JP2020160092A - 投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラム - Google Patents

投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】窓の状態によらず一定の表示品質を維持し且つ製造コストの増大を防ぐことのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供する。【解決手段】回動して開く窓6を運転室10Aに有する建設機械100に搭載されるHUD4は、運転室10A内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を窓6に投写してこの画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部2及び第二の投写表示部3と、窓6の回動量を受信し、受信した回動量に基づいて、第一の投写表示部2と第二の投写表示部3の何れかから画像光を窓6に投写させる制御部80と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラムに関する。
自動車、電車、船舶、建設機械、航空機、又は農作用機械等の乗り物のウインドシールド、或いはウインドシールドの手前付近に配置されるコンバイナに光を投写して画像を表示させるHUD(Head−up Display)が知られている(例えば特許文献1、2参照)。このHUDによれば、HUDから投写された光に基づく画像を、実像又は虚像として運転者に視認させることができる。
特許文献1には、投写ユニット内における画像が結像されるスクリーンの角度を変更することで、運転手から虚像までの距離を変更可能にしたHUDが記載されている。
特許文献2には、自動車のサイドウインドウに光を投写して虚像を表示するHUDが記載されている。このHUDは、サイドウインドウの開閉を制限して光の投写領域を確保することで、虚像の表示を可能にしている。
また、HUDに関する技術ではないが、特許文献3には、自動車の座席の背面に設置されたスクリーンに画像を表示させるプロジェクタが記載されている。
このプロジェクタは、座席の背もたれの背面に沿って配置されたミラーに対して光を投写し、このミラーで反射した光をスクリーンに結像させることで画像の表示を行っている。このプロジェクタは、座席の背もたれの角度が変更された場合には、背もたれのミラーに入射する光の入射角度を制御することで、観察者から画像が視認できるようにしている。
特開2015−197496号公報 特開2010−006092号公報 特開2005−067554号公報
重機又は建設機械等の作業用機械には、運転室の内側に回動することで開く内倒し窓が運転室に設けられているものがある。この内倒し窓に光を投写し、内倒し窓で反射した光を運転者の眼に導くことで、内倒し窓の前方に虚像を表示するHUDが考えられる。
このようなHUDの場合、内倒し窓の傾斜角度は一定ではないため、内倒し窓の開閉状態によらずに安定した虚像を表示させるには工夫が必要になる。例えば、特許文献3に記載されている技術を応用し、内倒し窓に入射する光の入射角を変更する機構を導入することが考えられる。
しかし、作業用機械の運転室のスペースには余裕があまりなく、また、内倒し窓は閉じている状態での角度が垂直に近い。これらの事情から、1つの投写ユニットだけで虚像の表示品質を確保することは難しい。或いは、1つの投写ユニットだけで表示品質を確保しようとすると、光学設計及び投写ユニットの機構設計等が複雑となり、製造コストが増大する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、窓が開いた状態と閉じた状態のどちらであっても一定の表示品質を維持し且つ製造コストの増大を防ぐことのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の投写型表示装置は、回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置であって、上記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を上記乗り物の上記窓に投写して上記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部と、上記窓の回動量を受信する回動量受信部と、上記回動量に基づいて、上記第一の投写表示部と上記第二の投写表示部の何れかから上記画像光を上記窓に投写させる制御部と、を備えるものである。
本発明の投写型表示装置の制御方法は、回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置の制御方法であって、上記投写型表示装置は、上記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を上記乗り物の上記窓に投写して上記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部を有し、上記窓の回動量を受信する回動量受信ステップと、上記回動量に基づいて、上記第一の投写表示部と上記第二の投写表示部の何れかから上記画像光を上記窓に投写させる制御ステップと、を備えるものである。
本発明の投写型表示装置の制御プログラムは、回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置の制御プログラムであって、上記投写型表示装置は、上記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を上記乗り物の上記窓に投写して上記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部を有し、上記窓の回動量を受信する回動量受信ステップと、上記回動量に基づいて、上記第一の投写表示部と上記第二の投写表示部の何れかから上記画像光を上記窓に投写させる制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのものである。
本発明によれば、内倒し窓が開いた状態と閉じた状態のどちらであっても一定の表示品質を維持し且つ製造コストの増大を防ぐことのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の投写型表示装置の一実施形態であるHUDを搭載する建設機械100の外観構成を示す模式図である。 図1に示す建設機械100における運転室10Aの内部構成例を示す模式図である。 図2に示すHUD4における第一の投写表示部2の内部構成を示す模式図である。 図2に示すHUD4における第二の投写表示部3の内部構成を示す模式図である。 図2に示すHUD4の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Aが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。 図6に示すHUD4Aの第二の投写表示部3Aの内部構成を示す模式図である。 図6に示す状態から窓6の回動量が変化した状態を示す図である。 図6に示すHUD4Aの動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Bが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。 図10に示す状態から窓6の回動量が変化した状態を示す図である。 図10に示すHUD4Bの動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Cが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。 図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Dが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の投写型表示装置の一実施形態であるHUDを搭載する建設機械100の外観構成を示す模式図である。
