JP2020146900A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フルカット後にテープ片が排出口に残留することを抑制する。【解決手段】印刷装置1は、プラテンローラ21によって搬送路を搬送されたテープ部材Mに印刷を行う印刷装置である。印刷装置1は、カット部とは排出部100を含む。カット部は、切断刃16bと切断刃16bを受ける刃受け部16cとを有し、テープ部材Mを搬送方向に直交する方向に切断してテープ片を作成する。排出部100は、カット部に連動して、搬送路に交差する方向に移動する可動部を有し、可動部の移動に基づいて搬送路上に残留したテープ片を印刷装置1の外部へ排出する。【選択図】図5

Description

本明細書の開示は、印刷装置に関する。
従来から、粘着層を有する長尺状の被印刷媒体であるテープ部材に文字、図形等を印刷し、印刷済みのテープ部材を切断してテープ片を作成するラベルプリンタが知られている。利用者は、テープ片の基材からセパレータを剥がすことで露出する粘着層を用いて、テープ片の基材を貼り付けることができる。
しかしながら、テープ片の基材からセパレータを剥がす作業は、必ずしも容易ではない。そこで、ラベルプリンタには、テープ部材を完全に切断するフルカッターに加えて、テープ部材の基材のみを切断するハーフカッターを備えたものがある。ハーフカッターを備えるラベルプリンタは、テープ部材の先端付近でハーフカットを行うことで、セパレータから基材を剥がしやすいテープ片を作成することができる。
国際公開第2003/021475号
ところで、フルカッターでテープ部材から切断されたテープ片は、その自重によってラベルプリンタの外部へ排出されるのが通常である。しかしながら、この様なテープ片の自重による自然排出では、所望のようにテープ片が排出されずにテープの排出口に残ってしまうことが起こり得る。
テープ片が排出口に残った状態で次のテープ片の作成を開始すると、テープ部材の先端付近で行うハーフカットによって、印刷前のテープ部材だけではなく排出口に残ったテープ片も切断されてしまい、作成済みのテープ片に不必要な切断が生じてしまうことがあった。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、フルカット後にテープ片がテープの排出口に残留することを抑制する技術を提供することである。
本発明の一態様に係る印刷装置は、搬送部によって搬送路を搬送されたテープ部材に印刷を行う印刷装置であって、切断刃と前記切断刃を受ける刃受け部とを有し、前記テープ部材を搬送方向に直交する方向に切断してテープ片を作成するカット部と、前記カット部に連動して、前記搬送路に交差する方向に移動する可動部を有し、前記可動部の移動に基づいて前記搬送路上に残留した前記テープ片を前記印刷装置の外部へ排出する排出部と、を備える。
上記の態様によれば、フルカット後にテープ片が排出口に残留することを抑制することができる。
印刷装置1の斜視図である。 印刷装置1に収納されるテープカートリッジ30の斜視図である。 印刷装置1のカートリッジ収容部19の斜視図である。 印刷装置1の断面図である。 排出部100の動作を説明するための第1の図である。 突出部104とリンク部105の拡大図である。 突出部104とリンク部105の拡大図であり、図6とは異なる方向から突出部104とリンク部105を見た図である。 図5における、ローラ109及びローラ110の配置について説明するための図である。 排出部100の動作を説明するための第2の図である。 排出部100の動作を説明するための第3の図である。 排出部100の動作を説明するための第4の図である。 図11における、ローラ109及びローラ110の配置について説明するための図である。 排出部100の動作を説明するための第5の図である。 排出部100の動作を説明するための第6の図である。 図14における、ローラ109及びローラ110の配置について説明するための図である。 排出部100の動作を説明するための第7の図である。 図16における、ローラ109及びローラ110の配置について説明するための図である。 排出部100の動作を説明するための第8の図である。 突出部104とリンク部105の離脱動作について説明するための図であり、突出部104がリンク部105から離脱する前の様子を示した図である。 突出部104とリンク部105の離脱動作について説明するための図であり、突出部104がリンク部105から離脱した後の様子を示した図である。 排出部200の動作を説明するための第1の図である。 排出部200の動作を説明するための第2の図である。 排出部200の動作を説明するための第3の図である。 排出部200の動作を説明するための第4の図である。 排出部300の動作を説明するための第1の図である。 排出部300の動作を説明するための第2の図である。 排出部300の動作を説明するための第3の図である。 排出部300の動作を説明するための第4の図である。 排出部400の動作を説明するための第1の図である。 排出部400の動作を説明するための第2の図である。 排出部400の動作を説明するための第3の図である。
