JP4986643B2 - タワークレーンにおける吊荷の位置表示方法及び吊荷位置表示装置を備えたタワークレーン - Google Patents
タワークレーンにおける吊荷の位置表示方法及び吊荷位置表示装置を備えたタワークレーン Download PDFInfo
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タワークレーンなどの高所作業用クレーンは、地上やビル床部に架台が固定され、その架台へ直立にマストが設けられている。マスト上部にはフレームが設けられ、フレーム上にはジブが傾動可能に備えられている。
フレーム上に設けられた起伏ウインチには起伏ワイヤが前記ジブに一端を固定されて巻き取られており、起伏ウインチが起伏ワイヤを巻き取るとジブが起伏する。
また、同じくフレーム上に設けられた巻上ウインチには巻上ワイヤが巻き取られており、ジブ先端に備えられたシーブを介して巻上ワイヤが取り付けられ巻上ワイヤの先端には吊荷が取り付けられる巻上フックが設けられている。
また、クレーンオペレータがクレーンの操縦を行なう操縦室も前記フレーム上に備えられている。
そのため、クレーンオペレータは、自身が目視できるところは確認しながら操作できるが、高層ビルなどの建設現場においては、高所にあるフレーム上に備えられた操縦席からはクレーンオペレータが吊荷を常に目視できる状態にはない。
これにより、クレーンの動作状況から現状の吊荷位置を算定し、その現状位置と吊荷の目標位置とを比較して表示部に表示される。
クレーンオペレータはこの表示情報により現状の吊荷位置を把握し、クレーン作業を行なう。
吊荷の荷重によるマストのたわみやマストを地上で支持する架台のたわみによりマスト最上部の位置が、吊荷の荷重が負荷されない状態に比べて吊荷のある方向(ジブの延長方向)に移動し、吊荷の位置が変えられてしまい、想定する吊荷の位置に大きくズレが発生する。
例えば、吊荷を地上又はトラックに置かれた状態でクレーンを用いて吊り上げる際に吊荷の位置とクレーンが吊ろうとする位置が異なると、吊荷が地上から離れるとき吊荷が位置のズレた分だけ横引きされ、吊荷が水平方向に急激に移動する。このとき吊荷の移動方向に対象物(例えば吊荷を積載しているトラック)があると衝突の危険があり、安全な作業が確保できない。
そのため、クレーンオペレータが今までの作業経験により、吊荷を吊り上げる位置の補正を行なっているのが現状であるが、クレーンオペレータの作業経験においても、操作するクレーンが異なればマスト剛性の違いや、マスト高さの違い、吊荷重量の大小など作業環境の違いからマストのたわみの大きさに影響が生じ、クレーンオペレータの作業経験からの補正では十分に対応できない。
さらには、前記演算手段が、マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1を算出する際に、マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1={基準全体たわみT0×(1−架台たわみ率K)×(実マスト高さH)2/(基準マスト高さH0)2}×モーメント負荷率M、の算定式を用いて算出することを特徴とする。
さらには、前記演算手段が、架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2を算出する際に、架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2=(基準全体たわみT0×架台たわみ率K×実マスト高さH/基準マスト高さH0)×モーメント負荷率M、の算定式を用いて算出することを特徴とする。
そのため、クレーンによる吊荷の搬送を安全確実に実施することができ、特に吊り荷を吊り上げる際に起きる吊荷の急激な水平方向の移動を起こさずに、安全な吊荷の搬送を実現できる。
また、吊荷の搬送を正確に行なうため、吊荷の搬送作業が効率良くでき、作業時間の短縮を図ることが可能となる。
図1には吊荷の無い状態でのタワークレーンの構成を示している。
図2は本発明における吊荷の位置表示工程を示すフロー図である。
また、クレーンが吊荷11によるモーメント超過により転倒するのを防止するためにクレーンの吊荷荷重をロードセルで計測し、ジブ4の傾斜角度から換算した水平距離と掛け算してモーメントを算出するモーメントリミッタ12が備えられている。
前記入力手段14は後述する算定に必要な設定値やジブ長さ、マスト高さなどのクレーンの各種特定値、演算に用いる数式などをあらかじめ入力可能とし演算手段15に送る。
演算手段15は、ジブ傾斜角度検出器13からの信号に基づいてジブ4の傾斜角度を演算により求める。また、モーメントリミット12からの信号に基づいてあらかじめ定めた定格モーメントに対する実際に負荷されるモーメントリミット12で検出されたモーメント値との比率であるモーメント負荷率Mを演算により求める。
ジブ4の傾斜角度からマスト2と架台1のたわみを考慮しない場合での吊荷11の作業半径を演算する。
演算されたジブ4の傾斜角度とモーメント負荷率からマスト2のたわみによる吊荷位置の補正値A1と、架台1のたわみによる吊荷位置の補正値A2を演算する。この演算にはあらかじめ設定値として基準マスト高さH0と基準全体たわみT0及び架台たわみ率Kを実験から求めて経験値として設定し、実際のマスト高さHを入力手段から入力することで、演算を行なう。
