JP2020183121A - 金型及びそのエジェクタ構造並びにファンの製造方法 - Google Patents

金型及びそのエジェクタ構造並びにファンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、金型及びそのエジェクタ構造並びにファンの製造方法を提供する。【解決手段】金型は、ファンの製造に用いられ、前記ファンは、固定部と、前記固定部に接続される複数の羽根と、を含み、前記羽根は、底面を備え、前記金型は、前記ファンの形状に合わせる形状のキャビティを有する本体と、エジェクタ機構と、を含み、前記エジェクタ機構は、放射状に配置される複数のエジェクタピンを含み、前記エジェクタピンは、作業面を備え、複数の前記エジェクタピンの作業面の面積の合計は、前記複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上である。本発明に係る金型を用いて製造するファンは、歩留まりが高くなる。【選択図】図4

Description

本発明は、金型及びそのエジェクタ構造並びにファンの製造方法。
ノートパソコン等の電子製品のサイズは、益々縮小する傾向があり、電子製品の薄型化の要求を満足するために、電子製品に対して放熱するファンも薄型化に向けて開発しなければならない、薄型化ファンの羽根も比較的細いものとなる。
ファンは、一般的に射出成形により製造され、射出成形に用いられる金型は、主として、金型本体と、エジェクタ構造とを含む。エジェクタ構造の主な役割は、射出成形材料の硬化によって形成されたファンを金型キャビティから突き出すことである。従来のエジェクタ構造を用いて突き出されるファンは、羽根に窪みを残し、この窪みは、美観を影響し、一方、羽根の構造強度にも影響を与える。さらに、従来のエジェクタ構造を用いて薄型化ファンを製造する場合、羽根が細かいため、変形しやすく、ひいては、エジェクタピンの押し付け力に耐えきれずに折れてしまい、したがって、従来のエジェクタ構造を用いて製造された薄型化ファンの歩留まりが非常に低い、ひいては、薄型化ファンを製造しにくい。
背景技術の部分で開示した上記の情報は、本発明の背景に対する理解を深めるためのものだけであり、当業者にとって既知の関連技術を構成しない情報を含んでもよい。
本発明の1つの主目的は、上記の従来技術の欠点を解消し、歩留まりを向上させることができる金型及びそのエジェクタ構造並びにファンの製造方法を提供することにある。
本発明の追加の態様及び利点は、以下の説明において部分的に記載され、その説明から部分的に明らかとなり、又は本発明の実施により理解することができる。
本発明の一実施形態によれば、ファンの製造に用いられる金型を提供し、前記ファンは、固定部と、前記固定部に接続される複数の羽根と、を含み、前記羽根は、底面を備え、前記金型は、前記ファンの形状に合わせる形状のキャビティを有する本体と、エジェクタ構造と、を含み、前記エジェクタ構造は、放射状に配置される複数のエジェクタピンを含み、前記エジェクタピンは、作業面を備え、複数の前記エジェクタピンの作業面の面積の合計は、前記複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上である。
本発明の一実施形態によれば、各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積の40%以上である。
本発明の一実施形態によれば、各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積の80%以上である。
本発明の一実施形態によれば、各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積と等しい。
本発明の一実施形態によれば、前記エジェクタピンの数は、前記羽根の数と同じである。
本発明の一実施形態によれば、前記ファンの径方向において、少なくとも一部の前記エジェクタピンの長さは、前記羽根の長さと同じである。
本発明の一実施形態によれば、前記エジェクタピンの作業面は、平面、円柱面または角柱面である。
本発明の一実施形態によれば、前記エジェクタピンの幅は、0.4mm以下である。
本発明の一実施形態によれば、前記エジェクタピンの高さは、35mm〜45mmである。
本発明の一実施形態によれば、前記エジェクタ構造は、複数のプッシュロッドをさらに含み、前記複数のプッシュロッドの一端は、それぞれ前記複数のエジェクタピンに着脱可能に接続される。
本発明の一実施形態によれば、前記エジェクタ構造は、前記複数のプッシュロッドの他端に固定的に接続されるエジェクタピン板を更に含む。
本発明の他の実施形態によれば、ファンの製造に用いられるエジェクタ構造を提供し、前記ファンは、固定部と、前記固定部に接続される複数の羽根と、を含み、前記羽根は、底面を備え、前記エジェクタ構造は、放射状に配置される複数のエジェクタピンを含み、前記エジェクタピンは、作業面を備え、複数の前記エジェクタピンの作業面の面積の合計は、前記複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上である。
