JP2020159591A - 燃焼器及びガスタービン - Google Patents

燃焼器及びガスタービン Download PDF

Info

Publication number
JP2020159591A
JP2020159591A JP2019057307A JP2019057307A JP2020159591A JP 2020159591 A JP2020159591 A JP 2020159591A JP 2019057307 A JP2019057307 A JP 2019057307A JP 2019057307 A JP2019057307 A JP 2019057307A JP 2020159591 A JP2020159591 A JP 2020159591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
nozzle
fuel
outer peripheral
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019057307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7287811B2 (ja
Inventor
圭祐 三浦
Keisuke Miura
圭祐 三浦
勝義 多田
Katsuyoshi Tada
勝義 多田
斉藤 圭司郎
Keishiro Saito
圭司郎 斉藤
小金沢 知己
Tomoki Koganezawa
知己 小金沢
苅宿 充博
Mitsuhiro Kariyado
充博 苅宿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority to JP2019057307A priority Critical patent/JP7287811B2/ja
Priority to PCT/JP2020/002588 priority patent/WO2020195085A1/ja
Priority to US17/434,879 priority patent/US20220163200A1/en
Priority to CN202080019415.7A priority patent/CN113544434B/zh
Priority to KR1020217028075A priority patent/KR102550841B1/ko
Priority to DE112020001485.1T priority patent/DE112020001485B4/de
Publication of JP2020159591A publication Critical patent/JP2020159591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7287811B2 publication Critical patent/JP7287811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/286Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply having fuel-air premixing devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/22Fuel supply systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/46Details, e.g. noise reduction means
    • F23D14/70Baffles or like flow-disturbing devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/04Air inlet arrangements
    • F23R3/10Air inlet arrangements for primary air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/04Air inlet arrangements
    • F23R3/10Air inlet arrangements for primary air
    • F23R3/12Air inlet arrangements for primary air inducing a vortex
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/16Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration with devices inside the flame tube or the combustion chamber to influence the air or gas flow
    • F23R3/18Flame stabilising means, e.g. flame holders for after-burners of jet-propulsion plants

