JP2020158274A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1駆動源、第1駆動列、第2駆動源及び第2駆動列のレイアウト自由度の向上を実現できる画像読取装置を提供する。【解決手段】画像読取装置1は、少なくとも搬送ガイド30及び搬送部41、42、42A、43、43P、44、44P、47、47Pを収容するとともに、搬送ガイド30の幅方向W1において互いに反対を向く第1外面9B及び第2外面9Aを有する第1ハウジング9と、第1ハウジング9の第1外面9B側に収容された第1駆動源M1と、第1ハウジング9の第1外面9B側に収容され、第1駆動源M1からの駆動力を搬送部41、42、43、44、47に伝達する第1駆動列110と、第1ハウジング9の第2外面9A側に収容された第2駆動源M2と、第1ハウジング9の第2外面9A側に収容され、第2駆動源M2からの駆動力を可動板50に伝達する第2駆動列120と、をさらに備える。【選択図】図5

Description

本発明は画像読取装置に関する。
特許文献1に従来の画像読取装置の一例である原稿送り装置が開示されている。この原稿送り装置は、給紙トレイ、搬送ガイド及び搬送部を備えている。
給紙トレイは、供給される原稿を支持する。また、給紙トレイは、給紙トレイに支持される原稿の積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成されている。搬送ガイドは、給紙トレイから搬送される原稿を案内する。
搬送部は、原稿ピックアップ部、搬送ローラ及びレジストローラ等を含んでいる。搬送部は、給紙トレイに支持された原稿を搬送ガイドに沿って搬送する。搬送ガイドの途中には、搬送ガイド上を搬送される原稿の画像を読み取るための画像読取位置が設定されている。
また、この原稿送り装置は、搬送部を駆動するための第1駆動手段(本発明の「第1駆動源」及び「第1駆動列」に相当)と、給紙トレイを上下方向に移動させるための第2駆動手段(本発明の「第2駆動源」及び「第2駆動列」に相当)とを備えている。第1駆動手段及び第2駆動手段は、原稿送り装置における搬送ガイドの幅方向の一方に設けられている。
特開2005−8283号公報
しかし、上記の原稿送り装置では、原稿送り装置の幅方向の一方に第1駆動手段及び第2駆動手段を構成するモータやギヤ等が集中して配置されることから、それらの構成部品のための配置スペースを確保し難くなるおそれがある。その結果、この原稿送り装置では、第1駆動手段及び第2駆動手段のレイアウト自由度が低下し易いという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、第1駆動源、第1駆動列、第2駆動源及び第2駆動列のレイアウト自由度の向上を実現できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、供給されるシートを支持するための供給トレイであって、前記供給トレイに支持されるシートの積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成された可動板を含む前記供給トレイと、
前記供給トレイから搬送されるシートを案内する搬送ガイドと、
前記供給トレイに支持されたシートを前記搬送ガイドに沿って搬送する搬送部と、
前記搬送ガイドに沿って搬送されるシートの画像を読み取るための読取センサと、
を備えた画像読取装置であって、
少なくとも前記搬送ガイド及び前記搬送部を収容するとともに、前記搬送ガイドの幅方向において互いに反対を向く第1外面及び第2外面を有する第1ハウジングと、
前記第1ハウジングの前記第1外面側に収容され、駆動力を発生する第1駆動源と、
前記第1ハウジングの前記第1外面側に収容され、前記第1駆動源からの駆動力を前記搬送部に伝達する第1駆動列と、
前記第1ハウジングの前記第2外面側に収容され、駆動力を発生する第2駆動源と、
前記第1ハウジングの前記第2外面側に収容され、前記第2駆動源からの駆動力を前記可動板に伝達する第2駆動列と、
をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の画像読取装置では、第1駆動源及び第1駆動列と、第2駆動源及び第2駆動列とは、第1ハウジングの第1外面側と第2外面側とに分散して設けられる。これにより、第1ハウジングの第1外面側において、第1駆動源及び第1駆動列のための配置スペースを容易に確保できるとともに、第1ハウジングの第2外面側において、第2駆動源及び第2駆動列のための配置スペースを容易に確保できる。
したがって、本発明の画像読取装置で、第1駆動源、第1駆動列、第2駆動源及び第2駆動列のレイアウト自由度の向上を実現できる。
実施例の画像読取装置の斜視図である。 実施例の画像読取装置のブロック図である。 実施例の画像読取装置の部分斜視図であって、第1ハウジングを開放位置に揺動させた状態を示す図である。 実施例の画像読取装置の部分断面図である。 実施例の画像読取装置の部分断面図である。 第1ハウジングの上面図である。 カバー部材等を取り外した状態の第1ハウジングを示す部分上面図である。 カバー部材、第1シュート部材及び可動板等を取り外した状態の第1ハウジングを示す部分上面図である。 カバー部材、第1シュート部材及び可動板等を取り外した状態の第1ハウジングを示す部分斜視図である。 前面側の外装壁等を取り外した状態の第1ハウジングを示す部分正面図である。
