JP2020147028A - プリンタおよびプリンタ捜索システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の実施形態が解決しようとする課題は、プリンタを置き忘れた場合でもユーザが容易にプリンタを発見できるようにすることである。【解決手段】実施形態のプリンタやプリンタ捜索システムは、通信インタフェースと、制御部と、を有する。通信インタフェースは外部装置と無線通信を行う。制御部は通信インタフェースが外部装置から捜索命令を受け付けると外部装置に通信接続情報を通知するように通信インタフェースを制御する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、プリンタを紛失した場合にプリンタが置かれた場所をユーザに知らせることで捜索をサポートする機能を有するプリンタに関する。
従来、外部装置から捜索命令を受け付けると当該外部装置へ現在位置情報を送信する携帯端末が知られている。このような携帯端末はGPS機能により自身が置かれている位置情報を取得することが可能であり、その位置情報を無線LAN通信などで外部装置へ通知することで紛失した携帯端末の捜索を支援することが出来る。
しかしながら、例えばポータブルプリンタのようにGPS機能などの位置測位機能を搭載していない装置が紛失した場合、ユーザは当該装置の位置情報を取得することが出来なかった。
特開2015−228652
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、プリンタを置き忘れた場合でもユーザが容易にプリンタを発見できるようにすることである。
上記課題を解決するために、実施形態のプリンタは、通信I/Fと、制御部と、を有する。通信I/Fは外部装置と無線通信を行う。制御部は前記通信I/Fが前記外部装置から捜索命令を受け付けると前記外部装置に通信接続情報を通知するように制御する。
第1の実施形態におけるプリンタの斜視図。 第1の実施形態におけるプリンタの側面図。 第1の実施形態におけるプリンタのハードウェア構成を示すブロック図。 第1の実施形態における外部装置のハードウェア構成を示すブロック図。 第1の実施形態におけるアクセスポイントとプリンタの位置関係を示す平面図。 第1の実施形態における置き忘れ通知の画面を示す図。 第1の実施形態におけるプリンタの置き忘れ通知処理を示すフローチャート。 第1の実施形態における外部装置のプリンタ捜索処理を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるプリンタのハードウェア構成を示すブロック図。 第2の実施形態における置き忘れ通知処理を示すフローチャート。 第3の実施形態における置き忘れ通知処理を示すフローチャート。 第4の実施形態における置き忘れ通知処理を示すフローチャート。
以下、発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態では持ち運び可能なプリンタ100を例に挙げて説明する。
実施形態のプリンタ100の構成について図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施形態にかかるプリンタ100の外観を示す斜視図である。プリンタ100は、本体部102と、カバー部104とに分けられる。図2は、カバー部104が開いた状態のプリンタ100の外観を示す側面図である。本体部102は、カバー部104で開閉される開口を有する容器である。カバー部104の一端は本体部102に対して回動自在に取り付けられている。カバー部104は、回動することで本体部102の開口を開閉する。
プリンタ100は排紙口106、表示部108、操作部110および通信I/F(インタフェース)112、用紙収納部114、印刷部116および剥離部118を有する。
排紙口106はカバー部104が閉じ位置にある場合に本体部102とカバー部104との間に形成される間隙であり搬送される用紙を排紙する。
表示部108は各種情報を表示する。各種情報は、例えば操作情報、設定情報やエラー情報などである。表示部108は、例えば液晶画面やLEDランプなどがある。
操作部110は複数の操作ボタンを有する。プリンタ100は操作ボタンが押下されることで操作信号を後述するプロセッサ120へ伝達しユーザからの操作を受け付ける。
