JP2020148101A - 内燃機関の燃焼制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクセル開度の急激な変化に対しても応答性よく適切な量の排気ガスを還流することができる内燃機関の燃焼制御装置を提供する。【解決手段】ECU70は、エアフローメータ67の検出結果に基づいて気筒内における筒内空気量gnを推定し、EGRガスの流量制御の基準値である基本EGR制御量egrtgtlkを算出すると共に、エアフローメータ67の検出結果に基づいて吸気通路37内のEGR通路61との連通部におけるEGRバルブ付近空気量gnegrを推定し、EGRガスの流量制御の目標値である目標EGR制御量egrtgtlkeを算出し、基本EGR制御量egrtgtlkに対する目標EGR制御量egrtgtlkeの乖離量degestpに基づいて算出したEGR減量値egrtgtdecによって基本EGR制御量egrtgtlkを減算することにより、実行EGR制御量egrtgtを算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、排気ガスを吸気側に還流させるEGR機能を備えた内燃機関の燃焼制御装置に関する。
従来、エンジン等の内燃機関においては、NOxの排出量の低減や燃費の向上等を目的として、排気ガスの一部を吸気系に還流する排気ガス循環(Exhaust Gas Recirculation:EGR)装置が広く採用されている。この種のEGR装置を備えたエンジンでは、一般に、エンジン回転数とエンジン負荷(吸入空気量)とに基づいて、EGR量の制御が行われる。
ここで、燃料噴射制御等のエンジン制御にはパラメータとして気筒(シリンダ)内における吸入空気量が用いられるが、エンジンの気筒付近では脈動の影響や吸気系に還流される排気ガスの影響等を受けるため、吸入空気量を精度良く検出することが困難となる。このため、エンジンの気筒内における吸入空気量は、通常、気筒よりも十分に上流側において計測した吸気流量や吸気圧力に対してなまし計算等を行うことにより推定される。
このような構成のエンジンにおいて、エンジンの運転状態に変化が生じた場合に、吸気系の構成等に起因して発生するEGRの応答遅れを解消するための技術として、例えば、特許文献1には、エンジン回転数及びアクセル開度に基づいて基本EGR開度を算出するとともに、基本EGR開度から前回のなまし値を減算した値を所定の定数で除算した値を前回のなまし値に加算することにより今回のなまし値を算出し、基本EGR開度からなまし値が減算された値を所定の定数で除算した値を基本EGR開度に加算することにより最終的なEGR開度を設定する技術が開示されている。
特開平10−9011号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術のように、単に、エンジン回転数とアクセル開度から算出した基本EGR開度になまし値を加算しただけの制御では、十分な応答性を得ることが困難となる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、アクセル開度の急激な変化に対しても応答性よく適切な量の排気ガスを還流することができる内燃機関の燃焼制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による内燃機関の燃焼制御装置は、排気通路から吸気通路の中途に排気ガスの一部をEGRガスとして還流するEGR通路と、前記EGR通路に設けられ、前記EGRガスの流量を調整するEGRバルブと、前記吸気通路に対する前記EGR通路の連通部よりも上流側において、前記吸気通路を流通する吸入空気量を検出する吸入空気量検出部と、前記吸入空気量検出部の検出結果に基づいて気筒内における吸入空気量を推定し、前記気筒内における前記吸入空気量に基づいて前記EGRガスの流量制御の基準値である基本EGR制御量を算出する基本EGR制御量算出部と、前記吸入空気量検出部の検出結果に基づいて前記連通部における吸入空気量を推定し、前記連通部における前記吸入空気量に基づいて前記EGRガスの流量制御の目標値である目標EGR制御量を算出する目標EGR制御量算出部と、前記基本EGR制御量に対する前記目標EGR制御量の乖離量に基づいてEGR補正量を算出し、前記基本EGR制御量を前記EGR補正量で補正した値を前記EGRガスの流量制御の実行値である実行EGR制御量として算出する実行EGR制御量算出部と、を備えたものである。
