JP2020169047A - 注出口組立体、注出口付き容器、注出口及びキャップ - Google Patents

注出口組立体、注出口付き容器、注出口及びキャップ Download PDF

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Abstract

【課題】キャップ本体を再封した際の見た目の変化が大きく、キャップ本体にバンドが付属しないため使いやすく、かつ生産性が良好な、注出口組立体を提供する。【解決手段】注出口組立体10は、外面におねじ24が形成された円筒部21と、円筒部21の下方に位置するフランジ部22と、フランジ部22上に位置する台座部23とを有する注出口20と、天部41と、天部41から延びるとともに、内面に注出口20のおねじ24に螺合するめねじ44が形成されたキャップ筒部42と、キャップ筒部42に薄肉部48を介して連結されたバンド部50とを有するキャップ40とを備えている。注出口20の台座部23には、周方向に沿って複数の第1傾斜部30が配置され、キャップ40のバンド部50には、周方向に沿って複数の第2傾斜部60が配置されている。各第1傾斜部30と各第2傾斜部60とがそれぞれ上下に対向している。【選択図】図1

Description

本開示は、注出口組立体、注出口付き容器、注出口及びキャップに関する。
従来、例えば、飲料等を内部に収納したゲーブルトップ型紙容器(以下、紙容器)や、このような紙容器に取り付けられる注出口組立体が知られている。
例えば特許文献1には、ねじを有する円筒状の注出口本体と、注出口本体のねじに係合するねじを有する円筒状キャップとからなる紙容器に装着する、注出口組立体が開示されている。
特開2004−18046号公報
ところで、注出口組立体においては、キャップの開封後、バンドがキャップ本体から外れて注出口本体のフランジ部側に落下する。しかしながら、従来の注出口組立体においては、キャップとフランジ部との隙間が小さく、したがって、キャップ本体を再封した際にバンドとキャップ本体の位置関係が大きく変わらない。このため、開封前と開封後で注出口組立体の外観の変化が小さく、キャップを開封した否かの判断が付きにくいという問題がある。これに対して、キャップとフランジ部との隙間を単純に広げることも考えられる。しかしながら、この場合、充填ライン等で、フランジ部が他の注出口組立体のキャップと台座部との隙間に嵌まり込むおそれがある。
一方、キャップを開封した際に、バンドが周方向の途中の部分で破断して横に開くタイプのピルファーバンドも存在する。しかしながら、このようなタイプのピルファーバンドは、開封前と開封後で外観の変化が大きいが、バンドがキャップ本体側に残存するため、キャップ本体を再封するたびにバンドが邪魔になってしまうという問題がある。
本開示は、キャップ本体を再封した際の見た目の変化が大きく、キャップ本体にバンドが付属しないため使いやすく、かつ生産性が良好な、注出口組立体、注出口付き容器、注出口及びキャップを提供する。
本実施の形態による注出口組立体は、外面におねじが形成された円筒部と、前記円筒部の下方に位置するフランジ部と、前記フランジ部上に位置する台座部とを有する注出口と、天部と、前記天部から延びるとともに、内面に前記注出口の前記おねじに螺合するめねじが形成されたキャップ筒部と、前記キャップ筒部に薄肉部を介して連結されたバンド部とを有するキャップとを備え、前記注出口の前記台座部には、周方向に沿って複数の第1傾斜部が配置され、前記キャップの前記バンド部には、周方向に沿って複数の第2傾斜部が配置され、各第1傾斜部と各第2傾斜部とがそれぞれ上下に対向している。
本実施の形態による注出口組立体において、前記第1傾斜部は、前記第2傾斜部側を向く第1傾斜面を有し、前記第2傾斜部は、前記第1傾斜部側を向く第2傾斜面を有し、前記フランジ部が位置する水平面に対する前記第1傾斜面の角度は、前記水平面に対する前記第2傾斜面の角度と等しくてもよい。
本実施の形態による注出口組立体において、前記水平面に対する前記第1傾斜面の角度及び前記第2傾斜面の角度は、前記おねじ及び前記めねじのリード角と同一の角度又はそれ以下の角度であってもよい。
本実施の形態による注出口組立体において、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との、前記円筒部の軸線方向に沿う間隔は、1mm以上2mm以下であってもよい。
