JP2020153294A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮反力や熱膨張の影響で固定スクロールや可動スクロールが変形することで生じる局所当たりの発生を効果的に抑制し、慣らし時間を短縮したスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】固定スクロール21と可動スクロール22のラップ24、32は、最外周の巻き終わり部と最内周の巻き始め部の間に複数の段差部を有し、巻き終わり部から巻き始め部に向かうに従って高さが段階的に減少するように構成される。各段差部の位置及び高さは、渦巻き状の各ラップ24、32を所定の平面上に展開したときに、各段差部の基点が、平面上に描いた所定の円弧上に載るように設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定スクロールに対して可動スクロールを公転旋回運動させることにより、両スクロールのラップ間に形成された圧縮室で作動流体を圧縮するスクロール圧縮機に関する。
従来よりこの種スクロール圧縮機は、鏡板の表面に渦巻き状のラップを備えた固定スクロールと、鏡板の表面に渦巻き状のラップを備えた可動スクロールから成る圧縮機構を備え、各スクロールのラップを対向させてラップ間に圧縮室を形成し、モータにより固定スクロールに対して可動スクロールを公転旋回運動させることにより、圧縮室の容積を外側から内側に向けて縮小させながら移動させることで、作動流体(冷媒)を圧縮するように構成されている。
この場合、各スクロールは圧縮反力や熱膨張の影響により、渦巻きの最内周(中央部)が凸形状に変形する。これにより、局所当たりが発生し、体積効率が低下するが、一定時間運転を行うことで、体積効率は経時的に改善し、或る時間で飽和する(慣らし時間)。これは経時的な摩耗により、局所当たりの部分が許容される形状まで削られた、即ち、馴染んだことが原因であるが、運転開始時の摩耗の無い状態(馴染む前の状態)で高負荷条件の運転を行った場合、局所当たり部分の面圧が増大してスクロールが破損する危険性が高くなる。
そこで、予め渦巻きの最外周の巻き終わり部から徐々にラップの高さを低くすることが考えられている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。これによれば、圧縮反力や熱膨張の影響による局所当たりが生じない形状とすることが可能になると考えられる。
特開2017−15000号公報 特開2002−364561号公報 特開平11−190287号公報
しかしながら、係る従来の対策のみでは、スクロールの実際の摩耗に対応できておらず、局所当たりの発生を効果的に抑制することができないという問題があった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、圧縮反力や熱膨張の影響で固定スクロールや可動スクロールが変形することで生じる局所当たりの発生を効果的に抑制し、慣らし時間を短縮したスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、各鏡板の各表面にそれぞれ渦巻き状のラップが対向して形成された固定スクロール及び可動スクロールから成る圧縮機構を備え、可動スクロールを固定スクロールに対して公転旋回運動させ、両スクロールの各ラップ間に形成された圧縮室を外側から内側に向けて縮小させながら移動させることにより、作動流体を圧縮するものであって、固定スクロールと可動スクロールのラップは、最外周の巻き終わり部と最内周の巻き始め部の間に複数の段差部を有し、巻き終わり部から巻き始め部に向かうに従って高さが段階的に減少するように構成されており、各段差部の位置及び高さは、渦巻き状の各ラップを所定の平面上に展開したときに、各段差部の基点が、前記平面上に描いた所定の円弧上に載るように設定されていることを特徴とする。
請求項2の発明のスクロール圧縮機は、上記発明において各段差部が、同心円の円弧形状を呈することを特徴とする。
請求項3の発明のスクロール圧縮機は、上記発明において各段差部が、各ラップの渦巻きの基礎円、又は、鏡板と同心円の円弧形状を呈することを特徴とする。
請求項4の発明のスクロール圧縮機は、上記各発明において最も外側の段差部は、巻き終わり部から180deg以上内側に位置していることを特徴とする。
