JP7476424B2 - 燃焼器及びガスタービン - Google Patents

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Description

本開示は、燃焼器及びガスタービンに関する。
本願は、2021年3月31日に日本に出願された特願2021-062224号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
例えば特許文献1には、ガスタービンに用いられる燃焼器の一例としてのクラスタ燃焼器が開示されている。
クラスタ燃焼器は、燃料を噴射する複数の燃料ノズル部と、燃料ノズル部の下流側にこれらノズル部と同軸に設けられた複数の空気孔と、を有している。燃料の噴射に伴って周囲の空気と燃料との混合ガスが空気孔を流通して下流側に噴出される。この際、混合ガスが着火することで、各空気孔の下流側の端部に複数の小規模の火炎が形成される。
各空気孔は、上流側の部分が燃焼器の中心軸線と平行な直管部とされている一方、下流側の部分は燃焼器の中心軸線に対して傾斜して延びる傾斜部とされている。そのため、空気孔から下流側に供給される混合ガスには、燃焼機の中心軸線回りの旋回成分が付与される。これによって、火炎を安定して保持することができるようになっている。
特開2008-111651号公報
ところで、特許文献1に記載の燃焼器では、空気及び燃料が直管部から傾斜部に至る際に急激に転向する。そのため、燃料の密度が空気よりも小さい場合、燃料と空気との比重の差によって、燃料が傾斜部の内周面の一部に偏ってしまう。その結果、燃料と空気との混合を十分に行えず、フラッシュバックの発生を招いてしてしまう場合がある。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、保炎性を向上させながらフラッシュバックをより一層抑えることができる燃焼器及びガスタービンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る燃焼器は、燃焼器軸線に直交する上流側端面と下流側端面とを有し、これら上流側端面と下流側端面とにわたって貫通する空気孔が形成された管板と、前記空気孔を流通する空気に燃料を噴射する燃料噴射部と、を備え、前記空気孔は、下流側に向かうにしたがって前記燃焼器軸線に直交する方向に湾曲する曲がり流路と、該曲がり流路の下流側に連続するように接続され、前記燃焼器軸線に対して傾斜して延びて前記下流側端面に開口する傾斜流路と、を有し、前記燃料噴射部が前記燃料を噴射する燃料噴射位置が、前記曲がり流路の上流端よりも下流側に位置している。
本開示に係るガスタービンは、空気を圧縮する圧縮機と、圧縮機が圧縮した空気に燃料を混合して燃焼させることで燃焼ガスを生成する上記の燃焼器と、前記燃焼ガスによって駆動されるタービンと、を備える。
本開示の燃焼器及びガスタービンによれば、保炎性を向上させながらフラッシュバックをより一層抑えることができる。
本開示の第一実施形態に係るガスタービンの概略構成を示す模式図である。 本開示の第一実施形態に係る燃焼器の概略構成を示す縦断面図である。 本開示の第一実施形態に係る燃焼器の要部の拡大図である。 本開示の第二実施形態に係る燃焼器の要部の拡大図である。 変形例に係る燃焼器の要部の拡大図である。なお、燃料噴射部の記載を省略している。 変形例に係る燃焼器の要部の拡大図である。なお、燃料噴射部の記載を省略している。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態について図1~図3を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係るガスタービン1は、空気を圧縮する圧縮機2と、燃焼ガスを生成する燃焼器3と、燃焼ガスによって駆動されるタービン4を有している。
燃焼機は、ガスタービン1の回転軸の周囲に周方向に間隔をあけて複数設けられている。燃焼器3は、圧縮機2が圧縮した空気に燃料を混合させて燃焼させ、高温高圧の燃焼ガスを生成する。
[燃焼器]
以下、図2及び図3を用いて燃焼器3の構成について説明する。
図2に示すように、燃焼器3は、筒体10、閉止板11、燃料供給管12、燃料切替部13及び燃焼器本体20を備えている。
[筒体]
