JP2020161972A - ディザマトリクスを生成する方法、および、ディザマトリクスの生成装置 - Google Patents

ディザマトリクスを生成する方法、および、ディザマトリクスの生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】入力値を適切に表現するドットデータを生成できるディザマトリクスを作成する。【解決手段】M個のドットパターンを用いてM個のパッチ画像を印刷実行部に印刷させ、M個のパッチ画像を測色することによって、前記M個のドットパターンの濃度を示すM個の測定値を取得し、M個の測定値を用いてM個のドットパターンの中からN個の入力値に対応付けるべきN個の対応ドットパターンを選択し、N個の対応ドットパターンに基づいて、ディザマトリクスを作成する。対応ドットパターンは、目標濃度を跨ぐ一対のドットパターンから選択される。2組以上の一対のドットパターンが存在する場合には、対応ドットパターンは、最も低い濃度または最も高い濃度に対応する濃度順序の一対のドットパターンから選択される。【選択図】 図10

Description

本明細書は、印刷実行部に印刷を実行させるためのドットデータの生成に用いられるディザマトリクスを生成するための技術に関する。
特許文献1に開示される画像処理装置は、キャリブレーション処理を実行する。具体的には、画像処理装置は、ガンマ補正テーブルを修正するためのカラーチャートを示す修正用パターンを印刷し、該修正パターンを読取装置によって読み取ることによって、修正用画像データを生成する。画像処理装置は、修正用画像データを用いて、ガンマ補正テーブルを修正する。画像処理装置は、修正前のガンマ補正テーブルと論理階調ディザパターンとの対応関係を示すテーブルと、修正後のガンマ補正テーブルと、を用いて、修正後のガンマ補正テーブルと論理階調ディザパターンとの対応関係を示すテーブルを作成する。画像処理装置は、修正後のガンマ補正テーブルと論理階調ディザパターンとの対応関係を示すテーブルと、論理階調ディザパターンとを用いて、使用するディザパターンを生成する。ディザパターンは、キャリブレーション前の階調数を維持するように生成される。
特開2010−141608号公報
しかしながら、上記技術では、論理階調ディザパターンから、使用するディザパターンを選択する具体的な方法について、十分な工夫が成されているとは言えなかった。このために、例えば、入力値の増加に対して、部分的に、ディザパターンによって表現される濃度が減少するように、ディザパターンが選択される可能性があった。この結果、生成されたディザパターンを用いて、入力値に応じて適切な濃度を表現するドットデータを生成することができない可能性があった。
本明細書は、入力値を適切に表現するドットデータを生成できるディザマトリクスを作成する技術を開示する。
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1] ドットデータの生成に用いられるディザマトリクスを生成する方法であって、前記ドットデータは、印刷材を用いて印刷媒体上にドットを形成する印刷実行部に印刷を実行させるためのデータであり、M個(Mは、3以上の整数)のドットパターンを用いてM個のパッチ画像を前記印刷実行部に印刷させる印刷工程であって、前記M個のドットパターンのそれぞれは、前記特定領域内における前記ドットの配置のパターンであり、前記特定領域に配置されるドットの個数とサイズとの少なくとも一方が互いに異なる、前記印刷工程と、前記M個のパッチ画像を測色することによって、前記M個のドットパターンの濃度を示すM個の測定値を取得する測色工程と、前記M個の測定値を用いて、前記M個のドットパターンの中から、N個(Nは、M>N≧2を満たす整数)の入力値に対応付けるべきN個の対応ドットパターンを選択する選択工程であって、前記N個の対応ドットパターンは、互いに異なる前記ドットパターンである、前記選択工程と、選択される前記N個の対応ドットパターンに基づいて、ディザマトリクスを作成する作成工程と、を備え、
前記選択工程は、前記N個の入力値から1個の注目入力値を所定の選択順序で選択する第1工程であって、前記所定の選択順序は、対応する前記目標濃度が低いほど先に選択される第1順序と、前記目標濃度が高いほど先に選択される第2順序と、のいずれかである、前記第1工程と、前記注目入力値に対応する目標濃度を取得する第2工程と、濃度順序が連続する一対の前記ドットパターンから前記注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンを選択する第3工程であって、前記濃度順序は、前記M個のドットパターンについて定められる順序であって、前記特定領域に配置される前記ドットの個数とサイズとの少なくとも一方に基づいて定められる濃度の順序であり、前記一対のドットパターンのうち、一方の前記ドットパターンの前記測定値は前記注目入力値に対応する前記目標濃度以下であり、前記一対のドットパターンのうち、他方の前記ドットパターンの前記測定値は前記注目入力値に対応する前記目標濃度より大きい、前記第3工程と、を備え、2組以上の前記一対のドットパターンが存在する場合には、前記第3工程にて、前記2組以上の一対のドットパターンのうち、前記所定の選択順序に応じた特定の前記一対のドットパターンから、前記注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンが選択され、前記特定の一対のドットパターンは、前記所定の選択順序が前記第1順序である場合には、最も低い濃度に対応する前記濃度順序の前記一対のドットパターンであり、前記所定の選択順序が前記第2順序である場合には、最も高い濃度に対応する前記濃度順序の前記一対のドットパターンである、方法。
理想的には、M個のドットパターンの測定値は、ドットの個数やサイズに基づく濃度順序に従って、順次に大きくなる、あるいは、順次に小さくなる。実際には、ムラやバンディングなどに起因して、このような大小関係が逆転する場合がある。大小関係の逆転が発生すると、複数個の一対のドットパターンが存在し得る。上記構成によれば、複数個の一対のドットパターンが存在する場合に、所定の選択順序に応じた特定の一対のドットパターンから、注目入力値に対応付けるべき対応ドットパターンが選択される。この結果、上述したような大小関係の逆転が発生した場合であっても、入力値が大きくなるに連れて、対応ドットパターンによって表現される濃度も大きくなるように、適切な対応ドットパターンを選択することができる。また、入力値の個数Nよりも多いM個のドットパターンから、N個の対応ドットパターンが選択されるので、N個の対応ドットパターンに2個以上の同一のドットパターンが含まれることを抑制できる。この結果、入力値を適切に表現するドットデータを生成できるディザマトリクスを作成することができる。
る。