建設機械100は、油圧ショベルであり、本体部10と、走行体20と、作業機30と、を備える。
走行体20は、金属製又はゴム製のクローラ、或いは複数の車輪等の走行機構と、この走行機構を駆動する駆動部と、を有する。この走行機構が動作することで、建設機械100は前進又は後進等の走行を行うことができる。
本体部10は、走行体20に支持されており、走行体20に対し回動自在に構成されている。本体部10は、走行体20の走行方向に対し垂直な方向(図1における上下方向)に延びる軸の周りに回動可能となっている。
本体部10は、建設機械100の運転を行う運転者が着座するための運転席1を含む運転室10Aを有する。
運転室10Aには、運転席1の前方にフロントウインドシールド5が設けられており、このフロントウインドシールド5の一部は、後述する画像光を反射させる加工がなされた領域となっている。そして、この領域に、建設機械100に搭載されるHUDから画像光が投写されることで、虚像の表示が可能となっている。
作業機30は、本体部10に回動自在に支持されたアーム30Cと、アーム30Cに回動自在に支持されたブーム30Bと、ブーム30Bに回動自在に支持されたバケット30Aと、を備える。
バケット30Aは、地面又は搬出物等の作業対象物に対して直接接触可能な部分である。バケット30Aに代えて、鉄骨切断機、コンクリート圧砕機、つかみ機、又は打撃式破砕具等の他のアクセサリがブーム30Bに装着された構成であってもよい。
図2は、図1に示す建設機械100における運転室10Aの内部構成例を示す模式図である。
運転室10Aのフロントウインドシールド5には、運転室10Aの内部に向かって回動することで開く内倒し式の窓6が形成されている。
この窓6は、回動軸6Jを中心にして回動することができる。図2では、窓6が最も開いた状態(回動量=角度θ1の状態)が一点鎖線によって示されている。窓6は、手動によって開閉できる構成、或いは、建設機械100に含まれるスイッチ又はボタンの操作等によって電動で開閉できる構成である。
この窓6には、運転室10A外部から入射される可視光を透過し、且つ運転室10Aの内部から投写される可視光を反射する加工が施されている。
運転室10Aには、窓6が完全に閉じている状態を基準としたときの窓6の回動量を検出する回動量センサ7が設けられている。窓6の回動量は、例えば角度で表される。本実施形態では、窓6が完全に閉じている状態での回動量を0°とし、窓6が完全に開いている状態での回動量を角度θ1としている。
回動量センサ7は、例えば窓6に固定された角速度センサ又は加速度センサ等が用いられる。
本発明の投写型表示装置の一実施形態であるHUD4は、運転室10A内の異なる位置に配置された第一の投写表示部2及び第二の投写表示部3を備える。
第一の投写表示部2と第二の投写表示部3は、それぞれ、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、この空間変調された画像光を窓6に投写してこの画像光に基づく虚像を表示させるものである。
第一の投写表示部2は、運転者が運転席1に着座した状態で、運転者の上方かつ後方に設けられている。第一の投写表示部2は、窓6が完全に閉まっている状態(窓6の回動量が0°の状態)において、窓6に画像光を投写する。
第一の投写表示部2では、窓6で反射した画像光が、運転席1の上方に設定されたアイボックスEB内に入射するように、窓6に対する画像光の入射角が調整されている。
建設機械100の運転者は、第一の投写表示部2から投写され窓6で反射された画像光を見ることで、建設機械100による作業を支援するためのアイコン又は文字等の情報を、虚像VCとして視認することができる。
第二の投写表示部3は、運転席1の側方かつ下方に設けられている。
第二の投写表示部3は、窓6が開いている状態(回動量センサ7によって検出される回動量が予め決められた閾値THを超えている状態)において、窓6に画像光を投写する。HUD4では、この閾値THが0°とされている。
第二の投写表示部3は、画像光を出射するユニット30Uと、ユニット30Uから出射された画像光を反射させて、開いた状態の窓6に入射させるミラー31と、を備える。
第二の投写表示部3では、回動量=角度θ1で開いた状態の窓6において反射した画像光がアイボックスEB内に入射するように、ミラー31の傾き(窓6に対する画像光の入射角)が調整されている。
建設機械100の運転者は、第二の投写表示部3から投写され窓6で反射された画像光を見ることで、建設機械100による作業を支援するためのアイコン又は文字等の情報を、虚像VOとして視認することができる。
HUD4は、図1の例では、油圧ショベルに搭載されているが、回動して開くことのできる窓を運転室に有する乗り物であれば同様に搭載可能である。例えば、作業用機械(ホイールローダー、ブルドーザ、モーターグレーダー、又は、フォークリフト等)、自動車、電車、航空機、又は船舶等にも搭載することができる。
図3は、図2に示すHUD4における第一の投写表示部2の内部構成を示す模式図である。
第一の投写表示部2は、画像光を生成するユニット20Uと、全体を統括制御する制御部80と、を備える。
ユニット20Uは、光源ユニット40と、光変調素子44と、光変調素子44を駆動する駆動部45と、投写光学系46と、拡散板47と、反射ミラー48と、拡大鏡49と、を備える。
光源ユニット40は、光源制御部40Aと、赤色光を出射する赤色光源であるR光源41rと、緑色光を出射する緑色光源であるG光源41gと、青色光を出射する青色光源であるB光源41bと、ダイクロイックプリズム43と、R光源41rとダイクロイックプリズム43の間に設けられたコリメータレンズ42rと、G光源41gとダイクロイックプリズム43の間に設けられたコリメータレンズ42gと、B光源41bとダイクロイックプリズム43の間に設けられたコリメータレンズ42bと、を備えている。
ダイクロイックプリズム43は、R光源41r、G光源41g、及びB光源41bの各々から出射される光を同一光路に導くための光学部材である。すなわち、ダイクロイックプリズム43は、コリメータレンズ42rによって平行光化された赤色光を透過させて光変調素子44に出射する。また、ダイクロイックプリズム43は、コリメータレンズ42gによって平行光化された緑色光を反射させて光変調素子44に出射する。さらに、ダイクロイックプリズム43は、コリメータレンズ42bによって平行光化された青色光を反射させて光変調素子44に出射する。このような機能を持つ光学部材としては、ダイクロイックプリズムに限らない。例えば、クロスダイクロイックミラーを用いてもよい。