本実施の形態による注出口組立体において、前記第1傾斜部同士の間には第1ストレート部が形成され、前記第2傾斜部同士の間には第2ストレート部が形成され、前記第1ストレート部の上面及び前記第2ストレート部の下面は、それぞれ前記フランジ部が位置する水平面に対して平行となっていてもよい。
本実施の形態による注出口組立体において、前記バンド部の上面に、前記キャップ筒部側に向けて突出する補強部が設けられていてもよい。
本実施の形態による注出口組立体において、前記円筒部の内面に、プルリングが取り付けられていてもよい。
本実施の形態による注出口付き容器は、容器本体と、前記容器本体に装着された、本実施の形態による注出口組立体とを備えている。
本実施の形態による注出口は、注出口組立体用の注出口であって、外面におねじが形成された円筒部と、前記円筒部の下方に位置するフランジ部と、前記フランジ部上に位置する台座部とを備え、前記台座部には、周方向に沿って複数の第1傾斜部が配置されている。
本実施の形態によるキャップは、注出口組立体用のキャップであって、天部と、前記天部から延びるとともに、内面にめねじが形成されたキャップ筒部と、前記キャップ筒部に薄肉部を介して連結されたバンド部とを備え、前記バンド部には、周方向に沿って複数の第2傾斜部が配置されている。
本実施の形態によれば、キャップ本体を再封した際の見た目の変化が大きく、キャップ本体にバンドが付属しないため使いやすく、かつ生産性を良好にすることができる。
図1は、本実施の形態による注出口組立体を示す斜視図。 図2は、本実施の形態による注出口組立体を示す垂直断面斜視図。 図3は、本実施の形態による注出口組立体を示す垂直断面図(図1のIII−III線断面図)。 図4は、本実施の形態による注出口組立体を示す水平断面図(図1のIV−IV線断面図)。 図5は、本実施の形態による注出口を示す斜視図。 図6は、本実施の形態による注出口を示す正面図。 図7は、本実施の形態による注出口を示す垂直断面斜視図。 図8は、本実施の形態によるキャップを示す斜視図。 図9は、本実施の形態によるキャップを示す垂直断面斜視図(図8のIX−IX線断面図)。 図10は、本実施の形態によるキャップを示す水平断面斜視図(図8のX−X線断面図)。 図11は、本実施の形態による注出口付き容器を示す斜視図。 図12(a)(b)は、例えば充填ラインで複数の注出口組立体が搬送及び収容されている状態を示す概略図。 図13は、変形例による注出口組立体を示す垂直断面図。
以下、一実施の形態について、図1乃至図12を用いて説明する。図1乃至図12は、一実施の形態を示す図である。なお、本明細書中、「上」、「下」、及び「水平方向」とは、それぞれ注出口組立体10を正立させた状態(図1乃至図4)における上方、下方、及び水平方向のことをいう。
(注出口組立体)
まず、図1乃至図4を参照して、本実施の形態による注出口組立体の概略について説明する。
図1乃至図4に示すように、本実施の形態による注出口組立体10は、注出口20と、この注出口20に装着されるキャップ40とを備えている。
このうち注出口20は、おねじ24が形成された円筒部21と、円筒部21の下方に位置するフランジ部22と、フランジ部22上に位置する台座部23とを有している。
また、キャップ40は、天部41と、天部41から延びるとともに、内面にめねじ44が形成されたキャップ筒部42と、キャップ筒部42に薄肉部48を介して連結されたバンド部50とを有している。
(注出口)
次に、図5乃至図7を参照して、注出口20について説明する。注出口20は、後述する容器本体71(図11参照)内の内容物を注出するものである。
図5乃至図7に示すように、注出口20は、中空の円筒形状を有するとともに外面におねじ24が形成された円筒部21と、円筒部21の下方に位置するフランジ部22と、円筒部21の下方かつフランジ部22上に位置する台座部23とを有している。これら円筒部21、フランジ部22及び台座部23は、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等の合成樹脂により一体に成形されている。また注出口20は、例えば熱可塑性樹脂を用いた射出成形法によって作製されても良い。
