JP2020157819A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ力が限界に近付いているタイヤの位置を、短時間で運転者に認識させることが可能な車両の制御装置を提供する。【解決手段】車両の制御装置は、各車輪に設けられたタイヤ力センサと、タイヤ力センサのセンサ信号に基づいて各車輪のタイヤ力を推定するタイヤ力推定部と、推定されたタイヤ力に基づいて限界状態と推定される車輪の位置を車両の運転者に知らせる報知部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の制御装置に関する。
従来、路面の摩擦状態に基づいて車両の制御を実行する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1には、車両が走行している路面の路面摩擦係数あるいは路面状態を精度よく推定するとともに、推定された路面摩擦係数や路面状態を用いて車両の走行状態をフィードバック制御し、車両の安全性を高める技術が提案されている。
特開2002−002472号公報
ここで、タイヤのスリップは、車両の走行状態でタイヤが発生する力(以下、単に「タイヤ力」ともいう)が限界を超えたときに生じうる。タイヤ力が限界に近付いているタイヤの位置を運転者が事前に知ることができれば、運転者は、スリップを回避する等の対応を取ることができると考えられる。
しかしながら、タイヤ力の限界付近で車両が走行している場合、運転者は運転に集中していると考えられ、表示による警告ではどのタイヤのタイヤ力が限界に近いかを認識することが困難である。運転者が表示を見てタイヤ力が限界に近いタイヤを認識したとしても、その時点で車両運動が破綻しているおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、タイヤ力が限界に近付いているタイヤの位置を、短時間で運転者に認識させることが可能な、新規かつ改良された車両の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、各車輪に設けられたタイヤ力センサと、タイヤ力センサのセンサ信号に基づいて各車輪のタイヤ力を推定するタイヤ力推定部と、推定されたタイヤ力に基づいて限界状態と推定される車輪の位置を車両の運転者に知らせる報知部と、を備える、車両の制御装置が提供される。
報知部は、限界状態と推定される車輪が前輪または後輪のいずれであるかを運転者に知らせてもよい。
報知部は、限界状態と推定される車輪が左右の車輪のいずれであるかを運転者に知らせてもよい。
報知部は、限界状態と推定される車輪の個々の位置を運転者に知らせてもよい。
報知部は、音、光、熱又は振動の少なくとも一つにより、限界状態と推定される車輪の個々の位置を運転者に知らせてもよい。
報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、運転者に聞こえる音の到来方向、間隔又は音量を異ならせてもよい。
報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、光の発光位置、光量又は発光間隔を異ならせてもよい。
報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、熱の発生位置又は強弱を異ならせてもよい。
報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、振動の発生位置、強弱又は間隔を異ならせてもよい。
報知部は、推定されたタイヤ力とあらかじめ設定されたタイヤ力限界値との差が所定の閾値未満になったときに車輪の限界状態と判定してもよい。
以上説明したように本発明によれば、タイヤ力が限界に近付いているタイヤの位置を、短時間で運転者に認識させることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る車両の制御装置が適用された車両の構成例を示す説明図である。 車輪の限界状態を示す説明図である。 路面摩擦係数と警告開始閾値及びタイヤ力限界値との関係を示す説明図である。 同実施形態に係る車両の制御装置による制御処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る車両の制御装置の構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る車両の制御装置の構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る車両の制御装置による制御処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る車両の制御装置の構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<第1の実施の形態>>
