JP2020167299A - 色素増感太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電能力を維持することが可能な色素増感太陽電池を提供すること。【解決手段】本発明に係る色素増感太陽電池50は、透明基材20と、前記透明基材の表面に設けられた透明電極層21と、前記透明電極層の上に設けられた色素を含む発電層と、前記発電層の上に設けられた固体電解質層と、前記固体電解質層の上に設けられた対向電極層33と、少なくとも前記固体電解質層の側面を覆う封止層40と、前記封止層を覆うように設けられ、前記封止層よりも紫外線の透過率が低い紫外線カット層41とを有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、色素増感太陽電池に関する。
手軽に使用可能な太陽電池としてアモルファスシリコンを利用したシリコン系の太陽電池が普及している。シリコン系の太陽電池の用途は、腕時計、街路灯、及び計算機等の多岐にわたる。
一方、このようなシリコン系の太陽電池に代わる新たな太陽電池として色素増感太陽電池が注目されている。色素増感太陽電池は、室内や薄暮時のように低照度の環境でも効率的に発電できるという特徴を有しており、その特徴を活かした様々な構造が提案されている(特許文献1〜3)。
しかしながら、特許文献1〜3の構造には、色素増感太陽電池の発電能力を長期にわたって維持するという点で改善の余地がある。
特開2008−112704号公報 特開2014−211951号公報 特開2016−178288号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、発電能力を維持することが可能な色素増感太陽電池を提供することを目的とする。
本発明に係る色素増感太陽電池は、透明基材と、前記透明基材の表面に設けられた透明電極層と、前記透明電極層の上に設けられた色素を含む発電層と、前記発電層の上に設けられた固体電解質層と、前記固体電解質層の上に設けられた対向電極層と、少なくとも前記固体電解質層の側面を覆う封止層と、前記封止層を覆うように設けられ、前記封止層よりも紫外線の透過率が低い紫外線カット層とを有することを特徴とする。
上記色素増感太陽電池において、前記透明基材は、前記表面に相対する裏面を備え、前記紫外線カット層が前記裏面にも設けられてもよい。
上記色素増感太陽電池において、平面視において、前記透明電極層の第1の電極領域と、前記対向電極層の第2の電極領域とが露出してもよい。
上記色素増感太陽電池において、前記第1の電極領域は、平面視で多角形状の前記透明基材の角部に設けられてもよい。
上記色素増感太陽電池において、前記第2の電極領域は、前記対向電極層の中央部に設けられてもよい。
本発明によれば、発電能力を維持することが可能な色素増感太陽電池を提供することができる。
(a)、(b)は、第1実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その1)である。 (a)、(b)は、第1実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その2)である。 (a)、(b)は、第1実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その3)である。 (a)、(b)は、第1実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その4)である。 (a)は、図4(a)のA−A線に沿う断面図であり、(b)は、図4(a)のB−B線に沿う断面図である。 (a)は、図4(b)のC−C線に沿う断面図であり、(b)は、図4(b)のD−D線に沿う断面図である。 (a)は、封止層と紫外線カット層のそれぞれを単体で用いた場合に、これらの層を透過する紫外線のエネルギ量を表す図であり、(b)は、(a)の透過紫外線のエネルギ量を、入射紫外線のエネルギ量を基準にして百分率に換算した図である。 (a)は、第1実施例における調査方法について模式的に示す断面図であり、(b)は、比較例に係る色素増感太陽電池の断面図である。 第1実施例における調査結果を示す図である。 