JP2020176001A - クレーンの過負荷防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】シーブの増加を避け、クレーンの設置時における巻上ワイヤロープの荷重検出専用のシーブに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープを長くすることを不要とし得るクレーンの過負荷防止システムを提供する。【解決手段】荷重を計測する荷重検出器20と、ジブ5の傾斜角度θJを計測するジブ角度検出器30と、ジブ5の作業半径Rに対する定格荷重曲線が設定され、ジブ5の傾斜角度θJに基づきジブ5の作業半径Rを求め、作業半径Rに基づき定格荷重曲線より定格荷重を求め、荷重検出器20で計測された荷重Pに基づきクレーンに作用する吊荷による実荷重を求め、実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クレーンの作動停止信号を出力する過負荷防止装置40とを備えたクレーンの過負荷防止システムであって、荷重検出器20は、巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブの軸に組み込まれる。【選択図】図1

Description

本発明は、クレーンの過負荷防止システムに関するものである。
一般に、高層ビル等の構造物の建造にはクライミングクレーンが用いられており、図9に示されるような構造を有している。
図9において、1はクライミングクレーンであり、該クライミングクレーン1は、構造物内部の床板に設置され且つ上方へマストブロック2aを順次継ぎ足し可能な支持部としてのマスト2を備えている。該マスト2の頂部には、該マスト2に沿って昇降可能な昇降ユニット3を介し旋回体4が旋回自在に配置されている。前記旋回体4には、ジブ5が起伏自在に取り付けられると共に、後方へ延びるカウンタフレーム6が一体に設けられている。前記カウンタフレーム6上には、前記ジブ5先端から吊荷用の吊具7を吊り下げる巻上ワイヤロープ8を巻上げ下げするための巻上ドラム9と、ジブ5の起伏ワイヤロープ10を巻上げ下げするための起伏ドラム11とが設置されている。又、前記旋回体4には、ガイサポート12が設けられ、該ガイサポート12の頂部には、前記巻上ドラム9から繰り出される巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブ13と、前記起伏ドラム11から繰り出される起伏ワイヤロープ10が掛け回されるシーブ14とが配設されている。更に、前記ジブ5の先端には、前記巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブ15が配設されている。
尚、前述の如きクライミングクレーン1と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
一方、前記クライミングクレーン1には、図10(a)に示される如く、荷重検出器20と、ジブ角度検出器30と、過負荷防止装置40と、制御器50と、表示器60とを備えた過負荷防止システムが搭載されている。
前記荷重検出器20は、前記巻上ワイヤロープ8に作用する張力を検出するロードセル等によって構成され、前記クライミングクレーン1に作用する吊荷による実荷重を計測するようになっている。
前記ジブ角度検出器30は、前記ジブ5の傾斜角度を計測するようになっている。
前記過負荷防止装置40は、前記ジブ5の作業半径に対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器30で計測された傾斜角度に基づきジブ5の作業半径を求め、該作業半径に基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器20で計測された実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クライミングクレーン1の作動停止信号を出力するようになっている。
前記制御器50(PLC:Programmable Logic Controller)は、前記過負荷防止装置40から出力される作動停止信号が入力された場合、クライミングクレーン1の作動を緊急停止するようになっている。
前記表示器60は、前記実荷重並びにジブ5の作業半径等を表示すると共に、前記過負荷防止装置40から出力される作動停止信号が入力された場合には警報を表示するようになっている。