図1は、印刷装置1の斜視図である。図1に示す印刷装置1は、ラベルプリンタであり、搬送部によって搬送されたテープ部材Mに印刷を行う。印刷装置1は、図示しない情報処理装置から受信した印刷データに基づいて印刷を行う。テープ部材Mは、粘着層を有する長尺状の被印刷媒体である。
印刷装置1の装置筐体2は、図1に示すように、オーバル形状の底面を有する凡そ柱体である。装置筐体2の表面のうち、柱体の側面に該当する部分は、底面と直交した2つの平面と、断面が凡そ半円形状を有する2つの曲面と、からなっている。さらに、2つの曲面部分の一方には、凹部が形成されている。
凹部には、排出口2aが形成されている。印刷装置1内で印刷が行われたテープ部材Mは、排出口2aから装置外へ排出される。なお、排紙口2aは、底面と平行な開口である。
図2は、印刷装置1に収納されるテープカートリッジ30の斜視図である。図3は、印刷装置1のカートリッジ収容部19の斜視図である。図4は、印刷装置1の断面図である。図2に示すテープカートリッジ30は、図3に示すカートリッジ収容部19に着脱自在に収納される。図4には、テープカートリッジ30がカートリッジ収容部19に収納された状態が示されている。
テープカートリッジ30は、図2に示すように、サーマルヘッド被挿入部36及び係合部37が形成された、テープ部材MとインクリボンRを収容するカートリッジケース31を有する。カートリッジケース31には、テープコア32とインクリボン供給コア34とインクリボン巻取りコア35が設けられている。
テープ部材Mは、カートリッジケース31内部のテープコア32にロール状に巻かれている。テープ部材Mは、例えば、接着層を有する基材と、接着層を覆うように剥離可能に基材に貼付された剥離紙と、を有するテープである。熱転写用のインクリボンRは、その先端がインクリボン巻取りコア35に巻きつけられた状態で、カートリッジケース31内部のインクリボン供給コア34にロール状に巻かれている。
装置筐体2のカートリッジ収容部19には、図3に示すように、テープカートリッジ30を所定の位置で支持するための複数のカートリッジ受け部20が設けられている。また、カートリッジ受け部20には、テープカートリッジ30が収容するテープ部材Mの幅を検出するためのテープ幅検出スイッチ24が設けられている。
テープ幅検出スイッチ24は、テープカートリッジの形状に基づいてテープ部材Mの幅を検出するためのスイッチである。テープ幅検出スイッチ24は、カートリッジ収容部19に複数設けられている。テープ幅の異なるテープカートリッジは、複数のテープ幅検出スイッチ24をそれぞれ異なる組み合わせで押下するように構成されている。これにより、印刷装置1の制御回路が、押下されたテープ幅検出スイッチ24の組み合わせから、テープカートリッジの種類を特定し、テープ部材Mの幅(テープ幅)を検出する。
カートリッジ収容部19には、さらに、複数の発熱素子を有し、テープ部材Mに印刷を行うサーマルヘッド10と、テープ部材Mを搬送する搬送部であるプラテンローラ21と、テープコア係合軸22と、インクリボン巻取り駆動軸23が設けられている。さらに、サーマルヘッド10には、サーミスタ13が埋め込まれている。サーミスタ13は、サーマルヘッド10の温度を測定する。
テープカートリッジ30がカートリッジ収容部19に収納された状態では、図4に示すように、カートリッジケース31に設けられた係合部37がカートリッジ収容部19に設けられたカートリッジ受け部20に支持される。また、サーマルヘッド10がカートリッジケース31に形成されたサーマルヘッド被挿入部36に挿入される。また、テープコア係合軸22には、テープカートリッジ30のテープコア32が係合し、さらに、インクリボン巻取り駆動軸23には、インクリボン巻取りコア35が係合する。
情報処理装置から印刷装置1へ印刷データが入力されると、テープ部材Mは、プラテンローラ21の回転によりテープコア32から繰り出される。この際、インクリボン巻取り駆動軸23がプラテンローラ21に同調して回転することで、テープ部材MとともにインクリボンRがインクリボン供給コア34から繰り出される。これにより、テープ部材MとインクリボンRは重なった状態で搬送される。そして、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過する際にインクリボンRがサーマルヘッド10によって加熱されることで、インクがテープ部材Mに転写され、印刷が行われる。
サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した使用済みのインクリボンRは、インクリボン巻取りコア35に巻き取られる。一方、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した印刷済みのテープ部材Mは、フルカッター17で切断され、排出口2aから排出される。
以下、印刷装置1が有する排出部の構成例について具体的に説明する。なお、排出部は、搬送路上に残留したテープ片を印刷装置1の外部へ排出する機構である。印刷装置1は、排出部によってテープ片を強制的に印刷装置1の外部へ排出することで、テープ部材Mの先端付近に切り込みを入れるためのハーフカット動作によって、搬送路の排出口2a近傍に残留しているテープ片をハーフカットすることを回避することができる。
