JP2009023581A - 作業機械の操作入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業機械の操作入力装置に関し、スイッチのレイアウトの自由度を高め、かつ、良好な操作性を提供する。
【解決手段】キャブの窓面に設けられた透過型ディスプレイ1と、操作者による透過型ディスプレイ1の室内側の表面への操作を検出する操作検出手段5と、透過型ディスプレイ1上に電装品3の操作スイッチを表示する表示制御手段2cと、該操作スイッチの表示位置及び操作検出手段5で検出された該操作の位置に応じて電装品3を制御する電装品制御手段2dとを備える。
【選択図】図3
【解決手段】キャブの窓面に設けられた透過型ディスプレイ1と、操作者による透過型ディスプレイ1の室内側の表面への操作を検出する操作検出手段5と、透過型ディスプレイ1上に電装品3の操作スイッチを表示する表示制御手段2cと、該操作スイッチの表示位置及び操作検出手段5で検出された該操作の位置に応じて電装品3を制御する電装品制御手段2dとを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、作業機械に搭載された電装品を操作するための操作入力装置に関する。
従来、作業機械には空調装置や音響装置といったさまざまな電装品が搭載されている。これらの電装品の操作スイッチは、運転席の側方に設けられたコンソールに集約して配置されている。
特許文献1には、運転席のコンソールに操作レバー,アームレスト及びスイッチ類(電装部品)を固設した運転席装置が開示されている。この技術では、油圧ショベルの走行モードや作業モードを切り換えるための選択スイッチ,ラジオの操作スイッチ,エンジンの始動スイッチ,各スイッチの操作状況を表示する液晶パネル等がユニット化されて一つの部品にまとめられ、アームレストの下方に固定されている。このような構成により、操作者が着座したままの姿勢で各スイッチを操作して電装品を制御できるようになっている。
特開2006−77544号公報
特許文献1には、運転席のコンソールに操作レバー,アームレスト及びスイッチ類(電装部品)を固設した運転席装置が開示されている。この技術では、油圧ショベルの走行モードや作業モードを切り換えるための選択スイッチ,ラジオの操作スイッチ,エンジンの始動スイッチ,各スイッチの操作状況を表示する液晶パネル等がユニット化されて一つの部品にまとめられ、アームレストの下方に固定されている。このような構成により、操作者が着座したままの姿勢で各スイッチを操作して電装品を制御できるようになっている。
しかしながら、コンソールの内部には操作レバー,各種操作スイッチ類に接続される油圧配管材や電気配線材等が複雑に配置されているため、操作スイッチの取り付けられる位置が制約を受けやすく、レイアウトの自由度が低いという課題がある。また、操作スイッチの近傍に操作レバーが設けられているため、オペレータは、誤って操作レバーに触れてしまわないようにスイッチ操作をしなければならず、着座姿勢や体格によっては良好な操作性が得られない場合がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、電装品のスイッチのレイアウトに係る自由度を高めることができ、かつ、良好な操作性を提供することのできる作業機械の操作入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、作業機械に搭載された電装品の操作入力装置であって、キャブの窓面に設けられた透過型ディスプレイと、操作者による該透過型ディスプレイの室内側の表面への操作を検出する操作検出手段と、該透過型ディスプレイ上に該電装品の操作スイッチを表示する表示制御手段と、該操作スイッチの表示位置及び該操作検出手段で検出された該操作の位置に応じて該電装品を制御する電装品制御手段とを備えたことを特徴としている。
該操作検出手段で検出される操作とは、該表面への押圧操作,近接操作又は接触操作のことを意味する。また、該操作検出手段は、該透過型ディスプレイの内部又は室内側の表面に設けられている。
また、該透過型ディスプレイとは、電圧制御により可視光の透過率又は発光率が制御可能な透明ガラス状の表示用デバイスである。
また、該透過型ディスプレイとは、電圧制御により可視光の透過率又は発光率が制御可能な透明ガラス状の表示用デバイスである。
また、請求項2記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1記載の構成において、該表示制御手段が該透過型ディスプレイ上への該電装品の操作スイッチの表示又は非表示を切換自在に制御することを特徴としている。
なお、該電装品制御手段は、該操作スイッチが表示されている場合に、該操作スイッチの表示位置及び該操作検出手段で検出された該操作の位置に応じて該電装品を制御する。つまり、該操作スイッチが表示されていないときには、該操作検出手段で該操作が検出されたとしても該電装品を制御しない。
なお、該電装品制御手段は、該操作スイッチが表示されている場合に、該操作スイッチの表示位置及び該操作検出手段で検出された該操作の位置に応じて該電装品を制御する。つまり、該操作スイッチが表示されていないときには、該操作検出手段で該操作が検出されたとしても該電装品を制御しない。
また、請求項3記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項2記載の構成において、該切換制御手段が、該操作スイッチが表示されていない場合に、該操作検出手段により該表面への操作が検出されると、該表示制御手段に該操作スイッチを表示させることを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項3記載の構成において、該切換制御手段が、該作業機械の作業装置,旋回装置又は走行装置の作動時に、該表示制御手段による該操作スイッチの表示を禁止することを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項3記載の構成において、該切換制御手段が、該作業機械の作業装置,旋回装置又は走行装置の作動時に、該表示制御手段による該操作スイッチの表示を禁止することを特徴としている。
例えば、該作業機械が油圧ショベルの場合、該作業装置としてはブーム,スティック,バケット,アタッチメント等が挙げられる。また、該走行装置としては下部走行体の履帯装置等が挙げられる。
また、請求項5記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項3又は4記載の構成において、該切換制御手段が、該操作検出手段による該表面への操作を所定時間以上検出しない場合に、該表示制御手段に該操作スイッチの表示を非表示へ切換えさせることを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項3又は4記載の構成において、該切換制御手段が、該操作検出手段による該表面への操作を所定時間以上検出しない場合に、該表示制御手段に該操作スイッチの表示を非表示へ切換えさせることを特徴としている。
