JP2017535395A - 複数の衝撃感知センサーを含む卓球競技進行システムとこれを用いた卓球競技スコア表示方法 - Google Patents

複数の衝撃感知センサーを含む卓球競技進行システムとこれを用いた卓球競技スコア表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、卓球競技進行システムとこれを用いた卓球競技スコア表示方法に関するもので、より詳細には卓球台の各区域とラケットに設置された衝撃検知センサから卓球ボールとの衝撃検知信号を受信して受信した感知信号の入力パターンに応じて卓球競技のスコアを算出して表示するスコア算出端末を含むことを特徴とする卓球競技進行システムとこれを用いた卓球競技スコア表示方法に関するものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、卓球競技進行システムとこれを用いた卓球競技スコア表示方法に関するもので、より詳細には卓球台に各区域ごとに設置された衝撃検知センサによる感知信号を受信して、受信した感知信号の入力パターンに応じて卓球競技のスコアを算出して表示するスコア算出端末を含むことを特徴とする卓球競技進行システムとこれを用いた卓球競技スコア表示方法に関するものである。
一般的に、卓球の競技は2人が試合をするシングルスと4人が試合をするダブルスに分かれ、シングルスは一側の選手と他側の選手が交互に1回ずつ打球をしながら試合が進み、ダブルスは2人組で1チームになって、一側のチームと他側のチームが交互に1回ずつ打球をして、そのチームの各選手が相互で交互に打球をしなければならない。
また、卓球の競技は21点先勝制と11点先勝制、二つの試合進め方があるが、近年では主に11点先勝制の方式を採用して大会を運営している。
上記11点先勝制の方式は、各セットごとにまず11点を取る選手がセットの勝者となり、一試合の総セットは3セット、5セット、7セット、9セットで大会ごとに規定を用意している。
上記11点先勝制の方式では、スコアの変化が2点あるたびにサーブ権を互いに交代して、10対10の状況では、いわゆるデュースとして、まず連続で2点を取ると勝利する。
上述したルールを持つ卓球は老若男女を問わず誰でも楽しめる生活スポーツで位置している。
ところで、上述した卓球試合のルールが比較的に複雑で、卓球選手たちが出場する正式の大会には、当然に各試合ごとに審判とスコア記録係が同席してスコアの得失を判定してスコアの記録管理を実行しているが、一般人たちが卓球場などで卓球の試合をする場合には別の審判やスコア記録係がいなくて、卓球試合をする各当事者が自分でスコアの得失を判定してスコアの計算を実行するしかないので、試合に集中できない欠点はある。
これらの欠点を解消するために従来に卓球やテニス試合時、スコア管理を容易にするためにゲーム中の各当事者がリモコンを介して無線方法で自分のスコアを表示するスコア入出力デバイスが大韓民国実用新案登録第292529号で公知されているが、この先行技術は自分のスコアを無線で変動させる単純な技術として、上述したスコアの得失判定とスコア計算を便利に実行できない技術に過ぎない。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解消するために創案されたものであって、卓球の試合で審判やスコア記録係が同席しなくても、スコアの得失判定とスコアの計算が自動的に実行される卓球競技の進行システムとこれを用いた卓球競技のスコア表示方法の構成を提供する。
上述した技術的課題を達成するための本発明の卓球競技進行システムの構成は、卓球台の各区域ごとに設置された衝撃検知センサによる卓球競技の構成要素 (ラケット、卓球台、ネットなど)と卓球ボールとの衝撃信号を受信して、受信した感知信号の入力パターンに応じて卓球競技のスコアを算出して表示するスコア算出端末を含むことを特徴とする。
また、上記技術的課題を解決するために、本発明はネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12を持つ卓球台10に設置されている卓球競技進行システムにおいて、上記第1区域11に設置されて、第1区域11に加わる衝撃を感知する第1感知センサー41; 上記卓球台10の第2区域12に設置されて、第2区域12に加わる衝撃を感知する第2感知センサー42; 上記ネット部50に加わる衝撃を感知するネットセンサー51; 上記卓球台10の一側に設置されて上記センサから伝達される衝撃検知信号を受信して両側の選手が得点しているかどうかを判別し、判別の結果に応じて両側の選手のスコアを表示するスコア算出端末100; を含んで構成されていることを特徴とする。
好ましくは、本発明は上記構成において、一側の選手が使用する第1ラケット20に加わる衝撃を感知する第1ラケットセンサー21; 他側の選手が使用する第2ラケット30に加わる衝撃を感知する第2ラケットセンサー31;をさらに含んで構成されていることを特徴とする。
一方、上記技術的課題を解決するために、本発明はネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12からなって、上記第1区域11を中央線13を中心に区画した第1区域右側部11aと第1区域左側部11b及び上記第2区域12を中央線13を中心に区画した第2区域右側部12aと第2区域左側部12bを持つ卓球台10に設置されている卓球競技進行システムにおいて、上記第1区域右側部11aに設置され、第1区域右側部11aに加わる衝撃を感知する第1感知センサー41; 上記第2区域右側部12aに設置され、第2区域右側部12aに加わる衝撃を感知する第2感知センサー42; 上記第1区域左側部11bに設置され、第1区域左側部11bに加わる衝撃を感知する第3感知センサ43; 上記第2区域左側部12bに設置され、第2区域左側部12bに加わる衝撃を感知する第4感知センサー44; 一側チームの第1ラケット20に加わる衝撃を感知する第1ラケットセンサー21と第3ラケット60に加わる衝撃を感知する第3ラケットセンサー61; 他側チームの第2ラケット30に加わる衝撃を感知する第3ラケットセンサー31と第4ラケット70に加わる衝撃を感知する第4ラケットセンサー71; ネット部50に加わる衝撃を感知するネットセンサー51; 上記卓球台10の一側に設置されて上記センサから伝達される衝撃検知信号を受信して両側の選手が得点しているかどうかを判別し、判別の結果に応じて両側の選手のスコアを表示するスコア算出端末100; を含んで構成されていることを特徴とする。
好ましくは、本発明は上記構成において、上記第1感知センサー41と第3感知センサー43の中心線13からの距離と第2感知センサー42と第4感知センサー44の中心線13からの距離は同じ距離であることを特徴とする。
さらに好ましくは、本発明は前述した構成において、ラケット20、30、60、70は、ハンドルの末端に所定深さの空間部を形成し、上記空間部に上記ラケットに加わる衝撃を感知するラケットセンサーと上記ラケットセンサーが生成する衝撃検知信号を上記スコア算出端末100に無線で伝達する送信機22を装着した構成を特徴とする。
また、さらに好ましくは、本発明は前述した構成において、上記スコア算出端末100は、センサーから伝達される衝撃検知信号を受信して、各選手が得点しているかどうかを判別し、判別の結果に応じて各選手が得点したスコアを算出する制御部110; 上記センサーが生成する衝撃検知信号を統合的に収集し、制御部110に伝達するセンサー入力部120; 上記制御部110が算出した各選手のスコアを表示する表示部130; 上記制御部110によって処理される卓球競技の関連情報を記憶する記憶部170; 上記記憶部170に記憶された卓球競技の関連情報を有線または無線通信方式で外部の通信ネットワークNに送信して通信ネットワークNに接続された通信機器200を介して卓球競技の関連情報を照会できるようにする通信部150; を含んで構成されていることを特徴とする。