(車両の構成例)
まず、図1を参照して、本実施形態に係る車両1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る車両1の構成例を示す説明図である。
図1に示した車両1は、左前輪3LF、右前輪3RF、左後輪3LR及び右後輪3RR(以下、特に区別を要しない場合には、車輪3と総称する。)が同時に駆動する四輪駆動車である。車両1は、内燃機関11を備える。内燃機関11の動力は、自動変速機13、センターデファレンシャル装置15、フロントデファレンシャル装置17及びリヤデファレンシャル装置19等を介して、前輪側車軸4F及び後輪側車軸4R(以下、特に区別を要しない場合には、車軸4と総称する。)に伝達される。内燃機関11の動力が前輪側車軸4F及び後輪側車軸4Rに伝達されることによって車輪3に駆動トルクが付加され、それぞれの車輪3が駆動される。
図1に示すように、車両1の座標系として、車両1の進行方向をx軸、車両1の左右方向をy軸として定義する。また、車両1の上下方向をz軸として定義する。x軸は車両1の加速方向を正の方向とし、y軸は右方向を正の方向とし、z軸は上方向を正の方向とする。
それぞれの車輪3の近傍の車軸4の内部には、タイヤ力センサ31LF,31RF,31LR,31RR(以下、特に区別を要しない場合には、タイヤ力センサ31と総称する。)が設けられている。タイヤ力センサ31によって、それぞれの車輪3に作用する前後力Fx、横力Fy及び上下力Fzが検出される。前後力Fxは、車輪3の外周を覆うタイヤの接地面に発生する摩擦力についての、車輪中心面に平行な方向(x軸方向、前後方向)への分力である。横力Fyは、車輪中心面に直角な方向(y軸方向、横方向)への分力である。上下力Fzは、鉛直方向(z軸方向)に作用する垂直荷重である。なお、車輪中心面は、車軸4と直交し、車輪幅の中央を通る面をいうものとする。
それぞれのタイヤ力センサ31は、各車輪3に設けられたタイヤに作用する力を検出可能な適宜のセンサを用いることができる。例えば、各車輪3に生じる応力は、各車輪3に設けられたタイヤに作用する力に比例することから、タイヤ力センサ31は、各車輪3に対してx軸、y軸、z軸方向に生じる応力を検出可能なセンサであってもよい。x軸、y軸、z軸方向に生じる応力は、前後力Fx、横力Fy及び上下力Fzに対応する。本実施形態においては、特に、前後力Fx、横力Fyの検出値が用いられる。
なお、タイヤ力センサ31の具体的な構成については、例えば、特開平04−331336号公報、特開平10−318862号公報、特許第4277799号等に開示されている構成を採用することができる。
これらのタイヤ力センサ31に加えて、車両1の内部には、状態量センサ23及び操舵角センサ39が設けられている。状態量センサ23は、車速V、横加速度ay及びヨー加速度ω等の車両1の状態を示す情報である車両状態量を検出する。操舵角センサ39は、操舵角θ等の運転者の操作状態を示す情報である操作状態量を検出する。状態量センサ23は、周知の車速センサ、横加速度センサ及びヨー加速度センサ等により構成され、あるいは、各種検出を複合的に行う1つまたは複数のセンサによって構成される。
また、車両1には、車両1の前方の画像を取得する撮像装置21が設けられている。撮像装置21は、二つのカメラ21L,21Rと、カメラ21L,21Rにより取得された画像データを処理して出力データを生成する図示しない信号処理回路とを備える。この他、車両1は、車両1の周囲の情報を検出する1つ又は複数のセンサを備える。かかるセンサとしては、超音波センサ、レーダセンサ、撮像装置等を用いることができる。
タイヤ力センサ31、状態量センサ23、操舵角センサ39及び撮像装置21等の検出信号は、電子制御ユニット50によって取得可能になっている。電子制御ユニット50には、図示しないエンジン制御ユニット、変速制御ユニット、ブレーキ制御ユニット等の複数の電子制御ユニットが、CAN(Controller Area Network)等の通信バスを介して接続されている。これらの電子制御ユニットは、いずれもマイクロコンピュータを備えて構成される。電子制御ユニット50は、これらの他の電子制御ユニットから、車両の駆動トルク及びブレーキトルク等の情報を取得する。
