JP2020156446A - 芝刈機 - Google Patents

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Hajime Yoshimura
肇 吉村
信男 山崎
Nobuo Yamazaki
信男 山崎
賢太 小東
Kenta Koto
賢太 小東
亮太 久田
Ryota HISADA
亮太 久田
内海 誠
Makoto Uchiumi
誠 内海
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Abstract

【課題】ロータリ式でありながら、場所を選ばずブレードをメンテナンスできる芝刈機を提供する。【解決手段】芝刈機10は、芝刈用モータ17に連結され、略鉛直方向に延びる回転軸41と、回転軸41と一体に回転するブレード15と、ブレード15を回転可能に収容し、下方が開放されたハウジング18と、を備える。ハウジング18には、ブレード15の上方からブレード15に接触可能な砥石90が設けられ、ブレード15の刃部52は、砥石90に接触可能なメンテナンス位置と、芝刈りを実行する作動位置とを移動可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、芝刈機に関する。
芝刈機としては、略水平方向に延びる回転軸を中心として回転する螺旋状のリール刃と固定刃との間で芝を刈るリール式の芝刈機と、略鉛直方向に延びる回転軸を中心として回転するブレードで芝を刈るロータリ式の芝刈機と、が知られている。
芝刈機では、リール刃やブレードの切れ味が低下すると、芝の葉先が潰れて白色化する、いわゆる白ひげが発生し、芝刈り後の芝の見た目が低下する虞がある。
特許文献1には、固定刃に代えて砥石を取り付けることで、場所を選ばずリール刃を研磨できるリール式の芝刈機が開示されている。
また、特許文献2には、ロータリ式の自律走行電動芝刈機のブレードを研磨する研磨装置を備えた自律走行電動芝刈機用の充電ステーションが開示されている。
特開2001−000025号公報 特開2016−120583号公報
しかしながら、特許文献2では、充電ステーションでしかブレードを研磨できない。また、芝刈機のブレードに泥や刈芝が付着してしまった際にはユーザがブレードをブラシで擦って洗浄しており、非常に労力を要していた。そこで、場所を選ばず簡単にブレードをメンテナンス(ブレードの研磨や洗浄)できるロータリ式の芝刈機が要望されている。
本発明は、ロータリ式でありながら、場所を選ばずブレードをメンテナンスできる芝刈機を提供する。
本発明は、
動力源に連結され、略鉛直方向に延びる回転軸と、
該回転軸と一体に回転するブレードと、
前記ブレードを回転可能に収容し、下方が開放されたハウジングと、を備える芝刈機であって、
前記ハウジングには、前記ブレードの上方から前記ブレードに接触可能なメンテナンスツールが設けられ、
前記ブレードの刃部は、前記メンテナンスツールに接触可能なメンテナンス位置と、芝刈りを実行する作動位置とを移動可能である。
本発明によれば、ロータリ式でありながら、場所を選ばずブレードをメンテナンスできる。
本発明の一実施形態に係る芝刈機の側面図である。 図1の芝刈機に搭載される刃部位置変更機構を示す断面図である。 図2の要部拡大断面図である。 ブレードの斜視図である。 ブレードの要部分解斜視図である。 刃部が水平状態(回動角θr=0°)のとき、即ち作動位置のときの刃部の傾斜角と変換機構との関係を示す説明図である。 刃部が傾斜状態(回動角θr>0°)のとき、即ち待機位置のときの刃部の傾斜角と変換機構との関係を示す説明図である。 刃部が待機位置から作動位置に戻るときの刃部の傾斜角と変換機構との関係を示す説明図である。 刃部が作動位置に戻ったときの刃部の傾斜角と変換機構との関係を示す説明図である。 メンテナンス時のブレード及び砥石を示す下面図である。 メンテナンス時のブレード及び砥石を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。なお、以下の説明では、芝刈機10の進行方向を前方とし、後退方向を後方とし、前後方向に直交する方向を左右方向とする。
[芝刈機]
図1に示すように、芝刈機10は、乗用型芝刈機であり、機体11を備える。機体11には、走行用モータ12と、機体11の後部に設けられ、走行用モータ12によって駆動される左右の後輪13と、機体11の前部に設けられる左右の前輪14と、機体11の下部に設けられ、芝を刈るブレード15と、略鉛直方向に延び、ブレード15の回転中心となる回転軸41と、回転軸41を介してブレード15を回転させる芝刈用モータ17と、少なくともブレード15の周囲を覆うとともに刈られた芝を後方に導くハウジング18と、ハウジング18の後方に配置され、刈られた芝を貯めるグラスバッグ19と、刈られた芝をハウジング18からグラスバッグ19に導くグラスダクト20と、作業者Qが乗車する乗車部21と、を備える。
