JP2020163096A - 打撃型遊具、打撃具、防具及び表示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で、打撃型の遊戯、競技に利用することが可能な打撃型遊具、打撃具、防具及び表示器を提供する。【解決手段】相手側を打撃する打撃具30と、自身が身に着ける防具10と、打撃具と通信を行って情報を取得し、取得した情報に基づいて表示を行う表示器20と、を有する打撃型遊具であって、打撃具30は、先端に電極を備え、当該電極に接続されて電界通信を行うID読み取り部と、ID読み取り部により読み取られたID情報を表示器20に送信する近距離無線通信部と、を備えており、防具10は、表面に導電性部分を有し、当該導電性部分に電気的に接続されたID情報記憶部を備えており、表示器20は、打撃具30からID情報を受信する近距離無線通信部と、当該近距離無線通信部が受信したID情報に対応した表示を行う表示部を備えたことを特徴とする打撃型遊具100。【選択図】図1

Description

本発明は、複数人で互いに相手に打撃を与える遊戯、競技等において利用するための打撃型遊具、打撃具、防具及び表示器に関する。
ボクシング、空手、テコンドー、剣道、スポーツチャンバラ等の格闘技においては、審判員が、相手に与える打撃の有効性を見極め、判定を下すことが行われている。特に、フェンシングにおいては、瞬時に判定を行う必要があるため、打撃が与えられたことを検知する機械を利用して判定することも行われている。
また、フェンシング等の競技者の運動の自由度を大きくするため、電気接点を備えた剣と、電圧が印加されるメタルジャケットを用い、メタルジャケットに印加した所定周波数の交流電圧を検知することによってメタルジャケットを打撃したことを判定し、競技者の剣と相手のメタルジャケットを電線で接続することを不要にする技術も提案されている(特許文献1参照)。
特許第2535306号公報
しかしながら、異なる所定周波数の交流電圧をそれぞれ検知しなければならないため、構成が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、簡易な構造で、打撃型の遊戯、競技に利用することが可能な打撃型遊具、打撃具、防具及び表示器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、相手側を打撃する打撃具と、自身が身に着ける防具と、打撃具と通信を行って情報を取得し、取得した情報に基づいて表示を行う表示器と、を有する打撃型遊具であって、前記打撃具は、先端に電極を備え、当該電極に接続されて電界通信を行うID読み取り部と、ID読み取り部により読み取られたID情報を前記表示器に送信する近距離無線通信部と、を備えており、前記防具は、表面に導電性部分を有し、当該導電性部分に電気的に接続されたID情報記憶部と、を備えており、前記表示器は、前記打撃具から前記ID情報を受信する近距離無線通信部と、当該近距離無線通信部が受信したID情報に対応した表示を行う表示部を備えたことを特徴とする打撃型遊具を提供する。
また、本発明の打撃型遊具は、前記表示器は、前記ID情報と対応付けて利用者の情報を記憶した記憶部を有し、前記表示器が前記打撃具から受信したID情報に基づいて、対応する利用者の情報を取得し、前記表示部に表示を行うことを特徴とする。
また、本発明の打撃型遊具は、前記防具の表面には、複数の区分された領域が設けられ、各前記領域の導電性部分にそれぞれ電気的に接続された複数のID情報記憶部を備え、当該複数のID情報記憶部のそれぞれは異なるID情報を記憶していることを特徴とする。
また、本発明の打撃型遊具は、前記表示器は、前記ID情報と対応付けて部位の情報を記憶した記憶部を有し、前記表示器が前記打撃具から受信したID情報に基づいて、対応する部位の情報を取得し、前記表示部に表示を行うことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構造で、打撃型の遊戯、競技に利用することが可能な打撃型遊具、打撃具、防具及び表示器を提供することが可能となるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る打撃型遊具を示す図である。 本発明の一実施形態に係る一組の打撃型遊具を示す図である。 打撃具と表示器の構成を示す図である。 変形例における防具を示す図である。 打撃型遊具の変形例を示す図である。 本発明の変形例に係る一組の打撃型遊具を示す図である。 変形例に係る打撃具と表示器の構成を示す図である。 有線接続を用いた打撃型遊具の一例を示す模式図である。 防具の他の変形例を示す模式図である。 打撃具の他の例を示す外観図である。 表示器の表示例の一例を示す模式図である。 無効処理のためのフラグ情報の一例を示す模式図である。