本発明の他の実施形態によれば、ファンの製造方法を提供し、前記ファンは、固定部と、前記固定部に接続される複数の羽根と、を含み、前記羽根は、底面を備えるファンの製造方法において、
前記ファンの形状に合わせる形状のキャビティを有する本体を含む金型を提供するステップと、
作業面を有し且つ放射状に配置される複数のエジェクタピンを含むエジェクタ構造を提供し、複数の前記エジェクタピンの作業面の面積の合計が前記複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上であるステップと、
前記金型のキャビティ内に流体材料を注入するステップと、
前記エジェクタ構造を駆動して当該エジェクタ構造を前記キャビティに沿って移動させて、固化した流体材料を突き出してファンを形成するステップと、を含む。
本発明は、上記の技術案に基づいて、以下の利点及び好ましい効果のうちの少なくとも1つを有する。
本発明において、複数のエジェクタピンのファンを突き出すための作業面の面積の合計は、ファンの複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上であり、従来のエジェクタ構造を使用する場合に比べて、ファン羽根との接触面積は、著しく増加し、これにより、エジェクタ構造がファンを突き出す過程において、ファンの羽根は、変形または折れにくい、これにより、歩留まりを有効的に向上させることができる。
図面を参照して例示的な実施例を詳細に説明し、本発明の上記の内容、他の特徴及び利点は、より明らかになる。
図1は、ファンの立体構造の模式図である。 図2は、本発明に係る金型が取り付けられる金型装置の立体構造の模式図である。 図3は、図2の側面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る金型の立体構造の模式図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るエジェクタ構造を1つの角度から見た立体構造の模式図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るエジェクタ構造を別の角度から見た立体構造の模式図である。 図7は、図6に示すエジェクタ構造の部分拡大図である。 図8は、本発明のファン製造方法における各状態を示す模式図である。 図9は、本発明のファン製造方法のフローチャートである。
次に、図面を参照しながら、例示的な実施形態をより全面的に説明する。しかしながら、例示的な実施形態は、様々な形態で実施することができ、ここに記述の実施形態に限定されると理解されるべきではない。逆に、これらの実施形態が提供されることにより、本発明が全面且つ完全になり、例示的な実施形態の構想を当業者に全面的に伝えることができる。図面において、同一の符号は、同一又は類似の構成を示すので、その詳細な説明は省略する。
図1、図2及び図3を参照すると、図1は、ファン10の立体構造の模式図であり、図2は、本発明に係る金型4が取り付けられる金型装置の立体構造の模式図であり、図3は、図2の側面図である。
図1に示すように、ファン10は、円環状または円板状の固定部11と、固定部11の円周に均等に設置される複数の羽根12とを含む。羽根12は、反対する第1端と第2端を備え、第1端は、前記固定部11に固定的に接続され、第2端は、前記固定部11から離れる方向に延在する。羽根12の第1端から第2端までの距離は、羽根の長さL1である。羽根12は、反対する頂面と底面121を備える。異なるタイプまたは応用分野のファンは、その底面121が異なる幅D1を有する。いくつかの実施形態において、ファン10の複数の羽根12の頂面には、羽根固定リングが設けされる。
図2及び図3に示すように、金型装置は、主として、ベース30と、ベース30の上面に着脱可能に取り付けられる上カバー31と、上カバー31に取り付けられる金型4とを含む。
図4ないし図7を参照すると、図4は、本発明の一実施形態に係る金型の立体構造の模式図であり、図5は、本発明の一実施形態に係るエジェクタ構造を1つの角度から見た立体構造の模式図であり、図6は、本発明の一実施形態に係るエジェクタ構造を別の角度から見た立体構造の模式図であり、図7は、図6に示すエジェクタ構造の部分拡大図であり、図8は、本発明のファン製造方法における各状態を示す模式図である。
図4に示すように、本発明に係る金型4は、図1に示すファン10の製造に使用されることができる。金型4は、本体41と、エジェクタ構造42とを含む。本体41は、ファン10の形状に合わせる形状のキャビティを内部に備える。
図5及び図6に示すように、エジェクタ構造42は、エジェクタ部43と、エジェクタ部43の周方向に均等に設置される複数のエジェクタピン44とを含む。本実施形態において、エジェクタ部43は、円柱形または円筒形であり、エジェクタ部43の構造は、他の形態であってもよい、これに限定されない。他のいくつかの実施形態において、エジェクタ構造42は、エジェクタ部43を含まず、周方向に沿って放射状に配置される複数のエジェクタピン44のみを含んでもよい。
