JP2020164212A - 箱詰め機のカートン形成装置 - Google Patents

箱詰め機のカートン形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020164212A
JP2020164212A JP2019067449A JP2019067449A JP2020164212A JP 2020164212 A JP2020164212 A JP 2020164212A JP 2019067449 A JP2019067449 A JP 2019067449A JP 2019067449 A JP2019067449 A JP 2019067449A JP 2020164212 A JP2020164212 A JP 2020164212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carton
panel
tray
flap
side panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019067449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6978088B2 (ja
Inventor
健治 竹下
Kenji Takeshita
健治 竹下
健二 大山
Kenji Oyama
健二 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fuji Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machinery Co Ltd filed Critical Fuji Machinery Co Ltd
Priority to JP2019067449A priority Critical patent/JP6978088B2/ja
Publication of JP2020164212A publication Critical patent/JP2020164212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6978088B2 publication Critical patent/JP6978088B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】箱詰め後のカートントレイを歪むことなく箱形に形成することができる箱詰め機のカートン形成装置を提供する。【解決手段】カートン支持手段22で支持された半製函のカートントレイ10の第2糊付けフラップ17bは、フラップ折曲げ手段により内側に折り曲げられる。第2側面パネル14の内面に、第2糊付手段により接着剤が塗布される。第2側面パネル14は、パネル折曲げ手段62により第2糊付けフラップ17bの外側に重なるように折り曲げられる。第2側面パネル14および第2糊付けフラップ17bは、カートンの内外から開閉部材68,68で挟持することで、第2糊付手段で塗布された接着剤により貼着される。【選択図】図9

Description

本発明は、半製函のカートンへ物品を供給した後に、該カートンを箱形に形成する箱詰め機のカートン形成装置に関するものである。
箱内へ複数の物品を立てた姿勢で収容する装置が、特許文献1として提案されている。特許文献1に開示の装置は、予め複数の物品を立てた姿勢に整列し、それら複数の物品をロボットハンドで左右から挟持して、開口が上側を向いた姿勢で搬送されてきた箱内に物品を上方から真っ直ぐ箱の底に向けて挿入することで、物品を複数一括で箱内に収容するよう構成される。
特許第2917120号公報
特許文献1の装置のように、一面が開口する箱に物品を供給した後、開口を封止して閉じる場合、天面パネルと内フラップとの接着部に接着剤を塗布すると共に内フラップと天面パネルとを折り重ねてその折重ね部位を外側から押し付けるようにしている。このような形態では、例えば、内容物が袋詰め品などで柔軟な性状の物品においては、パネルをフラップに外側から押し付ける際に、パネルとフラップとが内側に変形して貼着が不確実になるばかりか、パネルと糊付けフラップとの重なり状態がずれて箱が歪んでしまう問題が指摘される。
本発明は、箱詰め後のカートントレイを歪むことなく箱形に形成することができる箱詰め機のカートン形成装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明の箱詰め機のカートン形成装置は、
四角形状を呈する底面パネル(11)の3辺から立ち上がるように折り曲がった3面の側面パネル(13,16,17)を備え、底面パネル(11)の内面が向く面が開口し、残る1辺に連設された所定の側面パネル(14)が、該所定の側面パネル(14)と交差する2面において、対向する各側面パネル(16,17)から延びる糊付けフラップ(16b,17b)に未貼着とされ、内部に物品(W)が収容された半製函のカートントレイ(10)の、前記底面パネル(11)と前記3面の側面パネル(13,16,17)を外側から支持するカートン支持手段(22)と、
前記所定の側面パネル(14)と前記糊付けフラップ(16b,17b)との少なくとも一方の貼着面に接着剤を塗布する糊付け手段(61)と、
前記カートン支持手段(22)で支持した前記カートントレイ(10)の前記糊付けフラップ(16b,17b)を内側に折り曲げるフラップ折曲げ手段(72)と、
前記フラップ折曲げ手段(72)で折り曲げた前記糊付けフラップ(16b,17b)の外側に前記所定の側面パネル(14)を折り重ねるパネル折曲げ手段(62)と、
前記糊付けフラップ(16b,17b)と前記側面パネル(14)とを折り重ねた折重なり部と、前記カートントレイ(10)内に収容された物品(W)との間の上部空間(K)に、前記開口(10a)から差し入れ可能な第1の圧着部材(69)と、該第1の圧着部材(69)とにより前記折重なり部を外側から挟持する第2の圧着部材(70)とを備え、両圧着部材(69,70)による前記折重なり部の挟持は、前記カートントレイ(10)における側面パネル(14)と糊付けフラップ(16b,17b)とがなす角部近傍を押えて、前記糊付け手段(61)で塗布した接着剤により前記折重なり部を貼着する貼着手段(30)とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、半製函のカートントレイの4面をカートン支持手段で支持したもとで、未貼着の側面パネルと糊付けフラップとをカートントレイの内外から挟持して貼着するようにしたので、カートントレイを歪みなく箱形に形成することができる。また、カートントレイの角部近傍において側面パネルおよび糊付けフラップを挟持するので、糊付けフラップを内側に変形することなく支えることができ、歪みのない箱形に形成することができる。また、側面パネルおよび糊付けフラップを直接挟持するので、パネルおよびフラップを強固に貼着することができる。
請求項2に係る発明では、前記フラップ折曲げ手段(72)により折り曲げられた前記糊付けフラップ(16b,17b)を折り曲げ状態として外側から支持する支え部材(54a)を備え、該支え部材(54a)で支持した糊付けフラップ(16b,17b)の外側に側面パネル(14)を折り重ねて、前記第1の圧着部材(69)と第2の圧着部材(70)とにより支え部材(54a)を挟み込んで前記糊付けフラップ(16b,17b)と側面パネル(14)との折重なり部を挟持する際に、該折重なり部における前記支え部材(54a)による支持部位を除く領域が前記接着剤の塗布範囲(R)とされ、前記第1の圧着部材(69)と第2の圧着部材(70)による前記折重なり部の挟持面は、前記支え部材(54a)を跨いで前記接着剤の塗布範囲(R)を挟持可能な凸部(70c)を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、折り曲げた糊付けフラップを支え部材で支持したもとで、該糊付けフラップと側面パネルとを挟持して貼着するので、パネルとフラップとを位置ずれなく良好に貼着することができる。また、支え部材を跨いで接着剤の塗布範囲を挟持するので、支え部材に接着剤を付着することなくパネルとフラップとを強固に貼着することができる。
請求項3に係る発明では、前記底面パネル(11)から3面の側面パネル(13,16,17)が立ち上がり、前記開口(10a)を搬送方向と交差する側方へ斜め上向きにして、前記カートン支持手段(22)で支持した半製函のカートントレイ(10)を搬送するカートンコンベヤ(27)を設け、