<1.構成>
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る打撃型遊具を示す図である。本実施形態に係る打撃型遊具は、一人が一組を利用することができ、対戦型の競技に用いられる。図1において、10a、10bは防具、20a、20bは表示器、30a、30bは打撃具である。本実施形態に係る打撃型遊具は、複数人、特に二人で対戦型として利用する場合に適したものである。本実施形態では、利用者Aが防具10a、表示器20a、打撃具30aの一組の打撃型遊具100aを利用し、利用者Bが防具10b、表示器20b、打撃具30bの一組の打撃型遊具100bを利用するものとする。なお、打撃型遊具の「遊具」とは、子供向けの遊戯に用いられる用具に限定されず、一般に「競技」と呼ばれるものに用いられる用具も含む概念である。
図2は、本実施形態に係る一組の打撃型遊具100(100a、100b)を示す図である。以下、両者が用いる各構成要素を総称して説明する場合や、共通の特徴を説明する場合は、添え字のアルファベットを省略し、打撃型遊具100、防具10、表示器20、打撃具30と表記する。
防具10は、電極を構成する導電層が表面に積層された、いわゆるメタルジャケットである。すなわち、防具10は、利用者が上半身に装着可能なように、頭部、胴部、二本の腕をそれぞれ通す4つの孔が形成されており、その表面に金属層が形成されている。電極を構成する金属層としては、具体的には、透明性導電フィルムを用いることができる。透明性導電フィルムを用いることにより、通常の服の上で競技をしているように見せることも可能である。なお、本実施形態では、防具10は、袖がない形態(ノースリーブ)の例を示しているが、半袖または長袖等、袖が付いた形態のものであってもよい。
防具10の表面に積層される透明性導電フィルムとしては、電極とカバー層の積層構成をもつフィルムを用いることができる。電極を構成する導電材料としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、InZnO(Indium Zinc Oxide)、Agナノワイヤー、カーボンナノチューブ等が挙げられる。カバー層は、電極を保護するための層であり、例えば、優れた安定性を有するポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー等の透明樹脂により構成され得る。また、導電層として導電性ポリウレタン、導電性ガラス、導電性ゴム等を用いることもできる。導電性ポリウレタンの場合は、低発泡であることが好ましい。高発泡である場合は、空気を含む空間が多くなり、導電性が低くなるためである。
防具10の透明性導電フィルムには、ID情報を記憶したID情報記憶部であるRFIDタグ11が電気的に接続されている。図2に破線で示すように、RFIDタグ11自体は、防具10の内部または内側に設置されている。図2においては、防具10の左腰部分であるが、RFIDが設置される場所は防具10のどこでも良い。RFIDタグ11は、ICタグなどとも呼ばれる小型のID情報記憶部である。RFIDタグとしては、様々な規格のものを用いることができる。例えば、NFCタグ等を用いることができる。本実施形態では、外形形状が幅10mm×長さ20mm×厚み2mmのRFIDタグ11を防具10の内側に貼着されている。RFIDタグ11には、個々のRFIDタグを特定する情報であるID情報が記録されている。
図3は、打撃具と表示器の構成を示す図である。図3においては、打撃具30の剣身の一部分の断面と、持ち手(柄)部分に収納された処理回路、表示器20の構成を示している。表示器20は、打撃具30による打撃に応じた表示を行うための機器である。表示器20は、所定の情報を表示可能な表示部21、演算処理部(プロセッサ)22、近距離無線通信部23、記憶部24を備えており、近距離無線通信により打撃具30と通信可能なように構成されている。表示部21は、所定の表示を行う表示手段としての役割を果たす。具体的には、所定の表示として、表示部21は、競技者である利用者の情報の表示を行う。表示部21としては、公知の様々な表示手段を用いることができるが、本実施形態では、液晶ディスプレイを用いている。近距離無線通信部23としては、様々な技術を用いることができるが、本実施形態では、2.4GHz帯の電波を利用するBluetooth(登録商標)を用いている。2.4GHz帯を利用することにより、10m程度の通信距離を確保することができ、室内で行う対戦型競技には十分適用可能である。なお、表示器20の設置位置の都合により長い通信距離が必要な場合は、920MHz帯を用いる他の通信方式を用いることが好ましい。
