JP2020157779A - 投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラム - Google Patents

投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業用機械における作業効率向上と安全性向上を両立させることのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供する。【解決手段】建設機械100に搭載されるHUD2は、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子44を有し、光変調素子44によって空間変調された画像光を運転室10Aの投写面5Aに投写してこの画像光に基づく画像を表示する投写表示部20Uと、作業機30の姿勢に関する姿勢情報と本体部10の回動状態に関する回動状態情報とを受信し、この姿勢情報に基づいて作業機30の姿勢を判定し、この回動状態情報に基づいて本体部10の回動状態を判定し、判定した姿勢と回動状態とに基づいて、投写表示部20Uが表示する画像の透明度を制御するシステム制御部60と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラムに関する。
自動車、電車、船舶、重機、建設機械、航空機、又は農作用機械等の乗り物のウインドシールド、或いはウインドシールドの手前付近に配置されるコンバイナに光を投写して画像を表示させるHUD(Head−up Display)が知られている(例えば特許文献1、2参照)。このHUDによれば、HUDから投写された光に基づく画像を、実像又は虚像として運転者に視認させることができる。
例えば、特許文献1には、自動車のルームミラー付近に設置されたコンバイナに光を投写して画像を表示させるHUDが記載されている。このHUDは、自動車の左旋回時には、運転者が左前方を確認することから、この左前方の景色が遮られないように、運転席に対して左前方に位置するコンバイナにおける虚像の表示をオフにしたり、この虚像の視認性を低下させたりしている。
特開2014−026177号公報
重機又は建設機械等の作業用機械には、運転室を含む本体部と、本体部に支持されたバケット及びアーム等からなる作業機と、本体部を回動自在に支持するクローラ等を含む走行体と、を備えるものがある。
このような作業用機械では、掘削、整地、又は物体の搬送等の作業を行いながら本体部を旋回させることが行われる。このような作業中において本体部を旋回させる場合には、安全性の観点から、周囲の視界を十分に確保できるようにすることが好ましい。一方、作業機を使用しない状態で本体部を旋回させることもあり、このような状況では、周囲の視界よりも、運転者に十分な量の情報を提供できることが好ましい。つまり、作業用機械においては、作業機の状態と旋回の状態とを考慮してHUDの表示を制御する必要がある。
特許文献1に記載のHUDは、運転室を含む本体部が走行体に対して旋回自在な作業用機械に搭載されるものではなく、上述した課題については考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、作業用機械における作業効率向上と安全性向上を両立させることのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の投写型表示装置は、運転室を含む本体部と、上記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、上記本体部が上記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置であって、光源と、上記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、上記光変調素子によって空間変調された画像光を上記運転室に設けられた投写面に投写して上記画像光に基づく画像を表示する投写表示部と、上記作業機の姿勢に関する姿勢情報と上記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信部と、上記通信部で受信した上記姿勢情報に基づいて、上記作業機の姿勢を判定する姿勢判定部と、上記通信部で受信した上記回動状態情報に基づいて、上記本体部の回動状態を判定する回動判定部と、上記姿勢判定部によって判定された上記姿勢と、上記回動判定部によって判定された上記回動状態とに基づいて、上記投写表示部が表示する上記画像の透明度を制御する制御部と、を備えるものである。
本発明の投写型表示装置の制御方法は、運転室を含む本体部と、上記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、上記本体部が上記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置の制御方法であって、上記投写型表示装置は、光源と、上記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、上記光変調素子によって空間変調された画像光を上記運転室に設けられた投写面に投写して上記画像光に基づく画像を表示する投写表示部を有し、上記作業機の姿勢に関する姿勢情報と上記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信ステップと、上記通信ステップで受信した上記姿勢情報に基づいて、上記作業機の姿勢を判定する姿勢判定ステップと、上記通信ステップで受信した上記回動状態情報に基づいて、上記本体部の回動状態を判定する回動判定ステップと、上記姿勢判定ステップによって判定された上記姿勢と、上記回動判定ステップによって判定された上記回動状態とに基づいて、上記投写表示部が表示する上記画像の透明度を制御する制御ステップと、を備えるものである。
