JP2020186664A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングの小型、軽量化を図ることができるとともに、内部部品の配置の自由度を高めることができる発電装置を提供する。【解決手段】ケーシング10は、左右一対のサイドフレーム20と、サイドフレーム20の上部の前後をそれぞれ連結する前部ハンドル80および後部ハンドル90(ハンドル)と、サイドフレーム20の下部を連結するホイールシャフト26と、からなるケーシング枠11を備え、ケーシング枠11の前後および上下を被覆するフロントカバー60、リアカバー70、アンダーパネル40およびトップカバー50によりケーシング10を構成した。【選択図】図2

Description

本発明は、発電装置に係り、特に、ケーシングの小型、軽量化を図ることができるとともに、内部部品の配置の自由度を高めることを可能とした発電装置に関するものである。
従来から、エンジンの出力軸の回転によりオルタネータを回転させて発電を行う発電装置が知られている。
このような発電装置のケーシング構造として、従来、例えば、遮音ケース内を板状のフロントフレームとリアフレームが区画して前後にフロント室、センター室、リア室の3室を形成し、リアフレームに貫通孔を形成し同貫通孔にセンター室側および前記リア室側へ膨出するダクトを設け、前記ダクト内に発電機、エンジンおよびマフラーを収容し、センター室内でダクトの外部には燃料タンクおよび吸気系機器を配設し、フロント室内に電装機器を収容配置するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平11−036879号公報
しかしながら、前記従来の技術では、板金部品のフレームを構造体として、外側にカバーを設けて構成され、2つのフレームにより3つの部屋に分けられているため、フレームの重量が重くなるとともに、ケーシングの大型化を招いてしまう。
しかも、内部が3つの部屋に分けられているため、内部部品の配置に制約を受けてしまう問題があった。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、ケーシングの小型、軽量化を図ることができるとともに、内部部品の配置の自由度を高めることができる発電装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、エンジン、燃料タンクを収容するケーシングを備えた発電装置において、前記ケーシングは、左右一対のサイドフレームと、前記サイドフレームの上部の前後をそれぞれ連結するハンドルと、前記サイドフレームの下部を連結するホイールシャフトと、からなるケーシング枠を備え、前記ケーシング枠の前後および上下を被覆するフロントカバー、リアカバー、アンダーパネルおよびトップカバーにより前記ケーシングを構成したことを特徴とする。
本発明によれば、ケーシング枠により1つの箱型の空間を備えた1ボックス構造を構成することができ、内部部品の配置の自由度を高めることができる。また、サイドフレーム、前部ハンドル、後部ハンドルおよびホイールシャフトによりケーシング枠を構成しているので、ケーシング枠により剛性を確保することができ、フロントカバー、リアカバー、アンダーパネルおよびトップカバーによりケーシング全体として十分な剛性を確保することができるとともに、ケーシングの軽量化を図ることができる。
前記構成において、前記サイドフレームは、中央部に開口が形成された枠状に形成され、前記サイドフレームの前記枠の外周縁および内周縁には、フランジ部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、フランジ部により、サイドフレームの剛性を高めることができ、従来、板金などの金属材料でケーシングを形成した場合と比較して、樹脂材料を用いた場合でも剛性を確保することができ、ケーシングの軽量化を図ることができる。
前記構成において、前記サイドフレームは、前記燃料タンクを保持するタンク支持フランジを備え、前記燃料タンクは、前記タンク支持フランジに支持されていることを特徴とする。
本発明によれば、燃料タンクをサイドフレームに直接固定することができ、他の固定用の部材が不要となるので、部品コストの低減を図ることができるとともに、軽量化を図ることができる。また、燃料タンクの上部をサイドフレームの上縁から突出させて保持しているので、サイドフレームの小型化を図ることができる。
前記構成において、前記燃料タンクの上部は、前記サイドフレームの上縁より上方に位置し、前記燃料タンクの前記サイドフレームの上縁より上方に位置する部分は、上方に向かって幅寸法が小さくなるようにテーパ状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、燃料タンクを被覆するトップカバーの両側を面取りした形状に形成することができ、これにより、発電装置を小型に見せる視覚的効果を得ることができる。
本発明によれば、ケーシング枠により1つの箱型の空間を備えた1ボックス構造を構成することができ、内部部品の配置の自由度を高めることができる。ケーシング枠により剛性を確保することができ、フロントカバー、リアカバー、アンダーパネルおよびトップカバーによりケーシング全体として十分な剛性を確保することができるとともに、ケーシングの軽量化を図ることができる。
