JP2015008665A - 草刈機 - Google Patents

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貴士 上田
Takashi Ueda
貴士 上田
朋也 中島
Tomoya Nakajima
朋也 中島
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【課題】草刈機が備えるハンドルの回動操作を容易かつ迅速に行えるようにする。【解決手段】草刈機1Aは、前後に走行可能な本体10と、本体10に回動可能に設けられたハンドル15と、ハンドル15を本体10に回動可能に固定する支持軸23と、ハンドル15に設けられた第1係止ピン31と、本体10に設けられた第2係止ピン32と、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間に配置されたコイルばね33と、を有する。コイルばね33は、ハンドル15の第1状態から第2状態への移行に伴って第1係止ピン31が直線L1よりも前方へ移動すると、ハンドル15を第2状態に維持する力を該ハンドル15に付与し、ハンドル15の第2状態から第1状態への移行に伴って第1係止ピン31が直線L1よりも後方へ移動すると、ハンドル15を第1状態に維持する力を該ハンドル15に付与する。【選択図】図1

Description

本発明は草刈機に関し、特に、手押し式草刈機に関する。
刈刃および車輪を備えた本体にハンドルが設けられた手押し式草刈機が知られている。例えば、本体から延びる一対のアームと、一対のアームに跨って設けられ、使用者によって把持されるグリップと、から構成されるハンドルを備えた手押し式草刈機が知られている。このような手押し式草刈機では、グリップを把持した使用者が本体を押しながら歩くと、動力源によって回転駆動される刈刃によって芝や草が刈り込まれる。そこで、本明細書では、芝刈りや草刈りが行われる際の本体の進行方向を“前方”、進行方向と反対方向を“後方”と定義する。もっとも、グリップを把持した使用者が本体を引きながら歩いた場合(後退した場合)にも刈刃によって芝や草が刈り込まれる。換言すれば、本体が前進するときだけでなく、後進するときにも芝刈りや草刈りが行われる。すなわち、上記定義は、本体が後進する際に芝や草が刈り込まれる手押し式草刈機を本発明の範囲から除外するものではなく、あくまで説明の便宜上の定義に過ぎない。
特開2009−219428号公報
従来の手押し式草刈機の幾つかでは、ハンドルが本体に回動可能に取りけられている。具体的には、それぞれのアームの一端(グリップが設けられている端部と反対側の端部)が本体の側面に回動可能に固定されている。手押し式草刈機の使用時には、前方に回動されていたハンドルが後方へ向けて回動され、本体に対して斜め上向きに立てられる(第1状態)。一方、手押し式草刈機の非使用時(収納時や保管時など)には、後方に回動されていたハンドルが前方へ向けて回動されて倒伏される(第2状態)。すなわち、ハンドルは、回動操作によって、第1状態から第2状態へ、または第2状態から第1状態へ移行される。
しかし、アームの一端はボルトその他の固定手段によって本体に固定されている。したがって、ハンドルを回動させるためには、固定手段によるアームの固定を解除する必要があった。すなわち、ハンドルを第1状態から第2状態へ移行させる際にも、第2状態から第1状態へ移行させる際にも、固定手段によるアームの固定を一度解除した後に、再び固定手段によってアームを固定する必要があった。
また、ハンドルはボルトなどの固定手段によって本体にリジッドに固定されるので、本体が走行する地面の起伏などに応じてハンドルの位置(主に高さ)が変化する。この場合、使用者はハンドルの位置変化に合わせて作業しなければならないので、不自然な姿勢で歩くことを余儀なくされ、疲労が増すことがあった。
本発明の目的は、草刈機が備えるハンドルの回動操作を容易かつ迅速に行えるようにすることである。
本発明の草刈機は、少なくとも前方および後方に走行可能な本体と、前記本体に設けられた刈刃と、前記本体に回動可能に設けられたハンドルと、前記ハンドルを前記本体に回動可能に固定する支持軸と、前記ハンドルに設けられ、該ハンドルの回動に伴って前記支持軸を中心とする円の円周上を移動する第1係止部と、前記本体に設けられた第2係止部と、前記第1係止部と前記第2係止部との間に配置された弾性部材と、を有する。前記ハンドルは、回動操作によって、前記第1係止部が前記支持軸と前記第2係止部とを結ぶ直線よりも後方に位置する第1状態と、前記第1係止部が前記直線よりも前方に位置する第2状態と、に移行可能である。前記弾性部材は、前記ハンドルの前記第1状態から前記第2状態への移行に伴って前記第1係止部が前記直線よりも前方へ移動すると、前記ハンドルを前記第2状態に維持する力を該ハンドルに付与する。また、前記弾性部材は、前記ハンドルの前記第2状態から前記第1状態への移行に伴って前記第1係止部が前記直線よりも後方へ移動すると、前記ハンドルを前記第1状態に維持する力を該ハンドルに付与する。
