JP2020163820A - 出没式筆記具 - Google Patents

出没式筆記具 Download PDF

Info

Publication number
JP2020163820A
JP2020163820A JP2019069431A JP2019069431A JP2020163820A JP 2020163820 A JP2020163820 A JP 2020163820A JP 2019069431 A JP2019069431 A JP 2019069431A JP 2019069431 A JP2019069431 A JP 2019069431A JP 2020163820 A JP2020163820 A JP 2020163820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
barrel
pen tip
ridges
cursive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019069431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7261062B2 (ja
Inventor
尚利 早川
Naotoshi Hayakawa
尚利 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Corp
Original Assignee
Pilot Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Corp filed Critical Pilot Corp
Priority to JP2019069431A priority Critical patent/JP7261062B2/ja
Publication of JP2020163820A publication Critical patent/JP2020163820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7261062B2 publication Critical patent/JP7261062B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

【課題】カム歯にヒケが発生する場合や、隣り合うカム歯同士の間隔が広い状態となる場合でも、ノック操作における作動不良が発生しない出没式筆記具を提供すること。【解決手段】円周方向に沿って交互に配置された前後方向に延びる複数のカム歯及びカム溝を備える。筆記体の後方に軸筒に対して回転可能に配置され、カム歯またはカム溝に交互に係合可能な少なくとも4つの突条を有する回転部材を備える。回転部材の後方に、軸筒に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置され、回転部材を回動させる複数のカム突起を有するカム部材を備える。筆記体を後方に付勢する弾発体を備える。カム歯の数は前記突条の数よりも少ない。【選択図】 図4

Description

本発明は、筆記体の移動に伴って軸筒の開口からペン先が出没可能な出没式筆記具に関する。
従来から出没式筆記具が知られている。一般的な出没式筆記具は、軸筒の後端に円柱形状の操作部を備える。出没式筆記具のペン先は、円柱形状の操作部を前方に押し込むことにより、前記軸筒から突出した状態又は前記軸筒内に没入した状態となる。
特許文献1の図8には、後端部内面には前端縁にカム斜面を設けた軸方向のリブと溝を円周方向に交互に設け、後端部外面にはクリップ取付台を設けた、キャップ(本発明の軸筒に相当)が開示されている。当該キャップによれば、出没式筆記具において、ノック操作をすることにより筆記体の先端筆記部を軸先端口より出没させることができる。
実公平6−15746 特開2012−6315
特許文献1に開示された出没式筆記具では、キャップ(本発明の軸筒に相当)の後端部内面には前端縁にカム斜面を設けた軸方向のリブ(本発明のカム歯に相当)が設けられ、後端部外面にはクリップ取付台が設けられている。すなわち、クリップ取付台とリブが径方向に略同一位置で重なる箇所が発生する。
その結果、当該箇所における径方向の肉厚が特に厚くなり、軸筒を合成樹脂の成形体により得る場合、当該箇所のリブ(本発明のカム歯に相当)にヒケが発生しやすくなる。ヒケが発生した場合は、当該箇所のリブは適切な形状が得られず、ノック操作における作動不良が発生するおそれがある。
また、他の態様として、特許文献2に開示された出没式筆記具では、軸筒の側壁に前後方向に延びるスライド孔が設けられ、スライド孔の位置と径方向に略一致する位置に設けられたカム溝の幅が他のカム溝の幅よりも広くなっている。(特許文献2の図20(b)及び図20(c))