そして、前記過負荷防止装置40に設定される定格荷重曲線は、図10(b)に示される如く、前記ジブ5が起立状態から倒伏することにより作業半径がある値に増加するまでは水平に変位して最大定格荷重が保持され、作業半径がある値を超えた後は、前記ジブ5の倒伏に伴う作業半径の増加に連動して定格荷重が漸次減少していく形の曲線となっている。
尚、前述のような過負荷防止装置が開示された先行技術文献としては、例えば、特許文献2を挙げることができる。
特開2004−59321号公報 特開2017−178502号公報
前記巻上ワイヤロープ8に作用する張力を検出する前記特許文献2に開示された荷重検出器20は、例えば、従来のドラムバランス式のクレーンの場合、図11に示される如く、巻上ワイヤロープ8が掛け回される荷重検出専用のシーブ13bに連結する形で設けられている。図11には引張型のロードセル等の荷重検出器20を示しているが、圧縮型のロードセル等の荷重検出器20が用いられることもある。この場合、圧縮型のロードセル等の荷重検出器20と前記シーブ13bとの間には、中間部に支点を有するレバー(図示せず)が介装される。
因みに、図11に示される例において、巻上ドラム9から繰り出される巻上ワイヤロープ8は、ガイサポート12の頂部のシーブ13aに掛け回された後、荷重検出専用のシーブ13bに掛け回され、更に、ガイサポート12の頂部のシーブ13c、ジブ5先端のシーブ15a、吊具7のシーブ7aを吊り下げるシーブ7b、ジブ5先端のシーブ15b、ガイサポート12の頂部のシーブ13dに順次掛け回され、起伏ドラム11に巻き取られている。
但し、前記巻上ドラム9から繰り出される巻上ワイヤロープ8は、左右二系統あり、図11に示される右系統のシーブ13bに荷重検出器20は設けられていない。
尚、左右二系統の起伏ドラム11から繰り出される起伏ワイヤロープ10はそれぞれ、ガイサポート12の頂部のシーブ14a、ジブ5先端に起伏ペンダントロープ10aを介して接続される起伏ペンダントシーブブロック16に取り付けられたシーブ14b、ガイサポート12の頂部のシーブ14c、前記起伏ペンダントシーブブロック16に取り付けられたシーブ14d、ガイサポート12の頂部から張り出す起伏スイングシーブブロック17に取り付けられたシーブ14eに順次掛け回され、つなげられる形となっている。
しかしながら、前述の如く、荷重検出器20を巻上ワイヤロープ8が掛け回される荷重検出専用のシーブ13bに連結する形で設けるのでは、シーブの数が増えることに加え、クライミングクレーン1の設置時に巻上ワイヤロープ8を荷重検出専用のシーブ13bに対して掛け回す作業が余分に必要になると共に、巻上ワイヤロープ8もその分だけ長くしなければならず、改善が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、シーブの増加を避け、クレーンの設置時における巻上ワイヤロープの荷重検出専用のシーブに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープを長くすることを不要とし得るクレーンの過負荷防止システムを提供しようとするものである。
本発明は、荷重を計測する荷重検出器と、
ジブの傾斜角度を計測するジブ角度検出器と、
ジブの作業半径に対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器で計測された傾斜角度に基づきジブの作業半径を求め、該作業半径に基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器で計測された荷重に基づきクレーンに作用する吊荷による実荷重を求め、該実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クレーンの作動停止信号を出力する過負荷防止装置と
を備えたクレーンの過負荷防止システムであって、
前記荷重検出器は、巻上ワイヤロープが掛け回されるシーブの軸に組み込まれるクレーンの過負荷防止システムに係るものである。
前記クレーンの過負荷防止システムにおいて、前記巻上ワイヤロープが掛け回されるシーブは、ガイサポートの頂部に配設されるシーブとすることができる。
又、前記ガイサポートの頂部のシーブは、前記巻上ワイヤロープの繰出角度と引込角度とがそれぞれ一定となるよう配設することができる。