R光源41r、G光源41g、及びB光源41bは、それぞれ、レーザ又はLED(Light Emitting Diode)等の発光素子が用いられる。R光源41r、G光源41g、及びB光源41bは、光源を構成する。本実施形態では、第一の投写表示部2の光源として、R光源41rとG光源41gとB光源41bの3つの光源を含むものとしているが、光源の数は1つ、2つ、又は4つ以上であってもよい。
光源制御部40Aは、R光源41r、G光源41g、及びB光源41bの各々の発光量を予め決められた発光量パターンに設定し、この発光量パターンに従ってR光源41r、G光源41g、及びB光源41bから光を順次出射させる制御を行う。
光変調素子44は、ダイクロイックプリズム43から出射された光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調した画像光(赤色画像光、青色画像光、及び緑色画像光)を投写光学系46に出射する。
光変調素子44としては、例えば、LCOS(Liquid crystal on silicon)、DMD(Digital Micromirror Device)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子、又は液晶表示素子等を用いることができる。
駆動部45は、制御部80から入力される画像情報に基づいて光変調素子44を駆動し、画像情報に応じた画像光(赤色画像光、青色画像光、及び緑色画像光)を投写光学系46に出射させる。
画像情報には、例えば作業支援情報と関連情報が含まれる。作業支援情報は、例えば、バケット30Aによる掘削方向を示す情報、掘削量(○○m)を示す情報、又は人物等の障害物に注意が必要なことを通知するための警告情報等である。関連情報は、例えば、現在の日付を示す情報、現在時刻を示す情報、又は建設機械100の燃料の量を示す情報等である。
投写光学系46は、光源ユニット40の光変調素子44から出射された光を、拡散板47に投写するための光学系である。この光学系は、レンズに限らず、スキャナを用いることもできる。例えば、走査型スキャナから出射された光を拡散板47で拡散させて面光源化してもよい。
反射ミラー48は、拡散板47で拡散された光を拡大鏡49側に反射させる。
拡大鏡49は、反射ミラー48で反射されてきた光に基づく像を拡大させて窓6に投写する。
投写光学系46、拡散板47、反射ミラー48、及び拡大鏡49は、窓6に投写された画像光に基づく画像が、窓6の前方の位置において虚像として視認可能となるように光学設計がなされている。
制御部80は、HUD4全体を統括制御するものであり、ハードウェア的な構造は、制御プログラムを含むプログラムを実行して後述する処理を行う各種のプロセッサである。
各種のプロセッサとしては、プログラムを実行して各種処理を行う汎用的なプロセッサであるCPU(Central Prosessing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
これら各種のプロセッサの構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
制御部80は、各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ又はCPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。
制御部80は、光源制御部40A及び駆動部45を制御して、第一の投写表示部2から画像光を窓6に投写させる制御を行う。また、制御部80は、第二の投写表示部3の後述するシステム制御部60(図4参照)に指令を出して、第二の投写表示部3から画像光を窓6に投写させる制御も行う。
制御部80は、回動量センサ7と接続されており、回動量センサ7によって検出された回動量の情報を受信する回動量受信部として機能する。
制御部80は、回動量センサ7から受信した回動量の情報に基づいて、第一の投写表示部2と第二の投写表示部3の何れかから、画像光を窓6に投写させる。
図4は、図2に示すHUD4における第二の投写表示部3の内部構成を示す模式図である。
第二の投写表示部3は、画像光をミラー31に向けて出射するユニット30Uと、全体を統括制御するシステム制御部60と、を備える。
ユニット30Uの内部構成は、図3に示す第一の投写表示部2のユニット20Uと同じである。ただし、ユニット30Uの拡大鏡49は、光変調素子44で空間変調して得られた画像光をミラー31に投写する点は、ユニット20Uと異なる。
システム制御部60は、各種のプロセッサにより構成されており、第一の投写表示部2の制御部80からの指令に基づいて、ユニット30Uの駆動部45及び光源制御部40Aを制御する。
システム制御部60は、制御部80から画像光の投写を行う指令を受けると、駆動部45及び光源制御部40Aを制御して、ユニット30Uとミラー31によって、画像光を窓6に投写させる。
なお、第一の投写表示部2の投写光学系46、拡散板47、反射ミラー48、拡大鏡49と、第二の投写表示部3の投写光学系46、拡散板47、反射ミラー48、拡大鏡49及びミラー31は、虚像VCと虚像VOの表示位置が運転席1から同じ距離となるように、光路長の調整がなされている。
図5は、図2に示すHUD4の動作を説明するためのフローチャートである。
HUD4の電源がオンになると、制御部80は、回動量センサ7から窓6の回動量の情報を受信する(ステップS1)。
次に、制御部80は、ステップS1で受信した回動量が閾値TH(=0°)以下であるか否かを判定する(ステップS2)。
窓6の回動量が閾値TH以下である場合(ステップS2:YES)には、制御部80は、ユニット20Uの駆動部45及び光源制御部40Aを制御して、第一の投写表示部2から画像光を投写させる(ステップS3)。これにより、この画像光に基づく虚像VCが視認可能となる。
なお、窓6の回動量が閾値TH以下である場合、制御部80は、第二の投写表示部3のシステム制御部60に対しては画像光の投写を停止する指令を送信する。この指令を受けたシステム制御部60は、ユニット30Uを停止又はスタンバイ状態に制御する。これにより、第二の投写表示部3から画像光は投写されない状態となる。
窓6の回動量が閾値THを超えている場合(ステップS2:NO)には、制御部80は、第二の投写表示部3のシステム制御部60に対して画像光の投写を開始する指令を送信する。この指令を受けたシステム制御部60は、ユニット30Uを起動し、第二の投写表示部3から画像光を投写させる(ステップS4)。これにより、窓6が完全に開いた状態(回動量=θ1となった状態)では、運転者から虚像VOを視認可能となる。
なお、窓6の回動量が閾値THを超えている場合、制御部80は、第一の投写表示部2のユニット20Uを停止又はスタンバイ状態に制御する。これにより、第一の投写表示部2から画像光は投写されない状態となる。
