JP2021157611A - 電子機器および弾性体 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置や、筐体、弾性体等の製造ばらつきによって生じる組付性の悪化や弾性体の圧縮反力の増大等を抑制できる新規な構成の電子機器および弾性体を得る。【解決手段】電子機器1では、例えば、弾性体10は、表示装置6と面し、Y方向(第一方向)と交差したD1方向またはD2方向(第二方向)から見た場合に表示装置6側に凸となる弧状に構成された接触面11a(第一接触面)と、ディスプレイ筐体3(筐体)の左壁3d(第一壁)と面し、D1方向またはD2方向から見た場合に左壁3d側に凸となる弧状に構成された接触面11b(第二接触面)と、のうち少なくとも一方を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器および弾性体に関する。
従来、表示装置と、表示装置の側方に位置された第一壁(リブ)を有し表示装置を収容した筐体と、表示装置と第一壁との間に介在し表示装置を弾性的に支持する弾性体と、を備えた電子機器が、知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−109914号公報
この種の電子機器では、例えば、表示装置や、筐体、弾性体等の製造ばらつき(寸法公差)によって生じる組付性の悪化や弾性体の圧縮反力の増大等を抑制できる新規な構成が得られれば、有益である。
そこで、本発明の課題の一つは、組付性の悪化や弾性体の圧縮反力の増大等を抑制できる新規な構成の電子機器および弾性体を得ることである。
本発明の第一態様にかかる電子機器は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された第一壁を有し、前記表示装置を収容した筐体と、前記表示装置と前記第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体と、を備え、前記弾性体は、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一壁と面し、前記第二方向から見た場合に前記第一壁側に凸となる弧状に構成された第二接触面と、のうち少なくとも一方を有する。
また、前記少なくとも一方は、前記第一接触面である。
また、前記弾性体には、前記第一方向において前記第一接触面と並んだ開口部が設けられる。
また、前記第一開口部は、前記第一方向に互いに対向した一対の内面を有し、前記一対の内面のうち少なくとも一方は、前記第二方向から見た場合に他方側に凸となる弧状に構成される。
また、前記弾性体は、前記第一接触面の前記第一方向に位置され、前記筐体内のケーブルを前記第一壁との間に挟むように保持可能な第一ケーブル保持部を有する。
また、前記第一ケーブル保持部には、前記第一壁に向かって部分的に突出した突出部が設けられる。
また、前記弾性体は、少なくとも前記第一接触面を有した第一部分と、前記表示装置と前記筐体における前記第一壁と交差した第二壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する第二部分と、前記第一部分と前記第二部分とを前記表示装置の周囲を覆うように接続した第三部分と、を有している。
また、前記第二部分は、前記筐体内のケーブルを保持可能な第二ケーブル保持部を有する。
また、本発明の第二態様にかかる弾性体は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された筐体の第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体であって、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一壁と面し、前記第二方向から見た場合に前記第一壁側に凸となる弧状に構成された第二接触面と、のうち少なくとも一方を有する。
本発明の上記態様によれば、表示装置や、筐体、弾性体等の製造ばらつき(寸法公差)によって生じる組付性の悪化や弾性体の圧縮反力の増大等を抑制できる新規な構成の電子機器および弾性体を得ることができる。
図1は、実施形態の電子機器の例示的な斜視図であって、ディスプレイ筐体が展開位置に位置された状態の図である。 図2は、図1の角部の近傍のフロントカバーおよびパネルが取り外された状態の斜視図である。 図3は、図2の弾性体の拡大図である。 図4は、実施形態の弾性体の正面側からの例示的な斜視図であって、図3とは異なる角度から見た図である。 図5は、実施形態の弾性体の背面側からの例示的な斜視図である。 図6は、実施形態の弾性体の例示的な断面図である。 図7は、図8の表示装置が取り付けられる前の状態の断面図である。 図8は、図2のVIII−VIII断面図である。 図9は、図2のIX−IX断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