記憶部24は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部24には、演算処理部22によって実行されるプログラムや、演算処理部22によって処理されるデータが記憶されている。本実施形態では、RFIDタグに記録されたID情報に対応付けて、競技者である利用者の氏名その他利用者に関する情報が記憶されている。このような表示器20としては、汎用のパーソナルコンピュータを用いることができる。ただし、本実施形態では、表示を見易くするため、パーソナルコンピュータに接続された液晶ディスプレイを表示部21として用いている。
図3における打撃具30の剣身の断面部分は、持ち手部分の反対側であって、相手に向ける側の先端35を含む部分を示している。打撃具30は、利用者が手で掴んで振り回したり、突いたりすることが可能なように、全体として棒状のものである。図3に示すように、長手方向(図面上下方向)に大きく延びる円柱状の打撃具30は、その内側に強度を保持するための芯部材31を有し、芯部材31の周囲に打撃時の衝撃を抑えるための緩衝材32が設けられている。
芯部材31としては、ある程度の強度をもち、棒状の形態を維持できるものであれば、特に限定されず、様々な素材のものを用いることができる。例えば、カーボンが好適に用いられる。素材がカーボンの場合、芯部材31の直径は3〜5mm程度とすることができる。緩衝材32としては、打撃された相手方への衝撃を抑制できるものであれば、特に限定されず、様々な素材のものを用いることができる。本実施形態では、ポリウレタン製のスポンジを用いている。
打撃具30の持ち手(柄)部分は、空洞になっており、その内部には、図3に示すようにID読み取り部36、演算処理部37、近距離無線通信部38、電源39が収容されている。ID読み取り部36は、電界通信により、防具10のRFIDタグ11に記録されたID情報を読み取る機能を有する読み取り機である。電界通信とは、物体の表面に発生する電界を利用した通信であり、発生した電界の変化を利用してデータの送受信を行うことができるものである。演算処理部37は、ID読み取り部36がRFIDタグ11から読み取ったID情報を用いて所定の演算処理を行い、近距離無線通信部38に引き渡す演算処理手段であり、MPU等のプロセッサ、RAM等のメモリにより実現される。近距離無線通信部38は、表示器20の近距離無線通信部23と近距離無線通信を行うための無線通信手段である。したがって、近距離無線通信部38は、近距離無線通信部23と同一の規格である必要があり、本実施形態では、Bluetooth(登録商標)を用いている。
図3に示すように、導線33は一方の端部に電界通信によりID情報を読み取るID読み取り部36が接続されており、他方の端部となる打撃具30の先端35において電極34が接続されている。電極34としてはアルミニウムを含んだ通電性ゴム、導電性の布を用いることができる。電極34は電極表面の近傍に変調電界を誘起する信号電極である。電極34により誘起された変調電界により、導電層を介してRFIDタグ11aとID読み取り部36bとの間で電界通信を行う。
電源39は、ID読み取り部36、演算処理部37、近距離無線通信部38に電力を供給するためのものである。電源39としては、ID読み取り部36とRFIDタグ11との間で電界通信を行うことができ、近距離無線通信部38が表示器20内の近距離無線通信部23と近距離無線通信を行うことができる程度の電力があればよいため、3.7V〜9Vのニッケル水素電池を用いることが好ましい。打撃具30は振り回されて、衝撃も受けるものであるため、衝撃に弱いリチウムイオン電池よりもニッケル水素電池が適している。ID読み取り部36とRFIDタグ11による電界通信は500mA程度の電流があれば実現でき、電力としては、2.5W程度が必要となる。
防具10の表面にある透明性導電フィルムと打撃具30の先端35における電極34が接触すると、RFIDタグ11とID読み取り部36の間が電気的に接続されて電界が発生し、RFIDタグ11に記録された情報をID読み取り部36が読み取ることができる。
<2.処理動作>
利用者Aが用いる打撃型遊具100aにおいて、打撃具30aのスイッチをONにすると、ID読み取り部36a、演算処理部37a、近距離無線通信部38aに対して電源39aから電力が供給され、ID読み取り部36aが電界通信によりID情報の読み取り可能な状態となり、近距離無線通信部38aが通信可能な状態となる。また、表示器20aを起動させると、演算処理部22aが競技に関するプログラムを実行し、表示器20aが備える表示部21aが所定の表示を開始し、近距離無線通信部38aが通信可能な状態となる。表示器20aには、演算処理部22aからの指示に基づいた情報が表示される。