第1実施例の別の例に係る色素増感太陽電池の拡大断面図である。 (a)、(b)は、第2実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その1)である。 (a)、(b)は、第2実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その2)である。 (a)、(b)は、第2実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その3)である。 (a)、(b)は、第2実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の断面図(その4)である。 (a)は、図14(a)のE−E線に沿う断面図であり、(b)は、図14(a)のF−F線に沿う断面図である。 (a)は、図14(b)のG−G線に沿う断面図であり、(b)は、図14(b)のH−H線に沿う断面図である。
(第1実施例)
本実施例に係る色素増感太陽電池について、その製造方法を追いながら説明する。図1(a)〜図4(b)は、第1実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の斜視図である。
まず、図1(a)に示すように、相対する裏面20aと表面20bとを備えた透明基材20を用意する。これらの面のうち、裏面20aは、実使用下において光が入射する入射面となる。一方、表面20bには予め透明電極層21としてFTO(Fluorine doped Tin Oxide)層が0.1μm〜0.5μm程度の厚さに形成される。なお、FTO層に代えて、ITO(Indium Tin Oxide)層、酸化亜鉛層、インジウム−錫複合酸化物層と銀層との積層膜、及びアンチモンがドープされた酸化錫層のいずれかを透明電極層21として形成してもよい。
また、透明基材20はガラス基板であって、その長辺の長さAxは5mm〜40mm、例えば12mmであり、短辺の長さAyは5mm〜20mm、例えば10mmである。また、透明基材20の厚さAzは、0.1mm〜3mm、例えば1.1mmである。なお、ガラス基板に代えて透明なプラスチック板を透明基材20として使用してもよい。
次に、図1(b)に示すように、チタンアルコキシドから調整したアルコール溶液をセル領域Rcにおける透明電極層21の上に塗布した後、そのアルコール溶液を加熱して乾燥させることにより、逆電子移動防止層22を5nm〜0.1μm程度の厚さに形成する。本工程における乾燥温度は特に限定されず、450℃〜650℃、例えば550℃程度の温度で乾燥を行えばよい。
なお、セル領域Rcは、透明基材20において太陽電池セルが形成される領域である。また、そのセル領域Rcの隣の領域は、透明電極層21から電力を引き出すための第1の電極領域R1であり、その第1の電極領域R1には逆電子移動防止層22を形成しない。
各領域Rc、R1の形状や大きさは特に限定されない。セル領域Rcは、平面視で一辺の長さLが1mm〜20mm、例えば10mmの正方形状の領域とする。これにより、本実施例では、セル領域Rcの面積は約1cmとなる。また、第1の電極領域R1は、平面視で矩形状であり、その長辺の長さByは1mm〜20mm、例えば10mmであり、短辺の長さBxは1mm〜10mm、例えば2mmである。
続いて、図2(a)に示すように、粒径が5nm〜50nmの酸化チタン粒子が分散されたスラリを逆電子移動防止層22の上にスクリーン印刷法で1μm〜10μm程度の厚さに塗布し、それを加熱して有機物成分を除去することにより発電層25を形成する。そのスラリとして、例えば日揮触媒化成製の酸化チタンペーストであるPST−30NRDを使用する。また、スラリの加熱温度は450℃〜650℃、例えば550℃であり、その乾燥時間は10分〜120分、例えば30分程度である。
なお、発電層25を構成する半導体粒子は酸化チタン粒子に限定されず、Cd、Zn、In、Pb、Mo、W、Sb、Bi、Cu、Hg、Ti、Ag、Mn、Fe、V、Sn、Zr、Sr、Ga、Si、Cr、及びNbのいずれかの酸化物の粒子で発電層25を構成してもよい。更に、SrTiOやCaTiO等のペロブスカイト型酸化物の粒子で発電層25を形成してもよい。
