JP2020142703A - ドライバトルク推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバトルクを高精度に推定できるドライバトルク推定装置を提供する。【解決手段】操舵装置は、車両を操舵するためのハンドルと、ハンドルと一体的に回転される回転軸の中間部に設けられたトーションバーと、トーションバーに加えられているトーションバートルクを検出するためのトルク検出部11と、ハンドルの回転角を演算するハンドル回転角演算部25とを備えている。ドライバトルク推定部51は、ハンドル回転角に関連する値を入力とし、トーションバートルクに含まれるドライバトルク以外の外乱トルクを推定するニューラルネットワーク65と、トーションバートルクから、ニューラルネットワーク65によって推定される外乱トルクを減算することにより、ドライバトルクを演算する、ドライバトルク演算部66とを含む。【選択図】図4

Description

この発明は、運転者によってハンドルに加えられるドライバトルクを推定するドライバトルク推定装置に関する。
下記特許文献1には、トーションバーのねじれを検出する操舵トルクセンサと、コラムシャフトの回転角(操舵角)を検出する操舵角センサと、操舵トルクセンサによって得られる操舵トルク検出値および操舵角センサによって得られる操舵角検出値に基づいてハンドル端トルク(ドライバトルク)を演算するトルク生成部とを含むステアリングシステムが開示されている。
特開2006−151360号公報
この発明の目的は、高精度にドライバトルクを推定できるドライバトルク推定装置を提供することである。
この発明の一実施形態に係るドライバトルク推定装置は、車両を操舵するためのハンドルと、前記ハンドルと一体的に回転される回転軸の中間部に設けられたトーションバーと、前記トーションバーに加えられているトーションバートルクを検出するためのトルク検出部と、前記ハンドルの回転角を演算するハンドル回転角演算部とを備えた操舵装置におけるドライバトルク推定装置であって、前記ハンドル回転角に関連する値を入力とし、前記トーションバートルクに含まれる前記ドライバトルク以外の外乱トルクを推定するニューラルネットワークと、前記トーションバートルクから、前記ニューラルネットワークによって推定される外乱トルクを減算することにより、前記ドライバトルクを演算するドライバトルク演算部とを含む。
この構成では、トーションバートルクに含まれるドライバトルク以外の外乱トルクを高精度に推定することが可能となるので、高精度にドライバトルクを推定できるようになる。
この発明の一実施形態では、前記ハンドル回転角に関連する値は、nを0または自然数として、前記ハンドル回転角のn階微分値またはnが異なる2以上の前記n階微分値の組み合わせからなる。
この発明の一実施形態では、前記ハンドル回転角に関連する値は、前記ハンドル回転角の2階微分値である。
この発明の一実施形態では、前記ハンドル回転角に関連する値は、前記ハンドル回転角と前記ハンドル回転角の2階微分値とからなる。
この発明の一実施形態では、前記ハンドル回転角に関連する値は、前記ハンドル回転角と、前記ハンドル回転角の1階微分値と、前記ハンドル回転角の2階微分値とからなる。
この発明の一実施形態では、前記回転軸における、前記トーションバーに対して前記ハンドルとは反対側の部分に、減速機を介して電動モータが連結されており、前記ハンドル回転角演算部は、前記トーションバートルクと前記電動モータの回転角とを用いて、前記ハンドル回転角を演算するように構成されている。
この発明の一実施形態では、前記ニューラルネットワークは、前記ハンドルが把持されていない手放状態において取得された、前記ハンドル回転角に関連する値および前記トーションバートルクのうち、前記ハンドル回転角に関連する値を入力データとし、前記トーションバートルクを教師データとして学習されたニューラルネットワークである。
図1は、本発明の一実施形態に係るドライバトルク推定装置が適用された電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、ECUの電気的構成を示すブロック図である。 図3は、ハンドル操作状態判定部の電気的構成を示すブロック図である。 図4は、ドライバトルク推定部の電気的構成を示すブロック図である。 図5は、ハンズオン/オフ判定部の動作を説明するための状態遷移図である。 図6は、ドライバトルク推定部の他の例を示すブロック図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るドライバトルク推定装置が適用された電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。