Abstract

【課題】逆火を生じる可能性がより一層低減された燃焼器及びガスタービンを提供する。【解決手段】燃焼器は、ノズル軸An方向に延びるとともに、ノズル軸An方向一方側に向かって燃料を噴射する複数の燃料ノズル6と、ノズル軸An方向に延びるとともに、各燃料ノズル6の先端部6Bが挿入され、先端部6Bよりも大きな内径寸法を有する複数の空気孔31が形成された管板3と、先端部6Bにおけるノズル軸An方向一方側を向く先端面S1よりも他方側の位置で、先端部6Bの外周面である先端外周面S2からノズル軸Anに対する径方向に広がるステップ面S3と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、燃焼器及びガスタービンに関する。
発電プラントや化学プラントでは、排出される炭素化合物を削減するため、石炭をガス化して燃料として用いたり、水素を多く含む燃料によってガスタービンを運転したりする例が増えている。一方で、この種の燃料は、従来のものに比べて燃焼速度が高いため、逆火(フラッシュバック)を生じる可能性が高いことも知られている。そこで、より短い距離で、燃料と空気とを混合して燃焼させる燃焼器が提唱されている。このような燃焼器の具体例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された燃焼器は、いわゆるクラスタ燃焼器と呼ばれる形式である。クラスタ燃焼器は、燃料を噴射する複数の燃料ノズルと、この燃料ノズルの下流側にこれらノズルと同軸に設けられた複数の空気孔と、を有している。燃料の噴射に伴って、周囲の空気と燃料との混合ガスが空気孔を通じて下流側に供給される。この混合ガスに着火することで、各空気孔の下流側に複数の小規模な火炎が形成される。また、燃料ノズル先端部の外周面には、流れを乱すための突起が設けられている。流れが乱されることによって、燃料と空気との混合が促進できるとされている。
特許第4894295号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された装置では、乱れを生じさせるための突起が、燃料ノズル先端部に設けられているため、当該先端部の近傍で混合気の滞留が生じてしまう可能性がある。混合気が滞留すると、何らかの要因で下流側の火炎が上流に伝播、または着火源が上流から飛来し、当該混合気に触れ、予期しない領域で火炎が形成されてしまう(保炎されてしまう)。つまり、上記特許文献1に記載の装置では、逆火が生じてしまう可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、燃料と空気との混合を促進し、かつ逆火を生じる可能性がより一層低減された燃焼器及びガスタービンを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る燃焼器は、ノズル軸方向に延びるとともに、前記ノズル軸方向一方側に向かって燃料を噴射する複数の燃料ノズルと、前記ノズル軸方向に延びるとともに、各前記燃料ノズルの先端部が挿入され、該先端部よりも大きな内径寸法を有する複数の空気孔が形成された管板と、前記先端部における前記ノズル軸方向一方側を向く先端面よりも他方側の位置で、前記先端部の外周面である先端外周面から前記ノズル軸に対する径方向に広がるステップ面と、を備える。
上記構成によれば、燃料ノズルの先端部が空気孔内に挿入されているとともに、当該先端部の先端面よりも他方側の位置で、先端部の外周面(先端外周面)から径方向に広がるステップ面が形成されている。これにより、空気の流れがステップ面の下流側で循環流領域と乱流領域とを形成する。乱流が燃料ノズルの先端に到達することによって、燃料と空気との混合を促進することができる。特に、ステップ面が空気の流速が速くなる空気孔内部に挿入された先端部に形成されていることから、ステップ面の下流で強い空気の乱れが発生する。これにより、燃料と空気との混合をさらに促進することができる。加えて、ステップ面は、燃料ノズルの先端面よりも他方側の位置に設けられていることから、当該ステップ面によって引き起こされる循環流は燃料ノズルの先端に達することがない。したがって、この循環流に対して燃料を含む混合ガスが捕捉される可能性が低減され、逆火を抑止することができる。
上記燃焼器では、前記先端外周面における前記ステップ面よりも前記ノズル軸方向一方側の領域は、他方側から一方側に向かうに従って、前記ノズル軸に対する径方向外側から内側に向かって延びていてもよい。