例えば、該操作スイッチに対する最後の操作から数秒程度の時間が経つと、該操作スイッチの画面が消えて元の透明な窓面となる。
また、請求項6記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜5の何れか1項に記載の構成において、該透過型ディスプレイが一対の電極間に挟装された遮光部材(液晶)を有し、該表示制御手段が該一対の電極層間の電圧を制御して該透過型ディスプレイ上に該操作スイッチを表示することを特徴としている。
また、請求項6記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜5の何れか1項に記載の構成において、該透過型ディスプレイが一対の電極間に挟装された遮光部材(液晶)を有し、該表示制御手段が該一対の電極層間の電圧を制御して該透過型ディスプレイ上に該操作スイッチを表示することを特徴としている。
この場合、該遮光部材として液晶フィルム(例えば、TFT液晶パネル等)を用いることが好ましい。
また、請求項7記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜6の何れか1項に記載の構成において、該透過型ディスプレイよりも該キャブの室外側に配置されたエッジライト方式のバックライト装置をさらに備え、該表示制御手段が該操作スイッチの表示時に該バックライト装置を点灯制御することを特徴としている。
また、請求項7記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜6の何れか1項に記載の構成において、該透過型ディスプレイよりも該キャブの室外側に配置されたエッジライト方式のバックライト装置をさらに備え、該表示制御手段が該操作スイッチの表示時に該バックライト装置を点灯制御することを特徴としている。
この場合、該バックライト装置として、薄板ガラスの端辺に白色LEDを搭載した透明フラット導光板を用いることが好ましい。
また、請求項8記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項7記載の構成において、該キャブの外部の照度を検出する照度検出手段をさらに備え、該表示制御手段が、該照度検出手段で検出された該照度が予め設定された所定照度未満である場合に、該バックライト装置を点灯させることを特徴としている。
また、請求項8記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項7記載の構成において、該キャブの外部の照度を検出する照度検出手段をさらに備え、該表示制御手段が、該照度検出手段で検出された該照度が予め設定された所定照度未満である場合に、該バックライト装置を点灯させることを特徴としている。
この場合、夜間や天気の悪い時等、十分な外光が得られない状況下で該バックライト装置が点灯することになる。
また、請求項9記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜5の何れか1項に記載の構成において、該透過型ディスプレイが一対の電極層と該電極層間に挟装された発光層とを有し、該表示制御手段が該一対の電極層間の電圧を制御して該透過型ディスプレイ上に該電装品の操作スイッチを表示することを特徴としている。
また、請求項9記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜5の何れか1項に記載の構成において、該透過型ディスプレイが一対の電極層と該電極層間に挟装された発光層とを有し、該表示制御手段が該一対の電極層間の電圧を制御して該透過型ディスプレイ上に該電装品の操作スイッチを表示することを特徴としている。
この場合、該透過型ディスプレイとして、ジアミン類等の蛍光発光物質で該発光層を形成した有機ELパネルや、硫化亜鉛等の蛍光発光物質で該発光層を形成した無機ELパネルを用いることが好ましい。
また、請求項10記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項9記載の構成において、該キャブの内部の照度を検出する第二照度検出手段をさらに備え、該表示制御手段が該第二照度検出手段で検出された該照度に応じて該発光層における表示輝度を調節することを特徴としている。
また、請求項10記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項9記載の構成において、該キャブの内部の照度を検出する第二照度検出手段をさらに備え、該表示制御手段が該第二照度検出手段で検出された該照度に応じて該発光層における表示輝度を調節することを特徴としている。
また、請求項11記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜10の何れか1項に記載の構成において、該操作検出手段が、一対の透明導電膜と該透明導電膜間に挟装された中空層とを有し、該透明導電膜同士の接触位置から該操作の位置を検出する抵抗膜方式のタッチパネルであることを特徴としている。
また、請求項12記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜10の何れか1項に記載の構成において、該操作検出手段が、該操作に係る指の反射光を検出する光センサを有することを特徴としている。
また、請求項12記載の本発明の作業機械の操作入力装置は、請求項1〜10の何れか1項に記載の構成において、該操作検出手段が、該操作に係る指の反射光を検出する光センサを有することを特徴としている。
この場合、外光の反射光を検出することで該指の接近(すなわち操作)を検出してもよいし、あるいは、該指の影を検出することで該接近を検出してもよい。
本発明の作業機械の操作入力装置(請求項1)によれば、透過型ディスプレイに表示された操作スイッチで、作業機械に搭載された電装品を操作することができる。また、従来キャブ内に配置されていたコンソールスイッチ類を窓面上の操作スイッチに置き換えることで、コンソール周りのスペースの有効利用が可能となり、コンソールに設けられる操作レバー等のレイアウトの自由度を高めることができる。また、操作レバーが設けられるコンソールから電装品の操作スイッチを分離することにより、操作レバーの誤操作が防止されるため、操作性を向上させることができる。