請求項5の発明のスクロール圧縮機は、上記発明において最も外側の段差部は、巻き終わり部から270deg内側に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、各鏡板の各表面にそれぞれ渦巻き状のラップが対向して形成された固定スクロール及び可動スクロールから成る圧縮機構を備え、可動スクロールを固定スクロールに対して公転旋回運動させ、両スクロールの各ラップ間に形成された圧縮室を外側から内側に向けて縮小させながら移動させることにより、作動流体を圧縮するスクロール圧縮機において、固定スクロールと可動スクロールのラップを、最外周の巻き終わり部と最内周の巻き始め部の間に複数の段差部を有して、巻き終わり部から巻き始め部に向かうに従って高さが段階的に減少するように構成し、各段差部の位置及び高さを、渦巻き状の各ラップを所定の平面上に展開したときに、各段差部の基点が、前記平面上に描いた所定の円弧上に載るように設定したので、圧縮反力や熱膨張の影響による局所当たりで摩耗した状態、即ち、馴染んだ状態の各スクロールの実際の形状に近いかたちに各スクロールのラップの高さを設定することができるようになる。これにより、局所当たりの発生を効果的に抑制し、体積効率が飽和するまでの所謂慣らし時間を大幅に短縮することができるようになる。
特に、請求項2の発明の如く各段差部を、同心円の円弧形状とし、より好ましくは請求項3の発明の如く各段差部を、各ラップの渦巻きの基礎円、又は、鏡板と同心円の円弧形状とすることで、各スクロールのラップの高さを、スクロールの実際の摩耗形状に、より一層的確に対応させ、局所当たりの発生を、より一層効果的に抑制することができるようになる。
また、請求項3の発明の如く最も外側の段差部を、巻き終わり部から180deg以上、より好ましくは請求項4の発明の如く巻き終わり部から270deg内側に配置することで、ラップを下として各スクロールを置いたときの安定性が向上すると共に、ラップの高さを設定する際の基準もとりやすくなる。
本発明を適用した一実施形態のスクロール圧縮機の断面図である。 図1のスクロール圧縮機の固定スクロールをラップ側から見た平面図である。 図2のスクロール圧縮機の可動スクロールをラップ側から見た平面図である。 各スクロールのラップを平面上に展開した状態を示す図である。 図4のようにスクロールのラップを展開したときの先端の段差部の位置と高さを説明するグラフである。 各スクロールのラップの巻き終わり部と巻き始め部の高さの差を変化させたときの、各スクロールのラップ先端の摩耗高さを示すグラフである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明を適用した一実施例のスクロール圧縮機1の断面図である。実施例のスクロール圧縮機1は、例えば車両用空気調和装置の冷媒回路に使用され、車両用空気調和装置の作動流体としての二酸化炭素冷媒を吸入し、圧縮して吐出するものであり、電動モータ2と、この電動モータ2を運転するためのインバータ3と、電動モータ2によって駆動される圧縮機構4とを備えた所謂インバータ一体型のスクロール圧縮機である。
実施例のスクロール圧縮機1は、電動モータ2及びインバータ3をその内側に収容するメインハウジング6と、圧縮機構4をその内側に収容する圧縮機構ハウジング7と、インバータカバー8と、圧縮機構カバー9を備えている。そして、これらメインハウジング6と、圧縮機構ハウジング7と、インバータカバー8と、圧縮機構カバー9は何れも金属製(実施例ではアルミニウム製)であり、それらが一体的に接合されてスクロール圧縮機1のハウジング11が構成されている。
メインハウジング6は、筒状の周壁部6Aと仕切壁部6Bとから構成されている。この仕切壁部6Bは、メインハウジング6内を、電動モータ2を収容するモータ収容部12とインバータ3を収容するインバータ収容部13とに仕切る隔壁である。このインバータ収容部13は一端面が開口しており、この開口はインバータ3が収容された後、インバータカバー8によって閉塞される。
モータ収容部12も他端面が開口しており、この開口は電動モータ2が収容された後、圧縮機構ハウジング7によって閉塞される。仕切壁部6Bには電動モータ2の回転軸14の一端部(圧縮機構4とは反対側の端部)を支持するための支持部16が突設されている。
圧縮機構ハウジング7は、メインハウジング6とは反対側が開口しており、この開口は圧縮機構4が収容された後、圧縮機構カバー9によって閉塞される。圧縮機構ハウジング7は、筒状の周壁部7Aと、その一端側(メインハウジング6側)のフレーム部7Bとから構成され、これら周壁部7Aとフレーム部7Bで区画される空間内に圧縮機構4が収容される。フレーム部7Bはメインハウジング6内と圧縮機構ハウジング7内を仕切る隔壁を成す。