同様に、利用者Bが用いる打撃型遊具100bにおいて、打撃具30bのスイッチをONにすると、電源から電力が供給され、ID読み取り部36bが電界通信によりID情報の読み取り可能な状態となり、近距離無線通信部38bが通信可能な状態となる。また、表示器20bを起動させると、演算処理部22bが競技に関するプログラムを実行し、表示器20bが備える表示部21bが所定の表示を開始し、近距離無線通信部38bが通信可能な状態となる。表示器20bには、演算処理部22bからの指示に基づいた情報が表示される。この状態で、利用者A、利用者Bの二人は競技を開始する。
打撃具30aの先端35aで防具10bを突かれると、打撃具30aの先端35aの電極34と防具10bの金属層が接触し、打撃具30aと防具10bが導通する。これにより、打撃具30aと防具10bの間には、電流が流れる。上述のように、打撃具30aのID読み取り部36aは、RFIDタグ11bに記録された情報を読み取り可能な状態となっている。そのため、打撃具30aと防具10bの間に微弱な電流が流れると、ID読み取り部36aは、防具10bに接続されたRFIDタグ11bに記録されたID情報を電界通信により読み取る。すなわち、防具10bが打撃具30aに突かれると、打撃具30aに内蔵されたID読み取り部36aとRFIDタグ11bとの間で、防具10bの導電層を介して電界通信が開始される。そして、RFIDタグ11bに記録されたID情報が、防具10bの導電層を介した電界通信により送信され、ID読み取り部36aがID情報を読み取る。
ID読み取り部36aは、RFIDタグ11bからID情報を読み取ると、読み取ったID情報を近距離無線通信部38aにより表示器20aに送信する。表示器20aでは、近距離無線通信部38aが打撃具30aからID情報を受信すると、演算処理部22aは、近距離無線通信部38aからID情報を取得する。そして、近距離無線通信部38aから取得したID情報で記憶部24を参照し、対応する利用者情報を取得する。さらに、演算処理部22aは、利用者Aに関する利用者情報も取得し、利用者Aに関する利用者情報を勝者、近距離無線通信部38aを介して取得した利用者Bに関する利用者情報を敗者として、事前に定められた形式に設定し、これらの情報を表示部21aに引き渡す。そして、表示部21aでは、画面に、勝者、敗者に関する情報を表示する。
上記のように、相手方のRFIDタグからID情報を読み取って、ID情報に対応して記憶された利用者情報を表示することにより、誰が勝者で誰が敗者であるかを瞬時に表示することができる。しかし、このような処理に限定されず、さらに簡略化して、勝敗の判定のみをのみを行うことも可能である。例えば、表示器として、筐体の中に、演算処理部と表示ランプと近距離無線通信部を備える構成としておく。そして、ID読み取り部36がID情報を読み取った場合は、読み取ったという情報だけを近距離無線通信部を介して、表示器に送信する。近距離無線通信部が情報を受信したという事象に基づいて、表示器では表示ランプの点灯または消灯を行う。この際、点灯状態から消灯状態に変更してもよいし、消灯状態から点灯状態に変更してもよい。このように表示状態が切り替わったことにより、切り替わった側を勝者、変更のない側を敗者とすることができる。
以上のように、本実施形態の打撃型遊具は、相手側を打撃する打撃具と、自身が身に着ける防具と、打撃具と通信を行って情報を取得し、取得した情報に基づいて表示を行う表示器と、を有しており、打撃具は、先端に電極を備え、電極に接続されて電界通信を行うID読み取り部と、ID読み取り部により読み取られたID情報を表示器に送信する近距離無線通信部と、を備えており、防具は、表面に導電性部分を有し、導電性部分に電気的に接続されたID情報記憶部(RFIDタグ)と、を備えており、表示器は、打撃具からID情報を受信する近距離無線通信部と、近距離無線通信部が受信したID情報に対応した表示を行う表示部を備えているため、簡易な構造で打撃具と相手方の防具の接触があったことを検知することができる。また、読み取ったID情報に対応して記憶された利用者情報を表示するので、勝者、敗者の情報を迅速に表示することが可能となる。
また、上記の例では、利用者Aと利用者Bの二人が競技者として対戦するようにしたが、より三人以上の多人数で行うようにすることもできる。この場合でも、他社の打撃具の先端により突かれた防具が備えるID情報記憶部(RFIDタグ)からID情報が読み取られ、対応する情報が表示されるため、防具を突かれた利用者の情報を表示するため、敗者の情報が瞬時に表示される。したがって、多人数で対戦し、対戦が激しく、見た目では勝敗の判断が難しい場合であっても、表示部には、敗者の情報が次々に表示されるため、表示された利用者を随時退場させていくことにより、多人数での対戦でもスムーズに競技の運営を行うことが可能となる。
<3.部位による判定>
