JP2020134011A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機の熱を除霜に利用しつつ、ユーザが不快に感じる音の発生を抑制する冷蔵庫を提供することを目的とする。【解決手段】冷蔵庫が有する冷凍サイクルは、第1の凝縮器107の下流側に設置された流路切り換えバルブ202で、冷気を生成するために冷媒を蒸発器106に供給する冷却経路と、冷媒を加熱し、加熱した冷媒を蒸発器106に供給することで除霜を行う除霜経路とに分岐する。除霜経路を流れる冷媒は、圧縮機105から第1の凝縮器107に冷媒が供給される経路と熱交換することで加熱される。また、除霜経路において、加温側蒸発器211が圧縮機105の風上側に設けられる。除霜経路において蒸発器106から吐出した冷媒は、加温側蒸発器211において蒸発した後に圧縮機105に戻る。【選択図】図3

Description

本発明は冷蔵庫に関する。
蒸発器に付着した霜を融解する除霜機能を備える冷蔵庫が知られている。除霜機能は、蒸発器の下方に除霜ヒータを設け、この除霜ヒータに通電することで実現することが一般的である。一方、特許文献1には、圧縮機の出口と、蒸発器に配設される除霜パイプとを接続する経路を設け、圧縮機から吐出される高温の冷媒を除霜パイプに供給して除霜を行う冷蔵庫が開示されている。特許文献1の冷蔵庫は、圧縮機の熱を除霜に利用できる。
また、特許文献2には、四方弁を用いて蒸発器と庫外凝縮器の経路を入換え、圧縮機から吐出される高温の冷媒を蒸発器に供給して除霜を行うとともに、庫外凝縮器で蒸発させてから圧縮機に還流する冷蔵庫が開示されている。特許文献1の冷蔵庫と同様に、特許文献2の冷蔵庫は圧縮機の熱を除霜に利用できる。
特開昭58−024774号公報 特開2018−004170号公報
特許文献1の構成では、除霜時に三方弁を用いて冷媒の流路を除霜パイプに切り換えるが、三方弁を流れる冷媒の流速が速いため、三方弁において音が発生する。冷蔵庫の近くのユーザは、この音を不快に感じる。
そこで本発明は、圧縮機の熱を除霜に利用しつつ、ユーザが不快に感じる音の発生を抑制する冷蔵庫を提供することを目的とする。
また、特許文献2の構成では、除霜時に庫外凝縮器で発生する冷却量が圧縮機の放熱量を越えるため、冷蔵庫の機械部から周囲温度より低温の空気が吐出され、冷蔵庫の周辺で結露が発生する懸念が生じる。
そこで本発明は、圧縮機の熱を除霜に利用しつつ、冷蔵庫の機械部から吐出される空気温度の低下を抑制して、冷蔵庫の周辺での結露発生を防止することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明が提供する冷蔵庫は、圧縮機、第1の凝縮器、第2の凝縮器、蒸発器を備え、前記圧縮機から前記第1の凝縮器に冷媒が供給される冷凍サイクルを有する冷蔵庫であって、前記冷凍サイクルは、前記第1の凝縮器の下流側で、冷気を生成するために冷媒を前記蒸発器に供給する冷却経路と、冷媒を加熱し、加熱した冷媒を前記蒸発器に供給することで除霜を行う除霜経路とに分岐し、前記冷却経路において、冷媒は、前記第2の凝縮器を通過したうえで前記蒸発器に供給され、前記除霜経路を流れる冷媒は、前記圧縮機から前記第1の凝縮器に冷媒が供給される経路と熱交換することで加熱され、前記除霜経路において、加温側蒸発器が前記圧縮機の風上側に設けられ、前記除霜経路において前記蒸発器から吐出した冷媒は、前記加温側蒸発器において蒸発したうえで前記圧縮機に戻ることを特徴とする。
また、本発明が提供する冷蔵庫は、前記除霜経路において前記加温側蒸発器で蒸発する冷媒は、前記冷蔵庫周囲の外気の露点温度より30℃以上低いことを特徴とする。
本発明によれば、圧縮機の熱を除霜に利用しつつ、ユーザが不快に感じる音の発生を抑制できる。
また、本発明によれば、圧縮機の熱を除霜に利用しつつ、冷蔵庫の機械部から吐出される空気温度の低下を抑制して、冷蔵庫の周辺での結露発生を防止できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 同冷蔵庫の第1の機械室の縦断面図 同冷蔵庫の冷凍サイクルを示す図 同冷蔵庫の除霜モードにおける冷蔵庫の動作を示す図 同冷蔵庫が実行する処理を示すフローチャート図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(実施の形態1)
