JP2020183678A - 箱桁の施工方法および施工システム - Google Patents

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【課題】工期短縮が可能な箱桁の施工方法等を提供する。【解決手段】橋梁の箱桁4の既設部分の前方に続けて箱桁4を構築する際、ウェブ外型枠21を箱桁4の既設部分から前方に移動させ、箱桁4の構築予定箇所に配置する。その後、箱桁4の構築予定箇所の前方で組まれた鉄筋30を箱桁4の構築予定箇所に引き寄せ、構築予定の箱桁4の断面に当たる位置に配置する。ウェブ内型枠22は鉄筋30の配置後に箱桁4の既設部分から前方に引き出して箱桁4の構築予定箇所に移動させ、その後、箱桁4の構築予定箇所でコンクリートを打設することで、箱桁4の既設部分の前方に続けて箱桁4を構築する。この時、ウェブ外型枠21とウェブ内型枠22は、打設されたコンクリートにアンカーによって固定する。【選択図】図8

Description

本発明は、箱桁の施工方法および施工システムに関する。
箱桁橋は、断面形状を箱型とした主桁すなわち箱桁を有する橋梁であり、箱桁をコンクリート打設により構築する際の型枠は、ウェブの外型枠および内型枠、底版型枠、床版型枠に分かれている。このうちウェブの外型枠および内型枠は、セパレータによって互いを拘束し、コンクリートの打設圧に抵抗してその間隔を保持する構造となっている。
箱桁の構築時は、底版型枠のセット後、ウェブの外型枠を組立て、箱桁の断面内に埋設する鉄筋等を配置し、ウェブの内型枠と床版型枠を組立てる。その後、コンクリートを打設してPC鋼材の緊張によるプレストレスを導入し、型枠を脱型する。
箱桁は橋脚の頂部から橋軸方向に張出すように1ブロックずつ前方に構築してゆき、施工の進捗に応じて箱桁の既設部分の上で移動作業車(ワーゲン)を移動させる。特許文献1には、箱桁の既設部分の前方で箱桁を構築するとともに、更にその前方で箱桁の断面内に埋設する鉄筋を先組しておくことで、工期短縮を可能とした箱桁の施工方法が記載されている。
特開2018-112027号公報
現在、橋梁の施工には更なる工期短縮が求められており、上記のような箱桁橋も例外ではない。例えば特許文献1に示した方法では、先組した鉄筋をワーゲンの先端から吊り支持し、これを箱桁の既設部分側に引き寄せて箱桁の構築予定箇所に配置した後、型枠を組み立ててコンクリートを打設するが、型枠の組み立て、組みバラシに時間が掛かり、工期短縮の余地がある。
その他、従来の方法ではコンクリートの打設圧に抵抗するためウェブ内外の型枠の間に多数のセパレータが必要になり、その配置に手間が掛かるという課題もある。またウェブの断面変化があると、都度セパレータの長さ調整も必要となる。さらに、セパレータの両端にはプラスチックコーンが設けられ、コンクリート打設後に後埋めされるが、この後埋め部が漏水やクラックの発生する要因となるという懸念もある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、工期短縮が可能な箱桁の施工方法等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、橋梁の箱桁のウェブの外面にセットされるウェブ外型枠と、箱桁のウェブの内面にセットされるウェブ内型枠とを含む施工システムを用い、箱桁の既設部分の前方に続けて箱桁を構築する箱桁の施工方法であって、箱桁の構築予定箇所の前方で組まれた鉄筋を箱桁の構築予定箇所に引き寄せて構築予定の箱桁の断面に当たる位置に配置する工程(a)と、前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠が箱桁の構築予定箇所に配置された状態で、箱桁の構築予定箇所にコンクリートを打設することで、箱桁の既設部分の前方に続けて箱桁を構築する工程(b)と、を有することを特徴とする箱桁の施工方法である。