エジェクタピン44の数は、羽根12の数と同じであっても良い、各エジェクタピン44は、反対する底面441と頂面とを備える。エジェクタピン44の頂面は、作業面442であり、1つの実施形態において、作業面442の形状は、羽根12の底面121に合わせることができる、例えば、エジェクタピン44の作業面442は、羽根12の底面121に密着できるように、平面、円柱面または角柱面であってもよい。他のいくつかの実施形態において、エジェクタピン44の作業面442の形状は、十分な突き出し力を提供してファン10を金型4のキャビティから突き出す機能を果たすことができる限り、羽根12の底面121に完全に合わせなくても良い。
いくつかの実施形態において、エジェクタ構造42は、ベース30と上カバー31との間に介装されるプッシュロッド50と、エジェクタピン板51と、駆動機構(図示せず)と、をさらに含む。プッシュロッド50の数は、エジェクタピン44の数と同じであっても良い、プッシュロッド50の一端は、エジェクタピン板51に固定的に接続され、他端は、エジェクタピン44の底面441に着脱可能に接続されても良い。駆動機構がエジェクタピン板51を押圧する場合、エジェクタピン板51により、プッシュロッド50を移動させることができる。
本発明において、複数のエジェクタピン44の作業面442の面積の合計は、ファン10の複数の羽根12の底面121の面積の合計の40%以上であり、即ち、全てのエジェクタピン44の作業面442の面積は、少なくともファン10の複数の羽根12の底面121の面積の40%であり、従来のエジェクタ構造を使用する場合に比べて、ファン羽根との接触面積は、著しく増加し、これにより、エジェクタ構造42がファン10を突き出す過程において、ファン10の羽根12は、変形または折れにくい、これにより、歩留まりを有効的に向上し、本発明のエジェクタ構造42は、特に微細な羽根を有するファン、例えば、羽根の底面の幅D1が0.4mmまたは0.35mmまたは0.3mm以下であるファンの製造に適用しており、対応的に、この場合、エジェクタピン44の幅D2が0.4mmまたは0.35mmまたは0.3mm以下、更には、0.25mm、0.2mm以下である。
当該実施形態において、エジェクタピン44の高さHは、40mmである。しかし、本発明は、これに限定されない、他のいくつかの実施形態において、当該高さHは、突き出されるファンの寸法、例えば、ファンの軸方向の厚み、及び異なる応用場合などの要素に応じて適宜調整することができる。通常、エジェクタピン44の高さHの範囲は、35mm〜45mmの範囲であってもよい、一般的には、エジェクタピン44の高さHは、羽根12の軸方向の厚みよりも若干大きいであってもよい、このように、ファン10を金型4のキャビティから突き出すのにより有利である。
本発明中,複数のエジェクタピン44の作業面442の面積の合計がファン10の複数の羽根12の底面121の面積の合計の40%以上であることに限定されない、例えば、複数のエジェクタピン44の作業面442の面積の合計は、ファン10の複数の羽根12の底面121の面積の合計の50%、60%、70%、80%、90%など以上であってもよい。当該比例数値が大きいほど、エジェクタピン44とファン10の複数の羽根12との接触面積が大きく、エジェクタ構造42がファン10を突き出す過程において、ファン10の羽根12が変形または折れにくいことを意味する。
複数のエジェクタピン44の作業面442の面積の合計がファン10の複数の羽根12の底面121の面積の合計と等しい場合、即ち、各エジェクタピン44の作業面442の面積が各羽根12の底面121の面積と等しい場合、各ファンの羽根12の底面121は、いずれもエジェクタピン44の作業面442に接触し、こうすると、ファン10が突き出される過程において、全てのファン10の複数の羽根12は、エジェクタピン44により受け止められるため、ファン羽根は、変形または折れにくくなる。
複数のエジェクタピン44の作業面442の面積の合計がファン10の複数の羽根12の底面121の面積の合計よりも小さい場合、各羽根12の底面121とエジェクタピン44の作業面442とが接触する面積ができるだけ同じであることを保証するために、各エジェクタピン44の作業面442の面積を同じにしてもよい、例えば、各エジェクタピン44の作業面442の面積が各羽根12の底面121の面積の50%、60%、70%、80%または90%など以上である。
他のいくつかの実施形態において、複数のエジェクタピン44の作業面442の面積の合計がファン10の複数の羽根12の底面121の面積の合計よりも小さい場合、ファン10の径方向において、一部のエジェクタピン44の長さL2は、羽根12の長さL1と同じであり、他の一部は、異なっても良い。
図8及び図9を参照すると、図8は、本発明のファン製造方法における各状態の模式図であり、図9は、本発明のファン製造方法のフローチャートである。
図8及び図9に示すように、本発明に係るファン10の製造方法は、
ファン10の形状に合わせる形状のキャビティを有する本体41を含む金型4を提供するステップと、