注出口20には平面視略円形状の貫通孔25が形成されている。この貫通孔25は、注出口20の軸線A方向に沿って上下に延びている。貫通孔25は、後述する容器本体71の内部と連通しており、この貫通孔25を介して容器本体71に収容された内容物が外部に注出される。
円筒部21の外面には、キャップ40の内周面に設けられためねじ44と螺合するおねじ24が設けられている。このおねじ24は、一条ねじ又は多条のねじからなっていても良い。
円筒部21の下部には、第1円周凸部26と、第1円周凸部26よりも下方に位置する第2円周凸部27とが形成されている。第1円周凸部26は、キャップ40を開封した後、後述するバンド部50の内周突起55(図9参照)が係合して、バンド部50の脱落を防止する。また、第1円周凸部26と第2円周凸部27との間には、全周にわたって円周溝28が形成されている。この円周溝28には、バンド部50の内周突起55が収容される。また第2円周凸部27上には、複数の注出口ラチェット29が径方向外側に向けて突出している。注出口ラチェット29は、キャップ40を開封する際、バンド部50のバンドラチェット57(図4参照)が当接してバンド部50の回転を抑制するものである。注出口ラチェット29は、それぞれ後述する第1傾斜部30同士の間に位置しており、第1傾斜部30と同数(3つ)設けられている(図4参照)。
フランジ部22は、円筒部21の下方に設けられている。フランジ部22は、平面視略円環形状の板状部材からなっている。フランジ部22の上面は、後述する容器本体71の天面パネル72に接着される。このフランジ部22は、台座部23の外面から径方向外側に向けて延びている。
フランジ部22の径方向内側には、平面視略円環形状を有する台座部23が設けられている。この台座部23は、キャップ40のバンド部50と上下方向(注出口20の軸線A方向)に対向する。また台座部23は、第2円周凸部27よりも径方向外側に位置している。
台座部23には、周方向に沿って等間隔に複数の第1傾斜部30が配置されている。第1傾斜部30は、後述するキャップ40の第2傾斜部60に対応する位置にそれぞれ配置され、各第1傾斜部30と各第2傾斜部60とがそれぞれ上下方向(注出口20の軸線A方向)に対向している。なお、平面方向から見た場合、1つの第1傾斜部30とこれに対向する第2傾斜部60とは、必ずしも周方向の全体にわたって重なっていなくても良く、周方向の一部が重なっていれば良い。
また台座部23のうち、第1傾斜部30同士の間には、第1ストレート部31が形成されている。この第1ストレート部31の上面は、フランジ部22の上面(フランジ部22が位置する水平面S)に対して平行となっている。
この場合、第1傾斜部30は、周方向に3つ設けられているが、2つ又は4つ以上設けられていても良い。例えば、おねじ24及びめねじ44がそれぞれ二条ねじからなる場合には、第1傾斜部30は4つ設けられていても良い。
第1傾斜部30は、上方(第2傾斜部60側)を向く第1傾斜面32と、第1傾斜面32の頂部から第1ストレート部31に向けて延びる第1連結面33とを有している。また、第1傾斜部30の側面からは、径方向に向けて押さえ突起34が突出している。フランジ部22と押さえ突起34との間には、容器本体71の天面パネル72(図11参照)が収容される。押さえ突起34により、注出口組立体10を天面パネル72と溶着する前において、注出口組立体10が天面パネル72から脱落することを抑制することができる。
第1傾斜面32は、フランジ部22の上面(フランジ部22が位置する水平面S)に対して正面視で角度θ1(図6参照)だけ傾斜している。この角度θ1は、10°以上45°以下としても良い。角度θ1を10°以上とすることにより、充填ライン等でフランジ部22が他の注出口組立体10のバンド部50と台座部23との隙間に嵌まり込むことを抑制することができる。角度θ1を45°以下とすることにより、キャップ40の開封時にバンド部50の第2傾斜部60が第1傾斜部30と干渉しないようにすることができる。なお、第1傾斜面32の角度が、第1傾斜面32の途中で変化する場合、第1傾斜面32の角度θ1とは、第1傾斜面32と水平面Sとがなす角度のうち最も大きい角度をいう。
(キャップ)
次に、図8乃至図10を参照して、キャップ40について説明する。キャップ40は、注出口20に装着されて後述する容器本体71内の内容物を密封するものである。具体的には、キャップ40は、注出口20の円筒部21に対して着脱可能となっている。