さらに好ましくは、本発明は、 前述した構成において、上記スコア算出端末100は上記制御部110によって生成された卓球の関連情報を音声で出力する音声出力部140;をさらに含んで構成されていることを特徴とする。
一方、本発明は、卓球台10と、第1ラケット20、第2ラケット30、ネット部50とネット感知センサー51、第1ラケットセンサー21、第2ラケットセンサー31、上記ネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12にそれぞれ設置され、その区域の衝撃を感知する第1感知センサー41と第2感知センサー42とスコア算出端末100によって実行されるシングルスのための卓球競技スコア表示方法において、上記センサとスコア算出端末100が初期化されS100、上記スコア算出端末100は第1ラケットセンサー21と第2ラケットセンサー31の存在の有無を判断する段階S101; 上記センサー21、31が備えられたラケットで競技を行う場合、競技が始まると上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかについて判断する段階S102; ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合、ネット部50を監視し続けて、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合、両選手のラケット20、30の各センサー21、31と卓球台10の第1区域11の第1感知センサー41と第2区域12の第2感知センサー42が生成する衝撃検知信号の入力パターンがスコア算出端末100の記憶部170に予め設定された正常のパターンで入力されるかを判断する段階S103; 上記正常のパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合、一側の選手または他側の選手が得点したと判断し、その選手のスコアを算出して表示部130を介して表示する段階S104; 上記スコア算出端末100が増加させた一側の選手や他側の選手のスコアがそのセットの終了スコアを満足させるスコアであればS105、上記スコア算出端末100はそのセットが終了したことを表示部130や音声出力部140を介して知らせる段階S106; を含んで構成されていることを特徴とする。
好ましくは、本発明は、上記S105段階でそのセットが終了スコアを満足させるスコアでなければ、上記スコア算出端末100は一側の選手のスコアと他側の選手のスコアが卓球の規定による当該スコアの差が発生したかを判断しS107、当該スコアの差が発生した場合、卓球規定に基づいてスコア算出端末100の表示部130や音声出力部140を介してサービスの順序を変更する必要があることを各選手に知らせる段階S108;をさらに含むことを特徴とする。
さらに好ましくは、本発明は、上記構成において、上記S101段階での判断の結果、選手たちが持っているラケットがセンサー21、31を具備していないラケットである場合、競技が始まると、上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかについて判断しS109、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合はネット部50を監視し続けて、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合は卓球台10の第1区域11の第1感知センサー41と第2区域12の第2感知センサー42から伝達される衝撃検知信号がスコア算出端末100の記憶部170に予め設定された正常のパターンで入力されるかを判断する段階S110; 予め設定されたパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合、一側の選手または他側の選手が得点したと判断し、その選手のスコアを算出して表示部130を介して表示する段階S111; をさらに含んで構成されていることを特徴とする。
一方、本発明は、卓球台10と、第1ラケット20、第2ラケット30、第3ラケット60、第4ラケット70、ネット部50とネット感知センサー51、第1ラケットセンサー21、第2ラケットセンサー31、第3ラケットセンサー61、第4ラケットセンサー71、上記ネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12にそれぞれ設置され、その区域の中心線13を中心に区画された各領域に設置される第1感知センサー41、第2感知センサー42、第3感知センサー43、第4感知センサー44とスコア算出端末100によって実行されるダブルスのための卓球競技スコア表示方法において、センサとスコア算出端末100が初期化されS200、競技が始まると上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかについて判断する段階S201; ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合はネット部50を監視し続けて、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合はダブルスのサービスが正常に行われたかを判断する段階 S202; 両チームの選手のラケット20、30、60、70の各センサー21、31、61、71と卓球台10の第1感知センサー41、第2感知センサー42、第3感知センサー43及び第4感知センサー44が生成する衝撃検知信号の入力パターンがスコア算出端末100の記憶部170に予め設定された正常のパターンで入力されるかを判断する段階S203 ; 予め設定されたパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合、一側のチームまたは他側のチームが得点したと判断し、そのチームのスコアを算出して表示部130を介して表示する段階S204; 上記スコア算出端末100が増加させた一側のチームまたは他側のチームのスコアがそのセットの終了スコアを満足させるスコアであればS205、そのセットが終了したことを表示部130や音声出力部140を介して知らせる段階S206; を含んで構成されていることを特徴とする。
さらに好ましくは、本発明は上記構成において、そのセットが終了スコアを満足させるスコアでなければ、上記スコア算出端末100は一側の選手のスコアと他側の選手のスコアが卓球の規定による当該スコアの差が発生したかを判断しS207、当該スコアの差が発生した場合、スコア算出端末100の表示部130や音声出力部140を介してサービスの順序を変更する必要があることを各選手に知らせる段階S208; をさらに含んで構成されていることを特徴とする。
さらに好ましくは、本発明は上記構成において、上記ダブルスのサービスが正常に行われたかを判断する段階S202は、上記第1感知センサー41と上記第3の感知センサー43と上記第2感知センサー42と上記第4感知センサー44からスコア算出端末100に入力される衝撃検知信号の入力時間がより速い感知センサー側の区域に卓球ボールが落下したと判断することを特徴とする。