その結果、当該箇所において、隣り合うカム歯とカム歯の間隔が広い状態となり、回転部材が回転した際に、突条がカム歯を確実に乗り越えることができず、ノック操作における作動不良が発生するおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、カム歯の肉厚が特に厚くなりヒケが発生する場合や、隣り合うカム歯とカム歯の間隔が広い状態となる場合でも、ノック操作における作動不良が発生しない出没式筆記具を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の出没式筆記具は、
筆記体の内部にインキを収容し、前記筆記体の前端に前記インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒の後部又は前記軸筒の側面にノック部材を設け、前記ノック部材を前方に押圧することによりペン先を軸筒の前端孔から突出状態にし、再度、前記ノック部材を前方に押圧することにより前記ペン先突出状態を解除しペン先を軸筒の前端孔より軸筒内に没入状態にする出没機構を備えた出没式筆記具であって、
前記出没機構が、前記軸筒内面に形成され、円周方向に沿って交互に配置された前後方向に延びる複数のカム歯及びカム溝と、前記筆記体の後方に前記軸筒に対して回転可能に配置され、前記カム歯または前記カム溝に交互に係合可能な少なくとも4つの突条を有する回転部材と、前記回転部材の後方に、前記軸筒に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置され、前記回転部材を回動させる複数のカム突起を有するカム部材と、前記筆記体を後方に付勢する弾発体と、を備え、
前記カム歯の数は前記突条の数よりも少ない。
(2)好ましくは、上記(1)の出没式筆記具において、
前記突条の数が偶数の場合、前記カム歯の数は前記突条の数未満2つ以上であり、前記突条の数が奇数の場合、前記カム歯の数は前記突条の数未満3つ以上である。
(3)本発明の出没式筆記具は、
筆記体の内部にインキを収容し、前記筆記体の前端に前記インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒の後部又は前記軸筒の側面にノック部材を設け、前記ノック部材を前方に押圧することによりペン先を軸筒の前端孔から突出状態にし、再度、前記ノック部材を前方に押圧することにより前記ペン先突出状態を解除しペン先を軸筒の前端孔より軸筒内に没入状態にする出没機構を備えた出没式筆記具であって、
前記出没機構が、前記軸筒内面に形成され、円周方向に沿って交互に配置された前後方向に延びる複数のカム歯及びカム溝と、前記筆記体の後方に前記軸筒に対して回転可能に配置され、前記カム歯または前記カム溝に交互に係合可能な少なくとも4つの突条を有する回転部材と、前記回転部材の後方に、前記軸筒に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置され、前記回転部材を回動させる複数のカム突起を有するカム部材と、前記筆記体を後方に付勢する弾発体と、を備え、
前記カム歯の前端部に、ペン先を突出状態にする過程で前記突条が通過する第1の斜面と、ペン先を没入状態にする過程で前記突条が通過する第2の斜面と、を備え、
前記カム歯の前端部に、ペン先を突出状態にする過程で前記突条が通過する第1の斜面と、ペン先を没入状態にする過程で前記突条が通過する第2の斜面と、を備え、
前記第1の斜面と前記第2の斜面のうち、少なくとも前記第1の斜面の数は前記突条の数よりも少ない。
(4)好ましくは、上記(3)の出没式筆記具において、
前記突条の数が偶数の場合、前記第1の斜面と前記第2の斜面のうち、少なくとも前記第1の斜面の数は前記突条の数未満2つ以上であり、前記突条の数が奇数の場合、前記第1の斜面と前記第2の斜面のうち、少なくとも前記第1の斜面の数は前記突条の数未満3つ以上である。
(5)好ましくは、上記(2)又は(4)の出没式筆記具において、
前記ノック部材は前記軸筒の側面に設けられるクリップであり、前記クリップを前記軸筒の前後方向にスライドさせることにより、前記ペン先が前記軸筒から突出した状態又は前記軸筒内に没入した状態となる。
(6)本発明の出没式筆記具は、
筆記体の内部にインキを収容し、前記筆記体の前端に前記インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒の後部又は前記軸筒の側面にノック部材を設け、前記ノック部材を前方に押圧することによりペン先を軸筒の前端孔から突出状態にし、再度、前記ノック部材を前方に押圧することにより前記ペン先突出状態を解除しペン先を軸筒の前端孔より軸筒内に没入状態にする出没機構を備えた出没式筆記具であって、
前記出没機構が、前記軸筒内面に形成され、円周方向に沿って交互に配置された前後方向に延びる複数のカム歯及びカム溝と、前記筆記体の後方に前記軸筒に対して回転可能に配置され、前記カム歯または前記カム溝に交互に係合可能な少なくとも4つの突条を有する回転部材と、前記回転部材の後方に、前記軸筒に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置され、前記回転部材を回動させる複数のカム突起を有するカム部材と、前記筆記体を後方に付勢する弾発体と、を備え、
前記カム歯のうち、回転部材を回転させる機能を有しない非機能部を少なくとも1つ備える。