図8乃至図10に示すように、キャップ40は、天部41と、天部41から延びるとともに、内面に注出口20のおねじ24に螺合するめねじ44が形成されたキャップ筒部42と、キャップ筒部42に薄肉部48を介して連結されたバンド部50とを有している。これら天部41、キャップ筒部42及びバンド部50は、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等の合成樹脂により一体に成形されている。またキャップ40は、例えば熱可塑性樹脂を用いた射出成形法によって作製されても良い。
天部41は、平面視略円形状であり、平坦な上面を有している。天部41の下面であってキャップ筒部42の径方向内側には、円筒状の内側リング46が形成されている。この内側リング46は、注出口20の円筒部21の内面に配置される(図2及び図3参照)。なお、天部41とキャップ筒部42とにより、キャップ本体45が構成される。
キャップ筒部42は略円筒状であり、天部41から垂下している。キャップ筒部42の外面には、キャップ40を手で握ったときの滑り止めとしての機能をもつ複数のローレット43が形成されている。各ローレット43は、キャップ筒部42から径方向外方に突出するとともに、キャップ筒部42の上下方向(注出口20の軸線A方向)に平行に延びている。また、キャップ筒部42の内面には、注出口20のおねじ24に螺合するめねじ44が形成されている。このめねじ44は、一条ねじ又は多条のねじからなっていても良い。
バンド部50は、リング状のピルファーバンドからなり、開封後にも周方向の一部で破断することなく円環形状を維持するタイプのものからなる。バンド部50は、キャップ筒部42に薄肉部48を介して連結されており、キャップ筒部42との間には隙間が形成されている。このバンド部50は、キャップ40を注出口20に装着した状態で(図1乃至図4参照)、注出口20の台座部23と上下方向(注出口20の軸線A方向)に対向する。
バンド部50の下面(キャップ筒部42の反対側の面)には、周方向に沿って等間隔に複数の第2傾斜部60が配置されている。第2傾斜部60は、注出口20の第1傾斜部30に対応する位置にそれぞれ配置され、各第1傾斜部30に対して上下方向(注出口20の軸線A方向)に対向している。
またバンド部50の下面のうち、第2傾斜部60同士の間には、第2ストレート部61が形成されている。この第2ストレート部61の下面は、天部41の上面及びフランジ部22の上面に対して平行となっている。
この場合、第2傾斜部60は、周方向に第1傾斜部30と同数(3つ)設けられているが、これに限られるものではない。第2傾斜部60は、2つ又は4つ以上設けられていても良い。
第2傾斜部60は、第1傾斜部30側を向く第2傾斜面62と、第2傾斜面62の下端から第2ストレート部61に向けて延びる第2連結面63とを有している。
第2傾斜面62は、フランジ部22の上面(フランジ部22が位置する水平面S)に対して角度θ2(図9参照)だけ傾斜している。この角度θ2は、上述したフランジ部22の上面(フランジ部22が位置する水平面S)に対する第1傾斜面32の角度θ1と同一とすることが好ましく、具体的には10°以上45°以下としても良い。角度θ1と角度θ2とを互いに同一にすることにより、キャップ40を注出口20にねじ込む際、第2傾斜部60と第1傾斜部30とが干渉しないようにすることができる。
また、上述した角度θ1、θ2は、おねじ24及びめねじ44のリード角θ3(図6参照)と同一の角度又はそれ以下の角度とすることが好ましく、上記リード角θ3と同一の角度とすることがさらに好ましい。この場合、キャップ40を注出口20にねじ込む際、第1傾斜部30と第2傾斜部60とが干渉しないようにすることができる。
バンド部50の上面には、周方向に間隔を空けて複数のバンド台座部51が配置されている。バンド台座部51は、それぞれキャップ筒部42に向けて突出している。また、バンド部50の上面であって、第2ストレート部61に対応する位置には、それぞれ補強部52が設けられている。補強部52は、それぞれキャップ筒部42側に向けて突出している。このように補強部52を設けることにより、バンド部50の厚み(上下方向の長さ)が薄い部分を補強し、バンド部50が変形することを抑制することができる。