本発明に係る発電装置の実施形態を示す斜視図である。 本実施形態のケーシングを示す分解斜視図である。 本実施形態のサイドフレームを示す斜視図である。 本実施形態のケーシング枠を示す斜視図である。 本実施形態のケーシング枠に燃料タンクおよび排気ダクトを装着した状態を示す下方から見た斜視図である。 本実施形態のケーシング枠に燃料タンクおよび排気ダクトを装着した状態を示す上方から見た斜視図である。 図7(a)は、図1のa−a線における断面図、図7(b)は、図1のb−b線における断面図、図7(c)は、図1のc−c線における断面図、図7(d)は、図1のd−d線における断面図である。 本実施形態の発電装置の内部部品を示す概略側面図である。 本実施形態の発電装置の内部部品を示す概略平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る発電装置の実施形態を示す斜視図である。図2は、本実施形態のケーシングを示す分解斜視図である。図3は、本実施形態のサイドフレームを示す斜視図である。図4は、本実施形態のケーシング枠を示す斜視図である。図5は、本実施形態のケーシング枠に燃料タンクおよび排気ダクトを装着した状態を示す下方から見た斜視図である。図6は、本実施形態のケーシング枠に燃料タンクおよび排気ダクトを装着した状態を示す上方から見た斜視図である。図7(a)は、図1のa−a線における断面図、図7(b)は、図1のb−b線における断面図、図7(c)は、図1のc−c線における断面図、図7(d)は、図1のd−d線における断面図である。
図1および図2に示すように、実施形態においては、発電装置1は、樹脂により形成された略直方体のケーシング10を備えている。
ケーシング10は、左右一対のサイドフレーム20と、アンダーパネル40と、トップカバー50と、フロントカバー60と、リアカバー70と、前部ハンドル80と、後部ハンドル90と、を備えている。
サイドフレーム20は、略四角枠状に形成されており、サイドフレーム20の中央部には、開口21が形成されている。サイドフレーム20の外周縁には、発電装置1の内側に向かって延出されたフランジ部としての外周側フランジ部22が形成されている。サイドフレーム20の開口21の内周縁には、発電装置1の内側に向かって延出されたフランジ部としての内周側フランジ部23が形成されている。
サイドフレーム20は、例えば、樹脂あるいはマグネシウムなどから構成されており、外周側フランジ部22および内周側フランジ部23を形成することにより、樹脂などを用いた場合でも、所定の強度を有するように構成されている。
サイドフレーム20の後側下方の角部には、サイドフレーム20の外側を凹ませてなる車輪収容部24が形成されている。車輪収容部24の後方における外周側フランジ部22には、外周側フランジ部22を前方に向かって凹ませてなる軸受部25が形成されている。
2つのサイドフレーム20の軸受部25には、ホイールシャフト26が配置されており、軸受部25に軸受片27をねじなどにより固定することで、ホイールシャフト26を回転自在に支持するように構成されている。
図4に示すように、ホイールシャフト26の両端部には、ホイール28が取付けられている。
そして、ホイールシャフト26を取付けることにより、ホイールシャフト26を介して2つのサイドフレーム20の下方が連結されている。
さらに、図7(d)に示すように、サイドフレーム20の外周側フランジ部22には、外周側フランジ部22と所定間隔をもって外周側フランジ部22と略平行に形成されたサイド側連結用片29が形成されている。また、図7(c)に示すように、各サイドフレーム20の前後端縁には、それぞれ前後方向に突出するサイド側連結用突起30が形成されている。
サイドフレーム20の上部側に位置する内周側フランジ部23には、内側に突出するタンク支持フランジ31が形成されている。タンク支持フランジ31の一端部は、サイドフレーム20の前端より前方に突出しており、タンク支持フランジ31の前端および後端には、幅寸法が大きく形成されたタンク固定片32が一体に形成されている。
なお、タンク固定片32には、ねじ(図示せず)が螺合される板状のプレートナット33が装着されている。
サイドフレーム20の開口21には、この開口21を閉塞するサイドカバー34が取付けられている。
アンダーパネル40は、平板状に形成されており、アンダーパネル40は、2つのサイドフレーム20の下端部に連結されている。アンダーパネル40の外周縁には、上方に延在するフランジ部41が形成されている。アンダーパネル40には、前後左右に延在する補強用のリブ42が形成されている。
アンダーパネル40のフランジ部41の外周面には、外方に延在するアンダー側連結用突起43が形成されている。そして、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43をサイドフレーム20の外周側フランジ部22とサイド側連結用片29との間に挿入することにより、アンダーパネル40をサイドフレーム20の間に連結保持するように構成されている。
トップカバー50は、平板状に形成されており、トップカバー50は、2つのサイドフレーム20の上端部に連結されている。