さらに好ましくは、本発明は上記構成において、上記ダブルスのサービスが正常に行われたかを判断する段階S202は、上記第1感知センサー41と上記第3感知センサー43と上記第2感知センサー42と上記第4感知センサー44からスコア算出端末100に入力される衝撃検知信号の信号強度がより大きな感知センサー側の区域に卓球ボールが落下したと判断することを特徴とする。
上述した構成を有する本発明の卓球競技進行システムは、従来のように審判やスコアの記録係が同席しなくても、競技をする各当事者のスコアを自動的に算出して表示するので、競技の当事者がスコアの得失の判定とスコアの計算を別々に実行する必要がなく、ひたすら卓球競技に集中することができ、卓球の競技力の向上に役立つことができる効果がある。
また、スコア算出端末の通信部を介して卓球競技の進行状況に関する情報を外部の通信機器に送信して、多数のユーザーがその卓球競技の進行状況をリアルタイムで共有しながら競技を観覧できる効果がある。
図1は本発明においてシングルスのための卓球競技進行システムの実施例の構成図である。
図2は本発明においてダブルスのための卓球競技進行システムの実施例の構成図である。
図3は本発明において卓球競技進行システムのラケットの構成図である。
図4は本発明において卓球競技進行システムのスコア算出端末のブロック図である。
図5および図6は本発明において卓球競技進行システムの制御のためのフローチャートで、図5はシングルス競技時のフローチャート、図6はダブルス競技時のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の卓球競技進行システムとこれを用いた卓球競技スコア表示方法の構成と動作を説明する。
ただし、開示された図面は当業者に本発明の思想が十分に伝達されるように一例として提供されるものである。したがって、本発明は以下に提示された図面に限定されず、他の形態に具体化されることもできる。
また、本発明の明細書で使用される用語において他の定義がない場合、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が通常的に理解している意味を有し、下記の説明および添付の図面から、本発明の要旨を不必要に曖昧にすることができる公知の機能や構成についての詳細な説明は省略する。
図1は、本発明においてシングルスのための卓球競技進行システムの実施例の構成図である。
図面を参照すると、本発明のシングルスのための卓球競技進行システム1は、卓球台10の中央に垂直に設置されたネット(net)部50を中心に同じ面積で区画された第1区域11と第2区域12を持つ卓球台10に設置されている。
具体的には、本発明のシステムは上記卓球台10の第1区域11に設置されて第1区域11に加わる衝撃を感知する第1感知センサー41と、上記卓球台10の第2区域12に設置されて第2区域12に加わる衝撃を感知する第2感知センサー42を含んでいる。
また、本発明のシステムは一側の選手が使用する第1ラケット20と一側の選手と競技を実行する他側の選手が使用する第2ラケット30をさらに含んでいる。
ここで、上記第1ラケット20はラケットに加わる衝撃を感知する第1ラケットセンサー21を備え、上記第2ラケット30はラケットに加わる衝撃を感知する第2ラケットセンサー31を備える。
また、上記卓球台10のネット部50はネットに加わる衝撃を感知するネットセンサー51を備える。
ここで、上記第1感知センサー41、第2感知センサー42、第1ラケットセンサー21、第2ラケットセンサー31とネットセンサー51は、センサの感度を向上させるために少なくとも一つ以上の多数個が設置されることもでき、これらのセンサーの設置位置はセンサーの感度を最大限に向上させる位置に設置されることが望ましい。
また、上記卓球台10の一側にスコア算出端末100が設置されている。上記スコア算出端末100はシングルス競技時に上記センサー41、42、21、31、51から配信される衝撃検知信号を受信して両側の選手が得点したかどうかを判別し、判別の結果に応じて両側の選手のスコアを表示し、表示されたスコアなどの情報を音声で出力する部分で、より詳細な構成は後述することにする。
一方、上述した第1の実施例のシステム1は、スコア算出端末100の得点の有無についての判別方法にしたがっては第1ラケット20と第2ラケット30に具備されるセンサー21、31を利用しないこともできる。
図2は本発明においてダブルスのための卓球競技進行システムの実施例の構成図である。 図面を参照すると、本発明のダブルスのための卓球競技進行システム2は、上述したシングルスのための卓球競技進行システム1と比較して卓球台10の第1区域11と第2区域12をそれぞれ平面方向で左右に区画した第1区域右側部11aと第1区域左側部11bと第2区域右側部12aと第2区域左側部12bにそれぞれその区域に加わる衝撃を感知するセンサーをさらに備える。これは卓球競技のダブルスのルール上でサブの時、得点したかを判別するためである。
さらに、卓球のダブルスは2人組で1チームになって、一側のチームと他側のチームが交互に1回ずつ打球をして、そのチームの各選手が相互交互に打球をしなければならないので、このようなルールにしたがって競技が実行されるかを判別するために各チームの各選手たちのラケットに衝撃を感知するセンサーをそれぞれ付着する。
上記した本発明のダブルスのための卓球競技進行システム2の構成をより詳細に説明すると以下のようになる。
まず、本発明のダブルスのための進行システム2は、卓球台10の中央に垂直に設置されたネット部50を中心に同じ面積で区画された第1区域11と第2区域12を持つ卓球台10に設置されるシステムである。
上記第1区域11は、平面方向で中央線13を基準に左右に区画されている第1区域右側部11aと第1区域左側部11bからなって、上記第2区域12は平面方向で中央線13を基準に左右に区画されている第2区域右側部12aと第2区域左側部12bからなる。
ここで、本発明の卓球競技進行システム2は、上記第1区域右側部11aに設置されて第1区域右側部11aに加わる衝撃を感知する第1感知センサー41と、上記第1区域左側部11bに設置されて第1区域左側部11bに加わる衝撃を感知する第3感知センサー43を含んでいる。
そして、本発明の卓球競技進行システム2は、上記第2区域右側部12aに設置されて第2区域右側部12aに加わる衝撃を感知する第2感知センサー42と、上記第2区域左側部12bに設置されて第2区域左側部12bに加わる衝撃を感知する第4感知センサー44を含んでいる。
ここで、ダブルスを進行するためには、卓球台10の第1区域11の左右側部11a、11bと第2区域12の左右側部12a、12bのうち、どの領域に卓球ボールが接触されたかを区別してサービスが成功したかを判別しなければならないので、上記第1感知センサー41と第3感知センサー43の上記中央線13からの距離と第2感知センサー42と第4感知センサー44の上記中央線13からの距離は同じ距離を維持しなければならない。
また、本発明のシステムは、卓球競技のダブルスのルールにしたがって、2人からなる一側チームの選手たちが利用する第1ラケット20と第3ラケット60を含み、他の2人からなる他側チームの選手たちが利用する第2ラケット30と第4ラケット70を含んでいる。
そして、一側チームの選手たちが利用する上記第1ラケット20は、ラケットに加わる衝撃を感知する第1ラケットセンサー21を備え、上記第3ラケット60はラケットに加わる衝撃を感知する第3ラケットセンサー61を備える。
また、他側チームの選手たちが利用する上記第2ラケット30は、ラケットに加わる衝撃を感知する第2ラケットセンサー31を備え、上記4ラケット70はラケットに加わる衝撃を感知する第4ラケットセンサー71を備える。
前述した実施例と同様に、上記卓球台10のネット部50には、ネットに加わる衝撃を感知するネットセンサー51を備える。