前記貼着手段(30)は、前記カートンコンベヤ(27)で搬送される前記カートントレイ(10)における前記上部空間(K)に向けて、前記第1の圧着部材(69)を斜め上方から差し入れるよう構成したことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、下方に位置する側面パネル上に収容されている物品が開口から落下することなく、未貼着の側面パネルおよび糊付けフラップを挟持して貼着することができる。
請求項4に係る発明では、前記カートンコンベヤ(27)で搬送されるカートントレイ(10)の、下方に位置する側面パネル(13)を下側から支持する支持部材(42)を搬送方向に延在し、該支持部材(42)には、カートントレイ(10)の支持高さを設定する高さ調節手段(43)を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、複数サイズのカートントレイに柔軟に対応することができる。また、カートントレイのサイズ変更に際しては、支持部材による下方に位置する側面パネルの支持高さを調節するので、所定の側面パネルと糊付けフラップとの高さ位置は変わらず、各折曲げ手段や貼着手段の高さ位置を調節する必要はなく、構成の簡略化を図ることができる。
請求項5に係る発明では、前記カートンコンベヤ(27)の搬送方向の上流側から下流側に向けて、前記カートン支持手段(22)に空のカートントレイ(10)を受け入れる受入れステーション(S1)、前記カートン支持手段(22)で支持した前記カートントレイ(10)に物品(W)を供給する物品供給ステーション(S3)および物品(W)が収容された前記カートントレイ(10)を前記カートン支持手段(22)から取り出す取出しステーション(S6)と、を順に配置し、
前記カートンコンベヤ(27)は、前記各ステーション(S1,S3,S6)に対応して前記カートントレイ(10)の搬送を停止し、前記各ステーション(S1,S3,S6)での所定の処理を実施するよう構成し、
前記物品供給ステーション(S3)から前記取出しステーション(S6)までのカートンコンベヤ(27)の搬送経路に前記貼着手段(30)を配設したことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、カートントレイの搬送停止時に、未貼着の側面パネルと糊付けフラップとを好適に貼着することができる。また、カートントレイを取出しステーションまで搬送する間に、カートントレイの製函を終えて取り出すことができ、高効率で良好な製函を行うことができる。
請求項6に係る発明では、前記カートン支持手段(22)で支持した前記カートントレイ(10)を挟む前後に前記パネル折曲げ手段(62)と前記貼着手段(30)とを対向して配設したことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、未貼着の側面パネルを、折り曲げられた糊付けフラップに対して折り重ねた位置で、側面パネルおよび糊付けフラップを挟持し得るので、パネルとフラップとの重なり状態がずれることなく良好に貼着して製函することができる。
請求項7に係る発明では、前記第1の圧着部材(69)および第2の圧着部材(70)を、前記カートン支持手段(22)で支持した前記カートントレイ(10)に対して近接離間移動可能に駆動手段(65)を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、圧着部材を駆動手段により進退移動するよう構成したので、簡単な構成で第1の圧着部材をカートントレイに対して出し入れすることができる。
本発明によれば、側面パネルと糊付けフラップとをカートントレイの内外から挟持して貼着するので、パネルおよびフラップを良好に貼着してカートントレイを歪みなく箱形に形成することができる。
箱詰め機の全体構成を示す概略平面図である。 箱詰め機の要部を示す概略側面図である。 カートンコンベヤを示す概略図であって、(a)は走行用無端チェンと支持体との関係を示し、(b)はカートントレイと支持部材、パネル支え部材、前折ガイドおよびフラップ支え部材の関係を示す。 開口ステーションにおけるカートントレイと癖付け手段との関係を示す概略側面図である。 癖付け手段を示す概略正面図である。 物品供給ステーションにおけるカートントレイとピッキングロボットとの関係を示す概略側面図である。 フラップ折曲げステーションにおけるカートントレイと折曲手段との関係を示す概略正面図である。 カートントレイと第2糊付手段との関係を示す概略側面図である。 貼着ステーションにおけるカートントレイと貼着手段との関係を示す概略側面図である。 貼着手段を貼着位置に位置付けた状態での要部概略平面図である。 貼着手段で第2側面パネルと第2糊付けフラップとを貼着する状態を示す要部概略側面図である。 取出しステーションにおけるカートントレイと第2移載ロボットとの関係を示す概略側面図である。 (a)は半製函のカートントレイに物品が収容された状態と、該カートントレイに収容されている物品の向きを示す説明図であり、(b)は製函されたカートントレイが搬送される状態を示す説明図である。
次に、本発明に係る箱詰め機のカートン形成装置の好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
実施例に係る箱詰め機のカートン形成装置で扱われるカートン10は、図13(b)として例示したように、シート状に展開されたカートントレイ10を箱状に成形したものであって、該シート20は、四角形状を呈する底面パネル11の一方の対辺に第1側面パネル13と第2側面パネル14が第1折罫12,12を境に連設されると共に、前記底面パネル11の他方の対辺に第3側面パネル16と第4側面パネル17が第2折罫15,15を境に連設され、該第3側面パネル16および第4側面パネル17の夫々には、一対の糊付けフラップ16a,16b,17a,17bが第3折罫18,18を境にして夫々連設される。そして、シート20の各折罫12,15,18で側面パネル13,14,16,17を折り曲げ、糊付けフラップ16a,16b,17a,17bに第1側面パネル13および第2側面パネル14を貼着することで、底面パネル11の天側が開口するカートントレイからなる小箱が構成される。また、第3側面パネル16および第4側面パネル17は、後述するカートンコンベヤ27での搬送方向との関係で、下流側を第3側面パネル16と指称すると共に、上流側を第4側面パネル17と指称する。また、第3側面パネル16および第4側面パネル17に連設される糊付けフラップ16a,16b,17a,17bについては、第1側面パネル13に貼着されるものを第1糊付けフラップ16a,17aと指称し、第2側面パネル14に貼着されるものを第2糊付けフラップ16b,17bと指称する。また、本実施形態では、天側および第2側面パネル14で閉じられる側面が開口した半製函状態のカートントレイ10に物品Wを供給するよう構成されており、該半製函のカートントレイ10において、底面パネル11の内面が向く天側の開口を収容口10aと指称すると共に、第2側面パネル14で閉じられる側面の開口を側面開口10bと指称する。
実施例では、前記物品Wとして、図13(a)に示す如く、袋19の周囲三方がトップシール部19aと該トップシール部19aの両縁部に交差するサイドシール部19b,19bが形成され、袋底部にガセット19cが形成されており、袋内には粉体が充填された小袋であって、製袋充填機などにより製造された袋詰め品Wを挙げて説明するが、該物品の形態はこれに限られるものではない。
実施例に係る箱詰め機のカートン形成装置におけるカートンは、図13(a)に示す半製函のカートントレイ10であって、第1側面パネル13が第1糊付けフラップ16a,17aに貼着されると共に、第2側面パネル(所定の側面パネル)14が第2糊付けフラップ16b,17bに未貼着で、収容口10aおよび側面開口10bが開口するカートントレイからなり、図7〜図11に示すように、カートン形成装置は、半製函のカートントレイ10の未貼着の第2側面パネル14を除くパネル11,13,16,17を外側から支持するカートン支持手段22と、第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとの貼着面に接着剤を塗布する糊付手段61と、未貼着の第2糊付けフラップ16b,17bを内側に折り曲げるフラップ折曲げ手段72と、第2側面パネル14を内側に折り曲げるパネル折曲げ手段62と、重ね合わせた第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを貼着する貼着手段30と、を備える。
