JP2020159229A - 判定装置、判定方法及び、判定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】フライホイールの共振発生を高精度に判定する。【解決手段】出力軸11にフライホイール20が設けられるエンジン10の判定装置であって、出力軸11の回転数を取得する回転数取得部110と、エンジン10の始動から取得される回転数が、フライホイール20の共振回転領域の上限閾値を超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、共振しないと判定する一方、取得される回転数が共振回転領域の下限閾値を超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、回転数が上限閾値を超えている状態を第1期間以上継続しなかった場合には、共振すると判定する共振判定部120とを備えた。【選択図】図2

Description

本開示は、判定装置、判定方法及び、判定プログラムに関し、特に、出力軸(クランクシャフト)にフライホイールが設けられるエンジンの判定装置、判定方法及び、判定プログラムに関するものである。
一般に、エンジンのクランクシャフトの端部には、クランクシャフトの回転を慣性力によって安定化させるフライホイールが設けられる場合がある。
この種のフライホイールとして、例えば、クランクシャフトに配されるプライマリフライホイールと、クラッチ側に配されるセカンダリフライホイールとを、トーションスプリング等の弾性部材で連結したデュアルマスフライホイールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−69206号公報
上記デュアルマスフライホイールは、質量マスとしての一対のフライホイールと、弾性部材としてのトーションスプリングとを備えているため、共振回転領域(固有振動数帯域)を有する。このような共振回転領域がエンジンの通常回転領域に存在すると、通常運転時に大きな振動等を引き起こしてしまうため、共振回転領域はアイドリング回転数以下の回転領域に設定するのが一般的である。
しかしながら、デュアルマスフライホイールの共振回転領域がアイドル回転数以下の領域に存在すると、エンジンを始動した際には必ず共振回転領域を通過することになる。このため、エンジンを始動する度に、クランクシャフトとフライホイールとの共振現象を生じる可能があり、デュアルマスフライホイールの耐久性を低下させる要因となる。
本開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、フライホイールの共振発生を高精度に判定することを目的とする。
本開示の装置は、出力軸にフライホイールが設けられるエンジンの判定装置であって、前記出力軸の回転数を取得する回転数取得部と、前記エンジンの始動から前記回転数取得部により取得される前記回転数が、前記フライホイールの共振回転領域の上限閾値を超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振しないと判定する一方、取得される前記回転数が前記共振回転領域の下限閾値を超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、該回転数が前記上限閾値を超えている状態を前記第1期間以上継続しなかった場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振すると判定する共振判定部と、を備えることを特徴とする。
また、前記第2期間が前記第1期間よりも長い期間で設定されていることが好ましい。
また、前記共振判定部により、前記フライホイールが共振すると判定されると、前記エンジンを強制的に停止させるエンジン強制停止制御部をさらに備えることが好ましい。
本開示の方法は、出力軸にフライホイールが設けられるエンジンの判定方法であって、前記エンジンの始動から前記出力軸の回転数を取得すると共に、取得される前記回転数が、前記フライホイールの共振回転領域の上限閾値を超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振しないと判定する一方、取得される前記回転数が前記共振回転領域の下限閾値を超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、該回転数が前記上限閾値を超えている状態を前記第1期間以上継続しなかった場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振すると判定することを特徴とする。
本開示のプログラムは、出力軸にフライホイールが設けられるエンジンのコンピュータを、前記出力軸の回転数を取得する回転数取得部、前記エンジンの始動から前記回転数取得部により取得される前記回転数が、前記フライホイールの共振回転領域の上限閾値を超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振しないと判定する一方、取得される前記回転数が前記共振回転領域の下限閾値を超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、該回転数が前記上限閾値を超えている状態を前記第1期間以上継続しなかった場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振すると判定する共振判定部、として機能させることを特徴とする。