更に又、前記巻上ワイヤロープが掛け回されるシーブは、ジブの先端部に配設されるシーブとすることができる。
一方、本発明は、荷重を計測する荷重検出器と、
ジブの傾斜角度を計測するジブ角度検出器と、
ジブの作業半径に対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器で計測された傾斜角度に基づきジブの作業半径を求め、該作業半径に基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器で計測された荷重に基づきクレーンに作用する吊荷による実荷重を求め、該実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クレーンの作動停止信号を出力する過負荷防止装置と
を備えたクレーンの過負荷防止システムであって、
前記荷重検出器は、ジブのフートピンに組み込まれるクレーンの過負荷防止システムに係るものである。
又、本発明は、荷重を計測する荷重検出器と、
ジブの傾斜角度を計測するジブ角度検出器と、
ジブの作業半径に対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器で計測された傾斜角度に基づきジブの作業半径を求め、該作業半径に基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器で計測された荷重に基づきクレーンに作用する吊荷による実荷重を求め、該実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クレーンの作動停止信号を出力する過負荷防止装置と
を備えたクレーンの過負荷防止システムであって、
前記荷重検出器は、ジブの接続ピンに組み込まれるクレーンの過負荷防止システムに係るものである。
本発明のクレーンの過負荷防止システムによれば、シーブの増加を避け、クレーンの設置時における巻上ワイヤロープの荷重検出専用のシーブに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープを長くすることを不要とし得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のクレーンの過負荷防止システムの第一実施例を示す斜視図である。 本発明のクレーンの過負荷防止システムの第一実施例における計測値と巻上ワイヤロープの張力との関係を示す概略図である。 本発明のクレーンの過負荷防止システムの第一実施例における巻上ワイヤロープがシーブから離れた状態を示す概要図である。 図3の状態を回避する本発明のクレーンの過負荷防止システムの第二実施例を示す概要図である。 本発明のクレーンの過負荷防止システムの第三実施例における計測値と巻上ワイヤロープの張力との関係を示す概略図である。 本発明のクレーンの過負荷防止システムの第四実施例における計測値とジブ軸力との関係を示す概略図である。 本発明のクレーンの過負荷防止システムの第五実施例におけるジブを示す側面図及び平面図である。 本発明のクレーンの過負荷防止システムの第五実施例におけるジブの接続ピンに作用する曲げモーメントと剪断力と軸力とを示す図である。 一般的なクライミングクレーンの一例を示す概要構成図である。 従来の過負荷防止装置の一例を示す概要図であって、(a)は制御ブロック図、(b)は定格荷重曲線図である。 従来の過負荷防止装置の荷重検出器が配設される箇所の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明のクレーンの過負荷防止システムの第一実施例であって、図中、図9〜図11と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
第一実施例のクレーンの過負荷防止システムは、荷重検出器20と、ジブ角度検出器30と、過負荷防止装置40と、制御器50と、表示器60とを備えており、この点は、図10に示す従来例と同様である。
そして、第一実施例の場合、荷重検出器20は、巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブの軸に組み込まれ、荷重Pを計測するようになっている。ここで、前記巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブは、ガイサポート12の頂部に配設されるシーブ13とすることができ、該シーブ13の軸にロードセルを荷重検出器20として組み込むようになっている。