併せて、上記第1感知センサー41、第2感知センサー42、第3感知センサー43、第4感知センサー44と第1ラケットセンサー21、第2ラケットセンサー31、第3ラケットセンサー61、第4ラケットセンサー71とネットセンサー51は、センサーの感度を向上させるために少なくとも一つ以上の多数個が設置されることができ、これらのセンサーの設置位置はセンサーの感度を最大限に向上させる位置に設置されているのが望ましい。
また、上記卓球台10の一側にスコア算出端末100が設置されている。上記スコア算出端末100は、ダブルス競技時、上記センサー41、42、43、44、21、31、61、71、51 から配信される衝撃検知信号を受信して両側の選手が得点したかを判別し、判別の結果に応じて両側の選手のスコアを表示する部分として、より詳細な構成は後述する。
一方、本発明の感知センサー41、42、43、44やラケットセンサー21、31、61、71とネットセンサー51は、衝撃検知センサとして広く利用されている加速度センサー(accelerometer)または音響感知用MEMSマイクロフォン(microphone)または圧力感知用圧力センサ(pressure sensor)などを利用できるが、比較的低価で耐久性も良好な加速度センサーを利用するのが望ましい。
図3は前述した本発明において卓球競技進行システムのラケットの実施例を図示したもので、第1ラケット20だけを図示したものであり、上述した第2ラケット30、第3ラケット60、第4ラケット70も図示された第1ラケット20と同じ構成でなっている。
上記第1ラケット20は、ユーザーの手で把持されるハンドル25とハンドル25に付着して卓球ボールが打球されるプレート(plate)24からなって、本発明の実施例のラケットは卓球ボールと直接に接触されるプレート24の部分より、ハンドル25の部分にセンサーが設置されているのが望ましい。
つまり、図示されているように、上記プレート24と対向するハンドル25の末端に所定深さの空間部26を形成し、上記空間部26に上記ラケットに加わる衝撃を感知する第1ラケットセンサー21と上記第1ラケットセンサー21が生成する衝撃検知信号をスコア算出端末100に無線で伝達する送信機22を装着して、カバー23を利用してハンドル25の空間部26を遮蔽する。上記カバー23は接着剤やネジ(図示せず)を利用してハンドルの末端部分に決着させることができる。
図4は本発明において卓球競技進行システムのスコア算出端末100のブロック図である。 本発明のスコア算出端末100は、卓球台10に設置されている各センサーの衝撃検知信号の入力を受けて卓球競技を実行する各選手たちが得点したかを判断し、判断された結果にしたがって各選手たちのスコアを算出し、表示部を介して表示して、サーブ権の変更などの競技進行状況を音声で知らせる機能を実行する。上記のような本発明のスコア算出端末100をより詳細に説明すると以下のようになる。 以下のように専用ハードウェアデバイスに製作される。
しかし、実施例にしたがってはこれに限定されず、下記の各構成部分の機能を実行するアプリケーションプログラム(application program)が設置されて実行可能なスマートフォン(smart phone)、またはタブレット(tablet)PCのような汎用スマート機器が使用でき、当該汎用スマート機器の中央処理装置、電源供給部、メモリ、通信I/F、ユーザI/Fなどのハードウェア構成とこれを駆動するアプリケーションプログラムが下記の各制御部110、センサー入力部120、表示部130、音声出力部140、通信部150、電源部160、および記憶部170の機能を実行するように構成されることもできる。
制御部110は、前述したシングルスのためのシステムの各センサ41、42、21、31、51またはダブルスのためのシステムの各センサ41、42、43、44、21、31、61、71、51から配信される衝撃検知信号を受信して各選手たちが得点したかを判別し、判別の結果に応じて各選手が得点したスコアを算出する部分である。
本実施例において制御部110は、通常のマイクロプロセッサユニット(MCU)とその周辺部回路が実装されたマイコン(MICOM)ボード(board)の形態でなっている。
また、本発明のシステムのスコア算出端末100は、センサーが生成する衝撃検知信号を統合的に収集し、制御部110に伝達するセンサー入力部120を含んでいる。
上記センサー入力部120は、シングルスまたはダブルス競技のための本発明のシステムに利用される上記センサ41、42、43、44、21、31、61、71、51が生成する衝撃検知信号を受信して、信号処理のために衝撃検知信号の電流や電圧を増幅したり、アナログ-デジタル変換(AD converter)をさらに実行することもできる。
また、上記センサー入力部120と上記センサ41、42、43、44、21、31、61、71、51との間で衝撃検知信号の配信は公知の有線通信方式または無線通信方式で行われる。
上記通信方式は、卓球台10の周りを複雑にしないように有線通信方式より無線通信方式で行われるのが好ましく、このような無線通信方式としては無線インターネット方式やブルートゥース(bluetooth)(登録商標)方式、RFID方式が採用可能である。特に、RFID方式が採用される場合、ラケットには通信手段を手動(Passive)方式のRFIDチップで構成してラケットの消費電力を減らして、バッテリーなどを必要としない、またはその交換周期を伸びることができる。
また、本発明のスコア算出端末100は上記制御部110が算出した各選手のスコアを表示する表示部130を含んでいる。
ここで、上記表示部130は、各選手のスコア表示に加えて、サーブを実行するサーバー(server)の表示、各選手の累積点数の変動状況、各選手の区分用の丸文字や角形文字または色を併記して表示することができる。
そして、本発明のスコア算出端末100は、上記制御部110が算出した各選手のスコア、競技の開始と終了の案内、サーブ権の変更の案内、各選手が得点したかなどを音声で出力する音声出力部140を含んでいる。
本発明のスコア算出端末100の制御部110は、各選手のスコア情報に基づいて、現在進行中の卓球競技で現在の各選手ごとのスコア情報、各セットごとの状況情報や、その選手の過去のゲーム記録情報を生成し、これを制御部110と連動した記憶部170に保存して、通常のデータベース管理手法で管理することができる。
また、本発明のスコア算出端末100は通信部150を含み、上記通信部150を介して、上記記憶部170に記憶された卓球競技の現在の各選手ごとのスコア情報、各セットごとの状況情報、その選手の過去のゲーム記録情報などを公知の有線または無線通信方式で外部のネットワークNに送信して、上記ネットワークNに接続された通信機器200で送信された現在の各選手ごとのスコア情報、各セットごとの状況情報や、その選手の過去のゲーム記録情報などを閲覧できるようにすることができる。これらの通信部を介して他の機器またはシステムとの競技状況と記録に対する共有が可能になる。
上記通信部150とネットワークNとの通信方式は、好ましくは有線または無線のインターネット方式、またはブルートゥース方式、RFID方式など、近距離の無線通信方式またはこれらを複合的に使用する方式が採用されることができる。
したがって、本発明の卓球競技進行システムを利用して実行される卓球競技のスコアをネットワークNに接続された通信機器200を介して遠隔地でもリアルタイムで把握できるし、その選手の過去のゲーム記録情報も照会可能で、他の機器とシステムとの競技状況及び記録に対する共有が可能になる。