作業面442を有し且つ放射状に配置される複数のエジェクタピン44を含むエジェクタ構造42を提供し、複数のエジェクタピン44の作業面442の面積の合計が複数の羽根12の底面121の面積の合計の40%以上であるステップと、
金型4のキャビティ内に流体材料を注入するステップと、
エジェクタ構造42を駆動して当該エジェクタ構造42をキャビティに沿って移動させて、固化した流体材料を突き出してファン10を形成するステップと、を含む。
図8(a)は、ファン10が突き出されなくて金型4に位置する状態を示し、図8(b)は、ファン10が突き出される状態を示し、図8(c)は、ファン10が更に突き出される状態を示し、図8(d)は、完成品であるファン10が取り外された状態を示す。
本発明は、金型及びそのエジェクタ構造並びにファンの製造方法を提供し、特に、製造薄型化のファン、例えば、羽根の幅が0.4mm以下のファンの製造に適用される。もちろん、本発明は、これに限定されない、同様に通常型のファンを製造することもできる。
以上の実施形態に使用可能な相対的な用語(例えば、「上」または「下」、「前」または「後」)は、図面における1つの構成要素の別の1つの構成要素に対する相対的な関係を説明するものである。図面における装置を反転して上下が逆になると、説明した「上」または「下」、「前」または「後」の構成要素は、「下」または「上」、「後」または「前」の構成要素になることが理解すべきである。「1つの」、「一」、「前記」、及び「少なくとも1つの」という用語は、1つ又は複数の要素/構成要素/等が存在することを示すためのものである。「含む」及び「有する」という用語は、開放的な包括を意味するものであり、列挙された構成要素以外の他の構成要素が存在し得ることなどを意味し、「第1」、「第2」は、単にマークとして用いられるものであり、その対象物の数を限定するものではない。
本発明は本明細書に記載された構成要素の詳細な構造及び配置にその適用を限定しないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態を有することができ、様々な形態で実現及び実行することができる。上記の変形形態や補正形態は、本発明の範囲に含まれる。本明細書で開示及び限定される本発明は、本明細書及び/又は図面で言及されるか、又は明白な2つ以上の個々の特徴の全ての代替的な組み合わせに及ぶことを理解されたい。これらの異なる組み合わせの全てが、本発明の複数の代替的な態様を構成する。本明細書に記載の実施形態は、本発明を実施するために知られている最良の方法を説明し、当業者が本発明を利用することを可能にする。
10 ファン
11 固定部
12 羽根
121 底面
30 ベース
31 上カバー
50 プッシュロッド
4 金型
41 本体
42 エジェクタ構造
43 エジェクタ部
44 エジェクタピン
441 エジェクタピンの底面
442 作業面
D1 羽根の幅
D2 エジェクタピンの幅
L1 羽根の長さ
L2 エジェクタピンの長さ

Claims (25)

  1. ファンの製造に用いられる金型であって、
    前記ファンは、固定部と、前記固定部に接続される複数の羽根と、を含み、前記羽根は、底面を備え、前記金型は、前記ファンの形状に合わせる形状のキャビティを有する本体と、エジェクタ構造と、を含む金型において、
    前記エジェクタ構造は、放射状に配置される複数のエジェクタピンを含み、前記エジェクタピンは、作業面を備え、複数の前記エジェクタピンの作業面の面積の合計は、前記複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上であることを特徴とする金型。
  2. 各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積の40%以上であることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  3. 各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積の80%以上であることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  4. 各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積と等しいことを特徴とする請求項1に記載の金型。
  5. 前記エジェクタピンの数は、前記羽根の数と同じであることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  6. 前記ファンの径方向において、少なくとも一部の前記エジェクタピンの長さは、前記羽根の長さと同じであることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  7. 前記エジェクタピンの作業面は、平面、円柱面または角柱面であることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  8. 前記エジェクタピンの幅は、0.4mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  9. 前記エジェクタピンの高さは、35mm〜45mmであることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  10. 前記エジェクタ構造は、複数のプッシュロッドをさらに含み、前記複数のプッシュロッドの一端は、それぞれ前記複数のエジェクタピンに着脱可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  11. 前記エジェクタ構造は、前記複数のプッシュロッドの他端に固定的に接続されるエジェクタピン板を更に含むことを特徴とする請求項10に記載の金型。
