JP2020140917A - スペーサ係止構造およびコネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、図9に示された、係止手段は、コネクタハウジングに空部が設けられ、この空部の一方の内壁面に被仮係止突起、他方の内壁面に被本係止突起が入口側から順に設けられている。
フロントホルダ(スペーサ)には、空部に進入するアームが突出して設けられ、アームの一側部に被仮係止突起に係止する仮係止突起、他側部に被本係止突起に係止する本係止突起が順に設けられている。
この特許文献2の図9に記載された係止手段は、アームの中央部にスリット状の孔(中空部)が設けられ各係止突起が内側に撓むことで係止状態が変化されるようになっている。
このようにスペーサの仮係止位置および本係止位置における保持力が低下すると、製造工程間の運搬時の取扱いによって受ける衝撃等によって係止状態が変化してしまう。
例えば、スペーサの係止状態が、仮係止位置から本係止位置に係止状態が変化した場合、スペーサを仮係止位置に戻して作業を行う必要があり、作業負荷が増える原因になっていた。
従って、本発明に係るスペーサ係止構造は、コネクタハウジングの端子収容室内に端子を係止するための係止部を有するスペーサのコネクタハウジングへの本係止位置、および、仮係止位置における保持力の低下を防止することができる。
従って、本発明に係るコネクタは、コネクタハウジングの端子収容室内に端子を係止するための係止部を有するスペーサのコネクタハウジングへの本係止位置、および、仮係止位置における保持力の低下を防止することができる。
なお、説明の便宜上、図1に示した座標軸のように上下前後左右方向を定める。
このコネクタ100は、電線付き端子30の端子40がコネクタハウジング10の端子収容室11内に収容され、バスバー端子110に電気的に接続されることによってジョイント回路が形成されるようになっている。
また、本発明の実施例に係るスペーサ係止構造1は、スペーサ20をコネクタハウジング10に仮係止位置、および、本係止位置で係止するためコネクタ100に組み込まれた係止構造である。
電線付き端子30の端子40は、図1に示すように、公知の雌型の端子であり、バスバー端子110のタブ部110aが筒内で接続される角筒状の相手端子接続部41と、電線Wが接続される電線接続部42と、相手端子接続部41と電線接続部42と間を繋ぐ繋ぎ部43と、を有する。
つまり、端子40は、繋ぎ部43の開口43a側を端子収容室11の下壁でもあるコネクタハウジング10の下壁10c側に向けた状態で端子収容室11内に収容される。
コネクタハウジング10は、絶縁樹脂製のブロック体であり、複数の端子40が収容される複数の端子収容室11と、スペーサ20の挿入口となるスペーサ挿入口15と、スペーサ挿入口15へのスペーサ20の挿入にともなって、スペーサ20の後述する一対の弾性係止アーム23がそれぞれ挿入される一対のアーム挿入空間12、12と、を有する。
各端子40は、コネクタハウジング10の端子挿入口11cから端子収容室11内に挿入されるようになっている。
この係止ランスは、スペーサ挿入口15よりも前方側に設けられている。
被仮係止突起13は、一対の空間内壁面12a、12aのうち、コネクタハウジング10の幅方向外側の空間内壁面12aに形成されている。
被本係止突起14は、一対の空間内壁面12a、12aのうち、コネクタハウジング10の幅方向内側の空間内壁面12aに形成されている。
また、被仮係止突起13および被本係止突起14のそれぞれは、上面側の面が、仮係止突起24および本係止突起25との係り代を確保しやすい水平な面になっている。
スペーサ20は、絶縁樹脂製であり、スペーサ挿入口15を塞ぐ壁となる底壁21と、底壁21の幅方向両端面より内側に立設された一対の側壁22、22と、を有する。
各弾性係止アーム23は、中空部分なくコネクタハウジング10への挿入方向Dに延びる弾性アーム本体23aの表裏の関係にある両側面23b、23bの一方の側面23bに設けられた仮係止突起24と、他方の側面23bに仮係止突起24に対して挿入方向Dで間隔を隔てて設けられた本係止突起25と、を含む。
本係止突起25は、弾性アーム本体23aの先端部に内側に向けて突設されている。
まず、作業者は、スペーサ20をコネクタハウジング10の仮係止位置に取り付ける。
ここで作業者は、スペーサ20をコネクタハウジング10のスペーサ挿入口15を臨む位置に底壁21の上面を向けた姿勢で、一対の弾性係止アーム23、23を先端から各アーム挿入空間12に挿入開始する。
各アーム挿入空間12に挿入開始された各弾性係止アーム23は、仮係止突起24が被仮係止突起13にのりあげることによって、仮係止突起24が形成された側面23bに対して背面側に弾性アーム本体23aが撓む。
各アーム挿入空間12に挿入開始された各弾性係止アーム23は、仮係止突起24が被仮係止突起13をのり越えたところで、撓んでいた弾性アーム本体23aが弾性的に復元されることによって仮係止突起24が被仮係止突起13に係止する(図9参照)。
このように、各弾性係止アーム23は、壁を撓ませながら圧入的に各アーム挿入空間12に挿入される。
なお、スペーサ20が仮係止位置の状態では、スペーサ20の底壁21がコネクタハウジング10の下壁10cから下方に突出した状態であるため、作業者は、端子40が端子収容室11に収容完了していないことを確認できる(図8、図9参照)。