また、窓面側に設けられる電装品の操作スイッチの表示画像を任意に設定することができ、スイッチのレイアウトの自由度を高めることができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項2)によれば、電装品への操作が必要な時にのみ操作スイッチを表示させることができる。また、不使用時には操作スイッチを非表示とすることで、外部の視認性を確保することができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項2)によれば、電装品への操作が必要な時にのみ操作スイッチを表示させることができる。また、不使用時には操作スイッチを非表示とすることで、外部の視認性を確保することができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項3)によれば、操作スイッチの位置に対応する透明な窓面上へ操作するだけで、所望の操作スイッチを表示させることができる。つまり、操作スイッチを表示させるための装置を別途用意する必要がなく、利便性を向上させることができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項4)によれば、作業機械による作業中や走行中には窓面に操作スイッチが表示されないため、良好な視界を確保することができる。また、電装品の誤操作を防止することができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項4)によれば、作業機械による作業中や走行中には窓面に操作スイッチが表示されないため、良好な視界を確保することができる。また、電装品の誤操作を防止することができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項5)によれば、所定時間以上何も操作をしなければ、自動的に窓面上の操作スイッチを消すことができる。これにより、利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項6)によれば、透過型ディスプレイに内蔵された電極間の電圧を制御することにより、遮光部材における外光の遮光量(透過量)を自在に制御することができ、必要に応じて透明な窓面に操作スイッチを表示させることが可能となる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項6)によれば、透過型ディスプレイに内蔵された電極間の電圧を制御することにより、遮光部材における外光の遮光量(透過量)を自在に制御することができ、必要に応じて透明な窓面に操作スイッチを表示させることが可能となる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項7)によれば、エッジライト方式のバックライト装置を用いることにより、外光が少ない場合であっても操作スイッチを明瞭に表示することができる。また、透過型ディスプレイの背面側が開放されるため、操作スイッチの非表示時における外部の視認性を確保することができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項8)によれば、夜間や天気の悪い時等、十分な外光が得られない場合であっても、自動的にバックライト装置を点灯させて操作スイッチを明瞭に表示することができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項8)によれば、夜間や天気の悪い時等、十分な外光が得られない場合であっても、自動的にバックライト装置を点灯させて操作スイッチを明瞭に表示することができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項9)によれば、透過型ディスプレイに内蔵された電極層間の電圧を制御することにより、発光層における発光量を自在に制御することができ、必要に応じて透明な窓面に操作スイッチを表示させることが可能となる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項10)によれば、キャブ内の室内照度に応じた明るさで操作スイッチを表示することができ、常に鮮明で目への負担の少ない画面表示が可能となる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項10)によれば、キャブ内の室内照度に応じた明るさで操作スイッチを表示することができ、常に鮮明で目への負担の少ない画面表示が可能となる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項11)によれば、抵抗膜方式のタッチパネルを用いることができ、操作性を確保することができる。また、透明導電膜を用いることで、タッチパネル自体をほぼ透明にすることができ、操作スイッチが非表示の際にキャブ外部の視認性を向上させることができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項12)によれば、光センサによるタッチセンサを用いることができ、操作性を確保することができる。また、光センサを透過型ディスプレイの中に埋め込むことができるため、窓面の板厚を薄くすることができ、外光の透過率を上昇させることができる。
また、本発明の作業機械の操作入力装置(請求項12)によれば、光センサによるタッチセンサを用いることができ、操作性を確保することができる。また、光センサを透過型ディスプレイの中に埋め込むことができるため、窓面の板厚を薄くすることができ、外光の透過率を上昇させることができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図7は本発明の一実施形態に係る作業機械の操作入力装置を説明するためのものであり、図1は本操作入力装置の全体構成を示す模式図、図2は本操作入力装置の透過型ディスプレイの構成を示す断面図、図3は本操作入力装置における制御ブロック図、図4は本操作入力装置における制御内容を示すフローチャート、図5は本操作入力装置の操作スイッチの表示例、図6は本操作入力装置が設けられたキャブ内の斜視図、図7は本操作入力装置が適用された油圧ショベルの斜視図である。
なお、図8は変形例としての透過型ディスプレイの構成を示す断面図である。
図1〜図7は本発明の一実施形態に係る作業機械の操作入力装置を説明するためのものであり、図1は本操作入力装置の全体構成を示す模式図、図2は本操作入力装置の透過型ディスプレイの構成を示す断面図、図3は本操作入力装置における制御ブロック図、図4は本操作入力装置における制御内容を示すフローチャート、図5は本操作入力装置の操作スイッチの表示例、図6は本操作入力装置が設けられたキャブ内の斜視図、図7は本操作入力装置が適用された油圧ショベルの斜視図である。
なお、図8は変形例としての透過型ディスプレイの構成を示す断面図である。
[全体構成]
本操作入力装置は、図7に示す油圧ショベル10に適用されている。この油圧ショベル10は、無限軌道の走行装置を装備した下部走行体11と、下部走行体11の上に旋回自在に搭載された上部旋回体12とを備えて構成される。
本操作入力装置は、図7に示す油圧ショベル10に適用されている。この油圧ショベル10は、無限軌道の走行装置を装備した下部走行体11と、下部走行体11の上に旋回自在に搭載された上部旋回体12とを備えて構成される。
上部旋回体12は、機体前方へ向けて延出する油圧駆動式の作業装置13やオペレータ(操作者)の搭乗室であるキャブ14,各種油圧装置の駆動源であるエンジンが設置されるエンジンルーム,機体の重量バランスを保つためのカウンタウェイト等を備えて構成される。
図6に示すように、キャブ14内には、オペレータが着席するシート(運転席)15が設けられており、その左右側方にはそれぞれコンソール16が配置されている。各コンソール16の前端には、油圧ショベル10の作業装置13及び上部旋回体12の旋回装置を作動させるための操作レバー17が枢着されている。コンソール16の上面には、油圧ショベル10の走行モードや作業モードを切り換えるための選択スイッチや、エンジン回転数を設定するためのアクセルダイヤルスイッチ等が併設されている。コンソール16の内部には、電子制御装置2が内蔵されている。
