JPWO2015008374A1 - 情報処理方法、携帯装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理方法、携帯装置、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

携帯端末は、ICモジュールとのアクセスの完了に応じて通信装置から出力された効果音をマイクロフォンを介して入力し、入力された効果音の音声パターンが、予め設定された音声パターンを示すか否かを判定する。そして、携帯端末は、入力された効果音の音声パターンが予め設定された音声パターンを示すと判定された場合に、通信装置が存在する場所に関連する提供情報を、携帯端末により表示制御される表示装置に表示させる。

Description

ICモジュールとのアクセスの完了に応じてアクセス装置から出力された効果音を入力可能な装置等の技術分野に関する。
従来、特許文献1に開示されるように、ユーザが電子タイムカードを電子タイムレコーダに差し込んだ際、自動的に電車やバス等の交通手段の運行時間等の情報や局所天気予報等を個人別に電子タイムレコーダに表示するシステムが知られている。特許文献1に記載の方法では、電子タイムレコーダに設けられたカード読取り手段により電子タイムカードのデータを読み込むと、電子タイムレコーダが、出勤時間または退勤時間を含む送信データをサーバに送信し、サーバからネットワークを介して送信される表示データを表示する処理を行うようになっている。
特開2002-230604号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、電子タイムレコーダがサーバからデータを取得して表示するため、ユーザが利用する可能性のある全ての電子タイムレコーダに表示機能を有する計算機を設けなければならないという問題があった。このような技術が、例えば、交通機関の改札や、施設の出入口に設けられたICカード読みとり装置に対して適用された場合も、同様の問題が生じる。
本発明が解決しようとする課題は、ICカードや携帯端末に搭載されるICモジュールにアクセス可能な外部の装置側に表示機能を有する計算機を設けなくとも、ICモジュールとのアクセスの完了に応じて当該アクセスした場所に関連する提供情報をユーザに提供することが可能な情報処理方法、携帯装置、及び情報処理プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、携帯装置により行われる情報処理方法であって、ICモジュールとのアクセスの完了に応じてアクセス装置から出力された効果音を入力する入力ステップと、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、前記携帯装置により表示制御される表示装置に表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、ICカードや携帯端末に搭載されるICモジュールにアクセス可能な外部の装置側に表示機能を有する計算機を設けなくとも、ICモジュールとのアクセスの完了に応じて当該アクセスした場所に関連する提供情報をユーザに提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理方法において、前記表示ステップは、前記場所から所定範囲内でユーザが利用可能なサービスに関するサービス情報を含む前記提供情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、上記アクセスした場所から所定範囲内でユーザが利用可能なサービスに関するサービス情報を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理方法において、前記サービス情報には、前記サービスの予定時刻と、当該予定時刻が変更された変更予定時刻と、当該サービスの利用までの待ち時間との少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする。
この発明によれば、実態に即した上記サービス情報を提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の情報処理方法において、前記表示ステップは、異なる複数の前記サービスそれぞれに関するサービス情報の一覧を含む前記提供情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザの利便性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の何れか一項に記載の情報処理方法において、前記効果音が入力されたときの時刻と、前記場所から前記サービスの利用場所までの所要時間と、前記サービスの予定時刻または当該予定時刻が変更された変更予定時刻とに基づいて、前記ユーザにより利用が間に合うサービスに関するサービス情報を特定する第1特定ステップを更に含み、前記第1特定ステップにより特定されたサービス情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、ノイズになってしまうような事実上利用不可能なサービス情報を表示対象外とすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れか一項に記載の情報処理方法において、前記ユーザを輸送する交通機関の前記サービスであって、当該ユーザの目的地に早く到着可能な上位所定数の前記サービスに関するサービス情報を特定する第2特定ステップを更に含み、前記第2特定ステップにより特定されたサービス情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザのニーズを満たす蓋然性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項2乃至6の何れか一項に記載の情報処理方法において、前記場所から前記サービスの利用場所までの移動距離が短い上位所定数のサービスに関するサービス情報を特定する第3特定ステップを更に含み、前記第3特定ステップにより特定されたサービス情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザの利便性を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の情報処理方法において、前記利用場所には、前記ユーザを移送する交通機関の前記サービスであって当該サービスの利用終了場所で最も下車又は乗り換えが容易な利用場所が含まれることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザの利便性を高めることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理方法において、前記ICモジュールの状態を監視することにより該ICモジュールと前記アクセス装置とのアクセスを検知する検知ステップと、前記検知ステップにより前記アクセスが検知された場合、前記効果音を入力するためのマイク機能をオフからオンに切り替える切替ステップと、を更に含むことを特徴する。