本発明の内燃機関の燃焼制御装置によれば、アクセル開度の急激な変化に対しても応答性よく適切な量の排気ガスを還流することができる。
EGR装置を備えたエンジンの概略構成図 EGR制御ルーチンを示すフローチャート 基本EGR量算出サブルーチンを示すフローチャート 目標EGR量算出サブルーチンを示すフローチャート 実行EGR量算出サブルーチンを示すフローチャート EGR減量値算出用マップ EGR減量補正係数算出用マップ 要求トルクと推定空気量、推定EGRステップ、EGRステップ推定乖離量、及び、実行EGRステップとの関係の一例を示すタイミングチャート
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図1は、EGR装置を備えたエンジンの概略構成図を示す。図1に示すように、内燃機関としてのエンジン1は、シリンダブロック5と、シリンダブロック5に一体形成されたクランクケース6と、シリンダブロック5に連結されたシリンダヘッド7と、を備えて構成されている。
シリンダブロック5には気筒を構成するシリンダ10が形成されており、シリンダ10には、ピストン11が摺動自在に配置されている。そして、シリンダヘッド7と、シリンダ10と、ピストン11とによって囲まれた空間が気筒の燃焼室12として形成されている。なお、図1においては、説明を簡略化するため、1気筒のみを示しているが、本実施形態が適用されるエンジン1は、水平対向4気筒エンジン等のような多気筒エンジンであってもよいことは勿論である。
また、エンジン1には、クランクケース6によってクランク室13が形成されており、クランク室13内にはクランクシャフト14が回転自在に支持されている。クランクシャフト14には、コネクティングロッド15を介して、ピストン11が連結されている。
シリンダヘッド7には、吸気ポート20及び排気ポート21が、燃焼室12に連通するように形成されている。
また、シリンダヘッド7には、吸気バルブ25及び排気バルブ26が設けられている。吸気バルブ25の末端には吸気用カムシャフト27に固定された吸気カム27aが当接されている。これにより、吸気バルブ25は、吸気用カムシャフト27の回転に伴い、吸気ポート20を燃焼室12に対して開閉する。一方、排気バルブ26の末端には排気用カムシャフト28に固定された排気カム28aが当接されている。これにより、排気バルブ26は、排気用カムシャフト28の回転に伴い、排気ポート21を燃焼室12に対して開閉する。
また、シリンダヘッド7には、先端が燃焼室12内に位置するようにインジェクタ30及び点火プラグ31が設けられている。これらインジェクタ30及び点火プラグ31は後述するエンジン制御ユニット(ECU)70によって制御され、インジェクタ30は、吸気ポート20からの流入空気に対して所定のタイミングで燃料を噴射することで燃焼室12内に混合気を生成し、点火プラグ31は、生成された混合気に対して所定のタイミングで点火する。
吸気ポート20にはインテークマニホルド35を介して吸気管36が接続され、これら吸気ポート20、インテークマニホルド35、及び、吸気管36等により、吸気通路37が構成されている。一方、排気ポート21にはエキゾーストマニホルド38を介して排気管39が接続され、これら排気ポート21、エキゾーストマニホルド38、及び、排気管39等により、排気通路40が構成されている。
吸気通路37の上流側において、吸気管36の中途には、外部から吸入された空気に混入する異物を除去するためのエアクリーナ45が設けられている。
また、吸気通路37の中途において、例えば、吸気管36とインテークマニホルド35との接続部には、スロットル弁46が設けられている。このスロットル弁46は、アクチュエータ47によって開閉動作される電子制御式であり、アクチュエータ47がECU70によって駆動制御されることにより、燃焼室12に送出する空気量を調節する。