以下、本発明を具体化した実施例について図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。図1では、操作パネル8Pが配置される側を装置の前方と規定し、操作パネル8Pに向かった場合に左に来る側を左方と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図3以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<全体構成>
図1〜図4に示すように、画像読取装置1は、第1ハウジング9と、第1ハウジングの下方に配置された第2ハウジング8とを備えている。
図1に示すように、第2ハウジング8は、扁平な略箱状体である。第2ハウジング8の前面には、タッチパネル等である操作パネル8Pが設けられている。第2ハウジング8内の下部分には、画像形成ユニット5が収容されている。画像形成ユニット5は、インクジェット方式又はレーザ方式等によりシートに画像を形成する。
図4に示すように、第2ハウジング8内の上部分には、読取ユニット3が設けられている。読取ユニット3は、原稿の画像を読み取る際に使用される。
第1ハウジング9には、供給トレイ91、排出トレイ96及び自動搬送機構4が設けられている。供給トレイ91及び排出トレイ96は、第1ハウジング9の右部分に設けられている。図4及び図5に示すように、供給トレイ91は、供給されるシートSHを支持する。自動搬送機構4は、供給トレイ91に対してシートSHの搬送方向D1の下流側に設けられた搬送ガイド30を含んでいる。搬送ガイド30に沿って搬送されるシートSHの搬送方向D1は、供給トレイ91から左向きに進み、第1ハウジング9の左端部側で下向きにUターンし、排出トレイ96まで右向きに進む方向である。
自動搬送機構4は、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30に沿って搬送方向D1に順次搬送し、排出トレイ96に排出しながら、その搬送途中のシートSHの画像を読取ユニット3に読み取らせる際に使用される。
図2に示すように、第2ハウジング8内には、制御部7が収容されている。制御部7は、CPU、ROM、RAMを主とするマイクロコンピュータとして構成されている。ROMには、CPUが画像読取装置1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。RAMは、CPUが上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号を一時的に記録する記憶領域、又はデータ処理の作業領域として使用される。制御部7は、画像形成ユニット5、読取ユニット3、自動搬送機構4及び操作パネル8P等を制御する。
図3及び図4に示すように、第2ハウジング8の上面にはプラテンガラスが配設され、そのプラテンガラスの上面によって大面積の原稿支持面8Aが形成されている。また、第2ハウジング8の上面における原稿支持面8Aよりも左方には別のプラテンガラスが配設され、その別のプラテンガラスの上面によって、前後方向に細長い読取面8Bが形成されている。
原稿支持面8Aは、静止した状態の原稿の画像を読取ユニット3が読み取る際に、その原稿を下から支持する。読取対象の原稿には、用紙、OHPシート等であるシートの他、書籍等が含まれる。
読取面8Bは、自動搬送機構4によって1枚ずつ搬送されるシートSHの画像を読取ユニット3が読み取る際に、その搬送されるシートSHに下から接触する。第2ハウジング8の上面における原稿支持面8Aと読取面8Bとの間には、ガイド凸部8Hが設けられている。ガイド凸部8Hは、読取面8Bに接触しながら搬送されるシートSHをすくい上げて右向きに上り傾斜するように案内する。
なお、本実施例においては、原稿支持面8Aを使用して画像が読み取られる対象を原稿と記載し、自動搬送機構4により搬送しながら画像が読み取られる対象をシートと記載する。原稿とシートとは、実質的に同じものであってもよい。
図3に示すように、第1ハウジング9は、第2ハウジング8の後端部に配設された2個のヒンジ80によって、第2ハウジング8に対して開閉軸心X9周りに揺動可能に連結されている。開閉軸心X9は、原稿支持面8Aの一端縁8A1に平行な左右方向に延びている。
各ヒンジ80は、基部81及び支持部83を含んでいる。基部81は、第2ハウジング8の後端部に保持されており、支持部83を開閉軸心X9周りに揺動可能に支持している。基部81は、原稿支持面8Aに支持される原稿が書籍等である場合に、第2ハウジング8に対して上昇することでその書籍等の厚みに対応可能となっている。また、基部81は、支持部83を任意の揺動角度で停止させるフリーストップ機能を発揮するためのバネやスライドカム等を内蔵している。支持部83は、第1ハウジング9の後端部を支持している。
図1及び図4に示すように、第1ハウジング9は、閉鎖位置にある状態では、原稿支持面8A及び読取面8Bを上方から覆っている。図3に示すように、第1ハウジング9は、前端部が上方かつ後方に変位するように開閉軸心X9周りに揺動することにより、原稿支持面8A及び読取面8Bを露出させる開放位置に変位する。これにより、ユーザは、読取対象の原稿を原稿支持面8Aに支持させることができる。
なお、第1ハウジング9の構成や内部構造等について説明する際には、上下方向及び前後方向について、閉じた状態の第1ハウジング9の姿勢を基準とする。