また、キャップ40のキャップ筒部42とバンド部50に、キャップ40を注出口20にねじ込む際互いに係合する係合突起53、54が円周方向に関して相対向する位置に各々設けられている。このような係合突起53、54によって、キャップ40を注出口20にねじ込む際、薄肉部48が破断することを未然に防止することができる。
薄肉部48は、キャップ筒部42とバンド部50との間に設けられている。薄肉部48は、薄肉の柱状となっている。本実施の形態においては、薄肉部48は、補強部52又はバンド台座部51上に設けられているとともに、円周方向に間隔をおいて複数(例えば4個)設けられている。また各薄肉部48は、キャップ筒部42からバンド部50側に向って先細状に形成されている。このため薄肉部48においてキャップ筒部42とバンド部50とは容易に破断可能となっており、このとき薄肉部48の破断箇所はバンド部50側に位置するようになっている。
また、バンド部50の内周面には、内周突起55が円周方向に所定間隔をおいて複数形成されている。内周突起55は、キャップ40を開封した後、注出口20の第1円周凸部26に係合し、バンド部50の脱落を防止する。また、内周突起55同士の間には、内周薄肉部56が形成されている。内周薄肉部56には内周突起55が存在せず、バンド部50の他の部分の厚み(径方向長さ)と同一の厚みを有している。この内周薄肉部56には、注出口20の注出口ラチェット29が配置される。これにより、キャップ40を注出口20から取り外す際、注出口ラチェット29が内周突起55に干渉することを防止することができる。
バンド部50の内周面であって、内周突起55よりも下方の部分には、複数のバンドラチェット57が形成されている。バンドラチェット57は、バンド部50から径方向内側に突出している。バンドラチェット57は、キャップ40を初期開封する際、注出口20の注出口ラチェット29に当接してバンド部50の回転を抑制するものである。バンドラチェット57は、それぞれ第2傾斜部60の内面に形成されており、第2傾斜部60と同数(3つ)設けられている(図4参照)。
再度図1を参照すると、注出口20とキャップ40とが組み合わされた状態で、第1傾斜部30と第2傾斜部60との間には、隙間15が形成される。この隙間15は、正面視で上下方向に蛇行するように形成される。第1傾斜部30と第2傾斜部60との間隔H(注出口20の軸線A方向に沿う距離)は、1mm以上2mm以下となっている。上記間隔Hを1mm以上とすることにより、キャップ40の開栓後、キャップ本体45を再封したとき、バンド部50とキャップ本体45との間の間隔が大きく開く。これにより、キャップ40を開栓したことを見た目でわかりやすくすることができる。また、上記間隔Hを2mm以下とすることにより、充填ラインでフランジ部22が他の注出口組立体10の隙間に嵌まることを抑制することができる。なお、第1傾斜部30と第2傾斜部60との間隔Hとは、第1傾斜面32と第2傾斜面62との間の隙間15の最大値をいう。
なお、第1傾斜面32と第2傾斜面62とが、それぞれ正面視で湾曲した面から構成されていても良い。この場合、注出口20の第1傾斜部30とキャップ40の第2傾斜部60との隙間15は、周方向に沿って波状に形成されても良い。
(注出口付き容器)
次に、図11を参照して、本実施の形態による注出口付き容器70について説明する。図11に示すように、注出口付き容器70は、ゲーブルトップタイプの紙製の容器本体71と、容器本体71に装着された注出口組立体10とを備えている。このうち容器本体71は、天面パネル72と、胴部パネル73と、底面パネル74とを備えている。また、注出口組立体10は、図1乃至図4に示すものであり、天面パネル72に内面側から取り付けられている。
