JPH11140814A - 転圧機械における水タンクへのシート取り付け構造 - Google Patents

転圧機械における水タンクへのシート取り付け構造

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JPH11140814A
JPH11140814A JP30475097A JP30475097A JPH11140814A JP H11140814 A JPH11140814 A JP H11140814A JP 30475097 A JP30475097 A JP 30475097A JP 30475097 A JP30475097 A JP 30475097A JP H11140814 A JPH11140814 A JP H11140814A
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seat
water tank
hole
sheet
driver
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JP30475097A
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Kazushi Kiyomiya
一志 清宮
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Sakai Heavy Industries Ltd
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Sakai Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歪みや撓みが生じることなく安定感のあるシー
トを実現し得るとともに、水タンクの剛性を高めること
が可能となり、また水タンク内の水の波浪発生による不
快な振動や異音を低減させて快適な運転環境を実現する
ことができる転圧機械における水タンクへのシート取り
付け構造を提供する。 【解決手段】水タンク3に、座部シート15が設置され
る座部シート設置面部22と水タンク底面部23とを連
通させる貫通孔21を形成し、この貫通孔21に、ブラ
ケット17に固着された支持部材18を挿通させ、緩衝
部材26を介してねじ部18cにワッシャ27及びナッ
ト28で締結するシート取り付け構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転圧機械における
水タンクへのシート取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロードローラ等の転圧機械には
散水装置が装備されており、ローラ或いは路面に臨む位
置に配置した噴射ノズルから水を噴射させることによ
り、アスファルト合材のローラ表面への付着を防止して
いる。この散水処理は転圧作業中常時行われることか
ら、搭載される水タンクは、補水することなく長時間連
続の転圧作業が可能となるようにできるだけ容量の大き
いものが望まれる。しかし、水タンクの大型化は他の車
載装置の配置に制限を加えるという問題を引き起こすこ
とになる。そこで、限られた車体スペース(特に小型の
転圧機械)を有効に利用する配置例としては、水タンク
を運転席の下部スペースに設置したものが挙げられ、こ
の場合、運転席(以下、シートという)は水タンクの上
面に位置してブラケット等により水タンクに直接取り付
けられるか、或いは車体のフレームに取り付けられると
いう構造形態となる。
【0003】前記シートの取り付け構造の一例が、特開
平8−128011号公報に開示されている。図8
(a)はその概略構造を示す説明図、図8(b)は図8
(a)におけるG−G断面図である。合成樹脂材料から
なる水タンク71はその前面、上面及び背面に、前後方
向に沿う左右一対の凹溝72が形成されており、略コ字
状に折り曲げた帯板73を、ゴム板84を介してこの凹
溝72に嵌着し、前後端をボルト74により後輪Rの上
部に位置する車体75に締結する。左右一対の帯板73
の上面には前後一対の防振ゴム76が一方の取り付けね
じ77により螺着されており、またこれらの防振ゴム7
6の他方の取り付けねじ(図示せず)に、シート78の
フレーム79に固着した左右の取付枠80が取着され
る。また、左右の帯板73はブラケット81を介して連
結パイプ82により連結している。ブラケット81には
図8(b)に示すように長孔81aが形成され、この長
孔81aに、前記取付枠80に設けた連結ピン83が分
離可能に結合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
シートの取り付け構造によれば、走行中に車体が揺れる
とシート78に歪みや撓みが発生して、運転者に不快感
を与えるという問題があった。前記したように水タンク