なお、本明細書に開示された技術は、種々の形態で実現可能であり、例えば、画像処理装置、複合機、ディザマトリクスの作成装置、これらの装置および方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、等の形態で実現することができる。
複合機200の構成を示すブロック図である。 画像処理のフローチャートである。 ディザマトリクス生成処理のフローチャートである。 用紙Pに印刷されたテスト画像TIの一例を示す図である。 ドットパターンDPの一例を示す概念図である。 測定値Vを記録した測定値テーブルMTの一例を示す図である。 目標濃度の設定の説明図である。 対応テーブルCTの一例を示すである。 1個の色成分のディザマトリクスDMの一例を示す図である。 対応パターン選択処理のフローチャートである。 対応パターン選択処理の説明図である。
A.実施例:
A−1:複合機200の構成
次に、実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、生成装置の一例である複合機200の構成を示すブロック図である。複合機200は、複合機200を制御するプロセッサであるCPU210と、DRAMなどの揮発性記憶装置220と、フラッシュメモリやハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置230と、液晶ディスプレイなどの表示部240と、液晶ディスプレイと重畳されたタッチパネルやボタンを含む操作部250と、ユーザの端末装置100などの外部装置と通信を行うためのインタフェース(通信IF)270と、印刷実行部280と、読取実行部290と、を備えている。
読取実行部290は、CPU210の制御に従って、イメージセンサを用いて原稿(たとえば、テスト画像TIが印刷された用紙P)を光学的に読み取ることによってスキャンデータを生成する。イメージセンサは、例えば、CCDやCMOSなどの複数の光電変換素子が一列に並んで配置されたCIS(Contact Image Sensor)方式の一次元イメージセンサである。読取実行部290は、イメージセンサが出力する電気信号に基づいて、原稿を示すスキャンデータを生成する。スキャンデータは、複数個の画素のRGB値を含み、RGB値で画素ごとの色を示すRGB画像データである。RGB値は、RGB色空間の色値であり、赤(R)、緑(G)、青(B)の3個の成分値(R値、G値、B値とする)を含む。
印刷実行部280は、CPU210の制御に従って、複数種類のトナー、具体的には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)のトナーを、印刷材として用いて、電子写真方式で用紙などの印刷媒体にドットを形成することによって画像を印刷する。なお、変形例では、印刷実行部280は、印刷材としてのインクを吐出して、用紙上にドットを形成することによって画像を形成するインクジェット方式の印刷実行部であっても良い。
揮発性記憶装置220は、CPU210が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域を提供する。不揮発性記憶装置230には、コンピュータプログラムPGと、テスト画像データTIDと、ディザマトリクスデータDMDと、ドットパターンデータDPDと、が格納されている。コンピュータプログラムPGは、CPU210に複合機200の制御を実現させる制御プログラムである。テスト画像データTIDは、後述するテスト画像TIを示す画像データである。ディザマトリクスデータDMDは、CMYKの各色成分のディザマトリクスDM(後述)を規定するデータである。ディザマトリクスデータDMDは、ディザ方式のハーフトーン処理において用いられる。ディザマトリクスデータDMDは、後述するディザマトリクス生成処理によって生成される。ドットパターンデータDPDは、後述するディザマトリクス生成処理にて用いられる。本実施例では、コンピュータプログラムPGとテスト画像データTIDとドットパターンデータDPDとは、複合機200の製造時に、不揮発性記憶装置230に予め格納される形態で提供される。これに代えて、コンピュータプログラムPGとテスト画像データTIDとドットパターンデータDPDとは、サーバからダウンロードされる形態で提供されても良く、DVD−ROMなどに格納される形態で提供されてもよい。CPU210は、コンピュータプログラムPGを実行することにより、後述するように、印刷処理やディザマトリクス生成処理を実行することができる。
A−2.印刷処理
図2は、画像処理のフローチャートである。この印刷処理は、ユーザからの印刷指示を受け付けた場合に、複合機200のCPU210によって実行される。印刷処理では、CPU210は、画像データを用いてドットデータを生成し、生成されたドットデータに基づいて、印刷実行部280を制御することによって、印刷を実行する。
S10では、CPU210は、印刷すべき画像を表す画像データを取得する。この画像データは、例えば、端末装置100から通信IF270を介して画像データを受信することに基づいて取得される。S20では、CPU210は、取得された画像データに対してラスタライズ処理を実行して、RGB画像データを生成する。
S30では、CPU210は、RGB画像データに対して色変換処理を実行して、CMYK画像データを生成する。CMYK画像データは、CMYKの4つの色成分の階調値(以下、CMYK値とも呼ぶ)で画素ごとの色を表す画像データである。CMYK値は、CMYK色空間の色値であり、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4個の成分値(C値、M値、Y値、K値とする)を含む。CMYK値の4個の成分値は、印刷実行部280にて用いられる4種類のトナーに対応している。色変換処理は、例えば、RGB値とCMYK値との対応関係を規定したルックアップテーブルを用いて行われる。
S40では、CPU210は、CMYK画像データに対してハーフトーン処理を実行して、ドットの形成状態を画素ごと、かつ、インクの色ごとに表すドットデータを生成する。ドットデータに含まれる各画素の値は、4種類のドットの形成状態を示す。ドットの形成状態は、例えば、「ドット有り」、「ドット無し」の2つの状態である。本実施例のハーフトーン処理は、ディザマトリクスデータDMD(図1)を用いて実行されるディザ方式の処理である。
S50では、CPU210は、生成されたドットデータを、印刷実行部280に供給する。この結果、印刷実行部280は、ドットデータに基づく画像を印刷する。
A−3.ディザマトリクス生成処理
図3は、ディザマトリクス生成処理のフローチャートである。ディザマトリクス生成処理は、図2のS40のハーフトーン処理にて用いられるディザマトリクスデータDMDを生成する処理である。ディザマトリクス生成処理は、例えば、複合機200の製造時に、印刷実行部280の特性に応じたディザマトリクスデータDMDを生成するために実行される。また、ディザマトリクス生成処理は、印刷実行部280の特性の経時変化に応じて、ディザマトリクスデータDMDを更新するために、定期的に、例えば、ユーザの指示に基づいて実行される。