筒体10は燃焼器3の中心軸線となる燃焼器軸線Oを中心とした円筒状をなしている。筒体10には、該筒体10を内外に貫通する空気導入孔10aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。
[閉止板]
閉止板11は、筒体10の後方側(図1における左側)の端部を閉塞する円盤状をなしている。筒体10と閉止板11とによって区画される空間には、圧縮機2が圧縮した空気が空気導入孔10aを介して導入される。
[燃料供給管]
燃料供給管12は、燃料が流通する管である。燃料供給管12は、燃焼器軸線Oに沿って閉止板11を前後に貫通するように延びている。燃料供給管12は、後方側から前方側(図1の右側)に向かって燃料が流通する。
[燃料切替部]
燃料切替部13は、燃料供給管12に供給される燃料の種類を切り替える。本実施形態の燃料切替部13は、燃料を水素と天然ガスとで切り替えられるように構成されている。燃料切替部13は、例えば、水素貯蔵タンク及び天然ガスタンクから供給される水素又は天然ガスのいずれか一方を燃料供給管12に後方側から供給する。
[燃焼器本体]
燃焼器本体20は、筒体10の前方側を閉塞するように設けられている。燃焼器本体20は、取付部21、管板30、及び燃料噴射部50を有する。
[取付部]
取付部21は、燃焼器軸線Oを中心とし、かつ、筒体10よりも一回り外径の小さい筒状をなしている。取付部21の外周面の後方側の一部は、筒体10の内周面に全周にわたって固定されている。取付部21は、筒体10の空気導入孔10aを閉塞しない位置に設けられている。
[管板]
管板30は、燃焼器軸線Oを中心とした円盤状をなしている。管板30の外周部の後端は、取付部21の前端に全周にわたって一体に固定されている。管板30における後方側を向く端面は、上流側端面31とされている。管板30における前方側を向く面は、下流側端面32とされている。上流側端面31及び下流側端面32は、それぞれ燃焼器軸線Oに直交する平面状をなしており、互いに平行をなしている。
[プレナム]
管板30は、内側に中空部としてのプレナム33を有している。プレナム33は、管板30の外形と同様に円盤状をなす空間である。管板30には、燃焼器軸線Oに沿ってプレナム33の内面と上流側端面31とにわたって延びる燃料孔33aが形成されている。燃料供給管12の前端は、燃料孔33aに接続されている。これによって、燃料供給管12を流通する燃料は、燃料孔33aを介してプレナム33内に導入される。プレナム33は、燃料の供給によって該燃料で満たされる。
[管状壁部]
管板30には、プレナム33内を前後にわたって延びるように複数の管状壁部34が設けられている。複数の管状壁部34は、燃焼器軸線Oに直交する方向に互いに離間して配置されている。
[空気孔]
管板30には、上流側端面31と下流側端面32とにわたって、これら上流側端面31と下流側端面32とを貫通させる複数の空気孔40が形成されている。各空気孔40は、管状壁部34の内部を通過している。即ち、管状壁部34によって空気孔40の流路の一部が形成されている。複数の空気孔40は、管状壁部34の配置位置に従って、燃焼器軸線Oに直交する方向に互いに離間して配置されている。
空気孔40には、後方側を上流側、前方側を下流側として空気が流通する。即ち、筒体10と閉止板11とによって区画された空間に空気導入孔10aを介して導入された空気は、管板30の空気孔40を後方側から前方側に向かって流通する。
詳しくは図3に示すように、空気孔40は、上流側から下流側に向かって、導入流路41、曲がり流路42、及び傾斜流路43が順次接続されることで構成されている。
<導入流路>
導入流路41は、空気孔40の最上流の部分である。導入流路41は、燃焼器軸線Oに平行な第一中心軸線O1に沿って延びる直管部41bを有する。直管部41bは、前後方向にわたって直線状に一様の内径で延びている。
直管部41bの上流側の端部と上流側端面31との間には、曲面部41aが形成されている。曲面部41aは、直管部41bの上流端と上流側端面31との間を曲面で接続している。即ち、曲面部41aは、導入流路41を上流側端面31に開口させており、空気孔40の上流側開口部40aを形成している。
曲面部41aは、下流側に向かうにしたがって縮径する凸曲面とされている。曲面部41aの下流側の端部は、直管部41bの上流側の端部に対して、滑らかに連続している。