例えば、エンジン制御ユニットは、内燃機関11を制御し、内燃機関11の回転数、スロットルバルブの開度、燃料噴射量、点火タイミング、水温及び油温に基づいてエンジントルクを推定する。変速制御ユニットは、自動変速機13を制御し、エンジン制御ユニットからエンジントルクの推定値を取得する。また、変速制御ユニットは、エンジントルクの推定値、内燃機関11の回転数、各車輪3の車輪速、変速段の位置、クラッチの締結力及びトルクコンバータの滑り量等に基づいて、各車輪3に付加される駆動トルク又はタイヤ表面の駆動力を推定する。ブレーキ制御ユニットは、ブレーキペダルの操作量を検出し、各車輪3の回転数を監視して各車輪3のブレーキトルク又はタイヤの制動力を推定する。
また、車両1は、車室内にスピーカ35a,35b,35c,35d(以下、特に区別を要しない場合には、スピーカ35と総称する。)を備える。スピーカ35aは、車室内の左前部に設置され、スピーカ35bは、車室内の右前部に設置されている。スピーカ35cは、車室内の左後部に設置され、スピーカ35dは、車室内の右後部に設置されている。それぞれのスピーカ35は、電子制御ユニット50により制御され、警告音を発生する。
電子制御ユニット50は、タイヤ力推定部51及び報知部53を備える。電子制御ユニット50の一部又は全部は、例えば、マイクロコンピュータ又はマイクロプロセッサユニット等で構成されていてもよい。また、電子制御ユニット50の一部又は全部は、ファームウェア等の更新可能なもので構成されていてもよく、また、CPU等からの指令によって実行されるプログラムモジュール等であってもよい。
この他、電子制御ユニット50は、マイクロコンピュータ等により実行されるコンピュータプログラムや、演算処理に用いられる種々のパラメータ、演算結果の情報等を記憶する記憶装置を備える。記憶装置は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の記憶素子であってもよく、CD−ROMやHDD(Hard Disk Drive)、ストレージ装置等であってもよい。
本実施形態において、上述のタイヤ力推定部51及び報知部53は、マイクロコンピュータ等によるコンピュータプログラムの実行により実現される機能である。タイヤ力推定部51は、各タイヤ力センサ31のセンサ信号に基づいて各車輪3のタイヤ力を推定する。報知部53は、推定されたタイヤ力に基づいて各車輪3が限界状態であるか否かを推定する。また、報知部53は、いずれかの車輪3が限界状態であると推定された場合に、限界状態と推定される車輪3の位置を車両の運転者に知らせる警告処理を実行する。ここで、車輪3の限界状態とは、車輪3がスリップする可能性のある領域に近い状態を意味する。
図2は、摩擦円を用いて車輪3の限界状態を示す説明図である。
車両1の走行中、各車輪3にはタイヤ力Fが発生する。車両1の加速時には正の前後力Fxが発生し、車両1の制動時には負の前後力Fxが発生する。また、車両1の旋回時には、前後力Fxと合わせて、正負いずれかの横力Fyが発生する。車輪3に作用する前後力Fx及び横力Fyの合力がタイヤ力Fとなる。かかるタイヤ力Fが、タイヤ力限界値F_maxを超える領域(危険領域)では、タイヤがスリップする可能性が生じる。
本実施形態に係る電子制御ユニット50の報知部53は、車輪3に生じるタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えたときに、当該車輪3の位置を運転者に知らせる警告処理を実行する。具体的に、報知部53は、車室内の前後左右に設けられたスピーカ35から発生させる警告音を制御することにより、運転者に聞こえる警告音の到来方向を変更して、限界状態と推定される車輪3の位置を運転者に知らせる。
ある走行状態においてタイヤと路面との間に発生する摩擦力は、路面状態に応じて変化し得る。このため、タイヤ力限界値F_maxは、路面状態に応じた路面摩擦係数μに基づいて設定される。路面摩擦係数μは、あらかじめ設定された値であってもよいが、撮像装置21や状態量センサ23により生成される検出信号に基づいて推定される路面状態に応じて設定される値であってもよい。
例えば、報知部53は、撮像装置21の検出信号により、走行路が舗装路であるか未舗装路であるかを判別してもよく、走行路が雨や雪により濡れていたり凍結したりしていないかを判別してもよい。また、報知部53は、状態量センサ23の検出信号により、路面の凹凸状態を判別してもよい。この他、報知部53は、種々のセンサの検出信号や、車内外の各種装置から送信される信号に基づいて走行路の路面状態を推定し、路面摩擦係数μを設定してもよい。
図3は、路面摩擦係数μと、警告開始閾値F_min及びタイヤ力限界値F_maxとの関係を示す説明図である。タイヤ力限界値F_maxは、路面摩擦係数μと比例関係にある。例えば、タイヤ力限界値F_maxは、路面摩擦係数μにあらかじめ設定された係数をかけて設定されてもよい。また、警告開始閾値F_minも同様に、路面摩擦係数μと比例関係にある。例えば、警告開始閾値F_minは、タイヤ力限界値F_maxに、0.9を係数としてかけて設定されてもよい。