なお、本発明の出没式筆記具において、「前」は、ペン先の方向、及び「後」はペン先と反対の方向とそれぞれ定義される。また、本発明の出没式筆記具において、「ペン先没入状態」とは、ペン先が軸筒内に没入された状態をいい、「ペン先突出状態」とはペン先が軸筒の前端孔より外部に突出した状態をいう。
本発明の出没式筆記具によれば、カム歯の肉厚が特に厚くなりヒケが発生する場合や、隣り合うカム歯とカム歯の間隔が広い状態となる場合でも、ノック操作における作動不良が発生することがない出没式筆記具を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る出没式筆記具であって、ペン先が軸筒内に没入した状態の出没式筆記具を示す。図1Aは側面図、図1Bは断面図である。 図2は、図1の出没式筆記具であって、ペン先が軸筒から突出した状態の出没式筆記具を示す。図2Aは側面図、図2Bは断面図である。 図3は、第1実施形態に係る出没式筆記具の出没機構を構成する部品の側面図又は断面図である。 図4は、上記出没式筆記具の軸筒内面に設けられたカム歯及びカム溝の状態を示す。図4Aは適切なカム歯の形状、図4Bは不適切なカム歯の形状、図4C及び図4Dは非機能部を設けたカム歯の形状を示す軸筒の断面図である。 図5は、図2AのA−A線断面図である。なお、軸筒2以外の部品は省略してある。 図6は、本発明の第2実施形態に係る出没式筆記具であって、ペン先が軸筒内に没入した状態の出没式筆記具を示す。図6Aは側面図、図6Bは断面図である。 図7は、図6の出没式筆記具であって、ペン先が軸筒から突出した状態の出没式筆記具を示す。図7Aは側面図、図7Bは断面図である。 図8は、第2実施形態に係る出没式筆記具の出没機構を構成する部品の側面図又は断面図である。 図9は、第2実施形態の軸筒内面に設けられたカム歯及びカム溝の状態を示す。図9Aは後述するカム溝幅Aを示した断面図、図9Bは後述するカム溝幅Bを示した断面図、図9C及び図8Dは非機能部を設けたカム歯の形状を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の2つの実施の形態について説明する。
1.第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態に係る出没式筆記具について、図1〜図5を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する実施形態では、出没式筆記具として、一般的なインキを備えた出没式筆記具を例示する。しかし、本発明の構成は、一般的なインキを備えた出没式筆記具に限定されるものではなく、筆跡を摩擦熱によって変色させることが可能な熱変色性インキを備えた出没式の熱変色性筆記具にも適用することが可能である。
1.1 出没式筆記具
本発明の第1実施形態に係る出没式筆記具1の構成は、図1A、図1B、図2A及び図2Bに示される。図中の両矢印により出没式筆記具1の「前」と「後」とが定義される。出没式筆記具1は、軸筒2、回転部材3、ノック部材4、弾発体5、筆記体6を備える。
まず、出没式筆記具1の外部の構成について説明する。図1Aに示されるように、軸筒2は、口金21、前軸22、及び中間軸23により構成される。前軸22の外周面には、弾性を有するグリップ22aが装着される。出没式筆記具1の外観を構成する部品のうち、口金21は金属によって形成され、その他の部品は合成樹脂によって形成される。出没式筆記具1全体のデザインにおいて、金属製の口金21は、合成樹脂製の軸筒2と質感及び外観が顕著に相違し、ユーザーの視線を惹き付ける特徴となる。合成樹脂製の軸筒2の表面、例えば、中間軸23の表面は、転写フィルムを貼ることによって装飾される。
筆記体6のペン先61は、出没機構によって、軸筒2から突出した状態又は軸筒2内に没入した状態となる。出没機構は、軸筒2内に収納された弾発体5、回転部材3、ノック部材4、及び軸筒2の壁に設けられたカム歯23a、カム溝23bによって構成される。
次に、出没式筆記具1の内部の構成について説明する。図1Bに示されるように、軸筒2内には、前から順番に、弾発体5、筆記体6、回転部材3及びノック部材4が収納される。
1.2 弾発体
図1Bに示されるように、弾発体5は、筆記体6の前端部に装着され、常時、筆記体6を後方に付勢する。筆記体6の後方には、回転部材3及びノック部材4が配置される。
1.3 筆記体
筆記体6は、ペン先61、インキ収容管62、インキ63、追従体64及び尾栓65を備える。本実施形態のペン先61は、ホルダーを介して筆記体6の前端に取り付けられる。本実施形態のペン先61は、ボールペンチップであるが、本発明の構成は、ボールペンに限定されるものではなく、例えば、シャープペンシル、マーキングペンなどの出没式筆記具に広く適用することが可能である。インキ63及び追従体64は、インキ収容管62の内部に充填される。尾栓65は、インキ収容管62の後端の開口に装着される。尾栓65の中心には、前後方向に延びる通気口が設けられる。
1.3.1 ペン先