S110では、CPU210は、CMYKの4個の色成分の中から、注目色成分を選択する。S120では、CPU210は、テスト画像データTIDを用いて、印刷実行部280に、注目色成分のテスト画像TIを印刷させる。テスト画像データTIDは、テスト画像TIを示すドットデータであり、1個の色成分に対応する1レイヤ分のドットデータである。印刷実行部280は、注目色成分に対応するトナーのみを用いて、テスト画像TIを用紙P上に印刷する。
図4は、用紙Pに印刷されたテスト画像TIの一例を示す図である。テスト画像TIは、M個(Mは3以上の整数)のパッチ画像PIを含む。M個のパッチ画像PIのそれぞれは、M個のドットパターンDPのうちの対応するドットパターンDPを含む画像である。例えば、図4の例では、1個のパッチ画像PIには、縦4個×横4個のドットパターンDPがマトリクス状に配置されている。実際に、1個のパッチ画像PIに含まれるドットパターンDPの個数は、縦4個×横4個よりも多く、例えば、縦32個×横32個である。
図5は、ドットパターンデータDPDによって規定されるドットパターンDPの一例を示す概念図である。ドットパターンDPは、{(M−1)×k}個の画素PXを含む(kは1以上の整数)特定領域内におけるドットの配置のパターンである。図5には、ドットパターンDPに含まれる一部の画素PXが図示されている。図5の各画素PXには、ドットパターンデータDPDにて規定される番号が付されている。ドットパターンデータDPDには、ドットパターンDPに含まれる{(M−1)×k}個の画素に付される1から(M−1)までの番号が規定されている。1種類の番号(例えば、1)が付された画素の個数は、k個である。
0番目のドットパターンDP(0)は、全ての画素にドットが形成されないドットパターンである。1番目のドットパターンDP(1)は、番号1が付されたk個の画素にドットが形成され、2以上の番号が付された画素にドットが形成されないドットパターンである。2番目のドットパターンDP(2)は、2以下の番号が付された(2×k)個の画素にドットが形成され、3以上の番号が付されたドットが形成されないドットパターンである。M番目のドットパターンDP(M)は、{(M−1)×k}個の全ての画素にドットが形成されたパターンである。一般的に言えば、m番目のドットパターンDP(m)は、m以下の番号が付された(m×k)個の画素にドットが形成され、(m+1)以上の番号が付された画素にドットが形成されないドットパターンDPである。mは、M個のドットパターンDPのそれぞれのドットON数を示し、0≦m≦(M−1)の整数値を取る。このように、M個のドットパターンDPは、特定領域に配置されるドットの個数が互いに異なる。
ドットパターンDP(m)は、ドットON数mに応じた濃度を表現するパターンである、と言うことができる。ドットパターンDP(m)は、ドットON数mが大きいほど、高い濃度を表現する。m番目のドットパターンDP(m)を含むパッチ画像PIをパッチ画像PI(m)とする。テスト画像TIに含まれるM個のパッチ画像PIは、それぞれ、ドットON数mが異なるドットパターンDP(0)〜DP(M−1)を含むパッチ画像PI(0)〜PI(M−1)である。
パッチ画像PIの個数M、すなわち、ドットパターンDP(m)の個数M(種類数)は、注目色成分の値(入力値とも呼ぶ)の階調数Nよりも多い(M>N)。本実施例では、CMYK値の各色成分の入力値は、0〜255の256階調の値である(N=256)。これに対して、ドットパターンDP(m)の種類数Mは、本実施例では、1001である。したがって、本実施例のテスト画像TIは、1001段階の濃度を示す1001個のパッチ画像PI(0)〜PI(1000)を含む。パッチ画像の個数に応じて、テスト画像TIは、複数枚の用紙Pに亘って印刷されても良い。なお、パッチ画像PI(0)は、ドットが形成されないパターンの画像であるので、パッチ画像PI(0)は、用紙Pの地色のみの画像である。
なお、本実施例では、テスト画像TIを示すテスト画像データTIDは、ドットパターンデータDPDに用いて予め生成されて、不揮発性記憶装置230に格納されている。これに代えて、テスト画像データTIDは、テスト画像TIを印刷する度に、ドットパターンデータDPDを用いて、生成されても良い。
S130では、CPU210は、テスト画像TIが印刷された用紙Pを、読取実行部290を用いて読み取ることによって、テスト画像TIを示すスキャンデータを生成する。S130の処理は、例えば、用紙Pが読取実行部290の原稿台に設置された状態で、複合機200の製造者やユーザが読取指示を入力した際に、実行される。
図4のテスト画像TIが印刷された用紙Pを示す図は、生成されたスキャンデータによって示されるスキャン画像SIを示す図とも言うことができる。以下では、単に、テスト画像TI、パッチ画像PI、と言うときは、スキャン画像SI内のテスト画像TI、パッチ画像PIを意味する。
S140では、CPU210は、読取実行部290を用いて、各パッチ画像PIの濃度の測定値Vを取得する。例えば、CPU210は、各パッチ画像PIの中央部の複数個の画素のRGB値の平均値を算出する。CPU210は、該RGB値の平均値を、所定の変換式に従って濃度を示す値に変換し、該濃度を示す値を測定値Vとして取得する。パッチ画像PI(0)〜PI(1000)の測定値V(0)〜V(1000)は、ドットON数0〜1000のドットパターンDP(0)〜DP(1000)の測定値V(0)〜V(1000)とも言うことができる。CPU210は、測定値V(0)〜V(1000)を記録した測定値テーブルMTを作成する。
図6は、測定値Vを記録した測定値テーブルMTの一例を示す図である。この測定値テーブルMTには、ドットON数0〜1000に対応付けて、パッチ画像PI(0)〜PI(1000)の測定値V(0)〜V(1000)が記録されている。
S142〜S150では、注目色成分の各入力値n(0≦n≦255)の目標濃度Vt(0)〜Vt(255)を設定する。
S142では、CPU210は、ドットON数mが最小のドットパターンDP(0)の測定値V(0)を、注目色成分の最小入力値(本実施例では、0)の目標濃度Vt(0)に設定する。S145では、CPU210は、ドットON数mが最大のドットパターンDP(1000)の測定値V(1000)を、注目色成分の最大入力値(本実施例では、255)の目標濃度Vt(255)に設定する。
S150では、CPU210は、最小入力値0と最大入力値255とを除く、注目色成分の各入力値1〜254の目標濃度Vt(1)〜Vt(254)を設定する。