本開示の技術によれば、フライホイールの共振発生を高精度に判定することができる。
本実施形態に係る車両に搭載された動力伝達系の一部を示す模式的な全体構成図である。 本実施形態に係る制御装置及び、関連する周辺構成を示す模式的な機能ブロック図である。 (A)は、デュアルマスフライホイールに共振が発生しないと判定された場合の、プライマリフライホイールの回転数の経時変化の一例を模式的に示すタイムチャート図であり、(B)は、デュアルマスフライホイールに共振が発生すると判定された場合の、プライマリフライホイールの回転数の経時変化の一例を模式的に示すタイムチャート図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る判定装置、判定方法及び、判定プログラムを説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係る車両に搭載された動力伝達系の一部を示す模式的な全体構成図である。
図1に示すように、車両1には駆動力源の一例として、エンジン10が搭載されている。エンジン10のクランクシャフト11(本開示の出力軸)には、デュアルマスフライホイール20を介してクラッチ装置30が接続されている。また、クラッチ装置30には、何れも不図示のトランスミッション、プロペラシャフト、デファレンシャルギヤ及び、ドライブシャフト等を介して駆動輪が接続されている。
デュアルマスフライホイール20は、主として、エンジン10側のプライマリフライホイール21と、クラッチ装置30側のセカンダリフライホイール22と、トーションスプリング23とを備えて構成されている。
プライマリフライホイール21は、所定の質量を有する略円環状に形成されており、クランクシャフト11に一体回転可能に設けられている。プライマリフライホイール21の内周側には、ハブ24が設けられている。また、プライマリフライホイール21の外周側には、リングギヤ25が設けられている。
リングギヤ25は、ピニオンギヤ40と噛合する。ピニオンギヤ40には、不図示のワンウェイクラッチ等を介してスタータモータ41が接続されている。エンジン10の始動時には、スタータモータ41の動力が、ピニオンギヤ40、リングギヤ25、プライマリフライホイール21を経由してクランクシャフト11に伝達され、エンジン10をクランキングさせるようになっている。スタータモータ41の駆動は、制御装置100からの指令に応じて制御される。
セカンダリフライホイール22は、所定の質量を有する略円環状に形成されており、その内周側をハブ24の外周にベアリング26を介して回転自在に支持されている。セカンダリフライホイール22の前端側には、円環状のフランジ27が一体回転可能に設けられている。フランジ27とプライマリフライホイール21との間には、トーションスプリング23が配されており、プライマリフライホイール21とセカンダリフライホイール22とが、トーションスプリング23及びフランジ27を介して回転方向に互いに連結されている。
セカンダリフライホイール22の後側面には、クラッチ装置30のクラッチディスク31と対向するクラッチ摩擦面が形成されている。また、セカンダリフライホイール22の後側面には、クラッチカバー32が固定されている。クラッチカバー32内には、クラッチディスク31を押圧するプレッシャプレート33、ダイヤフラムスプリング34、変速機入力軸35に設けられたレリーズベアリング36等、クラッチ装置30の各構成要素が設けられている。
車両1には、クランクシャフト11からエンジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ90が設けられている。エンジン回転数センサ90により検出されるエンジン回転数Neは、電気的に接続された制御装置100に送信される。また、車両1に搭載されたエンジン10には、不図示の燃焼室内に燃料を噴射するインジェクタ91が設けられている。インジェクタ91の燃料噴射は、電気的に接続された制御装置100からの指令に応じて制御される。
図2は、本実施形態に係る制御装置100及び、関連する周辺構成を示す模式的な機能ブロック図である。
制御装置100は、例えば、コンピュータ等の演算を行う装置であり、互いにバス等で接続されたCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入力ポート、出力ポート等を備え、判定プログラムを実行する。
また、制御装置100は、判定プログラムの実行により、エンジン回転数取得部110(回転数取得部)、共振判定部120及び、エンジン強制停止制御部130を備える装置として機能する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアである制御装置100に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
エンジン回転数取得部110は、エンジン回転数センサ90から送信されるエンジン回転数Ne(プライマリフライホイール21の回転数に相当)を取得する。エンジン回転数取得部110により取得されるエンジン回転数Neは、共振判定部120に送信される。