また、発電層25はセル領域Rcのみに形成し、第1の電極領域R1には発電層25を形成せず、第1の電極領域R1の透明電極層21が露出した状態とする。
その後、色素を含有する有機溶液に透明基材20を浸漬し、発電層25を構成する半導体粒子の表面に色素を吸着させる。その有機溶液や浸漬条件も特に限定されない。例えば、アセトニトリルとt−ブタノールとを1:1の体積比率で混合した有機溶媒を用意し、その有機溶媒に色素としてCYC−B11(K)を0.1mM〜1mM、例えば0.2mMの濃度で添加してなる有機溶液を本工程で使用し得る。そして、その有機溶液を0℃〜80℃、例えば50℃に保温しつつ、有機溶液内において透明基材20を1時間〜12時間、例えば4時間だけ静置することで発電層25に色素を吸着させればよい。
更に、色素も上記に限定されず、金属錯体色素や有機色素を発電層25に吸着させればよい。このうち、金属錯体色素としては、例えば、ルテニウム−シス−ジアクア−ビピリジル錯体、ルテニウム−トリス錯体、ルテニウム−ビス錯体、オスミウム−トリス錯体、オスミウム−ビス錯体等の遷移金属錯体がある。また、亜鉛−テトラ(4−カルボキシフェニル)ポルフィリン、鉄−ヘキサシアニド錯体も金属錯体色素の一例である。
また、有機色素としては、例えば、9−フェニルキサンテン系色素、クマリン系色素、アクリジン系色素、トリフェニルメタン系色素、テトラフェニルメタン系色素、キノン系色素、アゾ系色素、インジゴ系色素、シアニン系色素、メロシアニン系色素、キサンテン系色素、及びカルバゾール化合物系色素等がある。
次に、図2(b)に示す工程について説明する。まず、固体電解質前駆体26として、ヨウ素、1,3−ジメチルイミダゾリウムヨージド(DMII)、アセトニトリル、及び分子量が100万のポリエチレンオキシドの各々を均一になるように混合する。次いで、この固体電解質前駆体26を発電層25の上に0.1μL〜50μL、例えば20μLだけ滴下し、発電層25に固体電解質前駆体26を含浸させる。そして、発電層25を50℃〜150℃、例えば100℃に加熱し、この状態を1分〜60分、例えば30分間維持することにより、固体電解質前駆体26に含まれる余剰のアセトニトリルを揮発させ、発電層25の上の固体電解質前駆体26を固体電解質層27とする。その後に、発電層25を室温に戻す。
なお、固体電解質前駆体26に含まれる電解質はDMIIに限定されない。例えば、ピリジニウム塩、イミダゾリウム塩、トリアゾリウム塩等のヨウ素塩であって、室温付近で固体状態にある塩や溶融状態にある常温溶融塩をイオン液体として使用し得る。そのような常温溶融塩としては、例えば、1−メチル−3−プロピルイミダゾリウムヨージド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムヨージド(BMII)、1−エチル−ピリジニウムヨージド等のヨウ化4級アンモニウム塩化合物等がある。
更に、固体電解質層27の材料は上記に限定されず、酸化還元対を含有する溶融塩、オキサジアゾール化合物、及びピラゾリン化合物等の有機半導体材料を固体電解質層27の材料として使用してもよい。また、ヨウ化銅や臭化銅等の金属ハロゲン化物材料で固体電解質層27を形成してもよい。
次に、図3(a)に示すように、固体電解質層27の上方に、セル領域Rcと同様に一辺の長さが10mm程度の正方形状の対向電極層33を配する。対向電極層33の層構造は特に限定されない。この例では、金属箔31として厚さが5μm〜200μm、例えば100μmのチタン箔を用意し、その金属箔31の両主面のうち透明基材20に対向する主面の全面に触媒層32として白金層をスパッタ法で0.01μm〜0.1μm程度、例えば0.05μmの厚さに形成することで対向電極層33を作製する。
なお、触媒層32の材料としては、上記の白金の他に、パラジウム、ロジウム、及びインジウム等の触媒機能を有する金属もある。また、グラファイトで触媒層32を形成してもよい。更に、白金を担持したカーボン、インジウム−錫複合酸化物、アンチモンがドープされた酸化錫、及びフッ素がドープされた酸化錫で触媒層32を形成してもよい。その他の材料としては、ポリ(3、4−エチレンジオキシチオフエン)(PEDOT)、及びポリチオフェン等の有機半導体がある。