箱詰め機は、図1に示す如く、物品としての袋詰め品Wを搬送する供給コンベヤ26と、前記カートン支持手段22を備えて該カートン支持手段22により半製函のカートントレイ10を支持して搬送するカートンコンベヤ27と、製函されて袋詰め品Wを収容したカートントレイ10を搬送する搬送コンベヤ28とが、並列に配置される。カートンコンベヤ27は、供給コンベヤ26と搬送コンベヤ28との間に位置すると共に、カートンコンベヤ27の搬送方向は、供給コンベヤ26および搬送コンベヤ28の搬送方向上流と下流とが逆方向に設定される。供給コンベヤ26および搬送コンベヤ28は、何れも無端ベルトコンベヤで構成される。なお、搬送コンベヤ28の下流端に、搬送方向が交差する搬出コンベヤ31が接続される。
箱詰め機は、図2に示す如く、前記シート20が貯留されるマガジン32と、該マガジン32からシート20を取り出すシート取出し装置33とを備え、マガジン32には、取出し口からシート20を1枚ずつ取出し可能に積層される。シート取出し装置33は、作動部材33aに配設されて前記マガジン32からシート20を吸着して取り出し、後述するシート受継ぎ位置N1に位置付けるよう移送する吸着具33bが設けられる。
図2に示す如く、前記マガジン32に対するシート取出し方向の前方に、カートントレイ10を、シート20から折り曲げ成形する成形手段21が設けられる。成形手段21には、成形型34と、該成形型34と協働してシート20を半製函する折込み部材35と、折込み部材35を横方向に水平移動するシート移載手段36と、が設けられる。シート移載手段36は、折込み部材35を、前記シート受継ぎ位置N1と成形型34の上方の成形位置N2との間を移動する駆動手段として第1移動モータ36aを有する。また、折込み部材35は、成形位置N2と、成形型34の下方までシート20を押し込んだ押込み位置N3との間を昇降動する駆動手段として第2移動モータ36bが配設される。
前記折込み部材35は、実施例では下方に開口する箱型に形成され、その内部には、前記シート受継ぎ位置N1でシート20を吸着可能な吸着具35aを備える。また、折込み部材35は、前記成形型34の後述する成形孔38aに対して挿脱可能で、その外形形状は、シート20の底面パネル11に対応する形状に形成されており、該底面パネル11に連設する各側面パネル13,14,16,17との折罫位置に折込み部材35の各辺が合致するようになっている。また、前記シート受継ぎ位置N1と成形位置N2との間のシートの移送経路には、第1糊付手段37が設けられ、前記シート移載手段36によりシート20が横移送される際に第3側面パネル16および第4側面パネル17における第1糊付けフラップ16a,17aとの折り重ね位置に対応してホットメルトなどの接着剤が塗布される。
前記成形型34は、複数のガイド38によって画成されて上下方向に開口する成形孔38aが設けられる。成形孔38aは、シート20における底面パネル11のサイズおよび形状に対応する開口形状(実施例では四角形状)に形成されて、前記折込み部材35により押されたシート20の底面パネル11が成形型34内を通過するのを許容する。そして、底面パネル11が押されて成形孔38aを通過する際に、前記各側面パネル13,14,16,17および糊付けフラップ16a,16b,17a,17bが、対応するガイド38によって折り曲げ形成される。なお、前記折込み部材35で底面パネル11が吸着されたシート20が成形孔38aに押し込まれる際には、第3側面パネル16および第4側面パネル17が底面パネル11から立ち上がるように折り曲げられると共に、第1糊付けフラップ16a,17aが夫々内折りされ、該第1糊付けフラップ16a,17aに対して、第1側面パネル13が折り重ねられて貼着される。なお、第2糊付けフラップ16b,17bと、第2側面パネル14も成形孔38aを通過する際には、シート20は、前記第1糊付けフラップ16a,17aと第1側面パネル13と同様に折曲げ形成されるが、それらの折り重ね面に対して接着剤は塗布されていないので、成形孔38aを通過して下方へ抜け出たシート20における、パネルとフラップとの接続基部に折癖は付与されるが、相互に組み合わされることなく、カートントレイの収容口となる、底面パネル11の上方が開口された半製函状のカートントレイ10として成形される。
図2に示す如く、前記成形型34の下方に、カートン受渡し手段としての第1移載ロボット39が配置される。この第1移載ロボット39は、第1、第2のアーム39a,39bが夫々上下に回動制御可能な2軸の自由度を有するロボットから構成され、第1のアーム39aの先端に配設された吸着具39cによって、前記成形孔38aの下方から抜け出て成形された半製函のカートントレイ10の底面パネル11を下方から吸着保持し、カートントレイ10を、第1糊付けフラップ16a,17aが貼着された第1側面パネル13を下側で、収容口10aが、前記供給コンベヤ26を向く前方(カートンコンベヤ27の搬送方向と直交する側方)に臨む姿勢で前記カートン支持手段22に受け渡すよう動作制御される。
前記カートンコンベヤ27は、図3に示す如く、走行用無端チェン(無端索体)40に、半製函のカートントレイ10を支持可能な支持体41が、所定間隔で複数支持される。実施例では、カートンコンベヤ27によるカートントレイ10の搬送方向との関係で、受入れステーションS1、開口ステーションS2、物品供給ステーションS3、フラップ折曲げステーションS4、貼着ステーションS5および取出しステーションS6からなる処理ステーションが上流側から下流側に向けて順に配置される。そして、走行用無端チェン40の間欠走行によって、各処理ステーションS1,S2,S3,S4,S5,S6において各支持体41が間欠停止するよう構成される。
前記支持体41は、受入れステーションS1において前記第1移載ロボット39により受け渡される空の半製函のカートントレイ10を、底面パネル11が立ち上がった状態で支持する第1支持面部41aおよび底面パネル11の左右の前記第3側面パネル16ならびに第4側面パネル17を外側から支持する第2支持面部41bを備え、第1移載ロボット39から支持体41へ移載された半製函のカートントレイ10は、後述するパネル支え部材24によって第2側面パネル14を外側に拡げて支持することで側面開口10bが斜め上方に開口し、そして、カートントレイ10は、図6に示したように、開口部が前記収容口10aまで連続して広く開放された状態となって支持される。カートントレイ10は、カートンコンベヤ27の搬送方向と交差する一側に、収容口10aを斜め上方に向け、前記第2側面パネル14が折り畳まれることなく、開放状態となって上方に側面開口10bが臨んだ姿勢により、底面パネル11と第3側面パネル16および第4側面パネル17の3面が支持体41で支持される。
図3,図4に示す如く、前記カートンコンベヤ27は、前記支持体41で支持されて搬送されるカートントレイ10の下側に位置する第1側面パネル13が載置されて搬送される支持部材42を備える。この支持部材42は、前記受入れステーションS1から取出しステーションS6まで搬送される、カートントレイ10の下側に位置する第1側面パネル13を下方から支持可能な長さで延在している。また、支持部材42は、高さ調節手段43によって、高さ位置の調節を行い得るようになっている。高さ調節手段43は、コンベヤフレーム44に回動可能に支持されて上下方向に延在する複数の調節ネジ45と、支持部材42が配設される可動部材46に配設されて調節ネジ45に螺合する雌ネジ部材47と、調節ネジ45を回転する調節ハンドル48とを備え、調節ハンドル48を正逆方向に回転することで、調節ネジ45と雌ネジ部材47との螺合作用下に、支持部材42による第1側面パネル13の受け高さ位置が調節される。すなわち、支持部材42の高さ位置を調節することで、該支持部材42によるカートントレイ10の支持高さを設定し得るよう構成される。実施例では、支持部材42は、第1側面パネル13を載置して収容口10aの開口が斜め上向きとなる姿勢として、カートントレイ10を傾斜状に支持する第1支持部であり、前記第2支持面部41b,41bが、カートントレイ10における底面パネル11、第3側面パネル16および第4側面パネル17を外側から支持する第2支持部(支持部)であり、支持部材42および支持体41からカートン支持手段22が構成される。すなわち、カートン支持手段22は、底面パネル11の3辺から立ち上がるように折り曲がった第1側面パネル13、第3側面パネル16、第4側面パネル17によって底面パネル11の内面が向く面が開口し、残る1辺に連設された第2側面パネル14が、該第2側面パネル14と交差する2面において、対向する第3側面パネル16および第4側面パネル17から延びる第2糊付けフラップ16b,17bに未貼着とされた半製函のカートントレイ10における第2側面パネル14を除く4枚のパネル11,13,16,17を外側から支持する。