タワークレーンのように高層に構成されたクレーンは、吊荷11が巻上ワイヤ5に吊り下げられると吊荷11の重量により負荷が加えられ、塔状のマスト2やマスト2を支持する架台1に対して曲げ応力が加えられる。
本発明は、高層化することで増大化したマスト2と架台1のたわみにより生じる吊荷11の位置のズレを演算によって算出し表示することでクレーンオペレータの作業負担を軽減するものである。
この状態でのジブの傾斜角度を15°となるようになされている。
吊荷11の無い状態でのタワークレーンでは、マスト2と架台1には大きなたわみは発生しない。
この状態では巻上フック10の位置はクレーンの動作状態であるジブ4の傾斜角度、巻上ワイヤ8の繰り出し量などの情報によりジブ起伏による吊荷位置R1の算定が可能である。
そのたわみによる吊荷位置のズレを以下の手順により演算し、クレーンオペレータに対し表示を行なう。
この状態では吊荷11が巻上フック10に吊り下げられた状態となり、マスト2へ吊荷11の重量が加わり応力が発生する。マスト2には応力P1によるたわみが発生し、図2に示すようにマスト2のたわみによる補正値A1だけ吊荷11の位置にズレが生じる。
このマスト2のたわみによる補正値A1を算定するには、基準マスト高さH0と基準全体たわみ量T0を経験値であらかじめ決め、その基準値からモーメントリミッタ12により検出されるモーメント負荷率Mを用いて実際のマスト高さHでのマスト2のたわみによる補正値A1を算出する。
詳細には、以下の計算式1から求められる。
この算定式はマスト高さの二乗に比例してマスト2のたわみ量が増加することを利用してマスト2のたわみによる吊荷位置の補正値A1を算出するものである。
前記基準マスト高さH0と基準全体たわみT0は実験結果から該当クレーン特有の数値として基準マスト高さH0の時にたわみ量T0が発生すると想定し、これにモーメント負荷率Mを掛けることで、マスト2のたわみによる吊荷位置の補正値を算出する。
また前記架台たわみ率Kは同じく実験結果による経験値として全体たわみT0に対してマスト2と架台1による影響のうち架台1による影響度の比率を表わす数値である。
図4には吊荷11の重量により架台1がたわみを生じた状態のタワークレーンを示している。
この図4は、架台1のたわみによる補正値A2を模式的に示したものである。
吊荷11による荷重により応力P2が作用し架台1にたわみが発生し、架台1に備えられたマスト2への傾きとして作用する。この架台1のたわみによる吊荷11の位置のズレを図4中に架台1のたわみによる補正値A2として示している。
架台1のたわみによる補正値A2を算定するには、基準マスト高さH0と基準全体たわみ量T0を経験値であらかじめ決め、その基準値からモーメントリミッタにより検出されるモーメント負荷率Mを用いて実際のマスト高さHでのマスト2のたわみによる補正値A1を算出する。
詳細には、以下の計算式2から求められる。
マストと架台が合わせてたわみを生じた状態のタワークレーンは、前記マストのたわみによる補正値A1と架台のたわみによる補正値A2を合わせた状態でのクレーンを示し、実際に吊荷の負荷を加えたクレーンの状態を表わしたものである。
本発明は、モーメントリミッタを用いて検出される吊荷によるモーメントから実際にクレーンに加わるモーメント負荷率を求め、このモーメント負荷率からたわみによる吊荷位置の補正値を算出する。
これにより、たわみによる吊荷位置の補正値がリアルタイムでクレーンの実際の負荷状態から求められるので、より正確に即時性の高い吊荷の位置調整を行なうことができる。
図5のたわみによる位置のズレを補正した状態のタワークレーンに示すようにジブの傾斜角度を起伏させて15°+補正角度Bとして、吊荷位置を所望の作業半径Rとなるように調整を行なう。
実験であらかじめ求めた数値として、基準マスト高H0=45m、基準全体たわみT0=55cm、架台たわみ率K=0.1と設定した時に、ジブ起伏による吊荷位置R1=40m、実マスト高さH=39m、モーメント負荷率=0.8であった場合には、
マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1=29.8cm
架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2=3.8cm
マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1+架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2=33.6cmとなり、
補正後の吊荷位置:ジブ起伏による吊荷位置R1+マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1+架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2=40m+33.6cmとなる。
クレーンオペレータはこの数値を確認しながら、補正後の吊荷位置を所望する吊荷位置に近づけるようにジブの傾斜角度を調整して吊荷の位置調整を行なうことができる。
クレーンの操作時にクレーン操作手段が各補正値に基づいて自動で補正を行ない、クレーンの操作を実施できる。これにより、クレーンオペレータが複雑な操作をすることなく、マスト、架台のたわみによる補正がなされた状態でクレーン操作を行なうことができる。
