JP2020164212A - 箱詰め機のカートン形成装置 - Google Patents
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四角形状を呈する底面パネル(11)の3辺から立ち上がるように折り曲がった3面の側面パネル(13,16,17)を備え、底面パネル(11)の内面が向く面が開口し、残る1辺に連設された所定の側面パネル(14)が、該所定の側面パネル(14)と交差する2面において、対向する各側面パネル(16,17)から延びる糊付けフラップ(16b,17b)に未貼着とされ、内部に物品(W)が収容された半製函のカートントレイ(10)の、前記底面パネル(11)と前記3面の側面パネル(13,16,17)を外側から支持するカートン支持手段(22)と、
前記所定の側面パネル(14)と前記糊付けフラップ(16b,17b)との少なくとも一方の貼着面に接着剤を塗布する糊付け手段(61)と、
前記カートン支持手段(22)で支持した前記カートントレイ(10)の前記糊付けフラップ(16b,17b)を内側に折り曲げるフラップ折曲げ手段(72)と、
前記フラップ折曲げ手段(72)で折り曲げた前記糊付けフラップ(16b,17b)の外側に前記所定の側面パネル(14)を折り重ねるパネル折曲げ手段(62)と、
前記糊付けフラップ(16b,17b)と前記側面パネル(14)とを折り重ねた折重なり部と、前記カートントレイ(10)内に収容された物品(W)との間の上部空間(K)に、前記開口(10a)から差し入れ可能な第1の圧着部材(69)と、該第1の圧着部材(69)とにより前記折重なり部を外側から挟持する第2の圧着部材(70)とを備え、両圧着部材(69,70)による前記折重なり部の挟持は、前記カートントレイ(10)における側面パネル(14)と糊付けフラップ(16b,17b)とがなす角部近傍を押えて、前記糊付け手段(61)で塗布した接着剤により前記折重なり部を貼着する貼着手段(30)とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、半製函のカートントレイの4面をカートン支持手段で支持したもとで、未貼着の側面パネルと糊付けフラップとをカートントレイの内外から挟持して貼着するようにしたので、カートントレイを歪みなく箱形に形成することができる。また、カートントレイの角部近傍において側面パネルおよび糊付けフラップを挟持するので、糊付けフラップを内側に変形することなく支えることができ、歪みのない箱形に形成することができる。また、側面パネルおよび糊付けフラップを直接挟持するので、パネルおよびフラップを強固に貼着することができる。
請求項2の発明によれば、折り曲げた糊付けフラップを支え部材で支持したもとで、該糊付けフラップと側面パネルとを挟持して貼着するので、パネルとフラップとを位置ずれなく良好に貼着することができる。また、支え部材を跨いで接着剤の塗布範囲を挟持するので、支え部材に接着剤を付着することなくパネルとフラップとを強固に貼着することができる。
前記貼着手段(30)は、前記カートンコンベヤ(27)で搬送される前記カートントレイ(10)における前記上部空間(K)に向けて、前記第1の圧着部材(69)を斜め上方から差し入れるよう構成したことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、下方に位置する側面パネル上に収容されている物品が開口から落下することなく、未貼着の側面パネルおよび糊付けフラップを挟持して貼着することができる。
請求項4の発明によれば、複数サイズのカートントレイに柔軟に対応することができる。また、カートントレイのサイズ変更に際しては、支持部材による下方に位置する側面パネルの支持高さを調節するので、所定の側面パネルと糊付けフラップとの高さ位置は変わらず、各折曲げ手段や貼着手段の高さ位置を調節する必要はなく、構成の簡略化を図ることができる。
前記カートンコンベヤ(27)は、前記各ステーション(S1,S3,S6)に対応して前記カートントレイ(10)の搬送を停止し、前記各ステーション(S1,S3,S6)での所定の処理を実施するよう構成し、
前記物品供給ステーション(S3)から前記取出しステーション(S6)までのカートンコンベヤ(27)の搬送経路に前記貼着手段(30)を配設したことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、カートントレイの搬送停止時に、未貼着の側面パネルと糊付けフラップとを好適に貼着することができる。また、カートントレイを取出しステーションまで搬送する間に、カートントレイの製函を終えて取り出すことができ、高効率で良好な製函を行うことができる。
請求項6の発明によれば、未貼着の側面パネルを、折り曲げられた糊付けフラップに対して折り重ねた位置で、側面パネルおよび糊付けフラップを挟持し得るので、パネルとフラップとの重なり状態がずれることなく良好に貼着して製函することができる。
請求項7の発明によれば、圧着部材を駆動手段により進退移動するよう構成したので、簡単な構成で第1の圧着部材をカートントレイに対して出し入れすることができる。
図2に示す如く、前記マガジン32からシート取出し装置33で取り出したシート20を、シート受継ぎ位置N1に位置付けると、前記シート移載手段36の折込み部材35の吸着具35aによって、シート20における底面パネル11の内面を吸着する。シート移載手段36の第1移動モータ36aにより折込み部材35を、成形位置N2に向けて横移動する。折込み部材35が成形位置N2に移動される間に、前記第1糊付手段37によって、第3側面パネル16および第4側面パネル17の内面に接着剤を塗布する。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) カートントレイ10の底面パネル11、第3側面パネル16および第4側面パネル17を支持する支持体41とは別体で、第1側面パネル13を支持する支持部材42を設けたが、支持体41にカートントレイ10の搬送底面を受ける支持部材を一体で設ける構成を採用することができる。