<曲がり流路>
曲がり流路42は、導入流路41の下流側に連続する部分であって、空気孔40の中間部となる部分である。
曲がり流路42の内径は、導入流路41の直管部41bと同一の内径とされている。曲がり流路42は、直管部41bの下流側の端部、即ち、導入流路41の下流側の端部に滑らかに連続するように接続されている。
曲がり流路42は、下流側に向かうにしたがって燃焼器軸線Oに直交する方向に湾曲するように延びている。これによって、曲がり流路42の中心軸線である第二中心軸線O2も下流側に向かうにしたがって燃焼器軸線Oに直交する方向に湾曲している。本実施形態では、第二中心軸線O2は、曲がり流路42の上流側の端部から下流側の端部にわたって、同一の円の中心C回りに同一の曲率半径で延びている。即ち、曲がり流路42は、上流側から下流側にわたって一様湾曲しながら延びている。
[傾斜流路]
傾斜流路43は、燃焼器軸線Oに対して一定の傾斜角度で傾斜するように延びている。即ち、傾斜流路43の中心軸線である第三中心軸線O3は、下流側に向かうにしたがって燃焼器軸線Oに直交する方向に向かうように直線状に延びている。傾斜流路43の内径は、曲がり流路42の内径と同一とされている。
傾斜流路43の上流側の端部は、曲がり流路42の下流側の端部に滑らかに連続するように接続されている。これにより、傾斜流路43の第三中心軸線O3は、曲がり流路42の第二中心軸線O2の下流側の端部における接線上に位置している。傾斜流路43の第三中心軸線O3の燃焼器軸線Oに対する角度は、例えば、10~45度、好ましくは、20~40度、より好ましくは、25~35度に設定されている。傾斜流路43の下流側の端部は、管板30の下流側端面32に開口している。即ち、傾斜流路43の下流側の端部が、空気孔40の下流側開口を形成している。傾斜流路43は、燃焼器軸線Oに沿う方向から見て燃焼器軸線O回りに延びている。
[燃料噴射部]
燃料噴射部50は、空気孔40を流通する空気に燃料を噴射する。本実施形態の燃料噴射部50は、空気孔40内に設けられており、本実施形態では、空気孔40における傾斜流路43の内周面に設けられている。燃料噴射部50は、ノズル部51及び複数のストラット54有している。
ノズル部51は第三中心軸線O3と同軸に延びている。ノズル部51は、下流側に向かうに従って先細る円柱状をなしている。ノズル部51の外形は、上流側から下流側に向かっての流線形状とされていてもよい。ノズル部51には、該ノズル部51の下流側の先端に開口してノズル部51内を第三中心軸線O3に沿って延びる軸方向流路52が形成されている。ノズル部51の下流側の端部である後端は、曲がり流路42と傾斜流路43との境界に位置している。
ストラット54は、ノズル部51を傾斜流路43の内周面に固定している。ストラット54は、第三中心軸線O3の周方向に複数間隔をあけて設けられている。ストラット54の外周側の端部は、傾斜流路43の内周面に固定されている。ストラット54の内周側の端部は、ノズル部51の外周面に固定されている。ストラット54の内部には、第三中心軸線O3の径方向に延びる径方向流路55が形成されている。径方向流路55の径方向内側の端部は、ノズル部51内の軸方向流路52に連通している。
ストラット54における第三中心軸線O3と平行な断面形状は、傾斜流路43を流通する空気の流れを妨げないように流線形状又は翼形状をなしていることが好ましい。
ここで、管板30における管状壁部34には、該管状壁部34を空気孔40の中心軸線の径方向に貫通する連通孔34aが形成されている。連通孔34aは周方向に間隔をあけて複数形成されている。各連通孔34aは、ストラット54の径方向流路55に接続され連通している。これにより、プレナム33内に充填された燃料は、連通孔34aを介し径方向流路55を通過し、燃料噴射部50のノズル部51内の軸方向流路52に流入する。
軸方向流路52のノズル部51の先端の開口部は、軸方向流路52を流通した燃料を下流側に噴射するための先端噴射孔(燃料噴射孔)53とされている。先端噴射孔53は、空気孔40の中心軸線上に配置されており、特に本実施形態では傾斜流路43の中心軸線である第三中心軸線O3上に配置されている。これにより、燃料は、先端噴射孔53から空気孔40の中心軸線に沿って下流側に噴射される。