また、吸気通路37の下流側には、吸気ポート20の内部を空気の流通方向に沿って2つに区画する隔壁50が設けられている。さらに、隔壁50の上流側にはタンブルジェネレーションバルブ(TGV)51が設けられている。このTGV51は、アクチュエータ52によって開閉動作される電子制御式であり、アクチュエータ52がECU70によって駆動制御されることにより、隔壁50によって区画された流路の一方を開閉する。
具体的には、エンジン負荷(アクセル開度)が小さく吸気流量が少ない場合、ECU70はTGV52の開度を絞り、吸気のほとんどを隔壁50によって区画された他方の流路に流通させる。これにより、燃焼室12には流速を高めた空気が流入され、燃焼室12内において強いタンブル流が生成され、燃料の急速燃焼が実現し、燃費改善や燃焼安定性の向上が可能となる。
排気通路40には、エキゾーストマニホルド38の合流部38aよりも下流側に、触媒45が設けられている。この触媒45は、例えば、三元触媒であり、燃焼室12から排出された排気ガス中の炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、及び、窒化酸化物(NOx)等を浄化する。
また、エンジン1には、排気ガスの一部を吸気系に還流するための排気ガス循環(Exhaust Gas Recirculation:EGR)装置60が設けられている。このEGR装置60は、排気通路40を流通する排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路37に還流させるため、還流通路であるEGR通路61を有する。
このEGR通路61の上流側は、例えば、触媒45よりも上流側において、エキゾーストマニホルド38の合流部38aに連通されている。また、EGR通路61の下流側は、例えば、インテークマニホルド35の合流部35aに連通されている。
EGR通路61には、排気ガスの温度を下げるためのEGRクーラ62と、EGR通路61を流通する排気ガスの流量を制御するEGRバルブ63と、が設けられている。EGRバルブ63は、例えば、ステッピングモータ64を併設するバタフライ型のバルブであり、ステッピングモータ64がECU70によってステップ的に制御されることにより、開度が可変される。
ECU70は、例えば、中央処理装置(CPU)、プログラムが格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含むマイクロコンピュータからなり、EGR装置60等の制御を含むエンジン1の統括制御を行う。すなわち、ECU70は、EGR装置60等とともに、エンジン1の燃焼制御装置を構成する。
このECU70には、アクセル開度センサ65、クランク角センサ66、エアフローメータ67、及び、水温センサ68が接続されている。
アクセル開度センサ65は、図示しないアクセルペダルの踏込量を検出する。
クランク角センサ66は、クランクシャフト14に設けられたクランクロータ(図示せず)に対向するように配置され、エンジン回転数を示す信号として、クランクシャフト14が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する。
エアフローメータ67は、吸入空気量検出部として機能するものであり、吸気通路37に対するEGR通路61の連通部よりも上流側(より具体的には、例えば、スロットル弁46よりも上流側)において、吸気通路37内を流通する吸気流量を、吸入空気量を示すパラメータとして検出する。なお、吸入空気量検出部としては、エアフローメータに代えて、吸気圧力センサを用い、吸気通路37内の吸気圧力を、吸入空気量を示すパラメータとして検出することも可能である。
水温センサ68は、シリンダブロック5に取り付けられ、ウォータジャケット16内を循環する冷却の水温を検出する。
本実施形態において、ECU70は、機能的に表すと、駆動制御部75と、基本EGR制御量算出部76と、目標EGR制御量算出部77と、実行EGR制御量算出部78と、を有する。
すなわち、ECU70は、予め設定されたプログラム等に従って、エンジン1のスロットル制御、TGV制御、燃料噴射制御、及び、点火制御等の各種制御を行うことにより、駆動制御部75として機能する。