次に、図3(b)に示すように、固体電解質層27と対向電極層33との間から気泡を排除しつつ、固体電解質層27に対向電極層33を密着させる。なお、本工程を減圧雰囲気中や真空中で行うことで、固体電解質層27と対向電極層33との間に気泡が残留し難くなる。
また、セル領域Rcにおいては、透明電極層21、発電層25、固体電解質層27、及び対向電極層33の各々が平面視で相互に重なり、光の入射によってそのセル領域Rcにおける発電層25に起電力が生じるようになる。
次いで、図4(a)に示すように、透明基材20の各側面と対向電極層33の上に紫外線硬化樹脂を塗布し、それを紫外線で硬化させることにより厚さが10μm〜1000μm程度、例えば500μmの封止層40を形成する。
このとき、第1の電極領域R1における透明電極層21は、この封止層40で覆われずに露出する。また、対向電極層33の中央部の第2の電極領域R2にも封止層40は形成されず、その第2の電極領域R2から対向電極層33が露出する。
図5(a)は、図4(a)のA−A線に沿う断面図であり、図5(b)は、図4(a)のB−B線に沿う断面図である。
封止層40は、固体電解質層27の側面27sが大気に曝されないようにすることで、大気中の水分によって固体電解質層27が液化してその側面27sから漏れ出すのを防止する役割を担う。
そのため、図5(a)に示すように、固体電解質層27の側面27sを覆うように固体電解質層27を形成すればよく、側面27sがない第1の電極領域R1寄りの透明基材20の側面20dには封止層40を形成しない。
一方、その側面20dに対向する透明基材20の側面20eは、その上方に固体電解質層27の側面27sが位置しているため、その側面27sを保護するために封止層40を形成する。
なお、固体電解質層27は平面視で四つの辺を備えた矩形状であり、この例では四つの辺にそれぞれに対応した全ての側面27sを封止層40で覆う。但し、固体電解質層27が液化するおそれがない場合には一部の側面27sのみを封止層40で覆ってもよい。
また、図5(b)に示す断面では、透明基材20の各側面20f、20gの上方に固体電解質層27の側面27sが位置しているため、その側面27sを保護するために各側面20f、20gに封止層40を形成する。
次に、図4(b)に示すように、紫外線カット層41として紫外線カットフィルムを封止層40に貼付して、その紫外線カット層41で封止層40を覆う。紫外線カット層41は、固体電解質層27や封止層40を紫外線から保護する役割を担うため、封止層40に紫外線が入射しないように封止層40の全面に形成するのが好ましい。
なお、紫外線カット層41の紫外線透過率が封止層40のそれよりも高いと、封止層40とは別に紫外線カット層41を設けて固体電解質層27を紫外線から保護するという目的を達成するのが困難となる。そこで、この例では、封止層40よりも紫外線透過率が低い紫外線カット層41で封止層40を覆う。
紫外線カット層41として使用し得る紫外線カットフィルムは特に限定されないが、本実施例ではNNE75Mをその紫外線カットフィルムとして使用する。また、その紫外線カットフィルムは、硬化済の封止層40の表面に貼付される。
更に、紫外線カットフィルムに代えて液状の紫外線カット樹脂を封止層40に塗布し、それを紫外線の照射や熱により硬化させて紫外線カット層41を形成してもよい。そのような紫外線カット樹脂としては、例えばシルビアUVカットクリヤーがある。
また、前述の第1の電極領域R1と第2の電極領域R2はこの紫外線カット層41で覆われず、第1の電極領域R1から透明電極層21が露出すると共に、第2の電極領域R2から対向電極層33が露出する。
以上により、本実施例に係る色素増感太陽電池50の基本構造が完成する。
図6(a)は、図4(b)のC−C線に沿う断面図であり、図6(b)は、図4(b)のD−D線に沿う断面図である。
図6(a)、(b)に示すように、実使用下においては透明基材20の裏面20aから光Rを入射することにより発電層25に起電力が生じる。この例では透明電極層21が負極として機能し、発電層25に生じた起電力のうち負側の電圧が第1の電極領域R1の透明電極層21から引き出される。また、対向電極層33は正極として機能し、発電層25に生じた起電力のうちの正側の電圧が第2の電極領域R2の対向電極層33から引き出される。