ステップS3又はステップS4の後、制御部80は、回動量センサ7から窓6の回動量の情報を受信する(ステップS5)。制御部80は、ステップS5で受信した回動量が、直前に受信した回動量に対して変化しているか否かを判定する(ステップS6)。
回動量が変化していない場合(ステップS6:NO)には、ステップS5に処理が戻って、窓6の回動量のモニタが継続される。
回動量が変化した場合(ステップS6:YES)には、制御部80はステップS2に処理を戻す。以上の動作が、HUD4の電源がオンの間は継続して行われる。
以上のように、HUD4によれば、窓6が完全に閉じている状態では、第一の投写表示部2から投写される画像光によって虚像VCを表示することができ、窓6が完全に開いている状態では、第二の投写表示部3から投写される画像光によって虚像VOを表示することができる。
このように、HUD4によれば、窓6が開いた状態と閉じた状態のどちらであっても、同じ品質の虚像を表示させることができる。また、第一の投写表示部2と第二の投写表示部3の構成は、一般的なHUDと大きく変わらない。このため、HUD4の製造コストの増大を防ぐことができる。
なお、窓6が僅かに開いた状態であっても、第一の投写表示部2からの画像光をアイボックスEB内に入射させられる場合がある。したがって、上記の閾値THは、第一の投写表示部2からの画像光をアイボックスEB内に入射させることのできる窓6の回動量の最大値としておけばよい。つまり、閾値THは、0°には限らず、0°より大きな角度とすることもできる。
図6は、図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Aが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。図7は、図6に示すHUD4Aの第二の投写表示部3Aの内部構成を示す模式図である。
図6において図2と同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。図7において図4と同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
HUD4Aは、第二の投写表示部3が第二の投写表示部3Aに変更された点と、第一の投写表示部2の制御部80の機能が一部変更された点を除いては、HUD4と同じ構成である。
第二の投写表示部3Aは、第二の調整機構32が追加された点と、システム制御部60がシステム制御部60Aに変更された点と、を除いては、第二の投写表示部3と同じ構成である。
第二の調整機構32は、第二の投写表示部3Aによる画像光の投写方向を調整するための機構である。
第二の調整機構32は、例えば、ミラー31を回転軸(図6の紙面に垂直な方向に延びる軸)の周りに回動自在に支持する支持部材と、ミラー31を回転軸周りに回転させるモータと、を備える。
第二の調整機構32は、モータによってミラー31を回転駆動し、ユニット30Uから出射された画像光の反射させる方向を変えることで、第二の投写表示部3Aから投写する画像光の投写方向を変更する。
ミラー31は、所定の角度範囲で回転可能である。以下では、図6において最も反時計回りに回転した状態の回転角度を0°とし、その状態から時計回りに回転すると回転角度が大きくなるものとして説明する。ミラー31の回転角度は、窓6の回動量が角度θ1となっている状態で最大の値をとる。
HUD4Aの第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aは、第一の投写表示部2の制御部80からの指令に基づいて、ユニット30Uの駆動部45及び光源制御部40Aを制御する。
また、HUD4Aの第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aは、制御部80から画像光の投写を行う指令を受けると、駆動部45及び光源制御部40Aを制御して、ユニット30Uとミラー31によって、画像光を窓6に投写させる。
このとき、システム制御部60Aは、第二の調整機構32のモータを駆動して、ミラー31の回転角度を、制御部80から指定された角度に制御することで、第二の投写表示部3Aから投写する画像光の投写方向を制御する。
このように、HUD4Aでは、第二の投写表示部3Aからの画像光の投写方向が変更可能である。このため、窓6の回動量が角度θ1より小さい状態であっても、第二の投写表示部3Aからの画像光をアイボックスEBに入射させて、虚像VOを運転者に視認させることが可能である。
以下では、第二の投写表示部3Aからの画像光をアイボックスEBに入射させることのできる窓6の回動量の最小値を角度θ2とする。
HUD4Aでは、窓6の回動量が角度θ2以上の状態では、第二の投写表示部3Aによって運転者に虚像VOを視認させることができる。この角度θ2は、上記の閾値THよりも大きな値である。
HUD4Aの第一の投写表示部2には、窓6の回動量(角度θ2以上の値)と、その回動量で開いた窓6に画像光を投写する場合に、この画像光をアイボックスEBに入射させることのできるミラー31の回転角度と、を対応付けた制御データが予め記憶されている。
HUD4Aの第一の投写表示部2の制御部80は、窓6の回動量が閾値TH以下の場合には、第一の投写表示部2から画像光を投写させる制御を行う。また、HUD4Aの第一の投写表示部2の制御部80は、窓6の回動量が閾値THを超える場合には、第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aに指令を出して、第二の投写表示部3Aから画像光を投写させる制御を行う。
また、HUD4Aの第一の投写表示部2の制御部80は、窓6の回動量が閾値THを超える場合には、窓6の回動量と上記の制御データとに基づいて、第二の投写表示部3Aのミラー31の回転角度をシステム制御部60Aに対して指示する。
具体的には、HUD4Aの第一の投写表示部2の制御部80は、窓6の回動量が閾値THより大きく且つ角度θ2よりも小さい状態では、ミラー31の回転角度を0°に制御する。
また、HUD4Aの第一の投写表示部2の制御部80は、窓6の回動量が角度θ2以上の状態では、ミラー31の回転角度を、その回動量に対応した値に制御する。
例えば、図6に示す状態から、窓6の回動量が角度θ1より小さい角度θ2になると、ミラー31は図6に示す状態から反時計回りに回転して図8に示す状態になる。
図8に示す状態では、第二の投写表示部3Aから投写された画像光は、角度θ2の回動量で開いている窓6において反射して、アイボックスEBに入射している。このため、運転者は虚像VOを確認することができる。
図9は、図6に示すHUD4Aの動作を説明するためのフローチャートである。
HUD4Aの電源がオンになると、制御部80は、回動量センサ7から窓6の回動量の情報を受信する(ステップS11)。
次に、制御部80は、ステップS11で受信した回動量が閾値TH以下であるか否かを判定する(ステップS12)。
窓6の回動量が閾値TH以下である場合(ステップS12:YES)には、HUD4Aの制御部80は、ユニット20Uの駆動部45及び光源制御部40Aを制御して、第一の投写表示部2から画像光を投写させる(ステップS13)。これにより、この画像光に基づく虚像VCが視認可能となる。