請求項10に記載の発明は、ICモジュールとのアクセスの完了に応じてアクセス装置から出力された効果音を入力する入力手段と、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、携帯装置により表示制御される表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、ICモジュールとのアクセスの完了に応じてアクセス装置から出力された効果音を入力する入力ステップと、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、携帯装置により表示制御される表示装置に表示させる表示ステップと、を前記携帯装置に含まれるコンピュータに実行させる情報処理プログラムである。この情報処理プログラムは、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録される。
本発明によれば、携帯装置に搭載されるICモジュールにアクセス可能な外部の装置側に表示機能を有する計算機を設けなくとも、ICモジュールとのアクセスの完了に応じて当該アクセスした場所に関連する提供情報をユーザに提供することができる。
本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成例を示す図である。 (A)は、本実施形態に係る通信装置1の概要構成例を示す図であり、(B)は、本実施形態に係る携帯端末2の概要構成例を示す図である。 電子バリューでの決済処理が行われる際の動作例を示すシーケンス図である。 認証処理が行われる際の動作例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報処理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.情報処理システムSの概要構成]
先ず、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成例について図1等を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムSは、通信装置1及び携帯端末2等を用いて構成される。通信装置1は、本発明におけるアクセス装置の一例であり、ICモジュールに非接触でアクセスし、当該アクセスの完了に応じて効果音を出力する装置である。このような通信装置1は、例えば、交通機関(例えば、鉄道)の改札機、有料道路(例えば高速道路)の料金所、施設(例えば、建造物、飲食店街、遊園地、映画館等)の入退場ゲート、交通機関の乗物(例えば、タクシーやバス等)内、店舗の支払いカウンタなどに設置される。なお、通信装置1は、航空機や船舶の入退場ゲートに設置されてもよい。そして、通信装置1は、電子バリューでの決済、ユーザ等の認証など、様々な用途に利用される。一方、携帯端末2は、本発明における携帯装置の一例であり、例えば、スマートフォン、携帯電話機、ゲーム機、タブレット型コンピュータなどが適用可能である。携帯端末2は、ネットワークNWを介して情報提供サーバ3にアクセス可能になっている。ネットワークNWは、ネットワークNWは、専用回線、移動体通信網、インターネット等により構成される。
図2(A)は、本実施形態に係る通信装置1の概要構成例を示す図である。通信装置1は、図2(A)に示すように、リーダライタ部11、記憶部12、スピーカ13、及び制御部14等を用いて構成される。リーダライタ部11、記憶部12、及びスピーカ13は、それぞれ、入出力インターフェース部(図示せず)及びバス15を介して制御部14に接続される。
リーダライタ部11は、例えば13.56MHz帯の周波数を使った近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)技術を採用したリーダライタ及びアンテナを備える。リーダライタ部11は、近距離無線通信可能な距離範囲内に近接したICモジュールとの間で電磁波(搬送波)により通信を行う。
記憶部12は、例えばフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部12には、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等が記憶される。アプリケーションプログラムの例として、電子バリューでの決済処理プログラム、認証処理プログラム等が挙げられる。このようなプログラムの内容は、通信装置1の用途によって異なる。
制御部14は、例えば、CPU、ROM、及びRAM等により構成される。制御部14は、リーダライタ部11によりICモジュールにアクセスしたとき、上記プログラムに従って所定の処理を実行し、アクセスの完了に応じてスピーカ13から効果音を出力させる。当該処理の例として、電子バリューでの決済処理、認証処理などが挙げられる。
例えば、電子バリューでの決済処理において、制御部14は、リーダライタ部11を介してICモジュールから取得した電子バリューの残高と決済金額とを比較する。そして、当該残高が決済金額以上である場合、制御部14は、当該決済に関するログ情報(ログデータ)と、電子バリューの残高を変更(つまり、決済金額だけ残高を減額)する残高変更情報とをリーダライタ部11を介してICモジュールへ送信する。この残高変更情報により、ICモジュールに記憶されている電子バリューの残高が書き換えられる。また、ICモジュールにログ情報が書き込まれる。そして、ICモジュールからリーダライタ部11へ処理完了通知が応答される。制御部14は、処理完了通知の受信による当該アクセスの完了に応じて、当該決済処理が正常に完了したことを示す効果音を出力させる。なお、ログ情報には、例えば、電子マネー番号、決済日時、決済金額、及び決済後の残高等の情報が含まれる。また、交通機関の改札機での決済処理におけるログ情報には、例えば乗降駅名の情報(いわゆる乗降データ)が含まれる。一方、上記残高が決済金額以上でない場合、制御部14は、決済処理が正常に完了しないこと(エラー)を示す効果音を出力させる。また、当該決済処理において、制御部14は、リーダライタ部11を介してICモジュールへ通信装置ID(通信装置1を識別する識別情報)を送信するように構成してもよい。この場合、ICモジュールに当該通信装置IDが書き込まれる。
また、例えば、認証処理において、制御部14は、リーダライタ部11を介してICモジュールから取得された認証情報(例えば、携帯端末1のユーザのユーザID(ユーザを識別する識別情報)、または認証コード)と、通信装置1により管理される認証情報とを比較する。そして、双方の認証情報が一致した場合、制御部14は、認証処理が正常に完了したことを示す認証結果情報を、リーダライタ部11を介してICモジュールへ送信する。これにより、認証結果情報は、ICモジュールに書き込まれる。そして、ICモジュールからリーダライタ部11へ処理完了通知が応答される。そして、制御部14は、処理完了通知の受信による当該アクセスの完了に応じて、当該認証処理が正常に完了したことを示す効果音を出力させる。なお、認証結果情報には、認証情報、認証成功した旨、及び認証日時等が含まれる。一方、上記双方の認証情報が一致しない場合、制御部14は、認証処理が正常に完了しないこと(エラー)を示す効果音を出力させる。
図2(B)は、本実施形態に係る携帯端末2の概要構成例を示す図である。携帯端末2は、図2(B)に示すように、マイクロフォン21、表示部22、操作部23、記憶部24、移動体無線通信部25、GPS(Global Positioning System)受信部26、及び制御部27等を備えて構成される。マイクロフォン21、表示部22、操作部23、記憶部24、移動体無線通信部25、及びGPS受信部26は、入出力インターフェース部(図示せず)及びバス28を介して制御部27に接続される。なお、携帯端末2には、電源としてバッテリ(図示せず)が内蔵されており、マイクロフォン21、表示部22、操作部23、記憶部24、移動体無線通信部25、GPS受信部26、及び制御部27へ電源が供給される。