(2) 実施例では、内側片69および外側片70の何れも二股形状としたが、内側片69についてはカートン内に進入可能なサイズであれば、その形状は二股形状でなくてもよい。
(3) パネル折曲げ部材64を進退移動する駆動手段としてシリンダを採用したが、カム機構やリンク機構などの伝達機構に連繋したモータなどの他の駆動手段を採用することができる。
(4) 貼着手段30の開閉部材68,68を進退移動する駆動手段としてシリンダを採用したが、カム機構やリンク機構などの伝達機構に連繋したモータなどの他の駆動手段を採用することができる。また、実施例では、開閉部材68,68の進退移動と開閉動とを別々の駆動手段65,67で行うよう構成したが、カム機構やリンク機構などの作動機構を単一の駆動手段で作動して進退移動と開閉動とを行う構成を採用することができる。
13 第1側面パネル,14 第2側面パネル(所定の側面パネル)
16 第3側面パネル,16b 第2糊付けフラップ(糊付けフラップ)
17 第4側面パネル,17b 第2糊付けフラップ(糊付けフラップ)
22 カートン支持手段,27 カートンコンベヤ,30 貼着手段
41b 第2支持面部(支持部),42 支持部材,43 高さ調節手段
54a フラップ支え部材(支え部材),61 第2糊付手段(糊付手段)
62 パネル折曲げ手段,65 第4シリンダ(駆動手段)
69 内側片(第1の圧着部材),70 外側片(第2の圧着部材)
72 フラップ折曲げ手段,W 物品(袋詰め品),S1 受入れステーション
S3 物品供給ステーション,S6 取出しステーション,K 上部空間
R 接着剤の塗布範囲
Claims (7)
- 四角形状を呈する底面パネルの3辺から立ち上がるように折り曲がった3面の側面パネルを備え、底面パネルの内面が向く面が開口し、残る1辺に連設された所定の側面パネルが、該所定の側面パネルと交差する2面において、対向する各側面パネルから延びる糊付けフラップに未貼着とされ、内部に物品が収容された半製函のカートントレイの、前記底面パネルと前記3面の側面パネルを外側から支持するカートン支持手段と、
前記所定の側面パネルと前記糊付けフラップとの少なくとも一方の貼着面に接着剤を塗布する糊付け手段と、
前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイの前記糊付けフラップを内側に折り曲げるフラップ折曲げ手段と、
前記フラップ折曲げ手段で折り曲げた前記糊付けフラップの外側に前記所定の側面パネルを折り重ねるパネル折曲げ手段と、
前記糊付けフラップと前記側面パネルとを折り重ねた折重なり部と、前記カートントレイ内に収容された物品との間の上部空間に、前記開口から差し入れ可能な第1の圧着部材と、該第1の圧着部材とにより前記折重なり部を外側から挟持する第2の圧着部材とを備え、両圧着部材による前記折重なり部の挟持は、前記カートントレイにおける側面パネルと糊付けフラップとがなす角部近傍を押えて、前記糊付け手段で塗布した接着剤により前記折重なり部を貼着する貼着手段とを備えた
ことを特徴とする箱詰め機のカートン形成装置。 - 前記フラップ折曲げ手段により折り曲げられた前記糊付けフラップを折り曲げ状態として外側から支持する支え部材を備え、該支え部材で支持した糊付けフラップの外側に側面パネルを折り重ねて、前記第1の圧着部材と第2の圧着部材とにより支え部材を挟み込んで前記糊付けフラップと側面パネルとの折重なり部を挟持する際に、該折重なり部における前記支え部材による支持部位を除く領域が前記接着剤の塗布範囲とされ、前記第1の圧着部材と第2の圧着部材による前記折重なり部の挟持面は、前記支え部材を跨いで前記接着剤の塗布範囲を挟持可能な凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載の箱詰め機のカートン形成装置。
- 前記底面パネルから3面の側面パネルが立ち上がり、前記開口を搬送方向と交差する側方へ斜め上向きにして、前記カートン支持手段で支持した半製函のカートントレイを搬送するカートンコンベヤを設け、
前記貼着手段は、前記カートンコンベヤで搬送される前記カートントレイにおける前記上部空間に向けて、前記第1の圧着部材を斜め上方から差し入れるよう構成したことを特徴とする請求項1または2記載の箱詰め機のカートン形成装置。 - 前記カートンコンベヤで搬送されるカートントレイの、下方に位置する側面パネルを下側から支持する支持部材を搬送方向に延在し、該支持部材には、カートントレイの支持高さを設定する高さ調節手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の箱詰め機のカートン形成装置。
- 前記カートンコンベヤの搬送方向の上流側から下流側に向けて、前記カートン支持手段に空のカートントレイを受け入れる受入れステーション、前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイに物品を供給する物品供給ステーションおよび物品が収容された前記カートントレイを前記カートン支持手段から取り出す取出しステーションと、を順に配置し、
前記カートンコンベヤは、前記各ステーションに対応して前記カートントレイの搬送を停止し、前記各ステーションでの所定の処理を実施するよう構成し、
前記物品供給ステーションから前記取出しステーションまでのカートンコンベヤの搬送経路に前記貼着手段を配設したことを特徴とする請求項3または4記載の箱詰め機のカートン形成装置。 - 前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイを挟む前後に前記パネル折曲げ手段と前記貼着手段とを対向して配設したことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の箱詰め機のカートン形成装置。
- 前記第1の圧着部材および第2の圧着部材を、前記カートン支持手段で支持した前記カートントレイに対して近接離間移動可能に駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の箱詰め機のカートン形成装置。
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