また、報知部53は、車輪3に生じるタイヤ力Fがタイヤ力限界値F_maxに近付くにつれて、つまり、限界状態の度合いに応じて、発生させる警告音の音量又は発生間隔の少なくともいずれかを変更してもよい。例えば、報知部53は、車輪3に生じるタイヤ力Fがタイヤ力限界値F_maxに近付くにつれて警告音の音量を大きくしたり、警告音の発生間隔を短くしたりしてもよい。
本実施形態において、報知部53は、タイヤ力限界値F_maxと警告開始閾値F_minとの差Xから、タイヤ力限界値F_maxとタイヤ力Fとの差X1を引いた値(X−X1)が大きくなるにつれて警告音の音量を大きくし、かつ、警告音の発生間隔を短くする。これにより、路面摩擦係数μの違いによってタイヤ力限界値F_max及び警告開始閾値F_minが変動する場合であっても、警告音の音量や発生間隔の制御を適切に行うことができる。
(制御装置の動作例)
次に、電子制御ユニット50による動作例を説明する。図4は、電子制御ユニット50による制御処理を示すフローチャートである。
まず、電子制御ユニット50の報知部53は、タイヤ力限界値F_max及び警告開始閾値F_minを算出する(ステップS11)。例えば、報知部53は、撮像装置21や状態量センサ23の検出信号及びその他の路面状態を推定可能な情報に基づいて走行路の路面摩擦係数μを設定し、当該路面摩擦係数μにあらかじめ設定された係数をかけて、タイヤ力限界値F_max及び警告開始閾値F_minを算出する。
次いで、電子制御ユニット50のタイヤ力推定部51は、各車輪3に対応するタイヤ力センサ31の検出信号に基づいて、各車輪3のタイヤに生じているタイヤ力Fを算出する(ステップS13)。上述のとおり、各車輪3に発生するタイヤ力Fは、前後力Fx及び横力Fyの合力として算出される。
次いで、報知部53は、各車輪3について、算出されたタイヤ力Fから警告開始閾値F_minを引いた差ΔF、タイヤ力限界値F_maxから警告開始閾値F_minを引いた差X、及び、タイヤ力限界値F_maxからタイヤ力Fを引いた差X1を算出する(ステップS15)。
次いで、報知部53は、算出された差ΔFが正の値であるか否かを判別する(ステップS17)。ステップS17では、各車輪3のタイヤ力Fが警告開始閾値F_minに到達しているか否かが判別される。差ΔFが正の値でない場合(S17/No)、電子制御ユニット50は、本ルーチンを終了してステップS11に戻る。
一方、差ΔFが正の値である場合(S17/Yes)、報知部53は、差Xから差X1を引いた値に、あらかじめ設定された係数αをかけて、警告音の音量Dを算出する(ステップS19)。ステップS19では、タイヤ力Fがタイヤ力限界値F_maxに近付くほど、音量Dは大きな値に設定される。また、差Xから差X1を引いた値を用いることにより、走行路の路面状態によってタイヤ力限界値F_maxが変化する場合であっても音量Dを適切に設定することができる。
次いで、報知部53は、差Xから差X1を引いた値に、あらかじめ設定された係数βをかけて、警告音の発生間隔tを算出する(ステップS21)。例えば、ステップS21では、タイヤ力がタイヤ力限界値F_maxに近付くほど、警告音の発生間隔tが短く設定される。また、差Xから差X1を引いた値を用いることにより、走行路の路面状態によってタイヤ力限界値F_maxが変化する場合であっても警告音の発生間隔tを適切に設定することができる。
なお、警告音の発生間隔tを異ならせるにあたり、間欠的に発生させる警告音の発生時間を異ならせてもよく、間欠的に発生させる警告音の無音の時間を異ならせてもよく、その両者を異ならせてもよい。
次いで、報知部53は、タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた(ΔF>0)車輪3が前輪であるか否かを判別する(ステップS23)。タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が前輪である場合(S23/Yes)、報知部53は、当該車輪3が左前輪であるか否かを判別する(ステップS25)。
タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が左前輪である場合(S25/Yes)、報知部53は、ステップS19で設定した音量D、及び、ステップS21で設定した発生間隔tにしたがって、左前方のスピーカ35aから警告音を発生させる(ステップS27)。タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が左前輪でない場合(S25/No)、報知部53は、ステップS19で設定した音量D、及び、ステップS21で設定した発生間隔tにしたがって、右前方のスピーカ35bから警告音を発生させる(ステップS29)。
