JP2020147357A - 背張りシール部を有する袋の開封装置 - Google Patents

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川合 信行
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【課題】内容物の大きさによって、更には吸湿性によって開封口の大きさを任意に変更できるピロー袋の開封装置を提供する。【解決手段】袋本体1の裏面3に背張りシール部7を有する袋の開封装置であって、背張りシール部7の端縁に横断カット部11、12を形成すると共に、背張りシール部7を袋本体1の裏面3において袋本体1の横端方向に向けて折り曲げながら裏面3にシールし、袋本体1の側端部であって、背張りシール部7が倒された側にポイントシール部6を形成すると共に、ポイントシール部6には前記背張りシール部7に形成した横断カット部11、12と対向するようにカット部8、8aを形成し、袋本体1にはポイントシール部6から横断カット部11、12を通って上段13は長く、下段14は短く形成した2段の横裂き手段15を形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、背貼りシール部分を袋の裏面に位置させて製袋されたプラスチックフイルム製袋の開封装置に関する。
プラスチックフイルム製袋(以下「ピロー袋」と称す。)であって、製袋に際して背貼り部分を袋の裏面に位置させた所謂ピロー袋の場合、開封口を横一直線上に引き裂いて開封すると、背貼り部分において引き裂きが止まってしまい、そのまま引き裂いて開封することができない。
この問題を解決する手段として、特開2000−142724(公知文献1)により、背シール部のある柔軟な包装体において背シール部を含めて包装体を横裂きカッティングにより容易に開封できるようになし、製袋に使用するフィルム材料を制約なく使用できるようにするために、上部シール部と底部シール部と背シール部とを備えた合成樹脂フィルムを主体とする袋状包装体において、上部シール部の一端部下方に僅かに延設された延設シール部が設けられ、該延設シール部の領域内にその外端部から内方に水平方向に第1の切込部が設けられ、背シール部の領域内にその外端部から内方に水平方向に第2の切込部が設けられ、前記第1、第2の切込部は上部シール部上端より略同じ高さに設けられ、前記第1の切込部の内端部と第2の切込部の外端部が互いに近接位置乃至略重ね合わせられるように構成したものが提案されている。
また、特開2014−69879(公知文献2)には、合掌張シール部分を袋の裏面においてその中央に位置させると共に前記合掌張シールの先端縁に沿って易開封手段を設け、かつ前記合掌張シール部分を一方に倒して袋の外面フィルムに全面もしくは、前記易開封手段を間において又は易開封手段部分を含めてその上下を部分的にヒートシールを行い、かつ前記合掌張シールが倒された方向の袋の側端に袋の表と裏を溶着したサイドノッチシール部を形成し、このサイドノッチシール部に前記合掌張シール方向に向けてV又はIノッチ等の切り裂き手段を設けると共に前記合掌張シールの先端縁に沿って設けた易開封手段と袋の側端縁に形成したサイドノッチシール部が位置する袋内にジッパーを挿入し、かつこのジッパーのベーステープ部分を袋の内面にそれぞれヒートシールした構成のジッパー付ピロー包装袋において、前記ジッパーのベーステープを袋内にヒートシールする際に、このヒートシール領域においてジッパーテープの挿入方向に延びる帯状のシール部と未シール部を交互に形成し、未シール部は前記引き裂き手段から合掌張シール部の易開封手段を経由して前記引き裂き手段の反対側の袋の端に到達するカットラインを設けると共に前記ベーステープのシール部と未シール部には、波形の押しぐせを形成したジッパー付ピロー包装袋が提案されている。
また、特許第4338175号(公知文献3)には、a.合掌張りシール部分を袋の裏面においてその中央に位置させると共に前記合掌貼りシールの先端縁に沿って易開封手段を設けたこと、b.前記合掌貼りシールを一方に倒して袋の外面フィルムにヒートシールを行ったこと、c.前記合掌貼りシールが倒された方向の袋の側端にヒートシール部を形成し、このヒートシール部に前記合掌貼りシール方向に向けてV又はIノッチを設けたこと、d.を特徴とする易開封手段を施したピロー包装袋が提案されている。
しかしながら、上記公知文献1〜3のように開封口が横一文字に全開した場合、内容物によっては口が全開とならない方が使い勝手が良い場合がある。
