JP2015065603A - 無線通信端末、無線基地局および無線通信方法 - Google Patents

無線通信端末、無線基地局および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カバレッジ拡大を考慮したPRACH送信を行うこと。
【解決手段】カバレッジ拡大を適用する無線通信端末は、カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースを用いてランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部を有し、カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、カバレッジ拡大を適用しない無線通信端末に対して定められた無線リソースとは時間帯、周波数帯、系列のいずれかまたはその組み合わせが異なる。
【選択図】図4

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおける無線通信端末、無線基地局および無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1参照)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
LTEからのさらなる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムが検討されている。このLTEの後継システムを、たとえば、LTEアドバンストまたはLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」と記す)。近年、LTE−Aシステムにおいては、人間の操作を介さない小型モジュール向け通信端末(MTC:Machine Type Communication端末)の需要が高まっている。MTC端末は、たとえば電気メータ、ガスメータ、自動販売機、車両、その他産業機器などでの利用が考えられる。
MTC端末は、屋内の制御ボックス内のように、伝搬ロスが非常に大きい場所での利用も考えられる。LTE−Aシステムにおいては、MTC端末の屋内環境での利用を促進するために、MTC端末のカバレッジの拡大が検討されている。
カバレッジの拡大は、すべてのMTC端末に対して必要とされるわけではなく、たとえば屋内環境にあり伝搬ロスが大きい端末などの、一部のMTC端末に対して必要とされる。また、カバレッジの拡大が必要なMTC端末においても、実際に必要な最大改善量は、セル配置や想定するMTCのサービスによって大きく異なる。
そこで、初期アクセスに用いるPRACHに対して複数レベルのカバレッジ拡大を適用することが検討されている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、カバレッジ拡大を考慮したPRACH送信を行うことができる無線通信端末、無線基地局および無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信端末は、カバレッジ拡大を適用する無線通信端末であって、カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースを用いてランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部を有し、前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、カバレッジ拡大を適用しない無線通信端末に対して定められた無線リソースとは時間帯、周波数帯、系列のいずれかまたはその組み合わせが異なることを特徴とする。
本発明によれば、カバレッジ拡大を考慮したPRACH送信を行うことができる。
図1Aは衝突型のランダムアクセスを説明する図であり、図1Bは非衝突型のランダムアクセスを説明する図である。 衝突型ランダムアクセス手順を説明する図である。 RAプリアンブルの構成を示す図である。 第1の態様において、RPACHの送信開始タイミングを、MTC端末について限定する場合の例を説明する図である。 第1の態様において、RPACHの送信開始タイミングおよび周波数を、MTC端末について限定する場合の例を説明する図である。 プリアンブル系列を示す図である。 RAレスポンスの送信タイミングを示す図である。 第2の態様において、RAレスポンスの送信タイミングを、MTC端末について限定する場合の例を説明する図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線通信端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線通信端末の機能構成の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
カバレッジ拡大は、MTC端末以外への適用も考えられるが、本実施の形態においては、簡単のため、カバレッジ拡大対象の端末をMTC端末またはMTC UEと記し、それ以外の端末をLegacy UEと記す。特にMTC端末とLegacy UEとを区別しない場合には、これらを総称して無線通信端末UEとも記す。
ランダムアクセス(RA:Random Access)は、無線通信端末UEが発信時やハンドオーバなどにより、無線基地局eNodeB(eNB)と接続を確立する場合や再同期を行う場合に行われる。無線通信端末UEは、初期接続などのランダムアクセス制御を行う際に、最初にRAプリアンブル(preamble)を送信する。ランダムアクセスにおいて最初にRAプリアンブルを送信するためのチャネルを、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)とよぶ。
図1に示すように、ランダムアクセスは、衝突型と非衝突型という2種類のタイプに分けることができる。図1Aに示す衝突型において、無線通信端末UEは、セル内に用意された複数のRAプリアンブル(contention preamble)からランダムに選択したプリアンブルをPRACHで送信する。この場合、無線通信端末UE間で同一のRAプリアンブルを使用することにより、衝突(Contention)が発生する可能性がある。