なお、注出口組立体10が取り付けられる容器本体としては、ゲーブルトップ型の紙製容器に限られるものではない。例えば、容器本体は、ブリックタイプ又はフラットタイプの紙製容器であっても良い。あるいは、容器本体は、注出口組立体10を取り付け可能なものであれば、合成樹脂容器、ガラス製容器、金属製容器等であっても良い。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、図1乃至図4に示す注出口組立体10を作製する。この場合、まず注出口20と、キャップ40とをそれぞれ別途例えば射出成形法によって作製する。続いて、注出口20側のおねじ24とキャップ40側のめねじ44とを螺合させて注出口20にキャップ40がねじ込まれ、キャップ40が注出口20のフランジ部22側へ接近する。その後注出口20側の注出口ラチェット29上をキャップ40側のバンドラチェット57が乗り越えて、キャップ40が注出口20に対して確実に装着される。注出口20へキャップ40をねじ込む場合、上述のように、キャップ筒部42の係合突起53とバンド部50の係合突起54とが係合するので、キャップ筒部42とバンド部50との間に設けられた薄肉部48が破断することはない。このように、注出口20にキャップ40がねじ込まれた後、注出口20の各第1傾斜部30とキャップ40の各第2傾斜部60とがそれぞれ上下方向に対向するよう位置付けられる。
続いて、図11に示す注出口付き容器70を作製する。この場合、まず積層材として、紙基材を積層した積層材を製造し、この積層材から容器本体71を製造するための図示しないブランク板を製造する。次に、ブランク板が角筒状になるように胴部パネル73同士を熱により溶着する。
次に、充填ラインで、ブランク板から容器本体71の底面パネル74が成形される。次いで天面パネル72の内面に対して注出口組立体10が超音波や熱によって溶着され、注出口組立体10が容器本体71に取り付けられる。その後、天面パネル72が開口した状態で容器本体71内に飲料等の内容物が充填される。次いで、天面パネル72が封止され、上述したゲーブルトップタイプの容器本体71と、容器本体71に装着された注出口組立体10とを備えた注出口付き容器70(図11参照)が得られる。
ところで、このようにして、充填ラインで注出口組立体10をブランク板に取り付ける際、多数の注出口組立体10が様々な方向を向いた状態でまとめて搬送及び収容される場合がある。これに対して本実施の形態においては、注出口20の台座部23に複数の第1傾斜部30が配置され、キャップ40のバンド部50に複数の第2傾斜部60が配置されている。また、各第1傾斜部30と各第2傾斜部60とがそれぞれ上下に対向している。これにより、平板状のフランジ部22が、他の注出口組立体10の第1傾斜部30と第2傾斜部60との間の隙間15に嵌まり込みにくい。この結果、注出口組立体10同士が嵌り合うことを抑制し、生産性の低下を抑えることができる(図12(a)参照)。これに対して、比較例として注出口20の台座部23とキャップ40のバンド部50との間の隙間が水平であると、この隙間にフランジ部22が嵌まり込み、注出口組立体10同士が嵌り合うおそれがある(図12(b)参照)。この場合、充填ラインを停止し、注出口組立体10同士を引き離す作業が必要となり、生産効率が低下するおそれがある。
使用に際しては、まず使用者がキャップ40のキャップ本体45を把持し、キャップ本体45を注出口20から緩める方向(ねじ込み方向と逆方向)に回転させる。この場合、注出口20側の注出口ラチェット29とキャップ40側のバンドラチェット57とが円周方向において係合し、バンド部50が注出口20側に係止される。このため、キャップ本体45のみが注出口20から緩む方向に回転し、キャップ本体45とバンド部50との間の薄肉部48が破断し、キャップ本体45とバンド部50とが分離する。
更にキャップ本体45を注出口20に対して緩める方向に回転させることによって、注出口20側のおねじ24と、キャップ本体45側のめねじ44との係合が解除してキャップ本体45のみが注出口20から取り外される。
この間、キャップ本体45から分離したバンド部50は、その自重により円筒部21に沿って摺動しながらフランジ部22側へ落下する。次に、使用者は容器本体71を傾けて、注出口20から内容物を注ぎ出す。
その後使用者は、注出口20に対してキャップ本体45を再度装着する。この場合、キャップ40はキャップ本体45とバンド部50とが分離した状態となっているので、外部からキャップ40を一旦取り外したことを容易に認識することができる。また、注出口20側の第1傾斜部30とキャップ40側の第2傾斜部60との間隔Hは十分広くなっており、具体的には1mm以上2mm以下となっている。このためバンド部50が落下した後、キャップ本体45を再度装着したとき、バンド部50とキャップ本体45との隙間が十分広くなっており、キャップ40を一旦取り外したことが目視で認識しやすくなっている。