図7は、目標濃度の設定の説明図である。CPU210は、図7(A)に示すように、入力値0〜255に対応付けて目標濃度Vt(0)〜Vt(255)が記録された目標テーブルTTを作成する。図7(B)には、入力値nと目標濃度Vtとの対応関係を概念的に示すグラフが図示されている。上述したように、入力値0に対応する目標濃度Vt(0)はドットパターンDP(0)の測定値V(0)とされ、入力値255に対応する目標濃度Vt(255)はドットパターンDP(1000)の測定値V(1000)とされる。そじて、目標濃度Vt(1)〜Vt(254)は、入力値が増加するに連れて、直線的に増加するように設定される。すなわち、目標濃度Vt(1)〜Vt(254)は、図7(B)のグラフにおいて、直線VL上に位置するように設定される。具体的には、CPU210は、測定値V(1000)と測定値V(0)との差分を階調数N−1(本実施例では255)で除して、刻み量ΔVtを決定する(ΔVt={V(1000)−V(0)}/255)。CPU210は、各入力値nの目標値Vt(n)を刻み量ΔVtに入力値nを乗じた値に設定する(Vt(n)=ΔVt×n)。この結果、生成されるディザマトリクスDMが、入力値の変化を濃度の変化として適切に表現することができるように、適切な目標濃度Vtを決定することができる。
S160では、CPU210は、対応パターン選択処理を実行する。対応パターン選択処理は、測定値テーブルMTと目標テーブルTTとを用いて、1000個のドットパターンDP(0)〜DP(1000)の中から、入力値0〜255のそれぞれに対応付けるべき対応ドットパターンを選択する処理である。選択される256個の対応ドットパターンは、互いに異なるドットパターンDPである。ドットパターンDP(0)〜DP(1000)は、ドットON数mで表すことができるので、対応パターン選択処理は、1〜1000のドットON数mの中から、入力値0〜255のそれぞれに対応付けるべき対応ドットON数を選択する処理である、とも言うことができる。
図8は、対応テーブルCTの一例を示す図である。対応パターン選択処理によって、図8の対応テーブルCTが生成される。対応テーブルCTには、入力値0〜255に対応付けて対応ドットON数(対応ドットパターン)が記録されている。対応パターン選択処理については後述する。以下では、入力値nの対応ドットON数をm(n)とも記述する。
S170では、CPU210は、対応テーブルCTとドットパターンデータDPDとを用いて、注目色成分のディザマトリクスDMを示すディザマトリクスデータDMDを生成する。
図9は、ディザマトリクスデータDMDによって示される1個の色成分のディザマトリクスDMの一例を示す図である。ディザマトリクスDMでは、ドットパターンDP(図5)と同じ縦方向および横方向の領域、すなわち、{(M−1)×k}個の画素PXを含む特定領域について、各画素PXに対応する閾値が規定されている。閾値は、1〜255のいずれかの値を取る。
CPU210は、ドットパターンデータDPDに規定されたドットパターンDP(図5)の各画素の番号(1〜1000)を、対応テーブルCTに記録された対応ドットON数m(n)に基づいて、閾値(1〜255)に置換することによって、ディザマトリクスデータDMDを生成する。具体的には、m(1)以下の番号は、閾値1に置換される。m(n−1)<m≦m(n)を満たす番号(2≦n≦255)は、閾値nに置換される。
例えば、図8の対応テーブルCTでは、入力値1、2、3の対応ドットON数m(1)、m(2)、m(3)は、それぞれ、3、7、12である。このために、図5のドットパターンDPにおける番号1〜3は、閾値1に置換され、番号4〜7は、閾値2に置換され、番号8は、閾値3に置換される(図9)。図8の対応テーブルCTでは、入力値15、16、17の対応ドットON数m(15)、m(16)、m(17)は、それぞれ、64、69、73である。このために、図5のドットパターンDPにおける番号64は、閾値15に置換され、番号65〜69は、閾値16に置換され、番号70、71は、閾値17に置換される(図9)。このようにして、図9のディザマトリクスDMを示すディザマトリクスデータDMDが生成される。
S180では、CPU210は、CMYKの全ての色成分を注目色成分として処理したか否かを判断する。未処理の色成分がある場合には(S180:NO)、CPU210は、S110に処理を戻す。全ての色成分が処理された場合には(S180:YES)、CPU210は、ディザマトリクス生成処理を終了する。このように、S110〜S170の処理は、印刷に用いられる複数種の印刷材(本実施例ではCMYKのトナー)のそれぞれについて実行されるので、印刷に用いられる印刷材ごとに、入力値を適切に表現することができるディザマトリクスDMを作成することができる。
A−4.対応パターン選択処理
図3のS160の対応パターン選択処理について説明する。図10は、対応パターン選択処理のフローチャートである。対応パターン選択処理では、上述したように、測定値テーブルMT(図6)と目標テーブルTT(図7(A))とを用いて、1000個のドットパターンDP(0)〜DP(1000)の中から、入力値0〜255のそれぞれに対応付けるべき対応ドットパターンが選択され、対応テーブルCT(図8)が生成される。
図11は、対応パターン選択処理の説明図である。図11には、ドットON数mが64〜77のドットパターンDPの測定値V(64)〜V(77)を黒丸でプロットしたグラフが図示されている。ここで、図11では、測定値V(64)〜V(77)は、ドットON数mが増加するに連れて、必ずしも順次に大きくなっていない。例えば、測定値V(69)、V(70)、V(75)は、直前の測定値V(68)、V(69)、V(74)よりも小さくなっている。これは、例えば、パッチ画像PIにバンディング(いわゆる黒スジや白スジ)が発生して、バンディングが発生しない場合に想定される濃度と比較して、測定値Vが濃い濃度や薄い濃度を示しているためである。図11の例では、例えば、測定値V(68)は、測定されたパッチ画像PIに黒スジが発生しているために想定より濃い濃度を示している。また、測定値V(70)、V(75)は、測定されたパッチ画像PIに白スジが発生しているために想定より薄い濃度を示している。
図10のS200では、CPU210は、最小入力値0の対応ドットパターンを、ドットON数mが最小のドットパターンDP(0)に決定する。
S202では、CPU210は、最大入力値255の対応ドットパターンを、ドットON数mが最大のドットパターンDP(1000)に決定する。
S205では、CPU210は、入力値1〜254の中から、小さい順に1個の注目入力値nを選択する。図7(B)に示すように、入力値が大きいほど目標濃度Vtが高くなるので、入力値の小さい順は、対応する目標濃度Vtが低いほど先に選択される順序である。すなわち、注目入力値nは、1、2、3、4、…、254の順に選択される。S210では、CPU210は、目標テーブルTTに記録された目標濃度Vt(1)〜Vt(254)から、注目入力値nの目標濃度Vt(n)を取得する。
S215では、CPU210は、測定値テーブルMTに記録された測定値V(1)〜V(999)から、ドットON数mが小さい順に1個の注目測定値V(m)を選択する。すなわち、注目測定値は、V(1)、V(2)、V(3)、V(4)、…、V(999)の順に選択される。