共振判定部120は、エンジン回転数取得部110から送信されるエンジン回転数Neと、デュアルマスフライホイール20の共振回転領域(固有振動数帯域)とを比較することにより、デュアルマスフライホイール20にクランクシャフト11との共振が発生するか否かを判定する。以下、共振判定部120による具体的な判定処理を説明する。なお、以下の説明において、デュアルマスフライホイール20の共振回転領域は、アイドリング回転数(例えば、約600rpm)よりも低い領域に設定されているものとするが、共振回転領域はアイドリング回転数よりも高い領域に設定されてもよい。
図3(A)は、デュアルマスフライホイール20に共振が発生しないと判定された場合の、プライマリフライホイール21の回転数(エンジン回転数Neに相当)の経時変化の一例を模式的に示すタイムチャート図である。なお、以下では、プライマリフライホイール21の回転数を単にエンジン回転数Neとして説明する。
時刻t0において、エンジン10が始動すると、エンジン回転数Neは周期的に変動しながら次第に上昇する。ここで、エンジン10の始動には、運転者による不図示のイグニッションスイッチのON操作に伴う始動、また、車両1がアイドリングストップ機能を備えていれば、アイドリングストップ条件の解除に伴うエンジン10の再始動も含まれるものとする。
エンジン回転数Neが時刻t1にて共振回転領域の下限閾値NMinを超え、さらに、時刻t2にて共振回転領域の上限閾値NMaxを超えると、共振判定部120は、制御装置100のタイマ140による計時を開始する。そして、共振判定部120は、時刻t2から時刻t3に至る所定の第1期間に亘って、エンジン回転数Neが共振回転領域の上限閾値NMaxを継続して超えている場合には、デュアルマスフライホイール20に共振が発生しないと判定する。
このように、エンジン回転数Neが共振回転領域の上限閾値NMaxを超えている状態が所定の第1期間以上継続したことをもって、デュアルマスフライホイール20を共振しないと判定することで、エンジン回転数Neが共振回転領域の上限閾値NMaxを瞬間的に超え、再度共振回転領域まで低下してしまった場合等に、共振が発生しないと誤判定することを効果的に防止できるようになっている。
なお、共振判定部120は、図3(A)中に破線Lで示すように、エンジン回転数Neが、時刻t2にて共振回転領域の上限閾値NMaxを超えた後、時刻t3に至るよりも前に上限閾値NMaxを下回った場合には、タイマ140による計時をリセットする。このように、エンジン回転数Neが共振回転領域の上限閾値NMaxを超える状態を所定の第1期間継続できなかった場合には、タイマ140の計時による累積時間を一旦リセットすることで、判定精度の向上が図られるようになる。
図3(B)は、デュアルマスフライホイール20に共振が発生すると判定された場合の、プライマリフライホイール21の回転数(エンジン回転数Ne)の経時変化の一例を模式的に示すタイムチャート図である。
時刻t0において、エンジン10が始動すると、エンジン回転数Neは周期的に変動しながら次第に上昇する。時刻t1にて、エンジン回転数Neが共振回転領域の下限閾値NMinを超えると、共振判定部120は、制御装置100のタイマ140による計時を開始する。そして、共振判定部120は、時刻t1から時刻t4に至る所定の第2期間(所定の第1期間よりも長い期間)が経過するまでの間に、エンジン回転数Neが共振回転領域の上限閾値NMaxを超える状態を所定の第1期間以上継続しなかった場合には、デュアルマスフライホイール20に共振が発生すると判定する。
このように、エンジン回転数Neが共振回転領域の下限閾値NMinを超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、エンジン回転数Neが共振回転領域の上限閾値NMaxを超えている状態を所定の第1期間以上継続できなかった場合に、デュアルマスフライホイール20を共振すると判定することで、エンジン回転数Neが共振回転領域内及び該領域の付近に留まって変動している状態を効果的に判別することが可能となり、判定精度の向上を図ることができるようになる。
図2に戻り、エンジン強制停止制御部130は、共振判定部120によりデュアルマスフライホイール20が共振すると判定されると、インジェクタ91の燃料噴射を停止させることにより、エンジン10を強制的にストールさせる強制停止制御を実行する。強制停止制御が実行されると、当該情報は運転室に設けられた表示装置200に表示される。このように、デュアルマスフライホイール20に共振の可能性がある場合には、エンジン10を強制的にストールさせて共振の発生を未然に回避することにより、デュアルマスフライホイール20の耐久性の低下を効果的に防止することが可能になる。
なお、強制停止制御の実行回数等の各種情報は、不図示の外部通信装置により車両1の管理基地局等に送信してもよい。また、エンジン10を強制的にストールさせる手法は、インジェクタ91の燃料噴射を停止させる手法に限定されず、動力伝達系の一部を強制的に接続してエンジン10に負荷を掛ける等、他の手法により行ってもよい。
