JP2007232234A - 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法 - Google Patents

燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007232234A
JP2007232234A JP2006051469A JP2006051469A JP2007232234A JP 2007232234 A JP2007232234 A JP 2007232234A JP 2006051469 A JP2006051469 A JP 2006051469A JP 2006051469 A JP2006051469 A JP 2006051469A JP 2007232234 A JP2007232234 A JP 2007232234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
air
fuel nozzle
nozzle
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006051469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4894295B2 (ja
Inventor
Takeo Saito
武雄 斉藤
Keisuke Miura
圭祐 三浦
Tomoya Murota
知也 室田
Kazuhito Koyama
一仁 小山
Hiroshi Inoue
洋 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006051469A priority Critical patent/JP4894295B2/ja
Priority to EP07001009.5A priority patent/EP1826485B1/en
Publication of JP2007232234A publication Critical patent/JP2007232234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4894295B2 publication Critical patent/JP4894295B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/46Details, e.g. noise reduction means
    • F23D14/70Baffles or like flow-disturbing devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/02Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/286Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply having fuel-air premixing devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)

Abstract

【課題】そこで本発明は、燃焼室に供給する前の燃料と空気との混合を促進させることで、NOxを更に抑制することにある。
【解決手段】本発明は、燃料を噴出する燃料ノズルと、空気を噴出する空気孔とを備え、燃料ノズルから空気孔に燃料を噴出するように、燃料ノズルの中心軸と空気孔の中心軸とをほぼ同軸になるよう配置した燃焼装置であって、燃料ノズルから燃料を噴出する噴出口より上流側に燃料又は空気の流れを乱す手段を設けたことを特徴とする。
【効果】本発明によれば、燃焼室に供給する前の燃料と空気との混合を促進させることで、NOxを更に抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法に関する。
近年、燃焼装置に対して大気汚染物質の排出に関する規制が厳しくなっている。例えば、ガスタービン燃焼器に於いては、排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)の排出量を低減させるべく、様々な燃焼方式が研究されている。
その燃焼方式の一つとして、燃料ノズルの中心軸と空気孔の中心軸とを同軸状に配置して、燃料の周囲を包み込むように空気層を形成する同軸噴流として燃焼室に供給し燃焼させる同軸噴流燃焼方式がある。従来の予混合燃焼方式と比較して、非常に短い距離で効果的に燃料と空気の混合を促進させる事が可能であり、NOxの排出量を低く抑える事ができる。
特開2004−170010号公報
しかし、地球環境的な観点から、ガスタービン等から排出されるNOx排出量の環境規制値は年々厳しくなってきており、将来的には現状より更なるNOx排出量の低減が要求される。
そこで本発明は、同軸噴流燃料方式で燃料と空気との混合を促進させ、更に低NOx化を図ることにある。
本発明は、燃料ノズルから燃料を噴出する噴出口より上流側に燃料又は空気の流れを乱す手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、同軸噴流燃料方式で燃料と空気との混合を促進させ、更に低NOx化を図ることが可能となる。
燃焼装置の一つであるガスタービン燃焼器に同軸噴流燃焼方式を適用した時の実施例を示す。以下では、同軸噴流燃焼方式を大幅に改造することなく、NOx排出量を低減することが可能である。
図15は、ガスタービンの全体概略図である。ガスタービンは、空気圧縮機110と、燃焼器と、タービン200とを有する。
空気圧縮機110は、外部の空気を圧縮し高圧空気120を生成する。空気圧縮機110から導入された高圧空気120は、燃焼器のディフューザ130から車室140に導入される。そして、尾筒150と、その外周に設置された尾筒フロースリーブ151との間隙を流れた後に、ライナ160とライナ外周の同心円上に配置された外筒161との間隙を流れる。その後、高圧空気120は流れを反転させ、バーナプレート170に設けられた空気孔171から燃焼室190に導入される。
一方、燃料系統181では、燃料ポンプ180で昇圧されて流量調節弁185により流量を調節された燃料が、燃料ヘッダー182に設けられた燃料ノズル183から空気孔
