JP2020161137A - 公共交通システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が携帯する汎用の携帯情報端末を用いて公共交通決済及び降車案内サービスを提供する安価で信頼性のあるシステムを構築する。【解決手段】複数の交通事業者が保有する車両の運行管理等を実行するサーバと、サーバと通信可能な車載装置と、交通事業者及び車両を識別するために車両に貼付されたIDタグと、車両の利用者が携帯しサーバと通信可能な携帯情報端末で構成される公共交通システム1であって、車載装置は、車両の現在位置を知るための位置情報取得手段を備える。サーバは、IDタグの情報から交通事業者及び車両を特定する車両特定部と、車両の位置情報から乗車停留所及び降車停留所を特定する停留所特定部と、乗車停留所及び降車停留所情報から乗車料金を計算する乗車料金計算部と、登録された利用者の口座情報を記憶する口座情報記憶部と、口座情報を基に決済を実行する決済実行部を備える。携帯情報端末は、IDタグ読取手段を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、交通機関の乗車料金決済および降車案内サービスを提供するシステムに関する。特に利用者の携帯情報端末を利用した乗車料金決済および降車案内サービスを提供するシステムに関する。
近年、交通機関の決済にはFelica(登録商標)チップなどを埋め込んだ非接触型ICカード利用が普及してきている。また、スマートフォンなどの携帯情報端末にICカードを組み込んだタイプの利用も増えてきている(特許文献1参照)。
これらのICカード情報の読み書きには、専用のICカード リーダ・ライタが必要であり、駅の改札口などに設置されている。
特開2018−055669号公報
バスや路面電車などの交通機関の決済においてもICカード利用が増えてきているが、車内へのICカード リーダ・ライタ等の設備投資が必要であり、交通事業者にとって非常な重荷ともなっており、地方の交通事業者は対応できていないことも多い。
一方、車内サイネージを整備し対象交通機関がどの路線を通り、どの停留所に停まるかを予め情報発信するようなシステムを構築したとしても、外国人並びにその土地に不慣れな交通機関の利用者は自分が降車すべき停留所が分からないという事態が発生する。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車両の運行管理用として設置された車載装置の他には新たな設備投資を必要とせず、また利用者が保有携帯する携帯情報端末も汎用タイプを用いることにより安価で信頼性の高い決済および降車案内システムを提供することを目的としている。
本発明の公共交通の決済システムにおいては、利用者はあらかじめ本システムに対し必要な個人情報、口座情報を登録しておき、サーバがこれらの情報を記憶管理する。利用者が乗降車時に、携帯する携帯情報端末を車両に貼付されたIDタグにかざす(タッチする)と携帯情報端末はIDタグ読取手段によりIDタグ情報を読み取る。サーバは、利用者の携帯情報端末との通信により、IDタグ情報から交通事業者ID、車両IDを取得し、また車載装置との通信により車載装置の位置情報取得手段により得られた車両の現在位置情報とサーバ内に記憶管理する路線情報データとから乗車停留所及び降車停留所を特定し、乗車料金の計算を行う。利用者が携帯する携帯情報端末に決済情報確認メッセージを送信し、その後、利用者の登録情報および口座情報に基づいて決済処理を実行する。
IDタグとは、交通事業者及び保有する車両を一意に特定するための識別子(ID:Identification)情報を含む紙などの媒体の札である。車両に貼付して用いる。交通事業者IDは、公共交通サービスを提供する交通事業者を一意に特定するための識別子(ID)である。車両IDは、交通事業者が保有する車両を一意に特定するための識別子(ID)であり、ナンバープレート番号などを含む。
IDタグとしては、紙にプリントしたQRコード(登録商標)やBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)のビーコン信号、またはNFC(Near Field Communication)を車両に貼付して用いることができる。