前記ジブ角度検出器30は、ジブ5の傾斜角度θを計測するようになっている。
前記過負荷防止装置40は、ジブ5の作業半径Rに対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器30で計測された傾斜角度θに基づきジブ5の作業半径Rを求め、該作業半径Rに基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器20で計測された荷重Pに基づきクライミングクレーン1に作用する吊荷による実荷重を求め、該実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クライミングクレーン1の作動停止信号を出力するようになっている。
次に、上記第一実施例の作用を説明する。
クライミングクレーン1による吊荷の吊上げ下げ作業時には、先ず、巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブ13に作用する荷重Pが荷重検出器20によって計測される。
同時に、ジブ5の傾斜角度θがジブ角度検出器30によって計測される。
続いて、前記ジブ角度検出器30で計測されたジブ5の傾斜角度θに基づきジブ5の作業半径Rが過負荷防止装置40によって求められる。
又、前記過負荷防止装置40においては、前記ジブ角度検出器30で計測されたジブ5の傾斜角度θに基づき前記シーブ13に掛け回される巻上ワイヤロープ8の繰出角度θW1が求められると共に、前記シーブ13に掛け回される巻上ワイヤロープ8の引込角度θW2が求められる。
この後、前記荷重検出器20で計測された荷重Pと、前記過負荷防止装置40で求められた繰出角度θW1並びに引込角度θW2とに基づき、巻上ワイヤロープ8の張力がクライミングクレーン1に作用する吊荷による実荷重Fとして過負荷防止装置40により求められる。
更に、前記過負荷防止装置40においては、前記作業半径Rに基づき、予め設定された定格荷重曲線より定格荷重が求められ、前記実荷重Fが定格荷重と比較される。
前記過負荷防止装置40において、前記実荷重Fが定格荷重を超えていると判定された場合、クライミングクレーン1の作動が停止される。
尚、前記過負荷防止装置40で前記実荷重Fが定格荷重を超えていないと判定された場合、クライミングクレーン1の作動は継続され、前述と同様の工程が繰り返し行われる。
以下、図2を用い、繰出角度θW1、引込角度θW2、及び実荷重F(張力F)の算出の仕方について詳述する。
前記巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブ13は、図2に示す例では、ガイサポート12の頂部に配設されており、該シーブ13の軸に組み込まれたロードセル等の荷重検出器20による荷重の計測値はPとなる。
旋回体4の上面からジブ5の先端のシーブ15までの高さHは、ジブ5の長さをLとし、旋回体4の上面からジブ5の起伏中心(フートピン5a)までの高さをHとした場合、前記ジブ5の傾斜角度θはジブ角度検出器30で計測されるため、
=Lsinθ+H
として求められる。因みに、図2中、Wは旋回中心からジブ5の起伏中心(フートピン5a)までの水平長さである。
又、旋回中心からガイサポート12の頂部のシーブ13までの水平長さをWとし、旋回体4の上面からガイサポート12の頂部のシーブ13までの高さをHとした場合、作業半径Rはジブ5の傾斜角度θに基づいて求められるため、
(W+R)tanθW1=H−H
という関係が成り立つ。
即ち、前記繰出角度は、
θW1=tan−1{(H−H)/(W+R)}
=tan−1{(Lsinθ+H−H)/(W+R)}
より求められる。
更に、旋回体4の上面から巻上ドラム9までの高さをHとし、旋回中心から巻上ドラム9までの水平長さをWとした場合、
(H−H)tanθW2=W−W
という関係が成り立つ。
即ち、前記引込角度は、
θW2=tan−1{(W−W)/(H−H)}
より求められる。
そして、計測される前記荷重Pは、シーブ13からジブ5の先端側へ繰り出される巻上ワイヤロープ8に作用する張力Fと、シーブ13から巻上ドラム9側へ引き込まれる巻上ワイヤロープ8に作用する張力Fとの合力であって、前記荷重Pの張力Fに対する分解角度をφとすると、ベクトルの合成の関係式より、
F=P/2cosφ
φ=(θW1+θW2+90°)/2
という関係が成り立つ。