[実施形態]
図1は、実施形態の電子機器1の斜視図であって、ディスプレイ筐体3が展開位置P1に位置された状態の図である。なお、以下の説明では、互いに直交する三方向が定義されている。X方向は、電子機器1(ベース筐体2)の奥行方向(前後方向)に沿い、Y方向は、電子機器1の幅方向(左右方向)に沿い、Z方向は、電子機器1の厚さ方向(上下方向)に沿う。また、以下の説明では、便宜上、X方向は後方、X方向の反対方向は前方と称され、Y方向は左方、Y方向の反対方向は右方と称され、Z方向は上方、Z方向の反対方向は下方と称される場合がある。
図1に示されるように、電子機器1は、例えば、ノートブック型(クラムシェル型)のパーソナルコンピュータとして構成されており、ベース筐体2と、ディスプレイ筐体3と、を備えている。ベース筐体2には、キーボード4(入力装置)や、不図示の基板等が収容され、ディスプレイ筐体3には、表示装置6や、不図示のアンテナ、後述する弾性体10(図2参照)等が収容されている。
ディスプレイ筐体3は、筐体の一例である。なお、電子機器1は、この例には限定されず、例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータや、スレート型(タブレット型)のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話、映像表示装置、テレビジョン受像機、ゲーム機等であってもよい。
ベース筐体2は、例えば、キーボード4が露出する上面2a1と、上面2a1とは反対側を向いた下面2b1と、を有する。キーボード4は、上方から操作可能な状態に、ベース筐体2に支持されている。また、ベース筐体2内には、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の複数の電子部品が実装された基板が設けられている。基板内の配線とこれら複数の電子部品とによって、電子機器1の制御回路の少なくとも一部が構成されている。
ベース筐体2は、例えば、Z方向に扁平な直方体状の箱型に構成されている。ベース筐体2は、上壁2aや、下壁2b、前壁2c、左壁2d、後壁2e、右壁2f等の複数の壁部を有している。前壁2c、左壁2d、後壁2e、および右壁2fは、側壁や、周壁、立壁等とも称される。
上壁2aおよび下壁2bは、いずれも、Z方向と直交する方向(XY平面)に沿って延びており、Z方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。上壁2aは、上面2a1を含み、下壁2bは、下面2b1を含む。上壁2aは、ベース筐体2の上端部を構成し、下壁2bは、ベース筐体2の下端部を構成している。なお、下壁2bには、ベース筐体2を不図示の載置部から離間した状態に支持する複数のゴム脚が設けられうる。
前壁2cおよび後壁2eは、いずれも、X方向と直交する方向(YZ平面)に沿って延びており、X方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。前壁2cは、ベース筐体2の前端部2hを構成し、後壁2eは、ベース筐体2の後端部2jを構成している。後端部2jは、ヒンジ7の回転中心Ax1と隣接(近接)している。前端部2hは、後端部2jよりもヒンジ7の回転中心Ax1と離間している。
左壁2dおよび右壁2fは、いずれも、Y方向と直交する方向(XZ平面)に沿って延びており、Y方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。左壁2dは、上壁2aおよび下壁2bのY方向の端部の間に亘り、右壁2fは、上壁2aおよび下壁2bのY方向の反対方向の端部の間に亘っている。左壁2dは、ベース筐体2の左端部2iを構成し、右壁2fは、ベース筐体2の右端部2kを構成している。
また、ベース筐体2は、例えば、トップカバー21や、ボトムカバー22等の複数の部品(分割体)の組み合わせによって構成されている。トップカバー21は、上壁2aと、前壁2c、左壁2d、後壁2e、および右壁2fのそれぞれの一部と、を含む。ボトムカバー22は、下壁2bと、前壁2c、左壁2d、後壁2e、および右壁2fのそれぞれの一部と、を含む。トップカバー21とボトムカバー22とは、例えば、爪やネジ等の結合具によって互いに結合されている。
ディスプレイ筐体3は、例えば、表示装置6の表示画面6aが露出する前面3a1と、前面3a1とは反対側を向いた後面3b1(図8参照)と、を有する。表示装置6は、表示画面6aが前方から視認可能な状態に、ディスプレイ筐体3に支持されている。また、前面3a1の一部および表示画面6aは、図1に示されるパネル9の透明部によって覆われている。パネル9は、例えば、タッチパネル等である。