上記構成によれば、先端外周面におけるステップ面よりも一方側の領域が、他方側から一方側に向かうに従って、径方向外側から内側に延びることで、テーパ状をなしている。これにより、当該領域に沿って、燃料ノズルの中心(即ち、ノズル軸)に向かう流れが形成される。その結果、先端外周面に沿って形成される循環流の大きさが小さくなり、先端面の近傍での保炎を抑制することができる。さらに、ステップ面によって生じた乱流成分も同様に、燃料ノズルの中心(即ち、ノズル軸)に向かうため、燃料と空気との境界面にこの乱流成分が供給される。これにより、燃料と空気との混合をさらに促進することもできる。
上記燃焼器では、前記先端外周面における前記ステップ面よりも前記ノズル軸方向一方側の領域の前記ノズル軸方向における寸法をxとし、径方向における前記ステップ面の寸法をsとしたとき、5<x/s<20を満たしていてもよい。
上記構成によれば、ステップ面の下流側で形成される循環流を、先端外周面に再び付着させることができる。言い換えると、上記の構成によれば、ステップ面の下流側で循環流を安定的に形成させることができる。
上記燃焼器は、前記ノズル軸に対する周方向に間隔をあけて配列されるとともに、前記先端外周面から径方向に突出し、前記ステップ面が形成された複数の乱れチップを有してもよい。
上記構成によれば、先端外周面から径方向に突出する乱れチップが、周方向に間隔をあけて複数配列されている。これにより、乱れチップ同士の間の間隔を通じて空気の漏れ流れが生じる。その結果、ステップ面の下流側で形成される循環流に、この漏れ流れが干渉し、循環流の大きさを小さくすることができる。したがって、循環流が過大となることで生じる逆火の可能性をさらに低減することができる。
上記燃焼器では、前記先端外周面における前記ステップ面よりも前記ノズル軸方向一方側の領域の前記ノズル軸方向における寸法をxとし、径方向における前記ステップ面の寸法をsとしたとき、2<x/s<8を満たしていてもよい。
上記構成によれば、ステップ面の下流側で形成される循環流を、先端外周面に再び付着させることができる。言い換えると、上記の構成によれば、ステップ面の下流側で循環流を安定的に形成させることができる。
本発明の一態様に係るガスタービンは、圧縮空気を生成する圧縮機と、前記圧縮空気に燃料を混合して燃焼させることで燃焼ガスを生成する上記いずれか一態様に係る燃焼器と、前記燃焼ガスによって駆動されるタービンと、を備える。
上記構成によれば、より安定的に運転することが可能なガスタービンを提供することができる。
本発明によれば、燃料と空気との混合を促進し、かつ逆火を生じる可能性がより一層低減された燃焼器及びガスタービンを提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る燃焼器の構成を示す全体図である。 本発明の第一実施形態に係る燃焼器の要部拡大断面図である。 本発明の第一実施形態に係る燃料ノズル周囲の流体の流れを説明する説明図である。 本発明の第一実施形態に係る燃料ノズルの変形例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る燃焼器の要部拡大断面図である。 図5の燃焼器をノズル軸線方向から見た図である。 本発明の各実施形態に係るガスタービンの構成を示す模式図である。 本発明の変形例に係る燃焼器の要部拡大図である。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態について、図1から図4、及び図7を参照して説明する。図7に示すように、本実施形態に係る燃焼器100は、例えばガスタービンの一要素として用いられる装置である。ガスタービン90は、圧縮空気を生成する圧縮機70と、燃焼ガスを生成する燃焼器100と、燃焼ガスによって駆動されるタービン80と、を備えている。燃焼器100は、外部から取り込んだ空気(圧縮空気)に燃料を混合して燃焼させ、高温高圧の燃焼ガスを生成する。
図1に示すように、燃焼器100は、筒体1と、閉止板2と、管板3と、燃料供給管4と、プレナム5と、燃料ノズル6と、を備えている。筒体1は、主軸線Amを中心とした円筒状をなしている。主軸線Am方向における筒体1の一方側には、円盤状の管板3が取り付けられている。具体的には、この管板3は、後述する複数の空気孔31が形成された管板本体3Hと、この管板本体3Hの外周側の端縁から主軸線Am方向に延びる筒状の嵌合部3Aと、を有している。嵌合部3Aが筒体1の内周面に嵌合することで、管板3は筒体1に固定されている。主軸線Am方向における筒体1の他方側の端部は、閉止板2によって閉止されている。