本発明の一態様では、前記第2係止部は、前記支持軸と前記第1係止部とを結ぶ直線よりも下方に位置し、前記弾性部材は、前記ハンドルに引張力を付与する。
本発明の他の態様では、前記第2係止部は、前記支持軸と前記第1係止部とを結ぶ直線よりも上方に位置し、前記弾性部材は、前記ハンドルに押圧力を付与する。
本発明の他の態様では、前記第1状態にある前記ハンドルに当接し、前記弾性部材によって前記ハンドルに与えられる力に抗して該ハンドルを所定位置に保持する第1ストッパと、前記第2状態にある前記ハンドルに当接し、前記弾性部材によって前記ハンドルに与えられる力に抗して該ハンドルを所定位置に保持する第2ストッパと、が設けられる。
本発明の他の態様では、前記第2係止部は、前記本体に設けられた長孔に挿入され、前記ハンドルの回動に伴って前記長孔の長手方向に移動する。
本発明によれば、回動操作が容易かつ迅速に行えるハンドルを備えた草刈機が提供される。
ハンドルが第1状態にあるときの第1の実施形態に係る草刈機の側面図であって、(a)は全体側面図、(b)は部分拡大側面図である。 ハンドルが第2状態にあるときの第1の実施形態に係る草刈機の側面図であって、(a)は全体側面図、(b)は部分拡大側面図である。 第1の実施形態に係る草刈機の平面図である。 (a)〜(e)は、ハンドルが第1状態から第2状態に移行する際の第1係止ピンの動きを示す説明図である。 (a)〜(e)は、ハンドルが第2状態から第1状態に移行する際の第1係止ピンの動きを示す説明図である。 (a),(b)は、第1の実施形態に係る草刈機の第1の変形例を示す部分拡大側面図である。 (a),(b)は、第1の実施形態に係る草刈機の第2の変形例を示す側面図である。 ハンドルが第1状態にあるときの第2の実施形態に係る草刈機の側面図であって、(a)は全体側面図、(b)は部分拡大側面図である。 ハンドルが第2状態にあるときの第2の実施形態に係る草刈機の側面図であって、(a)は全体側面図、(b)は部分拡大側面図である。 (a),(b)は、第2の実施形態に係る草刈機の変形例を示す部分拡大側面図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)に示される手押し式草刈機1A(以下“草刈機1A”と呼ぶ。)は、本体10を有する。本体10の内部には動力源としての電動モータ11が収容され、本体10の底部には電動モータ11によって回転駆動される刈刃12が設けられている。また、本体10の両側には、一対の前輪13および一対の後輪14がそれぞれ設けられており、本体10は前方(図1(a)の紙面左側)および後方(図1(a)の紙面右側)に走行可能である。さらに、本体10には前後方向に回動なハンドル15が設けられており、ハンドル15を保持した使用者の移動に伴って本体10が前進または後進する。本体10の背面には、刈刃12によって刈り取られた芝や草が収集される集草ボックス16が取り付けられている。集草ボックス16は必要に応じて本体10から取り外され、収集されている芝や草が排出される。
電動モータ11の出力軸は軸受によって回転自在に支持されており、出力軸の一端(下端)に刈刃12が装着されている。図示は省略するが、刈刃12は、直線上のブレードから構成されている。
ブレードは、ブレード両端に設けられた刃部と回転時に円周方向かつ上方に向かう風を生み出すフィン形状部からなり、電動モータ11によってブレードが回転駆動されると、刃部により切断された芝や草は、フィン形状部が生み出す風によって集草ボックス16に送り込まれて集草される。もっとも、上記ブレードの構成は一例であり、回転ブレードと固定ブレードとの間に芝や草が挟み込まれて切断される方式もあり、また、集草用の風を生み出すために動力伝達機構を介してファンに回転駆動力が伝達される実施形態もある。
図1(a)に示される調整ハンドル17を操作することにより車輪13,14の高さを変更することができる。車輪13,14の高さが変更されると、本体10の車高が変化する。すなわち、地面から刈刃12までの距離が変化し、芝や草の刈り高が変化する。したがって、車輪13,14の高さを調節することにより所望の刈り高で芝や草を刈ることができる。
図1(a)および図3に示されるように、ハンドル15は、一端側が本体10に回動可能に固定された一対のアーム21と、一対のアーム21の他端間に跨って設けられたグリップ22とから構成され、図3に示される平面視において略コ字形の外観を呈する。図1(b)に示されるように、各アーム21の一端側は支持軸23によって本体10の側面に回動可能に固定されている。具体的には、各アーム21の端部には貫通孔が形成されており、この貫通孔に挿入された支持軸23が本体10の側面に固定されている。支持軸23によって支持されるアーム21を含むハンドル15は、支持軸23を回転軸として前後に回動する。具体的には、ハンドル15は、図1(a)に示される状態(位置)と、図2(a)に示される状態(位置)と、に回動操作によって移行する。