トップカバー50には、後述する燃料タンクのキャップ部分を挿入するためのキャップ用開口51が形成されており、トップカバー50のキャップ用開口51より後方側には、プラグ用開口52が形成されている。なお、通常は、プラグ用開口52は、蓋体53により閉塞されている。
トップカバー50の前後端縁は、後述するフロントカバー60のフロント側連結部およびリアカバー70のリア側連結部に係合されており、これにより、トップカバー50は、フロントカバー60およびリアカバー70に保持される。
フロントカバー60は、サイドフレーム20の前部を被覆するように略四角形状に形成されている。フロントカバー60には、略四角形状の開口61が形成されており、フロントカバー60の上部両角部には、ハンドル支持凹部62が形成されている。
フロントカバー60は、ハンドル支持凹部62に前部ハンドル80の支持突起81が挿入される孔部64が形成されている。図7(a),(b),(c)に示すように、フロントカバー60の外周縁には、先端部が二股状に形成されたフロント側連結部63が設けられている。
フロント側連結部63は、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43、サイドフレーム20のサイド側連結用突起30、トップカバー50の前端縁にそれぞれ係合されており、これにより、フロントカバー60と、アンダーパネル40、サイドフレーム20およびトップカバー50とを連結するように構成されている。
なお、図7(a),(b),(c)は、それぞれフロントカバー60と、アンダーパネル40、サイドフレーム20およびトップカバー50との連結状態を示しているが、リアカバー70と、アンダーパネル40、サイドフレーム20およびトップカバー50との連結状態も同様の構成とされている。
リアカバー70は、サイドフレーム20の後部を被覆するように略四角形状に形成されている。リアカバー70の上部には、前方に延在する上部カバー部71が一体に形成されている。
リアカバー70は、ハンドル支持凹部62に後部ハンドル90の支持突起91が挿入される孔部(図示せず)が形成されている。リアカバー70の外周縁には、先端部が二股状に形成されたリア側連結部(図示せず)が設けられている。
図示しないが、リア側連結部は、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43、サイドフレーム20のサイド側連結用突起30、トップカバー50の前端縁にそれぞれ係合されており、これにより、リアカバー70と、アンダーパネル40、サイドフレーム20およびトップカバー50とを連結するように構成されている。
前部ハンドル80は、略コ字状に形成されており、前部ハンドル80の両端部には、フロントカバー60のハンドル支持凹部62に形成された孔部64を貫通する支持突起81が形成されている。
支持突起81の中心には、支持突起81を貫通するねじ穴82が形成されており、前部ハンドル80は、支持突起81をフロントカバー60の孔部64に貫通させた状態で、ねじ穴82を介してサイドフレーム20にねじ83を締め付けることにより、固定される。
また、後部ハンドル90も、前部ハンドル80と同様に、略コ字状に形成されており、後部ハンドル90の両端部には、リアカバー70に形成された孔部(図示せず)を貫通する支持突起91が形成されている。支持突起91の中心には、支持突起91を貫通するねじ穴92が形成されており、後部ハンドル90は、リアカバー70の孔部を貫通させた状態で、ねじ穴92を介してサイドフレーム20にねじ(図示せず)を締め付けることにより、固定される。
本実施形態においては、2つのサイドフレーム20の下部をホイールシャフト26で連結するとともに、サイドフレーム20の上部を前部ハンドル80および後部ハンドル90で固定することで、ケーシング枠11が形成される。
図4に示すように、ケーシング枠11により、1つの箱型の空間を備えた1ボックス構造が構成される。
そして、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43をサイドフレーム20の外周側フランジ部22とサイド側連結用片29との間に挿入し、フロントカバー60のフロント側連結部63を、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43、サイドフレーム20のサイド側連結用突起30、トップカバー50の前端縁にそれぞれ係合させ、リアカバー70のリア側連結部を、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43、サイドフレーム20のサイド側連結用突起30、トップカバー50の前端縁にそれぞれ係合させ、さらに、トップカバー50の前後端縁をフロントカバー60のフロント側連結部63およびリアカバー70のリア側連結部に係合させることにより、ケーシング枠11に対して、フロントカバー60、リアカバー70、アンダーパネル40およびトップカバー50を連結固定してなるケーシング10が形成される。これにより、全体として剛性の高いケーシング10を得ることができる。
サイドフレーム20の間には、燃料タンク100がその上部がサイドフレーム20の上縁から露出するように支持されている。