[第1の実施形態]
図5から図20を参照しながら、第1の実施形態に係る排出部100について説明する。印刷装置1は、フルカッター17又はハーフカッター16の動作に連動して動作する排出部100を有している。フルカッター17は、テープ部材Mを搬送方向に直交する方向に切断してテープ片を作成するカッターである。一方、ハーフカッター16は、テープ部材Mの先端部分等に切り込みを入れるカッターであり、切断刃16bが設けられたカッター本体16aと、テープ部材Mに切り込みを入れる切断刃16bと、切断刃16bを受け止める刃受け部16cを含んでいる。なお、以降では、フルカッター17とハーフカッター16をカット部と総称する。
排出部100は、図5に示すように、ピニオンギア101と、ピニオンギア101とかみ合う2つのラックギア(ラックギア102、ラックギア103)と、リンク部105を含んでいる。なお、図5は、排出部100の動作を説明するための第1の図であり、排出部100のニュートラル状態を示している。
ラックギア102は、排出部100の第1のラックギアであり、突出部104を備えている。ラックギア102は、ハーフカッター16の刃受け部16cと交差する第1の方向に整列した歯列を有し、カット部に連動して第1の方向に移動する可動部である。排出部100は、可動部の移動に基づいて、搬送路上に残留したテープ片を印刷装置1の外部へ排出する。なお、第1の方向は、搬送路に交差する方向であり、この例では、搬送路に垂直な方向である。刃受け部16cは、ハーフカッター16を閉じたときに、カッター本体16aの切断刃16bに接触して受け止める板状部材である。
ラックギア103は、排出部100の第2のラックギアであり、弾性部107を備えている。弾性部107は、S形状に曲げられていた板バネであり、ラックギア103の一端から延びている。ラックギア103は、ラックギア102と同じく、第1の方向に整列した歯列を有している。ラックギア103は、ピニオンギア101を挟んでラックギア102と向かい合わせに配置されている。より詳細には、ラックギア102とラックギア103は、互いの歯列が向かい合うように配置されている。
排出部100では、第1の方向は刃受け部16cと直交する方向であるが、第1の方向に沿ってラックギア102が移動することで刃受け部16cとラックギア102の間の距離が変化すればよく、従って、第1の方向は刃受け部16cと交差する方向であればよい。なお、本明細書において、“方向”とは、直線で定義され、“向き”とは、矢印で定義される。つまり、例えば、北南方向は、1つの方向であるが、北向きと南向きは違う向きである。
リンク部105は、フルカッター17及びハーフカッター16を開閉させるカム106に固定されていて、カム106の回転よるフルカッター17の開閉動作に連動して、ラックギア102に設けられた突出部104に係合する。
図6と図7は、突出部104とリンク部105の拡大図である。リンク部105は、図6及び図7に示すように、突出部104が遊嵌する長孔105aと、長孔105aに沿って設けられた段差部105bを含んでいる。突出部104は、リンク部105と係合していない状態でリンク部105と接触した突出部104を長孔105aに導く案内面104aを含んでいる。また、突出部104は、さらに、突出部104が長孔105aに遊嵌している状態で段差部105bに接する係止部104bを含んでいる。
排出部100は、さらに、図5に示すように、ローラ108と、ローラ109と、ローラ110と、ストッパ111を含んでいる。ローラ108は、排出部100の第1のローラであり、テープ部材Mの搬送路上に固定されている。ローラ109は、排出部100の第2のローラである。ローラ108とローラ109は、搬送路に残留したテープ片を搬送する搬送ローラとして機能する。
ローラ109は、ローラ108と搬送路を挟んで向かい合わせに配置されている。ローラ109は、ローラ108と接しない位置と、ローラ108と接する位置と、のいずれかに選択的に配置される。以降では、ローラ108と接しないローラ109の位置を第1の位置と記し、ローラ108と接するローラ109の位置を第2の位置と記す。
ローラ110は、排出部100の第3のローラであり、ローラ109の外径よりも小さな外径を有している。ローラ110は、ローラ109と回転軸を共有している。このため、ローラ110は、ローラ109の位置に応じた2つの位置のいずれかに選択的に配置される。つまり、ローラ110は、第1の位置に対応する位置と、第2の位置に対応する位置のいずれかに選択的に配置される。以降では、第1の位置に対応する位置を第3の位置と記し、第2の位置に対応する位置を第4の位置と記す。
ストッパ111は、ローラ109が第1の位置に配置されるように、ローラ109とローラ110が共有する回転軸を支持する。即ち、ストッパ111は、ローラ108をローラ109と接しない位置に配置するように、回転軸を支持する。
以上のように構成された排出部100は、印刷処理開始時には、図5に示すニュートラル状態にあり、ストッパ111は、図8に示すように、ローラ109とローラ110が共有する回転軸を支持している。つまり、ローラ109は、ローラ108から離間していて、ローラ108と接しない第1の位置に、また、ローラ110は、第1の位置に対応する第3の位置に、配置されている。
