JP2020153498A - 滑り支承 - Google Patents

滑り支承 Download PDF

Info

Publication number
JP2020153498A
JP2020153498A JP2019054926A JP2019054926A JP2020153498A JP 2020153498 A JP2020153498 A JP 2020153498A JP 2019054926 A JP2019054926 A JP 2019054926A JP 2019054926 A JP2019054926 A JP 2019054926A JP 2020153498 A JP2020153498 A JP 2020153498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
sliding surface
outer peripheral
central portion
peripheral portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019054926A
Other languages
English (en)
Inventor
徳民 馮
Demin Feng
徳民 馮
啓祥 田
qi xiang Tian
啓祥 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP2019054926A priority Critical patent/JP2020153498A/ja
Publication of JP2020153498A publication Critical patent/JP2020153498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

【課題】上部構造体を水平方向に移動可能に支持する機能に加え、エネルギーを減衰する機能を持たせた滑り支承を提供すること。【解決手段】滑り支承16Aは、上部構造体12に設けられた下向きの滑り面20と、下部構造体14に設けられた上向きの滑り面22とを有している。下向きの滑り面20は、上向きの滑り面22の中央部22Aに位置し、上部構造体12または下部構造体14に水平方向の力が作用したときに、下向きの滑り面20は、上向きの滑り面22の中央部22Aからその周囲の外周部22Bに向かって滑動する。上向きの滑り面22の外周部22Bの摩擦係数は、中央部22Aの摩擦係数よりも大きく形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、滑り支承に関する。
滑り支承は様々な用途に用いられており、そのうちの1つとして、滑り支承は、地震時の建物の揺れを抑制する免震装置に用いられている。
このような免震装置は、例えば、建物である上部構造体と建物の基礎をなす下部構造体との間に配設された複数の積層ゴムと、複数の滑り支承と、エネルギー減衰手段とを備えている。
そして、複数の積層ゴムと複数の滑り支承とで上部構造体を水平方向に移動可能に支持し、地震時に、下部構造体に対して上部構造体を水平方向へ移動させ、風や地震などによる揺れが上部構造体に直接伝わらないようにしている。
また、積層ゴムは、上部構造体が水平方向に変位した際、水平方向の変位に対応した大きさの弾性力により上部構造体を水平方向で元の位置の方向に付勢している。
エネルギー減衰手段は、地震エネルギーを減衰するもので、エネルギー減衰手段として、積層ゴムの中央部に上下に挿通される鉛プラグや、上部構造体と下部構造体との間に架け渡されるオイルダンパーなどが用いられている。
鉛プラグは、上部構造体の水平方向へ移動により塑性変形することにより地震エネルギーを減衰するものであり、オイルダンパーは、ピストン装置が伸縮することによりオイルの粘性抵抗で地震エネルギーを減衰するものである。
特開2015−132300号公報
ここで従来の滑り支承に着目すると、従来の滑り支承は、免震装置に使用される場合に限らず、上部構造体を水平方向に移動可能に支持する機能しか奏していない。
本発明は前記事情に鑑み案出されたもので、本発明の目的は、滑り支承に、上部構造体を水平方向に移動可能に支持する機能に加え、エネルギーを減衰する機能を持たせた滑り支承を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明は、上部構造体に設けられた下向きの滑り面と、下部構造体に設けられた上向きの滑り面とを有し、それら滑り面のうちの一方の滑り面は、他方の滑り面の中央部に位置し、前記上部構造体または前記下部構造体に水平方向の力が作用したときに前記一方の滑り面は前記他方の滑り面の前記中央部からその周囲の外周部に滑動する滑り支承であって、前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、前記中央部の摩擦係数よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明は、前記他方の滑り面の中央部の輪郭は、前記一方の滑り面の輪郭よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明は、前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、前記中央部の摩擦係数よりも大きい均一の値であることを特徴とする。