この電動パワーステアリング装置(操舵装置)1は、コラム部に電動モータと減速機とが配置されているコラムアシスト式電動パワーステアリング装置(以下、「コラム式EPS」という。)である。
コラム式EPS1は、車両を操向するための操舵部材としてのステアリングホイール(以下、「ハンドル」という。)2と、このハンドル2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4と、運転者の操舵を補助するための操舵補助機構5とを備えている。ハンドル2と転舵機構4とは、ステアリングシャフト6、第1ユニバーサルジョイント28、中間軸7および第2ユニバーサルジョイント29を介して機械的に連結されている。ステアリングシャフト6は、本発明の「ハンドルと一体的に回転する回転軸」の一例である。
ハンドル2には、各種のスイッチを含む電子部品27が搭載されている。
ステアリングシャフト6は、ハンドル2に連結された第1軸8と、第1ユニバーサルジョイント28を介して中間軸7に連結された第2軸9とを含む。第1軸8と第2軸9とは、トーションバー10を介して相対回転可能に連結されている。
第1軸8には、スパイラルケーブル装置30が連結されている。スパイラルケーブル装置30は、ステータ31と、ロテータ32と、スパイラルケーブル33とを備えている。ステータ31は車体側に固定されている。ステータ31は、図示しない第1コネクタを有している。ロテータ32は、ステータ31に対して相対的に回転自在に取り付けられている。ロテータ32は、第1軸8と一体的に回転(同行回転)するようにハンドル2または第1軸8に固定されている。ロテータ32は、図示しない第2コネクタを有している。
スパイラルケーブル33は、ステータ31とロテータ32とによって区画された空間に収容されている。スパイラルケーブル33の一端は、ロテータ32の第2コネクタに接続されている。第2コネクタは、図示しない接続ケーブルを介してハンドル2に搭載された電子部品27に電気的に接続されている。スパイラルケーブル33の他端は、ステータ31の第1コネクタに接続されている。第1コネクタは、図示しない接続ケーブルを介して車体側の装置(例えば各種スイッチに対応する装置)に電気的に接続されている。
第1軸8の周囲には、舵角センサ(ハンドル回転角演算部)25が設けられている。舵角センサ25は、ハンドル2の回転角(以下、「ハンドル回転角」という。)を検出する。
ステアリングシャフト6の周囲には、トルクセンサ(トルク検出部)11が設けられている。トルクセンサ11は、第1軸8および第2軸9の相対回転変位量に基づいて、トーションバー10に加えられているトーションバートルクを検出する。トルクセンサ11によって検出されるトーションバートルクは、ECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)12に入力される。
転舵機構4は、ピニオン軸13と、転舵軸としてのラック軸14とを含むラック&ピニオン機構からなる。ラック軸14の各端部には、タイロッド15およびナックルアーム(図示略)を介して転舵輪3が連結されている。ピニオン軸13は、第2ユニバーサルジョイント29を介して中間軸7に連結されている。ピニオン軸13の先端には、ピニオン16が連結されている。
ラック軸14は、車両の左右方向に沿って直線状に延びている。ラック軸14の軸方向の中間部には、ピニオン16に噛み合うラック17が形成されている。このピニオン16およびラック17によって、ピニオン軸13の回転がラック軸14の軸方向移動に変換される。ラック軸14を軸方向に移動させることによって、転舵輪3を転舵することができる。
ハンドル2が操舵(回転)されると、この回転が、ステアリングシャフト6および中間軸7を介して、ピニオン軸13に伝達される。そして、ピニオン軸13の回転は、ピニオン16およびラック17によって、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。
操舵補助機構5は、操舵補助力を発生するための電動モータ18と、電動モータ18の出力トルクを増幅して転舵機構4に伝達するための減速機19とを含む。この実施形態では、電動モータ18は、三相ブラシレスモータである。減速機19は、ウォームギヤ20と、このウォームギヤ20と噛み合うウォームホイール21とを含むウォームギヤ機構からなる。減速機19は、ギヤハウジング22内に収容されている。以下において、減速機19の減速比(ギヤ比)をrwgで表す場合がある。減速比rwgは、ウォームホイール21の角速度ωwwに対するウォームギヤ20の角速度ωwgの比ωwg/ωwwとして定義される。