また、フレーム部7Bには電動モータ2の回転軸14の他端部(圧縮機構4側の端部)を挿通する貫通孔17が開設されており、この貫通孔17の圧縮機構4側には、回転軸14の他端部を支持するフロントベアリング18が嵌合されている。また、19は貫通孔17部分にて回転軸14の外周面と圧縮機構ハウジング7内とをシールするシール材である。
電動モータ2は、コイル35が巻装されたステータ25と、ロータ30から構成されている。そして、例えば車両のバッテリ(図示せず)からの直流電流がインバータ3により三相交流電流に変換され、電動モータ2のコイル35に給電されることで、ロータ30が回転駆動されるよう構成されている。
また、メインハウジング6には、図示しない吸入ポートが形成されており、吸入ポートから吸入された冷媒は、メインハウジング6内を通過した後、圧縮機構ハウジング7内の圧縮機構4の外側の後述する吸入部37に吸入される。これにより、電動モータ2は吸入冷媒により冷却される。また、圧縮機構4にて圧縮された冷媒は、当該圧縮機構4の吐出側としての後述する吐出空間27から圧縮機構カバー9に形成された図示しない吐出ポートより吐出される構成とされている。
圧縮機構4は、何れも金属(アルミニウム合金、マグネシウム合金、或いは、鋳鉄)製の固定スクロール21と可動スクロール22から構成されている。固定スクロール21は、円盤状の鏡板23と、この鏡板23の表面(一方の面)に立設されたインボリュート状、又は、これに近似した曲線から成る渦巻き状のラップ24を一体に備えており、このラップ24が立設された鏡板23の表面をフレーム部7B側として圧縮機構ハウジング7に固定されている。ここで、実施例では渦巻き状のラップ24の基礎円の中心は、鏡板23の中心と一致しているものとする。固定スクロール21の鏡板23の中央には吐出孔26が形成されており、この吐出孔26は圧縮機構カバー9内の吐出空間27に連通している。28は吐出孔26の鏡板23の背面(他方の面)側の開口に設けられた吐出バルブである。
可動スクロール22は、固定スクロール21に対して公転旋回運動するスクロールであり、円盤状の鏡板31と、この鏡板31の表面(一方の面)に立設されたインボリュート状、又は、これに近似した曲線から成る渦巻き状のラップ32と、鏡板31の背面(他方の面)の中央に突出形成されたボス部33を一体に備えている。ここで、実施例では渦巻き状のラップ32の基礎円の中心は、鏡板31の中心と一致しているものとする。この可動スクロール22は、ラップ32の突出方向を固定スクロール21側としてラップ32が固定スクロール21のラップ24に対向し、相互に向かい合って噛み合うように配置され、各ラップ24、32間に圧縮室34を形成する。
即ち、可動スクロール22のラップ32は、固定スクロール21のラップ24と対向し、ラップ32の先端が鏡板23の表面に接し、ラップ24の先端が鏡板31の表面に接するように噛み合う。回転軸14の他端部、即ち、可動スクロール22側の端部には、当該回転軸14の軸心から偏心した位置にて突出する駆動突起48が設けられている。そして、この駆動突起48には、円柱状の偏心ブッシュ36が取り付けられ、回転軸14の他端部において当該回転軸14の軸心から偏心して設けられている。
この場合、偏心ブッシュ36は当該偏心ブッシュ36の軸心から偏心した位置にて駆動突起48に取り付けられ、この偏心ブッシュ36は可動スクロール22のボス部33に嵌合されている。そして、電動モータ2のロータ30と共に回転軸14が回転されると、可動スクロール22は自転すること無く、固定スクロール21に対して公転旋回運動するように構成されている。尚、49はフロントベアリング18より可動スクロール22側の回転軸14の外周面に取り付けられたバランスウエイトである。
可動スクロール22は固定スクロール21に対して偏心して公転旋回するため、各ラップ24、32の偏心方向と接触位置は回転しながら移動し、外側の前述した吸入部37から冷媒を吸入した圧縮室34は、外側から内側に向かって移動しながら次第にその容積が縮小されていく。これにより冷媒は圧縮されていき、最終的に中央の吐出孔26から吐出バルブ28を経て吐出空間27に吐出される。