通信I/F112は、後述する制御部120からの制御信号に従い、外部装置200とデータ通信を行うことで例えば印刷データ等を受信する。外部装置200は例えばPC、タブレット、またはスマートフォンなどの装置である。通信I/F112は無線LAN通信により外部装置200と無線通信することができる。プリンタ100は、受信した通信電波のうち最も電波強度の高い通信電波を発するアクセスポイントを経由して無線LAN通信を行う。ここで、各アクセスポイントに個体差がなければ各アクセスポイントが発する通信電波の電波強度はどれも同じとなるため、プリンタ100が受信する通信電波の強度は、プリンタ100とアクセスポイントとの距離に依存することになる。すなわち、プリンタ100は、最も近くに設置されたアクセスポイントを経由して無線LAN通信を行うことになる。なお、プリンタ100は無線LAN通信手段に加え、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の近距離無線通信手段を備えていても良い。
用紙収納部114は印刷対象物を収納する。印刷対象物は、例えばレシート用紙、ラベル用紙、台紙なしラベル用紙がある。レシート用紙は、印刷後に切断されてレシートとなる帯状の紙である。ラベル用紙は、ラベルの印刷面の裏面に粘着層が設けられたものが帯状の台紙に貼付されている。台紙なしラベル用紙は、帯状のラベル紙の裏面に粘着層が設けられたものであり印刷後に切断されてラベルとして使用される。これらの印刷対象物はロール状にして用紙収納部114に収納される。
印刷部116は、印刷する画像データに基づいて印刷対象物に熱を加えることで印刷を行う。印刷部116は本体部102に備えられたサーマルヘッド116aと、カバー部104に備えられたプラテンローラ116bを有する。印刷部116は印刷の際にカバー部104が閉じ位置に配置された状態でサーマルヘッド116aとプラテンローラ116bとにより印刷対象物を挟持する。このときサーマルヘッド116aが印刷対象物に熱を加え、プラテンローラ116bが回転駆動して印刷対象物を搬送することで印刷が行われる。印刷部116は、サーマルヘッド116aの発熱素子の発熱状態を制御する。これにより印刷部116による印刷対象物への印刷・非印刷の制御を行う。
剥離部118はラベルを台紙から剥離するための機構である。レシート用紙や台紙なしラベル用紙に印刷をする場合、剥離部118は使用されず本体部102に収納されている。ラベル用紙に印刷をする場合、剥離部118は本体部102から引き出されて利用される。引き出した剥離部118はカバー部104を閉じることによってカバー部104の回動軸から遠い方の端部に巻き込まれるようにして剥離位置にセットされる。剥離位置では、剥離部118はカバー部104に備えられるプラテンローラ116bおよび図示しない剥離台に対し、ラベル用紙を介して対向する。プラテンローラ116bにより搬送されるラベル用紙は剥離台により搬送方向を急角度で変更され台紙からラベルを剥離される。
図3は、プリンタ100のハードウェア構成を示すブロック図である。プリンタ100は、プロセッサ120、メモリ122、表示部108、操作部110、通信I/F112、印刷部116および報知部124を有する。なお、図1または図2で説明した構成については説明を省略する。
プロセッサ(制御部)120は全体の動作を制御するCPU(Central? Processing? Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を有する。メモリ(記憶部)122は、例えば、半導体メモリであり、各種制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)122aを有する。各種制御プログラムは、例えば操作情報、設定情報や動作プログラム等が該当する。また、メモリ122はプロセッサ120に一時的な作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)122bを有する。RAM122bには、各種の処理情報が格納される。プロセッサ120はROM122aに格納された各種制御プログラム等に基づいて、プリンタ100の各部を制御する。
報知部124は例えば音を出すスピーカー、発光するLEDや振動するアクチュエータなどで構成される。報知部124は、例えば通信I/F112が外部装置200等と通信しデータを受信した場合に音、光または振動などによってユーザにその旨を報知する。