また、本発明は、前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、前記中央部から離れるにつれて次第に大きくなることを特徴とする。
また、本発明は、前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、前記中央部から離れるにつれて段階的に大きくなることを特徴とする。
また、本発明は、前記他方の滑り面は、前記上部構造体または前記下部構造体の一方に取着された滑り部材の面で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、上部構造体または下部構造体に水平方向の小さい力が作用した場合、一方の滑り面が、摩擦係数が小さい他方の滑り面の中央部で移動する。
また、上部構造体または下部構造体に水平方向の大きい力が作用した場合、一方の滑り面が、他方の滑り面の中央部から外周部に移動し、その際に、一方の滑り面が外周部から抵抗を受けることにより滑り支承によってエネルギーが減衰される。
すなわち、上部構造体または下部構造体に水平方向の小さい力が作用した場合、本発明の滑り支承は従来の滑り支承と同様に機能し、また、上部構造体または下部構造体に水平方向の大きい力が作用した場合、本発明の滑り支承は従来の滑り支承と同様に機能することに加え、エネルギー減衰機能も発揮する。
また、他方の滑り面の中央部の輪郭を、一方の滑り面の輪郭よりも大きく形成すると、上部構造体または下部構造体に水平方向の小さい力が作用した場合、従来の滑り支承と同様に、一方の滑り面が、他方の滑り面の中央部の輪郭内で円滑に速やかに移動する。
また、他方の滑り面の外周部の摩擦係数を、中央部の摩擦係数よりも大きい均一の値で形成すると、他方の滑り面を簡単に確実に形成する上で有利となる。
また、他方の滑り面の外周部の摩擦係数を、中央部から離れるにつれて次第に大きくすると、あるいは、中央部から離れるにつれて段階的に大きくすると、上部構造体または下部構造体に水平方向の大きい力が作用した場合、一方の滑り面が、他方の滑り面の中央部から離れれば離れるほど、一方の滑り面が外周部から受ける抵抗が大きくなり、滑り支承によるエネルギーの減衰力を大きくできる。
また、本発明は、前記他方の滑り面を、前記上部構造体または前記下部構造体の一方に取着された滑り部材の面で形成すると、中央部と外周部の摩擦係数を所望の値に簡単に設定することができる。
(A)は滑り部材が設けられた下部構造体を断面図で示した第1の実施の形態の滑り支承の側面図、(B)は滑り部材が設けられた下部構造体の平面図である。 第2の実施の形態の滑り支承の説明図で、滑り部材が設けられた下部構造体の平面図である。 第3の実施の形態の滑り支承の説明図で、滑り部材が設けられた下部構造体の平面図である。
以下、本発明の滑り支承を免震装置に適用した実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して第1の実施の形態から説明する。
免震装置10は、例えば、建物である上部構造体12と、建物の基礎をなす下部構造体14との間に配設された複数の滑り支承16Aと、不図示の複数の積層ゴムと、不図示のエネルギー減衰手段とを備えている。
各滑り支承16Aは、上部構造体12に設けられた下向きの滑り面20と、下部構造体14に設けられた上向きの滑り面22とを有し、複数の滑り支承16Aはそれら滑り面20,22を介して上部構造体12の荷重を積層ゴムと共に支持し、また、上部構造体12を下部構造体14上で移動可能に支持している。
下向きの滑り面20は、上向きの滑り面22の中央部22Aに位置し、上部構造体12または下部構造体14に水平方向の力が作用したときに、下向きの滑り面20は、上向きの滑り面22の中央部22Aからその周囲の外周部22Bに向かって滑動する。
下向きの滑り面20は、上部構造体12の下面に取り付けられた脚部24の下面に設けられている。本実施の形態では、脚部24はステンレス製であるが、脚部24をコンクリートなど従来公知の様々な材料で構成するなど任意である。
脚部24は、上部構造体12の下面にボルトで取着されるフランジ24Aと、フランジ24Aの中央から突設された柱部24Bとを備えている。