図1において38は円環状のスラストプレートである。このスラストプレート38は、可動スクロール22の鏡板31の背面側に形成された背圧室39と、圧縮機構ハウジング7内の圧縮機構4の外側の吸入圧領域としての吸入部37とを区画するためのものであり、ボス部33の外側に位置してフレーム部7Bと可動スクロール22の間に介設されている。41は可動スクロール22の鏡板31の背面に取り付けられてスラストプレート38に当接するシール材であり、このシール材41とスラストプレート38により背圧室39と吸入部37とが区画される。
尚、42はフレーム部7Bのスラストプレート38側の面に取り付けられてスラストプレート38の外周部に当接し、フレーム部7Bとスラストプレート38間をシールするシール材である。
また、図1において、43は圧縮機構カバー9から圧縮機構ハウジング7に渡って形成された背圧通路であり、この背圧通路43内にはオリフィス44が取り付けられている。背圧通路43は圧縮機構カバー9内の吐出空間27(圧縮機構4の吐出側)内と背圧室39とを連通しており、これにより、図1中矢印で示す如く背圧室39にオリフィス44で減圧調整された吐出圧の主にオイルが供給されるように構成されている。
この背圧室39内の圧力(背圧)により、可動スクロール22を固定スクロール21に押し付ける背圧荷重が生じる。この背圧荷重により、圧縮機構4の圧縮室34からの圧縮反力に抗して可動スクロール22が固定スクロール21に押し付けられ、ラップ24、32と鏡板31、23との接触が維持され、圧縮室34で冷媒を圧縮可能となる。
一方、回転軸14内には軸方向に渡るオイル通路46が形成されており、オイル通路46内には、支持部16側に位置して圧力調整弁47が設けられている。オイル通路46は背圧室39とメインハウジング6内(吸入圧領域)とを連通しており、背圧通路43から背圧室39内に流入したオイルは、入口孔52からオイル通路46内に流入してメインハウジング6内に流出するが、圧力調整弁47は背圧室39内の圧力(背圧)が最大値となった場合に開放し、それ以上、背圧が上昇しないように機能する。
次に、図2〜図6を参照しながら、前述した圧縮機構4を構成する固定スクロール21のラップ24と、可動スクロール22のラップ32の先端部の形状について説明する。図2は固定スクロール21をラップ24側(表面側)から見た平面図、図3は可動スクロール22をラップ32側(表面側)から見た平面図である。
固定スクロール21のラップ24は、図2に示すように、最内周の巻き始め部24Aから最外周の巻き終わり部24Bに渡る渦巻き状を呈している。更に、ラップ24の先端部には、巻き終わり部24Bと巻き始め部24Aの間に複数(実施例では6箇所)の段差部51〜56が形成されており、巻き終わり部24Bから巻き始め部24Aに向かうに従って、ラップ24の高さが段階的に減少するように構成されている。
実施例では最も外側の段差部を51、その内側の段差部を52、更にその内側の段差部を53、更にその内側の段差部を54、更にその内側の段差部を55とし、最も内側の段差部を56とする。また、これら段差部51〜56によって構成される最も外側で高さが高くなる先端部を61、その内側の先端部を62、更にその内側の先端部を63、更にその内側の先端部を64、更にその内側の先端部を65、更にその内側の先端部を66とし、最も内側の先端部を67とする。
可動スクロール22のラップ32も、図3に示すように、最内周の巻き始め部32Aから最外周の巻き終わり部32Bに渡る渦巻き状を呈している。更に、ラップ32の先端部にも、巻き終わり部32Bと巻き始め部32Aの間に複数(実施例では6箇所)の段差部71〜76が形成されており、巻き終わり部32Bから巻き始め部32Aに向かうに従って、ラップ32の高さが段階的に減少するように構成されている。
実施例では最も外側の段差部を71、その内側の段差部を72、更にその内側の段差部を73、更にその内側の段差部を74、更にその内側の段差部を75とし、最も内側の段差部を76とする。また、これら段差部71〜76によって構成される最も外側で高さが高くなる先端部を81、その内側の先端部を82、更にその内側の先端部を83、更にその内側の先端部を84、更にその内側の先端部を85、更にその内側の先端部を86とし、最も内側の先端部を87とする。
ここで、前述した如く固定スクロール21及び可動スクロール22は、圧縮室34からの圧縮反力や熱膨張の影響により、ラップ24、31の渦巻きの最内周(中央部)が凸形状に変形するため、局所当たりが発生し、体積効率が低下する。そして、一定時間運転を行うことで、体積効率は経時的に改善し、或る時間で飽和する(慣らし時間)が、これは経時的な摩耗により、局所当たりの部分が許容される形状まで削られた、即ち、馴染んだからである。従って、係る慣らし時間が経過する前に、摩耗の無い状態で高負荷条件の運転を行うと、局所当たり部分の面圧が増大して各スクロール21、22が破損する危険性がある。