図1は、冷蔵庫100の縦断面を示す図である。冷蔵庫100は、冷蔵室101、冷蔵室101の下部に設けられた冷凍室102、冷蔵庫100の上部に設けられた第1の機械室103、冷蔵庫100の下部に設けられた第2の機械室104を有する。また、冷蔵庫100は、冷凍サイクルを構成する部品として、第1の機械室103に収容されている圧縮機105、冷凍室102の背面に収容されている蒸発器106、第2の機械室104に収容されている第1の凝縮器107を有する。
第2の機械室104は、隔壁108によって2つの区画に分割されている。隔壁108には、第1の凝縮器107を空冷するファン109が設けられている。ファン109の風上側に第1の凝縮器107が収容されていて、ファン109の風下側に蒸発皿110が収容されている。
冷凍室102には、蒸発器106が生成する冷気を冷蔵室101と冷凍室102に供給する冷却ファン111、冷凍室102に供給される冷気を遮断するための冷凍室ダンパー112が収容されている。また、冷蔵室101には、冷蔵室101に冷気を供給するダクト113、冷蔵室101に供給される冷気を遮断するための冷蔵室ダンパー114が収容されている。また、冷凍室102には、蒸発器106の温度を検出するための温度センサ115が収容されている。
図2は、冷蔵庫100の第1の機械室103の縦断面を示す図である。第1の機械室103の最も風上側に加温側蒸発器211が収納されており、加温側蒸発器211の風下側に能力調整用凝縮器213及び加温側蒸発器ファン214、圧縮機105が収納されている。
また、加温側蒸発器211の入口配管は多段膨張回路210に接続され、加温側蒸発器211の出口配管は加温側吸入管212を介して、吸入管206に接続されている。ここで、加温側吸入管212は、第1の機械室103内の雰囲気温度に保たれた蓄熱材216と熱結合されている。
また、加温側蒸発器211の下部には、加温側蒸発器211の結露水を一時的に貯留する加温側蒸発皿215が設置されている。
ここで、蓄熱材216は融点10〜40℃のパラフィン系潜熱蓄熱材からなり、第1の機械室103内の雰囲気温度で融解した状態に保たれているので、加温側蒸発器211で蒸発仕切れなかった液冷媒が加温側吸入管212に侵入した場合でも、蓄熱材216と熱結合して液冷媒を蒸発させることにより、吸入管206に液冷媒が侵入することを防止できる。
なお、図1及び図2で説明した構成の他に、冷蔵庫100は、除霜ヒータ200や図3で説明する冷凍サイクルを構成する部品を収容している。
次に図3を用いて、冷蔵庫100の冷凍サイクルを説明する。圧縮機105から吐出された冷媒は、能力調整用凝縮器213及び第1の凝縮器107で外気と熱交換を行い、一部の気体を残して凝縮する。第1の凝縮器107を通過した冷媒は、ドライヤ201によって水分が除去され、流路切り換えバルブ202に流入する。流路切り換えバルブ202に流入する冷媒は、液相冷媒と気相冷媒が混在する状態である。流路切り換えバルブ202によって、冷媒の流路は、冷却経路と除霜経路とに分岐する。
冷却経路は、冷気を生成するために冷媒を蒸発器106に供給する経路である。一方、除霜経路は、冷媒を加熱し、加熱した冷媒を蒸発器106に供給することで除霜を行う経路である。
まず、冷却経路について説明する。冷却経路は、流路切り換えバルブ202から第2の凝縮器203に冷媒が流れる経路である。第2の凝縮器203は、冷蔵庫100の扉(冷蔵室101の扉と冷凍室102の扉のいずれか、又は、両方)に這わされている。第2の凝縮器203を通過する冷媒は、外部に放熱することで冷蔵庫100の扉を温め、冷蔵庫100の扉で結露が発生することを防止する。第2の凝縮器203を通過して液化した冷媒は、第1の絞り204によって減圧され、蒸発器106で蒸発する。冷媒が蒸発器106で蒸発することで冷気が生成され、この冷気が冷蔵室101と冷凍室102の冷却に利用される。なお、第2の凝縮器203と第1の絞り204との間には、二方弁205が設けられている。蒸発器106を通過した冷媒は、吸入管206を介して圧縮機105に戻る。