以上のように本実施の形態によれば、注出口20の台座部23には、周方向に沿って複数の第1傾斜部30が配置され、キャップ40のバンド部50には、周方向に沿って複数の第2傾斜部60が配置されている。また、各第1傾斜部30と各第2傾斜部60とがそれぞれ上下に対向している。これにより、キャップ40を一旦取り外した後再封した際の見た目の変化が大きく、キャップ40が初期開封されたことが目視で認識しやすくなっている。また、キャップ40を初期開封した後、キャップ本体45にバンド部50が付属しないため使いやすく、バンド部50がキャップ本体45を再封するたびに邪魔になることはない。さらに、注出口20の第1傾斜部30とキャップ40の第2傾斜部60との隙間15が上下方向に蛇行するように形成されるので、充填ライン等で注出口20のフランジ部22が他の注出口組立体10の隙間15に嵌まり込みにくい。
また本実施の形態によれば、フランジ部22の上面に対する第1傾斜面32の角度θ1は、フランジ部22の上面に対する第2傾斜面62の角度θ2と等しい。これにより、キャップ40を注出口20にねじ込む際、第2傾斜部60と第1傾斜部30とが干渉せず、スムーズにキャップ40を注出口20に装着することができる。
また本実施の形態によれば、フランジ部22の上面に対する第1傾斜面32の角度θ1及び第2傾斜面62の角度θ2は、フランジ部22の上面に対するおねじ24及びめねじ44の角度θ3以下となっている。これにより、キャップ40を注出口20にねじ込む際、キャップ40側の第2傾斜部60と注出口20側の第1傾斜部30とが互いに干渉しないようになっている。
また本実施の形態によれば、第1傾斜部30と第2傾斜部60との上下方向の間隔Hは、1mm以上2mm以下である。これにより、キャップ40を開栓したことを見た目でわかりやすくすることができるとともに、フランジ部22が他の注出口組立体10の隙間15に嵌まることを抑制することができる。
また本実施の形態によれば、第1傾斜部30同士の間には、第1ストレート部31が形成され、第2傾斜部60同士の間には、第2ストレート部61が形成されている。第1ストレート部31の上面及び第2ストレート部61の下面は、それぞれフランジ部22が位置する水平面Sに対して平行となっている。これにより、キャップ40と注出口20を締めた際の締め切り位置に余裕を持たせることができる。すなわち、キャップ40を注出口20に対して締める強さや滑りなどの影響により、キャップ40の締め切り位置は円周方向に数十度ぶれる場合がある。このため、第1ストレート部31及び第2ストレート部61を設けることにより、設計上のキャップ40の締め切り位置に対するずれを吸収することができる。
また本実施の形態によれば、バンド部50の上面に、キャップ筒部42側に向けて突出する補強部52が設けられている。これにより、バンド部50の厚みが薄くなっている部分を補強し、バンド部50の変形を抑制することができる。
(変形例)
次に、図13を参照して、注出口組立体の変形例について説明する。図13は、注出口組立体の変形例を示す断面図である。図13において、図1乃至図12に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図13に示すように、注出口20の円筒部21の内面に、プルリング(中栓)81が取り付けられている。このプルリング81は、円筒部21に予め一体成形されており、注出口20の円筒部21を初期密封している。プルリング81は、貫通孔25を閉鎖する開口閉鎖部82と、開口閉鎖部82を引き上げるためのリング状の把持部83とを有している。開口閉鎖部82の周縁には、周方向に沿って開封薄肉部84が形成されている。そして円筒部21を初期開封する時には、プルリング81の把持部83を指で引き上げることにより、開封薄肉部84が破断して開口閉鎖部82が貫通孔25から分離されるようになっている。これにより、初期密封時に容器本体71の密封性を向上させることができる。
なお、図示していないが、プルリング81に代えて、円筒部21の内面に閉鎖部材を設けても良い。この場合、初期開封時にキャップ本体45を注出口20に対して緩めた際、閉鎖部材がキャップ本体45側と係合しているため、閉鎖部材がキャップ本体45とともに回転又は上昇し、あるいはその両方により、閉鎖部材が注出口20から分離し、開栓と同時に取り外すことができる。あるいは、閉鎖部材がキャップ本体45側から突き刺されることで閉鎖部材を開封してもよい。