上述のステップS23において、タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が前輪でない場合(S23/No)、報知部53は、当該車輪3が左後輪であるか否かを判別する(ステップS31)。
タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が左後輪である場合(S31/Yes)、報知部53は、ステップS19で設定した音量D、及び、ステップS21で設定した発生間隔tにしたがって、左後方のスピーカ35cから警告音を発生させる(ステップS33)。タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が左後輪でない場合(S31/No)、報知部53は、ステップS19で設定した音量D、及び、ステップS21で設定した発生間隔tにしたがって、右後方のスピーカ35dから警告音を発生させる(ステップS35)。
このように、本実施形態に係る車両の制御装置では、いずれかの車輪3のタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた場合に、運転者の位置に対して当該車輪3の方向に位置するスピーカ35から警告音が発生する。したがって、運転者は、警告音の到来方向に基づいて、聴覚により瞬時にスリップ限界に近い車輪3の存在及びその位置を認識することができる。特に、スポーツ走行等の素早い運転操作が求められる場面において、音を用いて瞬間的に又は感覚的にタイヤ力が限界に近付いているタイヤの位置を運転者に認識させることができる。このため、スリップ限界に近い車輪3の存在及びその位置を運転者が認識するまでの空走時間を短くすることができ、スリップの発生を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、4輪のいずれの車輪3のタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えているかを運転者に認識させるように構成されていたが、前後輪のいずれの車輪3のタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えているかを運転者に認識させてもよい。この場合、左右の前輪3LF,3RFのいずれかのタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えたときに左右前方のスピーカ35a,35bから警告音を発生させ、左右の後輪3LR,3RRのいずれかのタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えたときに左右後方のスピーカ35a,35bから警告音を発生させてもよい。
また、上記実施形態では、限界状態と推定される車輪3の位置に応じて、運転者に聞こえる警告音の到来方向が異なっていたが、警告音の到来方向に代えて、あるいは、警告音の到来方向と併せて、警告音の種類が異なってもよい。例えば、限界状態と推定される車輪3の位置に応じて、警告音の高さや音色が異なってもよい。警告音の高さや音色を異ならせることによっても、運転者は、聴覚により瞬時にスリップ限界に近い車輪3の存在及びその位置を認識することができる。
<<第2の実施の形態>>
次に、第2の実施の形態に係る車両の制御装置を説明する。第1の実施の形態では、運転者へ警告する手段として警告音が用いられていたが、第2の実施の形態では、運転者へ警告する手段として振動が用いられる。
図5及び図6は、本実施形態に係る車両の制御装置に用いられる振動発生装置の設置例を示す説明図である。本実施形態に係る車両の制御装置は、振動発生装置として、偏心モータを備えた第1の振動発生装置71、第2の振動発生装置73a及び第3の振動発生装置73b(以下、特に区別を要しない場合には、振動発生装置73と総称する。)を備える。
第1の振動発生装置71は、ステアリングホイール5に接続されたステアリングコラム7に取り付けられている。第1の振動発生装置71は、左前輪3LF又は右前輪3RFの少なくともいずれかのタイヤ力が警告開始閾値を超えた場合に作動して、運転者に警告を与える。第1の振動発生装置71が発生した振動は、ステアリングホイール5を介して運転者に伝達される。運転操作中において運転者がステアリングホイール5を握る位置を特定することは困難であることから、本実施形態では、左右の前輪を区別することなく、第1の振動発生装置71により振動が発生する。