本発明では、鉄筋先組工法と、予め組立てられウェブ内外にセットされる箱桁構築用の型枠を含む施工システムの組合せにより、工期短縮が可能な実用性のある手法を実現できる。
前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠は、箱桁の既設部分から前方に移動させて箱桁の構築予定箇所に配置され、コンクリートの打設時に、打設されたコンクリートにアンカーによって固定することが望ましい。
このように、ウェブ内外の型枠を箱桁の既設部分から構築予定箇所に移動させることで型枠セットに掛かる時間を省略でき、ウェブ内外の型枠をアンカーにより箱桁の打設後のコンクリートに固定することでセパレータを無くすことが可能になり、セパレータの配置に手間が掛かったり、品質低下を招いたりすることがない。
前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠は、橋軸直角方向に移動可能であることが望ましい。
本発明では、ウェブ内外の型枠を橋軸直角方向に移動可能としたシステム化を行うことにより、型枠のセットと脱型が容易になり、工期短縮が可能になる。
前記ウェブ外型枠は、鉛直面内で変形可能であることが望ましい。これにより、ウェブ外型枠の脱型を容易に行うことができる。
前記施工システムは、箱桁の既設部分の上に配置され、箱桁の施工の進捗に応じて前方に移動するワーゲンと、前記ウェブ内型枠を、前記ワーゲンの移動とは別に、箱桁の既設部分から前方に移動させる移動部と、を有し、前記鉄筋は、橋軸方向に移動可能に前記ワーゲンから吊り支持され、前記ウェブ外型枠は、前記工程(a)の前に、前記ワーゲンの移動と共に箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置され、前記ウェブ内型枠は、前記工程(a)の後且つ前記工程(b)の前に、前記移動部により箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置されることが望ましい。
本発明では、ウェブ外型枠をワーゲンと共に移動させて先行設置し、ウェブ内型枠については、ワーゲンから吊り支持した鉄筋の引き寄せ後にワーゲンとは独立して後から移動させることにより、鉄筋の配置が容易になる。
前記施工システムは、箱桁の床版の下面に配置される床版型枠を有し、前記床版型枠は、前記ウェブ内型枠と共に箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置される。あるいは、前記床版型枠は、前記工程(a)の前に、箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置されてもよい。
床版型枠は、鉄筋の引き寄せ後、ウェブ内型枠と共に移動して箱桁の構築予定箇所に配置されるようにしてもよいし、鉄筋の引き寄せに先行して箱桁の構築予定箇所に配置されるようにしてもよい。どちらの方法を用いるかは施工条件その他によって定めることができる。
第2の発明は、橋梁の箱桁の既設部分の前方に続けて箱桁を構築する際に用いる施工システムであって、箱桁の既設部分から前方に移動し、構築予定の箱桁のウェブの外面にセットされるウェブ外型枠と、箱桁の既設部分から前方に移動し、構築予定の箱桁のウェブの内面にセットされるウェブ内型枠と、前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠を箱桁の構築予定箇所に打設されたコンクリートに固定するアンカーと、を含むことを特徴とする施工システムである。
本発明により、工期短縮が可能な箱桁の施工方法等を提供することができる。
箱桁4の施工システム100を示す図。 箱桁4の施工システム100を示す図。 箱桁4の施工方法を示す図。 箱桁4の施工方法を示す図。 箱桁4の施工方法を示す図。 箱桁4の施工方法を示す図。 箱桁4の施工方法を示す図。 箱桁4の施工方法を示す図。 箱桁4の施工方法を示す図。 箱桁4の施工方法の例。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.箱桁4の施工システム100)