ディスプレイ筐体3は、ベース筐体2にY方向に沿って延びる回転中心Ax1(回転軸)を有したヒンジ7を介して回転可能に支持されている。ディスプレイ筐体3は、ヒンジ7の回転中心Ax1回りに回転することで、少なくとも、展開位置P1と、不図示の閉位置と、の間で移動可能である。
ディスプレイ筐体3が閉位置に位置された状態では、ベース筐体2の上面2a1とディスプレイ筐体3の前面3a1とが対向する。よって、閉位置では、キーボード4や、パームレスト8、表示画面6a等は、ベース筐体2およびディスプレイ筐体3によって隠れるため、操作不能である。
一方、ディスプレイ筐体3が展開位置P1に位置された状態では、ベース筐体の上面2a1とディスプレイ筐体3の前面3a1とが対向せず、キーボード4や、パームレスト8、表示画面6a等が露出する。展開位置P1では、所謂ノートブックモードとして使用され、ベース筐体2が不図示の机や台等の載置部に載せられた状態でキーボード4によって操作が行われる。
ディスプレイ筐体3は、例えば、一方向(図2および図8のD1方向)に扁平な直方体状に構成されている。ディスプレイ筐体3は、前壁3aや、後壁3b、下壁3c、左壁3d、上壁3e、右壁3f等の複数の壁部を有している。前壁3aは、前面3a1を含み、後壁3bは、後面3b1を含む。前壁3aは、四角形状の枠状に構成され、後壁3bは、四角形状の板状に構成されている。
左壁3dは、前壁3aおよび後壁3bのY方向の端部の間に亘り、右壁3fは、前壁3aおよび後壁3bのY方向の反対方向の端部の間に亘っている。左壁3dは、ディスプレイ筐体3の左端部3iを構成し、右壁3fは、ディスプレイ筐体3の右端部3kを構成している。左壁3d、右壁3f、下壁3c、および上壁3eは、側壁や、周壁、立壁等とも称される。
また、上壁3eは、ディスプレイ筐体3の上端部3jを構成し、下壁3cは、ディスプレイ筐体3の下端部3hを構成している。下端部3hは、ヒンジ7の回転中心Ax1と隣接(近接)している。上端部3jは、下端部3hよりもヒンジ7の回転中心Ax1と離間している。
また、ディスプレイ筐体3には、四つの角部3m〜3pが設けられている。角部3mは、左端部3iと上端部3jとの交差部によって構成され、角部3nは、上端部3jと右端部3kとの交差部によって構成されている。また、角部3oは、右端部3kと下端部3hとの交差部によって構成され、角部3pは、下端部3hと左端部3iとの交差部によって構成されている。各角部3m〜3pは、角丸(角R)状に構成されている。
また、ディスプレイ筐体3は、例えば、フロントカバー31や、リヤカバー32(図8参照)等の複数の部品(分割体)の組み合わせによって構成されている。フロントカバー31は、前壁3aと、下壁3c、左壁3d、上壁3e、および右壁3fのそれぞれの一部と、を含む。リヤカバー32は、後壁3bと、下壁3c、左壁3d、上壁3e、および右壁3fのそれぞれの一部と、を含む。フロントカバー31とリヤカバー32とは、例えば、爪やネジ等の結合具によって互いに結合されている。
図2は、図1の角部3mの近傍のフロントカバー31およびパネル9が取り外された状態の斜視図である。なお、以下の各図では、便宜上、ディスプレイ筐体3および弾性体10の厚さ方向が矢印D1で示され、ディスプレイ筐体3および弾性体10の縦幅方向が矢印D2で示される。D1方向は、ディスプレイ筐体3がベース筐体2に対して垂直な姿勢(状態)における図1のX方向に沿い、D2方向は、ディスプレイ筐体3がベース筐体2に対して垂直な姿勢における図1のZ方向に沿う。
図2に示されるように、ディスプレイ筐体3の角部3mには、弾性体10が設けられている。弾性体10は、例えば、エラストマやゴム等によって構成され、表示装置6とディスプレイ筐体3の左壁3dおよび上壁3eとの間に介在し、表示装置6を弾性的に支持している。本実施形態では、Y方向は、第一方向の一例であり、D1方向およびD2方向は、第二方向の一例である。また、左壁3dは、第一壁の一例であり、上壁3eは、第二壁の一例である。
また、弾性体10には、ディスプレイ筐体3内に配索されたケーブル40を保持可能な複数のケーブル保持部11e,12eが設けられている。ケーブル40は、例えば、上述したディスプレイ筐体3側のアンテナとベース筐体2側の基板とを電気的に接続するアンテナケーブル等である。弾性体10は、複数のケーブル保持部11e,12eによってケーブル40を保持することにより、ケーブル40が左壁3dおよび上壁3eと表示装置6との間の空間(配線通路)から外れるのを抑制することができる。