ここで、空気孔40の中心軸線に沿う方向における燃料噴射部50が燃料を噴射する位置を燃料噴射位置Pと定義する。本実施形態の燃料噴射位置Pは、空気孔40における直線をなす傾斜流路43上とされている。
[作用効果]
次に本実施形態に係る燃焼器3の動作及び作用効果について説明する。燃焼器3の管板30における空気孔40には、後方側から前方側に向かって、即ち、上流側から下流側に向かって圧縮された空気が順次流通している。このように空気孔40を流通する空気への燃料の噴射が行われる。
燃焼器3への燃料の供給は、燃料切替部13を介して行われる。即ち、燃料切替部13によって燃料供給管12に水素又は天然ガスが燃料として供給される。燃料は燃料供給管12を介して、管板30のプレナム33に導入される。そして、プレナム33内に充填された燃料は、各管状壁部34に形成された連通孔34aを介して、空気孔40内に設けられた燃料噴射部50に導入される。そして、燃料噴射部50に導入された燃料は、ノズル部51の先端に位置する先端噴射孔53を介して空気孔40内に噴射される。
空気孔40内に噴射された該燃料は、空気孔40内を上流側から下流側に流通する空気と混合される。これによって、混合ガスが生成される。混合ガスは、空気孔40の下流側開口部40bから噴出し、着火される。これによって、各空気孔40の下流側開口部40bに対応するようにして火炎が形成される。
ここで、燃料切替部13が燃料として天然ガスを選択した場合、当該天然ガスは保炎性が低く、安定した保炎が困難となる場合がある。これに対して本実施形態では、空気孔40から噴出される混合ガスは、当該空気孔40の傾斜流路43を介して下流側に噴出されることになる。そのため、混合ガスは、燃焼器軸線O回りの旋回成分が付与された状態で空気孔40から噴出される。これにより、当該混合ガスによる火炎を安定して保持することができる。即ち、燃焼器3の保炎性を向上させることができる。
また、上記のように混合ガスに旋回成分を付与することにより、保炎の強化に加えて、空気と燃料との混合を促進させる効果を得ることができる。
ここで、水素のように非常に燃え易い燃料を用いた場合、仮に空気孔40内で混合ガスに旋回成分を付与すれば、逆火を誘発するおそれがある。そのため、空気孔40内で旋回成分を付与して空気と燃料との混合を促進させることは難しい。
これに対して本実施形態では、空気孔40内では旋回流が形成されずに、燃料と空気とが空気孔40を出た後に旋回流が形成される構成とされている。即ち、空気孔40の脱出後に燃料と空気とを急速に混合させることができるため、逆火のリスクを避けて適切な混合促進を図ることができる。またこれによって、水素燃焼時に発生するNO を低減させることができる。そのため、燃料として水素のみを用いる燃焼器にも本発明を適用できる。
また、本実施形態では、燃料噴射部50による燃料噴射位置Pが、傾斜流路43上とされている。そのため、傾斜流路43内で下流側に向かって噴出された燃料は、直性を維持した状態で空気とともに流通する。これにより、燃料が空気孔40の周方向一部に偏った状態で噴出されてしまうことを抑制できる。
仮に燃料噴射位置Pが曲がり流路42よりも上流側に位置している場合、即ち、燃料噴射位置Pが例えば導入流路41内や管板30の上流側に位置している場合、空気孔40を流通する燃料と空気には曲がり流路42でそれぞれ遠心力を大きく受けることとなる。そのため、特に燃料と空気との比重が大きく違う場合には、遠心力に応じて燃料が空気孔40の周方向一部に偏ってしまう。特に、燃料切替部13によって燃料として水素が供給されている場合には、当該水素と空気の比重は大きく異なる。そのため、燃料が曲がり流路42の湾曲の内側に偏った燃料分布となり、フラッシュバックの発生リスクが高くなる。
これに対して本実施形態では、空気孔40における曲がり流路42よりも下流側で燃料を噴射する構成のため、空気及び燃料が曲がり流路42による遠心力を受けることはない。そのため、燃料は直進性を維持した状態で空気孔40の下流側開口部40bに達する。よって、フラッシュバックの発生を抑制することができる。
さらに燃料噴射部50のノズルは、空気孔40の中心軸線に沿って下流側に燃料を噴射する構成のため、燃料を空気孔40の内周面から最も離間させた状態で噴射することができる。このように噴射された燃料が直進性を維持したまま下流側に流通するため、空気孔40の内周面に燃料が偏ってしまうことをより一層抑制することができる。