図1Bに示す非衝突型において、無線通信端末UEは、あらかじめネットワークから割り当てられたUE固有のRAプリアンブル(dedicated preamble)をPRACHで送信する。この場合、無線通信端末UE間で異なるRAプリアンブルが割り当てられているため、衝突が発生することはない。
本発明においては、衝突型のランダムアクセスを対象として検討する。図2に、衝突型ランダムアクセスの概要を示す。無線通信端末UEは、セル内に用意されたRAプリアンブルからランダムに選択したプリアンブルを、メッセージ1としてPRACHで送信する。無線基地局eNBは、RAプリアンブルを検出すると、その応答情報であるRAレスポンスを、メッセージ2として送信する。RAレスポンスを受信した無線通信端末UEは、コネクション要求信号(RRC(Radio Resource Control) connection request)を、メッセージ3として送信する。無線基地局eNBは、メッセージ3受信後にコネクション確立のためのセル設定情報などを含むコネクション設定信号(RRC connection setup)を、メッセージ4として送信する。
自端末のUE IDがメッセージ4に含まれていた無線通信端末UEは、ランダムアクセス処理を完了しコネクションを確立する。一方、自端末のUE IDが含まれていなかった場合は、ランダムアクセスの失敗とみなし、再度RAプリアンブル送信から処理を行う。
本発明者らは、このようなランダムアクセス手順において、メッセージ1と2に対して改善を施すことによる、カバレッジ拡大を考慮したPRACH送信法を見出した。具体的には、メッセージ1に対して、PRACHを送信する無線リソース(PRACH location)を限定することにより、無線基地局eNBへのカバレッジ関連情報の暗黙的(implicit)な通知を実現することを見出した。また、メッセージ2に対して、RAレスポンスの送信タイミングを限定することにより、無線通信端末UEにおける信号検出処理の簡易化を実現することを見出した。
PRACHによるカバレッジ拡大に対して、(1)リピテーション(Repetition)、(2)新たな信号(New signal)、(3)周波数ホッピング(Frequency hopping)、(4)要求緩和(Relaxed requirement)の4種類の技術が検討されている。
(1)リピテーション(Repetition)は、RAプリアンブルを繰り返し送信することにより、検出確率を向上させる技術である。
(2)新たな信号(New signal)は、プリアンブルに長い系列を用いる、またはサイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)を減らすなどの技術である。CPを減らすには、たとえばリピテーションを前提に、繰り返し送信する信号のCPを先頭シンボルのみにすればよい。
(3)周波数ホッピング(Frequency hopping)は、送信するリソースブロック(RB:Resource Block)をホッピングさせることにより、周波数ダイバーシチ利得を得る技術である。
(4)要求緩和(Relaxed requirement)は、検出確率の要求条件を緩和することにより、カバレッジを拡大したとみなす技術である。すなわち、この要求緩和の技術は、RAプリアンブルの再送信に依存する。
PRACHによるカバレッジ拡大として検討されている4種類の技術のうち、リピテーション以外の技術は高いカバレッジ拡大効果が期待できない。そのため、これらの技術はリピテーションと組み合わせて適用することが考えられる。
最大限のカバレッジを確保するようにリピテーションを適用した場合、オーバーヘッドの増加、他の無線通信端末UEとのPRACHの衝突および無線通信端末UEの消費電力の増加が懸念される。そのため、無線通信端末UEがPRACHに適用するリピテーション数を複数レベル規定することにより、オーバーヘッドを削減することが有効である。また、他の無線通信端末UEとのPRACHの衝突を検知できることが望ましい。
無線基地局eNBは、無線通信端末UEが送信し得るすべてのRAプリアンブルについて検出を試みる必要がある。そのため、カバレッジ拡大は無線基地局eNBの検出複雑度(Complexity)を増加させるおそれがある。RAプリアンブルは、無線通信端末UEが初期アクセスの際に最初に無線基地局eNBに送信する信号であり、無線基地局eNBはどのような無線通信端末UEがどのような信号を送信するのか、厳密に知ることはできないためである。特に、複数のリピテーション数を許容した場合、無線通信端末UEが送信したリピテーション数と、無線基地局eNBが検出したリピテーション数との間に不一致が生じる可能性がある。
同様に、RAレスポンスについても受信タイミングの任意性の増加およびリピテーション数の影響が増加することにより、無線通信端末UEの検出複雑度が増加するおそれがある。また、RAレスポンスの受信区間(受信窓)内にリピテーションした信号が収まらない可能性もあるため、受信区間(受信窓)の定義の変更が必要となる。
RAプリアンブルのリピテーション数およびリソースにより無線通信端末UEのカバレッジを通知することで、たとえばRAレスポンスなどのそれ以降の信号のカバレッジ拡大のパラメータ設定が効率化される。この場合のパラメータ設定としては、たとえばリピテーション数などが挙げられる。しかしながら、無線通信端末UEの情報が不足していると、適切なRAレスポンスが送信できない。
MTC端末のコストを削減するため、端末UEの受信アンテナ数を1アンテナに削減する検討がなされている。RAプリアンブルのリピテーション数は、上りリンク(UL:Uplink)カバレッジに基づいて決定される。そのため、リピテーション数によって端末UEのカバレッジを通知する場合、下りリンク(DL:Downlink)カバレッジの推定において、端末UEの受信アンテナ数分の不確定性が生じる。したがって、端末UEは、自端末の受信アンテナ数を無線基地局eNBに通知することが好ましい。