本発明の投写型表示装置の制御プログラムは、運転室を含む本体部と、上記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、上記本体部が上記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置の制御プログラムであって、上記投写型表示装置は、光源と、上記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、上記光変調素子によって空間変調された画像光を上記運転室に設けられた投写面に投写して上記画像光に基づく画像を表示する投写表示部を有し、上記作業機の姿勢に関する姿勢情報と上記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信ステップと、上記通信ステップで受信した上記姿勢情報に基づいて、上記作業機の姿勢を判定する姿勢判定ステップと、上記通信ステップで受信した上記回動状態情報に基づいて、上記本体部の回動状態を判定する回動判定ステップと、上記姿勢判定ステップによって判定された上記姿勢と、上記回動判定ステップによって判定された上記回動状態とに基づいて、上記投写表示部が表示する上記画像の透明度を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのものである。
本発明によれば、作業用機械における作業効率向上と安全性向上を両立させることのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の投写型表示装置の一実施形態であるHUD2を搭載する建設機械100の外観構成を示す模式図である。 図1に示す建設機械100における運転室10Aの内部構成例を示す模式図である。 図1に示す建設機械100の構成を示す模式図である。 図1に示す建設機械100における運転室10A内の構成例を示す模式図である。 図1に示すHUD2の内部構成を示す模式図である。 図5に示すシステム制御部60の機能ブロック図である。 図5に示すシステム制御部60の動作を説明するためのフローチャートである。 本体部10が回動していない状態での画像の表示例を示す図である。 図8に示す状況から、作業機30が基準の姿勢以外の姿勢にある状態で本体部10が回動し、その後、本体部10が停止した状態での画像の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の投写型表示装置の一実施形態であるHUD2を搭載する建設機械100の外観構成を示す模式図である。図2は、図1に示す建設機械100における運転室10Aの内部構成例を示す模式図である。
建設機械100は、油圧ショベルであり、本体部10と、走行体20と、作業機30と、を備える。
走行体20は、金属製又はゴム製のクローラ、或いは複数の車輪等の走行機構と、この走行機構を駆動する駆動部と、を有する。この走行機構が動作することで、建設機械100は前進又は後進等の走行を行うことができる。
本体部10は、走行体20に支持されており、走行体20に対し回動自在に構成されている。本体部10は、走行体20の走行方向に対し垂直な方向(図1における上下方向)に延びる軸の周りに回動可能となっている。
本体部10は、建設機械100の運転を行う運転者が着座するための運転席1を含む運転室10Aを有する。
運転室10Aには、運転席1の前方にフロントウインドシールド5が設けられており、このフロントウインドシールド5の一部は、後述する画像光を反射させる加工がなされた領域となっている。そして、この領域に、HUD2から画像光が投写されることで、運転席1上方のアイボックスEB(図2参照)から、虚像Vの視認が可能となっている。図1及び図2には、運転席1とフロントウインドシールド5とが並ぶ方向が方向Xとして示されている。
図1に示すように、作業機30は、本体部10に回動自在に支持されたアーム30Cと、アーム30Cに回動自在に支持されたブーム30Bと、ブーム30Bに回動自在に支持されたバケット30Aと、を備える。
バケット30Aは、地面又は搬出物等の作業対象物に対して直接接触可能な部分である。バケット30Aに代えて、鉄骨切断機、コンクリート圧砕機、つかみ機、又は打撃式破砕具等の他のアクセサリがブーム30Bに装着された構成であってもよい。
図3は、図1に示す建設機械100の構成を示す模式図である。
建設機械100の本体部10は、走行体20に設けられた回動軸J4の回りに回動可能となっている。回動軸J4は、方向Xに垂直な方向に延びる軸である。
作業機30は、バケット30A、ブーム30B、及びアーム30Cに加えて、本体部10とアーム30Cとを連結する関節J1と、アーム30Cとブーム30Bとを連結する関節J2と、ブーム30Bとバケット30Aとを連結する関節J3と、を備える。