71は合成樹脂材料で成型されているので、凹溝72の
形成だけでは運転者の体重を支えるだけの充分な剛性を
得ることができず、運転者が着座するとき、或いは席を
立つときに、水タンク71の上面が変形し、ふわふわし
た不快感を運転者に与えるという問題もあった。無論、
剛性不足による変形は水タンク自体の劣化を早めること
にもなる。
【0005】なお、本出願人は先に特開平9−5991
4号公報において、かかる問題に対応したシートの取り
付け構造を開示している。この取り付け構造は、水タン
クの上面と下面とを連通させる貫通孔に太径の円柱部材
を挿通させ、この円柱部材の上端をブラケットを介して
シートの底面に取り付けるとともに、下端を転圧機械の
車体に固着させるというものである。すなわち、シート
は水タンクの上部に位置するものの、シートの荷重は車
体によって受け止められる構造としたものである。した
がって、水タンクには荷重が一切かからないため変形を
防ぐことができ、またシートは車体に固着された太径の
円柱部材によって支持されているので、歪みや撓みが低
減されることになる。しかし、本構造は前記したよう
に、円柱部材を貫通孔に挿通させるガタ付きのない構造
とする必要があり、水タンクの成型時においては、貫通
孔の部位に高い加工精度が要求されたり、水タンク及び
シートの据え付け時においては、円柱部材と貫通孔の位
置決めに微妙な作業が伴うので、手間のかかる据え付け
作業になる等の問題があった。
【0006】次に、シートを水タンクに取り付けた際の
さらなる問題として、水タンク内の水の波浪発生に関す
るものがある。転圧機械の走行中、車体の振動や揺れに
より、水タンク内の水にはうねりが起き水面には波浪が
発生する。その結果、波頭が水タンクの内壁、特に上面
を叩くことになり、水タンクに不快な振動や異音を発生
させていた。したがって、前記特開平8−128011
号公報に開示された、水タンクに直接シートを取り付け
る構造の場合には、この波浪による水タンクの不快な振
動が直接運転者に伝達されてしまい、運転者が不快感を
覚えるという問題があった。
【0007】また、米国等の安全規格に適合させるべ
く、ROPS(車体が転倒した時に運転者を防護するた
めの枠)を取り付ける場合には、シートにシートベルト
を装備した仕様とする際、前記特開平8−128011
号公報に開示された取り付け構造の転圧機械では対応で
きないという問題があった。シートベルトは、文字通り
運転者の命綱であり、転圧機械が転倒したときであって
も運転者を強固にホールドしていなければならない。そ
のため、シートベルトの末端は水タンク等の車載部品で
はなく、車体のフレームに直接取り付けられていなけれ
ばならず、前記特開平8−128011号公報に開示さ
れた転圧機械のように、水の容量をかせぐために車体の
幅いっぱいまで形成した水タンクでは、シートの直下に
車体フレームの露呈部分がなくなってしまい、シートベ
ルトを車体に直接取り付けることができないという問題
があった。
【0008】本発明は、以上に述べた問題を解決するた
めに創作されたものであり、歪みや撓みが生じることな
く安定感のあるシートを実現し得るとともに、水タンク
の剛性を高めることが可能となる転圧機械における水タ
ンクへのシート取り付け構造を提供し、また、水タンク
内の水の波浪による不快な振動や異音を低減させて快適
な運転環境を実現することができ、また、シートベルト
を車体に直接取り付けることが可能となり、安全性を確
保できる転圧機械における水タンクへのシート取り付け
構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、水タンクに運転者のシートを備えた転圧
機械において、水タンクに、シートが設置されるシート
設置面部と該シート設置面部に対向する対向面部とを連
通させる貫通孔を形成し、該貫通孔に挿通させたシート
の支持部材の先端部を対向面部に締結させ、シートを水
タンクに固定させることを特徴とする水タンクへのシー
ト取り付け構造とした。この場合、緩衝部材を介して対
向面部に締結させると、水タンクの損傷を防止すること
が可能となる。
【0010】また、水タンクに運転者のシートを備えた
転圧機械において、シートが設置されるシート設置面部
に、該シート設置面部に対して傾斜角度を有して形成さ
れる係止孔及び該係止孔の傾斜角度と異なる傾斜角度で
形成される固定孔を有する水タンクと、水タンクの固定
孔に位置決めされる介在部材と、水タンクの係止孔に係
止する係止ブラケット及び介在部材に当接する固定ブラ
ケットを有するシートと、介在部材と固定ブラケットを
締結する締結手段とからなり、介在部材を水タンクの固
定孔に位置決めし、シートの係止ブラケットを水タンク
の係止孔に係止させた後、締結手段により固定ブラケッ
トを介在部材に締結して、シートを水タンクに固定させ
ることを特徴とする転圧機械における水タンクへのシー
