JP2020148033A - 建物の二重床構造 - Google Patents

建物の二重床構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020148033A
JP2020148033A JP2019047135A JP2019047135A JP2020148033A JP 2020148033 A JP2020148033 A JP 2020148033A JP 2019047135 A JP2019047135 A JP 2019047135A JP 2019047135 A JP2019047135 A JP 2019047135A JP 2020148033 A JP2020148033 A JP 2020148033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin foam
flooring
foam sheet
floor structure
base board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019047135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7249824B2 (ja
Inventor
寛行 築城
Hiroyuki Tsuiki
寛行 築城
健蔵 松田
Kenzo Matsuda
健蔵 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahagi Construction Co Ltd
Original Assignee
Yahagi Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahagi Construction Co Ltd filed Critical Yahagi Construction Co Ltd
Priority to JP2019047135A priority Critical patent/JP7249824B2/ja
Publication of JP2020148033A publication Critical patent/JP2020148033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7249824B2 publication Critical patent/JP7249824B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

【課題】多機能化された二重床構造の施工性が低下することを抑制できる建物の二重床構造を提供する。【解決手段】建物の二重床構造では、床スラブ1上に支持脚3によって同床スラブ1との間に空間Sを持たせた状態でベースボード2が支持されており、ベースボード2の上側にフローリング5が設けられる。更に、ベースボード2とフローリング5との間には樹脂発泡シート4が設けられる。断熱、防音、及び防湿といった多くの機能を二重床構造に持たせるため、仮に断熱シート、防音材、及び防湿シート等の各機能に対応した部材をそれぞれ組み込もうとすると、それら部材の組み込みに手間がかかる。しかし、上記樹脂発泡シート4は断熱性、防音性、及び防湿性といった多くの機能を有しており、その樹脂発泡シート4をベースボード2とフローリング5との間に設けるだけで、建物の二重床構造に断熱、防音、及び防湿といった多くの機能を持たせることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の二重床構造に関する。
建物の二重床構造として、床スラブ上に支持脚によって同床スラブとの間に空間を持たせた状態でベースボードを支持し、そのベースボードの上側にフローリングを設けたものが知られている。また、こうした二重床構造においては、断熱、防音、及び防湿といった機能を持たせて多機能化することが望まれており、断熱シート、防音材、及び防湿シート等の組み込みによって上記機能を持たせることが考えられる。ちなみに、特許文献1には、ベースボードとフローリングとの間に制振シートを設け、その制振シートによってフローリングに重量物を落下させたときの衝突音等の重量音の発生を抑制することが記載されている。
特開2005−325598号公報
しかし、建物の二重床構造に多くの機能を持たせようとすると、それらの機能を持たせるために組み込むべきシート等が多くなり、多機能化された上記二重床構造の施工性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、多機能化された二重床構造の施工性が低下することを抑制できる建物の二重床構造を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する建物の二重床構造では、床スラブ上に支持脚によって同床スラブとの間に空間を持たせた状態でベースボードが支持されており、そのベースボードの上側にフローリングが設けられる。更に、上記ベースボードと上記フローリングとの間に樹脂発泡シートが設けられる。
この構成によれば、樹脂発泡シートは断熱性、防音性、及び防湿性といった多くの機能を有しており、その樹脂発泡シートをベースボードとフローリングとの間に設けるだけで、建物の二重床構造に断熱、防音、及び防湿といった多くの機能を持たせることができる。従って、多機能化された二重床構造の施工性が低下することを抑制できるようになる。