また、紫外線カット層41は、前述のように封止層40を覆うと共に、透明基材20の裏面20aも覆うように形成される。これにより、固体電解質層27の側面27sから入射する紫外線だけでなく、裏面20aから入射する紫外線によって固体電解質層27が劣化するのを抑制することが可能となる。更に、この例では対向電極層33の上にも紫外線カット層41を設けたことで、透明基板20がその両面から対向電極層33で挟まれた構造となり、透明基板20の機械的強度を向上させることが可能となる。
以上説明した本実施例によれは、図6(a)、(b)に示したように、少なくとも固体電解質層27の側面27sを覆うように封止層40を形成するため、大気中の水分から固体電解質層27を保護できる。そのため、固体電解質層27が吸湿して液化するのを抑制でき、液化した固体電解質層27が側面27sから漏れ出すのを封止層40で防ぐことができる。
しかも、その封止層40を紫外線カット層41で覆うことにより、基板横方向から入射する紫外線によって固体電解質層27や封止層40が劣化するのを防止できる。特に、発電層25を構成する酸化チタン粒子は光触媒として機能し、紫外線を受けたときに色素を分解してしまう。よって、このように基板横方向から入射する紫外線を紫外線カット層41でカットすることにより、色素の分解に起因して色素増感太陽電池50の発電能力が低下するのを抑制することが可能となる。
次に、紫外線カット層41による紫外線の阻止能力について説明する。
図7(a)は、封止層40と紫外線カット層41のそれぞれを単体で用いた場合に、これらの層を透過する紫外線のエネルギ量(W/m)を表す図である。なお、図7(a)において、「無し」は、封止層40と紫外線カット層41がない場合の透過紫外線のエネルギ量であって、これらの層40、41に入射する入射紫外線のエネルギ量に相当する。
また、封止層40の厚みは、紫外線カット層と比較するため、150μmとして評価を行った。一方、紫外線カット層41については、厚さが150μmの場合と75μmの場合のそれぞれの値を示している。
更に、紫外線は、波長が280μm〜315μmのUV−Bと、波長が315μm〜400μmのUV−Aの二種類を用いている。また、参考のために、波長が400μm〜1050μmの可視光を用いた場合の結果についても図7(a)に示している。
一方、図7(b)は、図7(a)の透過紫外線のエネルギ量(W/m)を、入射紫外線のエネルギ量(W/m)を基準にして百分率に換算した図である。なお、図7(b)において、「無し」は、図7(a)と同様に封止層40と紫外線カット層41がない場合の透過紫外線のエネルギ量の百分率である。
図7(b)に示すように、封止層40のみでは、入射紫外線の30%〜50%程度の紫外線が封止層40を透過してしまっている。一方、紫外線カット層41においては、入射紫外線の0.01%〜9%程度の紫外線しか透過できない。
この結果から、封止層40のみでは色素増感太陽電池50の内部に入射する紫外線をカットするのが難しいのに対し、紫外線カット層41を利用することでその紫外線を大幅にカットできることが分かる。
紫外線カット層41による紫外線の透過率をどの程度まで低減させるかは特に限定されない。但し、前述のような色素の分解等を抑制するには、紫外線カット層41の厚さを50μm〜150μmとしたときに、UV−AとUV−Bのそれぞれの紫外線の透過率が0.1%〜20%となるような材料で紫外線カット層41を形成するのが好ましい。なお、透過率は、入射紫外線と透過紫外線のそれぞれの強度の比の百分率で定義される。また、効率的に紫外線をカットするために、封止層40と紫外線カット層41とを同じ厚さで比較したときに、紫外線カット層41の紫外線の透過率が封止層40のそれよりも低くなるような材料で紫外線カット層41を形成するのが好ましい。
本願発明者は、色素増感太陽電池50の発電能力が低下するのを紫外線カット層41でどの程度抑制されるのかを調査した。
図8(a)は、その調査方法について模式的に示す断面図である。図8(a)に示すように、この調査では、基板横方向から太陽光1SUN(1000W/m)を照射し、その照射時間と発電能力との関係を調べた。なお、発電能力は、200LuxのLEDランプを照射したときの色素増感太陽電池50の発電量である。