ト取り付け構造とした。
【0011】なお、シートを、運転者が着座する座部シ
ートと運転者の背中を支持する背部シートとに分割構成
し、それぞれ独立して水タンクに取り付ける構造とすれ
ば、水タンクの加工精度を上げる必要もなく、またシー
トが損傷した際には個別交換が可能となるので、メンテ
ナンスコストの削減が実現されることになる。
【0012】また、シートが座部シートの場合であっ
て、水タンクに、シート設置面部及び前記対向面部か
ら、互い違いに交差するように水タンク内に向けて突出
する壁体を形成すれば、水の波浪を低減することができ
る。この場合、貫通孔をこの壁体に形成する構造とすれ
ば、水タンクの剛性をより高めることができる。
【0013】さらに、シートが座部シートの場合であっ
て、シート設置面部の上面に、水タンクの内部に向けて
凸状となり、シート設置面部の上面に溜まった水を排水
する樋溝を形成すれば、水タンク自身の剛性をより高め
ることが可能となる。また、水タンクへの給水時に給水
口からこぼれた水が座部シート下部に滞水することなく
すみやかに排水されるので、転圧機械の前後進の切換え
時に前記滞水がこぼれ落ちて運転者のズボン裾を濡らす
という事態も防ぐことができる。
【0014】また、ROPS取り付け時に、シートベル
トを前記貫通孔に挿通させ、シートベルトの端部を転圧
機械のフレームに取り付ける構造とすれば、運転者の安
全性が確保される。
【0015】なお、水タンクに、その左右端が上方に向
けて突出するように突出部を形成し、突出部に把手を形
成すれば、運転者の乗降性を向上させることができる
し、水タンクをメンテナンスのために脱着する際にこの
把手を利用すれば、作業がやりやすくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は車体フレームへの水タンクの取り
付け構造を示す側面図、図2は水タンクの外観斜視図、
図3は水タンクへのシート取り付け構造を示す側断面
図、図4は同正面図、図5は図3における要部説明図、
図6は他のシート取り付け構造を示す説明図、図7はシ
ートベルトの取り付け状態を示す説明図である。なお、
以下に説明する実施形態では、転圧機械をロードローラ
として説明するが、本発明の対象となる転圧機械はこれ
に限定されるものではない。
【0017】図1において、符号1はロードローラを示
し、後輪Rの上方における車体の後部フレーム2に水タ
ンク3が載置される。後部フレーム2は、矩形状の底板
2aの四辺からそれぞれ立ち上がる左右一対の側板2
b、背板2c及び前方に傾斜した正面板2dを形成して
上面を開口させた箱形状を呈し、水タンク3の下部がこ
の後部フレーム2の内部空間に挿嵌される。水タンク3
の前面及び後面には、それぞれ左右一対からなる取り付
け溝4、5が形成されており、略L字形状のブラケット
6、7の一端側を夫々挿嵌し、他端側を正面板2d,背
板2cにボルト締結することにより、水タンク3は後部
フレーム2に堅固に固定される。
【0018】水タンク3は、硬質ポリエチレン等の合成
樹脂材料で成型されており、図2に示すように、水タン
ク3の上面及び上部の前面を開放させるように凹部8が
形成され、後述する座部シート15及び背部シート16
を取り付けるための座部シート設置面部22及び背部シ
ート設置面部36を露呈させている。背部シート設置面
部36は運転者の背中を快適に支持するように傾斜をな
して形成される。凹部8によって形成された左右一対の
突出部は、運転者の肘掛けを担う肘掛け部9a、9bと
なり、水タンク3の上端面から段差をもって若干低くな
るように形成されている。肘掛け部9a、9bの内側面
には凹状の溝となる把手9cが形成されており、運転者
の乗降時の利便性を確保している。把手9cの形状とし
てはこの凹状の溝の他、突起体として形成しても良く、
また形成位置も肘掛け部9a、9bの上面や外側面とし
ても良い。水タンク3の背部側の上端には給水口10が
設けられ、給水口蓋11が取着される。この給水口10
の位置は、給水口蓋11が運転者の背中に当たらないよ
うな位置が好ましく、本形態例では、水タンク3の背部
の左端に設けてある。水タンク3の前面の下方端部に
は、噴射ノズル(図示せず)に送水するホース13(図
1参照)を取着させる供給口14が設けられている。な
お、図1に示す符号12は水抜き用のドレン口である。
【0019】さて、水タンク3に載置されるシートは、
本実施形態では、運転者が着座する座部シート15と背
中を支持する背部シート16との分割構成とし、各々独
立してシート設置面部に取り付け可能な構造としてあ
り、一体型のシートの場合に比べて、取り付け精度の向
上が実現されるとともに、シートが損傷した際は個別の
交換が可能となるために、メンテナンスコストの削減が
可能になるという効果を有することになる。
【0020】シートの取り付け構造について、先ず、座