なお、上記樹脂発泡シートは、ポリエチレンによって形成されているものとすることが考えられる。
ポリエチレン製の樹脂発泡シートは、包装用のシート等として一般的に広く用いられており、比較的安価で入手することが可能なものである。上記構成によれば、こうした比較的安価な樹脂発泡シートが用いられるため、多機能化された二重床構造の施工に伴うコストの上昇を抑制することができる。
上記建物の二重床構造においては、ベースボードとフローリングとの間に両者を接着する接着部が設けられており、その接着部による両者の接着を通じて樹脂発泡シートがベースボードとフローリングとの間で固定されているものとすることが考えられる。
この構成によれば、樹脂発泡シートをベースボードとフローリングとの間でしっかりと固定することができる。
上記建物の二重床構造において、樹脂発泡シートは、定められた幅の帯状に形成されており、且つ、ベースボードとフローリングとの間に、樹脂発泡シートの幅方向において互いの間に隙間をもたせた状態で複数設けられているものとされる。また、上記接着部は、複数の樹脂発泡シート同士の隙間に存在する接着剤によってベースボードとフローリングとを接着することによって実現されている。
この構成によれば、ベースボードとフローリングとの接着面を大きくとりやすくなるため、ベースボードとフローリングとの必要な接着強度を確保しやすくなる。また、複数の樹脂発泡シート同士の隙間も、それら樹脂発泡シートに沿った帯状となるため、上記隙間に対し接着剤を塗布しやすくなる。
なお、上記建物の二重床構造において、上記フローリングは、定められた長さの板材を並べて形成されているものとされる。また、上記樹脂発泡シートは、上記板材の長手方向と直交する方向に延びるものとされる。更に、上記樹脂発泡シート及び上記隙間のそれぞれの幅は、フローリングを形成する複数の上記板材に対しそれぞれ、その板材の長手方向に間隔をおいた複数箇所で上記接着部が接する値となるように設定される。
上記構成によれば、フローリングを形成する複数の板材がそれぞれ、長手方向に間隔をおいた複数箇所で接着部と接するため、それら板材の接着部によるベースボートとの接着によって同板材が剥がれにくくなる。
上記建物の二重床構造において、ベースボードとフローリングとの間には床暖房用のヒーターマットが設けられており、上記樹脂発泡シートはベースボードとヒーターマットとの間に設けられているものとすることが考えられる。
この構成によれば、床暖房用のヒーターマットの熱がベースボード側に逃げることを、ベースボードとヒーターマットとの間の樹脂発泡シートが持つ断熱機能によって抑制することができる。
建物の二重床構造を示す斜視図。 同構造におけるベースボードとフローリングとの間の樹脂発泡シートを示す拡大断面図。 ベースボード上に樹脂発泡シートを敷設する際に用いられる施工装置を示す平面図。 ベースボード上における樹脂発泡シートの敷設態様を示す平面図。 (a)は上記二重床構造を示す断面図、(b)は樹脂発泡シート及びその周辺を示す拡大断面図。 二重床構造の他の例を示す断面図。
以下、建物の二重床構造の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、建物においては、コンクリート等によって形成された床スラブ1上に、その床スラブ1との間に空間Sを持たせた状態で、複数のベースボード2が複数の支持脚3によって支持されている。
上記ベースボード2としては、例えば木材の小片を接着剤と混合して熱圧成形した木質ボードの一種であるパーティクルボードを採用することが考えられる。一方、支持脚3は、各ベースボード2の少なくとも四隅にそれぞれ対応して位置している。更に、支持脚3は、この例ではベースボード2の四隅だけでなく、同ベースボード2の縁部であって隅の間の部分等にも対応して位置している。そして、支持脚3の上端にはベースボード2を下側から支持する平板部3aが形成されている。
各ベースボード2の上側には、樹脂発泡シート4が設けられている。ちなみに、樹脂発泡シート4を形成するための樹脂として、この例ではポリエチレンが用いられている。また、樹脂発泡シート4の上側には、定められた長さの板材5aを並べることによって形成されるフローリング5が設けられている。従って、このフローリング5と上記ベースボード2との間に上記樹脂発泡シート4が設けられている。
図2は、ベースボード2とフローリング5との間の樹脂発泡シート4の断面を拡大して示している。図2から分かるように、樹脂発泡シート4の内部には多数の気泡4aが形成されており、それら気泡4aによって樹脂発泡シート4には断熱性、防音性、及び防湿性といった多くの機能が持たされている。
なお、樹脂発泡シート4の厚さとしては、例えば1〜5mmとすることが考えられるが、1.5〜4mmとすることがより好ましく、2〜3mmとすることが最も好ましい。また、樹脂発泡シート4における気泡4aの割合としては、例えば同樹脂発泡シート4の単位体積当たり20〜50%とすることが考えられるが、35〜45%とすることがより好ましく、30〜40%とすることが最も好ましい。