前記開口ステーションS2には、カートン支持手段22で支持されているカートントレイ10の第2糊付けフラップ16b,17bを、前記第3折罫18,18で外側に折り拡げる癖付け手段23が設けられる。図4、図5に示す如く、癖付け手段23は、カートンコンベヤ27の一側に配設された第1シリンダ49と、該第1シリンダ49により進退移動する第1移動部材50と、第1移動部材50に支持されたロータリーアクチュエータ51,51と、各ロータリーアクチュエータ51の回転軸に連結された回動アーム52aと、回動アーム52aの延出端に直交して配設した棒状の癖付け部材52bとを備える。また、第1移動部材50には、前記第3側面パネル16および第4側面パネル17の内面を支持可能な一対の支持材53,53が設けられる。開口ステーションS2でカートントレイ10が間欠停止した位置で癖付け部材52bおよび支持材53は、第1シリンダ49の動作によって、カートントレイ10の収容口10aより前方に離間した待機位置と、カートンに対する作用位置との間を往復移動するよう構成される。癖付け部材52bが作用位置に位置付いた際には、支持材53が第3側面パネル16と第4側面パネル17の内方へ進入して、前記支持体41とにより第3、第4側面パネル16,17を挟んで支持すると共に、癖付け部材52bが対応する側面パネル16,17を外側に折り曲げる折曲位置(図5の二点鎖線位置)まで移動する。
前記カートンコンベヤ27の上方には、前記開口ステーションS2の下流から前記貼着ステーションS5の手前までの間に亘って、パネル支え部材24が延在するように設けられる。このパネル支え部材24は、図3(b)に示す如く、受入れステーションS1において支持体41に受け渡されたカートントレイ10の前記第2側面パネル14を後方に傾けるように拡げて支持することで、側面開口10bが斜め上方に開口し、そして、カートントレイ10は、開口部が前記収容口10aまで連続して広く開放した状態となって支持される(図4参照)。
図6に示す如く、前記物品供給ステーションS3に対応して、前記ピッキングロボット25が配設される。ピッキングロボット25は、パラレルリンクロボットからなり、その動作可能範囲内において、三次元移動空間を自由に移動可能なロボットハンド25aを有する。ロボットハンド25aは、袋詰め品Wを吸着可能な吸着カップなどの吸着具25bを備え、ピッキングロボット25は、前記供給コンベヤ26に載置されて搬送されてくる袋詰め品Wを、ロボットハンド25aに設けた吸着具25bで1つずつ吸着して取り上げ、該袋詰め品Wを物品供給ステーションS3で間欠停止している半製函のカートントレイ10内の、前記第1側面パネル13に順次積み上げて収容するよう動作制御する。また、ピッキングロボット25は、袋詰め品Wをカートントレイ10に収容する際には、上方および前方に開口するカートントレイ10に対し、ロボットハンド25aをカートントレイ10の上方から斜め下方へ下降しながらカートン内に至る軌跡で移動することで、ロボットハンド25aで保持した袋詰め品Wを、第1側面パネル13に向けて下降しつつ底面パネル11に近寄せて、側面開口10bおよび収容口10aを袋詰め品Wが箱外から箱内へ斜めに下降して通過させる。
ここで、実施例の前記供給コンベヤ26では、前記袋詰め品Wは、搬送方向と交差する左右方向に上部と底部とが向くように一定方向に並ぶと共に、表面また裏面が上向きとなる寝た姿勢で、搬送方向に所定間隔で載置搬送される。これに対し、カートンコンベヤ27の各支持体41に支持されたカートントレイ10は、搬送方向の上流と下流とに袋の上部と底部とが向く姿勢の袋詰め品Wを収容するように成形されている。すなわち、ピッキングロボット25は、供給コンベヤ26から取り上げた袋詰め品Wをカートントレイ10に収容するまでの間に、袋詰め品Wの向きを変えるように動作制御される。更に、実施例の袋詰め機では、カートントレイ10に収容される袋詰め品Wは、その底部が袋積層数ごとに互い違いとなるように積み上げるよう、袋詰め品Wを水平旋回して向きが移載されるまでの間に変えられる(図13参照)。
前記フラップ折曲げステーションS4に、前記カートン支持手段22で支持されて搬送されるカートントレイ10の第2糊付けフラップ16b,17bを内側に折り曲げる前折ガイド54と、後折曲げ体55とによるフラップ折曲げ手段72が設けられる。図7に示す如く、前折ガイド54は、カートン支持手段22に支持されて搬送されるカートントレイ10がフラップ折曲げステーションS4まで移動する際に、第2糊付けフラップ16bが前折ガイド54に当接して前進することで、該第2糊付けフラップ16bが内側に折り曲げられる。後折曲げ体55は、前記癖付け手段23と同様の構成であって、カートンコンベヤ27の一側に配設された第2シリンダ56と、該第2シリンダ56により進退移動する第2移動部材57と、第2移動部材57に支持されたロータリーアクチュエータ58と、ロータリーアクチュエータ58の回転軸に連結された回動アーム59aと、回動アーム59aの延出端に直交して配設した棒状の後折曲げ部材59bとを備える。第2シリンダ56は、後折曲げ部材59bを、フラップ折曲げステーションS4で間欠停止したカートントレイ10における収容口10aより前方の待機位置と、上流側の第4側面パネル17の外側に臨む前進位置との間で往復移動する。後折曲げ部材59bが前進位置に位置付いた際には、ロータリーアクチュエータ58により後折曲げ部材59bが第4側面パネル17を内側に折り曲げる折曲位置(図7の二点鎖線位置)まで移動する。なお、前折ガイド54は、前記貼着ステーションS5の下流まで延在し、内側に折り曲げられた2つの第2糊付けフラップ16b,17bを、貼着ステーションS5で第2側面パネル14に貼着されるまでの間に亘って折り曲げ状態を維持するよう構成される。また、前折ガイド54における貼着ステーションS5に臨む部位には、より薄いフラップ支え部材(支え部材)54aが設けられて、前記貼着手段30で第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを挟持する際には、該フラップ支え部材54aを挟んでパネル14とフラップ16b,17bとが挟持される(図11参照)。また、カートンコンベヤ27のカートン支持手段22で支持された半製函のカートントレイ10内には、収容口10aに向けて斜め上向きとなる第1側面パネル13に積層された最上段の袋詰め品Wと、フラップ折曲げ手段72で折り曲げられて最上段の袋詰め品Wの上方に臨む第2糊付けフラップ16b,17bとの間に、貼着手段30の後述する内側片69を挿入可能な上部空間Kが画成される(図9参照)。
前記フラップ折曲げステーションS4と貼着ステーションS5との間に第2糊付手段(糊付手段)61が設けられる。第2糊付手段61は、図8に示す如く、前記カートン支持手段22で支持されて搬送されるカートントレイ10の上方に延出した第2側面パネル14と、第2糊付けフラップ16b,17bとの重なり代(貼着面)に、ホットメルトなどの接着剤を塗布する。第2糊付手段61は、パネル14とフラップ16b,17bとの折重なり部における、前記前折ガイド54(フラップ支え部材54a)による第2糊付けフラップ16b,17bの支持部位を除く領域に接着剤を塗布する。
図9、図10、図11に示す如く、前記貼着ステーションS5に、該貼着ステーションS5で間欠停止したカートントレイ10の第2側面パネル14を、先に折り曲げられている第2糊付けフラップ16b,17bの外側に重ね合わせるように内側に折り曲げるパネル折曲げ手段62と、内側に折り曲げた第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとを圧接して第2糊付手段61にて塗布した接着剤で貼着する貼着手段30とが設けられる。パネル折曲げ手段62は、貼着ステーションS5においてカートントレイ10の背面側に位置する駆動手段としての第3シリンダ63と、該第3シリンダ63によりカートントレイ10に対する進退方向に往復移動するパネル折曲げ部材64とを備える。第3シリンダ63は、パネル折曲げ部材64を、貼着ステーションS5で間欠停止したカートントレイ10における第2側面パネル14より背面側に離間した待機位置(図9の位置)と、該位置から第2側面パネル14を底面パネル11に対して90度内側に折り曲げるまで前進した折曲げ位置(図11の位置)との間で往復移動する。実施例では、前記フラップ折曲げステーションS4に設けたフラップ折曲げ手段72(前折ガイド54と後折曲げ体55)および貼着ステーションS5に設けたパネル折曲げ手段62とから、第3側面パネル16および第4側面パネル17に連設した未貼着の第2糊付けフラップ16b,17bと前記第2側面パネル14を内側に折り曲げる折曲手段29が構成される。