また、端末UEの下りデータチャネルの帯域をベースバンドレベルで制限することで、コストを削減する検討もなされている。RAプリアンブルに続くRAレスポンスは、下り共有データチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)で送信されるため、下り帯域制限の情報を無線基地局eNBに通知することが好ましい。下り帯域制限の情報を通知しなければ、端末UEの情報が得られるまで下り帯域制限を適用しなければならないためである。
無線通信端末UEは、カバレッジ関連の情報、UEカテゴリまたはUEケーパビリティ関連の情報のいずれかまたはその組み合わせを、RAプリアンブルの送信により無線基地局eNBに通知し得る。以下では、無線通信端末UEが無線基地局eNBに通知し得るこれらの情報を、「情報セット」とも記す。
情報セットにおけるカバレッジ関連の情報には、たとえばDLカバレッジ、ULカバレッジの情報が含まれる。DLカバレッジの情報には、1受信アンテナを導入する場合には、UE受信アンテナ数の情報が含まれる。ULカバレッジの情報には、PRACHリピテーション数の情報が含まれる。
情報セットにおけるUEカテゴリまたはUEケーパビリティ関連の情報には、UEカテゴリの情報、遅延への許容性に関する情報、下りバンド幅制限有無に関する情報が含まれる。遅延への許容性とは、カバレッジ拡大(coverage enhancement)が可能か否かを意味している。
無線基地局eNBは、これらの情報を知ることにより、無線通信端末UEが受信可能なRAレスポンスの送信方法(カバレッジ拡大も含む)を推定することが可能となる。
図3は、RAプリアンブルの構成を示す。図3に示すように、RAプリアンブルには、上りチャネルの無線リソースとして、PRACHが割り当てられている。
PRACHは、6RB分の帯域幅を使用する。PRACHに関する情報は、報知情報(SIB:System Information Block)あるいはRRCメッセージとして通知される。PRACHの周波数方向のリソースの位置は、PRACH Frequency Offsetによって指定される。TDDの場合には、PRACHの周波数方向のリソースの位置は、UL/DL configurationとPRACH configurationの組み合わせにより、複数(最大6パターン)の6RBで送信可能である。PRACHの時間方向のリソースの位置は、PRACH configuration indexによって指定される。
RAプリアンブルは、PRACH configuration indexで指定されたサブフレームで送信される。
(第1の態様)
第1の態様では、ランダムアクセス手順におけるメッセージ1に対して、PRACHを送信するリソースを限定する場合について説明する。
MTC端末に対して、時間帯、周波数帯、系列のいずれかまたはその組み合わせによりLegacy UEとは異なるPRACH用の送信リソース(PRACH location)を指定する。これにより、無線基地局eNBにおける受信複雑度を低減し、また、情報セットの暗黙的(implicit)な通知を実現する。
(1−1)時間軸上のアプローチ
PRACHの送信開始タイミングを、MTC端末について限定することにより、無線基地局eNBにおけるPRACH検出処理を軽減する。PRACHの送信開始タイミングは、システムフレーム番号とサブフレーム番号の両方、またはいずれか一方を含んでもよい。あるいは、PRACHの送信開始タイミングは、システムフレーム番号以上(10以上)のインターバルを設けてもよい。
図4は、RPACHの送信開始タイミングを、MTC端末について限定する場合の例を説明する図である。図4において、Legacy UEとMTC端末とのRAプリアンブルは同一RBである。
図4において、縦方向の破線は、PRACH configuration indexなどで定められるRAプリアンブルの送信開始タイミングを示す。図4において、横方向の矢印は、RAプリアンブルのリピテーション数を示し、矢印の長さの違いはリピテーション数の違いを示す。複数本の矢印は、リピテーション数の複数候補が規定されていることを示す。図4において、実線の矢印は複数候補の中から選択されたリピテーション数を示す。
たとえば、図4Aに示すように、RAプリアンブルの送信開始タイミングをMTC端末用に定めることができる。
図4Bに示すように、RAプリアンブルの送信開始タイミングをMTC端末用に定め、さらに、RAプリアンブルのリピテーション数ごとに異なる送信開始タイミングを設定してもよい。
図4Cに示すように、RAプリアンブルの送信開始タイミングをMTC端末用に定め、さらに、MTC端末の受信アンテナ数ごとに異なる送信開始タイミングを設定してもよい。
図4に示すように、PRACHの送信開始タイミングをMTC端末用に定めることにより、情報セットの一部を暗黙的に通知することができる。たとえば、図4Bに示す例では、RAプリアンブルのリピテーション数を暗黙的に通知することができる。図4Cに示す例では、MTC端末の受信アンテナ数を暗黙的に通知することができる。
PRACHの送信開始タイミングは、PRACH configuration indexに紐付ける方法、MIB(Management Information Base)/SIBで通知する方法、RSRP(Reference Signal Received Power)と紐付ける方法、UEカテゴリ/ケーパビリティと紐付ける方法のいずれか、またはその組み合わせによって定める。
(1−2)周波数軸上のアプローチ
カバレッジ拡大を適用するRAプリアンブルを、既存のRAプリアンブルとは異なる周波数を用いて送信する。この場合のPRACHは、固定したリソースを用いて送信してもよいし、あらかじめ定めるか報知情報で通知されたホッピングパターンを用いて送信してもよい。
図5は、RPACHの送信開始タイミングおよび周波数を、MTC端末について限定する場合の例を説明する図である。図5において、Legacy UEとMTC端末とのRAプリアンブルは別RBである。