そして、柱部24Bの下端面が、平坦で平滑な下向きの滑り面20に形成されている。
なお、脚部24をステンレス以外の材料で構成した場合には、下向きの滑り面20を、例えば、ポリテトラフルオロチレンなどを主成分とする低摩擦材料からなる板状やシート状の滑り部材を脚部24の下面に取着し、この滑り部材の下面で下向きの滑り面20が構成されることになる。
上向きの滑り面22は、下部構造体14の上面に設けられている。
下部構造体14の上面に平面視円形の凹部1402が設けられ、上向きの滑り面22は、この凹部1402に収容され取着された板状またはシート状の滑り部材26の上面で構成されている。
滑り部材26は、凹部1402の中央部22Aに配置され上向きの滑り面22の中央部22Aを構成する円形の中央滑り部材26Aと、中央滑り部材26Aの周囲に配置され上向きの滑り面22の中央部22Aの周囲の外周部22Bを構成する環状の外周滑り部材26Bとを含んで構成されている。
中央滑り部材26Aは、本実施の形態では、例えば、ポリテトラフルオロチレンを主成分とする低摩擦材料から形成され、上向きの滑り面22の中央部22Aは、中央滑り部材26Aの上面の平滑面で構成されている。
外周滑り部材26Bは、本実施の形態では、中央滑り部材26Aを構成する滑り部材26よりも摩擦係数の大きい合成樹脂材料で形成されている。このような材料として、滑り部材に用いる従来公知の様々な合成樹脂材料が採用可能である。
上向きの滑り面22の外周部22Bは、外周滑り部材26Bの上面で形成され、上向きの滑り面22の外周部22Bの摩擦係数は、中央部22Aの摩擦係数よりも大きく形成されている。
なお、中央滑り部材26A、外周滑り部材26Bの上面の表面粗さを調整することにより、中央部22A、外周部22Bの摩擦係数の大きさが所望の値に簡単に調整される。
本実施の形態では、上向きの滑り面22の外周部22Bの摩擦係数は、中央部22Aの摩擦係数よりも大きい均一の値で形成されている。
なお、中央部22Aと外周部22Bとを同一の滑り部材を用いて形成し、上向きの滑り面22の外周部22Bの表面粗さを、中央部22Aの表面粗さよりも荒くすることで、上向きの滑り面22の外周部22Bの摩擦係数を、中央部22Aの摩擦係数よりも大きくするようにしてもよい。
また、図1(B)に想像線で示すように、上向きの滑り面22の中央部22Aは、下向きの滑り面20の直径よりも大きい直径で形成されている。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
風などにより小さい水平方向の力が建物に作用した場合には、不図示の積層ゴムが剪断変形すると共に、下向きの滑り面20が、上向きの滑り面22の中央部22Aの輪郭内で移動する。
したがって、小さい水平方向の力が建物に作用した場合、小さい水平方向の力による建物の揺れが抑制される。
また、地震などにより大きい水平方向の力が建物に作用した場合には、不図示の積層ゴムが剪断変形すると共に、下向きの滑り面20が、上向きの滑り面22の中央部22Aから外周部22Bに移動し、その際に、不図示のエネルギー減衰手段によりエネルギーが減衰されると共に、上向きの滑り面22が外周部22Bから抵抗を受けることにより滑り支承16Aによっても地震エネルギーが減衰され、地震による建物の揺れが抑制される。
したがって、大きい水平方向の力が建物に作用した場合、より大きな減衰力により建物の揺れを抑制する上で有利となる。
また、滑り支承16Aによっても地震エネルギーが減衰され、免震装置10の減衰力の一部を滑り支承16Aが負担することから、免震装置10に要求される減衰力を変えずに、鉛プラグやオイルダンパーなどのエネルギー減衰手段を小型化でき、したがって、免震装置10の小型化を図る上で有利となる。
なお、上向きの滑り面22の中央部22Aの輪郭と、下向きの滑り面20の輪郭とを同一に形成してもよいが、本実施の形態のように、上向きの滑り面22の中央部22Aを、下向きの滑り面20の直径よりも大きい直径で形成し、言い換えると、上向きの滑り面22の中央部22Aの輪郭を、下向きの滑り面20の輪郭よりも大きく形成すると、風などにより小さい水平力が建物に作用した場合には、従来と同様に、下向きの滑り面20が、上向きの滑り面22の中央部22Aの輪郭内で円滑に速やかに移動する。
したがって、風などによる小さい水平力が建物に作用した場合、建物の揺れを速やかに効率的に抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態では、上向きの滑り面22の外周部22Bの摩擦係数は、中央部22Aの摩擦係数よりも大きい均一の値で形成されているので、上向きの滑り面22を簡単に確実に形成する上で有利となる。
次に、図2を参照して第2の実施の形態について説明する。