図1、2は、本発明の実施形態に係る施工システム100を用いた箱桁4の施工途中の状態を示す図である。図1は箱桁4を側方から見た図であり、図2は箱桁4を図1の線A−Aに沿って見た図である。
箱桁4は、橋梁(箱桁橋)の橋脚5の頂部から橋軸方向に張出すように1ブロックずつ前方に構築される。以降、「前」というときは橋脚5から遠い方を指し、橋脚5に近い方を「後」というものとする。橋軸方向は平面における箱桁4の延伸方向をいい、図1の左右方向、図2の紙面法線方向に対応する。
本実施形態の施工システム100は、箱桁4の既設部分の前方に続けて箱桁4を構築する際に用いるものであり、ワーゲン1、型枠2等を有する。また本実施形態では、箱桁4の構築予定箇所のさらに前方の鉄筋先組エリアで予め鉄筋30を先組し、この鉄筋30を上記の構築予定箇所で箱桁4を構築する際に用いる。
ワーゲン1は箱桁4の既設部分の上に配置される移動作業車であり、箱桁4の施工の進捗に応じて前方に移動する。ワーゲン1は、フレーム10、上梁11等を有する。
図1に示すように、フレーム10は、略平行四辺形状のトラス構面が橋軸方向の鉛直面に沿って形成されるよう鋼材を組み合わせたものである。フレーム10の上辺はトラス構面から前方に延びるように延長しており、この延長部分を図中10aで示す。
フレーム10は、箱桁4の既設部分の上面に設置された橋軸方向のレール6上に配置される。フレーム10はレール6に沿って移動可能である。フレーム10の下辺の前端部はメインジャッキ13によりレール6上で支持される。またフレーム10をレール6に固定する固定部として、フレーム10の下辺の後端部にアンカージャッキ12が設けられる。
図2に示すように、フレーム10は橋軸直角方向に複数(本実施形態では2つ)並べて配置され、それらのフレーム10上に橋軸直角方向の上梁11が架け渡される。橋軸直角方向は橋軸方向と平面において直角をなす方向であり、図1の紙面法線方向、図2の左右方向に対応する。
図1に示すように、上梁11は橋軸方向の前後に複数(本実施形態では2つ)配置され、後部の上梁11はメインジャッキ13の上方に位置し、前部の上梁11は箱桁4の既設部分の前方に位置する。
図2に示すように、型枠2は、ウェブ外型枠21、ウェブ内型枠22、底版型枠23、床版型枠24に分かれている。これらの型枠は、型枠パネルとその支持部を含んだ構成となっている。
ウェブ外型枠21は、箱桁4のウェブ41の外面にセットされる型枠である。ウェブ41は橋軸方向に延伸する箱桁4の壁部であり、箱桁4の断面(橋軸方向と直角をなす断面)の両側に配置される。ウェブ外型枠21は、ウェブ41の外面に沿って配置される型枠パネル211を、その外側の支持部210によって支持した構成となっている。ここで「外」とは箱桁4の橋軸直角方向の中心から遠い方をいい、「内」とは箱桁4の橋軸直角方向の中心に近い方を指すものとする。
支持部210は、鉛直材212の上端部に外側へと延びる腕部213を設けて構成され、鉛直材212の上端部と腕部213の根元部が鉛直面内で回転可能に連結される。
ウェブ外型枠21は、箱桁4の床版43のウェブ41より外側の部分(以下、床版43の翼部ということがある)の構築にも用いられる。そのため、型枠パネル211は、鉛直材212のウェブ41側にパネル受材215を介して取付けられるとともに、腕部213の上方にもパネル受材216を介して取付けられる。
腕部213の先端部と鉛直材212の間には、スピンドル(不図示)等の機構により長さ調節可能とした斜材214が設けられ、斜材214の長さ調節により、水平方向に対し所定の角度を成すように腕部213を傾斜させることができる。
