JP2020138339A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常モードと省電力モードにおけるドアの開閉検知を1つの回路で行うこと。【解決手段】24ボルト、又は6ボルトを出力する低電圧電源29と、低電圧電源29に接続され、ドア27が開状態の場合には低電圧電源29の出力電圧を出力し、ドア27が開状態の場合には低電圧電源29の出力電圧を遮断するスイッチ28と、スイッチ28を介して出力される低電圧電源29の出力電圧を分圧した電圧を出力する分圧抵抗Ra、Rbと、通常モードの場合には24ボルトを出力し、省電力モードの場合には6ボルトを出力するように低電圧電源29の出力電圧の切替えを制御するCPU100と、を備え、CPU100は、低電圧電源29の出力電圧に応じて、分圧抵抗Ra、Rbの抵抗値を切り替えるスイッチ104、内部抵抗Rinを有し、スイッチ104、内部抵抗Rinにより切り替えられた抵抗値により分圧された電圧に基づいてドア27の開閉状態を検知する。【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置を備える画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の内部にアクセスするためのドアを有する画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置には、ユーザやサービスマンが画像形成装置内部にアクセスするための開閉自在の保守用のドア(扉)が設けられている。そして、ユーザやサービスマンは、ドアを開けて、例えば、搬送路を搬送中に用紙の紙詰まりが発生した場合のジャム処理や、カートリッジ容器等の消耗品交換を行う。また、画像形成装置は、ドアが開けられた際に、電源装置からモータや高電圧回路等の駆動機構への電力供給を遮断するインターロック機構を備えている。このインターロック機構はドアの開閉操作と連動しており、ドアが開かれたときには電源装置から画像形成装置内の各部への電力供給を遮断することで、上述した駆動機構の動作を停止させる。更に、画像形成装置の制御部は、ドアが開いたことを検知すると、各部の動作を停止させる制御を実行することにより、ユーザやサービスマンが誤って感電してしまう等の状況の発生を防止することができる。ドアの開閉検知方法については、例えば特許文献1や特許文献2では、ユーザがドア開閉後に画像形成を行う際に、画像形成装置が支障なく画像形成動作を実行することができるような提案がなされている。
図10は、従来のドア開閉検知の構成を説明する図である。図10において、交流電圧Vacより直流電圧Vaを出力する低電圧電源29は、ドアの開閉状態と連動したスイッチ31を介して、モータ24、高電圧回路30等に電力を供給する。スイッチ31は、ドアが閉状態のときに低電圧電源29から出力される電圧Vaをモータ24等に供給するため、スイッチ31の下流側の電圧Vbは電圧Vaと同じ電圧値となる。一方、ドアが開状態のときはスイッチ31により下流側への電力供給が遮断されるため、電圧Vbは0ボルトとなる。そのため、CPU300はスイッチ31を介して出力される電圧Vbをモニタすることで、ドアの開閉状態の検知を行うことができる。
近年の画像形成装置では、画像形成を実行中の状態である通常モードと、画像形成を行わずに待機している状態の省電力モードの2つの切替え可能な動作モードを有している。通常モードと省電力モードでは、低電圧電源29が出力する電圧Vaが異なり、出力電圧Vaの切替えは、CPU300から出力されるLVM信号により行われ、動作モードにより電圧Vbも電圧Vaに応じて切り替わる。そのため、CPU300は、各動作モードでの電圧Vbに適したドア開閉検知回路をそれぞれ設けて、通常モードの場合は回路1を介して、省電力モードの場合は回路2を介して、ドアの開閉状態の検知を行う。なお、図10の詳しい説明は後述する。
特開2004−138893号公報 特開2009−198708号公報
しかしながら、上述した従来のドア開閉検知方法では、ドアの開閉状態を検知する回路を通常モード用と省電力モード用に設ける必要があり、回路部品数も約2倍となり、回路を実装する基板面積の増大やコストアップという課題が生じる。更に、CPU300は、ドアの開閉状態が入力される入力ポートも動作モード毎に用意する必要があり、入力ポート数が不足している場合には、入力ポート数の多い高価なCPUを選択せざるを得ないというコストアップの課題も生じる。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、通常モードと省電力モードにおけるドアの開閉検知を1つの回路で行うことを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、以下の構成を備える。
(1)装置内部にアクセスするために開閉自在に設けられた扉を有し、画像形成を行う通常モードと、画像形成に備えて待機状態の省電力モードと、を切替え可能な画像形成装置であって、第一の電圧、又は前記第一の電圧よりも低い第二の電圧を出力する電源装置と、前記電源装置に接続され、前記扉が開状態の場合には前記電源装置の出力電圧を出力し、前記扉が開状態の場合には前記電源装置の出力電圧の出力を遮断するスイッチ手段と、前記スイッチ手段を介して出力される前記電源装置の出力電圧を分圧する分圧抵抗を有し、前記出力電圧を前記分圧抵抗により分圧した電圧を出力する分圧手段と、前記電源装置が前記通常モードの場合には前記第一の電圧を出力し、前記省電力モードの場合には前記第二の電圧を出力するように、前記電源装置の出力電圧の切替えを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記電源装置の出力電圧に応じて、前記分圧手段の分圧抵抗の抵抗値を切り替える切替え手段を有し、前記切替え手段により切り替えられた前記抵抗値により分圧され、前記分圧手段から出力された前記電圧に基づいて、前記扉の開閉状態を検知することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、通常モードと省電力モードにおけるドアの開閉検知を1つの回路で行うことができる。