次に外部装置200の構成について説明する。図4は、外部装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。外部装置200は、プロセッサ202、メモリ204、表示部206、操作部208、および通信I/F210を有する。
プロセッサ(制御部)202は全体の動作を制御するCPU或いはMPUを有する。メモリ(記憶部)204は、例えば、半導体メモリであり、各種制御プログラムを格納するROM204aを有する。各種制御プログラムは、例えば操作情報、設定情報や動作プログラム等が該当する。また、メモリ204はプロセッサ202に一時的な作業領域を提供するRAM204bを有する。RAM204bには、各種の処理情報が格納される。プロセッサ202はROM204aに格納された各種制御プログラム等に基づいて、外部装置200の各部を制御する。
表示部206は各種情報を表示する。各種情報は、例えば操作情報、設定情報やエラー情報などである。表示部206はタッチパネルで構成されても良い。
操作部208はユーザからの操作を受け付けることで操作信号をプロセッサ202へ送信する。操作部208はタッチパネルで構成されても良い。
通信I/F210は、プロセッサ202からの制御信号に従い、プリンタ100とデータ通信を行うことで例えば印刷データを送信する。通信I/F210は無線LAN通信によりプリンタ100と通信可能に構成されている。無線LAN通信はプリンタ100の近傍にあるアクセスポイントを経由して無線通信を行う。なお、外部装置200は無線LAN通信手段に加え、BLE等の近距離無線通信手段を備えていても良い。
図5はプリンタ100が無線LAN通信によりアクセスポイントと接続されている状態を示す図である。図中A〜Fは壁Wに仕切られたフロアA〜Fを示し、各フロアA〜Fに設置されたアクセスポイントはA1〜F1で示されている。
アクセスポイントA1〜F1には固有の識別IDが付されている。通常、アクセスポイントを設定する場合、設定者はアクセスポイントを設置した施設内の位置情報と識別ID情報を紐付けて管理している。すなわち、ユーザ等は識別IDが分かれば当該識別IDを有するアクセスポイントが設定されている場所を特定することが出来る。
例えば図5の位置にプリンタ100が存在する場合、プリンタ100は最近傍のアクセスポイントであるアクセスポイントA1を介して無線LAN通信を行う。プリンタ100がどのアクセスポイントに接続するかは、上述したように各アクセスポイントから受信した通信電波の強度に基づいて決定する。すなわちプリンタ100は、受信した通信電波のうち、最も強い通信電波の送信元であるアクセスポイントに接続する。プリンタ100が受信した通信電波の強度はプリンタ100とアクセスポイントの距離と相関する。よってプリンタ100は接続先のアクセスポイントの近傍に存在することになるため、ユーザは接続先のアクセスポイントが分かればプリンタ100の位置を推測することが可能となる。
次に、実際にユーザがプリンタ100を紛失してしまった場合に、プリンタ100を捜索するために外部装置200から実行するプリンタ100の置き忘れ通知モードについて説明する。
まず、外部装置200は後述するようにアプリ上またはWEB上におけるユーザ操作によって無線LAN通信または近距離無線通信を介してプリンタ100に捜索命令を送信する。プリンタ100は通信I/F112が外部装置200から捜索命令を受け付けると置き忘れ通知モードへ移行する。
置き忘れ通知モードにおいて、プリンタ100は接続しているアクセスポイントから当該アクセスポイントを識別可能な識別IDを取得し、識別IDを含む情報を通信接続情報としてユーザの外部装置200へ送信する。ユーザは外部装置200が受信した識別IDを参照してプリンタ100がどのアクセスポイントの近くに置かれているかを知ることが出来る。尚、アクセスポイントの位置情報と識別IDを紐付けてサーバ上、PCまたはスマートフォンに記憶しておき、アクセスポイントからの通知があった際に参照できるようにしても良い。例えば、アクセスポイントから識別IDを受信すると、ユーザはアクセスポイントの位置を確認するためスマートフォン上に記憶されているアクセスポイントの位置情報と識別IDを参照する、またはサーバにアクセスしてアクセスポイントの位置情報と識別IDを参照する。また、受信した識別IDに基づいてサーバまたはスマートフォン等でアクセスポイントの位置情報をマップに反映して表示させても良い。