印刷処理が開始されてカム106が時計回りに回転を開始すると、カム106の回転によってハーフカッター16が開状態から閉状態に変化し、切断刃16bが刃受け部16cに接触する。これにより、テープ部材Mに対するハーフカットが行われる。図9は、ハーフカットが行われた状態を示している。
図5に示すニュートラル状態から図9に示すハーフカット状態への動作では、突出部104とリンク部105は係合していない。このため、ラックギア102にはカム106の動力は伝達されず、ラックギア102とラックギア103の位置関係は変化しない。従って、ラックギア103から延びる弾性部107も動かず、ローラ109とローラ110の位置も図8に示す状態から変化しない。
ハーフカットが終了すると、カム106が反時計回りへの回転を開始し、カム106の回転によってフルカッター17が開状態から閉状態へ向かって動き出す。これにより、排出部100は、図9に示すハーフカット状態から、図5に示すニュートラル状態を経由して、図10に示すリンク部105が突出部104に近接した状態に変化する。この間、ハーフカッター16は閉状態から開状態へ変化するが、ローラ109とローラ110の位置関係は、図8に示す状態から変化しない。
カム106が引き続き反時計回りに回転すると、フルカッター17が更に閉状態に接近すると共に、リンク部105が突出部104に接触して、突出部104を刃受け部16cに向かって押し込む。これにより、図11に示すように、ラックギア102が刃受け部16cに接近する向きに移動し、ラックギア102の移動によって生じたピニオンギア101の回転が、ラックギア103を刃受け部16cから離隔する向きに動かす。
ラックギア103がハーフカッター16から離隔する向きに動き出すと、弾性部107も同じ方向に動き出し、弾性部107の先端がローラ110に引っかかる。そして、一定以上の力が弾性部107に加わることで弾性部107がローラ110を乗り越えて、図12に示すように、弾性部107の先端がローラ110よりも高い位置に達する。
カム106がさらに反時計回りに回転すると、フルカッター17が閉状態に達してテープ部材Mに対するフルカットが行われる。これにより、テープ片Maが作成される。これと共に、リンク部105が突出部104に係合する。図13は、リンク部105が突出部104に係合した状態を示している。より詳細には、カム106によって突出部104に押し付けられたリンク部105では、リンク部105の下面が案内面104aに沿ってすべることで、突出部104が長孔105aに少しずつ近づいていく。そして、リンク部105の下面が案内面104aの端まで達すると、突出部104の先端が長孔105aに嵌まり込み、係止部104bと段差部105bが係合することによって、リンク部105が突出部104に係合する。
フルカットが終了すると、カム106が再び時計回りへの回転を開始し、カム106の回転によってフルカッター17が閉状態から開状態へ向かって動き出す。このとき、リンク部105が突出部104に係合しているため、カム106と共に移動するリンク部105に引っ張られて、突出部104及びラックギア102も移動する。このように、リンク部105は、ハーフカッター16の開動作に連動してラックギア102を刃受け部16cから離隔する向きに引っ張るように、ハーフカッター16に固定されている。
より詳細には、突出部104は、リンク部105に形成された長孔105aに遊嵌していることから、図14に示すように、長孔105a内における突出部104の位置を変化させることで刃受け部16cと平行な方向への突出部104の移動を回避しながら、突出部104がリンク部105とともに刃受け部16cから離隔する向きへ移動する。つまり、リンク部105の曲線運動によって突出部104を直線的に動かすことができる。これにより、ラックギア102が刃受け部16cから離隔する向きに移動し、ラックギア102の移動によって生じたピニオンギア101の回転が、ラックギア103を刃受け部16cに接近する向きに動かす。
ラックギア103が刃受け部16cに接近する向きに動き出すと、弾性部107も同じ方向に動き出し、弾性部107の先端がローラ110に衝突する。そして、一定以上の力が弾性部107からローラ110に加わることで、ローラ109とローラ110とが共有する回転軸がストッパ111を乗り越え、ローラ109がローラ108上に落下する。即ち、ローラ109は第1の位置から第2の位置へ移動し、ローラ110は第3の位置から第4の位置へ移動する。図15は、ローラ109がローラ108に落下し、ローラ108に接している様子を示している。
カム106が引き続き時計回りに回転すると、フルカッター17が更に開くと共に、リンク部105が突出部104をさらに引っ張り上げる。これにより、ラックギア102が刃受け部16cからさらに離れ、ラックギア103が刃受け部16cにさらに接近する。また、ラックギア103の移動によって第4の位置にあるローラ110へ弾性部107から一定以上の力が加わることで、弾性部107がローラ110を乗り越え、図16及び図17に示すように、弾性部107の先端がローラ110よりも低い位置に達する。