上記の例では、1つの防具に1つのRFIDタグを備える構成としたが、1つの防具に複数のRFIDを備える構成とすることもできる。次に、このような変形例について説明する。図4は、変形例における防具を示す図である。図4は、防具10を表側(対戦相手側)から見た状態を示している。図4における破線は、複数の領域の境界を示している。図4の例では、防具10の表側が、R1〜R8の8つの領域に区分されている。導電性を有する各領域の表面は、その境界部分において、互いに電気的に接続が断たれた状態となっている。そして、各領域の表面と複数のRFIDタグ11のそれぞれが電気的に接続されている。図4に破線で示すように、RFIDタグ11自体は、各領域R1〜R8に対応して防具10の内部または内側に設置されている。また、複数のRFIDタグ11は、互いに異なるID情報を記憶しており、ID情報により1つのRFIDタグ11を特定可能となっている。
図4に示したような防具10を用いる場合、表示器20の記憶部24には、各RFIDタグ11に記録されたID情報に対応付けて、部位の名称を記憶しておく。例えば、図4に示した領域R1に接続されたRFIDタグ11に記録されたID情報と対応付けて「右肩」、領域R2に接続されたRFIDタグ11に記録されたID情報と対応付けて「左肩」、などの部位の名称を記憶しておく。
このような状態で、競技を開始し、打撃具30aの先端35aで防具10bを突かれると、打撃具30aの先端35aの電極34と防具10bの金属層が接触し、打撃具30aと防具10bが導通する。これにより、打撃具30aと防具10bの間には、電流が流れる。そして、打撃具30aと防具10bの間に電流が流れると、ID読み取り部36aは、防具10bに接続されたRFIDタグ11bに記録されたID情報を電界通信により読み取る。
ID読み取り部36aは、RFIDタグ11bからID情報を読み取ると、読み取ったID情報を近距離無線通信部38aにより表示器20aに送信する。表示器20aでは、近距離無線通信部38aが打撃具30aからID情報を受信すると、演算処理部22aは、近距離無線通信部38aからID情報を取得する。そして、近距離無線通信部38aから取得したID情報で記憶部24を参照し、対応する部位の名称を取得する。そして、演算処理部22aは、部位の名称を、事前に定められた体裁に設定し、表示部21aに引き渡す。そして、表示部21aでは、画面に、突かれた部位の名称を表示する。このように1つの防具が複数のRFIDタグを備えることにより、突かれた部位の名称を特定することができる。さらに、部位を特定するID情報ごとに異なる得点を対応付けて記憶部24に記憶しておき、随時得点を加算していくことにより、突かれた部位の箇所や回数により勝敗を競う競技とすることができる。
<4.逆方向の通信>
上記実施形態では、打撃具30がID読み取り部36を備え、防具10がRFIDタグ11を備える構成としたが、逆に打撃具30がRFIDタグ11を備え、防具10がID読み取り部36を備える構成であってもよい。このような構成に対応した変形例を図5〜図7に示す。図5は、打撃型遊具の変形例を示す図である。図6は、本発明の変形例に係る一組の打撃型遊具を示す図である。図7は、変形例に係る打撃具と表示器の構成を示す図である。図5〜図7は、それぞれ図1〜図3に対応している。図5〜図7において、図1〜図3に示した構成要素と同様の機能を有するものについては、同一符号を付している。図5〜図7に示した変形例では、表示器20が打撃具30ではなく防具10と近距離無線通信を行う構成となっている。打撃具30の持ち手(柄)部分は空洞になっているため、その内部には、図6に示すように、RFIDタグ11が収容されている。そして、RFIDタグ11は打撃具30の導線33に電気的に接続されている。また、図7に示すように、導線13により防具10の透明性導電フィルムには、ID読み取り部36が電気的に接続されている。そして、防具10は、ID読み取り部36に電気的に接続された演算処理部37、近距離無線通信部38、電源39を備えている。すなわち、上記実施形態において打撃具30が備えていた構成を防具10が備えている。図7は、防具10が備える構成を機能ブロックとして示したものであり、実際には、ID読み取り部36に電気的に接続された演算処理部37、近距離無線通信部38、電源39を装着した基板が、防具10の内側に貼着されている。図示は省略するが、逆に、打撃具30の導線33には、ID情報を記憶したRFIDタグ11が電気的に接続されている。
図5〜図7に示した変形例の場合、通信は上述の実施形態とは逆方向に行われることになる。具体的には、打撃具30aと防具10bが導通すると、打撃具30aと防具10bの間には、電流が流れる。打撃具30aと防具10bの間に微弱な電流が流れると、防具10b内のID読み取り部36bは、打撃具30aに内蔵され、導線33に接続されたRFIDタグ11aに記録されたID情報を電界通信により読み取る。すなわち、防具10bが打撃具30aに突かれると、防具10b内のID読み取り部36bとRFIDタグ11aとの間で、防具10bの導電層を介して電界通信が開始される。そして、RFIDタグ11aに記録されたID情報が、防具10bの導電層を介した電界通信により受信され、ID読み取り部36bがID情報を読み取る。