読取ユニット3は、図2〜図4に示すように第2ハウジング8内の上部分に収容された読取センサ3Sと、図2に示す走査機構駆動源3Mと、走査機構駆動源3Mに駆動される図示しない走査機構とを有している。読取センサ3Sとしては、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等の周知の画像読取センサが使用される。
図3及び図4に示すように、読取センサ3Sは、原稿支持面8A及び読取面8Bの下方に位置している。図示しない走査機構は、原稿支持面8Aに支持される原稿の画像を読み取る際に走査機構駆動源3Mによって駆動され、読取センサ3Sを第2ハウジング8内における原稿支持面8Aの下方で左右方向に往復動させる。また、図示しない走査機構は、自動搬送機構4によって搬送されるシートSHの画像を読取センサ3Sが読み取る際に走査機構駆動源3Mによって駆動され、読取センサ3Sを第2ハウジング8内における読取面8Bの下で停止させる。読取センサ3Sが読取面8Bの下で停止する位置は、予め定められた静止読取位置である。
<ベース部材、第1シュート部材、第2シュート部材及びカバー部材の構成>
図4に示すように、第1ハウジング9は、ベース部材39、第1シュート部材35、第2シュート部材37及びカバー部材38を備えている。
ベース部材39は、第1ハウジング9の底壁を形成している。ベース部材39の右部分には、排出トレイ96が形成されている。また、ベース部材39の左部分には、読取面8B及びガイド凸部8Hに対向する領域が略矩形状に切り欠かれてなる矩形穴39Hが形成されている。
ベース部材39における矩形穴39Hよりも左方に位置する部分には、搬送面39G1が形成されている。搬送面39G1の左端部は、下向きから向きを変えて右向きに下り傾斜するように湾曲している。そして、搬送面39G1は、矩形穴39Hの左端縁まで下り傾斜している。
ベース部材39における矩形穴39Hよりも右方に位置する部分には、搬送面39G2が形成されている。搬送面39G2は、ガイド凸部8Hに隣接する位置から右向きに上り傾斜している。
第2シュート部材37は、ベース部材39の左部分の上方に配設されている。第2シュート部材37には、押圧部材保持部37F及び案内面37G1、37G2が形成されている。
押圧部材保持部37Fは、読取面8Bに対向する位置で上向きに凹む凹部である。押圧部材保持部37Fには、押圧部材37Pが変位可能に保持されている。押圧部材37Pは、読取面8Bに接触しながら搬送されるシートSHを上から押圧して、そのシートSHが読取面8Bから浮き上がることを抑制する。
案内面37G1は、押圧部材保持部37Fよりも左方に位置している。案内面37G1の左端部は、ベース部材39の搬送面39G1の左端部に沿って湾曲している。そして、案内面37G1は、ベース部材39の搬送面39G1の下り傾斜する部分に沿って、右向きに下り傾斜している。
案内面37G2は、押圧部材保持部37Fよりも右方に位置している。案内面37G2は、第2ハウジング8のガイド凸部8Hと、ベース部材39の搬送面39G2とに沿って右向きに上り傾斜している。
第1シュート部材35は、第2シュート部材37の上方に配設されている。第1シュート部材35には、搬送面36及び規制面60が形成されている。
搬送面36は、供給トレイ91に対して搬送方向D1の下流側に位置して左向きに緩やかに上り傾斜するように延びている。搬送面36における搬送方向D1の上流側の端部、すなわち右端部を搬送端部36Eとする。搬送面36の左端部は、左向きから下向きに向きを変えるように湾曲している。
規制面60は、搬送面36の搬送端部36Eから搬送方向D1と交差するように下向きに延びており、供給トレイ91に支持されるシートSHの先端縁に当接可能である。規制面60の下端60Eは、搬送面36の搬送端部36Eよりも下方かつ右方に位置している。
カバー部材38は、第1シュート部材35の上方に配設されている。カバー部材38には、下向きに突出する複数のリブ38Rの下端縁からなる案内面38Gが形成されている。案内面38Gの右端部は、第1シュート部材35における搬送面36の搬送端部36Eよりも左方にずれた位置で搬送面36に上から対向している。案内面38Gは、第1シュート部材35の搬送面36に沿って左向きに緩やかに上り傾斜するように延びている。案内面38Gの左端部は、第1シュート部材35の搬送面36の左端部に沿って湾曲している。
第1シュート部材35の搬送面36及び規制面60と、カバー部材38の案内面38Gと、ベース部材39の搬送面39G1、39G2と、第2シュート部材37の案内面37G1、37G2とによって、搬送ガイド30が構成されている。搬送ガイド30は、第1ハウジング9に収容されている。
搬送面36、39G1、39G2及び案内面38G、37G1、37G2は、搬送方向D1に沿って延びており、供給トレイ91から排出トレイ96に向けてシートSHを搬送するための搬送経路を規定している。
図1及び図6〜図9に示すように、第1ハウジング9が閉鎖位置にある状態において、搬送ガイド30の幅方向W1は前後方向である。幅方向W1は、開閉軸心X9に直交している。
図1及び図6に示すように、第1ハウジング9は、前面9A及び後面9Bを有している。前面9Aは、本発明の「第2外面」の一例である。後面9Bは、本発明の「第1外面」の一例である。前面9Aと後面9Bとは、搬送ガイド30の幅方向W1において互いに反対を向いている。前面9Aは、第1ハウジング9における開閉軸心X9とは反対側に位置して上下方向及び左右方向に延びている。後面9Bは、第1ハウジング9における開閉軸心X9側に位置して上下方向及び左右方向に延びている。