図9、図10、図11に示す如く、前記貼着手段30は、貼着ステーションS5においてカートントレイ10の収容口10aの前方に配設された駆動手段としての第4シリンダ65と、該第4シリンダ65によりカートントレイ10に対して近接離間移動可能に配設した挟持手段としてのエアチャック67とを備える。エアチャック67は、エアにより上下方向に開閉動する一対の開閉部材68,68を備える。そして、第4シリンダ65は、開閉部材68,68を、貼着ステーションS5で間欠停止したカートントレイ10における収容口10aより前方に離間した待機位置と、前記第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bの折重なり部を上下(カートンの内外)から挟み得る貼着位置(図9の位置)との間で往復移動する。前記開閉部材68は、貼着位置において、カートントレイ10の内側に臨む内側片69および外側に臨む外側片70からなり、開閉部材68はエアシリンダ67aによって相互に離間した開放位置(図11の二点鎖線位置)と、相互に接近した挟持位置(図11の実線位置)との間を開閉動する。また、開閉部材68は、搬送方向に離間する一対の挟持体69a,69b,70a,70bからなり、各挟持体69a,69b,70a,70bにより、第2側面パネル14と各第2糊付けフラップ16b,17bとを、カートントレイ10の角部となる、第2糊付けフラップ16b,17bが連設される第3側面パネル16および第4側面パネル17の角部近傍において押さえて挟持可能に構成される。また、前記パネル折曲げ部材64は、外側片70の挟持体70a,70bの間を干渉することなく進退移動するようになっている。また、外側片70の各挟持体70a,70bには、内側片69の挟持体69a,69bと対向する挟持面に、前記前折ガイド54に設けたフラップ支え部材54aを跨いで第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとの糊付位置を圧着可能な凸部70c,70cが設けられる。内側片69が、第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bの折重なり部と、カートントレイ10内の袋詰め品Wとの間の前記上部空間Kに差し入れて第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを内側から支持可能な第1の圧着部材であり、外側片70が、内側片69とにより第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとの折重なり部を外側から挟持する第2の圧着部材である。なお、第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとの折重なり部におけるフラップ支え部材54aによる支持部位を除く領域が前記接着剤の塗布範囲Rとされ、該塗布範囲Rを内側片69と外側片70とで挟持する(図10参照)。
図12に示す如く、前記取出しステーションS6の上方に、袋詰め品Wが収容されると共に製函されたカートントレイ10を、前記支持体41から取り出して前記搬送コンベヤ28に送る移載手段としての第2移載ロボット71が配置される。この第2移載ロボット71も前記第1移載ロボット39と同様に、第1、第2のアーム71a,71bが夫々上下に回動制御可能な2軸の自由度を有するロボットから構成され、第1のアーム71aの延出端に設けた吸着具71cによって、前記カートン支持手段22で支持されているカートントレイ10の第1側面パネル13を吸着したカートントレイ10を、前記収容口10aが上方に向く姿勢に変換して搬送コンベヤ28に載置するように動作制御する。なお、取出しステーションS6において前記支持部材42は、第2移載ロボット71の吸着具71cでの吸着部位と干渉しない位置で第1側面パネル13を支持するよう構成される。
次に、実施例に係る箱詰め機のカートン形成装置の作用について説明する。
図2に示す如く、前記マガジン32からシート取出し装置33で取り出したシート20を、シート受継ぎ位置N1に位置付けると、前記シート移載手段36の折込み部材35の吸着具35aによって、シート20における底面パネル11の内面を吸着する。シート移載手段36の第1移動モータ36aにより折込み部材35を、成形位置N2に向けて横移動する。折込み部材35が成形位置N2に移動される間に、前記第1糊付手段37によって、第3側面パネル16および第4側面パネル17の内面に接着剤を塗布する。
前記折込み部材35が成形位置N2に至ると、シート移載手段36の第2移動モータ36bにより折込み部材35を押込み位置N3に向けて下降し、底面パネル11を吸着している折込み部材35によってシート20を前記成形型34の成形孔38aに押し込むことで、各側面パネル13,14,16,17および糊付けフラップ16a,16b,17a,17bが所定の順序で折り曲げられて、第1側面パネル13のみが対応する第1糊付けフラップ16a,17aに貼着されて上方が開口する半製函のカートントレイ10が成形される。半製函のカートントレイ10は、底面パネル11の外面が前記第1移載ロボット39の吸着具39cで吸着され、該第1移載ロボット39を動作することで、吸着した半製函のカートントレイ10を、前記受入れステーションS1で間欠停止している前記支持体41に受け渡す。
前記支持体41に受け渡された半製函のカートントレイ10は、図4に示す如く、第1側面パネル13が下側で、収容口10aが前記供給コンベヤ26側の前方に位置する姿勢で、立った底面パネル11、第3側面パネル16および第4側面パネル17が外側から第1支持面部41aおよび第2支持面部41bによって支持される。また、第1側面パネル13は、前記支持部材42によって、収容口10aに向けて上方傾斜するように下方から支持される。
前記カートンコンベヤ27を走行してカートントレイ10が支持された支持体41が開口ステーションS2で間欠停止すると、図4に示す如く、前記癖付け手段23の第1シリンダ49によって癖付け部材52b,52bおよび支持材53,53を、待機位置から作用位置へ移動する。そして、図5に示す如く、癖付け手段23の一対のロータリーアクチュエータ51,51により、癖付け部材52b,52bを退避位置から折曲位置に移動することで、対応する第2糊付けフラップ16b,17bの夫々が外側に折り曲げられ、前記第3折罫18,18において第2糊付けフラップ16b,17bが外側に拡開する折癖を付ける。第2糊付けフラップ16b,17bの折り曲げに際し、第3側面パネル16および第4側面パネル17は、第2支持面部41b,41bと支持材53,53とにより内外から支持されるので、第3折罫18,18に折癖を好適に付けることができる。
前記癖付け部材52b,52bおよび支持材53,53を、第1シリンダ49によって作用位置から待機位置に移動した後、前記カートンコンベヤ27を走行すると、支持体41に支持されているカートントレイ10の上方に延出する前記第2側面パネル14は、前記パネル支え部材24によって外側(後方)に向けて拡げられて側面開口10bが上方に開口するように支持される。カートントレイ10を支持した支持体41が物品供給ステーションS3で間欠停止すると、前記ピッキングロボット25のロボットハンド25aによって前記供給コンベヤ26で搬送されてくる袋詰め品Wを1つずつ取り上げて、カートン内において前記第1側面パネル13の上に順に積み上げる。このとき、上方に位置する第2糊付けフラップ16b,17bが外側に拡開すると共に、第2側面パネル14はパネル支え部材24で外側に拡がるように支持されて側面開口10bは上方に大きく開口しているので、ロボットハンド25aによる物品供給に際し、袋詰め品Wをカートントレイ10に干渉することなく好適に収容することができる。
また、前記ピッキングロボット25は、供給コンベヤ26に底部と上部とが左右方向を向いた寝た姿勢で載置搬送される袋詰め品Wの上面をロボットハンド25aの吸着具25bで吸着して、その寝た姿勢のまま袋詰め品Wの向きを底部と上部とがカートンコンベヤ27の搬送方向の上流と下流とに向くように変換してカートントレイ10に収容する。また、ピッキングロボット25は、袋詰め品Wをカートントレイ10に収容するにあたり、該袋詰め品Wを水平旋回して底部を互い違いに重ねて積み上げるように袋積層数毎に、移送中に袋詰め品Wの向きを変換する(図13(a)参照)。これにより、カートン内には、袋の上部に対して底部が膨らんだ袋詰め品Wを集積した容積が小さくなって収容される。