ペン先61は、例えば、前端に回転可能にボールを抱持した金属製のボールペンチップのみからなる構成、またはボールペンチップの後部外面を保持した合成樹脂製のペン先ホルダーからなる構成のいずれであってもよい。ペン先61の内部には、前端のボールを前方に押圧するスプリングが収容される。スプリングは、圧縮コイルスプリングの前端部にロッド部を備えた構成であり、ロッド部の前端がボール後面に接触している。非筆記時、スプリングの前方付勢によりボールがボールペンチップ前端の内向きの前端縁部内面に密接され、ペン先61の前端からのインキの漏出及びインキの蒸発を防止できる。
1.4 回転部材
図3に示されるように、回転部材3は、4つの突条31を備える。4つの突条31は、回転部材3の外面に90°の間隔をおいて均等に設けられる。突条31は、回転部材3の側面から上面に連続する。回転部材3の上面から突出する突条31の後端部は、一方向に傾斜する傾斜面(カム歯)となっている。なお、本発明の回転部材3において、少なくとも4つの突条を有する。
1.5 ノック部材
第1実施形態のノック部材4は、円筒部43dを備え、円筒部43dの前端には、カム突起43eが設けられるカム部材41である。カム突起43eは、回転部材3の突条31の後端部と噛み合う。なお、本実施形態におけるカム部材41はノック部材4と一体の構造となっているが、カム部材41はノック部材4と別体であっても構わない。また、カム部材41の後方側面に係合突起43bが設けられる。本実施形態において、係合突起43bは、カム溝23bとカム歯23aの円周方向中央部に設けられた溝の中を前後方向に移動するため、軸筒2に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置される。
カム部材41は、軸筒2の後側に設けられた開口部より前後方向にスライド可能である。また、カム部材41の円筒部43dは、軸筒2の内部に位置する。カム部材41は軸筒2の後部に設けられ、カム部材41を前方に押圧することによりペン先61を軸筒2の前端孔21aから突出状態にすることが可能である。
1.6 クリップ
本実施形態の出没式筆記具1は、クリップ42が軸筒2の側面に、軸筒2と一体に形成される。本実施形態のクリップ42は、図1Aに示されるクリップ42本体及び連結部43cからなる。クリップ42本体の前端には、把持部が一体に設けられる。把持部は、物を把持するための弾性力を生じさせる。
1.7 軸筒
軸筒2の内壁面には、上述したカム歯23a及びカム溝23bが設けられる。また、カム歯23aの前端部に、ペン先61を突出状態にする過程で突条31が通過する第1の斜面23gと、ペン先61を没入状態にする過程で突条31が通過する第2の斜面23hと、を備える。
カム歯23a及びカム溝23bは、交互に回転部材3の突条31と噛み合う。これにより、筆記体6のペン先61が、突出した状態又は没入した状態になる。すなわち、出没式筆記具1のユーザーは、ノック部材4であるカム部材41を軸筒2の軸心方向前方に押し込む。すると、軸筒2内において、回転部材3が、カム部材41の円筒部43d(カム突起43e)に押されて、カム歯23a及びカム溝23bよりも前方に移動する。このとき、回転部材3が一方向に回転し、突条31がカム歯23a又はカム溝23bのいずれか一方と噛み合う。突条31がカム歯23aと噛み合うことにより、回転部材3が前方に移動したまま保持される。この結果、筆記体6のペン先61は、軸筒2の前端孔21aから突出した状態になる。これとは逆に、突条31がカム溝23bと噛み合うことにより、回転部材3がカム溝23bに沿って後方へ移動する。この結果、筆記体6のペン先61は、軸筒2内に没入した状態になる。
前述の通り、本実施形態の出没式筆記具1は、クリップ42が軸筒2の側面に、且つ軸筒2と一体に形成される。そして、クリップ42は、図1Aに示されるクリップ本体及び連結部43cからなる。すなわち、軸筒2の後端部外面には連結部43cが設けられ、その軸筒2の内壁面には、前端縁にカム斜面を設けられカム歯23aが設けられる。すると、図5に示すように、連結部43cと、カム歯23aの円周方向端部が、径方向に略同一位置で重なる箇所が発生する。
その結果、当該箇所における径方向の肉厚が特に厚くなり、軸筒を合成樹脂の成形体により得る場合、当該箇所のカム歯23aにヒケが発生しやすくなる。ヒケが発生した場合は、当該箇所のカム歯23aは適切な形状が得られない。即ち、当該箇所のカム歯23aは不適切形状部23iとなり、それを原因とするノック操作における作動不良が発生するおそれがある。(図4B)
そのため、本発明の出没式筆記具は、不適切な形状となり得るカム歯23a自体を一部無くす、つまり、前記カム歯23aの数を前記突条31の数よりも少なくした。
カム歯23a自体を一部無くす、とは、第1の斜面23gのみを無くす(図4C)場合や、第1の斜面23gと第2の斜面23hをともに含むカム歯全体を無くす場合(図4D)を指す。また、図示していないが、カム歯23a自体を一部無くす、とは、第1の斜面23gとその後方に延びる部分のみ無くして、隣接する第2の斜面23hとその後方に延びる部分は残す形態でもよい。
1.8 カム歯を一部無くすことの技術的効果
カム歯の肉厚が特に厚くなりヒケが発生する場合でも、前記カム歯23aの数を突条31の数よりも少なくする、即ち不適切な形状となり得るカム歯23a自体を設けなくすることで、ノック操作における作動不良が発生することを防ぐことができる。