図6では、第1ハウジング9の前面9A側の外装壁の一部が取り除かれている。図7では、第1ハウジング9の前面9A側及び後面9B側の外装壁の一部と、カバー部材38とが取り除かれている。図8及び図9では、第1ハウジング9の前面9A側の外装壁の一部と、第1ハウジング9の後面9B側の外装壁の一部と、カバー部材38と、第1シュート部材35と、可動板50とが取り除かれている。図10では、第1ハウジング9の前面9A側の外装壁の一部が取り除かれている。
図6〜図10に示すように、第1ハウジング9は、サイドフレーム95A、金属板99A、サイドフレーム95B及び金属板99Bを有している。
前方のサイドフレーム95A及び金属板99Aは、第1ハウジング9の前面9A側に設けられて、前面9Aに沿って左右方向に延びるように配置されている。金属板99Aは、複数の止めネジ等によって、前方のサイドフレーム95Aに一体的に組み付けられている。
後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bは、第1ハウジング9の後面9B側に設けられて、後面9Bに沿って左右方向に延びるように配置されている。金属板99Bは、複数の止めネジ等によって、後方のサイドフレーム95Bに一体的に組み付けられている。後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bは、本発明の「フレーム部材」の一例である。
前方のサイドフレーム95A及び金属板99Aと、後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bとは、幅方向W1において搬送ガイド30を間に位置させた状態で対向している。
<供給トレイの構成>
図1及び図4に示すように、供給トレイ91は、排出トレイ96よりも上方の位置で、排出トレイ96に重なるように設けられている。
供給トレイ91は、供給トレイ本体92及び可動板50を有している。供給トレイ本体92は、第1ハウジング9の右端部側から左向きに緩やかに下り傾斜している。可動板50は、供給トレイ本体92の左端部に隣接するように配置されている。可動板50は、第1シュート部材35の規制面60に向かって略平板状に延びている。
可動板50の左部分は、カバー部材38の右部分に上から覆われている。供給トレイ91は、供給トレイ本体92及び可動板50によって、自動搬送機構4に供給されるシートSHを支持する。図4及び図5に示すように、可動板50は、前後方向に延びる回動軸心X50周りに回動可能となっている。
可動板50の下方には、リンクレバー58が設けられている。図8及び図9に示すように、リンクレバー58は、可動板50の幅方向W1の中央部に下から当接可能な位置に配置されている。リンクレバー58の回動軸57は前向きに延びており、その前端部57Aが前方のサイドフレーム95A及び金属板99Aよりも前方に突出している。
図9及び図10等に示すように、自動搬送機構4は、第2駆動源M2及び第2駆動列120を有している。第2駆動源M2及び第2駆動列120は、第1ハウジング9の前面9A側に収容されている。第2駆動源M2は、前方の金属板99Aにおける前向きに屈曲する屈曲片99A1に支持されている。第2駆動列120は、前方のサイドフレーム95A及び金属板99Aに支持されている。図8に示すように、第2駆動源M2及び第2駆動列120は、幅方向W1において、第1ハウジング9の前面9Aと前方のサイドフレーム95A及び金属板99Aとの間に配置されている。
第2駆動源M2は、制御部7に制御されて正転又は逆転し、駆動力を発生する。本実施例では、第2駆動源M2は直流モータであり、給電が止まると第2駆動源M2の駆動軸に保持力が作用しなくなる。
図8に示すように、第2駆動源M2の駆動軸心X2は、幅方向W1に直交する方向に延びている。図10に示すように、幅方向W1、すなわち前後方向に沿って見て、第2駆動源M2の駆動軸心X2は、鉛直方向及び水平方向に対して傾斜している。
図9及び図10等に示すように、第2駆動列120は、ウォームギヤ121、ウォームホイールギヤ122、平歯ギヤ123、124を有している。
ウォームギヤ121は、第2駆動源M2の駆動軸に一体回転可能に固定されている。ウォームホイールギヤ122は、ウォームギヤ121と噛み合っている。平歯ギヤ123は、ウォームギヤ121の後面側に形成され、ウォームギヤ121と一体で回転する。平歯ギヤ124は、リンクレバー58の回動軸57の前端部57Aに一体回転可能に固定されており、平歯ギヤ123と噛み合っている。
第2駆動源M2が正転してその駆動力が第2駆動列120によってリンクレバー58に伝達されることにより、リンクレバー58が上向きに回動し、可動板50を押し上げる。これにより、可動板50は、図4に示す位置から回動軸心X50周りに回動し、図5に示すように上向きに移動する。
その一方、第2駆動源M2が逆転してその駆動力が第2駆動列120によってリンクレバー58に伝達されることにより、リンクレバー58が下向きに回動し、可動板50がリンクレバー58に追従して下降する。これにより、可動板50は、図5に示す位置から回動軸心X50周りに回動し、図4に示すように下向きに移動する。
制御部7に制御されて第2駆動源M2が停止し、第2駆動源M2の駆動軸に保持力が作用しなくなると、可動板50の自重がリンクレバー58、平歯ギヤ124、平歯ギヤ123を経由してウォームホイールギヤ122及びウォームギヤ121に伝達され、ウォームギヤ121及びウォームホイールギヤ122がセルフロックする。これにより、可動板50が落下することなくその位置に維持される。
