JP2020135752A - 電子機器の筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】より不都合が少なくなるよう改善された新規な構成の電子機器の筐体を得る。【解決手段】筐体2は、後壁2b(第一壁)および内壁21a(第二壁)に囲まれX方向(第一方向)に開放された収容部2rが設けられたリヤカバー21(第一部材)と、収容部2rの少なくとも一部をX方向から覆う前壁2a(第三壁)および前壁2aからX方向の反対方向に突出しY方向またはZ方向(交差方向)に貫通する貫通孔22bが設けられた中壁22a(第四壁)を有したフロントカバー22(第二部材)と、内壁21aのX方向の端面21cと前壁2aとの間に介在されたシール部材7と、サイドカバー23(第三部材)と、を備え、内壁21a(一方)には、貫通孔22bと重なる開口部21bが設けられ、サイドカバー23(他方)には、シール部材7がX方向に圧縮された状態で貫通孔22bおよび開口部21bに挿入される係合ピン23b(軸部)が設けられる。【選択図】図13

Description

本発明は、電子機器の筐体に関する。
従来、第一方向に開放された収容部が設けられた第一部材と、収容部を第一方向から覆う第二部材と、第一部材と第二部材との間に介在されたシール部材と、シール部材が圧縮された状態で第一方向の両側から第一部材および第二部材を挟持する第三部材と、を備えた電子機器の筐体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−018944号公報
この種の電子機器の筐体では、例えば、より小型に構成できたり等、より不都合が少なくなるよう改善された新規な構成が得られれば、有益である。
そこで、本発明の課題の一つは、より不都合が少なくなるよう改善された新規な構成の電子機器の筐体を得ることである。
本発明の第一態様にかかる電子機器の筐体は、第一壁と、前記第一壁から当該第一壁と交差した第一方向に突出した第二壁と、を有し、前記第一壁および前記第二壁に囲まれ前記第一方向に開放された収容部が設けられた第一部材と、前記収容部の少なくとも一部を前記第一方向から覆う第三壁と、前記第三壁から前記第一方向の反対方向に突出し前記第一方向と交差した交差方向に貫通する貫通孔が設けられた第四壁と、を有した第二部材と、前記第二壁の前記第一方向の端面と前記第三壁との間に介在されたシール部材と、第三部材と、を備え、前記第二壁および前記第三部材のうち一方には、前記貫通孔と前記交差方向に重なる開口部が設けられ、前記第二壁および前記第三部材のうち他方には、前記シール部材が前記第一方向に圧縮された状態で前記貫通孔および前記開口部に挿入される軸部が設けられる。
また、前記第二壁には、互いに間隔をあけて複数の前記開口部が設けられ、前記第三部材は、前記開口部のそれぞれに対応して設けられた複数の前記軸部と、前記軸部のそれぞれと接続され前記第二壁を前記収容部とは反対側から覆う第五壁と、を有している。
また、前記第三部材は、前記第五壁の前記軸部とずれた位置に設けられ、前記第二壁に前記収容部とは反対側から着脱可能に係合されるフック部を有している。
また、前記軸部には、前記第一方向の反対方向に向けて開放され、前記シール部材の反力によって前記第四壁と係合される凹部が設けられる。
また、前記凹部に前記第四壁が係合された状態で、前記第四壁と前記第一壁との間に前記第一方向の隙間が設けられる。
また、前記第二壁は、当該第二壁から突出し、前記開口部の少なくとも一部が設けられた突出部を有している。
本発明の上記態様によれば、より不都合が少なくなるよう改善された新規な構成の電子機器の筐体を得ることができる。
図1は、実施形態の電子機器の例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の電子機器の筐体における第三部材の例示的な分解斜視図である。 図3は、実施形態の電子機器の筐体における第一部材および第二部材の例示的な分解斜視図である。 図4は、実施形態の電子機器の筐体の第三部材の例示的な斜視図である。 図5は、図4の軸部の拡大図である。 図6は、実施形態の電子機器の筐体の第三部材の例示的な斜視図であって、図4とは異なる角度から見た図である。 図7は、図6の軸部の拡大図である。 図8は、図3の一部の拡大図である。 図9は、実施形態の電子機器の筐体の第四壁の例示的な平面図であって、シール部材が圧縮される前の状態の図である。 