また、弾性体10は、例えば、ディスプレイ筐体3の四つの角部3m〜3p(図1参照)のそれぞれに対応して設けられうる。なお、角部3n,3o,3pにおける三つの弾性体10は、例えば、後述する角部3mの弾性体10と略対称となるように構成されてもよいし、略同じに構成されてもよいし、異なる形状や大きさに構成されてもよい。弾性体10は、クッション部材や、緩衝材、衝撃吸収材、スペーサ等とも称される。
次に、弾性体10についてより詳しく説明する。図3は、図2の弾性体10の拡大図であり、図4は、弾性体10の正面側からの斜視図であって、図3とは異なる角度から見た図である。また、図5は、弾性体10の背面側からの斜視図であり、図6は、弾性体10の断面図である。図3〜図6に示されるように、弾性体10は、例えば、第一部分11と、第二部分12と、第三部分13と、を有している。
第一部分11は、弾性体10のうち表示装置6と左壁3dとの間に介在される部分であり、第二部分12は、弾性体10のうち表示装置6と上壁3eとの間に介在される部分である。また、第三部分13は、弾性体10のうち表示装置6と角部3mとの間に介在される部分であり、第一部分11と第二部分12とを表示装置6の周囲を覆うように接続している。第一部分11および第二部分12は、支持部や、圧縮部、直線部等とも称され、第三部分13は、接続部や、屈曲部等とも称される。
第一部分11は、例えば、一対の接触面11a,11bと、一対の端面11c,11dと、ケーブル保持部11eと、を有している。端面11dは、第一部分11のD1方向の面であり、端面11cは、第一部分11のD1方向の反対方向の面である。端面11dは、ディスプレイ筐体3の前壁3aと面し、端面11cは、後壁3bと面する。
接触面11bは、第一部分11のY方向の面であり、左壁3dの内面と面する。本実施形態では、接触面11bは、後述する第三部分13の接触面13bおよび第二部分12の接触面12bと繋がっており、これら接触面11b〜13bによって一連の弾性体10の外側面が構成されている。
接触面11aは、第一部分11のY方向の反対方向の面であり、表示装置6の端面と面する。接触面11aは、後述する第三部分13の接触面13aおよび第二部分12の接触面12aと繋がっており、これら接触面11a〜13aによって一連の弾性体10の内側面が構成されている。
ケーブル保持部11eは、接触面11aのY方向に位置されている。ケーブル保持部11eは、D1方向において接触面11bと異なる位置に位置されている。ケーブル保持部11eは、例えば、第一部分11の端面11dからD1方向の反対方向に凹み、かつD1方向およびY方向に開放された略L字状(略V字状)の凹部である。ケーブル保持部11eは、このような構成(形状)によって、ケーブル40を左壁3dとの間に挟むようにして保持可能である。ケーブル保持部11eは、第一ケーブル保持部の一例である。
また、ケーブル保持部11eには、突出部11fが設けられている。突出部11fは、ケーブル保持部11eの側面11e2から部分的にY方向に突出している。突出部11fの先端と左壁3dとの間のY方向の開口幅は、ケーブル40の直径と略同じである。本実施形態では、このように突出部11fが部分的に設けられることによって、ケーブル保持部11eへのケーブル40の挿入性や組付性が高められている。
また、ケーブル保持部11eの底面11e1には、開口部11gが設けられている。開口部11gは、例えば、第一部分11をD1方向に貫通するとともに、D2方向に延びた長穴である。開口部11gは、接触面11aとY方向に並んで位置されている。また、開口部11gは、突出部11fとD1方向に重なって位置されている。
第二部分12は、例えば、一対の接触面12a,12bと、一対の端面12c,12dと、ケーブル保持部12eと、を有している。端面12dは、第二部分12のD1方向の面であり、端面12cは、第二部分12のD1方向の反対方向の面である。端面12dは、ディスプレイ筐体3の前壁3aと面し、端面12cは、後壁3bと面する。
接触面12aは、第二部分12のD2方向の面であり、表示装置6の端面と面する。また、接触面12bは、第二部分12のD2方向の反対方向の面であり、上壁3eの内面と面する。接触面12aは、接触面11a,13aとともに表示装置6を支持し、接触面12bは、接触面11b,13bとともにディスプレイ筐体3に支持される。
ケーブル保持部12eは、例えば、第二部分12の端面12dからD1方向の反対方向に凹み、かつD1方向に開放された略U字状(略C字状)の凹部である。ケーブル保持部12eは、このような構成(形状)によって、ケーブル40をD2方向に対向する一対の側面12e2の間に挟むようにして保持可能である。ケーブル保持部12eは、第二ケーブル保持部の一例である。