なお、窓6の回動量が閾値TH以下である場合、HUD4Aの制御部80は、第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aに対しては画像光の投写を停止する指令を送信する。この指令を受けたシステム制御部60Aは、ユニット30Uを停止又はスタンバイ状態に制御する。これにより、第二の投写表示部3Aからの画像光は投写されない状態となる。
窓6の回動量が閾値THを超えている場合(ステップS12:NO)には、HUD4Aの制御部80は、第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aに対して画像光の投写を開始する指令を送信する。この指令を受けたシステム制御部60Aは、ユニット30Uを起動し、第二の投写表示部3Aから画像光を投写させる(ステップS14)。
さらに、HUD4Aの制御部80は、窓6の回動量に応じてミラー31の回転角度をシステム制御部60Aに対して指示し、この回転角度を制御する(ステップS14a)。これにより、運転者からは、窓6の回動量が角度θ2以上であれば、窓6がどのように開いた状態であっても、虚像VOを視認可能となる。
なお、窓6の回動量が閾値THを超えている場合、HUD4Aの制御部80は、第一の投写表示部2のユニット20Uを停止又はスタンバイ状態に制御する。これにより、第一の投写表示部2からの画像光は投写されない状態となる。
ステップS13又はステップS14aの後、HUD4Aの制御部80は、回動量センサ7から窓6の回動量の情報を受信する(ステップS15)。HUD4Aの制御部80は、ステップS15で受信した回動量が、直前に受信した回動量に対して変化しているか否かを判定する(ステップS16)。
回動量が変化していない場合(ステップS16:NO)には、ステップS15に処理が戻って、窓6の回動量のモニタが継続される。
回動量が変化した場合(ステップS16:YES)には、HUD4Aの制御部80はステップS12に処理を戻す。以上の動作が、HUD4Aの電源がオンの間は継続して行われる。
以上のようにHUD4Aによれば、HUD4と同様の効果を得ることができる。また、HUD4Aでは、窓6の回動量が角度θ2から角度θ1の範囲で変化しても、第二の投写表示部3Aからの画像光はアイボックスEBに入射される。このため、窓6が開いていく過程においても虚像VOの表示を継続することができ、作業支援として有効となる。
また、窓6の回動量を角度θ2から角度θ1の範囲の何れかの値に固定したとしても、虚像VOを運転者に視認させることができる。このため、窓6を少しだけ開けて作業を行う場合でも、虚像VOによる作業支援を行うことができ、利便性を向上させることができる。
なお、HUD4Aでは、ミラー31を回転させることで、窓6の回動量が角度θ2から角度θ1の範囲にある場合に虚像VOの表示を維持している。しかし、ミラー31及びモータを用いずに、ユニット30Uを回転させることで、この表示の維持を実現してもよい。
図10は、図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Bが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。図10において図6と同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
HUD4Bは、第一の調整機構22が追加された点と、第一の投写表示部2の制御部80が第一の調整機構22を駆動する点を除いては、図6に示すHUD4Aと同じ構成である。
第一の調整機構22は、第一の投写表示部2による画像光の投写方向を調整するための機構である。
第一の調整機構22は、例えば、第一の投写表示部2を回転軸(図10の紙面に垂直な方向に延びる軸)の周りに回動自在に支持する支持部材と、この第一の投写表示部2を回転軸周りに回転させるモータと、を備える。
第一の調整機構22は、モータによって第一の投写表示部2を回転駆動して、第一の投写表示部2から投写する画像光の投写方向を変更する。
なお、第一の調整機構22は、第一の投写表示部2から投写する画像光の方向を変更できる機構であればよく、第一の投写表示部2を直接回転させる機構でなくてもよい。
例えば、第一の投写表示部2とミラーを組み合わせ、このミラーを回転駆動することで、画像光の投写方向を変更できるようにしてもよい。
HUD4Bの第一の投写表示部2は、所定の角度範囲で回転可能である。以下では、HUD4Bの第一の投写表示部2が図10において最も反時計回りに回転した状態の回転角度を0°とし、その状態から時計回りに回転すると回転角度が大きくなるものとして説明する。
HUD4Bの第一の投写表示部2の回転角度は、窓6の回動量が角度θ2より小さく0°よりも大きい角度θ3となっている状態で最大の値をとる。
HUD4Bの第一の投写表示部2の制御部80は、ユニット20Uから画像光を投写させる場合に、第一の調整機構22のモータを駆動して、その画像光の投写方向を制御する。
HUD4Bでは、第一の投写表示部2からの画像光の投写方向が変更可能なため、窓6の回動量が角度θ2より小さい状態でも、第一の投写表示部2からの画像光をアイボックスEBに入射させて、虚像VCを運転者に視認させることができる。
第一の投写表示部2からの画像光をアイボックスEBに入射させることのできる窓6の回動量の最小値は0°、最大値は角度θ3である。
HUD4Bでは、窓6の回動量が0°以上角度θ3以下の状態では、第一の投写表示部2によって運転者に虚像VCを視認させることができる。
HUD4Bの第一の投写表示部2には、窓6の回動量(角度θ3以下の値)と、その回動量で開いた窓6に画像光を投写する場合に、この画像光をアイボックスEBに入射させることのできる第一の投写表示部2の回転角度と、を対応付けた制御データが予め記憶されている。
HUD4Bの第一の投写表示部2の制御部80は、窓6の回動量が閾値TH(ここでは角度θ3が設定される)以下の場合には、第一の投写表示部2から画像光を投写させる制御を行う。
また、HUD4Bの制御部80は、窓6の回動量が閾値THを超える場合には、第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aに指令を出して、第二の投写表示部3Aから画像光を投写させる制御を行う。
また、HUD4Bの制御部80は、窓6の回動量が閾値TH以下の場合には、窓6の回動量と上記の制御データとに基づいて、第一の投写表示部2の回転角度を制御する。
具体的には、HUD4Bの制御部80は、窓6の回動量が角度θ3以下の状態では、第一の投写表示部2の回転角度をその回動量に対応した値に制御する。
例えば、図10に示す状態から、窓6の回動量が角度θ2より小さい角度θ3になった状態では、第一の投写表示部2は図10に示す状態から時計回りに回転して図11に示す状態になる。
図11に示す状態では、第一の投写表示部2から投写された画像光は、角度θ3の回動量で開いている窓6において反射して、アイボックスEBに入射している。このため、運転者は虚像VCを確認することができる。
図11に示す状態から窓6の回動量が更に小さくなると、第一の投写表示部2は時計回りに更に回転されて、虚像VCの表示が維持される。