ここで、上記通信機器200は、本発明の卓球競技進行システムが提供する各種の情報を照会して閲覧することができるアプリケーションプログラム(application program)が設置されて実行可能なスマートフォン(smart phone)やタブレット(tablet)PCのようなスマート機器であることが望ましい。
一方、説明していない符号160は、本発明のスコア算出端末100の駆動電力を印加する電源部160であり、上記スコア表示端末100の操作のためのボタン、タッチスクリーンなどのユーザーインターフェース(図示せず)が別途に構成されることもできる。
以下、上記のように構成されている本発明の卓球競技進行システムの制御方法を説明する。図5はシングルス競技時のフローチャート、図6はダブルス競技時のフローチャートである。
本発明の卓球競技進行システムの制御は、前述した本発明のシステムの卓球台10とラケット20、30、60、70と、ネット部50と、各センサ21、31、41、42、43、44、51、61、71とスコア算出端末100によって実行されることで、図5を参照してシングルス競技時の制御手順を説明する。
まず、本発明のシステムの各センサーとスコア算出端末100が初期化されS100、初期化と同時に、上記スコア算出端末100は、第1ラケットセンサー21と第2ラケットセンサー31の存在の有無を判断して、選手たちがセンサー21、31を備えたラケットで競技を行うかどうかを判断するS101。
上記判断の結果、選手たちが持っているラケットがセンサー21、31を備えたラケットである場合と、センサ21、31が欠けているラケットで競技を行う場合に分かれて制御が行われる。
つまり、センサー21、31が備えられたラケットで競技を行う場合、一側の選手の先攻サービスで競技が開始されると、上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかについて判断するS102。
ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合は、サービスされた卓球ボールがネット部50にかかっているので、スコア算出端末100は再び一側の選手のサービスが開始されることを待機しながらネット部50を継続的に監視する。
しかし、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合は、サービスされた卓球ボールがネット部50にかかっていなくて正常に他側の選手に移ったので、続いて両選手のラケット20、30の各センサー21、31と卓球台10の第1区域11の第1感知センサー41と第2区域12の第2感知センサー42が生成する衝撃検知信号の入力パターンがスコア算出端末100の記憶部170に予め設定されたパターンで入力されるかを判断して、正常の手順で卓球競技のラリー(rally)が進行されるかを判断するS103。
つまり、一側の選手の第1ラケット20のセンサー21による衝撃検知信号をAとし、他側の選手の第2ラケット30のセンサー31による衝撃検知信号をBとし、一側の選手が位置する第1区域11の第1感知センサー41による衝撃検知信号をCとし、他側の選手が位置する第2区域12の第2感知センサー42による衝撃検知信号をDとすると、一側の選手によって先攻時のサービスが行われる場合、衝撃検知信号がA-> C-> D-> B-> C-> A-> D-> B-> C-> A -> D-> B-> Cの順で順次にスコア算出端末100に入力されて、これらの入力順序が記憶部170に予め設定された衝撃検知信号の入力パターンを満足すればスコア算出端末100は現在両選手が正常に卓球ボールを交わすラリー(rally)状況であると判断して、継続的に卓球ラリーが行われるかを監視することになる。
そうするうちに、上記正常のラリー状況に衝撃検知信号が入力されていない場合、つまり、予め設定されたパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合には、一側の選手または他側の選手が得点したと判断して、その選手のスコアを算出して表示部130を介して表示するS104。
例えば、上記のように衝撃検知信号がA-> C-> D-> B-> C-> A-> D-> B-> C-> A-> D-> B-> Cの順で順次に入ってきて、中間に他側の選手の第2ラケット30による衝撃検知信号のBが入力されていない場合、これは他側の選手の第2ラケット30に卓球ボールが接触されなくて衝撃検知信号が生成されていないことで、これは他側の選手が一側の選手が打球した卓球ボールを反撃できなかったので、スコア算出端末100はこのような状況を一側の選手が得点したと判断して一側の選手のスコアを1点増加させる方法でスコアを算出できる。
続いて、上記スコア算出端末100が増加させた一側の選手または他側の選手のスコアが、そのセットの終了スコアを満足させるスコア(例えば、11点)であればS105、そのセットが終了したことを表示部130や音声出力部140、またはこれらの両方130、140を介して知らせるS106。
上記S105段階でそのセットが終了スコアを満足させるスコアでない場合は、上記スコア算出端末100は一側の選手のスコアと他側の選手のスコアが卓球の規定に基づく当該スコアの差が発生したかを判断してS107、そのスコアの差が発生した場合(例えば、2点差)卓球の規定に従ってスコア算出端末100の表示部130や音声出力部140を介してサービス順序を変更する必要があることを各選手に知らせた後S108、上記S102段階に戻り、次のラリーを判断することになる。
一方、上記S101段階での判断の結果、選手たちが持っているラケットがセンサー21、31を備えていないラケットの場合、下記のような制御が行われる。
つまり、一側の選手の先攻サービスで競技が開始されると、上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されているかを判断してS109、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合、上記S102段階で説明したようにスコア算出端末100は再び一側の選手のサービスが開始されることを待機しながらネット部50を監視し続け、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合、卓球台10の第1区域11の第1感知センサー41と第2区域12の第2感知センサー42から伝達される衝撃検知信号がスコア算出端末100の記憶部170に予め設定されたパターンで入力されるかを判断し、正常に卓球ラリー (rally)が進行されるかを判断するS110。
つまり、一側の選手が位置する第1区域11の第1感知センサー41による衝撃検知信号をCとし、他側の選手が位置する第2区域12の第2感知センサー42による衝撃検知信号をDとすると、一側の選手が先攻でサービスを実行する場合には、衝撃検知信号がC-> D-> C-> D-> C-> D-> C-> Dの順で順次にスコア算出端末100に入力されて、これらの入力順序が記憶部170に予め設定されたパターンを満足すれば、スコア算出端末100は両選手が現在正常に卓球ボールを交わすラリー (rally)状況であると判断して、継続的に卓球ラリーが行われるかを監視することになる。
そうするうちに、上記正常のラリーの状況に衝撃検知信号が入力されていない場合、つまり、予め設定されたパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合には、一側の選手または他側の選手が得点したと判断して、その選手のスコアを算出して表示部130を介して表示するS111。