図1(b)に示されるように、アーム21には第1係止部としての第1係止ピン31が設けられている。第1係止ピン31は、支持軸23よりもグリップ22(図1(a))に近接した位置に設けられている。第1係止ピン31はアーム21の外周面から該アーム21の径方向に沿って突出している。一方、本体10の側面には第2係止部としての第2係止ピン32が設けられている。第2係止ピン32は、第1係止ピン31と平行に本体10の側面から突出している。さらに、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間には弾性部材としてのコイルばね33が配置されている。具体的には、コイルばね33の一端に形成されているフック部33aが第1係止ピン31に係止され、コイルばね33の他端に形成されているフック部33bが第2係止ピン32に係止されている。
アーム21に設けられている第1係止ピン31は、ハンドル15(アーム21)の回動に伴ってハンドル15(アーム21)と共に移動する。具体的には、第1係止ピン31は、ハンドル15の回動に伴って支持軸23を中心とする円の円周上を移動する。この円の半径は、支持軸23の中心から第1係止ピン31の中心までの距離に等しい。ハンドル15が図1(a)に示される状態のとき、第1係止ピン31は図1(b)に示される位置にある。一方、ハンドル15が図2(a)に示される状態のとき、第1係止ピン31は図2(b)に示される位置にある。すなわち、第1係止ピン31は、ハンドル15の回動に伴って、図1(b)に示される位置と図2(b)に示される位置との間を移動する。
図1(b)に示されるように、ハンドル15が図1(a)に示される状態のとき、第1係止ピン31は、支持軸23と第2係止ピン32とを結ぶ直線L1よりも後方(図中では直線L1よりも右側)に位置する。一方、図2(b)に示されるように、ハンドル15が図2(a)に示される状態のとき、第1係止ピン31は直線L1よりも前方(図中では直線L1よりも左側)に位置する。そこで以下の説明では、第1係止ピン31が直線L1よりも後方に位置しているときのハンドル15の状態(図1(a)に示される状態)を“第1状態”と呼ぶ。一方、第1係止ピン31が直線L1よりも前方に位置しているときのハンドル15の状態(図2(a)に示される状態)を“第2状態”と呼ぶ。すなわち、ハンドル15は、回動操作によって、第1状態から第2状態へ、または第2状態から第1状態へ移行する。
ここで、第1状態とは、図1(a)に示されているハンドル15の状態(位置)のみを意味するのではなく、第1係止ピン31が図1(b)に示される直線L1よりも後方に位置しているときのハンドル15の状態(位置)を広く包含する。例えば、図1(a)に示されているハンドル15を前方へ回動させた場合、その回動量が所定範囲を超えるまでは、第1係止ピン31は図1(b)に示される直線L1よりも後方に位置しており、その間のハンドル15の状態(位置)も第1状態に含まれる。また、第2状態とは、図2(a)に示されているハンドル15の状態(位置)のみを意味するのではなく、第1係止ピン31が図2(b)に示される直線L1よりも前方に位置しているときのハンドル15の状態(位置)を広く包含する。例えば、図2(a)に示されているハンドル15を後方へ回動させた場合、その回動量が所定範囲を超えるまでは、第1係止ピン31は図2(b)に示される直線L1よりも前方に位置しており、その間のハンドル15の状態(位置)も第2状態に含まれる。
次に、図4(a)〜(e)を参照して、ハンドル15(アーム21)が第1状態から第2状態へ移行される際の第1係止ピン31の動きと、これに伴ってコイルばね33がハンドル15に付与する力について説明する。図4(a)に示される第1係止ピン31の位置は、ハンドル15が図1(a)に示される状態のときの位置である。図4(a)に示されるハンドル15(アーム21)が前方へ回動されると、同図(b)に示されるように、ハンドル15(アーム21)の回動に伴って第1係止ピン31も同方向へ移動する。このときの第1係止ピン31の移動軌跡は支持軸23を中心とする円の円周と一致する。図4(a)に示される第1係止ピン31が同図(b)に示される位置へ移動する過程で、第1係止ピン31は第2係止ピン32から次第に離反する。よって、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間に配置されているコイルばね33が次第に引き伸ばされ、コイルばね33の弾性復元力が増大する。