図12は、図10に示すHUD4Bの動作を説明するためのフローチャートである。
HUD4Bの電源がオンになると、制御部80は、回動量センサ7から窓6の回動量の情報を受信する(ステップS21)。
次に、制御部80は、ステップS21で受信した回動量が閾値TH(=角度θ3)以下であるか否かを判定する(ステップS22)。
窓6の回動量が閾値TH以下である場合(ステップS22:YES)には、HUD4Bの制御部80は、ユニット20Uの駆動部45及び光源制御部40Aを制御して、第一の投写表示部2から画像光を投写させる(ステップS23)。
さらに、HUD4Bの制御部80は、窓6の回動量に応じて第一の調整機構22のモータを駆動して、第一の投写表示部2の回転角度を制御する(ステップS24a)。これにより、運転者からは、窓6の回動量が0°以上、角度θ3以下であれば、窓6がどのように開いた状態であっても、虚像VOを視認可能となる。
なお、窓6の回動量が閾値TH以下である場合、HUD4Bの制御部80は、第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aに対しては画像光の投写を停止する指令を送信する。この指令を受けたシステム制御部60Aは、ユニット30Uを停止又はスタンバイ状態に制御する。これにより、第二の投写表示部3Aからの画像光は投写されない状態となる。
窓6の回動量が閾値THを超えている場合(ステップS22:NO)には、HUD4Bの制御部80は、第二の投写表示部3Aのシステム制御部60Aに対して画像光の投写を開始する指令を送信する。この指令を受けたシステム制御部60Aは、ユニット30Uを起動し、第二の投写表示部3Aから画像光を投写させる(ステップS24)。
さらに、HUD4Bの制御部80は、窓6の回動量に応じてミラー31の回転角度をシステム制御部60Aに対して指示し、この回転角度を制御する(ステップS24a)。これにより、運転者からは、窓6の回動量が角度θ2以上であれば、窓6がどのように開いた状態であっても、虚像VOを視認可能となる。
なお、窓6の回動量が閾値THを超えている場合、HUD4Bの制御部80は、第一の投写表示部2のユニット20Uを停止又はスタンバイ状態に制御する。これにより、第一の投写表示部2からの画像光は投写されない状態となる。
ステップS23a又はステップS24aの後、HUD4Bの制御部80は、回動量センサ7から窓6の回動量の情報を受信する(ステップS25)。HUD4Bの制御部80は、ステップS25で受信した回動量が、直前に受信した回動量に対して変化しているか否かを判定する(ステップS26)。
回動量が変化していない場合(ステップS26:NO)には、ステップS25に処理が戻って、窓6の回動量のモニタが継続される。
回動量が変化した場合(ステップS26:YES)には、HUD4Bの制御部80はステップS22に処理を戻す。以上の動作が、HUD4Bの電源がオンの間は継続して行われる。
以上のようにHUD4Bによれば、HUD4Aと同様の効果を得ることができる。また、HUD4Bでは、窓6の回動量が0°から角度θ3の範囲で変化しても、第一の投写表示部2からの画像光はアイボックスEBに入射される。このため、HUD4Aと比べて、虚像の表示が継続される時間を増やすことができ、作業支援として有効となる。
図13は、図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Cが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。図13において図2と同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
HUD4Cは、第二の投写表示部3が第二の投写表示部3Bに変更された点を除いては、HUD4と同じ構成である。
第二の投写表示部3Bは、ここから投写される画像光の光路長が第二の投写表示部3よりも短くなっている点、すなわち、この画像光に基づく虚像VOの表示位置が虚像VCの表示位置よりも運転席1に近い位置にある点が、第二の投写表示部3とは異なる。
このように、HUD4Cでは、窓6が開いている状態では、窓6が完全に閉じている状態よりも、運転者に近い位置に虚像が表示される。虚像が運転者に近づくことで、運転者に視認される虚像のサイズは大きくなる。
窓6は、回動量が0°より大きい状態では、回動量が0°の状態と比べると建設機械100の動作に伴う振動の影響を受けやすい。このため、HUD4Cのように、窓6の回動量が閾値THを超えている場合には、虚像VOの表示位置を運転者に近づけることで、虚像VOの視認性を向上させることができる。
なお、虚像VOの表示位置を虚像VCの表示位置よりも運転席1に近い位置とする構成は、HUD4Aにも同様に適用可能である。
図14は、図2に示すHUD4の変形例であるHUD4Dが設けられた建設機械100の運転室10Aの内部構成を示す模式図である。図14において図2と同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
HUD4Dは、第二の投写表示部3が第二の投写表示部3Cに変更された点を除いては、HUD4と同じ構成である。
第二の投写表示部3Cは、ユニット30Uの駆動部45に入力される画像情報のサイズが、第一の投写表示部2の駆動部45に入力される画像情報のサイズよりも大きくなっている点、すなわち、第二の投写表示部3Cから投写される画像光に基づく虚像VOのサイズが虚像VCのサイズよりも大きい点が、第二の投写表示部3とは異なる。なお、虚像VOと虚像VCのサイズ差は、画像光の光路長が同一であれば、拡散板47で形成する画像のサイズを変更することで実現することができる。
このように、HUD4Dでは、窓6が開いている状態では、窓6が完全に閉じている状態よりも、虚像が大きく表示される。このため、窓6の回動量が閾値THを超えている状態での虚像VOの視認性を向上させることができる。
なお、虚像VOの表示サイズを虚像VCの表示サイズよりも大きくする構成は、HUD4Aにも同様に適用可能である。
ここまで説明してきたHUD4、HUD4A、HUD4C、及びHUD4Dの各々において、虚像VCの色調と虚像VCの色調は異なるものとすることが好ましい。
この色調は、ユニット20Uの駆動部45と、ユニット30Uの駆動部45の各々に入力される画像情報によって調整可能である。
例えば、虚像VOの色調を寒色系の色調とし、虚像VOの色調を暖色系の色調とすることで、窓6の回動量が閾値THを超えている状態では、寒色系の色調の虚像VOによって運転者に涼感を与える心理的効果を期待することができる。この結果、作業環境を良好なものとすることができる。
以上の説明では、建設機械100として窓6が運転室10Aの内部に向かって回動するものを例にしたが、窓6が運転室10Aの外部に向かって回動するものであっても、本発明を同様に適用可能である。