具体的に説明すると、ECU70は、クランク角センサ66によって検出されたパルス信号に基づいて現時点のエンジン回転数を導出する。そして、ECU70は、導出したエンジン回転数、及び、アクセル開度センサ65によって検出されたアクセル開度(エンジン負荷)に基づき、予め記憶されたマップ等を参照して目標トルク及び目標エンジン回転数を導出する。
また、ECU70は、導出した目標エンジン回転数及び目標トルクに基づいて、各シリンダ10に供給する目標空気量を決定し、決定した目標空気量に基づいて、目標スロットル開度及び目標TGV開閉率を決定する。ここで、本実施形態における目標TGV開閉率は、TGV51が閉じている閉状態、または、TGV51が開いている開状態のどちらかに決定される。
そして、ECU70は、決定した目標スロットル開度でスロットル弁46が開口するようにアクチュエータ47を駆動させるとともに、決定された目標TGV開閉率でTGV51が開口するようにアクチュエータ52を駆動させる。
また、ECU70は、決定した目標空燃比に基づいて、例えば理論空燃比(λ=1)となる燃料量を目標噴射量として決定し、決定した目標噴射量の燃料をインジェクタ30から噴射させるために、インジェクタ30の目標噴射時期及び目標噴射期間を決定する。そして、ECU70は、決定した目標噴射時期及び目標噴射期間にてインジェクタ30を駆動することで、インジェクタ30から目標噴射量の燃料を噴射させる。
また、ECU70は、導出した目標エンジン回転数、及び、クランク角センサ66によって検出されるパルス信号に基づいて、点火プラグ31の目標点火時期を決定する。そして、ECU70は、決定した目標点火時期で点火プラグ31を点火させる。
さらに、ECU70は、予め設定されたプログラムに従って各種演算等を行うことにより、基本EGR制御量算出部76、目標EGR制御量算出部77、及び、実行EGR制御量算出部78としての各機能を実現する。
すなわち、ECU70は、基本EGR制御量算出部76として機能する場合、エアフローメータ67の検出結果に基づいて、気筒内における吸入空気量(筒内空気量)を推定する。そして、ECU70は、推定した筒内空気量に基づいて、EGRガスの流量制御の基準値である基本EGR制御量を算出する。
また、ECU70は、目標EGR制御量算出部77として機能する場合、エアフローメータ67の検出結果に基づいて、吸気通路37内においてEGRバルブ63に最も近い部分でとなるEGR通路61との連通部における吸入空気量(EGRバルブ付近空気量)を推定する。そして、ECU70は、推定したEGRバルブ付近空気量に基づいて、EGRガスの流量制御の目標値である目標EGR制御量を算出する。
また、ECU70は、実行EGR制御量算出部78として機能する場合、基本EGR制御量に対する目標EGR制御量の乖離量に基づいてEGR補正量を算出する。そして、ECU70は、基本EGR制御量をEGR補正量で補正した値を、EGRガスの流量制御の実行値である実行EGR制御量として算出する。
このような各機能を実現することにより、ECU70は、EGR制御を通じたエンジン1の燃焼制御を行う。なお、EGRバルブ63がステッピングモータ64によって開閉動作する本実施形態においては、基本EGR制御量、目標EGR制御量、及び、実行EGR制御量は、ステップ数によって設定される。
このEGR制御は、具体的には、例えば、図2のEGR制御ルーチンのフローチャートに従って行われる。このルーチンは、設定時間毎に繰り返し実行されるものであり、ルーチンがスタートすると、ECU70は、先ず、ステップS101において、基本EGR制御量の算出を行う。
この基本EGR制御量の算出は、例えば、図3に示す基本EGR制御量算出サブルーチンのフローチャートに従って実行され、これにより、ECU70は、基本EGR制御量算出部76としての機能を実現する。
このサブルーチンがスタートすると、ECU70は、ステップS201において、エアフローメータ67で検出された吸気流量から求まる吸入空気量gnrに基づき、気筒における現在の吸入空気量gnrsmを算出する。この吸入空気量gnrsmは、例えば、エアフローメータ67から気筒までの吸気の蓄圧遅れを考慮した模擬式(1)を用いて算出される。