関節J1は、アーム30Cの関節J1側の端部を支点として、モータ等のアクチュエータによってアーム30Cを回動させる。アーム30Cは、回動軸J4の延びる方向と方向Xとに直交する方向(図3の紙面に垂直な方向)に延びる回動軸の回りに、角度θ1の範囲で回動可能となっている。
関節J2は、ブーム30Bの関節J2側の端部を支点として、モータ等のアクチュエータによってブーム30Bを回動させる。ブーム30Bは、アーム30Cの回動軸と平行な回動軸の回りに、角度θ2の範囲で回動可能となっている。
関節J3は、バケット30Aの関節J3側の端部を支点として、モータ等のアクチュエータによってバケット30Aを回動させる。バケット30Aは、アーム30Cの回動軸と平行な回動軸の回りに、角度θ3の範囲で回動可能となっている。
このように、作業機30は、3つの関節J1,J2,J3を有し、この3つの関節J1,J2,J3の動きによって姿勢が変わるものである。なお、作業機30は、2つの関節又は4つ以上の関節を有し、これらの関節の動きによって姿勢が変わるものであってもよい。
図3では、作業機30の姿勢が、予め決められた基準の姿勢となっている状態を示している。基準の姿勢とは、作業機30の最も先端側に位置する関節J3、よりも作業機30の先端側に位置する作業機30の先端部(図3のバケット30A)が本体部10に最も近付いている状態の姿勢をいう。
具体的には、回動軸J4の延びる方向において、関節J2が走行体20から最も離れた状態で、回動軸J4の延びる方向において、関節J3が走行体20に最も近づいた位置にあり、且つバケット30Aが方向Xにおいて本体部10に最も近づいた位置にあることで、バケット30Aが本体部10に最も近付いた状態となる。
言い換えると、アーム30Cと方向Xとのなす角度が最大となり、アーム30Cとブーム30Bとのなす角度が最小となり、ブーム30Bとバケット30Aとのなす角度が最小となっている姿勢が、作業機30の基準の姿勢とされている。この基準の姿勢は、作業機30が使用されていないと判断できる姿勢であり、作業の終了時には、作業機30がこの基準の姿勢にセットされた状態で建設機械100が停止される。
図4は、図1に示す建設機械100における運転室10A内の構成例を示す模式図である。
運転室10Aは、フロントウインドシールド5、右サイドウインドシールド51、及び左サイドウインドシールド52に取り囲まれている。運転室10Aは、作業機30のアーム30C、ブーム30B、及びバケット30Aの回動操作、及び本体部10の走行体20に対する回動操作等を行うための操作部13(13A,13B,13C)を運転席1の周りに備える。
フロントウインドシールド5には、HUD2から出射された画像光が投写される投写面5Aがあり、この投写面5Aが画像光を反射すると同時に、外部(外界)からの光を透過する。
図5は、図1に示すHUD2の内部構成を示す模式図である。
HUD2は、投写表示部20Uと、全体を統括制御するシステム制御部60と、を備える。
投写表示部20Uは、光源ユニット40と、光変調素子44と、光変調素子44を駆動する駆動部45と、投写光学系46と、拡散板47と、反射ミラー48と、拡大鏡49と、を備える。
光源ユニット40は、光源制御部40Aと、赤色光を出射する赤色光源であるR光源41rと、緑色光を出射する緑色光源であるG光源41gと、青色光を出射する青色光源であるB光源41bと、ダイクロイックプリズム43と、R光源41rとダイクロイックプリズム43の間に設けられたコリメータレンズ42rと、G光源41gとダイクロイックプリズム43の間に設けられたコリメータレンズ42gと、B光源41bとダイクロイックプリズム43の間に設けられたコリメータレンズ42bと、を備えている。
ダイクロイックプリズム43は、R光源41r、G光源41g、及びB光源41bの各々から出射される光を同一光路に導くための光学部材である。すなわち、ダイクロイックプリズム43は、コリメータレンズ42rによって平行光化された赤色光を透過させて光変調素子44に出射する。また、ダイクロイックプリズム43は、コリメータレンズ42gによって平行光化された緑色光を反射させて光変調素子44に出射する。さらに、ダイクロイックプリズム43は、コリメータレンズ42bによって平行光化された青色光を反射させて光変調素子44に出射する。このような機能を持つ光学部材としては、ダイクロイックプリズムに限らない。例えば、クロスダイクロイックミラーを用いてもよい。
R光源41r、G光源41g、及びB光源41bは、それぞれ、レーザ又はLED(Light Emitting Diode)等の発光素子が用いられる。R光源41r、G光源41g、及びB光源41bは、投写表示部20Uの光源を構成する。本実施形態では、投写表示部20Uの光源として、R光源41rとG光源41gとB光源41bの3つの光源を含むものとしているが、光源の数は1つ、2つ、又は4つ以上であってもよい。
光源制御部40Aは、R光源41r、G光源41g、及びB光源41bの各々の発光量を予め決められた発光量パターンに設定し、この発光量パターンに従ってR光源41r、G光源41g、及びB光源41bから光を順次出射させる制御を行う。
光変調素子44は、ダイクロイックプリズム43から出射された光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調した画像光(赤色画像光、青色画像光、及び緑色画像光)を投写光学系46に出射する。