171の中心に向かって噴出される。この時、燃料ノズル183の中心軸と空気孔171の中心軸は同軸状に配置されており、空気孔171の上流側に燃料ノズル183が設けられている。ここで同軸配置とは、燃料の周囲を空気が包み込むような同軸の噴流が空気孔171から供給されるように、燃料ノズル183の中心軸と空気孔171の中心軸を配置することを意味する。燃料ノズル183から噴出した燃料は、空気孔171を介して燃料と高圧空気が燃焼室190に供給される。ライナ160の内部に形成された燃焼室190で火炎を形成し、高温高圧の燃焼ガス191となる。
このように燃焼器で生成された燃焼ガス191は尾筒150からタービン200に導入される。タービン200は、高温高圧の燃焼ガス191による仕事量を軸回転力に転換する事により、発電機210から出力を得ている。空気圧縮機110と発電機210は、タービン200と一つの軸で連結されている。但し、空気圧縮機、タービン、発電機は2軸の構成であってもよい。また、図15では燃料系統181が1つの系統となっているが、燃料系統が複数の系統に分かれて複数の燃料ヘッダーに供給するマルチ燃焼器構造もある。例えば、火力発電所等で広く使用されているガスタービンは、タービン回転軸に対して燃焼器が放射状に複数缶配列されている。
ここで、NOxの生成量は燃焼室内の火炎温度に大きく依存しており、火炎温度の上昇に伴いNOx排出量は指数関数的に増大する。そのため、燃料と空気とを充分に混合されていない場合には、燃料と空気の混合流体において局所的に燃料濃度が濃い領域が形成される。その結果、局所的に火炎温度が高くなり、NOx排出量が増加する。このため、更なるNOx低減を図るためには、燃料と空気を充分に混合させる必要がある。
図1は、図15のガスタービン全体概略図において、燃焼器の燃料ノズル183と空気孔171の周辺部位を拡大した概略図である。
本構造は、燃料系統181からの燃料を下流側の燃料ノズル183に分配する燃料ヘッダー182、燃料ヘッダー182に取り付けられた燃料ノズル183,空気孔171を備え燃焼室190の上流側に配置されたバーナプレート170,バーナプレート170に設けられ燃料と空気を燃焼室190に噴出する空気孔171,燃焼室190の上流側であって、バーナープレート170と接続されて燃料ヘッダー182をその中に収納するバーナー側板174、バーナー側板174に設けられ空気圧縮機110からの高圧空気120を燃焼用空気11として空気孔171に供給するための空気供給孔175、下流側の尾筒
150に燃焼ガス191を導くライナ160、ライナ160の内部に形成され燃料と空気を燃焼させる燃焼室190を有する。燃料21は燃料ノズル183から空気孔171の中心に向かって噴出され、燃料ノズル183の外周から供給された燃焼用空気11は燃料
21とともに空気孔171を通り燃焼室190に噴出される。燃焼室190に供給された燃料と空気は、燃焼室190で火炎を形成する。なお、燃焼室190において、尾筒150の方向を下流側とし、バーナプレート170の方向を上流側と規定する。
本実施例では、燃料ノズル183の噴出口184より上流側に燃料又は空気の流れを乱す手段であるリブ1を設けている。ここで、燃料ノズル183の噴出口184は、燃料ノズル183の内部に形成された燃料流路の下流側であって、燃料を噴出する位置である。図1では、燃料ノズル183から空気孔171に向かって燃料21が噴出される。そして、ライナ160と外筒161の間隙を流れた高圧空気120は、燃焼用空気11として燃料ノズル183の噴出口184よりも上流側に設けられた空気供給孔175を通り燃料ヘッダー182の周囲に流れ込む。燃料ヘッダー182の周囲の空気は、下流側の空気孔
171に流入するが、その際に、燃料ノズル183の噴出口184より上流側に設けられた燃料又は空気の流れを乱す手段であるリブ1によって、燃焼用空気11に大きな乱れが与えられている。
ここで、燃料21と燃焼用空気11の混合境界層の流動形態は次のような現象であると考えられる。
図5は、同軸噴流燃焼方式の混合境界層の流動を模式的に示した図である。図5(a)は、本実施例の理解を容易にするために示した比較例であり、比較例では燃料ノズルの噴出口より上流側に燃料又は空気の流れを乱す手段であるリブ1は設けていない。比較例では、燃焼用空気11が円筒形状である燃料ノズル183の外周面に沿って下流方向に乱れずに流れるため、燃料ノズル183を形成する部材の下流側に形成される淀み領域31は小さく、燃料21と空気11との間の混合境界層の乱れは少ない。この淀み領域31は、燃料ノズル183を形成する部材そのものに所定の肉厚が存在し、その肉厚部によってその肉厚部のすぐ下流側付近で生じるものである。また、混合境界層は、淀み領域31の下流側に形成される。このように、比較例では、燃料噴流の軸中心とほぼ同軸状であって燃料を包み込むような空気の層を形成するとともに、燃料と空気との間の混合境界層の乱れは少ない。そのため、燃料ノズル183の噴出口184から燃焼室190に流入するまでに、燃料21と燃焼用空気11は均一に混合されない状態で燃焼室に供給される。
これに対して、図5(b)に示す本実施例の構造では、燃料ノズル183の噴出口184より上流側に燃料又は空気の流れを乱す手段を設けたことで、燃料ノズル183の噴出口183より上流側で燃焼用空気11に乱れを与えている。燃料ノズル183の噴出口184より上流側に設けられた空気供給孔175から供給された燃焼用空気11は、燃料ノズル183の外周面を沿って空気孔171に流れ込む際に、燃料又は空気の流れを乱す手段によって乱れを与えられて、空気孔171に供給されると考えられる。そのため、燃料ノズル183の下流側に形成される淀み領域31が比較例よりも拡大している。その結果、淀み領域31の下流側の空間に燃料21と燃焼用空気11とが流れ込むため、両者の衝突・混合する流れが形成され、淀み領域31の下流側に形成される混合境界層も比較例より大きくなると考えられる。
ここで、空気孔171の内部で形成されると考えられる混合境界層を示した図を示す。図14は、図5(b)のAA断面において空気孔171の内部に形成されると考えられる各流体層を模式的に示す。空気孔171の内部では、その中心部に燃料21の層が形成され、最外周側に燃焼用空気11の層が形成されると考えられる。そして、燃料21と燃焼用空気11との間の層が混合境界層41である。図14では、各層が明確に分かれているが、実際には燃料濃度が連続的に分布しているものと考えられる。本実施例では、混合境界層41の断面積を増加させることで、燃料21及び燃焼用空気11の層を相対的に減少させ、燃焼用空気と燃料との混合の程度を増加させることが可能である。
従って、燃料ノズル183の噴出口184から燃焼室190に流入するまでに、燃料