図1に示すように、上記樹脂発泡シート4は、板材5aの長手方向と直交する方向に延びる定められた幅の帯状に形成されており、且つ、ベースボード2とフローリング5との間に、樹脂発泡シート4の幅方向において互いの間に隙間をもたせた状態で複数設けられている。この隙間には、同隙間に存在する接着剤によってベースボード2とフローリング5(板材5a)とを接着する接着部10が設けられている。そして、ベースボード2とフローリング5との間の上記接着部10によって両者を接着することにより、樹脂発泡シート4がベースボード2とフローリング5との間で固定されている。
なお、樹脂発泡シート4の幅、及び、上記隙間(接着部10)の幅は、フローリング5を形成する複数の板材5aに対しそれぞれ、その板材5aの長手方向に間隔をおいた複数箇所で上記接着部10が接する値となるように設定されている。より詳しくは、上記板材5aの長さは例えば1818mm前後の値とされており、それに対して樹脂発泡シート4の幅は300mmとされており、且つ、上記隙間(接着部10)の幅は5〜10mmとされている。
次に、建物の二重床構造に対する樹脂発泡シート4の組み込みについて説明する。
図3は、ベースボード2上に樹脂発泡シート4を敷設するための施工装置11を示している。同施工装置11は、複数の樹脂発泡シート4をロール状に巻き付けた中心棒12を備えている。更に、中心棒12において、ロール状に巻き付けられた樹脂発泡シート4の間に位置する部分には、樹脂発泡シート4同士の間隔を保持するためのパッキン13がビス等によって固定されている。また、中心棒12において、その長手方向の最も外側に位置する樹脂発泡シート4の外端に対応する部分には、同樹脂発泡シート4を位置決めするためのパッキン14がビス等によって固定されている。
施工装置11は、床スラブ1上に支持脚3によって各ベースボード2を支持した後(図1)、それらベースボード2上に図3に示すように配置される。そして、同装置11の中心棒12に対しロール状に巻き付けられた樹脂発泡シート4の端部をベースボード2に固定し、その状態のもとで中心棒12及びロール状の樹脂発泡シート4を上記固定した部分から離れるように転がす。
その結果、図4に示すように、ベースボード2上に帯状をなす複数の樹脂発泡シート4が互いの間に間隔をおいて敷設される。その後、帯状の樹脂発泡シート4における中心棒12に巻き付けられた部分を例えば二点鎖線L1で示すように切断し、樹脂発泡シート4における上記切断によって生じた端部をベースボード2に固定する。そして、ベースボード2上における複数の樹脂発泡シート4の隙間に接着剤を塗布する。
更に、帯状の樹脂発泡シート4に対し直交するように位置調整された板材5aを複数の上記隙間に押し当てることにより、その板材5aが上記隙間に塗布された接着剤によってベースボード2に対し接着される。そして、上記板材5aの隣に別の板材5aを並べて同様にベースボード2に対し接着してゆくことにより、複数の樹脂発泡シート4の上にフローリング5(図1)が形成される。
なお、フローリング5が形成された状態では、そのフローリング5とベースボード2との上記接着剤によって接着されている部分が接着部10(図1)となる。そして、この接着部10でベースボード2とフローリング5とを接着することにより、両者の間の樹脂発泡シート4がベースボード2とフローリング5との間で固定され、建物の二重床構造に対し樹脂発泡シート4が組み込まれる。その結果、上記二重構造が断熱、防音、及び防湿といった多くの機能を持つようになる。
詳しくは、建物の室内側、言い換えれば樹脂発泡シート4よりも上側の熱がベースボード2側に逃げることを、上記樹脂発泡シート4の断熱性を利用して抑制することができる。また、建物の室内側で子供が走り回る足音等の重量音がベースボード2側に漏れることを、上記樹脂発泡シート4の防音性を利用して抑制することができる。更に、建物の室内側の水分がベースボード2側に移動することを、上記樹脂発泡シート4の防湿性を利用して抑制することができる。
次に、本実施形態における建物の二重床構造の作用効果について説明する。
(1)建物の二重床構造において、断熱、防音、及び防湿といった多くの機能を持たせるため、仮に断熱シート、防音材、及び防湿シート等の各機能に対応した部材をそれぞれ組み込もうとすると、それら部材の組み込みに手間がかかって、多機能化された二重床構造の施工性が低下する。しかし、樹脂発泡シート4は断熱性、防音性、及び防湿性といった多くの機能を有しており、その樹脂発泡シート4をベースボード2とフローリング5との間に設けるだけで、建物の二重床構造に断熱、防音、及び防湿といった多くの機能を持たせることができる。従って、多機能化された二重床構造の施工性が低下することを抑制できるようになる。また、樹脂発泡シート4の厚みは薄いため(例えば2〜3mm)、その樹脂発泡シート4を設けたとしても、室内の床の高さを低く抑えることができ、室内において床に対する天井高さを確保する上で不利となることはない。
(2)ポリエチレン製の樹脂発泡シートは、包装用のシート等として一般的に広く用いられており、比較的安価で入手することが可能なものである。建物の二重床構造において、こうした比較的安価な樹脂発泡シート4が用いられるため、多機能化された二重床構造の施工に伴うコストの上昇を抑制することができる。
(3)ベースボード2とフローリング5との間には両者を接着する接着部10が設けられており、その接着部10による両者の接着を通じて樹脂発泡シート4がベースボード2とフローリング5との間で固定されている。このため、樹脂発泡シート4をベースボードとフローリングとの間でしっかりと固定することができる。