図5において、縦方向の破線は、PRACH configuration indexなどで定められるRAプリアンブルの送信開始タイミングを示す。図5において、横方向の矢印は、RAプリアンブルのリピテーション数を示し、矢印の長さの違いはリピテーション数の違いを示す。複数本の矢印は、リピテーション数の複数候補が規定されていることを示す。図5において、実線の矢印は複数候補の中から選択されたリピテーション数を示す。
たとえば、図5Aに示すように、RAプリアンブルの送信開始タイミングおよび周波数をMTC端末用に定めることができる。
図5Bに示すように、RAプリアンブルの送信開始タイミングおよび周波数をMTC端末用に定め、さらにMTC端末の受信アンテナ数ごとに異なる送信開始タイミングを設定してもよい。
図5Cに示すように、RAプリアンブルの送信開始タイミングおよび周波数をMTC端末用に定め、さらにMTC端末の受信アンテナ数ごとに異なる周波数を設定してもよい。
図5に示すように、PRACHの送信開始タイミングおよび周波数をMTC端末用に定めることにより、情報セットの一部を暗黙的に通知することができる。たとえば、図5B,Cに示す例では、MTC端末の受信アンテナ数を暗黙的に通知することができる。
PRACH用の送信リソースの周波数は、PRACH configuration indexに紐付ける方法、MIB(Management Information Base)/SIBで通知する方法、RSRP(Reference Signal Received Power)と紐付ける方法、UEカテゴリ/ケーパビリティと紐付ける方法のいずれか、またはその組み合わせによって定める。
MTC端末用のPRACHリソースでPUSCHを送信してもよいし、PRACH専用のリソースで送信してもよい。
(1−3)系列によるアプローチ
RAプリアンブルを送信する際、各セルでは64個のプリアンブル系列を利用できる。図6に示すように、プリアンブル系列は、衝突型用プリアンブルと非衝突型用プリアンブルとに分けられている。衝突型用プリアンブルは、さらに2グループ(2つのサブセット)に分類されている。衝突型ランダムアクセス試行を行う無線通信端末はこの2つのサブセットに含まれる系列の中から1つをランダムに選択する。
MTC端末用に、RAプリアンブルの系列を割り当ててもよい。系列の割り当ては、報知情報で通知するか、またはあらかじめ設定するものとする。MTC端末用に割り当てた系列をさらに分割して、情報セットの一部を暗黙的に通知してもよい。
図6に示すグループA(またはグループB)の系列を、MTC端末専用にしてもよい。すなわち、ランダムアクセスプリアンブル系列に定義されるサブセットの1つを、MTC端末専用に割り当ててもよい。この場合には、MTC端末専用としたグループはLegacy UEには選択されないようにする。
MTC端末用として、既存のグループA,Bにオーバーラップする系列を割り当ててもよい。
続いて、無線基地局eNBによる、RAプリアンブルの受信動作およびRAレスポンスの送信動作について説明する。
無線基地局eNBは、考えられるすべてのリピテーションパターンについて受信を試みる。したがって、送信タイミングや帯域を限定する方法によっては、同一のRAプリアンブルに対して複数のリピテーション数で検出される可能性がある。たとえば、取り得るリピテーション数が{10,20,50}と定められている場合において、MTC端末はリピテーション数{50}で送信し、無線基地局eNBはリピテーション数{20,50}で検出可能である場合がある。
無線基地局eNBにおいて、複数のリピテーション数が検出された場合には、最も短い、あるいは最も長いリピテーション数を、以降のカバレッジ拡大パラメータ(Coverage enhancement parameter,Coverage improvement parameter)の決定に用いるよう定めることができる。決定したパラメータは、RAレスポンスによって通知することができる。
MTC端末は、RSRPなどに基づいてあらかじめ限定したリピテーション数を適用してRAプリアンブルを送信してもよい。また、MTC端末は、RAプリアンブルの送信と平行してRAレスポンスの受信を試みて、RAレスポンスが受信できるか、最大リピテーション数に達するまでRAプリアンブルを送信してもよい。
無線基地局eNBは、MTC端末から通知された情報セットの一部またはすべてを用いて、RAレスポンスに適用するカバレッジ拡大のパラメータ、たとえばリピテーション数などを決定できる。情報セットの一部またはすべてを用いて、どのようにパラメータを決定するかはあらかじめ定めておいてもよい。これにより、MTC端末は、RAレスポンスに適用されるカバレッジ拡大のパラメータを推定することが可能となる。
図2に示す衝突型ランダムアクセス手順において、無線基地局eNBは、メッセージ2としてRAレスポンスを無線通信端末UEに送信する。RAレスポンスによって、無線基地局eNBは、(1)受信したRAプリアンブルのインデックス、(2)TC−RNTI(Temporary Cell−Radio Network Temporary Identifier)、(3)TA(Timing Advance)コマンド、(4)無線通信端末UEがメッセージ3を送信するためのULスケジューリンググラントの4種類の情報を無線通信端末UEに通知する。
無線基地局eNBは、上記4種類の情報をMAC PDU(Protocol Data Unit)に含まれたPDSCHにて送信する。
RAレスポンスの送信には、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)は用いられない。仮に、無線通信端末UEが自端末宛てではないRAレスポンスを受信したとしても、正しいタイミングでACKを送信できずに、他の無線通信端末UEからの上り制御信号に干渉する場合があるためである。
無線通信端末UEは、無線基地局eNBからのPDCCH(Physical Downlink Control Channel)をモニタリングして、そのCRC(Cyclic Redundant Check)部分に自端末のRNTIをマスキングする。マスキングは、たとえば排他的論理和(XOR)の演算であってもよい。無線端末装置UEは、自端末のRNTIでCRCチェックを行い、結果が正常であれば自端末宛てのリソース情報であると認識する。