図6に示すように、キャブ14内には、オペレータが着席するシート(運転席)15が設けられており、その左右側方にはそれぞれコンソール16が配置されている。各コンソール16の前端には、油圧ショベル10の作業装置13及び上部旋回体12の旋回装置を作動させるための操作レバー17が枢着されている。コンソール16の上面には、油圧ショベル10の走行モードや作業モードを切り換えるための選択スイッチや、エンジン回転数を設定するためのアクセルダイヤルスイッチ等が併設されている。コンソール16の内部には、電子制御装置2が内蔵されている。
また、キャブ14の外部には、室外の照度Eを検出する照度センサ(照度検出手段)6が設けられている。ここで検出された照度Eは、電子制御装置2へ入力されるようになっている。
シート15の下部には、空調装置(エアコンユニット)3a及び音響装置(オーディオユニット)3bが配置されている。空調装置3aはキャブ14の室内の冷暖房を制御する電装品であり、その内部に熱交換器やヒーター等の温度調節機構を備えて構成される。これらの温度調節機構で空調された室内の空気は、図示しないダクトを介してキャブ14内の各所へ供給,送風されている。
シート15の下部には、空調装置(エアコンユニット)3a及び音響装置(オーディオユニット)3bが配置されている。空調装置3aはキャブ14の室内の冷暖房を制御する電装品であり、その内部に熱交換器やヒーター等の温度調節機構を備えて構成される。これらの温度調節機構で空調された室内の空気は、図示しないダクトを介してキャブ14内の各所へ供給,送風されている。
また、音響装置3bはラジオ放送を聴くための電装品である。音響装置3bの内部には受信アンテナ及びスピーカが設けられており、オペレータによって指定された任意のラジオ放送番組をキャブ14内へ提供可能となっている。以下、空調装置3a及び音響装置3bをまとめて、単に電装品3とも呼ぶ。本発明の操作入力装置はこれらの電装品3を操作するための入力装置として機能するものである。
キャブ14の前面及び左右側面には透明ガラスがはめ込まれ、天井面に形成された開口部にはポリカーボネイト製の半透明の天板が取り付けられている。これにより、シート15に着座した状態における外部の視認性が確保されている。さらに、キャブ14の右側面の窓枠に嵌装されたガラス(窓)18には、図6に示すように、スイッチ表示エリア8が形成されている。
スイッチ表示エリア8は、キャブ14の右側面において車両前方へ傾斜して延在する窓枠19から鉛直に立設した範囲の窓面に設けられている。電装品3の操作スイッチはこのスイッチ表示エリア8に表示され、あるいは非表示に制御されるようになっている。なお、操作スイッチの非表示時にはスイッチ表示エリア8はほぼ透明であり、ガラス18面の他の部分との区別がつかないようになっている。
[スイッチ表示エリアの構成]
図2にガラス18及びスイッチ表示エリア8の断面を模式的に示す。スイッチ表示エリア8は、液晶ガラスパネル(透過型ディスプレイ)1及びバックライト装置4を貼り合わせた構造となっている。この液晶ガラスパネル1はTFT液晶ガラスパネルであり、複数の表示用TFTユニット1aを備えている。それぞれの表示用TFTユニット1aの内部には一対の透明電極とその電極間に介装された液晶層(遮光部材)とが設けられており、電極間の電圧を制御することで液晶層を透過する外光の遮光量(透過量)を制御している。各表示用TFTユニット1aでの遮光量を制御することで、液晶ガラスパネル1の表面に任意の画像を表示できるようになっている。
図2にガラス18及びスイッチ表示エリア8の断面を模式的に示す。スイッチ表示エリア8は、液晶ガラスパネル(透過型ディスプレイ)1及びバックライト装置4を貼り合わせた構造となっている。この液晶ガラスパネル1はTFT液晶ガラスパネルであり、複数の表示用TFTユニット1aを備えている。それぞれの表示用TFTユニット1aの内部には一対の透明電極とその電極間に介装された液晶層(遮光部材)とが設けられており、電極間の電圧を制御することで液晶層を透過する外光の遮光量(透過量)を制御している。各表示用TFTユニット1aでの遮光量を制御することで、液晶ガラスパネル1の表面に任意の画像を表示できるようになっている。
本実施形態の液晶ガラスパネル1は、各透明電極間に電圧をかけると液晶層における液晶の配向が電場に対して整列し、外光の遮光量が増加するタイプの液晶パネルとなっている。一方、電圧をかけなければ液晶の配向が表示用TFTユニット1aの内部で配向膜に沿って配置され、ガラス18とほぼ同等の透明度が得られるようになっている。なお、液晶ガラスパネル1に表示される画像は、後述する電子制御装置2で制御される。
液晶ガラスパネル1の内部には、光センサ(操作検出手段)5が埋め込まれている。この光センサ5は、オペレータによる液晶ガラスパネル1表面への操作を検出するセンサであり、室内側の物体(オペレータの指等)の反射光を検出するものである。例えば、オペレータの指を室内側から液晶ガラスパネル1の表面へ近づけたときの指の反射光又は指の影を認識して、液晶ガラスパネル1の表面への近接操作及び接触操作を把握している。ここで検出されたこれらの操作及び操作位置は、後述する電子制御装置2へ入力されている。
バックライト装置4は、液晶ガラスパネル1よりもキャブ14の室外側に配置されたエッジライト方式の照明装置であり、導光板4a及び白色LED4bを備えて構成されている。図2に示すように、白色LED4bは、スイッチ表示エリア8の下方であって窓枠19の内部に収容されている。
また、導光板4aは、透明度の高いアクリル製又はガラス製の板材であり、その厚みはおよそ0.2mm程度である。この導光板4aは、白色LED4bから照射された光を内部に乱反射させることで、液晶ガラスパネル1のバックライトとして機能する。バックライト装置4の動作は、後述する電子制御装置2によって制御されている。なお、導光板4aは、内部における光の乱反射が多いほど明るくなる一方、その透明度は低下する。そのため、導光板4aの選定にあたっては、少なくともキャブ14の室内から室外の景色が把握できる程度の透明度を確保するのが好ましい。
また、導光板4aは、透明度の高いアクリル製又はガラス製の板材であり、その厚みはおよそ0.2mm程度である。この導光板4aは、白色LED4bから照射された光を内部に乱反射させることで、液晶ガラスパネル1のバックライトとして機能する。バックライト装置4の動作は、後述する電子制御装置2によって制御されている。なお、導光板4aは、内部における光の乱反射が多いほど明るくなる一方、その透明度は低下する。そのため、導光板4aの選定にあたっては、少なくともキャブ14の室内から室外の景色が把握できる程度の透明度を確保するのが好ましい。
また、液晶ガラスパネル1及び光センサ5と電子制御装置2との間の電気配線は、窓枠19の内部を通って後部ピラー及びシート下部を経由し、コンソール16の内部へと配設されている。