[第二実施形態]
次に本発明の第二実施形態について図4を参照して説明する。図4では第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第二実施形態は、燃料噴射部70の構成が第一実施形態と相違する。第二実施形態の燃料噴射部70は複数の内周噴射孔(燃料噴射孔)71を有している。
内周噴射孔71は、プレナム33と空気孔40とを連通させるように管状壁部34を径方向に貫通している。内周噴射孔71は、プレナム33内の燃料を空気孔40内に直接的に噴射するように構成されている。複数の内周噴射孔71は、空気孔40における同一の中心軸線方向位置で周方向に間隔をあけて複数形成されている。当該中心軸線方向位置が第二実施形態における燃料噴射位置Pとなる。本実施形態の燃料噴射位置Pは、第一実施形態同様、空気孔40内における傾斜流路43上とされている。
なお、各内周噴射孔71は、互いに対向する周方向位置に形成されていてもよい。即ち、内周噴射孔71は互いに対向する位置に形成された一対の内周噴射孔71を一組として、一組のみ、または複数組が形成されていてもよい。
上記構成により、同一の中心軸線方向位置で複数の燃料噴射孔から噴射される燃料が互いに干渉することで、燃料は空気孔40の中心軸線に沿って流れやすくなる。特に、対向する位置から燃料が噴射される場合には、これら二つの流れが互いの流速の径方向成分を相殺し、中心軸線に沿った流れを形成することができる。そのため、第一実施形態同様、燃料が空気孔40の内周面の一部に偏って接触してしまうことを抑制できる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、実施形態では、燃料噴射位置Pが傾斜流路43上に位置していたがこれに限定されることはない。燃料噴射位置Pは、傾斜流路43の上流側の端部であってもよいし、曲がり流路42内にあってもよい。即ち、燃料噴射位置Pは、曲がり流路42の上流側の端部よりも下流側であればよい。
仮に燃料噴射位置Pが導入流路41の直管部41bにあれば、直管部41bの形状に従って直進性の高い燃料が勢いをもって曲がり流路42に流入することになる。この場合、曲がり流路42で大きく遠心力を受け、燃料の周方向分布に大きな偏りが生じる。上記のように、曲がり流路42の中途で燃料を噴射すれば、当該曲がり流路42による遠心力の影響を抑え、燃料の周方向分布の偏りを抑制することができる。
また、実施形態では導入流路41の第一中心軸線O1が燃焼器軸線Oと平行であり管板30の上流側端面31に対して垂直である例について説明した。しかしながら、これに限定されることはない。例えば図5に示す変形例のように、導入流路41の第一中心軸線O1が燃焼器軸線Oに対して多少の傾斜角度をもっていてもよい。この場合の第一中心軸線O1の燃焼器軸線Oに対する傾斜角度は、傾斜流路43の第三中心軸線O3の燃焼器軸線Oに対する傾斜角度よりも小さい。これによっても第一中心軸線O1と第二中心軸線O2とをつなぐ第二中心軸線O2を中心とした曲がり流路42を形成することができる。したがって、曲がり流路42及び傾斜流路43を備える構成を前提として燃料噴射位置Pを特定した本発明の趣旨を没却させることはない。
また、実施形態では傾斜流路43が直線状に延びる例について説明したが必ずしもこれに限定されることはない。直線状の傾斜流路43に代えて、例えば図6に示す変形例のように、緩やかな曲率を有する傾斜流路44であってもよい。当該傾斜流路44の第三中心軸線O3は、曲がり流路42の中心となる第二中心軸線O2よりも大きい曲率半径を有している。これに伴って変形例の傾斜流路44は、曲がり流路42よりも曲率が小さく湾曲した流路とされている。これによっても、実施形態同様の作用効果を有する。
[付記]
各実施形態に記載の燃焼器3及びガスタービン1は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る燃焼器3は、燃焼器軸線Oに直交する上流側端面31と下流側端面32とを有し、これら上流側端面31と下流側端面32とにわたって貫通する空気孔40が形成された管板30と、前記空気孔40を流通する空気に燃料を噴射する燃料噴射部50,70と、を備え、前記空気孔40は、下流側に向かうにしたがって前記燃焼器軸線Oに直交する方向に湾曲する曲がり流路42と、該曲がり流路42の下流側に連続するように接続され、前記燃焼器軸線Oに対して傾斜して延びて前記下流側端面32に開口する傾斜流路43,44と、を有し、前記燃料噴射部50,70が前記燃料を噴射する燃料噴射位置Pが、前記曲がり流路42の上流端よりも下流側に位置している。