鉛直材212は、傾斜部217によって外側に傾斜させることが可能である。傾斜部217は柱材2171、スライダ2172、斜材2173を有し、鉛直材212の下部がその外側に配置した柱材2171に取付けられる。スライダ2172は、柱材2171の下端部から外側へと延びるように設けられる水平方向の部材であり、前記と同様、柱材2171の下端部とスライダ2172の根元部が鉛直面内で回転可能に連結される。
スライダ2172の先端部と柱材2171の間にも、スピンドル(不図示)等の機構により長さ調節可能とした斜材2173が設けられる。斜材2173の長さ調節により、柱材2171に取付けた鉛直材212を、鉛直方向に対して所定の角度を成すように傾斜させることができる。
スライダ2172は橋軸直角方向に延びる水平方向のガイド218に取付けられており、スライダ2172がこのガイド218に沿って移動することで、ウェブ外型枠21を橋軸直角方向に移動させることが可能である。
ウェブ内型枠22は、箱桁4のウェブ41の内面にセットされる型枠である。ウェブ内型枠22は、ウェブ41の内面に沿って配置される型枠パネル221を、その内側の支持部220によって支持した構成となっている。
支持部220は、鉛直材222の上端部に内側へと延びる水平方向の腕部223を設けて構成される。型枠パネル221は、鉛直材222のウェブ41側にパネル受材224を介して取付けられる。また両ウェブ内型枠22の支持部220の間にはサポート材25が架設される。
本実施形態では、ウェブ外型枠21とウェブ内型枠22がアンカー50によりウェブ41のコンクリートに固定される。アンカー50としては例えばフォームタイ(登録商標)が用いられる。図中符号44はアンカー50の先端をねじ込む埋め込み式のインサートであり、予め型枠パネル211、221のウェブ41側の面に上下複数段に取付けておいたものが箱桁4のコンクリート打設時に当該コンクリート内に埋設される。
また、コンクリート打設時には、両ウェブ外型枠21の前端部同士をつなぐように鋼棒等の胴締め材が取付けられ、これにより両ウェブ外型枠21の外側への膨らみが防止される。図1の符号28はこの胴締め材を示したものである。
底版型枠23は、箱桁4の底版42の下面にセットされる型枠である。底版型枠23は、支持部230の底版42側に型枠パネル231を支持した構成となっている。支持部230は、H形鋼等の鋼材を用いた橋軸方向の桁材を複数平行に配置して形成される。
床版型枠24は、箱桁4の床版43のウェブ41より内側の部分の下面にセットされる型枠である。床版型枠24は、支持部240の床版43側に型枠パネル241を支持した構成となっている。
支持部240はH形鋼などの鋼材を用いた橋軸直角方向の水平材であり、型枠パネル241は支持部240の上方にパネル受材242を介して取付けられる。この支持部240は、後述するようにウェブ内型枠22の腕部223をスライドさせるスライドレールとしても使用される。
本実施形態では箱桁4のウェブ41と底版42の隅角部にハンチが設けられており、ウェブ内型枠22の型枠パネル221の下方にハンチ形成のための型枠パネル26がセットされる。さらに、ウェブ41の内側と床版43の隅角部でも、型枠パネル221の上端部と床版型枠24の型枠パネル241の端部の間に型枠パネル27がセットされる。型枠パネル26、27はいずれも着脱可能である。
図1、2に示すように、ワーゲン1からは、作業床7や下梁8、鉄筋架台9等が吊り支持される。
作業床7は箱桁4の下方で水平方向に配置される床材であり、箱桁4の既設部分から鉄筋先組エリアまで橋軸方向に延びるように設けられる。
作業床7は、ワーゲン1の前後の上梁11の両端部から吊材141により吊り支持される。鉄筋先組エリアでは、鉄筋架台9を囲むように作業床7上に足場71が組み立てられ、作業床7の外周部には手摺72が設けられる。また、作業床7上には水平床73も設けられ、水平床73はジャッキ74により作業床7から支持される。図2に示すように、水平床73上には前記したガイド218が配置される。
