JP3043184U - 刈り高さ可変型芝刈機 - Google Patents

刈り高さ可変型芝刈機

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JP3043184U
JP3043184U JP1997004208U JP420897U JP3043184U JP 3043184 U JP3043184 U JP 3043184U JP 1997004208 U JP1997004208 U JP 1997004208U JP 420897 U JP420897 U JP 420897U JP 3043184 U JP3043184 U JP 3043184U
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JP
Japan
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lawn mower
lawnmower
lawn
frame
cutting height
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997004208U
Other languages
English (en)
Inventor
宏 森久
泰人 近藤
力 小田木
Original Assignee
中日精工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 草丈が長い芝生の刈り込みに適した刈り高
さ可変型芝刈機の提供 【解決手段】 芝刈機本体の前面を除く外側と略同じ
幅、長さ寸法のコ字型枠体両側面に、前後一対の車輪を
取付け、前記芝刈機本体と前記枠体とに回動支点を設け
て結合したリンク機構により、芝刈機本体と枠体との離
間・接合を行なう機構を設ける。 【効果】 芝生の草丈に応じて、芝刈機のカッターが
刈り込み可能なようにすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、芝刈機、特に草丈が長い芝生の刈り込みに適した刈り高さ可変型芝 刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、芝刈機は芝草丈が5〜24mm程度の範囲にあるものを一定の高さに刈 り揃えるものであり、図3に示されるように、把手11により、車輪10と芝刈 機本体1の距離を芝草丈に合わせてカッター位置を設定する機構が採用されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、芝の生長が盛んな季節には草丈が50mm以上にもなり、前記 のような構造の芝刈機では芝を刈ることができなかった。また、芝刈機を近距離 移動する際、地面の凹凸や小石などにより、カッターが傷つく恐れがある。 本考案は、前記従来技術における問題点を解消し、草丈が高くても刈り込みが でき、近距離移動の際、カッターを損傷することがない芝刈機を提供することを 目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案者等は鋭意研究を重ねた結果、地面から芝刈 機カッター迄の間隔を草丈に合わせて高くすることが有効であることを知見し、 本考案を完成するに至った。
【0005】 すなわち、前記知見に基づいてなされた本考案は、芝刈機本体の前面を除く外 側と略同じ幅、長さ寸法のコ字型枠体両側面に、前後一対の車輪を取付け、前記 芝刈機本体と前記枠体とに回動支点を設けて結合したリンク機構により、芝刈機 本体と枠体との離間・接合を行なう機構を備えたことを特徴とする刈り高さ可変 型芝刈機を要旨としている。
【0006】 また、芝刈機本体にリンク機構により取り付けた枠体を芝刈機本体から所定寸 法離れた位置に係止する機構を設けたこと、芝刈機本体に常時接合する方向に枠 体を押しつけるスプリングを設けたこと、枠体に取り付ける車輪が交換可能なも のであることも本考案の要旨である。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の構成と作用を説明する。 図1に示すように、芝刈機本体1に取付けた補強部材2の両側面に、リンク機 構3、3の一端が回動支点4、4により軸支され、その他端には、芝刈機本体の 前面を除く外側と略同じ幅、長さ寸法のコ字型枠体5の側面6を回動支点7、7 により軸支している。
【0008】 コ字型枠体5は、図2に示されるように、図示されていないスプリングの作用 で常時芝刈機本体1に接合する方向に押しつけられている。 そして、草丈の高い芝生に芝刈機が進行した場合、枠体5に設けた足踏みレバ ー9を踏むことによって、前記枠体5を芝刈機本体1に接合させているスプリン グの弾性に抗して、枠体5が芝刈機本体1から離れ、刈り込み可能な高さ位置に 芝刈機本体が高められたところで枠体が係止機構により係止される。この状態で 芝刈機を作動させることにより、草丈の高い芝生の刈り込みが行なわれる。刈り 込み終了後は、前記枠体の係止を外すことによって、スプリングの弾性により図 2のように枠体5は芝刈機本体1に接合する。
【0009】 枠体5に取付けられた車輪10は、外径寸法の異なるものに交換することが可 能であり、芝生の草丈に応じて、芝刈機のカッターが刈り込み可能なように車輪 10の大きさを選定する。
【0010】 また、近距離の移動の際に、枠体5が芝刈機本体1から離れた状態にしておけ ば、芝刈機のカッターは地面から十分離れた位置となっており、地表の凹凸や小 石などによってカッターが損傷される恐れはない。
【0011】 本考案は、補強部材2を芝刈機本体1の下部外周に固定することにより、市販 のどのような芝刈機にも適用することができ、従来の芝刈機では刈り込みが不可 能であった草丈の高い芝生でも刈り込みを可能とすることができる。
【0012】
【実施例】
本考案の実施例を説明するが、これによって本考案はなんら限定されるもので はない。 幅420mm、長さ1270mmの本体寸法である市販の手押し型電動芝刈機 表面下部に、幅22mm、厚さ4.5mmの鋼製補強部材を取付け、この補強部 材に対して、幅22mm、長さ80mm、厚さ4.5mmの鋼製リンク部材によ り、幅50mm、長さ975mm、厚さ3mmの鋼製コ字型枠体を両側面の2箇 所で軸支した。鋼製コ字型枠体には、外径60mmの車輪が前後に一対取付けら れた。 前記の鋼製コ字型枠体を、スプリングにより芝刈機本体に接合させる。この状 態では、芝刈機本来の刈り込み高さ(5〜24mm)の刈取りが行なわれる。 枠体に取り付けた足踏みレバーを操作することにより、芝刈機の刈り込み高さ が高くなり、最高50mmの芝草丈の刈り込みができた。車輪を交換することに より、その外径に応じ刈り込み高さは任意に調整できる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているから、リンク機構で芝刈機本来の 刈り込み高さを可変とすることができるのみならず、車輪を代えることによって 芝生の草丈に応じて芝刈機のカッターが刈り込み可能なようにすることができ、 そのコストも低廉で既存の芝刈機に適用することができるという優れた効果が奏 され、産業上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案芝刈機の高い芝草丈における使用状態
を示す側面概要図である。
【図2】 本考案芝刈機の通常使用状態を示す側面概要
図である。
【図3】 従来例における高さ可変機構を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 芝刈機本体 7 回動支点 2 補強部材 8 把手 3 リンク機構 9 レバー 4 回動支点 10 車輪 5 コ字型枠体 11 把手 6 枠体側面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝刈機本体の前面を除く外側と略同じ
    幅、長さ寸法のコ字型枠体両側面に、前後一対の車輪を
    取付け、前記芝刈機本体と前記枠体とに回動支点を設け
    て結合したリンク機構により、芝刈機本体と枠体との離
    間・接合を行なう機構を備えたことを特徴とする刈り高
    さ可変型芝刈機。
  2. 【請求項2】 芝刈機本体にリンク機構によって取り付
    けた枠体を、芝刈機本体から所定寸法離れた位置に係止
    する機構を設けた請求項1記載の刈り高さ可変型芝刈
    機。
  3. 【請求項3】 芝刈機本体に常時接合する方向に枠体を
    押しつけるスプリングを設けた請求項1または2記載の
    刈り高さ可変型芝刈機。
  4. 【請求項4】 枠体に取り付ける車輪が交換可能なもの
    である請求項1、2または3記載の刈り高さ可変型芝刈
    機。
JP1997004208U 1997-05-08 1997-05-08 刈り高さ可変型芝刈機 Expired - Lifetime JP3043184U (ja)

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