図10は、実施形態の電子機器の筐体の第四壁の例示的な平面図であって、シール部材が圧縮された状態の図である。 図11は、実施形態の電気機器の筐体の第三部材の組付方法を説明する例示的なXZ断面図である。 図12は、実施形態の電子機器の筐体の第三部材の組付方法を説明する例示的なXZ断面図であって、図11の状態よりも後の状態を示した図である。 図13は、実施形態の電子機器の筐体の第三部材の組付方法を説明する例示的なXZ断面図であって、図12の状態よりも後の状態を示した図である。 図14は、変形例の電子機器の例示的な斜視図(一部断面図)である。 図15は、変形例の電子機器の第三部材の例示的な斜視図である。 図16は、図15のフック部近傍の拡大図である。 図17は、変形例の電子機器の筐体における第一部材の例示的な斜視図である。 図18は、図17の一部の拡大図である。 図19は、図18のYZ断面図であって、第二壁にフック部が係合された状態の図である。 図20は、図18のXZ断面図であって、第二壁にフック部が係合された状態の図である。
以下、本発明の例示的な実施形態および変形例が開示される。以下に示される実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態および変形例に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
また、以下に開示される実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれる。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
[実施形態]
図1は、電子機器1の斜視図である。図1に示されるように、電子機器1は、例えば、タブレット型のパーソナルコンピュータとして構成されている。電子機器1は、筐体2と、ディスプレイユニット3と、電気部品4(図3参照)と、を備えている。なお、電子機器1は、この例には限定されず、例えば、スマートフォンや、携帯電話、ゲーム機等であってもよい。電子機器1は、携帯型情報機器等とも称される。
以下の説明では、便宜上、互いに直交する三方向が定義されている。X方向は、筐体2の厚さ(前後方向)に沿い、Y方向は、筐体2の横幅(左右方向、長手方向)に沿い、Z方向は、筐体2の縦幅(上下方向、短手方向)に沿う。また、以下の説明では、X方向は前方、X方向の反対方向は後方とも称され、Y方向は左方、Y方向の反対方向は右方とも称され、Z方向は上方、Z方向の反対方向は下方とも称される場合がある。X方向は、第一方向の一例であり、Y方向およびZ方向は、交差方向の一例である。
筐体2は、例えば、ディスプレイユニット3の表示画面3aが露出する前面2a1と、前面2a1とは反対側を向いた後面2b1と、を有する。ディスプレイユニット3は、表示画面3aが前方から視認可能な状態に、筐体2に支持されている。また、前面2a1の一部および表示画面3aは、タッチパネル5の透明部によって覆われている。
電気部品4(図3参照)は、筐体2に収容されている。電気部品4は、例えば、基板や、電池等である。基板には、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の複数の電子部品が実装されている。基板内の配線とこれら複数の電子部品とによって、電子機器1の制御回路の少なくとも一部が構成されている。
図1に示されるように、筐体2は、例えば、X方向に扁平な直方体状の箱型に構成されている。筐体2は、前壁2aや、後壁2b、左壁2c、上壁2d、右壁2e、下壁2f等の複数の壁部を有している。左壁2c、上壁2d、右壁2e、および下壁2fは、側壁や、周壁、立壁等とも称される。
前壁2aおよび後壁2bは、いずれも、X方向と直交する方向(YZ平面)に沿って延びており、X方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。前壁2aは、前面2a1を含み、後壁2bは、後面2b1を含む。前壁2aは、四角形状の枠状に構成され、後壁2bは、四角形状の板状に構成されている。
左壁2cおよび右壁2eは、いずれも、Y方向と直交する方向(XZ平面)に沿って延びており、Y方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。左壁2cは、前壁2aおよび後壁2bのY方向の端部の間に亘り、右壁2eは、前壁2aおよび後壁2bのY方向の反対方向の端部の間に亘っている。左壁2cは、筐体2の左端部を構成し、右壁2eは、筐体2の右端部を構成している。