下梁8は橋軸直角方向に延びる水平方向の梁材であり、底版型枠23を下方から支持する。下梁8は橋軸方向の前後に複数(本実施形態では2つ)設けられ、それぞれワーゲン1の前後の上梁11の両端部から吊材141により吊り支持される。また底版型枠23の前後の高さを、前後の下梁8のそれぞれに設けたジャッキ(不図示)等により調整可能である。
鉄筋架台9は鉄筋30の先組に用いられる架台であり、作業床7上の鉄筋先組エリアで足場71内に配置される。鉄筋架台9は、フレーム10の上辺の延長部分10aの前後から吊材142によって吊り支持される。
鉄筋架台9上では、箱桁4の断面内に埋設する鉄筋30が組み上げられる。鉄筋30は、ワーゲン1に設けたテルハ16によって橋軸方向に移動可能である。
テルハ16は、ワーゲン1の前後の上梁11に、橋軸方向に延びる左右一対のレール161を取付け、これらのレール161に沿って移動可能なホイスト162により鉄筋30を吊り支持するものである。なお鉄筋30は吊枠31を介して吊り支持される。
図2に示すように、ウェブ41の内側では、橋軸方向に延びる水平方向のスライドレール17が配置される。スライドレール17はウェブ内型枠22と床版型枠24の前方への移動に用いる移動部である。スライドレール17の前部はワーゲン1の前部の上梁11から吊材(不図示)によって吊り支持され、スライドレール17の後部は床版43の上面から吊材143によって吊り支持される。吊材143は、ウェブ内型枠22、床版型枠24の後方で箱桁4の床版43を貫通するように配置される。なおワーゲン1の構成や配置等によってはスライドレール17の後部を前部と同様ワーゲン1から吊材143によって吊り支持することも可能である。
さらに本実施形態では、ウェブ41の外側と内側に、橋軸方向に延びる水平方向の型枠受けビーム18、19が配置される。型枠受けビーム18、19は、それぞれウェブ外型枠21の腕部213と床版型枠24の支持部240を受けるためのものである。
型枠受けビーム18、19の前部は、ワーゲン1の前部の上梁11からそれぞれ吊材(不図示)によって吊り支持される。型枠受けビーム18、19の後部は、床版43の上面から吊材144、145によって吊り支持される。吊材144はウェブ外型枠21の後方で箱桁4の床版43を貫通するように配置され、吊材145はウェブ内型枠22、床版型枠24の後方で箱桁4の床版43を貫通するように配置される。前記と同様、ワーゲン1の構成や配置等によっては型枠受けビーム18、19の後部を前部と同様ワーゲン1から吊材144、145によって吊り支持することも可能である。
(2.箱桁4の施工方法)
次に、図3〜図9を参照して箱桁4の施工方法について説明する。本実施形態では、まず図1、2で説明した状態からウェブ外型枠21の脱型を行う。
ここでは、ウェブ外型枠21の固定用のアンカー50と胴締め材28を取り外した後、ウェブ外型枠21の斜材214を収縮させて腕部213を下方に若干回転させ、また斜材2173を収縮して鉛直材212を若干外側に傾倒させる。これによりウェブ外型枠21の鉛直面内の形状を変形し、型枠パネル211と箱桁4のウェブ41および床版43の翼部との間に隙間を作り、図3に示すようにガイド218に沿ってウェブ外型枠21を外側へと移動させる。この時、型枠パネル211に取付けておいたインサート44はウェブ41内に残置される。
底版型枠23についても前記した支持部230の高さ調整により脱型を行った後、図4に示すようにワーゲン1を前方に移動させる。
この時、ワーゲン1から吊られた作業床7や下梁8、鉄筋架台9および鉄筋30はワーゲン1の移動と共に前方に移動する。作業床7から支持された水平床73上のウェブ外型枠21、および、下梁8から支持された底版型枠23もワーゲン1の移動と共に箱桁4の既設部分から前方に移動して箱桁4の構築予定箇所に配置される。
また、レール6やスライドレール17、型枠受けビーム18、19はワーゲン1の移動に応じて前方に盛り替えられ、スライドレール17、型枠受けビーム18、19の後部は新たに箱桁4の床版43に通した吊材により床版43の上面から吊り支持される。