また、その調査では、紫外線カット層41を設ける部位による発電能力の相違を調べるために、図8(b)に示すような比較例に係る色素増感太陽電池55についても同様の調査を行った。
図8(b)は、比較例に係る色素増感太陽電池55の断面図である。この色素増感太陽電池55においては、固体電解質層27の側面27sの横に紫外線カット層41を形成せずに、透明基材20の裏面20aのみに紫外線カット層41を形成した。そして、図8(a)の本実施例と同様に、基板横方向から色素増感太陽電池55に太陽光1SUN(1000W/m)を照射した。
調査結果を図9に示す。なお、図9の横軸は太陽光1SUN(1000W/m)の照射時間を表す。また、図9の縦軸は色素増感太陽電池55の性能維持率である。性能維持率は、太陽光を照射する前の初期状態を基準にした場合の色素増感太陽電池55の発電量の百分率として定義される。
図9に示すように、本実施例では、照射時間が100時間となっても、初期状態と同程度の発電能力が維持されている。これに対し、比較例では、照射時間が100時間になると初期状態の60%程度の発電量しか得られなくなってしまった。
この結果から、固体電解質層27の横の封止層40を覆うように紫外線カット層41を設け、基板横方向から入射する紫外線をその紫外線カット層41でカットすることが、色素増感太陽電池50の発電能力を維持するのに有効であることが確認できた。
なお、基板横方向から入射する紫外線をカットするために、図10に示すように紫外線カット層41を設けてもよい。
図10は、本実施例の別の例に係る色素増感太陽電池50の拡大断面図である。この例では、固体電解質層27の側面27sとその周囲のみに封止層40と紫外線カット層41とを設ける。
このようにしても、基板横方向から封止層40に入射する紫外線を紫外線カット層41でカットし、紫外線で封止層40が劣化するのを抑制できる。また、その封止層40を介して発電層25や固体電解質層27に入射する紫外線もカットできるため、色素増感太陽電池50の発電能力が紫外線で劣化するのを抑制することが可能となる。
(第2実施例)
本実施例では、第1実施例よりも発電量を増やすことが可能な色素増感太陽電池について説明する。
図11(a)〜図14(b)は、第2実施例に係る色素増感太陽電池の製造途中の斜視図である。なお、図11(a)〜図14(b)において、第1実施例で説明したのと同じ要素には第1実施例におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
まず、第1実施例と同様に、表面20bに透明電極層21が設けられた透明基材20を用意する。その透明基材20は平面視で矩形状であり、その長辺の長さAxは5mm〜50mm、例えば10mmであり、短辺の長さAyは5mm〜40mm、例えば10mmである。また、透明基材20の厚さAzは、0.5mm〜3mm、例えば1.1mmである。
次に、図11(b)に示すように、チタンアルコキシドから調整したアルコール溶液をセル領域Rcにおける透明電極層21の上に塗布した後、そのアルコール溶液を加熱して乾燥させることにより、逆電子移動防止層22を5nm〜0.1μm程度の厚さに形成する。第1実施例と同様に、本工程における乾燥温度は450℃〜650℃、例えば550℃程度とする。
また、本実施例では、矩形状の透明基材20の角部20hにおける直角三角形状の領域を第1の電極領域R1とし、その角部20hを除いた五角形状の領域をセル領域Rcとする。
直角三角形状の第1の電極領域R1の各辺のうち、直角を挟む一方の辺の長さCxは0.5mm〜5mm、例えば2mmであり、他方の辺の長さCyは0.5mm〜5mm、例えば2mmである。これにより、透明基板20の表面20bにおいて第1の電極領域R1を除いたセル領域Rcの面積は約0.98cmとなる。
なお、逆電子移動防止層22はセル領域Rcのみに形成され、第1の電極領域R1には透明電極層21が露出する。
次に、図12(a)に示すように、粒径が5nm〜50nmの酸化チタン粒子が分散されたスラリを逆電子移動防止層22の上にスクリーン印刷法で1μm〜10μm程度の厚さに塗布し、それを加熱して有機物成分を除去することにより発電層25を形成する。スラリの加熱温度は450℃〜650℃、例えば550℃であり、その乾燥時間は10分〜120分、例えば30分程度である。なお、スラリは特に限定されないが、この例では、第1実施例と同様に、日揮触媒化成製の酸化チタンペーストであるPST−30NRDをそのスラリとして使用する。