実施例1、2の画像形成装置の構成を示す概略断面図 実施例1の画像形成装置のドアの開閉状態を検知する構成を説明する図 実施例1のCPUの構成を説明する図 実施例1の動作モード移行時各部の状態を示すタイミングチャート 実施例1の動作モード移行時の制御シーケンスを示すフローチャート 実施例2の画像形成装置のドアの開閉状態を検知する構成を説明する図 実施例2のCPUの構成を説明する図 実施例2の動作モード移行時の各部の状態を示すタイミングチャート 実施例2の動作モード移行時の制御シーケンスを示すフローチャート 従来例の画像形成装置のドアの開閉状態を検知する構成を説明する図
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[従来のドア開閉検知方法]
まず、後述する実施例との比較のために、従来の画像形成装置のドア開閉検知方法について図を用いて説明する。図10は、従来のドア開閉を検知する画像形成装置の制御構成の一例を示したものである。
図10において、低電圧電源29は、交流電源から入力された交流電圧Vacから直流の電圧Vaを生成し、スイッチ31に出力する。スイッチ31は、例えばインターロックスイッチであり、画像形成装置のドアの開閉状態と連動し、ドアが開放された状態を検知すると、スイッチをオフし、下流への電力供給を遮断する。一方、スイッチ31は、ドアが閉じられた状態では、スイッチ31をオンし、画像形成装置内の各装置を駆動するモータ24や、画像形成に必要な高電圧を生成し、出力する高電圧回路30等の駆動機構に電力を供給する。CPU300は、出力ポートOut1から出力する制御信号1、出力ポートOut2から出力する制御信号2、出力ポートOut3から出力するLVM信号により、それぞれ高電圧回路30、モータ24、低電圧電源29の制御を行い、画像形成動作を制御する。また、CPU300は、スイッチ31から出力される電圧Vbに基づいてドアの開閉状態を検知するため、回路1、回路2を有している。スイッチ31は、ドアが閉状態のときにはモータ24等に電力供給を行うため、スイッチ31の出力端子の電圧Vbは、入力端子の電圧Vaと同じ電圧値となる。一方、ドアが開状態のときにはスイッチ31はオフし、モータ24等への電力供給が遮断されるため、出力端子の電圧Vbは0V(ボルト)となる。そのため、CPU300は、回路1、回路2を介して、スイッチ31から出力される電圧Vbをモニタすることで、ドアの開閉状態の検知を行うことができる。そして、CPU300は、画像形成動作中にドアの開状態を検知した場合には、高電圧回路30やモータ24等の各装置の動作停止処理を行う。
近年の画像形成装置は、画像形成動作を実行するときの通常モードと、画像形成に備えて待機状態の省電力モードの2つの切替え可能な動作モードを有している。また、通常モードと省電力モードでは、低電圧電源29から出力される直流電圧Vaの電圧値は異なり、CPU300は、各動作モードに応じた直流電圧が低電圧電源29から出力されるように、低電圧電源29にLVM信号を出力して出力電圧の切替えを行う。これにより、低電圧電源29の出力電圧Vaの電圧値は、通常モードではVa1ボルトとなり、省電力モードではVa2ボルトとなる。そして、CPU300は、スイッチ31から出力される電圧Vbの検知を通常モードの場には回路1を介して行い、省電力モードの場合には回路2を介して行う。
まず、通常モード時のドア開閉検知方法について説明する。通常モード時では、低電圧電源29からは、電圧がVa1ボルトの直流電圧Vaが出力される。ドアが閉状態の場合には、電圧Vbの電圧値は直流電圧Vaと同じく、Va1ボルトとなる。回路1は、入力される電圧Vbを分圧する分圧抵抗Ru、Rdを有している。分圧電圧V3は、電圧Vbを分圧抵抗Ru、Rdで分圧した電圧であり、CPU300の入力ポートIn5に入力される。なお、分圧抵抗Ru、Rdの抵抗値は、ドアの開閉状態に関わらず、分圧電圧V3がCPU300の入力ポートIn5の定格入力電圧の範囲内(定格電圧以下)となるように設定されている。また、分圧抵抗Ru、Rdの抵抗値は、入力ポートIn5の入力電圧が、ドアが閉状態のときにはハイレベルとなり、ドアが開状態のときにはローレベルとなるように設定されている。これにより、CPU300は、入力ポートIn5の入力電圧がハイレベル、すなわち電圧VbがVa1ボルトの場合には、ドアが閉状態であることを検知することができる。一方、ドアが開状態の場合には、スイッチ31はオフし、電圧Vbが0ボルトとなる。そのため、CPU300は、入力ポートIn5の入力電圧がローレベル、すなわち電圧Vbが0ボルトで、分圧された分圧電圧V3も0ボルトの場合には、ドアが開状態であることを検知することができる。
次に、省電力モード時のドア開閉検知方法について説明する。省電力モード時では、低電圧電源29からは、電圧がVa2ボルトの直流電圧Vaが出力される。ドアが閉状態の場合には、電圧Vbの電圧値は直流電圧Vaと同じく、Va2ボルトとなる。なお、省電力モード時の電圧Va2と通常モードの電圧Va1の大小関係は、Va2<Va1となる。上述したように、回路1の抵抗Ru、Rdは電圧VbがVa1ボルトに適した抵抗値が設定されている。そのため、回路1に省電力モード時の電圧VbのVa2ボルトが入力されると、ドアの開閉状態に応じた分圧電圧V3が生成されず、CPU300がドアの開閉状態を正しく検知できない可能性がある。そのため、省電力モードでは、CPU300は回路2を用いてドアの開閉状態の検知を行う。
回路2は、ベース端子に電圧Vbが入力されるトランジスタTr1と、一端が電源電圧Vccに接続され、他端がトランジスタTr1のコレクタ端子とCPU300の入力ポートIn6とに接続された抵抗Rpを有している。なお、抵抗Rpの抵抗値、及びトランジスタTr1の定数は、回路1と同様に、ドアの開閉状態にかかわらず、CPU300の入力ポートIn6に定格入力電圧の範囲内の信号(電圧)が入力されるように設定されている。ドアが閉状態の場合には、スイッチ31がオンし、スイッチ31の出力端子には、低電圧電源29から出力されるVa2ボルトの直流電圧Vaが電圧Vbとして出力される。電圧Vbは回路2のトランジスタTr1のベース端子に入力されることで、トランジスタTr1がオンし、CPU300の入力ポートIn6には、ローレベルの信号(電圧)が入力される。一方、ドアが開状態の場合には、スイッチ31がオフし、スイッチ31の出力端子の電圧は0ボルトとなる。その結果、回路2のトランジスタTr1はオフ状態となり、CPU300の入力ポートIn6には、ハイレベルの信号(電圧)が入力される。これにより、省電力モードの場合には、CPU300は、入力ポートIn6の入力信号(電圧)がローレベルの場合にはドアが閉状態であり、入力ポートIn6の入力信号(電圧)がハイレベルの場合にはドアが開状態であることを検知することができる。このように、従来の画像形成装置では、ドアの開閉状態を検知する回路を通常モード、省電力モード毎に設け、ドアの開閉状態の検知を行っている。