gnrsm=a−(a−b)×c …(1)
(1)式において、「a」はエアフローメータ67で検出した吸入空気量gn、「b」は気筒における吸入空気量gnrsmの前回値、「c」は蓄圧遅れフィルタ係数kSMGNBSEである。なお、蓄圧遅れフィルタ係数kSMGNBSEは、エアフローメータ67から気筒までの吸気通路37の管路長、管路形状、有効断面積等に基づく実験やシミュレーションによって設定されるものであり、例えば、kSMGNBSE=0.08程度に設定されている。
ステップS201からステップS202に進むと、ECU70は、ステップS201において算出した吸入空気量gnrsmに対し、エンジン1の運転状態に応じて可変設定される補正係数gncalを乗算することにより、気筒における最終的な吸入空気量(筒内空気量)gnの推定値を算出する。ここで、補正係数gncalは、例えば、エンジン回転数、スロットル開度、TGV開閉率等に基づいて可変設定されるものである。
ステップS202からステップS203に進むと、ECU70は、ステップS202で算出した気筒における吸入空気量gnの推定値と、クランク角センサ66からのパルス信号に基づいて算出されたエンジン回転数neと、に基づき、予め設定されたマップ等を参照して、基本EGR制御量mEGRMAPを算出する。
この場合において、吸気通路37にTGV51を備えた本実施形態においては、例えば、TGV51の開閉状態毎のマップが設定されており、TGV51の開閉状態に応じて異なる基本EGR制御量mEGRMAPが算出される。
ステップS203からステップS204に進むと、ECU70は、水温センサ68によって検出されるエンジン1の冷却水温TWに基づき、予め設定されたマップ等を参照することにより、基本EGR制御量mEGRMAPに対する水温補正係数tEGRTWを算出する。そして、ECU70は、基本EGR制御量mEGRMAPに水温補正係数tEGRTWを乗算することにより、最終的な基本EGR制御量egrtgtlkを算出した後、サブルーチンを抜ける。
図2のメインルーチンにおいて、ステップS101からステップS102に進むと、ECU70は、目標GER制御量の算出を行う。
この目標EGR制御量の算出は、例えば、図4に示す目標EGR制御量算出サブルーチンのフローチャートに従って実行され、これにより、ECU70は、目標EGR制御量算出部77としての機能を実現する。
このサブルーチンがスタートすると、ECU70は、ステップS301において、エアフローメータ67で検出された吸気流量から求まる吸入空気量gnrに基づき、EGR通路61との連通部における吸気通路37内の現在の吸入空気量gnrsmegrを算出する。この吸入空気量gnrsmegrは、例えば、エアフローメータ67からEGR通路61との連通部(すなわち、EGRバルブ63の直近傍)までの吸気の蓄圧遅れを考慮した模擬式(2)を用いて算出される。
gnrsmegr=a−(a−b)×c …(2)
(2)式において、「a」はエアフローメータ67で検出した吸入空気量gn、「b」は気筒における吸入空気量gnrsmの前回値、「c」は蓄圧遅れフィルタ係数kSMGNBSEGRである。なお、蓄圧遅れフィルタ係数kSMGNBSEGRは、エアフローメータ67からEGR通路61との連通部までの吸気通路37の管路長、管路形状、有効断面積等に基づく実験やシミュレーションによって設定されるものであり、例えば、kSMGNBSEGR=0.3程度に設定されている。
ステップS301からステップS302に進むと、ECU70は、ステップS301において算出した吸入空気量gnrsmegrに対し、エンジン1の運転状態に応じて可変設定される補正係数gncalを乗算することにより、EGR通路61との連通部(EGRバルブ63の直近傍)における最終的な吸入空気量(EGRバルブ付近空気量)gnegrの推定値を算出する。
ステップS302からステップS303に進むと、ECU70は、ステップS302で算出したEGR通路61との連通部における吸入空気量gnegrの推定値と、クランク角センサ66からのパルス信号に基づいて算出されたエンジン回転数neと、に基づき、予め設定されたマップ等を参照して、目標EGR制御量mEGRMAPEを算出する。