即ち、前記張力Fは実荷重となるため、前記実荷重は、
F=P/[2cos{(θW1+θW2+90°)/2}]
=P/[2cos{tan−1{(Lsinθ+H−H)/(W+R)}
+tan−1{(W−W)/(H−H)}+90°]/2}]
より求められる。
第一実施例の場合、従来とは異なり、荷重検出器20を巻上ワイヤロープ8が掛け回される荷重検出専用のシーブ13b(図11参照)に連結する形で設ける必要がなく、シーブの数を増やさなくて済むことに加え、クライミングクレーン1の設置時に巻上ワイヤロープ8を荷重検出専用のシーブ13bに対して掛け回す作業が省略可能になると共に、巻上ワイヤロープ8も長くしなくて済む。
こうして、シーブの増加を避け、クライミングクレーン1の設置時における巻上ワイヤロープ8の荷重検出専用のシーブ13bに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープ8を長くすることを不要とし得る。
前記ガイサポート12の頂部に配設されるシーブ13は、図11に示す起伏ドラム11に巻き取られる巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブ13dとし、該シーブ13dの軸にロードセルを荷重検出器20として組み込むようにすることもできる。
この場合、上記の数式において、Wを旋回中心からガイサポート12の頂部のシーブ13dまでの水平長さと置き換え、Hを旋回体4の上面からガイサポート12の頂部のシーブ13dまでの高さと置き換え、Wを旋回中心から起伏ドラム11までの水平長さと置き換え、Hを旋回体4の上面から起伏ドラム11までの高さと置き換えることにより、前述と同様に、張力Fを実荷重として求めることができる。
ところで、図3に示す如く、ジブ5が垂直に近い状態まで起立した場合、巻上ドラム9から繰り出される巻上ワイヤロープ8がシーブ13に接触しなくなって、荷重検出器20に負荷が掛からなくなり、荷重検出器20で荷重Pが計測不能となってしまうことがある。或いは前記巻上ワイヤロープ8がシーブ13に接触しても繰出角度θW1及び引込角度θW2が大きくなって、荷重Pの計測値が極端に小さくなり、該荷重Pから算出される張力Fの値の誤差が大きくなってしまうことがある。
こうした不具合を解消するためには、例えば、図4に示す本発明のクレーンの過負荷防止システムの第二実施例の如く、前記ガイサポート12の頂部のシーブを、前記巻上ワイヤロープ8の繰出角度θW1と引込角度θW2とがそれぞれ一定となるよう配設することが有効となる。
図4に示す第二実施例では、前記ガイサポート12の頂部のシーブ13の隣接位置に、前記ジブ5の傾斜角度θにかかわらず巻上ワイヤロープ8の繰出角度θW1と引込角度θW2とがそれぞれ一定となる別のシーブ13´を配設し、該シーブ13´の軸にロードセル等の荷重検出器20を組み込むようにしてある。
図4に示す第二実施例の場合、ジブ5が垂直に近い状態まで起立しても、巻上ドラム9から繰り出される巻上ワイヤロープ8は常にシーブ13´に接触し、荷重検出器20に負荷が掛からなくなってしまうことはなく、荷重検出器20で荷重Pが計測不能となってしまうことが避けられる。しかも、前記巻上ワイヤロープ8のシーブ13´に対する繰出角度θW1及び引込角度θW2がそれぞれ一定であるため、荷重Pの計測値が極端に小さくなることはなく、該荷重Pから算出される張力Fの値の誤差が大きくならず、計測精度を一定に保持することが可能となる。
因みに、前記シーブ13´は追加する必要があるものの、従来の荷重検出専用のシーブ13bとは異なり、巻上ワイヤロープ8を長くして掛け回すといった余分な作業を行う必要は全くない。
図5は本発明のクレーンの過負荷防止システムの第三実施例を示しており、前記巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブを、ジブ5の先端部に配設されるシーブ15とし、該シーブ15の軸にロードセルを荷重検出器20として組み込むようにしたものである。
この場合、前記繰出角度は、前述と同様に、
θW1=tan−1{(H−H)/(W+R)}
=tan−1{(Lsinθ+H−H)/(W+R)}
より求められる。
そして、計測される前記荷重Pは、シーブ15から下方へ繰り出される巻上ワイヤロープ8に作用する張力Fと、シーブ15からガイサポート12の頂部のシーブ13側へ引き込まれる巻上ワイヤロープ8に作用する張力Fとの合力であって、前記荷重Pの張力Fに対する分解角度をηとすると、ベクトルの合成の関係式より、
