JP2020049888A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対し割り当てられた印刷可能個数を用いて所望の他の印刷装置においても印刷物の作成を実行可能とする。【解決手段】プリンタ1Aは、ユーザIDごとの印刷可能枚数を記憶したメモリ144と、NFC用通信部141と、制御回路143と、を有し、制御回路143は、ユーザIDごとに生成する印字ラベルの枚数の最大値を対応する印刷可能枚数に制限し、タグカードCのかざしによる特定のユーザIDの指定を受け付け、プリンタ1Aへの他のプリンタ1Bの近接によってプリンタ1A,1BのNFC用通信部141のNFC通信が確立すると、プリンタ1Aのメモリ144に記憶された指定されたユーザIDの印刷可能枚数の少なくとも一部を、NFC通信を介して他のプリンタ1Bへと移動配分する。【選択図】図6

Description

本発明は、被印字媒体に所望の印刷を行う印刷装置に関する。
被印字媒体に印刷を行う印刷装置において、近距離無線通信で情報を取得できた場合にのみ当該ユーザに印刷を許容する技術が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、ユーザが携帯端末を印刷装置にかざすことで上記近距離無線通信の接続が確立され、携帯端末から印刷装置へ設定情報が送信されて、印刷物が作成される。
特開2015−7857号公報
上記従来技術のように印刷の実行を近距離無線通信による情報取得時のみに制限する手法をさらに進め、近年、セキュリティ確保等の観点から、ユーザごとに予め印刷物を作成可能な個数を決定しておく手法が考えられつつある。この場合、例えば印刷装置側において、各ユーザごとに上記印刷可能個数が記憶されており、ユーザは、自分の印刷可能個数を上限として、その個数範囲内でのみ印刷物を作成できることになる。
このようにしてユーザが自らに割り当てられた印刷可能個数の制限の下で印刷物の作成を行うとき、1つの印刷装置だけでなく、それ以外の所望の印刷装置においても上記制限を遵守しながら印刷物の作成を実行できれば、便利である。上記従来技術においてはそのような点までは特に配慮されていなかった。
本発明の目的は、ユーザに対し割り当てられた印刷可能個数を用いて所望の他の印刷装置においても印刷物の作成を実行できるようにした、印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字媒体を搬送する搬送手段と、搬送される前記被印字媒体に対して所望の印字を形成する印字手段と、ユーザ識別情報ごとの印刷可能個数を記憶した記憶手段と、第1無線通信を行う第1通信手段と、制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記搬送手段及び前記印字手段を制御し、印刷データに対応した印字を前記被印字媒体に形成して印刷物を生成する印字形成処理;前記ユーザ識別情報ごとに、前記印字形成処理において生成する前記印刷物の個数の最大値を、対応する前記印刷可能個数に制限する個数制限処理;前記印字形成処理の実行後には、実行前における前記印刷可能個数から、生成した前記印刷物の個数を差し引くことで、当該印刷可能個数を更新する更新処理;を実行する印刷装置であって、前記制御手段は、さらに、特定の前記ユーザ識別情報の指定を受け付ける、指定受付処理と、前記記憶手段、前記第1通信手段、を備えた他の印刷装置の近接によって、前記印刷装置の前記第1通信手段と前記他の印刷装置の前記第1通信手段との前記第1無線通信が確立したか否かを判定する確立判定処理;前記第1無線通信が確立したと判定された場合に、前記印刷装置の前記記憶手段に記憶された前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数のうち少なくとも一部を、前記確立した前記第1無線通信を介して前記他の印刷装置へと移動配分するか、若しくは、当該他の印刷装置の前記記憶手段に記憶された前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数の少なくとも一部を、前記確立した前記第1無線通信を介して前記印刷装置へと移動配分する、個数移動処理;を実行することを特徴とする。
本願発明の印刷装置においては、制御手段が実行する印字形成処理により、搬送される被印字媒体に印字形成して印刷物を作成することができる。その際、例えばセキュリティ確保等の観点から、ユーザごとに予め印刷物を作成可能な個数が決定されている。すなわち、記憶手段には、各ユーザのユーザ識別情報に対応づける形で、最新の上記個数(印刷可能個数)が記憶されている。制御手段が実行する個数制限処理により、ユーザは、自分のユーザ識別情報に対応づけられた上記印刷可能個数を上限として、その個数範囲内でのみ印刷物を作成することができる。印刷物が作成された後は、当該作成した印刷物の個数分が印刷可能個数から差し引かれることで、当該印刷可能個数が更新される(更新処理)。
このようにしてユーザが自らに割り当てられた印刷可能個数の制限の下で印刷物の作成を行うとき、1つの印刷装置だけでなく、それ以外の所望の印刷装置においても上記制限を遵守しながら印刷物の作成を実行できれば、便利である。
そこで本願発明においては、制御手段が、指定受付処理にて特定のユーザ識別情報の指定を受け付けた後、確立判定処理において、1つの印刷装置に備えられた通信手段(第1通信手段)と他の印刷装置の通信手段(第1通信手段)との間の、無線通信(第1無線通信)が確立したか否かを判定する。すなわち、例えばユーザは、印刷装置に対し上記他の印刷装置を近接させることで、上記2つの印刷装置の第1通信手段どうしの上記第1無線通信を確立させる。
すると、上記判定が満たされることで、制御手段が、個数移動処理を実行する。すなわち、上記印刷装置において記憶されていた上記特定のユーザ識別情報に対応する印刷可能個数のうち少なくとも一部が、確立した上記第1無線通信を介して上記他の印刷装置へと移動配分する(他の印刷装置において記憶されていた上記特定のユーザ識別情報に対応する印刷可能個数のうち少なくとも一部が、確立した上記第1無線通信を介して上記印刷装置へと移動配分することもできる)。これにより、ユーザは、上記他の印刷装置において、自らに割り当てられた印刷可能個数のうち当該他の印刷装置へと移動配分された個数を用いつつ、その移動配分された印刷可能個数の制限内で印刷物の作成を行うことができる。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
本発明によれば、ユーザに対し割り当てられた印刷可能個数を用いて、所望の他の印刷装置においても印刷物の作成を実行することができる。
本発明の一実施形態のプリンタを、操作端末及びタグカードと共に示すシステム構成図である。 プリンタの外観構造を表す斜視図である。 カートリッジカバーを開いた状態のプリンタの外観を表す斜視図である。 カートリッジの内部構造を表す概念的平面図である。 プリンタ、タグカード、及び操作端末の機能的構成を表すブロック図である。 指定IDの印刷可能枚数の半数を1つのプリンタから他のプリンタへ移動する挙動を表す説明図である。 移動元のプリンタの制御回路によって実行される制御内容を表すフローチャートである。 移動先のプリンタの制御回路によって実行される制御内容を表すフローチャートである。 印刷可能枚数の移動量をNFC通信時間に比例させる変形例の移動配分を表す説明図である。 移動元のプリンタの制御回路によって実行される制御内容を表すフローチャートである。 2つのプリンタの印刷可能枚数が同数となるように移動する変形例における移動配分を表す説明図である。 1つのプリンタの印刷可能枚数の全部を他のプリンタへ移動する変形例における移動配分を表す説明図である。 プリンタ同士を近づける毎に印刷可能枚数の集約・等分を繰り返す変形例における移動配分を表す説明図である。 移動配分後のプリンタで印刷可能枚数を超えて印刷を許容する変形例における移動配分及び印刷を表す説明図である。 Bluetooth Low Energyを用いる変形例におけるプリンタ、タグカード及び操作端末の機能的構成を表すブロック図である。 ブロードキャスト通信で複数のプリンタを接続したネットワークを表す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<システム構成>