例えば、一個一個が比較的大きいスナック菓子の場合は取り出し易くするために全開の方がよいが、粒が小さい菓子の場合には、開封口を全開にすると、一度に適量よりも多く出てしまい、食べにくかったり、こぼしたりすることがある。
また、内容物によっては、湿気の影響を小さくするためには開封後の開封口の開きは小さいほうが良い場合がある。
特開2000−142724号公報 特開2014−69879号公報 特許第4338175号
本発明は、このような点に鑑みて提供されるものであって、その目的は、内容物の大きさによって、更には吸湿性によって開封口の大きさを任意に変更できる背貼り部付袋の開封装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、背張りシール部を有する袋の開封装置において、袋本体の裏面に背張りシール部を有する袋の開封装置であって、この前記背張りシール部は、袋の裏面において袋本体の横端方向に向けて折り曲げられていると共に背張りシール部の端縁には横断カット部が形成されている、前記折り曲げられた背張りシール部であって前記横断カット部を含む背張りシール部は袋本体の裏面にシールされている、前記袋本体の側端部であって、前記背張りシール部が倒された側にはポイントシール部が形成されていると共に、このポイントシール部には前記背張りシール部に形成した横断カット部と対向するように開封手段が形成されている、前記袋本体には前記ポイントシール部から前記横断カット部を通って上段は長く、下段は短く形成した2段の横裂き手段が形成されていること、を特徴とするものである。
上記本発明によると、製袋時に背貼り位置を任意にずらすことにより、開封した時の開封口の大きさを設定できる。
また、請求項2に記載の発明は、背張りシール部を有する袋の開封装置において、請求項1に記載の袋本体の原紙には延伸加工が袋本体の横引き裂き方向と同一方向に向けて形成されていること、を特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、背張りシール部を有する袋の開封装置において、請求項1に記載の袋本体の横裂き手段には、波形の押しくせが形成されていること、を特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、背張りシール部を有する袋の開封装置において、請求項1に記載の袋本体の横断カット部は、背張りシール部の端縁の一部又は全長に沿って形成されていること、を特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、背張りシール部を有する袋の開封装置において、請求項1に記載の袋本体1の横断カット部は、V又はI又はマジックカットであること、を特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、背張りシール部7を有する袋の開封装置において、請求項1に記載の袋本体の横裂き手段は、少なくとも背張りシール部を横断したところまでを含むこと、を特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、背張りシール部を有する袋の開封装置において、請求項1に記載の袋本体の横断カット部及び横裂き手段は、袋本体の開口面積数に合わせて1段階〜数段階に形成されていること、を特徴とするものである。
本発明によれば、袋を開封したときに横裂き手段の部分から以降のみが開封され、その他は開口しない。
この結果、横裂き手段により開口の大きさを任意に選択して使い勝手の良いピロー袋を得ることができる。
また、この口の大きさを選択することにより、一旦開封した後の保管時における湿気の影響を最少に設定することが可能となる。
公知文献3の説明図である。 本発明の実施例1の説明図である。 開封口を小さく開いた状態の説明図である。 開封口を大きく開いた状態の説明図である。 波型の押しぐせの説明図である。 ピロー袋の製袋例の説明図である。
以下、図1〜図6に基づいて実施例を詳細に説明する。
図1は開封をX1−X1で横裂き開封する公知文献3の説明図、図2は本案ピロー袋の裏面を表したものであり、符号の1は背貼り部7を袋1の背面3において図6に示すように背貼り部7を左寄りにずらして製袋されたピロー袋である。
符号の6は袋1の左辺に形成したポイントシール部分であって、このポイントシール部6には上段カット部8と下段カット部8aが形成されている。
なお、背貼り部7はこのポイントシール部6側に向けて倒してあると共に、背貼り部7は少なくともポイントシール部6と対向する領域において袋の背面3にシールされている。