ウォームギヤ20は、電動モータ18によって回転駆動される。ウォームホイール21は、第2軸9に一体回転可能に連結されている。ウォームホイール21は、ウォームギヤ20によって回転駆動される。
電動モータ18は運転者の操舵状態に応じて駆動され、電動モータ18によってウォームギヤ20が回転駆動される。これにより、ウォームホイール21が回転駆動され、ステアリングシャフト6にモータトルクが付与されるとともにステアリングシャフト6(第2軸9)が回転する。そして、ステアリングシャフト6の回転は、中間軸7を介してピニオン軸13に伝達される。ピニオン軸13の回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。すなわち、電動モータ18によってウォームギヤ20を回転駆動することによって、電動モータ18による操舵補助が可能となっている。
電動モータ18のロータの回転角(以下、「ロータ回転角」という。)は、レゾルバ等の回転角センサ23によって検出される。また、車速Vは車速センサ24によって検出される。回転角センサ23の出力信号および車速センサ24によって検出される車速Vは、ECU12に入力される。電動モータ18は、ECU12によって制御される。
図2は、ECU12の電気的構成を示す概略図である。
ECU12は、マイクロコンピュータ40と、マイクロコンピュータ40によって制御され、電動モータ18に電力を供給する駆動回路(3相インバータ回路)38と、電動モータ18に流れる電流(以下、「モータ電流」という)を検出するための電流検出部39とを備えている。
マイクロコンピュータ40は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM、不揮発性メモリなど)を備えており、所定のプログラムを実行することによって、複数の機能処理部として機能するようになっている。この複数の機能処理部には、モータ制御部41と、ハンドル操作状態判定部42とが含まれる。
モータ制御部41は、例えば、車速センサ24によって検出される車速、トルクセンサ11によって検出されるトーションバートルク、回転角センサ23の出力に基づいて演算されるロータ回転角および電流検出部39によって検出されるモータ電流に基づいて、駆動回路38を駆動制御する。
具体的には、モータ制御部41は、トーションバートルクおよび車速に基づいて、電動モータ18に流れるモータ電流の目標値である電流指令値を設定する。電流指令値は、操舵状況に応じた操舵補助力(アシストトルク)の目標値に対応している。そして、モータ制御部41は、電流検出部39によって検出されるモータ電流が電流指令値に近づくように、駆動回路38を駆動制御する。これにより、操舵状況に応じた適切な操舵補助が実現される。
ハンドル操作状態判定部42は、トルクセンサ11によって検出されるトーションバートルクおよび舵角センサ25によって検出されるハンドル回転角に基づいて、運転者がハンドルを握っているハンズオン状態であるか運転者がハンドルを握っていないハンズオフ状態(手放状態)であるかを判定する。
図3は、ハンドル操作状態判定部42の電気的構成を示すブロック図である。
ハンドル操作状態判定部42は、ドライバトルク推定部51と、ローパスフィルタ52と、ハンズオン/オフ判定部53とを含む。ドライバトルク推定部51は、舵角センサ25によって検出されるハンドル回転角と、トルクセンサ11によって検出されるトーションバートルクとに基づいて、ドライバトルクTを推定する。
ローパスフィルタ52は、ドライバトルク推定部51によって推定されたドライバトルクTに対してローパスフィルタ処理を行う。ハンズオン/オフ判定部53は、ローパスフィルタ52によるローパスフィルタ処理後のドライバトルクT’に基づいて、ハンズオン状態かハンズオフ状態かを判定する。以下、これらについて説明する。
図4は、ドライバトルク推定部51の電気的構成を示すブロック図である。
ドライバトルク推定部51は、第1ローパスフィルタ61と、第2ローパスフィルタ62と、第1微分演算部63と、第2微分演算部64と、ニューラルネットワーク65と、減算部(ドライバトルク演算部)66とを含む。
第1ローパスフィルタ61は、トルクセンサ11の出力信号に対してローパスフィルタ処理を施す。これにより、ノイズが除去されたトーションバートルクTtbが得られる。第1ローパスフィルタ61によって得られたトーションバートルクTtbは、減算部66に与えられる。
第2ローパスフィルタ62は、舵角センサ25の出力信号に対してローパスフィルタ処理を行う。これにより、ノイズが除去されたハンドル回転角θswが得られる。第2ローパスフィルタ62によって得られたハンドル回転角θswは、第1微分演算部63に与えられると同時に、ニューラルネットワーク65に第1の入力信号として与えられる。