更に、携帯端末2には、入出力インターフェース部(図示せず)及びバス28を介して制御部27に接続されたICモジュール部2aが内蔵される。ICモジュール部2aは、例えば上述した近距離無線通信(NFC)技術を採用したICモジュール及びアンテナを備える。このICモジュールは、例えば、CPU、ROM、RAM、及び不揮発性メモリ等を備える非接触型ICチップにより構成される。なお、当該ICモジュールは、携帯端末2の回路基板上に直接組み込んで構成されるようにしてもよい。ICモジュール部2aが電子バリューでの決済処理に用いられる場合、不揮発性メモリには、例えば、電子バリューの残高、ログ情報及び電子マネー番号等が記憶される。また、ICモジュール部2aが認証処理に用いられる場合、不揮発性メモリには、認証結果情報等が記憶される。なお、不揮発性メモリには、通信装置1のリーダライタ部11から送信された通信装置IDが記憶される場合もある。また、ICモジュールは、アンテナ及び入出力インターフェース部27に接続される複数の端子を有している。アンテナによって特定の周波数の電磁波(例えば13.56MHzの搬送波)が検出された時、複数の端子の中の特定の端子における電圧状態がオフからオンに切り替えられる。当該特定の端子のオン/オフ状態は、ICモジュールの状態として制御部27により監視される。
マイクロフォン21は、外部から音声を入力するためのものであり、本実施形態では、通信装置1のスピーカ13から出力された効果音を入力する。マイクロフォン21により効果音を入力するためのマイク機能は、通信装置1が携帯端末2にアクセスしていない時にはオフになっており、マイク機能がオフのときはバッテリから電力が供給されないようになっている。
表示部22は、制御部27により表示制御される表示装置の一例であり、例えばタッチパネル方式のディスプレイ等により構成される。ディスプレイには、制御部27からの制御信号にしたがって、ユーザ指定可能なアイコンや、ユーザへの提供情報等が表示される。なお、制御部27により表示制御される表示装置は、携帯端末2と有線又は無線により通信可能な表示機能付きメガネ(グラス)であってもよい。この表示機能付きメガネは、透過ディスプレイであるレンズと、制御部27から出力された情報を当該レンズに表示する表示部とを備える。
操作部23は、ユーザからの指示を入力するための入力ボタン等により構成される。操作部23は、タッチパネル方式のディスプレイに表示されたアイコンを介して指示を入力することができる。
記憶部24は、例えばフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部24には、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム(本発明の情報処理プログラムを含む)等が記憶されている。アプリケーションプログラムは、携帯端末2の制御部27に、後述する情報処理方法を実行させるプログラムである。本実施形態のアプリケーションプログラムは、少なくとも、通信装置1のスピーカ13から出力された効果音を入力するステップと、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、通信装置1が存在する場所に関連する提供情報を、携帯端末2により表示制御される表示部22または表示機能付きメガネに表示させる表示ステップと、を制御部27に実行させる。なお、アプリケーションプログラムは、例えば、所定のサーバ等からネットワークNWを介してダウンロードされるようにしても良いし、外付USBメモリ、CD、DVD等の記録媒体に記録されて読み込まれるようにしてもよい。また、本発明の情報処理方法は、例えば制御部27に構築された論理回路(ハードウェア)により実行されてもよい。
また、記憶部24には、効果音の音声パターンに対応するパターンデータが記憶される。効果音の音声パターンは、例えば、効果音の周波数特性(例えば所定の周波数ごとの音圧レベルを表す特性)で規定される。パターンデータは、例えば通信装置1から実際に出力された効果音の周波数解析を通じて生成される。そして、生成されたパターンデータは、アプリケーションプログラムにより参照可能なデータとして設定、記憶される。また、通信装置1から出力される効果音の音声パターンは、上述したように、通信装置1における処理の結果に応じて異なる場合がある。例えば、通信装置1における処理が正常に完了することによりアクセスが完了した場合の音声パターン(以下、「正常音声パターン」という)と、通信装置1における処理が正常に完了しないこと(エラー)によりアクセスが完了した場合の音声パターン(以下、「エラー音声パターン」という)と、がある。この場合、音声パターンそれぞれに対応するパターンデータが記憶部24に記憶され、それぞれのパターンデータには、制御部27により実行される情報表示処理の内容が対応付けられる。パターンデータと情報表示処理の内容との対応関係は、本発明のアプリケーションプログラム上で規定されていてもよいし、記憶部24に記憶されたテーブル上で規定されていてもよい。
移動体無線通信部25は、移動体通信ネットワークにおける基地局との間で無線通信を行うようになっている。これにより、制御部27は、ネットワークNWを介して情報提供サーバ3にアクセス可能になっている。GPS受信部26は、GPS衛星から出力される航法電波を、アンテナを介して受信し、受信した信号に基づいて位置情報(緯度及び経度)を検出する。
制御部27は、例えば、CPU、ROM、及びRAM等により構成される。図2(B)は、制御部27における機能ブロックの一例を示す図である。コンピュータとしての制御部27は、例えば記憶部24に記憶されたアプリケーションプログラムにしたがって処理を実行する。このような処理において、制御部27は、図2(C)に示すように、効果音入力部27a、音声パターン判定部27b、表示制御部27c、情報取得部27d、ICモジュール状態監視部27e、及びマイク機能オン/オフ切替部27f等として機能する。なお、効果音入力部27aは、本発明における入力手段の一例である。表示制御部27cは、本発明における表示制御手段の一例である。
効果音入力部27aは、ICモジュール部2aとのアクセスの完了に応じて通信装置1から出力された効果音を、マイクロフォン21を介して入力する。音声パターン判定部27bは、マイクロフォン21を介して入力された効果音の音声パターンが、予め設定された音声パターン(つまり、記憶部24に記憶されたパターンデータに対応する音声パターン)を示すか否かを判定する。ここで、入力された効果音の音声パターンは、例えば、当該効果音の周波数解析により得られる。そして、例えば、マイクロフォン21を介して入力された効果音の音声パターンと、記憶部24に記憶されたパターンデータに対応する音声パターンとのパターン比較を通じて得られた差分値が閾値以内であれば、入力された効果音の音声パターンが、予め設定された音声パターンを示すと判定される。
なお、上述したように、正常音声パターンに対応するパターンデータと、エラー音声パターンに対応するパターンデータが、それぞれ記憶部24に記憶されている場合がある。この場合、音声パターン判定部27bは、入力された効果音の音声パターンが、正常音声パターンを示すか、またはエラー音声パターンを示すかを、これらのパターンデータに基づいて判定するように構成してもよい。