[油圧回路構成]
図1を用いて、本油圧ショベル10の油圧回路構成の概要を説明する。油圧ショベル10の油圧ポンプ21及びパイロットポンプ25は、エンジン20の駆動軸に対し直列に接続されて駆動されている。油圧ポンプ21は、コントロールバルブ24を介して油圧シリンダ22や油圧モータ23へ作動油を供給しており、パイロットポンプ25はコントロールバルブ24のスプールを駆動するためのパイロットライン26へパイロット作動油を供給している。パイロットライン26には操作レバー17が介装されており、操作レバー17の操作量に応じた大きさのパイロット圧Pがコントロールバルブ24へ導入されている。なお、図1中の油圧シリンダ22は前述の作業装置13を駆動するアクチュエータであり、油圧モータ23は旋回装置や走行装置を駆動するアクチュエータである。
図1を用いて、本油圧ショベル10の油圧回路構成の概要を説明する。油圧ショベル10の油圧ポンプ21及びパイロットポンプ25は、エンジン20の駆動軸に対し直列に接続されて駆動されている。油圧ポンプ21は、コントロールバルブ24を介して油圧シリンダ22や油圧モータ23へ作動油を供給しており、パイロットポンプ25はコントロールバルブ24のスプールを駆動するためのパイロットライン26へパイロット作動油を供給している。パイロットライン26には操作レバー17が介装されており、操作レバー17の操作量に応じた大きさのパイロット圧Pがコントロールバルブ24へ導入されている。なお、図1中の油圧シリンダ22は前述の作業装置13を駆動するアクチュエータであり、油圧モータ23は旋回装置や走行装置を駆動するアクチュエータである。
また、パイロットライン26には、コントロールバルブ24へ導入されるパイロット圧Pの大きさを検出するパイロット圧力スイッチ7が介装されている。例えば、操作レバー17が何も操作されていない場合には、パイロット圧力スイッチ7で検出されるパイロット圧Pの大きさはP=0である。操作レバー17の操作量が大きければ検出されるパイロット圧Pも増大する。
本実施形態では、パイロット圧力スイッチ7で検出されたパイロット圧Pによって作業装置13や旋回装置,走行装置の作動状態が把握されており、パイロット圧Pの大きさは電子制御装置2へ入力されている。
本実施形態では、パイロット圧力スイッチ7で検出されたパイロット圧Pによって作業装置13や旋回装置,走行装置の作動状態が把握されており、パイロット圧Pの大きさは電子制御装置2へ入力されている。
[電子制御装置の内部構成]
電子制御装置(ECU)2は電装品3の動作を制御するコンピュータであり、図3に示すように、操作位置検出部2a,切換判定部(切換制御手段)2b,表示制御部(表示制御手段)2c及び電装品制御部(電装品制御手段)2dを備えて構成される。電子制御装置2の入力側には、前述の光センサ5,照度センサ6及びパイロット圧力スイッチ7が接続され、出力側には液晶ガラスパネル1,バックライト装置4及び電装品3が接続されている。
電子制御装置(ECU)2は電装品3の動作を制御するコンピュータであり、図3に示すように、操作位置検出部2a,切換判定部(切換制御手段)2b,表示制御部(表示制御手段)2c及び電装品制御部(電装品制御手段)2dを備えて構成される。電子制御装置2の入力側には、前述の光センサ5,照度センサ6及びパイロット圧力スイッチ7が接続され、出力側には液晶ガラスパネル1,バックライト装置4及び電装品3が接続されている。
操作位置検出部2aは、光センサ5で検出された液晶ガラスパネル1表面への操作の位置を検出するものである。ここでは、スイッチ表示エリア8の内部における操作位置が検出され、その情報が切換判定部2b及び電装品制御部2dへ伝達される。
切換判定部2bは、スイッチ表示エリア8内への画面表示の切換(オン・オフ)を判定する制御部である。ここで判定される表示のオン・オフの切り換えの条件は以下の通りである。また、ここでの判定結果は表示制御部2cへ伝達される。
(1)以下の表示条件が全て成立した場合に、操作スイッチの表示(オン)
・操作位置検出部2aで検出された操作位置がスイッチ表示エリア8の内部にある
・操作レバー17が操作されていない
(2)以下の非表示条件が成立した場合に、操作スイッチの消去(オフ)条件
・所定時間以上、操作位置検出部2aで何も操作が検出されない
表示制御部2cは、切換判定部2bでの判定結果と照度センサ6で検出された室外の照度に基づいて、液晶ガラスパネル1での表示画面を制御する制御部である。
切換判定部2bは、スイッチ表示エリア8内への画面表示の切換(オン・オフ)を判定する制御部である。ここで判定される表示のオン・オフの切り換えの条件は以下の通りである。また、ここでの判定結果は表示制御部2cへ伝達される。
(1)以下の表示条件が全て成立した場合に、操作スイッチの表示(オン)
・操作位置検出部2aで検出された操作位置がスイッチ表示エリア8の内部にある
・操作レバー17が操作されていない
(2)以下の非表示条件が成立した場合に、操作スイッチの消去(オフ)条件
・所定時間以上、操作位置検出部2aで何も操作が検出されない
表示制御部2cは、切換判定部2bでの判定結果と照度センサ6で検出された室外の照度に基づいて、液晶ガラスパネル1での表示画面を制御する制御部である。
まず、切換判定部2bで上記の表示条件が成立した場合、表示制御部2cは表示用TFTユニット1aの内部の透明電極間に電圧を与え、スイッチ表示エリア8内の液晶ガラスパネル1上に図5に示すような電装品3の操作スイッチを表示させる。このとき、室外の照度Eが予め設定された所定照度E0よりも低い(室外が暗い)場合には、バックライト装置4を点灯させる。一方、室外の照度Eが所定照度E0以上である場合には、バックライト装置4を消灯させたままとする。
また、上記の非表示条件が成立した場合には、透明電極間を非通電状態に制御して液晶ガラスパネル1上の操作スイッチを消去させる。このときは、バックライト装置4も消灯させる。
電装品制御部2dは、電装品3の動作を制御する制御部である。ここでは、液晶ガラスパネル1上に表示された電装品3の操作スイッチの表示位置と、操作位置検出部2aで検出された操作位置とに基づいて、空調装置3a及び音響装置3bの動作が制御される。例えば、空調装置3aや音響装置3bの電源のオン・オフや、温度設定,風量設定,音量設定等の動作が制御されるようになっている。
電装品制御部2dは、電装品3の動作を制御する制御部である。ここでは、液晶ガラスパネル1上に表示された電装品3の操作スイッチの表示位置と、操作位置検出部2aで検出された操作位置とに基づいて、空調装置3a及び音響装置3bの動作が制御される。例えば、空調装置3aや音響装置3bの電源のオン・オフや、温度設定,風量設定,音量設定等の動作が制御されるようになっている。
[フローチャート]
図4に示すフローチャートを用いて、電子制御装置2の内部で繰り返し実施される制御内容を説明する。
まずステップA10では、切換判定部2bにおいて、スイッチ表示エリア8の内部への操作がなされたか否かが判定される。操作がなされていないと判定された場合には、そのままフローが終了するため、液晶ガラスパネル1には何も表示されず、スイッチ表示エリア8はほぼ透明のままである。一方、操作がなされていると判定された場合には、ステップA20へ進む。