2 マスト
3 フレーム
4 ジブ
5 巻上ウインチ
6 起伏ウインチ
7 ロッド
9 巻上ワイヤ
10 巻上フック
11 吊荷
12 モーメントリミッタ
13 ジブ角度検出器
14 入力手段
15 演算手段
16 出力手段
Claims (6)
- 架台と、該架台に直立して設けられるマストと、該マストの上部へ設けられるフレームと、該フレームへ一端をピン接続し、起伏ウインチにより傾斜自在になされ、他端側へ吊荷を巻上げるワイヤが設けられているジブを有するタワークレーンにおいて、前記ジブの傾斜角度を検出するジブ傾斜角度検出器と、前記ジブに加わる荷重によるモーメント負荷率を検出するモーメントリミッタと、算定に必要な設定値と数式を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された設定値と数式とジブ傾斜角度検出器とモーメントリミッタで検出された数値を用いてジブ起伏による吊荷位置R1とマストのたわみによる吊荷位置の補正値A1と架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2を算出する演算手段と、 算出した補正値を表示する表示手段を有する吊荷の位置検出装置
を備えたタワークレーン。 - 前記演算手段が、マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1を算出する際に、マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1={基準全体たわみT0×(1−架台たわみ率K)×(実マスト高さH)2/(基準マスト高さH0)2}×モーメント負荷率M、の算定式を用いて算出することを特徴とする請求項1記載のタワークレーン。
- 前記演算手段が、架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2を算出する際に、架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2=(基準全体たわみT0×架台たわみ率K×実マスト高さH/基準マスト高さH0)×モーメント負荷率M、の算定式を用いて算出することを特徴とする請求項1記載のタワークレーン。
- 架台と、該架台に直立して設けられるマストと、該マストの上部へ設けられるフレームと、該フレームへ一端をピン接続し、起伏ウインチにより傾斜自在になされ、他端側へ吊荷を巻上げるワイヤが設けられているジブと、前記ジブの傾斜角度を検出するジブ傾斜角度検出器と、前記ジブに加わる荷重によるモーメント負荷率を検出するモーメントリミッタと、算定に必要な設定値と数式を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された設定値と数式とジブ傾斜角度検出器とモーメントリミッタで検出された数値を用いてジブ起伏による吊荷位置R1とマストのたわみによる吊荷位置の補正値A1と架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2を算出する演算手段と、 算出した補正値を表示する表示手段を備えたタワークレーンにおいて、基準マスト高さと基準全体たわみと架台たわみ率をあらかじめ設定値として前記入力手段で入力しておき、以下の手順で行なう吊荷の位置表示方法、
1 ジブ傾斜角度検出器とモーメントリミッタで検出された数値を演算手段へ送る、
2 演算手段がジブ傾斜角度検出器で検出された数値からジブ傾斜角度を演算しジブ起伏による吊荷位置R1を算出する、
3 演算手段がモーメントリミッタで検出された数値から計測時点でのモーメント負荷率Mを算出する、
4 前記モーメント負荷率Mと、計測時の実マスト高さHと、あらかじめ入力されている基準マスト高さH0と、基準全体たわみT0と、架台たわみ率Kから演算手段により、マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1と、架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2を算出する、
5 ジブ起伏による吊荷位置R1と、マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1と、架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2から吊荷の位置を算出し表示する。
- 前記演算手段が、マストのたわみによる吊荷位置の補正値を算出する際に、マストのたわみによる吊荷位置の補正値A1={基準全体たわみT0×(1−架台たわみ率K)×(実マスト高さH)2/(基準マスト高さH0)2}×モーメント負荷率Mの算定式を用いて算出することを特徴とする請求項4記載の吊荷の位置表示方法。
- 前記演算手段が、架台のたわみによる吊荷位置の補正値を算出する際に、架台のたわみによる吊荷位置の補正値A2=(基準全体たわみT0×架台たわみ率K×実マスト高さH/基準マスト高さH0)×モーメント負荷率Mの算定式を用いて算出することを特徴とする請求項4記載の吊荷の位置表示方法。
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