次に、除霜経路について説明する。除霜経路は、流路切り換えバルブ202から第2の絞り207に冷媒が流れる経路である。冷媒は第2の絞り207によって減圧され、第2の絞り207を通過した冷媒は、第1の熱交換部208において、圧縮機105から第1の凝縮器107に冷媒が供給される経路と熱交換することで加熱され、気化する。そして、蒸発器106に供給された冷媒が蒸発器106を加熱することで、蒸発器106の除霜が実現される。
なお、第2の絞り207から吐出された冷媒が流れる配管を、圧縮機105から第1の凝縮器107に冷媒が供給される配管の一部と例えば1m〜2m程度はんだ付けすることで、第1の熱交換部208が形成される。また、第1の熱交換部208を冷蔵庫100の筐体の外壁面に形成することで、筐体の顕熱を、除霜経路における冷媒の加熱に利用できる。
また、冷媒が第1の凝縮器107を通過することで、冷媒の一部が液化して冷媒の体積が減少し、流路切り換えバルブ202を流れる冷媒の流速が遅くなる。圧縮機105から吐出された、流速が速い気相冷媒がそのまま流路切り換えバルブ202を流れる訳ではないため、ユーザが不快に感じる音が流路切り換えバルブ202から発生することを抑制できる。
除霜経路について引き続き説明する。蒸発器106を加熱しながら凝縮した冷媒は、第3の絞り209によって再度減圧され、多段膨張回路210を介して加温側蒸発器211に供給され、加温側蒸発器211の蒸発機構によって蒸発する。加温側蒸発器211を通過した冷媒は、加温側吸入管212及び吸入管206を介して圧縮機105に戻る。
ここで、加温側蒸発器211における冷媒の蒸発温度は、第3の絞り209の減圧量や圧縮機105の回転数によって調整され、通常−25〜−15℃に保たれる。これによって、第1の機械室103に流入する外気に含まれる水蒸気を凝縮して凝縮潜熱を利用することができ、加温側蒸発器211を通過する外気の温度低下を抑制して、風下に位置する圧縮機105などの廃熱を受けた後、冷蔵庫100の周囲と大差ない温度まで上昇して第1の機械室103から排出することができる。
一般に、除霜経路を用いて蒸発器106を加熱する場合、蒸発器106の加熱量に相当する冷却熱量を加温側蒸発器211から奪う必要がある。一方、蒸発器106の加熱量は圧縮機105などの廃熱の2〜3倍となるので、効率よく蒸発器106の除霜が行えるのだが、第1の機械室103において圧縮機105などの放熱量よりも、加温側蒸発器211の冷却熱量が上回ることにより、第1の機械室103から周囲温度より低温の空気が排出され、冷蔵庫の周辺で結露が発生する懸念が生じる。
そこで、加温側蒸発器211における冷媒の蒸発温度を外気の露点に対して大幅に(望ましくは露点より30℃以上)低下させて、外気に含まれる水蒸気を凝縮して凝縮潜熱を利用することで空気温度の低下を抑制することが望ましい。
また、第3の絞り209は内径φ0.5〜1mmのキャピラリーチューブ、多段膨張回路210はφ1.5〜3mmの細径管からなり、加温側蒸発器211の内径φ6〜9mmの冷媒配管に向けて段階的に太くすることで、急激な冷媒の膨張や速度変化による異音の発生を抑制するとともに、管外表面積を抑えることで管表面への着霜量を減らして結露水の流出などの問題を軽減するものである。
従って、第3の絞り209の大部分を冷蔵庫100の筐体を構成する断熱材(図示せず)に埋設して、多段膨張回路210の一部と加温側蒸発器211との接続部のみを第1の機械室103内の雰囲気に露出するに留めることが望ましい。
なお、本実施の形態では、蓄熱材216として融点10〜40℃のパラフィン系潜熱蓄熱材を用いたが、蓄熱材216として汎用樹脂やゴム材料などの熱伝導部材を用いるとともに、第1の機械室103の壁面を構成する構成部材(図示せず)や圧縮機105、冷蔵庫100の外郭を構成する構成部材(図示せず)と熱結合してもよい。
第1の機械室103や冷蔵庫100の外郭を構成する構成部材(図示せず)、圧縮機105は顕熱蓄熱材であるが、加温側吸入管212に比べて重量があるので、還流する液冷媒を蒸発させるための十分な熱容量を有する。
次に図4を用いて、蒸発器106の除霜を行う除霜モードにおける、冷蔵庫100の動作を説明する。図4は、左から右に進むにつれて時間の経過が進むことを示す。
圧縮機105の「ON」は、圧縮機105が動作していることを示す。また、圧縮機105の「OFF」は、圧縮機105が停止していることを示す。