衝突型ランダムアクセス手順においては、以下のRNTIが登場する。
(1)RA−RNTI(Random Access−RNTI)
RA−RNTIは、RAプリアンブルを送信するサブフレーム番号により決定する。無線通信端末UEは、メッセージ2のPDCCHに、RA−RNTIをマスキングする。
(2)TC−RNTI(Temporary Cell−RNTI)
TC−RNTIは、メッセージ2により、無線基地局eNBから無線通信端末UEに通知される。無線通信端末UEは、メッセージ4のPDCCHに、TC−RNTIをマスキングする。
(3)C−RNTI(Cell−RNTI)
ランダムアクセス手順が成功した場合、TC−RNTIをそのままC−RNTIとする。無線通信端末UEは、ランダムアクセス手順以降のデータ送受信におけるPDCCHに、C−RNTIをマスキングする。
図7は、RAレスポンスの送信タイミングを説明する図である。RAプリアンブルを受信した無線基地局eNBは、定められた送信区間(送信窓)、すなわち図7における{3から12}の中で、RAレスポンスを送信するよう規定されている。
(第2の態様)
第2の態様では、ランダムアクセス手順におけるメッセージ2に対して、RAレスポンスの送信タイミングを限定する場合について説明する。
図8は、RAレスポンスの送信タイミングを、MTC端末について限定する場合の例を説明する図である。図8において、MTC端末からRAプリアンブルが送信された後、無線基地局eNBからRAレスポンスが送信されている。
図8において、縦方向の破線は、RAレスポンスの送信タイミングを示す。図8において、横方向の矢印は、RAプリアンブルまたはRAレスポンスのリピテーション数を示し、矢印の長さの違いはリピテーション数の違いを示す。複数本の矢印は、リピテーション数の複数候補が規定されていることを示す。図8において、実線の矢印は複数候補の中から選択されたリピテーション数を示す。
図8Aにおいて6本の縦破線によって示すように、RAレスポンスの送信タイミングはあらかじめ定められている。これらの送信タイミングは、図7に示す時間窓内における、所定のタイミングである。無線基地局eNBは、RAプリアンブル検出後、図7に示す時間窓内においてRAレスポンスを即時に送信するのではなく、あらかじめ決められたタイミングのうち、最も近いタイミングで送信する。
MTC端末は、あらかじめ決められたRAレスポンスの送信タイミングでのみ、RAレスポンスの検出処理を行えばよい。したがって、MTC端末における信号検出処理が簡易化できる。
図8Bに示すように、RAレスポンスの送信タイミングは、RAレスポンスのリピテーション数ごとに定められていてもよい。図8Bにおいては、RAレスポンスのリピテーション数=x,y,zの場合で、それぞれ異なるRAレスポンスの送信タイミングが定められている。
図8Bに示すように、RAレスポンスの送信タイミングは、複数パターン規定されていてもよいし、1パターンのみ規定されていてもよい。
RA−RNTIには、カバレッジ拡大の有無、無線基地局eNBが検出したRAプリアンブルのリピテーション数、PRACHを送信する無線リソースのいずれかまたはその組み合わせを反映してもよい。
たとえば、RA−RNTIにRAプリアンブルのリピテーション数の情報を反映する場合、RA−RNTIは下記式(1)で求めることができる。
RA−RNTI=1+t_id+10×f_id+60×r_id (1)
式(1)において、r_idはリピテーション数IDを指す。なお、Non−MTC UEの場合は、r_id=0に相当する。
たとえば、RA−RNTIにPRACHを送信するリソースの情報を反映する場合、RA−RNTIは下記式(2)で求めることができる。
RA−RNTI=1+t_id+10×f_id+60×f_id2 (2)
式(2)において、f_id2はカバレッジ拡大を適用する場合のPRACHを送信する無線リソース、すなわちMTC端末用のRB位置を指す。なお、Non−MTC UEの場合は、f_id2=0に相当する。
図8Cに示すように、RAレスポンスの送信タイミングをMTC端末用に定め、さらにRA−RNTIに、無線基地局eNBが検出したRAプリアンブルのリピテーション数を反映してもよい。
図8Cに示す例においては、MTC端末#1とMTC端末#2との間でRAプリアンブルの系列衝突が生じている。無線基地局eNBは、MTC端末#2が送信したRAプリアンブルのみを検出できている。この場合、無線基地局eNBは、MTC端末用に定められたRAレスポンスの送信タイミングでRAレスポンスを送信する。さらに、RA−RNTIには、無線基地局eNBが検出したMTC端末#2のRAプリアンブルのリピテーション数が反映される。
MTC端末#1および#2は、それぞれRAレスポンスを検出する。この場合、MTC端末#1においてはRA−RNTIが不一致となるため、MTC端末#1はこのRAレスポンスが自端末宛てのレスポンスではないと判断する。MTC端末#2においてはRA−RNTIが一致するため、MTC端末#2はこのRAレスポンスが自端末宛てのレスポンスであると判断する。
図8Cに示す例では、MTC端末がRAレスポンスの衝突を検知できる確率が向上する。言い換えれば、MTC端末が自端末宛てのRAレスポンスを検出できる確率が向上する。
カバレッジ拡大の有無、無線基地局eNBが検出したRAプリアンブルのリピテーション数、PRACHを送信する無線リソースのいずれかまたはその組み合わせの情報は、RAレスポンスを用いてRRCシグナリングで通知してもよい。
MTC端末用に定めたRAレスポンスを送信するタイミングは、PDCCHおよびPDSCHを送信するタイミングと同一でもよいし、異なるタイミングであってもよい。MTC端末用に定めたRAレスポンスを送信するタイミングは、報知情報で通知してもよい。また、PDCCHおよびPDSCHと共通動作となる部分については、PDCCHおよびPDSCHに準じる。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上記第1の態様および第2の態様に係る無線通信方法が適用される。