(4)上記接着部10は、複数の帯状の樹脂発泡シート4同士の隙間に設けられており、その隙間と同様に上記樹脂発泡シート4に沿った帯状となる。このため、ベースボード2とフローリング5との接着面を大きくとりやすくなり、ひいてはベースボード2とフローリング5との必要な接着強度を確保しやすくなる。更に、複数の樹脂発泡シート4同士の隙間が、上述したように樹脂発泡シート4に沿った帯状となることにより、その隙間に対し接着剤を塗布しやすくなる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・ベースボード2とフローリング5との間に設ける樹脂発泡シート4は、必ずしも帯状である必要はない。
例えば、図5(a)に示すように、ベースボード2とフローリング5との間に一枚の樹脂発泡シート4を設けるようにしてもよい。この場合、樹脂発泡シート4には、図5(b)に示すように、同シート4を厚さ方向に貫通する多数の孔6(図5(b)には一つのみ図示)が等間隔をおいて形成される。ちなみに、孔6の直径は、例えば30mm程度とされる。そして、上記樹脂発泡シート4の建物の二重床構造に対する組み込みは、次のように行われる。
すなわち、床スラブ1上に支持脚3によって各ベースボード2を支持した後、それらベースボード2上に樹脂発泡シート4を配置して同シート4の四隅をベースボード2に対し固定する。更に、樹脂発泡シート4における多数の孔6にそれぞれ接着剤7を流し込み、その後にフローリング5を樹脂発泡シート4の上側に貼り付ける。これにより、孔6に流し込まれた接着剤7がフローリング5の下面及びベースボード2の上面に張り付き、同接着剤7によってフローリング5がベースボード2との間に樹脂発泡シート4を挟んだ状態で、同ベースボード2に対し固定される。
このときには、フローリング5とベースボード2との上記接着剤7によって接着されている部分が接着部10となる。そして、この接着部10でベースボード2とフローリング5とを接着することにより、樹脂発泡シート4がベースボード2とフローリング5との間で固定され、建物の二重床構造に対し樹脂発泡シート4が組み込まれるようになる。
・図6に示すように、ベースボード2とフローリング5との間に床暖房用のヒーターマット8を設け、そのヒーターマット8とベースボード2との間に樹脂発泡シート4を設けるようにしてもよい。この場合、ベースボード2とフローリング5との間には、ヒーターマット8の他に、同ヒーターマット8の上面を平らにするための捨て張り9が設けられる。この構成によれば、床暖房用のヒーターマット8の熱がベースボード2側に逃げることを、ベースボード2とヒーターマット8との間の樹脂発泡シート4が持つ断熱機能によって抑制することができる。
・樹脂発泡シート4の室内側の面(図1の上側面)にアルミニウム箔等からなる遮熱層を形成し、その遮熱層によって樹脂発泡シート4よりも室内側の熱を反射させるようにしてもよい。
・樹脂発泡シート4を形成する樹脂としては、例えばポリプロピレンやポリスチレンといったポリエチレン以外の樹脂を採用することも可能である。
・ベースボード2としてパーティクルボードを例示したが、それ以外のものを採用してもよい。
1…床スラブ、2…ベースボード、3…支持脚、3a…平板部、4…樹脂発泡シート、4a…気泡、5…フローリング、5a…板材、6…孔、7…接着剤、8…ヒーターマット、9…捨て張り、10…接着部、11…施工装置、12…中心棒、13…パッキン、14…パッキン。

Claims (6)

  1. 床スラブ上に支持脚によって同床スラブとの間に空間を持たせた状態でベースボードが支持されており、そのベースボードの上側にフローリングが設けられている建物の二重床構造において、
    前記ベースボードと前記フローリングとの間に樹脂発泡シートが設けられていることを特徴とする建物の二重床構造。
  2. 前記樹脂発泡シートは、ポリエチレンによって形成されている請求項1に記載の建物の二重床構造。
  3. 前記ベースボードと前記フローリングとの間に両者を接着する接着部が設けられており、その接着部による前記両者の接着を通じて前記樹脂発泡シートが前記ベースボードと前記フローリングとの間で固定されている請求項1又は2に記載の建物の二重床構造。
  4. 前記樹脂発泡シートは、定められた幅の帯状に形成されており、且つ、前記ベースボードと前記フローリングとの間に、前記樹脂発泡シートの幅方向において互いの間に隙間をもたせた状態で複数設けられており、
    前記接着部は、複数の前記樹脂発泡シート同士の隙間に存在する接着剤によって前記ベースボードと前記フローリングとを接着することによって実現されている請求項3に記載の建物の二重床構造。
  5. 前記フローリングは、定められた長さの板材を並べて形成されているものであり、
    前記樹脂発泡シートは、前記板材の長手方向と直交する方向に延びており、
    前記樹脂発泡シート及び前記隙間のそれぞれの幅は、前記フローリングを形成する複数の前記板材に対しそれぞれ、その板材の長手方向に間隔をおいた複数箇所で前記接着部が接する値となるように設定されている請求項4に記載の建物の二重床構造。
  6. 前記ベースボードと前記フローリングとの間には、床暖房用のヒーターマットが設けられており、
    前記樹脂発泡シートは、前記ベースボードと前記ヒーターマットとの間に設けられている請求項1又は2に記載の建物の二重床構造。