乗車部21には、作業者Qが着座するシート22、前輪14を操舵する操舵ハンドル23、アクセル開度を操作するアクセルペダル24、車速を設定する走行変速レバー25などが設けられている。
芝刈り作業時は、走行用モータ12による後輪13の駆動で機体11を走行させながら、芝刈用モータ17でブレード15を回転させる。ブレード15が回転すると、芝が刈られ、さらにハウジング18の中に旋回する空気の流れが生じる。これにより、ブレード15で刈られた芝は、ハウジング18内の空気の流れに乗り、グラスダクト20を通ってグラスバッグ19に集められる。
[刃部位置変更機構]
図2〜図6Dに示すように、本実施形態のブレード15は、回転軸41と一体に回転するブレード本体15aと、ブレード本体15aに対して回動可能に設けられる刃部52と、を備え、刃部52の回動に基づいて、刃部52の位置を変化させることが可能に構成される。本実施形態の芝刈機10は、芝刈用モータ17の駆動力でブレード15を回転させるとともに、刃部52の角度を変更することで刃部52の位置を変える刃部位置変更機構100を備える。以下、刃部位置変更機構100について詳述する。
図2及び図3に示されるように、芝刈用モータ17が発生した動力は、作業動力伝達系統30によってカッタ機構40に伝えられる。芝刈用モータ17からカッタ機構40の回転軸41までの作業動力伝達系統30には、伝動機構32が介在している。この伝動機構32は、駆動ギヤ33と従動ギヤ34とを備える。駆動ギヤ33は、芝刈用モータ17の出力軸17aに取り付けられている。従動ギヤ34は、回転軸41の上端部41bに取り付けられている。これらの駆動ギヤ33及び従動ギヤ34は、平歯車によって構成されている。
カッタ機構40は、回転軸41と伝達機構70とを備える。この伝達機構70については後述する。回転軸41は、ハウジング18の上下方向に延びており、芝刈用モータ17の出力軸17aに対して平行に位置している。この回転軸41は、軸受42、43によって、スタンド26に回転可能に且つ軸方向への移動が規制された状態で支持されている。この結果、回転軸41は、ハウジング18に回転可能に且つ軸方向への移動が規制されて支持される。
回転軸41は、中空状に構成されている。回転軸41の下端部41aは、ハウジング18内に位置している。この下端部41aは、回転軸41のなかの他の部位に比べて大径であって、下方を開放した略カップ状に形成されている。この下端部41aのなかの、開放された下端面は、キャップ44によって塞がれている。このキャップ44は、ボルト等の固定部材によって、回転軸41の下端部41aに取り外し可能に取り付けられている。下端部41aの内部とキャップ44とによって、空間部45が形成されている。
ブレード15は、図4に示すように、回転軸41に設けられてハウジング18内に収納されている。このブレード15は、回転軸41に対し直交した(略直交を含む)水平線46に沿って延びた、平面視略平板状の細長い部材である。ブレード15の長手方向の中央には、環状のハブ51が設けられている。このハブ51は、回転軸41の下端部41aの外周面に嵌合された環状の部材である。このハブ51は、下端部41aにボルト等の固定部材によって、取り外し可能に取り付けられている。このため、ブレード15は、回転軸41と共に回転可能である。
ブレード15は、少なくとも一部に刃部52を有している。より具体的に説明すると、ブレード15は、長手方向の両端部に、それぞれ刃部52が設けられる。この刃部52は、芝刈作業時におけるブレード15の回転方向の上流側に位置している。ブレード15は、刃部52を配置するためのスペースの分だけ、切り欠かれている。
この刃部52は、水平線46に沿って上下回動角を変更可能である。より詳しく述べると、水平線46上には一対の支持軸53が配置されている。この一対の支持軸53は、互いに同心上に位置している。この一対の支持軸53の一端部は、ハブ51を貫通して、回転軸41の下端部41aの空間部45まで延びている。さらに、ハブ51に対して、支持軸53の一端部は、回転可能に支持されるとともに、この支持軸53の軸長手方向への移動を規制されている。
図2及び図3に示すように、一対の刃部52は、一対の支持軸53に取り付けられている。このため、刃部52は、支持軸53の回転に従い、この支持軸53を中心として上下方向に回動可能である。刃部52の回動角は、アクチュエータ60が発する出力によって制御される。つまり、アクチュエータ60の出力は、前記伝達機構70によって刃部52に伝達される。この伝達機構70は、回転軸41の内部に収納されている。この伝達機構70は、制御軸71と変換機構80とを備える。