第1微分演算部63は、ハンドル回転角θswを時間微分することにより、ハンドル角速度dθsw/dtを演算する。第1微分演算部63によって演算されたハンドル角速度dθsw/dtは、第2微分演算部64に与えられると同時に、ニューラルネットワーク65に第2の入力信号として与えられる。
第2微分演算部64は、第1微分演算部63によって演算されたハンドル角速度dθsw/dtを時間微分することにより、ハンドル角加速度dθsw/dtを演算する。第2微分演算部64によって演算されたハンドル角加速度dθsw/dtは、ニューラルネットワーク65に第3の入力信号として与えられる。
この実施形態では、ハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dtおよびハンドル角加速度dθsw/dtは、本発明の「ハンドル回転角に関連する値」の一例である。
ニューラルネットワーク65は、ハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dtおよびハンドル角加速度dθsw/dtに基づいて、トーションバートルクTtbに含まれるドライバトルクT以外の外乱トルクTothersを推定する。
次式(1)に示すように、トーションバートルクTtbには、ドライバトルクT以外の外乱トルクTothersが含まれている。
tb=T+Tothers …(1)
ドライバトルクT以外の外乱トルクTothersには、例えば、ハンドル慣性トルク、粘性摩擦トルク、回転アンバランストルク、クーロン摩擦トルク、スパイラルケーブルトルク等が含まれる。
ハンドル慣性トルクは、ハンドル慣性モーメントによってハンドル2に作用するトルクである。粘性摩擦トルクは、第1軸8およびハンドル2に作用する粘性摩擦トルクである。回転アンバランストルクは、ハンドル2の回転平面における重心位置とハンドル2の回転中心とが一致しないことに起因して、第1軸8に作用するトルクである。クーロン摩擦トルクは、第1軸8およびハンドル2に作用するクーロン摩擦トルクである。スパイラルケーブルトルクは、スパイラルケーブル33のばね特性によってハンドル2に作用するトルクである。
ニューラルネットワーク65は、トーションバートルクTtbに含まれるドライバトルクT以外の外乱トルクTothersを出力するように学習されている。ニューラルネットワーク65の学習方法については、後述する。ニューラルネットワーク65によって推定された外乱トルクTothersは、減算部66に与えられる。
減算部66は、第1ローパスフィルタ61から与えられるトーションバートルクTtbから、ニューラルネットワーク65によって推定された外乱トルクTothersを減算することによって、ドライバトルクTを演算する。
ニューラルネットワーク65の学習方法の一例について説明する。
ハンドル2を把持していない手放状態において、電動パワーステアリング装置1の様々な使用状態でのハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dt、ハンドル角加速度dθsw/dtおよびトーションバートルクTtbのデータを収集する。ハンドル回転角θswは、舵角センサ25に基づいて取得できる。トーションバートルクTtbはトルクセンサ11に基づいて取得できる。ハンドル角速度dθsw/dtおよびハンドル角加速度dθsw/dtは、取得したハンドル回転角θswから演算できる。
電動パワーステアリング装置1の様々な使用状態は、例えば、電動モータ18を駆動制御することによって実現することができる。具体的には、ハンドル2の所定角度位置を基準位置に設定して、当該基準位置を中心としてハンドル2が往復回転するように、電動モータ18を駆動制御する。この際、基準位置からのハンドル回転角の最大値である振幅を所定値に設定して、ハンドル回転角の周波数を変化させながら、電動モータ18を駆動制御する。そして、所定時間毎に、ハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dt、ハンドル角加速度dθsw/dtおよびトーションバートルクTtbを取得する。
このようなデータ取得処理を、様々な振幅に対して行う。この後、基準位置を変えて、同様な処理を繰り返す。
このようにして、ハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dt、ハンドル角加速度dθsw/dtおよびトーションバートルクTtbのデータセットが複数組収集されると、各データセットのハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dtおよびハンドル角加速度dθsw/dtを入力とし、トーションバートルクTtbを教師データとして、ニューラルネットワーク65を学習する。