21と燃焼用空気11の混合を比較例よりも均一化することが出来る。このように、燃焼室に流入するまでに燃料と燃焼用空気の混合を均一化させることで、局所的な火炎温度の上昇を抑制することが可能となり、NOx排出量を低減することができる。
図13は、NOx排出特性の燃焼試験結果を示す図である。横軸を燃焼ガス温度、縦軸をNOx排出量とし、燃料又は空気の流れを乱す手段として噴出口側にリブを設けた燃料ノズルと、リブ無し燃料ノズルの試験結果を示している。図13に示すように、燃料ノズルにリブを設けることにより確実にNOx排出量が低減していることが確認できる。リブを設置することで燃料ノズル下流部の淀み領域が拡大し、燃料と燃焼用空気の間に形成される混合境界層が大きくなり、燃焼室に流入するまでの燃料と燃焼用空気との混合を比較例よりも均一にできるため、NOx排出量が低減すると考えられる。
なお、燃料ノズル183の下流側に形成される淀み領域31を拡大する手法として、円筒状の燃料ノズル183を形成する部材の肉厚を厚くすることも考えられる。しかし、多くのガスタービン燃焼器では空気温度が約400℃であり、燃料温度は高くても100℃以下である。そのため、燃料ノズル183の肉厚を燃料噴出方向で均一に厚くすると、燃料ノズル内外の温度差による熱応力が増大し、燃料ノズル183の部材が破損する可能性がある。また、燃料ノズル183の肉厚を厚くすることで、燃料ノズル間の空気流路が狭くなり、燃焼用空気11が流れ難くなることも考えられるため、本実施例のように燃料ノズルの一部に燃料又は空気の流れを乱す手段であるリブ1を設けた方が望ましい。
また、リブ1の形状を工夫することで、容易に流れを乱すことが可能となる。更に、他の付属部品を新たに設けることなく、容易に流れを乱すことが出来る。
本実施例では、燃料又は空気の流れを乱す手段に、燃料ノズル183の外周側であって燃料ノズル183の中心軸に垂直なリング状部材を設けている。ここで、実施例において、噴出口側は燃料ノズル183から燃料を噴出する位置を設けた側とし、供給側は燃料ヘッダー182を備えた側と称している。例えばリブ1は、円筒状の燃料ノズル183の外周側に接して設けられた突起状の部材であり、所定の高さを有している。図1では、燃料ノズル183の噴出口側であり、燃料ノズル183の外周側であって燃料ノズル183の中心軸に垂直なリング状部材を設けている。燃料ノズル183に設けられたリブ1の半径方向の高さの程度は、燃焼用空気11に乱れを与え、下流側の淀み領域31が比較例よりも大きくなる現象が生じる程度が望ましい。このように燃料ノズル183の噴出口側であり外周部にリブ1を設けることで、燃料ノズル183の噴出口184における燃料と燃焼用空気との距離を比較例よりも引き離すため、淀み領域31が大きくなる。従って、燃料21と燃焼用空気11との混合境界層を更に大きくし、燃焼室190に噴出される燃料と燃焼用空気の混合割合を大きくしている。その結果、混合境界層を大きくするほど燃料と燃焼用空気との混合を促進し、局所的な火炎温度の上昇を抑制することが可能となるため、NOx排出量を低減させることができる。
また、リブ1は一つだけでなく、燃料ノズル183の燃料噴射方向で供給側に複数段設けることも可能である。即ち、燃料ノズル183の噴出口側だけではなく、燃料ノズル
183の噴出口側から供給側までの全面に複数段設置しても良い。
また、図9(a)に示すように燃料ノズルの噴出口側から供給側に向かってリブ高さが徐々に低くなる構造としても良い。リブ1の高さは全ての段で同一にした場合、淀み領域の形成に直接は寄与しない供給側のリブによって空気流れの流動圧損が増加する可能性があるためである。従って、空気流れの流動圧損の増加を抑制し、且つ、燃料と空気の混合境界層に効果的な乱れを付与するために、図9(a)の構造にすることも可能である。同様に図9の(b)に示すように、リブの配置ピッチを噴出口側から供給側に向かって大きくしても同様の効果が見込まれる。
また、リブ1は燃料ノズル183の中心軸に直交する構造だけではなく、図10に示すように燃料ノズルの中心軸に対して傾斜させた構造も考えられる。このように傾斜構造のリブを設けることにより、燃料と空気が燃焼室に供給される前に空気流れに旋回成分が付与され、燃料と空気の混合がより促進される。
更に、リブ形状は図10に示すようなリング状だけではなく、図11の(a)(b)に示すように燃料ノズル183の周方向に対してスリット(切れ目)を入れて、歯車形状にしても良い。これにより、リブ下流に燃焼用空気の縦渦と横渦が形成されて大きな乱れが生じ、燃焼室に供給するまでに燃料と燃焼用空気の混合が更に促進され、NOx排出量を低減させることが可能となる。
また、既存の燃焼装置が同軸噴流燃焼方式を採用している場合に、燃料ノズルの形状を変化するだけでNOx低減効果が期待できるため、燃料ノズルを改造することが望ましい。具体的には、燃料ノズルから燃料を噴出する噴出口より上流側に燃料又は空気の流れを乱す手段を備えた複数の燃料ノズルを具備する燃料ヘッダーを別途製作しておく。そして、既存の燃焼装置において燃料ヘッダーを交換するだけで、他の部位を改造することなく、燃料ヘッダー単位で容易に燃焼装置を改造することが可能である。
図6は、本実施例における燃料ノズル周辺を拡大した図である。
本構造は、燃料ノズル183の噴出口側の外周に溝2を設けたこと以外は、実施例1と同様である。燃料21は燃料ノズル183から空気孔171の中心に向かって噴出され、燃焼用空気11は燃料21の周囲を流れ、空気孔171から燃焼室190に噴出される。この燃料と燃焼用空気は燃焼室190で火炎を形成する。
本実施例では、燃料ノズル183の外周側に溝2を設けている。溝2は、燃料ノズル
183の部材の肉厚を円周方向に一定の深さで減少させるように、溝を切っている。このように、溝2を燃料ノズル183の外周面に設けても、実施例1と同様に、燃料ノズル
183の下流側に形成される燃料21と燃焼用空気11との混合境界層に大きな乱れを与え、燃焼室に供給するまでの混合を促進させることができる。その結果、局所的な火炎温度の上昇を抑制することが可能となり、NOx排出量を低減することが可能である。
図6では、本実施例における燃料21と燃焼用空気11によって形成されると考えられる混合境界層の流動形態も示している。基本的な作用効果は実施例1と同様であり、燃料ノズル183の噴出口側であって外周部に溝2を設けて空気流11に乱れを与えることで、燃料ノズル183の下流側に形成される淀み領域31を比較例よりも拡大させている。更に、燃焼用空気11が溝2と衝突することで、半径方向外側に燃料21から引き離す流れが燃焼用空気11に生じるため、淀み領域31が拡大する。その結果、淀み領域31の下流側に燃料21と燃焼用空気11とが衝突及び混合する流れが形成され、燃料と空気との混合が比較例よりも均一化する。従って、燃焼室に供給するまでに燃料と空気の混合を促進し、NOxを更に減少させることが可能となる。