筒体1の内部には、燃料供給管4と、プレナム5と、燃料ノズル6と、が収容されている。燃料供給管4は、閉止板2を主軸線Am方向に貫通している。この燃料供給管4を通じて、外部から燃料が供給される。燃料供給管4の一方側の端部には、プレナム5が取り付けられている。プレナム5の一方側の端面には。複数の燃料ノズル6が設けられている。各燃料ノズル6は、主軸線Amに平行なノズル軸線Anに沿って延びている。管板3における各燃料ノズル6と対応する位置には、それぞれ空気孔31が形成されている。空気孔31は、管板3をノズル軸線An方向に貫通している。つまり、燃料ノズル6と空気孔31とは、ノズル軸線An上で同軸状となるように配置されている。各空気孔31の内径寸法は、燃料ノズル6の外径寸法よりも大きい。
続いて、図2を参照して、燃料ノズル6の構成について説明する。同図に示すように、燃料ノズル6は、空気孔31の外側に位置する本体部6Aと、空気孔31内に挿入されている先端部6Bと、を有している。先端部6Bにおけるノズル軸線An方向一方側を向く面は、先端面S1とされている。この先端面S1には、燃料を噴射するための噴射孔Hが形成されている。先端部6Bにおける外周面は、先端外周面S2とされている。先端外周面S2のうち、ノズル軸線An方向の最も一方側の領域は、テーパ面Stとされている。テーパ面Stは、ノズル軸線An方向の他方側から一方側に向かうに従って、径方向外側から内側に向かって延びている。
テーパStの他方側の端縁は、ステップ面S3と接続されている。このステップ面S3は、先端外周面S2(テーパ面St)から径方向に広がる円環状をなしている。より具体的には、本実施形態では、ステップ面S3は、ノズル軸線Anに直交する面内に広がっている。つまり、ステップ面S3によって、先端部6Bには段差が形成されている。ステップ面S3の径方向外側の端縁は、上流側外周面Suに接続されている。上流側外周面Suは、本体部6Aの外周面と接続されることで、自身の延在方向全域にわたって一定の径寸法を有している。
さらに、図3に示すように、上述の先端外周面S2におけるステップ面S3よりも一方側の領域(即ち、テーパ面St)のノズル軸An方向における寸法をxとし、径方向におけるステップ面S3の寸法(即ち、テーパ面Stにおける最も径方向内側の端縁を基準としたステップ面S3の径方向における寸法)をsとしたとき、x/sの値は以下の(1)式の関係を満たすことが望ましい。
5<x/s<20 ・・・(1)
さらに望ましくは、x/sの値は以下の(2)式の関係を満たす。
8<x/s<16 ・・・(2)
最も望ましくは、x/sの値は以下の(3)式の関係を満たす。
8<x/s<10 ・・・(3)
続いて、本実施形態に係る燃焼器100の動作、及び燃料ノズル6周囲の流体の挙動について説明する。燃焼器100を運転するに当たっては、図1に示すように、まず燃料供給管4を通じて外部からプレナム5内に燃料が供給される。この時、筒体1の内部には高圧の空気が供給されている。プレナム5を経て燃料は燃料ノズル6に供給される。上述のように、燃料ノズル6の先端部6Bは空気孔31内に挿入されており、先端部6Bの外周面と空気孔31の内周面との間には隙間が形成されている。したがって、燃料ノズル6の噴射孔Hから燃料が噴射されるのに伴って、当該隙間を通じて筒体1内から空気孔31内に高圧空気が流れ込む。したがって、空気孔31内で燃料と空気とが混合されて混合ガスが生成される。この混合ガスに着火することで、各空気孔31の下流側(ノズル軸線An方向一方側)に火炎が形成される。
ここで、図3に示すように、燃料ノズル6の先端部6B周囲では、空気流Aが、ステップ面S3を通過した後で、乱流Voと、循環流Vrとを形成する。具体的には、上流側外周面Suに沿って流れてきた空気流Aは、ステップ面S3に到達した際に先端外周面S2から剥離し、ステップ面S3の下流側で渦を含む乱流Voを形成する。一方で、ステップS3とテーパ面Stとに沿う領域では、空気流Aの残余の成分が滞留することで、循環流Vrを形成する。
乱流Voが燃料ノズル6の先端(先端面S1)に到達することによって、燃料と空気との混合を促進することができる。特に、ステップ面S3が空気孔31内部に挿入された先端部6Bに形成されていることから、より高い流速の空気がステップ面S3の周囲を通過する。これにより、乱流Voの強度が増し、燃料と空気との混合をさらに促進することができる。加えて、ステップ面S3は、燃料ノズル6の先端面S1よりも他方側(上流側)の位置に設けられていることから、当該ステップ面S3によって引き起こされる循環流Vrは燃料ノズル6の先端(先端面S1)に達することがない。したがって、この循環流Vrに対して燃料を含む混合ガスが捕捉される可能性が低減され、逆火を抑止することができる。このように、本実施形態に係る燃焼器100によれば、燃料と空気の混合を促進しつつ、逆火の可能性をより一層低減することができる。
