JP2020158987A - 転圧車両 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本実施形態のコンバインド振動ローラを示す側面図であり、以下の説明では、車両を基準として前後方向及び左右方向を表現する。
各図に示すように、後部車体5の後部には上方に面した底壁5aが形成され、底壁5a上には、左側壁5b、右側壁5c及び後壁5dにより左右側方及び後方から包囲され、且つ上方及び前方に向けて開放されたタンク収容部16が形成されている。このタンク収容部16内に貯水タンク13の下槽17が配置されて図示しないブラケットで固定され、下槽17の上面後部から上槽18が上方に向けて連続している。
まず、シートバック10bの上部の取付構造を説明する。図4〜6に示すように、左右のシート上部固定面28にはそれぞれ鋼板を折曲形成したフックブラケット33が配設され、各フックブラケット33はベース面33a及びフック面33bからなる。四角平板状をなすベース面33aの左右一対のボルト孔33cには前方からボルト34が挿入されてインサートナット30に螺合し、これにより左右のシート上部固定面28にそれぞれフックブラケット33が締結されている。ベース面33aの下縁からはフック面33bが上方に折り返されるように延設され、このフック面33bは、後述する掛止バー37を上方から嵌め込み可能なように上方に向けて凹となる円弧形状をなすと共に、その先端は、掛止バー37を案内するために平板状をなして上方斜め前方を指向している。
図7に基づきフックブラケット33に対する掛止バー37の掛止状態をさらに詳述すると、フックブラケット33の円弧状をなすフック面33bの曲率半径R2は、掛止バー37の断面円形状をなす掛止部37cの曲率半径R1よりも小さく設定されている。このため掛止部37cは、湾曲したフック面33b内の最奧部まで嵌め込まれることなく、その外周面の前後2点でフック面33bに当接している。結果として掛止バー37、ひいてはシートバック10bの上部の前後方向及び下方への移動が規制されている。
特許文献1では、貯水タンク側の係止孔にシートバック側の係止ブラケットを掛止しているとは言っても、係止孔の接触面と係止ブラケットの接触面とを互いに重ね合わせた係合関係であり、強力な移動規制がなされている訳ではない。このような係止孔と係止ブラケットとの係合関係と、樹脂成形時に生じる係止孔の形状誤差がガタツキの要因であり、元々のガタツキに起因した擦れ合いにより合成樹脂製の係止孔の摩耗が急速に進行して、さらにガタツキが拡大してしまうという悪循環が生じる。
そして、左右の締結ブラケット41によりシートバック10bの下部がシート下部固定面27に固定されると、シートバック10bの上部の掛止により許容されていた許容範囲W内での左右方向の移動が規制されると共に、シートバック10bの上方への移動も規制される。この上方への移動規制により、掛止バー37の掛止部37cはフックブラケット33のフック面33b内からの上方への離脱が防止されて、フック面33b内に嵌り込んだ掛止状態に保持される。このとき掛止部37cの外周面の前後2点がフック面33bに当接しているため、掛止部37cは上方への離脱のみならず前後方向への移動も確実に規制される。
図4に示すようにシートバック10bを取り外すには、まず、シートクッション10aの上面とシートバック10bの下縁との間の間隙にソケットレンチ等の工具を挿入して左右のボルト42を取り外す。シートバック10bの下部の固定が解除されるため、その状態でシートバック10bの下部をタンク側から離間させるように引っ張ると、図4中に矢印aで示すようにシートバック10b全体が前方斜め上方に回動する。掛止バー37の掛止部37cは断面円形状のため、このときの回動は掛止部37cの軸線CLを中心としてフック面33bにより案内され、円滑にシートバック10bを回動させることができる。そして、仮想線の姿勢まで回動した時点でシートバック10b全体を持ち上げると、掛止部37cがフックブラケット33のフック面33b内から上方に離脱し、シートバック10bの上部の固定が解除されて取外作業が完了する。
5 後部車体(車体)
10 運転席
10b シートバック
13 貯水タンク
26 シートバック取付面
33 フックブラケット(上部固定部材、下部固定部材)
33b フック面
37 掛止バー(上部固定部材、下部固定部材)
41 締結ブラケット(上部固定部材、下部固定部材)
52 チューブ(弾性部材)
Claims (7)
- 車体上に搭載した合成樹脂製の貯水タンクに前方に面したシートバック取付面が形成され、前記シートバック取付面の上部に上部固定部材を介して運転席のシートバックの上部が固定されると共に、前記シートバック取付面の下部に下部固定部材を介して前記シートバックの下部が固定されてなる転圧車両において、
前記上部固定部材と前記下部固定部材の何れか一方は、前記シートバック取付面に対して前記シートバックを掛止するためのフック面を有するフックブラケット、及び前記フック面内に嵌め込まれて前後方向への移動を規制される掛止バーにより構成され、
前記上部固定部材と前記下部固定部材の何れか他方は、前記シートバック取付面に対して前記シートバックを締結して、前記フック面内からの前記掛止バーの離脱を防止する締結ブラケットにより構成され、
前記フックブラケットは、前記貯水タンクのシートバック取付面と前記シートバックの背面との何れか一方に固定され、
前記掛止バーは、前記貯水タンクのシートバック取付面と前記シートバックの背面との何れか他方に固定されている
ことを特徴とする転圧車両。 - 前記上部固定部材は、前記フックブラケットと前記掛止バーとにより構成され、
前記下部固定部材は、前記締結ブラケットにより構成され、
前記フックブラケットは、前記貯水タンクのシートバック取付面に固定され、
前記掛止バーは、前記シートバックの背面に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記上部固定部材は、前記フックブラケットと前記掛止バーとにより構成され、
前記下部固定部材は、前記締結ブラケットにより構成され、
前記フックブラケットは、前記シートバックの背面に固定され、
前記掛止バーは、前記貯水タンクのシートバック取付面に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記上部固定部材は、前記締結ブラケットにより構成され、
前記下部固定部材は、前記フックブラケットと前記掛止バーとにより構成され、
前記フックブラケットは、前記貯水タンクのシートバック取付面に固定され、
前記掛止バーは、前記シートバックの背面に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記上部固定部材は、前記締結ブラケットにより構成され、
前記下部固定部材は、前記フックブラケットと前記掛止バーとにより構成され、
前記フックブラケットは、前記シートバックの背面に固定され、
前記掛止バーは、前記貯水タンクのシートバック取付面に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記フックブラケットのフック面は、円弧形状をなし、
前記掛止バーは、断面円形状をなし、
前記フック面の曲率半径は、前記掛止バーの曲率半径よりも小さく設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記掛止バーは、弾性部材により被覆されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019057119A JP6995075B2 (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 転圧車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019057119A JP6995075B2 (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 転圧車両 |
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JP2020158987A true JP2020158987A (ja) | 2020-10-01 |
JP6995075B2 JP6995075B2 (ja) | 2022-01-14 |
Family
ID=72642198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019057119A Active JP6995075B2 (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 転圧車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6995075B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6358036A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-12 | Tohoku Electric Power Co Inc | 蓄熱式床暖房装置 |
JPS6449821A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Alarming device for burner |
JPH02142326U (ja) * | 1989-04-27 | 1990-12-03 | ||
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JPH11140814A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-25 | Sakai Heavy Ind Ltd | 転圧機械における水タンクへのシート取り付け構造 |
JP2015058991A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | コベルコクレーン株式会社 | 移動式クレーン |
-
2019
- 2019-03-25 JP JP2019057119A patent/JP6995075B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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Publication number | Publication date |
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JP6995075B2 (ja) | 2022-01-14 |
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