尚、実施例2で示す溝2は、燃料ノズル183の噴出口側だけではなく、燃料ノズル
183の供給側に複数段を加工しても良い。
また、溝2の深さは全ての段で同一にしても良いが、空気流れの流動圧損の増加を抑制し、且つ、燃料と空気の混合境界層に効果的な乱れを付与するため、燃料ノズル183の噴出口側から供給側(即ち、燃料ノズル183の噴出方向に対して上流方向)に向かって溝深さが徐々に浅くなる構造としても良い。同様に、溝2の間隔を噴出口側から供給側に向かって大きくしても同様の効果が見込まれる。
更に、溝2は燃料ノズル183の中心軸に直交する構造だけではなく、燃料ノズル183の中心軸に対して傾斜する構造も考えられる。このように溝2を燃料ノズル183の中心軸に対して傾斜させることにより、空気流れに旋回成分が付与され、燃焼室に供給するまでの燃料と空気の混合がより促進される。
図7は、本実施例における燃料ノズル周辺を拡大した図である。
本構造は、燃料ノズル183の噴出口側であって内周側に設けたリブ3以外は実施例1と同様である。燃料21は燃料ノズル183から空気孔171の中心に向かって噴出され、空気11は空気孔171から燃焼室190に噴出される。この燃料21が燃焼室190で火炎を形成する。
本実施例では、燃料ノズル183の噴出口側であって、内周部に円環状状部材であるリブ3を設けることで、燃料ノズル183の下流部に形成される燃料21と空気11の混合境界層に大きな乱れを与え、混合を促進させている。その結果、局所的な火炎温度の上昇を抑制することが可能となり、NOx排出量を低減させている。
燃料21と燃焼用空気11によって形成されると考えられる混合境界層の流動形態について図7で説明する。リブ3は、燃料ノズル183の内周側に接し、一定の高さを有したリング状部材である。そして、リブ3は燃料ノズル183の内部を流れる燃料21の流れを妨げるように設けられているため、燃料21の流れに乱れを与えることが出来る。このように、燃料21に乱れを与えるとともに、燃料ノズル183の噴出口184において燃料21を燃焼用空気11から引き離すことで、燃料ノズル183の下流に形成される淀み領域31を比較例よりも拡大させる。その結果、淀み領域31の下流部に燃料21と燃焼用空気11とが流れ込み、両者が衝突及び混合する流れが形成され、燃焼室に供給するまでの燃料と空気の混合が比較例よりも均一化する。従って、局所的な火炎温度の上昇を抑制することが可能となり、NOx排出量を低減させることが出来る。
尚、実施例3で示すリブ3は、燃料ノズル183の燃料噴射方向に沿って上流側に複数段を設けることも可能である。
リブ3の高さは全ての段で同一にしても良い。また、燃料流れの流動圧損の増加を抑制し、且つ、燃料と空気の混合境界層に効果的な乱れを付与するため、燃料ノズル183の噴出口側から供給側に向かってリブ高さが徐々に低くなる構造としても良い。同様に、リブ3の配置ピッチを噴出口側から供給側に向かって大きくしても同様の効果が見込まれる。
また、リブ3は燃料ノズル183の中心軸に直交する構造だけではなく、燃料ノズル
183の中心軸に対して傾斜する構造も考えられる。このようにリブ3を傾斜させることにより、燃料流れに旋回成分が付与され、燃焼室に供給するまでの燃料と空気の混合がより促進される。
更に、リブ3の周方向にスリット(切れ目)を入れると、リブ下流に燃料の縦渦と横渦が形成されて大きな乱れが生じ、燃料と空気の混合が更に促進され、NOx排出量を低減させることが可能となる。
図2は、本実施例における燃料ノズル周辺を拡大した図である。
本構造は、燃料ノズル183の噴出口側であって内周側に溝4を設ける点以外は、実施例1と同様である。燃料21は燃料ノズル183から空気孔171の中心に向かって噴出され、燃焼用空気11は空気孔171から燃焼室190に噴出される。そして、燃料21が燃焼室190で火炎を形成する。
本実施例では、燃料ノズル183の噴出口側であって内周部に溝4を設けることで、燃料ノズル183の下流部に形成される燃料21と燃焼用空気11の混合境界層に大きな乱れを与え、燃焼室に供給するまでの混合を促進させている。その結果、局所的な火炎温度の上昇を抑制することが可能となり、NOx排出量を低減させている。
尚、実施例4で示す溝は、燃料ノズル内周の噴出口側だけではなく、燃料噴射方向の上流側に向かって複数段を加工しても良い。
また溝の深さは全ての段で同一にしても良いが、燃料流れの流動圧損の増加を抑制し、且つ、燃料と空気の混合境界層に効果的な乱れを付与するため、燃料ノズルの噴出口側から供給側に向かって溝深さが徐々に浅くなる構造としても良い。同様に、溝の間隔を噴出口側から供給側に向かって大きくしても同様の効果が見込まれる。
更に、溝は燃料ノズルの中心軸に直交する構造だけではなく、燃料ノズルの中心軸に対して傾斜する構造も考えられる。このように溝を傾斜させることにより、燃料流れに旋回成分が付与され、燃料と空気の混合をより促進することができる。
図3は、本実施例における燃料ノズル周辺を拡大した図である。
本構造は、燃料ノズル183の噴出口側にテーパ部5を設けた点以外は、実施例1と同様である。燃料21は燃料ノズル183から空気孔171の中心に向かって噴出され、空気11は空気孔171から燃焼室190に噴出される。そして、燃料21が燃焼室190で火炎を形成する。
本実施例では、燃料ノズル183の噴出口側に燃料ノズル183の部材の肉厚が徐々に厚くなるテーパ状の拡大部を設けている。テーパ状の拡大部を設けることで、燃焼用空気11が一旦燃料21の流れから引き離され、淀み流域が拡大される。そして、燃料ノズル183の下流部に形成される燃料21と空気11の混合境界層に大きな乱れを与えて、燃焼室に供給するまでに混合を促進させることができる。その結果、局所的な火炎温度の上昇を抑制することが可能となり、NOx排出量を低減させている。
尚、実施例5で示すテーパ部の周方向にスリット(切れ目)を入れると、テーパ下流に燃焼用空気の縦渦と横渦が形成されて大きな乱れが生じ、燃料と空気の混合が更に促進され、NOx排出量を低減させることが可能となる。
図4は、本実施例における燃料ノズル周辺を拡大した図である。
本構造は、実施例1から実施例5までに述べた燃焼装置に於いて、燃料ノズルの噴出口を空気孔の内部に挿入している。その他の構造は、実施例1と同様である。