表示制御部27cは、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、通信装置1が存在する場所に関連する提供情報を、表示部22または表示機能付きメガネの表示部に表示させる。表示制御部27cは、入力された効果音の音声パターンが予め設定された音声パターンを示すと判定された場合に、通信装置1が存在する場所に関連する提供情報を表示制御部27cにより表示制御される表示装置に表示させる。なお、表示制御部27cは、例えば取引の決済が正常に完了したことを示す音声パターンに対応する効果音が入力された場合(つまり、入力された効果音の音声パターンが正常音声パターンを示すと判定された場合)に限り、通信装置1が存在する場所に関連する提供情報を表示するように構成してもよい。或いは、正常音声パターンに対応する効果音が入力された場合と、エラー音声パターンに対応する効果音が入力された場合とで、異なる提供情報の内容が異なるように構成してもよい。
ここで、通信装置1が存在する場所に関連する提供情報には、例えば当該場所から所定範囲内でユーザが利用可能なサービスに関するサービス情報が含まれる。所定範囲内には、例えば、当該場所を中心とする半径数十m内、当該場所に存在する施設(例えば、駅、ショッピングモール、遊園地、映画館等)内などが該当する。サービスには、鉄道における列車(ユーザを輸送する交通機関のサービスの一例)、ショッピングモールにおける飲食提供(または商品販売)やイベント、遊園地におけるアトラクション、映画館における映画などが該当する。また、サービス情報には、例えば、サービスの内容、サービスの利用場所、及びサービスの予定時刻のうち少なくとも何れか一つが含まれる。
例えば、サービスが鉄道における列車である場合、サービス情報には、列車の路線名及び行先(サービスの内容の一例)、列車の乗車場所(例えば、ホーム名:サービスの利用場所の一例)、及び列車の発車時刻(時刻表)(サービスの予定時刻の一例)等が含まれる。また、列車の発車時刻が変更(例えば遅延)された場合、変更発車時刻(変更予定時刻の一例)がサービス情報に含まれるとよい。これにより、実態に即したサービス情報を提供することができる。
また、サービスが、ショッピングモールにおける飲食提供(または商品販売)である場合、サービス情報には、飲食提供(または商品販売)を行う店舗の店舗名及び飲食概要(商品概要)(サービスの内容の一例)、店舗の設置場所(例えば、設置エリア名及び地点名:サービスの利用場所の一例)、及び店舗の営業時間(サービスの予定時刻の一例)等が含まれる。また、サービスが、ショッピングモールにおけるイベントである場合、サービス情報には、イベント名及びイベント概要(サービスの内容の一例)、イベントの開催場所(例えば、開催エリア名及び地点名:サービスの利用場所の一例)、及びイベントの開催時刻(サービスの予定時刻の一例)等が含まれる。また、イベントの開催時刻が変更(例えば遅延)された場合、変更開催時刻(変更予定時刻の一例)がサービス情報に含まれるとよい。また、イベントの開催時刻または変更開催時刻とともに、或いはこれらの代わりに、当該イベントに係るサービスの利用までの待ち時間(ユーザがサービスを利用するまでに待たなければならない時間)がサービス情報に含まれてもよい。
また、サービスが、遊園地におけるアトラクションである場合、サービス情報には、アトラクション名及びアトラクション概要(サービスの内容の一例)、アトラクションの開催場所(例えば、開催エリア名及び地点名:サービスの利用場所の一例)、及びアトラクションの開催時刻(サービスの予定時刻の一例)等が含まれる。また、アトラクションの開催時刻が変更(例えば遅延)された場合、変更開催時刻(変更予定時刻の一例)がサービス情報に含まれるとよい。また、アトラクションの開催時刻または変更開催時刻とともに、或いはこれらの代わりに、当該アトラクションの利用までの待ち時間(ユーザがアトラクションを利用するまでに待たなければならない時間)がサービス情報に含まれてもよい。
また、サービスが、映画館における映画の場合、サービス情報には、映画名及び映画概要(サービスの内容の一例)、映画の上映場所(例えば、上映ホール名:サービスの利用場所の一例)、及び映画の上映開始時刻(サービスの予定時刻の一例)等が含まれる。また、映画の上映開始時刻が変更(例えば遅延)された場合、変更上映開始時刻(変更予定時刻の一例)がサービス情報に含まれるとよい。また、映画の上映開始時刻または変更上映開始時刻とともに、或いはこれらの代わりに、当該映画の待ち時間(ユーザがサービスを利用するまでに待たなければならない時間)がサービス情報に含まれてもよい。
なお、通信装置1が交通機関の乗物(例えば、タクシーやバス等)内に設置されている場合、当該通信装置1が存在する場所に関連する提供情報には、例えば当該場所から所定範囲内でユーザが利用可能なサービスに関するサービス情報、または当該場所から所定範囲内の地図情報であってユーザが利用可能な施設の位置を示す地図情報が含まれる。また、通信装置1が店舗の支払いカウンタに設置されている場合、当該通信装置1が存在する場所に関連する提供情報には、例えば当該店舗から提供される特典情報(例えば割引券、ポイントなど)や当該店舗で販売される商品の広告情報などが含まれる。
通信装置1が存在する場所に関連する提供情報(候補)は、例えば、通信装置1が存在する場所、当該場所に存在する施設、または当該場所から所定範囲内で利用可能なサービスを特定可能な特定情報に関連付けられてICモジュール、記憶部24、または情報提供サーバ3に記憶される。特定情報には、例えば、通信装置1が存在する場所の位置情報(例えば、緯度及び経度、住所)、当該場所の名称または当該場所に存在する施設の名称、当該場所に存在する通信装置1の通信装置IDなどが該当する。また、特定情報には、例えば、当該場所から所定範囲内で利用可能なサービスに関する認証コードなどが該当する。例えば、情報取得部27dは、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力があった場合、通信装置1とのアクセスにおいてICモジュール(不揮発性メモリ)に書き込まれた情報をICモジュール部2aから取得し、当該取得した情報から特定情報を取得する。或いは、情報取得部27dは、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力があった場合、GPS受信部26(GPS機能)により検出された位置情報を特定情報として取得してもよい。そして、情報取得部27dは、取得した特定情報に基づいて、当該特定情報に関連付けられた上記提供情報をICモジュール、記憶部24、または情報提供サーバ3から取得する。
なお、情報取得部27dは、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力があった場合、通信装置1とのアクセスにおいてICモジュールに書き込まれた通信装置IDをICモジュール部2aから取得し、取得した通信装置IDをキーとして検索された位置情報を取得するように構成してもよい。なお、この位置情報は、携帯端末2がネットワークNWを介してアクセス可能な情報提供サーバ3により検索されてもよいし、記憶部24に記憶された位置情報リスト(固定設置された通信装置1の通信装置IDと位置情報との対応関係を示すリスト)から制御部27により検索されてもよい。