[画像形成装置の構成]
図1は、実施例1の画像形成装置の一例である、電子写真プロセスを利用したレーザビームプリンタ50の構成を示す概略断面図である。図1(a)は、レーザビームプリンタ50の内部にアクセスするために開閉自在に設けられたドア27を閉じた状態を示すレーザビームプリンタ50の断面図であり、図1(b)は、ドア27を開けた状態を示すレーザビームプリンタ50の断面図である。カートリッジ9は、感光ドラム5、帯電ローラ6、現像スリーブ7、トナー8、クリーニングブレード11を備えた廃トナー容器12が一体化され、レーザビームプリンタ50に対して着脱自在の構成となっている。感光ドラム5上には、レーザスキャナ14からの走査により静電潜像が形成される。帯電ローラ6は、感光ドラム5の表面を所定の電位に帯電する。現像スリーブ7は、感光ドラム5上の静電潜像にトナー8を付着させ、トナー像を形成させる。クリーニングブレード11は、感光ドラム5上のトナーを剥ぎ取り、廃トナー容器12に収容する。また、レーザスキャナ14は、レーザ光で感光ドラム5の表面を走査し、静電潜像を形成させる。転写ローラ10は、感光ドラム5との当接により形成されるニップ部Aに搬送された用紙1に、感光ドラム5上に形成されたトナー像を転写する。
定着器18は、用紙1上に転写されたトナー像を用紙1に定着させるための定着ローラ19、加圧ローラ20が一体化された構成を有している。定着ローラ19は、その内側に、ヒータ22、ヒータ22により加熱される定着フィルム21、ヒータ22の温度を検知するサーミスタ23を備えている。ヒータ22の温度はサーミスタ23によって検知され、ヒータ22は、一定の温度を維持するように温度制御が行われる。定着器18は、ヒータ22により加熱された定着フィルム21の熱により、用紙1上のトナー像を加熱するとともに、定着ローラ19と加圧ローラ20により加圧することにより、用紙1に転写されたトナー像を固着させるフィルム加熱方式を採用している。
カートリッジ9には、不揮発メモリ17が設けられており、例えばトナー8の残量などのカートリッジ9に関する情報が記録される。不揮発メモリ17への情報の書き込みは、接点アーム16に設けられた接点15が不揮発メモリ17の所定の位置に接触することにより行われる。また、レーザビームプリンタ50には、ドア27が開いた状態(開状態)と閉じた状態(閉状態)を検知するためのスイッチ手段であるスイッチ28が設けられている。スイッチ28は、例えば、インターロックスイッチであり、ドア27が開状態のときにはオフ状態(図1(b)参照)、閉状態のときにはオン状態となる(図1(a)参照)。また、接点15、接点アーム16も、ドア27の開閉動作と機械的に連動しており、ドア27が閉状態(図1(a))から開状態(図1(b))への状態遷移に連動して回動する。その結果、接点15は、不揮発メモリ17の所定の位置に接触した状態(図1(a))から、不揮発メモリ17の所定の位置から離間して非接触状態(図1(b))となる。モータ24は、レーザビームプリンタ50の駆動源であり、複数のギア(不図示)を介して、レーザビームプリンタ50内の各装置を駆動する。また、コントローラ26は、レーザビームプリンタ50における画像形成動作を制御する。
[画像形成動作の概要]
次に、図1(a)を用いてレーザビームプリンタ50の画像形成動作について説明する。画像形成を行う場合には、まず、モータ24を駆動して、レーザビームプリンタ50の画像形成に必要な各装置を駆動させる。次に、帯電ローラ6により、感光ドラム5の表面を所定の電位に帯電する。帯電された感光ドラム5は、画像データに応じてレーザスキャナ14から照射されたレーザ光13により露光され、感光ドラム5の表面に静電潜像が形成される。感光ドラム5上に形成された静電潜像は、現像スリーブ7によってトナー8が付着され、トナー像が形成される。感光ドラム5上に形成されたトナー像は、感光ドラム5と転写ローラ10とにより、搬送された用紙1が狭持されるニップ部Aまで移動する。一方、給紙部に載置された用紙1は、ピックアップローラ2によってピックアップされ、搬送ローラ3、4によってニップ部Aへと搬送される。その後、ニップ部Aにおいて感光ドラム5上のトナー像が用紙1に転写される。未定着のトナー像が転写された用紙1は定着器18に搬送され、トナー像は定着器18の定着ローラ19及び加圧ローラ20によって加熱、加圧され、用紙1に定着される。定着器18を通過した用紙1は、その後、レーザビームプリンタ50の外部に排出される。
[画像形成装置の制御構成]
図2は、上述した図1のレーザビームプリンタ50の制御構成を説明する図である。図2では、前述した図10と同じ構成には同じ符号を付すことで、ここでの説明を省略する。CPU100は、出力ポートOut1から出力する制御信号1、出力ポートOut2から出力する制御信号2、出力ポートOut3から出力するLVM信号により、それぞれ高電圧回路30、モータ24、低電圧電源29の制御を行い、画像形成動作を制御する。また、制御手段であるCPU100には、ワークメモリであるRAM102と、CPU300を制御するプログラムが格納されたROM101が接続されている。CPU100は、ROM101に記憶されている各種プログラムを実行し、RAM102を作業領域として使用して種々の制御を行う。なお、CPU100、ROM101、RAM102は、上述したコントローラ26に収容されている。
図2において、スイッチ28の上流側の端子Suは、直流電圧Va(以下、電圧Vaとする)を出力する低電圧電源29の出力端子に接続されている。スイッチ28は、ドア27の開閉状態と連動して、モータ24、高電圧回路30等の駆動機構へ電力供給又は遮断を行う。スイッチ28はドア27が閉状態のときにオンし、上流側の端子Suと下流側の端子Sdとが接続されるため、下流側の端子Sdの電圧Vbは電圧Vaと同じ電圧値となる。一方、ドア27が開状態のときにはスイッチ28はオフし、端子Suと端子Sdとの接続が遮断されるため、端子Sdには電力が供給されず、端子Sdの電圧Vbは0ボルトとなる。また、端子Sdの電圧Vbに基づいてドア27の開閉状態を検知するため、CPU100の汎用入力ポート(入力端子)In3には、電圧Vbを抵抗Ra、Rbで分圧した分圧電圧V1が入力される。なお、分圧手段である抵抗Ra、Rbの抵抗値は、ドア27の開閉状態やレーザビームプリンタ50の動作モードにかかわらず、分圧電圧V1がCPU100の汎用入力ポートIn3の定格入力電圧の範囲内となるように設定されている。CPU100は、汎用入力ポートIn3から入力された分圧電圧V1に基づいて、ドア27の開閉状態の検知を行う。CPU100は、画像形成動作中にドア27の開状態を検知した場合には、制御信号1、制御信号2により、それぞれモータ24や高電圧回路30の停止処理を行う。