S220では、CPU210は、注目測定値V(m)は、注目入力値nの目標濃度Vt(n)より大きいか否かを判断する。注目測定値V(m)が注目入力値nの目標濃度Vt(n)以下である場合には(S220:NO)、CPU210は、S215に戻って、次の注目測定値を選択する。
注目測定値V(m)が注目入力値nの目標濃度Vt(n)より大きい場合には(S220:YES)、S225にて、CPU210は、注目測定値V(m)の直前の測定値V(m−1)に対応するドットパターンDP(m−1)を、注目入力値nの対応ドットパターンとして選択する。
このように、CPU210は、ドットON数mが小さい順に1個ずつ注目測定値V(m)を選択し(S215)、注目測定値V(m)が注目入力値nの目標濃度Vt(n)より大きい場合には(S220:YES)、直前の測定値V(m−1)に対応するドットパターンDP(m−1)を、注目入力値nの対応ドットパターンとして選択する(225)。換言すれば、CPU210は、目標濃度Vt(n)を跨ぐ一対の測定値V(m−1)、V(m)を有する一対のドットパターンDP(m−1)、DP(m)を探索する。すなわち、探索すべき一対のドットパターンDP(m−1)、DP(m)では、ドットON数が連続しており、かつ、一方のドットパターンDP(m−1)の測定値V(m−1)は、注目入力値nの目標濃度Vt(n)以下であり、他方のドットパターンDP(m)の測定値V(m)は、注目入力値nの目標濃度Vt(n)より大きい。そして、CPU210は、一対のドットパターンDP(m−1)、DP(m)のうち、ドットON数mが小さい方のドットパターンDP(m−1)を対応ドットパターンとして選択する。
図11の例では、注目入力値nが15である場合には、測定値V(64)と測定値V(65)とに対応する一対のドットパターンDP(64)、DP(65)が探索され(図11のPR1参照)、測定値V(64)に対応するドットパターンDP(64)が、注目入力値15の対応ドットパターンとして選択される。同様にして、注目入力値nが16である場合には、測定値V(67)と測定値V(68)とに対応する一対のドットパターンDP(67)、DP(68)が探索され(図11のPR2参照)、測定値V(67)に対応するドットパターンDP(67)が、注目入力値16の対応ドットパターンとして選択される。注目入力値nが17である場合には、測定値V(73)と測定値V(74)とに対応する一対のドットパターンDP(73)、DP(74)が探索され(図11のPR3参照)、測定値V(73)に対応するドットパターンDP(73)が、注目入力値16の対応ドットパターンとして選択される。
ここで、注目入力値nが16である場合には、図11に示すように、目標濃度Vt(16)を跨ぐ2個の測定値に対応する他の一対のドットパターンとして、一対のドットパターンDP(69)、DP(70)と、一対のドットパターンDP(70)、DP(71)と、一対のドットパターンDP(74)、DP(75)が存在する(図11のPRa〜PRc参照)。このような場合であっても、本実施例では、ドットON数mが小さな順に、一対のドットパターンの探索が行われるので、一対のドットパターンDP(67)、DP(68)が探索され、他の一対のドットパターンは、探索されない。このように、本実施例では、注目入力値nの目標濃度Vt(n)を跨ぐ2個の測定値に対応する一対のドットパターンが、複数個存在する場合であっても、ドットON数mが最も小さな特定の一対のドットパターンが探索される。
S230では、CPU210は、注目入力値nの対応ドットパターンと、前回の注目入力値(前回入力値(n−1)とも呼ぶ)の対応ドットパターンと、の間のドットON数mの測定値Vを取得する。
図11の例では、注目入力値nが16である場合には、注目入力値16の対応ドットパターンDP(67)と、前回入力値15の対応ドットパターンDP(64)と、の間のドットON数65、66の2個の測定値V(65)、V(66)が取得される。注目入力値nが17である場合には、注目入力値17の対応ドットパターンDP(73)と、前回入力値16の対応ドットパターンDP(67)と、の間のドットON数68〜72の5個の測定値V(68)〜V(72)が取得される。
S235では、CPU210は、取得された1以上の測定値Vの中に、前回入力値の対応ドットパターンの測定値Vよりも、前回目標濃度に近い測定値があるか否かを判断する。前回目標濃度は、前回入力値(n−1)の目標濃度Vt(n−1)である。
前回入力値の対応ドットパターンの測定値Vよりも前回目標濃度に近い測定値がある場合には(S235:YES)、S240にて、CPU210は、前回入力値(n−1)の対応ドットパターンを変更する。具体的には、前回入力値(n−1)の対応ドットパターンは、S225にて決定された対応ドットパターンから、該対応ドットパターンの測定値Vよりも前回目標濃度に近い測定値Vに対応するドットパターンDPに変更される。前回入力値の対応ドットパターンの測定値Vよりも前回目標濃度に近い測定値Vがない場合には(S235:NO)、CPU210は、S240をスキップする。
図11の例では、注目入力値nが16である場合には、S230で取得される2個の測定値V(65)、V(66)は、測定値V(64)よりも前回目標濃度Vt(15)から遠いので、前回入力値15の対応ドットパターンは変更されない。注目入力値nが17である場合には、S230で取得される5個の測定値V(68)〜V(72)のうち、測定値V(69)は、測定値V(67)よりも前回目標濃度Vt(16)に近いので、前回入力値16の対応ドットパターンは、ドットパターンDP(67)から、ドットパターンDP(69)に変更される。
S245では、CPU210は、1〜244の全ての入力値の対応ドットパターンが選択されたか否かを判断する。対応ドットパターンが選択されていない入力値がある場合には(S245:NO)、CPU210は、S205に戻って、次の注目入力値を選択する。なお、次の注目入力値についてのS215にて、注目測定値V(m)が選択される際には、ドットON数m=1の測定値V(1)が再度選択されるのではなく、直前の注目入力値についてのS215にて最後に選択された測定値V(m)の次の測定値Vが選択される。
全ての入力値の対応ドットパターンが選択された場合には(S245:YES)、CPU210は、対応パターン選択処理を終了する。
以上説明した実施例によれば、M個(Mは、3以上の整数、本実施例ではM=1001)のドットパターンを用いてM個のパッチ画像PIを印刷実行部280に印刷させる(図3のS120)。M個のパッチ画像PIを、読取実行部290を用いて測色することによって、M個のドットパターンDPの濃度を示すM個の測定値Vが取得される(図3のS130、S140、図6)。M個の測定値Vを用いて、M個のドットパターンDPの中から、N個(Nは、M>N≧2を満たす整数、本実施例では、N=256)の入力値に対応付けるべきN個の対応ドットパターンが選択される(図3のS142〜S160)。N個の対応ドットパターンに基づいて、ディザマトリクスDMが作成される(図3のS170)。