ICモジュール状態監視部27eは、ICモジュールの状態を監視することにより該ICモジュールと通信装置1(リーダライタ部11)とのアクセスを検知する。例えば、ICモジュール状態監視部27eは、リーダライタ部11から発せられた電磁波によりICモジュールにおける特定の端子における電圧状態がオフからオンに切り替えられたことを検出することで、ICモジュールと通信装置1(リーダライタ部11)とのアクセスを検知する。そして、マイク機能オン/オフ切替部27fは、ICモジュール状態監視部27eによりアクセスが検知された場合、上述した効果音を入力するためのマイク機能をオフからオンに切り替えるように構成するとよい。これにより、マイク機能を常時オンにせずに済み、バッテリの消費を抑えることができる。
[2.情報処理システムSの動作]
次に、本実施形態に係る情報処理システムSの動作について説明する。
(実施例1)
実施例1では、例えば鉄道の改札機に設置された通信装置1が電子バリューでの決済処理を行う場合について、図3を用いて説明する。図3は、電子バリューでの決済処理が行われる際の動作例を示すシーケンス図である。
図3において、改札機において通信装置1のリーダライタ部11に携帯端末2がユーザにより翳されると、通信装置1の制御部14は、リーダライタ部11を介して携帯端末2のICモジュール部2aにアクセスして電子マネー番号及び現在の電子バリューの残高を携帯端末2のICモジュール部2aに要求する(ステップS1)。携帯端末2の制御部27は、ICモジュールの状態を監視することにより該ICモジュールと通信装置1(リーダライタ部11)とのアクセスを検知すると、マイク機能をオフからオンに切り替える(ステップS2)。これにより、マイク機能を常時オンにせずに済み、バッテリの消費を抑えることができる。なお、携帯端末2の制御部27は、GPS受信部26から位置情報を取得し、当該位置情報が示す位置の近傍(例えば数m以内)に通信装置1が存在すると判定した場合に限り、マイク機能をオフからオンに切り替えるように構成してもよい。この場合、携帯端末2の制御部27は、改札機に設置された通信装置1の位置を示す位置情報を例えば情報提供サーバ3から事前に取得しておくように構成される。
一方、携帯端末2のICモジュール部2aは、通信装置1からの要求に応じて、不揮発性メモリに記憶された電子マネー番号及び電子バリューの残高を読み出し、当該電子マネー番号及び電子バリューの残高を通信装置1へ送信する(ステップS3)。
通信装置1の制御部14は、ICモジュール部2aからリーダライタ部11を介して受信した電子バリューの残高と決済金額(例えば最低運賃)とを比較して当該残高が決済金額以上であるか否かを判定する(ステップS4)。そして、当該残高が決済金額以上である場合(ステップS4:YES)、通信装置1の制御部14は、当該決済に関するログ情報と、電子バリューの残高を決済金額だけ減額する残高変更情報とをリーダライタ部11を介してICモジュール部2aへ送信する(ステップS5)。なお、通信装置1の制御部14は、リーダライタ部11を介してICモジュール部2aへ通信装置IDを送信するように構成してもよい。携帯端末2のICモジュール部2aは、通信装置1からの残高変更情報及びログ情報を受信すると、不揮発性メモリに記憶される電子バリューの残高を決済金額だけ減額する残高変更処理を実行し、且つログ情報を不揮発性メモリに書き込み(ステップS6)、処理完了通知を通信装置1へ応答する(ステップS7)。なお、携帯端末2のICモジュール部2aは、通信装置1からの通信装置IDを受信した場合、当該通信装置IDを不揮発性メモリに書き込む。
通信装置1の制御部14は、ICモジュール部2aからの処理完了通知を受信すると、当該処理完了通知の受信によるアクセスの完了に応じて(実施例1では、トランザクションの終了)、当該決済処理が正常に完了したことを示す効果音をスピーカ13から出力させる(ステップS8)。一方、上記残高が決済金額以上ない場合(ステップS4:NO)、これによるアクセスの完了に応じて、通信装置1の制御部14は、決済処理が正常に完了しないこと(エラー)を示す効果音をスピーカ13から出力させる(ステップS9)。
携帯端末2の制御部27は、通信装置1のスピーカ13から出力された効果音をマイクロフォン21を介して入力すると、入力された効果音の音声パターンが、予め設定された正常音声パターンを示すか否かを判定する(ステップS10)。なお、制御部27は、マイクロフォン21により効果音が入力されたとき(効果音が検出されたとき)、携帯端末2の制御部27は、マイク機能をオンからオフに切り替える。これにより、マイク機能を常時オンにせずに済み、バッテリの消費を抑えることができる。
そして、入力された効果音の音声パターンが正常音声パターンを示すと判定された場合(ステップS10:YES)、携帯端末2の制御部27は、正常音声パターンに対応する情報表示処理を開始し、ステップS6で不揮発性メモリに書き込まれたログ情報(つまり、最新のログ情報)を当該ICモジュール部2aに要求する(ステップS11)。携帯端末2のICモジュール部2aは、制御部27からの要求に応じて、不揮発性メモリに記憶されたログ情報を読み出し、当該ログ情報を制御部27へ出力する(ステップS12)。一方、入力された効果音の音声パターンが正常音声パターンを示さないと判定された場合(ステップS10:NO)、処理が終了する。例えば、残高不足を示すエラー音声パターンが出力された場合には、ユーザがチャージする時間が必要になる。そのため、列車の発車時刻等を含む提供情報は表示されない。なお、入力された効果音の音声パターンが正常音声パターンを示さないと判定された場合に、入力された効果音の音声パターンが、予め設定されたエラー音声パターンを示すか否かを判定するように構成してもよい。そして、入力された効果音の音声パターンが、予め設定されたエラー音声パターンを示すと判定された場合、携帯端末2の制御部27は、当該エラー音声パターンに対応する情報表示処理が行われるように構成してもよい。
携帯端末2の制御部27は、ICモジュール部2aからのログ情報を取得すると、当該ログ情報から乗降駅名を特定情報として取得する(ステップS13)。なお、携帯端末2の制御部27は、GPS受信部26から位置情報を特定情報として取得してもよい。また、携帯端末2の制御部27は、通信装置1とのアクセスにおいてICモジュールに書き込まれた通信装置IDをICモジュール部2aから取得し、取得した通信装置IDをキーとして検索された位置情報を特定情報として取得するように構成してもよい。
次いで、携帯端末2の制御部27は、ステップS13で取得した特定情報に基づいて、当該特定情報に関連付けられた上記提供情報を記憶部24または情報提供サーバ3から取得する(ステップS14)。例えば、携帯端末2の制御部27は、特定情報を情報提供サーバ3へ送信し、当該特定情報をキーとして情報提供サーバ3により検索された提供情報を情報提供サーバ3から取得する。こうして取得された提供情報には、列車の路線名及び行先、列車の乗車場所、及び列車の発車時刻(時刻表)等を含むサービス情報が含まれる。また、列車の発車時刻が遅延した場合、遅延した発車時刻がサービス情報に含まれる場合もある。