これらの吊材の位置も、前記と同様、スライドレール17と型枠受けビーム19についてはウェブ内型枠22、床版型枠24の後方、型枠受けビーム18については(移動後の)ウェブ外型枠21の後方とする。なお、レール6を前方に盛り替える代わりに、レール6の前方に新たなレール6を取付けてレール6を前方に延長させてもよい。これはスライドレール17や型枠受けビーム18、19についても同様である。
ワーゲン1の移動後、ウェブ外型枠21と底版型枠23を、構築予定の箱桁4のウェブ41の外面と底版42の下面にセットする。この際、ウェブ外型枠21については前記と逆の手順により橋軸直角方向の位置と鉛直面内の形状を調整し、型枠パネル211を構築予定の箱桁4のウェブ41の外面と床版43の翼部の下面に沿って配置する。型枠パネル211には新たなインサート44を予め上下複数段に取付けておく。底版型枠23については、型枠パネル231が構築予定の箱桁4の底版42の下面に沿って配置されるように、支持部230の前後の高さを調整する。
その後、図5に示すように、鉄筋先組エリアで事前に組み上げておいた鉄筋30をテルハ16によって箱桁4の構築予定箇所に引き寄せ、構築予定の箱桁4の断面に当たる位置に配置する。
次に、本実施形態では、箱桁4の既設部分のウェブ41の内側について、図6に示すようにウェブ内型枠22と床版型枠24の脱型を行う。
この際、型枠受けビーム19を下降させて図7に示すように床版型枠24を脱型した後、サポート材25、ウェブ内型枠22の固定用のアンカー50、型枠パネル26、27を撤去し、型枠受けビーム19をさらに下降させると、ウェブ内型枠22と床版型枠24がダウンしてウェブ内型枠22の腕部223がスライドレール17上に配置した受材171に載置される。その後、ウェブ内型枠22をレバーホイスト(不図示)等を用いて内側に移動させる。
この時、ウェブ内型枠22の腕部223は床版型枠24の支持部240をスライドレールとしてこれに沿って内側にスライドする。腕部223や支持部(スライドレール)240の構成は特に限定されず、例えば支持部240に腕部223のスライドのためローラー等を設けることも可能である。またウェブ内型枠22の移動にスピンドル等の伸縮機構を利用することも可能である。さらに、床版型枠24の脱型前にウェブ内型枠22を内側にスライドさせ、その後ウェブ内型枠22と床版型枠24のダウンを行ってもよい。
次に、図8に示すように、ウェブ内型枠22と床版型枠24をスライドレール17によってスライドさせ、箱桁4の既設部分から前方に移動させて箱桁4の構築予定箇所に配置する。本実施形態では、前記の受材171(図7参照)をスライドレール17上で前方に移動させることで、ウェブ内型枠22と床版型枠24が共に前方に移動できるようにしている。
その後、ウェブ内型枠22と床版型枠24を、構築予定の箱桁4のウェブ41の内面と床版43の下面にセットする。この際、ウェブ内型枠22と床版型枠24の位置を前記と逆の手順により調整し、ウェブ内型枠22と床版型枠24の型枠パネル221、241を構築予定の箱桁4のウェブ41の内面と床版43の下面に沿って配置する。型枠パネル221には新たなインサート44を予め上下複数段に取付けておく。
また、ウェブ内型枠22間のサポート材25、ウェブ41と底版42の隅角部の型枠パネル26、ウェブ41の内側と床版43の隅角部の型枠パネル27を図2に示すように配置し、両ウェブ外型枠21の前端部同士を胴締め材28で繋ぐ。型枠パネル26、27については、箱桁4の構築予定断面に応じたものが用いられ、型枠パネル26、27を着脱可能且つ異なる形状のものに組替可能な分割構造とすることで、箱桁4の構築予定断面に応じた型枠の設置が容易になる。
その後、箱桁4の構築予定箇所でコンクリートを打設することで箱桁4の既設部分の前方に続けて箱桁4が構築される。なお、コンクリートの固化後には図示しないPC鋼材によるプレストレスの導入なども実施される。