可動板50は、対向端部50Eを有している。対向端部50Eは、可動板50における搬送方向D1の下流側の端部であって、規制面60に対向している。
対向端部50Eは、可動板50が図4に示す位置にある状態では、規制面60の下端60E側に対向し、可動板50が図5に示す位置にある状態では、搬送面36の搬送端部36E側に対向する。つまり、対向端部50Eは、可動板50の回動にかかわらず、規制面60に対向する状態が維持される。
図1及び図6に示すように、可動板50上には、2つの幅規制ガイド59A、59Bがそれぞれ前後方向にスライド可能に設けられている。前方の幅規制ガイド59Aと後方の幅規制ガイド59Bとが幅方向W1において互いに接近又は離間することにより、供給トレイ91に支持されるサイズの異なる複数種類のシートSHを前後から挟む。これにより、様々なサイズのシートSHを供給トレイ91における幅方向W1の中央部を基準として位置決めできる。
第1ハウジング9の上面の一部であって、幅方向W1において前方の幅規制ガイド59Aと前面9Aとの間に位置する領域には、逃げ部98Aが形成されている。前方の逃げ部98Aは、前方の幅規制ガイド59Aから逃げるように前面9Aに向かって前向きに凹み、かつ下向きに凹んでいる。
第1ハウジング9の上面の一部であって、幅方向W1において後方の幅規制ガイド59Bと後面9Bとの間に位置する領域には、逃げ部98Bが形成されている。後方の逃げ部98Bは、後方の幅規制ガイド59Bから逃げるように後面9Bに向かって後向きに凹み、かつ下向きに凹んでいる。
このような逃げ部98A、98Bにより、ユーザが幅規制ガイド59A、59Bを幅方向W1にスライドさせるときに、幅規制ガイド59A、59Bをつかみ易くなっている。
図6に示すように、第2駆動源M2は、その一部が幅方向W1において前方の逃げ部98Aと重なる位置に配置されている。第2駆動列120も、その一部が幅方向W1において前方の逃げ部98Aと重なる位置に配置されている。
<給送ローラ、分離ローラ、第1、2搬送ローラ及び排出ローラ等の構成>
図4に示すように、自動搬送機構4は、シートSHを搬送ガイド30に沿って搬送するための給送ローラ41、分離ローラ42、分離パッド42A、第1搬送ローラ43、第1ピンチローラ43P、第2搬送ローラ44、第2ピンチローラ44P、排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pを有している。
給送ローラ41、分離ローラ42、分離パッド42A、第1搬送ローラ43、第1ピンチローラ43P、第2搬送ローラ44、第2ピンチローラ44P、排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pは、本発明の「搬送部」の一例であり、第1ハウジング9に収容されている。
図8及び図9等に示すように、自動搬送機構4は、第1駆動源M1及び第1駆動列110を有している。第1駆動源M1及び第1駆動列110は、第1ハウジング9の後面9B側に収容されている。
第1駆動源M1は、後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに対して搬送ガイド30側、すなわち前側に位置して後方の金属板99Bに支持されている。図6及び図8に示すように、第1駆動源M1の駆動軸心X1は、幅方向W1、すなわち前後方向に延びている。
図4に示すように、搬送ガイド30を構成する搬送面36、案内面38G、搬送面39G1、39G2及び案内面37G1、37G2は、供給トレイ91から左向きに延びた後に下向きに湾曲して向きが右向きになる略U字形状部分を含んでおり、その略U字形状部分の内側に、第1駆動源M1が配置されている。
図8及び図9等に示すように、第1駆動列110は、後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに対して搬送ガイド30とは反対側、すなわち後側に位置して後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに支持されている。
第1駆動列110のギヤ数は、第2駆動列120のギヤ数に対して大幅に多い。それに応じて、第1駆動源M1についても、第2駆動源M2よりも大型の直流モータが採用されている。その結果、第1駆動源M1及び第1駆動列110は、第2駆動源M2及び第2駆動列120よりも大幅に重くなっている。
第1駆動源M1は制御部7に制御されて回転し、駆動力を発生する。第1駆動列110は複数のギヤ群からなり、第1駆動源M1からの駆動力を給送ローラ41、分離ローラ42、第1搬送ローラ43、第2搬送ローラ44及び排出ローラ47に伝達する。
図4に示すように、分離ローラ42は、第1シュート部材35における搬送面36の搬送端部36Eよりも搬送方向D1の下流側、かつ搬送面36の上方に配置されている。分離ローラ42の回転軸42Sには、ホルダ42Fが回動可能に支持されている。ホルダ42Fは、回転軸42Sから離間して搬送面36の搬送端部36Eを越えるように右方に突出している。
給送ローラ41は、ホルダ42Fの右端部に回転可能に保持されている。給送ローラ41は、可動板50に上から対向する位置に設けられている。回転軸42Sと、ホルダ42F内に設けられた図示しない伝達ギヤ群とは、第1駆動源M1からの駆動力を給送ローラ41に伝達して、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30の搬送面36に向けて給送する方向に給送ローラ41を回転させる。給送ローラ41は、ホルダ42Fの回動に伴って上下方向に移動可能である。