また、ケーブル保持部12eには、複数の突起12fが設けられている。突起12fは、ケーブル保持部12eの一対の側面12e2から互い違いにD2方向に沿って突出している。突起12fの先端と側面12e2との間のD2方向の開口幅は、ケーブル40の直径と略同じである。本実施形態では、このように突起12fが互い違いに設けられることによって、ケーブル40の保持性が高められている。
また、第二部分12の端面12cには、凹部12gが設けられている。凹部12gは、端面12cからD1方向に凹むとともに、Y方向に延びている。凹部12gは、例えば、ディスプレイ筐体3の後壁3bに設けられた不図示のリブと係合(嵌合)可能である。これにより、後壁3bに沿ったY方向およびD2方向への弾性体10の移動が制限される。凹部12gおよびリブは、位置決め部の一例である。
第三部分13は、例えば、一対の接触面13a,13bと、一対の端面13c,13dと、を有している。接触面13aは、第三部分13の内側の面であり、表示装置6の角部と面する。また、接触面13bは、第三部分13の外側の面であり、角部3mの内面と面する。
端面13dは、第三部分13のD1方向の面であり、端面13cは、第三部分13のD1方向の反対方向の面である。本実施形態では、端面13dは、ケーブル保持部11eの底面11e1およびケーブル保持部12eの底面12e1と繋がっており、これら底面11e1,12e1とともに一連のケーブル保持面を構成している。言い換えると、端面13dは、第一部分11の端面11dおよび第二部分12の端面12dに対してD1方向の反対方向に凹んでいる。
また、接触面13aの角部には、溝部13eが設けられている。溝部13eは、接触面13aから外側、すなわち接触面13b側に凹むとともに、第三部分13をD1方向に貫通している。溝部13eは、例えば、表示装置6の角部を収容可能であり、当該角部の逃げ溝として機能する。
ここで、本実施形態では、上述した複数の接触面11a,11b,12a,12b,13a,13bのうち少なくとも接触面11aは、D1方向から見た場合(図6参照)に、表示装置6側に凸となる弧状に構成されている。これにより、例えば、弾性体10の内側への表示装置6の挿入性や組付性が高められている。接触面11aは、第一接触面の一例である。
なお、接触面11aは、例えば、弾性体10の少なくとも自由状態において表示装置6側に凸となる弧状に構成されていればよい。言い換えると、接触面11aは、弾性体10の圧縮状態において略平坦状に弾性変形するように構成されてもよい。弧状は、円弧状や、弓形状等とも称される。
また、弾性体10は、この例には限定されず、例えば、接触面11bがD1方向から見た場合に左壁3d側に凸となる弧状に構成されてもよいし、接触面11a,11bの双方が弧状に構成されてもよい。接触面11bは、第二接触面の一例である。また、弾性体10は、例えば、接触面12a,12bがD1方向から見た場合に弧状となるように構成されてもよい。
また、本実施形態では、開口部11gのY方向に互いに対向する一対の内面11g1のうち少なくとも一方についても、D1方向から見た場合に他方側に凸となる弧状に構成されている。本実施形態では、一方の内面11g1は、弾性体10の少なくとも自由状態においては、他方の内面11g1に対して離間している。なお、弾性体10は、この例には限定されず、例えば、一対の内面11g1のそれぞれが弧状に構成されてもよい。
次に、弾性体10および表示装置6の組付方法について説明する。図7は、図8の表示装置6が取り付けられる前の状態の断面図であり、図8は、図2のVIII−VIII断面図であり、図9は、図2のIX−IX断面図である。なお、図7〜図9に示されるように、表示装置6とディスプレイ筐体3の後壁3bとの間には、表示装置6をD1方向に弾性的に支持する弾性体50が設けられうる。
図7に示されるように、まず、弾性体10,50をディスプレイ筐体3の角部3mに取り付ける。この場合、例えば、上述した弾性体10の凹部12gをD1方向から後壁3bに設けられうる不図示のリブに近づけて凹部12g内に挿入する。これにより、弾性体10がディスプレイ筐体3に対して位置決めされて、弾性体10の後壁3bに沿った移動が制限される。
次に、ケーブル40をD1方向からケーブル保持部11eに近づけて突出部11fと左壁3dとの間に挿入するとともに、ケーブル40をD1方向からケーブル保持部12e(図9参照)に近づけて突起12fと側面12e2との間に挿入する。これにより、ケーブル40が突出部11fと左壁3dとの間および突起12fと側面12e2との間に保持される。
次に、図8に示されるように、表示装置6を弾性体10の内側に取り付ける。この時、表示装置6によって接触面11aひいては第一部分11がY方向に圧縮されることによって、ケーブル40が突出部11fと左壁3dとの間でより強固に保持される。また、図9に示されるように、表示装置6によって接触面12aひいては第二部分12がD2方向に圧縮されることによって、ケーブル40が突起12fと側面12e2との間でより強固に保持される。