弾性部107は、ローラ110を乗り越える過程で、ローラ110を擦って回転させる。このとき、ローラ110と回転軸を共有するローラ109にも回転が生じる。ローラ109は、第2の位置にあり、ローラ108との間にテープ片Maを挟んでいるため、ローラ109の回転によってローラ108との間に挟まれたテープ片Maは排出口2aに向かって搬送され、排出口2aから強制的に排出される。このように、排出部100では、フルカット後のフルカッター17の開動作に連動してテープ片は強制的に排出口2aから排出される。
図18に示すようにカム106がさらに時計回りに回転すると、図19に示すように段差部105bに引っ掛かっていた突出部104(係止部104b)が、図20に示すように段差部105bを乗り越える。これにより、突出部104がリンク部105から離脱して、突出部104とリンク部105との係合が解除される。排出部100は、その後、図5に示すニュートラル状態に復帰する。
以上のように、排出部100は、ニューラル状態から、ハーフカット、フルカット、強制排出の各動作を行った後に、ニュートラル状態に復帰する。このため、排出部100によれば、フルカッター17の開動作に連動してテープ片が強制排出されるため、フルカット後に行われるハーフカットで、テープ片を不必要に切断することを防止することができる。
また、カッター近傍に設けたローラを用いてテープ片を搬送することで、搬送路上に残留したテープ片を確実に印刷装置1外へ排出することができる。また、テープ片を搬送するローラ(ローラ108、ローラ109)と、直線運動を回転運動に変換するローラ(ローラ110)を別々に構成し、直線運動を回転運動に変換するローラの外径を、テープ片を搬送するローラの外径よりも小さくすることで、ラックギアの移動量を抑えながらテープ片の大きな搬送量を稼ぐことができる。
さらに、突出部104が案内面104aと係止部104bを有し、リンク部105が長孔105aと段差部105bを有することで、突出部104とリンク部105の係合と係合解除に必要な力を異ならせることができる。これにより、スムーズに突出部104とリンク部105を係合して、その後、係合した突出部104とリンク部105を用いて十分な力でラックギアを動かすことが可能となる。
[第2の実施形態]
図21から図24を参照しながら、第2の実施形態に係る排出部200について説明する。排出部200は、搬送路上に残留したテープ片を印刷装置1の外部へ排出する機構であり、フルカッター17の開動作に連動してテープ片を強制排出する。
排出部200は、排出部100と類似した構成を有し、ラックギア102を刃受け部16cに接近する方向に付勢する付勢部201を含む点が、排出部100とは異なっている。また、弾性部107及びローラ110を含まない点、ラックギア103がローラ109に直接接触する点が、排出部100とは異なっている。なお、付勢部201は、例えば、一方の端部が刃受け部16cに接続され、他方の端部がラックギア102に接続されたスプリングである。
排出部200は、図21に示すニュートラル状態からカム106が時計回りに回転することで、図22に示すハーフカット状態に状態遷移する。また、排出部200は、図22に示すハーフカット状態からカム106が反時計回りに回転することで、図23に示すフルカット状態に状態遷移する。さらに、排出部200は、図23に示すフル状態からカム106が時計回りに回転することで、図24に示す強制排出状態に状態遷移する。これらの点は、排出部100と同様である。
これに対して、排出部200は、以下の点について、排出部100と異なっている。排出部200では、付勢部201がラックギア102を刃受け部16cに接近する方向に付勢しているため、図24に示す強制排出状態の後に、突出部104がリンク部105から離脱すると、ラックギア102が刃受け部16cに接近する方向に移動し、ラックギア103が刃受け部16cから離隔する向きに移動する。これにより、ローラ109がローラ108に接する第2の位置からローラ108に接しない第1の位置に移動する。
さらに、排出部200では、フルカッター17の開動作に連動して、ラックギア103がローラ109を直接に刃受け部16cに接近する方向へ押し込むことで、ローラ109の位置が変化する。ラックギア103がさらにローラ109を押し込むことで、ラックギア103がローラ109を擦ってローラ109を回転させる。その結果、ローラ108とローラ109の間のテープ片が強制的に印刷装置1外へ排出される。
以上のように動作する排出部200によっても、排出部100と同様の効果を得ることが可能であり、フルカッター17の開動作に連動してテープ片が強制排出されるため、フルカット後に行われるハーフカットで、テープ片を不必要に切断することを防止することができる。
[第3の実施形態]
図25から図28を参照しながら、第3の実施形態に係る排出部300について説明する。排出部300は、搬送路上に残留したテープ片を印刷装置1の外部へ排出する機構であり、フルカッター17の開動作に連動してテープ片を強制排出する。