前記物品供給ステーションS3で所定数の袋詰め品Wが詰め込まれたカートントレイ10を支持する支持体41が、前記フラップ折曲げステーションS4に搬送される際に、図7に示す如く、下流側の第2糊付けフラップ16bが、前折ガイド54に当接して内側に折り曲げられる。そして、支持体41がフラップ折曲げステーションS4に間欠停止すると、前記後折曲げ体55の第2シリンダ56によって後折曲げ部材59bを、待機位置から前進位置へ移動する。そして、後折曲げ体55のロータリーアクチュエータ58により、後折曲げ部材59bを退避位置から折曲位置に移動することで、上流側の第2糊付けフラップ17bが内側に折り曲げられる。支持体41がフラップ折曲げステーションS4から下流側に移動する際に、後折曲げ体55で内側に折り曲げられた第2糊付けフラップ17bは、前記前折ガイド54によって折り曲げ状態が維持される。
前記支持体41が貼着ステーションS5に移動する前に、前記第2糊付手段61によって前記第2側面パネル14の内面における第2糊付けフラップ16b,17bが貼着される部位に接着剤が塗布される。支持体41が貼着ステーションS5に間欠停止すると、図10に示す如く、前記パネル折曲げ手段62の第3シリンダ63によってパネル折曲げ部材64を、待機位置から折曲位置に移動することで、第2側面パネル14は、予め折り曲げられている第2糊付けフラップ16b,17bの外側に折り重ねるように内側に折り曲げられる。次いで、前記貼着手段30の第4シリンダ65によって開閉位置の内外の開閉部材68を、待機位置から貼着位置へ移動する。これにより、前記内側片69が、カートントレイ10内における最上段の袋詰め品Wと、第2糊付けフラップ16b,17bとの間の前記上部空間Kに差し入れられ、第2側面パネル14および下側に重なっている各第2糊付けフラップ16b,17bは、内外の開閉部材68における対応する挟持体69a,69b,70a,70bの間に臨む。そして、図11に示す如く、前記エアシリンダ67aによって内外の開閉部材68を開放位置から挟持位置に移動することで、上下に重なる第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bの折重なり部は、挟持体69a,69b,70a,70bで挟持され、前記第2糊付手段61で塗布された接着剤によって折重なり部が貼着される。第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを、内外から挟持体69a,69b,70a,70bで挟持して貼着するので、第3側面パネル16や第4側面パネル17に不要な力が加わることはなく、カートントレイ10は、形が歪むことなく製函される。また、挟持体69a,69b,70a,70bによって、カートントレイ10の角部近傍において第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを押える(挟持する)ので、第2糊付けフラップ16b,17bを内側に変形することなく支えることができ、より歪みのない箱形に形成することができる。更に、内側に折り曲げた第2糊付けフラップ16b,17bを前折ガイド54のフラップ支え部材54aで支持したもとで、外側に重なるように折り曲げられた第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとを開閉部材68,68の挟持体69a,69b,70a,70bで挟持して貼着するので、パネル14とフラップ16b,17bとを位置ずれなく良好に貼着することができる。また、第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとの折重なり部におけるフラップ支え部材54aによる支持部位を除く領域にのみ接着剤が塗布されているので、フラップ支え部材54aに接着剤が付着することはない。また、外側片70の各挟持体70a,70bには、内側片69の挟持体69a,69bと対向する挟持面に、前記フラップ支え部材54aを跨いで接着剤の塗布範囲Rを挟持可能な凸部70c,70cを設け、フラップ支え部材54aと干渉することなく第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとを直接挟持するので、パネル14およびフラップ16b,17bを強固に貼着することができる。
前記カートンコンベヤ27が走行して、製函されたカートントレイ10が取出しステーションS6に間欠停止すると、図12に示す如く、前記第2移載ロボット71により、第1側面パネル13を吸着したカートントレイ10を支持体41から取り上げると共に、前記収容口10aが上を向く姿勢に変換して前記搬送コンベヤ28に移載する。該搬送コンベヤ28に載置されたカートントレイ10は、下流端まで搬送された後に前記搬出コンベヤ31を介して次工程に搬出される。
実施例の箱詰め機では、シート20から成形した半製函のカートン内に、供給コンベヤ26で搬送されてくる袋詰め品Wを1つずつロボットハンド25aで保持して収容するようにした。半製函のカートントレイ10は、前方および上方が連続して広く開口しているので、ロボットハンド25aで袋詰め品Wをカートントレイ10に収容する際の移送軌跡の許容範囲は広く、物品供給時に袋詰め品Wがカートントレイ10に干渉することなく袋詰め品Wの移送軌跡を短くして、高速処理に対応することができる。また、ロボットハンド25aで保持した袋詰め品Wを、箱外から箱内へ斜めに下降して前方および上方の開口を通過して第1側面パネル13の上方に積み上げるようにしたので、ロボットハンド25aによる袋詰め品Wのカートン内への移送軌跡をより短くして移載時間を抑えることができ、高速で安定的な物品供給をなし得る。
ここで、製袋充填機で製造された袋詰め品Wでは、その底部に内容物が偏ることで、袋の底部と上部とでは厚みが異なり、複数の袋詰め品Wを底部が重なるようにカートン内に収容すると、底部側の積層サイズが大きくなって、カートン内への収容数が少なくなってしまう。これに対して、実施例の箱詰め機では、底部が膨らんでいる袋詰め品Wを対象とする場合に、底部が互い違いに重なった状態で袋詰め品Wをカートン内に収容するようにしたので、容積を小さくして収容でき、カートン内の袋詰め品Wの収容量を適切に確保することができる。また、供給コンベヤ26によって寝た状態で搬送されてくる袋詰め品Wを、カートン内に寝た姿勢のままで第1側面パネル13の上方に積み上げるようにしているので、保形性の弱い袋詰め品であっても、個々の姿勢に乱れのない綺麗に整列した集合品として収容できる。従って、所定数の袋詰め品を収容した半製函のカートントレイ10における第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとを貼着して製函したカートントレイ10を、取出しステーションS6において収容口10aが上向きとなる姿勢で搬送コンベヤ28に移載した場合に、カートン内の袋詰め品Wの集合状態が乱れるのを抑えることができる。すなわち、高速処理が要求される場合にあっても、カートン内へ収容されるべき袋詰め品Wを、乱れを生じることなく複数集合した状態で良好に箱詰め処理できる。
また、実施例の箱詰め機は、供給コンベヤ26で搬送されてきた袋詰め品Wを、ピッキングロボット25で保持して1つずつカートントレイ10に収容し、該カートン内で複数の袋詰め品Wを集合化するようにしたので、袋詰め品Wの集合装置などを別途設置する必要はなく、シンプルな構造で、高い兼用性を備える。すなわち、予め集合した複数の袋詰め品Wを一括で把持してカートン内に収容するものではないので、カートン内への集合品の供給に伴う個々の物品の姿勢の乱れなどの問題を生ずることもなく、カートン内に袋詰め品Wを整った集合状態で詰め合わせることができる。
前記カートンコンベヤ27は、カートン支持手段22で支持されて搬送されるカートントレイ10を、各ステーションS1,S2,S3,S4,S5,S6で間欠停止するよう構成したので、受入れステーションS1でのカートントレイ10の受り取り処理、開口ステーションS2での第2糊付けフラップ16b,17bの癖付け処理、物品供給ステーションS3での物品供給処理、フラップ折曲げステーションS4での第2糊付けフラップ16b,17bの折曲げ処理、貼着ステーションS5での第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bの貼着処理および取出しステーションS6でのカートントレイ10の取出し処理を安定的に行うことができる。また、供給コンベヤ26と搬送コンベヤ28との間にカートンコンベヤ27を配置すると共に、該カートンコンベヤ27の搬送方向を供給コンベヤ26および搬送コンベヤ28の搬送方向と逆にしたので、装置の設置スペースを小さくすることができると共に、複数の袋詰め品Wのカートントレイ10への詰め込みを高効率で行うことができる。