なお、第一部分11の接触面11aは、この例には限定されず、例えば、D2方向から見た場合(図7および図8参照)に表示装置6側に凸となる弧状に構成されてもよいし、D1方向から見た場合とD2方向から見た場合との双方で弧状となるように構成されてもよい。これにより、弾性体10の内側への表示装置6の挿入性や組付性がより向上しうる。D2方向は、第三方向等とも称される。
以上のように、本実施形態では、弾性体10は、表示装置6と面し、Y方向(第一方向)と交差したD1方向またはD2方向(第二方向)から見た場合に表示装置6側に凸となる弧状に構成された接触面11a(第一接触面)と、ディスプレイ筐体3(筐体)の左壁3d(第一壁)と面し、D1方向またはD2方向から見た場合に左壁3d側に凸となる弧状に構成された接触面11b(第二接触面)と、のうち少なくとも一方を有している。
このような構成によれば、例えば、接触面11a,11bが平坦状に構成された場合と比べて、接触面11a,11bと表示装置6または左壁3dとの接触面積が減ったり、弾性体10の断面係数(断面二次モーメント)が減ったりすること等によって、接触面11a,11bひいては弾性体10がY方向に圧縮されやすくなる。その結果、例えば、表示装置6や、ディスプレイ筐体3、弾性体10等の製造ばらつき(寸法交差)によって生じる組付性の悪化や弾性体10の圧縮反力の増大等が抑制され、ひいては表示装置6の組付時に生じる液晶割れ等の不都合を抑制することができる。
また、本実施形態では、少なくとも一方は、接触面11aである。
このような構成によれば、接触面11aによって表示装置6との接触面積(接触点)を減らすことができるため、例えば、弾性体10が取り付けられた状態のディスプレイ筐体3に表示装置6を組み付けるような場合に組付性がより向上しやすい。
また、本実施形態では、弾性体10には、Y方向において接触面11aと並んだ開口部11gが設けられている。
このような構成によれば、例えば、開口部11gによって接触面11aひいては弾性体10がY方向により圧縮されやすくなるため、表示装置6の組付性の悪化や弾性体10の圧縮反力の増大等がより抑制されやすい。
また、本実施形態では、開口部11gは、Y方向に互いに対向した一対の内面11g1を有し、一対の内面11g1のうち少なくとも一方は、D1方向またはD2方向から見た場合に他方側に凸となる弧状に構成されている。
このような構成によれば、例えば、一対の内面11g1の当接によって、接触面11aひいては弾性体10のY方向の圧縮量や変形量等を制限することができる。その結果、例えば、表示装置6のディスプレイ筐体3への組付状態において、表示装置6がディスプレイ筐体3に入力された外力等によって弾性体10に対して不用意に動いたりするのを抑制することができる。
また、本実施形態では、弾性体10は、接触面11aのY方向に位置され、ディスプレイ筐体3内のケーブル40を左壁3dとの間に挟むように保持可能なケーブル保持部11e(第一ケーブル保持部)を有している。
このような構成によれば、例えば、表示装置6の組付けに伴う接触面11aひいてはケーブル保持部11eのY方向の弾性変形を利用して、ケーブル40をより強固に保持することができる。
また、本実施形態では、ケーブル保持部11eには、左壁3dに向かって部分的に突出した突出部11fが設けられている。
このような構成によれば、例えば、突出部11fがケーブル保持部11eの全体的に設けられた場合と比べて、ケーブル保持部11e(凹部)へのケーブル40の挿入性や組付性等がより向上しやすい。
また、本実施形態では、弾性体10は、少なくとも接触面11aを有した第一部分11と、表示装置6とディスプレイ筐体3における左壁3dと交差した上壁3e(第二壁)との間に介在し、表示装置6を弾性的に支持する第二部分12と、第一部分11と第二部分12とを表示装置6の周囲を覆うように接続した第三部分13と、を有している。
このような構成によれば、例えば、第一部分11、第二部分12、および第三部分13によって、表示装置6の角部を弾性的に支持したり保護したりすることのできる弾性体10が得られうる。また、例えば、第一部分11と第二部分12とが個別に設けられた場合と比べて、部品点数を減らすことができる分、製造の手間やコスト等をより低くすることができる。
また、本実施形態では、第二部分12は、ディスプレイ筐体3内のケーブル40を保持可能なケーブル保持部12e(第二ケーブル保持部)を有している。