制御軸71は、回転軸41に対して軸方向へのスライド可能に、且つこの回転軸41に対して相対回転を規制されて、回転軸41の中に嵌合されている。具体的には、制御軸71は、回転軸41に対してスプライン72により、スライド可能に且つ相対回転を規制されている。なお、スプライン72の代わりにセレーションや平行キーの構成でもよい。
アクチュエータ60は、リニアアクチュエータによって構成されている。つまり、アクチュエータ60の出力軸60aは、制御軸71の軸方向にスライド可能である。この出力軸60aと制御軸71とは、回転軸41に対して同心上に位置している。
アクチュエータ60の出力軸60aは、制御軸71をスライド駆動可能に、この制御軸71の上端部71aに組み合わされている。より詳しく述べると、制御軸71の上端には、上を開放した断面円形状の凹部73が形成されている。アクチュエータ60の出力軸60aは、凹部73に嵌合されている。
アクチュエータ60の出力軸60aと制御軸71との間には、ラジアル軸受74とスラスト軸受75が介在している。出力軸60aの外周面は、ラジアル軸受74によって凹部73の内周面に回転可能且つスライド可能に支持されている。出力軸60aの下端面は、スラスト軸受75によって凹部73の底面に回転可能に接している。出力軸60aは、下降することにより、スラスト軸受75を介して制御軸71を下方にスライド変位させることができる。
制御軸71の下端部71bは、空間部45の中へ延びて、キャップ44の上面に面している。制御軸71の下端面とキャップ44の上面との間には、圧縮コイルばね76が介在している。この圧縮コイルばね76は、制御軸71を、アクチュエータ60の出力軸60aの下端面に向かって付勢している。このため、出力軸60aの下端面は、スラスト軸受75を介して凹部73の底面に常に接している。出力軸60aが上昇するに従って、圧縮コイルばね76は、制御軸71を上方にスライド変位させることができる。この結果、制御軸71は、アクチュエータ60の出力軸60aの進退運動に同期して、出力軸60aと同じ方向に上下スライドすることができる。
変換機構80は、制御軸71のスライド運動を刃部52の回動角を変更する運動、つまり回動運動に変換可能に、回転軸41の内部(空間部45)に収納されている。つまり、制御軸71の下端部71bは、変換機構80を介して刃部52に連結されている。
この変換機構80は、ピン81と一対のカム部82とを備える。ピン81は、制御軸71の下端部71bから径外方の両側へ延びている。例えば、このピン81は、下端部71bを径方向に貫通している。
図4及び図5も参照して、一対のカム部82は、一対の支持軸53の一端部にそれぞれ固定された円盤状の部材である。この一対のカム部82は、一対の支持軸53を中心として回転可能に、回転軸41の下端部41aに支持されている。このように、一対のカム部82は、刃部52の回動中心52a(水平線46)を基準として回転可能に回転軸41に支持されるとともに、支持軸53を介して刃部52に連結されている。
この一対のカム部82は、ピン81が接触可能なカム溝83を有している。このカム溝83同士は、互いに向かい合っている。ピン81の先端部は、カム溝83に接触可能である。これらのカム溝83は、制御軸71と共に上下に変位するピン81のスライド運動を、カム部82の回転運動に変換可能に構成されている。ピン81は、カム溝83の側面を摺りながら、上下に変位することが可能である。この結果、カム部82は回転する。
図5及び図6Aに示すように、このカム溝83は、刃部52の回動中心52aを基準とした、略横向きV字状に形成されている。ここで、刃部52の回動中心52aは、支持軸53の中心53aとカム部82の回転中心82aとに合致しているとともに、回転軸41に対し直交した水平線46に沿っている。詳しく述べると、カム溝83は、カム部82の回転中心82a上に位置した溝中心部84と、溝中心部84から上方且つ斜めに延びた上溝部85と、溝中心部84から下方且つ斜めに延びた下溝部86とからなる。溝中心部84と上溝部85と下溝部86とは、連続している。
次に、変換機構80と刃部52との動作関係について、図6A〜図6Dを参照しつつ説明する。図6Aは、刃部52が水平状態(回動角θr=0°)のときの、変換機構80と刃部52の関係を示している。このときに、ピン81は溝中心部84(カム部82の回転中心82a)に位置している。ブレード15は、水平状態の刃部52が矢印Rbで示す方向へ回転することによって芝草を刈ることができる。