上記構成によれば、管板30の下流側に傾斜流路43,44による旋回流を形成することができるため、安定的に保炎を行うことができる。
また、燃噴射位置が曲がり流路42の上流端よりも下流側に位置しているため、燃料噴射部50,70から噴射される燃料が傾斜流路43の周方向の一部に偏ってしまうことを抑制できる。
(2)第2の態様に係る燃焼器3は、前記燃料噴射位置Pが、前記傾斜流路43,44の上流端よりも下流側に位置している(1)に記載の燃焼器3であってもよい。
燃料噴射位置Pが傾斜流路43,44中にあることから、燃料噴射部50,70から噴射される燃料は直性を維持した状態で下流側に流れる。そのため、燃料が空気孔40の一部に偏ってしまうことを抑制できる。
(3)第3の態様に係る燃焼器3は、前記傾斜流路43は、前記燃焼器軸線Oに対して一定の傾斜角度で傾斜するように延びている(1)又は(2)に記載の燃焼器3であってもよい。
(4)第4の態様に係る燃焼器3は、前記傾斜流路44は、前記曲がり流路42よりも曲率が小さく湾曲した流路である(1)又は(2)に記載の燃焼器3であってもよい。
(5)第5の態様に係る燃焼器3は、前記燃料噴射部50は、前記燃料を噴射するノズル部51を有し、該ノズル部51は、前記空気孔40の中心軸線に沿って下流側に前記燃料を噴射する(1)から(4)のいずれかに記載の燃焼器3であってもよい。
これによって、燃料が空気孔40の中心軸線に沿って流れるため、当該燃料が空気孔40の内周面の一部に偏って接触してしまうことを抑制できる。
(6)第6の態様に係る燃焼器3は、前記燃料噴射部70は、前記空気孔40における同一の中心軸線方向位置で、前記空気孔40の内周面に周方向に間隔をあけて配置された複数の燃料噴射孔を有する(1)から(4)のいずれかに記載の燃焼器3であってもよい。
燃料噴射孔の例示として、例えば内周噴射孔71が挙げられる。
同一の中心軸線方向位置で複数の燃料噴射孔から噴射される燃料が互いに干渉することで、燃料は空気孔40の中心軸線に沿って流れやすくなる。そのため、燃料が空気孔40の内周面の一部に偏って接触してしまうことを抑制できる。
(7)第7の態様に係る燃焼器3は、前記空気孔40は、前記上流側端面31に開口して前記燃焼器軸線Oに平行に直線状に延びるとともに、下流端が前記曲がり流路42の上流端に連続するように接続された導入流路41をさらに有する(1)から(6)のいずれかに記載の燃焼器3であってもよい。
導入流路41が燃焼器軸線Oに対して傾斜している場合、当該導入流路41の上流側端面31における開口部で空気の剥離が生じやすくなる。本態様では、導入流路41は燃焼器軸線Oに平行とされており、上流側端面31に直交している。そのため、開口部での空気の剥離を抑制できる。
(8)第8の態様に係る燃焼器3は、前記導入流路41の第一中心軸線O1が前記燃焼器軸線Oと平行であり前記管板30の前記上流側端面31に対して垂直である(7)に記載の燃焼器3であってもよい。
(9)第9の態様に係る燃焼器3は、前記導入流路41の第一中心軸線O1の前記燃焼器軸線Oに対する傾斜角度が、前記傾斜流路43の第三中心軸線O3の前記燃焼器軸線Oに対する傾斜角度よりも小さい(7)に記載の燃焼器であってもよい。
(10)第10の態様に係る燃焼器3は、前記燃料を水素と天然ガスとで切り替える燃料切替部13をさらに有する(1)から(9)のいずれかに記載の燃焼器3である。
ここで、燃料が天然ガスの場合には、他の燃料に加えて安定した保炎が困難になる場合がある。本態様では、傾斜流路43から下流側に噴出される空気と燃料との混合ガスは旋回流となるため、燃料が天然ガスの場合であっても安定した保炎を行うことができる。
一方で、燃料が水素の場合、空気孔40の入口側と出口側とで流路の傾斜角が異なると、比重の小さい水素が空気孔40の出口の周方向の一部に偏ってしまい好ましくない。本態様では、燃料噴射位置Pが曲がり流路42の上流端より下流側とされているため、燃料が水素の場合であっても当該水素が空気孔40内で偏ってしまうことを抑制できる。