このような構成によれば、例えば、ケーブル保持部12eによって左壁3dとは異なる上壁3eに設けられたケーブル40を保持することができ、ひいてはケーブル40を表示装置6の周縁部に沿って配索することができる。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…電子機器、3…ディスプレイ筐体(筐体)、3d…左壁(第一壁)、3e…上壁(第二壁)、6…表示装置、6a…表示画面、10…弾性体、11…第一部分、11a…接触面(第一接触面)、11b…接触面(第二接触面)、11e…ケーブル保持部(第一ケーブル保持部)、11f…突出部、11g…開口部、11g1…内面、12…第二部分、12e…ケーブル保持部(第二ケーブル保持部)、13…第三部分、40…ケーブル、D1,D2…第二方向、Y…第一方向。
本発明の第一態様にかかる電子機器は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された第一壁を有し、前記表示装置を収容した筐体と、前記表示装置と前記第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体と、を備え、前記弾性体は、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一接触面の前記第一方向に位置され、前記筐体内のケーブルを前記第一壁との間に挟むように保持可能な第一ケーブル保持部と、を有し、前記第一ケーブル保持部には、前記第一壁に向かって部分的に突出し前記ケーブルと接触した突出部が設けられ、前記弾性体には、前記第一方向において前記第一接触面と並び前記第二方向において前記突出部と並ぶ開口部が設けられる
本発明の第二態様にかかる電子機器は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された第一壁を有し、前記表示装置を収容した筐体と、前記表示装置と前記第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体と、を備え、前記弾性体は、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一接触面を有した第一部分と、前記表示装置と前記筐体における前記第一壁と交差した第二壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する第二部分と、前記第一部分と前記第二部分とを前記表示装置の周囲を覆うように接続した第三部分と、を有し、前記第二部分は、前記筐体内のケーブルを挟む一対の側面を有したケーブル保持部を有し、前記一対の側面に複数の突起が設けられる。
本発明の第三態様にかかる電子機器は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された第一壁を有し、前記表示装置を収容した筐体と、前記表示装置と前記第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体と、を備え、前記弾性体は、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一接触面を有した第一部分と、前記表示装置と前記筐体における前記第一壁と交差した第二壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する第二部分と、前記第一部分と前記第二部分とを前記表示装置の周囲を覆うように接続した第三部分と、を有し、前記第二部分は、前記筐体内のケーブルを保持可能なケーブル保持部を有し、前記第二部分には、前記筐体に設けられたリブと係合可能な凹部が設けられる。
また、本発明の第態様にかかる弾性体は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された筐体の第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体であって、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一接触面の前記第一方向に位置され、前記筐体内のケーブルを前記第一壁との間に挟むように保持可能な第一ケーブル保持部と、を有し、前記第一ケーブル保持部には、前記第一壁に向かって部分的に突出し前記ケーブルと接触した突出部が設けられ、前記弾性体には、前記第一方向において前記第一接触面と並び前記第二方向において前記突出部と並ぶ開口部が設けられる