[CPUの内部構成]
図3は、CPU100の内部構成を説明する模式図である。CPU100では、汎用入力ポートIn3から入力された分圧電圧V1は、CPU100内部で画像形成動作を制御するための演算処理や制御処理を行う判断部としてのコア103に入力される。CPU100の電源端子には電源電圧Vcc(本実施例では、3.4ボルト)が入力される。コア103は、汎用入力ポートIn3から入力される分圧電圧V1の電圧値が2.6ボルト以上の場合にはハイレベルとして検知し、0.8ボルト以下の場合にはローレベルとして検知する。また、CPU100は、内部に切替え手段である抵抗や電界効果トランジスタ(FETともいう)を実装追加し、カスタム化が可能なICである。CPU100の内部には、一端が汎用入力ポートIn3に接続され、他端がスイッチ104の一端に接続された内部抵抗である抵抗Rinと、他端がグランド(GND)に接続され、コア103により制御されるスイッチ104が設けられている。コア103がスイッチ104をオンし、抵抗Rinを汎用入力ポートIn3とグランドとの間にプルダウン接続すると、抵抗Rinは分圧抵抗Rbと並列に接続されることになる。これにより、電圧Vbを分圧する分圧抵抗値が切り替えられることになる。なお、本実施例では、抵抗Rinの抵抗値は、33kΩとする。
[通常モードと省電力モード]
レーザビームプリンタ50は、主に画像形成動作を実行するときの通常モードと、画像形成動作を行わない待機状態のときの省電力モードを備えている。そして、通常モードと省電力モードの切替えが行われる場合には、低電圧電源29が出力する電圧Vaも、CPU100の出力ポートOut3から出力されるLVM信号によって切替えが行われる。CPU100は、通常モードの場合にはローレベルのLVM信号を出力し、省電力モードの場合にはハイレベルのLVM信号を出力する。本実施例では、低電圧電源29は、通常モードでは24ボルト(第一の電圧)の直流の電圧Vaを出力し、省電力モードでは6ボルト(第二の電圧)の直流の電圧Vaを出力する。なお、CPU100の電源端子に入力される電源電圧Vccは、通常モード、省電力モードに関係なく、常に同じ電圧値(本実施例では3.4ボルト)である。
次に、通常モード及び省電力モードにおけるドア27の開閉検知方法について説明する。ここで、抵抗Ra、Rbの抵抗値は、それぞれ198kΩに設定されているものとする。なお、抵抗Ra、Rbの抵抗値の決め方については後述する。
(通常モード時のドア開閉検知)
まず、通常モードにおけるドア27の開閉検知方法について説明する。上述したように、通常モードでは、低電圧電源29が出力する電圧Vaは24ボルトであり、ドア27が閉状態の場合はスイッチ28がオン状態で入力端子Suと出力端子Sdとは接続されるため、電圧Vbも24ボルトとなる。また、CPU100は、通常モードではスイッチ104をオンし、一端が汎用入力ポートIn3に接続された抵抗Rinの他端をグランドに接続する。これにより、抵抗Rbと抵抗Rinとは並列に接続される。そのため、並列に接続された抵抗Rbと抵抗Rinとの合成抵抗値Rsは、次の(式1)により算出される。
Rs=(Rb×Rin)÷(Rb+Rin)・・・(式1)
なお、(式1)中のRb、Rinは、それぞれ抵抗Rb、抵抗Rinの抵抗値を示すものとする。本実施例の場合には、(式1)により算出される合成抵抗値Rsは28.3kΩ(=((198kΩ×33kΩ)÷(198kΩ+33kΩ)))となる。したがって、汎用入力ポートIn3に入力される分圧電圧V1は、次の(式2)により算出される。
V1=Vb×(Rs÷(Ra+Rs))・・・(式2)
なお、(式2)中のRaは、抵抗Raの抵抗値を示すものとする。本実施例の場合には、(式2)により算出される分圧電圧V1は3.0ボルト(=24ボルト×(28.3kΩ÷(198kΩ+28.3kΩ)))となる。汎用入力ポートIn3からコア103に入力される分圧電圧V1がハイレベルの閾値である2.6ボルト以上の電圧とであるため、コア103は、分圧電圧V1がハイレベルであるため、ドア27が閉状態であることを検知する。一方、ドア27が開状態の場合には、スイッチ28はオフ状態となり、入力端子Suと出力端子Sdとは非接続状態となる。そのため、電圧Vbは0ボルトとなり、分圧電圧V1も0ボルトとなる。その結果、汎用入力ポートIn3にはローレベルの閾値である0.8ボルト以下の電圧が入力されるため、コア103は分圧電圧V1がローレベルであるため、ドア27が開状態であることを検知する。
(省電力モード時のドア開閉検知)
続いて、省電力モードにおけるドア27の開閉検知方法について説明する。省電力モードでは、低電圧電源29が出力する電圧Vaは6ボルトであり、ドア27が閉状態の場合はスイッチ28がオン状態で入力端子Suと出力端子Sdとは接続されるため、電圧Vbも6ボルトとなる。また、CPU100は、省電力モードではスイッチ104をオフし、一端が汎用入力ポートIn3に接続された抵抗Rinの他端はグランドに接続されていない非接続状態となる。したがって、汎用入力ポートIn3に入力される分圧電圧V1は、次の(式3)により算出される。
V1=Vb×(Rb÷(Ra+Rb))・・・(式3)
なお、(式2)中のRa、Rbは、それぞれ抵抗Ra、Rbの抵抗値を示すものとする。本実施例の場合には、(式3)により算出される分圧電圧V1は3.0ボルト(=6ボルト×(198kΩ÷(198kΩ+198kΩ)))となる。通常モードの場合と同様に、コア103は分圧電圧V1がハイレベルであるため、ドア27が閉状態であることを検知する。一方、ドア27が開状態の場合には、スイッチ28はオフ状態となり、入力端子Suと出力端子Sdとは非接続状態となる。そのため、電圧Vbは0ボルトとなり、分圧電圧V1も0ボルトとなる。その結果、コア103は分圧電圧V1がローレベルであるため、ドア27が開状態であることを検知する。
このように、本実施例では、通常モード又は省電力モードのどちらのモードにおいても、分圧電圧V1が、ドア27が閉状態のときには2.6ボルト以上、ドア27が開状態のときに0.8ボルト以下となるように抵抗Ra、Rb、Rinが設定されている。更に、ドア27の開閉状態や動作モードが通常モード又は省電力モードにかかわらず、分圧電圧V1がCPU100の汎用入力ポートIn3の定格入力電圧の範囲内となるように設定されている。一般的に、CPUの汎用入力ポートの定格入力電圧の上限値は、電源電圧Vcc+数百mV程度であり、抵抗Ra、抵抗Rb、抵抗Rinの各抵抗値は定格入力電圧の上限値を超えないことが望ましい。