トーションバートルクTtbを教師データとするのは、手放状態でデータを収集しているからである。すなわち、データ収集時は、ドライバトルクTは零となるため、式(1)から、トーションバートルクTtbに含まれるドライバトルクT以外の外乱トルクTothersは、トーションバートルクTtbと等しくなるからである。
なお、手放状態での電動パワーステアリング装置1の様々な使用状態は、車両を自動運転によって自動走行させることよって実現することもできる。
この実施形態では、トーションバートルクTtbに含まれるドライバトルクT以外の外乱トルクTothersを高精度に推定することが可能となるので、高精度にドライバトルクを推定できるようになる。
図3に戻り、ローパスフィルタ52は、ドライバトルク推定部51によって演算されたドライバトルクTのうち、所定のカットオフ周波数fcより高い周波数成分を減衰させる。カットオフ周波数fcは、例えば、3[Hz]以上7[Hz]以下の範囲内の値に設定される。ローパスフィルタ52は、この実施形態では、2次のバターワースフィルタからなる。ローパスフィルタ52によるローパスフィルタ処理後のドライバトルクT’は、ハンズオン/オフ判定部53に与えられる。
図5は、ハンズオン/オフ判定部53の動作を説明するための状態遷移図である。
ハンズオン/オフ判定部53の動作説明においては、ローパスフィルタ52によるローパスフィルタ処理後のドライバトルクTを、単に「ドライバトルクT’」ということにする。
ハンズオン/オフ判定部53は、ドライバのハンドル操作状態として、「閾値より上のハンズオン状態(ST1)」と、「閾値以下のハンズオン状態(ST2)」と、「閾値以下のハンズオフ状態(ST3)」と、「閾値より上のハンズオフ状態(ST4)」との4状態を識別する。ハンズオン/オフ判定部53は、所定時間T[sec]毎にこれら4状態の識別を行う。
「閾値より上のハンズオン状態(ST1)」は、ドライバトルクT’の絶対値が所定の閾値α(>0)より大きいハンズオン状態である。「閾値以下のハンズオン状態(ST2)」は、ドライバトルクT’の絶対値が閾値α以下であるハンズオン状態である。「閾値以下のハンズオフ状態(ST3)」は、ドライバトルクT’の絶対値が閾値α以下であるハンズオフ状態である。「閾値より上のハンズオフ状態(ST4)」は、ドライバトルクT’の絶対値が閾値αより大きいハンズオフ状態である。「閾値αは、たとえば、0.1[Nm]以上0.3[Nm]以下の範囲内の値に設定される。
上記4状態のいずれであるかが未定の判定開始時において、ドライバトルクT’の絶対値が閾値αよりも大きいときには、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値より上のハンズオン状態(ST1)」であると判定する。そして、ハンズオン/オフ判定部53は、出力信号(out)を“1”に設定するとともにタイムカウンタ値hod_timerを0に設定する。出力信号(out)は、判定結果を表す信号であり、“1”は判定結果がハンズオンであることを表し、“0”は判定結果がハンズオフであることを表す。
「閾値より上のハンズオン状態(ST1)」において、ドライバトルクT’の絶対値が閾値α以下になると、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値以下のハンズオン状態(ST2)」になったと判定する。そして、ハンズオン/オフ判定部53は、出力信号(out)を“1”に設定する。また、ハンズオン/オフ判定部53は、「閾値以下のハンズオン状態(ST2)」であると判定している場合には、所定時間T[sec]が経過する毎に、タイムカウンタ値hod_timerを、現在値(hod_timer)に所定値Tsを加算した値に更新する。
「閾値以下のハンズオン状態(ST2)」において、タイムカウンタ値hod_timerが所定のハンズオフ判定用閾値β(>0)に達する前に、ドライバトルクT’の絶対値が閾値αよりも大きくなると、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値より上のハンズオン状態(ST1)」になったと判定し、タイムカウンタ値hod_timerを0に設定する。
「閾値以下のハンズオン状態(ST2)」において、ドライバトルクT’の絶対値が閾値αよりも大きくなることなく、タイムカウンタ値hod_timerがハンズオフ判定用閾値βに達すると、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値以下のハンズオフ状態(ST3)」になったと判定する。そして、ハンズオン/オフ判定部53は、出力信号(out)を“0”に設定するとともにタイムカウンタ値hod_timerを0に設定する。ハンズオフ判定用閾値βは、たとえば、0.5[sec]以上1.0[sec]以下の範囲内の値に設定される。