図1に、本実施形態のプリンタ1A,1Bを、当該プリンタ1A,1Bを操作するための操作端末200、及び、プリンタ1Aに近接されることでプリンタ1Aとの間で近距離通信(詳細は後述)による情報送受信を実行可能なタグカードC、とともに示す。図1において、プリンタ1A及びプリンタ1Bと操作端末200は、建物内や屋外等に存在するアクセスポイントACP(基地局)に対し、例えばWiFi(登録商標)やその他の無線LAN等の適宜の相互認識無線通信によって情報送受信可能に接続されている。なお、WiFiではなく、Bluetooth(登録商標)等による他の無線通信方式や、あるいはUSBケーブルを用いた有線接続によって接続されていてもよい。
操作端末200は、例えば、上記相互認識無線通信に対応する機能を備えたPDA(携帯情報端末)やスマートフォン(PDA機能を備えた携帯電話)等の情報端末である。この操作端末200は、タッチパネル201と、例えば操作ボタン202とを有している。タッチパネル201は、液晶ディスプレイ等により各種情報やメッセージを表示する表示機能を有すると共に、上記操作ボタン202と併せて操作者が所望の指示や情報を入力可能である。したがって、以降、タッチパネルの上記表示機能部分を単に「表示部201」と称し、タッチパネルの上記操作機能部分と上記操作ボタンとを、単に「操作部202」と称する。操作端末200は、上記アクセスポイントACPを介しての上記相互認識無線通信によりプリンタ1A,1Bに印刷データを送信し、プリンタ1A,1Bにより所望の印刷を実行させることができる。プリンタ1Aとプリンタ1Bとは、同一の構成を備えている。したがって、以下適宜、単に「プリンタ1」と総称する。
<プリンタの構成>
図2及び図3を用いて、上記プリンタ1の概略構成について説明する。
図2及び図3に示すように、プリンタ1は、その外郭を構成する筐体2を備える。筐体2は、装置下面を構成しかつ装置側面と一体となった樹脂製の下カバー15と、装置上面を構成する樹脂製の上カバー17とにより構成されている。
下カバー15の側面には、凹部15bと、当該凹部15b内の奥部の中央に形成され、印字済ラベル用テープ109(後述の図4参照)を排出する排出口15aと、を備えている。
上カバー17には、前方向から後方向に向けて、文字入力等の種々の操作が行われるキーボード3と、印刷ボタンや電源ボタン等を含む、プリンタ1の各種機能を実行させるための機能キー群4と、例えば矩形開口状の開口部を塞ぐように装着された表示部7とが設けられている。なお、この表示部7が、請求項記載の表示手段に相当する。
また、プリンタ1の上面後部側には、カートリッジ8を着脱可能なカートリッジホルダ9が設けられている。上記上カバー17は、テープカセット状のカートリッジ8を装着するためのカートリッジカバー17aを備えている。カートリッジホルダ9は、カートリッジカバー17aによって常には閉塞される(図2参照)一方、カートリッジカバー17aを開放することで、露出される(図3参照)。
またこのカートリッジカバー17aの端部に、欠き取り部17bが設けられている。そしてこの欠き取り部17bに収納されるように、上記印字済ラベル用テープ109をカットするための操作レバーであるカットレバー50が設けられている。
次に、カートリッジ8及びカートリッジホルダ9の詳細構造を図4を用いて説明する。カートリッジ8は、筐体8Aと、この筐体8A内に配置され帯状の基材テープ101が巻回された第1ロール102(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記基材テープ101と略同じ幅である透明な被印字テープ103が巻回された第2ロール104(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、インクリボン105(但し被印字テープ103が感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のインクリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、カートリッジ8のテープ排出部の近傍に回転可能に支持されたテープ送りローラ27とを有する。なお、被印字テープ103が、請求項記載の被印字媒体に相当する。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに上記基材テープ101を巻回している。基材テープ101は、例えば、内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、貼り合わせ用の粘着剤層、ベースフィルム、貼り付け用の粘着剤層、剥離紙の順序で積層され構成されている。第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記被印字テープ103を巻回している。
テープ送りローラ27は、上記基材テープ101と上記被印字テープ103とを押圧し接着させ上記印字済ラベル用テープ109としつつテープ送りを行う。
また、印字済ラベル用テープ109の搬送経路に沿ってテープ送りローラ27及び圧着ローラ28の下流側(すなわち後述の印字ヘッド23よりも下流側)には、固定刃40と、上記カットレバー50の手動操作により上記固定刃40に対し前進し固定刃40との協働により印字済ラベル用テープ109を厚さ方向に切断する可動刃41と、が設けられている。
一方、カートリッジホルダ9には、カートリッジ8内の使用済みの上記インクリボン105を巻き取るためのリボン巻取りローラ駆動軸107と、上記印字済ラベル用テープ109を搬送するためのテープ送りローラ駆動軸108とが設けられている。なお、このテープ送りローラ駆動軸108が、請求項記載の搬送手段に相当する。前述のリボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27は、不図示の搬送ローラ用モータの駆動力が上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び上記テープ送りローラ駆動軸108に伝達されることによって、連動して回転駆動される。またカートリッジホルダ9には、搬送される被印字テープ103に所望の印刷を行う印字ヘッド23が、カートリッジ8の装着時にその開口部に位置するように設けられている。なお、この印字ヘッド23が、請求項記載の印字手段に相当する。なお、印字ヘッド23は、上記可動刃41及び固定刃40と、テープ搬送経路に沿って所定の離間距離で離間するよう配置されている。また、カートリッジホルダ9には、当該カートリッジホルダ9に装着されたカートリッジ8の種類(言い換えれば被印字テープ103のテープ幅等の各種テープ属性を表す被印字テープ103の種類)を公知の手法で検出するカートリッジセンサ9Aを備えている。
<印字テープ作成動作概略>
上記構成において、カートリッジ8が上記カートリッジホルダ9に装着されると、被印字テープ103及びインクリボン105が印字ヘッド23とこれに対向するプラテンローラ26との間に狭持される。また、基材テープ101及び被印字テープ103が、テープ送りローラ27とこれに対向する圧着ローラ28との間に狭持される。そして、リボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27が図4中矢印B及び矢印Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。これにより、テープ送りローラ27、圧着ローラ28、及びプラテンローラ26が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、テープ送りローラ27へ供給される。一方、第2ロール104からは被印字テープ103が繰り出されるとともに、不図示の印刷駆動回路により印字ヘッド23の複数の発熱素子が通電される。この結果、被印字テープ103の裏面に印字が印刷される。
そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了した被印字テープ103とが上記テープ送りローラ27及び圧着ローラ28により接着されて一体化されて印字済ラベル用テープ109として形成され、テープ排出部よりカートリッジ8外へと搬出される。
被印字テープ103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸107の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
上記のようにしてカートリッジ8外へ搬出された印字済ラベル用テープ109は、上記カットレバー50の手動操作に基づく固定刃40及び可動刃41の協働によって切断され、印刷物としての印字ラベル(図示省略)が生成される。このときの切断は、前述したように、ユーザによる上記カットレバー50の手動操作が図示しない機構を介し可動刃41に伝えられ、可動刃41が固定刃40に対し前進して可動刃41と固定刃40とが鋏状に閉じ合わされることで、行われる。