図4に示すフローチャートを用いて、電子制御装置2の内部で繰り返し実施される制御内容を説明する。
まずステップA10では、切換判定部2bにおいて、スイッチ表示エリア8の内部への操作がなされたか否かが判定される。操作がなされていないと判定された場合には、そのままフローが終了するため、液晶ガラスパネル1には何も表示されず、スイッチ表示エリア8はほぼ透明のままである。一方、操作がなされていると判定された場合には、ステップA20へ進む。
ステップA20では、切換判定部2bにおいて、パイロット圧力スイッチ7で検出されたパイロット圧Pの大きさが0であるか否かが判定される。ここでは、操作レバー17が操作されているか否かが判定されている。P≠0である場合には、そのままフローが終了し、液晶ガラスパネル1には何も表示されない。一方、P=0である場合には、ステップA30へ進む。
ステップA30では、表示制御部2cにおいて、バックライト装置4による照明が必要であるか否かが室外の照度Eに基づいて判定される。ここでは、照度センサ6で検出された室外の照度Eが予め設定された所定照度E0よりも低い(E<E0)か否かが判定される。ここで、室外の照度E<E0である場合には、液晶ガラスディスプレイ1の視認性を確保するため、ステップA40へ進んでバックライト装置4を点灯させた後にステップA50へ進む。一方、室外の照度E≧E0である場合には、室外が十分に明るく液晶ガラスディスプレイ1の画像が鮮明になるため、バックライト装置4を点灯させることなくステップA50へ進む。
そしてステップA50では、表示制御部2cによって液晶ガラスパネル1のスイッチ表示エリア8に電装品3の操作スイッチが表示される。また、続くステップA60では、電装品制御部2dにおいて、表示された操作スイッチに対するオペレータの操作に応じて空調装置3aや音響装置3bが制御され、ステップA70へ進む。
ステップA70では、切換判定部2aにおいて、スイッチ表示エリア8への最後の操作から所定時間以上の時間が経過したか否かが判定される。ここで、所定時間が経過していない場合にはステップA30へ戻り、所定時間が経過するとステップA80へ進む。そしてステップA80では、表示制御部2cにより、電装品3の操作スイッチの表示が消去される。
ステップA70では、切換判定部2aにおいて、スイッチ表示エリア8への最後の操作から所定時間以上の時間が経過したか否かが判定される。ここで、所定時間が経過していない場合にはステップA30へ戻り、所定時間が経過するとステップA80へ進む。そしてステップA80では、表示制御部2cにより、電装品3の操作スイッチの表示が消去される。
例えば、ステップA70での判定に係る所定時間が3秒であるとすると、スイッチ表示エリア8への操作がなされてから3秒間は、何も操作をしなくとも操作スイッチが表示されたままとなり、また3秒以上操作をせずに放っておくと自動的に操作スイッチの表示が消えることになる。
[効果]
このように、本操作入力装置によれば、液晶ガラスパネル1のスイッチ表示エリア8に表示された操作スイッチで、電装品3を操作することができる。また、従来はコンソール16の上面に配置されていたスイッチ類をガラス18面上の操作スイッチに置き換えることで、コンソール16周りのスペースの有効利用が可能となり、コンソール16に設けられる操作レバー17等のレイアウトの自由度を高めることができる。また、操作レバー17が設けられるコンソール16から電装品3の操作スイッチを分離することにより、操作レバー17の誤操作が防止されるため、操作性を向上させることができる。
このように、本操作入力装置によれば、液晶ガラスパネル1のスイッチ表示エリア8に表示された操作スイッチで、電装品3を操作することができる。また、従来はコンソール16の上面に配置されていたスイッチ類をガラス18面上の操作スイッチに置き換えることで、コンソール16周りのスペースの有効利用が可能となり、コンソール16に設けられる操作レバー17等のレイアウトの自由度を高めることができる。また、操作レバー17が設けられるコンソール16から電装品3の操作スイッチを分離することにより、操作レバー17の誤操作が防止されるため、操作性を向上させることができる。
また、ガラス18面側に設けられる電装品3の操作スイッチの表示画像を任意に設定することができ、スイッチのレイアウトの自由度を高めることができる。
また、スイッチ表示エリア8に触れなければ操作スイッチは表示されないため、電装品3への操作が必要な時にのみ操作スイッチを表示させることができ、外部の視認性を確保することができる。同様に、操作レバー17の操作時にも操作スイッチは表示されないため、作業時の視界も確保でき、電装品の誤操作を防止することもできる。なお、操作スイッチが表示されていたとしても、操作レバー17の操作時には電装品3の操作に係る制御が中断され、少なくとも所定時間経過後には非表示とされるため、使い勝手がよい。
また、スイッチ表示エリア8に触れなければ操作スイッチは表示されないため、電装品3への操作が必要な時にのみ操作スイッチを表示させることができ、外部の視認性を確保することができる。同様に、操作レバー17の操作時にも操作スイッチは表示されないため、作業時の視界も確保でき、電装品の誤操作を防止することもできる。なお、操作スイッチが表示されていたとしても、操作レバー17の操作時には電装品3の操作に係る制御が中断され、少なくとも所定時間経過後には非表示とされるため、使い勝手がよい。
また、操作スイッチを表示させるための手順が簡単であり、利便性が高いという利点もある。また、所定時間以上何も操作をしなければ、自動的に窓面上の操作スイッチが消える点においても、従来のスイッチ類と比較して利便性が高い。
また、透過型ディスプレイとしてTFT液晶ガラスパネルを使用しているため、必要に応じて透明な窓面に操作スイッチを表示させることが容易であり、製品コストを抑えることができる。また、液晶ガラスパネル1の内部に光センサ5を埋め込んであるため、ガラスパネル1の表面にタッチセンサ等を設けたものよりも全体の厚みを薄くすることができ、外光の透過量を増加させることができる。
また、透過型ディスプレイとしてTFT液晶ガラスパネルを使用しているため、必要に応じて透明な窓面に操作スイッチを表示させることが容易であり、製品コストを抑えることができる。また、液晶ガラスパネル1の内部に光センサ5を埋め込んであるため、ガラスパネル1の表面にタッチセンサ等を設けたものよりも全体の厚みを薄くすることができ、外光の透過量を増加させることができる。
また、照度センサ6とバックライト装置4とを備えているため、例えば夜間や天気の悪い時等、十分な外光が得られない状況下であっても、自動的にバックライト装置4を点灯させて操作スイッチを明瞭に表示することができる。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
