることができるWTRUなどのWTRUをページングする場合、例えば、PDCCHが制限帯域幅内に配置されないこと(または、配置されることができないこと)があるため、eNBは、ページングPDSCH(例えばPCHを運ぶことができるPDSCH)に関連付けられた制御チャネルにEPDCCHを使用することができる。
eNB(例えば、それがページングすること、またはページングしようとすることができるWTRUが制限帯域幅WTRUであり得るかどうかを知ることができないeNB)は、(例えば制限帯域幅内にないことがある)PDCCHおよび(制限帯域幅内にあることができる)EPDCCHを使用してWTRUをページングすることができる。PDCCHおよびEPDCCHは、同じPDSCHに関連付けられることができ、PDCCHおよび/またはEPDCCHが提供することができる許可は、特に許可サイズ(例えばRB単位)、許可位置、およびMCSのうちの1または複数などの、少なくとも一部(例えば全部)のパラメータに関して同じであることができる。
PDCCHは、少なくとも制限帯域幅WTRUによって使用されることができるP−RNTIまたは別のページングRNTIを使用してマスクされることができる。EPDCCHは、少なくとも制限帯域幅WTRUによって使用されることができるP−RNTIまたは別のページングRNTIを使用してマスクされることができる。
帯域幅が制限されることができるWTRUは、そのPO内のEPDCCHを監視することができる。WTRUが、少なくとも制限BW WTRUによって使用されることができるP−RNTIまたは(例えば別の)ページングRNTIを使用してマスクされることができるEPDCCHを受信する(例えば正常に受信する)ことができる場合、WTRUは、PCHを運ぶことができる関連する(例えば許可された)PDSCHを受信すること、または受信しようと試みることができる。PCHがWTRUのページングを含むことができる場合、WTRUはそのページングに応答することができる。
カバレッジが制限されること、および帯域幅が制限されることが両方ともできるWTRUの場合、eNBは、カバレッジが制限されることができるWTRUをページングするための本明細書で開示された例のうちの1または複数を適用することができ、PCHを運ぶことができるPDSCHの反復および/または関連するEPDCCHの反復は、制限帯域幅WTRUによって受信されることができる制限帯域幅内に配置されることができる。
eNBが、WTRUが低減BWであることができるかどうかを知ることができない場合、eNBは、全帯域幅WTRUとしてWTRUのページングを1または複数回試行することができ、失敗した場合は、次に制限帯域幅WTRUとしてWTRUのページングを試行することができる。
全帯域幅WTRUとしてWTRUをページングすることは、PDCCHを(例えばP−RNTIまたは別のページングRNTIを使用してマスクされることができる)制御チャネルに使用することを含むことができ、その制御チャネルは、PCHを運ぶことができるPDSCHに関連付けられることができる。
制限帯域幅WTRUとしてWTRUをページングすることは、EPDCCHを使用すること、および/またはEPDCCHを制限すること、および/または制限帯域幅内の位置にPDSCHをページングすることなど、制限帯域幅WTRUに関して本明細書で開示された例のうちの1または複数に従ってWTRUをページングすることを含むことができる。
RAR送信および/または受信のために本明細書に記載された1または複数の例は、例えば、帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUであること、またはそのようなWTRUを意図されることができるPCHのための、PCH送信および/または受信に適用されることができる。
eNBは、帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUを、PDCCHまたはEPDCCHなどの制御チャネルを使用することなくページングすることができる。
ページングPDSCH(例えばPCHを運ぶことができるページングPDSCH)が配置されることができるPOおよび/またはPFは、(例えば、従来技術のおよび/または新しい計算および/またはパラメータなど、計算および/またはパラメータによって)知られることができる。ページングPDSCHに関する許可パラメータが知られる(例えば固定される、または信号伝達される)ことができる。制限帯域幅WTRUのためのPDSCHをページングする頻度は、全帯域幅WTRUのためのPDSCHをページングする頻度よりも少ないことができる。
帯域幅が制限されることおよび/またはカバレッジが制限されることができるWTRUが意図されることができるPCHを含むことができるサブフレームまたはPO内で、WTRUは、知られた位置および/またはパラメータを使用して、ページングPDSCHを受信しようと試みることができる。WTRUは、ページングPDSCHを正常に受信することができるかどうかを、PDSCHのCRCに基づいて決定することができる。WTRUが、それが意図されていると決定することができるPCHを正常に受信することができる場合、WTRUはページングに応答することができる。
CEモードであることができるWTRUの場合、WTRUは、同じ位置(例えば少なくとも周波数リソース内)にあることができるページングPDSCHの複数の反復を結合することができ、その反復のうちの1または複数(例えばそれぞれ)に対して同じパラメータを使用することができ、その後、PCHをPDSCHから正常に受信しようと試みることができる。CEモードであることができるが、帯域幅が制限されないことができるWTRUの場合、PDSCHの位置は、制限帯域幅内または以内にあるように制限されないことができる。帯域幅が制限されることができるWTRUまたは帯域幅が制限されたWTRUのように振る舞うことができるWTRUの場合、PDSCHの位置は、制限帯域幅内(または以内に)制限されることができる。
PDSCHのページングおよび/またはパラメータ(例えばMCSなどのコーディング/デコーディングパラメータ)に使用されることができるPDSCHの位置(例えば時間リソースおよび/または周波数リソース)は、eNBによって専用信号伝達および/またはブロードキャスト信号伝達を使用して(例えばシステム情報内または1もしくは複数のSIB内で)WTRUに信号伝達されることができる。位置(例えば時間リソースおよび/または周波数リソース)および/または特定のパラメータは、(例えば仕様によって)固定されること、または知られることができる。
本明細書に記載されたプロセスおよび手段は、任意の組み合わせで適用することができ、その他のワイヤレス技術およびその他のサービスに適用することができる。
WTRUは、物理的デバイスの同一性、または加入に関連するユーザの同一性(例えばMSISDN、SIP URIなど)を参照することができる。WTRUは、アプリケーションに基づく同一性(例えば、アプリケーションごとに使用されることができるユーザ名)を参照することができる。
前述のプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサによって実行するためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、および/またはファームウェア内で実装されることができる。コンピュータ可読媒体の例は、(ワイヤードおよび/またはワイヤレス接続を経由して送信される)電子信号および/またはコンピュータ可読記憶媒体を含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取り外し可能ディスク、光磁気媒体などの、ただしこれらに限定されない磁気媒体、ならびに/またはCD−ROMディスクおよび/もしくはデジタル多用途ディスク(DVD:Digital Versatile Disks)などの光媒体を含むが、これらに限定されない。ソフトウェアに関連するプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、および/または任意のホストコンピュータにおいて使用するために、無線周波数トランシーバの実装に使用されることができる。