図6は置き忘れ通知の一例である。図6(a)はプリンタ100の表示部108に表示される置き忘れ通知の一例を示す図である。プリンタ100は置き忘れ通知モードに移行すると表示部108に置き忘れ通知画面を表示する。置き忘れ通知画面は、置き忘れ通知情報(例えばプリンタ100を置き忘れている旨のメッセージ、ユーザがプリンタ100を捜索中である旨のメッセージ、プリンタ100の機器名、プリンタ100の持ち主として登録されているユーザ名など)を表示する。プリンタ100は、置き忘れ通知モードにおいてこれらの情報のうちの一つを表示させても良いし、複数の情報を表示させても良い。これにより当該プリンタのユーザは捜索範囲内に複数のプリンタ100がある場合でも捜索している特定のプリンタ100を特定しやすくなる。また、プリンタ100近傍にいる人がこの置き忘れ通知をみることでユーザにプリンタ100を届けやすくなる。
また置き忘れ通知は表示部108に表示する方法以外の方法で行っても良い。例えば、プリンタ100は印刷部116によって印刷対象物に置き忘れ通知情報(例えば、プリンタ100を置き忘れている旨のメッセージ、ユーザがプリンタ100を捜索中である旨のメッセージ、プリンタ100の機器名、プリンタ100の持ち主として登録されているユーザ名など)を印刷し排紙させても良い。この方法であれば表示部108に表示可能な情報よりもより多くの情報をユーザやプリンタ100の近傍の人に通知できる。また、表示部108が搭載されていないプリンタ100であっても置き忘れ通知をすることが出来る。さらに、表示部108に置き忘れ通知を出しておくよりも電力消費を抑えることができる。
図6(b)は外部装置200の表示部206に表示されるプリンタ捜索画面の一例を示す図である。プリンタ捜索画面には、捜索情報として捜索しているプリンタ100の機器名、当該プリンタ100の持ち主として登録されているユーザ名、プリンタ100が無線LAN通信で接続されているアクセスポイントの識別ID等の通信接続情報が表示される。また、外部装置200側からプリンタ100の表示部108を点灯させるための点灯ボタンやブザーを鳴らすためのBUZZボタンが表示されても良い。ユーザはこれらのボタンをONにすることでプリンタ100の場所を特定しやすくすることが出来る。また、プリンタ捜索画面にはプリンタ捜索ボタン206aが表示されている。ユーザがこのボタンを押下することで外部装置200は捜索命令をプリンタ100に送信する。なお、プリンタ捜索画面はWEB上のページであっても良いし、外部装置200内にインストールされたアプリケーション上で表示するものであってもよい。
図7はプリンタ100による置き忘れ通知処理を示すフローチャートである。この説明ではプリンタ100が待機状態である場合について説明する。待機状態とは、例えば電源が入っており、印刷ジョブやユーザからの命令を待っている状態である。
プリンタ100は操作部110または通信I/F112により命令を受け付けると(ACT100)、取得した命令が操作命令であるかを判断する(ACT101)。操作命令とは例えば印刷ジョブを実行する命令などである。受け付けた命令が操作命令であれば(ACT101、YES)、プリンタ100は取得した操作命令に基づいて動作を行う(ACT102)。プリンタ100は追加の操作命令があれば(ACT103、NO)、その操作命令に従って動作を行う(ACT102)。
ACT103にて、追加の操作命令がない場合(ACT103、YES)、プリンタ100は一連の処理を終了する。
ACT101にて、プリンタ100は操作部110または通信I/F112により操作命令を受け付けていない場合(ACT101、NO)、外部200から捜索命令を受け付けたと判断する(ACT104)。プリンタ100は外部装置200から捜索命令を受け付けると(ACT104)、置き忘れ通知モードへと移行する(ACT105)。プリンタ100は捜索命令を送ってきた外部装置200に対しプリンタ100が接続されているアクセスポイントの識別IDを含む通信接続情報を送信する(ACT106)。その後、プリンタ100は一連の処理を終了する。
次に外部装置200の捜索処理を説明する。図8は外部装置200の捜索処理を示すフローチャートである。ここでは外部装置200はプリンタ捜索用にインストールされたアプリケーションを使用する場合を例に説明する。この説明では外部装置200が待機状態である場合について説明する。