一方、上記のような慣らし時間が経過した後の各スクロール21、22、即ち、馴染み後の各スクロール21、22の形状を実測した結果、ラップ24、31は最外周の巻き終わり部24B、32Bから最内周の巻き始め部24A、32Aに渡って、横断面が円弧状に凹陥した形状に削られることが分かった。
そこで、本発明では、固定スクロール21と可動スクロール22のラップ24、32の各段差部51〜56、71〜76の位置及び高さを、渦巻き状の各ラップ24、32を所定の平面上に展開したときに、各段差部51〜56、71〜76の基点が、当該平面上に描いた所定の円弧上に載るように設定した。
これを図4と図5を用いて説明する。尚、図4、図5では固定スクロール21のラップ24を例にとって説明するが、可動スクロール22のラップ32も基本的な特徴は同様である。図4は固定スクロール21のラップ24を平面上に展開したときの図であり、図5はラップ24を展開したときの先端の各段差部51〜56の位置と高さをグラフで表現した図である。尚、図4では各段差部51〜56の高さを誇張して示しているが、実際にはμmのオーダーである。
図5で横軸は最内周の巻き始め部24Aを基準(0)としたラップ24の長さ、縦軸は最外周の先端部61(巻終わり部24B側)を基準(0)とした各先端部62〜67の高さである。本発明では、図5に示すように、各段差部51〜56の基点51A〜56Aが、ラップ24を展開した平面上に描いた所定の円弧Rの上に載るように設定している。この円弧Rは馴染み後の実測した各スクロール21、22の凹陥形状の円弧、若しくは、それに近い円弧に設定するものとする。
尚、各段差部51〜56の高さは実施例では同一としている。また、上述したように、可動スクロール22のラップ32についても各段差部71〜76の基点が、ラップ32を展開した平面上に描いた所定の円弧の上に載るように設定している。更に、実施例では図2に示すように、固定スクロール21のラップ24の各段差部51〜56を、ラップ24の渦巻きの基礎円と同心円の円弧形状(放射円状)とし、図3に示すように、可動スクロール22のラップ32の各段差部71〜76を、ラップ32の渦巻きの基礎円と同心円の円弧形状(放射円状)としている。
このようにしたことで、圧縮反力や熱膨張の影響による局所当たりで摩耗した状態、即ち、馴染み後の各スクロール21、22が実際の形状に近いかたちに各スクロール21、22のラップ24、32の高さを設定することができるようになり、運転開始時から各ラップ24、32は対向するスクロール22、21の鏡板31、23に均等に当たるようになるので、局所当たりの発生を効果的に抑制し、体積効率が飽和するまでの所謂慣らし時間を大幅に短縮することができるようになる。
特に、実施例では各段差部51〜56、71〜76を、各ラップ24、32の渦巻きの基礎円とそれぞれ同心円の円弧形状としているので、各スクロール21、22のラップ24、32の高さを、各スクロール21、22の実際の摩耗形状に、より一層的確に対応させて、局所当たりの発生を、より一層効果的に抑制することができるようになる。
ここで、図6は上記のような形状とした固定スクロール21の各段差部51〜56の合計の差(巻き終わり部24Bの先端部61と巻き始め部24Aの先端部67の高さの差)、可動スクロール22の各段差部71〜76の合計の差(巻き終わり部32Bの先端部81と巻き始め部32Aの先端部87の高さの差)を変化させたときの(横軸)、各スクロール21、22のラップ24、32の先端の摩耗高さを実測したグラフである(縦軸)。この図からも明らかな如く、図6中にOPTdepで示す値(段差部の合計の差)で最もラップ24、32の先端の摩耗が小さくなる。
また、実施例では図2にX1で示すように、固定スクロール21の最も外側の段差部51を、巻き終わり部24Bから270deg内側に位置させ、図3にX2で示すように、可動スクロール22の最も外側の段差部71も、巻き終わり部32Bから270deg内側に位置させている。尚、段差部51、71は、実施例では上述したように円弧状を呈しているので、270degの位置は、各段差部51、72の円弧の中央とする。
このように、段差部51、71の位置を設定することで、ラップ24、32を下として各スクロール21、22を作業台上に置いたときの安定性が向上すると共に、ラップ24、32の高さを設定する際の基準もとりやすくなる。尚、この実施例では段差部51、71の位置を270deg内側としたが、それに限らず、180deg以上内側であれば、各スクロール21、22は安定する。