光変調素子44としては、例えば、LCOS(Liquid crystal on silicon)、DMD(Digital Micromirror Device)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子、又は液晶表示素子等を用いることができる。
駆動部45は、システム制御部60から入力される画像情報に基づいて光変調素子44を駆動し、画像情報に応じた画像光(赤色画像光、青色画像光、及び緑色画像光)を投写光学系46に出射させる。
画像情報には、例えば作業支援情報と関連情報が含まれる。作業支援情報は、例えば、バケット30Aによる掘削方向を示す情報、掘削量(○○m)を示す情報、又は人物等の障害物に注意が必要なことを通知するための警告情報等である。関連情報は、例えば、現在の日付を示す情報、現在時刻を示す情報、又は建設機械100の燃料の量を示す情報等である。
投写光学系46は、光源ユニット40の光変調素子44から出射された光を、拡散板47に投写するための光学系である。この光学系は、レンズに限らず、スキャナを用いることもできる。例えば、走査型スキャナから出射された光を拡散板47で拡散させて面光源化してもよい。
反射ミラー48は、拡散板47で拡散された光を拡大鏡49側に反射させる。
拡大鏡49は、反射ミラー48で反射されてきた光に基づく像を拡大させて投写面5Aに投写する。
投写光学系46、拡散板47、反射ミラー48、及び拡大鏡49は、投写面5Aに投写された画像光に基づく画像が、フロントウインドシールド5の前方の位置において虚像として視認可能となるように光学設計がなされている。投写光学系46、拡散板47、反射ミラー48、及び拡大鏡49は、投写面5Aに投写された画像光に基づく画像が、フロントウインドシールド5において実像として視認可能となるように光学設計がなされていてもよい。
このように、投写表示部20Uは、光源と、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子44と、光変調素子44で空間変調した画像光を投写面5Aに投写して、この画像光に基づく画像(虚像又は実像)を表示するものである。
システム制御部60は、HUD2全体を統括制御するものであり、ハードウェア的な構造は、制御プログラムを含むプログラムを実行して後述する処理を行う各種のプロセッサである。
各種のプロセッサとしては、プログラムを実行して各種処理を行う汎用的なプロセッサであるCPU(Central Prosessing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
これら各種のプロセッサの構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
システム制御部60は、各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ又はCPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。
図5には、建設機械100を統括制御する運転制御部8が図示されている。運転制御部8は、操作部13の操作に応じた操作信号を受けて作業機30の姿勢を変更する姿勢制御、操作部13の操作に応じた操作信号を受けて本体部10を走行体20に対して回動させる旋回制御、走行体20を用いた走行制御、及びHUD2のシステム制御部60の制御等を行う。
運転制御部8は、作業機30の姿勢に関する情報として、作業機30をどのような姿勢に制御しているかを示す姿勢情報をシステム制御部60に送信する。
また、運転制御部8は、本体部10の回動状態に関する情報として、本体部10を回動させているか否かを示す回動状態情報をシステム制御部60に送信する。
図6は、図5に示すシステム制御部60の機能ブロック図である。
システム制御部60は、ROM(Read Only Memory)に記憶された制御プログラムを含むプログラムを実行することで、通信部60Aと、姿勢判定部60Bと、回動判定部60Cと、制御部60Dと、して機能する。
通信部60Aは、運転制御部8から姿勢情報と回動状態情報を受信する。
姿勢判定部60Bは、通信部60Aで受信した姿勢情報に基づいて、作業機30の姿勢を判定する。
回動判定部60Cは、通信部60Aで受信した回動状態情報に基づいて、本体部10の回動状態を判定する。
制御部60Dは、姿勢判定部60Bによって判定された作業機30の姿勢と、回動判定部60Cによって判定された本体部10の回動状態とに基づいて、投写表示部20Uが表示する画像の透明度を制御する。
投写表示部20Uが表示する画像の透明度は、画像の視認性を示す指標であり、その値が大きいほど、視認性は低下する。制御部60Dは、例えば、駆動部45に入力する画像情報のコントラスト値、階調値、又は明るさ等を変更することで、画像の透明度を制御する。画像情報のコントラスト値、階調値、又は明るさが低下すると、画像の透明度は高くなり、視認性は低下する。
または、制御部60Dは、投写表示部20Uの光源からの光の出射を停止したり(光出射停止制御)、駆動部45への画像情報の入力を停止したり(画像入力停止制御)、光出射停止制御と画像入力停止制御の両方を行ったり、駆動部45に黒一色のベタ画像を入力したりして、投写表示部20Uによって表示する画像の透明度を最大値(完全に透明な状態)に制御する。
図7は、図5に示すシステム制御部60の動作を説明するためのフローチャートである。