なお、以下の実施の形態では第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付してその説明を省略し、異なった箇所を重点的に説明する。
第2の実施の形態の滑り支承16Bは、上部構造体12に設けられた下向きの滑り面20の構成は第1の実施の形態と同様であり、下部構造体14に設けられた上向きの滑り面22の外周部22Bの構成が第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、上向きの滑り面22の中央部22Aは、第1の実施の形態と同様に、中央滑り部材26Aの上面で構成されている。
上向きの滑り面22の外周部22Bは、外周滑り部材26Bの上面で構成され、上向きの滑り面22の外周部22Bの摩擦係数は、中央部22Aの摩擦係数よりも大きく形成されている点については第1の実施の形態と同様であるが、外周部22Bの表面粗さを中央部22Aから離れるにつれて次第に連続的に大きくすることなどで、外周部22Bの摩擦係数は、中央部22Aから離れるにつれて次第に大きくなるように形成されている点が第1の実施の形態と異なっている。
このような第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、つぎの効果が奏される。
すなわち、地震などにより大きい水平方向の力が建物に作用した場合には、下向きの滑り面20が、上向きの滑り面22の外周部22B上で中央部22Aから離れれば離れるほど、上向きの滑り面22が外周部22Bから受ける抵抗が大きくなり、滑り支承16Bによる地震エネルギーの減衰力が大きくなる。
したがって、大きい水平方向の力が建物に作用した場合、より大きな減衰力により建物の揺れを抑制する上でより有利となる。
次に、図3を参照して第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態の滑り支承16Cは、第2の実施の形態の変形例であり、第3の実施の形態では、外周部22Bの摩擦係数が、中央部22Aから離れるにつれて段階的に大きくなっている点が第2の実施の形態と異なっている。
すなわち、第3の実施の形態では、上向きの滑り面22の外周部22Bは、中央部22Aの周囲で中央部22Aよりも摩擦係数が大きい環状の第1外周部22Bー1と、第1外周部22Bー1の周囲で第1外周部22Bー1よりも摩擦係数が大きい環状の第2外周部22Bー2とで構成されている。なお、外周部22Bの大きさによって、摩擦係数の異なる外周部の数を2以上の複数で構成するなど任意である。
第1外周部22Bー1は、環状の第1外周滑り部材26B−1で構成され、第2外主部22Bー2は、環状の第2外周滑り部材26B―2で構成され、第1外周部22Bー1と第2外周部22Bー2は、同一材料の第1外周滑り部材26B−1と第2外周滑り部材26B―2を用いて表面粗さを異ならせることで構成してもよく、あるいは、互いに摩擦係数の異なる第1外周滑り部材26B−1と第2外周滑り部材26B―2を用いて構成してもよい。
第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様に、地震などにより大きい水平方向の力が建物に作用した場合、下向きの滑り面20が、上向きの滑り面22の中央部22Aから離れれば離れるほど、上向きの滑り面22が外周部22Bから受ける抵抗が大きくなり、滑り支承16Cによる地震エネルギーの減衰力が大きくなり、より大きな減衰力により建物の揺れを抑制する上でより有利となる。
また、第1外周部22Bー1と第2外周部22Bー2とを別々の部材で構成したので、第1外周部22Bー1の摩擦係数が異なる複数種類の第1外周滑り部材26B−1と、第2外周部22Bー2の摩擦係数の異なる複数種類の第2外周滑り部材26B―2とを予め用意することにより、建物の仕様により、第1外周部22Bー1、第2外周部22Bー2としてそれら複数種類の第1外周滑り部材26B−1と第2外周滑り部材26B―2から所望の大きさの摩擦係数のものを選択して使用でき、第3の実施の形態の滑り支承16Cの汎用性を高める上で有利となる。
なお、本実施の形態では、脚部24が下部構造体14から突設されている場合について説明したが、脚部24が上部構造体12から突設されている滑り支承にも本発明は適用され、また、本発明の滑り支承は、球面滑り支承Cなどの各種構造の滑り支承にも広くて適用され、滑り支承の用途は免震装置に限定されず、様々の用途に広く適用される。
10 免震装置
12 上部構造体
14 下部構造体
1402 凹部
16A、16B、16C 滑り支承
20 下向きの滑り面
22 上向きの滑り面
22A 上向きの滑り面の中央部
22B 上向きの滑り面の外周部
22B―1 第1外周部
22B―2 第2外周部
24 脚部
26 滑り部材
26A 中央滑り部材
26B 外周滑り部材
26B―1 第1外周滑り部材
26B―2 第2外周滑り部材