<プリンタ、タグカード、及び操作端末の機能的構成>
図5を用いて、プリンタ1、タグカードC、及び操作端末200の機能的構成を説明する。
<プリンタの機能的構成>
図5において、プリンタ1A,1Bは、被印字テープ103に所望の印刷を行う上記印字ヘッド23と、上記プラテンローラ26と、制御回路143と、例えばRAMやROM等からなるメモリ144と、所望の表示を行う上記表示部7と、NFC用通信部141と、第1アンテナ141aと、通信制御部142と、第2アンテナ142aと、を有している。なお、上記制御回路143が、請求項記載の制御手段に相当し、メモリ144が、請求項記載の記憶手段に相当している。
NFC用通信部141は、プリンタ1A,1BとタグカードCとの間、及び、プリンタ1A,1B同士の間で、第1アンテナ141aを介して行われる、通信距離が比較的短い(例えば数10cm程度の)近距離無線通信であるNFC通信(Near Field Communication)の制御を行う。なお、このNFC通信が、請求項記載の第1無線通信に相当し、NFC用通信部141が第1通信手段に相当する。
通信制御部142は、プリンタ1と上記アクセスポイントACPとの間で第2アンテナ142aを介して行われる、通信距離が比較的長い(例えば上記NFC通信よりも長い数m〜数10m程度)上記相互認識無線通信の制御を行う。なお、この相互認識無線通信が、請求項記載の第2無線通信に相当し、通信制御部142が第2通信手段に相当する。
メモリ144には、ユーザごとの印刷可能枚数(後述)が記憶されている。これに対応して、表示部7には、特定のユーザIDの指定の受け付け時(詳細は後述)等、適時にユーザIDごとの上記印刷可能枚数が表示される。またメモリ144に備えられたROMには、後述する図7、図8、図10等に示す処理を実行するための印刷処理プログラムを含む各種プログラムが記憶されている。
<タグカードの機能的構成>
タグカードCは、NFC通信媒体の一種であり、タグアンテナ151と、IC回路部150とを有し、IC回路部150は、メモリ部155と、タグ制御部157とを有している。
メモリ部155は、上記ユーザID等を記憶している。メモリ部155はタグ制御部157と接続されている。メモリ部155及び上記タグアンテナ151は、上記タグ制御部157によって制御される。
タグアンテナ151は、上記タグ制御部157の制御に従い、上記プリンタ1の第1アンテナ141aとの間のNFC通信により、プリンタ1との間で情報を送受信可能である。このNFC通信には、例えば13.56MHz帯が利用される。これにより、ユーザがタグカードCをプリンタ1の第1アンテナ141aに近接するようにかざし、タグカードCとプリンタ1とのNFC通信が確立すると、上記メモリ部155に記憶されているユーザIDが、タグアンテナ151を介してプリンタ1に送信される。このユーザIDが、第1アンテナ141aを介して受信されることにより、プリンタ1に特定のユーザIDが指定される。
<操作端末の機能的構成>
操作端末200は、CPU203と、例えばRAMやROM等からなるメモリ204と、上記操作部202と、上記表示部201と、各種情報を記憶する大容量記憶装置205と、端末側アンテナ206aを備えた相互認識無線通信制御部206と、を備えている。
相互認識無線通信制御部206は、CPU203の制御に従い、端末側アンテナ206aと上記アクセスポイントACPを介しての相互認識無線通信により、例えば操作端末200からの上記印刷データの送信等、各種情報の送受信のための制御を行う。
CPU203は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、それによってプリンタ1との間で各種の指示信号・情報信号の送受を行うようになっている。
大容量記憶装置205(メモリ204でもよい)には、文字スタイルやフォント等の所定の書式の種類ごとに、印刷指令をプリンタコード(詳細は省略)に変換するためのプログラムが記憶されている。
<本実施形態の背景>
上記したように、本実施形態のプリンタ1は、操作端末200に接続して使用される。すなわち、操作端末200の上記操作部202を介しユーザが適宜に操作を行うことで、被印字テープ103におけるユーザが所望する印刷レイアウト(例えば適宜のテンプレートを用いて作成したもの等)に基づき印刷データが生成され、プリンタ1に送信される。プリンタ1は、送信された印刷データに基づき、被印字テープ103に対し印刷を行い、形成される印字済ラベル用テープ109を切断することにより、上記印字ラベルを生成する。
その際、プリンタ1には、例えばセキュリティ確保等の観点から、ユーザごとに予め印字ラベルを作成可能な印刷可能枚数が決定されている。なお、印刷可能枚数が、請求項記載の印刷可能個数に相当する。すなわち、上記メモリ144に、各ユーザのユーザIDに対応づける形で、ユーザごとの最新の上記印刷可能枚数が記憶されている。なお、このユーザIDが、請求項記載のユーザ識別情報に相当する。ユーザは、自分のユーザIDに対応づけられた上記印刷可能枚数を上限として、その枚数範囲内でのみ印字ラベルを作成することができる。
このようにしてユーザが自らに割り当てられた印刷可能枚数の制限の下で印字ラベルの作成を行うとき、1つのプリンタ1(例えばプリンタ1A)だけでなく、それ以外の所望のプリンタ1(例えばプリンタ1B)においても上記制限を遵守しながら印字ラベルの作成を実行できれば、便利である。
<本実施形態の特徴>
そこで本実施形態においては、ユーザが自らに割り当てられた印刷可能枚数の制限の下で上記印字ラベルの作成を行うとき、プリンタ1Aのメモリ144に記憶されていた上記印刷可能枚数の少なくとも一部を、プリンタ1Bに移動配分できるようにする。以下、その内容を順を追って説明する。
例えば図6(a)に示すように、プリンタ1Aのメモリ144に、ユーザIDごとに割り当てられた上記印刷可能枚数が記憶されている。この例では、「A02368」「A32592」「B28275」「C00023」の4つのユーザIDに対し、ユーザIDごとの上記印刷可能枚数として、A02368:200枚、A32592:15枚、B28275:450枚、C00023:0枚が、それぞれ割り当てられ記憶されている。このプリンタ1Aに対し、ユーザIDがA02368であるユーザがタグカードCをかざすと、上記NFC通信により、タグカードCのメモリ部155に記憶された上記ユーザID(「A02368」)が送信され、プリンタ1Aに当該特定のユーザID「A02368」が指定される。
次に、図6(b)に示すように、ユーザがプリンタ1Aに別のプリンタ1Bを近づけ、プリンタ1Aとプリンタ1Bとの間のNFC通信を確立させる。このとき、例えばプリンタ1Bの上記メモリ144には、ユーザIDごとの上記印刷可能枚数として、1つのユーザID「X62839」に対し、30枚が記憶されている。
上記プリンタ1A,1Bの接近によってプリンタ1Aとプリンタ1BとのNFC通信が確立すると、図6(c)に示すように、上記指定されたユーザID(「A02368」)の上記印刷可能枚数200枚のうちの、半数の印刷可能枚数100枚がプリンタ1Aからプリンタ1Bに移動する。この結果、プリンタ1Bのメモリ144には、上記ユーザID「A02368」と、それに対応する印刷可能枚数100枚が追加される(下線部参照)。なお、それ以外のユーザID(この例では「X62839」)の印刷可能枚数は変更がない(引き続き30枚)。また、プリンタ1Aでは、指定したユーザIDのAの02368の印刷可能枚数が200枚から100枚減少し100枚となる(下線部参照)。それ以外のユーザID(「A32592」「B28275」「C00023」)の印刷可能枚数は変更がない(A32592:15枚、B28275:450枚、C00023:0枚)。
上記のようなプリンタ1Bへの印刷可能枚数の移動に対応し、図6(d)に示すように、ユーザの適宜の操作により操作端末200において作成された印刷データが、操作端末200から上記相互認識無線通信により、アクセスポイントACPを介してプリンタ1Bに送信される。プリンタ1Bは、上記送信された印刷データを受信することで、その受信した印刷データに対応した印字ラベルを印刷することができる。このようにして、ユーザは、プリンタ1Aに代えて、プリンタ1Bにおいて、所望の印字ラベルを最大100枚印刷することができる。印字ラベルが100枚印刷されると、図6(d)に示すように、プリンタ1Bのメモリ144に記憶されたユーザID「A02368」の印刷可能枚数は0枚となる(下線部参照)。
<プリンタの制御手順>
上記の手法を実現するために、プリンタ1A、プリンタ1Bの上記制御回路143によって実行される制御内容を説明する。
<プリンタ1Aの制御手順>