CPU210は、N個の入力値から1個の注目入力値を所定の選択順序で選択する(図10のS205)。所定の選択順序は、対応する前記目標濃度が低いほど先に選択される順序(第1順序とも呼ぶ)である。
CPU210は、注目入力値に対応する目標濃度Vt(n)を取得する(図7のS110)。CPU210は、ドットON数mが小さい順に1個ずつ注目測定値V(m)を選択し、注目入力値nの目標濃度Vt(n)を跨ぐ2個の測定値(例えば、図11のPR1〜PR3)に対応する一対のドットパターンから、注目入力値nの対応ドットパターンを選択する(図10のS215〜S225)。
そして、本実施例では、図11において注目入力値nが16である場合を例に説明したように、注目入力値nの目標濃度Vt(n)を跨ぐ2個の測定値に対応する一対のドットパターンが、複数個存在する場合であっても、ドットON数mが最も小さな特定の一対のドットパターン、換言すれば、最も低い濃度に対応するドットON数の特定の一対のドットパターンから、注目入力値nの対応ドットパターンが選択される。
理想的には、M個のドットパターンDPの測定値Vは、ドットON数が増加するに従って、順次に大きくなる。ところが、実際には、ムラやバンディングなどに起因して、このような大小関係が逆転する場合がある。大小関係の逆転が発生すると、上述したように、一対のドットパターンが複数個存在し得る。上記構成によれば、2個以上の一対のドットパターンが存在する場合に、ドットON数が最も小さな特定の一対のドットパターンから、注目入力値に対応付けるべき対応ドットパターンが選択される。この結果、上述したような大小関係の逆転が発生した場合であっても、入力値が大きくなるに連れて、対応ドットパターンによって表現される濃度も大きくなるように、適切な対応ドットパターンを選択することができる。例えば、仮に、図11の例において注目入力値nが16である場合に、注目入力値16の対応ドットパターンが、図11の一対のドットパターンDP(74)、DP(75)から選択されるとする。この場合には、注目入力値16の対応ドットパターンのドットON数が注目入力値17の対応ドットパターンのドットON数よりも大きくなり得るので、適切な対応ドットパターンが選択されるとは言えない。本実施例によれば、このような不都合を抑制することができる。
また、本実施例では、入力値の個数(階調数)Nよりも多いM個のドットパターンDPから、N個の対応ドットパターンが選択されるので、N個の対応ドットパターンに2個以上の同一のドットパターンが含まれることを抑制できる。この結果、入力値を適切に表現するドットデータを生成できるディザマトリクスDMを作成することができる。
る。
さらに、本実施例によれば、例えば、注目入力値16の対応ドットパターンとして、ドットパターンDP(67)が選択され、次の注目入力値17の対応ドットパターンとして、ドットパターンDP(73)が選択される場合に、CPU210は、以下のように、前回の注目入力値16の対応ドットパターンを変更し得る。すなわち、上述したように、CPU210は、ドットON数がドットパターンDP(67)とドットパターンDP(73)との間であるドットパターンDP(68)〜DP(72)の中に、ドットパターンDP(67)の測定値V(67)よりも目標濃度Vt(16)に近い測定値Vを有するドットパターンが存在するか否かを判断する(図10のS230、235)。図11の例では、ドットパターンDP(69)が存在するので(図10のS235にてYES)、CPU210は、注目入力値16の対応ドットパターンを、当該ドットパターンDP(69)に変更する(図10のS240)。この結果、注目入力値16に対応付けるべき対応ドットパターンをより目標濃度Vt(16)に近い濃度を表現するドットパターンに決定することができる。
さらに、上記実施例によれば、図10のS230に示すように、前回の注目入力値16の対応ドットパターンの候補となるのは、ドットON数がドットパターンDP(67)とドットパターンDP(73)との間であるドットパターンDP(68)〜DP(72)だけである。すなわち、ドットON数がドットパターンDP(73)よりも大きなドットパターン(例えば、DP(74)、DP(75))は、前回の注目入力値16の対応ドットパターンの候補とはならない。換言すれば、CPU210は、注目入力値17の対応ドットパターンDP(73)よりもドットON数が大きい、すなわち、ドットON数で定まる濃度順序が後であるドットパターンは、その測定値VがドットパターンDP(67)、DP(69)よりも目標濃度Vt(16)に近いとしても、注目入力値16の対応ドットパターンとはしない。例えば、図11の例では、ドットパターンDP(75)の測定値V(75)は、ドットパターンDP(67)、DP(69)よりも目標濃度Vt(16)に近いが、注目入力値16の対応ドットパターンとして採用されない。この結果、上述したバンディングなどによる測定値Vの大小関係の逆転が発生している場合であっても、入力値nが大きくなるに連れて、対応ドットパターンによって表現される濃度も大きくなるように、適切な対応ドットパターンを選択することができる。
さらに、本実施例では、ドットパターンDPの濃度順序、すなわち、S215にて測定値Vが取得されるドットパターンDPの順序は、ドットON数mに基づく順序である。この結果、S215にて、測定値Vが適切な順序で取得される。この結果、入力値をより適切に表現するドットパターンDPが、対応ドットパターンとして選択される。
B.変形例
(1)上記実施例では、図10のS205の注目入力値の選択順序は、入力値が小さな順、換言すれば、目標濃度Vtが低いほど先に選択される順序である。これに代えて、注目入力値の選択順序は、入力値が大きな順、換言すれば、目標濃度Vtが高いほど先に選択される順序であっても良い。例えば、注目入力値は、254、253、252、…、2、1の順に選択されても良い。この場合には、図10のS215では、注目測定値Vは、ドットON数mが大きな順に選択される。そして、図10のS220では、注目測定値Vが注目入力値nの目標濃度Vt(n)よりも小さいか否かが判断される。また、この場合には、注目入力値nの目標濃度Vt(n)を跨ぐ2個の測定値に対応する一対のドットパターンDPが複数個存在する場合に、ドットON数mが最も大きな一対のドットパターン(すなわち、最も高い濃度に対応するドットON数の一対のドットパターン)が選択されることになる。
(2)上記実施例の対応パターン選択処理では、注目入力値nの目標濃度Vt(n)を跨ぐ2個の測定値に対応する一対のドットパターンDPが探索された場合に(図10のS220にてYES)、該一対のドットパターンDPのうち、ドットON数が小さいドットパターンDPが、注目入力値nの対応ドットパターンとして選択される(図10のS225)。これに代えて、該一対のドットパターンDPのうち、ドットON数が大きいドットパターンDPが、注目入力値nの対応ドットパターンとして選択されても良い。また、該一対のドットパターンDPのうち、測定値Vが目標濃度Vt(n)に近いドットパターンDPが、注目入力値nの対応ドットパターンとして選択されても良い。