上壁2dおよび下壁2fは、いずれも、Z方向と直交する方向(XY平面)に沿って延びており、Z方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。上壁2dは、前壁2aおよび後壁2bのZ方向の端部の間に亘り、下壁2fは、前壁2aおよび後壁2bのZ方向の反対方向の端部の間に亘っている。上壁2dは、筐体2の上端部を構成し、下壁2fは、筐体2の下端部を構成している。
また、筐体2には、四つの角部2h〜2kが設けられている。角部2hは、左壁2cと上壁2dとの交差部によって構成され、角部2iは、上壁2dと右壁eとの交差部によって構成されている。また、角部2jは、右壁2eと下壁2fとの交差部によって構成され、角部2kは、下壁2fと左壁2cとの交差部によって構成されている。各角部2h〜2kは、角丸(角R)状に構成されている。
図2は、電子機器1の筐体2におけるサイドカバー23の分解斜視図である。図3は、電子機器1の筐体2におけるリヤカバー21およびフロントカバー22の分解斜視図である。図2,3に示されるように、筐体2は、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されている。具体的には、筐体2は、例えば、リヤカバー21と、フロントカバー22と、サイドカバー23と、を有している。
図3に示されるように、リヤカバー21は、少なくとも、後壁2bと、左壁2c、上壁2d、右壁2e、および下壁2fのそれぞれの一部を構成する複数の内壁21aと、を有している。リヤカバー21には、これら後壁2bおよび内壁21aによって囲まれ、X方向に開放された収容部2rが設けられている。リヤカバー21は、第一部材の一例である。また、後壁2bは、第一壁の一例であり、内壁21aは、第二壁の一例である。
また、四つの内壁21aには、それぞれ互いに間隔をあけて複数の開口部21bが設けられている。開口部21b(図11参照)は、例えば、内壁21aの収容部2rとは反対側、すなわち収容部2rの外側に向けて開放された凹部である。各開口部21bには、後述するサイドカバー23の係合ピン23bが挿入される。
また、内壁21aには、それぞれ開口部21bに対応して複数の突出部21dが設けられている。突出部21dは、例えば、内壁21aから収容部2rの内側および外側に突出している。言い換えると、突出部21dは、内壁21aをZ方向またはY方向に貫通した状態に設けられている。突出部21dには、開口部21bの少なくとも一部が形成されている。突出部21dは、筒部や、ポケット部等とも称される。
図3に示されるように、フロントカバー22は、少なくとも、前壁2aと、左壁2c、上壁2d、右壁2e、および下壁2fのそれぞれの一部を構成する複数の中壁22aと、を有している。フロントカバー22は、収容部2rに電気部品4が収容された状態で、収容部2rの少なくとも一部をX方向から覆う。このとき、中壁22aは、内壁21aのそれぞれの外側に重ねられている。フロントカバー22は、第二部材の一例である。また、前壁2aは、第三壁の一例であり、中壁22aは、第四壁の一例である。
また、フロントカバー22には、リヤカバー21の開口部21bに対応して複数の中壁22aが設けられている。各中壁22aには、当該中壁22aをY方向またはZ方向に貫通し、開口部21bと重なる貫通孔22bが設けられている。言い換えると、互いに隣接した二つの貫通孔22bの間には、中壁22aを切り欠いた切欠部(肉抜部)が設けられている。これにより、フロントカバー22ひいては筐体2の軽量化が図られている。中壁22aは、取付片や、リブ等とも称される。
図2に示されるように、サイドカバー23は、少なくとも、左壁2c、上壁2d、右壁2e、および下壁2fのそれぞれの一部を構成する外壁23aを有している。本実施形態では、サイドカバー23は、左壁2c、上壁2d、右壁2e、および下壁2fに対応して四つの部品(分割体)に分割されている。各サイドカバー23は、内壁21aおよび中壁22aを外側から覆う。サイドカバー23は、第三部材の一例であり、外壁23aは、第五壁の一例である。
図4は、サイドカバー23の斜視図であり、図5は、図4の係合ピン23bの拡大図である。図6は、サイドカバー23の斜視図であって、図4とは異なる角度から見た図であり、図7は、図6の係合ピン23bの拡大図である。図4〜7に示されるように、サイドカバー23には、上述した貫通孔22bおよび開口部21bに対応して複数の係合ピン23bが設けられている。