但し、この背貼り部7のシールは、背面3に対してポイントシール部6と対向する部分を含め全領域をシールしても構わない。
符号の15は、ポイントシール6と同一レベルにおいて背貼り部7を少しオーバーした部分まで形成した図5に示す波形の押しぐせであり、下段押しぐせ14の長さは、上段押しぐせ13に比較して短いため段違いに形成されている。
なお、この段違いは、本実施例においては2段であるが、この段の数は開封口の大きさ(種類)に応じて1段又は複数段形成される。
符号の11、12は、背貼り部7の端縁に形成された横断カット部であって、上段横断カット部11は上段カット部8と、下段横断カット部12は下段カット部8aと対向して設けられている。
次に、ピロー袋1の開封例を説明する。
図3に示すように小さな開封口aを形成する場合には、上段カット部8から引き裂きを開始し、上段横断カット部11を経由してX2−X2線でカットすると、図4に示すように小さな開封口aを形成することができる。
一方、大きな開封口bを形成する場合には、下段カット部8aから引き裂きを開始し、下段横断カット部12を経由してX3−X3線でカットする。
この結果、図3又は図4に示すように、袋1はX2−X2線でカットした場合は小さな口(図3)、X3−X3線でカットした場合は大きな口(図4)に開封される。
このように、押しぐせ13、14の長さの違いにより、使用者は内容物に応じて最適な開口面積を選択して袋1を開封できる。
図6は製袋方向を示し、符号の30は厚紙ロール、31は厚紙、32は背貼り部である。
1 袋
3 背面
4 口シール
5 底シール
6 ポイントシール部
7 背貼り部
8 上段カット部
8a 下段カット部
13 上段押しぐせ(横裂き手段)
14 下段押しぐせ(横裂き手段)

Claims (7)

  1. a.袋本体の裏面に背張りシール部を有する袋の開封装置であって、この前記背張りシール部は、袋の裏面において袋本体の横端方向に向けて折り曲げられていると共に背張りシール部の端縁には横断カット部が形成されている、
    b.前記折り曲げられた背張りシール部であって前記横断カット部を含む背張りシール部は袋本体の裏面にシールされている、
    c.前記袋本体の側端部であって、前記背張りシール部が倒された側にはポイントシール部が形成されていると共に、このポイントシール部には前記背張りシール部に形成した横断カット部と対向するようにカット部が形成されている、
    d.前記袋本体には前記ポイントシール部から前記横断カット部を通って上段は長く、下段は短く形成した2段の横裂き手段が形成されている、
    e.ことを特徴とする背張りシール部を有する袋の開封装置。
  2. 請求項1に記載の袋本体の原紙には延伸加工が袋本体の横引き裂き方向と同一方向に向けて形成されていること、を特徴とする背張りシール部を有する袋の開封装置。
  3. 請求項1に記載の袋本体の横裂き手段には、波形の押しくせが形成されていること、を特徴とする背張りシール部を有する袋の開封装置。
  4. 請求項1に記載の袋本体の横断カット部は、背張りシール部の端縁の一部又は全長に沿って形成されていること、を特徴とする背張りシール部を有する袋の開封装置。
  5. 請求項1に記載の袋本体1の横断カット部は、V又はI又はマジックカットであること、を特徴とする背張りシール部を有する袋の開封装置。
  6. 請求項1に記載の袋本体の横裂き手段は、少なくとも背張りシール部を横断したところまでを含むこと、を特徴とする背張りシール部を有する袋の開封装置。
  7. 請求項1に記載の袋本体の横断カット部及び横裂き手段は、袋本体の開口面積数に合わせて1段階〜数段階に形成されていること、を特徴とする背張りシール部を有する袋の開封装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004256159A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Nihon Tokkyo Kanri Co Ltd 易開封手段を施したピロー包装袋
JP2010155654A (ja) * 2008-12-31 2010-07-15 Kraft Foods Global Brands Llc 複数の開封態様を有する柔軟性パッケージ
JP2014069879A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fuji Tokushu Shigyo Kk ジッパー付ピロー包装袋

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