(3)上記実施例では、M個のドットパターンDPの濃度の順序を示す値として、ドットON数mが用いられている。すなわち、上記実施例の濃度順序は、ドットパターンDPにおいて特定領域に配置されるドットの個数に基づく順序である。したがって、ドットON数mが大きいほど、ドットパターンDP(m)によって表現される濃度は高くなり、濃度順序は後になる。これに代えて、例えば、印刷実行部280がインクジェット式のプリンタであり、小、中、大の3種類のドットが用いられる場合には、ドットパターンの濃度の順序は、ドットON数mだけでは決まらず、ドットON数mとドットのサイズとの両方に基づいて決定される。例えば、ドットON数mが同じである場合には、大きなサイズのドットの割合が高いほど、濃度の順序は後になる。
(4)上記実施例の対応パターン選択処理(図10)において、一度選択された対応ドットパターンを変更する処理(S230〜S240)は、省略されても良い。
(5)M個の入力値のそれぞれに対応する目標濃度Vtは、図7(B)に示すように直線的に増加するように設定されなくても良い。例えば、M個の入力値のそれぞれに対応して目標濃度Vtをプロットしたグラフが、上に凸のグラフや、下に凸のグラフになるように、目標濃度Vtが設定されても良い。
(6)上記実施例の印刷実行部280は、CMYKの4種の印刷材を用いるプリンタであるので、上記実施例では、CMYKの4種の印刷材に対応する4種のディザマトリクスDMが作成される。これに代えて、例えば、Kの印刷材のみを用いるモノクロプリンタが採用される場合には、Kの印刷材に対応する1種のディザマトリクスDMのみが作成される。また、CMYKの4種の印刷材にライトシアンとライトマゼンタを加えた6種の印刷材を用いるプリンタが採用される場合には、6種の印刷材に対応する6種のディザマトリクスDMが作成されても良い。
(7)上記実施例では、1台の複合機200の印刷実行部280を用いて、テスト画像TIを用紙Pに印刷し(図2のS120)、該複合機200の読取実行部290を用いて、該用紙Pを読み取ることによって、各パッチ画像の測定値Vが取得される(図3のS130、S140)。これに代えて、テスト画像を印刷は、一のプリンタを用いて、行われ、用紙Pの読み取りは、一のプリンタとは別体のスキャナによって実行されても良い。あるいは、スキャナに代えて、分光測色機(例えば、X-rite社のi1iSis)を用いて、各パッチ画像PIを1個ずつ測色することによって、各パッチ画像の測定値Vが取得されても良い。
(6)図3のディザマトリクス生成処理の一部の処理、例えば、S140〜S170の処理は、例えば、複合機200のCPU210とは、別の計算機、例えば、複合機200のユーザが利用するスマートフォンやパーソナルコンピュータなどの端末装置100によって実行されても良い。また、S140〜S170の処理は、複合機200と接続されたサーバであって、例えば、複合機200の製造者によって運用されるサーバによって、実行されても良い。これらの場合は、例えば、端末装置100やサーバは、複合機200に対して、テスト画像データTIDを供給し、複合機200は、該テスト画像データTIDを用いて、テスト画像TIを用紙Pに印刷しても良い。また、端末装置100やサーバは、複合機200において用紙Pを読み取って生成されたスキャンデータを、複合機200から取得し、該スキャンデータを用いて、S140〜S170の処理を実行しても良い。
(7)また、ネットワークを介して互いに通信可能な複数個のコンピュータ(例えば、クラウドサーバ)が、S140〜S170の処理を一部ずつ分担して実行してもよい。この場合、複数個のコンピュータの全体が、生成装置の例である。
(8)上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部あるいは全部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
100…端末装置、200…複合機、210…CPU、220…揮発性記憶装置、230…不揮発性記憶装置、240…表示部、250…操作部、270…通信IF、280…印刷実行部、290…読取実行部、P…用紙、PG…コンピュータプログラム、CT…対応テーブル、MT…測定値テーブル、TT…目標テーブル、TID…テスト画像データ、DMD…ディザマトリクスデータ、DPD…ドットパターンデータ

Claims (7)

  1. ドットデータの生成に用いられるディザマトリクスを生成する方法であって、
    前記ドットデータは、印刷材を用いて印刷媒体上にドットを形成する印刷実行部に印刷を実行させるためのデータであり、
    M個(Mは、3以上の整数)のドットパターンを用いてM個のパッチ画像を前記印刷実行部に印刷させる印刷工程であって、前記M個のドットパターンのそれぞれは、前記特定領域内における前記ドットの配置のパターンであり、前記特定領域に配置されるドットの個数とサイズとの少なくとも一方が互いに異なる、前記印刷工程と、
    前記M個のパッチ画像を測色することによって、前記M個のドットパターンの濃度を示すM個の測定値を取得する測色工程と、
    前記M個の測定値を用いて、前記M個のドットパターンの中から、N個(Nは、M>N≧2を満たす整数)の入力値に対応付けるべきN個の対応ドットパターンを選択する選択工程であって、前記N個の対応ドットパターンは、互いに異なる前記ドットパターンである、前記選択工程と、
    選択される前記N個の対応ドットパターンに基づいて、ディザマトリクスを作成する作成工程と、
    を備え、
    前記選択工程は、
    前記N個の入力値から1個の注目入力値を所定の選択順序で選択する第1工程であって、前記所定の選択順序は、対応する前記目標濃度が低いほど先に選択される第1順序と、前記目標濃度が高いほど先に選択される第2順序と、のいずれかである、前記第1工程と、
    前記注目入力値に対応する目標濃度を取得する第2工程と、
    濃度順序が連続する一対の前記ドットパターンから前記注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンを選択する第3工程であって、前記濃度順序は、前記M個のドットパターンについて定められる順序であって、前記特定領域に配置される前記ドットの個数とサイズとの少なくとも一方に基づいて定められる濃度の順序であり、前記一対のドットパターンのうち、一方の前記ドットパターンの前記測定値は前記注目入力値に対応する前記目標濃度以下であり、前記一対のドットパターンのうち、他方の前記ドットパターンの前記測定値は前記注目入力値に対応する前記目標濃度より大きい、前記第3工程と、
    を備え、