箱桁4の構築予定箇所では、コンクリートが下から順に打設される。図9は前記した型枠パネル211、221のインサート44のうち最下段のものがコンクリートCに埋設された状態を示しており、コンクリートCが固化すると、当該インサート44にアンカー50の先端をねじ込み、アンカー50によってウェブ外型枠21、ウェブ内型枠22をコンクリートC側に押さえつけて型枠パネル211、221を固定する。これにより、上方でコンクリートCを打設する際の打設圧に型枠パネル211、221を抵抗させる。コンクリートCの打設の進捗に応じて上方のインサート44へも順次上記と同様にアンカー50の先端をねじ込んでゆき、これらのアンカー50によって型枠パネル211、221の固定を行う。
以上説明したように、本実施形態では、鉄筋先組工法と、予め組立てられセットされる箱桁構築用の型枠2を含む施工システム100の組合せにより、工期短縮が可能な実用性のある手法を実現できる。特に、ウェブ外型枠21、ウェブ内型枠22等を箱桁4の既設部分から構築予定箇所に移動させることで、型枠セットに係る時間を省略でき、またウェブ外型枠21、ウェブ内型枠22をアンカー50により箱桁4の打設後のコンクリートに固定することで、ウェブ外型枠21、ウェブ内型枠22の間のセパレータを無くすことが可能になり、セパレータの配置に手間が掛かったり、品質低下を招いたりすることがない。
また、本施工システム100では、ウェブ外型枠21、ウェブ内型枠22を橋軸直角方向に移動可能としたシステム化を行うことにより、型枠のセットと脱型が容易になり、工期短縮が可能になる。またウェブ厚が変化したり箱桁4の内空にPC鋼材の定着突起などの断面変化が有る場合でも、ウェブ外型枠21、ウェブ内型枠22の橋軸直角方向のスライドによって施工が容易になり、型枠の組み替えなども最小限とできる。
また本実施形態では、ウェブ外型枠21が脱型時に前記のように鉛直面内で変形することで、ウェブ外型枠21の脱型を容易に行うことができる。
また本実施形態では、ウェブ外型枠21をワーゲン1と共に移動させて先行設置し、ウェブ内型枠22については、ワーゲン1から吊り支持した鉄筋30の引き寄せ後にワーゲン1とは独立して後から移動させることにより、鉄筋30の配置が容易になり人力で鉄筋30を配置する必要が無くなる。
しかしながら、本発明は上記の実施形態に限らない。例えば本実施形態ではアンカー50の固定用に型枠パネル211、221にインサート44を取付けているが、このインサート44に曲げアンカーを設け、コンクリートへの定着性を高めることも可能である。
また本実施形態では鉄筋30を箱桁4の構築予定箇所に引き寄せた後、ウェブ内型枠22と床版型枠24を前方に引き出して箱桁4の構築予定箇所に配置しているが、図10に示すように鉄筋30の引き寄せ前に床版型枠24を前方に引き出して箱桁4の構築予定箇所に配置し、鉄筋30を箱桁4の構築予定箇所に引き寄せた後、ウェブ内型枠22の引き出しを行ってもよい。どちらの方法を用いるかは、施工条件その他によって定めることができる。
鉄筋30の引き寄せ前に床版型枠24の引き出しを行う場合、例えば床版型枠24は型枠受けビーム19に沿ってウェブ内型枠22とは独立に移動できるようにしておく。床版型枠24の移動にウェブ内型枠22の腕部223が干渉しないよう、腕部223およびスライドレール17は前記の図7よりも低い位置としておき、ウェブ内型枠22は、腕部223を前記の受材171上に載せた状態でスライドレール17に沿って前方に別途移動させる。
また、本実施形態では図6に示すようなウェブ内型枠22と床版型枠24の脱型をワーゲン1の移動後に行っているが、ワーゲン1の移動前にウェブ内型枠22と床版型枠24の脱型を行ってもよい。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:ワーゲン
2:型枠
4:箱桁
5:橋脚
6:レール
7:作業床
8:下梁
9:鉄筋架台
10:フレーム
11:上梁
16:テルハ
17:スライドレール
18、19:型枠受けビーム
21:ウェブ外型枠