図4及び図5に示すように、第1ハウジング9内には、ホルダ姿勢検知センサ42Jが設けられている。ホルダ姿勢検知センサ42Jは、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内にあるか否かを検知し、制御部7に伝達する。
より詳しくは、ホルダ姿勢検知センサ42Jは、給送ローラ41の下端が供給トレイ91に支持された最上位のシートSHに当接するときのホルダ42Fの姿勢を検知することにより、間接的に、その最上位のシートSHと、搬送面36の搬送端部36Eとの高低差がその最上位のシートSHを搬送面36に向けて引っ掛かりなく給送可能な適正範囲内にあるか否かを検知する。
図4及び図5に示すホルダ42Fの姿勢は、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内にある状態の一例である。この状態において、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHと搬送面36の搬送端部36Eとの高低差が適正範囲内にあるので、給送ローラ41は、その最上位のシートSHを分離ローラ42と分離パッド42Aとの間に向けて、好適に送り出すことができる。
図4に示すように、分離パッド42Aは、分離ローラ42の真下の位置で、搬送面36から露出するように第1シュート部材35に支持されている。分離パッド42Aは、分離ローラ42に向けて押圧されている。
分離ローラ42は、分離ローラ42と分離パッド42Aとのニップ位置に到達したシートSHに対して搬送方向D1の下流側に向かう搬送力を付与する。分離パッド42Aは、ニップ位置に到達したシートSHが複数枚であれば、分離ローラ42に接触するシートSH以外のシートSHに対し、そのシートSHの搬送を止める力を付与する。
第1搬送ローラ43は、第1シュート部材35の搬送面36における搬送方向D1の中間部に支持されている。第1ピンチローラ43Pは、カバー部材38の案内面38G側に支持され、第1搬送ローラ43に向けて押圧されている。第1搬送ローラ43は、分離ローラ42及び分離パッド42Aによって1枚ずつに分離されたシートSHを第1ピンチローラ43Pと共にニップし、第2搬送ローラ44及び第2ピンチローラ44Pに向けて、そのシートSHを搬送する。
第2搬送ローラ44は、第2シュート部材37の案内面37G1における搬送方向D1の中間部に支持されている。第2ピンチローラ44Pは、ベース部材39の搬送面39G1側に支持され、第2搬送ローラ44に向けて押圧されている。第2搬送ローラ42は、第1搬送ローラ43及び第1ピンチローラ43Pによって搬送されるシートSHを第2ピンチローラ44Pと共にニップし、読取面8Bに向けて、すなわち、静止読取位置に停止する読取センサ3Sに向けて、そのシートSHを搬送する。
排出ローラ47は、第2シュート部材37の案内面37G2の右端部に支持されている。排出ピンチローラ47Pは、ベース部材39の搬送面39G2の右端部に支持され、排出ローラ47に向けて押圧されている。排出ローラ47は、読取面8B上を通過して搬送面39G2及び案内面37G2によって案内されるシートSHを排出ピンチローラ47Pと共にニップして、排出トレイ96に向けて排出する。
<画像読取動作>
この画像読取装置1では、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る場合、制御部7が読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを原稿支持面8Aの左端縁の下方である読取開始位置から右端縁の下方である読取終了位置までの間で左右方向に移動させる。これにより、読取センサ3Sは、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る。その後、制御部7は、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を逆向きに作動させ、読み取りを終えた読取センサ3Sを読取ユニット3内における右端から左端に移動させて待機位置に復帰させる。
また、この画像読取装置1では、供給トレイ91に支持されたシートSHを自動搬送機構4によって搬送し、そのシートSHの画像を読み取る場合、制御部7が読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを読取面8Bの下方である静止読取位置に停止させる。
次に、制御部7は、ホルダ姿勢検知センサ42Jの検知信号に基づいて、ホルダ42Fの姿勢が例えば図4に示す所定の範囲内にあるか否かを判断する。
制御部7は、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内にない場合、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHと搬送面36の搬送端部36Eとの高低差が適正範囲から外れていると判断する。そして、制御部7は、第2駆動源M2を正転させてリンクレバー58を上向きに回動させ、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内となるまで、可動板5を上向きに移動させる。