次いで、携帯端末2の制御部27は、ステップS14で取得した提供情報(候補)から、ユーザへ提示するサービス情報を1以上特定する(ステップS15)。例えば、携帯端末2の制御部27は、時計機能から現在時刻(つまり、効果音が入力されたときの時刻)を取得し、当該現在時刻から所定時間(例えば、10分)以内に発車予定の列車の路線名及び行先、列車の乗車場所、及び列車の発車時刻等を含むサービス情報を特定する。このとき、携帯端末2の制御部27は、当該駅構内の各地点間の距離または所要時間を示す情報を含む地図データを取得してもよい。この場合、携帯端末2の制御部27は、取得した現在時刻と、改札機(上記特定情報により特定される場所)から列車の乗車場所までの所要時間と、当該列車の発車予定時刻(または遅延した発車予定時刻)とに基づいて、当該携帯端末2のユーザにより乗車が間に合う列車に関するサービス情報を特定するように構成してもよい。例えば、ユーザの現在位置(つまり、改札機付近)から乗車場所までの所要時間が3分であるとした場合、現在時刻から3分以内に発車する列車に関するサービス情報は除外される(特定対象外となる)。これにより、ノイズになってしまうような事実上利用不可能なサービス情報を表示対象外とすることができる。また、携帯端末2の制御部27は、改札機から列車の乗車場所までの移動距離を、上記サービス情報ごとに算出し、当該算出した移動距離が短い上位所定数(例えば、1〜2つ)の列車に関するサービス情報を特定してもよい。この乗車場所には、当該列車の利用終了場所(例えば、目的の駅やその途中駅)で最も下車又は乗り換えが容易な乗車場所(例えば、列車の5両目)が含まれるように構成するとよい。これにより、ユーザの利便性を高めることができる。また、携帯端末2の制御部27は、携帯端末2のユーザの目的の駅(目的地の一例)に早く到着可能な上位所定数の列車に関するサービス情報を特定するように構成してもよい。これにより、ユーザのニーズを満たす蓋然性を高めることができる。なお、ユーザの目的の駅は、例えば予めユーザにより設定されてもよいし、ユーザの乗り換え案内の検索履歴またはユーザの列車の利用履歴から特定されてもよい。
次いで、携帯端末2の制御部27は、ステップS15で特定したサービス情報を含む提供情報を、表示部22または表示機能付きメガネの表示部に表示させる(ステップS16)。なお、ステップS15で異なる複数のサービス情報が特定された場合、携帯端末2の制御部27は、例えば、改札機から列車の乗車場所までの移動距離が短い順に列車に関するサービス情報を表示させる。また、ステップS15で異なる複数のサービス情報が特定された場合、携帯端末2の制御部27は、携帯端末2のユーザの目的の駅(目的地の一例)に早く到着可能な順に列車に関するサービス情報を表示させてもよい。また、ステップS15で異なる複数のサービス情報が特定された場合、携帯端末2の制御部27は、当該複数のサービス情報の一覧を含む提供情報を表示させてもよい。例えば、ユーザがいる現在の駅から、当該ユーザの目的の駅やその途中駅までに利用可能な列車の路線が複数ある場合(Yライン、Xライン、Zラインがある場合)、それぞれの路線における列車の発車時刻(時刻表)等を含むサービス情報が表示される。これにより、いずれの列車を利用するかの判断が容易になり、ユーザの利便性を高めることができる。また、表示された提供情報は、例えば、ユーザが後から参照できるように記憶部24に記憶される。また、当該提供情報が表示されようとする時に別のアプリケーション(例えばメールソフトやブラウザ)が起動している場合、提供情報をすぐに表示させず、当該提供情報を表示させるためのアイコンだけ表示させてもよい。
なお、上記実施例1では、電子バリューによる決済処理において本発明を適用した場合の例であるが、これ以外にも、クレジットカードによる決済処理においても上記実施例1は適用可能である。この場合、例えば通信装置1は、リーダライタ部11を介して携帯端末2のICモジュール部2aからクレジットカード番号及び有効期限等を取得すると、クレジットカード番号及び有効期限等と共に決済金額等を含む与信照会(オーソリ)要求をネットワークNWを介して決済処理サーバへ送信する。決済処理サーバは、通信装置1から与信照会要求を受信すると、ユーザの与信照会等の処理を行い、クレジットカードの利用可否情報を通信装置1へ返信する。そして、通信装置1は、受信した利用可否情報が利用可を示す場合、当該決済処理が正常に完了したことを示す効果音をスピーカ13から出力させる。そして、携帯端末2は、入力した当該効果音の音声パターンが、予め設定された音声パターンを示す場合、上述したように、通信装置1が存在する場所に関連する提供情報を、表示部22または表示機能付きメガネの表示部に表示させる。
(実施例2)
実施例2では、例えば遊園地の入園ゲートまたは映画館の入館ケードに設置された通信装置1が認証処理を行う場合について、図4を用いて説明する。図4は、認証処理が行われる際の動作例を示すシーケンス図である。なお、実施例2における動作の前提として、遊園地に入園するための電子チケット(以下、「遊園地の電子チケット」という)、または、映画館において特定の映画(例えば、ユーザにより予約された映画)を見るための電子チケットが(以下、「映画の電子チケット」という)、チケット販売店舗でユーザにより購入され、ICモジュールに記憶されているものとする。遊園地の電子チケットには、例えば、遊園地に入園するための認証コード、遊園地におけるアトラクションの概要、当該遊園地におけるアトラクションに関するサービス情報の取得先を示すURL(Uniform Resource Locator)等が含まれる。映画の電子チケットには、例えば、映画館に入館するための認証コード、映画館における特定の映画の概要、当該映画館における特定の映画に関するサービス情報へのアクセス先を示すURL等が含まれる。
図4において、遊園地の入園ゲートまたは映画館の入館ケードにおいて通信装置1のリーダライタ部11に携帯端末2がユーザにより翳されると、通信装置1の制御部14は、リーダライタ部11を介して携帯端末2のICモジュール部2aにアクセスして、所定のサービスを利用するための認証コードを携帯端末2のICモジュール部2aに要求する(ステップS21)。携帯端末2の制御部27は、ICモジュールの状態を監視することにより該ICモジュールと通信装置1(リーダライタ部11)とのアクセスを検知すると、マイク機能をオフからオンに切り替える(ステップS22)。一方、携帯端末2のICモジュール部2aは、通信装置1からの要求に応じて、不揮発性メモリに記憶された認証コードを読み出し、当該認証コードを通信装置1へ送信する(ステップS23)。
通信装置1の制御部14は、ICモジュール部2aからリーダライタ部11を介して受信した認証コードと、通信装置1により管理される認証コードとを比較して双方の認証コードが一致するか否かを判定する(ステップS24)。そして、双方の認証コードが一致する場合(ステップS24:YES)、通信装置1の制御部14は、認証処理が正常に完了したことを示す認証結果情報を、リーダライタ部11を介してICモジュール部2aへ送信する(ステップS25)。携帯端末2のICモジュール部2aは、通信装置1からの認証結果情報を受信すると、当該認証結果情報を不揮発性メモリに書き込み(ステップS26)、処理完了通知を通信装置1へ応答する(ステップS27)。
通信装置1の制御部14は、ICモジュール部2aからの処理完了通知を受信すると、当該処理完了通知の受信によるアクセスの完了に応じて、当該認証処理が正常に完了したことを示す効果音をスピーカ13から出力させる(ステップS28)。一方、上記双方の認証コードが一致しない場合(ステップS24:NO)、これによるアクセスの完了に応じて、通信装置1の制御部14は、決済処理が正常に完了しないこと(エラー)を示す効果音をスピーカ13から出力させる(ステップS29)。