図8は、本実施例における燃料21と燃焼用空気11によって形成されると考えられる混合境界層の流動形態を示す。図8に示すように、空気孔171の内部に燃料を噴出する燃料ノズル183の噴出口184を配置することで、燃料ノズル183に設けられたリブ1近傍の空気流速が増加するため、混合境界層の空気乱れが大きくなると考えられる。従って、燃料ノズル183の下流側に形成される淀み領域31の大きさが拡大すると同時に、淀み領域31の下流側に流れ込む燃料と燃焼用空気の流速も高速化されるため、燃料と空気の混合が更に促進され、NOx排出量が低減する。
尚、図12(a)に示す様に、空気孔171の入口部に、空気孔171の内径と同じ内径を有する部材である空気ガイド172を設置して、空気ガイド172で燃料ノズル183の噴出口184の近傍を覆い被せる構造としても、燃料ノズルを空気孔に挿入する場合と同様の効果を得る事ができる。また更に図12(b)に示す様に、空気孔ガイド173に、上流側の内径を大きくするように円錐状に形成しても良い。
以上、実施例1から実施例6に示した燃焼装置は、ガスタービン燃焼器だけではなく、燃料電池に搭載される燃料改質用燃焼器,ボイラ用燃焼器,温風暖房機や焼却炉など、メタン等のガスを燃料とする様々な燃焼装置にも適用する事が可能である。
本燃焼器構造はガスタービンだけに留まらず、ボイラの燃焼器や燃料電池の改質器用燃焼器など、気体燃料を燃焼させるあらゆる燃焼器にも対応することは可能である。
実施例1における燃料ノズル周辺を拡大した図である。 実施例4における燃料ノズル周辺を拡大した図である。 実施例5における燃料ノズル周辺を拡大した図である。 実施例6における燃料ノズル周辺を拡大した図である。 燃料ノズル周りの流動状態を表した図である。 実施例2における燃料ノズル周辺を拡大した図である。 実施例3における燃料ノズル周辺を拡大した図である。 実施例6における燃料ノズル周りの流動状態を表した図である。 実施例1におけるリブの高さや配置を変更した燃料ノズル周辺を拡大した図である。 実施例1における傾斜リブ構造とした燃料ノズル周辺を拡大した図である。 実施例1におけるリブを歯車形状とした場合の燃料ノズル断面図である。 実施例6における空気ガイドを備えた燃料ノズル周辺を拡大した図である。 リブを有した燃料ノズルと、リブを有さない燃料ノズルとを比較した燃焼試験結果を示す図である。 空気孔の内部の混合境界層を模式的に示した図である。 ガスタービン構成の概略図である。
符号の説明
1,3…リブ、2,4…溝、11…燃焼用空気、21…燃料、31…淀み領域、110…空気圧縮機、130…ディフューザ、140…車室、150…尾筒、151…尾筒フロースリーブ、160…ライナ、161…外筒、170…バーナプレート、171…空気孔、172,173…空気ガイド、180…燃料ポンプ、182…燃料ヘッダー、183…燃料ノズル、190…燃焼室、191…燃焼ガス、200…タービン、210…発電機。

Claims (10)

  1. 燃料を噴出する燃料ノズルと、
    空気を噴出する空気孔とを備え、
    該燃料ノズルから該空気孔に燃料を噴出するように、該燃料ノズルの中心軸と該空気孔の中心軸とをほぼ同軸になるよう配置した燃焼装置であって、
    前記燃料ノズルから燃料を噴出する噴出口より上流側に前記燃料又は空気の流れを乱す手段を設けたことを特徴とする燃焼装置。
  2. 燃料を噴出する燃料ノズルと、
    空気を噴出する空気孔とを備え、
    該燃料ノズルの中心軸と該空気孔の中心軸とをほぼ同軸状に配置した燃焼装置であって、
    前記空気孔の内部に燃料を噴出する前記燃料ノズルの噴出口を配置するとともに、
    前記燃料ノズルの噴出口より上流側に前記燃料又は空気の流れを乱す手段を前記燃料ノズルに設けたことを特徴とする燃焼装置。
  3. 燃料と空気を燃焼させる燃焼室と、
    該燃焼室に燃料を供給する燃料ノズルと、
    該燃料ノズルの中心軸と同軸状に配置され、空気を前記燃焼室に供給する空気孔とを備えた燃焼装置であって、
    前記空気孔の内部に燃料を噴出する前記燃料ノズルの噴出口を配置するとともに、
    前記燃料ノズルの噴出口より上流側であって、円筒形状の前記燃料ノズルの外周側で噴出口側に円環状部材を設けたことを特徴とする燃焼装置。
  4. 請求項1の燃焼装置であって、
    前記燃料又は空気の流れを乱す手段は、前記燃料ノズルの外周側に設けられた溝であることを特徴とする燃焼装置。
  5. 請求項1の燃焼装置であって、
    前記燃料又は空気の流れを乱す手段は、前記燃料ノズルの内周側に設けられた円環状部材であることを特徴とする燃焼装置。
  6. 請求項1の燃焼装置であって、
    前記燃料又は空気の流れを乱す手段は、前記燃料ノズルの外周側であって噴出口側に設けられたテーパであることを特徴とする燃焼装置。
  7. 請求項1の燃焼装置であって、
    前記燃料ノズルの噴出口を覆い被せる空気ガイドを前記空気孔に設けたことを特徴とする燃焼装置。
  8. 燃料を燃料ノズルから噴出し、
    該燃料ノズルの下流側であって、該燃料ノズルの中心軸と同軸状に配置した空気孔から空気を噴出する燃焼装置の燃焼方法であって、
    前記燃料ノズルの噴出位置より上流側で流れを乱された燃料又は空気を前記空気孔に供給することを特徴とする燃焼装置の燃焼方法。
  9. 燃料を燃料ノズルから噴出し、
    該燃料ノズルの中心軸と同軸状に配置した空気孔から空気を噴出する燃焼装置の燃焼方法であって、
    前記空気孔の内部で燃料を噴出するとともに、
    前記燃料ノズルからの噴出位置より上流側で流れを乱された燃料若しくは空気を前記空気孔に供給することを特徴とする燃焼装置の燃焼方法。
  10. 燃料を噴出する燃料ノズルを複数備えた燃料ヘッダーと、
    空気を噴出する空気孔とを備え、
    該空気孔に対して燃料を噴出するように、該燃料ノズルの中心軸と該空気孔の中心軸とをほぼ同軸になるよう前記燃料ヘッダーを配置した燃焼装置の改造方法であって、
    前記燃料ノズルから燃料を噴出する噴出口より上流側に前記燃料又は空気の流れを乱す手段を備えた複数の燃料ノズルを具備する燃料ヘッダーに交換することにより改造する燃焼装置の改造方法。
JP2006051469A 2006-02-28 2006-02-28 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法 Active JP4894295B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006051469A JP4894295B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法