スペーサ20が仮係止位置の状態では、端子40をコネクタハウジング10の端子挿入口11cから各端子収容室11内に挿入するための端子40の挿入経路が確保されている。
このため、作業者は、スペーサ20が仮係止位置の状態で、各端子40を対応するそれぞれの端子収容室11内に収容することができる。
このようにして各端子収容室11に収容された端子40は、コネクタハウジング10の係止ランスによって係止される。
ここで作業者は、一対の弾性係止アーム23を仮係止位置からさらに各アーム挿入空間12の内方に向けて挿入する。
各アーム挿入空間12の奥に挿入された各弾性係止アーム23は、本係止突起25が被本係止突起14にのりあげることによって、本係止突起25が形成された側面23bに対して背面側に弾性アーム本体23aが撓み、本係止突起25が被本係止突起14をのり越えたところで、撓んでいた弾性アーム本体23aが弾性的に復元されることによって本係止突起25が被本係止突起14に係止する(図11参照)。
このように、各弾性係止アーム23は、壁を撓ませながら圧入的に対応する各アーム挿入空間12の奥に挿入される。
より具体的には、係止部21bが端子40の相手端子接続部41の繋ぎ部43と接続される側の端面41aの後方位置に配置される。これにより、端子収容室11内の端子40が端子挿入口11c側に移動されると、相手端子接続部41の端面41aが係止部21bに当接されることによって端子40の移動が阻止される。
このため、挿入力が増大することを抑えることができ、作業者は、スペーサ20をコネクタハウジング10に容易に挿入することができる。
このように、背面側の本係止突起25が、背面側の空間内壁面12aに当接されることによって支えとなり、弾性アーム本体23aの可撓変位量が小さくなり、仮係止突起24と被仮係止突起13との係止の保持力が高められている。
このように、背面側の仮係止突起24が、背面側の空間内壁面12aに当接されることによって支えとなり、弾性アーム本体23aの可撓変位量が小さくなり、本係止突起25と被本係止突起14との係止の保持力が高められている。
従って、本発明に係るスペーサ係止構造1は、コネクタハウジング10の端子収容室11内に端子40を係止するための係止部を有するスペーサ20のコネクタハウジング10への本係止位置、および、仮係止位置における保持力の低下を防止することができる。
従って、本発明に係るコネクタ100は、コネクタハウジング10の端子収容室11内に端子40を係止するための係止部を有するスペーサ20のコネクタハウジング10への本係止位置、および、仮係止位置における保持力の低下を防止することができる。
10 コネクタハウジング
10a 前端面
10b 後端面
10c 下壁
11 端子収容室
11c 端子挿入口
12 アーム挿入空間
12a 空間内壁面
12b アーム挿入口
13 被仮係止突起
14 被本係止突起
15 スペーサ挿入口
20 スペーサ
21 底壁
21a 隔壁
21b 係止部
22 側壁
23 弾性係止アーム
23a 弾性アーム本体
23b 側面
24 仮係止突起
25 本係止突起
30 電線付き端子
40 端子
41 相手端子接続部
41a 端面
42 電線接続部
43 繋ぎ部
43a 開口
100 コネクタ
110 バスバー端子
110a タブ部
Claims (2)
- 中空部分なくコネクタハウジングへの挿入方向に延びる弾性アーム本体の表裏の関係にある両側面の一方の前記側面に設けられた仮係止突起と、他方の前記側面に前記仮係止突起に対して前記挿入方向で間隔を隔てて設けられた本係止突起と、を含んでスペーサの両側部に設けられた一対の弾性係止アームと、
前記一対の弾性係止アームが挿入される前記コネクタハウジングの一対のアーム挿入空間に前記両側面に向かい合うように形成された一対の空間内壁面の一方の前記空間内壁面に仮係止位置で前記仮係止突起が係止されるように形成された被仮係止突起と、他方の前記空間内壁面に前記被仮係止突起に対して前記挿入方向で間隔を隔てた本係止位置で前記本係止突起が係止されるように形成された被本係止突起と、
を有し、
前記弾性アーム本体が係止状態の前記仮係止突起あるいは前記本係止突起が形成された前記側面に対して背面側に撓みながら係止状態が変化される場合、前記背面側の前記仮係止突起あるいは前記本係止突起が前記背面側の前記空間内壁面に当接される
ことを特徴とするスペーサ係止構造。 - 中空部分なくコネクタハウジングへの挿入方向に延びる弾性アーム本体の表裏の関係にある両側面の一方の前記側面に設けられた仮係止突起と、他方の前記側面に前記仮係止突起に対して前記挿入方向で間隔を隔てて設けられた本係止突起と、を含む一対の弾性係止アームが両側部に設けられたスペーサと、
前記一対の弾性係止アームが挿入される一対のアーム挿入空間に前記両側面に向かい合うように形成された一対の空間内壁面の一方の前記空間内壁面に仮係止位置で前記仮係止突起が係止される被仮係止突起が形成され、他方の前記空間内壁面に前記被仮係止突起に対して前記挿入方向で間隔を隔てた本係止位置で前記本係止突起が係止される被本係止突起が形成されたコネクタハウジングと、
を有し、
前記弾性アーム本体が係止状態の前記仮係止突起あるいは前記本係止突起が形成された前記側面に対して背面側に撓みながら係止状態が変化される場合、前記背面側の前記仮係止突起あるいは前記本係止突起が前記背面側の前記空間内壁面に当接される
ことを特徴とするコネクタ。
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