F=P/2cosη
η=(90°−θW1)/2
という関係が成り立つ。
即ち、前記張力Fは実荷重となるため、前記実荷重は、
F=P/[2cos{(90°−θW1)/2}]
=P/[2cos{90°−tan−1{(Lsinθ+H−H
/(W+R)}/2}]
より求められる。
こうして、前記巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブを、ジブ5の先端部に配設されるシーブ15とし、図5に示す第三実施例の如く、該シーブ15の軸にロードセルを荷重検出器20として組み込むようにしても、シーブの増加を避け、クライミングクレーン1の設置時における巻上ワイヤロープ8の荷重検出専用のシーブ13bに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープ8を長くすることを不要とし得る。
図6は本発明のクレーンの過負荷防止システムの第四実施例を示し、前記荷重検出器20をジブ5のフートピン5aに組み込むようにしたものである。
前記ジブ5のフートピン5aには、吊荷の荷重による軸力Pと、ジブ5の自重Fによる軸力Pとを足し合わせた軸力Pが作用する。
前記吊荷の荷重による軸力Pは、吊荷の荷重と巻上ワイヤロープ8の張力とがFであってそれらの合力がPである場合、その起伏ワイヤロープ10の張力成分FとPとの合力になる。
前記ジブ5の自重Fによる軸力Pは、ジブ5の自重Fと起伏ワイヤロープ10(巻上ワイヤロープ8)に平行なベクトルFとの合力となる。前記ジブ5の自重Fは既知の値として予め設定可能であり、ジブ5の傾斜角度θや巻上ワイヤロープ8の繰出角度θW1に基づいて前記ベクトルFを求めることができるため、前記ジブ5の自重Fによる軸力Pは算出できる。尚、ジブ5の自重Fは実際には、ジブ5全体に作用する分布荷重となるが、図6には、ジブ5の自重Fをジブ5の重心に作用する集中荷重として表している。
即ち、前記荷重検出器20で計測されるP=P+Pの値からPを差し引き、PからPを逆算し、Fを実荷重として求めることが可能となる。
こうして、図6に示す第四実施例の如く、荷重検出器20をジブ5のフートピン5aに組み込むようにしても、シーブの増加を避け、クライミングクレーン1の設置時における巻上ワイヤロープ8の荷重検出専用のシーブ13bに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープ8を長くすることを不要とし得る。
図7及び図8は本発明のクレーンの過負荷防止システムの第五実施例を示し、前記荷重検出器20をジブ5の接続ピン5bに組み込むようにしたものである。
前記ジブ5の荷重検出器20が組み込まれた接続ピン5bの位置には、図6に示す第四実施例で説明したように、軸力Pが作用すると共に、ジブ5の自重を集中荷重とすると、図8に示す如く、ジブ5の自重による曲げモーメントMと剪断力τとが作用する。
前記ジブ5が、図8に示す如く、一本の上弦材5cと二本の下弦材5dとをブレース5eで連結して構成されている場合、ジブ5の軸心から上弦材5cまでの高さをh、下弦材5dからジブ5の軸心までの高さをh、下弦材5dから上弦材5cまでの高さをhとする。
更に、前記ジブ5の断面を上下方向へ延びる一本の直線とし、上下端で両端支持される部材としてモデル化すると、上弦材5cにはM/hの荷重が作用し、下弦材5dには一本当たりM/2hの荷重が作用すると共に、上弦材5c及び下弦材5dには一本当たりτ/3の剪断力が作用する。
一方、前記上弦材5cに作用する軸力をP、前記下弦材5dに作用する軸力をP、前記ジブ5の軸心から下弦材5dまでの幅をZとすると、ジブ5の軸心回りのモーメントのつり合いの関係式は、
0=P・(−Z)+P・Z
0=P・h+2P・(−h
となり、
=P・h/2h
となる。
又、軸力のつり合いの関係式は、
=P+2P
となり、
=P+2(P・h/2h
=P+(P・h/h
=P(1+h/h
=P(h+h)/h
=P・h/h
∴P=P・h/h
となる。
又、前記軸力のつり合いの関係式から
=P+2P
=P・h/h+2P
となり、
2P=P(1−h/h)
=P(h−h)/h
=P・h/h
∴P=P・h/2h
となる。