例えば、上記のように衝撃検知信号がC-> D-> C-> D-> C-> D-> C-> Dの順で順次に入ってきたうちに他側の選手の第2区域12の感知信号であるDが入力されていない場合、これは他側の選手の第2区域12に卓球ボールが接触されていない場合で、これは一側の選手が打球した卓球ボールが他側の選手の第2区域12を外れた状況に当たるので、スコア算出端末100はこのような状況を一側の選手が失点をしたと判断して他側の選手のスコアを1点増加させる方法でスコアを算出できる。
上記S111段階以後の段階は上述したS105ないしS108段階と同様に行われるので、詳細な説明は省略する。
次に、図6を参照して、ダブルス競技時の本発明の卓球競技進行システムの制御手順を説明する。
まず、本発明のシステムの各センサーとスコア算出端末100が初期化されS200、初期化と同時に、上記スコア算出端末100は2人1組で構成される一側チームの選手の先攻サービスで競技が開始されると、上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかを判断するS201。
ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されている場合、これはサービスされた卓球ボールがネット部50にかかっているので、スコア算出端末100は再び一側チームのサービスが開始されることを待機しながらネット部50を継続的に監視する。
しかし、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合、これはサービスされた卓球ボールがネット部50にかかっていないで正常に他側の選手に移ったので、この場合、ダブルス競技の卓球ルール上のサービスが正常に行われたかを判断するS202。
つまり、ダブルス競技のルールでサーバーによるサービスは、必ずサーバーの斜め方向に行われなければならないので、第1区域右側部11aの第1感知センサー41と、第1区域左側部11bの第3感知センサー43と第2区域右側部12aの第2感知センサー42と第2区域左側部12bの第4感知センサー44からスコア算出端末100に入力される衝撃検知信号の入力時間差と各センサーに伝達された衝撃量を介してサービスの打球位置を判別できる。
例えば、第1区域右側部11aの第1感知センサー41の衝撃検知信号をC1とし、第1区域左側部11bの第3感知センサー43の衝撃検知信号をC2とすると、衝撃検知信号のスコア算出端末100へ入力された順序がC1-> C2順であれば、第1区域右側部11aの第1感知センサー41でまず卓球ボールの落下に伴う衝撃を感知したことで、卓球ボールが落下した位置は第1区域右側部11aになる(つまり、ボールの落下地点は左側になる)。
そして、衝撃検知信号のスコア算出端末100へ入力された順序が逆にC2-> C1順であれば、第1区域左側部11bの第3感知センサー43でまず卓球ボールの落下に伴う衝撃を感知したことで、卓球のボールが落下した位置は第1区域左側部11bになる。
もし、上記第1感知センサー41と第3感知センサー43のセンサー感知信号が同時に発生した場合、卓球ボールが第1区域右側部11aと第1区域左側部11bの中間領域に落下したと見て、これを卓球のルールに従うスコア得失に反映する方法でスコアを算出できる。
さらに、上述したような衝撃検知信号の入力時間差以外にも、センサに伝達された衝撃量を介してサービスの打球位置を判別可能である。
つまり、第1区域右側部11aの第1感知センサー41の衝撃検知信号をC1とし、第1区域左側部11bの第3感知センサー43の衝撃検知信号をC2とし、衝撃検知信号の信号強度がC1> C2であれば、卓球ボールの落下点は第1感知センサー41が第2感知センサー43より近いことになる。もし、C1とC2の値が同じであれば上記第1区域右側部11aと上記第1区域左側部11bの中間地点に落下したと判断できる。
したがって、上述したような各センサから入力される衝撃検知信号と衝撃量の情報を一緒に反射することにより、判断の正確度を向上させることができる。
次に、両チームの選手たちのラケット20、30、60、70の各センサー21、31、61、71と卓球台10の第1感知センサー41、第2感知センサー42、第3感知センサー43と第4感知センサー44が生成する衝撃検知信号の入力パターンがスコア算出端末100の記憶部170に予め設定されたパターンで入力されるかを判断して、正常の手順で卓球競技のラリーが進行されるかを判断するS203。
つまり、一側チームの一側選手の第1ラケット20のセンサー21による衝撃検知信号をAとし、一側チームの他側選手の第3ラケット60のセンサー61による衝撃検知信号をBとし、他側チームの一側選手の第2ラケット30のセンサー31による衝撃検知信号をCとし、他側チームの他側選手の第4ラケット70のセンサー71による衝撃検知信号をDとし、第1区域11の第1感知センサー41の衝撃検知信号をEとし、第1区域11の第3感知センサー43の衝撃検知信号をFとし、第2区域12の第2感知センサー42の衝撃検知信号をGとし、第2区域12の第4感知センサー44の衝撃検知信号をHとすると、一側チームの一側選手による先攻時にサービスが正常に行われる場合、両側チームのラリーによる衝撃検知信号は、A 打球 ->G or H ->C 打球 ->E or F ->B 打球 ->G or H ->D 打球 ->E or F ->A 打球 ->G or H ->C 打球 ->E or F ->B 打球 ->G or H ->D 打球 ->E or Fの順で順次にスコア算出端末100に入力されて(一側チームの一側選手と他側チームの一側選手が選手として打球する場合)、これらの入力順序が記憶部170に予め設定された衝撃検知信号の入力パターンを満足すればスコア算出端末100は現在両選手が正常に卓球ボールを交わすラリー (rally)状況であると判断して、継続的に卓球ラリーが行われるかを監視することになる。
そうするうちに、上記正常のラリーの状況に衝撃検知信号が入力されていない場合、つまり、予め設定されたパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合には、一側チームまたは他側チームが得点したと判断する方法でそのチームのスコアを算出し、表示部130を介して表示するS204。
例えば、上記のように入力された衝撃検知信号中、中間に一側チームの選手たちの第1ラケット20または第3ラケット30の衝撃検知信号が入力されていない場合、これは一側チームの第1ラケット20または第3ラケット30に卓球ボールが接触されていなくて衝撃検知信号が生成されていないことで、これは他側の選手が打球した卓球ボールを一側の選手が反撃できなかったことで、スコア算出端末100はこのような状況を他側の選手が得点したと判断して他側の選手のスコアを1点増加させる方法でスコアを算出できる。
続いて、上記スコア算出端末100が増加させた一側チームまたは他側チームのスコアが、そのセットの終了スコアを満足させるスコア(例えば、11点)であればS205、そのセットが終了したことを表示部130や音声出力部140、またはこれらの両方130、140を介して知らせるS206。
上記S205段階で、そのセットが終了スコアを満足させるスコアでない場合、上記スコア算出端末100は一側選手のスコアと他側選手のスコアが卓球の規定に基づく当該スコアの差が発生したかを判断してS207、そのスコアの差が発生した場合(例えば、2点差)、卓球規定に従ってスコア算出端末100の表示部130や音声出力部140を介してサービス順序を変更する必要があることを各選手に知らせた後S208、上記S201段階に戻り次のラリーを判断する。