EP07001009.5A EP1826485B1 (en) 2006-02-28 2007-01-18 Burner and method of combustion with the burner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006051469A JP4894295B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007232234A true JP2007232234A (ja) 2007-09-13
JP4894295B2 JP4894295B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=38016892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006051469A Active JP4894295B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1826485B1 (ja)
JP (1) JP4894295B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010216668A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器
US8104284B2 (en) 2007-04-26 2012-01-31 Hitachi, Ltd. Combustor and a fuel supply method for the combustor
KR101195296B1 (ko) * 2011-12-21 2012-10-26 박순옥 보일러의 송풍장치
JP2013155981A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toshiba Corp ガスタービン燃焼器およびガスタービン
JP2015094535A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
JP2015096794A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
JP2015200494A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 渦停留型燃料噴射器および製造方法
KR102117531B1 (ko) * 2019-11-07 2020-06-10 한국기계연구원 연소진동 저감을 위한 음향 감쇠 구조를 갖는 가스터빈 연소기용 버너
JP2020159591A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃焼器及びガスタービン
KR20220151688A (ko) 2020-04-22 2022-11-15 미츠비시 파워 가부시키가이샤 버너 집합체, 가스 터빈 연소기 및 가스 터빈

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9709277B2 (en) 2012-05-15 2017-07-18 General Electric Company Fuel plenum premixing tube with surface treatment
MX2012006599A (es) * 2012-06-08 2013-12-16 Jorge Rivera Garza Quemador de combustible gaseoso con elevada eficiencia energetica y de combustion, baja emision de contaminantes y mayor transferencia de calor.
DE112013005790B4 (de) * 2012-12-05 2023-07-06 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zum Betreiben eines Verbrennungssystems und Verbrennungssystem
JP7044669B2 (ja) * 2018-09-05 2022-03-30 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4336016A (en) * 1979-01-26 1982-06-22 World Stress (Gas Contracts) Limited Burners
JPH03144215A (ja) * 1990-09-19 1991-06-19 Hitachi Ltd ガス燃焼器
JPH0452418A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Hitachi Ltd 同軸型噴射器を装備した燃焼器
US5339635A (en) * 1987-09-04 1994-08-23 Hitachi, Ltd. Gas turbine combustor of the completely premixed combustion type
JPH074660A (ja) * 1993-06-17 1995-01-10 Hitachi Ltd 燃焼加熱器
JPH0828872A (ja) * 1994-07-15 1996-02-02 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JPH0828874A (ja) * 1994-07-20 1996-02-02 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP2002048342A (ja) * 2000-06-28 2002-02-15 General Electric Co <Ge> 噴霧バー組立体を用いて燃焼器のエミッションを減少させる方法及び装置
JP2003042453A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの予混合ノズルまたは予混合燃焼器
JP2003148734A (ja) * 2001-08-29 2003-05-21 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器およびガスタービン燃焼器の運転方法