[通常モードと省電力モードの切替えタイミング制御]
次に、通常モードと省電力モードの切替えタイミングの制御について説明する。上述したように、通常モードから省電力モード、又は省電力モードから通常モードへモードを切り替えて移行する際には、コア103は、次の処理を行う。すなわち、コア103は、低電圧電源29の出力電圧Vaを切り替えるためにLVM信号のハイレベル・ローレベルの切替えを行う。更に、コア103は、抵抗Rinの接続、非接続状態を切り替えるため、スイッチ104のオン・オフ状態の設定を切り替える。しかしながら、コア103による処理は、毎回、2つの状態設定を同時のタイミングで切り替えられるとは限られておらず、場合によっては、切替え時に1ms(ミリ秒)程度のタイミングのずれが生じてしまうことがある。その場合、コア103が汎用入力ポートIn3の入力電圧によりドア27の開閉状態を誤検知してしまう可能性がある。そのため、予め2つの状態設定の切替えタイミングを決めておき、ドア27の開閉状態の誤検知を回避する方法が必要となる。
図4は、通常モードから省電力モード、省電力モードから通常モードへ動作モードを移行するときの各信号の状態、各電圧の状態、ドア27の開閉状態を示すタイミングチャートである。図4において、(a)はレーザビームプリンタ50の動作モード(通常モード、省電力モード)の区間を矢印で示した図であり、(b)は、ドア27の開閉状態を示した図であり、ドア27は図4では閉状態(図中、閉と表示)のままとなっている。(c)は、後述する(e)の分圧電圧V1により示される電圧に基づいて、コア103によるドア27の状態の検知結果を示した図であり、(d)は、低電圧電源29の出力電圧Vb(24V又は6V)を示した図である。(e)は、CPU100の汎用入力ポートIn3に入力される分圧電圧V1の電圧を示した図であり、図中、3V(H)は電圧がハイ(H)レベルの3ボルトを表しており、0.75V(L)は電圧がロー(L)レベルの0.75ボルトを表している。(f)は、コア103から出力されるLVM信号のレベルを示しており、図中Hはハイレベル、Lはローレベルを示す。(g)は抵抗Rinの接続状態を示し、図中「接続」はコア103がスイッチ104をオンし抵抗Rinがプルダウン接続された状態を表し、「非接続」はコア103がスイッチ104をオフし抵抗Rinがプルダウン接続されていない非接続状態を表している。また、図4の横軸は時間軸(T)であり、T401〜T404は時間(タイミング)を示す。
図4において、タイミングT401より前の時間では、レーザビームプリンタ50が画像形成動作を行っている通常モードの状態を示している。そのため、ドア27は閉状態であり((b)参照)、コア103からはローレベルのLVM信号が出力されており((f)参照)、これにより、スイッチ28を介して、低電圧電源29から出力された24ボルトの電圧Vbが入力されている((d)参照)。その結果、分圧電圧V1は3ボルトとなり((e)参照)、コア103は分圧電圧V1の電圧により、ドア27は閉状態であることを検知している((c)参照)。
タイミングT401となり、画像形成動作が終了すると、コア103は通常モードから省電力モードに切り替えるために、コア103は、LVM信号をローレベルからハイレベルに切り替える((f)参照)。これにより、低電圧電源29から出力される電圧Vaは24ボルトから6ボルトに切り替えられ、スイッチ28を介して、6ボルトの電圧Vbが入力される((d)参照)。続いて、タイミングT402では、コア103は、スイッチ104をオフし、抵抗Rinをプルダウン接続状態から非接続の状態に切替え((g)参照)、レーザビームプリンタ50は省電力モードの状態に移行する。
ところで、タイミングT401からタイミングT402の間では、電圧Vbは6ボルトであるが、抵抗Rinはプルダウン接続された状態である。そのため、CPU100の汎用入力ポートIn3に入力される分圧電圧V1は、上述した(式2)により0.75ボルト(=6ボルト×(28.3kΩ÷(198kΩ+28,3kΩ)))となる。分圧電圧V1が0.75ボルトであり、コア103がローレベルと判断する閾値0.8ボルトよりも低い電圧となるため、コア103は分圧電圧V1がローレベルであるため、ドア27が開状態であると誤検知することになる。そこで、本実施例では、通常モードから省電力モードに切り替える際には、コア103は、次のような処理を行う。すなわち、コア103は、LVM信号のローレベルからハイレベルへの切替え後、スイッチ104の制御により抵抗Rinの接続状態から非接続状態への切替えが完了するまでは、分圧電圧V1に基づくドア27の開閉状態の検知を行わないものとする。そのため、タイミングT401からタイミングT402までの期間は、ドア開閉検知無効期間としている。
次にタイミングT403になり、印刷ジョブが入力されて画像形成動作が要求されると、コア103は省電力モードから通常モードに切り替えるために、スイッチ104をオンし、抵抗Rinを非接続状態からプルダウン接続状態に切替える((g)参照)。続いて、タイミングT404では、コア103は、LVM信号をハイレベルからローレベルに切り替える((f)参照)。これにより、低電圧電源29から出力される電圧Vaは6ボルトから24ボルトに切り替えられ、スイッチ28を介して、24ボルトの電圧Vbが入力され((d)参照)、レーザビームプリンタ50は通常モードの状態に移行する。
ところで、タイミングT403からタイミングT404の間では、上述したタイミングT401からタイミングT402までの期間と同様に、電圧Vbは6ボルトであるが、抵抗Rinはプルダウン接続状態となる。そのため、分圧電圧V1がローレベルの0.75ボルトとなり、コア103は分圧電圧V1がローレベルであるため、ドア27が開状態であると誤検知することになる。そこで、省電力モードから通常モードに切り替える際にも、コア103は、次のような処理を行う。すなわち、コア103は、スイッチ104の制御による抵抗Rinの非接続状態から接続状態への切替え後、LVM信号のハイレベルからローレベルへの切替えが完了するまでは、分圧電圧V1に基づくドア27の開閉状態の検知を行わないものとする。そのため、タイミングT403からタイミングT404までの期間は、ドア開閉検知無効期間としている。なお、また、ドア27が開状態の場合には、スイッチ28がオフ状態となり、出力端子Sdの電圧が0ボルトとなる。そのため、LVM信号の状態及び抵抗Rinの接続状態の設定に関係なく、常に電圧Vbが0ボルトとなるため、コア103はドア27の開閉状態を誤検知することなく、ドア27の開状態を検知することができる。