一方、本発明のスコア算出端末100は、卓球競技中に発生できる様々な状況に備えて、下記のような判断方法を実行し、これはその状況の発生時にすぐに適用される。
1)卓球ボールの衝撃と他のものによる衝撃(例えば、手で卓球台を触れる衝撃)を区別するために、上記スコア算出端末100は入力された衝撃検知信号の衝撃周波数を分析するフィルタ(図示せず)を備えることにより、卓球ボールによる衝撃と他の ものによる衝撃を区分する。事前に設定された衝撃でないと区分される場合、衝撃が入力されても、これを区別してスコア算出に反映しないことに設定できるようになる。
2)競技中に卓球ラケットと卓球台の衝撃が同時に発生した場合、卓球ラケットが卓球台にぶつかる衝撃だと認識する。
3)選手がサーブを入れる時、ラケットにボールが当たらず、卓球台に先に当たると選手がサーブ準備段階で卓球台にボールを弾く行動だと判断する。
4)選手がサーブを入れる時、ラケットに卓球ボールが当たって、卓球台に衝撃がなく再びラケットに当たるとサーブ準備段階でボールを床に弾く行動だと認識する。
以上の説明で本発明の卓球競技進行システムとこれを利用した卓球競技スコア表示方法を添付された図面を参照して詳細に説明したが、本発明は当業者によって様々な修正、変更と置換が可能で、これらの修正、変更と置換は本発明の保護範囲に属するものと解釈されるべきである。
本発明の卓球競技進行システムは従来のように審判やスコアの記録係が同席しなくても競技をする各当事者のスコアを自動的に算出して表示するので、競技の当事者がスコアの得失判定とスコアの計算を別に実行する必要がなくて、ひたすら卓球競技のみに集中できるので、卓球の競技力の向上に役立つ効果がある。
また、スコア算出端末の通信部を介して卓球競技の進行状況と関連情報を外部の通信機器に送信して、多数のユーザーがその卓球競技の進行状況をリアルタイムで共有しながら競技を観戦できる効果がある。
1; 本発明の第1実施例の卓球競技進行システム
2; 本発明の第2実施例の卓球競技進行システム
10; 卓球台
11; 第1区域
11a; 第1区域右側部
11b; 第1区域左側部
12; 第2区域
12a; 第2区域右側部
12b; 第2区域左側部
20; 第1ラケット
21; 第1ラケットセンサー
30; 第2ラケット
31; 第2ラケットセンサー
41; 第1感知センサー
42; 第2感知センサー
43; 第3感知センサー
44; 第4感知センサー
50; ネット部
51; ネット感知センサー
60; 第3ラケット
61; 第3ラケットセンサー
70; 第4ラケット
71; 第4ラケットセンサー
100; スコア算出端末
110; 制御部
120; センサー入力部
130; 表示部
140; 音声出力部
150; 通信部
160; 電源部
170; 記憶部
200; 通信機器
N; 通信ネットワーク

Claims (14)

  1. ネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12を持つ卓球台10に設置されている卓球競技進行システムにおいて、
    上記第1区域11に設置されて、第1区域11に加わる衝撃を感知する第1感知センサー41;
    上記卓球台10の第2区域12に設置されて、第2区域12に加わる衝撃を感知する第2感知センサー42;
    上記ネット部50に加わる衝撃を感知するネットセンサー51;
    上記卓球台10の一側に設置されて上記センサから伝達される衝撃検知信号を受信して両側の選手が得点しているかどうかを判別し、判別の結果に応じて両側の選手のスコアを表示するスコア算出端末100;
    を含んで構成されていることを特徴とする卓球競技進行システム。
  2. 一側の選手が使用する第1ラケット20に加わる衝撃を感知する第1ラケットセンサー21;
    他側の選手が使用する第2ラケット30に加わる衝撃を感知する第2ラケットセンサー31;をさらに含んで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の卓球競技進行システム。
  3. ネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12からなって、上記第1区域11を中央線13を中心に区画した第1区域右側部11aと第1区域左側部11b及び上記第2区域12を中央線13を中心に区画した第2区域右側部12aと第2区域左側部12bを持つ卓球台10に設置されている卓球競技進行システムにおいて、
    上記第1区域右側部11aに設置され、第1区域右側部11aに加わる衝撃を感知する第1感知センサー41;
    上記第2区域右側部12aに設置され、第2区域右側部12aに加わる衝撃を感知する第2感知センサー42;
    上記第1区域左側部11bに設置され、第1区域左側部11bに加わる衝撃を感知する第3感知センサ43;
    上記第2区域左側部12bに設置され、第2区域左側部12bに加わる衝撃を感知する第4感知センサー44;
    一側チームの第1ラケット20に加わる衝撃を感知する第1ラケットセンサー21と第3ラケット60に加わる衝撃を感知する第3ラケットセンサー61;
    他側チームの第2ラケット30に加わる衝撃を感知する第3ラケットセンサー31と第4ラケット70に加わる衝撃を感知する第4ラケットセンサー71;
    ネット部50に加わる衝撃を感知するネットセンサー51;
    上記卓球台10の一側に設置されて上記センサから伝達される衝撃検知信号を受信して両側の選手が得点しているかどうかを判別し、判別の結果に応じて両側の選手のスコアを表示するスコア算出端末100; を含んで構成されていることを特徴とする卓球競技進行システム。
  4. 上記第1感知センサー41と第3感知センサー43の中心線13からの距離と第2感知センサー42と第4感知センサー44の中心線13からの距離は同じ距離であることを特徴とする、請求項3に記載の卓球競技進行システム。
  5. ラケット20、30、60、70は、ハンドルの末端に所定深さの空間部を形成し、上記空間部に上記ラケットに加わる衝撃を感知するラケットセンサーと上記ラケットセンサーが生成する衝撃検知信号を上記スコア算出端末100に無線で伝達する送信機22を装着した構成を特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の卓球競技進行システム。
  6. 上記スコア算出端末100は、
    センサーから伝達される衝撃検知信号を受信して、各選手が得点しているかどうかを判別し、判別の結果に応じて各選手が得点したスコアを算出する制御部110;
    上記センサーが生成する衝撃検知信号を統合的に収集し、制御部110に伝達するセンサー入力部120;
    上記制御部110が算出した各選手のスコアを表示する表示部130;
    上記制御部110によって処理される卓球競技の関連情報を記憶する記憶部170;
    上記記憶部170に記憶された卓球競技の関連情報を有線または無線通信方式で外部の通信ネットワークNに送信して通信ネットワークNに接続された通信機器200を介して卓球競技の関連情報を照会できるようにする通信部150; を含んで構成されていることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の卓球競技進行システム。
  7. 上記スコア算出端末100は、
    上記制御部110によって生成された卓球の関連情報を音声で出力する音声出力部140;をさらに含んで構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の卓球競技進行システム。