図4(b)に示されるハンドル15(アーム21)がさらに前方へ回動されると、同図(c)に示されるように、ハンドル15(アーム21)の回動に伴って第1係止ピン31も同方向へさらに移動し、直線L1上に到達する。すなわち、第2係止ピン32,支持軸23,第1係止ピン31が同一直線上に一列に並ぶ。換言すれば、第2係止ピン32,支持軸23および第1係止ピン31がアーム21の軸線上に一列に並ぶ。以下の説明では、図4(c)に示される第1係止ピン31の位置を“中間位置”と呼ぶ。図4(b)に示される第1係止ピン31が同図(c)に示される中間位置へ移動する過程で、第1係止ピン31は第2係止ピン32からさらに離反する。そして、第1係止ピン31が中間位置に到達したとき、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間の距離は最長となり、コイルばね33の長さも最長となる。すなわち、コイルばね33の弾性復元力が最大となる。
図4(c)に示されるハンドル15(アーム21)がさらに前方へ回動されると、同図(d)に示されるように、ハンドル15(アーム21)の回動に伴って第1係止ピン31が中間位置よりも前方へ移動する。すなわち、第1係止ピン31は中間位置を通過し、ハンドル15は第1状態から第2状態へ移行する。
図4(c)に示される第1係止ピン31が同図(d)に示される位置へ移動する過程では、第1係止ピン31は第2係止ピン32に次第に接近する。このとき、コイルばね33の弾性復元力により、第1係止ピン31が第2係止ピン32に引き寄せられる。この結果、ハンドル15(アーム21)は斜め下へ向けて引っ張られる。すなわち、ハンドル15に該ハンドル15を第2状態に維持する力(引張力)が付与される。
図4(d)に示されるハンドル15(アーム21)がさらに前方へ回動されると、第1係止ピン31は同図(e)に示される位置に到達する。図4(e)に示される第1係止ピン31の位置は、ハンドル15が図2(a)に示される状態のときの位置である。
第1係止ピン31が図4(e)に示される位置に到達するまでハンドル15(アーム21)が回動されると、アーム21が本体10の側面に設けられている第2ストッパ42(図2(b))に当接し、それ以上の回動が規制される。すなわち、図2(b)に示される第2ストッパ42は、コイルばね33の付勢に抗してハンドル15を所定位置に保持する。
図4(d)に示される第1係止ピン31が同図(e)に示される位置へ移動する過程で、第1係止ピン31は第2係止ピン32にさらに接近する。この間もハンドル15には上記引張力が付与され続け、第2ストッパ42(図2(b))に当接したハンドル15(アーム21)は引張力によって第2ストッパ42に押付けられる。すなわち、第1係止ピン31が中間位置を通過した以降(ハンドル15が第1状態から第2状態へ移行された以降)、ハンドル15には該ハンドル15を第2状態に維持する力が付与され続ける。さらに、ハンドル15が図2(b)に示される第2ストッパ42に当接した後も、ハンドル15には該ハンドル15を第2状態に維持する力が付与され続ける。かかる作用は、支持軸23,第1係止ピン31および第2係止ピン32の位置関係によって得られるものである。具体的には、図4(a)〜(e)を参照すると、コイルばね33の一端が係止されている第2係止ピン32は、コイルばね33の他端が係止されている第1係止ピン31と第1係止ピン31の回動中心である支持軸23とを結ぶ直線L2よりも常に下方に位置している。このため、第1係止ピン31が図4(a)に示される位置から同図(e)に示される位置に移動する径路上に、コイルばね33が最も引き伸ばされるポイントが存在する。そして、そのポイントを境界に、ハンドル15を第1状態に維持するように作用していたコイルばね33の引張力がハンドル15を第2状態に維持するように作用する引張力に転化する。
次に、図5(a)〜(e)を参照して、ハンドル15(アーム21)が第2状態から第1状態へ移行される際の第1係止ピン31の動きと、これに伴ってコイルばね33がハンドル15に付与する力について説明する。図5(a)に示される第1係止ピン31の位置は、ハンドル15が図2(a)に示される状態のときの位置である。図5(a)に示されるハンドル15(アーム21)が後方へ回動されると、図5(b)に示されるように、ハンドル15(アーム21)の回動に伴って第1係止ピン31も同方向へ移動する。このときの第1係止ピン31の移動軌跡は支持軸23を中心とする円の円周と一致する。図5(a)に示される第1係止ピン31が同図(b)に示される位置へ移動する過程で、第1係止ピン31は第2係止ピン32から次第に離反する。よって、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間に配置されているコイルばね33が次第に引き伸ばされ、コイルばね33の弾性復元力が増大する。
図5(b)に示されるハンドル15(アーム21)がさらに後方へ回動されると、同図(c)に示されるように、ハンドル15(アーム21)の回動に伴って第1係止ピン31も同方向へさらに移動し、中間位置に到達する。図5(b)に示される第1係止ピン31が同図(c)に示される中間位置へ移動する過程で、第1係止ピン31は第2係止ピン32からさらに離反する。そして、第1係止ピン31が中間位置に到達したとき、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間の距離は最長となり、コイルばね33の長さも最長となる。すなわち、コイルばね33の弾性復元力が最大となる。