加温側蒸発器ファン214の「ON」は、加温側蒸発器ファン214が動作していることを示す。また、加温側蒸発器ファン214の「OFF」は、加温側蒸発器ファン214が停止していることを示す。
流路切り換えバルブ202の「冷却」は、流路切り換えバルブ202から冷却経路への流路が開放され、流路切り換えバルブ202から除霜経路への流路が閉塞されていることを示す。また、流路切り換えバルブ202の「除霜」は、流路切り換えバルブ202から除霜経路への流路が開放され、流路切り換えバルブ202から冷却経路への流路が閉塞されていることを示す。
また、流路切り換えバルブ202の「全閉」は、流路切り換えバルブ202から冷却経路への流路、及び、流路切り換えバルブ202から除霜経路への流路の両方が閉塞されていることを示す。
二方弁205の「開放」は、二方弁205が開放されていることを示す。また、二方弁205の「閉塞」は、二方弁205が閉塞されていることを示す。
冷却ファン111の「ON」は、冷却ファン111が動作していることを示す。また、冷却ファン111の「OFF」は、冷却ファン111が停止していることを示す。
冷凍室ダンパー112の「開放」は、冷凍室ダンパー112が開放されていることを示す。また、冷凍室ダンパー112の「閉塞」は、冷凍室ダンパー112が閉塞されていることを示す。
冷蔵室ダンパー114の「開放」は、冷蔵室ダンパー114が開放されていることを示す。また、冷蔵室ダンパー114の「閉塞」は、冷蔵室ダンパー114が閉塞されていることを示す。
除霜ヒータ200の「ON」は、除霜ヒータが通電され、除霜ヒータによる除霜が行われていることを示す。一方、除霜ヒータ200のOFFは、除霜ヒータへの通電が停止し、除霜ヒータによる除霜が行われていないことを示す。
タイミングT1は、圧縮機105の運転時間の累積が所定時間に達したタイミングである。タイミングT1において、冷蔵庫100は、通常の冷却モードから除霜モードに移行する。除霜によって冷凍室102の温度が上昇することが想定されるため、冷蔵庫100は、冷凍室ダンパー112をしばらくの間開放することで、除霜を開始する前に冷凍室102の温度を低下させる。
次にタイミングT2において、流路切り換えバルブ202の状態が「冷却」から「除霜」に切り換わる。タイミングT2において冷媒の流路が冷却経路から除霜経路に切り換わることで、加熱された冷媒が蒸発器106に供給されるようになり、蒸発器106の除霜が開始される。除霜経路による除霜は、蒸発器106の上側で行われる。蒸発器106の下側の除霜は、後述する除霜ヒータ200によって行われる。
また、タイミングT2において、二方弁205の状態が「開放」から「閉塞」に切り換わる。タイミングT2において二方弁205を閉塞することで、第2の凝縮器203の入口出口が閉塞した状態となり、冷媒を貯留する。
これによって、除霜運転に適正な冷媒量に調整することができ、第1の凝縮器107の乾き度を0〜50%とすることで、流路切り換えバルブ202の冷媒流速を抑えて冷媒流音の発生を防ぐことができる。これは、第1の凝縮器107の乾き度50%を越えると冷媒流速の増加に伴い、流路切り換えバルブ202における冷媒流音が大きくなるためである。
また、第1の凝縮器107の乾き度0%を下回る、すなわち過冷却の状態になると、冷媒のエンタルピーが失われて第1の熱交換部208において冷媒の気化が不十分となり、蒸発器106を除霜する熱量が低下する問題が発生する。
なお、本実施の形態では、タイミングT2において流路切り換えバルブ202と二方弁205を同時に切り換えたが、流路切り換えバルブ202を「冷却」から「除霜」に切り換えた所定時間後に二方弁205を「開放」から「閉塞」に切り換えると、第2の凝縮器203の冷媒貯留量を低下させることができ、二方弁205を「開放」から「閉塞」に切り換えた所定時間後に流路切り換えバルブ202を「冷却」から「除霜」に切り換えると、第2の凝縮器203の冷媒貯留量を増加させることができるので、外気温度などの諸条件に合わせて最適な冷媒量に調整することができる。
また、タイミングT2において、冷凍室ダンパー112の状態が「開放」から「閉塞」に切り換わり、冷蔵室ダンパー114の状態が「閉塞」から「開放」に切り換わる。これは、冷蔵室101の内部の空気を循環させながら蒸発器106を空気側からも加熱することで、蒸発器106の配管に残留する冷媒を蒸発させて圧縮機105に戻すためである。