電装品3の操作スイッチをガラス18面上に表示させる手段に関して、上述の実施形態では液晶ガラスパネル1が使用されているが、その他の方式の液晶パネルを用いることも可能である。さらに、電圧制御により可視光の透過量を制御可能な液晶パネルだけでなく、電圧制御により可視光の発光量が制御可能なデバイスを用いてもよい。例えば、一対の電極層とその電極層間に挟装された発光層とを有するELパネルを利用することが考えられる。具体的には、発光層をジアミン類等の蛍光発光物質で形成した有機ELパネルや、発光層を無機物の蛍光発光物質で形成した無機ELパネル等が挙げられる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
電装品3の操作スイッチをガラス18面上に表示させる手段に関して、上述の実施形態では液晶ガラスパネル1が使用されているが、その他の方式の液晶パネルを用いることも可能である。さらに、電圧制御により可視光の透過量を制御可能な液晶パネルだけでなく、電圧制御により可視光の発光量が制御可能なデバイスを用いてもよい。例えば、一対の電極層とその電極層間に挟装された発光層とを有するELパネルを利用することが考えられる。具体的には、発光層をジアミン類等の蛍光発光物質で形成した有機ELパネルや、発光層を無機物の蛍光発光物質で形成した無機ELパネル等が挙げられる。
また、電装品3の操作スイッチへの操作を検出する手段に関して、上述の実施形態では光センサ5が使用されているが、その他のセンサを用いることも可能である。例えば、液晶ガラスパネル1の表面に接触式のタッチパネルを貼り付けることが考えられる。具体的には、一対の透明導電膜とその透明導電膜間に挟装された中空層とを有し、透明導電膜同士の接触位置から操作の位置を検出する抵抗膜方式のタッチパネルが挙げられる。あるいは、透明導電膜と透明導電膜上の全体に均一な電界を形成する電界形成手段とを有し、透明導電膜上の表面電荷の変化から操作の位置を検出する静電容量方式のタッチパネル等も挙げられる。
図8に、有機ELパネル及び抵抗膜方式のタッチパネルを利用した本発明の変形例を示す。ここでは、上述の実施形態におけるスイッチ表示エリア8の断面を模式的に示す。
スイッチ表示エリア8は、非発光時にはほぼ透明な無機ELパネル(透過型ディスプレイ)31及びタッチパネル(操作検出手段)32を貼り合わせた構造となっている。無機ELパネル31は、発光層を硫化亜鉛等からなる発光層31aをインジウムスズ酸化物(ITO)等からなる透明電極層31bで挟装し、さらにこれらをガラス層31cで挟装したものである。透明電極層31bに電圧を与えることにより発光層31aで発光させて、任意の発光画像を表示できるようになっている。
スイッチ表示エリア8は、非発光時にはほぼ透明な無機ELパネル(透過型ディスプレイ)31及びタッチパネル(操作検出手段)32を貼り合わせた構造となっている。無機ELパネル31は、発光層を硫化亜鉛等からなる発光層31aをインジウムスズ酸化物(ITO)等からなる透明電極層31bで挟装し、さらにこれらをガラス層31cで挟装したものである。透明電極層31bに電圧を与えることにより発光層31aで発光させて、任意の発光画像を表示できるようになっている。
また、タッチパネル32は、無機ELパネル31におけるキャブ14の室内側に密着されたほぼ透明なセンサであり、透明導電膜32aをペット樹脂等の透明プラスチック層32bで挟装したものである。このタッチパネル32は、透明導電膜32aへの押圧操作によって生じる電圧変化に基づいて、その押圧位置を検出できるようになっている。
無機ELパネル31は、上述の実施形態における液晶ガラスディスプレイと異なり自ら発光するため、バックライト装置4が不要であり、かつ、クリアな表示画像が得られるため、視認性をより向上させることができるという利点がある。
無機ELパネル31は、上述の実施形態における液晶ガラスディスプレイと異なり自ら発光するため、バックライト装置4が不要であり、かつ、クリアな表示画像が得られるため、視認性をより向上させることができるという利点がある。
また、透明電極層31b間の電圧制御により発光層31aにおける発光量を自在に制御することができる。つまり、照度センサ6で検出された室外の照度Eに応じて表示される操作スイッチの明るさを変更することも容易である。
なお、キャブ14の室内照度を検出する室内照度センサ(第二照度検出手段)を設け、その室内照度に応じて発光層31aにおける発光量を調節する構成とすることも考えられる。例えば、室内照度が低いほど発光量を減少させ、室内照度が高いほど発光量を増加させれば、常に鮮明で目への負担の少ない画面表示が可能となる。
なお、キャブ14の室内照度を検出する室内照度センサ(第二照度検出手段)を設け、その室内照度に応じて発光層31aにおける発光量を調節する構成とすることも考えられる。例えば、室内照度が低いほど発光量を減少させ、室内照度が高いほど発光量を増加させれば、常に鮮明で目への負担の少ない画面表示が可能となる。
また、抵抗膜方式のタッチパネル32を用いれば、無機ELパネル31の内部に前述の光センサ5等を埋め込まなくても、スイッチ表示エリア8への押圧操作を容易に検出することができ、操作性を確保することができる。また、透明導電膜32a及び透明プラスチック層32bで形成することで、タッチパネル32自体をほぼ透明にすることができ、操作スイッチが非表示の際における外部の視認性を向上させることができる。
[その他]
また、上述の実施形態における操作スイッチの表示・非表示に係る条件を変更することも考えられる。この場合、操作レバー17の操作時以外は操作スイッチを表示させておくこととしてもよいし、あるいは、操作スイッチを表示させるための別な条件を付加(専用のボタンスイッチを別設するなど)してもよい。より簡素な構成とするならば、操作レバー17の操作状態に関わらず、常時操作スイッチを表示させておくことも考えられる。この場合、通常作業時におけるオペレータの視界の外部にスイッチ表示エリア8を設定することが好ましい。
また、上述の実施形態における操作スイッチの表示・非表示に係る条件を変更することも考えられる。この場合、操作レバー17の操作時以外は操作スイッチを表示させておくこととしてもよいし、あるいは、操作スイッチを表示させるための別な条件を付加(専用のボタンスイッチを別設するなど)してもよい。より簡素な構成とするならば、操作レバー17の操作状態に関わらず、常時操作スイッチを表示させておくことも考えられる。この場合、通常作業時におけるオペレータの視界の外部にスイッチ表示エリア8を設定することが好ましい。
また、上述の実施形態では、図5に示すように、ステップA20においてパイロット圧Pの大きさが0でない場合にはそのままフローが終了するようになっているが、これをステップA80へ進むようにすれば、操作レバー17の操作時に直ちに操作スイッチを非表示とすることができる。
また、上述の実施形態の表示条件には、操作レバー17が操作されていないことが挙げられているが、下部走行体11の走行装置が作動していないという条件をこれに付加してもよい。なお、上述の実施形態では、パイロットライン26のパイロット圧Pから操作レバー17の操作状態を検出しているが、作業装置13や旋回装置の作動状態を直接検出するような構成としてもよい。