本開示は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 注出口組立体
15 隙間
20 注出口
21 円筒部
22 フランジ部
23 台座部
24 おねじ
25 貫通孔
30 第1傾斜部
31 第1ストレート部
32 第1傾斜面
33 第1連結面
40 キャップ
41 天部
42 キャップ筒部
43 ローレット
44 めねじ
45 キャップ本体
46 内側リング
48 薄肉部
50 バンド部
51 バンド台座部
52 補強部
55 内周突起
56 内周薄肉部
60 第2傾斜部
61 第2ストレート部
62 第2傾斜面
63 第2連結面
70 注出口付き容器

Claims (10)

  1. 外面におねじが形成された円筒部と、前記円筒部の下方に位置するフランジ部と、前記フランジ部上に位置する台座部とを有する注出口と、
    天部と、前記天部から延びるとともに、内面に前記注出口の前記おねじに螺合するめねじが形成されたキャップ筒部と、前記キャップ筒部に薄肉部を介して連結されたバンド部とを有するキャップとを備え、
    前記注出口の前記台座部には、周方向に沿って複数の第1傾斜部が配置され、前記キャップの前記バンド部には、周方向に沿って複数の第2傾斜部が配置され、各第1傾斜部と各第2傾斜部とがそれぞれ上下に対向している、注出口組立体。
  2. 前記第1傾斜部は、前記第2傾斜部側を向く第1傾斜面を有し、前記第2傾斜部は、前記第1傾斜部側を向く第2傾斜面を有し、前記フランジ部が位置する水平面に対する前記第1傾斜面の角度は、前記水平面に対する前記第2傾斜面の角度と等しい、請求項1に記載の注出口組立体。
  3. 前記水平面に対する前記第1傾斜面の角度及び前記第2傾斜面の角度は、前記おねじ及び前記めねじのリード角と同一の角度又はそれ以下の角度である、請求項2に記載の注出口組立体。
  4. 前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との、前記円筒部の軸線方向に沿う間隔は、1mm以上2mm以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の注出口組立体。
  5. 前記第1傾斜部同士の間には第1ストレート部が形成され、前記第2傾斜部同士の間には第2ストレート部が形成され、前記第1ストレート部の上面及び前記第2ストレート部の下面は、それぞれ前記フランジ部が位置する水平面に対して平行となっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の注出口組立体。
  6. 前記バンド部の上面に、前記キャップ筒部側に向けて突出する補強部が設けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の注出口組立体。
  7. 前記円筒部の内面に、プルリングが取り付けられている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の注出口組立体。
  8. 容器本体と、
    前記容器本体に装着された、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の注出口組立体とを備えた、注出口付き容器。
  9. 注出口組立体用の注出口であって、
    外面におねじが形成された円筒部と、
    前記円筒部の下方に位置するフランジ部と、
    前記フランジ部上に位置する台座部とを備え、
    前記台座部には、周方向に沿って複数の第1傾斜部が配置されている、注出口。
  10. 注出口組立体用のキャップであって、
    天部と、
    前記天部から延びるとともに、内面にめねじが形成されたキャップ筒部と、
    前記キャップ筒部に薄肉部を介して連結されたバンド部とを備え、
    前記バンド部には、周方向に沿って複数の第2傾斜部が配置されている、キャップ。
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