  12. 前記エジェクタ構造は、エジェクタ部を更に含み、前記複数のエジェクタピンは、前記エジェクタ部の周方向に沿って設けられることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  13. ファンの製造に用いられるエジェクタ構造であって、
    前記ファンは、固定部と、前記固定部に接続される複数の羽根と、を含み、前記羽根は、底面を備えるエジェクタ構造において、
    前記エジェクタ構造は、放射状に配置される複数のエジェクタピンを含み、前記エジェクタピンは、作業面を備え、複数の前記エジェクタピンの作業面の面積の合計は、前記複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上であることを特徴とするエジェクタ構造。
  14. 各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積の40%以上であることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  15. 各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積の80%以上であることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  16. 各前記エジェクタピンの作業面の面積は、各前記羽根の底面の面積と等しいことを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  17. 前記エジェクタピンの数は、前記羽根の数と同じであることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  18. 前記ファンの径方向において、少なくとも一部の前記エジェクタピンの長さは、前記羽根の長さと同じであることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  19. 前記エジェクタピンの作業面は、平面、円柱面または角柱面であることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  20. 前記エジェクタピンの幅は、0.4mm以下であることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  21. 前記エジェクタピンの高さは、35mm〜45mmであることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  22. 前記エジェクタ構造は、複数のプッシュロッドをさらに含み、前記複数のプッシュロッドの一端は、それぞれ前記複数のエジェクタピンに着脱可能に接続されることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  23. 前記エジェクタ構造は、前記複数のプッシュロッドの他端に固定的に接続されるエジェクタピン板を更に含むことを特徴とする請求項22に記載のエジェクタ構造。
  24. 前記エジェクタ構造は、エジェクタ部を更に含み、前記複数のエジェクタピンは、前記エジェクタ部の周方向に沿って設けられることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ構造。
  25. ファンの製造方法であって、
    前記ファンは、固定部と、前記固定部に接続される複数の羽根と、を含み、前記羽根は、底面を備えるファンの製造方法において、
    前記ファンの形状に合わせる形状のキャビティを有する本体を含む金型を提供するステップと、
    作業面を有し且つ放射状に配置される複数のエジェクタピンを含むエジェクタ構造を提供するステップであって、複数の前記エジェクタピンの作業面の面積の合計が前記複数の羽根の底面の面積の合計の40%以上である、ステップと、
    前記金型のキャビティ内に流体材料を注入するステップと、
    前記エジェクタ構造を駆動して当該エジェクタ構造を前記キャビティに沿って移動させて、固化した流体材料を突き出してファンを形成するステップと、
    を含むことを特徴とするファンの製造方法。
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