「閾値以下のハンズオフ状態(ST3)」において、ドライバトルクT’の絶対値が閾値αよりも大きくなると、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値より上のハンズオフ状態(ST4)」になったと判定する。そして、ハンズオン/オフ判定部53は、出力信号(out)を“0”に設定する。また、ハンズオン/オフ判定部53は、「閾値より上のハンズオフ状態(ST4)」であると判定している場合には、所定時間T[sec]が経過する毎に、タイムカウンタ値hod_timerを、現在値(hod_timer)に所定値Tsを加算した値に更新する。
「閾値より上のハンズオフ状態(ST4)」において、タイムカウンタ値hod_timerが所定のハンズオン判定用閾値γ(>0)に達する前に、ドライバトルクT’の絶対値が閾値α以下になると、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値以下のハンズオフ状態(ST3)」になったと判定し、タイムカウンタ値hod_timerを0に設定する。ハンズオン判定用閾値γは、たとえば、0.05[sec]以上0.1[sec]以下の範囲内の値に設定される。
「閾値より上のハンズオフ状態(ST4)」において、ドライバトルクT’の絶対値が閾値α以下になることなく、タイムカウンタ値hod_timerがハンズオン判定用閾値γに達すると、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値より上のハンズオン状態(ST1)」になったと判定する。そして、ハンズオン/オフ判定部53は、出力信号(out)を“1”に設定するとともにタイムカウンタ値hod_timerを0に設定する。
なお、判定開始時において、ドライバトルクT’の絶対値が閾値α以下であるときには、ハンズオン/オフ判定部53は、ハンドル操作状態が「閾値以下のハンズオフ状態(ST3)」であると判定する。そして、ハンズオン/オフ判定部53は、出力信号(out)を“0”に設定するとともにタイムカウンタ値hod_timerを0に設定する。
この実施形態では、ドライバトルク推定部51によって高精度にドライバトルクTが推定される。そして、推定されたドライバトルクTの高周波数成分が除去される。この高周波数成分除去後のドライバトルクT’に基づき、トルク閾値αとタイムカウンタ値hod_timerとを用いてハンズオン/オフ判定が行われる。このため、運転者がハンドルを握っているハンズオン状態であるか運転者がハンドルを握っていないハンズオフ状態であるかを高精度に判定できる。
ハンズオン/オフ判定結果は、たとえば、運転モードとして自動運転モードと手動運転モードとが用意されている車両において、運転モードを自動運転モードから手動運転モードに切り替える際に、ハンズオン状態であることを確認してから、手動運転モードに切り替えるといったモード切替制御に利用することができる。
図6は、ドライバトルク推定部の他の例を示すブロック図である。図6において、前述の図4の各部に対応する部分には、図4と同じ符号を付して示す。
このドライバトルク推定部51Aは、回転角センサ23の出力信号と、トルクセンサ11によって検出されるトーションバートルクとに基づいて、ドライバトルクTを推定する。
ドライバトルク推定部51Aは、第1ローパスフィルタ61と、乗算部71と、第2ローパスフィルタ72と、ロータ回転角演算部73と、第2軸回転角演算部(θww演算部)73と、加算部75と、第1微分演算部63と、第2微分演算部64と、ニューラルネットワーク65と、減算部(ドライバトルク演算部)66とを含む。
第1ローパスフィルタ61は、トルクセンサ11の出力信号に対してローパスフィルタ処理を施す。これにより、ノイズが除去されたトーションバートルクTtbが得られる。第1ローパスフィルタ61によって得られたトーションバートルクTtbは、乗算部71に与えられるとともに、減算部66に与えられる。
乗算部71は、第1ローパスフィルタ61によって得られたトーションバートルクTtbに、トーションバー10の剛性ktbの逆数を乗算する。
第2ローパスフィルタ72は、回転角センサ23の出力信号に対してローパスフィルタ処理を行う。これにより、回転角センサ23の出力信号からノイズが除去される。第2ローパスフィルタ72の出力信号は、ロータ回転角演算部73に与えられる。