図5(c)に示されるハンドル15(アーム21)がさらに後方へ回動されると、同図(d)に示されるように、ハンドル15(アーム21)の回動に伴って第1係止ピン31が中間位置よりも後方へ移動する。すなわち、第1係止ピン31は中間位置を通過し、ハンドル15は第2状態から第1状態へ移行する。
図5(c)に示される第1係止ピン31が同図(d)に示される位置へ移動する過程では、第1係止ピン31は第2係止ピン32に次第に接近する。このとき、コイルばね33の弾性復元力により、第1係止ピン31が第2係止ピン32に引き寄せられる。この結果、ハンドル15(アーム21)は斜め下へ向けて引っ張られる。すなわち、ハンドル15に該ハンドル15を第1状態に維持する力(引張力)が付与される。
図5(d)に示されるハンドル15(アーム21)がさらに後方へ回動されると、第1係止ピン31は同図(e)に示される位置に到達する。図5(e)に示される第1係止ピン31の位置は、ハンドル15が図1(a)に示される状態のときの位置である。第1係止ピン31が図5(e)に示される位置に到達するまでハンドル15が回動されると、アーム21が本体10の側面に設けられている第1ストッパ41(図1(b))に当接し、それ以上の回動が規制される。すなわち、図1(b)に示される第1ストッパ41は、コイルばね33の付勢に抗してハンドル15を所定位置に保持する。
図5(d)に示される第1係止ピン31が同図(e)に示される位置へ移動する過程で、第1係止ピン31は第2係止ピン32にさらに接近する。この間もハンドル15には上記引張力が付与され続け、第1ストッパ41(図1(b))に当接したハンドル15(アーム21)は引張力によって第1ストッパ41に押付けられる。すなわち、第1係止ピン31が中間位置を通過した以降(ハンドル15が第2状態から第1状態へ移行された以降)、ハンドル15には該ハンドル15を第1状態に維持する力が付与され続ける。かかる作用は、支持軸23,第1係止ピン31および第2係止ピン32の位置関係によって得られるものである。具体的には、図5(a)〜(e)を参照すると、コイルばね33の一端が係止されている第2係止ピン32は、コイルばね33の他端が係止されている第1係止ピン31と第1係止ピン31の回動中心である支持軸23とを結ぶ直線L2よりも常に下方に位置している。このため、第1係止ピン31が図5(a)に示される位置から同図(e)に示される位置に移動する径路上に、コイルばね33が最も引き伸ばされるポイントが存在する。そして、そのポイントを境界に、ハンドル15を第2状態に維持するように作用していたコイルばね33の引張力がハンドル15を第1状態に維持するように作用する引張力に転化する。
ここで、図1(a)に示されている第1状態は、主に草刈機1Aの使用時におけるハンドル15の状態である。一方、図2(a)に示されている第2状態は、主に草刈機1Aの非使用時におけるハンドル15の状態である。例えば、使用者は、草刈機1Aを使用する際には、図2(a)に示される状態のハンドル15を後方へ向けて回動させて図1(a)に示される状態とする。すなわち、倒伏していたハンドル15を起こす。一方、作業を終えた使用者は、図1(a)に示される状態のハンドル15を前方へ向けて回動させて図2(a)に示される状態とする。すなわち、起こしてあったハンドル15を倒伏させ、草刈機1Aの全高を低くする。
なお、草刈機1Aの使用に際しては、電動モータ11を起動させる必要がある。図1(a)や図2(a)に示されるように、ハンドル15のグリップ22の近傍には第1スイッチとしてのレバー30が設けられている。また、図示は省略されているが、ハンドル15のアーム21には第2スイッチが設けられている。第2スイッチがONされた状態でレバー30が引かれると、不図示のバッテリから電動モータ11へ電力が供給され、電動モータ11が起動される。電動モータ11が起動された後は、レバー30が引かれている限り電動モータ11への電力供給が継続される。一方、レバー30の引きが解除されると、電動モータ11への電力供給が遮断され、電動モータ11は停止する。なお、レバー30と第2スイッチとは、一方の手で第2スイッチを操作したまま他方の手でレバー30を操作できる位置に配置されている。
(第1の変形例)
図6(a),(b)に、第1の実施形態に係る草刈機1Aの第1の変形例を示す。なお、図6(a),(b)において、図1〜図5に示す部材と同一の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6(a),(b)に示される変形例では、第2係止ピン32が本体10の側面に設けられた長孔40に挿入されている。長孔40は本体10の前後方向に沿って延びており、長孔40に挿入されている第2係止ピン32は、長孔40の内側において長孔40の長手方向に移動可能である。
