JP2522540Y2 - 刈取り作業機 - Google Patents

刈取り作業機

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JP2522540Y2
JP2522540Y2 JP1990026755U JP2675590U JP2522540Y2 JP 2522540 Y2 JP2522540 Y2 JP 2522540Y2 JP 1990026755 U JP1990026755 U JP 1990026755U JP 2675590 U JP2675590 U JP 2675590U JP 2522540 Y2 JP2522540 Y2 JP 2522540Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
grip
handle
axis
mowing
longitudinal direction
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1990026755U
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English (en)
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JPH03117415U (ja
Inventor
彰美 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkari Co Ltd
Original Assignee
Nikkari Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、畦畔,法面等に生えている雑草や灌木等の
刈取り作業に使用される刈取り作業機に関する。
【従来の技術】
雑草や灌木等の刈取り作業に使用される代表的な作業
機として、刈払機がある。この刈払機は、水平面や傾斜
面での比較的広い面積での作業に適したものである。 この種の刈取り作業機としては、これまで各種のもの
が提案されている。また、本出願人も、作業面の傾斜状
態や作業者の身長に自由に対応できるものとして、ハン
ドル杆の高さ,傾斜角度,グリップの位置等を自在に調
節することができる機構を提案している。 この提案した刈取り作業機は、第4図に示すように、
2枚1組の刈刃51を往復動可能に備えたトリマー52をも
っており、これら刈刃51にエンジン53の回転出力がクラ
ンク機構等を介して伝達される。トリマー52を構成する
フレーム54に対しては、刈刃51の長手方向に直交する方
向にパイプ材等で形成された支持材55が取り付けられて
いる。 支持材55の両端部には、支持材55と直交する姿勢で上
方に向けU字状に延びるハンドル基杆56が取り付けられ
ている。このハンドル基杆56は、支持材55の軸芯を中心
として回転可能になっている。更に、ハンドル基杆56に
対してハンドル杆57が回転可能に内挿或いは外挿されて
いる。ハンドル杆57は、ハンドル基杆56に対する差込み
量を変更したあと、ロックボルト58で固定することによ
り、作業者Aが扱い易い高さに調節することができるよ
うになっている。また、ハンドル杆57の上端には、グリ
ップ59が設けられている。 使用に際しては、作業面の傾斜状態,作業者Aの身長
等を考慮して、支持材55に対するハンドル基杆56の角度
を調節する。そして、ハンドル杆57の高さ及びグリップ
59の角度を調節した後で、ロックボルト58を締め付け
る。そして、作業者Aは、グリップ59を持って後退しな
がら、雑草B等の刈取り作業を行う。
【考案が解決しようとする課題】
ハンドル杆57から一方向に延びた状態でグリップ59が
ハンドル杆57に取り付けられている刈取り作業機50にあ
っては、往路と復路とで進行方向に関してグリップ59の
延出方向が異なる。そこで、同じ姿勢で刈取り作業を行
うためには、往路から復路に変わるたびに、ロックボル
ト58を緩め、グリップ59の向きを変えた後ロックボルト
58を再び締めつける作業が必要とされる。 しかし、この調整作業は、非常に煩わしいものであ
る。特に、畦の法面が均一でない斜面に対する刈取り作
業等の場合にあっては、機体の進行方向を頻繁に変える
必要が生じるため、その都度、調整作業を行うことは現
実的なものではない。 そこで、作業者Aは、グリップ59の調節を行わずに刈
取り作業機50自体を180度反転させて使用するのが実状
である。その結果、第5図に示すように、刈刃51の片側
のみが刈取り作業に使用され、片減りの原因となって刈
刃51の寿命が短くなる。 また、作業者Aがハンドル杆57から水平横方向に延出
したグリップ59を握って刈取り作業機50を操作するた
め、力点が刈取り作業機50の重心上にない状態となる。
その結果、グリップ59を把持する力が有効に働かず、作
業者Aに余分な負担がかかり疲労を増大する原因とな
る。 そこで、本考案は、ハンドル杆に対するグリップの関
係位置を改良することによって、グリップの調節を不要
とし、且つ取扱い性を改良したり刈取り作業機を提供す
ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の刈取り作業機は、この目的を達成するため、
エンジンを搭載し、2枚1組の刈刃を往復動可能に備え
たトリマーのフレームに、刈刃の長手方向と直交する方
向にパイプ材等で形成された支持材を取り付け、この支
持材には、上方に向けU字状に延びるハンドル基杆を支
持材の軸芯を中心に回転可能に取り付け、該ハンドル基
杆に対して、その軸回りの回転及び伸縮可能に、上端部
にグリップを有するハンドル杆を嵌挿した刈取り作業機
において、 前記両ハンドル杆の上端の前記グリップに相当する部
分をC字型に湾曲させて把持部とし、該把持部の水平長
手方向中心部を前記ハンドル杆の軸芯に一致させたこと
を特徴としている。
【作用】
この刈取り作業機においては、ハンドル杆の上端にC
字型の把持部が形成されている。この形状のため、把持
部は作業機本体の前後何れの方向からでも掴めるように
なっている。そのため、往路から復路に変わるとき、従
来の刈払機のように反転させることなく使用することが
できる。また、把持部の水平長手方向中心部がハンドル
杆の軸芯に一致しているので、作業者が把持部に加える
力が作業機本体に効率よく伝わり、刈取り作業機の操作
性が向上する。
【実施例】
以下、図面を参照しながら、実施例によって本発明を
具体的に説明する。 本実施例の刈取り作業機は、第1図に示すように、前
記第4図のものと同様にエンジンを搭載し、11a及び11b
の2枚1組の刈刃11を往復動可能に備えたトリマーのフ