本発明によれば、窓が開いた状態と閉じた状態のどちらであっても一定の表示品質を維持し且つ製造コストの増大を防ぐことのできる投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及び投写型表示装置の制御プログラムを提供することができる。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1) 回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置であって、上記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を上記乗り物の上記窓に投写して上記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部と、上記窓の回動量を受信する回動量受信部と、上記回動量に基づいて、上記第一の投写表示部と上記第二の投写表示部の何れかから上記画像光を上記窓に投写させる制御部と、を備える投写型表示装置。
(2) (1)記載の投写型表示装置であって、上記制御部は、上記回動量受信部により受信された上記回動量が予め決められた閾値以下の状態では上記第一の投写表示部から上記画像光を上記窓に投写させ、上記回動量受信部により受信された上記回動量が上記閾値を超える状態では上記第二の投写表示部から上記画像光を上記窓に投写させる投写型表示装置。
(3) (2)記載の投写型表示装置であって、上記第二の投写表示部による上記画像光の投写方向を調整するための第二の調整機構を更に備え、上記制御部は、上記回動量が上記閾値を超える状態では、上記回動量に基づいて上記第二の調整機構を駆動して、上記窓に対する上記第二の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置。
(4) (2)又は(3)記載の投写型表示装置であって、上記第一の投写表示部による上記画像光の投写方向を調整するための第一の調整機構を更に備え、上記制御部は、上記回動量が上記閾値以下の状態では、上記回動量に基づいて上記第一の調整機構を駆動して、上記窓に対する上記第一の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置。
(5) (1)〜(3)のいずれか1つに記載の投写型表示装置であって、上記第二の投写表示部によって表示される虚像のサイズは、上記第一の投写表示部によって表示される虚像のサイズよりも大きい投写型表示装置。
(6) (1)〜(3)のいずれか1つに記載の投写型表示装置であって、上記第二の投写表示部による虚像の表示位置は、上記第一の投写表示部による虚像の表示位置よりも上記運転室内の運転席に近い位置にある投写型表示装置。
(7) (1)〜(3)、(5)、(6)のいずれか1つに記載の投写型表示装置であって、上記第一の投写表示部によって表示される虚像の色調は、上記第二の投写表示部によって表示される虚像の色調と異なっている投写型表示装置。
(8) 回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置の制御方法であって、上記投写型表示装置は、上記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を上記乗り物の上記窓に投写して上記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部を有し、上記窓の回動量を受信する回動量受信ステップと、上記回動量に基づいて、上記第一の投写表示部と上記第二の投写表示部の何れかから上記画像光を上記窓に投写させる制御ステップと、を備える投写型表示装置の制御方法。
(9) (8)記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記制御ステップでは、上記回動量受信ステップにより受信された上記回動量が予め決められた閾値以下の状態では上記第一の投写表示部から上記画像光を上記窓に投写させ、上記回動量受信ステップにより受信された上記回動量が上記閾値を超える状態では上記第二の投写表示部から上記画像光を上記窓に投写させる投写型表示装置の制御方法。
(10) (9)記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記投写型表示装置は、上記第二の投写表示部による上記画像光の投写方向を調整するための第二の調整機構を含み、上記制御ステップでは、上記回動量が上記閾値を超える状態では、上記回動量に基づいて上記第二の調整機構を駆動して、上記窓に対する上記第二の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置の制御方法。
(11) (9)又は(10)記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記投写型表示装置は、上記第一の投写表示部による上記画像光の投写方向を調整するための第一の調整機構を含み、上記制御ステップでは、上記回動量が上記閾値以下の状態では、上記回動量に基づいて上記第一の調整機構を駆動して、上記窓に対する上記第一の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置の制御方法。
(12) (8)〜(10)のいずれか1つに記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記第二の投写表示部によって表示される虚像のサイズを、上記第一の投写表示部によって表示される虚像のサイズよりも大きくする投写型表示装置の制御方法。
(13) (8)〜(10)のいずれか1つに記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記第二の投写表示部による虚像の表示位置を、上記第一の投写表示部による虚像の表示位置よりも上記運転室内の運転席に近い位置にする投写型表示装置の制御方法。
(14) (8)〜(10)、(12)、(13)のいずれか1つに記載の投写型表示装置の制御方法であって、上記第一の投写表示部によって表示される虚像の色調と、上記第二の投写表示部によって表示される虚像の色調とを変える投写型表示装置の制御方法。
(15) 回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置の制御プログラムであって、上記投写型表示装置は、上記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を上記乗り物の上記窓に投写して上記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部を有し、上記窓の回動量を受信する回動量受信ステップと、上記回動量に基づいて、上記第一の投写表示部と上記第二の投写表示部の何れかから上記画像光を上記窓に投写させる制御ステップと、をコンピュータに実行させるための投写型表示装置の制御プログラム。
100 建設機械
10 本体部
10A 運転室
1 運転席
5 フロントウインドシールド
20 走行体
30 作業機
30A バケット
30B ブーム
30C アーム
2 第一の投写表示部
3 第二の投写表示部
30U ユニット
31 ミラー
4 HUD
6 窓
6J 回動軸
7 回動量センサ
θ1、θ2、θ3 回動量を示す角度
VC、VO 虚像
EB アイボックス
20U ユニット
40 光源ユニット
40A 光源制御部
41r R光源
41g G光源
41b B光源
42r、42g、42b コリメータレンズ