ロータ回転角演算部73は、第2ローパスフィルタ72の出力信号に基づいて、電動モータ18の回転角(ロータ回転角)θを演算する。第2軸回転角演算部(θww演算部)74は、次式(2)に基づいて、第2軸回転角θwwを演算する。
θww=(θ/rwg)+(T/kgear) …(2)
θ:ロータ回転角演算部73によって検出されるロータ回転角(電動モータ18の回転角)
wg:減速機19の減速比
:モータトルク推定値
gear:ウォームギヤとウォームホイール間の剛性
モータトルク推定値Tは、例えば、電流検出部39(図2参照)によって検出されるモータ電流(相電流)に電動モータ18のトルク定数を乗算することによって演算することができる。
なお、第2軸回転角θwwは、次式(3)に基づいて演算されてもよい。
θww=θ/rwg …(3)
前記式(2)からわかるように、kgearが大きい場合には(T/kgear)の値は小さな値となるが、kgearが小さい場合には(T/kgear)の値は大きな値となる。したがって、kgearが大きい場合には、式(3)に基づいて第2軸回転角θwwを演算してもよいが、kgearが小さい場合には、式(2)に基づいて第2軸回転角θwwを演算することが好ましい。
加算部75は、乗算部71の乗算結果Ttb/ktbに、第2軸回転角演算部74によって演算された第2軸回転角θwwを加算することにより、ハンドル回転角θswを演算する。
つまり、加算部75は、次式(4)に基づいて、ハンドル回転角θswを演算する。
θsw=(Ttb/ktb)+θww …(4)
加算部75によって得られたハンドル回転角θswは、第1微分演算部63に与えられると同時に、ニューラルネットワーク65に第1の入力信号として与えられる。
第1微分演算部63は、ハンドル回転角θswを時間微分することにより、ハンドル角速度dθsw/dtを演算する。第1微分演算部63によって演算されたハンドル角速度dθsw/dtは、第2微分演算部64に与えられると同時に、ニューラルネットワーク65に第2の入力信号として与えられる。
第2微分演算部64は、第1微分演算部63によって演算されたハンドル角速度dθsw/dtを時間微分することにより、ハンドル角加速度dθsw/dtを演算する。第2微分演算部64によって演算されたハンドル角加速度dθsw/dtは、ニューラルネットワーク65に第3の入力信号として与えられる。
ニューラルネットワーク65は、ハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dtおよびハンドル角加速度dθsw/dtに基づいて、トーションバートルクTtbに含まれるドライバトルクT以外の外乱トルクTothersを推定する。ニューラルネットワーク65としては、図4のニューラルネットワーク65と同様のものが用いられる。
減算部66は、第1ローパスフィルタ61から与えられるトーションバートルクTtbから、ニューラルネットワーク65によって推定された外乱トルクTothersを減算することによって、ドライバトルクTを演算する。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。例えば、前述の実施形態では、ニューラルネットワーク65としては、ハンドル回転角θsw、ハンドル角速度dθsw/dtおよびハンドル角加速度dθsw/dtを入力とし、トーションバートルクTtbに含まれるドライバトルクT以外の外乱トルクTothersを出力するものが用いられている。
しかし、ニューラルネットワーク65としては、ハンドル角加速度dθsw/dtを入力とし、外乱トルクTothersを出力するものであってもよい。また、ニューラルネットワーク65としては、ハンドル回転角θswおよびハンドル角加速度dθsw/dtを入力とし、外乱トルクTothersを出力するものであってもよい。また、ニューラルネットワーク65としては、ハンドル角速度dθsw/dtおよびハンドル角加速度dθsw/dtを入力とし、外乱トルクTothersを出力するものであってもよい。
ニューラルネットワーク65としては、nを0または自然数として、ハンドル回転角θswのn階微分値またはnが異なる2以上の前記n階微分値の組み合わせを入力とし、外乱トルクTothersを出力するものであってもよい。
図4のドライバトルク推定部51では、第1ローパスフィルタ61および第2ローパスフィルタ62が設けられているが、これらのローパスフィルタ61,62は設けられなくてもよい。同様に、図6のドライバトルク推定部51では、第1ローパスフィルタ61および第2ローパスフィルタ72が設けられているが、これらのローパスフィルタ61,72は設けられなくてもよい。
また、前述の実施形態では、ドライバトルク推定部51の後段にローパスフィルタ52が設けられているが、ローパスフィルタ52を省略してもよい。