図9は、本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略構成図である。図9に示すように、無線通信システム1は、マクロセルC1を形成するマクロ基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成するスモール基地局12aおよび12bと、を備えていてもよい。図9において、無線通信端末としてのユーザ端末20は、マクロ基地局11、スモール基地局12aおよび12b(以下、総称してスモール基地局12という)の少なくとも1つと無線通信可能に構成されている。なお、マクロ基地局11、スモール基地局12の数は、図9に示す数に限られない。
マクロセルC1およびスモールセルC2では、同一の周波数帯が用いられてもよいし、異なる周波数帯が用いられてもよい。また、マクロ基地局11および各スモール基地局12は、基地局間インターフェース(たとえば、光ファイバ、X2インターフェース)を介して互いに接続される。マクロ基地局11および各スモール基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、たとえば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。
なお、マクロ基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB(eNB)、無線基地局、送信ポイント(transmission point)などと呼ばれてもよい。スモール基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、RRH(Remote Radio Head)、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、送信ポイント、eNodeB(eNB)などと呼ばれてもよい。ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システム1では、マクロセルごとに形成されるネットワーク間が非同期となる場合(非同期運用)を想定している。また、無線通信システム1では、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。
無線通信システム1では、下りリンクの通信チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)と、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)が伝送される。
また、無線通信システム1では、上りリンクの通信チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)や、送達確認情報(ACK/NACK)等が伝送される。
以下、マクロ基地局11とスモール基地局12とを区別しない場合には、無線基地局10と総称する。
図10は、本実施の形態に係る無線基地局10の全体構成図である。無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、インターフェース部106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30からインターフェース部106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、たとえば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナごとにプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、インターフェース部106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
インターフェース部106は、基地局間インターフェース(たとえば、光ファイバ、X2インターフェース)を介して隣接無線基地局と信号を送受信(バックホールシグナリング)する。あるいは、インターフェース部106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。
図11は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。図11に示すように、無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104は、制御部301と、下り制御信号生成部302と、下りデータ信号生成部303と、マッピング部304と、デマッピング部305と、チャネル推定部306と、上り制御信号復号部307と、上りデータ信号復号部308と、判定部309と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部301は、PDSCHで送信される下りユーザデータ、PDCCHと拡張PDCCH(EPDCCH)の両方、またはいずれか一方で伝送される下り制御情報、下り参照信号などのスケジューリングを制御する。また、制御部301は、PRACHで伝送されるRAプリアンブル、PUSCHで伝送される上りデータ、PUCCHまたはPUSCHで伝送される上り制御情報、上り参照信号のスケジューリングの制御(割り当て制御)も行う。上りリンク信号(上り制御信号、上りユーザデータ)の割り当て制御に関する情報は、下り制御信号(DCI)を用いてユーザ端末20に通知される。
制御部301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて、下りリンク信号および上りリンク信号に対する無線リソースの割り当てを制御する。つまり、制御部301は、スケジューラとしての機能を有している。
制御部301は、PRACHが送信された無線リソースに基づいて、カバレッジ拡大を適用するユーザ端末20、すなわちMTC端末の情報セットを検出する。制御部301は、ユーザ端末20から通知された情報セットの一部またはすべてを用いて、RAレスポンスに適用するカバレッジ拡大のパラメータを決定する。制御部301は、RAレスポンスの送信タイミングを決定する。