その後、ピン81が、制御軸71と共に下方(矢印Ad方向)へ変位して、カム溝83の下溝部86の側壁を押し下げる。カム部82と支持軸53が図時計回りに回るので、刃部52は上方に回動する。この結果を図6Bに示す。この状態の刃部52が矢印Rcで示す方向へ回転することによって刃部52を研磨することができる。刃部52が水平状態から上方に回動する回動角θrの大きさは、制御軸71の下降変位量に対応し、砥石90と接触するように設定される。
その後、ピン81が、制御軸71と共に上方(矢印Au方向)へ変位と、ピン81が溝中心部84へ戻るまでは、ピン81は下溝部86内を上方へ変位するだけの、いわゆる空振り状態である。このため、刃部52の回動角θrは変化しない。
その後、図6Cに示されるように、ピン81が溝中心部84から更に上方(矢印Au方向)へ変位して、上溝部85の側壁を押し上げる。カム部82と支持軸53が図反時計回りに回るので、刃部52は下方に回動する。この結果を図6Dに示す。刃部52は水平状態(回動角θr=0°)に戻る。
[メンテナンスツール]
図2に示すように、ハウジング18には、ブレード15の上方からブレード15の刃部52に接触可能な砥石90が設けられている。ブレード15の刃部52は、前術した刃部位置変更機構100により砥石90に接触可能なメンテナンス位置と、芝刈りを実行する作動位置とを移動可能に設けられている。具体的に説明すると、刃部52は、図6Aに示すように、回動角θr=0°のときが作動位置であり、この状態でブレード15を矢印Rbで示す方向に回転させる回転させることで芝刈りを行うことができる。また、刃部52に、図6Bに示すように、上方に回動させると、砥石90に接触可能なメンテナンス位置となる。この状態でブレード15を芝刈作業時と反対方向である矢印Rc方向に回転させると、砥石90によって刃部52の接触部分を研磨することが可能になる。なお、メンテナンス作業時、即ち刃部52がメンテナンス位置(研磨位置)にあるときは、芝刈作業時、即ち刃部52が作動位置にあるときと比較してブレード15のスピードを落とすことが好ましい。例えば、芝刈用モータ17の回転速度を変えてもよいし、ギヤ比を切り替えて減速してもよい。
このような芝刈機10によれば、ブレード15を回転させながら砥石90を用いてブレード15の刃部52を研磨することにより、ブレード15の切れ味が落ちて刈った芝生に白ひげが発生することを抑制できる。また、ブレード15を芝刈機10から取り外さずに、且つ、芝刈機10を特定の場所に移動させずにブレード15を研磨することができるので、メンテナンス作業を容易にできる。さらに、ブレード15の刃部52は、砥石90に接触可能なメンテナンス位置と、芝刈りを実行する作動位置とを移動可能であるので、芝刈り作業時に砥石90が邪魔になることを回避できる。
図7Bに示すように、砥石90は、ブレード15の研磨時の回転方向(矢印Rcで示す方向)に対し斜めに接触することが望ましい。このようにすると、ブレード15の刃部52を砥石90に確実に接触させ、効果的にブレード15の刃を研ぐことができる。
砥石90の接触面をブレード15の回転方向に対し斜めに配置する場合、砥石90は、ブレード回転方向の上流側端部を支点(回動軸91)として上下方向に回動可能に支持するとともに、バネ92によってブレード15の刃部52に向けて付勢する。このようにすると、ブレード15の刃部52が砥石90に接触した際、刃部52の接触面に沿うように砥石90が回動するので、刃部52と砥石90との接触面積を増やし、ブレード15の刃部52を効率よく研磨できる。
また、バネ92は、ブレード15の刃部52に対する砥石90の接触圧を調整するので、接触圧の不足によって研磨効率が低下したり、過剰な接触圧によってブレード15の刃部52や砥石90が破損することを防止できる。なお、図7Bにおいて、符号93は、ハウジング18に固定され、且つ砥石90を支持する砥石支持部材であり、該砥石支持部材93は、回動軸91を介して砥石90を回動可能に支持するとともに、砥石90との間で圧縮コイルスプリングからなるバネ92を支持している。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、前述した実施形態では、乗用型の芝刈機を示したが、本発明は、手押し式及び自走式を含む歩行型の芝刈機や、自律走行型の芝刈機にも適用することができる。また、前述した実施形態では、ブレードを回転させる動力源としてモータを例示したが、動力源はエンジンであってもよい。また、前述した実施形態では、メンテナンスツールとして砥石を例示したが、メンテナンスツールは、ブレードに付着した泥や刈芝を除去するためのブラシであってもよい。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 動力源(芝刈用モータ17)に連結され、略鉛直方向に延びる回転軸(回転軸41)と、