第2の振動発生装置73a,73bは、運転者が着座するシート40に設置されている。第2の振動発生装置73aは、シート40の背もたれの左側に埋設され、第3の振動発生装置73bは、シート40の背もたれの右側に埋設されている。第2の振動発生装置73aは、左後輪3LRのタイヤ力が警告開始閾値を超えた場合に作動して、運転者に警告を与える。また、第3の振動発生装置73bは、右後輪3RRのタイヤ力が警告開始閾値を越えた場合に作動して、運転者に警告を与える。
なお、第2の振動発生装置73a及び第3の振動発生装置73bは、シート40の着座部45の左右に埋設されていてもよい。
振動発生装置を備える点以外の車両の基本的な構成は、図1に示した車両の構成と同一とすることができるため、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態に係る車両の制御装置における、電子制御ユニット50による動作例を説明する。図7は、電子制御ユニット50による制御処理を示すフローチャートである。
まず、電子制御ユニット50のタイヤ力推定部51及び報知部53は、上述のステップS11〜ステップS17の処理を実行する。ステップS17において、差ΔFが正の値でない場合(S17/No)、電子制御ユニット50は、本ルーチンを終了してステップS11に戻る。
一方、差ΔFが正の値である場合(S17/Yes)、報知部53は、差Xから差X1を引いた値に、あらかじめ設定された係数γをかけて、振動発生装置71,73a,73bに備えられた偏心モータの出力(回転数)Nmを算出する(ステップS41)。ステップS41では、タイヤ力Fがタイヤ力限界値F_maxに近付くほど、回転数Nmは大きな値に設定される。また、差Xから差X1を引いた値を用いることにより、走行路の路面状態によってタイヤ力限界値F_maxが変化する場合であっても回転数Nmを適切に設定することができる。
次いで、報知部53は、差Xから差X1を引いた値に、あらかじめ設定された係数βをかけて、振動の発生間隔tを算出する(ステップS43)。例えば、ステップS43では、タイヤ力がタイヤ力限界値F_maxに近付くほど、振動の発生間隔tが短く設定される。また、差Xから差X1を引いた値を用いることにより、走行路の路面状態によってタイヤ力限界値F_maxが変化する場合であっても振動の発生間隔tを適切に設定することができる。
なお、振動の発生間隔tを異ならせるにあたり、間欠的に発生させる振動の発生時間を異ならせてもよく、間欠的に発生させる振動の無振動の時間を異ならせてもよく、その両者を異ならせてもよい。また、報知部53は、車輪3の限界状態の度合いに応じて、振動の発生間隔と併せて、あるいは、振動の発生間隔に代えて、振動の強弱を異ならせてもよい。
次いで、報知部53は、タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた(ΔF>0)車輪3が前輪であるか否かを判別する(ステップS45)。タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が前輪である場合(S45/Yes)、報知部53は、ステップS41で設定した回転数Nm、及び、ステップS43で設定した発生間隔tにしたがって、第1の振動発生装置71を作動させてステアリングホイール5を振動させる(ステップS47)。
上述のステップS45において、タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が前輪でない場合(S45/No)、報知部53は、当該車輪3が左後輪であるか否かを判別する(ステップS49)。
タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が左後輪である場合(S49/Yes)、報知部53は、ステップS41で設定した回転数Nm、及び、ステップS43で設定した発生間隔tにしたがって、第2の振動発生装置73aを作動させてシート40の背もたれ43の左側を振動させる(ステップS51)。タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3が左後輪でない場合(S49/No)、報知部53は、ステップS41で設定した回転数Nm、及び、ステップS43で設定した発生間隔tにしたがって、第3の振動発生装置73bを作動させてシート40の背もたれ43の右側を振動させる(ステップS53)。