まず、移動元のプリンタであるプリンタ1Aの上記制御回路143によって実行される制御内容を、図7を用いて説明する。
まず、ステップS10で、制御回路143は、前述のようにユーザがタグカードCをプリンタ1Aに近接するようにかざすことで、タグカードCとの間のNFC通信が確立したか否かを公知の適宜の手法(詳細説明は省略)により判定する。なお、プリンタ1Aがこの場合における請求項記載の印刷装置に相当する。NFC通信が確立されるまではステップS10の判定は満たされず(S10:NO)、ループ待機し、NFC通信が確立されたらステップS10の判定が満たされて(S10:YES)、ステップS20に移る。上記NFC通信の確立により、タグカードCのメモリ部155に記憶されたユーザID(前述の例ではユーザID「A02368」。図6(a)参照))がNFC通信によりプリンタ1Aに送信される。
ステップS20では、制御回路143は、NFC通信によりタグカードCから送信された上記ユーザIDの指定を受け付け、取得する。このステップS20で実行する処理が請求項記載の指定受付処理に相当する。ステップS20が終了すると、ステップS30に移る。
なお、制御回路143は、上記ステップS20におけるユーザIDの受付時に、当該ユーザIDに対応する印刷可能枚数の数値情報(上記の例では「A02368」に対応した200枚を表す「200」)を表示部7に表示してもよい。この処理が、請求項記載の個数表示処理に相当する。
ステップS30では、制御回路143は、前述のようにユーザがプリンタ1Bをプリンタ1Aに近づけることで、プリンタ1Bとの間でNFC通信が確立されたか否かを公知の適宜の手法(詳細説明は省略)により判定する。なお、プリンタ1Bが、この場合における請求項記載の他の印刷装置に相当する。プリンタ1BとのNFC通信が確立するまではステップS30の判定は満たされず(S30:NO)、ループ待機し、NFC通信が確立されたらステップS30の判定が満たされて(S30:YES)、ステップS40に移る。このステップS30で実行する処理が請求項記載の確立判定処理に相当する。
ステップS40では、制御回路143は、上記メモリ144から、上記ステップS20で取得したユーザID(以下適宜、「指定ID」という)に対応づけられている上記印刷可能枚数(前述の例では「A02368」に対応づけられた200枚(図6(a)参照))を読み出す。ステップS40が終了すると、ステップS50に移る。
ステップS50では、制御回路143は、NFC用通信部141を介したNFC通信により、上記ステップS40で読み出した上記指定IDの印刷可能枚数のうちの半数の印刷可能枚数(前述の例では200枚の半分の100枚。図6(c)参照)を、プリンタ1Bに移動する(個数移動処理)。なお、この個数移動処理は、上記のようにして互いに接近したプリンタ1Aとプリンタ1Bとをユーザが再び離隔させ上記NFC通信の確立が解消するまでの間、行われるようにしてもよい(後述の図9、図10に示す変形例参照)。上記個数移動処理により、プリンタ1Bにおいては、メモリ144のユーザIDごとの印刷可能枚数に、上記指定IDの印刷可能枚数(前述の例では「A02368」の100枚)が追加される。言い換えれば、プリンタ1Bは、上記指定IDのユーザの操作に基づき印字ラベルを上記印刷可能枚数(上記の例では100枚)だけ印刷できる権限を、獲得したことになる。このステップS50で実行する処理が請求項記載の個数移動処理に相当する。なお、このとき、上記プリンタ1Aに対しタグカードCがかざされたことを契機に、逆に上記指定IDに対応する上記印刷可能枚数の少なくとも一部を、プリンタ1Bからプリンタ1Aへ移動するようにしてもよい。ステップS50が終了すると、ステップS80に移る。
なお、制御回路143は、上記ステップS50における移動配分の実行時に、上記指定IDに対応する印刷可能枚数の数値情報(上記の例では「A02368」に対応した200枚を表す数値「200」、若しくは移動して減少した100枚を表す「100」)を表示部7に表示してもよい。この処理も、請求項記載の個数表示処理に相当する。
ステップS80では、制御回路143は、上記メモリ144に記憶した、上記指定ID(上記の例では「A02368」)の印刷可能枚数を、上記ステップS50の個数移動処理で処理した枚数(上記の例では100枚の減少)を用いて更新する。ステップS80が終了すると、ステップS90に移る。
ステップS90では、制御回路143は、ユーザの上記操作端末200における操作に基づき送信された印刷データが、上記アクセスポイントACPを介した上記相互認識無線通信により、上記第2アンテナ142aを介して受信されたか否かを判定する。このステップS90で実行する処理が請求項記載のデータ受信処理に相当する。印刷データが受信されていればステップS90の判定が満たされ(S90:YES)、ステップS100に移る。印刷データが受信されていなければステップS90の判定が満たされず(S90:NO)、後述のステップS110に移る。
ステップS100では、制御回路143は、上記テープ送りローラ駆動軸108及び印字ヘッド23を制御し、上記被印字テープ103に対し上記ステップS90で受信されていた印刷データに対応した印字を形成する印刷処理を、上記ステップS80で更新された印刷可能枚数の範囲内で(上記の例ではユーザID「A02368」に係わる、200枚から減少した後の100枚以下の制限の下で)実行する。このステップS100で実行する処理が請求項記載の個数制限処理及び印字形成処理に相当する。ステップS100が終了すると、ステップS110に移る。
ステップS110では、制御回路143は、上記ステップS90で印刷データを受信した場合は、上記ステップS80で更新された、上記指定IDに係わる印刷可能枚数(上記の例では「A02368」の100枚)から、上記ステップS100で印刷した枚数をさらに差し引き、その差し引いた枚数を用いてメモリ144における当該指定IDに係わる印刷可能枚数の値を更新して記憶する。上記ステップS90で印刷データを受信しなかった場合は、上記ステップS80で更新された、上記指定IDに係わる印刷可能枚数(上記の例では「A02368」の100枚)をそのまま用いて、メモリ144内の当該指定IDに係わる印刷可能枚数が更新され記憶される。なお、このステップS110で実行する処理が請求項記載の更新処理に相当する。ステップS110が終了すると、その後、このフローを終了する。
<プリンタ1Bにおける制御手順>
次に、移動先のプリンタであるプリンタ1Bの上記制御回路143によって実行される制御内容を、図8を用いて説明する。
まず、ステップS130で、図7のフローの上記ステップS30と同様、制御回路143は、前述のようにユーザがプリンタ1Bをプリンタ1Aに近づけることで(前述のステップS30参照)、プリンタ1Aとの間でNFC通信が確立されたか否かを公知の適宜の手法(詳細説明は省略)により判定する。なお、プリンタ1Aが、この場合における請求項記載の印刷装置に相当する。
プリンタ1AとのNFC通信が確立するまではステップS130の判定は満たされず(S130:NO)、ループ待機し、NFC通信が確立されたらステップS130の判定が満たされて(S130:YES)、ステップS140に移る。
ステップS140では、図7のフローの上記ステップS40と同様、制御回路143は、上記メモリ144から、上記ステップS130で確立されたNFC通信を介してプリンタ1Aから取得された上記指定IDに対応づけられた上記印刷可能枚数(前述の例では、最初はプリンタ1BにおけるユーザID「A02368」及びこれに対応づけられた印刷可能枚数の記録がなく、0枚。図6(b)参照)を読み出す。ステップS140が終了すると、ステップS150に移る。
ステップS150では、図7のフローの上記ステップS50と同様、制御回路143は、NFC用通信部141を介したNFC通信により、図7のフローの上記ステップS50でプリンタ1Aから移動配分された、上記指定IDの印刷可能枚数(前述の例ではユーザID「A02368」について100枚)を取得する。ステップS150が終了すると、ステップS180に移る。
ステップS180では、図7のフローの上記ステップS80と同様、制御回路143は、上記ステップS140で読み出した上記指定ID(上記の例では「A02368」)の印刷可能枚数を、上記ステップS150で取得した印刷可能枚数(上記の例では100枚の増加)を用いて更新する。ステップS180が終了すると、ステップS190に移る。