下り制御信号生成部302は、制御部301により割り当てが決定された下り制御信号(PDCCH信号とEPDCCH信号の両方、またはいずれか一方)を生成する。具体的に、下り制御信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下りリンク信号の割り当て情報を通知するDLアサインメントと、上りリンク信号の割り当て情報を通知するULグラントを生成する。
下りデータ信号生成部303は、制御部301によりリソースへの割り当てが決定された下りデータ信号(PDSCH信号)を生成する。下りデータ信号生成部303により生成されるデータ信号には、各ユーザ端末20からのCSI等に基づいて決定された符号化率、変調方式に従って符号化処理、変調処理が行われる。
マッピング部304は、制御部301からの指示に基づいて、下り制御信号生成部302で生成された下り制御信号と、下りデータ信号生成部303で生成された下りデータ信号の無線リソースへの割り当てを制御する。
デマッピング部305は、ユーザ端末20から送信された上りリンク信号をデマッピングして、上りリンク信号を分離する。チャネル推定部306は、デマッピング部305で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を上り制御信号復号部307、上りデータ信号復号部308に出力する。
上り制御信号復号部307は、上り制御チャネル(PRACH,PUCCH)でユーザ端末から送信されたフィードバック信号(送達確認信号等)を復号し、制御部301へ出力する。上りデータ信号復号部308は、上り共有チャネル(PUSCH)でユーザ端末から送信された上りデータ信号を復号し、判定部309へ出力する。判定部309は、上りデータ信号復号部308の復号結果に基づいて、再送制御判定(A/N判定)を行うと共に結果を制御部301に出力する。
図12は、本実施の形態に係るユーザ端末20、すなわちMTC端末あるいはLegacy UEの全体構成図である。図12に示すように、ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。図12において、送受信アンテナ201は複数本示されているが、ユーザ端末20が備える送受信アンテナ201の数は1本であってもよい。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などがなされる。この下りリンクのデータのうち、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(HARQ:Hybrid ARQ)の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図13は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204の主な機能構成図である。図13に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、PRACH生成部402と、上り制御信号生成部403と、上りデータ信号生成部404と、マッピング部405と、デマッピング部406と、チャネル推定部407と、下り制御信号復号部408と、下りデータ信号復号部409と、判定部410と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部401は、無線基地局から送信された下り制御信号(PDCCH信号)や、受信したPDSCH信号に対する再送制御判定結果に基づいて、上り制御信号(A/N信号等)や上りデータ信号の生成を制御する。無線基地局から受信した下り制御信号は下り制御信号復号部408から出力され、再送制御判定結果は、判定部410から出力される。
制御部401は、RAプリアンブル系列から選択されたプリアンブルと、無線基地局10に通知すべき情報セットに基づいて、RAプリアンブルを送信すべき無線リソースを制御する。
PRACH生成部402は、制御部401からの指示に基づいてPRACHを生成する。上り制御信号生成部403は、制御部401からの指示に基づいて上り制御信号(送達確認信号やチャネル状態情報(CSI)等のフィードバック信号)を生成する。上りデータ信号生成部404は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。なお、制御部401は、無線基地局から通知される下り制御信号にULグラントが含まれている場合に、上りデータ信号生成部404に上りデータ信号の生成を指示する。
マッピング部405は、制御部401からの指示に基づいて、PRACHと、上り制御信号(送達確認信号等)と、上りデータ信号の無線リソース(PUCCH、PUSCH)への割り当てを制御する。
デマッピング部406は、無線基地局10から送信された下りリンク信号をデマッピングして、下りリンク信号を分離する。チャネル推定部407は、デマッピング部406で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を下り制御信号復号部408、下りデータ信号復号部409に出力する。
下り制御信号復号部408は、下り制御チャネル(PDCCH)で送信された下り制御信号(PDCCH信号)を復号し、スケジューリング情報(上りリソースへの割り当て情報)を制御部401へ出力する。また、下り制御信号に送達確認信号をフィードバックするセルに関する情報や、RF調整の適用有無に関する情報が含まれている場合も、制御部401へ出力する。
下りデータ信号復号部409は、下り共有チャネル(PDSCH)で送信された下りデータ信号を復号し、判定部410へ出力する。判定部410は、下りデータ信号復号部409の復号結果に基づいて、再送制御判定(A/N判定)を行うとともに、結果を制御部401に出力する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…無線基地局(マクロ基地局)