HUD2が起動すると、システム制御部60の通信部60Aは、運転制御部8から回動状態情報と姿勢情報を受信する(ステップS1)。
システム制御部60の回動判定部60Cは、ステップS1で受信した回動状態情報に基づき、本体部10が回動している状態か否かを判定する(ステップS2)。
本体部10が回動していない非回動の状態であると判定された場合(ステップS2:NO)には、システム制御部60の制御部60Dは、投写表示部20Uが表示する画像の透明度を第一の透明度に制御する(ステップS3)。第一の透明度は、画像の視認性が十分に高くなるよう設定されている値である。ステップS2の判定がNOとなる状況は第一の状況を構成する。ステップS3は、制御ステップを構成する。
本体部10が回動している状態であると判定された場合(ステップS2:YES)には、システム制御部60の姿勢判定部60Bは、ステップS1で受信した姿勢情報に基づき、作業機30の姿勢が基準の姿勢となっているか否かを判定する(ステップS4)。
なお、本体部10を回動させるための操作信号の入力があり、運転制御部8がこの操作信号を受けて本体部10の回動を開始するまでには僅かなタイムラグがある。本体部10が回動している状態とは、この操作信号を運転制御部8が受けているものの本体部10の回動が未だ開始されていない状態も含む。
作業機30の姿勢が基準の姿勢であると判定された場合(ステップS4:YES)には、システム制御部60の制御部60Dは、ステップS3の処理を行う。ステップS4の判定がYESとなる状況は第二の状況を構成する。
作業機30の姿勢が基準の姿勢以外であると判定された場合(ステップS4:NO)には、システム制御部60の制御部60Dは、投写表示部20Uが表示する画像の透明度を第二の透明度に制御する(ステップS5)。第二の透明度は、第一の透明度より高い値(例えば最大値)であり、画像の視認性が十分に低くなるよう設定されている値である。ステップS4の判定がNOとなる状況は第三の状況を構成する。ステップS5は、制御ステップを構成する。
ステップS3とステップS5の後は、ステップS1に処理が戻り、以上の処理が繰り返し行われる。
以上のように、HUD2によれば、作業機30を用いた作業中において本体部10を旋回させている第三の状況では、投写表示部20Uによって表示される画像の透明度が第二の透明度に制御され、この画像の視認性が低下する。このため、周囲の視界を十分に確保することができ、作業の安全性を向上させることができる。
一方、作業機30が基準の姿勢となっており、且つ本体部10が回動している第二の状況と、本体部10が回動していない第一の状況では、投写表示部20Uによって表示される画像の透明度が第一の透明度に制御され、この画像の視認性が十分に確保される。
第一の状況では、本体部10が回動していないことから、画像の視認性が高くても作業の安全性への懸念はない。また、第二の状況では、本体部10が回動しているものの、作業機30が基準の姿勢にあって作業が行われていない状況であることから、画像の視認性が高くても作業の安全性への懸念はない。このように、第一の状況と第二の状況では、画像の視認性を高くすることで、運転者に十分な量の情報を提供することができ、作業支援として有効となる。
HUD2において、システム制御部60の制御部60Dは、上記の第三の状況から上記の第一の状況に遷移した場合には、投写表示部20Uを制御して、この第三の状況において本体部10が回転していた回転方向と反対の方向に画像を移動させながら表示させることが好ましい。なお、この場合の第二の透明度は最大値に設定される。
図8は、本体部10が回動していない状態での画像の表示例を示す図である。図9は、図8に示す状況から、作業機30が基準の姿勢以外の姿勢にある状態で本体部10が回動し、その後、本体部10が停止した状態での画像の表示例を示す図である。
図8に示す状態は上記の第一の状況に相当するため、投写面5Aには第一の透明度で画像VIが表示されている。
図8に示す状態から作業機30が基準の姿勢以外の姿勢にある状態で本体部10が回動すると、上記の第三の状況となるため、本体部10の回動中は、画像VIは非表示となる。
そして、本体部10の回動が終了すると、再び第一の状況となり、画像VIの表示が再開される。図9では、図8に示す状態から本体部10が左回り(投写面5Aの右端から左端に向かう方向)に回動した例を示している。このため、この第一の状況では、画像VIは、投写面5Aを左端から右端に向かって移動しながら表示されて、図8と同じ表示に戻る。
このように、本体部10の回動方向と反対の方向に向かって画像VIを移動させながら表示を行うことで、映像酔いを防ぐことができ、作業効率の低下を防ぐことができる。
以上の説明では、システム制御部60の通信部60Aが、運転制御部8から姿勢情報及び回動状態情報を受信するものとした。この変形例としては、作業機30に、アーム30Cの回動位置、ブーム30Bの回動位置、及びバケット30Aの回動位置を検出するための角速度センサ及び3軸加速度センサ等のセンサ群を設けておき、このセンサ群により検出される情報を姿勢情報として通信部60Aが受信してもよい。また、本体部10に角速度センサ及び3軸加速度センサ等のセンサ群を設けておき、このセンサ群により検出される情報を回動状態情報として通信部60Aが受信してもよい。
HUD2は、建設機械100に搭載されているが、作業機と、作業機を支持する本体部と、本体部を回動自在に支持する走行体とを有する作業用機械であれば搭載可能である。