携帯端末2の制御部27は、通信装置1のスピーカ13から出力された効果音をマイクロフォン21を介して入力すると、入力された効果音の音声パターンが、予め設定された正常音声パターンを示すか否かを判定する(ステップS30)。なお、制御部27は、マイクロフォン21により効果音が入力されたとき(効果音が検出されたとき)、携帯端末2の制御部27は、マイク機能をオンからオフに切り替える。
そして、入力された効果音の音声パターンが正常音声パターンを示すと判定された場合(ステップS30:YES)、携帯端末2の制御部27は、正常音声パターンに対応する情報表示処理を開始し、ステップS26で不揮発性メモリに書き込まれた認証結果情報(つまり、最新の認証結果情報)を当該ICモジュール部2aに要求する(ステップS31)。携帯端末2のICモジュール部2aは、制御部27からの要求に応じて、不揮発性メモリに記憶された認証結果情報を読み出し、当該認証結果情報を制御部27へ出力する(ステップS32)。一方、入力された効果音の音声パターンが正常音声パターンを示さないと判定された場合(ステップS30:NO)、処理が終了する。
携帯端末2の制御部27は、ICモジュール部2aからの認証結果情報を取得すると、当該認証結果情報に含まれる認証コードを特定情報として取得する(ステップS33)。次いで、携帯端末2の制御部27は、ステップS33で取得した特定情報に基づいて、当該特定情報に関連付けられた上記提供情報をICモジュールまたは情報提供サーバ3から取得する(ステップS34)。例えば、携帯端末2の制御部27は、認証コードが含まれる電子チケットをICモジュール部2aから取得し、取得した電子チケットから提供情報を取得する。或いは、携帯端末2の制御部27は、取得した電子チケットに含まれるURLにアクセスして提供情報を取得する。サービスがアトラクションである場合の提供情報には、アトラクション名及びアトラクション概要、アトラクションの開催場所、及びアトラクションの開催時刻等が含まれる。また、アトラクションの開催時刻が遅延された場合、遅延された開催時刻がサービス情報に含まれる場合もある。また、サービスが映画である場合の提供情報には、映画名及び映画概要、映画の上映場所(何番ホール)、及び映画の上映開始時刻等が含まれる。また、映画の上映開始時刻が遅延された場合、遅延された上映開始時刻がサービス情報に含まれる場合もある。また、映画の場合の提供情報には、入館ゲートから上映ホールまでの行き方や所要時間が含まれてもよい。
次いで、携帯端末2の制御部27は、ステップS34で取得した提供情報(候補)から、ユーザへ提示するサービス情報を1以上特定する(ステップS35)。例えば、サービスがアトラクションである場合、携帯端末2の制御部27は、時計機能から現在時刻を取得し、当該現在時刻から所定時間(例えば、12時間)以内に開催予定のアトラクションのアトラクション名及びアトラクション概要、アトラクションの開催場所、及びアトラクションの開催時刻等を含むサービス情報を特定する。或いは、携帯端末2の制御部27は、例えば記憶部24に記憶されているユーザの好みの情報に応じて、そのユーザがこれから向かいそうなアトラクションまで行き方や所要時間、当該アトラクションの利用までの待ち時間を含むサービス情報を特定してもよい。このとき、携帯端末2の制御部27は、当該遊園地内の各地点間の距離または所要時間を示す情報を含む地図データを取得してもよい。この場合、携帯端末2の制御部27は、取得した現在時刻と、アトラクションの開催場所までの所要時間と、当該アトラクションの開催時刻(または遅延した開催時刻)とに基づいて、当該携帯端末2のユーザにより利用が間に合うアトラクションに関するサービス情報を特定するように構成してもよい。例えば、ユーザの現在位置(つまり、入園ゲート付近)から開催場所までの所要時間が3分であるとした場合、現在時刻から3分以内に開催するアトラクションに関するサービス情報は除外される。また、携帯端末2の制御部27は、入園ゲートからアトラクションの開催場所までの移動距離を、上記サービス情報ごとに算出し、当該算出した移動距離が短い上位所定数(例えば、1〜2つ)のアトラクションに関するサービス情報を特定してもよい。なお、サービスが映画である場合、携帯端末2の制御部27は、ステップS35で取得した提供情報を特定する。つまり、ユーザにより予約された映画に関するサービス情報が特定される。
次いで、携帯端末2の制御部27は、ステップS35で特定したサービス情報を含む提供情報を、表示部22または表示機能付きメガネの表示部に表示させる(ステップS36)。なお、ステップS35で、アトラクションに関して、異なる複数のサービス情報が特定された場合、携帯端末2の制御部27は、例えば、列車の乗車場所までの移動距離が短い順に列車に関するサービス情報を表示させる。また、ステップS35で、アトラクションに関して、異なる複数のサービス情報が特定された場合、携帯端末2の制御部27は、当該複数のサービス情報の一覧を含む提供情報を表示させてもよい。
以上説明したように、上記実施形態によれば、携帯端末2は、ICモジュール部2aとのアクセスの完了に応じて通信装置1から出力された効果音を入力し、予め設定された音声パターンを示す当該効果音の入力に応じて、通信装置1が存在する場所に関連する提供情報を表示させるように構成したので、携帯端末2に搭載されるICモジュール部2aにアクセス可能な外部の通信装置1側に表示機能を有する計算機を設けなくとも、ICモジュールとのアクセスの完了に応じて当該アクセスした場所に関連する提供情報をユーザに提供することができる。また、例えば改札機や入退場ゲート等に表示機能を有する計算機が設けられていても、携帯端末2のユーザが改札機や入退場ゲート等を離れてしまえば、改札機や入退場ゲート等に表示された情報を見ることができず不便であったが、本実施形態によれば、携帯端末2のユーザが改札機や入退場ゲート等を離れても手持ちの携帯端末2でその情報を見ることできる。
また、本実施形態では、通信装置1によりアクセスされるICモジュールが、携帯端末2に搭載される場合の例について説明したが、本発明は、当該ICモジュールがICカードに搭載される場合にも適用可能である。この場合、ICカードに搭載されるICモジュールと、携帯端末に搭載されるICモジュールとが非接触で上述した近距離無線通信を行うように構成することが望ましい。ただし、携帯端末にICモジュールが搭載されない場合、つまり、ICカードに搭載されるICモジュールと携帯端末とが通信しない場合であっても、本発明は適用可能である。例えば、携帯端末用のカードホルダー付ケースに携帯端末が装着され(例えば当該ケースに携帯端末が挿入され)、且つ当該カードホルダーにICカードが装着される(例えば当該ホルダーにICカードが挿入される)場合がある。この場合、当該ホルダーに装着されたICカードのICモジュールにアクセスにした通信装置1が当該アクセスの完了に応じて効果音を出力する。そして、当該ケースに装着された携帯端末は、上述したように、予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、通信装置1が存在する場所(例えば、GPS受信部26により検出された位置情報により特定される場所)に関連する提供情報を表示させる。
1 通信装置
2 携帯端末
2a ICモジュール部
21 マイクロフォン
22 表示部
23 操作部
24 記憶部
25 移動体無線通信部
26 GPS受信部
27 制御部