係合ピン23bは、それぞれ外壁23aから突出し、外壁23aの長手方向(Y方向またはZ方向)に互いに間隔をあけて並んでいる。係合ピン23bは、例えば、貫通孔22bおよび開口部21bの縁部(図9,10参照)に沿った円筒状に構成されている。なお、係合ピン23bの形状は、この例には限定されず、例えば、円柱状等であってもよい。また、係合ピン23bの数は、一〜四つや、六つ以上であってもよい。
本実施形態では、係合ピン23b(図11参照)は、貫通孔22bおよび開口部21bに収容部2rの外側から係合あるいは嵌合される。これにより、フロントカバー22のリヤカバー21に対するX方向への移動が制限され、後述するシール部材7の圧縮状態が保持される。係合ピン23bは、軸部の一例である。サイドカバー23は、固定部材や、止め部材等とも称される。
また、図4に示されるように、サイドカバー23の長手方向の両端部には、筐体2の角部2h〜2kに沿って湾曲した曲部23a1が設けられている。図2にも示されるように、本実施形態では、互いに隣接した二つのサイドカバー23の曲部23a1同士が係合すること等によって、複数のサイドカバー23が互いに一体化されている。
また、図6,7に示されるように、係合ピン23bには、凹部23cが設けられている。凹部23cは、係合ピン23bの根元部分に設けられ、外壁23aと隣接(近接)している。凹部23cは、サイドカバー23の組付状態(図13参照)では、X方向に凹み、X方向の反対方向に向けて開放されている。凹部23cには、後述するシール部材7の反力によって中壁22aの貫通孔22bの周縁部が係合される。
図8は、図3のリヤカバー21およびフロントカバー22における角部2jの近傍の拡大図である。図9は、中壁22aの平面図であって、シール部材7が圧縮される前の状態の図である。図10は、中壁22aの平面図であって、シール部材7が圧縮された状態の図である。
図8に示されるように、内壁21aのX方向の端面21cには、シール部材7が設けられている。シール部材7は、例えば、CIPG(Cured-In-Place Gasket)等によって構成されている。CIPGは、液状のガスケットを端面21cに塗布し、その後ガスケットを化学反応により硬化させたものである。なお、シール部材7は、この例には限定されず、例えば、ゴムパッキン等によって構成されてもよい。
シール部材7は、例えば、四つの内壁21aに沿った四角形状の枠状に構成されている。本実施形態では、フロントカバー22がシール部材7を介してリヤカバー21と結合されることにより、筐体2が全周に亘ってシールされる。これにより、筐体2の内部への水滴や、塵芥等の侵入が抑制される。なお、シール部材7は、この例には限定されず、例えば、端面21cと前壁2aとの間に部分的に設けられもよい。
図8,9に示されるように、シール部材7は、自由状態S0では、リヤカバー21よりもX方向に突出している。なお、図9では、シール部材7上に支持されたフロントカバー22やディスプレイユニット3等の重さによって、シール部材7はX方向に僅かに圧縮されうる。また、この状態では、貫通孔22bの中心が開口部21bの中心に対してX方向に僅かにオフセットしている。
そして、本実施形態では、作業者がフロントカバー22をリヤカバー21側に押し付けシール部材7をX方向に圧縮させた第一状態S1(図11参照)で、貫通孔22bの中心と開口部21bの中心とが重なるよう構成されている。第一状態S1では、図10にも示されるように、リヤカバー21とフロントカバー22とが互いに当接し、シール部材7は筐体2の内側に隠れている。
図11は、サイドカバー23の組付方法を説明するXZ断面図である。図12は、サイドカバー23の組付方法を説明するXZ断面図であって、図11の状態よりも後の状態を示した図である。図13は、サイドカバー23の組付方法を説明するXZ断面図であって、図12の状態よりも後の状態を示した図である。
サイドカバー23を組み付ける場合、まず、図11に示されるように、シール部材7を第一状態S1となるようX方向に圧縮し、貫通孔22bおよび開口部21bを位置合わせする。そして、互いに位置合わせされて重なった貫通孔22bおよび開口部21b内に係合ピン23bを挿入する。
次に、図12に示されるように、係合ピン23bの根元部分(凹部23c)と中壁22aとがX方向に並ぶように係合ピン23bを開口部21bの奥側まで挿入する。これにより、図13に示されるように、前壁2a(中壁22a)がシール部材7の反力によってX方向に押し上げられ、凹部23cに中壁22aの貫通孔22bの周縁部が係合される。