前記物品供給ステーションS3にカートントレイ10が搬送されるまでの間に、第2糊付けフラップ16b,17bを癖付け手段23により外側に拡げるように癖付けを行うと共に、物品供給ステーションS3の上流側から下流側に亘って第2側面パネル14をパネル支え部材24で外側に拡げるように支持しているので、ピッキングロボット25による物品供給に際してカートントレイ10の側面開口10bを開口状態に維持することができ、ピッキングロボット25による袋詰め品Wの供給をスムーズに行うことができる。また、物品供給ステーションS3から取出しステーションS6までのカートンコンベヤ27の搬送経路に前記貼着手段30を配設し、物品供給ステーションS3において所定数の袋詰め品Wが箱詰めされた半製函のカートントレイ10における未貼着の第2糊付けフラップ16b,17bと第2側面パネル14とを、該カートントレイ10が取出しステーションS6に搬送されるまでの間に貼着して製函を終えるようにしたので、高効率で良好な製函を行うことができる。
実施例のカートン形成装置では、半製函のカートントレイ10の4面をカートン支持手段22で支持したもとで、未貼着の第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを、カートントレイ10の内外から挟持して貼着するようにしたので、カートントレイ10を歪みなく箱形に形成することができる。また、カートン支持手段22は、カートントレイ10を傾斜状に収容口10aが上向きとなるように支持しているので、第1側面パネル13上に積み上げられた最上段の袋詰め品Wと第2糊付けフラップ16b,17bとの間に、貼着手段30の内側片69の挿入を許容する上部空間Kを確保すると共に袋詰め品Wを収容口10aから落下することなく、第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを挟持して貼着することができる。また、カートン支持手段22で支持されるカートントレイ10を挟む前後に、パネル折曲げ手段62と貼着手段30とを対向して配設してあるので、第2側面パネル14を、予め折り曲げられた第2糊付けフラップ16b,17bに対して折り重ねた位置で、該第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bを挟持することができ、第2側面パネル14と第2糊付けフラップ16b,17bとの重なり状態がずれることなく良好に貼着して製函することができる。更に、貼着手段30は、開閉部材68,68を第4シリンダ65によって待機位置と貼着位置との間で進退移動(カートントレイ10に対して近接離間移動)するよう構成したので、簡単な構成で内側片69をカートントレイ10に対して出し入れすることができる。
また、実施例のカートン形成装置では、カートンコンベヤ27で搬送されるカートントレイ10の第1側面パネル13を下方から支持する支持部材42を、受入れステーションS1から取出しステーションS6まで延在すると共に、該支持部材42による第1側面パネル13の受け高さ位置(支持高さ)を高さ調節手段43によって調節可能に構成したので、各支持体41に第1側面パネル13を支持する部材を個々に設ける必要はなく、支持部材42を高さ調節するだけで、カートントレイ10のサイズ変更に簡単に対応することができる。また、支持部材42に載置されて搬送される第1側面パネル13の受け高さを調節するので、サイズ変更後のカートントレイ10における第2側面パネル14および第2糊付けフラップ16b,17bの高さ位置は変わらず、フラップ折曲げ手段72、パネル折曲げ手段62および貼着手段30の高さ位置を調節する必要はなく、構成を簡略化することができる。
(変更例)
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) カートントレイ10の底面パネル11、第3側面パネル16および第4側面パネル17を支持する支持体41とは別体で、第1側面パネル13を支持する支持部材42を設けたが、支持体41にカートントレイ10の搬送底面を受ける支持部材を一体で設ける構成を採用することができる。
(2) 実施例では、内側片69および外側片70の何れも二股形状としたが、内側片69についてはカートン内に進入可能なサイズであれば、その形状は二股形状でなくてもよい。
(3) パネル折曲げ部材64を進退移動する駆動手段としてシリンダを採用したが、カム機構やリンク機構などの伝達機構に連繋したモータなどの他の駆動手段を採用することができる。
(4) 貼着手段30の開閉部材68,68を進退移動する駆動手段としてシリンダを採用したが、カム機構やリンク機構などの伝達機構に連繋したモータなどの他の駆動手段を採用することができる。また、実施例では、開閉部材68,68の進退移動と開閉動とを別々の駆動手段65,67で行うよう構成したが、カム機構やリンク機構などの作動機構を単一の駆動手段で作動して進退移動と開閉動とを行う構成を採用することができる。
10 カートントレイ,10a 収容口(開口),11 底面パネル
13 第1側面パネル,14 第2側面パネル(所定の側面パネル)
16 第3側面パネル,16b 第2糊付けフラップ(糊付けフラップ)
17 第4側面パネル,17b 第2糊付けフラップ(糊付けフラップ)
22 カートン支持手段,27 カートンコンベヤ,30 貼着手段
41b 第2支持面部(支持部),42 支持部材,43 高さ調節手段
54a フラップ支え部材(支え部材),61 第2糊付手段(糊付手段)
62 パネル折曲げ手段,65 第4シリンダ(駆動手段)
69 内側片(第1の圧着部材),70 外側片(第2の圧着部材)
72 フラップ折曲げ手段,W 物品(袋詰め品),S1 受入れステーション
S3 物品供給ステーション,S6 取出しステーション,K 上部空間
R 接着剤の塗布範囲

Claims (7)

  1. 四角形状を呈する底面パネルの3辺から立ち上がるように折り曲がった3面の側面パネルを備え、底面パネルの内面が向く面が開口し、残る1辺に連設された所定の側面パネルが、該所定の側面パネルと交差する2面において、対向する各側面パネルから延びる糊付けフラップに未貼着とされ、内部に物品が収容された半製函のカートントレイの、前記底面パネルと前記3面の側面パネルを外側から支持するカートン支持手段と、
    前記所定の側面パネルと前記糊付けフラップとの少なくとも一方の貼着面に接着剤を塗布する糊付け手段と、
    前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイの前記糊付けフラップを内側に折り曲げるフラップ折曲げ手段と、
    前記フラップ折曲げ手段で折り曲げた前記糊付けフラップの外側に前記所定の側面パネルを折り重ねるパネル折曲げ手段と、
    前記糊付けフラップと前記側面パネルとを折り重ねた折重なり部と、前記カートントレイ内に収容された物品との間の上部空間に、前記開口から差し入れ可能な第1の圧着部材と、該第1の圧着部材とにより前記折重なり部を外側から挟持する第2の圧着部材とを備え、両圧着部材による前記折重なり部の挟持は、前記カートントレイにおける側面パネルと糊付けフラップとがなす角部近傍を押えて、前記糊付け手段で塗布した接着剤により前記折重なり部を貼着する貼着手段とを備えた
    ことを特徴とする箱詰め機のカートン形成装置。
  2. 前記フラップ折曲げ手段により折り曲げられた前記糊付けフラップを折り曲げ状態として外側から支持する支え部材を備え、該支え部材で支持した糊付けフラップの外側に側面パネルを折り重ねて、前記第1の圧着部材と第2の圧着部材とにより支え部材を挟み込んで前記糊付けフラップと側面パネルとの折重なり部を挟持する際に、該折重なり部における前記支え部材による支持部位を除く領域が前記接着剤の塗布範囲とされ、前記第1の圧着部材と第2の圧着部材による前記折重なり部の挟持面は、前記支え部材を跨いで前記接着剤の塗布範囲を挟持可能な凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載の箱詰め機のカートン形成装置。