また、上述の実施形態の表示条件には、操作レバー17が操作されていないことが挙げられているが、下部走行体11の走行装置が作動していないという条件をこれに付加してもよい。なお、上述の実施形態では、パイロットライン26のパイロット圧Pから操作レバー17の操作状態を検出しているが、作業装置13や旋回装置の作動状態を直接検出するような構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、図5に示すような操作スイッチの画像が例示されているが、操作スイッチのデザインを複数種類用意しておき、オペレータの好みに応じて選択できるよう構成してもよい。例えば、操作スイッチの画像中における各ボタン部分の大きさを拡大させたデザインのものを用意しておけば、電装品3をさらに使いやすくすることができる。
また、上述の実施形態では、ガラス18面のうちスイッチ表示エリア8のみに液晶ガラスパネル1及びバックライト装置4が備えられているが、キャブ14の右側面の全体に液晶ガラスパネル1及びバックライト装置4を拡張してもよい。この場合、操作スイッチの画像の表示位置をオペレータの好みに応じて変更可能とすることで、より使い勝手を向上させることが可能となる。
なお本発明は、油圧ショベルだけでなくクレーン等の履帯式建設機械やホイールローダ等、様々な建設機械に適用することが可能である。
1 液晶ガラスパネル(透過型ディスプレイ)
1a 表示用TFTユニット
2 電子制御装置
2a 操作位置検出部
2b 切換判定部(切換制御手段)
2c 表示制御部(表示制御手段)
2d 電装品制御部(電装品制御手段)
3 電装品
3a 空調装置(エアコンユニット)
3b 音響装置(オーディオユニット)
4 バックライト装置
4a 導光板
4b 白色LED
5 光センサ(操作検出手段)
6 照度センサ(照度検出手段)
7 パイロット圧力スイッチ
8 スイッチ表示エリア
10 油圧ショベル
11 下部走行体
12 上部旋回体
13 作業装置
14 キャブ
15 シート(運転席)
16 コンソール
17 操作レバー
18 ガラス(窓)
19 窓枠
31 無機ELパネル(透過型ディスプレイ)
32 タッチパネル(操作検出手段)
1a 表示用TFTユニット
2 電子制御装置
2a 操作位置検出部
2b 切換判定部(切換制御手段)
2c 表示制御部(表示制御手段)
2d 電装品制御部(電装品制御手段)
3 電装品
3a 空調装置(エアコンユニット)
3b 音響装置(オーディオユニット)
4 バックライト装置
4a 導光板
4b 白色LED
5 光センサ(操作検出手段)
6 照度センサ(照度検出手段)
7 パイロット圧力スイッチ
8 スイッチ表示エリア
10 油圧ショベル
11 下部走行体
12 上部旋回体
13 作業装置
14 キャブ
15 シート(運転席)
16 コンソール
17 操作レバー
18 ガラス(窓)
19 窓枠
31 無機ELパネル(透過型ディスプレイ)
32 タッチパネル(操作検出手段)
Claims (12)
- 作業機械に搭載された電装品の操作入力装置であって、
キャブの窓面に設けられた透過型ディスプレイと、
操作者による該透過型ディスプレイの室内側の表面への操作を検出する操作検出手段と、
該透過型ディスプレイ上に該電装品の操作スイッチを表示する表示制御手段と、
該操作スイッチの表示位置及び該操作検出手段で検出された該操作の位置に応じて該電装品を制御する電装品制御手段と
を備えたことを特徴とする、作業機械の操作入力装置。 - 該表示制御手段が、該透過型ディスプレイ上への該電装品の操作スイッチの表示又は非表示を切換自在に制御する
ことを特徴とする、請求項1記載の作業機械の操作入力装置。 - 該切換制御手段が、該操作スイッチが表示されていない場合に、該操作検出手段により該表面への操作が検出されると、該表示制御手段に該操作スイッチを表示させる
ことを特徴とする、請求項2記載の作業機械の操作入力装置。 - 該切換制御手段が、該作業機械の作業装置,旋回装置又は走行装置の作動時に、該表示制御手段による該操作スイッチの表示を禁止する
ことを特徴とする、請求項3記載の作業機械の操作入力装置。 - 該切換制御手段が、該操作検出手段による該表面への操作を所定時間以上検出しない場合に、該表示制御手段に該操作スイッチの表示を非表示へ切換えさせる
ことを特徴とする、請求項3又は4記載の作業機械の操作入力装置。 - 該透過型ディスプレイが、一対の電極間に挟装された遮光部材を有し、
該表示制御手段が、該一対の電極間の電圧を制御して該透過型ディスプレイ上に該操作スイッチを表示する
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の作業機械の操作入力装置。 - 該透過型ディスプレイよりも該キャブの室外側に配置されたエッジライト方式のバックライト装置をさらに備え、
該表示制御手段が、該操作スイッチの表示時に該バックライト装置を点灯制御する
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の作業機械の操作入力装置。 - 該キャブの外部の照度を検出する照度検出手段をさらに備え、
該表示制御手段が、該照度検出手段で検出された該照度が予め設定された所定照度未満である場合に、該バックライト装置を点灯させる
ことを特徴とする、請求項7記載の作業機械の操作入力装置。 - 該透過型ディスプレイが、一対の電極層と該電極層間に挟装された発光層とを有し、
該表示制御手段が、該一対の電極層間の電圧を制御して該透過型ディスプレイ上に該電装品の操作スイッチを表示する
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の作業機械の操作入力装置。 - 該キャブの内部の照度を検出する第二照度検出手段をさらに備え、
該表示制御手段が、該第二照度検出手段で検出された該照度に応じて該発光層における表示輝度を調節する
ことを特徴とする、請求項9記載の作業機械の操作入力装置。 - 該操作検出手段が、一対の透明導電膜と該透明導電膜間に挟装された中空層とを有し、該透明導電膜同士の接触位置から該操作の位置を検出する抵抗膜方式のタッチパネルである
ことを特徴とする、請求項1〜10の何れか1項に記載の作業機械の操作入力装置。 - 該操作検出手段が、該操作に係る指の反射光を検出する光センサを有する
ことを特徴とする、請求項1〜10の何れか1項に記載の作業機械の操作入力装置。
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JP2007190617A JP2009023581A (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | 作業機械の操作入力装置 |
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JP2007190617A JP2009023581A (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | 作業機械の操作入力装置 |
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2007
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