図6(a)に示されるように、ハンドル15(アーム21)が第1状態にあるとき、第2係止ピン32は長孔40の一端(後端)に位置する。一方、図6(b)に示されるように、ハンドル15(アーム21)が第2状態にあるとき、第2係止ピン32は長孔40の他端(先端)に位置する。すなわち、第2係止ピン32は、ハンドル15が第1状態から第2状態へ移行されるときに、長孔40の後端から先端へ移動する。換言すれば、第2係止ピン32は、ハンドル15が第1状態から第2状態へ移行されるときに前方へ移動する。すると、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間の距離が第2係止ピン32の前方への移動前に比べて短くなり、コイルばね33が緩む。
また、第2係止ピン32は、ハンドル15が第2状態から第1状態へ移行されるときに、長孔40の先端から後端へ移動する。換言すれば、第2係止ピン32は、ハンドル15が第2状態から第1状態へ移行されるときに後方へ移動する。すると、第1係止ピン31と第2係止ピン32との間の距離が第2係止ピン32の後方への移動前に比べて短くなり、コイルばね33が緩む。
本変形例では、ハンドル15の状態が切り替わる際にコイルばね33が緩められ、ハンドル15に作用する引張力が減少する。このため、ハンドル15の状態を切り替える際の衝撃が緩和され、ハンドル15の状態移行がより一層スムーズに行われる。
(第2の変形例)
図7(a),(b)に、第1の実施形態に係る草刈機1Aの第2の変形例を示す。なお、図7(a),(b)において、図1〜図5に示す部材と同一の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7(a),(b)に示される変形例では、図1(b)や図2(b)に示される支持軸23,第1係止ピン31,第2係止ピン32およびコイルばね33を覆うカバー50が設けられている。かかるカバー50を設けることにより、刈り取られた芝や草がコイルばね33に挟まれることを確実に防止することができる。なお、図示されているカバー50は円形であるが、カバー50の形状や大きさは特に限定されない。
(第2の実施形態)
次に、図8,図9を参照しながら本発明の実施形態の他の一例について詳細に説明する。なお、図8,図9において、図1〜図5に示す部材と同一の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8(a),図9(a)に示されるように、本実施形態に係る手押し式草刈機1B(以下“草刈機1B”と呼ぶ。)は、本体10にハンドル15が回動可能に取り付けられている点において第1の実施形態に係る草刈機1Aと共通している。しかし、本実施形態に係る草刈機1Bは、ハンドル15の本体10への取付構造において草刈機1Aと異なっている。以下、具体的に説明する。
図8(b)に示されるように、本体10とハンドル15(アーム21)とは、雄型の第1連結部材61と雌型の第2連結部材62とを介して接続されている。第1連結部材61はアーム21に回動自在に取り付けられ、第2連結部材62は本体10に回動自在に取り付けられている。具体的には、第2連結部材62は、本体10の側面から略鉛直に延びる細長の支持部材63の先端に回動自在に連結されている。
第1連結部材61は、フランジと61a、フランジ61aの一面に形成された固定部61bと、フランジ61aの他面に形成された挿入部61cと、を有する。一方、第2連結部材62は、フランジ62aと、フランジ62aの一面に形成された固定部62bと、フランジ62aの他面に形成された筒部62cと、を有する。第1連結部材61の固定部61bは、第1連結ピン64によってアーム21に回動自在に連結されており、第2連結部材62の固定部62bは、第2連結ピン65によって支持部材63の先端に回動自在に連結されている。第1連結部材61の挿入部61cは、第2連結部材62の筒部62cに挿入されており、挿入部61cは筒部62cの軸線方向に往復スライド可能である。
また、第1連結部材61の挿入部61cおよび第2連結部材62の筒部62cの周囲には弾性部材としてのコイルばね66が配置されている。コイルばね66の一端は第1連結部材61のフランジ61aに係止され、コイルばね66の他端は第2連結部材62のフランジ62aに係止されている。すなわち、コイルばね66は、第1連結部材61のフランジ61aと第2連結部材62のフランジ62aとの間に配置され、第1連結部材61が第2連結部材62に近接すると圧縮される。