ステップS190では、図7のフローの上記ステップS90と同様、制御回路143は、ユーザの上記操作端末200における操作に基づき送信された印刷データが、上記アクセスポイントACPを介した上記相互認識無線通信により、上記第2アンテナ142aを介して受信されたか否かを判定する。このステップS190で実行する処理も請求項記載のデータ受信処理に相当する。印刷データが受信されていればステップS190の判定が満たされ(S190:YES)、ステップS200に移る。印刷データが受信されていなければステップS190の判定が満たされず(S190:NO)、後述のステップS210に移る。
ステップS200では、図7のフローの上記ステップS100と同様、制御回路143は、上記テープ送りローラ駆動軸108及び印字ヘッド23を制御し、上記被印字テープ103に対し上記ステップS190で受信されていた印刷データに対応した印字を形成する印刷処理を、上記ステップS180で更新された印刷可能枚数の範囲内で(上記の例ではユーザID「A02368」に係わる、0枚から増加した後の100枚以下の制限の下で)実行する。このステップS200で実行する処理も請求項記載の個数制限処理及び印字形成処理に相当する。ステップS200が終了すると、ステップS210に移る。
ステップS210では、図7のフローの上記ステップS110と同様、制御回路143は、上記ステップS190で印刷データを受信した場合は、上記ステップS180で更新された、上記指定IDに係わる印刷可能枚数(上記の例では「A02368」の100枚)から、上記ステップS200で印刷した枚数をさらに差し引き、その差し引いた枚数を用いてメモリ144における当該指定IDに係わる印刷可能枚数の値を更新して記憶する。上記ステップS190で印刷データを受信しなかった場合は、上記ステップS180で更新された、上記指定IDに係わる印刷可能枚数(上記の例では「A02368」の100枚)をそのまま用いて、メモリ144内の当該指定IDに係わる印刷可能枚数が更新され記憶される。なお、このステップS210で実行する処理も請求項記載の更新処理に相当する。ステップS210が終了すると、その後、このフローを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のプリンタ1においては、ユーザによる上記指定IDの指定を受け付けた(ステップS20参照)後、プリンタ1AのNFC用通信部141とプリンタ1BのNFC用通信部141との間のNFC通信が確立したら、上記指定IDに対応する印刷可能枚数のうち少なくとも一部が、確立した上記NFC通信を介して上記プリンタ1Aからプリンタ1Bへと移動配分される。これにより、ユーザは、上記プリンタ1Bにおいて、自らに割り当てられた印刷可能枚数のうち上記のようにしてプリンタ1Bへと移動配分された枚数を用いつつ、その移動配分された印刷可能枚数の制限内で印字ラベルの作成を行うことができる(図8のステップS200参照)。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、通信距離の短いNFC通信により上記プリンタ1Aからプリンタ1Bへの上記移動配分が行われる。
これにより、本実施形態では、ユーザは、操作端末200からプリンタ1への印刷データの送信を、相対的に遠距離通信である相互認識無線通信(例えばいわゆるWiFiや無線LAN等の無線通信)で行う一方、上記2つのプリンタ1A,1B間の印刷可能枚数の移動配分を、相対的に短距離通信であるいわゆるNFC(Near Field Communication)で行うことができる。
また、本実施形態では特に、上記ユーザによる上記指定IDの指定時においては、タグカードCからのNFC通信によりNFC用通信部141を介して上記指定を受け付ける。
これにより、ユーザは、ユーザIDを記憶したタグカードCをプリンタ1に近づけるだけで、NFC通信により上記指定IDをプリンタ1に送信し、当該特定の指定IDの指定を行うことができる。
また、本実施形態では特に、上記移動配分においては、上記指定IDに対応する印刷可能枚数のうちの半数をプリンタ1Aからプリンタ1Bへと移動配分する。
これにより、ユーザは、プリンタ1Aとプリンタ1Bとを近接させることで、その時点でプリンタ1Aに残っている自己に割り当て済みの印刷可能枚数(前述の例では200枚)のうちの半分を、プリンタ1Bに移すことができる。
また、本実施形態では特に、上記指定IDの指定の受け付け時(上記ステップS20)、若しくは、上記移動配分の実行時(上記ステップS50)における、プリンタ1Aにおける指定IDに対応する印刷可能枚数の数値情報(上記の例ではユーザ「A02368」の200枚に対応する数値「200」)を表示部7に表示する。
これにより、ユーザは、上記指定IDを指定したとき、若しくは、上記移動配分の前後、等のタイミングにおいて、プリンタ1内における印刷可能枚数の最新情報を視覚的に認識することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例について説明する。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
<変形例>
(1)印刷可能枚数の移動量をNFC通信時間に比例させる場合
上記実施形態では、上記指定IDに対応する印刷可能枚数の半数を、プリンタ1Aからプリンタ1Bに移動配分したが、これに限られない。すなわち、印刷可能枚数の移動枚数をNFC通信の経過時間に比例させるようにしてもよい。そのような変形例を図9(a)〜(d)に示す。
図9(a)に示す例では、上記実施形態と同様、プリンタ1Aのメモリ144に、ユーザIDごとの印刷可能枚数として、ユーザID「A02368」に200枚、「A32592」に15枚、「B28275」に450枚、「C00023」0枚が、それぞれ記憶されている。また、プリンタ1Bのメモリ144には、同様に、ユーザIDごとの印刷可能枚数として、「X62839」に30枚が記憶されている。この状態で、前述の図6(b)と同様、例えばユーザがプリンタ1Aに別のプリンタ1Bを近づけ、プリンタ1Aとプリンタ1BとのNFC通信を確立させる。
その後、上記NFC通信が確立した時点から1秒経過すると、図9(b)に示すように、指定IDの印刷可能枚数のうちの所定割合(この例では、上記200枚のうち20分の1に相当する10枚)がプリンタ1Aからプリンタ1Bに移動する。この結果、プリンタ1Bには、指定IDである「A02368」が追加されると共に、それに対応する印刷可能枚数10枚が追加される(下線部参照)。それ以外のユーザID(「X62839」)の印刷可能枚数は変更がない。また、プリンタ1Aでは、指定IDの印刷可能枚数が上記プリンタ1Bへ移動した分減少する(上記の例では200枚から10枚減少して190枚になる。下線部参照)。それ以外のユーザID「A32592」「B28275」「C00023」の印刷可能枚数は変更がない。
その後さらに1秒経過(言い換えれば上記NFC通信が確立した時点から2秒経過)すると、図9(c)に示すように、上記指定IDの印刷可能枚数のうちの上記所定割合(この例では上記10枚)がさらにプリンタ1Aからプリンタ1Bに移動する。この結果、プリンタ1Bにおける指定ID「A02368」に係わる印刷可能枚数10枚がさらに追加され、20枚となる(下線部参照)。また、プリンタ1Aでは、指定IDの印刷可能枚数がさらに上記移動の分減少する(上記の例では190枚からさらに10枚減少して180枚になる。下線部参照)。
その後さらに1秒経過(言い換えれば上記NFC通信が確立した時点から3秒経過)すると、図9(d)に示すように、上記指定IDの印刷可能枚数のうちの上記所定割合(この例では上記10枚)がさらにプリンタ1Aからプリンタ1Bに移動する。この結果、プリンタ1Bにおける指定ID「A02368」に係わる印刷可能枚数10枚がさらに追加され、30枚となる(下線部参照)。また、プリンタ1Aでは、指定IDの印刷可能枚数がさらに上記移動の分減少する(上記の例では180枚からさらに10枚減少して170枚になる。下線部参照)。
上記変形例の手法を実行するために、移動元のプリンタであるプリンタ1Aの上記制御回路143によって実行される制御内容を、図10を用いて説明する。
図10のフローチャートは、図7のステップS50とステップS80との間に新たなステップS60及びステップS70を追加するとともに、図7のステップS50に代えて新たなステップS50Aを設けた点が異なる。図10において、図7と同様のステップS10〜ステップS40を経て、新たなステップS50Aへ移る。
ステップS50Aでは、制御回路143は、NFC用通信部141を介したNFC通信により、上記ステップS40で読み出した上記指定IDの印刷可能枚数のうち、上記ステップS10でのNFC通信の確立のタイミングからの時間の経過に応じた枚数(例えば1秒経過するごとに10枚((図9(a)〜図9(d)参照)の、プリンタ1Bへの移動を開始する。なお、プリンタ1Bが、この場合における請求項記載の他の印刷装置に相当する。なお、この個数移動処理は、上記のようにして互いに接近したプリンタ1Aとプリンタ1Bとをユーザが再び離隔させ上記NFC通信の確立が解消するまでの間、行われることとなる(後述のステップS60、ステップS70参照)。ステップS50Aが終了すると、新たに設けたステップS60に移る。