図13の状態では、凹部23cの側面と中壁22aとの当接によって、サイドカバー23のフロントカバー22に対するZ方向またはY方向(交差方向)に沿った移動が制限される。これにより、係合ピン23bが開口部21bおよび貫通孔22bから抜けるのが抑制される。
また、図13の状態では、シール部材7は、係合ピン23bと貫通孔22bおよび開口部21bとの係合によって、第一状態S1よりも圧縮量の少ない第二状態S2で保持される。これにより、シール部材7よるリヤカバー21とフロントカバー22との間のシール性が確保される。
また、図13の状態では、中壁22aが後壁2bからX方向に離間し、中壁22aと後壁2bとの間に隙間Gが設けられている。したがって、サイドカバー23を取り外す場合には、隙間Gの高さ分フロントカバー22をリヤカバー21に対してX方向の反対方向に移動させること等によって、凹部23cと中壁22aとの係合を容易に解除することができる。
以上のように、本実施形態では、筐体2は、後壁2b(第一壁)および内壁21a(第二壁)に囲まれX方向(第一方向)に開放された収容部2rが設けられたリヤカバー21(第一部材)と、収容部2rの少なくとも一部をX方向から覆う前壁2a(第三壁)および前壁2aからX方向の反対方向に突出しY方向またはZ方向(交差方向)に貫通する貫通孔22bが設けられた中壁22a(第四壁)を有したフロントカバー22(第二部材)と、内壁21aのX方向の端面21cと前壁2aとの間に介在されたシール部材7と、サイドカバー23(第三部材)と、を備え、内壁21a(一方)には、貫通孔22bとY方向またはZ方向に重なる開口部21bが設けられ、サイドカバー23(他方)には、シール部材7がX方向に圧縮された第一状態S1で貫通孔22bおよび開口部21bに挿入される係合ピン23b(軸部)が設けられる。
このような構成によれば、例えば、係合ピン23bと貫通孔22bおよび開口部21bとの係合による比較的簡素な構成によって、シール部材7の圧縮状態を保持してリヤカバー21とフロントカバー22との間のシール性を確保することができる。また、例えば、第三部材としてのサイドカバー23がリヤカバー21およびフロントカバー22をX方向の両側から挟持する従来構造と比べて、第三部材がより小型に構成されやすい。よって、例えば、筐体2がより小型にあるいはより軽量に構成されやすい場合がある。なお、第三部材は、サイドカバー23には限定されず、例えば、開口部21bの内面に設けられた雌ネジ部と結合可能な雄ネジ部が設けられたネジ部材等であってもよい。
また、本実施形態では、内壁21aには、互いに間隔をあけて複数の開口部21bが設けられ、サイドカバー23は、開口部21bのそれぞれに対応して設けられた複数の係合ピン23bと、係合ピン23bのそれぞれと接続され内壁21aを収容部2rとは反対側から覆う外壁23a(第五壁)と、を有している。
このような構成によれば、例えば、複数の係合ピン23bと外壁23aとを一体に有したサイドカバー23を利用することにより、筐体2の組み立てやメンテナンス(分解)等の作業性が向上しやすい。
また、本実施形態では、係合ピン23bには、X方向の反対方向に向けて開放され、シール部材7の反力によって中壁22aと係合される凹部23cが設けられている。
このような構成によれば、例えば、凹部23cと中壁22aとの係合によって、サイドカバー23のフロントカバー22に対するZ方向またはY方向(交差方向)に沿った移動が制限され、ひいては係合ピン23bが開口部21bおよび貫通孔22bから抜けるのを抑制できる。
また、本実施形態では、凹部23cに中壁22aが係合された状態で、中壁22aと後壁2bとの間にX方向の隙間Gが設けられている。
このような構成によれば、例えば、サイドカバー23を取り外す場合に、隙間Gの高さ分フロントカバー22をリヤカバー21に対してX方向の反対方向に移動させること等によって、凹部23cと中壁22aとの係合を容易に解除することができる。
また、本実施形態では、内壁21aは、当該内壁21aから突出し、開口部21bの少なくとも一部が設けられた突出部21dを有している。
このような構成によれば、例えば、突出部21dによって、開口部21bと係合ピン23bとの接触面積が増大しやすく、ひいては係合ピン23bのがたつきや変形等が抑制されやすい。
[変形例]