さらに、上記構成によれば、先端外周面S2におけるステップ面S3よりも一方側の領域が、他方側から一方側に向かうに従って、径方向外側から内側に延びることで、テーパ面Stを形成している。これにより、当該テーパ面Stに沿って、燃料ノズル6の中心(即ち、ノズル軸An)に向かう流れが形成される。その結果、先端外周面S2に沿って形成される循環流Vrの大きさが小さくなり、先端面S1の近傍での保炎を抑制することができる。さらに、ステップ面S3によって生じた乱流Voも同様に、燃料ノズル6の中心(即ち、ノズル軸An)に向かうため、燃料と空気との境界面Pにこの乱流Voを含む成分が供給される。これにより、燃料と空気との混合をさらに促進することもできる。
加えて、上記燃焼器では、先端外周面S2におけるステップ面S3よりもノズル軸An方向一方側の領域のノズル軸An方向における寸法をxとし、径方向におけるステップ面S3の寸法をsとしたとき、5<x/s<20を満たしている。この構成によれば、ステップ面S3の下流側で形成される循環流Vrを、先端外周面S2に再び付着させることができる。言い換えると、上記の構成によれば、ステップ面S3の下流側で循環流Vrをより安定的に形成させることができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、図4に示すように、先端外周面S2上に、ノズル軸線Anを中心とする円環状のリブ8を設けて、当該リブ8におけるノズル軸線An方向一方側を向く面をステップ面S3とすることも可能である。つまり、この構成では、リブ8よりも他方側の上流側外周面Su´と、テーパ面Stの他方側の端縁とが、ノズル軸線Anに対する径方向において同一の位置に設けられている。このような構成によっても、上述したものと同様の作用効果を得ることができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図5と図6を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図5及び図6に示すように、本実施形態では、先端外周面S2から径方向に突出する乱れチップ9が、周方向に間隔をあけて複数(一例として8個)配列されている。各乱れチップ9におけるノズル軸線An方向一方側を向く面はステップ面S3とされている。ステップ面S3は、ノズル軸線Anに対する径方向に広がっている。また、各乱れチップ9は、ノズル軸線Anを含む断面視において、矩形の断面形状を有している。
さらに、上記第一実施形態で説明したx/sの値は、本実施形態では以下の(4)式の関係を満たしている。
2<x/s<8 ・・・(4)
より望ましくは、x/sの値は以下の(5)式の関係を満たす。
3<x/s<7 ・・・(5)
最も望ましくは、x/sの値は以下の(6)式の関係を満たす。
4<x/s<6 ・・・(6)
上記構成によれば、先端外周面S2から径方向に突出する乱れチップ9が、周方向に間隔をあけて複数配列されている。これにより、乱れチップ9同士の間の間隔を通じて空気の漏れ流れが生じる。その結果、ステップ面S3の下流側で形成される循環流Vrに、この漏れ流れが干渉し、循環流Vrの大きさを小さくすることができる。したがって、循環流Vrが過大となることで生じる逆火の可能性をさらに低減することができる。
さらに、上記構成では、先端外周面S2におけるステップ面S3よりもノズル軸An方向一方側の領域のノズル軸An方向における寸法をxとし、径方向におけるステップ面の寸法をsとしたとき、2<x/s<8を満たしている。これにより、ステップ面S3の下流側で形成される循環流Vrを、先端外周面S2に再び付着させることができる。言い換えると、上記の構成によれば、ステップ面S3の下流側で循環流Vrをより安定的に形成させることができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記の各実施形態に共通する変形例として、図8に示す構成を採ることも可能である。上記の各実施形態では、ステップ面S3がノズル軸線Anに直交する面内に広がっている例について説明したが、図8の例では、ステップ面S3´は、ノズル軸線Anに対して、90°よりも小さな角度であるθ2をなす円錐面とされている。また、この角度θ2は、テーパ面Stが軸線Anに対してなす角度であるθ1よりも大きい。このような構成によっても上記の各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
100 燃焼器
1 筒体
2 閉止板
3 管板
3A 嵌合部
3H 管板本体
31 空気孔
4 燃料供給管
5 プレナム
6 燃料ノズル
6A 本体部
6B 先端部
8 リブ
9 乱れチップ
70 圧縮機
80 タービン
90 ガスタービン
Am 主軸線
An ノズル軸線
H 噴射孔
P 境界面
S1 先端面
S2 先端外周面
S3 ステップ面
St テーパ面
Su,Su´ 上流側外周面
Vo 乱流
Vr 循環流