燃料タンク100は、サイドフレーム20の上縁より上方が上方に向かうにつれて幅寸法が小さくなるようにテーパ状に形成されている。また、燃料タンク100は、サイドフレーム20の上縁より下方も、下方に向かうにつれて幅寸法が小さくなるようにテーパ状に形成されている。
燃料タンク100の上下方向略中央部の最も幅寸法が大きくなる箇所には、外方に突出するタンクフランジ101が形成されている。
燃料タンク100は、タンクフランジ101をサイドフレーム20のタンク支持フランジ31に載置して、タンク固定片32とタンクフランジ101とをプレートナット33にねじなどにより固定することで保持される構成されている。
これにより、燃料タンク100をサイドフレーム20に直接固定することができ、他の固定用の部材が不要となるので、部品コストの低減を図ることができるとともに、軽量化を図ることができる。また、燃料タンク100の上部をサイドフレーム20の上縁から突出させて保持しているので、サイドフレーム20の小型化を図ることができる。
また、燃料タンク100のサイドフレーム20の上縁より上方をテーパ状に形成するようにしているので、燃料タンク100を被覆するトップカバー50の両側を面取りした形状に形成することができ、これにより、発電装置1を小型に見せる視覚的効果を得ることができる。
燃料タンク100の給油キャップ102は、トップカバー50のキャップ用開口51から露出するようになっている。
また、サイドフレーム20の間であって燃料タンク100より後方側には、排気ダクト105が配置されている。排気ダクト105は、内部が中空とされた箱型に形成されており、排気ダクト105の後方には、傾斜面106が形成されている。傾斜面106には、後方に指向されたスリット状の排気口(図示せず)が形成されている。
排気ダクト105の底面には、図示しない下部開口が形成されている。この下部開口には、後述するマフラー114の排気管115が挿入されるように構成されている。
図8は、本実施形態の発電装置1の内部部品を示す概略側面図である。図9は、本実施形態の発電装置1の内部部品を示す概略平面図である。
図8および図9に示すように、アンダーパネル40の上面には、エンジン110が載置されている。
エンジン110の前方に突出する出力軸(図示せず)には、オルタネータ111が出力軸と同軸状に取り付けられている。また、出力軸のオルタネータ111の前方には、ファン112が同軸状に取り付けられている。
ファン112の前方には、エンジン110を始動させるためのリコイル113が配置されている。
そして、リコイル113を操作してエンジン110を駆動することにより、オルタネータ111が回転駆動され発電が行われるとともに、ファン112が回転駆動され、ケーシング10の外部空気を取り入れてエンジン110側に送風するように構成されている。
エンジン110の一側には、マフラー114が配置されており、マフラー114の排気管115は、排気ダクト105の下部開口に挿入されている。
エンジン110のプラグ116は、燃料タンク100と排気ダクト105との間に露出するように配置されている。
排気ダクト105の燃料タンク100側には、凹部108が形成されており、本実施形態においては、排気ダクト105の凹部108により、エンジン110のプラグ116が露出するように構成されている。
トップカバー50のプラグ用開口52は、プラグ116の露出部分に対応する位置に形成されている。
ケーシング10の内側であってエンジン110の外側には、ファン112による送風をエンジン110の周囲に案内するシュラウド117が配置されている。
シュラウド117は、前側が小径となるようにテーパ状に形成されており、シュラウド117の前端部には、通風用開口118が形成されている。
シュラウド117の前方には、インバータ119が配置されている。
ケーシング10の前面下方には、電源コンセント120や操作ボタン121などが配置されたコントロールパネル122が取り付けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態において、ケーシング10を組み立てる場合は、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43をサイドフレーム20の外周側フランジ部22とサイド側連結用片29との間に挿入し、フロントカバー60のフロント側連結部63を、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43、サイドフレーム20のサイド側連結用突起30、トップカバー50の前端縁にそれぞれ係合させ、リアカバー70のリア側連結部を、アンダーパネル40のアンダー側連結用突起43、サイドフレーム20のサイド側連結用突起30、トップカバー50の前端縁にそれぞれ係合させ、さらに、トップカバー50の前後端縁をフロントカバー60のフロント側連結部63およびリアカバー70のリア側連結部に係合させた状態で、サイドフレーム20に対して、フロントカバー60およびリアカバー70を介して前部ハンドル80および後部ハンドル90を固定する。
これにより、サイドフレーム20に対して、フロントカバー60、リアカバー70、アンダーパネル40およびトップカバー50を連結固定してなる剛性の高いケーシング10が形成される。
また、例えば、燃料タンク100を取り外す場合には、前部ハンドル80および後部ハンドル90を取り外すことにより、フロントカバー60およびリアカバー70を取り外すとともに、トップカバー50を取り外すことができ、これにより、燃料タンク100を露出させることができる。