ステップS60では、制御回路143は、前述のようにしてユーザがプリンタ1Aに近づけていたプリンタ1Bをプリンタ1Aから離間(離隔)させることで、プリンタ1Aとプリンタ1BとのNFC通信の確立が解消されたか否かを公知の適宜の手法(詳細説明は省略)により判定する。このステップS60で実行する処理が請求項記載の解消判定処理に相当する。プリンタ1BとのNFC通信の確立が解消されていなければステップS60の判定が満たされず(S60:NO)、ループ待機する。プリンタ1BとのNFC通信の確立が解消されていればステップS60の判定が満たされ(S60:YES)、新たに設けたステップS70に移る。
ステップS70では、制御回路143は、上記ステップS50Aで実行を開始した、プリンタ1Aからのプリンタ1Bへの上記印刷可能枚数の移動配分を終了する。なお、上記ステップS70で実行する処理が請求項記載の移動終了処理に相当するとともに、上記ステップS50Aで開始されステップS70で終了する上記印刷可能枚数の移動が請求項記載の個数移動処理に相当している。ステップS70が終了すると、図7と同様のステップS80に移る。以降、ステップS80〜ステップS110は、図7と同様であり、説明を省略する。
本変形例においては、上述したように、上記指定IDに対応する印刷可能枚数のうち、NFC通信が確立したタイミングからの経過時間に応じた枚数を、プリンタ1Aから他のプリンタ1Bへと移動配分する。これにより、ユーザは、例えばプリンタ1Aとプリンタ1Bとを短い時間だけ近接させることでその時点でプリンタ1A内に残っている印刷可能枚数のうちの小さめの割合のみをプリンタ1Bに移すことができ、プリンタ1Aとプリンタ1Bとを長い時間近接させておけばその時点でプリンタ1A内に残っている印刷可能枚数のうちの大きな割合をプリンタ1Bに移すことができる。なお、前述と同様、このとき、上記プリンタ1Aに対しタグカードCがかざされたことを契機に、逆に上記指定IDに対応する上記印刷可能枚数を、上記経過時間に応じた枚数だけ、プリンタ1Bからプリンタ1Aへ移動するようにしてもよい。
また、本変形例では特に、プリンタ1Aとプリンタ1Bとの離隔によって、NFC通信の確立が解消されたか否かを判定し、NFC通信の確立が解消したと判定された場合に印刷可能枚数の移動配分を終了する。これにより、ユーザは、上述のように2つのプリンタ1A,1Bを近接させ印刷可能枚数の移動配分を開始した後、適宜のタイミングでそれら2つのプリンタ1A,1Bを離隔させることで、NFC用通信部141どうしのNFC通信の確立を解消させて移動配分を終了させることができる。
(2)2つのプリンタの印刷可能枚数が同数となるように移動する場合
本変形例を図11(a)及び図11(b)に示す。図11(a)に示す例では、プリンタ1Aのメモリ144に、ユーザIDごとの印刷可能枚数として「A02368」に200枚、「A32592」に15枚、「B28275」に450枚、「C00023」0枚が、それぞれ記憶されている。また、プリンタ1Bのメモリ144には、ユーザIDごとの印刷可能枚数として、「X62839」に30枚、「A02368」に50枚、が記憶されている。
この状態で、前述の図6(b)と同様にしてプリンタ1Aとプリンタ1BとのNFC通信を確立させると、本変形例では、まず、プリンタ1Aとプリンタ1BとのNFC通信により、プリンタ1Bのメモリ144に記憶されている上記指定IDの印刷可能枚数の数値(この例では「A02368」の上記50枚に対応する「50」)が読み出されプリンタ1Aにより取得される。なお、このときの処理が、請求項記載の数値取得処理に相当している。そして、図11(b)に示すように、プリンタ1Aにおける上記指定IDの印刷可能枚数200枚のうち75枚が、プリンタ1Bへ移動配分される。この結果、プリンタ1Aにおける指定ID(「A02368」)の印刷可能枚数は125枚となり、プリンタ1Bにおける上記指定ID(「A02368」)の印刷可能枚数は75枚増加して125枚となる。すなわち、移動配分後の移動元のプリンタ1Aにおける印刷可能枚数と移動先のプリンタ1Bにおける印刷可能枚数が等しく同数となる。
本変形例においては、ユーザは、プリンタ1Aとプリンタ1Bを近接させることで、その時点で残っている自己の上記印刷可能枚数のうちの半分をプリンタ1Aに配分し、残りの半分を他のプリンタ1Bに配分することができる。なお、前述と同様、このとき、上記プリンタ1Aに対しタグカードCがかざされたことを契機に、逆に上記指定IDに対応する上記印刷可能枚数をプリンタ1Bからプリンタ1Aへ移動することで、2つのプリンタ1A,1Bにおける印刷可能枚数を同じにするようにしてもよい。
なお、3台以上のプリンタ1が存在する場合には、それらプリンタ1すべてにおいて上記の移動配分を繰り返すことで、3台以上のプリンタ1の相互間で印刷可能個数を等分することもできる。
(3)1つのプリンタの印刷可能枚数の全部を他のプリンタへ移動する場合
本変形例を図12(a)及び図12(b)に示す。図12(a)に示す例では、前述と同様、プリンタ1Aのメモリ144に、ユーザIDごとの印刷可能枚数として「A02368」に200枚、「A32592」に15枚、「B28275」に450枚、「C00023」0枚が、それぞれ記憶されている。また、プリンタ1Bのメモリ144には、ユーザIDごとの印刷可能枚数として、「X62839」に30枚、「A02368」に50枚、が記憶されている。
この状態で、前述と同様にしてプリンタ1Aとプリンタ1BとのNFC通信を確立させることで、図12(b)に示すように、プリンタ1Aにおける上記指定IDの印刷可能枚数200枚すべて、プリンタ1Bへ移動配分される。この結果、プリンタ1Aにおける指定ID(「A02368」)の印刷可能枚数は0枚となり、プリンタ1Bにおける上記指定ID(「A02368」)の印刷可能枚数は200枚増加して250枚となる。すなわち、移動配分前の移動元のプリンタ1Aにおける印刷可能枚数のすべてが移動先のプリンタ1Bに移動配分され、集約される。
本変形例においては、ユーザは、プリンタ1Aとプリンタ1Bを近接させることで、その時点でプリンタ1A内に記憶されている自己の上記印刷可能枚数をすべて他のプリンタ1Bに配分することができる。なお、前述と同様、このとき、上記プリンタ1Aに対しタグカードCがかざされたことを契機に、逆に上記指定IDに対応するプリンタ1B内のすべての印刷可能枚数をプリンタ1Aへ移動するようにしてもよい。
また、3台以上のプリンタ1が存在する場合であっても、それらプリンタ1すべてにおいて上記の移動配分を繰り返すことで、ある1つのプリンタ1に印刷可能枚数を集約することができる。
(4)プリンタ同士を近づける毎に印刷可能枚数の集約・等分を繰り返す場合
本変形例を図13(a)〜(d)により説明する。図13(a)に示す例では、前述と同様、プリンタ1Aのメモリ144に、ユーザIDごとの印刷可能枚数として「A02368」に200枚、「A32592」に15枚、「B28275」に450枚、「C00023」0枚が、それぞれ記憶されている。また、プリンタ1Bのメモリ144には、ユーザIDごとの印刷可能枚数として、「X62839」に30枚、「A02368」に50枚、が記憶されている。
この状態で、図13(a)に示すように、ユーザがプリンタ1Aに別のプリンタ1Bを近づけてそれらのNFC通信を確立させると、図11(a)と同様、図13(b)に示すように、上記指定ID(この例では「A02368」)の印刷可能枚数200枚の全部がプリンタ1Bに移動配分される。これにより、プリンタ1Aにおける上記指定IDの印刷可能枚数は0枚となり、プリンタ1Bにおける上記指定IDの印刷可能枚数は250枚となり集約される。
その後、ユーザが、上記の状態からプリンタ1Bをプリンタ1Aからいったん離隔させてプリンタ1A,1B間のNFC通信の確立を解消後、再度プリンタ1Bをプリンタ1Aに近づけてプリンタ1BとのNFC通信を確立させる。すると、図13(c)に示すように、プリンタ1Bの指定ID(この例では「A02368」)の印刷可能枚数250枚の全部が再びプリンタ1Aに移動配分される。これにより、プリンタ1Bにおける上記指定IDの印刷可能枚数は0枚となり、プリンタ1Aにおける上記指定IDの印刷可能枚数は250枚となり集約される。