また、図6のドライバトルク推定部51では、トーションバートルクTtbおよび第2軸回転角θwwを用いて演算されたハンドル回転角θswをハンドル2の回転角としてドライバトルクTを演算しているが、前記式(2)または式(3)によって演算される第2軸回転角θwwをハンドル回転角θswとしてドライバトルクTを演算してもよい。
また、前述の実施形態では、電動モータ18は三相ブラシレスモータであったが、電動モータ18はブラシ付き直流モータであってもよい。
また、前述の実施形態では、この発明をコラムアシスト式EPSに適用した場合の例を示したが、この発明は、デュアルピニオン式EPS、ラックアシスト式EPS等のコラムアシスト式EPS以外のEPSにも適用することができる。
デュアルピニオン式EPSとは、図1のラック(以下、第1ラックという。)に噛み合うピニオン(以下、第1ピニオンという。)を有するピニオン軸(以下、第1ピニオン軸という。)とは別に、ステアリングシャフトに連結されない第2ピニオン軸とを有し、第2ピニオン軸に対して操舵補助機構が設けられるEPSである。第2ピニオン軸は、ラック軸に設けられた第2ラックに噛み合う第2ピニオンを有している。この場合には、操舵補助機構は、電動モータと、電動モータのトルクを第2ピニオン軸に伝達するための減速機とからなる。
その他、この発明は、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1…コラム式EPS、8…第1軸、9…第2軸、10…トーションバー、11…トルクセンサ、12…ECU、18…電動モータ、19…減速機、20…ウォームギヤ、21…ウォームホイール、23…回転角センサ、25…舵角センサ、42…ハンドル操作状態判定部、51…ドライバトルク推定部、61…第1ローパスフィルタ、62,72…第2ローパスフィルタ、63…第1微分演算部、64…第2微分演算部、65…ニューラルネットワーク、66…減算部(ドライバトルク演算部)、71…乗算部、73…ロータ回転角演算部、74…第2軸回転角演算部(θww演算部)、75…加算部

Claims (7)

  1. 車両を操舵するためのハンドルと、前記ハンドルと一体的に回転される回転軸の中間部に設けられたトーションバーと、前記トーションバーに加えられているトーションバートルクを検出するためのトルク検出部と、前記ハンドルの回転角を演算するハンドル回転角演算部とを備えた操舵装置におけるドライバトルク推定装置であって、
    前記ハンドル回転角に関連する値を入力とし、前記トーションバートルクに含まれる前記ドライバトルク以外の外乱トルクを推定するニューラルネットワークと、
    前記トーションバートルクから、前記ニューラルネットワークによって推定される外乱トルクを減算することにより、前記ドライバトルクを演算するドライバトルク演算部とを含む、ドライバトルク推定装置。
  2. 前記ハンドル回転角に関連する値は、nを0または自然数として、前記ハンドル回転角のn階微分値またはnが異なる2以上の前記n階微分値の組み合わせからなる、請求項1に記載のドライバトルク推定装置。
  3. 前記ハンドル回転角に関連する値は、前記ハンドル回転角の2階微分値である、請求項2に記載のドライバトルク推定装置。
  4. 前記ハンドル回転角に関連する値は、前記ハンドル回転角と前記ハンドル回転角の2階微分値とからなる、請求項2に記載のドライバトルク推定装置。
  5. 前記ハンドル回転角に関連する値は、前記ハンドル回転角と、前記ハンドル回転角の1階微分値と、前記ハンドル回転角の2階微分値とからなる、請求項2に記載のドライバトルク推定装置。
  6. 前記回転軸における、前記トーションバーに対して前記ハンドルとは反対側の部分に、減速機を介して電動モータが連結されており、
    前記ハンドル回転角演算部は、前記トーションバートルクと前記電動モータの回転角とを用いて、前記ハンドル回転角を演算するように構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のドライバトルク推定装置。
  7. 前記ニューラルネットワークは、前記ハンドルが把持されていない手放状態において取得された、前記ハンドル回転角に関連する値および前記トーションバートルクのうち、前記ハンドル回転角に関連する値を入力データとし、前記トーションバートルクを教師データとして学習されたニューラルネットワークである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のドライバトルク推定装置。
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