この場合において、吸気通路37にTGV51を備えた本実施形態においては、例えば、TGV51の開閉状態毎のマップが設定されており、TGV51の開閉状態に応じて異なる目標EGR制御量mEGRMAPEが算出される。
ステップS303からステップS304に進むと、ECU70は、目標EGR制御量mEGRMAPEに水温補正係数tEGRTWを乗算することにより、最終的な目標ERG制御量egrtgtlkeを算出した後、サブルーチンを抜ける。
図2のメインルーチンにおいて、ステップS102からステップS103に進むと、ECU70は、ステップS101において算出した基本EGR制御量egrtgtlkと、ステップS102において算出した目標EGR制御量egrtgtlkeと、に基づき、ステッピングモータ64の駆動制御を行うための最終的な制御量である実行EGR制御量の算出を行う。
この実行EGR制御量の算出は、例えば、図5に示す実行EGR制御量算出サブルーチンのフローチャートに従って実行され、これにより、ECU70は、実行EGR制御量算出部78としての機能を実現する。
このサブルーチンがスタートすると、ECU70は、ステップS401において、例えば、基本EGR制御量egrtgtlkから目標EGR制御量egrtgtlkeを減算することにより、基本EGR制御量egrtgtlkに対する目標EGR制御量egrtgtlkeの乖離量であるEGR乖離量degrstpを算出する。
ステップS401からステップS402に進むと、ECU70は、算出したEGR乖離量degrstpに基づき、予め設定されたマップ等を参照してEGR基本減量値egrtgtdecbを算出する。
ここで、例えば、図6に示すように、ERG基本減量値egrtgtdecbは、EGR乖離量degrstpが大きくなるほど大きくなるように設定されるものである。この場合において、乖離があったとしても失火等の懸念が少ない場合にまで必要以上の減量補正が行われることを防止するため、EGR乖離量degestpが所定値未満である場合には、EGR基本減量値egrtgtdecbを「0」とする不感帯を設けることが望ましい。
ステップS402からステップS403に進むと、ECU70は、上述の目標EGR制御量算出部77において推定したEGRバルブ付近空気量gnegrに基づき、予め設定されたマップ等を参照して、EGR基本減量値egrtgtdecbに対する補正係数であるEGR減量補正係数egrtgtdecrを算出する。
ここで、図7に示すように、EGR減量補正係数egrtgtdecrは、EGRバルブ付近空気量gnegrが大きくなるほど小さくなるように設定されるものである。この場合において、所定以上のEGR乖離量degrstpがあったとしても、EGRバルブ付近空気量が所定値以上である場合には、過剰なEGRガスによる失火等の懸念が少ない。従って、このような場合においてまで必要以上の減量補正が行われることを防止するため、EGR減量補正係数egrtgtdecrを「0」に設定して、後述するEGR減量補正係数egrtgtdecrによる減量補正を実質的に行わないようにすることが望ましい。
ステップS403からステップS404に進むと、ECU70は、EGR基本減量値egrtgtdecbにEGR減量補正係数egrtgtdecrを乗算することにより、最終的なEGR減量値egrtgtdecを算出する。
ステップS404からステップS405に進むと、ECU70は、上述の基本EGR制御量算出部76において算出した基本EGR制御量egrtgtlkを、EGR減量値egrtgtdecによって補正するための条件(補正条件)が成立しているか否かを調べる。
ここで、補正条件が成立している場合とは、例えば、車両が所定のギヤ比以下で走行中であることを前提として、マニュアル車両である場合にはクラッチが締結された状態であり且つニュートラル状態でないこと、オートマチック車である場合にはロックアップクラッチがロックアップ状態であり且つロックアップ状態となってから設定時間経過していることである。
そして、ステップS405において、補正条件が成立していると判定した場合、ECU70は、そのままステップS407に進む。