利用者が保有携帯する汎用の携帯情報端末を用いて車両に安価に設置できるIDタグの情報を読み取ることで交通事業者および車両を特定し、利用者により登録された口座情報を用いて交通機関の乗車料金の決済を行うシステムは見当たらない。
また、本発明の降車案内システムにおいては、利用者は、あらかじめ乗車前に、携帯する携帯情報端末を用いてサーバとの通信により乗車停留所及び降車停留所さらに降車時のアラーム音鳴動等を設定しておく。この時、サーバは、利用者に対し、路線情報、乗車料金、所要時間、時刻表などの付加情報を提供することができる。利用者は、乗車時に携帯情報端末を用いてIDタグを読み取る。サーバは、車両が利用者の降車停留所に近接すると、車載装置の位置情報取得手段により得られた車両の現在位置情報からそれを検知し、利用者の携帯情報端末と通信して、携帯情報端末にアラーム音を鳴動させるとともに降車案内情報を表示する。
本発明の目的は、車両に搭載する車載装置に新たな投資を要することなく利用者が携帯する汎用の携帯情報端末を用いて公共交通の乗車料金決済および降車案内サービスなどを提供する安価で信頼性のあるシステムを構築できるようにすることである。
請求項1に記載の発明は、複数の交通事業者が保有する車両の運行管理、決済サービス等各種サービスを実行するサーバと、前記車両に搭載されネットワークを介して前記サーバと通信可能な車載装置と、前記交通事業者及び前記車両を識別するために前記車両に貼付されたIDタグと、前記車両の利用者が携帯し前記ネットワークを介して前記サーバと通信可能な携帯情報端末と、から構成される公共交通システムであって、前記車載装置は、前記車両の現在位置を知るための位置情報取得手段を備え、前記サーバは、前記IDタグの情報から前記交通事業者及び前記車両を特定する交通車両特定部と、前記位置情報取得手段により取得した前記車両の位置情報から乗車停留所及び降車停留所を特定する停留所特定部と、乗車停留所および降車停留所情報から乗車料金を計算する乗車料金計算部と、登録された利用者の口座情報を記憶する口座情報記憶部と、前記利用者の前記口座情報を基に決済を実行する決済実行部と、を備え、前記携帯情報端末は、前記車両に貼付された前記IDタグの情報を読み取るIDタグ読取手段を備えたことを特徴とする公共交通システムとした。
請求項2に記載の発明は、前記IDタグは、紙などにプリントしたQRコードであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記IDタグは、BLEビーコン、または、紙などに埋め込まれたNFCであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記位置情報取得手段はGPS(全地球測位システム)であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記サーバは、乗降車停留所設定手段および降車停留所監視手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、車両にはICカードリーダ・ライタ等の車載設備投資を必要とすることなく、安価な紙にプリントしたQRコード、BLEビーコン、NFCなどからなるIDタグを車両の乗車口および運賃箱付近に貼付するだけでよく安価に決済システムを構築することができる。
また、車載装置に搭載されたGPS等による位置情報取得手段によって得られた車両の現在位置情報と、利用者が携帯する携帯情報端末を用いて読み取ったIDタグの情報とから交通事業者、車両、乗降停留所を特定することができ停留所設備などを必要としないので安価で信頼性の高い決済システムを構築することができる。
また、利用者が携帯する携帯情報端末には、ICカードなどを搭載する必要がなく、汎用の携帯情報端末を用いるので、安価な決済システムを構築することができる。
また、利用者が携帯する携帯情報端末には、口座情報などの決済に必要な情報を保持せず、サーバで記憶管理するので、携帯情報端末の紛失などに対しても安全な決済システムを構築することができる。