[通常モードと省電力モードの切替えの制御シーケンス]
図5は、通常モードと省電力モードとを切り替える制御シーケンスを示すフローチャートである。図5に示す処理は、レーザビームプリンタ50の電源スイッチがオンされて、レーザビームプリンタ50が立ち上がると、CPU100のコア103により実行される。なお、レーザビームプリンタ50が立ち上がると、コア103は、レーザビームプリンタ50を省電力モードの状態に設定するため、LVM信号をハイレベルに設定し、スイッチ104をオフ状態に設定して、抵抗Rinを非接続状態に設定するものとする。
S501では、コア103は、外部コンピュータ等からの印刷ジョブの入力により、画像形成を実施するかどうかを判断する。コア103は、印刷ジョブの入力があり、画像形成を実施すると判断した場合には処理をS502に進め、印刷ジョブの入力がなく画像形成を実施しないと判断した場合には処理をS501に戻す。
S502では、コア103は、レーザビームプリンタ50を省電力モードから通常モードに移行させるために、スイッチ104をオン状態に設定し、抵抗Rinをプルダウン接続する。S503では、コア103は、汎用入力ポートIn3から入力される分圧電圧V1に基づいて、検知したドア27の開閉状態の結果を無効とする処理を実行する。上述したように、このときの分圧電圧V1は0.75ボルトとなり、分圧電圧V1に基づいてドア27の状態を判断すると、ドア27は開状態と誤検知されるため、ドア27の状態検知を無効とする処理が実行される。
S504では、コア103は、LVM信号をハイレベルからローレベルに切り替えて、低電圧電源29の出力電圧を6ボルトから24ボルトに切替え、通常モードへの切替えを行う。なお、コア103は、低電圧電源29から24ボルトの電圧Vaが出力されると、画像形成動作を実行するため、制御信号1により高電圧回路を起動し、制御信号2によりモータ24の駆動を行う。
S505では、コア103は、印刷ジョブにより要求された画像形成が終了したかどうか判断し、終了したと判断した場合には処理をS506に進め、画像形成が終了していない場合には処理をS505に戻す。
S506では、コア103は、レーザビームプリンタ50を通常モードから省電力モードに移行させるために、LVM信号をローレベルからハイレベルに切り替えて、低電圧電源29の出力電圧を24ボルトから6ボルトに切り替える。S507では、コア103は、汎用入力ポートIn3から入力される分圧電圧V1に基づいて、検知したドア27の開閉状態の結果を無効とする処理を実行する。上述したように、このときの分圧電圧V1は0.75ボルトとなり、分圧電圧V1に基づいてドア27の状態を判断すると、ドア27は開状態と誤検知されるため、ドア27の状態検知を無効とする処理が実行される。
S508では、コア103は、スイッチ104をオフ状態に設定し、抵抗Rinをプルダウン接続の状態から非接続状態に切り替えて、レーザビームプリンタ50を省電力モードの状態に移行し、処理をS501に戻す。
上述したように、本実施例では、通常モードから省電力モード、及び省電力モードから通所モードへの動作モードの移行時には、動作モードの移行が完了するまでの間、一時的にドア27の開閉検知を無効にする。これにより、1つの回路で通常モードと省電力モードにおけるドア27の開閉検知を行うことができる。また、本実施例は、通常モード時の電圧Vaを24ボルト、省電力モード時の電圧Vaを6ボルト、電源電圧Vccを3.4ボルトとした。また、抵抗Ra、Rbの抵抗値を198kΩ、CPU100の内部に設けたプルダウン接続を行う抵抗Rinの抵抗値を33kΩとした。しかしながら、これらの数値はレーザビームプリンタ50やCPU100等の様々な条件によって変化するため、本実施例で説明した数値に限定されるものではない。また、本実施例では、分圧電圧V1が入力される入力ポートとして、CPU100の汎用入力ポートIn3を用いたが、汎用の入出力ポートではなく、例えばアナログ入力をデジタル出力に変換するA/Dポートを使用してもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、通常モードと省電力モードにおけるドアの開閉検知を1つの回路で行うことができる。
実施例1では、通常モードと省電力モードの動作モードの切替え時に分圧電圧V1がローレベルとなり、ドアの開状態が誤検知されるため、ドア開閉検知を無効にする処理を実行することで、動作モード移行時のドア開閉の誤検知の防止を行った。しかしながら、ドア開閉検知を無効としている間に実際にドア開閉が行われた場合には、ドア開閉状態の変化を見逃してしまうことになる。実施例2では、動作モードの切替え時にドア開閉検知を無効にすることなく、動作モードの切替えが可能な構成について説明する。
[画像形成装置の制御構成]
図6は、実施例2のレーザビームプリンタ50の制御構成を説明する図である。図6は、実施例1の図2と比べて、電源電圧Vccの電源端子と実施例1のCPU100に対応するCPU200の汎用入力ポートIn4との間に、CPU200に外付けで、ダイオードDinが追加されている点が異なる。本実施例では、ダイオードDinの順電圧Vfは0.8ボルトとし、CPU200の汎用入力ポートIn4の定格入力電圧の上限は4.3ボルトとする。なお、電源電圧Vccの電圧は、実施例1と同様に、3.4ボルトとする。また、図6では、分圧抵抗Ra、Rbにより分圧された電圧を分圧電圧V2としている点を除けば、実施例1の図2の構成と同様であり、同じ構成には同じ符号を付すことで、ここでの説明を省略する。
[CPUの内部構成]
図7は、CPU200の内部構成を説明する模式図である。図7では、実施例1の図3に示すCPU100、コア103、スイッチ104を、それぞれCPU200、コア201、スイッチ202としているが、構成及び機能については実施例1の図3と同様であり、ここでの説明は省略する。なお、本実施例でも、抵抗Rinの抵抗値は、33kΩとする。また、本実施例でも、抵抗Ra、Rbの抵抗値は、それぞれ198kΩとする。
[通常モードと省電力モードの切替えタイミング制御]