部シート15の取り付け構造から説明する。座部シート
15の底部には、矩形状の板材からなるブラケット17
が固着され、このブラケット17の下面に、図4に示す
ように、左右一対の支持部材18が取り付けられてい
る。支持部材18として、本実施形態では丸棒材を利用
し、図3に示すように、基軸部18aの略中央部で補強
部18bを斜めに固着して、二股に形成してある。基軸
部18aと補強部18bの上端には、各々取り付け孔が
穿設された矩形状の取り付け板19が固着され、タッピ
ングビス等のビス20によりブラケット17に締結され
る。その結果、支持部材18は、基軸部18aが座部シ
ート15の後方側下面に位置して鉛直方向に延出し、ま
た補強部18bは座部シート15の前方側下面を支持し
て座部シート15を安定化させることになる。そして、
基軸部18aの下端側にはねじ部18cを形成してい
る。
【0021】一方、水タンク3には支持部材18を挿通
させるための貫通孔21が形成される。貫通孔21は、
座部シート15のシート設置面部となる座部シート設置
面部22と、この座部シート設置面部22に対向する対
向面部、すなわち水タンク底面部23とを連通させる孔
となる。本実施形態における座部シート設置面部22と
水タンク底面部23との連通形態は以下の通りである。
先ず、座部シート設置面部22においては、前後方向に
沿い、支持部材18の基軸部18a及び補強部18bを
収納し得る長辺寸法を有する略矩形状の孔口を備え、水
タンク底面部23に向かうに従って漸次その長辺寸法が
狭くなる上溝24が左右一対に形成される。上溝24は
支持部材18の基軸部18aの上部と補強部18bを収
納する。一方、水タンク底面部23においては、前記上
溝24と交叉するように、すなわち左右方向に沿って長
辺を有した略矩形状の下溝25が、支持部材18の左右
方向の取り付けピッチと略同一ピッチで形成される。貫
通孔21は、座部シート設置面部22と水タンク底面部
23とのほぼ中間の位置で、上溝24の下端と下溝25
の上端を貫通することにより、座部シート設置面部22
と水タンク底面部23とを連通させる。
【0022】下溝25の上端側には、ポリエチレンやナ
イロン等の合成樹脂材料からなる緩衝部材26を圧入嵌
合又は充填成型させる。無論、緩衝部材26には、支持
部材18のねじ部18cを挿通させるための孔が穿設さ
れており、緩衝部材26から突出したねじ部18cにワ
ッシャ27を介してナット28を螺着する。なお、符号
29は、座部シート15の前後方向のズレを防止するた
めの滑り止め部材であり、ブラケット17の下面におい
て、支持部材18の前方側に位置してビス止めされてお
り、座部シート15が取り付けられた際には上溝24の
前側に形成された浅溝に嵌装する。
【0023】かかる取り付け構造によれば、ナット28
の締結により支持部材18の基軸部18a、補強部18
bに引張力が作用し、座部シート15の下面となるブラ
ケット17を座部シート設置面部22に強固に密着させ
る。密着面積を大きくとれるため、水タンク3と一体感
のあるシートが実現され、歪みや撓みが生じることのな
い安定感のあるシートとなる。また、水タンク底面部2
3に直接ナット28で締結することなく、緩衝部材26
を介在させる構造とすることにより、締結力の負荷が水
タンク3に直接かからなくなり、水タンク3の損傷を防
止することができ、水漏れを防ぐことができる。もし緩
衝部材26が損傷しても、部品交換はこの緩衝部材26
だけで済むため、メンテナンスコストの削減が実現され
ることになる。さらに、前記上溝24及び下溝25の形
成は、水タンク3に剛性を付与する役目も担い、水タン
ク3の上下方向における強度が向上することになる。ま
た、貫通孔21で連通させることにより、上下に梁を掛
け渡した構造となり、剛性がさらにアップし、運転者が
着座するとき、或いは席を立つときの水タンク3の上面
の変形を防止することができ、運転者に不快感のない運
転席を提供することが可能となる。なお、支持部材の形
状により、上溝及び下溝を介せずに座部シート設置面部
22と水タンク底面部23を直接貫通孔で連通させる形
態としても水タンク3の剛性は無論アップすることにな
る。
【0024】さて、前記左右一対からなる上溝24及び
下溝25の形成は、同時にそれぞれ水タンク3の内部に
向けて突出する中空状の壁体を形成することになる。
今、これらの壁体を上部壁体30、下部壁体31とする
と、上部壁体30は前後方向に沿うようにして水タンク
3の内部に向けて突出形成され、一方の下部壁体31は
左右方向に沿うように水タンク3の内部に向けて突出形
成される。すなわちこの上下の壁体は、図2に示すよう
にねじれの位置関係にあり、互い違いに直交するように
形成されている。また、それぞれの突出高さは、座部シ
ート設置面部22と水タンク底面部23との略中間の位
置までとなっている。そして、前記したように、上部壁