該回転軸と一体に回転するブレード(ブレード15)と、
前記ブレードを回転可能に収容し、下方が開放されたハウジング(ハウジング18)と、を備える芝刈機(芝刈機10)であって、
前記ハウジングには、前記ブレードの上方から前記ブレードに接触可能なメンテナンスツール(砥石90)が設けられ、
前記ブレードの刃部(刃部52)は、前記メンテナンスツールに接触可能なメンテナンス位置と、芝刈りを実行する作動位置とを移動可能である、芝刈機。
(1)によれば、芝刈機を特定の場所に移動させずにブレードの刃をメンテナンスすることができるので、メンテナンス作業を容易にできる。さらに、ブレードの刃は、メンテナンスツールに接触可能なメンテナンス位置と、芝刈りを実行する作動位置とを移動可能であるので、芝刈り作業時にメンテナンスツールが邪魔するのを回避できる。
(2) (1)に記載の芝刈機であって、
前記刃部が前記メンテナンスツールと接触するように前記刃部の位置を変える刃部位置変更機構(刃部位置変更機構100)をさらに備える、芝刈機。
(2)によれば、芝刈機はブレードの刃部の位置を変える刃部位置変更機構を備えるので、メンテナンス時に適切な位置にブレードの刃部を配置することができる。
(3) (2)に記載の芝刈機であって、
前記ブレードは、
前記回転軸と一体に回転するブレード本体(ブレード本体15a)と、
前記ブレード本体に対して回動可能に設けられる前記刃部(刃部52)と、を備え、
前記刃部は、前記ブレード本体に対して回動することで前記メンテナンス位置と前記作動位置とを移動可能に構成される、芝刈機。
(3)によれば、ブレードの刃部は、ブレード本体に対する回動に基づいてメンテナンス位置と作動位置とに移動するので、ブレード全体を移動させることなく、ブレードの刃部をメンテナンスすることができる。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の芝刈機であって、
前記メンテナンスツールは、弾性部材(バネ92)を介して前記ハウジングに支持され、前記ブレードに対し接触圧を調整可能に構成される、芝刈機。
(4)によれば、メンテナンスツールが弾性部材を介してハウジングに支持されるので、ブレードをメンテナンスツールに押し付けるときの圧力を適切に調整できる。
(5) (1)〜(4)のいずれかに記載の芝刈機であって、
前記メンテナンスツールは砥石であり、前記メンテナンス位置は研磨位置である、芝刈機。
(5)によれば、ブレードを研磨することにより、ブレードの切れ味が落ちて刈った芝生に白ひげが発生することを抑制できる。
10 芝刈機
15 ブレード
15a ブレード本体
17 芝刈用モータ(動力源)
18 ハウジング
41 回転軸
52 刃部
90 砥石(メンテナンスツール)
92 バネ(弾性部材)
100 刃部位置変更機構

Claims (5)

  1. 動力源に連結され、略鉛直方向に延びる回転軸と、
    該回転軸と一体に回転するブレードと、
    前記ブレードを回転可能に収容し、下方が開放されたハウジングと、を備える芝刈機であって、
    前記ハウジングには、前記ブレードの上方から前記ブレードに接触可能なメンテナンスツールが設けられ、
    前記ブレードの刃部は、前記メンテナンスツールに接触可能なメンテナンス位置と、芝刈りを実行する作動位置とを移動可能である、芝刈機。
  2. 請求項1に記載の芝刈機であって、
    前記刃部が前記メンテナンスツールと接触するように前記刃部の位置を変える刃部位置変更機構をさらに備える、芝刈機。
  3. 請求項2に記載の芝刈機であって、
    前記ブレードは、
    前記回転軸と一体に回転するブレード本体と、
    前記ブレード本体に対して回動可能に設けられる前記刃部と、を備え、
    前記刃部は、前記ブレード本体に対して回動することで前記メンテナンス位置と前記作動位置とを移動可能に構成される、芝刈機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の芝刈機であって、
    前記メンテナンスツールは、弾性部材を介して前記ハウジングに支持され、前記ブレードに対し接触圧を調整可能に構成される、芝刈機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の芝刈機であって、
    前記メンテナンスツールは砥石であり、前記メンテナンス位置は研磨位置である、芝刈機。
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