本発明は、作業用機械における作業効率向上と安全性向上を両立させることのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供することができる。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1) 運転室を含む本体部と、上記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、上記本体部が上記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置であって、光源と、上記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、上記光変調素子によって空間変調された画像光を上記運転室に設けられた投写面に投写して上記画像光に基づく画像を表示する投写表示部と、上記作業機の姿勢に関する姿勢情報と上記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信部と、上記通信部で受信した上記姿勢情報に基づいて、上記作業機の姿勢を判定する姿勢判定部と、上記通信部で受信した上記回動状態情報に基づいて、上記本体部の回動状態を判定する回動判定部と、上記姿勢判定部によって判定された上記姿勢と、上記回動判定部によって判定された上記回動状態とに基づいて、上記投写表示部が表示する上記画像の透明度を制御する制御部と、を備える投写型表示装置。
(2) (1)記載の投写型表示装置であって、上記制御部は、上記回動判定部によって上記本体部が非回動の状態であると判定された第一の状況と、上記姿勢が予め決められた基準の姿勢であると判定され且つ上記回動判定部によって上記本体部が回動している状態であると判定された第二の状況とでは、それぞれ上記画像の透明度を第一の透明度に制御し、上記姿勢が上記基準の姿勢以外の姿勢であると判定され且つ上記回動判定部によって上記本体部が回動している状態であると判定された第三の状況では、上記画像の透明度を上記第一の透明度よりも高い第二の透明度に制御する投写型表示装置。
(3) (2)記載の投写型表示装置であって、上記制御部は、上記光源からの光の出射を停止させる処理、又は上記光変調素子に対する上記画像情報の入力を停止する処理の少なくとも一方を行って、上記画像の透明度を上記第二の透明度に制御する投写型表示装置。
(4) (3)記載の投写型表示装置であって、上記制御部は、上記第三の状況から上記第一の状況に遷移した場合には、上記第三の状況において上記本体部が回転していた回転方向と反対の方向に上記画像を移動させながら表示させる投写型表示装置。
(5) (2)〜(4)のいずれか1つに記載の投写型表示装置であって、上記作業機は、複数の関節を有し、上記複数の関節の動きによって姿勢が変わるものであり、上記基準の姿勢は、上記作業機の最も先端側に位置する上記関節、よりも上記作業機の先端側に位置する上記作業機の先端部が上記本体部に最も近付いている状態である投写型表示装置。
(6) 運転室を含む本体部と、上記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、上記本体部が上記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置の制御方法であって、上記投写型表示装置は、光源と、上記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、上記光変調素子によって空間変調された画像光を上記運転室に設けられた投写面に投写して上記画像光に基づく画像を表示する投写表示部を有し、上記作業機の姿勢に関する姿勢情報と上記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信ステップと、上記通信ステップで受信した上記姿勢情報に基づいて、上記作業機の姿勢を判定する姿勢判定ステップと、上記通信ステップで受信した上記回動状態情報に基づいて、上記本体部の回動状態を判定する回動判定ステップと、上記姿勢判定ステップによって判定された上記姿勢と、上記回動判定ステップによって判定された上記回動状態とに基づいて、上記投写表示部が表示する上記画像の透明度を制御する制御ステップと、を備える投写型表示装置の制御方法。
(7) (6)記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記制御ステップでは、上記回動判定ステップによって上記本体部が非回動の状態であると判定された第一の状況と、上記姿勢が予め決められた基準の姿勢であると判定され且つ上記回動判定ステップによって上記本体部が回動している状態であると判定された第二の状況とでは、それぞれ上記画像の透明度を第一の透明度に制御し、上記姿勢が上記基準の姿勢以外の姿勢であると判定され且つ上記回動判定ステップによって上記本体部が回動している状態であると判定された第三の状況では、上記画像の透明度を上記第一の透明度よりも高い第二の透明度に制御する投写型表示装置の制御方法。
(8) (7)記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記制御ステップでは、上記光源からの光の出射を停止させる処理、又は上記光変調素子に対する上記画像情報の入力を停止する処理の少なくとも一方を行って、上記画像の透明度を上記第二の透明度に制御する投写型表示装置の制御方法。