また、好ましくは、突条31の数が偶数の場合、カム歯23aの数は突条31の数未満2つ以上である。突条31の数が偶数の場合、カム歯23aの数は最低2つあれば出没機構が機能する。この場合は、特に、向かい合う2か所のカム歯23aが設けられていれば出没機構は機能する。
また、同様に、好ましくは、突条31の数が奇数の場合、カム歯23aの数は突条31の数未満3つ以上である。突条31の数が奇数の場合、カム歯23aの数は最低3つあれば出没機構が機能する。この場合は、特に、設けられた3つのカム歯23aの各々の第1の斜面23gの先端部を結んだ三角形の中に出没式筆記具の軸心位置が含まれていれば、出没機構は機能する。
これにより、クリップの連結部43c以外にも軸筒2外面に突起等を設けてカム歯23aにヒケが発生するおそれがあっても、適切な位置にカム歯23aを残した上で、ノック操作における作動不良が発生することを防ぐことができる。例えば、軸筒外面に筆記具の転がり防止突起を設けたり、デザイン上の突起などを設けたりしても、同様の効果が得られる。すなわち、クリップ42の連結部43c以外にも軸筒2外面に突起等を設けることができ、見栄えの良いデザインを実現したり製品設計の自由度を高めたりすることができる。
また、これにより、回転部材3がバランスよく安定して回転することができるため、出没機構の作動を安定させることができる。また、カム歯23aを無くした部分においては、回転部材3が回転した後に発生するカム歯23aと突条31との当接音がなくなり、出没式筆記具としての作動音を小さくすることができ、周囲の環境に配慮した作動音の小さな筆記具とすることができる。
また、カム歯の肉厚が特に厚くなりヒケが発生する場合でも、前記第1の斜面23gと前記第2の斜面23hのうち、少なくとも前記第1の斜面23gの数を突条31の数よりも少なくすることで、ノック操作における作動不良が発生をすることを防ぐことができる。
また、好ましくは、突条31の数が偶数の場合、前記第1の斜面23gと前記第2の斜面23hのうち、少なくとも前記第1の斜面23gの数は突条31の数未満2つ以上である。この場合は、特に、向かい合う2か所の第1の斜面23g且つ第2の斜面23hが設けられていれば出没機構は機能する。
また、同様に、好ましくは、突条31の数が奇数の場合、前記第1の斜面23gと前記第2の斜面23hのうち、少なくとも前記第1の斜面23gの数は突条31の数未満3つ以上である。この場合は、特に、設けられた3つの第1の斜面23g且つ第2の斜面23hのうち第1の斜面23g先端部を結んだ三角形、且つ第2の斜面23h先端部を結んだ三角形の中に出没式筆記具の軸心位置が含まれていれば、出没機構は機能する。
カム歯の肉厚が特に厚くなりヒケが発生する場合でも、カム歯23aのうち、回転部材3を回転させる機能を有しない非機能部23jを少なくとも1つ備える。即ち不適切な形状となり得るカム歯23aがそもそも回転部材3を回転させる機能を有していなければ、ノック操作における作動不良が発生することを防ぐことができる。
2.第2実施形態
以下、本発明の第2実施形態に係る出没式筆記具について、図6〜図9を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する実施形態では、出没式筆記具として、熱変色性インキを備えた出没式筆記具を例示する。しかし、当然ながら、本発明の構成は、一般的なインキを備えた出没式筆記具にも適用することが可能である。また、これは、第1実施形態の変形例であり、インキの種類以外で第1実施形態と異なる点は、ノック部材4の形態である。それに伴い、軸筒2の形態も異なる。他の構成及び作用効果は第1実施形態と同じであるため、その説明は省略する。
2.1 ノック部材
第2実施形態のノック部材4は、クリップ42である。クリップ42は、軸筒2の側面に設けられ、クリップ42を前方に押圧することにより、ペン先61を軸筒2の前端孔21aから突出状態にすることが可能である。本実施形態の出没機構は、第1実施形態と同様の回転カム機構を用いたサイドスライド式出没機構である。クリップ42は、軸筒2の側面に設けられたスライド孔20(第1の長孔23e及び第2の長孔24a)より突出し、前後方向にスライド可能である。
2.2 クリップ
クリップ42は、クリップベース43と、スライダー43aと、円筒部43dと、クリップベース43と円筒部43dを連結する連結部43cと、を備える。(図8を参照)円筒部43dは、軸筒2の内部に位置する。円筒部43dの前端には、カム突起43eが設けられる。円筒部43dのカム突起43eは、回転部材3の突条31の後端部と噛み合う。なお、回転部材3は、円筒部43dに回転可能に結合されてもよい。また、本実施形態におけるクリップ42はノック部材4として一体の構造となっているが、クリップ42は円筒部43dと別体であっても構わない。
2.3 摩擦体
摩擦体7は、摩擦部と、摩擦部の前方に一体に連設される挿着部とからなり、弾性材料により一体に形成される。摩擦体7は、外周面に外向突起を形成し、取付孔24b内に係止される。