次にタイミングT3において、冷却ファン111の状態が「ON」から「OFF」に切り換わり、冷蔵室ダンパー114の状態が「開放」から「閉塞」に切り換わる。冷蔵室ダンパー114を閉塞し、かつ、冷却ファン111を停止するのは、蒸発器106の配管に残留する冷媒が蒸発し、蒸発器106の温度が冷蔵室101の空気温度に近づいて熱交換が困難になるからである。
次にタイミングT4において、冷凍室ダンパー112の状態が「閉塞」から「開放」に切り換わり、除霜ヒータ200の状態が「OFF」から「ON」に切り換わる。除霜ヒータ200への通電が開始されることで、蒸発器106の下側の除霜が開始される。
タイミングT5は、温度センサ115が検知する温度が所定の温度に達したタイミングであり、蒸発器106の除霜が完了したと冷蔵庫100が判断するタイミングである。
タイミングT5において、圧縮機105の状態が「ON」から「OFF」に切り換わる。これによって、除霜経路の運転を停止するとともに、除霜経路内が略均圧化するまでこの状態をタイミングT5からタイミングT6まで所定時間維持する。一方、蒸発器106の下側に落下した霜を溶かし切るために、除霜ヒータ200はタイミングT5からタイミングT7まで所定時間「ON」の状態を維持する。
次にタイミングT6において、加温側蒸発器ファン214の状態が「ON」から「OFF」に、流路切り換えバルブ202の状態が「除霜」から「冷却」に、二方弁205が「閉塞」から「開放」に、冷凍室ダンパーが「閉塞」から「開放」に、それぞれ切り換わる。
なお、除霜経路内が略均圧化するまでタイミングT5からタイミングT6まで所定時間維持するのは、流路切り換えバルブ202や二方弁205を切り換えた際に急激に冷媒が流れて不快な騒音が発生することを防ぐためである。また、タイミングT5からタイミングT6まで加温側蒸発器ファン214の状態を「ON」とするのは、吸入管206を介して蒸発器106と接続されている加温側蒸発器211の温度を速やかに上昇させるためである。
次にタイミングT7において、除霜ヒータ200の状態が「ON」から「OFF」に切り換わる。その後、除霜ヒータ200の余熱が冷めるまでタイミングT8まで待機する。
タイミングT8において、圧縮機105の状態を「OFF」から「ON」に切り換えて、冷却経路の運転を開始する。そして、蒸発器106の温度が十分低下するまでタイミングT9まで所定時間待った後、加温側蒸発器ファン214の状態が「OFF」から「ON」に、冷却ファンの状態が「OFF」から「ON」に切り換わる。タイミングT9において、冷蔵庫100は除霜モードから冷却モードに移行する。
次に、冷蔵庫100が実行する処理を、図5のフローチャートに示す。図5のフローチャートに示す各ステップは、冷蔵庫100のCPUが冷蔵庫100のROM等のメモリに格納された制御プログラムを実行することによって実現される。なお、CPUやROMは図1には図示されていないが、CPUやROMで構成される制御基板が冷蔵庫100の天面に収容されている。
ステップ401において、CPUは、除霜を行うか否かを判定する。本実施の形態では、圧縮機105の運転時間の累積が所定時間に達した場合に、除霜を行うとCPUが判定し、処理はステップ402に進む。この動作は図4のタイミングT2に相当する。
次にステップ402において、CPUは、冷媒の流路を除霜経路に切り換える。CPUは、冷媒の流路を冷却経路から除霜経路に切り換えるように流路切り換えバルブ202を制御する。冷媒の流路が除霜経路に切り換わることで、第1の熱交換部208で加熱された冷媒が蒸発器106に供給されるようになり、蒸発器106の除霜が行われる。
なお、除霜経路による除霜は、蒸発器106の上側を中心に行われる。この動作は図4のタイミングT2からT4に相当する。
次にステップ403において、CPUは、除霜ヒータ200の動作を開始する。CPUが除霜ヒータ200への通電を開始することで、蒸発器106の除霜が行われる。なお、除霜ヒータ200による除霜は、蒸発器106の下側を中心に行われる。この動作は図4のタイミングT4からT5に相当する。
次にステップ404において、CPUは、除霜が完了したか否かを判定する。本実施の形態では、温度センサ115が検知する温度が所定の温度に達した場合に、除霜が完了したとCPUが判定し、処理はステップ405に進む。この動作は図4のタイミングT5に相当する。