ID読み取り部36bは、RFIDタグ11aからID情報を読み取ると、読み取ったID情報を近距離無線通信部38bにより表示器20bに送信する。表示器20bでは、近距離無線通信部38bが防具10bからID情報を受信すると、演算処理部22bは、近距離無線通信部38bからID情報を取得する。そして、近距離無線通信部38bから取得したID情報で記憶部24bを参照し、対応する利用者情報を取得する。さらに、演算処理部22bは、利用者Bに関する利用者情報も取得し、利用者Bに関する利用者情報を敗者、近距離無線通信部38bを介して取得した利用者Aに関する利用者情報を勝者として、事前に定められた形式に設定し、これらの情報を表示部21bに引き渡す。そして、表示部21bでは、画面に、勝者、敗者に関する情報を表示する。
上述の実施の形態では、表示器を競技者毎に設ける構成であったが、複数の表示器を1台の表示器に統合してもよい。
図8は有線接続を用いた打撃型遊具の一例を示す模式図である。図3において、打撃具30a、30b、防具10a、10bは、図1の例と同様である。表示器20は、表示ランプ211a、211b、電源(不図示)などを備える。表示器20は、例えば、電気審判機などを用いることができる。打撃具30aには電線41aの一端が接続され、他端は表示ランプ211aに接続されている。また、表示ランプ211aには電線42bの一端が接続され、電線42bの他端は防具10bに接続されている。同様に、打撃具30bには電線41bの一端が接続され、他端は表示ランプ211bに接続されている。また、表示ランプ211bには電線42aの一端が接続され、電線42aの他端は防具10aに接続されている。電線41a、42aは、一本の電線40aに纏めることができ、電線41b、42bは、一本の電線40bに纏めることができる。
競技において、例えば、打撃具30aと防具10bが導通すると、打撃具30aと防具10bの間には、電線41a、表示ランプ211a、電線42bを介して電流が流れるので、表示ランプ211aが点灯する。同様に、打撃具30bと防具10aが導通すると、打撃具30bと防具10aの間には、電線41b、表示ランプ211b、電線42aを介して電流が流れるので、表示ランプ211bが点灯する。これにより、競技者のどちらかが勝ち、あるいは負けたかを判定することができる。
図9は防具の他の変形例を示す模式図である。図9は、図4と同様に、防具10を表側(対戦相手側)から見た状態を示している。図9における破線は、複数の領域の境界を示している。図9の例では、各領域は矩形状をなすが、領域の形状は矩形状に限定されない。図9に示す各領域の大きさは、打撃具30が防具10と導通した位置(例えば、x、yの2次元座標)を所要の精度で判定できる程度の大きさであればよく、例えば、1cm×1cm程度の大きさとすることができる。また、図4の場合と同様に、導電性を有する各領域の表面は、その境界部分において、互いに電気的に接続が断たれた状態となっている。
各領域、例えば、座標(xn、yn)に対応付けて複数のRFIDタグを設けている。各RFIDタグは、互いに異なるID情報(識別情報)を記憶しており、ID情報により領域(例えば、座標位置)を識別することができる。
このような状態で、競技を開始し、打撃具30aの先端35aで防具10bを突かれると、打撃具30aの先端35aの電極34と防具10bの金属層が接触し、打撃具30aと防具10bが導通する。これにより、打撃具30aと防具10bの間には、電流が流れる。そして、打撃具30aと防具10bの間に電流が流れると、ID読み取り部36aは、防具10bに接続されたRFIDタグ11bに記録されたID情報を電界通信により読み取る。これにより、打撃具30aで突いた防具10bの座標位置を特定することができる。
上述の構成により、例えば、打撃具30で防具の所要の位置を突くような訓練に利用することができる。
図10は打撃具30の他の例を示す外観図である。図3では、電極34を打撃具30の先端部に設ける構成であるが、図10の例では、緩衝材32の先端部を含む所定面(図10の符号Lで示す部分の表面)に設けている。これにより、打撃具30の先端部だけでなく、所定面を打撃の有効面とする競技(例えば、剣道など)にも使用することができる。
図11は表示器20の表示例の一例を示す模式図である。表示器20の表示部21は、競技中又は競技終了時点で3人以上の競技者それぞれが勝者又は敗者であるかを示す競技情報を表示することができる。より具体的には、表示部21は、複数のチーム毎に各チームに属する複数の競技者それぞれが勝者又は敗者であるかを示すことができる。