また、利用者が携帯する携帯情報端末を用いて、乗降車停留所を設定し、車載装置に搭載されたGPS等による位置情報取得手段によって得られた車両の現在位置情報を用いて降車停留所を検知し、携帯情報端末に降車案内情報を表示できるので車内サイネージなどを用いることなく安価な降車案内システムを構築することができる。
また、IDタグとしてBLE ビーコンまたはNFCを用いた場合は、携帯情報端末がIDタグ読み取り時に専用アプリを自動的に起動できるので、専用アプリを利用者が起動する必要がなく、利用者はより簡便に決済システムを利用することができる。
また、利用者は、乗降車停留所の土地に不慣れであっても乗降停留所設定時に、路線情報、乗車料金、所要時間、時刻表等の付加情報を取得でき、降車時はアラーム音鳴動などで知らせてくれるので、安心かつ便利に本システムを利用することができる。
本実施形態に係るシステムの構成を模式的に示した図である。 本実施形態に係るサーバの機能構成を示した図である。 本実施形態に係る携帯情報端末の機能構成を示した図である。 本実施形態に係る決済に伴う処理の流れを示す図である。 本実施形態に係る携帯情報端末の画面例を示す図である。 本実施形態に係る携帯情報端末の画面例を示す図である。 本実施形態に係る降車案内に伴う処理の流れを示す図である。 本実施形態に係る携帯情報端末の画面例を示す図である。 本実施形態に係る携帯情報端末の画面例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る公共交通システム1の構成を模式的に示した図である。
本公共交通システム1では、路線バスを対象とした乗車料金決済および降車停留所案内システムとしている。以下は、まず、決済システムについて説明し、降車案内システムについては後述する。
携帯情報端末100は、本公共交通システム1に登録した利用者が携帯する携帯情報端末である。乗車および降車時に、本公共交通システム1の専用のアプリ120(図3参照)を用いて、車両300に貼付されているIDタグ320の情報を読み取る。降車時には、サーバ200からネットワーク400を介して送信された決済情報確認メッセージを表示し、サーバ200は利用者の登録情報及び口座情報に基づいて決済を実行する。携帯情報端末100は、スマートフォン、タブレットなどであってよい。IDタグ320は、車両の乗車口および運賃箱などの近くの利用者が視認しやすい位置に貼付され、利用者は携帯する携帯情報端末100を用いて容易にIDタグ320を読み取ることができる。このIDタグ320には、本公共交通システム1に加盟している複数の交通事業者の交通事業者IDおよび当該車両の車両ID情報が含まれている。IDタグ320は、紙などに印刷したQRコードや、BLEのビーコンや、NFCとすることができる。
車載装置310は、車両300に搭載されている装置で、マイク、スピーカ、GPS装置等で構成され、サーバ200は、この車載装置310との通信を介して車両の運行管理を行う。
車載装置に搭載されたGPSにより車両の現在位置情報を取得することができる。この車載装置310のGPS装置は、本実施形態の位置情報取得手段を実現する。
交通事業者端末350は、サーバ200にアクセスし運行情報、決済記録情報などを参照することができる。交通事業者端末350は、パソコン、タブレットなどであってよい。
サーバ200は、専用のサーバまたはAWS(登録商標 Amazon Web Services)など市販のクラウドサービスを利用してもよい。
図2は、本実施形態に係る公共交通システム1のサーバ200の機能構成を示した図である。サーバ200は、WEBアプリサーバ210およびデータベースサーバ220より構成されている。
WEBアプリサーバは、乗車料金決済機能、降車停留所案内機能、運行管理機能を実現するための各種アプリによって構成されている。本公共交通システム1を実現するためのアプリには、携帯情報端末100との通信により得られたIDタグ情報である交通事業者ID、車両IDに基づいて交通事業者及び車両を特定するバス特定アプリ211と、特定した交通事業者の車両情報と、車載装置310との通信により取得した車両の現在位置情報に基づいて路線情報から乗車停留所、降車停留所を特定する停留所特定アプリ212と、得られた乗降停留所情報に基づく運賃データと利用者の登録情報から利用者の乗車料金計算を行う乗車料金計算アプリ213と、利用者の登録情報および口座情報に基づいて決済処理を実行する決済実行アプリ214が含まれる。降車停留所案内機能用のアプリである乗降停留所設定アプリ215、降車停留所監視アプリ216、運行管理を行うアプリ群219も含まれている。