次にステップ405において、CPUは、冷媒の流路を冷却経路に戻し、また、除霜ヒータ200の動作を停止する。CPUは、冷媒の流路を除霜経路から冷却経路に切り換えるように流路切り換えバルブ202を制御する。また、CPUは、除霜ヒータ200への通電を停止する。この動作は図4のタイミングT5からT7に相当する。
次にステップ406において、CPUは、所定時間待機した後、圧縮機105を先行して駆動する。そして、CPUは、加温側蒸発器ファン214と冷却ファン111を駆動して送風を開始することで冷蔵庫100の冷却運転を開始する。この動作は図4のタイミングT7からT9に相当する。
本実施の形態では、1つのCPUが図5のフローチャートに示す各ステップが実現されると説明したが、複数のCPUが協働することで実現される構成にしても良い。
本実施の形態によれば、除霜経路を流れる冷媒が、第1の熱交換部208において圧縮機105から吐出された高温の冷媒によって加熱されるため、圧縮機105の熱を除霜に利用できる。また、圧縮機105から吐出された冷媒がそのまま流路切り換えバルブ202を流れる訳ではないため、ユーザが不快に感じる音が流路切り換えバルブ202から発生することを抑制できる。
本発明は、家庭用の冷蔵庫や冷凍庫、業務用の冷蔵庫や冷凍庫に適用できる。
100 冷蔵庫
105 圧縮機
106 蒸発器
107 第1の凝縮器
200 除霜ヒータ
202 流路切り換えバルブ
203 第2の凝縮器
210 多段膨張回路
211 加温側蒸発器
212 加温側吸入管
216 蓄熱材

Claims (8)

  1. 圧縮機、第1の凝縮器、第2の凝縮器、蒸発器を備え、前記圧縮機から前記第1の凝縮器に冷媒が供給される冷凍サイクルを有する冷蔵庫であって、
    前記冷凍サイクルは、前記第1の凝縮器の下流側で、冷気を生成するために冷媒を前記蒸発器に供給する冷却経路と、冷媒を加熱し、加熱した冷媒を前記蒸発器に供給することで除霜を行う除霜経路とに分岐し、
    前記冷却経路において、冷媒は、前記第2の凝縮器を通過したうえで前記蒸発器に供給され、
    前記除霜経路を流れる冷媒は、前記圧縮機から前記第1の凝縮器に冷媒が供給される経路と熱交換することで加熱され、
    前記除霜経路において、加温側蒸発器が前記圧縮機の風上側に設けられ、
    前記除霜経路において前記蒸発器から吐出した冷媒は、前記加温側蒸発器において蒸発したうえで前記圧縮機に戻ることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 除霜経路において加温側蒸発器で蒸発する冷媒は、冷蔵庫周囲の外気の露点温度より30℃以上低いことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 除霜経路において、加温側蒸発器と圧縮機とを接続する加温側吸入管と、加温側吸入管と熱結合する蓄熱材とを有し、加温側蒸発器から吐出した冷媒は前記蓄熱材と熱交換することで加熱されることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 除霜経路において、加温側蒸発器の入口側に接続された多段膨張回路を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 除霜経路において、第1の凝縮器の下流側の乾き度を適正範囲に調整する手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 除霜を行う場合に、冷蔵庫は、冷媒が流れる流路を冷却経路から除霜経路に切り換えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 除霜が完了した場合に、冷蔵庫は、冷媒が流れる流路を除霜経路から冷却経路に戻すことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 冷媒が流れる流路が除霜経路に切り換えられた後に、冷蔵庫は、除霜ヒータの動作を開始することを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
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