体30の下端と下部壁体31の上端を貫通するように貫
通孔21が設けられている。
【0025】このように、座部シート設置面部22及び
水タンク底面部23から、互い違いに交差するように水
タンク3内に向けて突出する壁体を形成すれば、水タン
ク3内の波浪を低減させることができる。すなわち、水
タンク3内の水が消費されて座部シート設置面部22よ
りも水位が下がったとき、水はロードローラ1の走行振
動或いは揺れによって激しいうねりを生じ、波頭が座部
シート設置面部22の内面を強く叩こうとする。しか
し、左右方向に延出形成された下部壁体31により、ま
ず、水タンク3の下方に位置する水においては、前後方
向の水流の勢いが緩和されることになり、また、前後方
向に延出形成された上部壁体30により、水タンク3の
上方に位置する水は、左右方向の水流の勢いが緩和され
ることになる。その結果、水タンク3内の水全体のうね
りが極力弱められることとなり、水面での波浪の発生が
低減される。したがって、波浪による水タンクの不快な
振動や異音の発生が防止され、運転者に快適な運転環境
を提供することが可能となる。
【0026】なお、前記壁体の他の実施例としては、上
部壁体を左右方向に延出形成し、逆に下部壁体を前後方
向に延出形成することにより互い違いに直交させるよう
にしても良い。また、延出方向は必ずしも前後左右に限
る必要はなく、両壁体のねじれ交差角度も直角に限る必
要はない。さらに、本実施形態では水タンク3の剛性の
向上及び成型性を考慮して、貫通孔21を上部壁体30
及び下部壁体31で連通させるように形成したが、貫通
孔21とこれらの壁体とを個別に形成することも無論可
能である。その場合、上部壁体30及び下部壁体31と
しては、本実施形態のように中空の溝による壁体でなく
中実の壁体とすることも可能である。
【0027】次に、座部シート設置面部22には、水タ
ンク3の内部に向けて凸状となり、座部シート設置面部
22の上面に溜まった水を排水する樋溝32が形成され
ている。図2に示すように、本実施形態では、樋溝32
を、座部シート設置面部22の後方縁辺及び左右縁辺に
沿わせるとともに、中央部においては前後方向に沿わせ
て略E字形の排水路を形成させており、各排水路端を、
開放された座部シート設置面部22の前縁に臨ませてい
る。無論、座部シート15が取り付けられたときであっ
ても水を樋溝32にスムースに流し込ませるため、後方
縁辺及び左右縁辺の樋溝32の部位は座部シート15に
よって完全に掩蔽されることなく、その溝の一部が外部
に露呈するように形成されている。したがって、給水の
際、給水口10から水が溢れて座部シート15に流れて
も、水は座部シート設置面部22から樋溝32へと流れ
込んでいき、座部シート設置面部22の前縁から効率良
く排水されるため、転圧機械の前後進の切換え時に水が
こぼれ落ちて運転者のズボン裾を濡らすという事態を防
ぐことができる。また、本例にかかる水タンク3は、運
転者が着座した際に違和感を感じない程度に、座部シー
ト設置面部22を、前側に向けて若干の下り斜面となる
ように形成してあり、樋溝32内の水をより効率的に排
水できるようにしてある。なお、樋溝32の形成は、座
部シート設置面部22の補強作用を兼ねることになり、
水タンク3の剛性をアップするという効果も有してい
る。
【0028】また、前記したように樋溝32は水タンク
3の内部に向かって凸状となるように形成されている。
図4にハッチング線で示すように、この凸状部33の高
さはそのまま樋溝32の深さ分となっている。凸状部3
3は既述した上部壁体30及び下部壁体31と同様に、
水の波浪防止の役目を果たす。すなわち、この凸状部3
3の側面が水面のうねりを緩和させて、水面での波浪の
発生を低減させるものである。この凸状部33による波
浪発生防止の効力は、水位が座部シート設置面部22の
直下付近である場合に限られるものの、当該水位におけ
る波浪が最も水タンクに不快な振動や異音を発生させる
ことから、この樋溝32による凸状部33の形成は非常
に有効な手段となっている。
【0029】さて、本発明に係るシート取り付け構造に
よれば、車体のフレームにシートベルトを取り付けるこ
とが可能となる。図7に示すように、後部フレーム2の
上面には、水タンク3の下溝25の内部に位置するよう
に、L字形のブラケット34が左右一対に固着される。
2本のシートベルト35の一端側には、それぞれ雄ジョ
イント35a、雌ジョイント35bが取着され、他端側
は、座部シート15と背部シート16との隙間を通り、
貫通孔21を挿通してブラケット34に穿設された係止
孔に係止される。無論、緩衝部材26には支持部材18
の挿通用とは別にシートベルト35を挿通させる貫通孔
が形成される。このように、座部シート15の取り付け
に必要となる貫通孔21を利用すれば、シートベルト3
5を座部シート15の直下となる後部フレーム2の部位
に取り付けることが可能となり、ROPS取り付け時の