また、本発明の第五態様にかかる弾性体は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された筐体の第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体であって、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一接触面を有した第一部分と、前記表示装置と前記筐体における前記第一壁と交差した第二壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する第二部分と、前記第一部分と前記第二部分とを前記表示装置の周囲を覆うように接続した第三部分と、を有し、前記第二部分は、前記筐体内のケーブルを挟む一対の側面を有したケーブル保持部を有し、前記一対の側面に複数の突起が設けられる。
また、本発明の第六態様にかかる弾性体は、表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された筐体の第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体であって、前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、前記第一接触面を有した第一部分と、前記表示装置と前記筐体における前記第一壁と交差した第二壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する第二部分と、前記第一部分と前記第二部分とを前記表示装置の周囲を覆うように接続した第三部分と、を有し、前記第二部分は、前記筐体内のケーブルを保持可能なケーブル保持部を有し、前記第二部分には、前記筐体に設けられたリブと係合可能な凹部が設けられる。

Claims (9)

  1. 表示画面を有した表示装置と、
    前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された第一壁を有し、前記表示装置を収容した筐体と、
    前記表示装置と前記第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体と、
    を備え、
    前記弾性体は、
    前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、
    前記第一壁と面し、前記第二方向から見た場合に前記第一壁側に凸となる弧状に構成された第二接触面と、
    のうち少なくとも一方を有した、電子機器。
  2. 前記少なくとも一方は、前記第一接触面である、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記弾性体には、前記第一方向において前記第一接触面と並んだ開口部が設けられた、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記開口部は、前記第一方向に互いに対向した一対の内面を有し、
    前記一対の内面のうち少なくとも一方は、前記第二方向から見た場合に他方側に凸となる弧状に構成された、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記弾性体は、前記第一接触面の前記第一方向に位置され、前記筐体内のケーブルを前記第一壁との間に挟むように保持可能な第一ケーブル保持部を有した、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  6. 前記第一ケーブル保持部には、前記第一壁に向かって部分的に突出した突出部が設けられた、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記弾性体は、
    少なくとも前記第一接触面を有した第一部分と、
    前記表示装置と前記筐体における前記第一壁と交差した第二壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する第二部分と、
    前記第一部分と前記第二部分とを前記表示装置の周囲を覆うように接続した第三部分と、
    を有した、請求項1〜6のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 前記第二部分は、前記筐体内のケーブルを保持可能な第二ケーブル保持部を有した、請求項7に記載の電子機器。
  9. 表示画面を有した表示装置と、前記表示装置の前記表示画面に沿う第一方向に位置された筐体の第一壁との間に介在し、前記表示装置を弾性的に支持する弾性体であって、
    前記表示装置と面し、前記第一方向と交差した第二方向から見た場合に前記表示装置側に凸となる弧状に構成された第一接触面と、
    前記第一壁と面し、前記第二方向から見た場合に前記第一壁側に凸となる弧状に構成された第二接触面と、
    のうち少なくとも一方を有した、弾性体。
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