Claims (6)

  1. ノズル軸方向に延びるとともに、前記ノズル軸方向一方側に向かって燃料を噴射する複数の燃料ノズルと、
    前記ノズル軸方向に延びるとともに、各前記燃料ノズルの先端部が挿入され、該先端部よりも大きな内径寸法を有する複数の空気孔が形成された管板と、
    前記先端部における前記ノズル軸方向一方側を向く先端面よりも他方側の位置で、前記先端部の外周面である先端外周面から前記ノズル軸に対する径方向に広がるステップ面と、
    を備える燃焼器。
  2. 前記先端外周面における前記ステップ面よりも前記ノズル軸方向一方側の領域は、他方側から一方側に向かうに従って、前記ノズル軸に対する径方向外側から内側に向かって延びている請求項1に記載の燃焼器。
  3. 前記先端外周面における前記ステップ面よりも前記ノズル軸方向一方側の領域の前記ノズル軸方向における寸法をxとし、径方向における前記ステップ面の寸法をsとしたとき、5<x/s<20を満たしている請求項1又は2に記載の燃焼器。
  4. 前記ノズル軸に対する周方向に間隔をあけて配列されるとともに、前記先端外周面から径方向に突出し、前記ステップ面が形成された複数の乱れチップを有する請求項1又は2に記載の燃焼器。
  5. 前記先端外周面における前記ステップ面よりも前記ノズル軸方向一方側の領域の前記ノズル軸方向における寸法をxとし、径方向における前記ステップ面の寸法をsとしたとき、2<x/s<8を満たしている請求項4に記載の燃焼器。
  6. 圧縮空気を生成する圧縮機と、
    前記圧縮空気に燃料を混合して燃焼させることで燃焼ガスを生成する請求項1から5のいずれか一項に記載の燃焼器と、
    前記燃焼ガスによって駆動されるタービンと、
    を備えるガスタービン。
JP2019057307A 2019-03-25 2019-03-25 燃焼器及びガスタービン Active JP7287811B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019057307A JP7287811B2 (ja) 2019-03-25 2019-03-25 燃焼器及びガスタービン
PCT/JP2020/002588 WO2020195085A1 (ja) 2019-03-25 2020-01-24 燃焼器及びガスタービン
US17/434,879 US20220163200A1 (en) 2019-03-25 2020-01-24 Combustor and gas turbine
CN202080019415.7A CN113544434B (zh) 2019-03-25 2020-01-24 燃烧器及燃气轮机
KR1020217028075A KR102550841B1 (ko) 2019-03-25 2020-01-24 연소기 및 가스 터빈
DE112020001485.1T DE112020001485B4 (de) 2019-03-25 2020-01-24 Brennkammer und Gasturbine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019057307A JP7287811B2 (ja) 2019-03-25 2019-03-25 燃焼器及びガスタービン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020159591A true JP2020159591A (ja) 2020-10-01
JP7287811B2 JP7287811B2 (ja) 2023-06-06