アーム21に固定されている第1連結ピン64は、ハンドル15(アーム21)の回動に伴ってハンドル15(アーム21)と共に移動する。具体的には、第1連結ピン64は、ハンドル15の回動に伴って支持軸23を中心とする円の円周上を移動する。この円の半径は、支持軸23の中心から第1連結ピン64の中心までの距離に等しい。ハンドル15が図8(a)に示される状態のとき、第1連結ピン64は同図(b)に示される位置にある。一方、ハンドル15が図9(a)に示される状態のとき、第1連結ピン64は同図(b)に示される位置にある。すなわち、第1連結ピン64は、ハンドル15の回動に伴って、図8(b)に示される位置と図9(b)に示される位置との間を移動する。図8(b)に示されるように、ハンドル15が同図(a)に示される状態のとき、第1連結ピン64は、支持軸23と第2連結ピン65とを結ぶ直線L3よりも後方(図中では直線L3よりも右側)に位置する。一方、図9(b)に示されるように、ハンドル15が同図(a)に示される状態のとき、第1連結ピン64は直線L3よりも前方(図中では直線L3よりも左側)に位置する。そこで以下の説明では、第1連結ピン64が直線L3よりも後方に位置しているときのハンドル15の状態(例えば、図8(a)に示される状態)を“第1状態”と呼ぶ。一方、第1連結ピン64が直線L3よりも前方に位置しているときのハンドル15の状態(例えば、図9(a)に示される状態)を“第2状態”と呼ぶ。すなわち、ハンドル15は、回動操作によって、第1状態から第2状態へ、または第2状態から第1状態へ移行する。
これまでの説明により、本実施形態における第1連結ピン64は第1の実施形態における第1係止ピン31に相当し、第2連結ピン65は第2係止ピン32に相当することが理解できる。よって、上記第1状態とは、図8(a)に示されているハンドル15の状態(位置)のみを意味するのではなく、第1連結ピン64が同図(b)に示される直線L3よりも後方に位置しているときのハンドル15の状態(位置)を広く包含する。また、上記第2状態とは、図9(a)に示されているハンドル15の状態(位置)のみを意味するのではなく、第1連結ピン64が同図(b)に示される直線L3よりも前方に位置しているときのハンドル15の状態(位置)を広く包含する。
次に、図8,図9を参照して、ハンドル15(アーム21)が第2状態から第1状態へ移行される際の第1連結ピン64の動きと、これに伴ってコイルばね66がハンドル15に付与する力について説明する。
図9(b)に示されるハンドル15(アーム21)が後方へ回動されると、ハンドル15(アーム21)の回動に伴って第1連結ピン64も同方向へ移動する。このときの第1連結ピン64の移動軌跡は支持軸23を中心とする円の円周と一致する。したがって、第1連結ピン64は、直線L3に到達する過程で、第2連結ピン65に次第に近接する。すなわち、第1連結部材61が第2連結部材62に次第に近接し、コイルばね66は次第に圧縮されて弾性復元力が増大する。ハンドル15(アーム21)がさらに後方へ回動され、第1連結ピン64が直線L3(中間位置)に到達すると、第1連結ピン64と第2連結ピン65との間の距離は最短となる。換言すれば、第1連結部材61が第2連結部材62に最も近接し、コイルばね66の長さが最短となる。すなわち、コイルばね66の弾性復元力が最大となる。ここまでの間、コイルばね66は、ハンドル15に対して該ハンドル15を第2状態に維持する力(押圧力)を付与している。
その後、ハンドル15(アーム21)がさらに後方へ回動され、第1連結ピン64が直線L3を通過すると、コイルばね66の押圧力は、ハンドル15を第1状態に維持する力に転化される。
その後、ハンドル15(アーム21)がさらに後方へ回動され、図8(b)に示される位置に到達すると、アーム21が本体10の側面に設けられている第1ストッパ41に当接し、それ以上の回動が規制される。第1ストッパ41に当接したハンドル15(アーム21)はコイルばね66の押圧力によって第1ストッパ41に押付けられる。すなわち、第1連結ピン64が中間位置を通過した以降(ハンドル15が第2状態から第1状態へ移行された以降)、ハンドル15には該ハンドル15を第1状態に維持する力が付与され続ける。かかる作用は、支持軸23,第1連結ピン64および第2連結ピン65の位置関係によって得られるものである。具体的には、図8(b),図9(b)を参照すると、第2連結ピン65は、第1連結ピン64と第1連結ピン64の回動中心である支持軸23とを結ぶ直線L4よりも常に上方に位置している。このため、第1連結ピン64が図9(b)に示される位置から図8(b)に示される位置に移動する径路上に、コイルばね66が最も圧縮されるポイントが存在する。そして、そのポイントを境界に、ハンドル15を第2状態に維持するように作用していたコイルばね66の押圧力がハンドル15を第1状態に維持するように作用する押圧力に転化する。
ハンドル15(アーム21)が第1状態から第2状態へ移行される際、第1連結ピン64は上記の動きと逆の動きをする。これに伴って、コイルばね66は、第1連結ピン64が中間位置を通過するまでは、ハンドル15を第1状態に維持する押圧力をハンドル15に付与する一方、第1連結ピン64が中間位置を通過した後は、ハンドル15を第2状態に維持する押圧力をハンドル15に付与する。
(第3の変形例)