ユーザによってプリンタ捜索用アプリケーションを立ち上げる操作をされると外部装置200はプリンタ捜索用アプリケーションを立ち上げる(ACT200)。外部装置200はユーザからの捜索するプリンタ100を表示し選択を受け付ける(ACT201)。この際、外部装置200は予め登録されているプリンタ100の一覧を表示してユーザに選択させても良いし、プリンタ100を特定するためにプリンタ100に割り振られたID等の情報を入力させても良い。その後、プリンタ捜索ボタンを押下されると(ACT202)、外部装置200は無線通信によってプリンタ100に捜索命令を送信する(ACT203)。その後、プリンタ100から識別IDを取得するまで待機し(ACT204、NO)、識別IDを取得すると(ACT204、YES)、取得した情報を表示部200に表示する(ACT205)。その後、ユーザがアプリケーションの操作を終了することによって一連の処理を終了する。
以上より本実施形態のプリンタは外部装置から捜索命令を受け取るとプリンタが接続されているアクセスポイントの識別IDを通知するため当該通知を受けたユーザはプリンタの捜索範囲を大幅に絞ることが出来る。
(第2の実施形態)
次にプリンタが外部装置から捜索命令を受け付けていなくてもプリンタの置き忘れを通知することが可能なプリンタについて説明する。なお、説明の便宜上第1の実施形態で説明したプリンタ100と同一の構成については説明を省略し、同じ符番を用いることとする。
図9は第2の実施形態のプリンタ300のハードウェア構成を示すブロック図である。タイマー302は所定の時間を計測する。所定の時間とは例えばユーザによる操作からの経過時間や印刷動作終了後からの経過時間である。タイマー302が計測する時間が予め設定された時間(例えば10分)を超えた場合、プリンタ300は表示部108や通信I/F112を用いて置き忘れ通知モードへ移行する。尚、本実施形態のタイマー302はCPUが時間を測定することによって実現されるものとするがこれに限定するものではない。タイマー302として時間の計測が可能な機器を別途設けても良い。
図10は置き忘れ通知処理を示すフローチャートである。この説明ではプリンタ300の電源が入った状態で待機している状態から説明する。
プリンタ300は操作部110または通信I/F112により操作命令を受け付けると(ACT300、YES)、取得した操作命令に基づいて動作を行う(ACT301)。プリンタ300は追加の操作があれば(ACT302、NO)、その操作命令に従って動作を行う(ACT301)。
ACT302にて、追加の操作命令がない場合(ACT302、YES)、プリンタ300は一連の処理を終了する。
ACT300にて、プリンタ300は操作部110または通信I/F112により操作命令を受け付けていない場合(ACT300、NO)、プリンタ300はタイマー302が予め設定した時間を計測するまで待機し(ACT304、NO)、待機状態でタイマー302が予め設定した時間を計測すると(ACT304、YES)、プリンタ300は置き忘れ通知モードへと移行する(ACT305)。プリンタ300がアクセスポイントと接続されていれば(ACT306、YES)、プリンタ300のユーザ情報としてメモリ112に登録されている情報からプリンタ300の持ち主として登録されているユーザのPCやスマートフォンなどを特定し、プリンタ300が接続されているアクセスポイントの識別IDを含む通信接続情報を外部装置200へ通知する(ACT307)。その後、プリンタ300は一連の処理を終了する。
ACT306にて、通信I/F112がアクセスポイントと通信可能な状態でなければ(ACT306、NO)、プリンタ300は動作を終了して一連の処理を終了する。
以上より本実施形態のプリンタは操作命令を受け取らずに予め設定した時間経過するとユーザへアクセスポイントの識別IDを通知するので、当該通知を受けたユーザはプリンタの捜索範囲を大幅に絞ることが出来る。
(第3の実施形態)
次にプリンタがアクセスポイントを介さずに近距離無線通信によりスマートフォンなどへ直接通信接続情報を送る例を説明する。以下の例ではプリンタとスマートフォン間の近距離通信手段としてBLE通信を例に説明する。ただし、近距離無線通信手段はこれに限定されるものではなく、Ibeacon(登録商標)などであっても良い。なお、プリンタは近距離無線通信に加え無線LAN通信による通信手段を備えていても良い。