運転者の安全性が確保されることになる。
【0030】次に、背部シート16の取り付け構造につ
いて説明する。図5に示すように、背部シート16のシ
ート設置面部となる背部シート設置面部36には、背部
シート設置面部36に対して傾斜角度θを有する係止面
37aを備えた係止孔37が左右一対に形成されるとと
もに、この係止孔37の傾斜角度θと異なる角度で固定
孔38が左右一対に形成される。図2に示すように、係
止孔37は、その孔口が矩形状であって、同矩形寸法の
まま背部シート設置面部36に対して傾斜角度θをもっ
て斜めに形成される溝となっている。一方、固定孔38
は係止孔37の下方に位置し、本実施形態ではねじ孔と
してある。このねじサイズは、螺合による集中荷重によ
って水タンク3にクラックが発生するのを防止する観点
からなるべく大きくする必要があり、本例では大径サイ
ズとしてM30としてある。この固定孔38には介在部
材39が位置決め固定される。介在部材39は、固定ボ
ルト40と矩形状のブラケット41から構成される。固
定ボルト40は、固定孔38に対応するM30のねじ部
を有する太径のボルト部材である。ブラケット41は矩
形状の板材であり、固定ボルト40のねじ部を挿通させ
る孔41aが穿設される。介在部材39の取り付けは、
先ずブラケット41を矩形状に窪んだブラケット用凹部
42に嵌入して位置決めした後、固定ボルト40を孔4
1aから挿通させて固定孔38に螺合締結させる。この
とき、固定ボルト40の頭面は背部シート設置面部36
と面一になる。
【0031】背部シート16の下面には、略矩形状の固
定ブラケット43が固着されており、この固定ブラケッ
ト43に左右一対の係止ブラケット44が螺着される。
係止ブラケット44は、固定ブラケット43の表面に対
し、係止孔37の傾斜角度θと略同一の傾斜角度で延出
する係止部44aを有し、弾力性を有するゴム材47が
貼着してある。また、介在部材39と固定ブラケット4
3とを締結する締結手段は、背部シート16に掩蔽され
ていない固定ブラケット43の部位に孔43aを穿設
し、固定ブラケット41に固着した取り付けねじ45を
挿通させて、ナット46で締結するようにしてある。し
たがって、背部シート16の取り付けは、先ず係止ブラ
ケット44の係止部44aを係止孔37に挿入した後、
前記締結手段により締結する。
【0032】背部シート16は、上部においては係止ブ
ラケット44の係止部44aがゴム材47を介して係止
孔37の係止面37aに係止し、下部においては固定ブ
ラケット43がナット46によって締結されることにな
り、強固に水タンク3に取り付けられる。かかる係止手
段及び締結手段を兼用する取り付け構造とすることによ
り、組み立て作業が簡易化され、メンテナンス性も向上
することになる。また、本実施形態のように、介在部材
の固定を螺合手段により行う場合、固定孔38のねじ径
を大径に形成することにより、螺合による荷重を分散さ
せることができるので、水タンク3の損傷を防止するこ
とができる。
【0033】次に、背部シート16の取り付け構造の他
の実施形態例を図6に基づき説明する。なお、本実施形
態において前記実施形態と同一の部材については同一符
号を付して、その説明も省略するものとする。前記実施
形態が、介在部材を位置決めする固定孔としてねじ孔を
利用したのに対し、本実施形態は溝孔を利用するもので
ある。背部シート設置面部36′には、係止孔37の傾
斜角度θと異なる傾斜角度θ′で固定孔48が左右一対
に形成される。固定孔48は、その孔口が矩形状であっ
て、同矩形寸法のまま背部シート設置面部36′に対し
て傾斜角度θ′をもって斜めに形成される溝となる。介
在部材49は、固定孔48の傾斜角度θ′と同一の傾斜
角度で屈曲形成された板材であり、その一端側は挿入部
49aとして固定孔48に挿入され、他端側には取り付
けねじ51が固着されている。符号50は弾力性を有す
るゴム材である。背部シート16の取り付け手順は、先
ず固定孔48に介在部材49の挿入部49aを挿入した
後、係止ブラケット44を係止孔37に挿入させ、取り
付けねじ51が固定ブラケット43の孔43aを挿通す
るように背部シート16を背部シート設置面部36′に
設置し、ナット46により締結固定させる。
【0034】したがって、背部シート16は、上部にお
いては係止ブラケット44の係止部44aがゴム材47
を介して係止孔37の係止面37aに係止し、下部にお
いては固定ブラケット49の挿入部49aがゴム材50
を介して固定孔48の係止面48aに係止されることに
なる。係止部44aと挿入部49aは互いに異なる傾斜
角度で背部シート設置面部36′に係止されることか
ら、背部シート16は背部シート設置面部36′から抜
けることなく水タンク3′に固定される。本実施形態に
よる取り付け構造によっても、組み立て作業が簡易化さ
れ、メンテナンス性も向上することになる。