その後、ユーザが、上記の状態からプリンタ1Bをプリンタ1Aからいったん離隔させてプリンタ1A,1B間のNFC通信の確立を解消後、再度プリンタ1Bをプリンタ1Aに近づけてプリンタ1BとのNFC通信を確立させる。すると、プリンタ1Bのメモリ144に記憶されている指定ID(この例では「A02368」)のA02368の印刷可能枚数の数値「0」が読み出されプリンタ1Bから送信されてプリンタ1Aで取得される。そしてその後、これに対応して、図13(d)に示すように、プリンタ1Aの指定IDの印刷可能枚数250枚のうち、半分の125枚がプリンタ1Bに移動配分される。これにより、プリンタ1Bにおける上記指定IDの印刷可能枚数は125枚となり、プリンタ1Aにおける上記指定IDの印刷可能枚数も125枚となり、指定IDにおけるプリンタ1Aの印刷可能枚数とプリンタ1Bの印刷可能枚数が等しく同数となる。
以上のように、本変形例では、プリンタ1Aとプリンタ1Bどうしを離して近づける度に、指定したユーザIDの印刷可能枚数の集約と等分を繰り返すことができ、さらにユーザにとっての利便性を向上することができる。
(5)移動配分後のプリンタで印刷可能枚数を超えて印刷を許容する場合
本変形例を図14(a)〜(c)に示す。図14(a)に示す例では、前述と同様、プリンタ1Aのメモリ144に、ユーザIDごとの印刷可能枚数として「A02368」に200枚、「A32592」に15枚、「B28275」に450枚、「C00023」0枚が、それぞれ記憶されている。また、プリンタ1Bのメモリ144には、ユーザIDごとの印刷可能枚数として、「X62839」に30枚が記憶されている。
この状態で、前述と同様にしてプリンタ1Aとプリンタ1BとのNFC通信を確立させることで、図14(b)に示すように、プリンタ1Aにおける上記指定IDの印刷可能枚数のうち少なくとも一部がプリンタ1Bへ移動配分される。この例では、30枚が移動した結果、プリンタ1Aにおける指定ID(「A02368」)の印刷可能枚数は170枚となり、プリンタ1Bにおける上記指定ID(「A02368」)の印刷可能枚数が30枚となった場合を示している。
上記のようにしてプリンタ1Bへの印刷可能枚数が移動したことに対応し、図14(c)に示すように、ユーザの適宜の操作により操作端末200において作成された印刷データが、操作端末200から上記相互認識無線通信により、アクセスポイントACPを介してプリンタ1Bに送信される。プリンタ1Bは、上記送信された印刷データを受信することで、その受信した印刷データに対応した印字ラベルを印刷する。この場合、ユーザは、上記指定ID(「A02368」)の印刷可能枚数が30枚となったことから、プリンタ1Bにおいて、所望の印字ラベルを最大30枚印刷することができる。印字ラベルが30枚印刷されると、図14(c)に示すように、プリンタ1Bのメモリ144に記憶されたユーザID「A02368」の印刷可能枚数は0枚となる(下線部参照)。
しかしながらこのとき、上記指定IDの印刷可能枚数はプリンタ1Aにおいては170枚が残存している。そこで、本変形例においては、図14(d)に示すように、プリンタ1Aにおける上記残存枚数170枚のうちのある割合の枚数(この例では10分の1の17枚)の印刷が、プリンタ1Bにおいて前述のもともとの印刷可能枚数30枚の消費を超えて例外的に許容される。なお、上記残存枚数の値は、図14(b)に示した印刷可能枚数の移動配分時に、併せてプリンタ1Aから送信され、プリンタ1Bで取得される。なお、このときの処理が、請求項記載の数値取得処理に相当している。なお、この場面においては、プリンタ1Bが請求項記載の印刷装置に相当し、プリンタ1Aが他の印刷装置に相当している。上記17枚の許容により、ユーザはプリンタ1Bにおいて、所望の印字ラベルをさらに17枚印刷することができる。印字ラベルがさらに17枚印刷された場合、図14(d)に示すように、プリンタ1Bのメモリ144に記憶されるユーザID「A02368」の印刷可能枚数はマイナスカウントである−17枚となる(下線部参照)。
すなわち、上述の例では、上記移動配分を行った後の印字ラベルの生成によってプリンタ1Bにおける指定IDに係る印刷可能枚数が0となった場合であっても、上記移動配分時にある程度の印刷可能枚数が移動元のプリンタ1A内に残っている。本変形例においては、そのような場合には、さらに引き続きプリンタ1Bにおける印刷を例外的に認めることで、柔軟な運用が可能となる。この結果、さらにユーザにとっての利便性を向上することができる。
(6)Bluetooth Low Energyを用いる場合
すなわち、本変形例では、上記NFC通信に代えて、例えば通信距離が10m以下のBluetooth Low Energyによるブロードキャスト通信によって上記印刷可能枚が移動分配される。本変形例を図15及び図16を用いて説明する。
本変形例におけるプリンタ1A,1Bの機能的構成を図15に示す。図示のように、本変形例では、プリンタ1A,1Bは、新たに、Bluetooth(BT) Low Energy用通信部146と、第3アンテナ146aと、を有している。なお、このBT Low Energy用通信部146が、本変形例における請求項記載の第1通信手段に相当する。BT Low Energy用通信部146は、プリンタ1A,1B同士の間で、第3アンテナ146aを介して行われる、Bluetooth Low Energyによるブロードキャスト通信の制御を行う。なお、このブロードキャスト通信が、本変形例における請求項記載の第1無線通信に相当する。
なお、プリンタ1A,1Bの上記以外の機能的構成と、タグカードC及び操作端末200の機能的構成とは、図5と同様であり、説明を省略する。
例えば、プリンタ1Aは、図16に示すように、上記ブロードキャスト通信によってプリンタ1Bとネットワーク接続が可能となっている。なお、図示の例では、上記プリンタ1A,1B以外のさらなる別のプリンタ(図16においては1つのプリンタ1Cを示している)が配置されている。この別のプリンタについても、上記プリンタ1A,1Bと同一の構成及び機能を備えている。
図16に示すように、上記ブロードキャスト通信が可能なプリンタ1A〜1Cは、上記ブロードキャスト通信の電波が届く範囲内に存在することにより、ネットワークを形成することができる。そして、プリンタ1A,1B,1Cそれぞれは、ネットワーク管理に必要な情報を、自機と他機との間で定期的に送信する公知のアドバタイジングを実現している。プリンタ1A〜1C間では、上記ブロードキャスト通信によるアドバタイジングによってデータ送受信を行うことができる。
本変形例においては、詳細な説明を省略するが、上記図7のステップS50、図8のステップS150、図10のステップS50Aに相当する処理が、プリンタ1A〜1Cのうち2つの間の上記ブロードキャスト通信により行われる。なお、この処理が、本変形例における個数移動処理に相当する。
以上のように、本変形例においては、ユーザは、上記プリンタ1A,1B,1C間の印刷可能枚数の移動配分を、相対的に短距離通信であるBluetooth Low Energyによるブロードキャスト通信で行うことができる。
また、例えば1つのプリンタ(例えばプリンタ1A)に対しタグカードCがかざされることで上記指定IDの指定が行われたとき、上記1つのプリンタ以外のプリンタ(例えばプリンタ1Bやプリンタ1C)のメモリ144に当該指定IDに係わる印刷可能枚数が記憶されている場合もあり得る。この場合には、当該プリンタ1B,1Cの表示部7に対し対応する印刷可能枚数を表示させるための表示指示を、上記ブロードキャスト通信によってプリンタ1Aからプリンタ1B,1Cへ送信するようにしてもよい。なお、このときの処理が、請求項記載の表示指示処理に相当する。
この場合、そのブロードキャスト通信の電波が届く範囲の全プリンタ1(上記の例ではプリンタ1B,1C)において、上記指定IDに係わる印刷可能枚数の最新情報を表示部7に表示することができる。この結果、例えばプリンタ1A,1B,1Cが1カ所に揃って保管されている状態において、ユーザは、それらプリンタ1における上記表示の結果を目視でチェックすることにより、自己の印刷可能な枚数が最も多いプリンタ1を容易に選ぶことができる。
(7)その他
以上の実施形態及び各変形例において、前述したように、プリンタ1Aとプリンタ1Bとは同一の構成及び機能を備えている(プリンタ1Cも同様)。したがって、例えばプリンタ1Aの機能及び動作として例示して説明した内容はそのままプリンタ1Bにおいて実現可能であり、また例えばプリンタ1Bの機能及び動作として例示して説明した内容もそのままプリンタ1Aにおいて実現可能である。すなわち、請求項は、上記プリンタ1Aを「印刷装置」とした場合にはプリンタ1Bを「他の印刷装置」として成立する構成及び機能を記述したものであり、上記プリンタ1Bを「印刷装置」とした場合にはプリンタ1Aを「他の印刷装置」として成立する構成及び機能を記述したものである。