一方、ステップS405において、補正条件が成立していないと判定した場合、ECU70は、ステップS406に進み、EGR減量値egrtgtdecを「0」とした後、ステップS407に進む。
ステップS405或いはステップS406からステップS407に進むと、ECU70は、基本EGR制御量egrtgtlkからEGR減量値egrtgtdecを減算した値を最終的な実行EGR制御量egrtgtとして設定した後、サブルーチンを抜ける。
図2のメインルーチンにおいて、ステップS103からステップS104に進むと、ECU70は、ステップS103において設定した実行EGR制御量egrtgtを用いてEGRバルブ63のステッピングモータ64をステップ的に制御した後、ルーチンを抜ける。
すなわち、エンジンにおいては、一般に、燃料噴射制御等の各種制御が筒内空気量gnの推定値に基づいて算出されることから、EGR制御におけるEGR制御量についても筒内空気量gnに基づいて算出されることが一般的である。
このようなEGR制御は、エンジンが定常運転状態にある場合等においては、筒内空気量gnとEGRバルブ付近空気量gnegrとが略一致するため、特段の問題は生じない。
その一方で、EGR通路61は気筒よりも上流側(エアフローメータ67側)において吸気通路37に連通するため、エアフローメータ67で検出される吸入空気量gnrに対する応答遅れ(蓄圧遅れ)は、EGRバルブ付近空気量gnegrよりも筒内空気量gnの方が大きくなる。従って、スロットル開度が急激に減少方向に変化した際には(図8(a)参照)、筒内空気量gnはEGRバルブ付近空気量gnegrよりも緩やかに減少する。
このような過渡状態において、単に、筒内空気量gnに基づく基本EGR制御量egrtgtlkによってEGR制御を行った場合、実際にEGRバルブ付近に実在する空気量よりも多い空気量をパラメータとしてEGR制御が行われることとなる。
そこで、本実施形態においては、筒内空気量gnのみならずEGRバルブ付近空気量gnegrについても推定を行い、これらの空気量に基づいて基本EGR制御量egrtgtlk、及び、目標EGR制御量egrtgtlkeをそれぞれ算出する(図8(c)参照)。そして、これらの乖離量であるEGR乖離量degrstp(図8(d)参照)に応じた補正量であるEGR減量値egrtgtdecを算出し、基本EGR制御量egrtgtlkからEGR減量値egrtgtdecを減算することにより、最終的な制御量である実行EGR制御量egrtgt(図8(e)参照)を算出する。
すなわち、本実施形態は、筒内空気量gnによるEGR制御を基調としつつ、EGRバルブ付近空気量gnegrに対する筒内空気量gnの応答遅れ(蓄圧遅れ)の差を考慮した補正を行うことにより、EGR制御量の適正化を行い、失火等によるショック対策を実現する。
このような実施形態によれば、吸気通路37のEGR通路61との連通部よりも上流側に配置されたエアフローメータ67の検出結果(吸入空気量gnr)に基づいて気筒内における吸入空気量である筒内空気量gnを推定し、推定した筒内空気量gnに基づいてEGRガスの流量制御の基準値である基本EGR制御量egrtgtlkを算出すると共に、エアフローメータ67の検出結果に基づいて吸気通路37内のEGR通路61との連通部における吸入空気量であるEGRバルブ付近空気量gnegrを推定し、推定したEGRバルブ付近空気量gnegrに基づいてEGRガスの流量制御の目標値である目標EGR制御量egrtgtlkeを算出し、基本EGR制御量egrtgtlkに対する目標EGR制御量egrtgtlkeの乖離量degestpに基づいて補正量であるEGR減量値egrtgtdecを算出し、基本EGR制御量egrtgtlkからEGR減量値egrtgtdecを減算することにより、最終的な制御量である実行EGR制御量egrtgtを算出することにより、アクセル開度の急激な変化に対しても応答性よく適切な量の排気ガスを還流することができる。