(11)第11の態様に係るガスタービン1は、空気を圧縮する圧縮機2と、圧縮機2が圧縮した空気に燃料を混合して燃焼させることで燃焼ガスを生成する(1)から(10)のいずれかの燃焼器3と、前記燃焼ガスによって駆動されるタービン4と、を備える。
上記ガスタービン1によれば、燃料と空気との混合ガスを旋回流とすることで保炎性を向上させながら、空気孔40内での燃料の片寄りを抑制しフラッシュバックをより一層抑えることができる。
保炎性を向上させながらフラッシュバックをより一層抑えることができる燃焼器及びガスタービンを提供することができる。
1…ガスタービン 2…圧縮機 3…燃焼器 4…タービン 10…筒体 10a…空気導入孔 11…閉止板 12…燃料供給管 13…燃料切替部 20…燃焼器本体 21…取付部 30…管板 31…上流側端面 32…下流側端面 33…プレナム 33a…燃料孔 34…管状壁部 34a…連通孔 40…空気孔 40a…上流側開口部 40b…下流側開口部 41…導入流路 41a…曲面部 41b…直管部 42…曲がり流路 43…傾斜流路 44…傾斜流路 50…燃料噴射部 51…ノズル部 52…軸方向流路 53…先端噴射孔(燃料噴射孔) 54…ストラット 55…径方向流路 70…燃料噴射部 71…内周噴射孔(燃料噴射孔) O…燃焼器軸線 O1…第一中心軸線 O2…第二中心軸線 O3…第三中心軸線 C…中心 P…燃料噴射位置

Claims (11)

  1. 燃焼器軸線に直交する上流側端面と下流側端面とを有し、これら上流側端面と下流側端面とにわたって貫通する空気孔が形成された管板と、
    前記空気孔を流通する空気に燃料を噴射する燃料噴射部と、
    を備え、
    前記空気孔は、
    下流側に向かうにしたがって前記燃焼器軸線に直交する方向に湾曲する曲がり流路と、
    該曲がり流路の下流側に連続するように接続され、前記燃焼器軸線に対して傾斜して延びて前記下流側端面に開口する傾斜流路と、
    を有し、
    前記燃料噴射部が前記燃料を噴射する燃料噴射位置が、前記曲がり流路の上流端よりも下流側に位置している燃焼器。
  2. 前記燃料噴射位置が、前記傾斜流路の上流端よりも下流側に位置している請求項1に記載の燃焼器。
  3. 前記傾斜流路は、前記燃焼器軸線に対して一定の傾斜角度で傾斜するように延びている請求項1又は2に記載の燃焼器。
  4. 前記傾斜流路は、前記曲がり流路よりも曲率が小さく湾曲した流路である請求項1又は2に記載の燃焼器。
  5. 前記燃料噴射部は、前記燃料を噴射するノズル部を有し、
    該ノズル部は、前記空気孔の中心軸線に沿って下流側に前記燃料を噴射する燃料噴射孔を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の燃焼器。
  6. 前記燃料噴射部は、前記空気孔における同一の中心軸線方向位置で、前記空気孔の内周面に周方向に間隔をあけて配置された複数の燃料噴射孔を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の燃焼器。
  7. 前記空気孔は、
    前記上流側端面に開口して前記燃焼器軸線に平行に直線状に延びるとともに、下流端が前記曲がり流路の上流端に連続するように接続された導入流路をさらに有する請求項1から6のいずれか一項に記載の燃焼器。
  8. 前記導入流路の第一中心軸線が前記燃焼器軸線と平行であり前記管板の前記上流側端面に対して垂直である請求項7に記載の燃焼器。
  9. 前記導入流路の第一中心軸線の前記燃焼器軸線に対する傾斜角度が、前記傾斜流路の第三中心軸線の前記燃焼器軸線に対する傾斜角度よりも小さい請求項7に記載の燃焼器。
  10. 前記燃料を水素と天然ガスとで切り替える燃料切替部をさらに有する請求項1から9のいずれか一項に記載の燃焼器。
  11. 空気を圧縮する圧縮機と、
    圧縮機が圧縮した空気に燃料を混合して燃焼させることで燃焼ガスを生成する請求項1から10のいずれか一項に記載の燃焼器と、
    前記燃焼ガスによって駆動されるタービンと、
    を備えるガスタービン。
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