    2組以上の前記一対のドットパターンが存在する場合には、前記第3工程にて、前記2組以上の一対のドットパターンのうち、前記所定の選択順序に応じた特定の前記一対のドットパターンから、前記注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンが選択され、
    前記特定の一対のドットパターンは、前記所定の選択順序が前記第1順序である場合には、最も低い濃度に対応する前記濃度順序の前記一対のドットパターンであり、前記所定の選択順序が前記第2順序である場合には、最も高い濃度に対応する前記濃度順序の前記一対のドットパターンである、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第3工程では、
    第1の前記注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンとして、第1の前記ドットパターンが選択され、
    前記第1の注目入力値の次に選択される第2の注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンとして、第2の前記ドットパターンが選択され、
    前記選択工程は、さらに、
    前記M個のドットパターンの中に第3の前記ドットパターンが存在する場合に、前記第1の注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンを、前記第1のドットパターンから前記第3のドットパターンに変更する第4工程を備え、
    前記第3のドットパターンの前記濃度順序は、前記第1のドットパターンの前記濃度順序と前記第2のドットパターンの前記濃度順序との間であり、かつ、前記第3のドットパターンに対応する前記測定値は、前記第1のドットパターンに対応する前記測定値よりも前記第1の注目入力値の前記目標濃度に近い、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記第4工程では、前記M個のドットパターンの中に第4の前記ドットパターンが存在する場合であっても、前記第1の注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンを、前記第1のドットパターンまたは前記第3のドットパターンから前記第4のドットパターンに変更せず、
    前記第4のドットパターンの前記濃度順序は、前記第2のドットパターンの前記濃度順序よりも後であり、かつ、前記第4のドットパターンに対応する前記測定値は、前記第1のドットパターンまたは前記第3のドットパターンに対応する前記測定値よりも前記第1の注目入力値の前記目標濃度に近い、方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の方法であって、
    前記ドットパターンの前記濃度順序は、前記ドットパターンにおいて前記特定領域に配置される前記ドットの個数に基づく順序である、方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の方法であって、
    前記M個の入力値のそれぞれに対応する目標濃度は、前記入力値が増加するに連れて直線的に増加するように決定される、方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の方法であって、
    前記印刷実行部は、複数種の印刷材を用いて前記ドットを形成し、
    前記決定工程は、前記複数種の印刷材のそれぞれについて、前記M個のドットパターンを決定し、
    前記印刷工程は、前記複数種の印刷材のそれぞれについて、前記M個のパッチ画像を印刷し、
    前記測色工程は、前記複数種の印刷材のそれぞれについて、前記M個の測定値を取得し、
    前記選択工程は、前記複数種の印刷材のそれぞれについて、前記N個の入力値に対応付けるべき前記N個の対応ドットパターンを選択し、
    前記作成工程は、前記複数種の印刷材のそれぞれについて、前記ディザマトリクスを作成する、方法。
  7. 印刷材を用いて用紙上にドットを形成する印刷実行部に印刷を実行させるためのドットデータの生成に用いられるディザマトリクスを生成する生成装置であって、
    M個(Mは、3以上の整数)のドットパターンを用いてM個のパッチ画像を前記印刷実行部に印刷させる印刷制御部であって、前記M個のドットパターンのそれぞれは、前記特定領域内における前記ドットの配置のパターンであり、前記特定領域に配置されるドットの個数とサイズとの少なくとも一方が互いに異なる、前記印刷制御部と、
    前記M個のパッチ画像を測色することによって、前記M個のドットパターンの濃度を示すM個の測定値を取得する測色部と、
    前記M個の測定値を用いて、前記M個のドットパターンの中から、N個(Nは、M>N≧2を満たす整数)の入力値に対応付けるべきN個の対応ドットパターンを選択する選択部であって、前記N個の対応ドットパターンは、互いに異なる前記ドットパターンである、前記選択部と、
    選択される前記N個の対応ドットパターンに基づいて、ディザマトリクスを作成する作成部と、
    を備え、
    前記選択部は、
    前記N個の入力値から1個の注目入力値を所定の選択順序で選択する第1処理部であって、前記所定の選択順序は、対応する前記目標濃度が低いほど先に選択される第1順序と、前記目標濃度が高いほど先に選択される第2順序と、のいずれかである、前記第1処理部と、
    前記注目入力値に対応する目標濃度を取得する第2処理部と、
    濃度順序が連続する一対の前記ドットパターンから前記注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンを選択する第3処理部であって、前記濃度順序は、前記M個のドットパターンについて定められる順序であって、前記特定領域に配置される前記ドットの個数とサイズとの少なくとも一方に基づいて定められる濃度の順序であり、前記一対のドットパターンのうち、一方の前記ドットパターンの前記測定値は前記注目入力値に対応する前記目標濃度以下であり、前記一対のドットパターンのうち、他方の前記ドットパターンの前記測定値は前記注目入力値に対応する前記目標濃度より大きい、前記第3処理部と、
    を備え、
    第3処理部は、2組以上の前記一対のドットパターンが存在する場合には、前記2組以上の一対のドットパターンのうち、前記所定の選択順序に応じた特定の前記一対のドットパターンから、前記注目入力値に対応付けるべき前記対応ドットパターンを選択し、
    前記特定の一対のドットパターンは、前記所定の選択順序が前記第1順序である場合には、最も低い濃度に対応する濃度順序の前記一対のドットパターンであり、前記所定の選択順序が前記第2順序である場合には、最も高い濃度に対応する前記濃度順序の前記一対のドットパターンである、生成装置。

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