データベースサーバ220は、WEBアプリに必要となる各種データベースから構成されている。交通事業者情報を管理するバス事業者データベース221と、交通事業者ごとに保有する車両情報を管理するバス車両データベース222と、各交通事業者による運行路線の各停留所の名前、各停留所の位置情報などを含む路線情報を管理する路線情報データベース223と、各事業者による停留所情報と運賃額を管理する運賃データファイル224と、利用者が本公共交通システム1に登録する際に入力した登録情報を管理する利用者ファイル225と、利用者の口座情報を管理する口座情報ファイル226と、決済情報を記録した決済記録ファイル227が含まれる。
降車案内システムに用いる降車監視テーブル228、乗降停留所設定情報を記憶管理する乗降停留所設定ファイル229も含まれる。
バス事業者データベース221には、交通事業者の住所、電話番号、代表者名、金融機関口座情報などが含まれる。
バス車両データベース222には、ナンバープレート番号、交通事業者ID、型式等車両固有の情報などが含まれる。
路線情報データベース223には、路線内各停留所の名前、緯度経度などの位置情報、交通事業者ID、停留所間所要時間などが含まれる。
運賃データファイル224には、各停留所間の運賃区分に応じた運賃額の情報などが含まれる。
利用者ファイル225には、利用者の住所氏名、電話番号等の個人情報、認証情報、決済可情報、定期券、割引等の運賃区分情報などが含まれる。
口座情報ファイル226には、利用者氏名、金融機関名、口座番号、支払区分等の情報が含まれる。
決済記録ファイル227には、利用者氏名、決済日、金融機関名、口座番号、金額、交通事業者名などが含まれる。
降車監視テーブル228には、降車停留所名、降車停留所位置情報、車両現在位置情報、利用者乗車中情報、利用者携帯情報端末の電話番号などが含まれる。
乗降停留所設定ファイルには、乗車停留所、降車停留所、降車通知、利用者携帯情報端末の電話番号などが含まれる。
図3は、本実施形態に係る公共交通システム1の携帯情報端末100の機能構成を示した図である。
携帯情報端末100は、カーネル110と、それを構成する入力部111、表示部112、カメラ入力部113、ネットワークインタフェース部114、BLE通信部115、およびNFC通信部116などと、カーネル110のもとで制御・実行されるアプリ120から構成される。
カーネル110は、OS(オペレーティングシステム)、各種ライブラリ群から成りアプリ120の実行を制御する。入力部111は、利用者によるパネル操作情報を入力する。表示部112はパネルに各種情報を表示する。カメラ入力部113は、搭載したカメラにより画像を取得する。QRコードを直接読み込むのはカメラ入力部113である。ネットワークインタフェース部114は、ネットワーク400を介して通信を行う。BLE通信部115はBLE規格に基づく通信を実行し近接距離のビーコン信号を受信する。NFC通信部116は、NFC規格に基づく近距離通信を実行する。
アプリ120は、カーネル110の制御の下で各種機能を実現する。本公共交通システム1では専用のアプリ120が用意されている。専用のアプリ120がIDタグ読取手段を実現する。
IDタグとしてBLEビーコンまたは、NFCを用いた場合には、携帯情報端末100をIDタグ320に近接させたときにBLE通信またはNFC通信により携帯情報端末100が近接したことを検知することができ自動的に起動する専用のアプリ120を指定することができる。
図4は、本公共交通システム1における携帯情報端末100、車載装置310、サーバ200間における乗車料金決済に伴う処理の流れを示すフローチャートである。
図4における乗車料金決済処理は後払い方式に対応するものである。