JP2019047135A 2019-03-14 2019-03-14 建物の二重床構造 Active JP7249824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019047135A JP7249824B2 (ja) 2019-03-14 2019-03-14 建物の二重床構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019047135A JP7249824B2 (ja) 2019-03-14 2019-03-14 建物の二重床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020148033A true JP2020148033A (ja) 2020-09-17
JP7249824B2 JP7249824B2 (ja) 2023-03-31

Family

ID=72430386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019047135A Active JP7249824B2 (ja) 2019-03-14 2019-03-14 建物の二重床構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7249824B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1193388A (ja) * 1997-09-22 1999-04-06 Daiken Trade & Ind Co Ltd 発熱床板
JP2004143818A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Tsuka Kanamono Kk 床パネルおよびその製造法ならびにそれを用いてなる床構造
JP2005314895A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Susumu Kiyokawa 床暖房装置の施工方法
JP2009168253A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Nasakoa Kk 床暖房パネルユニット

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1193388A (ja) * 1997-09-22 1999-04-06 Daiken Trade & Ind Co Ltd 発熱床板
JP2004143818A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Tsuka Kanamono Kk 床パネルおよびその製造法ならびにそれを用いてなる床構造
JP2005314895A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Susumu Kiyokawa 床暖房装置の施工方法
JP2009168253A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Nasakoa Kk 床暖房パネルユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP7249824B2 (ja) 2023-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011132716A (ja) 断熱材
US9567742B2 (en) Acoustic damping building material
JP6482040B2 (ja) ペーパーコア材を使った吸音パネル
JP6755648B2 (ja) 床構造
JP2020148033A (ja) 建物の二重床構造
JP2014109118A (ja) ペーパーコア材を使った吸音パネル
JP2015229910A (ja) コア材と多孔ボード材とを使った吸音パネル
JP5520615B2 (ja) 室の防音構造
EP4273340A1 (en) Acoustic suspended ceiling
JP7284676B2 (ja) 床構造
KR200487106Y1 (ko) 난방 및 설치가 용이한 층간소음 방지패드
KR20100047106A (ko) 건축물의 층간소음 저감재
JP2008014073A (ja) 防音構造
JP2007509258A (ja) 剛性が補強された二重フロアシステム用床板
KR101748231B1 (ko) 건축용 층간 차음재
JP7074582B2 (ja) 建物の天井構造
JP4090835B2 (ja) 防音床構造
WO1997033051A1 (en) Sound deadening panels
KR101542244B1 (ko) 층간소음차단을 위한 시공방법 및 방지구조
JP2005090090A (ja) 遮音床板
JP6569968B2 (ja) コア材を使った吸音パネル
JP2003138668A (ja) 断熱材
JP6739963B2 (ja) パネル
JP6928428B2 (ja) 遮音床構造
KR101589075B1 (ko) 다층 건물 층간 진동소음 차단구조장치.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7249824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150