図11は置き忘れ通知処理を示すフローチャートである。この説明ではプリンタ300の電源が入った状態で待機している状態から説明する。
プリンタ300は外部装置200と近距離無線通信が開始されるまで待機する(ACT400、NO)。外部装置200が近距離無線通信可能な範囲に入ったことを検知するとプリンタ300は近距離無線通信を開始する(ACT400、YES)。プリンタ300は外部装置200と近距離無線通信により接続されると、命令を受け付けるまで待機する(ACT401、NO)。プリンタ300が命令を受け付けると(ACT401、YES)、受け付けた命令が操作命令であるかを判断する(ACT402)。受け付けた命令が操作命令であれば(ACT402、YES)、受け付けた操作命令に従って動作を行う(ACT403)。プリンタ300は追加の操作命令があれば(ACT404、NO)、その操作命令に従って動作を行う(ACT403)。
AC404にて、追加の操作命令がない場合(ACT404、YES)、プリンタ300は一連の処理を終了する。
ACT402にて、プリンタ300は操作部110または通信I/F112により操作命令を受け付けていない場合(ACT402、NO)、外部装置200から捜索命令を受け付けたと判断する(ACT405)。プリンタ300は外部装置200から捜索命令を受け付けると、置き忘れ通知モードへと移行する(ACT406)。置き忘れ通知モードへ移行したプリンタ300は通信I/F112により外部装置200とプリンタ300の機器名、プリンタ300が近距離無線通信にて接続されたことを示す情報、プリンタ300が近くにある旨の通信接続情報などを通知する(ACT407)。
プリンタ300は外部装置200から報知部124による報知を実行させるためのするための報知操作命令を受信すると(ACT408、YES)、報知動作を実行する(ACT409)。報知動作とは、例えば、プリンタ300の報知部124により音を出す、表示部108を点灯させる、印刷処理を実行する等の方法によりプリンタ300の近傍の人へプリンタ300の置かれていることを報知する動作である。その後、所定の待機時間が経過する、またはプリンタ300の操作部110がユーザに操作されるなどの終了条件を満たすまで待機し(ACT410、NO)、終了条件を満たすと(ACT410、YES)一連の処理を終了する。
ACT408にて、通信I/F112が外部装置200から報知操作命令をを受信しなければ(ACT408、NO)、プリンタ300は処理をACT410へ進める。
以上より本実施形態のプリンタは近距離無線通信手段により外部装置と通信することによりプリンタがユーザの近くに置かれていることを通知し、また外部装置からの報知操作命令に基づいて音をだしたりすることでプリンタが近くに置かれていることをユーザに知らせることが出来る。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態では無線LAN通信による置き忘れ通知について説明し、第3の実施形態では近距離無線通信による置き忘れ通知について説明したが、これらの処理は単一のプリンタが同時に行える構成にしても良いし、通信方法を適宜切り替えられる構成にしても良い。
(第4の実施形態)
次に、プリンタが無線LAN通信および近距離無線通信を行わない状態であってもプリンタが近くに置かれていることを報知できるプリンタについて説明する。例えば、無操作時間のままタイマーが予め設定した時間を計測するとプリンタは置き忘れ通知モードへ移行して報知部124により音をだす、LEDを発光する、印刷処理を実行する等による報知を行う。この置き忘れ通知モードへの移行は予めユーザにより設定したり解除したりできるようにすることが望ましい。
図12は置き忘れ通知処理を示すフローチャートである。以下の説明では便宜上第2の実施形態で説明したプリンタ300を例に説明する。この説明ではプリンタ300の電源が入った状態で待機している状態から説明する。
プリンタ300は操作部110または通信I/F112により操作命令を受け付けると(ACT500、YES)、取得した操作命令に基づいて動作を行う(ACT501)。プリンタ300は追加の操作があれば(ACT502、NO)、その操作命令に従って動作を行う(ACT501)。