ステップS101は、利用者が本公共交通システム1に登録する際に実行されるステップであり、利用者は、サーバ200にアクセスし、サーバ200から専用のアプリ120をダウンロードし保有する携帯情報端末100にインストールする。ステップS102では、利用者は携帯情報端末100のアプリ120を起動し、本公共交通システム1への登録作業を行う。利用者の氏名、住所、電話番号のほか決済可情報、口座情報など決済に必要な個人情報および認証情報を操作入力する。アプリ120はサーバ200と通信を行い登録情報、口座情報を送信する。サーバ200では、利用者ファイル、口座情報ファイルを新設し、管理する。この処理が本実施形態の口座情報記憶部を実現する。
利用者がバスを利用するとき、ステップS103では、アプリ120を起動し、認証作業をおこなう。ステップS104では、乗車時に車両に貼付されたIDタグ320(例えば、QRコード)を携帯情報端末100のアプリ120により読み取る。携帯情報端末のアプリ120は、読みとったIDタグの情報である交通事業者ID、車両IDをサーバ200に送信する。サーバ200のバス特定アプリ211は、受信した交通事業者IDおよび車両IDに基づいて交通事業者、車両を特定する。この処理が本実施形態の交通車両特定部を実現する。
なお、ステップS103、およびステップS104は、IDタグ320としてQRコードを用いた場合を説明したが、IDタグ320としてBLEまたはNFCを用いた場合には、ステップS103は必要なく、ステップS104で利用者が携帯情報端末を用いてIDタグ320を読み取ろうとしたときに、携帯情報端末100がBLEまたはNFC信号を検知し自動的にアプリ120を起動できるので利用者による事前のアプリ120起動は必要がない。
つづいてステップS105では、サーバ200の停留所特定アプリ212は車載装置310と通信を行い車両の現在位置情報を取得する。取得した車両の現在位置情報と路線情報に基づいて乗車停留所を特定する。この処理が本実施形態の停留所特定部を実現する。ステップS106において、サーバ200の停留所特定アプリ212は携帯情報端末100に確認メッセージを送信するとともに利用者が乗車したことをテーブルで記憶管理する。受信した携帯情報端末100のアプリ120は乗車確認メッセージを表示する。乗車確認メッセージの内容は、停留所の名前、乗車中表示などである。利用者はこの乗車確認メッセージを求められればバスの運転手に提示する。
利用者が降車する際には、ステップS107において、携帯情報端末100を用いて車両内に貼付されたIDタグ320を読み取り、携帯情報端末100のアプリ120は得られたIDタグ情報である交通事業者ID、車両IDをサーバ200に送信する。受信したサーバのアプリは交通事業者、車両を特定するとともに、ステップS108において、サーバ200の停留所特定アプリ212は、車載装置310と通信を行い車両の現在位置情報を取得し、路線情報に基づいて停留所を特定する。この処理が本実施形態の停留所特定部を実現する。記憶している乗車管理テーブルから当該利用者は乗車中であることが分かるので降車停留所であると判断する。ステップS109において、サーバ200の乗車料金計算アプリ213は乗降車停留所、運賃データ及び利用者登録情報の運賃区分等に基づいて乗車料金の計算を行う。この処理が本実施形態の乗車料金計算部を実現する。利用者が事前に定期券を購入した場合には、その有効性の確認を行い、有効な場合は乗車料金計算、およびそれに基づく決済のステップは不要となる。定期区間以外を利用した場合は、普通乗車券としての乗車料金計算を行う。ステップS110において、サーバ200の乗車料金計算アプリ213は、乗車料金を含む決済確認メッセージを携帯情報端末100に送信する。受信した携帯情報端末のアプリ120はこの決済確認メッセージを表示する。ステップS111において、利用者は、決済情報を確認することができる。サーバ200の決済実行アプリ214は、携帯情報端末100からの確認通知を待って、利用者の登録情報および口座情報に基づいて決済を実行する。この処理が本実施形態の決済実行部を実現する。