本実施の形態では、摩擦体7は、熱変色性の筆跡の表面を擦って筆跡を熱変色させる摩擦変色部材が採用される。摩擦体7の外面は、横断面非円形状を有する。なお、当然のことながら、横断面非円形状は図示した形状に限定されず、例えば、三角形状、四角形状、六角形状等、その他の多角形であってもよい。これにより、摩擦体の適切な部分を使用して、熱変色性インキによる筆跡を使用者が意図した部分のみ擦過することができ、必要以上に熱変色させてしまうことを防ぐことができる。
本実施の形態において、摩擦体7を構成する弾性材料は、弾性を有する合成樹脂(ゴム、エラストマー)が好ましく、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。摩擦体7を構成する弾性を有する合成樹脂は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、摩擦時に摩耗カス(消しカス)が殆ど生じない低摩耗性の弾性材料からなることが好ましい。
摩擦部の後面は凸曲面状を有する。摩擦部の前端には、取付孔24bの開口端(具体的には後軸24の後端)に当接可能な肩部が形成される。摩擦部の最大外径は、取付孔24bの内径よりも大きく且つ後軸24の後端の外径よりも小さく設定される。
摩擦体7の内部には、軸方向に延びる内孔が形成される。内孔の前端は軸方向前方に開口される。内孔の後端は摩擦部内部に位置している。内孔により、摩擦体7は、後端が閉鎖され且つ前端が開口された有底円筒状に形成される。
2.4 軸筒
軸筒2の側壁(例えば中間軸23の側壁及び後軸24の側壁)には、軸方向に延びるスライド孔20が形成される。軸筒2の後端(即ち後軸24の後端)には、取付孔24bが軸方向に貫設される。取付孔24bに弾性材料からなる摩擦体7が圧入嵌合される。摩擦体7は、クリップ42の軸方向の移動に連動せず、後軸24の後端外面に固定される。摩擦体7は、クリップ42と独立して設けられる。また、本発明の軸筒は、筆記具のキャップ等の筒状体であってもよく、また、クリップ42が摩擦体の材料で形成されていてもよい。
前述の通り、本実施形態のクリップ42は、軸筒2の側面に設けられたスライド孔20(第1の長孔23e及び第2の長孔24a)より突出し、前後方向にスライド可能である。スライド孔20は、連結部43cが自在に前後移動できるよう連結部43cに対して十分な広さの幅を有している。そのため、スライド孔20の位置と径方向に略一致する位置に設けられたカム溝23bの幅(カム溝幅B)は、他のカム溝23bの幅(カム溝幅A)よりも広くなっている。(図9B)
その結果、当該箇所において、隣り合うカム歯23a同士の間隔が広いため、回転部材3が回転した際に、突条31がカム歯23aを確実に乗り越えることが困難になる場合があり、ノック操作における作動不良が発生するおそれがある。(図9A、図9B)特に、この状態は、カム歯23aの形状が成形不良などにより、不均一になった場合に発生する可能性がある。
そのため、本発明の出没式筆記具は、隣り合うカム歯23a同士の間隔が広い状態(図9B)であったとしても、ノック操作における作動不良が発生しないよう、そもそも乗り越える必要があるカム歯23a自体を一部無くす、つまり、前記カム歯23aの数を前記突条31の数よりも少なくした。
2.5 カム歯を一部無くすことの技術的効果
隣り合うカム歯23a同士の間隔が広い状態(図9B)であったとしても、そもそも乗り越える必要があるカム歯23a自体を一部無くす、つまり、前記カム歯23aの数を前記突条31の数よりも少なくすることで、ノック操作における作動不良が発生することを防ぐことができる。
カム歯23a自体を一部無くす、つまり、前記カム歯23aの数を前記突条31の数よりも少なくする、より好ましい形態については、第1実施形態と同じであるため、その説明は省略する。
1 出没式筆記具
2 軸筒
20 スライド孔
21 口金
21a 前端孔
22 前軸
22a グリップ
23 中間軸
23a カム歯
23b カム溝
23e 第1の長孔
23f ガイド溝
23g 第1の斜面
23h 第2の斜面
23i 不適切形状部
23j 非機能部
24 後軸
24a 第2の長孔
24b 取付孔
3 回転部材
31 突条
4 ノック部材
41 カム部材
42 クリップ
43 クリップベース
43a スライダー
43b 係合突起
43c 連結部
43d 円筒部
43e カム突起
5 弾発体
6 筆記体
61 ペン先
62 インキ収容管
63 インキ
63a 熱変色性インキ
64 追従体
65 尾栓
7 摩擦体
A カム溝幅A
B カム溝幅B

Claims (6)

  1. 筆記体の内部にインキを収容し、前記筆記体の前端に前記インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒の後部又は前記軸筒の側面にノック部材を設け、前記ノック部材を前方に押圧することによりペン先を軸筒の前端孔から突出状態にし、再度、前記ノック部材を前方に押圧することにより前記ペン先突出状態を解除しペン先を軸筒の前端孔より軸筒内に没入状態にする出没機構を備えた出没式筆記具であって、