尚、実施例では前述した如くラップ24の渦巻きの基礎円の中心と鏡板23の中心が一致している固定スクロール21を採用し、ラップ32の渦巻きの基礎円の中心と鏡板31の中心が一致している可動スクロール22を採用し、固定スクロール21のラップ24の各段差部51〜56を、ラップ24の渦巻きの基礎円と同心円の円弧形状とし、可動スクロール22のラップ32の各段差部71〜76を、ラップ32の渦巻きの基礎円と同心円の円弧形状としたが、それに限らず、各段差部51〜56が同心円の円弧形状となり、各段差部71〜76も同心円の円弧形状となるようにすることで、局所当たりの発生を、効果的に抑制することができる。その理由は、前述したように慣らし時間が経過した後の各スクロール21、22は横断面は円弧状に凹陥した形状に削られるからである。
但し、実施例の如く固定スクロール21のラップ24の各段差部51〜56を、ラップ24の渦巻きの基礎円と同心円の円弧形状とし、可動スクロール22のラップ32の各段差部71〜76を、ラップ32の渦巻きの基礎円と同心円の円弧形状とすることで、より一層効果的に局所当たりを抑制することができる。
また、実施例とは異なり、固定スクロール及び可動スクロールのラップの渦巻きの基礎円の中心と鏡板の中心が異なる場合もある。そのような場合には、各段差部51〜56をラップ24の渦巻きの基礎円か、鏡板23のうちの何れかと同心円の円弧形状とし、各段差部71〜76をラップ32の渦巻きの基礎円か、鏡板31のうちの何れかと同心円の円弧形状とするとよい。即ち、各段差部51〜56、71〜76の円弧の中心を、ラップ24、32の渦巻きの基礎円の中心か、鏡板23、31の中心のうちの何れかに合わせることで、局所当たりの発生を、より効果的に抑制することができる。
更に、実施例では車両用空気調和装置の冷媒回路に使用されるスクロール圧縮機に本発明を適用したが、それに限らず、各種冷凍装置の冷媒回路で使用されるスクロール圧縮機に本発明は有効である。また、実施例では所謂インバータ一体型のスクロール圧縮機に本発明を適用したが、それに限らず、インバータを一体に備えない通常のスクロール圧縮機にも適用可能である。
1 スクロール圧縮機
4 圧縮機構
11 ハウジング
21 固定スクロール
22 可動スクロール
23、31 鏡板
24、32 ラップ
24A、32A 巻き始め部
24B、32B 巻き終わり部
34 圧縮室
39 背圧室
51〜56、71〜76 段差部
61〜67、81〜87 先端部

Claims (5)

  1. 各鏡板の各表面にそれぞれ渦巻き状のラップが対向して形成された固定スクロール及び可動スクロールから成る圧縮機構を備え、前記可動スクロールを前記固定スクロールに対して公転旋回運動させ、両スクロールの前記各ラップ間に形成された圧縮室を外側から内側に向けて縮小させながら移動させることにより、作動流体を圧縮するスクロール圧縮機において、
    前記固定スクロールと前記可動スクロールのラップは、最外周の巻き終わり部と最内周の巻き始め部の間に複数の段差部を有し、前記巻き終わり部から前記巻き始め部に向かうに従って高さが段階的に減少するように構成されており、
    前記各段差部の位置及び高さは、渦巻き状の前記各ラップを所定の平面上に展開したときに、前記各段差部の基点が、前記平面上に描いた所定の円弧上に載るように設定されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記各段差部は、同心円の円弧形状を呈することを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記各段差部は、前記各ラップの渦巻きの基礎円、又は、前記鏡板と同心円の円弧形状を呈することを特徴とする請求項2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 最も外側の前記段差部は、前記巻き終わり部から180deg以上内側に位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記最も外側の段差部は、前記巻き終わり部から270deg内側に位置していることを特徴とする請求項4に記載のスクロール圧縮機。
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