排出部300は、排出部200と類似した構成を有し、ローラ108及びローラ109を含まない点と、ラックギア103の代わりにラックギア301を含む点が、排出部200とは異なっている。ラックギア301は、排出部300の第2のラックギアであり、ラックギア102と同じく、第1の方向に整列した歯列を有している。ラックギア301は、ピニオンギア101を挟んでラックギア102と向かい合わせに配置されている。
なお、ラックギア301は、ラックギア102の刃受け部16cから離隔する向きへの移動により生じたピニオンギア101の回転によって刃受け部16cに接近する向きに移動したときに、ラックギア301の少なくとも一部が刃受け部16cから搬送路に突出するように、配置されている。
排出部300は、図25に示すニュートラル状態からカム106が時計回りに回転することで、図26に示すハーフカット状態に状態遷移する。また、排出部300は、図26に示すハーフカット状態からカム106が反時計回りに回転することで、図27に示すフルカット状態に状態遷移する。さらに、排出部300は、図27に示すフル状態からカム106が時計回りに回転することで、図28に示す強制排出状態に状態遷移する。これらの点は、排出部100と同様である。
図28に示す強制排出状態では、排出部300は、フルカッター17の開動作に連動してラックギア301が搬送路上に残留したテープ片を突くことで、テープ片に揺れを生じさせる。これにより、テープ片がテープ片の自重によって印刷装置1の外部へ排出される。
以上のように動作する排出部300によっても、フルカッター17の開動作に連動してテープ片が強制排出されるため、フルカット後に行われるハーフカットで、テープ片を不必要に切断することを防止することができる。また、排出部300では、テープ片を排出するためのローラが不要となり、排出部100及び排出部200と比較する単純な構成でテープ片を排出することができる。
[第4の実施形態]
図29から図31を参照しながら、第4の実施形態に係る排出部400について説明する。排出部400は、搬送路上に残留したテープ片を印刷装置1の外部へ排出する機構であり、制御回路16の閉動作に連動してテープ片を強制排出する。
排出部400は、排出部300と類似した構成を有し、ピニオンギア101とラックギア102とラックギア103と突出部104とリンク部105の代わりに、ピニオンギア401とラックギア402とラックギア403と突出部404とリンク部405を含む点が、排出部300とは異なっている。
ピニオンギア401は、ピニオンギア101に対応し、ラックギア402とラックギア403の間に挟まれている。ラックギア402とラックギア403は、それぞれ第1の方向に整列した歯列を有していて、互いに向かい合わせに配置されている。
突出部404は、ラックギア402から延出した突出部であり、リンク部405に係合している。突出部404とリンク部405は、カム106の回転によらず常時係合していて互いに離脱しないという点で突出部104とリンク部105とは異なっている。さらに、リンク部405は、カム106ではなくハーフカッター16に固定されている点も、リンク部105とは異なっている。より詳細には、リンク部405は、ハーフカッター16の閉動作に連動してラックギア402を刃受け部16cから離隔する向きに引っ張るように、ハーフカッター16に固定されている。なお、リンク部405は、突出部404が遊嵌する長孔を有している点は、リンク部105と同様である。
排出部400は、図29に示すニュートラル状態からカム106が時計回りに回転して、ハーフカッター16がハーフカット動作を開始すると、図31に示す切断刃16bが刃受け部16cに接触するハーフカット状態に達する前に、図30に示すように強制排出状態に達する。
つまり、ラックギア403は、ハーフカッター16の閉動作に連動して、刃受け部16cから搬送路に突出して搬送路上に残留したテープ片を突いて、テープ片を強制的に印刷装置1から排出する。
以上のように動作する排出部400によっても、ハーフカッター16の閉動作に連動してテープ片が強制排出されるため、フルカット後に行われるハーフカットで、テープ片を不必要に切断することを防止することができる。また、排出部400では、リンク部405がハーフカッター16に固定されているため、カム106に固定される場合のように係合と係合解除を繰り返す必要がない。このため、突出部404とリンク部405の構成を、突出部104とリンク部105に比べて、単純化することができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。印刷装置は、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
第1の実施形態から第3の実施形態では、リンク部がフルカッターの開動作に連動して第1のラックギアを第1の方向へ引っ張る構成を示し、第4の実施形態では、リンク部がハーフカッターの閉動作に連動して第1のラックギアを第1の方向へ引っ張る例を示したが、リンク部が第1のラックギアを引っ張る動作とカッターの動作の関係は、これらの例に限らない。リンク部は、フルカッター又はハーフカッターの動作に連動して第1のラックギアを第1の方向へ引っ張るものであればよい。より詳細には、リンク部は、フルカットからハーフカットまでの間の期間において、第1のラックギアを第1の方向へ引っ張ればよい。