このように、本実施形態に係る車両の制御装置では、左前輪3LF又は右前輪3RFのいずれかのタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた場合に、ステアリングホイール5を介して運転者に振動が伝達される。また、左後輪3LR又は右後輪3RRのいずれかのタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた場合に、シート40の背もたれ43の左側又は右側から運転者に振動が伝達される。したがって、運転者は、触覚により瞬時にスリップ限界に近い車輪3の存在及びその位置を認識することができる。特に、スポーツ走行等の素早い運転操作が求められる場面において、振動により瞬間的に又は感覚的にタイヤ力が限界に近付いているタイヤの位置を運転者に認識させることができる。このため、スリップ限界に近い車輪3の存在及びその位置を運転者が認識するまでの空走時間を短くすることができ、スリップの発生を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、前輪、左後輪又は右後輪のいずれの車輪3のタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えているかを運転者に認識させるように構成されていたが、前輪又は後輪のいずれの車輪3のタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えているかを運転者に認識させてもよい。この場合、左右の後輪3LR,3RRのいずれかのタイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えたときに、シート40に埋設された振動発生装置を作動させて振動を発生させてもよい。
<<他の実施の形態>>
ここまで、第1及び第2の実施の形態に係る車両の制御装置を説明したが、上記の実施形態は種々の変形が可能である。例えば、運転者に警告を与える手段は、音や振動以外に、光や熱、超音波であってもよい。
光を利用して運転者に警告を与える場合、電子制御ユニット50は、例えば、第1の実施の形態で説明したフローチャート(図4)に準じて警告発生処理を実行することができる。その際に、報知部53は、例えば、タイヤ力が警告開始閾値を超える車輪3の位置に応じて、異なる位置に設置された光源の中から発光させる光源を変えたり、発光させる光の波長(色)を変えたりしてもよい。また、報知部53は、タイヤ力がタイヤ力限界値に近付くほど、光量を大きくしたり、発光間隔を短くしたりしてもよい。
また、超音波を利用して運転者に警告を与える場合、電子制御ユニット50は、例えば、超音波ハプティクス技術を利用して、第1の実施の形態で説明したフローチャート(図4)に準じて警告発生処理を実行することができる。
図8は、超音波ハプティクス発生装置の設置例を示す説明図である。図8に示した例では、振動発生装置として、第1の超音波ハプティクス発生装置81及び第2の超音波ハプティクス発生装置83を備える。
第1の超音波ハプティクス発生装置81及び第2の超音波ハプティクス発生装置83は、いずれも運転席側のフロントドア80に設置されている。第1の超音波ハプティクス発生装置81は、フロントドア80の後方上部に設置され、第2の超音波ハプティクス発生装置83は、フロントドア80の前方下部に設置されている。第1の超音波ハプティクス発生装置81は、左前輪3LF又は右前輪3RFの少なくともいずれかのタイヤ力が警告開始閾値を超えた場合に作動して、主として運転者の上半身に触感を与える。第2の超音波ハプティクス発生装置83は、左後輪3LR又は右後輪3RRの少なくともいずれかのタイヤ力が警告開始閾値を超えた場合に作動して、主として運転者の下半身に触感を与える。
振動発生装置を備える点以外の車両の基本的な構成は、図1に示した車両の構成と同一とすることができるため、詳細な説明は省略する。なお、超音波ハプティクス発生装置の配置位置や、超音波ハプティクス発生装置により触感を与える体の部位は特に限定されない。
また、熱を利用して運転者に警告を与える場合、電子制御ユニット50は、例えば、第2の実施の形態で説明したフローチャート(図7)に準じて警告発生処理を実行することができる。例えば、報知部53は、例えば、タイヤ力が警告開始閾値を超える車輪3の位置に応じて、異なる位置に設置された発熱装置の中から作動させる発熱装置を変えてもよい。また、報知部53は、タイヤ力がタイヤ力限界値に近付くほど、熱の強弱あるいは温度を異ならせてもよい。