(9) (8)記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記制御ステップでは、上記第三の状況から上記第一の状況に遷移した場合には、上記第三の状況において上記本体部が回転していた回転方向と反対の方向に上記画像を移動させながら表示させる投写型表示装置の制御方法。
(10) (7)〜(9)のいずれか1つに記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記作業機は、複数の関節を有し、上記複数の関節の動きによって姿勢が変わるものであり、上記基準の姿勢は、上記作業機の最も先端側に位置する上記関節、よりも上記作業機の先端側に位置する上記作業機の先端部が上記本体部に最も近付いている状態である投写型表示装置の制御方法。
(11) 運転室を含む本体部と、上記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、上記本体部が上記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置の制御プログラムであって、上記投写型表示装置は、光源と、上記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、上記光変調素子によって空間変調された画像光を上記運転室に設けられた投写面に投写して上記画像光に基づく画像を表示する投写表示部を有し、上記作業機の姿勢に関する姿勢情報と上記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信ステップと、上記通信ステップで受信した上記姿勢情報に基づいて、上記作業機の姿勢を判定する姿勢判定ステップと、上記通信ステップで受信した上記回動状態情報に基づいて、上記本体部の回動状態を判定する回動判定ステップと、上記姿勢判定ステップによって判定された上記姿勢と、上記回動判定ステップによって判定された上記回動状態とに基づいて、上記投写表示部が表示する上記画像の透明度を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させるための投写型表示装置の制御プログラム。
100 建設機械
10 本体部
10A 運転室
1 運転席
2 HUD
5 フロントウインドシールド
51 右サイドウインドシールド
52 左サイドウインドシールド
5A 投写面
13(13A,13B,13C) 操作部
EB アイボックス
V 虚像
20 走行体
30 作業機
30A バケット
30B ブーム
30C アーム
J1,J2,J3 関節
θ1,θ2,θ3 角度
J4 回動軸
20 投写表示部
40 光源ユニット
40A 光源制御部
41r R光源
41g G光源
41b B光源
42r、42g、42b コリメータレンズ
43 ダイクロイックプリズム
44 光変調素子
45 駆動部
46 投写光学系
47 拡散板
48 反射ミラー
49 拡大鏡
60 システム制御部
60A 通信部
60B 姿勢判定部
60C 回動判定部
60D 制御部
8 運転制御部
VI 画像

Claims (11)

  1. 運転室を含む本体部と、前記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、前記本体部が前記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置であって、
    光源と、前記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、前記光変調素子によって空間変調された画像光を前記運転室に設けられた投写面に投写して前記画像光に基づく画像を表示する投写表示部と、
    前記作業機の姿勢に関する姿勢情報と前記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信部と、
    前記通信部で受信した前記姿勢情報に基づいて、前記作業機の姿勢を判定する姿勢判定部と、
    前記通信部で受信した前記回動状態情報に基づいて、前記本体部の回動状態を判定する回動判定部と、
    前記姿勢判定部によって判定された前記姿勢と、前記回動判定部によって判定された前記回動状態とに基づいて、前記投写表示部が表示する前記画像の透明度を制御する制御部と、を備える投写型表示装置。
  2. 請求項1記載の投写型表示装置であって、
    前記制御部は、前記回動判定部によって前記本体部が非回動の状態であると判定された第一の状況と、前記姿勢が予め決められた基準の姿勢であると判定され且つ前記回動判定部によって前記本体部が回動している状態であると判定された第二の状況とでは、それぞれ前記画像の透明度を第一の透明度に制御し、前記姿勢が前記基準の姿勢以外の姿勢であると判定され且つ前記回動判定部によって前記本体部が回動している状態であると判定された第三の状況では、前記画像の透明度を前記第一の透明度よりも高い第二の透明度に制御する投写型表示装置。
  3. 請求項2記載の投写型表示装置であって、
    前記制御部は、前記光源からの光の出射を停止させる処理、又は前記光変調素子に対する前記画像情報の入力を停止する処理の少なくとも一方を行って、前記画像の透明度を前記第二の透明度に制御する投写型表示装置。
  4. 請求項3記載の投写型表示装置であって、