なお、発電層25はセル領域Rcのみに形成し、第1の電極領域R1には発電層25は形成せずに、第1の電極領域R1の透明電極層21が露出した状態とする。
その後に、色素を含有する有機溶液に透明基材20を浸漬し、発電層25を構成する半導体粒子の表面に色素を吸着させる。その有機溶液として、第1実施例と同様に、アセトニトリルとt−ブタノールとを1:1の体積比率で混合した有機溶媒に色素としてCYC−B11(K)を添加してなる有機溶液を使用する。なお、有機溶液における色素の濃度は、0.1mM〜1mM、例えば0.2mMである。そして、その有機溶液を0℃〜80℃、例えば50℃に保温しつつ、有機溶液内において透明基材20を1時間〜12時間、例えば4時間だけ静置することで発電層25に色素を吸着させればよい。
次に、図12(b)に示すように、固体電解質前駆体26を発電層25の上に0.1μL〜50μL、例えば20μLだけ滴下し、発電層25に固体電解質前駆体26を含浸させる。その固体電解質前駆体26として、例えばヨウ素、1,3−ジメチルイミダゾリウムヨージド(DMII)、アセトニトリル、及び分子量が100万のポリエチレンオキシドの各々を均一に混合した液を使用する。
そして、発電層25を加熱して固体電解質前駆体26に含まれる余剰のアセトニトリルを揮発させ、発電層25の上の固体電解質前駆体26を固体電解質層27とする。なお、発電層25の加熱温度は50℃〜150℃、例えば100℃である。また、その加熱時間は、1分〜60分、例えば30分間である。その後に、発電層25を室温に戻す。
次に、図13(a)に示すように、対向電極層33を固体電解質層27の上方に配する。その対向電極層33の外形は、一辺の長さが約10mmの正方形の一つの角を切り落とすことにより、セル領域Rcと同じ五角形状とされる。
また、対向電極層33は、第1実施例と同様に、厚さが5μm〜200μm、例えば100μmの金属箔31の上に触媒層32を0.01μm〜0.1μm、程度、例えば0.05μmの厚さに形成してなる。その金属箔31は例えばチタン箔であり、触媒層32は例えば白金層である。
次に、図13(b)に示すように、固体電解質層27に触媒層32を密着させる。このとき、固体電解質層27と触媒層32との間に気泡が混入するのを防止するために、本工程を減圧雰囲気中や真空中で行うのが好ましい。
また、第1実施例と同様にセル領域Rcにおいては透明電極層21、発電層25、固体電解質層27、及び対向電極層33の各々が平面視で相互に重なり、光の入射によってそのセル領域Rcにおける発電層25に起電力が生じるようになる。
続いて、図14(a)に示すように、透明基材20の各側面と対向電極層33の上に紫外線硬化樹脂を塗布し、それを紫外線で硬化させることにより厚さが10μm〜1000μm程度、例えば500μmの封止層40を形成する。
このとき、第1の電極領域R1における透明電極層21は封止層40で覆われずに露出する。また、対向電極層33の中央付近の第2の電極領域R2にも封止層40は形成されず、その第2の電極領域R2から対向電極層33が露出する。
図15(a)は、図14(a)のE−E線に沿う断面図であり、図15(b)は、図14(a)のF−F線に沿う断面図である。
図15(a)に示すように、封止層40は、固体電解質層27の側面27sを覆うと共に、透明基材20の各側面20d、20eにも形成される。
また、図15(b)に示すように、前述の側面20d、20eとは別の透明基材20の側面20f、20gにも封止層40が形成される。
なお、固体電解質層27は平面視で五つの辺を備えた多角形であり、この例では五つの辺にそれぞれに対応した全ての側面27sを封止層40で覆う。但し、第1実施形態と同様に、固体電解質層27が液化するおそれがない場合には一部の側面27sのみを封止層40で覆ってもよい。