図11の例では、チームAにメンバ1〜5が属し、チームBにメンバ1〜5が属し、チームCにメンバ1〜5が属している。チームA〜Cの各メンバに対応して表示ランプ又は表示領域が配置され、チームA〜Cに属するメンバ1〜5のうち、誰が勝者又は敗者であるかを、表示態様(点灯又は消灯)を異ならせて表示することができる。これにより、本実施の形態の打撃型遊具を、多数(図11の例では15人)の競技者が同時に対戦して、負けた競技者が競技から抜けていく形式で競技を行う場合にも使用することができる。なお、チーム構成とせずに、一人の競技者にとって、他の競技者全員が敵という形式であってもよい。
表示器20の演算処理部22は、例えば、表示部21、不図示のスピーカなどを介して、敗者となった競技者を、表示又は音声で通知することができる。
また、表示器20の演算処理部22は、無効処理部としての機能を有し、近距離無線通信部23を経由して打撃具30から取得したID情報に対応する防具10、あるいは近距離無線通信部23を経由して防具10から取得したID情報に対応する打撃具30が送信する情報を無効にすることができる。
図12は無効処理のためのフラグ情報の一例を示す模式図である。フラグ情報は、記憶部24に記憶することができる。図12に示すように、フラグ情報は、競技者、ID情報、フラグの各欄で構成されている。競技者は、例えば、チームAのA1、A2、…、チームBのB1、B2、…、チームCのC1、C2、…とすることができる。また、各競技者のID情報を、a1、a2、…、b1、b2、…、c1、c2、…とする。フラグの初期値は、0とし、競技者が負けた場合、フラグを0から1に変更する。例えば、競技者A2の防具10が、他の競技者の打撃具30で突かれた場合、競技者A2のフラグを0から1に変更する。演算処理部22は、フラグを参照して、競技者A2の打撃具30又は防具10から送信される情報を無効にする。
上述の構成により、多数の競技者が同時に対戦して、負けた競技者が競技から抜けていく形式で競技を行う場合、一旦負けた競技者が、その直後に故意又は不本意に他の競技者の防具を打撃具で突いたとしても、勝ちの判定を誤って付与することを防止できる。
また、表示器20の近距離無線通信部23は、競技情報を外部の端末装置(例えば、競技の観衆が携帯するスマートフォンやタブレットなど)へ送信してもよい。これにより、観衆は、表示器20を遠方から見る必要がなく、携帯する端末装置で競技の状況を知ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、打撃具の先端と相手方の防具が通電するようにし、フェンシングを想定した競技を行う例について説明したが、打撃型の競技であれば、フェンシング以外の競技に用いることも可能である。例えば、ボクシング、空手、テコンドー、剣道、スポーツチャンバラ等またはそれに類する競技、遊戯に用いることができる。この場合、打撃具が備える電極の位置は必ずしも先端である必要はなく、打撃具の所定部位であればよい。所定部位としては、打撃を加えた際に防具と接触し易い位置であることが好ましい。
10、10a、10b 防具
11、11a、11b RFIDタグ(ID情報記憶部)
20、20a、20b 表示器
21、21a、21b 表示部
22、22a、22b 演算処理部
23、23a、23b 近距離無線通信部
24、24a、24b 記憶部
30、30a、30b 打撃具
31、31a、31b 芯部材
32、32a、32b 緩衝材
33、33a、33b 導線
34、34a、34b 電極
35、35a、35b 先端
36、36a、36b ID読み取り部
37、37a、37b 演算処理部
38、38a、38b 近距離無線通信部
39、39a、39b 電源
40a、40b、41a、41b、42a、42b 電線
211a、211b 表示ランプ

Claims (15)

  1. 相手側を打撃する打撃具と、自身が身に着ける防具と、前記打撃具と通信を行って情報を取得し、取得した情報に基づいて表示を行う表示器と、を有する打撃型遊具であって、
    前記打撃具は、先端に電極を備え、前記電極に接続されて電界通信を行うID読み取り部と、前記ID読み取り部により読み取られたID情報を前記表示器に送信する近距離無線通信部と、を備えており、
    前記防具は、表面に導電性部分を有し、前記導電性部分に電気的に接続されたID情報記憶部と、を備えており、
    前記表示器は、前記打撃具から前記ID情報を受信する近距離無線通信部と、前記近距離無線通信部が受信したID情報に対応した表示を行う表示部を備えたことを特徴とする打撃型遊具。
  2. 前記防具の表面には、複数の区分された領域が設けられ、前記複数の領域の導電性部分にそれぞれ電気的に接続された複数のID情報記憶部を備え、前記複数のID情報記憶部のそれぞれは異なるID情報を記憶していることを特徴とする請求項1に記載の打撃型遊具。