図8は、通常モードから省電力モード、省電力モードから通常モードへ動作モードを移行するときの各信号の状態、各電圧の状態、ドア27の開閉状態を示すタイミングチャートである。図8の(a)〜(g)については、実施例1の図4と同様であり、ここでの説明は省略する。なお、(c)は、(e)の分圧電圧V2により示される電圧に基づいて、コア201によるドア27の状態の検知結果を示している。更に、(e)分圧電圧V2は、CPU200の汎用入力ポートIn4の入力電圧を示しており、図中4.2V(H)は、電圧がハイ(H)レベルの4.2ボルトであることを表している。また、図8の横軸は時間軸(T)であり、T801〜T804は時間(タイミング)を示す。
図8において、タイミングT801より前の時間では、レーザビームプリンタ50が画像形成動作を行っている通常モードの状態を示している。そのため、ドア27は閉状態であり((b)参照)、コア201からはローレベルのLVM信号が出力されており((f)参照)、これにより、スイッチ28を介して、低電圧電源29から出力された24ボルトの電圧Vbが入力されている((d)参照)。その結果、分圧電圧V2は3ボルトとなり((e)参照)、コア201は分圧電圧V2の電圧により、ドア27は閉状態であることを検知している((c)参照)。なお、分圧電圧V2は3ボルトであるため、ダイオードDinのアノード端子側の電圧は3ボルトとなり、カソード端子側の電圧である電源電圧Vccの3.4ボルトよりも低いため、ダイオードDinは非導通状態である。
次に、タイミングT801になり、画像形成動作が終了すると、コア201は通常モードから省電力モードに切り替えるために、コア201は、スイッチ202をオフし、抵抗Rinをプルダウン接続状態から非接続状態に切り替える((g)参照)。続いて、タイミングT802では、コア201は、LVM信号をローレベルからハイレベルに切り替える((f)参照)。これにより、低電圧電源29から出力される電圧Vaは24ボルトから6ボルトに切り替えられ、スイッチ28を介して、6ボルトの電圧Vbが入力され((d)参照)、レーザビームプリンタ50は省電力モードの状態に移行する。
ところで、タイミングT801からタイミングT802の間では、電圧Vbは24ボルトであるが、抵抗Rinは非接続状態である。そのため、CPU200の汎用入力ポートIn4に入力される分圧電圧V2は、上述した(式3)により12ボルト(=24ボルト×(198kΩ÷(198kΩ+198kΩ)))となる。その結果、汎用入力ポートIn4の定格入力電圧の上限である4.3ボルトを超えてしまう。しかしながら、本実施例では、汎用入力ポートIn4にダイオードDinが接続された構成のため、ダイオードDinのアノード端子側の電圧(12ボルト)がカソード端子側の電圧(3.4ボルト)よりも高くなるため、ダイオードDinが導通状態となる。これにより、ダイオードDinを介して、汎用入力ポートIn4から電源電圧Vccに電流が流れ込むことになる。そのため、分圧電圧V2は、次の(式4)により算出される。
V2=Vcc+Vf・・・(式4)
本実施例の場合、分圧電圧V2は4.2ボルト(=3.4ボルト+0.8ボルト)となる。その結果、分圧電圧V2は、汎用入力ポートIn4の定格入力電圧の上限4.3ボルトを超えることはない。また、汎用入力ポートIn4には、ハイレベルの閾値である2.6ボルト以上の分圧電圧V2が入力されていることになるため、コア201はハイレベルの分圧電圧V2に基づいて、ドア27が閉状態であることを検知し続けることができる。
タイミングT803となり、印刷ジョブが入力されて画像形成動作が要求されると、コア201は省電力モードから通常モードに切り替えるために、LVM信号をハイレベルからローレベルに切り替える((f)参照)。これにより、低電圧電源29から出力される電圧Vaは6ボルトから24ボルトに切り替えられ、スイッチ28を介して、24ボルトの電圧Vbが入力される((d)参照)。続いて、タイミングT804では、コア201は、スイッチ202をオフし、抵抗Rinを非接続状態からプルダウン接続状態に切替え((g)参照)、レーザビームプリンタ50は通常モードの状態に移行する。
ところで、タイミングT803からタイミングT804の間でも、タイミングT801からタイミングT802の期間と同様に、電圧Vbは24ボルトで、抵抗Rinは非接続状態となる。そのため、CPU200の汎用入力ポートIn4に入力される分圧電圧V2は、12ボルトとなるが、汎用入力ポートIn4にダイオードDinが接続されている構成のため、ダイオードDinが導通状態となる。その結果、分圧電圧V2は4.2ボルトとなり、汎用入力ポートIn4の定格入力電圧の上限4.3ボルトを超えることはない。また、汎用入力ポートIn4には、ハイレベルの閾値である2.6ボルト以上の分圧電圧V2が入力されていることになるため、コア201はハイレベルの分圧電圧V2に基づいて、ドア27が閉状態であることを検知し続けることができる。
[通常モードと省電力モードの切替えの制御シーケンス]
図9は、通常モードと省電力モードとを切り替える制御シーケンスを示すフローチャートである。図9に示す処理は、レーザビームプリンタ50の電源スイッチがオンされて、レーザビームプリンタ50が立ち上がると、CPU200のコア201により実行される。なお、レーザビームプリンタ50が立ち上がると、コア201は、レーザビームプリンタ50を省電力モードの状態に設定するため、LVM信号をハイレベルに設定し、スイッチ202をオフ状態に設定して、抵抗Rinを非接続状態に設定するものとする。
S901では、コア201は、外部コンピュータ等からの印刷ジョブの入力により、画像形成を実施するかどうかを判断する。コア201は、印刷ジョブの入力があり、画像形成を実施すると判断した場合には処理をS902に進め、印刷ジョブの入力がなく画像形成を実施しないと判断した場合には処理をS901に戻す。
S902では、コア201は、レーザビームプリンタ50を省電力モードから通常モードに移行させるために、LVM信号をハイレベルからローレベルに切り替えて、低電圧電源29の出力電圧を6ボルトから24ボルトに切り替える。S903では、コア201は、スイッチ202をオン状態に設定し、抵抗Rinをプルダウン接続し、通常モードへの切替えを行う。なお、コア201は、低電圧電源29から24ボルトの電圧Vaが出力されるようになると、画像形成動作を実行するため、制御信号1により高電圧回路を起動し、制御信号2によりモータ24の駆動を行う。
S904では、コア201は、印刷ジョブにより要求された画像形成が終了したかどうか判断し、終了したと判断した場合には処理をS905に進め、画像形成が終了していない場合には処理をS904に戻す。