前払い方式の場合は、固定運賃の場合も含めて、利用者が乗車時に車両に貼付されたIDタグ320を、携帯情報端末100を用いて読み取った時点で乗車料金(定額)の決済を行う。降車時のIDタグ320の読み取りは不要となる。
図5Aは、本実施形態の公共交通システム1における乗車時の確認メッセージを表示した画面例を示す図である。乗車停留所名、乗車中である旨のメッセージが携帯情報端末100の画面に表示されている。
利用者は、この画面を乗車時に求められれば運転手に提示する。
図5Bは、本実施形態の公共交通システム1における降車時の決済確認メッセージを表示した画面例を示す図である。乗車停留所名、降車停留所名、乗車料金などが携帯情報端末100の画面に表示されている。利用者は、この決済確認メッセージの内容を確認することができる。利用者は、降車時にIDタグ320を読み込み、決済を実行する。このとき同時にチャイム音を鳴らしても良い。利用者は、この画面を降車時に運転手に提示する。または提示を求められる場合がある。
図6は、本公共交通システム1における携帯情報端末100、車載装置310、サーバ200間における降車案内に伴う処理の流れを示す図である。
ステップS201は、利用者が本サービスを利用する際に実行する最初のステップである。利用者は、サーバ200にアクセスし、サーバ200から専用のアプリ120をダウンロードし保有する携帯情報端末100にインストールする。ステップS202では、利用者は携帯情報端末100のアプリ120を起動し、乗降車停留所設定を行う。画面の入力フィールドから入力乗車停留所及び降車停留所を一覧表示させ選択入力する。また、降車通知のチェックボックスが用意されている。アプリ120はサーバ200と通信を行い、設定情報を送信する。サーバ200では、設定された情報を記憶管理する。ステップS203では、サーバ200は確認メッセージを携帯情報端末100に送信し、携帯情報端末100は受信した確認メッセージを表示する。確認メッセージには、入力した乗車停留所、降車停留所、降車通知の他に、路線情報、乗車料金、時刻表などの付加情報を含めてもよい。
利用者がバスを利用するとき、ステップS204では、携帯情報端末100のアプリ120を起動し、認証作業を行う。ステップS205では、乗車時に車両に貼付されたIDタグ320(例えば、QRコード)を携帯情報端末100のアプリ120により読み取る。携帯情報端末のアプリ120は、読みとったIDタグ320の情報である交通事業者ID、車両IDをサーバ200に送信する。サーバ200のバス特定アプリ211は、受信した交通事業者IDおよび車両IDに基づいて交通事業者、車両を特定する。この処理が本実施形態の交通車両特定部を実現する。
なお、ステップS204、およびステップS205は、IDタグ320としてQRコードを用いた場合を説明したが、IDタグ320としてBLEまたはNFCを用いた場合には、ステップS204は必要なく、ステップS205で利用者が携帯情報端末100を用いてIDタグ320を読み取ろうとしたときに、携帯情報端末100がBLEまたはNFC信号を検知し自動的にアプリ120を起動できるので利用者による事前のアプリ120の起動は必要ない。
つづいてステップS206では、サーバ200の停留所特定アプリ212は車載装置310と通信を行い車両の現在位置情報を取得する。取得した車両の現在位置情報と路線情報に基づいて乗車停留所を特定する。この処理が本実施形態の停留所特定部を実現する。ステップS207において、サーバ200の停留所特定アプリ212は携帯情報端末100に確認メッセージを送信するとともに利用者が乗車したことを降車監視テーブルで記憶管理する。受信した携帯情報端末100のアプリ120は乗車確認メッセージを表示する。乗車確認メッセージの内容は、停留所の名前、乗車中表示などである。利用者はこの乗車確認メッセージを求められればバスの運転手に提示する。
ステップS208において、サーバ200の停留所特定アプリ212は車載装置310と通信を行い車両の現在位置情報を受信しつつ、降車停留所が近接するのを監視する。ステップS209において、サーバ200が降車停留所の近接を検知すると、ステップS210において、サーバ200は、降車案内メッセージを携帯情報端末100に送信する。受信した携帯情報端末のアプリ120は降車停留所近接のアラーム音を鳴動させる。ステップS211において、携帯情報端末100は受信した降車案内メッセージを表示するとともに、サーバ200に終了通知を行う。サーバ200は、この終了通知を受けて監視テーブル、乗降停留所設定ファイルの更新など終了処理を行う。