すなわち、筒内空気量gnに対して算出されるEGR制御量である基本EGR制御量egrtgtlkを基調としつつ、吸気通路37に対するEGR通路61の連通部(すなわち、EGRバルブ63に最も近い位置)を通過する空気量(EGRバルブ付近空気量gnegr)を予測して、基本EGR制御量egrtgtlkに対して先読み的なEGR制御量である目標EGR制御量egrtgtlkeを算出し、基本EGR制御量egrtgtlkとの乖離量degrstpに応じて基本EGR制御量egrtgtlkを減量することで最終的な実行EGR制御量egrtgtを算出することにより、アクセル開度が急激に全閉付近まで制御された場合にも、EGR量を追従性よく減少させることができ、吸入空気量の急激な変化の過渡時においての過剰なEGRガスによる失火等を防止することができる。
なお、本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲内である。
1 … エンジン(内燃機関)
5 … シリンダブロック
6 … クランクケース
7 … シリンダヘッド
10 … シリンダ
11 … ピストン
12 … 燃焼室
16 … ウォータジャケット
20 … 吸気ポート
21 … 排気ポート
30 … インジェクタ
31 … 点火プラグ
35 … インテークマニホルド
35a … 合流部
36 … 吸気管
37 … 吸気通路
38 … エキゾーストマニホルド
38a … 合流部
39 … 排気管
40 … 排気通路
46 … スロットル弁
47 … アクチュエータ
50 … 隔壁
51 … タンブルジェネレーションバルブ
52 … アクチュエータ
60 … 排気ガス循環装置(EGR装置)
61 … EGR通路
62 … EGRクーラ
63 … EGRバルブ
64 … ステッピングモータ
65 … アクセル開度センサ
66 … クランク角センサ
67 … エアフローメータ
68 … 水温センサ
70 … エンジン制御ユニット
75 … 駆動制御部
76 … 基本EGR制御量算出部
77 … 目標EGR制御量算出部
78 … 実行EGR制御量算出部

Claims (4)

  1. 排気通路から吸気通路の中途に排気ガスの一部をEGRガスとして還流するEGR通路と、
    前記EGR通路に設けられ、前記EGRガスの流量を調整するEGRバルブと、
    前記吸気通路に対する前記EGR通路の連通部よりも上流側において、前記吸気通路を流通する吸入空気量を検出する吸入空気量検出部と、
    前記吸入空気量検出部の検出結果に基づいて気筒内における吸入空気量を推定し、前記気筒内における前記吸入空気量に基づいて前記EGRガスの流量制御の基準値である基本EGR制御量を算出する基本EGR制御量算出部と、
    前記吸入空気量検出部の検出結果に基づいて前記連通部における吸入空気量を推定し、前記連通部における前記吸入空気量に基づいて前記EGRガスの流量制御の目標値である目標EGR制御量を算出する目標EGR制御量算出部と、
    前記基本EGR制御量に対する前記目標EGR制御量の乖離量に基づいてEGR補正量を算出し、前記基本EGR制御量を前記EGR補正量で補正した値を前記EGRガスの流量制御の実行値である実行EGR制御量として算出する実行EGR制御量算出部と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の燃焼制御装置。
  2. 前記基本EGR制御量算出部は、前記気筒内における前記吸入空気量とエンジン回転数とに基づいて前記基本EGR制御量を算出し、
    前記目標EGR制御量算出部は、前記連通部における前記吸入空気量と前記エンジン回転数とに基づいて前記目標EGR制御量を算出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼制御装置。
  3. 前記実行EGR制御量算出部は、前記乖離量が大きいほど大きくなるように前記EGR補正量を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の燃焼制御装置。
  4. 前記実行EGR制御量算出部は、前記連通部における前記吸入空気量が多いほど小さくなるように前記EGR補正量を補正することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の燃焼制御装置。
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