上述した実施形態では、印刷装置の一例としてインクリボンを使用する熱転写方式のサーマルプリンタについて説明したが、印刷方式は特に限定されない。印刷装置は、感熱紙を使用する感熱方式のサーマルプリンタであってもよい。また、印刷装置は、サーマルプリンタでなくてもよく、例えば、インクジェットプリンタであってもよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
搬送部によって搬送路を搬送されたテープ部材に印刷を行う印刷装置であって、
切断刃と前記切断刃を受ける刃受け部とを有し、前記テープ部材を搬送方向に直交する方向に切断してテープ片を作成するカット部と、
前記カット部に連動して、前記搬送路に交差する方向に移動する可動部を有し、前記可動部の移動に基づいて前記搬送路上に残留した前記テープ片を前記印刷装置の外部へ排出する排出部と、を備える、
ことを特徴とする印刷装置。
[付記2]
付記1に記載の印刷装置において、
前記排出部は、
ピニオンギアと、
前記刃受け部と交差する第1の方向に整列した歯列を有する第1のラックギアと、
前記第1の方向に整列した歯列を有し、前記ピニオンギアを挟んで前記第1のラックギアと向かい合わせに配置された第2のラックギアと、
前記第1のラックギアに設けられた突出部に係合するリンク部であって、前記カット部の動作に連動して前記第1のラックギアを前記第1の方向のうちの前記刃受け部から離隔する第1の向きに引っ張るリンク部と、を備える
ことを特徴とする印刷装置。
[付記3]
付記2に記載の印刷装置において、
前記カット部は、
前記テープ部材を切断してテープ片を作成するフルカッターと、
前記テープ部材に切り込みを入れる前記切断刃と、前記刃受け部と、を含むハーフカッターと、を備える
ことを特徴とする印刷装置。
[付記4]
付記2又は付記3に記載の印刷装置において、
前記排出部は、さらに、
搬送路上に固定された第1のローラと、
前記搬送路を挟んで前記第1のローラと向かい合わせに配置された第2のローラであって、前記第1のローラと接しない第1の位置と、前記第1のローラと接する第2の位置と、のいずれかに選択的に配置される前記第2のローラと、
前記第2のローラと回転軸を共有する第3のローラであって、前記第1の位置に対応する第3の位置と、前記第2の位置に対応する第4の位置と、のいずれかに選択的に配置される前記第3のローラと、
前記第2のローラが前記第1の位置に配置されるように、前記回転軸を支持する支持部材と、を備え、
前記第2のラックギアは、弾性部を備え、
前記第1のラックギアの前記第1の向きへの移動により生じた前記ピニオンギアの回転によって前記第2のラックギアが前記刃受け部に接近する第2の方向に移動したときに、前記弾性部は前記第3のローラを押し込んで前記第3の位置から前記第4の位置へ動かし、さらに、前記第4の位置に移動した前記第3のローラを擦って回転させる
ことを特徴とする印刷装置。
[付記5]
付記4に記載の印刷装置において、
前記第3のローラは、前記第2のローラの外径よりも小さな外径を有する
ことを特徴とする印刷装置。
[付記6]
付記2又は付記3に記載の印刷装置において、
前記第2のラックギアは、
前記第1のラックギアの前記第1の向きへの移動により生じた前記ピニオンギアの回転によって前記刃受け部に接近する第2の方向に移動したときに、前記第2のラックギアの少なくとも一部が前記刃受け部から前記搬送路に突出するように、配置される
ことを特徴とする印刷装置。
[付記7]
付記3に記載の印刷装置において、さらに、
前記フルカッター及び前記ハーフカッターを開閉させるカムを備え、
前記リンク部は、
前記突出部が遊嵌する長孔を有し、
前記フルカッターの開動作に連動して前記第1のラックギアを前記第1の向きに引っ張るように、前記カムに固定されている
ことを特徴とする印刷装置。
[付記8]
付記7に記載の印刷装置において、
前記リンク部は、前記長孔に沿って設けられた段差部を有し、
前記突出部は、
前記リンク部と係合していない状態で前記リンク部と接触した前記突出部を前記長孔に導く案内面と、
前記突出部が前記長孔に遊嵌している状態で前記段差部に接する係止部と、を含む
ことを特徴とする印刷装置。
[付記9]
付記7に記載の印刷装置において、
前記リンク部は、
前記突出部が遊嵌する長孔を有し、
前記ハーフカッターの閉動作に連動して前記第1のラックギアを前記第1の向きに引っ張るように、前記ハーフカッターに固定されている
ことを特徴とする印刷装置。
1 印刷装置
2 装置筐体
2a 排出口
10 サーマルヘッド
13 サーミスタ
16 ハーフカッター
16a カッター本体
16b 切断刃
16c 刃受け部
17 フルカッター
19 カートリッジ収納部
20 カートリッジ受け部
21 プラテンローラ
22 テープコア係合軸
23 インクリボン巻取り駆動軸
24 テープ幅検出スイッチ
30 テープカートリッジ
31 カートリッジケース
32 テープコア
34 インクリボン供給コア
35 インクリボン巻取りコア
36 サーマルヘッド被挿入部
37 係合部
M テープ部材
R インクリボン
100、200、300、400 排出部
101、401 ピニオンギア