  3. 前記表示器は、前記ID情報と対応付けて部位の情報を記憶した記憶部を有し、前記表示器が前記打撃具から受信したID情報に基づいて、対応する部位の情報を取得し、前記表示部に表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の打撃型遊具。
  4. 相手側を打撃する打撃具と、自身が身に着ける防具と、前記打撃具と通信を行って情報を取得し、取得した情報に基づいて表示を行う表示器と、を有する打撃型遊具であって、
    前記打撃具は、先端に電極を備え、前記電極に接続されたID情報記憶部と、を備えており、
    前記防具は、表面に導電性部分を有し、前記導電性部分に電気的に接続されて電界通信を行うID読み取り部と、前記ID読み取り部により読み取られたID情報を前記表示器に送信する近距離無線通信部と、を備えており、
    前記表示器は、前記防具から前記ID情報を受信する近距離無線通信部と、前記近距離無線通信部が受信したID情報に対応した表示を行う表示部を備えたことを特徴とする打撃型遊具。
  5. 前記表示器は、前記ID情報と対応付けて利用者の情報を記憶した記憶部を有し、前記表示器が受信した前記ID情報に基づいて、対応する利用者の情報を取得し、前記表示部に表示を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の打撃型遊具。
  6. 相手側を打撃する打撃具と、自身が身に着ける防具とを備える打撃型遊具であって、
    前記打撃具は、
    先端に電極を備え、前記電極に接続されて電界通信を行うID読み取り部と、
    前記ID読み取り部により読み取られたID情報を表示器に送信する近距離無線通信部と
    を備え、
    前記防具は、
    表面に導電性部分を有し、前記導電性部分に電気的に接続されたID情報記憶部を備えることを特徴とする打撃型遊具。
  7. 相手側を打撃する打撃具と、自身が身に着ける防具とを備える打撃型遊具であって、
    前記打撃具は、
    先端に電極を有し、前記電極に接続されたID情報記憶部を備え、
    前記防具は、
    表面に導電性部分を有し、前記導電性部分に電気的に接続されて電界通信を行うID読み取り部と、
    前記ID読み取り部により読み取られたID情報を表示器に送信する近距離無線通信部と
    を備えることを特徴とする打撃型遊具。
  8. 打撃型遊具に使用する打撃具であって、
    把持部の一端側に固定された棒状の芯部材と、
    前記芯部材の周囲に設けられた緩衝材と、
    前記緩衝材の先端部を含む所定面に設けられた導電性部材と、
    前記把持部の内部に収納された処理回路又は記憶部と
    一端が前記導電性部材に接続され、他端が前記処理回路又は記憶部に接続された導線と
    を備えることを特徴とする打撃具。
  9. 打撃型遊具に使用する防具であって、
    前記防具の表面に形成された導電性部分を備え、
    前記導電性部分は、
    複数の領域に区分されて形成され、
    前記複数の領域の導電性部分それぞれは、境界部分において電気的に絶縁されてあり、
    前記複数の領域の導電性部分それぞれに接続され、前記領域を識別する識別情報を記憶する記憶部を備えることを特徴とする防具。
  10. 前記導電性部分は、
    透明性導電フィルムを含むことを特徴とする請求項9に記載された防具。
  11. 打撃型遊具に使用する表示器であって、
    競技中又は競技終了時点で3人以上の競技者それぞれが勝者又は敗者であるかを示す競技情報を表示する表示部を備えることを特徴とする表示器。
  12. 前記表示部は、
    複数のチーム毎に各チームに属する複数の競技者それぞれが勝者又は敗者であるかを示すことを特徴とする請求項11に記載の表示器。
  13. 敗者となった競技者を通知する通知部を備えることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の表示器。
  14. 敗者を示すID情報を取得する取得部と、
    前記取得部でID情報を取得した場合、前記ID情報に対応する打撃具又は防具から送信される情報を無効にする無効処理部と
    を備えることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか一項に記載の表示器。
  15. 前記競技情報を外部の端末装置へ送信する送信部を備えることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか一項に記載の表示器。
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