JP2020141595A - 鮫肉の加工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、漁獲後24時間以内に冷凍機(急速冷凍機が好ましい)に搬入され、冷凍された鮫の魚体を、バンドソー等を用いて適当な大きさのブロック1(魚肉2の外側に真皮3、及び、外皮4(鱗)が付着した状態のブロック)にカットする。次に、冷凍状態のまま、ブロック1から外皮4を削り取って除去する。
冷凍状態のブロック1から外皮4を除去する作業は、次のような方法によっても実行することができる。まず冷凍状態のブロック1を熱湯(70〜100℃)に晒し(ブロック1を熱湯に浸ける又は外皮4に熱湯をまわしかける)、外皮4を解凍するとともに、外皮4中のコラーゲンを溶解させる。次にブロック1をぬるま湯(40〜50℃)に浸け、この状態で外皮4を手で(素手で、或いは、軍手等の手袋を装着して)擦ることにより、又は、スプーン或いはうろこ引き等の器具を押し当てて擦ることにより、外皮4を除去する。
ブロック1から外皮4を除去する作業は、生の状態(漁獲後24時間以内に冷凍機に搬入され、冷凍された後、解凍された状態、又は、漁獲後冷凍されることなく保存された状態)のブロック1に対して行うこともできる。この場合、ブロック1を熱湯(70〜100℃)に晒して、外皮4中のコラーゲンを溶解させる。次に、ブロック1を40〜50℃のぬるま湯に浸け、この状態で外皮4を手で(素手で、或いは、軍手等の手袋を装着して)擦ることにより、又は、スプーン或いはうろこ引き等の器具を押し当てて擦ることにより、外皮4を除去する。
漁獲後24時間以内に冷凍機に搬入され、冷凍された鮫の魚体から外皮4を除去し、魚肉2の外側に、本来の量の80重量%以上の真皮3が残存した鮫肉のブロック1’(図2参照)は、そのまま調理した場合でも、また、更に冷凍保存期間を経た後で調理を行った場合でも、解凍後数日以内であれば、魚肉2からアンモニア臭が発生することはなく、問題なく美味しく食することができる。
2:魚肉、
3:真皮、
4:外皮、
冷凍状態のブロック1から外皮4を除去する作業は、次のような方法によっても実行することができる。まず冷凍状態のブロック1を熱湯(70〜100℃)に晒し(ブロック1を熱湯に浸ける又は外皮4に熱湯をまわしかける)、外皮4を解凍するとともに、外皮4中のコラーゲンを溶解させる。次にブロック1をぬるま湯に浸け、この状態で外皮4を手で(素手で、或いは、軍手等の手袋を装着して)擦ることにより、又は、スプーン或いはうろこ引き等の器具を押し当てて擦ることにより、外皮4を除去する。
ブロック1から外皮4を除去する作業は、生の状態(漁獲後24時間以内に冷凍機に搬入され、冷凍された後、解凍された状態、又は、漁獲後冷凍されることなく保存された状態)のブロック1に対して行うこともできる。この場合、ブロック1を熱湯(70〜100℃)に晒して、外皮4中のコラーゲンを溶解させる。次に、ブロック1をぬるま湯に浸け、この状態で外皮4を手で(素手で、或いは、軍手等の手袋を装着して)擦ることにより、又は、スプーン或いはうろこ引き等の器具を押し当てて擦ることにより、外皮4を除去する。
Claims (6)
- 漁獲後24時間以内に冷凍機内に搬入され、冷凍された鮫の魚体のブロックから、外皮を削り取り、魚肉の外側に真皮が80重量%以上残存した状態のブロックとすることを特徴とする鮫肉の加工方法。
- 漁獲後24時間以内に冷凍機内に搬入され、冷凍された鮫の魚体のブロックの外皮を加熱し、外皮を解凍するとともに、外皮中のコラーゲンを溶解させ、
次に、ブロックを40〜50℃のぬるま湯に浸け、この状態で外皮を擦ることによって外皮を除去し、魚肉の外側に真皮が80重量%以上残存した状態のブロックとすることを特徴とする鮫肉の加工方法。 - 外皮を加熱する際に、70〜100℃の熱湯に晒すことを特徴とする、請求項2に記載の鮫肉の加工方法。
- 熱湯に晒す時間を、1〜2分とすることを特徴とする、請求項3に記載の鮫肉の加工方法。
- 生の状態の魚体のブロックの外皮を加熱し、外皮中のコラーゲンを溶解させ、
次に、ブロックを40〜50℃のぬるま湯に浸け、この状態で外皮を擦ることによって外皮を除去し、魚肉の外側に真皮が80重量%以上残存した状態のブロックとすることを特徴とする鮫肉の加工方法。 - 外皮が除去され、魚肉の外側に80重量%以上の真皮が残存した状態となっていることを特徴とする鮫肉の加工品。
Priority Applications (1)
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JP2019040699A JP2020141595A (ja) | 2019-03-06 | 2019-03-06 | 鮫肉の加工方法 |
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JP2019040699A Pending JP2020141595A (ja) | 2019-03-06 | 2019-03-06 | 鮫肉の加工方法 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4862105A (ja) * | 1971-11-22 | 1973-08-30 | ||
JP2009185263A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Aomori Prefecture | サメ頭部軟骨からのコンドロイチン−蛋白質複合体の調製方法 |
CN109105449A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-01-01 | 莆田市城厢区诚味食品有限公司 | 一种鲨鱼皮自动取肉去鳞设备及工艺 |
-
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- 2019-03-06 JP JP2019040699A patent/JP2020141595A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPS4862105A (ja) * | 1971-11-22 | 1973-08-30 | ||
JP2009185263A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Aomori Prefecture | サメ頭部軟骨からのコンドロイチン−蛋白質複合体の調製方法 |
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Non-Patent Citations (1)
Title |
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ふかの湯引き、フカのさばき方、YOUTUBE [ONLINE]、2013年02月13日、[RETRIEVED ON 2021.08, JPN6021034845, ISSN: 0004588930 * |
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