    前記出没機構が、前記軸筒内面に形成され、円周方向に沿って交互に配置された前後方向に延びる複数のカム歯及びカム溝と、前記筆記体の後方に前記軸筒に対して回転可能に配置され、前記カム歯または前記カム溝に交互に係合可能な少なくとも4つの突条を有する回転部材と、前記回転部材の後方に、前記軸筒に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置され、前記回転部材を回動させる複数のカム突起を有するカム部材と、前記筆記体を後方に付勢する弾発体と、を備え、
    前記カム歯の数は前記突条の数よりも少ない、ことを特徴とする出没式筆記具。
  2. 前記突条の数が偶数の場合、前記カム歯の数は前記突条の数未満2つ以上であり、前記突条の数が奇数の場合、前記カム歯の数は前記突条の数未満3つ以上である、請求項1に記載の出没式筆記具。
  3. 筆記体の内部にインキを収容し、前記筆記体の前端に前記インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒の後部又は前記軸筒の側面にノック部材を設け、前記ノック部材を前方に押圧することによりペン先を軸筒の前端孔から突出状態にし、再度、前記ノック部材を前方に押圧することにより前記ペン先突出状態を解除しペン先を軸筒の前端孔より軸筒内に没入状態にする出没機構を備えた出没式筆記具であって、
    前記出没機構が、前記軸筒内面に形成され、円周方向に沿って交互に配置された前後方向に延びる複数のカム歯及びカム溝と、前記筆記体の後方に前記軸筒に対して回転可能に配置され、前記カム歯または前記カム溝に交互に係合可能な少なくとも4つの突条を有する回転部材と、前記回転部材の後方に、前記軸筒に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置され、前記回転部材を回動させる複数のカム突起を有するカム部材と、前記筆記体を後方に付勢する弾発体と、を備え、
    前記カム歯の前端部に、ペン先を突出状態にする過程で前記突条が通過する第1の斜面と、ペン先を没入状態にする過程で前記突条が通過する第2の斜面と、を備え、
    前記第1の斜面と前記第2の斜面のうち、少なくとも前記第1の斜面の数は前記突条の数よりも少ない、ことを特徴とする出没式筆記具。
  4. 前記突条の数が偶数の場合、前記第1の斜面と前記第2の斜面のうち、少なくとも前記第1の斜面の数は前記突条の数未満2つ以上であり、前記突条の数が奇数の場合、前記第1の斜面と前記第2の斜面のうち、少なくとも前記第1の斜面の数は前記突条の数未満3つ以上である、請求項3に記載の出没式筆記具。
  5. 前記ノック部材は前記軸筒の側面に設けられるクリップであり、前記クリップを前記軸筒の前後方向にスライドさせることにより、前記ペン先が前記軸筒から突出した状態又は前記軸筒内に没入した状態となる、請求項2又は4に記載の出没式筆記具。
  6. 筆記体の内部にインキを収容し、前記筆記体の前端に前記インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒の後部又は前記軸筒の側面にノック部材を設け、前記ノック部材を前方に押圧することによりペン先を軸筒の前端孔から突出状態にし、再度、前記ノック部材を前方に押圧することにより前記ペン先突出状態を解除しペン先を軸筒の前端孔より軸筒内に没入状態にする出没機構を備えた出没式筆記具であって、
    前記出没機構が、前記軸筒内面に形成され、円周方向に沿って交互に配置された前後方向に延びる複数のカム歯及びカム溝と、前記筆記体の後方に前記軸筒に対して回転可能に配置され、前記カム歯または前記カム溝に交互に係合可能な少なくとも4つの突条を有する回転部材と、前記回転部材の後方に、前記軸筒に対して回転不能且つ前後方向に移動可能に配置され、前記回転部材を回動させる複数のカム突起を有するカム部材と、前記筆記体を後方に付勢する弾発体と、を備え、
    前記カム歯のうち、回転部材を回転させる機能を有しない非機能部を少なくとも1つ備える、ことを特徴とする出没式筆記具。
JP2019069431A 2019-03-29 2019-03-29 出没式筆記具 Active JP7261062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019069431A JP7261062B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 出没式筆記具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019069431A JP7261062B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 出没式筆記具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020163820A true JP2020163820A (ja) 2020-10-08
JP7261062B2 JP7261062B2 (ja) 2023-04-19

Family