図14は、変形例の電子機器1Aの斜視図(一部断面図)である。図15は、電子機器1Aのサイドカバー23Aの斜視図である。図16は、図15のフック部23e近傍の拡大図である。電子機器1Aは、上記実施形態の電子機器1と同様の構成を備えている。よって、電子機器1Aは、当該同様の構成に基づく上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
ただし、本変形例では、図14〜16に示されるように、サイドカバー23Aに複数のフック部23eが設けられている点が、上記実施形態と相違している。フック部23eは、例えば、外壁23aの係合ピン23bを間に挟んだ長手方向(Y方向またはZ方向)の両側に互いに間隔をあけて設けられている。
図16に示されるように、フック部23eは、それぞれ、突出部23e1と、爪部23e2と、を有している。突出部23e1は、外壁23aから内壁21a(図17参照)に向かって突出している。突出部23e1の突出量(高さ)は、例えば、係合ピン23bの突出量と略同じである。
爪部23e2は、それぞれ、突出部23e1の外壁23aとは反対側の端部、すなわち外壁23aとは離れた位置から、互いに近づく方向に突出している。爪部23e2は、後述する内壁21aに設けられた凹部21e(図17,18参照)に収容部2rとは反対側、すなわち収容部2rの外側から係合可能に構成されている。
図17は、電子機器1Aの筐体2におけるリヤカバー21Aの斜視図である。図18は、図17の凹部21eの近傍の拡大図である。図19は、図18のYZ断面図であって、内壁21aにフック部23eが係合された状態の図である。図20は、図18のXZ断面図であって、内壁21aにフック部23eが係合された状態の図である。
図17,18に示されるように、凹部21eは、フック部23eに対応して内壁21aの開口部21bを間に挟んだY方向またはZ方向の両側に設けられている。凹部21eは、例えば、フック部23eの突出部23e1(図19参照)が収容される第一部分21e1と、爪部23e2が収容される第二部分21e2と、を含む。第二部分21e2は、第一部分21e1よりも開口部21bの近くに位置されている。
そして、図20にも示されるように、第二部分21e2には、爪部23e2と面する引掛面21e3が設けられている。本変形例では、サイドカバー23とリヤカバー21Aとは、爪部23e2と引掛面21e3との係合による所謂スナップフィットによって互いに結合される。これにより、シール部材7の第一状態S1(圧縮状態)を保持する係合ピン23bの抜けが抑制されている。
このように、本変形例では、サイドカバー23は、外壁23aの係合ピン23bとずれた位置に設けられ、内壁21aに収容部2rとは反対側から着脱可能に係合されるフック部23eを有している。
このような構成によれば、例えば、内壁21aの引掛面21e3とフック部23eとの係合によって、サイドカバー23のリヤカバー21Aおよびフロントカバー22に対するZ方向またはY方向に沿った移動が制限され、ひいては係合ピン23bが開口部21bおよび貫通孔22bから抜けるのを抑制できる。また、例えば、フック部23eによって、サイドカバー23の組付作業や分解作業等がより容易に行われやすい。
以上、本発明の実施形態および変形例が例示されたが、上記実施形態および変形例は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1,1A…電子機器、2…筐体、2a…前壁(第三壁)、2b…後壁(第一壁)、2r…収容部、7…シール部材、21…リヤカバー(第一部材)、21a…内壁(第二壁)、21b…開口部、21c…端面、21d…突出部、22…フロントカバー(第二部材)、22a…中壁(第四壁)、22b…貫通孔、23…サイドカバー(第三部材)、23a…外壁(第五壁)、23b…係合ピン(軸部)、23c…凹部、23e…フック部、G…隙間、X…第一方向、Y,Z…交差方向。
本発明の第一態様にかかる電子機器の筐体は、第一壁と、前記第一壁から当該第一壁と交差した第一方向に突出した第二壁と、を有し、前記第一壁および前記第二壁に囲まれ前記第一方向に開放された収容部が設けられた第一部材と、前記収容部の少なくとも一部を前記第一方向から覆う第三壁と、前記第三壁から前記第一方向の反対方向に突出し前記第一方向と交差した交差方向に貫通する貫通孔が設けられた第四壁と、を有した第二部材と、前記第二壁の前記第一方向の端面と前記第三壁との間に介在されたシール部材と、第三部材と、を備え、前記第二壁には互いに間隔をあけて設けられるとともに、前記貫通孔と前記交差方向に重なる複数の開口部が設けられ、前記第三部材には前記開口部のそれぞれに対応して設けられ、前記シール部材が前記第一方向に圧縮された状態で前記貫通孔および前記開口部に挿入される、複数の軸部と、前記軸部のそれぞれと接続され前記第二壁を前記収容部とは反対側から覆う第五壁と、が設けられ、前記軸部には、前記第一方向の反対方向に向けて開放され、前記シール部材の反力によって前記第四壁と係合される凹部が設けられる。