次に、図14(b)に示すように、紫外線カット層41として紫外線カットフィルムを封止層40に貼付し、その紫外線カット層41で封止層40を覆う。第1実施例と同様に、紫外線カット層41は、固体電解質層27や封止層40を紫外線から保護する役割を担うため、封止層40に紫外線が入射しないように封止層40の全面に形成するのが好ましい。
その紫外線カット層41として使用し得る紫外線カットフィルムとしては、例えばNNE75Mがある。また、その紫外線カットフィルムは、硬化済の封止層40の表面に貼付される。
更に、紫外線カットフィルムに代えて、シルビアUVカットクリヤー等の液状の紫外線カット樹脂を封止層40に塗布し、それを紫外線の照射や熱により硬化させて紫外線カット層41を形成してもよい。
また、前述の第1の電極領域R1と第2の電極領域R2は紫外線カット層41で覆われず、第1の電極領域R1から透明電極層21が露出すると共に、第2の電極領域R2から対向電極層33が露出する。
以上により、本実施例に係る色素増感太陽電池60の基本構造が完成する。
図16(a)は、図14(b)のG−G線に沿う断面図であり、図16(b)は、図14(b)のH−H線に沿う断面図である。
図16(a)、(b)に示すように第1実施例と同様に実使用下においては透明基材20の裏面20aから光Rを入射し、これにより発電層25に生じた起電力を第1の電極領域R1と第2の電極領域R2のそれぞれから引き出す。
また、紫外線カット層41は、第1実施例と同様に封止層40を覆うと共に、透明基材20の裏面20aも覆うように形成される。これにより、固体電解質層27の側面27sから入射する紫外線だけでなく、裏面20aから入射する紫外線によって固体電解質層27が劣化するのを抑制することが可能となる。
以上説明した本実施例によれは、図14(b)に示したように、透明基材20の角部20hに第1の電極領域R1を設ける。そのため、透明基材20の全領域のうち、第1の電極領域R1以外の領域をセル領域Rcとすることができる。その結果、透明基材20の全領域にセル領域Rcが占める割合を第1実施例よりも増やすことができ、第1実施例よりも色素増感太陽電池60の発電量を増加させることが可能となる。
しかも、第1実施例と同様に、少なくとも固体電解質層27の側面27sを覆うように封止層40を形成したことで、大気中の水分から固体電解質層27を保護できる。
そして、封止層40を紫外線カット層41で覆うことにより、基板横方向から入射する紫外線によって固体電解質層27や封止層40が劣化するのを防止できる。
20 透明基材
21 透明電極層
22 逆電子移動防止層
25 発電層
26 固体電解質前駆体
27 固体電解質層
27s 側面
31 金属箔
32 触媒層
33 対向電極層
40 封止層
41 紫外線カット層
50 色素増感太陽電池
60 色素増感太陽電池

Claims (6)

  1. 透明基材と、
    前記透明基材の表面に設けられた透明電極層と、
    前記透明電極層の上に設けられた色素を含む発電層と、
    前記発電層の上に設けられた固体電解質層と、
    前記固体電解質層の上に設けられた対向電極層と、
    少なくとも前記固体電解質層の側面を覆う封止層と、
    前記封止層を覆うように設けられ、前記封止層よりも紫外線の透過率が低い紫外線カット層と、
    を有することを特徴とする色素増感太陽電池。
  2. 前記透明基材は、前記表面に相対する裏面を備え、
    前記紫外線カット層が前記裏面にも設けられたことを特徴とする請求項1に記載の色素増感太陽電池。
  3. 前記紫外線カット層が前記対向電極層の上にも設けられたことを特徴とする請求項2に記載の色素増感太陽電池。
  4. 平面視において、前記透明電極層の第1の電極領域と、前記対向電極層の第2の電極領域とが露出したことを特徴とする請求項1に記載の色素増感太陽電池。
  5. 前記第1の電極領域は、平面視で多角形状の前記透明基材の角部に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の色素増感太陽電池。
  6. 前記第2の電極領域は、前記対向電極層の中央部に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の色素増感太陽電池。
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