図10(a),(b)に、第2の実施形態に係る草刈機1Bの変形例を示す。なお、図10(a),(b)において、図8および図9に示す部材と同一の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10(a),(b)に示される変形例では、支持部材63が支持軸23によってアーム21と共に本体10に回動自在に取り付けられている。さらに、支持部材63の基端には固定ピン70が設けられ、固定ピン70は、本体10の側面に形成された円弧状の長孔71に挿入されている。固定ピン70は長孔71の内側において長孔71の円弧に沿って移動可能である。すなわち、固定ピン70は長孔71の長手方向に移動可能である。
図10(a)に示されるように、ハンドル15(アーム21)が第2状態にあるとき、固定ピン70は長孔71の一端(先端)に位置する。一方、図10(b)に示されるように、ハンドル15(アーム21)が第1状態にあるとき、固定ピン70は長孔71の他端(後端)に位置する。すなわち、固定ピン70は、ハンドル15が第2状態から第1状態へ移行されるときに、長孔71の先端から後端へ移動する。また、固定ピン70は、ハンドル15が第1状態から第2状態へ移行されるときに、長孔71の後端から先端へ移動する。
上記構成を備えた本変形例では、第1の変形例と同様の原理により、ハンドル15の状態が切り替わる際にコイルばね66が緩められ、ハンドル15に作用する押圧力が減少する。このため、ハンドル15の状態を切り替える際の衝撃が緩和され、ハンドル15の状態移行がより一層スムーズに行われる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、前記実施の形態では、本体に二対の車輪が設けられていたが、車輪は一対のみでもよく、また、対をなしていなくてもよい。動力源はエンジンに限られず、ディスクモータや軸モータであってもよい。刈刃は単一の回転刃であってもよい。集草ボックスや集草ボックスに草や芝を送り込むためのファンは省略することもできる。
1A 草刈機(手押し式草刈機)
1B 草刈機(手押し式草刈機)
10 本体
11 電動モータ
12 刈刃
13 前輪(車輪)
14 後輪(車輪)
15 ハンドル
21 アーム
22 グリップ
23 支持軸
31 第1係止ピン
32 第2係止ピン
33,66 コイルばね
40,71 長孔
41 第1ストッパ
42 第2ストッパ
61 第1連結部材
61a,62a フランジ
61b,62b 固定部
61c 挿入部
62 第2連結部材
62c 筒部
63 支持部材
64 第1連結ピン
65 第2連結ピン
70 固定ピン

Claims (5)

  1. 少なくとも前方および後方に走行可能な本体と、
    前記本体に設けられた刈刃と、
    前記本体に回動可能に設けられたハンドルと、
    前記ハンドルを前記本体に回動可能に固定する支持軸と、
    前記ハンドルに設けられ、該ハンドルの回動に伴って前記支持軸を中心とする円の円周上を移動する第1係止部と、
    前記本体に設けられた第2係止部と、
    前記第1係止部と前記第2係止部との間に配置された弾性部材と、
    を有し、
    前記ハンドルは、回動操作によって、前記第1係止部が前記支持軸と前記第2係止部とを結ぶ直線よりも後方に位置する第1状態と、前記第1係止部が前記直線よりも前方に位置する第2状態と、に移行され、
    前記弾性部材は、前記ハンドルの前記第1状態から前記第2状態への移行に伴って前記第1係止部が前記直線よりも前方へ移動すると、前記ハンドルを前記第2状態に維持する力を該ハンドルに付与し、
    前記弾性部材は、前記ハンドルの前記第2状態から前記第1状態への移行に伴って前記第1係止部が前記直線よりも後方へ移動すると、前記ハンドルを前記第1状態に維持する力を該ハンドルに付与する、草刈機。
  2. 前記第2係止部は、前記支持軸と前記第1係止部とを結ぶ直線よりも下方に位置し、
    前記弾性部材は、前記ハンドルに引張力を付与する、請求項1に記載の草刈機。
  3. 前記第2係止部は、前記支持軸と前記第1係止部とを結ぶ直線よりも上方に位置し、
    前記弾性部材は、前記ハンドルに押圧力を付与する、請求項1に記載の草刈機。
  4. 前記第1状態にある前記ハンドルに当接し、前記弾性部材によって前記ハンドルに与えられる力に抗して該ハンドルを所定位置に保持する第1ストッパと、
    前記第2状態にある前記ハンドルに当接し、前記弾性部材によって前記ハンドルに与えられる力に抗して該ハンドルを所定位置に保持する第2ストッパと、
    を有する請求項1〜3のいずれかに記載の草刈機。
  5. 前記第2係止部は、前記本体に設けられた長孔に挿入され、前記ハンドルの回動に伴って前記長孔の長手方向に移動する、請求項1〜4のいずれかに記載の草刈機。
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