以上では、被印字テープ103に所望の印刷を行って印刷物として印字ラベルを作成するプリンタ1を例にとって本発明を説明したが、これに限られない。すなわち、例えばA4、A3、B4、B5サイズ等の通常の被印刷媒体に画像を形成したり文字を印刷したりするプリンタに対し、本発明を適用してもよい。この場合も同様の効果を得る。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、図5、図15に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図7、図8、図10に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 プリンタ
1A プリンタ
1B プリンタ
7 表示部(表示手段)
23 印字ヘッド(印字手段)
103 被印字テープ(被印字媒体)
108 テープ送りローラ駆動軸(搬送手段)
141 NFC用通信部(第1通信手段)
142 通信制御部(第2通信手段)
143 制御回路(制御手段)
144 メモリ(記憶手段)
146 Bluetooth Low Energy用通信部(第1通信手段)

Claims (12)

  1. 被印字媒体を搬送する搬送手段と、
    搬送される前記被印字媒体に対して所望の印字を形成する印字手段と、
    ユーザ識別情報ごとの印刷可能個数を記憶した記憶手段と、
    第1無線通信を行う第1通信手段と、
    制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記搬送手段及び前記印字手段を制御し、印刷データに対応した印字を前記被印字媒体に形成して印刷物を生成する印字形成処理;
    前記ユーザ識別情報ごとに、前記印字形成処理において生成する前記印刷物の個数の最大値を、対応する前記印刷可能個数に制限する個数制限処理;
    前記印字形成処理の実行後には、実行前における前記印刷可能個数から、生成した前記印刷物の個数を差し引くことで、当該印刷可能個数を更新する更新処理;
    を実行する印刷装置であって、
    前記制御手段は、さらに、
    特定の前記ユーザ識別情報の指定を受け付ける、指定受付処理と、
    前記記憶手段、前記第1通信手段、を備えた他の印刷装置の近接によって、前記印刷装置の前記第1通信手段と前記他の印刷装置の前記第1通信手段との前記第1無線通信が確立したか否かを判定する確立判定処理;
    前記第1無線通信が確立したと判定された場合に、前記印刷装置の前記記憶手段に記憶された前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数のうち少なくとも一部を、前記確立した前記第1無線通信を介して前記他の印刷装置へと移動配分するか、若しくは、当該他の印刷装置の前記記憶手段に記憶された前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数の少なくとも一部を、前記確立した前記第1無線通信を介して前記印刷装置へと移動配分する、個数移動処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    前記他の印刷装置の離隔によって、前記第1無線通信の前記確立が解消されたか否かを判定する解消判定処理;
    前記第1無線通信の前記確立が解消したと判定された場合に、前記個数移動処理による前記移動配分を終了する移動終了処理;
    を実行することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記第1無線通信よりも遠距離での通信が可能な第2無線通信を行う第2通信手段をさらに有し、
    前記制御手段は、さらに、
    操作端末から送信された前記印刷データを、前記第2無線通信により受信するデータ受信処理;
    を実行し、
    前記個数移動処理では、
    前記第2無線通信よりも通信距離の短い前記第1無線通信により前記他の印刷装置へと移動配分する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記第1通信手段は、
    前記他の印刷装置に対しブロードキャスト通信が可能に構成されており、
    前記個数移動処理では、
    前記第1通信手段を介した前記ブロードキャスト通信により前記他の印刷装置へと移動配分する
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項3又は請求項4記載の印刷装置において、
    前記指定受付処理では、
    前記第1通信手段を介した前記第1無線通信により前記指定を受け付ける
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記個数移動処理では、
    前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数のうちの半数を前記他の印刷装置へと移動配分する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記個数移動処理では、
    前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数のうち、前記第1無線通信が確立したタイミングからの経過時間に応じた個数を、前記他の印刷装置へと移動配分する
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記個数移動処理では、
    前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数の全てを、前記他の印刷装置へと移動配分するか、若しくは、前記他の印刷装置から前記印刷装置へと移動配分する
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    前記他の印刷装置の前記記憶手段に記憶された、前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数の数値情報を取得する数値取得処理;
    を実行し、
    前記個数移動処理では、
    前記印刷装置から前記他の印刷装置への移動配分により、前記印刷装置における前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数と、前記他の印刷装置における前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数と、を等しくする
    ことを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    前記他の印刷装置の前記記憶手段に記憶された、前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数の数値情報を取得する数値取得処理;
    を実行し、
    前記個数制限処理では、
    前記取得された前記他の印刷装置に係わる前記印刷可能個数の数値情報に応じて、前記印字形成処理において生成する前記印刷物の個数の前記最大値を、対応する前記印刷可能個数を超えて許容する
    ことを特徴とする印刷装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の印刷装置において、
    所望の表示を行う表示手段をさらに有し、
    前記制御手段は、さらに、
    前記特定のユーザ識別情報の指定の受け付け時、若しくは、前記移動配分の実行時、における、前記印刷装置における前記特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数の数値情報を前記表示手段に表示する、個数表示処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  12. 請求項11記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    前記特定のユーザ識別情報の指定の受け付け時において、当該特定のユーザ識別情報に対応する前記印刷可能個数を前記記憶手段に備えた前記他の印刷装置に備えられた前記表示手段に対して当該他の印刷装置に係わる前記印刷可能個数を表示させる表示指示を、前記第1無線通信を介して送信する、表示指示処理;
    を実行することを特徴とする印刷装置。
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