本発明の第二態様にかかる電子機器の筐体は、第一壁と、前記第一壁から当該第一壁と交差した第一方向に突出した第二壁と、を有し、前記第一壁および前記第二壁に囲まれ前記第一方向に開放された収容部が設けられた第一部材と、前記収容部の少なくとも一部を前記第一方向から覆う第三壁と、前記第三壁から前記第一方向の反対方向に突出し前記第一方向と交差した交差方向に貫通する貫通孔が設けられた第四壁と、を有した第二部材と、前記第二壁の前記第一方向の端面と前記第三壁との間に介在されたシール部材と、第三部材と、を備え、前記第二壁には、前記貫通孔と前記交差方向に重なる開口部が設けられ、前記第三部材には、前記シール部材が前記第一方向に圧縮された状態で前記貫通孔および前記開口部に挿入される軸部が設けられる。
本発明の第一態様にかかる電子機器の筐体は、第一壁と、前記第一壁から当該第一壁と交差した第一方向に突出した第二壁と、を有し、前記第一壁および前記第二壁に囲まれ前記第一方向に開放された収容部が設けられた第一部材と、前記収容部の少なくとも一部を前記第一方向から覆う第三壁と、前記第三壁から前記第一方向の反対方向に突出し前記第一方向と交差した交差方向に貫通する貫通孔が設けられた第四壁と、を有した第二部材と、前記第二壁の前記第一方向の端面と前記第三壁との間に介在されたシール部材と、第三部材と、を備え、前記第二壁には、互いに間隔をあけて設けられるとともに、前記貫通孔と前記交差方向に重なる複数の開口部が設けられ、前記第三部材には、前記開口部のそれぞれに対応して設けられ、前記シール部材が前記第一方向に圧縮された状態で前記貫通孔および前記開口部に挿入される、複数の軸部と、前記軸部のそれぞれと接続され前記第二壁を前記収容部とは反対側から覆う第五壁と、が設けられ、前記軸部には、前記第一方向の反対方向に向けて開放され、前記シール部材の反力によって前記第四壁と係合される凹部が設けられる

Claims (6)

  1. 第一壁と、前記第一壁から当該第一壁と交差した第一方向に突出した第二壁と、を有し、前記第一壁および前記第二壁に囲まれ前記第一方向に開放された収容部が設けられた第一部材と、
    前記収容部の少なくとも一部を前記第一方向から覆う第三壁と、前記第三壁から前記第一方向の反対方向に突出し前記第一方向と交差した交差方向に貫通する貫通孔が設けられた第四壁と、を有した第二部材と、
    前記第二壁の前記第一方向の端面と前記第三壁との間に介在されたシール部材と、
    第三部材と、
    を備え、
    前記第二壁および前記第三部材のうち一方には、前記貫通孔と前記交差方向に重なる開口部が設けられ、
    前記第二壁および前記第三部材のうち他方には、前記シール部材が前記第一方向に圧縮された状態で前記貫通孔および前記開口部に挿入される軸部が設けられた、
    電子機器の筐体。
  2. 前記第二壁には、互いに間隔をあけて複数の前記開口部が設けられ、
    前記第三部材は、前記開口部のそれぞれに対応して設けられた複数の前記軸部と、前記軸部のそれぞれと接続され前記第二壁を前記収容部とは反対側から覆う第五壁と、を有した、請求項1に記載の電子機器の筐体。
  3. 前記第三部材は、前記第五壁の前記軸部とずれた位置に設けられ、前記第二壁に前記収容部とは反対側から着脱可能に係合されるフック部を有した、請求項2に記載の電子機器の筐体。
  4. 前記軸部には、前記第一方向の反対方向に向けて開放され、前記シール部材の反力によって前記第四壁と係合される凹部が設けられた、請求項2または3に記載の電子機器の筐体。
  5. 前記凹部に前記第四壁が係合された状態で、前記第四壁と前記第一壁との間に前記第一方向の隙間が設けられた、請求項4に記載の電子機器の筐体。
  6. 前記第二壁は、当該第二壁から突出し、前記開口部の少なくとも一部が設けられた突出部を有した、請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の電子機器の筐体。
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