図7Aは、本実施形態の公共交通システム1における乗降車停留所設定時の画面例を示す図である。乗車停留所入力フィールド、降車停留所入力フィールド、降車通知のチェックボックス、および設定ボタンからなっている。入力フィールドには一覧表示ボタンがありこれを押下すると交通事業者が管理する路線情報から停留所の一覧が別画面またはプルダウンなどで表示される。この中から希望する停留所を選択する。
チェックボックスは必要に応じてチェックを入れる。選択入力が終了したら設定ボタンを押下する。
図7Bは、本実施形態の公共交通システム1における降車案内メッセージを表示した画面例を示す図である。「次はB停留所です。」、「運賃は200円です。」などのメッセージが携帯情報端末100の画面に表示されている。利用者は、この画面を降車時に運転手に提示する。または提示を求められる場合がある。
以上、本実施形態では、路線バスを対象とした公共交通システム1について説明してきたが、ほかの路面電車などの交通機関にも同様に適用することができる。
また、電車などで駅にIDタグを設置して車外で決済を行うシステムも構築可能である。
また、乗車料金決済と降車案内についてそれぞれ別に説明してきたが、利用者は、乗車料金決済サービスと降車停留所案内サービスとを単独または両方同時に利用することができる。
上述してきた実施形態では、車両の乗車口および運賃箱付近に貼付された1種類のIDタグ320を貼付して説明してきたが、一般に路線バス等では、乗車口(例えば、バス中央部)と降車口(例えば、バス前方の運転席近傍)は分かれている。このため、乗車口及び降車口に、利用者の乗車と降車を区別する2種類のIDタグ320を利用者の視認し易い位置に貼付することもできる。具体的には、IDタグ320(IDタグ情報)に、交通事業者ID、車両IDに加え、利用者の乗車及び降車を区別した情報を付加してIDタグ情報を構成する。これにより、携帯情報端末100のアプリ120でこの2種類のIDタグ320を読み取ってサーバ200に送信することで、サーバ200のWEBアプリサーバ210において、利用者の乗車及び降車を確実に判別することができるとともに、乗車及び降車を判別する処理が不要となりサーバ200の処置の負荷を軽減できる。
また、例えば、利用者が乗車口で携帯情報端末100のアプリ120において、IDタグ320の読み取りを忘れた場合でも、降車時に乗車した停留所を運転手に申告し、乗車した停留所を携帯情報端末100のアプリ120に入力してサーバ200に送信することにより、サーバ200の乗車料金計算アプリ213において、乗降車停留所、運賃データ及び利用者登録情報の運賃区分等に基づいて乗車料金の計算を行い、サーバ200の決済実行アプリ214を実行することで解決できる。
さらに、上述した車内に貼付されるIDタグ320とは別途に、利用者の乗車と降車を区別する2種類のIDタグを停留所の利用者が視認しやすい位置にそれぞれ貼付し、利用者が携帯情報端末100のアプリ120で、この2種類のIDタグを読み取るようにすることもできる。具体的には、このIDタグ(IDタグ情報)は、利用者の乗車した停留所及び降車した停留所をサーバ200が判別できる情報を付加したIDタグ情報で構成される。これにより、例えば、本実施形態の位置情報取得手段である車載装置310のGPS装置が機能しない場合(例えば、故障等)でも、確実に携帯情報端末100を用いた乗車料金の決済を行うことができる。なお、この場合は、GPS装置が機能しないため、上述した降車案内メッセージとのサービスの提供はできない。