【0035】以上、本発明に係るシート取り付け構造の
好適な実施形態について説明した。特に本実施形態で
は、シートを座部シートと背部シートとに分割構成し、
それぞれ異なる取り付け構造としているが、シートの形
状は一体型としても良く、また分割構成の場合には互い
に逆の取り付け構造としたり、両シートとも同じ取り付
け構造にすることも無論可能である。また、シート及び
水タンク、その他の構成部材の形状や配置構成等につい
ては、図面に記載したものに限られることなく、本発明
の主旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る転圧機械における水タンク
へのシート取り付け構造によれば、次のような効果を奏
する。 (1)水タンクに、シート設置面部とこのシート設置面
部に対向する対向面部とを連通させる貫通孔を形成し、
この貫通孔に挿通させたシートの支持部材の先端部を対
向面部に締結させ、シートを水タンクに固定する構造と
することにより、水タンクと一体感のあるシートを実現
することができ、歪みや撓みのない安定感のあるシート
とすることができる。なお、シート設置面部及び対向面
部にそれぞれ溝を形成すれば、水タンクの剛性を高める
ことでき、さらにこれらの溝を貫通孔で連通させる構造
とすれば、水タンクの剛性はさらに高まるので、運転者
が着座するとき、或いは席を立つときの水タンクのシー
ト設置面部の変形を防止することができ、運転者に不快
感のない運転席を提供できる。 (2)また、対向面部において、直接ナットで締結する
ことなく、緩衝部材を介在させる構造とすれば、締結力
の負荷が分散され、水タンクの損傷を防止することがで
きる。 (3)水タンクに、シート設置面部に対して傾斜角度を
有して形成される係止孔及びこの係止孔の傾斜角度と異
なる傾斜角度で形成される固定孔を形成し、この固定孔
に介在部材を位置決めして、シートの固定ブラケットに
取り付けられた係止ブラケットを前記係止孔に係止させ
た後、介在部材と固定ブラケットを締結させてシートを
水タンクに固定させる取り付け構造とすることにより、
組み立て作業が容易化され、メンテナンス性を向上する
ことができる。なお、水タンクに対する介在部材の固定
を螺合手段により行う場合、固定孔のねじ径を大径に形
成することにより、螺合による荷重を分散させることが
でき、水タンクの損傷を防止することができる。 (4)シートを座部シートと背部シートとに分割構成
し、各々独立してシート設置面部に取り付け可能な構造
とすることにより、一体型のシートの場合に比べて、取
り付け精度の向上が実現されるとともに、シートが損傷
した際には個別の交換が可能となるので、メンテナンス
コストの削減を実現することができる。 (5)シートが座部シートの場合であって、水タンク
に、シート設置面部及び前記対向面部から、互い違いに
交差するように水タンク内に向けて突出する壁体を形成
すれば、水の波浪を低減させることができるので、波浪
による水タンクの不快な振動や異音の発生を防止でき、
運転者に快適な運転環境を提供することが可能となる。 (6)なお、貫通孔を前記壁体に形成する構造とすれ
ば、水タンクの剛性をより高めることができる。 (7)さらに、シートが座部シートの場合であって、シ
ート設置面部の上面に、水タンクの内部に向けて凸状と
なり、シート設置面部の上面に溜まった水を排水する樋
溝を形成すれば、排水に加えて水タンクの剛性をより高
めることが可能となり、転圧機械の前後進の切換え時に
水がこぼれ落ちて運転者のズボン裾を濡らすという事態
を防ぐことができる。 (8)シートベルトを貫通孔に挿通させてその端部を転
圧機械のフレームに取り付ける構造とすれば、ROPS
取り付け時に安全性の高いシートベルトが実現される。 (9)水タンクに、その左右端が上方に向けて突出する
ように突出部を形成し、この突出部に把手を形成すれ
ば、運転者の乗降性を向上させることができ、水タンク
をメンテナンスのために脱着する際にこの把手を利用す
れば、作業がやりやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における車体フレームへの水タンクの取
り付け構造を示す側面図である。
【図2】本発明における水タンクの外観斜視図である。
【図3】本発明における水タンクへのシート取り付け構
造を示す側断面図である。
【図4】本発明における水タンクへのシート取り付け構
造を示す正面図である。
【図5】図3における要部説明図である。
【図6】本発明における他のシート取り付け構造を示す
説明図である。
【図7】本発明におけるシートベルトの取り付け状態を
示す説明図である。
【図8】図8(a)は従来のシート取り付けの概略構造
を示す説明図、図8(b)は図8(a)におけるG─G
断面図である。
【符号の説明】