22:ウェブ内型枠
23:底版型枠
24:床版型枠
25:サポート材
26、27、211、221、231、241:型枠パネル
28:胴締め材
30:鉄筋
41:ウェブ
42:底版
43:床版
44:インサート
50:アンカー
100:施工システム

Claims (8)

  1. 橋梁の箱桁のウェブの外面にセットされるウェブ外型枠と、箱桁のウェブの内面にセットされるウェブ内型枠とを含む施工システムを用い、箱桁の既設部分の前方に続けて箱桁を構築する箱桁の施工方法であって、
    箱桁の構築予定箇所の前方で組まれた鉄筋を箱桁の構築予定箇所に引き寄せて構築予定の箱桁の断面に当たる位置に配置する工程(a)と、
    前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠が箱桁の構築予定箇所に配置された状態で、箱桁の構築予定箇所にコンクリートを打設することで、箱桁の既設部分の前方に続けて箱桁を構築する工程(b)と、
    を有することを特徴とする箱桁の施工方法。
  2. 前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠は、箱桁の既設部分から前方に移動させて箱桁の構築予定箇所に配置され、コンクリートの打設時に、打設されたコンクリートにアンカーによって固定することを特徴とする請求項1記載の箱桁の施工方法。
  3. 前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠は、橋軸直角方向に移動可能であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の箱桁の施工方法。
  4. 前記ウェブ外型枠は、鉛直面内で変形可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の箱桁の施工方法。
  5. 前記施工システムは、
    箱桁の既設部分の上に配置され、箱桁の施工の進捗に応じて前方に移動するワーゲンと、
    前記ウェブ内型枠を、前記ワーゲンの移動とは別に、箱桁の既設部分から前方に移動させる移動部と、
    を有し、
    前記鉄筋は、橋軸方向に移動可能に前記ワーゲンから吊り支持され、
    前記ウェブ外型枠は、前記工程(a)の前に、前記ワーゲンの移動と共に箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置され、
    前記ウェブ内型枠は、前記工程(a)の後且つ前記工程(b)の前に、前記移動部により箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の箱桁の施工方法。
  6. 前記施工システムは、箱桁の床版の下面に配置される床版型枠を有し、
    前記床版型枠は、前記ウェブ内型枠と共に箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置されることを特徴とする請求項5記載の箱桁の施工方法。
  7. 前記施工システムは、箱桁の床版の下面に配置される床版型枠を有し、
    前記床版型枠は、前記工程(a)の前に、箱桁の既設部分から前方に移動して箱桁の構築予定箇所に配置されることを特徴とする請求項5記載の箱桁の施工方法。
  8. 橋梁の箱桁の既設部分の前方に続けて箱桁を構築する際に用いる施工システムであって、
    箱桁の既設部分から前方に移動し、構築予定の箱桁のウェブの外面にセットされるウェブ外型枠と、
    箱桁の既設部分から前方に移動し、構築予定の箱桁のウェブの内面にセットされるウェブ内型枠と、
    前記ウェブ外型枠と前記ウェブ内型枠を箱桁の構築予定箇所に打設されたコンクリートに固定するアンカーと、
    を含むことを特徴とする施工システム。
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