JP2003279042A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ガスタービンのガス混合機構
JP2004170010A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の燃料供給方法
JP2005147459A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の燃料供給方法
JP2005226850A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Ebara Corp 燃焼装置
JP2006010193A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Japan Aerospace Exploration Agency ガスタービン燃焼器
JP2006017381A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Hitachi Ltd 同軸噴流方式燃焼器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6443728B1 (en) * 2001-03-19 2002-09-03 Alstom (Schweiz) Ag Gas pipe ignitor

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4336016A (en) * 1979-01-26 1982-06-22 World Stress (Gas Contracts) Limited Burners
US5339635A (en) * 1987-09-04 1994-08-23 Hitachi, Ltd. Gas turbine combustor of the completely premixed combustion type
JPH0452418A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Hitachi Ltd 同軸型噴射器を装備した燃焼器
JPH03144215A (ja) * 1990-09-19 1991-06-19 Hitachi Ltd ガス燃焼器
JPH074660A (ja) * 1993-06-17 1995-01-10 Hitachi Ltd 燃焼加熱器
JPH0828872A (ja) * 1994-07-15 1996-02-02 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JPH0828874A (ja) * 1994-07-20 1996-02-02 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP2002048342A (ja) * 2000-06-28 2002-02-15 General Electric Co <Ge> 噴霧バー組立体を用いて燃焼器のエミッションを減少させる方法及び装置
JP2003042453A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの予混合ノズルまたは予混合燃焼器
JP2003148734A (ja) * 2001-08-29 2003-05-21 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器およびガスタービン燃焼器の運転方法
JP2003279042A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ガスタービンのガス混合機構
JP2004170010A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の燃料供給方法
JP2005147459A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の燃料供給方法
JP2005226850A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Ebara Corp 燃焼装置
JP2006010193A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Japan Aerospace Exploration Agency ガスタービン燃焼器
JP2006017381A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Hitachi Ltd 同軸噴流方式燃焼器

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8104284B2 (en) 2007-04-26 2012-01-31 Hitachi, Ltd. Combustor and a fuel supply method for the combustor
US8607573B2 (en) 2007-04-26 2013-12-17 Hitachi, Ltd. Combustor having a first plurality of fuel nozzles having a first cross-sectional shape and a second plurality of fuel nozzles having a second cross-sectional shape different than the first cross-sectional shape
JP2010216668A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd ガスタービン燃焼器
US8656721B2 (en) 2009-03-13 2014-02-25 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Gas turbine combustor including separate fuel injectors for plural zones
KR101195296B1 (ko) * 2011-12-21 2012-10-26 박순옥 보일러의 송풍장치
JP2013155981A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toshiba Corp ガスタービン燃焼器およびガスタービン