また、上述してきた実施形態では、サーバ200のWEBアプリサーバ210の決済実行アプリ214で携帯情報端末100を用いた乗車料金の決済を行う公共交通システム1を説明してきたが、SNS(Social Networking Service)のLine(登録商標)、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)等のチャットbot機能を利用して、乗車料金の決済を行うこともできる。ここで、チャットbotとは、複数の利用者がリアルタイムにメッセージを送信すると自動で会話をしてくれるAIシステムである。1種類のIDタグ320の情報をチャットbotに送信することで携帯情報端末100のアプリ120と同等機能を実現することが可能となる。
この場合は、サーバ200は、従来の機能に加え上述したチャットbotと連携する機能を有するものである。このように、近年需要の多いSNSを利用した乗車料金の決済や降車案内のサービスを行う公共交通システム1とすることで、特に若年層に対してシステムの普及を図ることができ、新たしい公共交通システム1を構築することが可能となる。
また、本実施形態の公共交通システム1で説明したのは一例に過ぎず、本発明の趣旨の範囲内で様々な変形があり得ることは言うまでもない。
1 公共交通システム
100 携帯情報端末
110 カーネル
111 入力部
112 表示部
113 カメラ入力部
114 ネットワークインタフェース部
115 BLE通信部
116 NFC通信部
120 アプリ
200 サーバ
210 WEBアプリサーバ
211 バス特定アプリ
212 停留所特定アプリ
213 乗車料金計算アプリ
214 決済実行アプリ
215 乗降停留所設定アプリ
216 降車停留所監視アプリ
219 運行管理アプリ群
220 データベースサーバ
221 バス事業者データベース
222 バス車両データベース
223 路線情報データベース
224 運賃データファイル
225 利用者ファイル
226 口座情報ファイル
227 決済記録ファイル
228 降車監視テーブル
229 乗降停留所設定ファイル
300 車両
310 車載装置
320 IDタグ
350 交通事業者端末
400 ネットワーク

Claims (5)

  1. 複数の交通事業者が保有する車両の運行管理、決済サービス等各種サービスを実行するサーバと、
    前記車両に搭載されネットワークを介して前記サーバと通信可能な車載装置と、
    前記交通事業者及び前記車両を識別するために前記車両に貼付されたIDタグと、
    前記車両の利用者が携帯し前記ネットワークを介して前記サーバと通信可能な携帯情報端末と、から構成される公共交通システムであって、
    前記車載装置は、
    前記車両の現在位置を知るための位置情報取得手段を備え、
    前記サーバは、
    前記IDタグの情報から前記交通事業者及び前記車両を特定する交通車両特定部と、
    前記位置情報取得手段により取得した前記車両の現在位置情報から乗車停留所及び降車停留所を特定する停留所特定部と、
    乗車停留所および降車停留所情報から乗車料金を計算する乗車料金計算部と、
    登録された利用者の口座情報を記憶する口座情報記憶部と、
    前記利用者の前記口座情報を基に決済を実行する決済実行部と、を備え、
    前記携帯情報端末は、
    前記IDタグの情報を読み取るIDタグ読取手段を備えたことを特徴とする公共交通システム。
  2. 前記IDタグは、紙などにプリントしたQRコードであることを特徴とする請求項1に記載の公共交通システム。
  3. 前記IDタグは、BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコン、または、紙などに埋め込まれたNFC(Near Field Communication)であることを特徴とする請求項1に記載の公共交通システム。
  4. 前記位置情報取得手段はGPS(全地球測位システム)であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の公共交通システム。
  5. 前記サーバは、乗降車停留所設定手段および降車停留所監視手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の公共交通システム。
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