1 ロードローラ 2 後部フレーム 3 水タンク 8 凹部 15 座部シート 16 背部シート 18 支持部材 21 貫通孔 24 上溝 25 下溝 26 緩衝部材 30 上部壁体 31 下部壁体 32 樋溝 35 シートベルト 37 係止孔 38 固定孔 39 介在部材 40 固定ボルト 43 固定ブラケット 44 係止ブラケット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水タンクに運転者のシートを備えた転圧
    機械において、 前記水タンクに、前記シートが設置されるシート設置面
    部と該シート設置面部に対向する対向面部とを連通させ
    る貫通孔を形成し、該貫通孔に挿通させた前記シートの
    支持部材の先端部を前記対向面部に締結させ、前記シー
    トを前記水タンクに固定させることを特徴とする転圧機
    械における水タンクへのシート取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部材の先端部を、緩衝部材を介
    して前記対向面部に締結させることを特徴とする請求項
    1に記載の転圧機械における水タンクへのシート取り付
    け構造。
  3. 【請求項3】 水タンクに運転者のシートを備えた転圧
    機械において、 前記シートが設置されるシート設置面部に、該シート設
    置面部に対して傾斜角度を有して形成される係止孔及び
    該係止孔の傾斜角度と異なる傾斜角度で形成される固定
    孔を有する水タンクと、 前記水タンクの固定孔に位置決めされる介在部材と、 前記水タンクの係止孔に係止する係止ブラケット及び前
    記介在部材に当接する固定ブラケットを有するシート
    と、 前記介在部材と前記固定ブラケットを締結する締結手段
    とからなり、 前記介在部材を前記水タンクの固定孔に位置決めし、前
    記シートの係止ブラケットを前記水タンクの係止孔に係
    止させた後、前記締結手段により前記固定ブラケットを
    前記介在部材に締結して、シートを水タンクに固定させ
    ることを特徴とする転圧機械における水タンクへのシー
    ト取り付け構造。
  4. 【請求項4】 前記シートは、運転者が着座する座部シ
    ートと運転者の背中を支持する背部シートとからなり、
    それぞれ独立して水タンクに取り付けられることを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の転圧
    機械における水タンクへのシート取り付け構造。
  5. 【請求項5】 前記シートは、運転者が着座する座部シ
    ートからなり、前記水タンクは、前記シート設置面部及
    び前記対向面部から、互い違いに交差するように水タン
    ク内に向けて突出する壁体が形成されることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の転圧機械における水タ
    ンクへのシート取り付け構造。
  6. 【請求項6】 前記貫通孔は、前記壁体に形成されるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の転圧機械における水タ
    ンクへのシート取り付け構造。
  7. 【請求項7】 前記シートは、運転者が着座する座部シ
    ートからなり、前記シート設置面部の上面に、水タンク
    の内部に向けて凸状となり、シート設置面部の上面に溜
    まった水を排水する樋溝を形成したことを特徴とする請
    求項1ないし請求項6のいずれかに記載の転圧機械にお
    ける水タンクへのシート取り付け構造。
  8. 【請求項8】 シートベルトを前記貫通孔に挿通させ、
    前記シートベルトの端部を転圧機械のフレームに取り付
    けることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項5、
    請求項6のいずれかに記載の転圧機械における水タンク
    へのシート取り付け構造。
  9. 【請求項9】 前記水タンクは、その左右端が上方に向
    けて突出する突出部が形成されるとともに、該突出部に
    把手を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項
    8のいずれかに記載の転圧機械における水タンクへのシ
    ート取り付け構造。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008297866A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Sakai Heavy Ind Ltd 転圧車両における散水タンク周りの構造
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