JP2015094535A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
JP2015096794A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
JP2015200494A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 渦停留型燃料噴射器および製造方法
JP2020159591A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃焼器及びガスタービン
WO2020195085A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 燃焼器及びガスタービン
KR20210122829A (ko) * 2019-03-25 2021-10-12 미츠비시 파워 가부시키가이샤 연소기 및 가스 터빈
CN113544434A (zh) * 2019-03-25 2021-10-22 三菱动力株式会社 燃烧器及燃气轮机
CN113544434B (zh) * 2019-03-25 2022-08-23 三菱重工业株式会社 燃烧器及燃气轮机
JP7287811B2 (ja) 2019-03-25 2023-06-06 三菱重工業株式会社 燃焼器及びガスタービン
KR102550841B1 (ko) * 2019-03-25 2023-07-04 미츠비시 파워 가부시키가이샤 연소기 및 가스 터빈
KR102117531B1 (ko) * 2019-11-07 2020-06-10 한국기계연구원 연소진동 저감을 위한 음향 감쇠 구조를 갖는 가스터빈 연소기용 버너
KR20220151688A (ko) 2020-04-22 2022-11-15 미츠비시 파워 가부시키가이샤 버너 집합체, 가스 터빈 연소기 및 가스 터빈
DE112021000903T5 (de) 2020-04-22 2022-11-24 Mitsubishi Heavy Industries Ltd. Brenneranordnung, gasturbinen-brennkammer und gasturbine
US11859822B2 (en) 2020-04-22 2024-01-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Burner assembly, gas turbine combustor, and gas turbine

Also Published As

Publication number Publication date
EP1826485A3 (en) 2012-08-15
EP1826485A2 (en) 2007-08-29
JP4894295B2 (ja) 2012-03-14
EP1826485B1 (en) 2017-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4894295B2 (ja) 燃焼装置と燃焼装置の燃焼方法、及び燃焼装置の改造方法
US10072848B2 (en) Fuel injector with premix pilot nozzle
JP4906689B2 (ja) バーナ,燃焼装置及び燃焼装置の改造方法
US7721545B2 (en) Device for injecting a mixture of air and fuel, combustion chamber and turbomachine both equipped with such a device
US11015809B2 (en) Pilot nozzle in gas turbine combustor
US8104286B2 (en) Methods and systems to enhance flame holding in a gas turbine engine
JP5188238B2 (ja) 燃焼装置及びバーナの燃焼方法
EP2241816A2 (en) Dual orifice pilot fuel injector
US20160186663A1 (en) Pilot nozzle in gas turbine combustor
JP2008275308A (ja) 燃料ノズル及びその製造方法
JP2007309637A (ja) ターボ機械の燃焼チャンバ
EP2589873B1 (en) Reverse flow combustor having wake air injection
JP2010065963A (ja) 燃焼器,燃焼器の燃料供給方法及び燃焼器の改造方法
US10914237B2 (en) Airblast injector for a gas turbine engine
KR101752114B1 (ko) 노즐, 연소기, 및 가스 터빈
JP5110635B2 (ja) 空気と燃料の混合物を噴射する装置、ならびにそのような装置が設けられた燃焼室とターボ機械
US20160061452A1 (en) Corrugated cyclone mixer assembly to facilitate reduced nox emissions and improve operability in a combustor system
JP2008128631A (ja) 空気と燃料の混合物を噴射する装置と、このような装置を備える燃焼チャンバ及びターボ機械
US8505275B2 (en) Fuel injection systems in a turbomachine combustion chamber
US20180340689A1 (en) Low Profile Axially Staged Fuel Injector
JP2007146697A (ja) 燃焼器及び燃焼器の燃焼空気供給方法
JP4854613B2 (ja) 燃焼装置及びガスタービン燃焼器
JP2011038710A (ja) ガスタービン燃焼器
US20160320062A1 (en) Nozzle for a gas turbine combustor
JP5991025B2 (ja) バーナ及びガスタービン燃焼器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4894295

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250