ACT502にて、追加の操作命令がない場合(ACT502、YES)、プリンタ300は一連の処理を終了する。
ACT500にて、プリンタ300は操作部110または通信I/F112により操作命令を受け付けていない場合(ACT500、NO)、予め設定した時間待機する(ACT503)。プリンタ300はタイマー302が予め設定した時間を計測するまで待機し(ACT503、NO)、待機状態でタイマー302が予め設定した時間を計測すると(ACT503、YES)、置き忘れ通知モードへと移行する(ACT504)。プリンタ300は通信I/F112がアクセスポイントと接続された状態であれば(ACT505、YES)、プリンタ300のユーザの情報としてメモリ122に登録されている情報からプリンタ300のユーザのPCやスマートフォンなどを特定し、プリンタ300が接続しているアクセスポイントの識別IDを含む通信接続情報をその外部装置200へ通知する(ACT506)。その後、プリンタ300は終了条件を満たすまで待機し(ACT507、NO)、終了条件を満たすと(ACT507、YES)、一連の処理を終了する。
ACT505にて、通信I/F112がアクセスポイントと接続された状態でなければ(ACT505、NO)、報知部124は、音を出す、表示部108を点灯させる、印刷処理を実行する等の報知動作を行う(ACT508)。さらにプリンタ300は表示部108に図6(b)のようにプリンタ名やメモリ112に登録されているユーザ名等の置き忘れ通知情報を表示する(ACT509)。その後、プリンタ300は処理をACT507へ進める。
以上よりプリンタは外部装置と無線通信を行わない場合であっても無操作状態であらかじめ設定した時間が経過すると報知動作を行うのでプリンタ近傍にいる人へプリンタの存在を報知することが出来る。
なお、本発明の実施例として持ち運び可能なプリンタを例に説明を行ったが、これに限定されない。例えば、スマートウォッチやPCなど無線LAN通信や近距離無線通信による接続が可能な電子機器であれば適用することが出来る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…プリンタ
108…表示部
110…操作部
112…通信I/F
122…メモリ
200…外部装置
206…表示部
208…操作部
210…通信I/F
212…報知部
302…タイマー
A〜F…アクセスポイント

Claims (6)

  1. 外部装置と無線通信を行う通信I/Fと、
    前記通信I/Fが前記外部装置から捜索命令を受け付けると前記外部装置に通信接続情報を通知するように制御する制御部と、
    を有するプリンタ。
  2. 前記制御部は前記通信I/Fを介して受信した通信電波のうち最も電波強度が強い電波を送信しているアクセスポイントの前記通信接続情報を前記外部装置へ通知する請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記通信接続情報は少なくとも前記アクセスポイントの識別IDまたは近距離無線通信可能な状態であることを示す情報を含む請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 外部装置と無線通信を行う通信I/Fと、
    時間を計測するタイマーと、
    無操作の状態で前記タイマーが予め設定した時間を計測した場合に前記外部装置に通信接続情報を通知するように制御する制御部と、
    を有するプリンタ。
  5. 印刷対象物に熱を加えることで画像形成を行う印刷部をさらに有し、
    前記制御部は前記I/Fが前記外部装置から前記捜索命令を受け付けると前記印刷部によって置き忘れ通知情報を印刷する請求項1乃至4の何れか1項に記載のプリンタ。
  6. プリンタと外部装置を含むプリンタ捜索システムであって、
    前記プリンタは、
    無線通信を行う第1の通信I/Fと、
    前記通信I/Fが前記外部装置から捜索命令を受け付けると前記外部装置に通信接続情報を通知するように制御する制御部と、
    を有し、
    前記外部装置は、
    前記第1の通信I/Fと無線通信を行う第2の通信I/Fと、
    前記第2の通信I/Fが取得した前記通信接続情報を表示する表示部と、
    を有する。
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