  3. 前記底面パネルから3面の側面パネルが立ち上がり、前記開口を搬送方向と交差する側方へ斜め上向きにして、前記カートン支持手段で支持した半製函のカートントレイを搬送するカートンコンベヤを設け、
    前記貼着手段は、前記カートンコンベヤで搬送される前記カートントレイにおける前記上部空間に向けて、前記第1の圧着部材を斜め上方から差し入れるよう構成したことを特徴とする請求項1または2記載の箱詰め機のカートン形成装置。
  4. 前記カートンコンベヤで搬送されるカートントレイの、下方に位置する側面パネルを下側から支持する支持部材を搬送方向に延在し、該支持部材には、カートントレイの支持高さを設定する高さ調節手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の箱詰め機のカートン形成装置。
  5. 前記カートンコンベヤの搬送方向の上流側から下流側に向けて、前記カートン支持手段に空のカートントレイを受け入れる受入れステーション、前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイに物品を供給する物品供給ステーションおよび物品が収容された前記カートントレイを前記カートン支持手段から取り出す取出しステーションと、を順に配置し、
    前記カートンコンベヤは、前記各ステーションに対応して前記カートントレイの搬送を停止し、前記各ステーションでの所定の処理を実施するよう構成し、
    前記物品供給ステーションから前記取出しステーションまでのカートンコンベヤの搬送経路に前記貼着手段を配設したことを特徴とする請求項3または4記載の箱詰め機のカートン形成装置。
  6. 前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイを挟む前後に前記パネル折曲げ手段と前記貼着手段とを対向して配設したことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の箱詰め機のカートン形成装置。
  7. 前記第1の圧着部材および第2の圧着部材を、前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイに対して近接離間移動可能に駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の箱詰め機のカートン形成装置。
JP2019067449A 2019-03-29 2019-03-29 箱詰め機のカートン形成装置 Active JP6978088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019067449A JP6978088B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 箱詰め機のカートン形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019067449A JP6978088B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 箱詰め機のカートン形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020164212A true JP2020164212A (ja) 2020-10-08
JP6978088B2 JP6978088B2 (ja) 2021-12-08

Family

ID=72714256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019067449A Active JP6978088B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 箱詰め機のカートン形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6978088B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0393404U (ja) * 1990-01-12 1991-09-24
JPH04102211U (ja) * 1991-02-07 1992-09-03 王子製紙株式会社 段ボールケースの構造
JPH10329814A (ja) * 1997-05-28 1998-12-15 Lion Corp 箱封緘装置
JP2008302962A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Toyo Seikan Kaisha Ltd 袋箱詰め方法及び装置
JP2009096482A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Kyoto Seisakusho Co Ltd 製函包装装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0393404U (ja) * 1990-01-12 1991-09-24
JPH04102211U (ja) * 1991-02-07 1992-09-03 王子製紙株式会社 段ボールケースの構造
JPH10329814A (ja) * 1997-05-28 1998-12-15 Lion Corp 箱封緘装置
JP2008302962A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Toyo Seikan Kaisha Ltd 袋箱詰め方法及び装置
JP2009096482A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Kyoto Seisakusho Co Ltd 製函包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6978088B2 (ja) 2021-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2731174C (en) Machine for cartoning products
JP5878518B2 (ja) 複数のピックアップヘッドを利用することによって複数のカートンをコンベアトラックに同時に供給するためのカートン供給システム及び方法
JP5878517B2 (ja) カートンをカートントラックに供給するためのカートン供給装置及び方法
US11897222B2 (en) Method and apparatus for erecting cartons
US9745146B2 (en) Conveying device
US11505341B1 (en) Robotic case packer platform and packing method
JP7199686B2 (ja) 箱詰め装置
KR101929419B1 (ko) 랩 어라운드 포장시스템
JP6876588B2 (ja) 箱詰め装置および箱詰め方法
JP2023037509A (ja) 箱詰機におけるフラップ折曲げ装置
JP5753643B2 (ja) 段ボール箱詰めシステム
JP7460214B2 (ja) ロボット箱詰め装置
JP6978088B2 (ja) 箱詰め機のカートン形成装置
JP6801881B2 (ja) 箱詰め装置
JP6978085B2 (ja) 物品供給装置
JP2023103752A (ja) 製函装置及び製函・箱詰システム
JP7266855B2 (ja) 箱詰め装置
JP7016528B2 (ja) 箱詰めシステム
EP1068947B1 (en) Method and apparatus for automatically forming cardboard boxes from a flat unfinished board
JP7277704B2 (ja) 製函装置
JP6969967B2 (ja) 口栓付きパウチ容器の箱詰め装置
JP6832802B2 (ja) 製函・箱詰め装置
JP2023149148A (ja) 包装装置及び包装体の形成方法
JP4609614B2 (ja) 商品の自動箱詰方法及びその装置
JP2023109581A (ja) 包装用箱の製函装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6978088

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150