  8. 卓球台10と、第1ラケット20、第2ラケット30、ネット部50とネット感知センサー51、第1ラケットセンサー21、第2ラケットセンサー31、上記ネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12にそれぞれ設置され、その区域の衝撃を感知する第1感知センサー41と第2感知センサー42とスコア算出端末100によって実行されるシングルスのための卓球競技スコア表示方法において、
    上記センサとスコア算出端末100が初期化されS100、上記スコア算出端末100は第1ラケットセンサー21と第2ラケットセンサー31の存在の有無を判断する段階S101;
    上記センサー21、31が備えられたラケットで競技を行う場合、競技が始まると上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかについて判断する段階S102;
    ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合、ネット部50を監視し続けて、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合、両選手のラケット20、30の各センサー21、31と卓球台10の第1区域11の第1感知センサー41と第2区域12の第2感知センサー42が生成する衝撃検知信号の入力パターンがスコア算出端末100の記憶部170に予め設定された正常のパターンで入力されるかを判断する段階S103;
    上記正常のパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合、一側の選手または他側の選手が得点したと判断し、その選手のスコアを算出して表示部130を介して表示する段階S104;
    上記スコア算出端末100が増加させた一側の選手や他側の選手のスコアがそのセットの終了スコアを満足させるスコアであればS105、上記スコア算出端末100はそのセットが終了したことを表示部130や音声出力部140を介して知らせる段階S106; を含んで構成されていることを特徴とする卓球競技スコア表示方法。
  9. 上記S105段階でそのセットが終了スコアを満足させるスコアでなければ、上記スコア算出端末100は一側の選手のスコアと他側の選手のスコアが卓球の規定による当該スコアの差が発生したかを判断しS107、当該スコアの差が発生した場合、卓球規定に基づいてスコア算出端末100の表示部130や音声出力部140を介してサービスの順序を変更する必要があることを各選手に知らせる段階S108;をさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載の卓球競技スコア表示方法。
  10. 上記S101段階での判断の結果、選手たちが持っているラケットがセンサー21、31を具備していないラケットである場合、
    競技が始まると、上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかについて判断しS109、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合はネット部50を監視し続けて、
    ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合は卓球台10の第1区域11の第1感知センサー41と第2区域12の第2感知センサー42から伝達される衝撃検知信号がスコア算出端末100の記憶部170に予め設定された正常のパターンで入力されるかを判断する段階S110;
    予め設定されたパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合、一側の選手または他側の選手が得点したと判断し、その選手のスコアを算出して表示部130を介して表示する段階S111; をさらに含んで構成されていることを特徴とする、請求項8に記載の卓球競技スコア表示方法。
  11. 卓球台10と、第1ラケット20、第2ラケット30、第3ラケット60、第4ラケット70、ネット部50とネット感知センサー51、第1ラケットセンサー21、第2ラケットセンサー31、第3ラケットセンサー61、第4ラケットセンサー71、上記ネット部50を中心に区画された第1区域11と第2区域12にそれぞれ設置され、その区域の中心線13を中心に区画された各領域に設置される第1感知センサー41、第2感知センサー42、第3感知センサー43、第4感知センサー44とスコア算出端末100によって実行されるダブルスのための卓球競技スコア表示方法において、
    センサとスコア算出端末100が初期化されS200、競技が始まると、上記スコア算出端末100はネット部50のネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されるかについて判断する段階S201;
    ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力された場合はネット部50を監視し続けて、ネット感知センサー51から衝撃検知信号が入力されていない場合はダブルスのサービスが正常に行われたかを判断する段階 S202;
    両チームの選手のラケット20、30、60、70の各センサー21、31、61、71と卓球台10の第1感知センサー41、第2感知センサー42、第3感知センサー43及び第4感知センサー44が生成する衝撃検知信号の入力パターンがスコア算出端末100の記憶部170に予め設定された正常のパターンで入力されるかを判断する段階S203 ;
    予め設定されたパターンで衝撃検知信号が入力されていない場合、一側のチームまたは他側のチームが得点したと判断し、そのチームのスコアを算出して表示部130を介して表示する段階S204;
    上記スコア算出端末100が増加させた一側のチームまたは他側のチームのスコアがそのセットの終了スコアを満足させるスコアであればS205、そのセットが終了したことを表示部130や音声出力部140を介して知らせる段階S206; を含んで構成されていることを特徴とする卓球競技スコア表示方法。
  12. そのセットが終了スコアを満足させるスコアでなければ、上記スコア算出端末100は一側の選手のスコアと他側の選手のスコアが卓球の規定による当該スコアの差が発生したかを判断しS207、当該スコアの差が発生した場合、スコア算出端末100の表示部130や音声出力部140を介してサービスの順序を変更する必要があることを各選手に知らせる段階S208; をさらに含んで構成されていることを特徴とする、請求項11に記載の卓球競技スコア表示方法。
  13. 上記ダブルスのサービスが正常に行われたかを判断する段階S202は、
    上記第1感知センサー41と上記第3の感知センサー43と上記第2感知センサー42と上記第4感知センサー44からスコア算出端末100に入力される衝撃検知信号の入力時間がより速い感知センサー側の区域に卓球ボールが落下したと判断することを特徴とする、請求項11に記載の卓球競技スコア表示方法。
  14. 上記ダブルスのサービスが正常に行われたかを判断する段階S202は、
    上記第1感知センサー41と上記第3感知センサー43と上記第2感知センサー42と上記第4感知センサー44からスコア算出端末100に入力される衝撃検知信号の信号強度がより大きな感知センサー側の区域に卓球ボールが落下したと判断することを特徴とする、請求項11に記載の卓球競技スコア表示方法。
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