レームに、刈刃11の長手方向と直交する方向にパイプ材
等で形成された支持材を取り付け、この支持材には、上
方に向けU字状に延びるハンドル基杆12を支持材の軸芯
を中心に回転可能に取り付けている。該ハンドル基杆12
に対して、その軸回りの回転及び伸縮可能に、上端部に
C字型に湾曲した把持部(グリップ)14を有するハンド
ル杆13を嵌挿して、作業機本体10に取り付けられる操作
部を構成している。 前記把持部(グリップ)14には、作業者の手に対する
感触を良くし滑りをなくすため、表面に適宜の凹凸が形
成された弾性材料製の筒体15が嵌挿されている。 グリップ14は、第2図に示すようにハンドル杆13の上
端をC字型に成形したものであり、その水平長手方向中
心部cがハンドル杆13の軸芯1に一致している。また、
C字型グリップ14の何れの箇所I〜IIIでも握ることが
できるように、ほぼ円弧状になっている。 このC字型のグリップ14を採用したことによって、刈
取り作業機の使い勝手が大幅に向上する。たとえば、刈
取り作業の往路にあっては、作業者Aは、第2図におい
て左側からグリップ14を掴み、後退しながら刈取りを行
う。そして、往路から復路に移るときには、第3図に示
すように刈幅分だけ横にずらす。次いで、作業者Aが作
業機本体10の反対側に回り、C字型グリップ14の開放側
からグリップ14を掴み、第3図の右側に示すように後退
する。 この作業を、従来の作業機を使用した状態を表した第
5図と比較すると、往路から復路に変わるときに、作業
機を反転させる必要がない点で異なっている。すなわ
ち、作業者Aは、作業機本体10を刈幅分だけ横にずら
し、作業機本体10の反対側に位置することによって復路
の刈取り作業を開始することができる。 そのため、刈刃11の両側に形成されている歯部11a,11
b(第1図参照)が均等に刈取り作業に使用され、片減
りすることがなく刈刃11の寿命が長いものとなる。 しかも、第2図に示した位置I〜III等の何れの部分
でも把持することができるC字型にグリップ14が成形さ
れているので、往路及び復路の何れにおいても何等の支
障なく刈取り作業が続行される。 更に、グリップ14の水平長手方向中心部cがハンドル
杆13の軸芯に一致していることから、グリップ14に加え
られる作業者Aの力が効率よく作業機本体10の移動等に
使われる。したがって、刈取り作業機自体の操作性も向
上する。
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案においては、グリップ
をC字型としてハンドル杆の上端に設け、且つグリップ
の水平長手方向中心部をハンドル杆の軸芯に一致させて
いるので、作業機本体の何れの側からでも同じように刈
取り作業が行われる。そのため、刈取り作業時に往路か
ら復路に移行する場合、作業機を反転させる必要がな
く、刈幅分だけ作業機をよこ方向にずらすだけで復路の
刈取り作業を開始することができる。また、グリップの
水平長手方向中心部がハンドル杆の軸芯に一致している
ので、グリップに加えられた作業者の力が効率よく作業
機本体の移動等に伝えられ、作業者が覚える疲労も軽減
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の刈取り作業機を示す斜視図であ
り、第2図はハンドル杆の上端に形成されたグリップ
(把持部)を示し、第3図は本考案の効果を具体的に説
明するための図である。他方、第4図及び第5図は、従
来の刈払機及びその問題点を説明するための図である。 10……作業機本体、11……刈刃、12……ハンドル基杆、
13……ハンドル杆、14……グリップ(把持部)、15……
筒体、c……グリップの水平長手方向中心部、1……ハ
ンドル杆の軸芯。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンを搭載し、2枚1組の刈刃を往復
    動可能に備えたトリマーのフレームに、刈刃の長手方向
    と直交する方向にパイプ材等で形成された支持材を取り
    付け、この支持材には、上方に向けU字状に延びるハン
    ドル基杆を支持材の軸芯を中心に回転可能に取り付け、
    該ハンドル基杆に対して、その軸回りの回転及び伸縮可
    能に、上端部にグリップを有するハンドル杆を嵌挿した
    刈取り作業機において、 前記両ハンドル杆の上端の前記グリップに相当する部分
    をC字型に湾曲させて把持部とし、該把持部の水平長手
    方向中心部を前記ハンドル杆の軸芯に一致させたことを
    特徴とする刈取り作業機。
JP1990026755U 1990-03-16 1990-03-16 刈取り作業機 Expired - Lifetime JP2522540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990026755U JP2522540Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 刈取り作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990026755U JP2522540Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 刈取り作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03117415U JPH03117415U (ja) 1991-12-04
JP2522540Y2 true JP2522540Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31529635

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5758599B2 (ja) * 2010-08-25 2015-08-05 株式会社マキタ 手押し式芝刈機
WO2019202684A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 有限会社小林産業 携帯式動力草刈り機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127419U (ja) * 1988-02-22 1989-08-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03117415U (ja) 1991-12-04

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