前記ジブ5の荷重検出器20が組み込まれた接続ピン5bの位置に作用する軸力と曲げモーメントに対する反力と剪断力に対する反力との合力が、荷重検出器20の計測値となるが、実荷重を求める上で必要となる情報は、上弦材5c或いは下弦材5dに対して曲げモーメントMにより生じる反力となる。このため、前記演算で求められる軸力P或いは軸力Pと、上弦材5c或いは下弦材5dに対して剪断力τにより生じる反力とを前記荷重検出器20の計測値から差し引いて補正すれば、上弦材5c或いは下弦材5dに対して曲げモーメントMにより生じる反力が求められる。
尚、前記接続ピン5bは、図7に示す如く、複数分割されるジブ5の接続箇所に設けられており、前記荷重検出器20を組み込む箇所は、任意の一箇所或いは複数箇所の何れでも良い。
又、図8に示すモデルでは、ジブ5の軸心の線上に軸力のベクトルが存在しているが、該軸力のベクトルがジブ5の軸心の線上からずれている場合には、それに伴う曲げを別途考慮すれば良い。
更に又、ジブ5に作用する水平力(風荷重等)は、基本的に荷重検出器20の計測値に影響しないが、左右の主材(下弦材5d)の接続ピン5bに荷重検出器20を組み込んで、それらの計測値の平均を取ることにより、前記水平力の影響を補正し、精度を更に高めることも可能となる。
こうして、図7及び図8に示す第五実施例の如く、荷重検出器20をジブ5の接続ピン5bに組み込むようにしても、シーブの増加を避け、クライミングクレーン1の設置時における巻上ワイヤロープ8の荷重検出専用のシーブ13bに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープ8を長くすることを不要とし得る。
そして、図1及び図2に示す第一実施例の場合、前記巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブは、ガイサポート12の頂部に配設されるシーブ13である。このように構成すると、前記荷重検出器20で計測された荷重Pと、前記過負荷防止装置40で求められた繰出角度θW1並びに引込角度θW2とに基づき、巻上ワイヤロープ8の張力がクライミングクレーン1に作用する吊荷による実荷重Fとして過負荷防止装置40により安定して求められる。
又、図4に示す第二実施例の場合、前記ガイサポート12の頂部のシーブ13´は、前記巻上ワイヤロープ8の繰出角度と引込角度とがそれぞれ一定となるよう配設される。このように構成すると、ジブ5の起立状態にかかわらず、巻上ドラム9から繰り出される巻上ワイヤロープ8を常にシーブ13´に接触させ、荷重検出器20での荷重Pの計測値が極端に小さくなることを避け、該荷重Pから算出される張力Fの値の誤差を抑え、計測精度を一定に保持する上で有効となる。
又、図5に示す第三実施例の場合、前記巻上ワイヤロープ8が掛け回されるシーブは、ジブ5の先端部に配設されるシーブ15である。このように構成しても、シーブの増加を避け、クライミングクレーン1の設置時における巻上ワイヤロープ8の荷重検出専用のシーブ13bに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープ8を長くすることを不要とし得る。
一方、図6に示す第四実施例の場合、前記荷重検出器20は、ジブ5のフートピン5aに組み込まれる。このように構成しても、シーブの増加を避け、クライミングクレーン1の設置時における巻上ワイヤロープ8の荷重検出専用のシーブ13bに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープ8を長くすることを不要とし得る。
又、図7及び図8に示す第五実施例の場合、前記荷重検出器20は、ジブ5の接続ピン5bに組み込まれる。このように構成しても、シーブの増加を避け、クライミングクレーン1の設置時における巻上ワイヤロープ8の荷重検出専用のシーブ13bに対する余分な掛け回し作業並びに巻上ワイヤロープ8を長くすることを不要とし得る。
尚、本発明のクレーンの過負荷防止システムは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、クライミングクレーンに限らず、ジブを有するものであればどのようなクレーンにも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 クライミングクレーン(クレーン)
2 マスト
2a マストブロック
3 昇降ユニット
4 旋回体
5 ジブ
5a フートピン
5b 接続ピン
5c 上弦材
5d 下弦材
5e ブレース
6 カウンタフレーム
7 吊具
7a シーブ
7b シーブ