このように、車両の制御装置では、音や振動以外の手段によっても、タイヤ力Fが警告開始閾値F_minを超えた車輪3の位置を運転者に知らせることができる。したがって、運転者は、視覚や触覚により、スリップ限界に近い車輪3の存在及びその位置を瞬時に認識することができる。特に、スポーツ走行等の素早い運転操作が求められる場面において、視覚や触覚を通じて瞬間的に又は感覚的にタイヤ力が限界に近付いているタイヤの位置を運転者に認識させることができる。このため、スリップ限界に近い車輪3の存在及びその位置を運転者が認識するまでの空走時間を短くすることができ、スリップの発生を抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 車両
3,3LF,3RF,3LR,3RR 車輪
31,31LF,31RF,31LR,31RR タイヤ力センサ
35,35a,35b,35c,35d スピーカ
50 電子制御ユニット
51 タイヤ力推定部
53 報知部
71 第1の振動発生装置
73a 第2の振動発生装置
73b 第3の振動発生装置
81 第1の超音波ハプティクス発生装置
83 第2の超音波ハプティクス発生装置

Claims (14)

  1. 各車輪に設けられたタイヤ力センサと、
    前記タイヤ力センサのセンサ信号に基づいて各車輪のタイヤ力を推定するタイヤ力推定部と、
    推定されたタイヤ力に基づいて限界状態と推定される車輪の位置を車両の運転者に知らせる報知部と、
    を備える、車両の制御装置。
  2. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪が前輪または後輪のいずれであるかを運転者に知らせる、
    請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪が左右の車輪のいずれであるかを運転者に知らせる、
    請求項1に記載の車両の制御装置。
  4. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の個々の位置を運転者に知らせる、
    請求項1に記載の車両の制御装置。
  5. 前記報知部は、音、光、熱、超音波又は振動の少なくとも一つにより、限界状態と推定される車輪の個々の位置を運転者に知らせる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  6. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、運転者に聞こえる音の到来方向又は種類を異ならせる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  7. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の限界状態の度合いに応じて、前記音の発生間隔又は音量を異ならせる、
    請求項6に記載の車両の制御装置。
  8. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、光の発光位置又は波長を異ならせる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  9. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の限界状態の度合いに応じて、光量又は発光間隔を異ならせる、
    請求項8に記載の車両の制御装置。
  10. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、熱の発生位置を異ならせる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  11. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の限界状態の度合いに応じて、熱の強弱を異ならせる、
    請求項10に記載の車両の制御装置。
  12. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の位置に応じて、振動の発生位置を異ならせる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  13. 前記報知部は、限界状態と推定される車輪の限界状態の度合いに応じて、前記振動の強弱又は間隔を異ならせる、
    請求項12に記載の車両の制御装置。
  14. 前記報知部は、推定されたタイヤ力とあらかじめ設定されたタイヤ力限界値との差が所定の閾値未満になったときに車輪の限界状態と判定する、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
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