Claims (6)

  1. 上部構造体に設けられた下向きの滑り面と、下部構造体に設けられた上向きの滑り面とを有し、それら滑り面のうちの一方の滑り面は、他方の滑り面の中央部に位置し、前記上部構造体または前記下部構造体に水平方向の力が作用したときに前記一方の滑り面は前記他方の滑り面の前記中央部からその周囲の外周部に滑動する滑り支承であって、
    前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、前記中央部の摩擦係数よりも大きい、
    ことを特徴とする滑り支承。
  2. 前記他方の滑り面の中央部の輪郭は、前記一方の滑り面の輪郭よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1記載の滑り支承。
  3. 前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、均一の値である、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の滑り支承。
  4. 前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、前記中央部から離れるにつれて次第に大きくなる、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の滑り支承。
  5. 前記他方の滑り面の前記外周部の摩擦係数は、前記中央部から離れるにつれて段階的に大きくなる、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の滑り支承。
  6. 前記他方の滑り面は、前記上部構造体または前記下部構造体の一方に取着された滑り部材の面で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の滑り支承。
JP2019054926A 2019-03-22 2019-03-22 滑り支承 Pending JP2020153498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019054926A JP2020153498A (ja) 2019-03-22 2019-03-22 滑り支承

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019054926A JP2020153498A (ja) 2019-03-22 2019-03-22 滑り支承

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020153498A true JP2020153498A (ja) 2020-09-24

Family

ID=72558436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019054926A Pending JP2020153498A (ja) 2019-03-22 2019-03-22 滑り支承

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020153498A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192941A (ja) * 1985-02-20 1986-08-27 Toshiba Corp 構造物の免震装置
JP2003269008A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Asahi Kasei Corp 免震装置のすべり板
CN104912201A (zh) * 2015-06-25 2015-09-16 哈尔滨工业大学 一种变摩擦式球面-柱面摩擦型支座
JP2016196910A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 株式会社大林組 免震装置
WO2017141172A1 (en) * 2016-02-16 2017-08-24 Alberto Dusi Seismic isolator

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192941A (ja) * 1985-02-20 1986-08-27 Toshiba Corp 構造物の免震装置
JP2003269008A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Asahi Kasei Corp 免震装置のすべり板
JP2016196910A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 株式会社大林組 免震装置
CN104912201A (zh) * 2015-06-25 2015-09-16 哈尔滨工业大学 一种变摩擦式球面-柱面摩擦型支座
WO2017141172A1 (en) * 2016-02-16 2017-08-24 Alberto Dusi Seismic isolator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4852552B2 (ja) 負の剛性装置及び該負の剛性装置を備えた免震構造物
JP6931282B2 (ja) 免震層
JP2015190583A (ja) 免震装置
WO2017126692A1 (ja) 滑り支承装置
JP5901159B2 (ja) 免震構造
JP6646351B2 (ja) 免震システム
JP4706958B2 (ja) 免震構造
JP2010189999A (ja) 免震構造、及び免震構造を有する建物
JP2020153498A (ja) 滑り支承
JP5352270B2 (ja) 免震構造、及び免震構造を有する建物
JP7071897B2 (ja) 構造物用多面スライド支承装置
RU2012126135A (ru) Фрикционный демпфер троса
JP6651933B2 (ja) 免振装置及び積層ゴム支承の変形量調整方法
JP2018009340A (ja) 構造物用全方向三面スライド支承装置
JP5601644B2 (ja) 制振装置を備えた免震装置及び制振装置付き免震構造物
JP7487065B2 (ja) 摩擦ダンパーおよび免震建物
JP7429313B2 (ja) 滑り支承
JP7129780B2 (ja) 床免震システム
JP2016205413A (ja) 免震構造
JP2013217427A (ja) 免震装置
JP2020020403A (ja) 免震支承及び免震システム
JP2019039242A (ja) 上部構造物支承構造
JP7350964B1 (ja) 免震装置
JP7266435B2 (ja) 滑り支承
JP2022164203A (ja) 免震機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230801