S905では、コア201は、レーザビームプリンタ50を通常モードから省電力モードに移行させるために、スイッチ202をオフ状態に設定し、抵抗Rinをプルダウン接続の状態から非接続状態に切り替える。S906では、コア201は、LVM信号をローレベルからハイレベルに切り替えて、低電圧電源29の出力電圧を24ボルトから6ボルトに切替え、レーザビームプリンタ50を省電力モードの状態に移行し、処理をS901に戻す。
上述したように、本実施例では、CPU200の汎用入力ポートIn4と電源電圧Vccの電源端子との間にダイオードDinを接続することで、動作モードの移行時にドア27が閉状態の場合には、分圧電圧V2をハイレベルに維持することができる。その結果、動作モードの移行時においても、ドア27の開閉状態の変化を見逃すことをなくすことができる。本実施例では、ダイオードDinを追加する構成となっているが、一般的にESD(静電気破壊)からの保護のためにCPU200の汎用入出力ポートと電源電圧Vccの間に設けられるダイオードと兼用させてもよい。また、CPU200の出力段に構成されるFETのボディダイオードを用いてもよい。本実施例では、ダイオードDinの順電圧Vfは0.8ボルトとし、CPU200の汎用入力ポートIn4の定格入力電圧は4.3ボルトとした。これらの数値は、レーザビームプリンタ50やCPU200等の様々な条件によって変化するため、本実施例で説明した数値に限定されるものではない。
以上説明したように、本実施例によれば、通常モードと省電力モードにおけるドアの開閉検知を1つの回路で行うことができる。
Ra 分圧抵抗
Rb 分圧抵抗
Rin 内部抵抗
27 ドア
28 スイッチ
29 低電圧電源
100 CPU
104 スイッチ

Claims (10)

  1. 装置内部にアクセスするために開閉自在に設けられた扉を有し、画像形成を行う通常モードと、画像形成に備えて待機状態の省電力モードと、を切替え可能な画像形成装置であって、
    第一の電圧、又は前記第一の電圧よりも低い第二の電圧を出力する電源装置と、
    前記電源装置に接続され、前記扉が開状態の場合には前記電源装置の出力電圧を出力し、前記扉が開状態の場合には前記電源装置の出力電圧の出力を遮断するスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段を介して出力される前記電源装置の出力電圧を分圧する分圧抵抗を有し、前記出力電圧を前記分圧抵抗により分圧した電圧を出力する分圧手段と、
    前記電源装置が前記通常モードの場合には前記第一の電圧を出力し、前記省電力モードの場合には前記第二の電圧を出力するように、前記電源装置の出力電圧の切替えを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記電源装置の出力電圧に応じて、前記分圧手段の分圧抵抗の抵抗値を切り替える切替え手段を有し、前記切替え手段により切り替えられた前記抵抗値により分圧され、前記分圧手段から出力された前記電圧に基づいて、前記扉の開閉状態を検知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像形成装置の画像形成を制御するICであり、
    前記ICは、前記分圧手段が出力する電圧が入力される入力端子と、前記電源装置の出力電圧の切替えを制御するとともに、前記入力端子に入力される電圧に基づいて前記扉の開閉状態を判断する判断部と、を有し、
    前記切替え手段は、一端が前記入力端子に接続された内部抵抗と、一端が前記内部抵抗の他端と接続され、他端がグランドに接続されたスイッチと、を有し、
    前記判断部は、前記電源装置の出力電圧が前記第一の電圧の場合に前記スイッチをオンすることにより前記内部抵抗をプルダウン接続させて、前記分圧手段の前記分圧抵抗と並列に接続させることにより、前記分圧抵抗の抵抗値を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判断部は、前記電源装置の出力電圧が前記第二の電圧の場合に前記スイッチをオフすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記入力端子に入力される電圧は、前記ICの定格電圧以下であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記判断部は、前記省電力モードから前記通常モードに切り替える場合には、前記スイッチをオンして前記内部抵抗のプルダウン接続を行った後、前記電源装置の出力電圧を前記第二の電圧から前記第一の電圧に切り替えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記判断部は、前記通常モードから前記省電力モードに切り替える場合には、前記電源装置の出力電圧を前記第一の電圧から前記第二の電圧に切り替えた後、前記スイッチをオフし、前記内部抵抗を非接続状態にすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記判断部は、前記通常モードから前記省電力モードへの切替え、又は前記省電力モードから前記通常モードへの切替えを行っている間は、前記扉の開閉状態の検知を無効にすることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記ICは、前記ICに外付けされたダイオードを有し、
    前記ダイオードは、アノード端子が前記入力端子に接続され、カソード端子が前記ICの電源端子に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  9. 前記判断部は、前記省電力モードから前記通常モードに切り替える場合には、前記電源装置の出力電圧を前記第二の電圧から前記第一の電圧に切り替えた後、前記スイッチをオンして前記内部抵抗のプルダウン接続を行うことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記判断部は、前記通常モードから前記省電力モードに切り替える場合には、前記スイッチをオフし、前記内部抵抗を非接続状態にした後、前記電源装置の出力電圧を前記第一の電圧から前記第二の電圧に切り替えることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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