以上詳述した本実施形態によれば、エンジン10の始動からエンジン回転数Ne(プライマリフライホイール21の回転数)を取得すると共に、取得されるエンジン回転数Neが、プライマリフライホイール21の共振回転領域の上限閾値NMaxを超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、デュアルマスフライホイール20に共振は発生しないと判定する一方、取得されるエンジン回転数Neが共振回転領域の下限閾値NMinを超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、エンジン回転数Neが上限閾値NMaxを超えている状態を第1期間以上継続しなかった場合には、デュアルマスフライホイール20に共振が発生すると判定するように構成されている。
これにより、エンジン10の始動からエンジン回転数Neが速やかに上昇して完爆に至る状態と、エンジン回転数Neが共振回転領域の上限閾値NMaxを瞬間的に超えて再度低下してしまう状態や、エンジン回転数Neが共振回転領域に留まって変動している状態とを効果的に判別することが可能となり、共振発生の判定精度を確実に向上することが可能になる。
また、デュアルマスフライホイール20に共振が発生すると判定された場合には、エンジン10の燃料噴射を停止させて、エンジン10を強制的にストールするように構成されている。これにより、デュアルマスフライホイール20の共振発生を未然に回避することが可能となり、デュアルマスフライホイール20の耐久性の低下を効果的に防止ることができる。
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態は、デュアルマスフライホイール20を備えるエンジン10に適用されるものとして説明したが、シングルマスフライホイールを備えるエンジンにも適用することが可能である。また、本開示の適用は、車両1のエンジン10に限定されず、フライホイールを備えるエンジンであれば、発電機等、他の産業機械のエンジンにも広く適用することが可能である。
10 エンジン
11 クランクシャフト(出力軸)
20 デュアルマスフライホイール(フライホイール)
21 プライマリフライホイール
22 セカンダリフライホイール
23 トーションスプリング
90 エンジン回転数センサ
91 インジェクタ
100 制御装置
110 エンジン回転数取得部(回転数取得部)
120 共振判定部
130 エンジン強制停止制御部

Claims (5)

  1. 出力軸にフライホイールが設けられるエンジンの判定装置であって、
    前記出力軸の回転数を取得する回転数取得部と、
    前記エンジンの始動から前記回転数取得部により取得される前記回転数が、前記フライホイールの共振回転領域の上限閾値を超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振しないと判定する一方、取得される前記回転数が前記共振回転領域の下限閾値を超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、該回転数が前記上限閾値を超えている状態を前記第1期間以上継続しなかった場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振すると判定する共振判定部と、を備える
    ことを特徴とする判定装置。
  2. 前記第2期間が前記第1期間よりも長い期間で設定されている
    請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記共振判定部により、前記フライホイールが共振すると判定されると、前記エンジンを強制的に停止させるエンジン強制停止制御部をさらに備える
    請求項1又は2に記載の判定装置。
  4. 出力軸にフライホイールが設けられるエンジンの判定方法であって、
    前記エンジンの始動から前記出力軸の回転数を取得すると共に、取得される前記回転数が、前記フライホイールの共振回転領域の上限閾値を超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振しないと判定する一方、取得される前記回転数が前記共振回転領域の下限閾値を超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、該回転数が前記上限閾値を超えている状態を前記第1期間以上継続しなかった場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振すると判定する
    ことを特徴とする判定方法。
  5. 出力軸にフライホイールが設けられるエンジンのコンピュータを、
    前記出力軸の回転数を取得する回転数取得部、
    前記エンジンの始動から前記回転数取得部により取得される前記回転数が、前記フライホイールの共振回転領域の上限閾値を超えている状態を所定の第1期間以上継続した場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振しないと判定する一方、取得される前記回転数が前記共振回転領域の下限閾値を超えた時から所定の第2期間が経過するまで間に、該回転数が前記上限閾値を超えている状態を前記第1期間以上継続しなかった場合には、前記フライホイールを前記出力軸と共振すると判定する共振判定部、として機能させる
    ことを特徴とする判定プログラム。
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