ID=72716921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019069431A Active JP7261062B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 出没式筆記具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7261062B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113306330A (zh) * 2021-06-02 2021-08-27 杭州简弈科技有限公司 一种精密式复位机芯
CN114435003A (zh) * 2022-02-18 2022-05-06 温州市爱好笔业有限公司 静音式伸缩笔

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000127677A (ja) * 1998-10-26 2000-05-09 Pilot Ink Co Ltd ノック式筆記具
JP2012006315A (ja) * 2010-02-03 2012-01-12 Pilot Ink Co Ltd 熱変色性筆記具
JP2016037013A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000127677A (ja) * 1998-10-26 2000-05-09 Pilot Ink Co Ltd ノック式筆記具
JP2012006315A (ja) * 2010-02-03 2012-01-12 Pilot Ink Co Ltd 熱変色性筆記具
JP2016037013A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113306330A (zh) * 2021-06-02 2021-08-27 杭州简弈科技有限公司 一种精密式复位机芯
CN113306330B (zh) * 2021-06-02 2023-11-10 温州市简系文具有限公司 一种精密式复位机芯
CN114435003A (zh) * 2022-02-18 2022-05-06 温州市爱好笔业有限公司 静音式伸缩笔

Also Published As

Publication number Publication date
JP7261062B2 (ja) 2023-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6756877B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP5328554B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP7045498B2 (ja) ノック式筆記具
JP2011093164A (ja) 熱変色性筆記具
JP2011037086A (ja) 熱変色性筆記具
JP2008110527A (ja) 出没式筆記具
JP2020163820A (ja) 出没式筆記具
JP5358398B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP6204663B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP2018192660A (ja) 熱変色性筆記具
JP5358471B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP7260969B2 (ja) 筆記具
JP6204662B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP7208776B2 (ja) 筆記具
JP6410901B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP6774331B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP2011156853A (ja) 筆記具
JP2011178153A (ja) 筆記具
JP5791946B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP7261009B2 (ja) 筆記具
JP3700684B2 (ja) 多芯筆記具
JP2018108663A (ja) 熱変色性筆記具
JP7118192B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP6955072B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP2015006732A (ja) 熱変色性筆記具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7261062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150