12,12a,12b…無線基地局(スモール基地局)
20…ユーザ端末(無線端末装置)
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…インターフェース部
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
301…制御部(スケジューラ)
302…下り制御信号生成部
303…下りデータ信号生成部
304…マッピング部
305…デマッピング部
306…チャネル推定部
307…上り制御信号復号部
308…上りデータ信号復号部
309…判定部
401…制御部
402…PRACH生成部
403…上り制御信号生成部
404…上りデータ信号生成部
405…マッピング部
406…デマッピング部
407…チャネル推定部
408…下り制御信号復号部
409…下りデータ信号復号部
410…判定部

Claims (10)

  1. カバレッジ拡大を適用する無線通信端末であって、
    カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースを用いてランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部を有し、
    前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、カバレッジ拡大を適用しない無線通信端末に対して定められた無線リソースとは時間帯、周波数帯、系列のいずれかまたはその組み合わせが異なることを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、ランダムアクセスプリアンブルのリピテーション数ごとに異なる送信開始タイミングが設定されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、受信アンテナ数ごとに異なる送信開始タイミングが設定されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  4. 前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、前記カバレッジ拡大を適用しない無線通信端末に対して定められた無線リソースと異なる周波数帯が設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信端末。
  5. 前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、受信アンテナ数ごとに異なる周波数帯が設定されていることを特徴とする請求項4に記載の無線通信端末。
  6. 前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、ランダムアクセスプリアンブル系列に定義されるサブセットの1つを前記カバレッジ拡大を適用する端末専用に割り当てて設定されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  7. カバレッジ拡大を適用する無線通信端末と通信する無線基地局であって、
    前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末から送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信する受信部と、
    あらかじめ決められた前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対するランダムアクセスレスポンスの送信タイミングにおいて、ランダムアクセスレスポンスを送信する送信部と、を有することを特徴とする無線基地局。
  8. 前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対するランダムアクセスレスポンスの送信タイミングは、ランダムアクセスレスポンスのリピテーション数ごとに定められていることを特徴とする請求項7に記載の無線基地局。
  9. RA−RNTIに、カバレッジ拡大の有無、無線基地局が検出したランダムアクセスプリアンブルのリピテーション数、ランダムアクセスプリアンブルを送信する無線リソースのいずれかまたはその組み合わせを反映することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の無線基地局。
  10. カバレッジ拡大を適用する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    カバレッジ拡大を適用する無線通信端末において、
    カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースを用いてランダムアクセスプリアンブルを送信する工程を有し、
    前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末と通信する無線基地局において、
    前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末から送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信する工程と、
    あらかじめ決められた前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対するランダムアクセスレスポンスの送信タイミングにおいて、ランダムアクセスレスポンスを送信する工程と、を有し、
    前記カバレッジ拡大を適用する無線通信端末に対して定められた無線リソースは、カバレッジ拡大を適用しない無線通信端末に対して定められた無線リソースとは時間帯、周波数帯、系列のいずれかまたはその組み合わせが異なることを特徴とする無線通信方法。
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