次に、制御部7は、第1駆動源M1を作動させて、給送ローラ41、分離ローラ42、第1搬送ローラ43、第2搬送ローラ44及び排出ローラ47を駆動し、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30に沿って順次搬送する。
そして、制御部7は、搬送面36、39G1、39G2上を搬送されるシートSHが読取面8B上を通過する際、静止読取位置に停止した読取センサ3Sによって、そのシートSHの画像を読み取る。そして、制御部7は、画像が読み取られたシートSHを排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pによって排出トレイ96に向けて排出する。
この間も、制御部7は、ホルダ姿勢検知センサ42Jの検知信号に基づき、供給トレイ91に支持されたシートSHの減少に応じて、間欠的に第2駆動源M2を正転させ、ホルダ42Fの姿勢が所定の範囲内に維持されるように、可動板50を上向きに小刻みに回動させる。
図5に示すように、供給トレイ91に支持されたシートSHが少なくなり、さらにシートSHが無くなると、制御部7は、第1駆動源M1及び第2駆動源M2を停止して画像読取動作を終了する。
その後、制御部7は、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを待機位置に復帰させる。また、制御部7は、第2駆動源M2を逆転させてリンクレバー58を下向きに回動させ、可動板50を図4に示す位置に復帰させる。
<作用効果>
実施例の画像読取装置1では、図6〜図10に示すように、第1駆動源M1及び第1駆動列110と、第2駆動源M2及び第2駆動列120とは、第1ハウジング9の後面9B側と前面9A側とに分散して設けられる。これにより、第1ハウジング9の後面9B側において、第1駆動源M1及び第1駆動列110のための配置スペースを容易に確保できるとともに、第1ハウジング9の前面9A側において、第2駆動源M2及び第2駆動列120のための配置スペースを容易に確保できる。
したがって、実施例の画像読取装置1で、第1駆動源M1、第1駆動列110、第2駆動源M2及び第2駆動列120のレイアウト自由度の向上を実現できる。
また、この画像読取装置1では、図3に示すように、第1ハウジング9は、2個のヒンジ80によって第2ハウジング8に対して開閉軸心X9周りに揺動可能に連結され、閉鎖位置と開放位置との間で揺動可能である。そして、第1駆動源M1及び第1駆動列110が配置される側である後面9Bは、第1ハウジング9における開閉軸心X9側に位置している。また、第2駆動源M2及び第2駆動列120が配置される側である前面9Aは、第1ハウジング9における開閉軸心X9とは反対側に位置している。この構成により、第2駆動源M2及び第2駆動列120よりも重い第1駆動源M1及び第1駆動列110をヒンジ80の近くに配置できるので、第1ハウジング9を閉鎖位置と開放位置との間で揺動させるときに、第1ハウジング9のベース部材39等の撓みを抑制できる。その結果、第1ハウジング9の破損を抑制できる。
さらに、この画像読取装置1では、図6に示すように、第2駆動源M2の駆動軸心X2は、幅方向W1に直交する方向に延びている。この構成により、第2駆動源M2が幅方向W1において嵩張らないので、第1ハウジング9の前面9A側に設けられる第2駆動源M2のための配置スペースを幅方向W1において小さくできる。
また、この画像読取装置1では、図10に示すように、幅方向W1、すなわち前後方向に沿って見て、第2駆動源M2の駆動軸心X2は、鉛直方向及び水平方向に対して傾斜している。この構成により、第2駆動源M2が鉛直方向及び水平方向において嵩張らないので、第1ハウジング9の前面9A側に設けられる第2駆動源M2のための配置スペースを鉛直方向及び水平方向において小さくできる。
さらに、この画像読取装置1では、図6に示すように、第2駆動源M2は、その一部が幅方向W1において前方の逃げ部98Aと重なる位置に配置されている。第2駆動列120も、その一部が幅方向W1において前方の逃げ部98Aと重なる位置に配置されている。この構成により、前方の逃げ部98Aを設けるためのスペースを利用して、第2駆動源M2及び第2駆動列120のための配置スペースを容易に確保できる。
また、この画像読取装置1では、図8及び図9に示すように、第1駆動源M1は、第1ハウジング9の後面9B側に設けられた後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに対して搬送ガイド30側、すなわち前側に位置して後方の金属板99Bに支持されている。第1駆動列110は、後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに対して搬送ガイド30とは反対側、すなわち後側に位置して後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに支持されている。このように、幅方向W1において嵩張り易い第1駆動源M1を後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに対して搬送ガイド30側に位置させることにより、第1ハウジング9の後面9Bと後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bとの幅方向W1の距離を小さくできる。