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、音声入力部と、表示制御部とを備える携帯装置により行われる情報処理方法であって、前記携帯装置と同体又は別体に備えられ、アクセス装置と電磁波により通信を行うICモジュールと、当該ICモジュールと電磁波により通信を行う前記アクセス装置との間のアクセスの完了に応じて、前記アクセス装置から出力された音声前記音声入力部により入力する入力ステップと、予め設定された音声パターンを示す音声の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、前記表示制御部により表示制御される表示装置に表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の何れか一項に記載の情報処理方法において、前記音声が入力されたときの時刻と、前記場所から前記サービスの利用場所までの所要時間と、前記サービスの予定時刻または当該予定時刻が変更された変更予定時刻とに基づいて、前記ユーザにより利用が間に合うサービスに関するサービス情報を特定する第1特定ステップを更に含み、前記第1特定ステップにより特定されたサービス情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理方法において、前記ICモジュールの状態を監視することにより該ICモジュールと前記アクセス装置とのアクセスを検知する検知ステップと、前記検知ステップにより前記アクセスが検知された場合、前記音声を入力するためのマイク機能をオフからオンに切り替える切替ステップと、を更に含むことを特徴する。
請求項10に記載の発明は、音声入力部と、表示制御部とを備える携帯装置であって、
前記携帯装置と同体又は別体に備えられ、アクセス装置と電磁波により通信を行うICモジュールと、当該ICモジュールと電磁波により通信を行う前記アクセス装置との間のアクセスの完了に応じて、前記アクセス装置から出力された音声前記音声入力部により入力し、予め設定された音声パターンを示す音声の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、前記表示制御部により表示制御される表示装置に表示させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、音声入力部と、表示制御部とを備える携帯装置のコンピュータとしての制御部に前記携帯装置と同体又は別体に備えられ、アクセス装置と電磁波により通信を行うICモジュールと、当該ICモジュールと電磁波により通信を行う前記アクセス装置との間のアクセスの完了に応じて、前記アクセス装置から出力された音声前記音声入力部により入力する入力ステップと、予め設定された音声パターンを示す音声の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、前記表示制御部により表示制御される表示装置に表示させる表示ステップと、を実行させる情報処理プログラムである。この情報処理プログラムは、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録される。

Claims (11)

  1. 携帯装置により行われる情報処理方法であって、
    ICモジュールとのアクセスの完了に応じてアクセス装置から出力された効果音を入力する入力ステップと、
    予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、前記携帯装置により表示制御される表示装置に表示させる表示ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記表示ステップは、前記場所から所定範囲内でユーザが利用可能なサービスに関するサービス情報を含む前記提供情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記サービス情報には、前記サービスの予定時刻と、当該予定時刻が変更された変更予定時刻と、当該サービスの利用までの待ち時間との少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記表示ステップは、異なる複数の前記サービスそれぞれに関するサービス情報の一覧を含む前記提供情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理方法。
  5. 前記効果音が入力されたときの時刻と、前記場所から前記サービスの利用場所までの所要時間と、前記サービスの予定時刻または当該予定時刻が変更された変更予定時刻とに基づいて、前記ユーザにより利用が間に合うサービスに関するサービス情報を特定する第1特定ステップを更に含み、
    前記第1特定ステップにより特定されたサービス情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記ユーザを輸送する交通機関の前記サービスであって、当該ユーザの目的地に早く到着可能な上位所定数の前記サービスに関するサービス情報を特定する第2特定ステップを更に含み、
    前記第2特定ステップにより特定されたサービス情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記場所から前記サービスの利用場所までの移動距離が短い上位所定数のサービスに関するサービス情報を特定する第3特定ステップを更に含み、
    前記第3特定ステップにより特定されたサービス情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の情報処理方法。
  8. 前記利用場所には、前記ユーザを移送する交通機関の前記サービスであって当該サービスの利用終了場所で最も下車又は乗り換えが容易な利用場所が含まれることを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記ICモジュールの状態を監視することにより該ICモジュールと前記アクセス装置とのアクセスを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにより前記アクセスが検知された場合、前記効果音を入力するためのマイク機能をオフからオンに切り替える切替ステップと、
    を更に含むことを特徴する請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理方法。
  10. ICモジュールとのアクセスの完了に応じてアクセス装置から出力された効果音を入力する入力手段と、
    予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、携帯装置により表示制御される表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯装置。
  11. ICモジュールとのアクセスの完了に応じてアクセス装置から出力された効果音を入力する入力ステップと、
    予め設定された音声パターンを示す効果音の入力に応じて、前記アクセス装置が存在する場所に関連する提供情報を、携帯装置により表示制御される表示装置に表示させる表示ステップと、
    を前記携帯装置に含まれるコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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