8 巻上ワイヤロープ
9 巻上ドラム
10 起伏ワイヤロープ
10a 起伏ペンダントロープ
11 起伏ドラム
12 ガイサポート
13 シーブ
13´ シーブ
13a シーブ
13b シーブ
13c シーブ
13d シーブ
14 シーブ
14a シーブ
14b シーブ
14c シーブ
14d シーブ
14e シーブ
15 シーブ
15a シーブ
15b シーブ
16 起伏ペンダントシーブブロック
17 起伏スイングシーブブロック
20 荷重検出器
30 ジブ角度検出器
40 過負荷防止装置
50 制御器
60 表示器
P 荷重
軸力
軸力
軸力
軸力
軸力
F 実荷重(張力)
自重
張力成分
ベクトル
R 作業半径
θ 傾斜角度
θW1 繰出角度
θW2 引込角度
旋回体の上面からジブの先端のシーブまでの高さ
旋回体の上面からガイサポートの頂部のシーブまでの高さ
旋回中心からガイサポートの頂部のシーブまでの水平長さ
ジブの長さ
旋回体の上面からジブの起伏中心までの高さ
旋回中心から巻上ドラムまでの水平長さ
旋回体の上面から巻上ドラムまでの高さ
旋回中心からジブの起伏中心までの水平長さ
M 曲げモーメント
τ 剪断力
h 下弦材から上弦材までの高さ
ジブの軸心から上弦材までの高さ
下弦材からジブの軸心までの高さ
Z ジブの軸心から下弦材までの幅

Claims (6)

  1. 荷重を計測する荷重検出器と、
    ジブの傾斜角度を計測するジブ角度検出器と、
    ジブの作業半径に対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器で計測された傾斜角度に基づきジブの作業半径を求め、該作業半径に基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器で計測された荷重に基づきクレーンに作用する吊荷による実荷重を求め、該実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クレーンの作動停止信号を出力する過負荷防止装置と
    を備えたクレーンの過負荷防止システムであって、
    前記荷重検出器は、巻上ワイヤロープが掛け回されるシーブの軸に組み込まれるクレーンの過負荷防止システム。
  2. 前記巻上ワイヤロープが掛け回されるシーブは、ガイサポートの頂部に配設されるシーブである請求項1記載のクレーンの過負荷防止システム。
  3. 前記ガイサポートの頂部のシーブは、前記巻上ワイヤロープの繰出角度と引込角度とがそれぞれ一定となるよう配設される請求項2記載のクレーンの過負荷防止システム。
  4. 前記巻上ワイヤロープが掛け回されるシーブは、ジブの先端部に配設されるシーブである請求項1記載のクレーンの過負荷防止システム。
  5. 荷重を計測する荷重検出器と、
    ジブの傾斜角度を計測するジブ角度検出器と、
    ジブの作業半径に対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器で計測された傾斜角度に基づきジブの作業半径を求め、該作業半径に基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器で計測された荷重に基づきクレーンに作用する吊荷による実荷重を求め、該実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クレーンの作動停止信号を出力する過負荷防止装置と
    を備えたクレーンの過負荷防止システムであって、
    前記荷重検出器は、ジブのフートピンに組み込まれるクレーンの過負荷防止システム。
  6. 荷重を計測する荷重検出器と、
    ジブの傾斜角度を計測するジブ角度検出器と、
    ジブの作業半径に対する定格荷重曲線が設定され、前記ジブ角度検出器で計測された傾斜角度に基づきジブの作業半径を求め、該作業半径に基づき前記定格荷重曲線より定格荷重を求め、前記荷重検出器で計測された荷重に基づきクレーンに作用する吊荷による実荷重を求め、該実荷重が定格荷重を超えていると判定された場合、クレーンの作動停止信号を出力する過負荷防止装置と
    を備えたクレーンの過負荷防止システムであって、
    前記荷重検出器は、ジブの接続ピンに組み込まれるクレーンの過負荷防止システム。
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