43 ダイクロイックプリズム
44 光変調素子
45 駆動部
46 投写光学系
47 拡散板
48 反射ミラー
49 拡大鏡
80 制御部
60 システム制御部
4A HUD
3A 第二の投写表示部
32 第二の調整機構
4B HUD
22 第一の調整機構
4C HUD
3B 第二の投写表示部
4D HUD
3C 第二の投写表示部

Claims (15)

  1. 回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置であって、
    前記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を前記乗り物の前記窓に投写して前記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部と、
    前記窓の回動量を受信する回動量受信部と、
    前記回動量に基づいて、前記第一の投写表示部と前記第二の投写表示部の何れかから前記画像光を前記窓に投写させる制御部と、を備える投写型表示装置。
  2. 請求項1記載の投写型表示装置であって、
    前記制御部は、前記回動量受信部により受信された前記回動量が予め決められた閾値以下の状態では前記第一の投写表示部から前記画像光を前記窓に投写させ、前記回動量受信部により受信された前記回動量が前記閾値を超える状態では前記第二の投写表示部から前記画像光を前記窓に投写させる投写型表示装置。
  3. 請求項2記載の投写型表示装置であって、
    前記第二の投写表示部による前記画像光の投写方向を調整するための第二の調整機構を更に備え、
    前記制御部は、前記回動量が前記閾値を超える状態では、前記回動量に基づいて前記第二の調整機構を駆動して、前記窓に対する前記第二の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置。
  4. 請求項2又は3記載の投写型表示装置であって、
    前記第一の投写表示部による前記画像光の投写方向を調整するための第一の調整機構を更に備え、
    前記制御部は、前記回動量が前記閾値以下の状態では、前記回動量に基づいて前記第一の調整機構を駆動して、前記窓に対する前記第一の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項記載の投写型表示装置であって、
    前記第二の投写表示部によって表示される虚像のサイズは、前記第一の投写表示部によって表示される虚像のサイズよりも大きい投写型表示装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項記載の投写型表示装置であって、
    前記第二の投写表示部による虚像の表示位置は、前記第一の投写表示部による虚像の表示位置よりも前記運転室内の運転席に近い位置にある投写型表示装置。
  7. 請求項1〜3、請求項5、請求項6のいずれか1項記載の投写型表示装置であって、
    前記第一の投写表示部によって表示される虚像の色調は、前記第二の投写表示部によって表示される虚像の色調と異なっている投写型表示装置。
  8. 回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置の制御方法であって、
    前記投写型表示装置は、前記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を前記乗り物の前記窓に投写して前記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部を有し、
    前記窓の回動量を受信する回動量受信ステップと、
    前記回動量に基づいて、前記第一の投写表示部と前記第二の投写表示部の何れかから前記画像光を前記窓に投写させる制御ステップと、を備える投写型表示装置の制御方法。
  9. 請求項8記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記制御ステップでは、前記回動量受信ステップにより受信された前記回動量が予め決められた閾値以下の状態では前記第一の投写表示部から前記画像光を前記窓に投写させ、前記回動量受信ステップにより受信された前記回動量が前記閾値を超える状態では前記第二の投写表示部から前記画像光を前記窓に投写させる投写型表示装置の制御方法。
  10. 請求項9記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記投写型表示装置は、前記第二の投写表示部による前記画像光の投写方向を調整するための第二の調整機構を含み、
    前記制御ステップでは、前記回動量が前記閾値を超える状態では、前記回動量に基づいて前記第二の調整機構を駆動して、前記窓に対する前記第二の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置の制御方法。
  11. 請求項9又は10記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記投写型表示装置は、前記第一の投写表示部による前記画像光の投写方向を調整するための第一の調整機構を含み、
    前記制御ステップでは、前記回動量が前記閾値以下の状態では、前記回動量に基づいて前記第一の調整機構を駆動して、前記窓に対する前記第一の投写表示部から投写される画像光の入射角を制御する投写型表示装置の制御方法。
  12. 請求項8〜10のいずれか1項記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記第二の投写表示部によって表示される虚像のサイズを、前記第一の投写表示部によって表示される虚像のサイズよりも大きくする投写型表示装置の制御方法。
  13. 請求項8〜10のいずれか1項記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記第二の投写表示部による虚像の表示位置を、前記第一の投写表示部による虚像の表示位置よりも前記運転室内の運転席に近い位置にする投写型表示装置の制御方法。
  14. 請求項8〜10、請求項12、請求項13のいずれか1項記載の投写型表示装置の制御方法であって、
    前記第一の投写表示部によって表示される虚像の色調と、前記第二の投写表示部によって表示される虚像の色調とを変える投写型表示装置の制御方法。
  15. 回動して開く窓を運転室に有する乗り物に搭載される投写型表示装置の制御プログラムであって、
    前記投写型表示装置は、前記運転室内の異なる位置に設置され、光源から出射される光を画像情報に基づいて空間変調し、空間変調された画像光を前記乗り物の前記窓に投写して前記画像光に基づく虚像を表示させる第一の投写表示部及び第二の投写表示部を有し、
    前記窓の回動量を受信する回動量受信ステップと、
    前記回動量に基づいて、前記第一の投写表示部と前記第二の投写表示部の何れかから前記画像光を前記窓に投写させる制御ステップと、をコンピュータに実行させるための投写型表示装置の制御プログラム。
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