102、103、301、402、403 ラックギア
104、404 突出部
104a 案内面
104b 係止部
105、405 リンク部
105a 長孔
105b 段差部
106 カム
107 弾性部
108〜110 ローラ
111 ストッパ
201 付勢部

Claims (9)

  1. 搬送部によって搬送路を搬送されたテープ部材に印刷を行う印刷装置であって、
    切断刃と前記切断刃を受ける刃受け部とを有し、前記テープ部材を搬送方向に直交する方向に切断してテープ片を作成するカット部と、
    前記カット部に連動して、前記搬送路に交差する方向に移動する可動部を有し、前記可動部の移動に基づいて前記搬送路上に残留した前記テープ片を前記印刷装置の外部へ排出する排出部と、を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記排出部は、
    ピニオンギアと、
    前記刃受け部と交差する第1の方向に整列した歯列を有する第1のラックギアと、
    前記第1の方向に整列した歯列を有し、前記ピニオンギアを挟んで前記第1のラックギアと向かい合わせに配置された第2のラックギアと、
    前記第1のラックギアに設けられた突出部に係合するリンク部であって、前記カット部の動作に連動して前記第1のラックギアを前記第1の方向のうちの前記刃受け部から離隔する第1の向きに引っ張るリンク部と、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置において、
    前記カット部は、
    前記テープ部材を切断してテープ片を作成するフルカッターと、
    前記テープ部材に切り込みを入れる前記切断刃と、前記刃受け部と、を含むハーフカッターと、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の印刷装置において、
    前記排出部は、さらに、
    搬送路上に固定された第1のローラと、
    前記搬送路を挟んで前記第1のローラと向かい合わせに配置された第2のローラであって、前記第1のローラと接しない第1の位置と、前記第1のローラと接する第2の位置と、のいずれかに選択的に配置される前記第2のローラと、
    前記第2のローラと回転軸を共有する第3のローラであって、前記第1の位置に対応する第3の位置と、前記第2の位置に対応する第4の位置と、のいずれかに選択的に配置される前記第3のローラと、
    前記第2のローラが前記第1の位置に配置されるように、前記回転軸を支持する支持部材と、を備え、
    前記第2のラックギアは、弾性部を備え、
    前記第1のラックギアの前記第1の向きへの移動により生じた前記ピニオンギアの回転によって前記第2のラックギアが前記刃受け部に接近する第2の方向に移動したときに、前記弾性部は前記第3のローラを押し込んで前記第3の位置から前記第4の位置へ動かし、さらに、前記第4の位置に移動した前記第3のローラを擦って回転させる
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置において、
    前記第3のローラは、前記第2のローラの外径よりも小さな外径を有する
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項2又は請求項3に記載の印刷装置において、
    前記第2のラックギアは、
    前記第1のラックギアの前記第1の向きへの移動により生じた前記ピニオンギアの回転によって前記刃受け部に接近する第2の方向に移動したときに、前記第2のラックギアの少なくとも一部が前記刃受け部から前記搬送路に突出するように、配置される
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項3に記載の印刷装置において、さらに、
    前記フルカッター及び前記ハーフカッターを開閉させるカムを備え、
    前記リンク部は、
    前記突出部が遊嵌する長孔を有し、
    前記フルカッターの開動作に連動して前記第1のラックギアを前記第1の向きに引っ張るように、前記カムに固定されている
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項7に記載の印刷装置において、
    前記リンク部は、前記長孔に沿って設けられた段差部を有し、
    前記突出部は、
    前記リンク部と係合していない状態で前記リンク部と接触した前記突出部を前記長孔に導く案内面と、
    前記突出部が前記長孔に遊嵌している状態で前記段差部に接する係止部と、を含む
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項7に記載の印刷装置において、
    前記リンク部は、
    前記突出部が遊嵌する長孔を有し、
    前記ハーフカッターの閉動作に連動して前記第1のラックギアを前記第1の向きに引っ張るように、前記ハーフカッターに固定されている
    ことを特徴とする印刷装置。
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