Family

ID=72609700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019057307A Active JP7287811B2 (ja) 2019-03-25 2019-03-25 燃焼器及びガスタービン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20220163200A1 (ja)
JP (1) JP7287811B2 (ja)
KR (1) KR102550841B1 (ja)
CN (1) CN113544434B (ja)
DE (1) DE112020001485B4 (ja)
WO (1) WO2020195085A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3978737B1 (en) 2020-09-30 2024-04-17 Rolls-Royce plc Complex cycle gas turbine engine
KR20230149309A (ko) * 2021-03-31 2023-10-26 미츠비시 파워 가부시키가이샤 연소기 및 가스 터빈
FR3135313B1 (fr) * 2022-05-05 2024-03-22 Sermeta Brûleur à gaz à combustion de surface antidéflagrant et antidétonant.

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030046935A1 (en) * 2000-12-08 2003-03-13 Halila Ely Eskenazi Method for injecting fuel into gas turbine engines
JP2007232234A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Hitachi Ltd 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法
JP2007232325A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JP2008096041A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Ltd 燃焼器及び燃焼器の燃料ノズル,燃焼器の燃料供給方法
JP2011058775A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
WO2014141397A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器
JP2014173840A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 General Electric Co <Ge> ガス・タービン・システム用の燃料−空気混合システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3630024A (en) * 1970-02-02 1971-12-28 Gen Electric Air swirler for gas turbine combustor
WO2003006887A1 (fr) * 2001-07-10 2003-01-23 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Buse de premelange, bruleur et turbine a gaz
US6813889B2 (en) * 2001-08-29 2004-11-09 Hitachi, Ltd. Gas turbine combustor and operating method thereof
JP3901663B2 (ja) * 2003-05-13 2007-04-04 石川島播磨重工業株式会社 急速混合燃料噴射弁及び低NOx燃焼器
JP4959620B2 (ja) 2007-04-26 2012-06-27 株式会社日立製作所 燃焼器及び燃焼器の燃料供給方法
JP5470662B2 (ja) * 2011-01-27 2014-04-16 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器
JP5908379B2 (ja) * 2012-09-24 2016-04-26 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
JP5320517B1 (ja) * 2013-04-08 2013-10-23 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 燃焼装置及びその運転方法、並びに回転炉床式加熱炉
EP3087323B1 (de) 2014-04-03 2019-08-21 Siemens Aktiengesellschaft Brennstoffdüse, brenner mit einer solchen brennstoffdüse, und gasturbine mit einem solchen brenner
JP6301774B2 (ja) * 2014-08-01 2018-03-28 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
WO2016085494A1 (en) 2014-11-26 2016-06-02 Siemens Aktiengesellschaft Fuel lance with means for interacting with a flow of air and improve breakage of an ejected liquid jet of fuel
JP2016109309A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 川崎重工業株式会社 ガスタービン用燃焼器、及びガスタービン
JP6638163B2 (ja) * 2016-03-29 2020-01-29 三菱重工業株式会社 燃焼器、ガスタービン
KR102230908B1 (ko) * 2017-02-23 2021-03-24 주식회사 수국 복합형 저녹스 버너
JP6665916B2 (ja) 2018-11-15 2020-03-13 大日本印刷株式会社 書類確認用装置、情報処理システム、書類の確認方法、書類確認用プログラム、文字入力用装置、文字の入力方法及び文字入力用プログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030046935A1 (en) * 2000-12-08 2003-03-13 Halila Ely Eskenazi Method for injecting fuel into gas turbine engines
JP2007232234A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Hitachi Ltd 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法
JP2007232325A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JP2008096041A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Ltd 燃焼器及び燃焼器の燃料ノズル,燃焼器の燃料供給方法
JP2011058775A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JP2014173840A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 General Electric Co <Ge> ガス・タービン・システム用の燃料−空気混合システム
WO2014141397A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器

Also Published As

Publication number Publication date
KR102550841B1 (ko) 2023-07-04
CN113544434A (zh) 2021-10-22
DE112020001485T5 (de) 2021-12-30
WO2020195085A1 (ja) 2020-10-01
KR20210122829A (ko) 2021-10-12
US20220163200A1 (en) 2022-05-26
DE112020001485B4 (de) 2023-03-23
CN113544434B (zh) 2022-08-23
JP7287811B2 (ja) 2023-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6637905B2 (ja) バーナ、燃焼器、及びガスタービン
JP5010402B2 (ja) 燃焼器用の噴射組立体
JP6335903B2 (ja) 火炎シート燃焼器ドーム
JP6105193B2 (ja) 希薄プレノズル燃料噴射システムを備えた燃焼器
JP5472863B2 (ja) ステージング型燃料ノズル
WO2020195085A1 (ja) 燃焼器及びガスタービン
US10107501B2 (en) Combustor and gas turbine
EP1826485B1 (en) Burner and method of combustion with the burner
US20140096502A1 (en) Burner for a gas turbine
JP6037338B2 (ja) ガスタービン燃焼器
JP2009133599A (ja) 燃焼システム内における逆火/保炎を減少させるのを可能にする方法及びシステム
JP2010197039A (ja) ガスタービン燃焼器用の同軸燃料及び空気プレミキサ
JP2012098022A (ja) 予混合ノズル
JP2019207049A (ja) 燃料噴射装置及びガスタービン
JP2009074706A (ja) ガスタービン燃焼器
JP2014077627A (ja) 燃料ノズルとその組立方法
JP2010181141A (ja) 燃焼システムのバーナチューブ
US10697639B2 (en) Dual-fuel fuel nozzle with liquid fuel tip
JP2005180730A (ja) 燃料噴射弁の微粒化改善装置
JP2011515641A (ja) バーナ装置およびこのようなバーナ装置の使用方法
JP4861910B2 (ja) 拡散燃焼式ガスタービン燃焼器
JP2017180906A (ja) ガスタービン燃焼器
JP6768306B2 (ja) 燃焼器、ガスタービン
JP7446077B2 (ja) ガスタービン用燃焼器、ガスタービン及び油燃料の燃焼方法
JP2009281688A (ja) 燃焼装置のバーナおよびこれを備えた燃焼装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20211206

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20220124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7287811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150