    前記制御部は、前記第三の状況から前記第一の状況に遷移した場合には、前記第三の状況において前記本体部が回転していた回転方向と反対の方向に前記画像を移動させながら表示させる投写型表示装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項記載の投写型表示装置であって、
    前記作業機は、複数の関節を有し、前記複数の関節の動きによって姿勢が変わるものであり、
    前記基準の姿勢は、前記作業機の最も先端側に位置する前記関節、よりも前記作業機の先端側に位置する前記作業機の先端部が前記本体部に最も近付いている状態である投写型表示装置。
  6. 運転室を含む本体部と、前記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、前記本体部が前記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置の制御方法であって、
    前記投写型表示装置は、光源と、前記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、前記光変調素子によって空間変調された画像光を前記運転室に設けられた投写面に投写して前記画像光に基づく画像を表示する投写表示部を有し、
    前記作業機の姿勢に関する姿勢情報と前記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信ステップと、
    前記通信ステップで受信した前記姿勢情報に基づいて、前記作業機の姿勢を判定する姿勢判定ステップと、
    前記通信ステップで受信した前記回動状態情報に基づいて、前記本体部の回動状態を判定する回動判定ステップと、
    前記姿勢判定ステップによって判定された前記姿勢と、前記回動判定ステップによって判定された前記回動状態とに基づいて、前記投写表示部が表示する前記画像の透明度を制御する制御ステップと、を備える投写型表示装置の制御方法。
  7. 請求項6記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記制御ステップでは、前記回動判定ステップによって前記本体部が非回動の状態であると判定された第一の状況と、前記姿勢が予め決められた基準の姿勢であると判定され且つ前記回動判定ステップによって前記本体部が回動している状態であると判定された第二の状況とでは、それぞれ前記画像の透明度を第一の透明度に制御し、前記姿勢が前記基準の姿勢以外の姿勢であると判定され且つ前記回動判定ステップによって前記本体部が回動している状態であると判定された第三の状況では、前記画像の透明度を前記第一の透明度よりも高い第二の透明度に制御する投写型表示装置の制御方法。
  8. 請求項7記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記制御ステップでは、前記光源からの光の出射を停止させる処理、又は前記光変調素子に対する前記画像情報の入力を停止する処理の少なくとも一方を行って、前記画像の透明度を前記第二の透明度に制御する投写型表示装置の制御方法。
  9. 請求項8記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記制御ステップでは、前記第三の状況から前記第一の状況に遷移した場合には、前記第三の状況において前記本体部が回転していた回転方向と反対の方向に前記画像を移動させながら表示させる投写型表示装置の制御方法。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記作業機は、複数の関節を有し、前記複数の関節の動きによって姿勢が変わるものであり、
    前記基準の姿勢は、前記作業機の最も先端側に位置する前記関節、よりも前記作業機の先端側に位置する前記作業機の先端部が前記本体部に最も近付いている状態である投写型表示装置の制御方法。
  11. 運転室を含む本体部と、前記本体部に支持された作業機と、走行体と、を有し、前記本体部が前記走行体に対し回動自在に構成された作業用機械に搭載される投写型表示装置の制御プログラムであって、
    前記投写型表示装置は、光源と、前記光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調する光変調素子とを有し、前記光変調素子によって空間変調された画像光を前記運転室に設けられた投写面に投写して前記画像光に基づく画像を表示する投写表示部を有し、
    前記作業機の姿勢に関する姿勢情報と前記本体部の回動状態に関する回動状態情報とを受信する通信ステップと、
    前記通信ステップで受信した前記姿勢情報に基づいて、前記作業機の姿勢を判定する姿勢判定ステップと、
    前記通信ステップで受信した前記回動状態情報に基づいて、前記本体部の回動状態を判定する回動判定ステップと、
    前記姿勢判定ステップによって判定された前記姿勢と、前記回動判定ステップによって判定された前記回動状態とに基づいて、前記投写表示部が表示する前記画像の透明度を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させるための投写型表示装置の制御プログラム。
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