その後、燃料タンク100を固定しているねじを取り外すことにより、容易に燃料タンク100の取り外しが可能となる。
以上述べたように、本実施形態においては、ケーシング10は、左右一対のサイドフレーム20と、サイドフレーム20の上部の前後をそれぞれ連結する前部ハンドル80および後部ハンドル90(ハンドル)と、サイドフレーム20の下部を連結するホイールシャフト26と、からなるケーシング枠11を備え、ケーシング枠11の前後および上下を被覆するフロントカバー60、リアカバー70、アンダーパネル40およびトップカバー50によりケーシング10を構成した。
これにより、ケーシング枠11により1つの箱型の空間を備えた1ボックス構造を構成することができ、内部部品の配置の自由度を高めることができる。
また、サイドフレーム20、前部ハンドル80、後部ハンドル90およびホイールシャフト26によりケーシング枠11を構成しているので、ケーシング枠11により剛性を確保することができ、フロントカバー60、リアカバー70、アンダーパネル40およびトップカバー50によりケーシング10全体として十分な剛性を確保することができるとともに、ケーシング10の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態においては、サイドフレーム20は、中央部に開口21が形成された枠状に形成され、サイドフレーム20の枠の外周縁および内周縁には、フランジ部が形成されている。
これにより、フランジ部により、サイドフレーム20の剛性を高めることができ、従来、板金などの金属材料でケーシング10を形成した場合と比較して、樹脂材料を用いた場合でも剛性を確保することができ、ケーシング10の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態においては、サイドフレーム20は、燃料タンク100を保持するタンク支持フランジ31を備え、燃料タンク100は、タンク支持フランジ31に支持されている。
これにより、燃料タンク100をサイドフレーム20に直接固定することができ、他の固定用の部材が不要となるので、部品コストの低減を図ることができるとともに、軽量化を図ることができる。また、燃料タンク100の上部をサイドフレーム20の上縁から突出させて保持しているので、サイドフレーム20の小型化を図ることができる。
また、本実施形態においては、燃料タンク100の上部は、サイドフレーム20の上縁より上方に位置し、燃料タンク100のサイドフレーム20の上縁より上方に位置する部分は、上方に向かって幅寸法が小さくなるようにテーパ状に形成されている。
これにより、燃料タンク100を被覆するトップカバー50の両側を面取りした形状に形成することができ、これにより、発電装置1を小型に見せる視覚的効果を得ることができる。
なお、本発明は前記実施形態に記載のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
1 発電装置
10 ケーシング
11 ケーシング枠
20 サイドフレーム
22 外周側フランジ部
23 内周側フランジ部
26 ホイールシャフト
28 ホイール
29 サイド側連結用片
30 サイド側連結用突起
31 タンク支持フランジ
32 タンク固定片
34 サイドカバー
40 アンダーパネル
43 アンダー側連結用突起
50 トップカバー
60 フロントカバー
70 リアカバー
80 前部ハンドル
90 後部ハンドル
100 燃料タンク
101 タンクフランジ
105 排気ダクト
110 エンジン
114 マフラー
115 排気管
116 プラグ
117 シュラウド
118 通風用開口

Claims (4)

  1. エンジン、燃料タンクを収容するケーシングを備えた発電装置において、
    前記ケーシングは、左右一対のサイドフレームと、前記サイドフレームの上部の前後をそれぞれ連結するハンドルと、前記サイドフレームの下部を連結するホイールシャフトと、からなるケーシング枠を備え、
    前記ケーシング枠の前後および上下を被覆するフロントカバー、リアカバー、アンダーパネルおよびトップカバーにより前記ケーシングを構成したことを特徴とする発電装置。
  2. 前記サイドフレームは、中央部に開口が形成された枠状に形成され、前記サイドフレームの前記枠の外周縁および内周縁には、フランジ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記サイドフレームは、前記燃料タンクを保持するタンク支持フランジを備え、前記燃料タンクは、前記タンク支持フランジに支持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記燃料タンクの上部は、前記サイドフレームの上縁より上方に位置し、前記燃料タンクの前記サイドフレームの上縁より上方に位置する部分は、上方に向かって幅寸法が小さくなるようにテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発電装置。
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