さらに、この画像読取装置1では、図4に示すように、搬送ガイド30を構成する搬送面36、案内面38G、搬送面39G1、39G2及び案内面37G1、37G2は、供給トレイ91から左向きに延びた後に下向きに湾曲して向きが右向きになる略U字形状部分を含んでおり、その略U字形状部分の内側に、第1駆動源M1が配置されている。この構成により、第1駆動源M1を後方のサイドフレーム95B及び金属板99Bに対して搬送ガイド30側に位置させるための配置スペースを容易に確保できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は例えば、画像読取装置又は複合機等に利用可能である。
1…画像読取装置、SH…シート、91…供給トレイ
50…可動板、30…搬送ガイド
41、42、42A、43、43P、44、44P、47、47P…搬送部(41…給送ローラ、42…分離ローラ、42A…分離パッド、43…第1搬送ローラ、43P…第1ピンチローラ、44…第2搬送ローラ、44P…第2ピンチローラ、47…排出ローラ、47P…排出ピンチローラ)
3S…読取センサ、W1…幅方向
9B…第1外面(後面)、9A…第2外面(前面)
9…第1ハウジング、M1…第1駆動源、110…第1駆動列
M2…第2駆動源、120…第2駆動列、8A…原稿支持面
8…第2ハウジング、80…ヒンジ、8A1…原稿支持面の一端縁
X9…開閉軸心、X2…駆動軸心、59A、59B…幅規制ガイド
98A、98B…逃げ部
95B、99B…フレーム部材(95B…後方のサイドフレーム、99B…後方の金属板)

Claims (7)

  1. 供給されるシートを支持するための供給トレイであって、前記供給トレイに支持されるシートの積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成された可動板を含む前記供給トレイと、
    前記供給トレイから搬送されるシートを案内する搬送ガイドと、
    前記供給トレイに支持されたシートを前記搬送ガイドに沿って搬送する搬送部と、
    前記搬送ガイドに沿って搬送されるシートの画像を読み取るための読取センサと、
    を備えた画像読取装置であって、
    少なくとも前記搬送ガイド及び前記搬送部を収容するとともに、前記搬送ガイドの幅方向において互いに反対を向く第1外面及び第2外面を有する第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングの前記第1外面側に収容され、駆動力を発生する第1駆動源と、
    前記第1ハウジングの前記第1外面側に収容され、前記第1駆動源からの駆動力を前記搬送部に伝達する第1駆動列と、
    前記第1ハウジングの前記第2外面側に収容され、駆動力を発生する第2駆動源と、
    前記第1ハウジングの前記第2外面側に収容され、前記第2駆動源からの駆動力を前記可動板に伝達する第2駆動列と、
    をさらに備えていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1ハウジングの下方に配置され、前記読取センサを収容し、前記読取センサによって画像が読み取られる原稿を支持する原稿支持面が上面に設けられた第2ハウジングを備え、
    前記第1ハウジングは、ヒンジによって前記第2ハウジングに対して前記原稿支持面の一端縁と平行に延びる開閉軸心周りに揺動可能に連結され、前記原稿支持面を覆う閉鎖位置と、前記原稿支持面を露出させる開放位置との間で揺動可能であり、
    前記幅方向は、前記開閉軸心に直交し、
    前記第1外面は、前記第1ハウジングにおける前記開閉軸心側に位置し、
    前記第2外面は、前記第1ハウジングにおける前記開閉軸心とは反対側に位置している請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記第2駆動源の駆動軸心は、前記幅方向に直交する方向に延びている請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記幅方向に沿って見て、第2駆動源の駆動軸心は、鉛直方向及び水平方向に対して傾斜している請求項3記載の画像読取装置。
  5. 前記幅方向に移動可能に前記可動板に設けられた幅規制ガイドを備え、
    前記第1ハウジングの上面の一部であって、前記幅方向において前記幅規制ガイドと前記第2外面との間に位置する領域には、前記幅規制ガイドから逃げるように前記第2外面に向かって凹む逃げ部が形成され、
    前記第2駆動源及び前記第2駆動列は、前記幅方向において前記逃げ部と重なる位置に配置されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 前記第1ハウジングは、前記第1ハウジングの前記第1外面側に設けられ、前記第1外面に沿って延びるフレーム部材を有し、
    前記第1駆動源は、前記フレーム部材に対して前記搬送ガイド側に位置して前記フレーム部材に支持され、
    前記第1駆動列は、前記フレーム部材に対して前記搬送ガイドとは反対側に位置して前記フレーム部材に支持されている請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像読取装置。
  7. 前記搬送ガイドは、前記供給トレイから横向きに延びた後に下向きに湾曲して向きが逆向きになる略U字形状部分を含み、
    前記第1駆動源は、前記略U字形状部分の内側に配置されている請求項6記載の画像読取装置。
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